モバP「ロリコン談義」奈緒「あのさぁ……」(47)

モバP「……」カタカタカタカタ

神谷奈緒「……」ペラッ

モバP「……」カタカタカタカタ

奈緒「……」 チラッ

モバP「……」カタカタカタカタ

奈緒「……」チラッ

モバP「……あのさぁ」

奈緒「うひゃっ⁉」

モバP「そんなに驚くなよ。それよりさっきから漫画読みながらこっちをチラチラ見てどうしたんだ?何か気になる事があるなら言ってくれ」

奈緒「い、いや、何でもないんだけどさ……」

モバP「何でもないなんて事は無いだろ?どうせ今此処には俺と奈緒の二人だけなんだ。どんな悩み相談にでものってやるぞ?」

奈緒「う~……あのさ、プロデューサーさんってさ……」

モバP「ん?」

奈緒「その……ロリコンなのか?」

モバP「」

モバP「……何故俺がロリコンだと?」

奈緒「ゴメン!あたし、たまたま見ちゃったんだ。プロデューサーさんが本屋でコミックL〇買ってるのを……」

モバP「あぁー……」

奈緒「わ、わざとじゃないからな?それにプロデューサーさんの趣味にあたしが口出しするのもあれだし……。でも、プロデューサーさんは何人ものジュニアアイドルを担当してるし……あ!安心してくれ!まだ誰にもこの事は話してないからだから」

モバP「落ち着け奈緒。気持ちはわかるが動揺しすぎだ」

奈緒「何でプロデューサーさんがそんな冷静なんだよ……」

モバP「お前が動揺しすぎてかえって冷静になったわ。さて、どこから話すかな……?」

奈緒「……言っておくけど、あたしはプロデューサーさんを脅したいわけじゃないからな?」

モバP「そうなのか?」

奈緒「あ、あたしを何だと思ってるんだよ!そりゃあプロデューサーさんがロリコンってのはどうかと思うけど、でもあたしの事もちゃんとプロデュースしてくれてるし、今更居なくなられても困るっていうか……」

モバP「そっか……。ありがとな」

奈緒「別に感謝される事じゃないし……。それより、どうなんだよ?やっぱり」

モバP「まぁ、あまり隠してもあれだからな。確かに俺はロリコンだ。小さい子にしか反応しない」

奈緒「っ⁉」

モバP「因みにちひろさんも知ってる」

奈緒「はぁっ⁉」

奈緒「な、何でちひろさんまで?」

モバP「まぁこの事務所に誘ってくれたのはちひろさんだからな。いやぁありがたい事だよ」

奈緒「そうじゃなくてさ!何でロリコンって知っててジュニアアイドルの担当にさせてるんだよ!」

モバP「それは色々有ってだな……丁度いいからちょっと休憩するか。コーヒーいれるけど飲むか?」

奈緒「うん、貰うよ。でも話も聞かせてもらうからな?」

モバP「わかってるよ。でもあまり他人に漏らすなよ?」

奈緒「当たり前だろ?言えないってこんな事……」

モバP「さて、落ち着いたところで。奈緒は俺がこの事務所に入る前、どこで何してたか知ってるか?」

奈緒「いや、それは知らないけど」

モバP「まぁそれこそちひろさんやもっと上の人間しか知らないよな。正解は『別の事務所のプロデューサー』だ」

奈緒「えっ⁉じゃあ引き抜かれてここに来たのか?」

モバP「いや、前の事務所は事実上クビにされたようなもんだな。ロリコンってバレたせいで」

奈緒「えぇ~……」

モバP「言っとくけど、誰かに手を出したり問題起こしたわけじゃないからな?ただ今回みたいにコミックL〇買ってるところを担当アイドル見られて、信用が無くなって誰も担当させて貰えなくて、結果暗に自主退職に追いやられただけだからな?」

奈緒「いやそれはそれでどうなんだろうね……?」

モバP「ちゃんと実績は出してたんだけどなぁ……。んで、どこからかその話を聞き付けたちひろさんが俺を誘ってくれたんだ」

奈緒「ちひろさんの情報網はどうなってるのさ?」

モバP「さぁ?だから俺はちひろさんと……奈緒にも凄く感謝してる」

奈緒「え?」

モバP「ぶっちゃけ買ってるとこ見られた時点で、また退職かって脳裏を過ったくらいだからな。でも奈緒は逆に俺の身を案じてくれて、誰にも話さないで俺のとこに来てくれただろ?俺の事を信用してもらえてるみたいで凄く嬉しいよ」

奈緒「いや、だから感謝される事じゃ……///あ、一つ聞きたいんだけどさ」

モバP「どうした?」

奈緒「プロデューサーさんがロリコンって知ってるなら、何でちひろさんはプロデューサーがジュニアアイドルを担当してても何も言わないんだ?その……こう言っちゃ悪いんだけど、手を出したりすると思われるんじゃないのか?」

モバP「それはな、奈緒。俺もちひろさんも、アイドルを大事に思ってるからなんだよ」

奈緒「それってどういう事なんだ?」

モバP「この事務所に入る前、ちひろさんと飲みに行った事があるんだけど……」

都内某居酒屋

千川ちひろ「Pさんは小さい子が好きなんですよね?」

モバP「まぁそうですけど……だからこうやって無職になったわけですし……」

ちひろ「いえ、そういう事ではなくてですね。好きだからこそ効果的に売り出せてるのかなぁと。実際、実績的にPさんはジュニアアイドルを売り出す方が得意ですよね」

モバP「まぁ現代のアイドルブームの中で売り出すには、何か本人の武器になるようなものを見付けないといけないですからね。自分からすれば、幼女の方が見付けやすいってだけですよ」

ちひろ「でもちゃんと高校生以上のアイドルも輩出してると」

モバP「自分の好みの子しか売り出せないのは二流のプロデューサーですよ。世の中には様々なニーズがあるんだから、それに合わせて売れば自分の欲求とは関係無しに売れるんです。まぁ765プロさんみたいにそれら全てでトッププロにできるのは異次元ですけどね……」

ちひろ「つまり、Pさんがジュニアアイドル専門に絞ったらもっと売れると?」

モバP「え?絞らなくても何も考えなかったら今の倍は売り上げ伸ばせますよ?」

ちひろ「はぁ⁉嘘でしょ⁉」

モバP「ただしそれには、アイドル達の将来も考えないって付きますけど」

ちひろ「……エロ方面ですか?」

モバP「察しが早くて助かります」

奈緒「え?どういう事?」

モバP「つまりこうすれば売り上げが倍増するよってのがあるんだよ。例えばそうだな……よし、想像してみてくれ」

佐々木千枝の場合

千枝(スク水装備)「今日は暑いなぁ。え、アイス食べていいんですか?」

手渡される棒アイス(バニラ)

千枝「わぁ!ありがとうございます。」

舌先で棒アイスを舐める千枝

千枝「えへへっとっても美味しいです」ペロッペロッ

千枝「ん……うぐっ……」ジュポッジュポッ

千枝「ぷはぁ……こんな食べ方、お母さんに見つかったら怒られちゃうかもね」

溶けるアイス、その零れたバニラが千枝の胸の辺りに垂れてしまう

千枝「あ、もったいない……」

胸の辺りに零れ落ちた白くドロッとした液体を、指で掬って舐める千枝

千枝「……美味しい❤」

モバP「どう?」

奈緒「エロいよ。なんだよ最後の無駄に勘違いさせそうなイメージは」

モバP「それとか例えば……」

赤城みりあの場合

みりあ(かなりの薄着)「わー!今日はおっきなボールで遊ぶんだね!」

渡されるバランスボール。丁度みりあが跨がって両足がギリギリ付く位の大きさだ。

みりあ「わぁ、これすっごく跳ねるね!」

スカートでボールに跨がるみりあ

みりあ「うわーい、これすっごく楽しいね!」

(ボールを撮さないで時たまスカートが映る程度にローアングルから撮影)

みりあ「いっぱい動いたら、ちょっと汗かいてきちゃった……❤」

玉の上で腰を振るみりあは、少し汗ばみながらも笑顔で楽しみ続けていた……

モバP「とかね」

奈緒「アウトだよ!絶対勘違いさせようとしてるだろこれ!」

モバP「当たり前だよ。他にあったのは……」

大沼くるみの場合

くるみ(ビキニ装備)「ふぇ?今日はシャワーを浴びるだけでいいの?それならくるみにもできそう……」

シャワーを浴び始めるくるみ

くるみ「えぇ?タオルは使わずにでしゅか?わかりました……。うんしょ、うんしょ」

自分の手で白い泡を全身に塗っていくくるみ

くるみ「うんしょ、うんしょ……くるみ、お胸がおっきいから、お胸のしたの辺りを洗うのが大変で……」

胸の辺りを洗う度、プルルンと震える二つのお山。大丈夫、皆好きになってくれるよとアップでその揺れを映す

くるみ「えへへっ、バカでお胸がおっきいだけのくるみだけど、みんなに好きになってもらえたらいいな❤」

奈緒「もう直接的だなぁおい」

モバP「まぁな。一番酷いなぁと思ったのは……」

奈緒「え、これより上ってあるの……?」

龍崎薫、福山舞の場合

薫(スク水装備)「わー!舞ちゃん、今日はここで遊ぶんだって!」

舞(スク水装備)「お水がトロトロしてるね」

用意されたるはローションプール

薫「わーい、滑る滑る!」

舞「わわっ、すぐ転んじゃうね」

何度も転ぶうち、全身ローションまみれになる二人。当然水着はテカテカに光る

薫「舞ちゃんもトロトロでよく滑るね!スベスベだ!」

舞「ちょっと薫ちゃん、くすぐったいよ!そういう薫ちゃんもトロトロだね!」

じゃれあう二人。ドロドロの液体か二人の間の橋渡しとなり

じゃれあう二人。ドロドロの液体が二人の橋渡しとなり、光を反射してキラキラ光っている

薫「わわわっ」

仰向けに転ぶ薫。股をカメラに向けて開く形になってしまい、カメラは彼女の股の筋を見逃さなかった

舞「か、薫ちゃん大丈夫?」

薫を心配して上からのぞきこむ舞。のぞきこんだ際に見えたほんの小さな彼女の谷間も、カメラは見逃さなかった

薫「えへへ、転んじゃった!でも何だか楽しいね」

舞「そうだね!えへへっ」

ドロドロの液体に包まれながらも、彼女達の笑顔は愉しそうであった

奈緒「これは酷い」

モバP「だよな。俺もそう思う」

奈緒「……あのさ、まさかとは思うけど」

モバP「言いたい事はわかるが、ガチャの神に誓って絶対に撮ってないからな?」

奈緒「本当だろうな?」

モバP「……正直に言うとな、これは前の事務所での企画会議で上がった事だ。エロが多ければ売れる。当たり前の事だ」

奈緒「じゃあやっぱり」

モバP「だが俺は全力で止めた。どのアイドルにもそういう事はさせなかった」

奈緒「でも、その方が売れるんだよね?」

モバP「だがその後はどうなる?大人になりアイドル、タレントとして活動するにしろ、引退して普通の女の子に戻るにしろ、それはその子にとって消したい過去、黒歴史にしかならない。俺はアイドルがその時の事を誇りに思える様にしてあげたいんだよ」

奈緒「プロデューサーさん……」

モバP「わかってくれるか?」

奈緒「でもかっこよく言ってもロリコンなんだよね」

モバP「YES I AM !」

モバP「ちひろさんにも話したけど、ヤバいラインを知ってるっていうのは、逆に言えばそのラインを越えなければ安全というのを知ってるって事だ。たとえ事務所の利益が上がるからと言っても、それをアイドルの将来を無視してでも進めていいものじゃないだろ?」

奈緒「確かに、自分がそんなエロい目で見られてたなんて過去は欲しくないなぁ」

モバP「でも俺が退職した後、その事務所はそういった仕事もする様になった。まぁ売り上げは伸びてるし今の俺が何を言ってもただの負け惜しみにしか聞こえんだろうさ。なんせアイドル達が傷つくのは数年後の話だからな」

奈緒「ロリコンなのにちゃんと考えてるんだな」

モバP「ロリコンで変態紳士だからな。そん時にちひろさんに言われたんだよ。今のジュニアアイドル達が大人になった時に、うちの事務所で良かったって言われるようにしましょう。そんなプロデュースを目指しましょうって。だから俺はここに来たんだ」

奈緒「だからロリコンでもちひろさんはOKしてたんだ」

モバP「一応念のため、小さい子と二人きりにはならない様にはしてるんだぞ?そうなりそうな時は大人組に頼んだり、最悪ちひろさんにお願いしてるからな」

奈緒「あぁ、疑われない様に注意してるんな」

モバP「うちのアイドル達は面倒見が凄く良くて助かるよ」

奈緒「むしろ喜んで行く人も何人かいるでしょ?」

モバP「まぁね。最初はこっちからお願いしてたけど、特定の数人は今では向こうから『私が行こうか?』って言われる事が殆どだよ」

奈緒(何人か特定の子にメロメロだもんなぁ。美優さん、あいさん、アヤさん……最近は文香さんもか。あれ?Coアイドルってもしかして……)

モバP「まぁ、そんなとこだ。さてそろそろこれからレッスンのアイドル達も来る事だし、そろそろ休憩も終わりにするかな」

奈緒「あ、ちょっと待ってよ!最後に一つ聞かせてくれよ」

モバP「ん?まだ何かあるのか?」

奈緒「こ、こんな事聞くのもあれだけどさ……大人の女性はその……好きになったりしないのか?」

モバP「あぁ……まぁ、友人としてはいいんだけどな。性的に興奮するかは別というか……いや、こんな事女子高生にする話じゃねぇな。すまん」

奈緒「い、いやいや、聞いたのはあたしだからいいんだけどさ。その……彼女作ったりとか、結婚とかはどうなのかなって」

モバP「……ど、どうなのかなぁ?そそそ、それは俺もわからないなぁ?」

奈緒「?どうしたんだ、急に慌てて」

モバP「あ、慌ててなんかないぞぉ!さて、仕事仕事!」

「フヒヒ、嘘はよくないな。親友」

奈緒「そ、その声は!」

星輝子「ど、どうも、奈緒さん」ヒョコ

奈緒「輝子⁉」

モバP「お前、いつの間に机の下に……!」

輝子「つ、ついさっきだよ?ちょうど二人がコーヒーを飲みながらソファーで話始めたくらいに」

奈緒「割と初めの方だなおい」

輝子「だ、大丈夫。親友がその、ロリコンっていうのは知ってるから」

モバP「はぁ⁉誰から聞いたんだよ?俺お前に言った覚えはないぞ!」

輝子「それはゴメン……。たまたま聞いちゃっただけなんだ。それより親友」

モバP「な、なんだよ?」

輝子「ご、ご婚約、おめでとうございます。これ、お祝いのエリンギ君です。今日一番いいのを持ってきたからな。フヒッ」

奈緒「え?婚約って?」

モバP「」

モバP「あ、まさかお前、あの時机の下に……⁉」

輝子「うん、気付かれないなぁとは思ってたけど、出るに出られなくなっちゃって……」

モバP「ああああ……!」

輝子「だ、大丈夫だ。まだ誰にも言ってないし」

モバP「でも奈緒がいるだろうよ!」

輝子「わ、私が言うのもなんだけど、奈緒さんには隠してもしょうがないんじゃないかな?親友の趣味だと、あ、相手の人って限られてくるし……」

奈緒「え?ま、待ってくれよ!理解がおいつかない!って事はあれか?プロデューサーさんが結婚するのか?しかもあたしの知ってる人と」

輝子「うん、ただ相手もアイドルだから、結婚するのは引退してからだったよね?あ、これまだちひろさんも知らないから秘密にね?」

モバP「それなら奈緒にも秘密にしといてほしかったぞでもエリンギはありがとう」

輝子「でも今日まで連休をとってて、明日から出勤のちひろさんには、どうせ伝えるんだよな?」

モバP「まぁ、それはそうだけど」

輝子「なら、聞いておきたいからさ」

日下部若葉「おはようございます!」

輝子「本人から、い、今の心境をね。フヒヒッ」

奈緒「え?」

若葉「はい?」

若葉「あの、Pさん何で顔が赤くなって……。それにはこの状況は?」

モバP「……昨日の、輝子に見られてた」

若葉「えぇっ⁉」

奈緒「ご、ごめんなさい。今聞かされました。後プロデューサーさんの趣味も……」

若葉「あぁ……///」マッカ

奈緒「だ、大丈夫ですよ!知ってるのはまだここにいる四人だけみたいなんで!そうだよな?輝子!」

輝子「フヒヒッ、そうだよ。因みに昨日何が有ったかというどだな」

奈緒「お前もこの状況で続けるなよ!」

昨日・事務所

輝子(フヒッ、今日も机の下のマイフレンド達に水を吹き掛けてあげなくちゃな……親友もいるだろうし)

輝子「お、おはよう親友……あれ?」ガチャ

輝子(ソファーで寝てる。疲れてるのかな?とりあえず暫くはそっとしておこう)

しばらくして~

ガチャ

輝子(あれ、誰か来たのかな?)

若葉「おはようございまーす」

輝子(あ、若葉さんだ……)

若葉「あら?Pさんってばこんなところで寝ちゃって……。そうだ」

若葉「よいしょっと。ちゃんと温かくしないと風邪ひいちゃいますよ?」

輝子(仮眠室から毛布をとってきてかけてあげる。小さいけど、なんだかんだ言って、大人のお姉さんなんだな)

若葉「……美優さんもよくやってるけど、膝枕って、大人のお姉さんっぽいですよね?よいしょっと」

輝子(あ、膝枕だ)

若葉「こんなところで寝ちゃうくらい疲れてるんですね。無理はしないでほしいんですけど」

輝子(何だろう、こう、甘い空気というか、雰囲気というか……)

若葉「確かに私の身体は小さいですけど、もう大人なんですよ?少しは頼ってくれてもいいんですからね?」

モバP「ん、うぅーん……あれ?」

若葉「あ、ごめんなさい。起こしちゃいましたね」

モバP「あ、若葉……の膝枕?」

若葉「ふふっ、そうですよ?膝枕だって出来るんですから、もうこども扱いはしないでくださいね?」

モバP「ははっ、やだなぁ……若葉を大人扱いしなかったら、俺みたいなロリコンは誰と結婚すればいいんだろうね……」

若葉「え?」

モバP「……」ガバッ

輝子(あ、起き上がった。多分寝ぼけてたんだろうけど、親友ったら、今とんでもない事言わなかったか?)

モバP「……すみません、寝ぼけ野郎の妄言ですので忘れて下さい」

若葉「待って下さい!」

輝子(若葉さん後ろから抱きしめたね)

若葉「Pさん、本当にロリコンなんですか?」

モバP「そ、それは……」

若葉「背が低くても、胸も小さいけど、そんな女性が……」

モバP「……はい」

若葉「なら私が、ううん。私しかいないんじゃないですか?」

モバP「!?」

若葉「もう成長期も過ぎてしまって、これ以上大きくなる希望は少ないですからね」

モバP「あ……あ……」

若葉「世間一般では確かにロリコンは嫌われやすいですけど、私なら、Pさんがロリコンでも受け入れられますよ?むしろ私にとってはアドバンテージですかね」

モバP「わ、若葉……」

輝子(親友、若葉さんに向き直って……)

若葉「どうですか?」

モバP「お、俺と……」

若葉「はい」

モバP「俺と結婚してください!」

若葉「……はい、喜んで!」

輝子(エンダァーーーーーイヤーーーーー)

モバP・若葉「」

奈緒「わー、お暑いこった……」

輝子「でも、アイドルは続けようという事で、結婚するのは引退後にするって話になったんだよね、フヒッ」

奈緒「それにしても今日は輝子よく喋るな。二人をこんな状態にしてまで」

輝子「奈緒さんにも、わ、わからないだろうね……」

奈緒「え?」

輝子「気付かれないだけならまだしも、急に目の前でイチャコラしだして……叫ぼうにもそうさせない程の甘い空気……チキショー!!リア充は爆発しやがれ!!」

奈緒「うるさい」

輝子「ごめんなさい」

輝子「で、でも、例えば千枝ちゃんは早く大人になって、親友の隣に行きたいってずっと言ってて」

モバP「うぐっ」

奈緒「あぁ、後ありすからは待っててくれますか?とか聞かれたんだっけ?」

モバP「ぐはっ」

輝子「他にも、こ、恋の魔法をかけてあげるねとか、魂で繋がってるからとか、せんせぇの奥さんになるとか言われたりしてたよな?」

奈緒「誰が言ったか丸わかりだな。で、それらを差し置いて若葉さんがかっさらって行ったと」

若葉「はうっ」ビクッ

奈緒「あ、いや、別に責めてるわけじゃないんですよ?」

輝子「そう。なんせ親友の好みは大体が『手を出したらアウト』な年齢ばかり……」

奈緒「千枝は合法?いいえ、違法です」

輝子「なら、『セーフな年齢』の人が助けるしかない。しかし合法ロリと呼ばれる人達の中でも、む、胸が小さいのは以外にも少ない……!」

奈緒「早苗さん、友紀さん、菜々さん……あ、確かに」

輝子「つまり、親友が逮捕されず、かつ幸せになるには、若葉さんの力が必要なんだな……フヒヒッ」

若葉「こ、これは祝福されてると思っていいんでしょうか?」

奈緒「あれ、でもさっきリア充爆発しろって……」

輝子「目の前でいちゃつかなければいいよ。あ、後ちゃんと私たちのプロデュースを続けてくれればね」

モバP「輝子……」


輝子「正直なところ、ロリコンだとかはおいといて、私や小梅ちゃんを問題無くプロデュースできる人が居るとは思えないし」

奈緒(確かに)

若葉(確かに)

モバP「そうか?」

輝子「だ、だからさ、影でいちゃついても、同棲しても、なんなら結婚してもいいから、二人には幸せになってほしいな。後、我が儘かもしれないけど、親友とは、『親友』のままていさせてほしい……」

奈緒「輝子……」

若葉「……大丈夫ですよ、輝子ちゃん」

輝子「フヒッ?」

若葉「Pさんは結婚したって、アイドルを傷付ける人じゃないですから。あ、でも浮気はダメですからね?」

モバP「あぁ、わかってるよ。若葉は俺の奥さんで、輝子は俺の親友だ。奈緒は……」

奈緒「あ、あたしか⁉それなら、あたしはプロデューサーさんの『仲の良い担当アイドル』でいいよ。今回プロデューサーさんの妄想も聞けたし、ちょっとだけ深い仲的なさ」

若葉「妄想?」

モバP「妄想って、お前あれは企画会議で出た案件だから……」

若葉「妄想ってどんなのですかねぇ?」

奈緒「後で若葉さんにはメールで送ります(ちゃんと名前の部分は『若葉』に変えたり色々改変するけど)」

モバP「送らんでいいわ、んなもん」

輝子(気になる……)

奈緒「あ、でもプロデューサーさんはこれからが大変なんだな」

モバP「ん?あぁ、とっとと若葉をトップアイドルに押し上げてから引退させないと結婚出来ないしな」

奈緒「いや、そうじゃなくて」

輝子「フヒ?ち、ちひろさんがどういう反応するかとかか?」

奈緒「いや、それはあたし達と同じ考えだろうから、ちゃんと引退するまで手を出さなければ平気だと思う」

若葉「じゃあ何か別の問題が?」

奈緒「ジュニアアイドル達のモチベーション、維持できる?」

モバP「あ」

※※※※※

奈緒「この後プロデューサーさんはアイドル達のモチベーションを下げない為に奮闘したけど、逆に若葉さんとの関係がバレちゃって、多くの幼女達からの誘惑に耐えねばならなくなったな」

輝子「それに加え、大人達はロリコンを直すためという大義名分で、親友に様々なアプローチをかけるようにもなったな」

奈緒「でも若葉さんはそれらにも負けないくらいにプロデューサーさんを魅了してるみたいでさ。プロデューサーさんの妄想を書いたメールを送ったら、その日の深夜に『ありがとうございます、凄く燃えました!』って返ってきたよ」

輝子「激しく燃えた(意味深)んだな、フヒッ。やっぱりその妄想は気になるな」

奈緒「後で見せてやるよ。んでやっぱりちひろさんはあたし達と同じで、ロリコンには合法ロリが一番って事で祝福してくれたな」

輝子「大量のドリンクを売り付けるのが、祝福といえるならね」

奈緒「あれから半年か……」

輝子「そ、そうだな、フヒッ」

輝子「トップアイドルに登り詰めるまで三ヶ月」

奈緒「トップアイドルになって走りに走って三ヶ月」

輝子「そして引退」

奈緒「さらに結婚」

輝子「ヒャッハー!速すぎてもはや彗星ってレベルじゃねーぞ!」

奈緒「落ち着けー」

奈緒「気持ちはわかるけどな、ドレス姿でヒャッハーするのはやめといた方がいいと思うぞ?」

輝子「ドレスコード?っていうのが必要なのはわかるけど、こ、こういうのはやっぱり慣れないな。フヒッ。奈緒さんの青いドレス、に、似合ってるね」

奈緒「輝子の黄色いドレスも似合ってるよ。それにしても結婚式かー。皆の分も祝ってやらなくちゃな」

輝子「今頃はちひろさんが指揮をとって、みんなで準備してるのかな?」

奈緒「パーティーホール貸しきってだよな。200人近くいて、多少興奮して暴れても迷惑掛けないようにって……」

輝子「私以上にヒャッハーするアイドルが大勢いるからって理由で、式に呼んで貰えたのは私と奈緒さんと社長だけだもんね」

奈緒「その理由も酷い気がするけどな。まぁ理由聞いたあたし達が二人して『そうだね』って言った手前、否定は出来ないんだけど」

奈緒「正直この後、事務所主宰の披露宴に行く気が重い。凛と加蓮になんて弄られるか……」

輝子「私も、幸子ちゃんや小梅ちゃん、ボノノさん美玲さん、何よりもまゆさんの反応がコワイ……」

奈緒「そして」

輝子「何よりも」

輝子・奈緒「ハイライトが消えたジュニアアイドル達の反応が……‼」

奈緒「まぁ今は悩んでも仕方ない」

輝子「その時の事は、その時の私達に任せるしかないよな、フヒヒッ」

輝子「あ、二人が出てきた」

奈緒「よし、ライスシャワーで祝ってやらなくちゃな!」

輝子「なんか親友の友人さん達から、凄いロリコンコールが……」

奈緒「ま、まぁ新婦が若葉さんだからなぁ……」

輝子・奈緒「……よし!」

奈緒「プロデューサー!」

輝子「親友!」

輝子・奈緒「若葉さんとの結婚おめでとう!このロリコン‼」


終わり

これにて終わりです
パソコンがぶっ壊れてスマホでssを書いてる自分の最大の敵は間違いなく誤送信です。
それにしても、たまにはロリもいいですよね。合法ロリなら逮捕されない、素晴らしいじゃないですか!
皆さんもYesロリータ Noタッチの精神で、Let's Enjoyロリライフ!

合法ロリとMAXコーヒーが流行る事を祈りつつ寝ます

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