スイム「ルーラだいしゅきいいいいいいいい」ルーラ「……は?」 (17)

ルーラ「……」

ルーラ「今、何か言ったスイム?」

スイム「言ってない……」

ルーラ「……そうよね」

ルーラ「私の聞き間違いだったわ」

ルーラ「寡黙なアンタがまさかね……」

ルーラ「ちょっと疲れてるのかしら……」


スイム「ルーラかわいいよおおおおおおおおおおおおおお」

ルーラ「……」

ルーラ「何か言ったスイム?」

スイム「言ってない……」

ルーラ「いや言ってた!絶対言ってたわ!!」

ルーラ「ほら!アンタたちも聞いてたでしょ!?」


ミナエル「PV再生が10万突破だって!」

ユナエル「私達マジクール」


ルーラ「ああもう!このバカ双子!」

ルーラ「たま!アンタは聞いたでしょ!?」


たま「ルーラをクンカクンカしたいよおおおおおおおおおおおおお」


ルーラ「」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1477475063

たま「どうしたのルーラ?」

ルーラ「いや……それはこっちの台詞なんだけど……」

ルーラ「たま、さっきの発言もう一度言ってみなさい」

たま「えっ、えと……『どうしたのルーラ?』」

ルーラ「違うわよ!それよりも前の!」

たま「ひっ!」

たま「ご、ごめんなさい……覚えてません……」

ルーラ(どういうことだ……?)

ルーラ(スイムといい、言った本人に自覚がない……?)

ルーラ(スイム、たま……順当にいけば今度は双子か)


ルーラ「……」

じーっ……

ミナエル「ど、どしたのルーラ?」

ユナエル「な、なんか顔についてる?」

ルーラ「……なんでもない」

ミナエル「しっかしスイムとたまがそこまでルーラ好きとはねー」

ユナエル「マジ変態だよねー」

ミナエル「クンカクンカしたいとかないわ」


ルーラ「アンタ達ちゃんと聞こえてたんじゃないのッ!!!!」

ミナ&ユナ「「ひぃぃぃぃっ!!」」

ミナエル「だ、だって信じられないじゃないですかぁ」

ユナエル「ルーラと同じく私らも最初は聞き違いかと思ったんですよぉ」


ルーラ「……ふん、まあいいわ」

ミナ&ユナ((ほっ……))

ルーラ「アンタ達はこの件、どう考える?」

ユナエル「え?スイムもわんこもルーラが大好きなガチレズだったってことじゃないの?」

ルーラ「……っ//////」

ルーラ「0点!!!!」

ベシッベシッベシッベシッ!!

ユナエル「痛い痛い痛い痛いです!!」

ユナエル「マジすいません!!マジすいませんでした!!!!」

ルーラ「か、仮にそうだとしても、当人に発言した自覚がないのはおかしいだろっ!!」

ルーラ「おばかっ!!!!」


ユナエル「ルーラって意外とこういう話はウブなんだねー」 こそこそ

ミナエル「ぜってーバージンっしょ」 こそこそ

ルーラ「なーにを話してるのかしらぁ……?」

ゴゴゴゴゴゴゴゴ……

ミナ&ユナ「「なんでもないです!」」

ルーラ「ちっ……」

ルーラ「ユナエル!アンタは!!」

ミナエル「え……私ミナエル……」


ミナエル「えーと……多分他の魔法少女の能力じゃない?」

ルーラ「そうね、よろしい」

ルーラ「私もそうだと思っていたわ」

ユナエル「お姉ちゃんマジクール!」


ねむりん「ねむりんで~す」

ねむりん「今日はどの子の夢にしようかな~」


ビビビビビ

ねむりん「この夢がいい!」

しゅたっ


ねむりん「お姫様、好きなの?」

綾名「うん、大好き」

綾名「お姫様に仕えるのが夢なの」

ねむりん「仕えるなんて難しい言葉知ってるんだね~」

ねむりん「でも、ただ仕えるだけじゃお姫様は振り向いてくれないと思うな~」

綾名「えっ?」

ねむりん「お姫様の召使は大勢いるんだよ?」

ねむりん「仕えるだけじゃなくて、もっと自分がお姫様のことを大好きだって伝えたほうがいいんじゃないかな~」

綾名「つた……える……」

ねむりん「えへへ~お姫様もアナタのことが大好きになるといいね~」

綾名「……うん」


綾名「ルーラ……好き」

綾名「大好き……」

ねむりん「あの娘の願いが叶うといいな~」

ねむりん「次はこの娘の夢~」


珠「くぅ~ん」

ねむりん「あれ?」

ねむりん「アナタ、どうして犬の格好してるの?」

珠「えっ?あ、あの……」

珠「わ、私は……家族の楽しそうな姿を外から眺めてるだけで幸せなの」

珠「飼い犬としてかわいがってくれれば、それで十分だから……」

ねむりん「え~……」

ねむりん「でも、それってさみしくないの?」

珠「さみしくないって言ったら……嘘になるけど」

珠「でも……私ってノロマで鈍くさいから……」

珠「私がいないほうがこの家は幸せなんだよ……」

ねむりん「そんな……」


珠「で、でも最近は私の面倒を見てくれる人に出会えたの」

珠「ちょっと怖いけど……こんな私にもしっかり向き合ってくるし……」

珠「だから、さみしくても平気なんだにゃあ」

ねむりん(犬なのに、にゃあなんだ?)


ねむりん「そっか~よかった~」

なむりん「その人のこと、大好きなんだね」

珠「うんっ!」

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom