モバP「超人ロックは来年で50周年らしい」

多田李衣菜「へーそんなに長いんですか」

P「だけど世代じゃないからなあ」

李衣菜「内容知らないんですね」

P「まあな、映画と違ってこういうのは手が出ないわ」

李衣菜「昔の映画は見るんだ…」

P「モノクロの吹き替えなしで３時間近くあるけど大脱走は面白かった」

李衣菜「うひゃー私吹き替えありじゃないと見れない派なんで無理ですね」

P「ちょいネタバレだがロックされた捕虜収容所から脱走する話だ」

李衣菜「無理やりロック使いましたね今」

P「ザ・ロックっていう刑務所島のアルカトラズを舞台にした映画もあるぞ」

P「映画と言えばザ・ロックことドウェイン・ジョンソンが映画に出演したことがあったな」

李衣菜「車のとかサソリの王様とかですよね」

P「他にも色々出てるっぽいがロードショーでやってたのはその辺だな」

李衣菜「日本だとプロレス選手よりそっちで知ってる人の方が多そうですね」

P「うーんどうだろうな」

P「俺はそっちの造詣が浅いからなんとも言い難いという」

李衣菜「プロレス興味ないんですか？」

P「ヨシヒコは面白いと思う」

P「ただエンタメって分かってるんだけど痛々しいのはちょっと…な」

李衣菜「あー分かります」

李衣菜「私もテレビで格闘技とかやってると怖くてつい顔背けちゃいますね」

P「それはちょっと見てみたいな」

李衣菜「格闘技を？」

P「李衣菜を」

李衣菜「もー何ですかそれ」

■切り込み隊長
　効果モンスター
　星３/地属性/戦士族/攻1200/守400
　(1)：このカードが召喚に成功した時に発動できる。
　手札からレベル４以下のモンスター１体を特殊召喚する。
　(2)：このカードがモンスターゾーンに存在する限り、相手は他の戦士族モンスターを攻撃対象に選択できない。


P「こいつ２体並べると相手はどっちにも攻撃できないんだよな」

李衣菜「通称切り込みロックですね」

P「『切り込み隊長が』じゃなくて『このカードが』って書いてる所がミソなんだと」

李衣菜「カードゲームのテキストは難しいですね」

P「俺はやってないから詳しいことは分からないが、対象に取れないカードを対象を取らない効果で対象に取ることができるとか意味不明すぎる」

李衣菜「聞いてるだけで頭痛くなってきます…」

P「他だとステイシスというカードでアンタップ封じて攻めるのとか」

李衣菜「ステイシス……石村…うっ」

P「アニメだとこういうロックは突破されるためにあるな」

李衣菜「画的にどうやって突破するのかに重きが置かれますからね」

P「最近主人公がカードの効果というかバグでリアル拘束されたし」

李衣菜「それはロックですね…」

P「アニメで思い出したがサブカルでロックって名前のキャラ多いよな」

李衣菜「一般的な名前なんで付けやすいんじゃないですか？」

P「FF6のロック・コールに餓狼伝説のロック・ハワード」

李衣菜「プリキュアにも敵でロックがいましたね」

P「そういえば超人ロックも主人公の名前がそのままロックだしな」

李衣菜「ロック岩崎は…サブカルじゃないか」

P「そしてやっぱり」

P李衣菜「「ロックマン！」」

P「ラグビーのポジションの一つと言えば」

李衣菜「それもロックです」

P「お、よく知ってるな」

李衣菜「実はこの前茜ちゃんと観戦しに行ったんですよね」

P「珍しい組み合わせだな」

李衣菜「未央ちゃん経由で知り合ってから意外と遊んでるんですよ私達」

P「へーそうなのか」

李衣菜「それで一緒に花園に行きませんかって誘われて」

李衣菜「未央ちゃんが出てる秘密の花園のことだと思って二つ返事でOKしたんです」

李衣菜「そしたら花園ラグビー場のことでした」

P「大阪まで行ったのか…」

李衣菜「ええ、よく考えたら茜ちゃんも秘密の花園出てるのに一緒に行くのはおかしいですよね」

P「もうちょい早く気付きたかったな」

李衣菜「でも茜ちゃんが丁寧にルールとか説明してくれて楽しめました！」

P「おー良かったな」

P「ラグビーってタックルだのスクラムだの危険な接触プレイ多いよな、怖くなかったか？」

李衣菜「はい、そうなんですけどあんまり気にならなかったですね」

P「格闘技とは競技性が違うからか」

李衣菜「うーんそうかもしれません」

P「あー俺もそういや相撲は気にならないというか好きな部類に入るな」

P「相手を痛めつけるのが目的になってないのがポイントか」

李衣菜「それはちょっと都合の良い解釈ですね」

P「そうだな、ただスポーツしてると意図しないケガってのはどうしても発生するからそれは許容できてしまうかな」

李衣菜「アイドル活動でそういうケガすることないから良かったです」

P「農業とか島開拓に手を出さない限りまあ大丈夫だろ」

李衣菜「アイドルの話ですよ？」

P「ロックなアイドルの話だ」

李衣菜「茜ちゃん可愛いですよね！」

P「李衣菜よりちっこいしな」

李衣菜「そうなんです！何度頭撫でるの我慢したか…」

P「それは我慢しなくても良いと思うぞ」

李衣菜「あんな妹が欲しいです」

P「同じ17歳だけどな」

李衣菜「えっ？…………えっ？？」

P「8月4日生まれだから李衣菜の方がちょっとだけお姉さんだな」

李衣菜「嘘っあんな17歳がいますか普通！！？」

P「李衣菜～お前が言うな～」


多田李衣菜　17歳 152cm 41kg 80-55-81
日野茜　　　17歳 148cm 40kg 80-60-82

李衣菜「ロックと言えばロックの話してませんでしたね」

P「今散々してたような」

李衣菜「違いますよPさん、Rock 'n' rollの方です」

P「そっちか、いいけどロックの話できるのか？」

李衣菜「私のことバカにしてるんですか？」

P「いや、そういうわけじゃないが」

李衣菜「私にロックの話をさせたら右に出るのはこの事務所でも180人くらいしかいませんよ」

P「お、おう」

P「じゃあ問題な」

李衣菜「はい、ドーンと来てください」

P「映画君の名は。で主題歌を担当したバンドは？」

李衣菜「バンプオブチキン！！」

P「ちげえ、勘違いした人いたけども！！」

李衣菜「RADはスゴイとかいかしたという意味でWINPが弱虫、意気地なしという意味だから反対の言葉を組み合わせてるんですよね」

P「知ってんじゃねーか！…じゃあ次な」

李衣菜「はいっ」

P「今年16年振りに新譜を発売したKen Yokoyamaで知られるバンドは？」

李衣菜「クレイジーケンバンド！！」

P「それ横山剣の方！」

李衣菜「ステイゴールド良い曲ですよね」

P「やっぱり知ってるじゃねーか、わざとやってんのか」

李衣菜「そんなことないですよー」

P「じゃあ次な」

李衣菜「どうぞっ」

P「時に震度３相当の揺れを観測し会場によっては禁止されている観客がｘジャンプを行うバンドは？」

李衣菜「輝子ちゃん！！」

P「確かにカバーしたけども！」

李衣菜「私輝子ちゃんの紅すごく好きなんです」

李衣菜「歌い出しが可愛らしくてそこから一気に振り切るぜ！って感じの切り替えが堪らなくゾクゾクするんですよね」

P「分かるよ、輝子の特長が前面に出た良カバーだ」

李衣菜「どうです？私のロック知識」

P「よく分からんわ」

李衣菜「今年ノーベル文学賞を受賞するのがロックミュージシャンだってことも知ってますよ」

P「ほお、その人の名前は？」

李衣菜「ボブ・ディラン！！」

P「おお、正解だ」

李衣菜「へへっニュースちゃんと見てるんですから」

P「村上○樹とか答えられてたら多方面に謝らなきゃいけないとこだった」

P「ミーム汚染って怖いよな」

李衣菜「ミーム？何ですか？」

P「遺伝子以外の遺伝情報みたいな意味なんだけど…うーん説明が難しいな」

P「そうだ、ドーナツと聞いて何が思い浮かぶ？」

李衣菜「そりゃ法子ちゃんです」

P「極端な例を挙げるとそういうことだ」

李衣菜「どういうことですか？」

P「普通の人はドーナツと聞いたらドーナツそのものを思い浮かべるんだよ」

李衣菜「！？」

P「俺もこの間までぽいぽいか金髪吸血鬼だったのにもう法子の顔しか出てこなくなったわ」

李衣菜「ｗが笑ってるように見えたり72が特定の人物に見えたりするのも？」

P「そうそう、条件付けとか刷り込みみたいなものだな」

李衣菜「ちなみにロックと聞いたらPさんは何を思い浮かべます？」

P「そりゃあ李衣菜だよ」

李衣菜「ってことは私はロックということですね」

P「いやそれはどうかな」

李衣菜「そこはロックって言ってくださいよ、Pさんのイジワル～」

P「李衣菜はロックに生きたいか？」

李衣菜「そりゃもちろん！」

P「俺はロッカーな生き方がいいな」

李衣菜「？違いが分かりませんよ」

P「ドイツ語で緩くとかゆったりとかそういう意味」

李衣菜「それはロックじゃないですね」

P「柄じゃないからな」

李衣菜「むぅ」

P「それじゃ帰るか」

李衣菜「…途中で寄り道していいですか？」

P「ああ、いいよ。でもなんで？」

李衣菜「今日はロッカーな気分なんです」

P「さっきロックじゃないって言ってなかったか」

李衣菜「Pさんとならそういうのも悪くないかなって」



終わり

以上です

ドイツ語でポケモンしててlockerという単語が出てきたので書きたくなった次第
以前書いたSSに付いてたレスとコメント参考にしてネタに使いました

直近で書いたSS
島村卯月、コピーします

端折ったから思ったより短くなりすぎてしまったまあいいか