ありす「最近のフレデリカさんは私を甘やかしすぎです!」 (20)

※一応百合注意

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ありす「最近のフレデリカさんは私を甘やかしすぎです!」

フレデリカ「そうかなー?」

ありす「そうですよ。今だって私を甘やかしすぎです!」

フレデリカ「ありすちゃんにお菓子あげてるだけだよ?」

ありす「確かにそうなんですけど……」

フレデリカ「はい、あ~ん♪」

ありす「あ~ん」

ありす「あむ……んっ、美味しい……♪」

ありす「……と、まあ、こんな風に『あ~ん』までしてるじゃないですか!」

フレデリカ「嫌だった?」

ありす「嫌……ってわけじゃないんですけど!」

ありす「このままだとキュートタチバナになってしまいます!」

フレデリカ「ありすちゃんは最初からキュートだよー?」

ありす「私はクールです!」

ありす「もっと、クールに、キリッとしてなきゃ――」

フレデリカ「――はい、あ~ん♪」

ありす「あ~ん」

ありす「……ん~♪」

フレデリカ「うふふっ、やっぱりありすちゃんキュートだねー♪」カシャ

ありす「……はっ!」

ありす「ちょっと、写真撮らないでください!」

フレデリカ「待ちうけにしちゃおーっと♪」

ありす「やめてください!」

ありす「最近のフレデリカさんは私を甘やかしすぎです!」

フレデリカ「そうかなー?」

ありす「そうですよ。今だって私を甘やかしすぎです!」

フレデリカ「ありすちゃんを膝枕してるだけだよ?」

ありす「確かにそうなんですけど……」

フレデリカ「ふふっ♪」ナデナデ

ありす「ふにゃ……」

ありす「……はっ!」

ありす「そう、こんな風に頭まで撫でてるじゃないですか!」

フレデリカ「嫌だった?」

ありす「嫌……ってわけじゃないんですけど!」

フレデリカ「よしよし……」ナデナデ

ありす「ふにゃ……」

ありす「……はっ!」

ありす「こっ、このまま撫でられ続けると寝ちゃいそうなんです!」

フレデリカ「ふふっ、寝ちゃえ寝ちゃえ~♪」

フレデリカ「ありすちゃん、さっきのレッスンで疲れてるだろうしねー」

ありす「確かに疲れてはいますけど……でも、ダメです!」

ありす「この後ミーティングがあるんですから!」

フレデリカ「夢の中でミーティングすれば万事オールオッケー!」

ありす「よくないです! ただの脳内会議じゃないですか!」

ありす「……とにかく。ミーティングもあるんですから私は寝るわけには――」

フレデリカ「――よ~しよ~し♪」ナデナデ

ありす「あっ……!」

フレデリカ「ふふっ、ミーティングの時間になったら、ちゃんとフレちゃんが起こしてあげるから」

フレデリカ「ゆっくりお休みー♪」ナデナデ

ありす「ふにゃぁ……うぅ……」

ありす「……」

ありす「……すー」

フレデリカ「……ふふっ♪」ナデナデ

ありす「最近のフレデリカさんは私を甘やかしすぎです!」

フレデリカ「そうかなー?」

ありす「そうですよ。今だって私を甘やかしすぎです!」

フレデリカ「一緒に帰ってるだけだよ?」

ありす「確かにそうなんですけど……」

ありす「……あの、本当に。自分の荷物くらい自分で持ちますよ?」

フレデリカ「んー、いいのいいの!」

フレデリカ「フレちゃんが負けちゃったのがいけないんだしねー」

ありす「……でも、それだって」

ありす「『突発的荷物もちじゃんけんしよっ、ありすちゃん!』」

ありす「『最初はチョキっ!……あ、負けちゃったー♪』」

ありす「とか言って、自分から持っただけじゃないですか」

フレデリカ「あのときの困惑してたありすちゃんは可愛かったなー♪」

ありす「橘です!」

フレデリカ「あのときの困惑してたありすちゃんは立場無かったなー♪」

ありす「そうじゃないっ!」

フレデリカ「いたずら目して?」

ありす「やだもんっ♪……って何やらせるんですか!?」

フレデリカ「今のはフレちゃん関係ないと思うなー」

フレデリカ「でも可愛かったよ、ありすちゃん!」

ありす「忘れてください!」

フレデリカ「おっと失敬……ありすにゃんだったねー」

ありす「忘れてくださいっ!」

フレデリカ「しょうがないなー」

フレデリカ「1,2の……ポカン!」

フレデリカ「フレデリカはありすにゃんのことをきれいに忘れた!」

フレデリカ「そして、たちばなにゃんを覚えた!」

ありす「何も変わってないじゃないですか!?」

フレデリカ「たちばにゃん♪」

ありす「ああ、もうっ! この人は! 本当に! もうっ!」

フレデリカ「あははっ! 楽しいね、ありすちゃん!」

フレデリカ「よーっし、このままありすちゃんの部屋まで競争だーっ!」

ありす「え……ちょ、ちょっと!」

フレデリカ「おっ泊まっりおっ泊まっり~♪」

ありす「ああ、もうっ! 急に走らないでくださいよ!」

ありす「本当にもう……ふふっ」

ありす「最近のフレデリカさんは私を甘やかしすぎです!」

フレデリカ「そうかなー?」

ありす「そうですよ。今だって私を甘やかしすぎです!」

フレデリカ「夜ご飯作ってるだけだよー?」

ありす「確かにそうなんですけど……」

フレデリカ「ふふっ、できるまで待っててねー♪」

フレデリカ「フンフンフフーン♪」

ありす「……」

ありす「……あの、やっぱり私も手伝いますよ」

フレデリカ「んーん、だいじょうぶ!」

フレデリカ「ありすちゃんが怪我しちゃうのも怖いしねー」

ありす「む……」

ありす「子供じゃないんだから大丈夫です!」

ありす「みじん切りだって一人でできます!」

フレデリカ「本当に~?」

ありす「本当ですっ!」

ありす「調理実習のときなんかは、包丁の扱いは上手いねって褒められてるんですから!」

フレデリカ「わお! そうなんだー!」

ありす「えっへん!」

ありす「……どうです、これでも手伝わせてくれませんか?」

フレデリカ「んー……フレちゃん審議中ー……」

ありす「……」

フレデリカ「……ピコン! 答えが出ました!」

ありす「……答えは?」

フレデリカ「フレちゃんの答えはYes!」

ありす「!」

フレデリカ「ふふっ、ありすちゃんの熱意にフレちゃん敗北!」

フレデリカ「それじゃ、お手伝いお願いねー」

ありす「任せてください!」フンス

フレデリカ「よーっし、それじゃ一緒に美味しい夜ご飯作ろーっ!」

ありす「おーっ!」

ありす「最近のフレデリカさんは私を甘やかしすぎです!」

フレデリカ「そうかなー?」

ありす「そうですよ。今だって私を甘やかしすぎです!」

フレデリカ「一緒にお風呂に入ってるだけだよー?」

ありす「確かにそうなんですけど……」

フレデリカ「髪流すねー」

ありす「あ、はい」

ありす「……」グッ

フレデリカ「ざばー♪」

ありす「ふわぁ……」

フレデリカ「おきゃくさーん、かゆいところはないですかー?」

ありす「散髪じゃないんですから……」

フレデリカ「……よしっ!」

フレデリカ「それじゃ、次はリンスで洗うよー♪」

ありす「……」

ありす「……あの、髪くらい自分で洗えるんですけど」

フレデリカ「あははっ、そこは別に心配してないよー」

ありす「じゃあ、なんで私はフレデリカさんに髪を洗ってもらってるんでしょうか……」

フレデリカ「私が頼んでー、ありすちゃんが許可を出してー」

ありす「いや、そうなんですけどね」

ありす「……フレデリカさんが『お願いっ!』ってすっごく頼んできましたから、断れなくて……」

フレデリカ「嫌だった?」

ありす「そういうわけでもないんですけど……」

フレデリカ「……ふふっ」

フレデリカ「ありすちゃんの髪の毛ほんとさらさらだねー」

ありす「そ、そうですか?」

フレデリカ「うん、すっごくさらさらでー、つやつやでー、イイネ!」

ありす「ふふっ、ありがとうございます」

フレデリカ「だから、ちょっと触ってみたかったんだー、なんてねー♪」

ありす「……別に言ってくれればいつ触ってもよかったのに」

フレデリカ「いつでも触ってるよー?」

ありす「……そういえばそうでしたね。よく撫でてきますし」

フレデリカ「ありすちゃんの頭は撫で心地いいからねー♪」

ありす「少し複雑なんですが……」

ありす「……そういえば、私はフレデリカさんの髪ってあまり触ったことありませんね」

フレデリカ「触ってみるー?」

ありす「そうですね」

ありす「それじゃ、私の髪を洗ってくれたお礼に今度は私がフレデリカさんの髪を洗いますね、ふふっ」

ありす「最近のフレデリカさんは私を甘やかしすぎです!」

フレデリカ「そうかな~」

ありす「そうですよ! 今だって私を甘やかしすぎです!」

フレデリカ「一緒にゲームしてるだけだよ?」

ありす「確かにそうなんですけど……」

ありす「……なんで私をひざの上に乗せてるんですか?」

フレデリカ「ありすちゃんが乗ってきたから!」

ありす「フレデリカさんが『乗ってー?』って言ってきたんじゃないですか!」

フレデリカ「でも、ありすちゃんも何も言わず乗ってきたよねー?」

ありす「それは……そうですけど……」

フレデリカ「そこでアタシからもありすちゃんに質問だ!」

フレデリカ「なんでありすちゃんは断らなかったのかなー?」

ありす「それは……」

フレデリカ「それはー?」

ありす「……」

ありす「……ひ、秘密ですっ!」

フレデリカ「んー、残念!」

フレデリカ「じゃ、ありすちゃんが秘密にするならフレちゃんも秘密にしちゃおーっと♪」

ありす「……まあ、別にいいんですけど」

フレデリカ「ふふっ、じゃあゲームの続きしよっかー」

ありす「はい」

フレデリカ「……」

ありす「……」

フレデリカ「……きっとありすちゃんと同じ理由だよ」ボソッ

ありす「!?」

フレデリカ「あっ! ありすちゃんのキャラ死んじゃった!」

ありす「ふっ、ふれっ、フレデリカさんが! フレデリカさんのせいですっ!」

ありす「もうっ! 急に耳元で話さないでください!」

フレデリカ「あははっ!」

ありす「最近のフレデリカさんは私を甘やかしすぎです!」

フレデリカ「そうかなー?」

ありす「そうですよ。今だって私を甘やかしすぎです!」

フレデリカ「でも、一緒に寝てるだけだよー?」

ありす「確かにそうなんですけど……」

ありす「……だからって、抱きつかなくても」

フレデリカ「だって暖かいしー」

ありす「確かに暖かいですけどね……最近急に寒くなってきましたし」

フレデリカ「でしょー?」

フレデリカ「だからこうやってぎゅーっ!」

ありす「……」

フレデリカ「ありすちゃんもぎゅーっ!」

ありす「……」

ありす「……ぎゅ、ぎゅーっ」

フレデリカ「ふふっ、あったかいねー♪」

ありす「そうですね……本当に……ふふ」

ありす「……でも、やっぱり恥ずかしいです」

フレデリカ「誰にも見られてないから大丈夫ー」

ありす「そうですけど……」

フレデリカ「……それとも、もしかして視線感じる?」

ありす「怖いこといわないでください! 感じません!」

フレデリカ「ごめんねー、ふふっ」

ありす「……ふわぁ」

フレデリカ「おや、ありすちゃん眠い?」

ありす「そうじゃなきゃベッドに入りません……」

フレデリカ「そっかー……じゃ、アタシが子守唄歌ってあげるねー」

ありす「子守唄……ですか?」

ありす「いいですよ、別に……子供じゃない――」

フレデリカ「――それじゃ、いくよー」

ありす「人の話を聞いてください……」

フレデリカ「フレデリカの『わ』はわがままの『わ』だからねー」

ありす「どこにも『わ』は入ってないじゃないですか……もう」

フレデリカ「すぅ……」

フレデリカ「ほんとのー、わたしをー、だれもしらないー♪」

ありす「なんで『in fact』なんですか!?」

フレデリカ「ジョークジョーク。これからが本番だよー」

ありす「本当に、もう……この人は……」

フレデリカ「ねーんねーんー、ころーりーよー、おこーろーりーよー」

ありす「……」

フレデリカ「ありーすーはー、よいーこーだー、ねんーねーしーなー」

ありす「……」

ありす(……もう)

ありす(本当に、甘やかしすぎです……ふふ)

ありす「最近のフレデリカさんは私を甘やかしすぎです!」

フレデリカ「そうかなー?」

ありす「そうですよ。今だって私を甘やかしすぎです!」

フレデリカ「ありすちゃんをじっと見てるだけだよー?」

ありす「確かにそうですけど……」

ありす「……いつから見てたんですか?」

フレデリカ「ずっと!」

ありす「いや、嘘ですよね……」

フレデリカ「なぜバレた!?」

ありす「どうしてバレないと思ったんですか……」

ありす「……で、いつから見てたんですか?」

フレデリカ「起きてからだよー?」

ありす「……いつから起きてたんですか?」

フレデリカ「ずっとありすちゃん見てたからわかんない!」

ありす「……」

フレデリカ「ふふっ、ありすちゃんの寝顔可愛かったよー♪」

ありす「変なこといわないでください! 恥ずかしい……」

フレデリカ「ふふっ、よーしよーし♪」ナデナデ

ありす「もう……」

ありす「……あの、フレデリカさん」

フレデリカ「んー?」

ありす「そろそろ離れませんか?」

フレデリカ「……えー?」

フレデリカ「ありすちゃん抱きばなありすって名前なんだから、もっとぎゅーってさせてよー」

ありす「橘です!」

ありす「……目も覚めたんだし起きましょうよ」

フレデリカ「えー、フレちゃんまだ寝てたーい!」

ありす「じゃあ私の顔見てないで寝たたらよかったじゃないですか……」

フレデリカ「その手があったか!」

ありす「まったく……」

ありす「……ふわぁ」

フレデリカ「ありすちゃんも眠そうだねー」

フレデリカ「ふふっ、無理しちゃダメだよ? 今日オフだし、眠いならぐっすり寝たほうがいいよー?」

ありす「あぅ……これは、寝起きだからです……起き上がればしゃきっとします」

フレデリカ「ふふっ、無理しちゃって~♪」

ありす「無理してません……!」

フレデリカ「よーしよーし♪」

ありす「あっ……も、もう……ナデナデは卑怯です……っ!」

フレデリカ「ふふふっ」

ありす「最近のフレデリカさんは私を甘やかしすぎです!」

フレデリカ「そうかなー?」

ありす「そうですよ」

ありす「……なんでですか?」

フレデリカ「何がー?」

ありす「私を甘やかす理由です」

フレデリカ「誰かを甘やかすのに理由がいるかい?」

ありす「……また突発的な思いつきなんですね」

フレデリカ「んー……」

ありす「別に……嫌だったわけじゃないんですけど……」

ありす「でも、このままだとダメになっちゃいそうです」

フレデリカ「……」

ありす「その……むしろ、とっても心地よかったんですけど……」

ありす「このままだと……ほんとに……フレデリカさんに甘えっきりになっちゃいそうで……」

フレデリカ「……別にアタシはそれでもいいんだけどねー」

ありす「えっ……!?」

フレデリカ「ん~ん、なんでもな~い♪」

ありす「いやっ……え、えっ!?」

ありす「なんでもなくないですよね、フレデリカさん!?」

ありす「思いっきり聞こえたんですけど!?」

フレデリカ「聞こえるように言ったからねー」

ありす「なおさら性質悪いですね!?」

ありす「ちょっ、ちょ、ちょっと! フレデリカさん、どういうことですか……!?」

フレデリカ「言葉どおりの意味だよー?」

ありす「言葉通りの意味って……」

フレデリカ「そのままの意味だよー?」

ありす「そのまま……」

ありす「……」

ありす「……言葉にしてほしいです」

フレデリカ「……」

ありす「言葉で、フレデリカさんの思いを聞きたいです」

ありす「私の受け取った意味があってるかどうかもわからないので」

ありす「ちゃんと、言葉で……」

フレデリカ「……んー」

フレデリカ「たぶんありすちゃんが受け取ったものであってると思うよ?」

ありす「それでも、フレデリカさんの言葉でください」

フレデリカ「……フレちゃんも恥ずかしいんだけどなー」

ありす「私だって恥ずかしいんですから、おあいこです!」

フレデリカ「……」

フレデリカ「あのねー、ありすちゃん」

フレデリカ「アタシ、ありすちゃんのこと好きなんだー」

フレデリカ「だから、ありすちゃんのこといーっぱい甘やかしちゃった!」

ありす「ふふ、そうなんですか」

フレデリカ「……やっぱり驚かないんだねー」

ありす「想像通りでしたから」

フレデリカ「……むー」

フレデリカ「ありすちゃんに弄ばれた……よよよ」

ありす「いつもの仕返しです、ふふっ」

フレデリカ「ありすちゃんも強くなったわね……ほろり」

ありす「何目線ですか……」

フレデリカ「橘フレデリカ目線!」

ありす「いつ私の姉になったんですか!?」

フレデリカ「思い立ったがシスターデビュー!」

ありす「……」

フレデリカ「そうそう、ありすちゃん!」

フレデリカ「フレちゃんに質問したんだからー、質問し返してもいいよねー?」

ありす「……何が聞きたいんですか?」

フレデリカ「全部!」

ありす「曖昧なので何も答えられませんね」

フレデリカ「わお、じゃあひとつに絞るねー♪」

ありす「……」

フレデリカ「ねー、ありすちゃん。ありすちゃんは甘やかされるの嫌?」

ありす「……わかりませんか?」

フレデリカ「私の受け取った意味があってるかどうかもわからないので」

フレデリカ「ちゃんと、言葉で……」

ありす「私の真似をしないでください!」

フレデリカ「ふふっ、ごめんねー♪」

ありす「はぁ……」

ありす「……フレデリカさん」

フレデリカ「うん」

ありす「……」

ありす「わ、私……甘やかされるのは……嫌じゃないですし、むしろ嬉しいです」

ありす「フレデリカさんが好き……ですから」

ありす「だから、私をたくさん甘やかしてくれて……嬉し――」

フレデリカ「ありすちゃんっ!」ダキッ

ありす「わっ……ちょ、ちょっと、いきなり抱きつかないでくださいっ!」

フレデリカ「だって、嬉しいんだもん! 仕方ないよねー♪」

フレデリカ「ふふっ、ありすちゃんぎゅーっ!」

ありす「あっ……も、もうっ、そんな、抱きしめないで……!」

ありす「私、ダメになっちゃいますから……!」

フレデリカ「ふふっ、一緒にダメになっちゃお?」

フレデリカ「ほら、ぎゅーっ!」

ありす「うぅ……うぅぅ……!」

フレデリカ「ありすちゃんも、ね?」

ありす「……」ギュッ

フレデリカ「声も出さなきゃ!」

ありす「ぎゅ、ぎゅーっ」

フレデリカ「ふふっ……ありすちゃん可愛い♪」

ありす「……本当にダメになっちゃったら責任とってもらいますからね、もう……」







おしまい

ありすちゃんとフレちゃんがイチャイチャしてるのが好きという気持ちと勢いだけです。

デレバナよりデレてるデレデリカの構図好き。

誤字脱字、コレジャナイ感などはすいません。読んでくださった方ありがとうございました。

前のありフレ
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