千歌「Aqours!3馬鹿トリオ決定戦!!」 (47)

梨子「どうしたの?馬鹿1号の千歌ちゃん」


千歌「梨子ちゃん辛辣!」


梨子「だってまたおかしな事言い出したから……」


善子「まず、3馬鹿トリオって言い方が馬鹿っぽいわよね」


鞠莉「チカっち、馬鹿って言った方が馬鹿なんだよ?」


ルビィ「部室の誤字表札って千歌さんが書いたんでしたっけ?」


梨子「さ、これを踏まえてもう一度どうぞ?」


千歌「Aqours!3馬鹿トリオ決定戦!!!」


梨子「流石千歌ちゃんメンタルが強い」

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※注意
このギャグSSには以下の要素が含まれています。
・キャラ崩壊
・メタネタ
・パロネタ

前作
千歌「皆からの友好度がそんなに高くない件について」
http://ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs=news4ssnip&dat=1472298050

ダイヤ「……もしかして千歌さん、μ’sの真似をしようとして言っているのですか?」


千歌「そう!そうですよ!流石ダイヤさん!」


梨子「またμ’sの真似?」


千歌「う……。で、でもAqoursにも必要な事なんだよ?」


曜「ていうかμ’sの真似で3馬鹿ってどういう事?」


ダイヤ「μ’sには、3馬鹿と呼ばれる3人組がいましたの」


善子「馬鹿って……μ’sって憧れの的なんじゃなかったの?」


千歌「違うんだよ善子ちゃん! 別に、ホントに馬鹿にしてる訳じゃないの」


ダイヤ「そうですわ。良く言うなら愛嬌がある、ですわね」


梨子「愛嬌、ですか」

ダイヤ「例えば、急にかけっこを始めたり」


花丸「小学生みたいずら」


ダイヤ「海に来たら真っ先に水着になって泳ぎに向かうなど」


善子「あー。馬鹿っぽい」


曜「えー!別にいいじゃん!」


果南「そうそう。海で水着になることの何が悪いのさ」


ダイヤ「河童共は黙ってなさい」


曜「やめてよ!私はちゃんと陸で生活出来るよ!」


果南「私も出来てるけど!?」

梨子「まぁ……言いたい事はわかりますよ。天真爛漫って感じ?」


千歌「そう!それ!天津飯!」


梨子「千歌ちゃん違う」


善子「さようなら天さん……どうか死なないで」


梨子「それはもっと違う」


鞠莉「きえろ。ぶっとばされんうちにな」


梨子「ドラゴンボールから離れてください」


果南「これもう決まりなんじゃ……」

ダイヤ「コホン。ともあれ、そう言った良い意味での3馬鹿として知られているのが、リーダーの高坂穂乃果さんと」


曜「あ、リーダーなのに入ってるんだ」


梨子「案外千歌ちゃんみたいな人だったのかもね」


ダイヤ「運動神経バツグンの星空凛さん」


花丸「脳筋だったずらか……」


ルビィ「マルちゃん言葉を選んで!」


ダイヤ「そして――」


千歌「ポンコツ可愛いエリーチカさんですよね!」


ダイヤ「えぇいお待ちなさい」

ダイヤ「えぇと……うん、うん……うふふ?」


千歌「えへへ?」


ダイヤ「ハァァァアアァアァッッ!?!?」


千歌「わ、ビックリした」


ダイヤ「ハ?はぁ?はぁぁあぁああっっ!?どうして、どうしてそうなるんですの!?」


ルビィ「お、お姉ちゃん落ち着いて!」


ダイヤ「K!K!E!かしこい!かわいい!エリーチカ様ですのよ!?どこがポンコツだって言うんですか!」


花丸「その愛称が既に賢くない気がするずら」


ルビィ「マルちゃんシーッ!」

ダイヤ「誰が!一体誰がそんなこと言っていたんですか!?」


千歌「ご、ごめんなさい……」


梨子「どうやら逆鱗に触れてしまったみたいね……」


善子「闇の力が溢れ出してる……ふふ、どうやら覚醒してしまったようね」


曜「違うと思う」


ダイヤ「謝罪を求めているのではありませんわ!私は!誰がそんな事をあなたに吹き込んだのか訊いているのです!」


鞠莉「Oh!ダイヤが真っ赤になって……ルビィになっちゃうよ?」


果南「硬度9?」


鞠莉「下がってるwwwゥアッッハッハハハハァwww」


果南「鞠莉、おっさんみたいな笑い方しないで」


千歌「だってこの雑誌だと……」


梨子「千歌ちゃんそれ捨てなさいって言ったよね?」

◇◇◇◇◇


――μ’sの3馬鹿と言えばほのにこりんと言われていましたが……。


???「それは大きな誤解にこ。そもそも彼女達は馬鹿じゃないにこ」


???「寧ろμ’sのブレーンは彼女達だったと聞いているにゃ」


???「ファイトだよっ!」


――なるほど。では、あなた方は真のおバカは誰であると思っているんですか?


???「絵里でしょ。負けた人ジュース奢りって行って急に走り出したり」


???「絵里ちゃんだにゃ。暗くなると人に抱きついたりね」


???「ファイトだよっ!」


――なるほど。ところで、それ言って怒られません?


???「奴なら今頃ロシアでボルシチ煮込んでるにこ」


???「きっとお土産は懲りずにマトリョーシカにゃ」


???「ファイトだよっ!」


――K坂さんはどうしたんですか?


???「いや、不用意な発言しない方が後々安心かなって」


???「さ、最低!最低よコイツ!あんたがやろうって言い出したんじゃない!」


???「抜け駆けは許さないにゃ!あ!これオフレコ!オフレコだからね!」



◇◇◇◇◇

梨子「ぜ、全部バラされてる……!」


ダイヤ「ふんすっ!」バリバリッ


千歌「今週号が!」


梨子「週刊!?この頭おかしい雑誌週刊なの!?」


ダイヤ「さて、μ’sの良い意味での3馬鹿と言えば高坂穂乃果、星空凛、矢澤にこの3人な訳ですが」


梨子「み、見なかったことにする気ですね!ここにありありと悪い意味での3馬鹿の様子が書かれているのに!」


千歌「今週号が……」

ダイヤ「で、千歌さん。どうやって決めるつもりですの?」


千歌「え?」


ダイヤ「決定戦と言うからには、何か戦いのようなものがあるのでしょう?」


千歌「そ、そうですね!だいぶ横道に逸れちゃったけど、めげずに本題に入ります!」


梨子「めげて諦めても良かったと思うけど」


ダイヤ「そうです!その意気ですわよ千歌さん!」


梨子「うーん、この面倒くささの相乗効果」


千歌「決定方法ですが、話し合いで決めてもらおうと思います」


ダイヤ「話し合い?それでは戦いには……」

千歌「馬鹿は各学年から1人出したいので、学年毎に密室で」


ダイヤ「学年毎に密室で」


千歌「誰が1番馬鹿かエピソードを出し合い」


ダイヤ「誰が1番馬鹿か」


千歌「心ゆくまで討論してもらいます」


ダイヤ「えぇいお待ちなさい」

曜「千歌ちゃん!千歌ちゃん!想像するのも恐ろしいバトルを用意したね!?」


千歌「さて、2年生はどうせ私なので、残りは1年生と3年生だよ」


梨子「千歌ちゃん卑屈!」


ダイヤ「み、認めませんわこんな戦い!」


千歌「へぇ……なら、どうします?」


ダイヤ「この私が……黒澤ダイヤが!生徒会長の名に懸けて阻止してみせます!!」


◇◇◇◇◇


千歌『さぁ!始まりましたAqours3馬鹿決定戦!実況は放送室よりわたくし高海千歌!解説はヨーソロー渡辺さん、リリー桜内さんでお送りします!』


曜『ヨーソロー!』


梨子『……まぁ、ダイヤさんじゃ止められないわよね』

ダイヤ「こんな……こんなはずでは……」


鞠莉「もう!そんなクヨクヨしてても仕方無いでしょ?おバカのダイヤ♪」


果南「早いところ終わらせようよ、おバカのダイヤ♪」


ダイヤ「これ!これですわ!この3人で決めたら私が不利な事この上無しじゃありませんの!」


千歌『大丈夫ですよダイヤさん!』


ダイヤ「千歌さん……?」


千歌『公平な話し合いにする為に、最終的な判断は私達がします!』


梨子『果たしてそれは公平なのかしら……』

果南「ていうか、審判がおバカなのは大丈夫なのかな……」


ピピーーーッ!!


果南「わっ!?な、なに!?」


千歌『おおっと、曜ちゃんからイエローカードが出されました!』


果南「イエローカード!?」


曜『千歌ちゃんへの侮辱は許しません』


果南「曜の個人的な話だ!?」


千歌『このイエローカード、2枚でレッドカードとなり』


果南「あ、負けになっちゃうんだ」


曜『果南ちゃんの次回のステージ衣装の布面積が減ります』


果南「曜の個人的な話だ!?」

千歌『それでは、第1回チカチカAqours3馬鹿トリオ争奪杯を始めます!』


鞠莉「わお、凄いバカっぽい」


果南「あ」


ピピーーーッ!!


曜『鞠莉ちゃん、イエローカード!』


果南「あーあ、やっちゃったね。鞠莉もあと1枚で」


曜『イエロー2枚でレッドカード!果南ちゃんの衣装のスカート丈が短くなります!』


果南「どうしてさ!?」

ダイヤ「ぷっ……くく……ば、馬鹿やってないで進めますわよ?」


果南「く、くそ!自分に被害が無いとわかった途端に強気になって!鞠莉!こうなったらダイヤを徹底的に……」


鞠莉「………………」


果南「……鞠莉?」


鞠莉「ちかっちのバーカバーカ!オタンコナス!」


果南「鞠莉さん!?」


曜『うぬぬ……果南ちゃん……! 次は超ミニのヘソ出し谷間出しだからね……!』


果南「なんでさ!?」

鞠莉「ふぅ……それじゃあ、続けましょうか。果南、力を合わせるわよ!」


果南「どの口が言う!?鞠莉も敵だよ!」


鞠莉「ホワイ!?な、何故!?」


果南「何故って、何故!?」


鞠莉「私はこんなに果南の為に動いているのに!ほら、密室で果南が渇かないように、ペットボトルに水だって用意して!」


果南「河童じゃないからね!?」


ダイヤ(勝手に内輪揉めを始めましたわ……。いえ、しかしこれは好機!エリーチカ様枠を狙う私としては、おバカなんて呼ばれる訳にはいきませんもの!)

ダイヤ「そ、そう言えば以前私がノートを届けに行った時も、びしょ濡れで現れましたわよね!」


果南「あ、あれはダイビングした後だったから……」


ダイヤ(私のナイスサポート!果南さんの体質とおバカであるかは関係無い気がしますが、このまま鞠莉さんと共に果南さんを……!)


鞠莉「……は?ダイヤ、果南の家通ってたの?」


ダイヤ(墓穴ッッ!!!)


鞠莉「果南の家で、濡れッ濡れの果南とイチャイチャしてたの?」


果南「鞠莉」


鞠莉「ぐっちょぐちょの果南とナメクジみたいな濃厚なレズセックスしてたの!?」


果南「鞠莉さん」


鞠莉「昨日の私みたいに!!」


果南「小原ァ!!」

◇◇◇


梨子「完全に痴情の縺れ状態になったわね……」


千歌「ワックワクのドッキドキだね!」


梨子「千歌ちゃん!?」


曜「完全に本来の目的忘れてるよね、これ」


千歌「まぁ、散々迷惑掛けといて、予選でやったミュージカルで自分達の痴態を無かったことにした報いかなって」


曜「千歌ちゃん結構根に持ってるね!?」


梨子「まぁ、果南さんに関しては凄い捏造っぷりだったからね……」

梨子「それで?誰がおバカか決めた?」


千歌「うーん……ダイヤさんが強いんだけどなぁ……」


曜「じゃあ……止める?」


梨子「曜ちゃんはそれ言わなきゃならないノルマでもあるの?」


千歌「ううん、止めない!もっと辱められてる果南ちゃんが見たい!」


梨子「腐れ外道じゃない」


曜「だよねっ」


梨子「だよね!?」

千歌「だってさ……レズなんだよ……」


梨子「やめなさい」


千歌「あれだけ伏線張って、意味深なセリフ言って、出番もセリフも削って、頑張って頑張って、教室でキャッツファイトして……なのにレズだったんだよ!?気になるじゃん!!」


梨子「やめなさいって言ったでしょ!?中途半端に自分の発言をパロらないで!」


千歌「と、言うわけで3年生にはもう少しわちゃわちゃしてもらうとして……」


梨子「何事も無かったかのように!」


千歌「次は1年生だねっ。どうなってるだろうなぁ。楽しみだなぁ」


梨子「何が千歌ちゃんをそうも駆り立てるの……」

曜「じゃあモニター切り替えよっか」


千歌「1年生は……お、やってるやってる」


梨子「居酒屋みたいに言わないで」


曜「音声も点けるよー」

ピッ

ルビィ『大体善子ちゃんはズルいよ!ドラマパートも設定もずっとルビまるだったのに!急に幼馴染設定なんか持ってき』

ピッ


3人「………………」


梨子「き、聞かなかったことにしようか!聞いちゃダメなヤツだよこれ!」

◇◇◇


――数十分前


花丸「さて、おバカを決めることにはなったけど……」


ルビィ「なったけど……ねー?」チラッ


花丸「ずらー?」チラッ


善子「……何よ」


花丸「決まったようなものずら。ずらずらずらw」


善子「まだわからないじゃない!」


ルビィ「ルビィ達お馬鹿じゃないもんねー?ピギャギャギャギャw」


善子「何その笑い方キモ!!」

ルビィ「き、キモくないよ!お姉ちゃんだって気が緩むと言うもん!」


善子「姉妹揃ってキモいって結論にしかならないわよその発言」


ルビィ「ず、ずらずらずらだって変わらないじゃん!」


善子「簡単に友を売ったわね……。いや、ずら丸のはもう鳴き声みたいなもんだから」


花丸「鳴き声!?」


ルビィ「あぁ……」


花丸「ルビィちゃん納得しないで」

ルビィ「と、ともかく、善子ちゃんのおバカエピソードを披露すればいいんだよね?」


善子「私に限定しないで」


ルビィ「うーん、難しいなぁ……」


花丸「ルビィちゃん、頑張ルビィずらっ」


ルビィ「マルちゃん……うんっ!」


善子「私をダシにしてイチャつかないでくれる?」


ルビィ「でもね?本当に難しいの。砂漠で1番綺麗な砂を一粒選べって言われてる感じ。


花丸「山程あるのにどれも大差無いずら」


善子「よーし喧嘩だ」

善子「なによ!なんなのよ!私よりずら丸とかのがよっぽどおバカじゃない!」


ルビィ「マルちゃんはおバカじゃないもん!」


善子「千歌さんから聞いたわよ。インターネットを知識の海とか言ってたって!図書室でPC使ってるのに!」


ルビィ「い、いや、図書室のPCはインターネット繋がってないし……」


善子「だいたい、情報の授業くらい受けたでしょ」


ルビィ「……!……!!」


花丸「ルビィちゃんせめて言葉を発して」


善子「ふっ……勝った!第3部完ッ!」


花丸「…………」

花丸「そういえば、おバカエピソードとは関係無いけど……」


善子「関係無いけど?」


花丸「この間部屋でやってた、『貴様ァ!天使か悪魔か!』『どちらでもない!私は堕天使よ!』って一人芝居は何だったずら?」


善子「あああああんた! わ、私が聞いたときは何も聞いてないって言ってたのに!」


ルビィ「……おバカエピソードとは関係無いけど」


善子「ある!この流れは絶対関係あるわ!」


ルビィ「この間の深夜ニコ生でお母さんに、いつまで起きてるの!って怒られてたね」


善子「私が!私がバカでした!!だから止めてください!」

花丸「第3部完、ずら」


善子「……ていうか、ずら丸。家でのこと言うのはズルいわよ。ホームでくらい馬鹿やっても良いじゃない」


花丸「善子ちゃんの場合家だけに収まってないような……」


善子「あんただって、家だとだらしないじゃない。この間だって、暑いじゅら~って服脱ぎ出すし」


ルビィ「ん?」


花丸「上着一枚脱いだだけだよ!?あの時の善子ちゃん、ジロジロ見過ぎずら!」


ルビィ「んー? いつの話かなー?」

善子「み、見てないし!あんたの胸なんか興味無いし!」


花丸「誰も胸見てたとは言ってないずら。ほんと、善子ちゃんはおっぱい星人だよね」


善子「だ、誰がおっぱい星人よ!」


花丸「生放送中にお母さんに怒られた後、泣きながら胸に飛び込んできたくせにー」


ルビィ「なるほどなるほど?あの時マルちゃん居たんだね?」


善子「だいたいあれはあんたが……!」


花丸「善子ちゃんが……!」


ルビィ「もういい!もう沢山だ!よしまるを破壊する!」


花丸「ルビィちゃん!?」

善子「ど、どうしたのよルビィ、急に」


ルビィ「急に、じゃないよ!なんなの!?お互いの家でお家デート!?急接近じゃん!」


善子「で、デートじゃないし!」


ルビィ「どこ行ったの?あれだけいたルビまる派はどこ行ったの!?」


花丸「る、ルビィちゃんが壊れたずら……」


ルビィ「大体善子ちゃんはズルいよ!ドラマパートも設定もずっとルビまるだったのに!急に幼馴染設定なんか持ってきて!霞んだじゃん!ルビィのマルちゃんとの幼馴染設定霞んだじゃん!」


花丸「か、霞んでないよルビィちゃん!?」

ルビィ「よしまる!よしまる!よしまる!どいつもこいつもよしまる!うぅう……!」


花丸「る、ルビィちゃん!」ギュッ


ルビィ「あ……」


花丸「ごめんね?ルビィちゃん……ルビィちゃんの言ってる事あんまりわからないけど……それでも、マル、ルビィちゃんに寂しい思いさせてたんだね……」


ルビィ「マル……ちゃん……」


花丸「マルは、ちゃんとルビィちゃんのこと大好きだよ?だってかけがえのない親友だもん……!」


ルビィ「う……うゅ……うわぁぁあんっ!寂しかった……寂しかったんだよぉ……!私が添え物みたいになって、Pixivのヒット数が3倍くらい差がついて……寂しかったのぉ……!」


花丸「ぴく……?うん、ご、ごめんね……?」

花丸(ふぅ……よくわからないけど、これで一安心ずら。後は善子ちゃんをおバカにして――)


善子「あ……」


花丸(? ……善子ちゃん?)


善子「そ、そう……よね。そりゃずら丸はルビィといた方が長いし、ルビィの方が大切なのは当たり前で……その……」


花丸(え。ちょ)


善子「…………ふぇ……」ジワッ


花丸(ずらぁぁぁああああぁあっっ!?)

花丸「よよよよ善子ちゃん!?どうしたの!?」


善子「な、何でもないの!何でも……う、っく……うぇ……」


花丸「なんでもなくな――」


ルビィ「……マルちゃん、やっぱり善子ちゃんの方が……」


花丸「ずら!?」


花丸(な、何が起きているずら!?いつの間にかオラ、らいとのべるのらぶこめの主人公みたいに!?)


花丸「ふ、2人とも落ち着いて?これはおバカを選ぶ戦いで……」


ルビィ「そっか……そうだよね。じゃあ、マルちゃんに選んでもらおっか」


善子「……そうね」


花丸「え。なんか主旨が」


ルビィ「ルビィと」


善子「ヨハネ」


2人「どっちを選ぶの!?」


花丸「じゅらぁぁぁああああぁあっっ!?」

◇◇◇◇◇


千歌「けっかはっぴょおおおおおおおっ!!」


梨子「千歌ちゃん芸人さんみたいに叫ばないで」


千歌「えへへ、言ってみたかったの」


曜「みんなには部室に戻って来てもらった訳だけど……」


1年生「………………」


3年生「………………」


曜「あー皆さんだいぶアレがアレしてヨーソローな感じになってますねー」

梨子「ぐったりしてるというか、精神が磨耗してるというか……」


千歌「よーし、それじゃあ私が……」


曜「では発表します!」


千歌「えっ」


曜「厳正な審査の結果!2年生は千歌ちゃん、1年生は花丸ちゃん、3年生は果南ちゃんに決定しましたー!」


6人「わー……」パチパチ


千歌「あ、あれ?曜ちゃん、さっき言ってたのと違うような……」


曜「以上!Aqours学年別女たらし決定戦でしたー!」


千歌「あ、あれー!?」

千歌「ち、違うよ曜ちゃん!私は3馬鹿を決めたかったのに!」


曜「でも千歌ちゃん、話が脱線していくの止めなかったよね?」


梨子「曜ちゃんもだからね?」


千歌「そ、それは……そうだけど……」


梨子「曜ちゃんもだからね?」


曜「だから今回は、話し合った内容に合わせたものに変更します」


千歌「う、ううう……!」

曜「まぁ、千歌ちゃん。3馬鹿決定はまた今度やればいいよ」


梨子「もう2度と開催させてもらえないと思うな」


千歌「……でもさ、この3人だと私が入ってるのおかしくない?」


曜「なんで?」


千歌「女たらし決定戦なんでしょ?私は別に女たらしじゃないし……」


曜「ほーう?」


梨子「ふーん?」


千歌「えっ?」

曜「だってさ。聞きました?リリー桜内さん」


梨子「これは困ったわね、ヨーソロー渡辺さん」


千歌「え。なんで急にその呼び方?」


曜「これは教えてあげないとね。その身体に」


梨子「刻み込んであげないとね。その身体に」


千歌「あ、あれ?2人とも目が怖いよ?なんで両腕ホールドするの!?どこに引きずっていくの!?ていうか梨子ちゃんここだとノンケのはずじゃぁあああああああっ!!」


バタンッ


6人「………………」


善子「これでよしこ」


おわり

◇◇◇◇◇



絵里「どうかしら?ロシアで買った十露盤板なんだけど……」


にこ「く、くそ!まさか海未がチクるなんて!」


絵里「むしろ何故チクられないと思ったの。それ以前に発売日には帰国してるし」


凛「にゃごごごご……オフレコとは一体……」


穂乃果「絵里ちゃん!絵里ちゃん!なんで私だけ三角木馬なの!?)」


絵里「趣味よ」


穂乃果「そっか!趣味なら仕方無いね!」


絵里「ええ、仕方無いことね。石追加するわよー」


おしまい

これでおしまいです。
オチが上手く思いつかなかったのでグダグダになったけど気にしないよ!


μ’sSS過去作
にこ「printempsって、性欲強そうよね」
http://ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs=news4ssnip&dat=1423197561

ことり「おねショタって良いよね……」
http://ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs=news4ssnip&dat=1438446235

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