一夏「バルス!」箒「・・・なんだ?」 (7)

一夏「箒知らないのか?あの有名な作品を、そしてバルス!を」

箒「バルス…」

一夏「ほらあの宮崎駿作品のラピュラだってラピュタ!」

箒「あ、ああ…あれか…それでそれがどうしたというんだ一夏」

一夏「いや最近久々にDVD借りて見たんだが、いやぁ~…相変わらずいい作品だった…」

箒「そうか……な、ならば一夏…次は…」

一夏「だから次は一緒に見ようぜ、箒」

箒「!?…そ、そうだな!うむ!それがいい!私は映画を見るほど暇ではないがまあ一夏が見たいって言うなら付き合ってやるぞ、うん!」

一夏「よし、じゃあ今度楽しみにしてるぜ箒、じゃ、授業行くか」

箒「あ、ああ!」

一夏「…」ニヤッ

授業中
千冬「~~~~…」

箒「……ふふ」ニヤニヤ

箒(まさかあの一夏のほうから誘ってくるとは…少しは昔よりも幼馴染を尊重する気になったのか…)

箒(……やっと私の方に向いてくれたか…一夏…)

パラ…

箒「?」

箒(スカートが…破れ落ちた?……どこかで引っ掛けてしまったのか?)

パラ…パラ…

箒(!…また破れ落ちた……おかしい…普通こんな破れ方はしない…どういうことだ…)

3分後

箒「っ…!っ…!」

箒(もうスカートが半分以上無くなってしまった……どうすれば……)

箒「………」

箒(……いやもしかしたらまた姉さんが変なことを企てているんじゃ…)

パラ…パラ…

箒(こんなことを考え付く人はあの人しか考えられないっ…!)

箒(と、とにかく今この場をどうにかしなくては……こんな姿を他の皆に…一夏に見られたら…)

千冬「……之…篠ノ之箒!」

箒「っ!は、はいっ!」ガタッ

パラパラパラ…

箒(っ!勢いよく立ってしまったせいでスカートが…!)

千冬「私の授業を上の空で聞くとは…篠ノ之…私の授業に何か不満でもあるのか?」

箒「い、いえ!そんなつもりは…!」パラッ…

箒(!…また…)

「ねぇ…篠ノ之さんの服…」

「スカートがボロボロ…」

「………エロい」

箒「っ…うぅ…」プルプル…

箒(確実にバレてる…だ、駄目だ…顔が熱い……い、一夏…)チラッ…

一夏「………」ジィー…

箒「っ!…あっ…うぅ…」カァァ…

箒(一夏に見られた…も、もうだめだ…こんな姿を見られて……私はもう…)

パラッ…

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