提督「漣って俺のことどう思ってる?」 (21)
漣「…え?な、なんですか急に…」
提督「いや、俺はちゃんと提督として仕事が出来てるのかなって思って」
漣(なんだ…そういう……)
漣「大丈夫だと思いますよ。ご主人様の事は漣も尊敬してます」
提督「ほんと?太ってるのに?」
漣「ほんとです。あと体型は別に関係ないんじゃ…」
提督「でもやっぱ痩せてるに越したことはないと思うんだよね」
漣「それはまあ……そうかも…」
提督「曙とかもさ、痩せたら態度変わるんじゃないかな?もっと俺のこと尊敬とまでは行かなくとも人間として接してくれると思う」
漣「曙ちゃんはご主人様が別に太ってるからあんな感じの態度になってるわけじゃないと思うけど…」
提督「なるほど。やっぱ痩せるくらいじゃダメか……こりゃ辞任するしかないな」
漣「ちょ、なんでそうなる!」
提督「曙だけじゃない。潮だっていつまでたっても俺の目をみて話してくれない」
漣「あの子はそういう子なんですよ…」
提督「でもお前らとは普通に会話してるじゃないか!」
漣「そりゃ付き合いの長さが違いますから…あ、朧ちゃんなんかいかにもご主人様のこと尊敬してる雰囲気出てるじゃないですか!」
提督「あれは演技だ」
漣「なぜそうなる!?」
提督「だってぇこの前演習中の無線通信で舌打ちされたしぃ…」
漣「それはご主人様にしたわけじゃないと思うんですが…」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1478763912
提督「とにかく俺は痩せることにした」
漣「…まあダイエット自体は別に悪い事じゃないと思いますよ」
提督「誰かダイエットとか健康に詳しい子とかいたっけ?」
漣「うーん……鈴谷さんとか?」
提督「なるほど、確かにそういう知識ありそうだな」
ーー
鈴谷「チーッス!それで、鈴谷に何かごようかな?」
提督「えっと……そのな」
漣「ご主人様、ダイエットしたいそうなんですよ」
鈴谷「アハハ!何それうけるー」ゲラゲラ
提督「こ、こっちは真面目なんだぞ!」
鈴谷「ごめんごめん!でも提督は痩せる必要なんてないと思うけどな~」
鈴谷「むしろ鈴谷的には今の提督の方がタイプというかぁ」
漣「……」ムッ
提督「でも自己管理もできないような上司の言う事なんか聞く気にならないって奴もいるかもしれないし」
鈴谷「わかった!そこまで言うなら鈴谷も協力するよ!」
提督「ホントか!?助かるよ!」
鈴谷「ダイエットといえば運動も大事だけどやっぱり食事だよね!提督は普段ご飯どこで?」
提督「朝昼はだいたいみんなと同じ食堂でとってるよ。時間はずらしてるけど」
漣「そういえばご主人様食事の時間いつも遅いですよね。あれってなにか理由が?」
提督「ああ、それは皆ご飯くらい俺がいないところでゆっくり食べたいだろうなって思ってな」
鈴谷「いやいや、気にしすぎでしょ!提督とご飯食べるの嫌な子なんていないと思うけど…」
提督「あと最後だから伊良湖がサービスしてくれるんだよ。おかずとか色々」
鈴谷「それが原因っぽいね~」
漣「食事といえばご主人様ってケーキとかかなりの頻度で買ってきますよね」
提督「あー漣が秘書艦の時はそうだな」
漣「…え?」
提督「ほら、漣ケーキ好きだろ?秘書艦ってかなり負担になってもらっちゃうから少しくらいなにかしてあげたくて」
漣「ふ、ふーん……他の子が秘書の時も買ってきて一緒に食べてるんですか?」
提督「いや……ケーキは漣だけだな」
漣「…っ///」
提督「皆好みとか違うから、その日の子に合わせて色々買ってきてる」
このSSまとめへのコメント
あまーーーい!!(チーズケーキを食べながら)
中身がイケメンすぐる…
キモオタ作者による願望か(笑)
キモオタ作者の願望を見に来るキモオタか(笑)