茄子「みなさん、占いは信じてますか？」


朋「あたしは信じてるわよ？」


美優「私も、朝の占いは…」


茄子「ですよねっ！では私が占ってあげます！」


朋「遠慮させてもらうわ。絶望する未来しかないから」


美優「絶望、挫折…けれど、それを乗り越えてこそ…」


茄子「きっと貴女は、さらなる未来に進める…」


朋「ほんとなんなの？！このノリ！」


茄子「朋さんはかっこーの餌食ですからね！茄子だけに！」


美優「…んふっ」


朋「ほんとこのノリなんなの？「

茄子「ちなみに朋さんは愚者です」


朋「それ占いじゃないわよね？」


美優「私は…どうでしたか…？」


茄子「美優さんは審判です！」


朋「それこそタロットならあたしじゃない？！」


茄子「それで、なんですけれど。前回行けなかった焼肉にいきませんか？」


朋「あ、それ引っ張るかんじ？」


美優「…焼肉ですか……私は、ついて行けるでしょうか……」


茄子「ツッコミのいない世界のスピードに…」


朋「…で、行くの？」


茄子「行きますよ？」


朋「行くんだ…」

～焼肉～


朋「今日はのんびり食べたいわね」


美優「…食事なのに、普段はのんびりしてないんですか…？」


茄子「戦いに休む暇なんてありませんよっ！」


朋「ほら、こんなのに囲まれてるから…」


茄子「そういえばさっき、事務所で五人組の戦隊をみかけたんですよ」


朋「ごめんうちアイドル事務所だよね？」


茄子「普段からあの四人に囲まれてる貴女がいいますか？」


朋「…ごめん」

茄子「それで思ったんですが、私達三人って敵の幹部感ありませんか？」


朋「確かに、美優さんは幹部感あるわね」


美優「…え？私が…ですか？」


朋「なんか小学生に人気ありそう」


茄子「朋さんもですよ、あのフォーチュンスターとか」


朋「あー、確かに出てきそうね」


茄子「占いする敵キャラとかもよくいますしね」


朋「あー、割と強そうなオーラのね」


茄子「せっかくですし、悪役っぽい会話をしてみますか？」


朋「え、そういう流れ？」


美優「…なぜ、小学生に…」


朋「美優さん会話についてこれてる？」

茄子「私を相手に、焼肉を食べられると思っているんですか？」


朋「あたしの占いは確実にあたるわ。あんた達はここで負ける運命よ」


美優「……滅びなさい」


茄子「焼肉…頼ませてもらいますねっ！」


朋「

>>6の訂正


茄子「私を相手に、焼肉を食べられると思っているんですか？」


朋「あたしの占いは確実にあたるわ。あんた達はここで負ける運命よ」


美優「……滅びなさい」


茄子「焼肉…頼ませてもらいますねっ！」


朋「 まったく…もっとゆっくりしたら？」


美優「……まるで、小学生ですね……」


朋「美優さんやっぱり若干ついてこれてないし茄子さんも待ってその口調で注文したら店員さん驚いちゃうわよ」

茄子「あ、そういえばその戦隊の名前、スイーツファイブって言うらしいですよ」


美優「…ふ、甘いですね…」


朋「美優さん戻ってきて。それにしても可愛い名前ね」


茄子「私達も何か悪役名欲しくなってきませんか？」


朋「え、悪役名？」


美優「…では、3Fの敵と言う事で…ファミリーマー」


朋「アウト！それダメなやつだから！」


茄子「なにかスイーツ頼みます？」


朋「取り敢えずお肉頼まない？」

ジュージュー


朋「ふぅ…それにしても、ほんと久し振りにのんびりした焼肉だわ」


茄子「ふふ、今日は私がもつんでご自由に頼んでください」


美優「…随分、頼みましたね…」


朋「どうせ茄子さんが食べてくれるでしょ」


茄子「パフェも頼みます？」


朋「食後でよくない？」


美優「では…この、スペシャルジャンボパフェを……」


朋「食後にしない？」


茄子「すみませーん、このスペシャルジャンボパフェ３つで」


朋「聞いてよ」

茄子「…エグい大きさのが来たんですけど」


美優「…私、こんなに食べられません…」


朋「なんで頼んだのよ」


茄子「私達は焼肉食べてるんで、朋さんどうぞ？」


朋「なんでよ」


美優「…すみません…この、かぶりつきビックカルビを…」


朋「まってまずこのパフェ消化しよ？」


美優「ここは…焼肉屋ですよ…？」


朋「おっけー分かったわ喧嘩売ってるのね」


茄子「あ、それ割引対象外なんで」


朋「割り勘よね？！」

茄子「…エグい大きさのカルビが来たんですけど」


美優「…朋さん、どうぞ…」


朋「…焼肉は一人で来る場所ね」