春香「2人だけの」 千早「特別な日常」 (48)
百合(微エロ有り)注意
『はるちは』の特別な日常(短編)をのんびり不定期に書いていきたいと思います
【2人だけの特別な日常】
― 千早の部屋 ―
春香「……」
千早「春香。起きて」ユサユサ
春香「うぅ…ん…」モゾモゾ
千早「おはよう春香」
春香「おはよー。ふわぁ…」
千早「ふふっ。今から朝食を作るから、その間にシャワーでも浴びてきたらどうかしら?」ニコッ
春香「えっ? 私も手伝うよ?」
千早「ううん。今日は私が作る日だし」
千早「それに春香は今日オフでしょ? いつも朝早いんだから今日はゆっくり休んで」
春香「うーん。それじゃお言葉に甘えて」ニコッ
千早「えぇ。それからその…」
春香「うん?」
千早「と、とりあえず何か服を着ないと風邪ひくわよ?///」
春香「あっ///」バッ
――――――
――――
――
春香「ふぅ…」
千早「どう? さっぱりしたかしら?」
春香「うん! さっぱりした!」
千早「良かった。朝食の方もちょうど今できた所よ」
春香「わぁ! 美味しそう!」
千早「大袈裟よ…」
春香「えー。そんな事ないよ」
千早「目玉焼きソーセージにトースト、サラダなんて誰にだって作れるわ」
春香「でも、千早ちゃんが作ってくれたんでしょ?」
千早「もう…///」
春香「えへへ」
春香「それじゃいただきまーす」
千早「どうぞ召し上がれ」
春香「……うん。やっぱり思っていた通りすっごく美味しい」モグモグ
千早「もう。それはいいから」
春香「……あ、そうだ思い出した」
千早「?」モグモグ
春香「ボディソープが切れそうだったよ?」
千早「そう。替え置きはあったかしら…」
春香「それじゃ私が買っておくよ。千早ちゃんは今日お仕事でしょ?」
千早「えぇ。午前中には終わると思うけど」
春香「他に何か欲しい物とかあるかな?」
千早「そうね…。それじゃ卵と油も切れそうだったからそれもついでにお願いできるかしら?」
春香「うんわかった。油はいつも使っているやつでいい?」
千早「えぇ。助かるわ春香」ニコッ
春香「……」モグモグ
千早「……」モグモグ
春香「何時頃に帰って来れそう?」
千早「15時頃かしら? お昼はプロデューサーと番組ディレクターと3人で食べると思う」
春香「そっかぁ」
千早「……」モグモグ
春香「……」モグモグ
千早「そこのお醤油を取ってくれる?」
春香「あっ。はいどうぞ」サッ
千早「ありがとう」
春香「千早ちゃんが帰ってきてからでも、昨夜みたいにイチャイチャする時間はたっぷりあるね」
千早「げ、げほっ! げほっ!」
春香「あれ?」
千早「あ、朝から変なコト言わないでよ!///」
春香「えー。私、そんなにおかしなコト言ったかな?」
千早「そういう意味じゃなくてその…///」
春香「その?」
千早「め、め、めっ…!」
春香「めめめ?」
千早「面と向かってそういう事を言われると恥ずかしいのよ!///」
千早「春香は恥ずかしくないの!?///」
春香「うーん。全く恥ずかしくない訳じゃないけど…」
春香「でも、二人きりの時くらい別にいいんじゃないかな? 素直な気持ちを伝えても」
千早「くっ! ず、ずるいわよ春香!」
春香「えへへ」
春香「と、いう事で春香さんは今夜も千早ちゃんを寝かさない事をここに誓いまーす!」
千早「お願い。か、体がもたないから流石に睡眠だけ取らせて…」ウルッ
春香「うぐっ…」
春香(ズルいよ千早ちゃん…)
千早「は、春香…?」
春香(そんな涙目上目遣いでお願いされたら…)
春香「……」
春香「確かに。休息はしっかり取らないと喉に悪いもんね」
千早「え、えぇそうよ! 春香もわかるでしょ? 歌い手としt」
春香「もちろんわかるよ…」スッ
千早「あっ…」
春香「いろんなの意味で声が枯れちゃうもんね…」ボソッ
千早「~~~ッ!///」バシッ バシッ
春香「あわわ! ご、ごめんごめん冗談だってばぁ! お料理こぼれちゃうよ千早ちゃん!」
――――
――
【陽のあたる部屋】
春香「これでよしっと」
春香「千早ちゃーん。食器の洗い物終わっt」チラッ
千早「……」
春香「おっと」
春香(イヤホンで音楽を聴いている最中でしたか)
千早「~~♪」
春香「……ふふっ」ニコッ
春香(それじゃ雑誌でも読んでいようかな)
千早「……」
春香「……」
千早「……」
春香「……」ペラッ
千早「……」
春香「……」
千早「……」
春香「……」
千早「……あ、ごめんなさい」サッ
春香「えっ?」
千早「春香が隣に座っていたのに全然気が付かなかった」
春香「もー。別にそんなこと気にしなくてもいいのに。お仕事の準備をしていたんでしょ?」
千早「でも…」
春香「えへへ。ありがとう千早ちゃん」
春香「でも、ほんとに気にしないで。だって私は真剣に音楽へ取り組んでいる千早ちゃんも大好きだから」ニコッ
千早「……」
春香「それで、さっきはなに聴いていたの?」
千早「……」
春香「千早ちゃん?」
千早「えっ!? あぁごめんなさい!」
千早「えーと。この間プロデューサーから頂いた新曲を聴いていたわ」
春香「あっ! もしかして例のあの曲!?」
千早「えぇ。よかったら春香も聴いてみる?」
春香「えっ! いいの!? 聴きたい聴きたい!」
千早「ふふっ」ニコッ
春香「あっ。でもほんとにいいの? 新曲のチャックをしていたんでしょ?」
千早「そうだけど、春香の感想も聞きたい」
春香「うぐっ。千早ちゃんの役に立ちそうな感想なんて言えるかなぁ…」
千早「難しく考えないで。曲を聴いて春香が感じた素直な気持ちを私に教えてほしい」ニコッ
春香「……うん。わかった」ニコッ
春香「……」
千早「……」
春香「……」
千早「……」
春香「……」
千早「……」
春香「……」
千早「私も春香の優しさが大好き…」
春香「えっ? ごめん。いま何か言ったかな?」
千早「ううん。なんでもない」ニコッ
春香「?」
千早「それよりも。私の新曲はどうだった?」
春香「あーうん! えーとね、2番が終わって転調する所なんだけど…」
千早「Cメロに入る所?」
春香「そうそう。それでえーと、そこでその…」
千早「ふふっ」ニコッ
春香「あはは。上手く説明できなくてすみません…」
千早「イヤホンの片方いいかしら?」
春香「あ、うん。はいどうぞ」サッ
春香「って、あらら。コードが少し短いかも」
千早「大丈夫」
春香「えっ」
千早「こうして寄り添えば、一緒に聴けるから…」ピトッ
春香「……確かに。それじゃ再生するね」ニコッ
千早「えぇ…」ニコッ
春香「……」
千早「……」
春香「……」
千早「……」チラッ
春香「~~♪」
千早「……」ニコッ
~~♪ ~~♪
【積極的な彼女】
― 浴室 ―
春香「はぁ~」
春香(いい湯加減だし、体の芯から暖まる…♪)
春香「って、これじゃなんか私おじさんみたい。あはは…」
春香「……」
春香(なんで私、いきなりお風呂に入らされたんだろう?)
春香「うーん」
春香(まだお昼なんだけどなぁ…)
春香「……」
春香(まぁいっか。気持ちいいし…)
「春香」
春香「えっ」チラッ
「バスタオル、ここに置いておくわね」
春香「あっ。ありがとう千早ちゃん」
「湯加減はどうかしら?」
春香「うん! すっごく気持ちいいよ!」
「そう。良かった…」
春香(あれ?)
「……」
春香「どーしたの千早ちゃん?」
「あの…春香…?」
春香「なーに?」
「その…」
春香「?」
「私も一緒に入っていいかしら…?」
春香「……」
春香「ふふっ…」ニコッ
春香「いいよ。おいで千早ちゃん。一緒に入ろ?」
「……」
春香「……」
「い、いま支度するから。少し待ってて…」
春香「うんわかった」
「……」ガサガサ
春香「……」
「……は、入るわよ?」
春香「うん」
ガチャ
千早「///」
春香「ふふっ…」ニコッ
千早「な、なにかしら?///」
春香「ううん。なんでもなーい」
春香「それより早く一緒にお風呂入ろうよ千早ちゃん。そのままだと風邪引いちゃうよ?」
千早「もう…///」
――――――
――――
――
千早「……」
春香「やっぱりこの時期になってくるとお風呂気持ちいいよね」
千早「え、えぇそうね…」
春香「……」
千早「…っ」
春香(うーん。さっきからどうも千早ちゃんの様子がおかしい気がs)
千早「春香! あの!」
春香「あっ。なーに? どうしたの千早ちゃん?」
千早「そ、そっちへ行っても……いいかしら…?」
春香「ふぇ!?」
千早「……」
春香「……」
春香「うん。いいよ。私の前においで千早ちゃん…」ニコッ
千早「そ、それじゃ…」スッ
春香「……」
千早「///」ピトッ
春香「……」
春香(ど、ど、どうしよう!? なんか今日の千早ちゃん積極的だよぉ!!)
春香「……」ギュッ
千早「んっ…///」
春香(あぁ。千早ちゃんの鼓動を感じる…)
春香(それってつまり、私の鼓動も千早ちゃんに伝わっているんだよね…)
千早「ねぇ春香?」
春香「……なーに?」
千早「今日の私、いつもと何か違うと思わない…?」
春香「……」
のヮの「どうかなぁ。確かめてみないとよくわからないかも」
千早「なら、確かめて…」
春香「えっ」
千早「こんなこと、春香にしか頼めないから…」ピトッ
春香「……」
春香(はい。据え膳食わぬは女の恥)
春香「ちはやちゃん…」ボソッ
千早「あっ…///」
春香「どこを確認してほしいの…?」
千早「その……むねを…///」
春香「うん。わかった…」スッ
千早「…んっ///」ビクッ
春香「ふふっ。今日の千早ちゃんの胸、いつもより柔らかい気がするよ…?」
千早「やっぱり春香もそう思うッ!?」バッ
春香「えっ」
千早「おかしいと思っていたの!」
春香「あ、うん」
千早「ここ最近、いつも着けている下着が窮屈な気がして!」
春香(あれ…)
千早「今まであまりこういう事はなかったからもしかしてと思ったけど!」
春香(もしかして千早ちゃん…)
千早「でも、またいつもの私の早とちりかもしれないし…」
春香(わざわざこれを確認したかっただけ…?)
千早「だから客観的な意見として春香に確かめてもらいたかったの!」(満面の笑み)
春香「……」
春香「……」ペロッ
千早「あっ…ん!///」ビクッ
春香「……」
千早「な、な、なっ…///」
春香「大丈夫大丈夫。確認しただけだから」ニコッ
千早「大きさを確認するのに舐める必要なんてないでしょ!?///」
春香「乙女の純情を弄んだ千早ちゃんがイケないんだぁ!」バシャ バシャ
千早「きゃぁ! お湯が目に入っt」
春香「覚悟!」コチョコチョ
千早「んっ! あ、こら! あははや、やめて春香! あはは!」
春香「だーめ。ごめんなさいって言うまで絶対にやめないんだから!」
千早「もう! やめてって言っているでしょ!」バシャ バシャ
春香「きゃっ! やったなぁもう!」バシャ バシャ
――――
――
今回は以上です
ありがとうございました
SS速報で同じスレタイで書いていた物をこちらのR板の方に移行することにしました
元スレ春香「2人だけの」 千早「特別な日常」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1471629972/)(HTML化依頼済み)
元々ストーリー物として構想していましたが短編物にシフトチェンジして
以降はR板の方で細々と続きを書いていこうと思いますのでよろしくお願いします
【積極的な彼女 ~ After ~】
千早「……」
春香「……」
千早「……」
春香「えーと…」
千早「……」
のヮの「で、でもほら! 他人に揉まれると大きくなるってよく言うから私がもっt」
千早「春香はまだ揉み足りないって言うの?」
春香「あ、うん…」
千早「……」
春香「そうだよね…」
千早「……」
春香「……」
千早「……」
春香「……や、やっぱりもう一度測り直してみようよ千早ちゃん! もしかしたら測り間違いかm」
千早「もういいの」
春香「えっ」
千早「もう大丈夫だから。ありがとう春香」ニコッ
春香「あ、いやでも…!」
千早「本当にもう……大丈夫だから…」
春香「うん…」
千早「……」
春香「……」
春香(く、空気が重すぎるよぉ…)
思いついたら今回のようなアフターも上げていきたいと思います
それからレスポンスありがとうございます。ほんと嬉しいです
不定期になるとは思いますが今後もよろしくお願いします
気長に待ってるよー
― おしまい ―
連日なかなか更新できない状況になってしまい、いったんスレを落とすことにしました
他スレの短編集の方もエタってしまって、締まりの悪い結果になってしまい申し訳ありません
>>45わざわざレスしてくれたのにごめんよ…
今後も『はるちはss』は描きたいので、次スレでは完結してから載せる形式で書いていきたいと思います orz
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