希「クイズ!高坂雪穂の100のコト」 (60)
μ'sのリーダーの妹、高坂雪穂。現実的でしっかり者の彼女の100のコトを今日は学んでいく…。
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希「高坂雪穂をもっと知りたい。雪穂の100のコト」
穂乃果「もっと知りたいって言うか妹だからさぁ」
絵里「普通は穂乃果は外されるはずよね」
凛「これで優勝出来なかったら最悪だよね」
にこ「わかんないわよ?意外と知ってるようで知らない事なんてあるものよ?」
穂乃果「そんな事はないよ。これでもお姉ちゃんなんだよ?」
絵里「そうよね?私だって亜里沙のクイズだったら優勝する自信あるもの」
希「それでは第一問。雪穂の好きな食べ物は?」
絵里「穂乃果が有利過ぎるわね」
穂乃果「そうだねぇ」
にこ「ここに居る全員長女なのよね?」
穂乃果「凛ちゃんがいるじゃん」
凛「凛は良く妹みたいって言われるにゃ」
にこ「でしょうね」
凛「にこちゃんもでしょ?」
にこ「何でよっ」
希「解答をオープン」
穂乃果:ケーキ
凛:いちご
にこ:ハンバーグ
絵里:ロールケーキ
穂乃果「穂乃果と一緒で和菓子は飽きてるからね。ケーキが好きなんだよ、雪穂は」
にこ「絵里も随分と具体的に書くのね」
絵里「前に家に遊びに来た時おやつにロールケーキを出したら凄く美味しそうに食べていたのよ」
凛「そっか。亜里沙ちゃんと仲良しなんだよね?」
穂乃果「そうなんだよ」
希『雪穂の好きな食べ物は?』
雪穂『あっ…もう喋っても良いんですか?…はい、今日はよろしくお願いします』
にこ「雪穂ちゃん礼儀正しいわね。雰囲気も落ち着いてるし…穂乃果の妹とは思えないわね」
穂乃果「え?何それ?」
にこ「そのままの意味よ」
雪穂『好きな食べ物ですよね?………ロールケーキが大好きです!』
希『正解はロールケーキ』
絵里「正解しちゃったわ」
穂乃果「ケーキも間違いではないよね?」
にこ「まあ、ロールケーキってはっきり言ってるし」
凛「やっぱり洋菓子が良いんだね」
希「第二問。雪穂の好きな色は?」
穂乃果「全然知らないんだけど」
絵里「自分の好きな色だってパッとは出て来ないわよ」
にこ「それは分かるでしょ。あんたは水色が好きなんでしょ?」
絵里「そうだったわ」
凛「てっきり黄色が好きなのかと思ったにゃ」
にこ「それはあんたでしょ」
凛「だって絵里ちゃん金髪だし」
にこ「そんなの関係ないでしょうが」
希「解答をオープン」
穂乃果:オレンジ
凛:黄色
にこ:青
絵里:赤
にこ「雪穂ちゃんはオレンジ好きなの?」
穂乃果「たぶん…穂乃果も好きだし」
凛「姉妹って好きな色とか似てくるの?」
絵里「いや…そう言う訳ではないでしょ?」
にこ「まあ…そうよね」
希『雪穂の好きな色は?』
雪穂『好きな色ですか?…水色ですね…お姉ちゃんはオレンジって答えてるんじゃないですかね?』
にこ「雪穂ちゃんはあんたの事良くわかってるじゃない」
穂乃果「そりゃあ姉妹だからねぇ」
にこ「じゃあ、なんであんたは正解しないのよ」
穂乃果「それは…ねえ?」
凛「穂乃果ちゃんだから仕方ないよ」
穂乃果「どういう事?」
絵里「もぉ~、二人とも仲良しね」
にこ「仲良しね。じゃないわよ」
希「第三問。雪穂のあだ名は?」
絵里「あだ名?あだ名なんてあるの?亜里沙は名前で呼んでるけど?」
穂乃果「まあ、亜里沙ちゃんは特に仲が良いから」
凛「じゃあ、凛もかよちんの事花陽って呼んだ方が良いかな?」
にこ「それはそれでしょ?」
凛「そうなの?」
穂乃果「凛ちゃんは感覚で分かんない?」
凛「分かるよ!」
にこ「じゃあ、なんで聞いたのよ」
希「解答をオープン」
穂乃果:ユッキー
凛:ユッキー
にこ:ユッキー
絵里:スノー
穂乃果「スノーって…」
にこ「絶対に呼びにくいわよね」
絵里「そうかしら?」
凛「凛でもわかるよ?」
絵里「ん~…」
希『雪穂のあだ名は?』
雪穂『基本的に名前で呼ばれますけど中にはユッキーって呼ぶ人もいます』
穂乃果「まあ、そうだよね」
にこ「オーソドックスなあだ名の付け方よね」
絵里「スノーも良いと思うんだけど」
にこ「諦めなさいよ」
凛「そう言えばかよちんの話に戻るけど真姫ちゃんが勇気を出してかよちんの事をかよちんって呼ぼうとしたんだけど呼んだ後で恥ずかしくなって次の日から花陽に戻ったにゃ」
穂乃果「へぇ~」
にこ「そうなの」ニヤニヤ
凛「うん」ニヤニヤ
絵里「からかうのはやめなさいよ?」
希「第四問。雪穂の好きな常用漢字は?」
穂乃果「なるほど…常用漢字ね」
凛「うん…常用漢字にゃ?」
にこ「あ~…小さい頃は良く使ったわよね?…常用漢字」
凛「にこちゃんは今も小さいにゃ」
にこ「あんたもたいして変わらないじゃない」
絵里「…」ぽけ~
にこ「凛がバカな事を言ってるから絵里がボーッとしてるじゃない」
凛「それでぽけ~っとする絵里ちゃんもどうかと思う」
絵里「…あっ…ボーッとしてたわ」
穂乃果「疲れてるのかな?」
希「解答をオープン」
穂乃果:寝耳に水
凛:春夏秋冬
にこ:襟を正す
絵里:光
絵里「え?問題って好きな常用漢字よね?」
穂乃果「…う、うん」
絵里「穂乃果のはことわざじゃない?」
穂乃果「え?」
絵里「凛のは四字熟語だしにこのは慣用句じゃない」
凛「そうなの?」
にこ「あ、あ~…うっかりしてたわ」
絵里「…何を言ってるのよ」
希『雪穂の好きな常用漢字は?』
雪穂『好きな常用漢字ですか?…初めて聞かれましたけど…う~ん………穂です』
希「正解は穂」
凛「穂だって」
にこ「なるほどね~」
穂乃果「結局、常用漢字って何なんだろうね?」
絵里「あなた達ね…中学生でも知ってるのよ?…なんで知らないのよ…」
穂乃果「いやぁ~」
絵里「勉強合宿が必要ね」
にこ「絵里の顔つきがキリッとしちゃってるわ」
穂乃果「前に戻っちゃったの?」
凛「凛達がお馬鹿だから?」
絵里「海未にも言っとかなくちゃ」
穂乃果「ええ?それはまずいよ」
凛「絵里ちゃん、戻っちゃ嫌だよ。さっきまでのぽけ~っとしてる絵里ちゃんに戻ってよ」
絵里「あなた達は何を言ってるの?」
にこ「…それはそうと雪穂ちゃんの解答は全く掘り下げなかったわね」
希「第十二問。雪穂の最近の悩みは?」
穂乃果「雪穂の悩み?どうしよう。お姉ちゃんなのに全然心当たりがない」
にこ「そもそも悩みがあるとは限らないし。姉には言えない悩みだってあるだろうし」
穂乃果「穂乃果なんて何でも雪穂に相談しちゃうけどね」
絵里「雪穂ちゃんがお姉ちゃんみたいね」
凛「穂乃果ちゃんだって妹タイプにゃ」
にこ「それは………違うと思う」
凛「え~…なんで?」
希「解答をオープン」
穂乃果:背が伸びない
凛:胸
にこ:胸
絵里:将来の事
凛「…にこちゃん」
にこ「…何よ?」
凛「それってにこちゃんの悩みでしょ?」
にこ「凛こそ」
絵里「まあ、そんな事で」
にこ「嫌味?」
穂乃果「絵里ちゃんは何を言っても無駄だよ…希ちゃんと花陽ちゃんもだけど」
希『雪穂の最近の悩みは?』
雪穂『悩みですか?…あの…胸とか…まあ…色々ともうちょっと大きくと言うか…アハハ…何を言ってるのかな………あとはお小遣いのアップです』
希「正解は胸とお小遣いアップ」
穂乃果「よしっ!雪穂と協力してお小遣いアップを要求しよう」
にこ「雪穂ちゃんってしっかりしてるけどちょくちょく穂乃果っぽい所が出てくるわよね」
絵里「やっぱり姉妹ね」
凛「絵里ちゃん姉妹も結構似てるもんね」
絵里「そう?」
凛「うん。二人ともロシア人のクウォーターの所とか」
絵里「確かに二人ともそうだけど…」
にこ「当たり前でしょうが」
希「第十八問。μ'sの中で穂乃果の代わりに姉にするなら誰?」
穂乃果「毎回言ってるし言っても仕方ないんだけどさ」
にこ「…何よ?部屋が暑いの?」
凛「何でこんなに暑いんだろうね?」
穂乃果「それもそうだけど…ことりちゃんは?何でことりちゃんは一回も参加しないのに穂乃果は皆勤なの?もう毎回言うからね?絶対に言い続けるからね?」
にこ「言っても仕方ないんだったら言うんじゃないわよ」
穂乃果「にこちゃんと凛ちゃんは休みがあるからそう言う事を言うんだよ」
絵里「まあ…そうね」
希「解答をオープン」
穂乃果:絵里ちゃん
凛:絵里ちゃん
にこ:海未
絵里:海未
穂乃果「海未ちゃんは多分ないと思う。雪穂も海未ちゃんと小さい頃から仲は良いけどその分厳しいのも知ってるからね」
にこ「雪穂もはしっかりしてるから平気そうだけどね」
穂乃果「絵里ちゃんは亜里沙ちゃん繋がりで」
凛「そうにゃそうにゃ」
希『μ'sのメンバーで穂乃果の代わりに姉にするなら誰?』
雪穂『お姉ちゃんの代わりですか?………絵里さんですかね?』
希『ちなみに理由は?』
雪穂『美人でかっこ良くてしっかりしてるし頭も良さそうだし自慢の姉って感じじゃないですか』
穂乃果「穂乃果は自慢の姉じゃないってこと?」
凛「そっか…雪穂ちゃんは本当の絵里ちゃんを知らないもんね」
にこ「そうね…がっかりするかもしれないわね」
絵里「え?どうして?」
にこ「自分で考えて」
希「第二十四話。雪穂の苦手な事は?」
穂乃果「あ~…どれだろう?」
にこ「そんなにあるの?」
穂乃果「そんなにはないけど…」
凛「穂乃果ちゃんは結構あるよね?」
穂乃果「そんなにはないよ」
絵里「苦手な事なんて誰でもあるのよ」
希「解答をオープン」
穂乃果:長話を聞く
凛:跳び箱
にこ:英語
絵里:くすぐられる事
穂乃果「雪穂は確かに穂乃果より若干しっかりしてるかもしれないけど結構居眠りとかするからね」
絵里「…そう言えば」
にこ「何よ?」
絵里「…やっぱり何でもない」
にこ「はあ?」
希『雪穂の苦手な事は何?』
雪穂『苦手な事ですか?…実は集会とかで長話を聞くのが苦手で…途中で寝ちゃったりなんか…』
穂乃果「ね!言ったでしょ?」
にこ「身内のクイズに正解して嬉しいの?」
穂乃果「嬉しいよ」
にこ「あっそ」
絵里「…ねえ?私の話って基本つまらない?」
凛「ん?」
穂乃果「どうして?」
絵里「いえ…なんとなく」
凛「絵里ちゃんは見てると面白いよ?」
絵里「そう?」
にこ「何で安心してるのよ」
希「第三十二問。雪穂がこの世で一番怖い物は何?
」
穂乃果「雪穂の怖い物か~」
絵里「心当たりあるの?」
穂乃果「…さあ?」
にこ「あんたお姉ちゃんなんでしょ?」
穂乃果「逆ににこちゃんは分かるの?」
にこ「分かるわよ」
絵里「まあ、にこの場合は妹達のお世話をしてるからね」
希「解答をオープン」
穂乃果:体重が増える事
凛:お化け
にこ:G
絵里:お化け
凛「Gって何?」
にこ「言葉に出すのもはばかられるのよ」
穂乃果「あれだよ…無視だよ」
絵里「あ~」
凛「ゴキブリ?」
にこ「…いちいち言うんじゃないわよ」
絵里「確かにGは怖いけど…お化けより怖いかしら?」
凛「そうだよね~?」
にこ「まあ、絵里ほど怖がりはしないけどね」
絵里「ハラショー」
希『雪穂がこの世で一番怖い物は?』
雪穂『体重が増える事です』
穂乃果「ほらね~」
にこ「年頃の女の子の悩みって感じね」
絵里「雪穂ちゃんも女の子なのね~」
穂乃果「ちなみに雪穂はにこちゃんがやってたあのきゅうり?のパックもやってるからね」
にこ「そうなの?雪穂ちゃんの将来有望ね」
凛「凛も雪穂ちゃんのイメージが少しだけ変わったにゃ」
希「第四十三問。自分を童謡の登場人物に例えるなら誰?」
穂乃果「童謡の登場人物?」
絵里「雪穂ちゃん可愛いからね」
穂乃果「え?イコール穂乃果も褒められてるって事で良いのかな?」
にこ「なんでそうなるのよ」
穂乃果「穂乃果と姉妹だし。DNNが一緒だし」
凛「DNNって何?」
絵里「多分DNAの事だと思うけど」
穂乃果「そうDNAだよ」
にこ「あんた馬鹿じゃないの?」
希「解答をオープン」
穂乃果:赤ずきんちゃん
凛:桃太郎
にこ:赤ずきん
絵里:ミチル
にこ「桃太郎って…て男じゃない!」
凛「ニュアンスだよ!ニュアンス!」
にこ「いや、全然わかんないわよ」
穂乃果「絵里ちゃんのミチルって何?」
絵里「チルチルミチルのミチルよ?」
穂乃果「?」
希『自分を童話の登場人物に例えるなら誰?』
雪穂『童話の登場人物ですか?…そんな、目立つ性格してないし…』
穂乃果「何もそこまで本気で考えなくても」
絵里「本当に真面目なのね」
雪穂『…赤ずきんでいいですか?』
穂乃果「ほらね?赤ずきんだったでしょ?」
凛「桃太郎じゃなかったにゃ~」
にこ「桃太郎が似合うのなんてせいぜい高橋英樹くらいよ」
絵里「え?何で?」
にこ「…別に」
穂乃果「他にもいっぱいいると思うけどね」
希「さあ、半分まで来ました」
穂乃果「まだ半分かぁ~」
絵里「今回は比較的楽じゃない」
にこ「そうよ。暑いのくらい我慢しなさいよ」
穂乃果「いや、だって妹のクイズだよ?何で妹のクイズを長時間かけて受けなきゃいけないの?何年も一緒にいるのにさ」
絵里「それは…まあ…」
凛「穂乃果ちゃんはわがままだね」
希「雪穂は自分をμ'sのメンバーで例えるなら誰?」
にこ「雪穂ちゃんより凛のが穂乃果っぽいわよね」
穂乃果「どうして?」
にこ「雪穂ちゃんはしっかりしてるけど穂乃果はこんなじゃない?」
穂乃果「こんなってどんな?」
にこ「だらしなくてお馬鹿」
凛「それで何で凛もなのさ。少なくとも凛はだらしなくはないよ」
穂乃果「そうだよ。それにさっきは雪穂も何だかんだで穂乃果に似てるって言ってたじゃん」
にこ「別に似てないとは言ってないわよ」
絵里「ふふっ」
希「解答をオープン」
穂乃果:絵里ちゃん
凛:海未ちゃん
にこ:絵里
絵里:穂乃果
絵里「やっぱり血の繋がった姉妹だし」
穂乃果「甘いよ。血の繋がった姉妹だからあえて選ばないんだよ。だって恥ずかしいじゃん」
にこ「そうね。それにさっきは絵里に憧れてる様な感じだったし」
凛「まあ、中学生が絵里ちゃんに憧れるのはわかるにゃ」
にこ「そうね。中学生なら絵里に憧れるわね」
絵里「なんで中学生を強調するのよ」
穂乃果「大丈夫だよ。穂乃果は何だかんだで絵里ちゃんの事尊敬してるよ!」
絵里「やっぱり持つべき物は穂乃果ね」
にこ「何いってるのかしら」
希『自分をμ'sのメンバーで例えるなら誰?』
雪穂『そうですね…絵里さんとか海未ちゃんに憧れるけど…やっぱりお姉ちゃんですかね』
希『正解は高坂穂乃果』
絵里「二人の推理は何だったのよ…」
穂乃果「誰も当たるとは言ってないからね」
にこ「そうよ。推理なんて大抵はハズレるものよ」
絵里「何で不正解で偉そうなのよ」
凛「三人共いつも楽しそうで羨ましいにゃ」
絵里「私も?」
にこ「凛に言われたら終わりね」
希「第五十八問。雪穂が好きな歴史上の人物は?」
穂乃果「歴史上の人物ねぇ」
凛「凛は過去を振り返らないからな」
にこ「まあ、後ろばっかり見ててもしょうがないものね」
穂乃果「そうだね。前に進む事が大切なんだよね」
凛「そうだにゃ。凛達は立ち止まって過去を振り返るよりも今を生きるにゃ」
絵里「使い古された様な屁理屈を並べて…」
希「解答をオープン」
穂乃果:黒澤明
凛:織田無道
にこ:原頼朝
絵里:斎藤一
穂乃果「絵里ちゃん~、それは漫画のキャラクターだよ」
凛「そうだよ。あれでしょ?零式とかやる人でしょ?」
絵里「斎藤一は実在した人物よ…黒澤明って映画監督でしょ?確かに凄い人だけど…」
穂乃果「そうだっけ?」
絵里「織田無道なんて歴史上の人物にはいないしにこはさんずいが抜けてるし」
凛「え?」
にこ「あっ!本当だ」
絵里「高校生なんだからしっかりして頂戴」
にこ「わ、わかってるわよ」
穂乃果「ヤバイよ。またまた賢い絵里ちゃんが顔を出そうとしてるよ。眉毛が通常よりつり上がってるもんね」
凛「でも、垂れ目が可愛いにゃ」
穂乃果「…凛ちゃん」
希『雪穂の好きな歴史上の人物は?』
雪穂『ん~…吉田松陰が好きです』
穂乃果「…誰?」
凛「レスリングの人じゃなかったっけ?」
絵里「違うわよ。松下村塾の師範よ」
にこ「え?塾講師の人?」
穂乃果「結構最近の人って事だよね?」
凛「それだと、どこからが歴史上の人物か難しいよね?」
絵里「やっぱり勉強合宿は決定ね」
希「第六十三問。雪穂の好きな食感は?」
穂乃果「…は?」
絵里「しょっかん?食べた感じって事?触った感じって事?どっち?」
希「食べる方の食感です」
穂乃果「にしてもさぁ」
にこ「そんなの分かるわけないでしょう」
凛「そうにゃ。そうにゃ。凛はわりと弾力がある中太ウェーブ麺が好きにゃ」
にこ「誰も聞いてないわよ」
希「解答をオープン」
穂乃果:ぷわぷわ
凛:サクサク
にこ:もちもち
絵里:もっちり
にこ「え?ぷわぷわ?」
穂乃果「うん。ぷわぷわ」
にこ「ぷわぷわって何よ?」
穂乃果「え?ぷわぷわだって。ねえ?」
絵里「そうね。ぷわぷわはぷわぷわよね」
凛「ぷわぷわだにゃ」
にこ「え?にこがおかしいの?」
希『雪穂の好きな食感は?』
雪穂『しょっかん?…え?しょっかんって?』
希『食べた時の感覚です』
雪穂『ああ…そうですね…ぷわぷわですね』
にこ「ええ?雪穂ちゃんも?ぷわぷわって何なのよ」
穂乃果「ぷわぷわはぷわぷわだからさぁ」
にこ「ふわふわじゃなくて?」
絵里「ふわふわはふわふわじゃない」
にこ「違うの?ふわふわとは違うの?」
凛「だからぷわぷわだって」
にこ「何なのよ~」
希「第七十二問。雪穂はお風呂で最初に洗うのはどこ?」
穂乃果「破廉恥です!」
絵里「…海未の真似?何で急に?」
穂乃果「言いそうだなぁ~と思ってさ」
凛「面倒な人」
絵里「凛まで」
にこ「凛って物真似上手よね」
絵里「まあ…そうね」
希「解答をオープン」
穂乃果:頭
凛:あたま
にこ:頭
絵里:頭
絵里「まあ…そうよね」
穂乃果「そうですね、絵里」
絵里「いい加減やめない?」
穂乃果「え~どうして?」
絵里「いや、別に…特に理由はないけど…」
凛「ミトメラレナイワー」
希『雪穂はお風呂で最初にどこから洗う?』
雪穂『お風呂で?…頭です』
穂乃果「まあ、そうなるよね」
にこ「そうね。雪穂ちゃんも頭ですとしか言いようがないわよね。質問が悪いわよ」
絵里「頭以外から洗う人っているのかしら?」
凛「きっといるよ」
穂乃果「でも、後から頭を洗うと流す時に汚れがまた体についちゃうよ?」
凛「ん~…ま、どっちでもいいにゃ」
穂乃果「アハハ、そうだね」
にこ「今の時間は何だったのよ」
希「第八十八問。朝、目覚めたら男になっていました。まずどうする?」
穂乃果「そりゃあ、もちろん…ね?」
絵里「え?」
穂乃果「あれしかないよね?」
凛「あれだよね?」
にこ「やる事なんて限られてるわよね?」
絵里「そ、そうよね?」
希「解答をオープン」
穂乃果:鏡を見る
凛:スポーツ!!
にこ:病院に行く
絵里:確認する
穂乃果「凛ちゃんスポーツするの?」
凛「うん。せっかく男の子になったんだからいっぱい活躍するにゃ」
にこ「絵里のぉ~確認するってぇ~どういう事?」
絵里「え?あれよ?あの…穂乃果と一緒よ?鏡を…ね?鏡を見るの」
にこ「へ~」
希『朝、目覚めたら男になっていました。まず、どうする?』
雪穂『男に?…考えた事なかった』
にこ「そりゃ、そうよね」
雪穂『…とりあえず鏡で確認しますよね?』
穂乃果「やったね!やっぱり、まずは鏡を見に行くよね、絵里ちゃん!」
絵里「あ、当たり前じゃない」
にこ「そうよね~」
凛「凛はバスケとサッカーとそれから野球をやってぇ…」
穂乃果「凛ちゃんは忙しそうだね」
希「第九十七問。雪穂が尊敬してる人は?」
穂乃果「お父さんとかお母さんだよ」
凛「穂乃果ちゃんは?」
穂乃果「いやぁ~どうかなぁ?」
絵里「例え思ってても恥ずかしくて言えないんじゃない?」
にこ「中学生なんてそう言うのが一番恥ずかしい時期だしね」
凛「そんなの真姫ちゃんだけじゃない?」
希「解答をオープン」
穂乃果:お父さんとお母さん
凛:穂乃果ちゃん
にこ:両親
絵里:両親
穂乃果「まあ、そうだよね」
にこ「無難ちゃ無難だしね」
絵里「そうねぇ」
希『雪穂の尊敬してる人は?』
雪穂『はい、両親です。お父さんもお母さんも私達の為に一生懸命働いてくれてますし』
穂乃果「ほらね~」
雪穂『後…お姉ちゃんの事も…まあ、尊敬してますよ?…まあ、どうせこのクイズも全然正解出来てないと思いますけど』
穂乃果「…し、失礼だよね?ちゃんと正解してるのに」
絵里「あら?照れてるのかしら?」
にこ「顔を真っ赤にしちゃって」
凛「穂乃果ちゃんのこんな姿珍しいにゃ」
希「第百問。雪穂が毎年欠かさず行っている事は?」
にこ「毎年?」
絵里「穂乃果は心当たりあるの?」
穂乃果「まあ…」
希「解答をオープン」
穂乃果:花火
凛:はつもうで
にこ:お誕生日会
絵里:初詣
絵里「花火?」
穂乃果「うん。雪穂は毎年やってるよ」
にこ「へぇ、そうなの」
凛「凛も花火は大好きだよ」
希『雪穂が毎年欠かさず行っている事は?』
雪穂『毎年…花火ですね。夏になるとお姉ちゃんが毎年欠かさず線香花火を買ってくるので二人でやるんです。でも、お姉ちゃんって線香花火があまり上手じゃないんですよ。直ぐに落としちゃうから私の分までやっちゃうんです。…きっと、来年もやると思いますよ…いつまで出来るかな…?』
希「正解は花火」
絵里「そうだったのねぇ」
凛「何だかんだで仲の良い姉妹だよね」
にこ「微笑ましいじゃない」
穂乃果「ん~…来年もやろうかな…と思います」
希「皆様、お疲れ様でした。以上で全問終了しました」
穂乃果「ん~…終わった~」
絵里「今日は良かったわね、穂乃果」
穂乃果「何が?」
にこ「今日は穂乃果が優勝でしょ」
凛「良かったね~穂乃果ちゃん」
穂乃果「まだ分かんないじゃん」
希「それでは結果発表に移ります」
穂乃果:39点
凛:19点
にこ:24点
絵里:22点
にこ「まあ、当然の結果よね」
絵里「そうね。穂乃果、嬉しい?」
穂乃果「もぉ~、からかわないでよ」
凛「こんなチャンス滅多にないにゃ~」
穂乃果「希ちゃん早く~」
希「…」
穂乃果「希ちゃんまで意地悪するの?」
凛「流石希ちゃんにゃ」
希「それでは優勝した穂乃果ちゃんは雪穂の待つ別室へ」
穂乃果「…じゃあ、行ってくるよ…妹に会いに」
絵里「いってらっしゃ~い」
にこ「優勝記念が楽しみね~」
凛「そうだね。期待してるね~」
穂乃果「もぉ~」
ガチャ
穂乃果「雪穂~」
雪穂「アハハ………やっぱりお姉ちゃんが優勝なんだ」
穂乃果「まあ、家族だからね」
雪穂「そうなっちゃうよね」
穂乃果「それで優勝賞品は?店番を代わりにやってくれるとか?」
雪穂「一応お姉ちゃん以外の人が優勝しても良いようにと思ったんだけど…中学生にはなかなか用意出来る物がなくって」
希「そこで、うちの提案で雪穂ちゃんと優勝者の二人でブラリ鎌倉散歩!」
雪穂「と言うことになったんだけど」
穂乃果「え?雪穂と二人で?」
雪穂「うん」
穂乃果「それって姉妹でお出かけするだけじゃん」
雪穂「そうなっちゃうね」
完
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