安価とコンマで、アイドルとかをね、あれこれね、プロデュース?
極端なエロやグロ、倫理・道徳的にNGなものは、無言でズラしていくスタイルです
前 安価とコンマで、昨今のアイドルブームに乗りたい【其の十】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1475831706/)
安価連取はなし
コンマはいくらでも建前上はオーケーよ
(あんまりコンマ連取しすぎて悪い結果ばっかだと、ね? ってことで…さ?)
1番最後の安価を取っていたら、それからどれだけコンマ判定が続こうが、次に安価が出て別の人が取得するまでNGよ
あんまり気づかないこともあるから、連取になってたら「なってるよー」てやんわり教えてね
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1476365787
SSプロ所属アイドル
・西城タカシ Aランク
・菱河香 Aランク
・仲寺衣依 Aランク
・北川聖羅 Aランク
・御剣誠 Bランク
・周藤快斗 Bランク
・垣根ゆず子 Cランク
・五味葉子 Cランク
・安住佑香 Cランク
・氷川透 ー
SSプロ所属タレント
・湯郷シャーディ
SSプロ職員
社長 うぉっほん、で呼びかけてくるひと
間野巌 見た目は恐いし身内には威圧的だけど外部にはとっても頭と腰が低いプロデューサー
河村スバル もっさりヘアとオタッキーな眼鏡がトレードマークの苦労人事務員
壁P 人間辞めてる勢筆頭? 旦那様はダーリン呼び
SOKUHOプロ所属アイドル
トレジャーシップ
・春日野愛 Bランク
・榊漣 Aランク
・金目純 Bランク
・澄谷奏 Bランク
ライムライト
・ミシェル Cランク
・橘夢 Cランク
Play of stars
・菅野孔 Cランク
・赤井武 Cランク
・間宮つぼみ Cランク
SOKUHOプロ職員
女社長 年齢を訊ねるのはタブー
諸星銀河 クズ・オブ・クズ
鉄P 鉄面皮・物怪・人外と畏れられる(?)人間辞めてる勢のひとり
その他
先生 変人な作曲家の先生。口癖は「エクセレン!」
吉喜良人 広告代理店のエリート社員で壁Pのダーリン
―― いつもこの時間に出勤をされるんですか?
スバル「はい、そうですね…。朝8時半には、大体」
スバル「けど地方にアイドルが行くとかで朝早い集合の時は、それに合わせて早く来たり、前の晩に寝袋出して泊まってたりもあります」
―― 河村さんは以前アイドルとして、このSSプロで活動されていたんですよね?
スバル「うっ…ま、まあ…はい…」ガチャッ
スバル「でも今は僕は一般人ですので…。さ、どうぞ」
キィィィ…
―― 我々が足を踏み入れたのは、現在、人気沸騰中の大人気アイドルを擁するSSプロの事務所
この事務所に所属するアイドルに24時間の密着ドキュメントをします
ガチャッ
壁P「おはようございます」
スバル「おはようございます」
―― 最初に出勤をしてきたのは、女性のプロデューサー
すらりとしたパンツスーツの彼女は業界でも有名な敏腕プロデューサーと言われているそうです
壁P「ああ、今日は取材が入っているんでしたか。朝早くからご苦労さまです」
壁P「…あっ、良かったら…これ、いただきものなんですが…たくさんもらってしまったのでおひとつどうぞ」つクッキー
―― やがて、アイドル達が事務所にやってきた。
衣依「おはようございまーす。……あ、取材のカメラさんも…。こんな時間から、おはようございます」
タカシ「おっはよー! 取材の人もおはようございまーす! えへへ…眼鏡かけてるとこって、なかなかレアでしょう?」クイクイ
誠「おはよーっす。いやー、キノコが大量に取れたんだ~。いーよりー、これお裾分け――って、カメラぁっ!? …おはようございます」
―― 皆、一様に明るい挨拶をしながら事務所にやってくる。
と、その時、今日、24時間の密着取材をするあのアイドルがやってきた。
↓1 突然ですが、密着取材ですって!! 誰に密着なんや?
いよ、たか、まこを除く中からおなしゃす
佑香「がおー…」ノソノソ
快斗「ほら、佑香、ちゃんと歩けって…」
佑香「ふわぁぁ…」
―― おはようございます
快斗「っ…おはようございます」キラッリィィィィンッ
佑香「……おはようございま…ふ…わぁぁ…」
快斗「ちゃんとしろって…テレビなんだぞ?」
佑香「むぅぅ…」
―― 今日密着取材するのは、安住佑香ちゃん。15歳の中学生
女の子だけれど、いつも女の子の格好はしない。コンサートでは着ぐるみのような衣装でステージに立っている、特異なアイドル
佑香「…」ゴソゴソ
―― 何をしているんですか?
佑香「…しーっ」
―― おもむろに佑香ちゃんが取り出したのは、ビニール袋。中には紅葉した葉っぱが入っています
佑香「…」ゴソゴソ
佑香「いた…」ヒョイッ
虫さん『わー、怪獣だー』ウゾウゾ
↓1 リルモンの悪戯ターゲットは…
1~3 まさかのハコちゃんっす
4~6 すーばるんるんっ♪
7~9 いーよりんっ♪
葉子「おはようございます」
バタム…
佑香「…」ソソっ
―― 佑香ちゃん、物陰に隠れました。何をするのでしょうか?
葉子「ちょっとだけ肌寒くなってきたかも…」
葉子「今度、買物でも………あっ、カメラ…お、おはようございます」
葉子「…佑香ちゃんの密着取材…でしたっけ? あんまり、映さなくても大丈夫なので…」ソソソ
葉子(あれ?)
葉子(…でも、その佑香ちゃんは、まだ来てないのかな…?)キョロキョロ
―― どうかしたんですか?
葉子「あ、いえ…何でも…大丈夫です」
葉子「ごめんなさい、取材のお邪魔し――」
ポトッ
葉子「て……………」
虫さん『うわーん、怪獣に落とされたよぉぉ~』ウゾウゾ
葉子「」
葉子「」
葉子「」
佑香「…」ニタァッ
↓1 ハコちゃん、テレビカメラあんねん、あんねん、テレビキャメラ!!
1~3 あ、失神した…
4~6 パニックパニック~
7~9 まこちゃんにすがるハコちゃん
葉子「きゃっ…!?」
葉子「むっ…むむむむむんむししし…!?」バタバタ
佑香「そぉーれ」ヒラヒラ ←手に虫さんをつまんでる
葉子「やああああああああっ!!」
佑香「こわくなーいー」タタタッ ←追いかけ回す
葉子「やめてやめてやめてやめて、こないでお願いだから何でもするからああああっ!!」
―― ファンの間では佑香ちゃんの悪戯好きは有名のようですが…これはやりすぎじゃないでしょうか?
佑香ちゃん、怒られちゃいますよ?
巌「これぇえええい、佑香ぁああああああああああああっ!!?」
佑香「!?」
―― ほら…
巌「待たんかわりゃああああああああ―――――――――――っ!!?」
佑香「待てと言われて待つ子はいない…!」タタタッ
―― そしてお叱りを受けてしまったようです
巌「何べん言うたら分かるんじゃあっ!? 虫さんがかわいそうじゃろうがぁっ!」
巌「それにいきなり葉子を驚かして心臓でも止めてしもうたらどないするっちゅうんじゃあっ!!?」
佑香「人間そう簡単に――」
巌「じゃかしいわあああああっ!!」
―― お説教を受けている間に、佑香ちゃんについて他の人に尋ねてみましょう。
葉子ちゃん、ちょっといいですか? いつも佑香ちゃんには、あんな風に悪戯をされてしまうんですか?
葉子「いっ…い、いい…いつも…は、わたしは…ターゲットじゃ…ないけど…」←まだ虫さんショック受けてる
葉子「多分……あの…虫をゲットしちゃったから……苦手なの、知ってて…」
↓1 もうひとり、誰かにリルモンの普段の悪戯について尋ねるってさ
壁P すばるん タカシくん いよりん まこちゃん かーくん から選んでね
―― 衣依ちゃん、ちょっといいですか?
衣依「あ、はい? 何ですか?」
―― 佑香ちゃんは、いつもあんな風に誰かに悪戯をしているんですか?
衣依「…してます」
衣依「でも今日はかなり手口がシンプルだし…あれで手加減はしてる…のかな?」
―― 衣依ちゃんは事務所のお姉さん的存在とうかがっていますが、佑香ちゃんの悪戯についてどう思っているんですか?
衣依「やめてほしいです…」
衣依「大事故にはならないギリギリのラインをいつも攻めてて、何だかんだでケガとかには繋がらないようにはしてるみたいだけど…」
衣依「タイミング悪くでくわしちゃったり、悪戯のターゲットにされちゃうとうんざりしちゃうし…」
衣依「…何度やめなさいって言っても聞いてくれなくって…」
―― どうして佑香ちゃんは悪戯をしているんでしょう?
衣依「……そこにビックリさせたい人がいるから…?」
衣依「深い意味とかはないと思うなあ…」
巌「ったく…ええ加減にせえ」
佑香「…」←正座させられてる
巌「ほいじゃあ仕事じゃ、行ってこい」
―― どうやら佑香ちゃん、今日のお仕事に行くようです
ついて行ってみましょう
↓1 リルモンの今日のお仕事は?
1 P3とタカシくんと一緒に、SSラブの撮影&ボイス収録
2 P3とスポーツチャンバラ協会のお仕事で、ポスター撮影があるよ
3 壁Pと一緒にニューシングルのプロモーションビデオ撮影やで
P3「間野さんのお説教は済んだみたいね。行きましょうかい?」
佑香「やれやれ…」
巌「やれやれぇぇ~?」
佑香「っ…」
―― 佑香ちゃんは、プロデューサーさんと一緒にお仕事へ向かうようです。移動中に佑香ちゃんに質問をしてみましょう
佑香ちゃん、いつも悪戯をしているのはどうしてですか?
佑香「…む」
佑香「…………そこに悪戯したい人がいるから」
―― 衣依ちゃんがそこにビックリさせたい人がいるから悪戯をしているんだ、って言っていましたよ
佑香「む…見透かされたみたいで悔しい…」
P3「はっはっは…まあでも、悪戯してるからこその佑香だからねえ…」
―― どうして佑香ちゃんはアイドルになったんですか?
佑香「…母君にやれって」
―― 母君?
佑香「我が家では厳しく躾けられています」キリッ
P3「はいはい…嘘はつかないの」
佑香「むぅぅ…」
―― じゃあ本当はアイドルは嫌だったりしますか?
佑香「…最初は……」
―― そう答えた佑香ちゃんは我々と反対の方を向いてしまいました
その瞳はどこを見ているのでしょう?
―― やがて到着したのは撮影スタジオ
P3「今日はねえ、スポーツチャンバラ協会さんにお願いされて、佑香がイメージキャラクターに選ばれたから、そのポスターの撮影するんですよ」
佑香「…」
P3「もうこの子、すごいのよー、スポーツチャンバラも。お気替えタイムってことで、ちょっとごめんなさいね。佑香、お気替えしてきなさいな」
↓1 仕事中のリルモンは…
1~3 アイドルなのに…笑顔がない
4~6 真剣な顔が様になっています
7~9 スポーツチャンバラの獲物を嬉々として振り回してる様子は…男の子?
0 SPECIAL!!
―― ポスターの撮影が始まりました
<じゃあポーズを取りながら視線をこっちにくださーい
佑香「…」ブンッ
佑香「んー…」ブンブン
―― 獲物を振りながら何か考えているようです
P3「どうかした?」
佑香「………相手がいる」
P3「相手?」
佑香「…じゃないと…真剣になれない」キリッ
―― 最初はアイドルが嫌だったと言っていた佑香ちゃん
けれどお仕事には真剣な顔で取り組んでいるようです
P3「すいやせん、相手がいた方が雰囲気が出るって本人が言うんですがねえ。どうにかなりますかい?」
*「そうだなあ…」
佑香「…」ブンブン
―― 一心不乱に剣を振っています。ポスター撮影のためのイメージを膨らませているのでしょうか?
*「じゃあお前、ちょっと相手役で」
P3「すみませんねえ、どうも…」
*「それじゃあ再開しまぁーす」
―― まるで本当に誰かを切り倒すかのような気迫をもった撮影でした
今朝、葉子ちゃんに虫さんを見せつけながら追い回していた女の子と同一人物とは思えません
佑香「むぅ…」ブンブン
―― 佑香ちゃん、何を考えて撮影をしていたんですか?
佑香「……勝つこと」
―― 強い意思を持った目で佑香ちゃんはそう答え、また一心不乱に剣を振りました
勝つこと。一体、佑香ちゃんは誰に、何で勝とうとしているのでしょうか?
今日、佑香ちゃんのお仕事に同行しているプロデューサーさんに質問をしてみました
P3「え? 何に勝とうとしてるか…?」
P3「そう、ねえ…」
↓1 なんて答えようか
1 正直に、前にP3がリルモンを負かしちゃったから、そのリベンジを狙ってるんじゃないかって
2 取材陣が何かシリアスな勘違いをしてるみたいだし…それっぽいことを言っておく
3 分からないって言っておこう
P3「……あの子はさあ」
P3「自分の好奇心とか興味ってもんに、ものすごく一途で純真なのよ…」
P3「勝つこと…っていうのが、ハッキリとは近くにいても掴みづらいけれども…真剣なのよね、どんなことにも」
P3「大方…頭の中に思い描いた、最強のスポーツチャンバラ選手との戦いをしていたんじゃないのかねえ?」
P3「どんなお仕事でもね」
P3「佑香はお仕事だからやる、ってスタンスと違うからね」
―― では、どういう気持ちで臨んでいるんですか?
P3「その状況をどうやって楽しむか…っていうところじゃないかなあ?」
P3「遊びなのよ、お仕事じゃあなくって。でも…だからこそっていうか、ほら…あの子ってあんま笑顔にはならないでしょ?」
P3「だけども見てるとほほえましいと言うか、見守りたくなっちゃうっていうかね…そういう魅力を放てちゃうんだろうねえ」
・
・
・
P3「今日のお仕事はこれでおしまい」
P3「事務所に帰るかい、それともお家まで乗せてってあげようか?」
佑香「事務所」
P3「あいあい、じゃあ社用車タクシー、出発しまぁーす」
―― お仕事が終わったのに事務所へ行くんですか?
P3「そそ…あんまり、普通の芸能事務所ってタレントが事務所に居座るってないとも思うんだけどもね」
P3「うちは暇だ、暇だーって事務所に集まっちゃうような子らが多いのよ。仲良しでねえ」
―― 佑香ちゃん、事務所に帰ったらまた悪戯をするんですか?
佑香「…」チラッ
↓1 悪戯目的で帰るのん?
偶数 ノン、タカシくんと遊ぶ約束してるんだって
奇数 イエスイエスイエスイエスイエスイエスイエスイエスイエス
佑香「……そう」
―― 今度はどんな悪戯をするんですか?
佑香「……内緒にする?」
―― ……
佑香「じゃあ言わない…」
―― 内緒にします
佑香「…じゃあ…カメラがあるから…」
佑香「………衣依のスカートめくり」
―― それは放送してしまっても大丈夫なんですか?
佑香「…知らない」
P3「ダメよ~」
・
・
・
―― 事務所に帰ってきました。けれど衣依ちゃんはお仕事でいないようです
佑香「むぅ…」
―― 衣依ちゃんへの悪戯ができなくなった佑香ちゃん
一体、どうするのでしょう?
佑香「…お茶いる?」
―― しばらく考えてから佑香ちゃんは、我々を気遣ってか、おもてなしをすることにしたそうです
どうもありがとうございます、佑香ちゃん
佑香「…粗茶ですが」コトッ
佑香「あとタカシの作ったチーズケーキも」コトッ
―― ありがとう、佑香ちゃん
それではいただきます
佑香「…」ニタァァッ
―― 取材スタッフに衝撃と電流が奔りました
佑香ちゃんが出してくれたチーズケーキは一口食べた瞬間にえもいえぬ悪習がして、慌てて含んだお茶は酸っぱかったのです
そう、佑香ちゃんは衣依ちゃんへの悪戯ができなかったので我々、取材スタッフに悪戯をしてきたのです
佑香「お味は?」
―― 参りました
鮮やかに悪戯をされてしまって、完敗です
↓1 24時間密着やねん、リルモンハウスにも行くねん
偶数 リルモンママンの思うこと
奇数 リルモンは、パパっ娘?
―― お邪魔します
午後6時半に佑香ちゃんは帰宅をしました
今日の晩ご飯は佑香ちゃんが好きだというお母さんの特製ギョーザのようです
佑香母「いただきます」
佑香父「いただきます」
佑香「いただきます」
モグモグ
―― おいしいですか、佑香ちゃん
佑香「……いつも通りの味」グッ
佑香母「いつもおいしい?」
佑香「…………いつも通りの…ギョーザのタレ味」
佑香母「もう、この子ったら…」
―― 佑香ちゃんはお風呂に入りました
夕食の後片付けをしているお母さんに、少しお話を聞いてみることにしました
佑香母「え? はい…わたしが、事務所の方へ応募をして、採用をしていただきました」
―― どういう思いで佑香ちゃんをアイドルに?
佑香母「…あの子は、見ての通りに女の子らしさがないんです…」
佑香母「だから、ちょっとでもアイドルになって女の子らしさを身につけてもらいたい一心だったんですが…」
佑香母「事務所の方にも、何度も何度も、申し訳ないとは言われているような状況で…」
―― 今でもやっぱり、女の子らしくなってもらいたいですか?
佑香母「それはもちろんです」
佑香母「けれど…あの子がテレビなんかで活躍している姿を見ると……その…とても希有な才能を持ってしまったのかなあと思って」
佑香母「天才と何とかは紙一重なんて言われていますし…もしかしたらあの子は、そういうものを持って生まれてしまったんじゃないかとか…」
佑香母「でも…こんなの、親バカかも知れませんね…」
↓1 取材の締めくくりの質問といこうや
1 Q.佑香ちゃんにとって、アイドルとは?
2 Q.佑香ちゃんはどうしてアイドルを続けているの?
3 Q.佑香ちゃんはどんな大人になりたいですか?
4 Q.その他、何か最後にふさわしいっぽい感じの質問内容プリーズ
―― もうすぐ、我々が取材を開始してから24時間です
佑香ちゃんは今日は学校があるので、通学の準備をしています
私服の中学校に通っているんですね
佑香「…スカートが嫌だったから」
―― それだけで私立の、私服の中学校を受験したんですか?
佑香「それだけ」
―― お勉強の難しい学校だと思うのですが、授業についていけていますか?
佑香「………ぎりちょん」
<佑香ー、学校に遅刻しちゃうからもう行きなさーい
佑香「…」テクテク
―― 24時間、佑香ちゃんを取材して我々が分かったのは、そばにいるだけたくさんの不思議を佑香ちゃんに感じること
けれどもうすぐ、取材は終わりの時間になってしまいます
そこで最後の質問をしてみました
―― 佑香ちゃんはどうしてアイドルを続けているんですか?
佑香「…続けてる、理由…」
佑香「…」
佑香「…何となく」
―― 照れてしまったのでしょうか
顔を向けずにそう答えて、道端にしゃがみこんでしまいました
佑香「…猫がいた」
―― 佑香ちゃんが崩れているブロック塀の向こうを覗き込んでいます
こんなところで、こんな格好をしちゃうのも、佑香ちゃんだから、で納得してしまいそうです
佑香「…アイドルは…」
佑香「面白いから、やってる…」
―― どんなところが面白いですか?
佑香「…遊べるから」
佑香「がおーって」
―― そう答えて、佑香ちゃんは木の枝でブロック塀をひっかきながら歩いていってしまいました
―― アイドル・安住佑香
決して女の子の格好はせず、何を考えているのかを悟らせず、悪戯が大好きで自由。ついた渾名はリトルモンスター
けれど佑香ちゃんはその存在で多くの人を魅了してやまない、まごうことなきアイドルだと我々は気づきました
大勢をこれまでに取材してきた我々は、もっともっと佑香ちゃんのことを知りたいと感じていました
次はどんなことをするのだろう? どんな悪戯をするのだろう?
臭いケーキも、酸っぱいお茶もこりごりだけれど、ずっと見ていたい
そう思うようになってしまったのは、彼女にすっかり魅了されてしまったからでしょう
↓1 ドキュメント終了!!
1 今夜はここまで
2 もうちょいいっとこか
P3「いやー…あの取材スタッフは、なーんか……いい具合に解釈してくれたねえ」
衣依「特に意味なんてないと思うのにね、色々と」
P3「ま、いいんだけどもね。ネガティブイメージにはならないでしょうし」
衣依「佑香ちゃんって…何かズルい気がする…」
P3「それがあの子の怪獣たる由縁なのかもねえ…」
↓1 今夜最後や!
1 壁P:食わず嫌い王
2 壁P:三人娘、キャンピングカートラベル
3 P3:SSラブの撮影&ボイス収録
壁P「今日は、SSプロのみなさんのおかげでした…のコーナー、食わず嫌い王収録…」
壁P「ゲスト2名が好きなもの4品の中に1品だけ、嫌いなものが混ぜられていて…それを見抜くという企画」
壁P「今回がこのコーナーは初収録…か」
壁P「今後の趨勢を占う収録になりそうだ」
快斗「ゲストを迎えるって、ちょっと緊張する…」
衣依「大丈夫だよ、きっと」
快斗「あと番組を回すとか…うまくやれるといいんだけど」
壁P「大丈夫です、ちゃんとやれますよ。2人なら」
↓1 ゲストは!?
1 愛様&蓮くん
2 純&奏
3 ミー&ゆー
4 赤&みん
5 その他、SSプロから2人、選抜してや
※「5」はかーくんといよりんは選べんやで
快斗「食わず嫌い王~!」
デデンッ
衣依「ゲストの大好物4品があります」
衣依「互いの陣営が、1品ずつ4品の中から選んで食べるところを見て、大好物の中に混ぜられた大嫌いなものを見抜けば勝利です」
衣依「早速、記念すべき一組目のゲストをご紹介します」
快斗「どうぞ」
プシュゥゥゥ-…
純「こんにちは」
奏「よろしく、お願いします…」
快斗「よろしくね」
奏「はい…」
衣依「がんばろうね」
純「うん、絶対奏には負けない」
快斗「ではまず、澄谷奏の大好物は、こちらの4品です」
デデンッ
奏大好物
パーコー麺 チキン南蛮 フライドチキン 鶏のからあげ
衣依「続きまして、金目純の大好物は、こちらの4品です」
デデンッ
純大好物
レバニラ炒め 子持ちししゃも モツ煮 大判焼き(クリーム)
純「鳥肉ばっかじゃん!」
奏「純くん、普段そんなの好きって言ったことないのばっかり…」
快斗「これはなかなか…」
衣依「2人とも、気合い入れてきてくれたんだね…」
↓1 先攻は…
偶数 かーくん&奏ちゃん陣営
奇数 いよりん&純くん陣営
衣依「うーん…純くん、どう思う?」
純「番組で大好物食べられるからって、全部好きなの入れて見せかけだけ嫌いとか言うんだと思う」
奏「そんなことしないもん」
快斗「そうだよ、そんなセコいことするはずないって」
純「ちっちっち…奏は、セコい」
奏「してないもんっ」
衣依「まあ…そこが崩れちゃうと番組成り立たないから、必ず1品は嫌いなの入ってるはずだから…ね?」
衣依「どれからいこうか?」
純「やっぱり…これ?」
衣依「そこ気になる?」
純「まあ、最初はおいしくさせといたらいいと思って」
衣依「じゃあ、それにしよっか」
純「鶏のからあげ!」
デデンッ
奏「いただきまぁす…」パクッ
奏「んん~っ…」
快斗「鶏のからあげ好きなの?」
奏「…」コクコクッ
純「俺のロケ弁のからあげを取ったくらい好きだもんな。しかも盗み食いしたのしらばっくれて」
奏「っ…そんな、こと…ゴクンッ…言わないでよっ」
衣依「ダメだよ~、盗み食いしちゃ」
奏「ぬ…盗み食いじゃ…ないもん…。ていうか、何年前の…」
純「からあげ取られたの、一生根に持つからな」
快斗「からあげはダメだなあ…」
奏「!!?」
衣依「それで…これは大好物だと思う?」
純「うん。ていうか、これが1番好きなはず。もう下げてくーださい」
奏「まだ食べてるもん…」
快斗「あはは…。じゃあ、食べながらでいいから、こっちは何をいくか、考えようか?」ニコッ
奏「うん…」←大好物とかーくんで幸せ状態
快斗「どれが怪しい?」
奏「…うーん…純くん、味覚が子どもだから…子どもが食べられなさそうなの…」
純「おいっ、おい!」
衣依「まあまあ」
奏「レバニラ炒め」
デデンッ
↓1 レバニラ炒め
1~3 純くん…
4~6 どっちや?
7~9 演技だとしたら上手?
純「いただきまーす」
パクッ
純「…うん、レバニラ炒め」モグモグ
快斗「おいしい?」
純「おいしい」
奏「純くん、レバーダメって言いそう…。レバーだけ食べて?」
純「分かったよ…はい、レバーな。これを…」パクッ
純「…」モグモグ
快斗「うーん…どう?」
奏「顔には…出てないと思う…」
衣依「だって大好物だもんね」
純「そう、大好物」
快斗「どこでレバニラ炒め食べるの?」
衣依「そう言えば、いつもユニットの4人でご飯食べてるんでしょ?」
奏「今まで蓮くんがレバニラ炒め作ったことないはず…」
純「お父さんがお酒飲みながらって食べてることあって、だから俺も食べてたら好きになったの」
衣依「お父さんが…ありそう…」
奏「うぅーん…」
快斗「じゃあ、そろそろいい?」
純「まだ食べる?」
奏「…食べながら選んで」
純「疑り深いんだから…そんなだからせこちゃんって」
奏「言わないで」
衣依「せこちゃん…?」
純「次は…んー…でも全部、チキンだから…」
衣依「この中で、食べてるところを見たことあるのは?」
純「………あ、でも考えてみると…からあげだけ…かも?」
衣依「そっかあ…」
純「…じゃあ、チキン南蛮」
デデンッ
奏「いただきまーす」パクッ
奏「んんっ…おいふぃい…」
衣依「さっきよりおいしそうに食べてる…」
純「チキン南蛮ってどこで食べてんの?」
奏「お兄ちゃんが料理人だから、お家で作ってくれるの。鳥肉好きだから」
快斗「へえ…お兄さん、料理人なんだ。じゃあ、おいしいものいっぱい食べてるんだね」ニコッ
奏「…うん///」
↓1 果たして、ボロを出すのは…!?
1~3 純くんよね…
4~6 奏…
7~9 出さない、だと…?
奏「モツ煮」
純「これもお父さんが、日本酒と飲んでた」
快斗「うーん…言い訳を全部、お父さんの肴で通す作戦か…?」
衣依「違うよねー、好きなだけだもんねー」
純「そうっ」
純「パーコー麺」
奏「ラーメンと一緒にお肉も食べられて夢みたい…」
衣依「そういう、発想…?」
快斗「あれ? でもパーコー麺って、鳥肉だっけ?」
奏「豚肉。スペアリブ」
純「あ、鳥肉じゃなかったんだ…」
奏「大判焼き」
純「このクリームの大判焼き好き。あんこより特別感あるから」
衣依「カスタードクリームねー…」
快斗「実はそのクリームがダメとか?」
奏「あんこのタイヤキとかは2人で食べたことあったけど…」
衣依「それって頭から食べるの? 尻尾から?」
純「俺は頭からだけど、奏はセコいから尻尾からって」
奏「関係ないもん」
純「フライドチキン」
奏「これ、すごくおいしそう…」
衣依「骨があって嫌だとか?」
快斗「ご覧の通り、骨の近くがおいしいって分かってるって」
純「奏、それテレビで流れていいの?」
奏「えっ? あうっ…」コソッ
快斗「カメラから俺が守ってやるから味わって食べるんだ…!」バッ
衣依「快斗くん、ちゃんと見せてよ…!」
奏「子持ちししゃも」
純「うまいっ…」モグモグ
快斗「マヨネーズに七味…」
衣依「やっぱり、お父さんのお酒のあて…?」
純「うん。食べる?」
奏「あ、欲張りなのにいるって聞いてきたから嫌いなのかも…」
衣依「あ、おいしい」
快斗「俺もちょっとほしいかも…」
奏「!?」
↓1 お互い、ボロを出しませんでした… 勝者は…
1~3 かーくん&奏陣営
4~6 引き分け
7~9 いよりん&純陣営
0 引き分け
アナ「さあ、最初に食べたレバニラ炒めとチキン南蛮は互いに大好きでした」
快斗「残るは、大判焼きと、モツ煮、子持ちししゃも…」
奏「…うーん……」
衣依「パーコー麺…か…鶏のからあげか…フライドチキン…」
純「鶏のからあげは絶対にないから…実質2択だけど…どっちだ…?」
奏「…じゃあ、大判焼き」
純「……パーコー麺」
快斗「――実食!!」
カカンッ
奏「…」パクッ
純「…」パクッ
奏「…」モグモグ
純「…」モグモグ
奏「…」チラッ
純「…」アムッ
奏「………参りました」
アナ「澄谷、参りました! 金目はどうだ?」
純「…」ゴクンッ
純「………参り、ました…!」
衣依「ええええ~っ!?」
快斗「引き分けぇっ!?」
純「うぇぇ~……」
奏「あああ~ん…もぉぉ~……」
快斗「何がダメなの? 大判焼き」
純「俺…この、あったかいカスタードクリーム、ダメ…。ゲロみたい…。しかも口ん中がべったべたになる感じで…接着剤食べたみたいな…うえええ…」
衣依「奏ちゃんは? パーコー麺…」
奏「衣ついてる…このタイプのが嫌で…ふやふやになっちゃうし…脂いっぱいだし…からっと揚げた衣が命なのに…」
純「はああ~…引き分けかよぉぉ~…」
奏「くーやーしぃぃ~…」
衣依「引き分けかぁー…罰ゲームは、2人一緒に?」
快斗「してもらおっか」
じゅんかな「「えっ?」」
↓1 罰ゲームは!?
1 お互いの人として好きな部分を発表し合う
2 愛と蓮の日常のやりとりを再現する。男女逆で
3 その他、簡単なやーつを提案プリーズ
パッ… ←スポットライト点いた
純「…」
奏「…」
純「引き分けたので…奏の人として好きな部分を、発表します」
奏「同じく…純くんの、人として好きなところを発表します…」
純「奏はけっこうわがままで、基本的に自分がおいしいことになるのは当たり前っていう考え方だけど」
純「別に全部…誰かに任せちゃうようなわけじゃなくって、一応はリーダーだからって4人で仕事をする時は、一生懸命喋ったり、します」
純「自分がかわいいって分かってるけど少し恥ずかしがり屋っていう、面倒臭いところも………何か、放っておけないかわいさがあるっていうか」
純「…愛嬌があるっていうか」
純「そういうところが、好きです」
奏「…純くんは、子どもっぽいし…お口も悪いことあるし、大人の人相手に生意気ってよく言われちゃうところがあります」
奏「でも勝ち目がないのに張り合って…がんばっているところとか…」
奏「あと…自分の損得とかを考えないで、わたしとかにやさしくしてくれたりして…」
奏「お小遣いでやりくりしてるのにお願いしてみるとけっこう色んなものをおごってくれたりして…」
奏「ちょっとだけ頼りないけど、頼りたくなっちゃう…そういう、人間性が、好きです」
快斗「…」コクコク
衣依「…」ニコニコ
純「あああああっ、恥っずかしいんだけどっ!?///」
奏「うぅぅぅ…」
快斗「仲いいよね」
純「いいよ!!」←ヤケ
<あははははっ
衣依「奏ちゃんも、純くんのこと頼ってるんだね」
奏「…うん…///」
快斗「それで、いつ2人は週刊誌に載っちゃうの?」
純「載らないよっ!」
<あははははっ
衣依「そっか…今さら載っても、誰も驚かないもんね」
衣依「違うもんっ…!」
<あははははっ
壁P(うんうん、仲がいいみたいで良かった)
壁P(純くんも奏ちゃんも、愛も、蓮くんも…トレジャーシップは、どこか素直になりきれないところがあるし)
壁P(でも、ちゃんとした信頼関係は築かれてるみたいで安心、安心…)
今夜はここまで
ありがとうございました
何かこう、最近ちょいちょい、台詞間違う…
×
衣依「そっか…今さら載っても、誰も驚かないもんね」
衣依「違うもんっ…!」
○
衣依「そっか…今さら載っても、誰も驚かないもんね」
奏「違うもんっ…!」
でした
~ラバステ!~
タカシ「ラバーネーム、放送コードマン! タカシくん、かーくん、こんばんは」
快斗「こんばんは」
タカシ「お二方に質問です。……大きいほうがいいですか? 小さいほうがいいですか?」
快斗「何がっ…?」
タカシ「何って…もう…言わせないでよぅ、かーくんってば~」
快斗「何を照れてるんですか…?」
タカシ「だってほら…男の子に、大きいか、小さいかって質問なんだよ?」
快斗「だ、だから…」
タカシ「もー、ナニ、ナニ…ってかーくんってば~、お・と・し・ご・ろっ」
快斗「違いますよっ!?」
タカシ「ええっ…じゃあかーくん……女の子、だった…?」
快斗「何がどうなったらそうなるんですか?」
タカシ「コペルニクス的転回?」
快斗「こ…こぺ…?」
タカシ「言ってみたかっただけ~」
快斗「ああもう…この自由人は…」
タカシ「困ったかーくんも、ステキっ」
快斗「じゃあ聞きますけど……タカシさんは、どっちなんですか?」
快斗「大きい方がいいんですか、それとも、小さい方がいいんですか?」
タカシ「僕はねえ……うーん…………愛が大きい方が、いいかな?」
快斗「逃げた!」
タカシ「で、かーくんは?」
快斗「えっ…い、いや、俺は…そんな……キャラ的に、答えられないというか…」
タカシ「ええっ!? どうして!?」
快斗「ど、どうしてって…公共の電波に何を乗せるつもりですかっ!?」
タカシ「えええええっ!? かーくん、公共の電波に乗せられないことを言うのっ!?」
快斗「だって答えるってそういうことになっちゃうじゃないですか!」
タカシ「ならないよっ!?」
快斗「でも、大きい方か、小さい方かって――」
タカシ「わんちゃんは大きくても小さくてもかわいいんだから、愛がいっぱいの方がいいじゃない!!」
快斗「え…?」
タカシ「だっていうのに、かーくんってば…もしかして、女の子のお胸とかの大きい小さいとかと勘違いしてたの…?」
快斗「…………ち、ちがっ…違いますっ!」
タカシ「でーもー、公共の電波に乗せられない~って」
快斗「そ、それは…あのっ…その……」
タカシ「あ……もしかして、ここが大きいか、小さいかとかと勘違いした?」サワッ
快斗「うあああっ!? どっ…どどど、どこ触ってるんですか?」
タカシ「かーくんが何を、何を~ってうるさかったから……ナニを?」
(ルレ…流行ってるみたいだけどいちいち確認するのがめんどいから明記してもらいたいとか……言うのは贅沢か…やってくれる人がいるんだし…)
~ラバステ!~
快斗「ラバーネーム、天空のハロさんです。みなさんこんばんは。最近一気に冷えてきましたね」
快斗「冷えた体を温めようと熱々のうどんを食べようとしていた時、割り箸が変な所でポキリと折れてなんともいない気持ちになりました」
快斗「お二人の思ったようにいかずもどかしくなった出来事を教えてください」
快斗「もどかしくなったこと…かぁ…」
透「お前は腐るほどありそうだな」
快斗「そんなことないよ」
透「…あ、この前、スマホを買い替えて保護シールを貼った」
快斗「ああああっ…もどかしいっ…」
透「けーどー、俺は気泡も入れずにきっちり貼りましたぁぁ~」
快斗「っ…」
透「それと…前に湯葉を食った時、くっついててなかなか離れなくて」
快斗「ああー…あの、どこまでが1枚か分からないやつ…」
透「そのままバクッと食った方がうまかった~」
快斗「っ…」
透「紙をめくってる時に…」
快斗「おばちゃんが指を舐めたくなる案件…!」
透「俺は乾燥知らずの適度に湿度を保った手だからぺらぺらめくれました~」
快斗「っ…」
透「裁縫の針に糸」
快斗「あああああっ…やだやだ…」
透「余裕」
透「切れ味の悪い包丁で、ネギ」
快斗「あの、下のとこだけくっついちゃうやつ…」
透「研ぎ直せばスッパスパ~」
透「フルート型シャンパングラスを洗う時」
快斗「ああ~…あのほっそながいグラス…スポンジ入らなさそう…」
透「食洗機」
透「接着剤で組み立てるプラモデル」
快斗「あの、細かいとこがぷるぷるぷるぷるしちゃって、いつまでもくっつけられない…」
透「余裕」
快斗「お前、感じ悪いぞっ?」
透「で、どこのどなたがもどかしいことが腐るほどなかったんでしたっけえ~?」
快斗「ぎくっ…」
透「何もかも手こずってそうな感じに聞こえたんですけどねええ~?」
快斗「…お、俺は…ほら…そういうの、しないし。想像力の話で」
透「……おやぁ~? 下々の生活をよぉぉーく知ってる王子様もいらっしゃったんですねえ~?」
快斗「わ、悪いかよっ!?」
~SSプロ意識調査:お酒について~
葉子「あんまり…飲まないようにしてます…」
葉子「記憶だけ残って……変なことになっちゃうのが分かってるから…」
聖羅「お酒は楽しく適量を、ですね~」
聖羅「わたし自身は…あんまり強くなくって、すぐに記憶がなくなってしまうんですけれど…」
佑香「飲めない」
佑香「……でも興味ある…」
佑香「…………マスター、キツいウォッカを頼むぜ…」ニタァッ
佑香「……みたいな」
ゆず子「酒かぁー…。酒はタカシにたかって飲むのが1番うまい」
ゆず子「けっこーいいとこ色々と知ってるし? 何より、タダ酒、これがうまい」
衣依「うーん…お酒って、飲んだらどうなっちゃうんだろう、わたし…?」
衣依「お父さんも飲んでないし…遺伝のところは全然分からないから…。もしかしたら、弱くて飲んでないのかもだし…」
香「酒はたしなむ程度だ」
香「ワインには、少しうるさいかも知れないがな?」
誠「酒ってうまいと思ったことねえんだよなあ…」
誠「そりゃ、飲もうと思えばがばがば飲むのはできるけど…」
快斗「お酒は……父を見てきた感じ、俺、強いかも知れないです」
快斗「だけど、母親にもしも似てたら……恐ろしいことになるかも知れません…」
透「酒ぇ?」
透「毎日飲むけどそれが何だよ…」
透「…酔ったり酔わなかったりは…気分とか体調だろ…」
タカシ「お酒ねー」
タカシ「お酒はねー、楽しくなれるからいいよね~」
タカシ「嫌なこととか、思い出したくないこととか…そういうの、忘れられる気がするし…」
タカシ「……どうして、あの人があんなに酒浸りだったのかもちょっと分かるかなーとか思うと…急に、いやーな気持ちになっちゃうんだけど…」
タカシ「たまに、考えたよねー…。お薬とお酒を一緒に飲んだら、そのままふわって死んじゃうんじゃないかなとか」
タカシ「あんまり苦しまないで…あんまり人に迷惑かけないで、死んじゃえるんなら…そういうのってありかなー…とか…」
~ラバステ!~
香「香様、ハコちゃん、こんにちは。SR【ファイト一発】のまこちゃんを見て思ったのですが、あれって実際に断崖絶壁で撮影してるわけじゃないですよね…?」
香「CGだとは思うのですが、まこちゃんだしもしかしたらと考えてしまいます。MFCパワーですね」
葉子「…うーん、どうなんだろう…?」
香「あり得ると思わせてくるからこその誠マジックだな」
葉子「でも確かにこれ…CG技術の進歩なのか、実写なのか、ちょっと見分けがつきづらいよね…」ジィッ
香「持ってるのか…」
葉子「でも…何か、このカードの背景の断崖絶壁、見たことあるような…?」
香「それを合成したんじゃないのか?」
葉子「うーん……あっ、ちょっと、ごめんなさい」pipi
香「収録中にケータイをあまり…」
葉子「あっ、タカシさんのブログ…!」
香「ブログ?」
葉子「『お仕事で断崖絶壁にまこちゃんと一緒に来てます』って…。画像つき」
香「これは…」
葉子「……まんま、だよね? このカードと」
香「…実写?」
葉子「………かも…」
アプリのまこちゃん『ファイトぉーっ、一発ー!』
~ラバステ!~
衣依「ラバーネーム、侘び寂びおじさんです。快斗くん、衣依ちゃんこんにちは」
衣依「快斗くんは現在一人暮らしをしていると以前の番組で仰っていましたが、お料理は自分で作っていますか?」
衣依「たまには買って済ませるのも有りだとは思いますが、やっぱり自分で作るのが一番だと思います」
快斗「あー…自炊は、ほとんどしてないなあ…」
衣依「いつもご飯はどうしてるの?」
快斗「カップ麺か、レンチン食品か、外食か、コンビニ弁当…」
衣依「そんなのダメだよ、快斗くん」
快斗「はい…」
衣依「自分でお料理作れないの?」
快斗「ほんとに簡単なやつなら作れるけど…食材買っても腐らせちゃったりしそうなのが嫌だし」
衣依「でもうちの事務所の男の人ってさ?」
快斗「ん?」
衣依「香くんもお料理できるし、まこちゃんも貧乏料理だけどできるし、タカシくんもお菓子作れるし、透くんも…意外とできそうだよね?」
快斗「………確かにあいつの家、ちょっと使われてる感のある調理器具あったような…」
衣依「快斗くんだけは、できない?」
快斗「…うっ」
衣依「やれるようになったら?」
快斗「いやぁ…でも、俺は食べる専門の方がいいっていうか」
衣依「あっ、じゃあ教えてあげよっか?」
快斗「いい、いい、いいって」
衣依「どうして?」
快斗「いや、うーん………ほら、あの…」
衣依「なあに?」
快斗「手が、ネギ臭いとか、やじゃん?」
衣依「洗えばいいでしょ?」
快斗「でも手とか切ったり、火傷したり…」
衣依「馴れれば大丈夫っ」
快斗「…それにわざわざ教わるっていうのも」
衣依「気にしないで大丈夫」
快斗「…何か、グイグイきてるな…?」
衣依「侘び寂びおじさんも自分で作るのがいいって言ってるんだし」
快斗「自分でカップ麺とか、袋麺作るし…」
衣依「快斗くんっ」
快斗「うっ……こうやって衣依に叱られてる誠さんとか、よく見たことあった…」
~ラジオシップ!~
純「よーそろネーム、復活のG! 純くん奏ちゃん、よーそろー。今日も楽しく聴かせてもらってます」
純「最近近所に新しい定食屋が出来たので行ってみたところ、とても美味しいからあげを見つけたので報告です」
純「ソクプロさんの事務所からも割と近い場所にあるみたいなので見かけたら一度食べてみてはいかがでしょうか」
奏「からあげ…」
純「ご丁寧に画像つき…。奏はどうなの、からあげにやたらうっさい奏的に」
奏「やたらとかいらないもん」
純「どーなの、このからあげ?」
奏「色合いはいいし、サイズも手頃だけれど…つけあわせがキャベツ…」
純「細かい…」
奏「このキャベツの細さが命…」
純「そんなの変わるかよ…」
奏「写真だとそこまでよく見えない…」ジィィィッ
純「今度行く?」
奏「行く」
純「でもこれ放送される前にしとこ」
奏「じゃあこの後」
純「この後って…晩ご飯どうすんの?」
奏「からあげは別腹」
純「そんなだから太るんだよ」
奏「太ってないもん!」
俯瞰はええけど、ネタに困るのう
何かぽんぽん、こんな仕事をこいつにさせとくれや~とか、タイミング選ばずにおせーてくれると…嬉しいなぁ
いろいろありがとん!
参考にしてみます! でもまだまだ募集中?
そろそろやりますかーい?
快斗「そろそろ行くか…」
ガチャッ
ガチャッ
快斗「んっ…?」
透「あ?」
快斗「…」
バタムッ
バタムッ
快斗「…」スタスタ
透「…」スタスタ
快斗「ついてくんなよ…」
透「てめえが俺の行く先にいんのが悪いんだろうが」
・
・
・
葉子「朝は寒くなってきたな…」
葉子「そろそろ事務所に暖房入るのかな……ん?」
快斗「…」ツカツカツカ
透「…」ツカツカツカ
葉子(2人で…競歩して出勤…?)
↓1 本日のPは!?
1 壁P
2 間野P
3 P3
巌「…誰じゃあ、こんなしたんはぁあああああああ―――――――――――――――っ!?」
窓ガラス『がっしゃーん』
スバル「ど、どうしたんですか、間野さ――ええっ…?」
間野机『ミニチュア動物や木や草でサバンナを表現しております』
間野机『机上にうっすら砂を撒くこだわりの出来上がりをどうぞ』
スバル「…こんな、手の込んだことをするのは…」
巌「…」ギロォッ
佑香「…」ニタァッ
タカシ「…てへっ☆」
↓1 間野Pも悪戯被害は多いのです
1 SSプロのみなさんのおかげでした:レストラン『YASEGAMAN』
2 三人娘、キャンプへ行く
3 MFC:新企画『まこちゃん、文明人になる』
誠「プロデューサー、思ったんだけど…」
巌「何じゃ?」
誠「…この新企画…まこちゃん、文明人になる…ってさ?」
巌「んむ」
誠「それって、俺が文明人じゃないってことか?」
巌「…」
誠「…」
巌「…」
誠「…」
巌「ほうじゃ、飴ちゃんいるか?」
誠「ありがとうっ!」
巌(こういうとこじゃろうなあ…)
誠「♪」モゴモゴ
・
・
・
誠「まこちゃんファイトクラブ!! 今日は『まこちゃん、文明人になる』~!!」
誠「えー、この企画は…番組スタッフや、俺の周囲の人が、あまりにも俺が文明とかけ離れているんじゃないかと心配する声が多数上がり…」
誠「この現代社会に順応して生きていけるよう、様々な機器と触れ合ったり、現代ならではの便利ツールを学んでいく…というコーナーです」
誠「余計なお世話だ…」
誠「ていうか、このコーナー、長続きするか…? 大丈夫か…?」
誠「気を取り直して!」
誠「毎回、このコーナーでは俺に色々と教えてくれるゲストが出てきてくれるそうです」
誠「最初のゲストは、誰だっ!? カモーン!!」
↓1 ゲストは!?
1 携帯電話の変遷と使い方を教える講師・かーくん!?
2 各方面にアンテナを割と張り巡らせているというタカシくん
3 SSプロの元祖インテリ担当といえば、香様ー!!
快斗「こんにちは」キラッリィィィンッ
誠「って、快斗か」
快斗「はいっ。以前は誠さんにサバイバル系を色々と教わりましたけど、今回は俺が教えますよ」クイクイッ ←眼鏡かけてる
誠「教えるって…何を教えるんだ?」
快斗「ずばり、本日のテーマは…」
誠「あ、フリップ持たされてたのか」
快斗「こちら! ケータイ電話を使いこなそう、です!」
誠「…一応、持ってるぞ?」
快斗「持ってるだけで電話しか使ってないじゃないですか」
誠「だって…それは…なあ?」
快斗「今日は俺が、携帯電話の変遷の歴史をご紹介した後、最新の携帯電話のツールや、使い方をお教えしますんで」
誠「か、快斗が頭良さそうに見える…」
快斗「では早速、行きましょう」
誠「行くって?」
快斗「まあまあ、行きましょう」
・
・
・
快斗「やってきたのは、携帯電話販売店です。今日は撮影のためにご協力いただいています」
誠「はあー……いっぱいあるんだなあ、ケータイも」
誠「これ、MFCだよな? なのに…こんな蛍光灯の下に出てくるってなかなかないぞ?」
快斗「蛍光灯くらい普通あるでしょう…」
誠「基本野外だからなあ…この番組。椅子と机とか、初めて座るんじゃないか?」
快斗「そこまで?」
番組D「7回目です」
誠「そっか、7回か」
快斗「むしろ7回しか椅子と机に座るところなかったんですか!?」
↓1 果たして、かーくんはちゃんとケータイの歴史を説明できるか…?
1~3 あんまり…
4~6 まあテレビですしおすし
7~9 これが電器屋生まれの王子様じゃーい!
快斗「えー、日本における初めての携帯電話は、どんなのを想像…しますか?」チラチラッ ←カンペ見まくり
誠「んー…あの、折畳みじゃなくて、画面がちっちゃい…棒状のやつ?」
快斗「違うんです、誠さん」
快斗「日本に初登場した携帯電話は、NTTがレンタル開始をしたショダルダーホンというものです。こちらが、その写真です」
誠「無線機かっ?」
快斗「携帯電話なんです。ショルダーバッグみたいに肩からこうやって提げて電話するんです。何と、重量3キロ」
誠「3キロかぁー…」
快斗「そりゃあ、肩から提げるしかありませんよね」
・
・
・
快斗「――と、ここで、日本に事件が起きます。1995年、1月17日と言えば!?」
誠「………さ、さあ?」
快斗「阪神大震災です。有線インフラに壊滅的な打撃が与えられたんですが、この時、携帯電話は使えたりしたんです。無線の強さですね」
誠「その、線って何だ?」
快斗「えっ?」
誠「有線とか、無線とか」
快斗「あー……ほら、電話線がいらないってことですよ」
誠「ああっ、なるほどな!」
巌(大丈夫かのう、これ…?)
・
・
・
快斗「――とまあ、そういうわけで、現代になり、スマートフォンが今はメインムーブメントになっているんですね」
誠「ほぉー…俺のケータイは……けっこう前だろうな」
快斗「古っる!? それ…10年ぐらい、前のじゃ…?」
誠「電話専用だからな、使えれば別に」
快斗「ダメですよ、誠さん。文明人になる、って企画なんですからスマートフォンを使えるようにならないと」
誠「使う機会がないし…高いだろ?」
快斗「きっとMFCで携帯料金くらいギャラに上乗せしてくれますから」
誠「ほんとか?」
番組D「…………快斗くんが言うなら」
快斗「ほらっ!」
誠「おおっ、言ってみるもんなんだな! そっか、楽しみになってきた」
↓1 まこちゃん、文明人への第一歩は!?
1 番組に買ってもらったスマホにアプリをダウンロードしよう!
2 スマホのナビアプリを使って東京を歩いてみよう!
3 事務所の力を借りず、自力でブログをアップロードしよう!
番組D「まこちゃんに、番組から最新スマホをプレゼントします」
誠「本当にっ!?」
快斗「料金だけじゃなくて、本体代までタダですよ、これで」
誠「へえー…何か、わくわくしてくるな!」
快斗「そーこーで、ここは…どこだったでしょう?」
誠「……携帯の、店」
店員「いらっしゃいませ」
誠「だからここでロケしてたのかっ!?」
快斗「僭越ながら…」クイッ
快斗「1日販売員の周藤快斗です、よろしくお願いします」つ名刺
誠「お、おう…お前、仕事選ばないよな、意外と」
快斗「何言ってるんですか…」
快斗「ごほんっ…お客様、本日はどのような機種をお求めで?」
誠「え? あー…そうだな、どんなって言われても…」
快斗「こちらカタログになっています。まずは見た目からでもいかがですか? 機能についてはご説明いたしますので」
誠「お…おう…。お前、何か本物っぽいな?」
快斗「けっこう自信あるんです、販売員」クイクイッ
・
・
・
快斗「uPhon7、お買い上げです!」
誠「はぁー…ナップル社の製品なんて、俺、初めて持つな…。へえー…最新なんだろ? すごいのか、やっぱり?」
快斗「そうですね、まずカラーバリエーションが7になって1色増えたんです。誠さんの選んだブラックが丁度」
快斗「あと、最大の進化したポイントは、防水でしょうかね。IEC規格60529にもとづくIP67等級となっています」
快斗「それとホームボタンに指紋認証がついたので、これでセキュリティー性能もアップしています。さらには――」
誠「わ、分かった分かった…分かった、もういいから…。何でそういうのはカンペなしに言えるんだ…?」
快斗「だってこれくらいチェックしますって、現代人なら」
誠「そう…なのか…?」
巌(そこまで記憶しとるんはなかなかいないと思うがのう…)
快斗「さあ、MFC『まこちゃん、文明人になる』…第1回、まこちゃんスマートフォンを持つの締めくくりです」
誠「締めくくり? まだ何かすんのか?」
快斗「はい。アプリをダウンロードしてみましょう」
誠「アプリ…?」
快斗「はい。ゲーム機でやるゲームは誠さんも知ってますよね? あれのソフトみたいなものを、ダウンロードすることで増やせるんです」
誠「ほえー…」
快斗「どんどんアプリを入れて、使いやすくしていけるんです。面白いアプリもありますし、ゲームもできますし、楽しいですよ」
↓1 まこちゃん、何をダウンロードするんだ!?
1~3 家計簿アプリ…
4~6 ばるす?
7~9 SSラブ!!
快斗「じゃあ誠さん、uPhone7に早速、アプリをダウンロードしちゃいましょう」
快斗「何を入れます?」
誠「んー…いっぱいあるんだな…」
快斗「おすすめは…天気予報とか、あと写真を加工できるアプリなんかも面白いですよ」
誠「あっ……俺、ずっと前にな?」
快斗「はい?」
誠「テレビで見て、面白そうだなーって思ったアプリがあったんだ」
誠「えーと…ここに検索したい言葉を入れるのか?」
快斗「そうですよ。フリック入力で」
誠「…………フリッ、ク?」
快斗「そこもですか…」
・
・
・
誠「できたー! ダウンロードできたっ!」
快斗「じゃあ早速やってみましょう。新しくアイコンができたはずですから、それを押すんです」
誠「これだな…よーし」
ポチッ
快斗「って…何ですか、これ…? 禁断の呪文を唱えるのです…?」
誠「バルス!!」
ブブブブ
誠「おおっ、震えた…!!」
誠「で、でっ? 快斗、快斗、着信履歴ってどう見るんだ?」
快斗「着信履歴? えーと……これを、こうで…はい」
誠「おおーっ、綺麗さっぱりだな!!」
快斗「あの、誠さん、まだ誰ともそのケータイで電話してないんですから」
誠「えっ?」
快斗「え、って…」
巌(誠にスマホは早すぎるのかも知れんのう…)
誠(10年くらいは…)
↓1 まこちゃんはこうして文明人に一歩近づいた… 次のPを選択するのじゃ
1 壁P
2 間野P
3 P3
× 誠(10年くらいは…)
○ 巌(10年くらいは…)
壁P「爪先から冷えが忍び寄ってきますねえ…」
良人「靴下をはいて寝たらどうだ?」
壁P「顔に似合わないことを…」
良人「…寒いなら着込めばいいだけだろう」
壁P「ああ…いつからダーリンはこうも冷たい人になってしまったのか…季節のせいなのか…」
良人「……はあ…」
・
・
・
壁P「おはようございます」
スバル「おはようございます」
壁P「おつかれさまでしたー」
スバル「今来たばかりじゃないですかっ…!」
壁P「軽いジョークというやつですよ」
スバル「朝から疲れる人だ…」
↓1 今日は壁P何するのーん?
1 SSプロのみなさんのおかげでした:レストランYASEGAMAN
2 三人娘、キャンプする
3 野球
壁P「さあ、今日から1泊2日のキャンプ旅!」
壁P「張り切ってやりましょうね、皆さん」
葉子「はい…」
聖羅「はい~」
ゆず子「へぇーい…」
壁P「もっとシャキッと元気にやりましょう」
壁P「3人でこれからキャンピングカーに乗って、キャンプ場に向かっていただきます」
壁P「道中で、ちゃんとキャンプができるように道具や食材などを買っていってくださいね」
壁P「その様子をスタッフは邪魔せずにずっとずっとずぅーっと、見守ります」
葉子「台本とか…」
壁P「ありません」
ゆず子「運転手ー」
壁P「いません」
聖羅「旅行みたいで楽しそうですね~」
壁P「その意気です」
壁P「では、早速いきましょう!」
壁P「テレビなので適度に盛り上げつつ、雰囲気を作りつつ、実のあるものを期待していますよ」
葉子「無茶ぶりだよ…」
ゆず子「何でこんな仕事きたんだ…」
聖羅「まあまあ、楽しんでいきましょう? ねっ?」
↓1 まずは運転だ!!
1~3 ドライバー、せーら!
4~6 ドライバー、ゆず子!
7~9 ドライバー、ハコ!
ゆず子「はぁぁー…こんな、デカい車、初めてだってのに…」
葉子「事故、ならない?」
ゆず子「知ーらんぺ」
聖羅「安全運転でお願いしますね」
ゆず子「とりあえず行くかぁー…」
ブゥゥゥン…
ゆず子「…これ、画ぇ保たないよな…」
葉子「うん…」
ゆず子「…」
葉子「とりあえず…ひたすら道は直進だよ」
ゆず子「…喉乾いた」
葉子「もうっ?」
ゆず子「だって色々買えって金渡されてるし、ちょっとくらいいいだろ?」
ゆず子「何かそういう店寄ろうぜー」
葉子「いいけど…どこがいいだろう…?」
葉子「あれ、聖羅…?」
聖羅「ふふ…キャンピングカーって、快適なんですね~」
葉子「くつろいでる…!」
聖羅「ここのソファー、いい具合ですよ」
葉子「本当? じゃあわたしも…」
ゆず子「ちょっと、ひとりにしないでほしいんだけど…。おーい、道迷うぞー?」
↓1 お買い物ターイム
1~3 ハコちゃんは超ストレス耐性あるからね、これくらい余裕よね
4~6 ゆずさんってば…
7~9 ちゃんとキャンプ用のことを考えた買物をしますよ
ゆず子「あっああああ~…………肩凝った…。次はドライバー交替な~…」
聖羅「ご苦労さまでした」
葉子「えーと…テントとかはあるけど、調理道具とか、食材とかはないんだって」
葉子「あと、遊びたいなら…遊ぶ道具も調達しなさい…って」
聖羅「あ、じゃあ皆さんで別れて必要なものを持ち寄ってから、買うものを選ぶというのはどうですか?」
葉子「そうだね…。それでいい?」
ゆず子「オーケー、オーケー…行ってきまーす」スタスタ
葉子「ほんとに分かってるかな…?」
葉子「えーと…1泊2日で…夜ご飯と、朝ご飯はちゃんと料理しなきゃだよね…」
葉子「調理器具…まこちゃんみたいに即席かまどなんて作れないし…うーん……あっ、このバーナーいいかも…。ガスで火が点いて…」
葉子「ん…? ツーバーナー…? 二口コンロみたいに使えそう…。これって便利だよね、うん…」
聖羅「あ、クーラーボックス…。これに食材とかを入れておいたら食中毒とかの心配もなくていいかも知れませんね」
聖羅「この食器セット…入れ子みたいになって全部収まっちゃうなんて便利そうですね。ちょっと小さいのもかわいいですし」
聖羅「あとは……バーベキューグリル…。これで網焼きとかをしたらおいしいですよね、きっと…」
ゆず子「んー、コーヒー…いらねっ。ビール」
ゆず子「あとはー……お、肉はいるよなー、肉、肉…。ステーキ肉…いいじゃん、野外ステーキ、がぶっと。そしてビール! 箱買いしとくか、ビールは」
ゆず子「そーれとー………何これ、薫製機? 薫製が作れるってやつ…? マジで? へえー…………葉子と聖羅、やれるか…?」
ゆず子「自分でやるのはめんどいけどちょっと興味はあるし…うーん…乗せられるか…? いや、乗せられる…」
ゆず子「これも買いだな」
ゆず子「あとは何だ…?」
ゆず子「…海鮮? キャンプ場で、海鮮の網焼き…。うまそうじゃん、うまそうじゃーん」
ゆず子「これも買いっ!」
↓1 ゆずめ、お人好しにつけこんでいやがるぞ…
1~3 早々につまみとビール買ってひとりで初めてドライバーから外れやがった
4~6 結局、自分の食べたい食材とおビールと薫製機をゴリ押しで買わせたよ…
7~9 しかしハコちゃんは常識人がゆえにストップをかけるのだ…!
葉子「色々、目星つけてきたよ」
聖羅「お待たせしました~」
ゆず子「あい、これね」グビグビ
葉子「って何飲んでるの!?」
ゆず子「ビール」
葉子「運転…」
ゆず子「しないって、もう…。してきたじゃん、すでに?」
ゆず子「あとこれ、早くレジもってかないといたんじゃうから」つ買い物カゴ
聖羅「あら、おいしそうなものがいっぱい…」
葉子「ああもう…」
ゆず子「よろしく~」
↓1 キャンプ場へ向かう車内再び…
1~3 ゆずめ…
4~6 ハコちゃんもちくちく言うようになったのう
7~9 ゆずに天罰か、これは…?
ゆず子「ああああ~……快適っ」
ゆず子「車ん中なのに、こぉーんな快適に横になれるスペースがあるとかさぁ…」
ゆず子「でもって、手を伸ばせばちっちゃいけども冷蔵庫…そこからは、買ったばかりの、冷えたビィール!」
プシュッ
グビグビグビ…
ゆず子「ぷはぁぁー…最高っ!」
ゆず子「聖羅もこれ食えば?」つビーフジャーキー
聖羅「あら~…ありがとうございます」
葉子「もう…」←ドライバー
葉子「何でこうなっちゃうんだろう…?」
ゆず子「かんぱーい」
聖羅「かんぱい~」
葉子「待って、聖羅は飲まないでっ!?」
↓1 ようやくキャンプ開始や!
1~3 テントの組立を諦めた三人娘
4~6 テントを組み立てるだけで数時間…
7~9 ハコちゃんは理系やけん、テントもできるさ!
葉子「これが…ここだから…」
聖羅「あら…うまく合わさりませんねえ?」
ゆず子「あー、何か小雨ぱらぱらきてねえ?」
葉子「ほんとだ…」
ゆず子「…キャンピングカーで寝りゃ、良くね?」
葉子「…」
聖羅「それも…ひとつの選択肢ですかね…?」
葉子「……いっか?」
ゆず子「いいって」
壁P(まあいいんですがね)
壁P(さんざんテントに苦戦した画はおさえられたし)
ゆず子「はぁー…降ってきてんなあ、小雨」
葉子「そろそろ晩ご飯取りかかった方がいいとは思うけど…」
聖羅「じゃあやりましょうか」
葉子「天気崩れないといいね…」
↓1 三人娘の夕食はバーベキュー!!
1~3 しかし、大変なことに気がついた…! ゆずめ!
4~6 ただ網焼きにするだけじゃあありません
7~9 そしてそして、他にも色々と作るのです
0 SPECIAL!!
聖羅「晩ご飯は網焼きでバーベキューですね」
ゆず子「飲んでるからおいしいの頼むぜ~」
葉子「ゆず子って…」
ゆず子「おおう? とうとう葉子にまで呼び捨てられ始めた…!?」
聖羅「まずは仕込みからしちゃいましょうか」
葉子「じゃあカレー作ってるね」
ゆず子「仕込みって?」
聖羅「ただ網焼きじゃあつまらないと思って、ホイル焼きとか、ちょっと手の込んだバーベキュー料理なんてどうかなあと思いまして」
ゆず子「ほーん…」
・
・
・
葉子「あとは煮込むだけ…」
聖羅「わたしも、大体できましたので、あとは焼いていくだけですよ」
ゆず子「あー……ちょっとできあがってきたかも…」
葉子「ひとりだけずっとお酒飲んで…」
ゆず子「んじゃあ葉子も飲めよ~。飲みゃあいいだろ~?」
葉子「ええっ…? でも…」
ゆず子「いいじゃん、いいじゃん、ちょっとだけだって」
ゆず子「あい、聖羅も」
聖羅「あら~」
ゆず子「そういうわけで、野外ビールに、かんぱーい!!」
↓1 ハコちゃんの酔った姿がTV初放送なのか…!?
偶数 自制がきいたハコちゃん
奇数 飲んだぁあああああっ!!
葉子「いやっ…飲まないっ」
ゆず子「ええええ~? そこはさ~」
聖羅「おいしいですね~」
ゆず子「こうやって飲めって」
葉子「飲みません…。ジュースでいいから…」
ゆず子「ジュースないけど」
葉子「じゃあお水でいいもん…」
ゆず子「拗ねるなって」
ジュゥゥ-
ゆず子「このさー…串に野菜と肉と、焼き鳥みたいに刺さってるタイプのやつ?」
ゆず子「案外、ないよな」
葉子「そうだよね」
聖羅「ちゃんと刺してみました。がぶっと召し上がれ」
聖羅「こっちは、キノコと魚介のバターホイル焼きですね」
ゆず子「何これうまそっ!?」
葉子「溶けたバターがぐつぐつしてるのがすごいね」
聖羅「タンドリーチキンなんてどうです?」
ゆず子「ビールがうまぁーい!!」
聖羅「いっぱい作ったね…」
聖羅「あ、カレーがもういいかも…。ご飯も炊いたし」
ゆず子「飯ごう炊飯とか、何年ぶりかも思い出せないな…」
聖羅「おいしそうなカレーですね」
↓1 お料理上手っぷりをたっぷりアピールできたハコせーらでした
1~3 そしてゆずは酒も回って早々に寝た
4~6 何か語り合う空気感とか?
7~9 夜の女の子の会話といえば…恋バナ?
ゆず子「Zzz」
葉子「あーあ…いっぱいお酒飲むから…」パサッ
葉子「おやすみ」
聖羅「ちょっと、わたしも飲み過ぎちゃいました~…」
葉子「大丈夫?」
聖羅「はい、大丈夫ですよ」
葉子「…」
聖羅「…」
葉子「…静かだね」
聖羅「そうですねぇ~…。自然の中ですし」
葉子「わたし達も寝ちゃおうか?」
聖羅「そうですね…。明日の朝ご飯はどうします?」
葉子「うーん……ゆず子にやってもらう?」
聖羅「できるでしょうか…?」
葉子「やっぱり…わたしやろうか?」
聖羅「じゃあ、一緒にやりませんか?」
葉子「そうだね」
↓1 翌朝!!
1 …になる前に、壁Pがこっそり、ゆずに朝ご飯くらい作っとけって指示しとく
2 ハコせーらの野外朝ご飯~!
3 爽やかな朝でございます
葉子「おはよう…」
聖羅「おはようございます」
葉子「…朝から…いつもの聖羅だね…」
聖羅「葉子ちゃんは、ちょっとだけ朝が弱いみたいですね」
葉子「ちょっと頭がね…あんまり動かないよね…寝起きは」
聖羅「気をつけてくださいね」
葉子「何作る?」
聖羅「ゆず子さんがイングリッシュマフィンを買っていらしたんで、それ使いましょうか?」
葉子「あ、いいね」
聖羅「軽くマフィンを焼いておいて、あとは好きな具を乗せるとか」
葉子「うん、楽しそう」
聖羅「じゃあ、早速やりましょうか」
・
・
・
ゆず子「ふわああああ~………ぁ……」
ゆず子「…はよーっす…」
葉子「あ、起きてきた」
聖羅「おはようございます」
ゆず子「あ、いい匂い…」
葉子「ゆず子ってタイミングいいよね…」
ゆず子「はっはっはー、そうだろ?」
葉子「どっちかって言うと、誉めてないかな…」
聖羅「ふふ…じゃあ、3人で朝ご飯をいただきましょう?」
↓1 朝ご飯を食べながら…
1 どーでもいい雑談をする
2 感想を言い合う
3 帰途のドライバーが誰かを決める
ゆず子「あー、こうやって乗せるタイプね…」
ゆず子「どれ……んっ、うまい、うまい…」
葉子「何だかんだ、スクランブルエッグとケチャップが合うよね…」
聖羅「クロックムッシュ風もとってもおいしいですよ」
モグモグ…
ゆず子「……コーラほしい」
葉子「え、コーラ?」
ゆず子「バーガーじゃん、ほら」
葉子「確かに…2つ合わせてゆず子はバーガーにしてるけど…」
聖羅「わたしはお紅茶がいいですね」
葉子「紅茶かぁ…」
ゆず子「あれって、いまだに良さがいまいち分かんないんだよなあ…」
葉子「…コーヒー、かな、わたしは…」
ゆず子「砂糖とミルクは?」
葉子「入れない」
聖羅「苦くないですか?」
葉子「うーん……最初は苦かったけど…」チラッ
壁P「?」
葉子「…でも、飲めるようになったの」
ゆず子「何でわざわざ? かっこつけ?」
葉子「……そう、かも…?」
聖羅「でも大人っぽくて、かっこういいですよね。ブラックでコーヒーを飲める女性って」
ゆず子「コーラねえし…ビールで――」
葉子「禁止」
ゆず子「えー? いいじゃーん、衣依みたいにぴしゃっと言うなよ~」
葉子「昨日、結局、ちょっと運転しただけで何もしなかったんだから、今日は運転してくれてもいいでしょ?」
ゆず子「でもさー…」
聖羅「あ…そうだ。じゃあ……はい、葉子ちゃん」つ缶ビール
葉子「え?」
聖羅「かんぱーい」プシッ
葉子「あっ…か、乾杯」プシッ
ゆず子「ああああっ!? ちょっ…そこ2人飲んだら、帰り…!!」
葉子「よろしくね」
聖羅「よろしくお願いします~」
ゆず子「マジかよぉぉ~……」
ゆず子「………あ、納豆とピザソースのやつうまい」
QK!
三人娘ってこんな感じ!!
再開準備開始なぁーう!
↓1 お次は!?
1 レストランYASEGAMAN
2 まこちゃんエピソード・生き別れの家族
3 全国アイドル、クイズ選手権大会
社長「今日は全国アイドルクイズ選手権大会だったねえ」
P3「そっすねえ~…」
壁P「優勝ができればいいですが…」
巌「他にもちいと気になることもあるがのう…」チラッ
シャーディ「ふひひひへいふふほほほほほっ…」ウゾウゾウネウネ
社長「メンバーは、誰だったかね?」
壁P「リーダーを香さん。そして、葉子ちゃん、聖羅ちゃん、透くん…」
P3「んでもって…あとひとりが揉めに揉めましたなあ」
巌「最後はクジで決めてしもうたけえのう…」
↓1 5人一組で挑むのだ
1~2 リルモン
3~4 まこちゃん
5~6 かーくん
7~8 タカシくん
9~0 いよりん
P3「いやしかし…クジから佑香は抜いとくべきでしたかねえ」
壁P「仲間外れみたいでかわいそうじゃないですか」
巌「じゃが…恐らくもっともミスマッチな人選になってしもうたのう」
社長「なあに、きっと早押し問題では誰よりも早くボタンを押してくれるだろう」
社長「いやあ、活躍が楽しみだなあ、はっはっは」
P3「それもそうですねえ、ははは」
巌「ぬぅぅ…」
シャーディ「ケケケケケケケケケ…」
・
・
・
司会「第1回、全国アイドルクイズ選手権大会~!!」
司会「全国から選抜され、数々の厳しい予選をくぐり抜けてきた5人一組のアイドル達が、今日は知能を武器に激しく戦います!」
司会「誰かひとりだけの頭が良くても、チームで答えなければならない問題もありますので優勝はできません!」
司会「司会はわたくしがお送りいたします! そしてそしてっ、この度、先日アイドルを引退された湯郷シャーディさんにお越しいただいています!」
シャーディ「どもども! こんにちは!」
司会「本日はアイドルの皆さんの活躍に様々なコメントをしてくださる予定です」
シャーディ「今度はアイドルコメンテーターになります」キリッ
司会「それでは早速ですがシャーディさん、注目のチームはありますか?」
シャーディ「そりゃあもちろん、SOKUHOプロダクション、ユニット越境チームでしょう!!」
シャーディ「クイズの女帝、春日野愛がいますから! 彼女が指揮を執って、あるいは策略によって他チームを蹴落として、どこまで優勝を狙えるか見物です!」
シャーディ「SOKUHOプロチームのメンバーは、春日野愛、金目純、ミシェル・シュルツ、菅野孔、赤井武…と頭脳面では未知数の選手がいますから!」
シャーディ「きっと盛り上がることでしょう!! 主に自分がっ!!!!」
司会「は、はいっ…唾をたくさん飛ばしながら…ありがとうございます…」
司会「全国アイドルクイズ選手権では、3ラウンドが行われます!」
司会「1ラウンド目は10組のチームの半数が脱落、2ラウンド目で残った5組が2組にまで絞られ、3ラウンドで2チームガチンコとなります」
司会「各ラウンドで正解するにつれてポイントが加算されていきますから、最終的にポイントが高かったチームが優勝となります!」
司会「それでは、参りましょう!!」
↓1 色んな事情で、3ラウンド目からやで! SSプロ対ソクプロや!!
1~3 SSプロチーム、劣勢
4~6 ほぼ互角!
7~9 僅かにSSプロ有利!
司会「それではいよいよ、全国アイドルクイズ選手権は第3ラウンドに突入します」
司会「第3ラウンドを争うのは、この2チーム!」
司会「クイズの女帝こと春日野愛率いる、SOKUHOプロダクションチーム!」
司会「金目純、赤井武が足を引っ張ることも多いですが、春日野愛、シュルツ・ミシェル、菅野孔がどうにかフォローを続けて3300ポイントです!」
シャーディ「早押し問題でボタンをぶっ壊すくらいのパワーを見せたミーが実は頭もいいっていうギャップにくらっとくる全国5000人の不良ファンが感涙して勉学に励みそうだね!!」
司会「そして、そのSOKUHOプロダクションチームを追いかけるのは、SSプロチーム!」
司会「唯一の大きな弱点である安住佑香が激しく足を引っ張りつつ、どうにかチームワークで乗り越えてきた印象でした!」
司会「現在、SSプロチームは3120ポイント、180ポイントの差がついています!」
シャーディ「がんばれ、SSプロ!! 勝ったらひとりずつわたしの家に呼んで、あれやこれやでっ…ぐふふふひひひほほほほほっ…」
司会「だ、大丈夫でしょうか…シャーディさん…? 不安はよそに、さあ、第3ラウンドに参りましょう!!」
香「180ポイントか…。勝つためには、ミスをしないだけではない…全問正解をする勢いでいかないとな」
葉子「全問は、ムリなんじゃ…?」
聖羅「けれど…そうするしかありませんよねえ」
透「足引っ張ってんじゃねえよ」
佑香「…」グイッ
透「ズボンを引き下ろそうと、すんな…!」ググッ
愛「賞金500万…」
純「このままリードできればいいけど…」
ミシェル「ここまで来たからには優勝のみ!!」
武「ヒャッハァァー!!」
孔「……一人頭100万、か」
↓1 第3ラウンド、最初は!?
1 いわゆるファイブリーグだよね。5人で1つの正解を一文字ずつ答えるやつ
2 いわゆるファイブボンバーだよね。5つの問題を1人ずつ分かるやつから答えるっていう
3 早押し勝ち抜き戦。9問の問題を2チーム同時に答えた順に抜けて、最後に人が残ったチームの負けって感じ
司会「最初は早押し勝ち抜きクイズです!!」
司会「10人の選手が全員参加して、早押しクイズに挑戦をしていただきます!」
司会「問題は9問までしか出題されませんので、最後のひとりを出してしまったチームは敗北、勝利チームに30ポイントが入ります!」
シャーディ「佑香ちゃんがいるからSSプロチームは厳しいかな~?」
シャーディ「でもでも、案外、いけたりするかも知れないし、がんばってもらいたいね!!」
司会「両チームのリーダー、準備はよろしいでしょうか?」
香「いつでもいい」
愛「さっさとしてちょうだい」
司会「参りましょう、早押し勝ち抜きクイズ!!」
司会「お寿司屋さんで出されるお茶――」
ピンポンッ
愛「口の中の脂を洗い流すため」
司会「正解! 問題はお寿司屋さんで出されるお茶が熱い理由は何でしょう、です。答えは、口の中の脂を洗い流すためです」
愛「余裕ね」
香「っ…」
純「こういう時しか役に立たないんだよなあ、ほんと…」
愛「あんた残ったら容赦しないわよ」
シャーディ「いやー、痺れるねー、クイズの女帝」
司会者「それでは第2問に参りましょう。豆腐のパッケージに水を入れる理由は何でしょう?」
ピンポンッ
聖羅「ええと…形が崩れないようにするため、でしょうか?」
司会者「正解です!」
聖羅「やりました~」
↓1 終盤までスキップ! 誰が残る!?
1~3 リルモン&赤
4~6 リルモン&純
7~9 リルモン&ミー!? どうしてだ、ミー!?
司会者「サッカーボールが白と黒だった理由は?」
ピンポン
透「モノクロテレビで見やすくするため」
司会者「正解です!」
司会者「プリンが1パック3つ入りで販売されている理由は?」
ピンポン
孔「…母親と子2人で食べるため」
司会者「正解です!!」
司会者「さあ…ここまで8問が終わりました。最後の1問がこれから出題されますが…残っているのは金目選手と安住選手」
司会者「奇しくも、両チームの最年少が残ってしまっています。金目選手、調子はどうですか?」
純「……さっきから問題難しいんだけど、やさしくしてくれないの?」
司会者「あらかじめ用意をされています。年齢制限のないクイズを用意しています」
愛「意地でも答えなさい」
ミシェル「がんばれ、できるぞ!」
赤「そーそー、俺だって抜けられたんだし」
孔「ボタン押せばどうにかなる」
司会者「そして安住選手、勝てると思いますか?」
佑香「がう」
シャーディ「ノーだって~」
香「諦めるな!」
葉子「がんばって…ほんと」
聖羅「やればできますから」
透「いやムリだろ…」
司会「それでは運命の第9問!!」
純「…」ゴクリ
佑香「…」
司会「ジーンズについている小さなポケットは、元々、何を入れるためのものでしょう!?」
↓1 どっちが抜ける…!?
1~6 純くんだー!
7~0 リルモンだー!
ピンポンッ
純「これ知ってる…!!」
司会「答えは何でしょう?」
純「懐中時計!」
司会「………正解っ!」
純「っしゃあああああっ!!」
佑香「…知らないもん」
香「本当にどうして、お前が…」
葉子「最後はクジで決めたとか聞いたけど…」
聖羅「仕方ありませんね~…」
透「けっ…」
司会「早押し勝ち抜きクイズを制したのは、ソクプロチーム!」
純「いえーい!」
ミシェル「やったな!」
武「ヒャッハァァー!!」
愛「るっさい連中ね…いちいち…」
孔「…」
司会「これでソクプロチームには30点が入り、3330ポイントになりました!」
司会「SSプロチームは依然、3120ポイント、その差は210ポイントに開きました」
司会「逆転勝利のためには、次の2戦を両方とも勝利する必要があります」
香「いよいよ後がないか…」
愛「このまま行くわよ」
↓1 次の勝負は…!
1 いわゆるファイブリーグだよね。5人で1つの正解を一文字ずつ答えるやつ
2 いわゆるファイブボンバーだよね。5つの問題を1人ずつ分かるやつから答えるっていう
3 ここに来て、体力を絡めてくるのだ
司会「さあ、次の勝負はファイブボンバーです!」
司会「制限時間内に5つの問題をひとりずつ順番に答えてもらいますが、制限時間内に5人とも答えられなければ失敗です!」
司会「これを両チームで交互に行い、勝敗を決めます!」
シャーディ「答える問題を選べるってのがミソだよねー。難しい問題から消化しつつ、他のメンバーが答えられそうな問題を残すチームプレーが大事!」
シャーディ「がんばれー」
司会「それでは先攻、ソクプロチーム! 意気込みはいかがでしょう?」
愛「余裕ね」
純「不安…」
ミシェル「がんばります!」
孔「…多分いける」
武「いけっかなぁー…?」
司会「回答の順番はどうされますか?」
愛「…バカ順で。チビ、赤、筋肉、無口、あたし」
純「うっぜ…」
シャーディ「おっひょひょ~! 目の前で生喧嘩見れたー!! もっとやれー! ひゅーひゅー!!」
司会「それではソクプロチームから挑戦です!」
司会「ファイブボンバー、スタート!」
1 野球の監督がユニフォームを着ている理由は?
2 抹茶アイスの内ぶたに銀色のフィルムを使う理由は?
3 川端康成が小説以外に書いた意外な本の内容とは?
4 ザ・ビートルズの「イエスタディ」元々ついていた仮のタイトルは?
5 コーヒーの実の別名は?
純「えええええ…? 何これ、何これ、何これ…?」
愛「さっさと答えなさいよ」
純「待って、待って待って、1つも分からない…1つも分からないんだけど…!?」
愛「はあああっ!?」
武「むっずかしすぎねえ…?」
孔「……2つ分かった」
↓1 愛様の作戦ミス!?
1~3 正解数0
4~6 それでも2問正解したソクプロチーム
7~9 3問までいけたソクプロチーム
0 なんと全問いけちゃった…
愛「ひとつくらい分かんでしょ、あんたバカぁっ!?」
純「うるさいな、分かんないって…えと…えと…1番、1番、1番!!」
純「監督が同じユニフォームの理由…えっと…な、仲間のひとりだから…!」
ブ-
純「仲間外れが嫌だから!」
ブ-
純「じゃ、じゃあ4番、4番!」
純「えーと、えーと、トゥモロー!」
ブ-
純「上を向いて歩こう!」
ブ-
純「じゃあ、じゃあ――」
ブブブブ-
純「あああああああああっ!?」
愛「あんた、ほんっとにひとつも分かんなかったわけ?」
孔「0問…」
武「ってえことはー…?」
ミシェル「SSプロチームが、1問でも正解したら……負けですね、俺達の」
司会「ちなみに、答えが分かった方はいますか?」
愛「…1番は選手が監督を兼任してたから。2番は変色を防ぐため。3番は犬のしつけの本で、4番は――」
孔「スクランブルエッグ」
愛「…5番がチェリーでしょ」
武「純?」
純「どういう意味だよっ!?」
司会「さすが、クイズの女帝、春日野愛、正解です。4番、スクランブルエッグも正解です」
司会「さあ、これでSSプロチームが1問以上正解すれば、この勝負は勝利となります」
司会「SSプロチーム、どういう作戦でいきますか?」
香「堅実に勝ちにいきます」
シャーディ「真摯に勝ちにいく姿勢の香様、かっくいいー!!」
香「うるさい、黙ってろ」
シャーディ「公共の場できびしー!! そそるぅー!!」
葉子「…タガが外れてる…」
聖羅「あら~…」
司会「SSプロチーム、順番はどうされますか?」
香「僕、葉子、聖羅、透、佑香の順番でいく」
佑香「意義あり」
香「何っ?」
↓1 リルモンが、意義?
1~3 香様ったら余計なプライド持ち合わせてるから…
4~0 却下されたリルモンの意義
佑香「本当に…勝ちにいくなら」
佑香「こっちもバカな順ば――」
香「却下だ。さあ、始めよう」
佑香「がおー」
透「んなことしてみすみす負けるわけにいくかっての」
葉子「心意気は…かっこいいけどね」
聖羅「勝ちにいく気まんまんですからね、香さん」
司会「それでは、ファイブボンバー…スタートです!」
1 湯のみ茶碗に取っ手のついていない理由は?
2 ぽち袋の「ぽち」とは何?
3 写真撮影で目が赤く光ってしまうのは何故?
4 カップヌードルを最初に購入した団体は?
5 ジグソーパズルは何を教えるために作られた?
香「簡単だな…」
香「2番。ぽち袋のぽちは、これっぽっちの、ぽちだ」
ピンポン
司会「正解です!」
司会「ソクプロチームよりも正解数が多いので、SSプロチームに100ポイントが入りました!」
司会「ちなみに、残りの皆さんは分かりましたか?」
葉子「えーと…3番は、フラッシュが目の中の毛細血管に反射しちゃうから?」
ピンポン
聖羅「5番は確か、国境を子ども達に教えるため…じゃなかったでしょうか?」
ピンポン
透「4番は自衛隊」
ピンポン
佑香「…湯のみに、取っ手がない…理由…」
香「分かるか?」
佑香「………………日本だから」
香「違う、お茶の温度を手で確認するためだ」
ピンポン
司会「さあ、泣いても笑っても、次が第3ラウンド最後の勝負です。題しまして、ガチンコクイズバトル!!」
司会「この勝負では、それぞれ、両陣営出題者1名ずつを選出していただきます」
司会「出題者の出した問題に相手チームが正解できれば勝利となります。両チームとも正解、あるいは両チームとも不正解となれば引き分けです」
司会「これを5回まで行い、全員が1度は出題者に回っていただきますが、それでも引き分けの場合はサドンデスとなり、また先頭に戻って1回でも多く勝ち越した方の勝利となります」
司会「このガチンコクイズバトルを制することができれば優勝です!!」
香「相手の答えられない問題を出し、こちらは相手の問題に正解し続ければいい…ということか」
愛「それって最初の3問勝ち越したらその場で勝ちってことでいいのかしら?」
司会「その通りです。出題するクイズに関しては、きちんと1つの答えがあるもの、複雑な計算等を要さないものとさせていただきます」
↓1 最後の勝負!
1~3 ソクプロめ、使えない赤と純を後ろに回して難しそうな問題3問で勝負を決めにきたぞ
4~6 インテリの人数ならSSプロの方が上だけど…愛の入れ知恵だ
7~9 性根が腐りかけ、性格の悪い2人の直接対決や!
司会「先攻、ソクプロチームからは1問目から春日野愛が登場です。問題をどうぞ」
愛「正確に1時間で燃え尽きる線香が2本。これを使って45分をはかるにはどうすればいい?」
香「1時間で燃え尽きる線香…2本で、45分…」
葉子「こういう系か…」
聖羅「なぞなぞ…なんですね…」
佑香「パス…」
純「うおおお…何か、簡単そうで難しい問題きた…」
武「正確悪っりーよなあ…」
孔「…」
ミシェル「えーと…1本で1時間…60分…だから…?」
ピンポンッ
透「分かった」
愛「…」
透「2本同時に片側に火を点けて、すかさず1本だけ反対側にも点けりゃあいい」
透「両側に火をつけた線香が消えたら30分経ったことになる。消えたと同時に残りの線香の片側に火をつけてやって、全部燃えたら45分だ」
司会「春日野愛選手、正解は…?」
愛「っ……当たりよ」
香「!」
聖羅「まあ~」
葉子「あ…そっか。すごい」
透「頭硬えだけじゃないんですかぁ~?」
佑香「…?」
司会「それではSSプロチーム、どなたが出題いたしますか? ここでソクプロチームが回答できなければSSプロチームが1勝です」
香「…では問題に正解できた透にしよう」
司会「それでは氷川透さん、問題をお願いします」
透「突き抜くものではあるが、突き抜ければなくなるものは何だ?」
愛「突き抜ければ、なくなる…突き抜くもの…?」
純「またなぞなぞ…」
ミシェル「突き抜ける…突き抜ける…突き抜くもの…」
孔「…」
武「意味不明だな」
香「何だ…?」
聖羅「ええと…?」
葉子「うーん…?」
↓1 とーるいん、女帝に勝てちゃうのか!?
1~6 いや、頭脳値6は異常
7~0 勝てたぁー! あと2回で優勝や!
司会「時間切れです!」
愛「!」
司会「氷川選手、答えをお願いします」
透「矢だ」
愛「!!」
純「矢…?」
ミシェル「漢字か…!」
孔「矢は的を撃ち抜くから、突き抜けるものだけど…突き抜けたら…矢という漢字の4画目を上に突き出したら、失うになる」
武「ほー…」
透「俺の勝ちだな、オバサン」
愛「ああ?」
純「!! な、何か……敵なのに、すっげー溜飲下がった!!!」
↓1 残りはちゃちゃっといこうぜ
1~3 しかし、とーるちんが刺激して愛様無双が始まって…ソクプロチームが優勝したのだった…
4~6 サドンデスだとぅ…?
7~9 SSプロの逆転勝利なのだー!
ラバーネーム でむぱんまん
いよりんにせーらさん、こんばんは
今回のお兄ちゃんどいてそいつ殺せないイベント、なかなかのどぎついボイス揃いでしたね。SSRいよりんの放置ボイスが10段階に分かれていて、段階が進むごとに病んでいく感じがたまらなかったです。せーらさんはヤンデレイベントにおいても女神でしたね…
お二人は精神を病んでまで誰かを愛する自分自身を想像できますか?
安価踏んでたら下
純「1+1=…何?」
佑香「田んぼの田」
純「……正解…」
聖羅「あら…ここにきて…こんな問題が」
香「T.OFOFNTSFTFENSNTTT…」
香「この次にくるアルファベットは?」
愛「…」
純「何それ、暗号…?」
ミシェル「T.OFOF…トーフ…いや違うか…」
孔「…」
武「頭疲れてきた…」
司会「時間切れです」
香「答えは、E。T.OFOFNTSFTFENSNTTT…というのは、円周率だ」
愛「円周率を英語に変換して、その頭文字…っはああ…」
香「その通り」
純「もう負けでいいや、俺…。ここまでがんばったと思うもん」
武「だなあ」
・
・
・
司会「全国アイドルクイズ選手権…優勝はっ!」
司会「僅差、10ポイント差での逆転を果たしました、魔窟・SSプロぉ~!!」
香「完全勝利だ…!」
葉子「かなり危なかったけど…」
聖羅「どうにかなりましたね~」
佑香「がおー」
透「足手まとい抱えてよくやれたぜ…」
愛「あたしの500万…!」
純「何でだよ、そこは山分けだろっ!?」
ミシェル「またSSプロに負けるとは…」
孔「案外楽しかった」
武「そだな~」
シャーディ「いやー、素晴らしい勝負だったね! じゃあ、賞金500万の副賞として…どうぞ、好きになさって」ハラリ
香「服を着ろ、痴女」
シャーディ「辛辣だよぉー!! でももっと言ってぇ…あへぁぁ~…」
佑香「…」プシュッ
シャーディ「うぎゃああああああああっ、辛味成分抽出スプレーはきついぃぃ~!!」ゴロゴロ
今夜はここまで
ありがとうございました
愛さんは学術的な賢さだからじゃないかな。知識量と演算能力を活かした定理に基く確かな解答。
今回は複雑な計算とか抜きだったし、モノの捉え方を崩すのを前提としたクイズを出されてたし、みたいな。
いえ、自分はバカなので巧く説明出来ないし、頭が良い人の物の考え方とか分からないですが…
愛さんの敗因としちゃ、>>212的なところと基本的に人を見下してる性格の悪さもあるねんな
雑学系問題にゃ滅法強いけどもなぞなぞみたいなとこだと発想とかがいるけんね
だからこそ愛さんからなぞなぞ出しといて、とーるちんになぞなぞ返しされてしもうたんやな
まあ作者以上に頭のよいキャラなんていませんよー、っちゅう根本的なとこもあるけどね
~ラバステ!~
葉子「ラバーネーム、放送コードウーマンさんです。みなさんこんばんは」
葉子「突然ですがお二方に質問です。大きいか小さいかだったらどっちのほうがいいですか?」
聖羅「大きいか、小さいか…?」
葉子「何がだろう…?」
聖羅「やっぱり…わたしは大きい方がいいかも知れませんね…。けど小さくても…うーん…」
葉子「ねえ、何が?」
聖羅「あ…けど小さい方が何かといいのかも…疲れませんし」
葉子「疲れないの? 小さい方が?」チラチラッ ←どこかを見比べてる
聖羅「あ…だけど大きくても…うぅーん……悩んでしまいますね~」
葉子「だから何が?」
聖羅「え? わんちゃんじゃないんですか?」
葉子「どこから犬っ…!?」
聖羅「おっきいわんちゃんの愛嬌ってとってもかわいいですし、ぎゅーってしてみたいなあと前から思ってたんですが…」
聖羅「けれど小さいわんちゃんの方が餌代もそうですけど、寿命とか、病気とか…動物病院に連れていったりするとか、何かと疲れないのかなあと」
葉子「何か…うん…」
聖羅「葉子ちゃんは大きいわんちゃんと、小さいわんちゃん、どちらが好きですか?」
葉子「ええ? あんまりそこまで犬好きってわけでもないけど…」
葉子「……どっちかと言えば………………大型犬?」
聖羅「やっぱりいいですよね~」
>>201は「殺せない」という単語のブラックさからSSラブ運営がリリースを見送ったことをお詫びします
~ラバステ!~
衣依「ラバーネーム、白玉パフェさんです。衣依ちゃんと佑香ちゃんこんばんは! 今夜も楽しく聴いております」
衣依「わたし、保護したカラスを5年前から育てているのですが、手を出すと乗ってくれるくらいに懐きました」
衣依「糞の処理は大変ですけど、今となってはそんなことがどうでもよくなるくらい可愛い家族の一員です。お二人はもし鳥を飼育するなら何がいいですか?」
佑香「カラス…飼っちゃダメって言われたことある」
衣依「何だっけ…? 前に香くんから聞いたけど…基本的にはダメなんだけど、ケガが治るまでの保護とか、そういうのでなら飼えるとか聞いたことあるけど」
佑香「…カラス」
衣依「佑香ちゃん、意外と動物好きだよね。何飼いたいの? 鳥さんだと」
佑香「カラス…いや…カラス…オウム…カラス…」
衣依「あ、オウムとカラスで迷うんだね…」
衣依「でもオウムってすごく長生きじゃなかったっけ…? 30年とか、40年とか…?」
佑香「タカも捨てがたい…」
衣依「大きい鳥さんばっかり…」
衣依「わたしは、うーん…あんまり鳥さんは、そこまで飼いたくなったことはないかな…?」
衣依「でも手に乗ってくれる…文鳥だっけ? かわいいかなって」
佑香「まだまだだな…」
衣依「何が?」
佑香「肉を食べる鳥じゃないと」
衣依「オウムって、生肉食べるの?」
佑香「…?」
衣依「すぐ自分のこと棚上げするんだから…」
佑香「がおー」
衣依「ギブアップいただきましたー」
衣依「それでは、今日のラバステはここまでです」
衣依「SSラブ、これからもよろしくお願いします。パーソナリティーは仲寺衣依と」
佑香「佑香でした」
~ラバステ!~
快斗「ラバーネーム、BL屋さんです。かーくんと衣依ちゃんこんにちは」
快斗「かーくんってオムライスが大好物と聞きました。可愛らしいですね。括弧、笑い…」
快斗「かーくんが今まで食べてきた中で一番美味しかったオムライスはいつ食べた時の物ですか? また美味しかったポイントとかもよければ」
衣依「!」
快斗「今まで、一番おいしかった…オムライスか…」
衣依「前に…オムライス作ってあげたよね? ねっ?」
快斗「衣依のオムライスも良かったなぁ…。俺の好きなオムライスは、昔ながらのオムライスなんだよ」
衣依「色々とこだわりがあるみたいだよね」
快斗「オムライスに欠かせない卵は、やっぱうすーい卵焼き。黄色一色で綺麗に焼かれたのが乗ってるやつで、半熟はダメなんだよ」
快斗「そして、オン・ザ・ケチャップ」
衣依「オン・ザ・ケチャップって…ww」
快斗「具は鳥肉もいいんだけど、ウインナーも許容」
衣依「細かいね」
快斗「その上で…今まで食べたオムライスのトップ3を決めるのであれば…」
衣依「トップ3いっちゃう?」
快斗「3位は…」
衣依「うん」
快斗「…………衣依のかな」
衣依「3位なのっ!?」
快斗「おいしかったし、丁寧な仕事の光るいいオムライスではあったけど…どこかインパクトというか、強烈な旨味というのがなかった」
快斗「全ての項目で高得点を叩き出しながらも、それ以上に踏み出せない…どこか惜しいオムライスだったような気がする」
衣依「えー…?」
快斗「2位は……うちの母さんのやつかな?」
衣依「負けた…」
快斗「正直、俺が好きなオムライスって感じとは離れてて雑なんだけど…でも、食べたくなるんだよなあ…」
快斗「何故か上に乗せる卵焼きに味つけしててちょっと塩辛くなってるんだけど、それがケチャップと合うっていうか…謎オムライスなんだよなあ…そして何故か、うまい…」
衣依「謎に…負けた…」
衣依「あれ? …じゃあ、1位ってどんなオムライスが出るの?」
快斗「そりゃあ、正統派オムライス」
衣依「正統派?」
快斗「近所にもう閉店しちゃった小さい洋食屋さんがあって、そこのが俺、大好きで…。家族で外食するってなると大体そこなんだけど、いつもオムライスでさ」
衣依「そんなに好きなんだ?」
快斗「白いお皿に横たわる黄色いオムライス…。そしてケチャップがオムライスの真ん中から皿の手前側にたっぷり垂れてて…」
快斗「あとパセリが添えられてるんだけど…それだけの、ほんっとにシンプルな、ザ・オムライス…」
快斗「………その店のおじさんがやさしくってさ、俺、オムライスしか注文してないのに色々とサービスしてくれて…いちいちうまかったなあ」
快斗「夫婦でやってるお店で、おじさん無口なんだけど、いつも何か一品、二品つけてくれてさ、おばさんもオレンジジュースを決まってサービスしてくれて…」
快斗「たまに俺が好きじゃない料理とか出されるんだけど、残そうとしたらおばさんに叱られて、完食させられるんだよな…。お陰であんまり好き嫌いもなくなって」
衣依「…昔っから快斗くんって、何かこう……アイドルだったの?」
快斗「えっ?」
~ラジオシップ~
蓮「よーそろネーム、ココ。愛さん、蓮君よーそろー」
蓮「この前のクイズ選手権の時はクイズの女帝もあと一歩で優勝できず残念でしたね。某プロダクションにクイズでも勝てないとなると歯がゆいです」
愛「お陰で500万逃したわよ…」
蓮「金に目が眩んで逃したんだろ?」
愛「あん?」
蓮「だいたい、クイズの女帝とか…空気読まずに某番組で全問正解したからだろ」
蓮「あえて誰もやってこなかったことを、空気を読まないばかりに」
愛「あれはせこちゃんがボタン押しまくったから答えただけでしょうが、あたしに全責任があるっての?」
蓮「あんなムダな伝説を作らなければ失望させることもなかったのに」
愛「そもそもレベルが低っくいのよ、学問の場でなら負けやしないってえの」
蓮「地頭はいいんだろ?」
愛「いいわよ、それが?」
蓮「じゃあクイズだろうが負けるなよ…負け惜しみだろう」
愛「っ…」
蓮「あとファイブボンバー、順番さえミスらないで、あそこで勝ってたら、優勝だったろう?」
愛「それが?」
蓮「自分が何でも分かるからって純を先にして自滅っていうのは…ダサすぎるだろ」
愛「あんたねえ…」
蓮「仮にもリーダーにさせられたんなら、それくらいは配慮してしかるべきじゃないのか?」
愛「あら、悪かったわねえ? 頭の作りが違うみたいだから、下に合わせるってできないのよねえ? あんた、アリの気持ちとか分かるわけ?」
蓮「そういうところだろ…」
愛「はんっ、知ったこっちゃないわよ」
蓮「頭の良さを性格の悪さが全て台無しにしてるよな」
愛「訳知り顔で言ってんじゃないわよ、そもそも選ばれもしなかったくせに」
蓮「何のことだ」
愛「あんたに出てくれって番組からのオファーはあったのに、事務所があんたがバカすぎるのを露見されちゃあイメージダウンだからって代わりにチビになったんじゃない」
蓮「…」
愛「まあ…あんたよかぁ、使えたかも知れないわねえ?」
蓮「…」
愛「ラジオなのに黙んのやめなさいよ」
蓮「以上、ラジオシップ」
愛「ここで終わらす、普通!?」
蓮「また今度」
~ラバステ!~
葉子「大歩危小歩危…さん。ハコちゃん、いよりん、こんばんは! この僕は、初めていよりんを知ったころ、彼女の名前をエイって読んでおりました」
葉子「こういう、極めて誤読されやすい名前について……二人は一体、どのように感じていますか?」
衣依「読みにくいよね、この…衣依って、漢字。生まれたころから呼ばれてるから、あんまりそういう感覚はないけど…」
衣依「その点、葉子ちゃんはいいよね。分かりやすいし」
葉子「ほんとにそう思う?」
衣依「えっ?」
葉子「中学生の時はね…」
葉子「……ゴミ箱が渾名でした」
衣依「えええっ!?」
葉子「五味葉子…いつみ・ようこ…ごみ…はこ…」
葉子「ゴミ箱ですっ」キラッ
衣依「笑顔で言わないでいいよっ!?」
~タカシくんの野望~
タカシ「間野っち、間野っち、あのねあのね?」
巌「何じゃ?」
タカシ「色々とお仕事してきたけどね、まだちょびーっとしか進出してないお仕事があったなあって思ってね」
巌「熱湯風呂か、ドッキリされる側か?」
タカシ「違うってばー。もっとおっきなおっきなコンテンツだよ」
巌「大きなコンテンツぅ?」
タカシ「ずばり!」
タカシ「声優業界」
巌「…やりたいんか?」
タカシ「だって楽しそうだしー、僕ってけっこうアニメとかいけそうな声だと思うんだよね。どうどう?」
巌「じゃがのう…タレントの声優進出はなかなかバッシングも強いけえ」
巌「演技力ものうて事務所のゴリ押しでキャスティングしとるんじゃあ、言われてしもうて大変じゃぞ」
タカシ「そんなの知ってるけどー、でもやりたーい」
巌「やりたい言うてものう…」
タカシ「あ、じゃあじゃあ、別名義でやるのは? 僕、本気でオーディションからお仕事取ってやるからさ」
タカシ「それでそれでー、アイドルアニメとかのオファーが来たりして、そこで初めて顔を出すのね。そしたら、ちゃんと本気って分かってくれないかな?」
巌「アイドルどもがイナゴみたいに声優業界を食い尽くしにくるんじゃあ言われるぞ」
タカシ「考えすぎだって~」
タカシ「とにかく、やってみたいなー、って思っててね?」
巌「ワシにオーディション取ってこいっちゅうんか?」
タカシ「違う、違う」
巌「何じゃ?」
タカシ「今度オーディション受けてくるから、よろしくねってだーけ!」
巌「すでに手え回しとったんか…」
タカシ「とりあえず…5年くらいを目処にして、主演アニメとか、代表作とか、手に入れたいね!」
タカシ「夢が広がるなぁ~」
巌「……まあええわ」
巌「本業の人らぁに迷惑かけたりせんようにするんじゃぞ」
タカシ「はぁーい!」
~先生は割と人外~
蓮「こんなのしか…今はなかった」
先生「エクセレンっ!! おにぎり…海苔がふやふやになり、米肌にしっかりくっついているこの状態…実にいい…」
蓮「…いいのか」
先生「いただこう」モグモグ
純「あ、先生いる」
奏「ほんとだ」
先生「お邪魔をしているよ」モグモグ
純「先生、久しぶり? 最近こなかったよね」
先生「少し西ヨーロッパを中心に回ってきたのだよ、メルシー」
蓮「もう食ったのか…」
奏「何してたの?」
先生「最初はふと本場のフラメンコを感じ取りにいくつもりだったのだが、オーストリアに立ち寄ってみたらどっぷりと浸かってしまった」
蓮「オーストラリア?」
純「コアラ?」
奏「…オーストラリアじゃなくて、オーストリア…」
先生「それから素晴らしい楽団に出会ったのだ。規模も小さく、古いが今はあまり客も入っていない楽団だった」
先生「しかし、わたしは彼らに惚れ込んでしまってね、チェリストとして短い間だったが参加をさせてもらい、無事に立て直しに成功をした」
純「立て直し?」
蓮「何してるんだこの人は普段…」
奏「先生すごい…」
先生「そこでだっ、次のキミ達にいいんじゃないかと思う曲ができているから聞いてくれたまえ」
カチッ
~♪
純「ピコピコ音楽だ…!」
蓮「クラシック系…に触れてたんじゃないのか?」
奏「サイケな感じ…?」
愛「るっさいわよ…何して…あら来てたの」
先生「どうだね、この曲は?」
愛「……日和ってんじゃない?」
先生「!!?」
純「おいっ、先生に何言って――」
先生「日和っている…そうか…そうだ…!! いいや、こんなものは駄作だった…!!」
蓮「!」
奏「えっ?」
先生「ああ…やはり素晴らしい、ここにいると次から次へと、インスピレーションがっ…!!!」
先生「はあああああああああっ!!」
純「またその場で作り始めた…」
先生「できたぁっ! ジャズテイストをふんだんに取り入れつつ、ハードなロックサウンドの側面もある…。これは、イイっ! エェクセレンッ!!」
愛「てきとーに言ってみるもんね…」
佑香ちゃんあっ…あっあっあっ…
土曜日やし、早めだけどやるー?
葉子「事務所が見えてきた…」
葉子「時間は…まだまだ余裕があ――えっ?」
葉子「…」ゴシゴシ
事務所の窓『煙ぶわー』
葉子「火事っ!?」
バンッ
葉子「け、煙っ…一体…」
誠「おっ、葉子。サンマ食うか?」パタパタ
葉子「」
佑香「うまい…」モグモグ
タカシ「いやー、七輪買ってきて良かったぁー。おいしいよねー」
葉子「……スバルさんとか…は?」
タカシ「すばるんは備品の買い出し中でー、僕たち、お留守番中だよっ」
葉子「…火事かと思っちゃったんだけど…」
誠「んー…でも換気してるし、一酸化炭素中毒にはならないようにしてるし」
佑香「ぺっぺ…骨多い…」
タカシ「あ、まこちゃん、まこちゃん、大根おろし作って、大根おろしー」
誠「はいはい」
葉子「呑気すぎ…」
<ウゥゥゥーゥゥゥウウウウウウー…
タカシ「あれ? どこか火事なのかな?」
誠「近づいてるな」
葉子「あああああ…もう…これ絶対勘違いで通報されたやつ…」
・
・
・
巌「バカタレがああああああああああ――――――――――――――――――――――っ!!!」
誠「ごめんなさい」
タカシ「てへっ☆」
佑香「食べる?」
巌「いらんわぁっ!」
葉子「あれ…? 何でわたしまで怒られてるの…?」
↓1 今日のSSプロは
1 レストラン・YASEGAMAN
2 SSプロ裁判!(ガチ裁判じゃのうてバラエティーや)
3 火事騒ぎを起こしたから、って4人にきっつーいおしおき仕事や(ハコちゃん不憫
衣依「ようこそいらっしゃいました、レストラン『YASEGAMAN』へ」
衣依「皆さんは、一流アイドルでよろしいですね?」
快斗「はい」
衣依「食にはうるさい、一流アイドルさんですね?」
香「そうだ」
衣依「どんな名店のお料理を食べても、決しておいしそうなお顔はしない…口うるさい美食家さんですね?」
ゆず子「そのとーり」
衣依「朝から何も食べずに来店しているにも関わらず、どんな食事を食べても決しておいしそうなリアクションのしない一流アイドルの皆様ですね」
聖羅「はい~」
衣依「そんな一流アイドルの皆さんに、本日、挑戦していただくシェフは銀座の名店寿司屋の板前さんです」
板前「よろしくお願いします」
衣依「あ、それと皆さん…貸し切りで予約をしていただいたところ、申し訳ないのですが…御剣誠様が来店されていまして」
衣依「食にうるさい皆さんの食べ残しでもいいから、超高級お寿司を食べたいということでして…食べものをムダにしてはいけない昨今の社会事情もありますので、ご許可をしていただけますか?」
快斗「分かりました」
香「いいだろう」
ゆず子「どうせ、一流アイドルのあたしらを唸らせられる寿司なんて出ないしな」
聖羅「はい」
衣依「では皆さん、こちらにどうぞ」
衣依「一流アイドルのみなさんはきっと、どんな状態でお寿司を食べてもおいしいなんておくびにも出さないと思います」
衣依「よろしかったですね?」
快斗「はい」
香「ああ」
ゆず子「あいあい」
聖羅「お腹減ってます…」
衣依「それでは板さん、お願いします」
板前「はい。……では最初は、こちら、赤むつの握りです」
快斗「おおお…」グゥゥ
ゆず子「腹鳴ったww」
快斗「鳴ってません!///」
聖羅「脂がとってものっていて…」
香「ゴクリ……だが、素材がいくら良くても握る腕が大事だからな」
衣依「板さん、最初はどなたに召し上がっていただきましょう?」
誠「…」ジィィィッ
衣依「御剣様はもう少々、お待ちください」
↓1 一流アイドルのみなさんは、どれだけお腹がすいていようが、出された食事に決しておいしいとか言ったりしないのだ!!
かーくん 香様 ゆず子 聖羅 からひとり選んでネ
板前「では…北川様」
聖羅「!」
衣依「北川聖羅様、赤むつの握りをどうぞ召し上がってください」
聖羅「はい」
誠「…」ジィィィッ
聖羅「…あのぅ」
誠「…」ジィィィッ ←聖羅と寿司を至近距離で見まくり
聖羅「少し…食べづらいかなあって」
誠「…」ジィィィッ
快斗「喋らない設定になってる…www」
ゆず子「食いたそうな顔してるなあ……」
香「…」
衣依「北川聖羅様、召し上がってください」
聖羅「はい。では…いただきます」
パクッ
聖羅「!!」
快斗「あ、おいしそうな顔…」
聖羅「いえ…これは…」モグモグ
衣依「どうでしょうか?」
聖羅「…」
↓1 せーらさん!
1~3 朝から絶食状態でお高くておいしそーなお寿司ですもん、ニヤけますよね~
4~6 ごまかすせーらさん
7~9 がんばった
0 やだもうせーらさん、企画倒れになっちゃうで?
聖羅「…おいしくは、ありません…」モグモグ
衣依「じゃあお下げしますね」
聖羅「あっ…で、でも…はっきり、分からないといけませんから…」
快斗「必死だwww」
ゆず子「うまいって言っちゃえよ~」
香「赤むつは、のどぐろと言って高級な魚だ。脂ののりが良く、白身のトロと言われる」
聖羅「…」パクッ
聖羅「…~っ…」プルプル
衣依「北川様、まさかおいしいんですか?」
聖羅「そっ…そんなことはありません~」ニコニコ
衣依「おいしいんですよね?」
聖羅「いいえ、これは………いまいち、鮮度が…足りてないと思います」
ゆず子「ひねりだしたなあ、ケチを…」
衣依「では下げますね」
聖羅「あ…まだ2貫しか…」
衣依「御剣様、どうぞ。3貫しかありませんが」
誠「おおおおおっ! いっただきまーす!」パクッ
聖羅「ああ…」
誠「~~っ……うまいっ、何だこれっ!? ほんとに魚かっ?」
板前「ありがとうございます」
快斗「っ…」
香「ふぅぅ~…」
ゆず子「誰だこんな企画考えたの…」
衣依「板さん、次は何が出るんでしょう?」
板前「大トロです」
快斗「!」ガタッ
衣依「周藤様、反応されましたがどうしました?」
快斗「えっ? あ……あ、脂乗りすぎてて、眩しいからつい」
ゆず子「苦しい~wwww」
聖羅「まああ~…」
香「…」ゴクリ
衣依「板さん、こちらの大トロはどなたに?」
板前「では…」
↓1 お次は
かーくん 香様 ゆず子 から選んでね
板前「では…周藤様」
衣依「周藤快斗様、どうぞ召し上がってください」
快斗「っ…」ゴクリ
誠「…」ジィィィッ
快斗「…」
誠「…」ジィィィィィッ
快斗(確かに食べづらい…)
板前「どうぞ」
快斗「…いただきます」
パクッ
快斗「~っ…」プルプル
快斗「あああああ~…っ……はああ……」
衣依「深い感嘆の息が漏れたように思えましたが」
快斗「…………こ…この程度かぁ~」
ゆず子「顔、顔www」
香「どの程度なんだ?」
聖羅「おいしそうに見えましたよ?」
快斗「あの……わ、わさびが、鼻にツンときて、はああってなっちゃっただけですから」
快斗「……脂が…しつこい」
快斗「あと……何かもう、食べ飽きてる…的な?」
衣依「的な? すみませんが、一流アイドルの周藤様が…そのような砕けたお言葉遣いをされるというのは…おいしさに取り乱されたのでは?」
快斗「いいえ、そんなことはありません」
衣依「では下げますね」
快斗「え、あ…」
衣依「はい? 何か?」
誠「…」ジュル
↓1 かーくん!
1~3 だっておいしいんだもん、残り4貫もばくばく食べたよ
4~6 食い下がってもう2貫も食べてしまったかーくん
7~9 見送った…そしてまこちゃんの胃の中へ
衣依「……お口に合わないものを食べるのは、一流アイドルとしてのパフォーマンスに差し支えが出てしまうのではないでしょうか?」
快斗「いや………それは………………あんまりにもおいしくないから、ここで食べ残して、誰かに食べさせて体長崩させちゃうのも…」
快斗「だったら…責任を…」
衣依「つまり食べたい?」
快斗「どうぞ、下げてください」
ゆず子「がんばったなあ、おいww」
香「…」ゴクリ
聖羅「…もう1貫、本当は食べたかったのではないですか?」
快斗「けっこうです」
衣依「どうぞ、御剣様」
誠「お、大トロ…これが、大トロなのか…」ゴクリ
誠「いただきます」
パクッ
誠「…」
誠「……………………うっ……んめええええええ~!!!」
誠「何だこれっ? 口の中で脂がじわーって溶けていって、その甘味が広がって…シャリも絶妙で…」
誠「すげえな、大トロ!? 大将、これ最高だ!」
板前「ありがとうございます」
快斗「…」
衣依「板さん、次は?」
板前「はい、こちら、つぶ貝の串焼きです。特製のタレをかけてあります」
香「…」ゴクリ
ゆず子「つぶ貝…しかもやたらいっぱい刺さって…」
聖羅「タレがキラキラ輝いてますね…」
快斗「…贅沢な…」
衣依「こちらのつぶ貝の串焼きは、どなたに召し上がっていただきますか?」
板前「そうですね…」
香「…」
ゆず子「…」
↓1 どっちや!?
香様 か ゆず子 やで!
板前「垣根様」
ゆず子「っきたかあああ~…」
衣依「まるで待っていたかのような反応ですね?」
ゆず子「こんな見るからにまずそうなものを食べさせるなんて…」
衣依「では食べられないまま下げましょうか?」
ゆず子「おい、そんなパターン台本になかっただろっ!」
快斗「ゆず子さん、そういうこと言っちゃダメwwww」
板前「どうぞ」
衣依「つぶ貝の串焼き、特製タレで召し上がってください」
ゆず子「ふぅぅ~…」
ゆず子「……あむっ」モグッ
ゆず子「………………」
衣依「いかがですか?」
ゆず子「………い、磯臭い」モグ
快斗「磯臭いww」
ゆず子「生臭い」アムッ
香「そうやってケチをつけていく作戦か」
聖羅「その割に、食べ進めていらっしゃいますよね?」
ゆず子「だってうま――」
快斗「うまっ!?」
香「うまいのか? うまいと言いかけたのか?」
聖羅「あら~?」
↓1 ゆず、ピンチ!?
1~3 苦しい
4~6 やり過ごした
7~9 そんなはずあるかーい!
ゆず子「うま…馬の糞みてえな味すんのはめっずらしいなーと思って!!?」
快斗「すごい方向転換きた…ww」
香「だったら食べなくていいだろう」
聖羅「そうですよ、ゆず子さん」
ゆず子「いやー、でもまこちゃんは体張るから? こぉーんなもんを食わせるのも…」
誠「…」ジュルッ
ゆず子「…」
衣依「まだ…下げなくてもよろしいですか?」
ゆず子「下げろぉいっ!!」
衣依「では、下げさせていただきます」
衣依「どうぞ、御剣様」
誠「おおお…すげえな、こう…ちゃんと貝を串に刺して…手間かかってるんだろ?」
誠「でもって、それをじっくりキツネ色に焼いてて…タレがまたうっまそうだな…キラキラ光を反射してるし」
誠「いっただきまーす!」ガブッ
誠「………んんんっ!? うっまっ!? これうっまっ!?」
誠「何かこう…海の滋味を凝縮した旨味ってえか、それをタレがまたぐぐぐーっと引っ張り上げる感じ? すげえうまいなっ!?」
板前「ありがとうございます」
衣依「板さん、次は何を?」
板前「黒毛和牛と牛タンの重ね寿司です」
快斗「牛っ!?」
ゆず子「ここにきてっ…」
聖羅「まああ~…見た目も豪勢で」
香「…」ゴクリ
衣依「どなたに?」
板前「…菱河様に」
香「…寿司だというから来てやったのに、牛肉か。どこの肉だ?」
板前「A5ランクの飛騨牛です」
香「飛騨牛か。まあいい…食べてやるとしよう」
快斗「今のところ、全然、おいしそうにはしてないけど…」
ゆず子「ほんとに朝からメシ抜きできてるんだろうな…?」
聖羅「香さんはさすがですね」
↓1 香様はポーカーフェイスをできるのか!?
1~3 あ、崩れた
4~6 無口作戦か
7~9 香様やな
香「…」パクッ
衣依「どうでしょう?」
誠「…」ジュルルッ
香「…っ…」プルプル
快斗「あ、笑顔」
香「ごほんっ…」スッ
ゆず子「今、戻したな」
聖羅「おいしいんでしょうね…」
香「火入れが、足りない。それに…ごてごてと乗せすぎた」
香「それに…この上にかかっているソース」
板前「そちらも特製で作らせていただきました」
香「醤油に合わない寿司なんて寿司じゃない」
快斗「難癖つけた…」
ゆず子「あの香様がねえ…」
衣依「では、下げさせていただいてもいいでしょうか?」
香「………いや待て、もう一口は、作ったことへの労いという意味で食べよう」パクッ
ゆず子「うまいこと言ったな~…」
快斗「今まで1番苦しくない言い方でぱくっといきましたね」
聖羅「おいしそうですね…」
衣依「では下げさせていただき…」
香「いや待て……この添えてあるレモンは、しぼった方がうまくなるのか?」
ゆず子「うわこまけー!! 刻んでるって、これ…1つでも多く食べるために」
衣依「気に入られているんですか?」
香「そういうことではない。だが…作り手が、もっともおいしいと思うもので食べて…それでも口には合わないだろうが、確かめた方が――」
衣依「食べたいのですか?」
香「……………誠にくれてやれ」
誠「おおおおっ! 肉だ、肉の寿司だっ! すげえな! 焼いてから、この赤いとこ中に残ったまんま、スライスして乗せて握ってるのか…」
誠「見た目もこう、ちょっとした野菜とか乗ってて、緑があって綺麗だし…うまっそうだな…。いただきまーす!」パクッ
誠「…………うまい。…………それ以上…言えない…」モグモグ
衣依「では、これで4名の一流アイドルの皆さんに召し上がっていただきました。当店は一流アイドルの方にお店を開いています」
衣依「これしきのお寿司でおいしいと思ってしまうアイドルの皆様には、これからお出しするお料理を食べる資格はございません」
衣依「……板さん、どなたが、1番、おいしそうに食べていたでしょうか?」
快斗「…」
香「…」
ゆず子「…」
聖羅「…」
↓1 かーくん 香様 ゆず子 せーらさん の中で…
もっとも、おいしく食べちゃいけないのに、おいしそうに食べたんだろうなーと思えたのはどなたでした?
板前「………菱河様」
快斗「やったああああああっ!」
ゆず子「よぉぉぉおおおおおおおしっ! よし、よしっ!」
聖羅「まあ~…これで、ちゃんとおいしいものを食べられます~」
香「っ…僕、なのか…?」
衣依「菱河様、申し訳ありませんが…当店にはふさわしくないので、退店をしていただけますか?」
香「…」ガタッ ←立った
衣依「どうもありがとうございました」
香「…………大将」
板前「はい」
香「……………………素晴らしい、寿司だった」
カランッ
快斗「去り際がかっこいい!」
ゆず子「さすが香様wwww」
聖羅「ほんとうにおいしくって、おいしくないふりするのが大変でした~」
衣依「それでは真の一流アイドルの皆様の舌にも、絶対合うこと間違いなしのお寿司を振る舞わせていただきます」
板前「どうぞ。7種にぎり寿司です」
快斗「すげえええっ…!」
ゆず子「イクラに、ウニに、トロとか、さっきの肉寿司とか…」
聖羅「まあ~…とってもおいしそうですね」
板前「あら汁もご用意しております」
快斗「ああああっ…うまそう…」
快斗「じゃあ…いただきますか」
聖羅「はい」
ゆず子「いただこうぜぇい!」
『いっただきまーす!!』
快斗「うまっ…!」
ゆず子「ああああ~……これうまいわ…」
聖羅「このあら汁も…とってもおいしいし、ほっとしますねえ…」
誠「うまいよなー」
香「…」チラッ
衣依「菱河様、どうかされましたか?」
香「………今度、店の方にうかがいたいだが予約はここでできるだろうか?」
ゆず子「あっはっはっは! 食いたくなってやんの!」
板前「ありがとうございます」
↓1 元ネタはめちゃイケの企画でした お次は!?
1 古典的ですが、バンジージャンプに挑戦させられる人がいるそうです
2 事務所のあの人が、大変なお仕事に挑戦するドキュメンタリーがあるそうです
3 MFC:まこちゃん不在スペシャル!?
P3「えー…バンジーをね、してくれって言うオファーがあったもんでね、これからそのロケに行くんだけど」
P3「何とそのバンジー、自然の断崖絶壁を利用してて…海面に、それも岩がゴツゴツのところに飛び出していくっていうもんらしいのよね」
P3「高さは120メートルだってさ」
P3「ちなみに…ある番組の1コーナーにすぎず…尺は10分でまとめられるってことだから」
P3「まあ、気楽にやってちょうだいな」
葉子「あの…」
P3「あいあい、何かな、葉子ちゃん?」
葉子「お医者さんに…バンジージャンプはダメって」
P3「………あらま」
葉子「ごめんなさい…」
P3「んじゃあ…飛ばないまでも、とりあえず一緒に行きましょね」
P3「ちゃあーんと、他にも飛んでくれる人がいるんだし」
↓1 誰がバンジーすんねん!?
2人まで選べるんやで!!
※ハコちゃん除く
快斗「バンジーかぁ…」
葉子「高いところ、平気?」
快斗「どうだろう…? あんまり…」
P3「んー、でもテレビなんだから、おもしろぉーくしてくれないとダメよ」
快斗「面白く…」
葉子「がんばってね、快斗くん」
快斗「怖がる…のか…?」
P3「だけどさー、快斗くんがあんまりビビっちゃうのはファン的にね~」
快斗「えー?」
葉子「…意外と、大変なお仕事…」
・
・
・
快斗「みなさん、こんにちは」キラッリィィィンッ
葉子「こんにちは」ニコッ
快斗「本日、俺達がきているのは…この海に面した、断崖絶壁です!」
ザザァァ-----ン…
葉子「ここに、バンジージャンプがあるって聞いてるんだけど…」
快斗「やらされるんですよね?」
葉子「がんばってね」
快斗「葉子さんは?」
葉子「ドクターストップで…」
快斗「俺もドクターストップほしいかも知れない」
葉子「じゃあ、行こうか? バンジー」
快斗「そうですね、レッツ・バンジー!」
↓1 かーくん、バンジー!
1~3 高いとこダメなんかい!
4~6 いざとなると、怖いかーくん
7~9 バンジー王子?
ザッバァァアアアアアンッ…
快斗「こ、ここに…ほんとに飛んじゃって、大丈夫なんですか?」
*「大丈夫です」
快斗「ちょっと…こう…風に煽られたりしたら、崖にぶつかったりとか…」
*「大丈夫です」
快斗「いやあ、でも…」
葉子「快斗くん、そろそろ飛ぼう」
快斗「あ、はい…」
ザッバァァアアアアンッ…
快斗「…」
葉子「周藤快斗、飛んでくださーい」
快斗「ふぅぅー…」
快斗「…いざ……」グッ
葉子「…」
快斗「………………いや、ちょっと待ちましょう、心の準備が!」
葉子「ええっ?」
快斗「何か安心できないんですよ…! 見てください、この…この、火サスに出てきそうな断崖絶壁! 犯人が身投げしようとするところですよ?」
葉子「でもこれまで怪我人はいらっしゃらないって…」
*「いません、大丈夫です」
快斗「でも100万回やって大丈夫でも、100万1回目は分からないじゃないですか!」
葉子「快斗くん、快斗くん、尺」
快斗「尺って…尺って、俺の、心の…準備を、準備をこう…!」
葉子「全国の快斗くんのファンは、こんな姿見たくないと思うけど…」
快斗「それを引き合いに出されると…」
葉子「じゃあ改めて、レッツ・バンジー」
↓1 かーくん、飛べ!
1~3 後ろからハコちゃんに押されて飛んだかーくんでした
4~6 かーくんの絶叫が響き渡りました
7~9 覚悟を決めてバシッと飛んだ
快斗「じゃあ…いきます」
快斗「………バァンジィィイイイイイイイ――――――――――――――――――――っ!!」
ダンッ
葉子「おおっ、いった」
快斗「ひっ…ぎゃああああああああああああああああああああああああああっ!!?」
快斗「ああああああああぅぅぅ、おおおおおおおおおおおおおおおおっ!!?」
葉子「ふっふふふ…」
葉子「すっごい声…www」
・
・
・
快斗「はぁ…はぁっ……はぁぁ…」ヨロヨロ
葉子「お疲れさま」
快斗「……怖い、ここ…」
快斗「……何か、本当に岩壁にぶつかっちゃうんじゃないかとか…ロープの長さがありすぎて、海面に頭突っ込んだり、その下の岩場に頭ぶつけるんじゃないかとか…」
快斗「そういう色んな怖さが…ある、とんでもない…バンジーでした」
快斗「海のバカヤロォ――――――――ッ!!」
葉子「だんだん快斗くん、バラエティー的な叫びが身についてるね」
快斗「あんまりそういうの言わないで大丈夫ですからっ…!!」
以上、単なるバンジーでした
QKで!
再開しますかー?
よござんしょかー?
快斗「あれは、ほんっとに怖いんですから。笑い事じゃないですよ?」
タカシ「えー、実は高所恐怖症とかじゃないのー?」
快斗「全然ですよっ!」
誠「でも意外と……この辺とか、ダメだしな、高いとこ」フニフニ
佑香「……ほっふぇふはふは」
快斗「え、リトルモンスターが、高いところはダメ…?」
佑香「…」フイッ
快斗「へえー…?」
快斗「高いところが、ダメなんだ…?」
快斗「これはいい情報を…」メモメモ
タカシ「あ、黒かーくん」
誠「たまに黒いよなあ」
↓1 さあ、どの仕事を!?
1 大人気らしい動物番組出演のオファーがありましたよ
2 野球? それ仕事?
3 SSプロのみなさんのおかげでした:食わず嫌い王
タカシ「あ、そうだ」
タカシ「すーばーるんっ!」
スバル「んっ? どうかした?」
タカシ「あのねー、ちょぉーっとお願いがあって~」
スバル「お願い…?」
誠「スバル、大事な、お願いなんだ」ガシッ
スバル(押さえられた!?)
スバル「な…何だい?」
タカシ「あのねー…草野球ってさ、たまにやると楽しそうじゃない?」
スバル「草野球…? タカシって野球好きだったっけ?」
誠「まままま…こまかーいところは、いいだろっ?」
スバル「…それで?」
タカシ「あのねー、メンバー募集中なんだ~」
スバル「ええ…?」
誠「そのたるんだ体を、野球でちょっと引き締めてもいいと思うぞ」
スバル「いやいやいやいや…」
タカシ「いいじゃん、いいじゃん。ねっ? やろうよ、気楽な草野球だからさ。ねっ?」
スバル「言っても…誰がメンバーなんだい? 人数は?」
スバル「まだまだ人数もいないくせに巻き込まれるっていうのはごめんだよ?」
タカシ「…むむっ」
誠「それは……なあ?」
タカシ「ねえ?」
誠「快斗はいるもんなっ!?」
快斗「えっ?」
タカシ「こないだ、一緒にグラウンド行ったもんね!」
快斗「あれで入れられてるんですかっ!?」
スバル「ははーん…人数いないんだね? じゃあ、やらないよ…。ほらほら、仕事させて。8人くらい集まったら入ってもいいけど…」
タカシ「現地は取ったどー!!」
誠「よーし、集めるぞー!」
↓1 まこたか、草野球チームを作る
1~3 尚、人数は現在、SSプロの香様除く4名だけ
4~6 尚、人数は上+リルモン
7~9 尚、人数はSSプロ男性アイドル+リルモン
タカシ「僕でしょー? まこちゃんでしょー? かーくんでしょー? とーるちんでしょー? 佑香でしょー?」
誠「…5人か」
快斗「きっちり入れられてる…」
佑香「エースで4番は任せろ」ブルンッ ←エア素振り
快斗「ていうか、あいつ入ってるのかよ…」
タカシ「でも…さすがに、もう事務所内じゃあまかなえないよね」
誠「スバルを頭数に入れると…あと3人集めればいいんだよな」
快斗「3人って、どう集めるつもりですか?」
タカシ「うーん…仲のいい人…」
誠「仲のいい、事務所以外の人…」
快斗「2人ともいないんですかっ?」
タカシ「じゃあかーくんはいるのっ?」
快斗「………地元には…」
誠「地元だろ?」
快斗「ま、まあ…」
タカシ「……こうなったら、人に頼ろう!!」
・
・
・
P3「え? 草野球のメンバーを集めたい?」
タカシ「うん、どうすればいいかなーって」
P3「そうねえ…」
誠「いい案を…!」
快斗「必死ですね、2人とも…」
P3「いきなり言われてもねえ…」
↓1 どうしようか
1 仕事先でてきとうに会った人とかに声かけたら?
2 ソクプロとか声かけちゃえば
3 フットサルなら5人でできちゃうんじゃないの?
P3「んー…」
P3「同じ業界人とか、声かけてみたら?」
タカシ「同じ業界人…」
誠「ほうほう」
快斗「?」
P3「ソクプロさんとか?」
P3「一応…程度じゃああるけども、うちとは関係もある事務所さんだし」
P3「まあ…いきなり押しかけても迷惑かけちゃうだろうから――あれっ?」
快斗「2人なら、一目散に行きましたよ」
<キキィィィッ
<ブゥゥウウウウウウウウウンッ
P3「あらまー…道交法は守ってくれるといいねえ…」
・
・
・
タカシ「これより、ソクプロ事務所を見張ります」
誠「でっけえビルだな」
タカシ「うちとは資本金が違うからね!」
誠「でもタカシなら買えそうだよな」
タカシ「さすがにこの大きさのビルはムリかなー…」
タカシ「おっ、早速、ひとり、出てきた…!」
タカシ「あれは…あれはアイドルです、マスターチーフ!」
誠「行くぞ、アルファ!」
タカシ「ラジャー!」
↓1 まこたかの前に現れたのは…!?
1 野球よりサッカーよりバスケ派の純くん
2 プロ野球を地味に見ている蓮くん
3 まこちゃんを一方的にライバル視してるミー
4 野球には興味のないこーくん
5 赤いひと
ダダダダッ
ミシェル「?」クルッ
タカシ「確保ぉー!!」
誠「とおおおおっ!!」
ミシェル「!?」
ミシェル(SSプロの、御剣誠――もしや、路上バトルを挑まれたんじゃ!?)
ミシェル「受けて立ちます!!」バッ ←鞄投げ捨てた
ゴスゥッ
タカシ「痛いっ…!」
誠「あ、タカシ!?」
ミシェル「えっ? あ、ごめんなさい…投げた鞄が…」
↓1 ミーったらもう…
1~3 それはそれとして何故か、まこちゃんvsミーが実現!?
4~6 何か勘違いをさせたまま話を進めたタカシくん
7~9 バトルは発生しませんでした
ミシェル「ケガしてませんか?」
タカシ「ひどいよー、ミーちゃんひどいー」
ミシェル「ミーちゃんはよしてくださいって…」
誠「こぶになってないか?」
タカシ「見てー」
ミシェル「……大丈夫そうですね」
タカシ「良かった」
ミシェル「……………って、一体、何なんですか!? いきなり!」
タカシ「実はね、ミーちゃん」
タカシ「ちょっと…ミーちゃんの力がいるんだよ」
ミシェル「俺の、力が…!?」
誠「そういうことだな」
ミシェル(俺の力がいる…? 向こうに御剣誠がいるのに…?)
ミシェル(もしや、彼らでも立ち向かえない巨悪が…?)
ミシェル「………いいでしょう、だったら」
タカシ「いいのっ!?」
ミシェル「まずは…腕試しをさせてもらいます!!」
タカシ「えっ?」
誠「何言ってるんだ?」
ミシェル「問答無用…いつか、こうして直接対決をする時はくるはずだと思っていました」
ミシェル「そのためのトレーニングは、積み上げてきたっ!! いきますっ!!」
タカシ「来た!」
誠「何だ、何だ?」
ミシェル「うおおおおおおおお―――――――――――――――っ!!」
↓1 ま、まこちゃああ――――ん!!
1~3 勝手にミーが負けて、まこちゃんへの執念に…
4~6 やっぱゆーはすごいわー、筋力じゃないとこでミーを止められるからね
7~9 腹を空かせたイノシシに会ってもまこちゃんは生還できちゃうからね
誠「うわわっ、待て待てって…!」ガシィィッ
ミシェル(俺の突進を、止めた…!!)
ミシェル「だが、こうやって重心をズラせば…!」グイッ
誠「おおっ…?」グラッ
夢「ミーィー!!」
ミシェル「ハイっ!?」ピタァァッ
夢「……何をしてるの?」ジトッ
ミシェル「えっ? あ、いや…その……う、腕だ――」
夢「 何 を し て い る の ? 」
ミシェル「…………………ごめんなさい…」シュン
タカシ「おおー…」
誠「何かよく分かんないけど助かった…?」
・
・
・
ミシェル「え、草野球?」
タカシ「そうそう、野球しよ?」
誠「人数集めてるんだ、今」
ミシェル「……野球…」
夢「ミーは何だと思ったの?」
ミシェル「……………いえ、別に…」
夢「…」ジトォォッ
タカシ「やろ?」
ミシェル「……ハイ、すみませんでした、入ります」
タカシ「やったー!」
誠「これで6人だな…!」
タカシ「ついでに、ゆめちーはやる?」
夢「わたし、野球って全然興味ないから」ニコッ
タカシ「あ、これ絶対に入ってくれない笑顔だ」
↓1 次のターゲットは…!?
1~3 あ、クズだ
4~6 赤
7~9 こー
銀河「ふわぁ…」
タカシ「また人が出てきた」
誠「何か、顔がすげえ整ってるな…。チャラいけど」
ミシェル「あの人は銀河さんって言って、うちの…………何でも屋さん? みたいな…雑用の人です」
タカシ「雑用の人?」
誠「アイドルじゃないのか?」
ミシェル「じゃないですよ」
誠「…ま、でも、今はひとりでも多い方がいいもんな?」
タカシ「だよね」
ミシェル「声、かけるんですか…?」
タカシ「マスターチーフ、号令をお願いします!」
誠「確保だ!!」
タカシ「おー!」
ドドドドッ
銀河「んっ…?」
タカシ「逮捕するぅー!!」
銀河「逮捕っ!? ま、まさか、あれやこれ…いや、この前の女の子……それとも…!?」ダッ
誠「あ、逃げた!」
ミシェル「二重の極み、遠当て!!」
ビシュゥゥッ
ドッゴォォォォォンッ
銀河「うあああああああっ!?」バタッ
銀河「塀の中は勘弁…示談で、示談でえええええ~……」ブルブル
タカシ「だったらこの書類にサインしてください」
銀河「はい…」カキカキ
誠「いいのか、こんな方法で…?」
銀河「書きました…」
タカシ「じゃあ、これであなたはうちの野球チームの一員です」
銀河「え、野球? あれ、何でミーくんがいるんだい?」
ミシェル「かくかくしかじかで」
銀河「で、野球をしろって?」
タカシ「そういうことでーす。初めまして、西城タカシです」
銀河「テレビで見たことあるけど……やだよ、僕は野球なんてやってる暇はないんだ。なしなし…」
タカシ「えー? やろうよー、試合とかやった後はみんなで飲み会したりさー」
銀河「飲み会? ……それ、もちろん、稼いでる人のおごりだよね?」
タカシ「あ、けっこう現金な人だ。でも、いいよ、おごってあーげる」
↓1 あと1人は、誰になる…!?
1~3 じゅんくん
4~6 赤
7~9 蓮くん
0 こーくん
タカシ「あーとひとり、あーとひとり」
銀河「あ、僕、急いでやらないと殺された方がマシなことになるおつかい頼まれてるから、これで」
誠「ごくろーさん」
ミシェル「お疲れさまでした」
銀河「じゃーね~」スタスタ
タカシ「さあ、あと誰か出てくるかな?」
誠「んー…どうだろうなあ?」
ミシェル「あと、事務所にいたのは…」
武「んんーっ、秋晴れだな」
ミシェル「あ、そうだ、赤井さん」
タカシ「プレスタの人だ」
誠「すごい頭してるな」
ミシェル「美容師だったんですよ。しかもカリスマの」
タカシ「じゃあ、突撃ぃー!!」
ドドドドッ
タカシ「草野球をしなさーい!」
武「あんっ?」
タカシ「さもなくばー、このリカちゃんの人形のスカートをめくるぞー!!」
誠「そんなのどこに持ってたんだ?」
ミシェル「そっ…そんなヘンタイ的行為をして、マネする子が続々と出てきたらどうするんですかっ!? ダメですよ、そんなの!!」
武「り、リカぁーっ!!?」
誠「え、のってきたっ!?」
タカシ「そしてぇ…パンティーを、履き替えちゃうぞー!?」
武「くぅっ…り、リカ…リカのためなら……俺は…俺はっ………野球やろうぜ?」
タカシ「いえーい!」
武「ヒャッハァー!!!」
誠「ソクプロって変なの多いんだなあ…」
ミシェル「そうかも知れないです…」
誠「…」
ミシェル「何ですか、その目?」キョトン
誠「いや…」
↓1 かくして、草野球チームが集まったのである
1~3 ポジション決めで揉める一同
4~6 運動神経はみんな、いい
7~9 ミーのコネ(舎弟?)で、首都圏と関西の不良どもの中から選抜チームが生まれて、練習試合を早速することに
0 SPECIAL!!
タカシ「皆さん、忙しい中、よく集まってくれました! ナインで集まるのは今日が初めてですので、顔合わせになります!!」
誠「いやー、待ち遠しかったな…この日が」
快斗「まさか実現されるなんて…」
佑香「がおー」
透「野球なんてできるのか…?」
スバル「本当に集めちゃったよ…僕の休日が…」
ミシェル「これ…仕事だったらギャラが高っかそうですよね」
銀河「ふわぁぁ…朝早すぎないかい…? 7時集合って…」
武「バッチこーい!!」
タカシ「そしてそしてっ! 重大発表をします!!」
タカシ「何と今日、初めての試合をすることになりましたぁー!!」
誠「いきなりかっ?」
快斗「まだロクな練習もできてないのに…?」
タカシ「お相手は、何と!!」
タカシ「何と、何と、何とぉっ!!」
↓1 SPECIAL!!
偶数 日本一の草野球チームの皆さんです!!
奇数 日本一の少年野球チームの皆さんです!!
タカシ「日本一の少年野球チーム、ファイターズの皆さんです!!」
快斗「けっこう被るチーム名ですね」
誠「あれ、何でなんだろうな?」
ミシェル「少年野球ってことは、小学生相手…?」
武「これに負けたら、大人としてもアイドルとしてもカッコつかねえな」
銀河「いいじゃないか、向こうは少年野球でも日本一なんだろう? 素人寄せ集めの大人より強いなんて普通さ」
スバル「まったく同感…」
タカシ「とにかく、ファイターズの皆さんがくるのは10時です」
タカシ「それまでに、悪足掻き練習をするぞー!! おー!」
『おー!』
打順
1 安住佑香 三
2 西城タカシ 二
3 ミシェル 捕
4 氷川透 投
5 御剣誠 左
6 赤井武 中
7 周藤快斗 遊
8 諸星銀河 一
9 河村スバル 右
<キャー!!
<快斗くぅーん!
<まこちゃぁーん!
<タカシくぅーん!
<ミー!! ミー!!
快斗「あちらの奥様方は……お子さんの応援にきてるんじゃ…?」
スバル「良かったね、主婦にも人気で」
タカシ「さあ、試合開始だー!」
透「ストライク量産してやるよ」
「プレーボール!!」
↓1 vs日本一の少年野球チーム!!
1~3 日本一強い
4~6 日本一はダテじゃないけど、とーるちんの豪速球は通用している
7~9 いい勝負
―― 1回 表
ミシェル「しまっていきましょー!」
ミシェル「さあ、どうぞ」バシッ
透「後ろにこぼすな、そんだけでいい」
野球少年A「…」ギュッ
透「ハンデで、ド真ん中勝負にしてやらぁ…!」
ビシュッ
バシィッ
野球少年A「っ…は、速い…」
ミシェル「すごい球だな…ミットはめてるのに、痛い」
透「無四球完封してやらぁ」
快斗「大人気ないぞー!」
透「黙ってろ!」
・
・
・
―― 1回 裏
タカシ「1回は見事に三者三振だったけど、点を入れなきゃ勝てないからね! 1番バッター、快速リトルモンスター、佑香! 頼むよ!!」
佑香「がおー!」グッ
ビシュッ
スカッ
快斗「あれ?」
武「おおー?」
ビシュッ
スカッ
タカシ「あれー?」
誠「そう言えば…守備の練習しかしてなかったよな」
<ストライク、バッターアウト!
タカシ「だいじょーぶ、バッセンに10回は行ったことある僕が2番だからね!!」
透「10回行ったことがあるだけ…?」
ミシェル「それって、打てるのか…?」
<ストライク、バッターアウト!
タカシ「てへっ☆ でもでも、ほら、クリーンナップが超重量打線だからね、うちは! ミーちゃん、がんばってー!」
ミシェル「ミーちゃんって言わないでくださ――」
ビシュッ
ミシェル「あっ…」
透「おい、俺に回せよ…」
↓1 互いに点数を与えぬ、好勝負! 投手戦、って感じかな!!
1~3 さすがに現役じゃない上に不良なとーるちんはスタミナに問題があったらしい
4~6 とーるちんの速球に慣れてきてちらほら打たれると、守備練習を2時間程度しかやったことない面々では…
7~9 後半戦は乱打戦になってきました
―― 4回 表
透(少年野球のルールに合わせて…7回までだから…もう後半か)
透(少し肩が…いや、ガキ相手ならいけるか)
ミシェル「しまってこーぜー!」
透「ふぅっ…」
透(ここまで9人連続三振…余裕だな!)
ビシュッ
野球少年A「!」
カキィィンッ
透「!?」
ミシェル「打たれたっ!?」
透「ショートぉっ!」
快斗「叫ぶなっ…!」バシッ
快斗「投げる…!」ビシュッ
ズザァッ
バスッ…
<セーフ!
透「っ……素人が…!」
・
・
・
カキィィンッ
透「っ――サード!」
佑香「ふっ…!」バシィッ
透「よし…これで3アウト」
タカシ「2点も取られちゃったねー」
快斗「誰かが打たれるから」
透「とーしろーがエラーしまくるからだろうが」
武「まーまー、取られちゃったもんはしゃあねえって。取り返していこうぜ?」
誠「そうそう」
ミシェル「ですね!」
↓1 そして4回裏は、クリーンナップから始まるのだ!!
1~3 あっちゃー、折角のクリーンナップが…
4~6 1点は返したぞー
7~9 まこちゃんステキー!
ミシェル「負けないからな!」ブルンブルンッ
タカシ「がんばれー、ミーちゃーん!」
快斗「打てるぞー!」
武「よーく見てけよ!」
佑香「がおー!」
ミシェル「待って、がおーって、それは――」
ビシュッ
ミシェル「あっ…」
タカシ「ミーちゃんっ!!」
快斗「しっかりぃー!」
武「打席に集中しろーい!」
誠「かっ飛ばせー!」
佑香「がおー」
カキィィンッ
タカシ「やった、打った――」
誠「いやっ、高すぎだなっ…!」
快斗「センターフライ…!」
パスッ…
武「ああああ~っ…」
透「せめて1点は返すか…」スッ
タカシ「あ、あれって…予告ホームランっ!?」
快斗「そんなのできるのか、あいつっ…!?」
誠「けど決めたらかっこいいな…」
武「いいぞー、やれやれーい!」
透「こんなんハエが止まってるようなもん――」
プゥゥゥンッ
透「っ、虫――」
カスンッ
透「しまった…!」ダッ
タカシ「ピッチャーゴロだ…!」
<アウト!
快斗「ダサっwww」
透「ぶっ殺す…後でぶっ殺す…」
誠「まっかせろー!」
<ストライク、バッターアウッ!
誠「すまん」
↓1 勝負の行方は!?
1~6 負けました。やっぱ日本一はすごいね
7~9 ギリちょん、引き分けに持ち込めました
―― 7回 裏
タカシ「2アウト、一塁…4点差…かーくん、ミラクルを起こしてー!」
ミシェル「がんばってください!」
武「かっ飛ばせ、ホームランぶっ飛ばそうぜぇー!」
快斗「ふぅぅー…俺が最後のバッターになるわけには、いかない…!」
快斗(ファーストの誠さん…絶対、生還させます…!)メラァッ
ビシュッ
快斗(きたっ――!!)
ブゥゥゥンッ
カキィィィィンッ
透「デカい――けど」
武「ファールっ…落ちろ、落ちろ…!」
野球少年A「…!」ダダダッ
ズザァァァッ
<アウトー!!
<ゲームセッ!!
タカシ「ああああああっ…!?」
快斗「ふぁ、ファールフライで…終わった…」ガクッ
誠「ま、でも楽しかったからいいんじゃないか?」
↓1 試合後は…
1 日本一の少年野球チームのみんなと記念写真をしたのでした
2 何故か、少年野球チームの応援にきてたお母様方との握手会になってしまった
3 まあ、飲み会ですよねー。しかも試合後の、お昼時から。未成年は酒飲まないけど
ワイワイ
キャッキャッ
マダム「ファンなの~、こんなところで会えるなんて…ありがとうございます~」
快斗「こんなところで……すみません。応援ありがとうございます」キラッリィィイイイインッ ←運動後の爽やか汗で輝き3割マシ
マダム「はうあっ…」
野球少年A「お母さん!?」
お母様「逞しいのですね…」ウットリ
誠「そ、そうですか…? ありがとう…」
お母様「これ…もし良かったら、もらってくださらないかしら…?」ガサッ
お母様「つまらないものなんですけれど…おいもを」
誠「気持ちは嬉しいんですけど…ものをもらったりは…」ジュル
お姉様「良かったら…これ、電話番号を…」
タカシ「ごめんね、僕、数字ってアレルギー出ちゃってもらえないんだ。数字の羅列が書いてあるものって」
・
・
・
快斗「疲れた…」
ミシェル「何で…試合より疲れたんだ…?」
スバル「やー…アイドルだからね、キミら」
銀河「うっひょほほーう…いい感じの若奥様だけど、電話番号4件ゲット~」
タカシ「じゃあ…撤収しましょう!!」
タカシ「そして、12時半に、あらかじめ連絡しておいたお店に集合! 打ち上げでーす!!」
↓1 打ち上げの模様なんて…
1 いらんよね? 次いこか?
2 いるのん? どうせ未成年男子が被害に遭うだけよ?
スバル「か…体が…」ビキビキ
P3「あらま…草野球でハッスルしたんだって?」
スバル「何かもう……キツかったです…」
P3「まーだまだ河村くんは若いでしょうに」
スバル「でも普段、運動とかしませんからね…」
P3「ほぉーん…? ま、お疲れさん」
スバル「腰が痛い…」
↓1 次のSSプロは!?
1 食わず嫌い王:ライムライト対決?
2 目指せ、料理の鉄人!:かーくん、お料理に挑戦?
3 動物番組:アイドルは動物のかわいさに勝てるのか?
衣依「SSプロのみなさんのおかげでした。目指せ、料理の鉄人~!」
パチパチパチ…
衣依「このコーナーでは、お料理のできない快斗くんが料理の鉄人を目指していきます」
衣依「それでは快斗くん、どうぞ~」
プシュゥゥゥ-
快斗「こんにちは。未来の、料理の鉄人です」←コックスーツ
衣依「うわあ…見た目だけは、すごく鉄人っぽい」
快斗「ありがとう」
衣依「さて、目指せ、料理の鉄人では…毎回、快斗くんがレシピを学び、それを自力で作ります」
衣依「そうして少しずつ、お料理を学びながら、最後は誰もがおいしいと唸らせられる料理を作れるようになろうという前向きな企画です」
快斗「前向きな企画、ってわざわざ言う意味は?」
衣依「毎回、SSプロの誰かが快斗くんの料理を試食して、その上達ぶりを確認していきます」
衣依「この企画を伝えた時、みんなは、おいしくないのは食べたくないなあという顔をしていました」
快斗「言わなくてもいいよ、そこは」
衣依「最初に学ぶ料理は…こちらです!」
快斗「何だ!?」
↓1 最初にかーくんが学ぶ料理は…!?
1~3 カレー!!
4~6 野菜炒め
7~9 ダシ巻き玉子
ジャジャンッ
衣依「カレーです!」
快斗「カレー?」
衣依「自信はありますか?」
快斗「だって…カレーって、煮込むだけでしょう?」
快斗「そんなのを、この俺ができないと、逆に思いますか?」
衣依「……どうだろう?」
快斗「そんなに信用ない…?」
衣依「では先生、お願いします」
快斗「先生?」
衣依「毎回、お料理を教えてくれる先生がゲストに出てきてくれます」
快斗「へえー…」
プシュゥゥ-
快斗「お、誰かきた…」
↓1 カレーの先生は
1 香様
2 ハコちゃん
3 とーるちん…?
4 せーらさん
5 タカシ…くん…?
聖羅「こんにちは~」
快斗「聖羅さんだ」
衣依「カレーの先生は、聖羅さんです」
聖羅「よろしくお願いしますね」
快斗「はいっ、お願いします、聖羅先生!!」
聖羅「あら~…照れちゃいますね」
衣依「では先生、早速、レシピを口頭で教えてあげてください」
快斗「口頭っ…?」
聖羅「まず、鳥肉、ジャガイモ、タマネギ、ニンジンを一口大に切ります」
快斗「一口大…」
聖羅「厚手の鍋にサラダ油を熱し、先ほどの鶏肉、ジャガイモ、タマネギ、ニンジンをよく炒めます」
快斗「鍋で、サラダ油を熱して…炒める…」
聖羅「水を加え、沸騰をしたらあくを取っていただいて、弱火から中火で材料が柔らかくなるまで約15分煮込んでください」
快斗「15分…」
聖羅「火を止めてルウを割り入れて溶かしたら、再び弱火でとろみがつくまで約10分煮込みます。これで完成です」
快斗「ルウを入れて…弱火で、10分…」
衣依「分かりましたか?」
快斗「ばっちりいけますよ、これで」
聖羅「とってもコックスーツが似合っているのに、カレーのレシピを真剣にメモされていたのは…ちょっと面白い光景でしたね」
衣依「じゃあ、レシピ通りに作ってください」
衣依「材料はこちらにちゃんと用意してあります!」
快斗「おおっ…初めてだ、キッチンのセット…」
聖羅「がんばってくださいね、快斗くん」
↓1 かーくん、レシピ通りにカレーを…
1~3 れ、レシピは…?
4~6 ちょいちょい…大丈夫…?
7~9 メモに忠実
快斗「えーと…まず、材料を……一口大に切る」
衣依「うんうん」
快斗「…じゃがいもを…じゃがいも…」
衣依「どうかした?」
快斗「………芽を取った方がいい、んだよね?」
衣依「当たり前だよ…?」
快斗「ええと…ピーラーか、ピーラーで、するするーっと…」
快斗「あ、けっこう、ひっかかる…」
聖羅「あ…だ、大丈夫ですか…?」
衣依「見てるのが怖い…」
快斗「大丈夫、大丈夫――痛って」
衣依「だから言ったのに…」
聖羅「おいしいカレー…できるんでしょうか…?」
・
・
・
快斗「これで…とろみがついて…完成…!」ボロッ
衣依「ちゃんとできてるといいけど…」
聖羅「手が絆創膏だらけになってしまいましたね」
快斗「おいしいですよ、これは。絶対」
↓1 試食は…
1~3 激・辛口のとーるちん
4~6 何かの罰で試食係にされたリルモン
7~9 何でもおいしく食べられる! まこちゃん!!
衣依「では…試食するのは、この人です」
衣依「快斗くんは、ちゃんと次回に活かせるように耳を傾けてください」
快斗「了解っ!」
衣依「どうぞー」
プシュゥゥゥ-
透「…」
快斗「げええっ!?」
衣依「氷川透くんです」
聖羅「あら~」
衣依「快斗くん、透くんにサーブしてください」
快斗「……うぃ」
コトッ…
快斗「……め、召し上がれ」
透「いただきます」
快斗「態度でけえ…」
カチャッ…
透「…」モグモグ
快斗「…」ドキドキ
衣依「……どうですか?」
↓1 激・辛口とーるちん!
1~3 完膚なきまでに言葉で叩きのめされたかーくんでした
4~6 半分ケンカみたいに言い合いするかーくんととーるちんに、数字が上がったそうな…?
7~9 でも意外とちゃんとできてたっぽいですよ
透「……カレーは、もっとどろどろしてるもんだろ」
透「水入れすぎだ」
快斗「っ…」
透「…まあ」
透「………食えなくはねえけど」モグモグ
快斗「おっ?」
衣依「じゃあ透くん、及第点…でいいですか?」
透「………いい」
衣依「周藤快斗、見事、カレーの作り方を、マスターですっ!」
快斗「いやったあああああっ!!」
聖羅「おめでとうございます~」
快斗「これでもう、料理できるってことだな!」
衣依「え?」
聖羅「あら?」
透「ああっ?」
快斗「え、な、何…?」
衣依「カレーと…他に何が作れますか?」
快斗「…………そうめん?」
聖羅「それは…料理ができるとは言えないような…」
透「10品、作れるようになってから少しやってる程度だろ」
快斗「マジで? じゃあ鉄人って、どれくらい?」
衣依「まだまだ先、かな?」
快斗「えええ…?」
衣依「こうして、周藤快斗は料理の鉄人への第一歩を踏み出したのでした」
快斗「正直……手とかケガするから、この企画、嫌でええ――――――――すっ!!」
今夜は~
ちょっと早いけどー、ここまでっ
お疲れさまでやんした!
~ラバステ!~
聖羅「ラバーネーム、ギルディ・プリンスさんです。聖羅さん、透くん、こんばんは。今日も楽しく聴いています」
聖羅「透くんがSSプロに所属するようになってしばらく経つかと思いますが、何か2人の間でのエピソーがあったら教えてください」
透「ない」
聖羅「そうですね…特別な、何かというようなことは…」
透「ない」
聖羅「せいぜい、普段…何かと雑談をしていることとか――」
透「ない」
聖羅「この間、本の貸し借りをしたとか――」
透「ない」
聖羅「わたしがいただいた缶ジュースを開けようとしていて、でも開けられずにいたところで透くんが開けてくれたとか――」
透「ない」
聖羅「街中でこれからお茶をしませんかとお誘いしてくれた若い3人組の男性の方に、これからお仕事なのですみませんとお断りをしていた時に偶然、透くんが通りかかって一睨みで納得していただいたとか――」
透「ない」
聖羅「………特別なことは…」
透「ない」
聖羅「ですよね」
透「…」ガンッ
聖羅「いきなりテーブル叩いて、どうしました?」
透「何もねえよっ!」
~ラバステ!~
衣依「ラバーネーム、カモメール便さん。快斗くん、いよりん、こんばんは。今日も楽しく聴いています」
衣依「かーくんは今年も壁ドン祭りおつかれさまでした。去年にも増して破壊力が上がっていましたね」
衣依「壁ドニストをして『壁際のテクニシャン』『壁さえもオトす男』などと畏れられるかーくんの壁ドンテク、やはり同じ事務所内の人間ともなると耐性とか備わってたりするものなのでしょうか?」
快斗「その節はどうもありがとうございます」
快斗「去年、壁ドン祭りに参加する時、壁ドニストさんを参考にさせてもらっているので、俺の壁ドンテクは、壁ドニストさんの模倣でしかないんですけどね」
快斗「だけど来てくれた方に楽しんでいただけたなら嬉しいです」
衣依「快斗くん、そんなお仕事してたの?」
快斗「してたんだ、実は」
衣依「壁ドン…快斗くんが……。す、すごいの?」
快斗「うーん…自分じゃあよく分からないけど……壁ドン祭りの時、俺の列が3時間待ちになったとか…」
衣依「遊園地の人気アトラクション並みなの!?」
快斗「あと俺のブースだけ、担架とか車椅子が用意されちゃって…」
衣依「立てなくするの!? 壁ドンで?」
快斗「まあ…このメールみたいに耐性とか言われちゃっても、仕方ないのかな…?」
衣依「一体、どんな壁ドン…」
快斗「やってみる?」
衣依「えっ?」
快斗「衣依に…。ちょっと照れ臭いけど」
衣依(壁ドン――わたしに――快斗くんのっ!? 耐えきれるか、いや避けるか――アイドルとして仕事中に壁ドンで変なところを見せるわけには――でもこんな機会――いや、耐えきれる、耐えて見せるんだよ、仲寺衣依!!)←この間僅か0.5秒
衣依「じゃあやってみて。体験レポートを、壁ドン祭りに行けなかった人にお届けするためにもね」
快斗「分かった。じゃあ…」
衣依「…」ゴクリ
快斗「甘めと、乱暴系と、横暴系と、縋る系と、ノーマル…どれがいい?」
衣依「縋る系」
快斗「オーケー」
ドンッ
衣依「っ…」ドキドキ
快斗「………このまま…どこにも行かないで」←ウィスパーボイス
衣依「~っ!!?」
快斗「――って感じなんだけど」
衣依「っ……ふ、ふうっ…はあ…はあ…っ…」
快斗「って衣依?」
衣依「あ、危なかった…もう少しで…」
快斗「何が? 何が危なかったの?」
衣依「心臓が止まって顔から溶岩出てくるかと思った」
快斗「そんなにっ!?」
~ポルシェーズ~
タカシ「さあ、ポルシェーズ、初めての全員揃っての練習だよ!!」
透「おい待て」
タカシ「どったの、とーるちん?」
透「……ポルシェーズ?」
銀河「だっさ…」
ミシェル「成金趣味…?」
誠「でもポルシェってすごいよな、高級ってイメージだし」
快斗「何か、タカシさんらしいネーミングですよね…ポルシェーズって」
武「いいじゃんよー、ポルシェ。嫌いじゃねーぜぃ?」
タカシ「僕がポルシェーズって名前に込めた願いはね、いつか、このポルシェーズに取材以来とかが来た時、『うちは芸能人がたくさんなのでギャラはポルシェ1台分かかりますよ、あーはん?』って言いたいなってことなんだよ!」
快斗「それをする意味は一体…?」
誠「タカシだから、ただ単に言ってみたいだけなんだろうな」
タカシ「僕はキャプテン兼監督兼オーナーだぞー!? 偉いんだぞー! ユニフォーム代もボール代もバット代もキャッチャーの防具代も、何から何まで払ってるんだぞー!?」
タカシ「分かったら、練習しまーす! 返事!」
『うぇーい』
カキィンッ
バシッ
透「トンネルしやがったらケツバットだぞ、ごらぁっ!」カキィィンッ
タカシ「とうっ! ――あっ」
誠「タカシ、ちゃんと打球見ろっ! もっと飛び込んでけ!」
透「次ぃっ!」カキィィンッ
佑香「ふっ!」バシィッ
シュビッ
銀河「うわっ…!?」ボスッ
透「てめえこら、事務員っ! ファーストが捕球ミスしてんじゃねえ!」
銀河「勝手にファーストにしたのはそっちじゃないか!」
誠「外野、守備いくぞー! フライ捕れよー!」カキィィンッ
スバル「お、おおっ…こ、ここ――」ガスッ
スバル「痛ったああ~っ…」
誠「次ぃっ!」カキィィンッ
武「あらよぉーっ!」ガスッ
武「痛ってええええ!?」
誠「ちゃんとボール見ろー!」
透「真ん中構えてりゃいいって言ってんだろうが!」
ミシェル「それじゃ小学生にも打たれてしまいますから、サインもいるし、ある程度、コースを変えていくのも大事です」
透「ああっ? 素人が俺に文句つけてんじゃねえぞ!?」
ミシェル「俺と透さんはキャッチャーとピッチャー、いわば夫婦役なんですから一方的に上に立たれても困ります」
透「んだと、こらぁっ!」
タカシ「乱闘だー! 行け行け、みんな、乱闘に行けぇー!!」
快斗「……タカシさんって、心底、何でも楽しんでる人なんだな…」
~非実在アイドル・ミー?~
夢「……ねえ、ねえ、ミー」
ミシェル「はい、何ですか?」
夢「どうして…ミーはさ、中国の生ける伝説の拳法家と対決なんてことを仕事でするの?」
ミシェル「だってオファーが来たんですよ?」
夢「だって、って…。そのオファーがきてるのがいけないんだよ?」
ミシェル「お仕事がもらえるのはいいじゃないですか」
夢「だーかーらー…普通、どうしたら伝説の拳法家と戦う仕事なんてあるの、って話」
ミシェル「知らないんですか、夢さん?」
夢「何を?」
ミシェル「強い者は惹かれ合うんです。だからフィクションでも、次から次へと強敵が…」
夢「そのフィクションはお話の都合上でしょ!」
ミシェル「でもオファーがきたんですから!」
夢「はああ…ミーがそんな仕事するからって、おかしな仕事を振られたりするのが1番怖い…」
ミシェル「え、そこは俺が大怪我とかじゃなくて…」
夢「え? ミーが今さらどんなケガしたって次のページで治るでしょ?」
ミシェル「俺はフィクションの登場人物じゃないですよ!?」
~純くん、アイドルの自覚~
純「はぁぁー……ぁぁ…」
蓮「どうした、そんな深いため息ついて」
純「今日さあ…学校で、ちょっとあって」
蓮「また補習か?」
純「違うって……。その…………告白、されちゃった」
蓮「それで?」
純「反応薄いな…」
蓮「で、どうしたんだ?」
純「…………俺、アイドルだし…けっこう可愛い子だったけど、断っちゃった…」
蓮「…で、お前はみすみす、大人の階段を見送ったわけか」
純「だ、だって…ほら…アイドルは恋愛禁止っていうか…」
蓮「うちの事務所にはないぞ、そういうの」
純「え? ……で、でも、ほらっ…週刊誌とか」
蓮「別にいいだろ、悪いことじゃないなら」
純「…」
蓮「…」
純「え…」
蓮「けっこうかわいかったのか」
純「……うん…」
蓮「騙されなくて良かったな」
純「何で俺、騙される前提なわけ!?」
蓮「お前の周囲の女を見てみろ…。きっとロクなもんじゃないだろ?」
純「………ちょっと否定できないっ…」
誰もが戦慄する愛さん相手のラッキースケベ発動とか起きませんかね
>>354
蓮くんが、それはラッキーなのかと首を傾げていらっしゃいます
~クイズ・ミリオネア~
司会「本日の挑戦者は、SOKUHOプロダクションの大人気ユニット、トレジャーシップの春日野愛さんです」
愛「よろしく」
司会「自信のほどは?」
愛「この手のクイズなら余裕ね。100万円、手に入れます」
司会「すごい自信です…。問題は全15問、全てを4つの選択肢から選んでいただきます。ライフラインは3種類、それぞれ1度ずつ使用可能です」
司会「フィフティ・フィフティは間違っている選択肢2つを消去し、2択にすることができます」
司会「オーディエンスは会場100人にアンケートを取り、その場で結果を表示します」
司会「テレフォンはスタジオ外に待機している協力者と、30秒間のみ会話ができますので、問題と選択肢を伝えて意見を募ることができます」
司会「春日野さん…1000万円を手に入れたら、何をされますか?」
愛「馬券に全て費やして1億に膨れ上がらせるわね」
司会「これは剛胆な…今までそんなことを言った挑戦者はおりませんが、自信のほどは?」
愛「1億円はわたしのものよ」
司会「すでにクイズを制するおつもりでいる…。いやあ、これは本当に悩むことなく100万円を手に入れられるかもしれません」
司会「その席へお座りして、どうです?」
愛「意外と座ってると尻痛くなりそうね」
司会「そうなんだよ、けっこう硬くて……ってそんなことを言うのもあなたが初めて! いやあ、これはあっさりと取られてしまうかも知れません」
司会「では参ります、春日野愛さんのクイズミリオネア!」
パチパチパチ…
司会「次の内、年に1日しかないものはどれ? A:正月、B:三が日、C:松の内、D:元日」
愛「こんなのに間違う人がいると思ってるの?」
司会「いやいや…まあまあ、最初ですから」
愛「Dの元日」
司会「ファイナルアンサー?」
愛「ファイナルアンサー」
司会「…正解」
愛「当然ね」
パチパチパチ…
司会「――さあ、10問目、これに正解をすれば100万円獲得です。いまだ、ライフラインは一切使っていません。使うまでもないということでしょうか」
愛「それじゃあ使っておく?」
司会「それはもう春日野さんの――」
愛「んじゃ、次で使うわ」
司会「この剛毅なところにファンは食いついているのでしょうかね?」
愛「あたしのファンなんていないわよ…」
司会「またまた。…それでは、第10問、シマウマの鳴き声は、次の内どれ? A:ヒヒーン、B:ワン、C:カーカー、D:ブーブー」
愛「オーディエンス」
司会「宣言通りに、オーディエンスです。では観客の皆様、お手元のスイッチをどうぞ」
デデンッ
愛「A:76%、B:12%、C:8%、D:4%…。ふうん…」
司会「さあ、答えは?」
続く!
~クイズ・ミリオネア、其の二~
司会「第10問、シマウマの鳴き声は、次の内どれ? A:ヒヒーン、B:ワン、C:カーカー、D:ブーブー」
司会「オーディエンスの結果は、A:76%…B:12%…C:8%…D:4%……となっていますが」
愛「ライフラインを使ったってしょうもなかったわね、やっぱり。Bのワンよ」
ザワッ…
司会「オーディエンスではAのヒヒーンが76%ですが」
愛「Bのワンでファイナルアンサー」
司会「…」
愛「…」
司会「B:ワン……………正解!!」
パチパチパチパチ…
司会「これで100万円獲得となりました。次は11問目、正解すれば150万円です。まだ自信はおありですか?」
愛「そうね、余裕よ」
司会「第11問、国民的アニメ、ドラえもんののび太くんたちの先生には、大山のぶ代版のドラえもんでフルネームが設定されています」
司会「次の内、どれでしょう? A:先生敬一郎、B:先生秀一郎、C:先生英一郎、D:先生壮一郎」
愛「先生(せんじょう)なんて苗字、初めて聞いたけど実際にあんのかしら…?」
司会「そこは問題には含まれておりません…。さあ、先生の名前はご存知ですか?」
愛「この後の問題は、これより難しくなってるのよね?」
司会「さあ、どうでしょうか…。それはあなた次第です、春日野さん」
愛「……じゃあ、ライフライン、フィフティ・フィフティ」
司会「フィフティ・フィフティです。選択肢が2つになります。残ったのは…こちら、B:先生秀一郎とC:先生英一郎」
愛「…Cの先生英一郎」
司会「ほう…それは何故でしょう?」
愛「何故も何も、それが答えよ」
司会「ものすごい自信です…。これがクイズの女帝の実力なのか…。ファイナルアンサー?」
愛「ファイナルアンサー」
司会「…」ニタァッ
ザワワッ…
愛「…」
司会「…正解は」
愛「…」
司会「…」
愛「…」
司会「……………………Cの先生英一郎、見事に正解です!!」
パチパチパチ
司会「いやあ、素晴らしい」
愛「飛ばさない? 最後の問題まで」
司会「いえいえ、そういうわけにはいきません。ライフライン、テレフォンはお使いにはならないのですか?」
愛「だってテレフォンで控えてんのはバカどもよ? 使い物になるはずないでしょ」
司会「果たして、1000万円まで手が届くのでしょうか」
続く!
~クイズ・ミリオネア、其の三~
司会「それでは…第15問です。とうとう、これに正解すれば1000万円を獲得することができます。今のご気分は?」
愛「明日のレースが気になってるわね…。三連単…どれでいくのか…」
司会「ここにきても、一切、不安はないようです。では問題を出させていただきます」
司会「第15問、1989年に、タイで約2億400万ドルの詐欺を働いた人物がいました。彼はギネス記録に載る懲役を受けましたが、何年の禁固刑でしょうか?」
司会「A:13万2336年、B:14万1078年、C:15万5455年、D:16万84年」
愛「……はあ?」
司会「春日野さん、初めて表情が変わりました」
愛「それ本当にいるの?」
司会「はい」
愛「…………ギネスたって…ありえないわよ。13万、14万、15万、16万…気の遠くなる年月ね…」
司会「ここでドロップアウトも手ですが、どうされますか?」
愛「正解して見せるわよ。とりあえず、テレフォン。バカどもに繋いでちょうだい」
司会「分かりました。……もしもし」
純『も、もしもしっ?』
司会「トレジャーシップの皆さんですね?」
純『はい、そうですっ』
司会「今…何と、最終問題です」
純『最終問題っ? マジで…? 頭だけはいいからな…』
司会「そこで、テレフォンを使われました。30秒だけしか会話はできません、よろしいですね?」
純『はい』
司会「では、どうぞ」
愛「もしもし」
純『何っ? 問題、何なの!? 俺らで当てられたら賞金の半分くれるって約束覚えてるよな!?』
愛「蓮に言っときなさい」
純『え、蓮に? 何て? ていうか問題は?』
蓮『俺か?』
愛「今夜のメシはあたしの分は作んないでいいわよ。あたしだけひとりで、いいもん作ってくるから」
純『え、おい、問題――』
プツッ
司会「い、今のは…?」
愛「答えは、Bの14万1078年」
ザワワッ…
司会「本当によろしいんですか? ドロップアウトも今ならできますが」
愛「ファイナルアンサー」
司会「分かりました。春日野さんが選んだ答えは、B:14万1078年の禁固刑。正解は…」
愛「…」
司会「…」
愛「…」
司会「……………………………………………………………………………………………………………………B:15万1078、見事に正解~!!」
愛「1000万ゲットね。………当てずっぽうも役に立つじゃない…」
司会「見事に、見事に1000万円を獲得されました~! これがクイズの女帝の実力! 素晴らしい、見事に1000万円、獲得でーす!!」
× あたしだけひとりで、いいもん作ってくるから
○ あたしだけひとりで、いいもん食ってくるから でした
B:14万1078年 が正しいものですね
何か大事なとこを間違っちゃってすみません
~ラバステ!~
葉子「ラバーネーム、ホルスの家系さん。まこちゃん、ハコちゃんこんばんは。SSラブ、いつも楽しくプレイしてます」
葉子「告白ボイス、あるじゃないですか。ああいうボイスを収録するときに、好きとは言わないまでも、誰かしらのイメージが浮かんだりってしますか?」
葉子「もちろんいたとしてそれを言わなくても大丈夫ですが。ハコちゃんの告白ボイスにとても感情がこもっているように感じたので質問してみました」
誠「へー、とても感情がこもってるのか?」
葉子「ふ、普通だと思うけど…」
誠「収録してる時、イメージか…。してるか?」
葉子「…………特定の誰かは……してないよ」
誠「特定じゃないのはしてるのか?」
葉子「うん。何かこう……顔とかにもやかけた人を相手に?」
誠「どんな人なんだ?」
葉子「どんな? どんな…どんなって言われてもこう…架空の人だし…とりあえず、演技をする上で好きな人がいるっていう体だから」
誠「背は?」
葉子「………180センチないくらい?」
誠「体格は?」
葉子「うーん……けっこう男の人らしい、がっしりした感じだけど、プロレスラーの人ほどがっしりでもなくて…中肉中背?」
誠「性格は?」
葉子「性格っ? …性格は………普通?」
誠「……はっきりしないなあ、何となく」
葉子「だって、演技をする上でそういう人がいる、っていう体でやってるわけだし…そんなにはっきりといもしない人の設定はしないっていうか」
誠「俺はけっこうバシッとイメージあるけどな」
葉子「そうなの?」
誠「ああ」
葉子「……だ、誰?」
誠「家族」
葉子「だよねー」
誠「葉子っ? 何か、急に白々しいっていうか、冷たくなったぞ?」
葉子「ううん、まこちゃんなんだなーって思っただけ」
誠「ほんとに…そうか?」
葉子「それ以上でもそれ以下でもないよ」
俯瞰なら、もっといろいろとできるような気もしたけど…何か、これでええんかって思ってくるね
いかがですか、俯瞰編
あれこれあるかな、どうかな、と思っていますが
もうちょい早めに、かーくんより始める前とかに、俯瞰できてたらね、
シャーディ引退とか香様ご結婚とかも取り上げられたんやけども…残るはまこちゃん問題程度やねん
でもさー、まこちゃんだけやるとさー、
何かまこちゃんばっかり優遇されてるぞー、みたいなさー? ならへん?
特にこれといった、まだ回収されてないけどいずれ回収せなあかんやろうなあ、っていうのは…思いつかないかなー
つか、まこちゃん問題はなんか、ある程度、見え隠れしてるし…もう親父更生させるくらいしか救いようなくね?
前にチラッと過去のタカシやったの良かったから、
そんな感じでシャーディや香の昔の姿が見たいなって思う
>>382
今は遠き昔、ミー編でまだゆーが出てなかった時にまこちゃんファミリーが出てたんですねー
それをねー、一応というか、ねー、うん
>>383
あれねー、あんまり反響がなかったからええかなって思ってたけど、あすこらへんは…安価とかコンマでやるんはしんどいかな?
小ネタでなら、たまーにやってもええかな? って感じでもよござんしょかね?
何がどうなるかは言いませんけどもね、申し訳ないことにネタバレになっちゃいそうだし…
だども、まこちゃん編、さららーっとやってしもうてもええかなー、思いましておうかがいをしております
いかがざんしょ?
ハコちゃんは…やってもええけんども、何かパッとしない終わり方しそうな…
別に俯瞰でまこちゃんにスポット当てても他の人が登場してこないとかってわけでもないし…とか言い訳してみたり
べ、別にハコちゃんをやりたくないわけじゃないんだからねっ
単体…?
それは余計なキャラのあれこれを描かずハコちゃんにスポット当てて進めよ、と? せーらさんの時みたいに他のに食われずに、と?
それでですねえ、今夜なんですけども
俯瞰
まこちゃん
その他… となったら、どれがいいっすか?
まこちゃん含めて時系列なしで旬の過ぎた裏事情小ネタで公開したら?
>>396
うーん、裏事情は…別にそこまでドラマチックなことはなく、こういう風になったよ~っていう結果程度しか設定がなされていない…
前にタカシくんでやった程度のかるぅーいもんなら、まあ別に程度なんだけども
俯瞰という声もありましたが、まこちゃんという声のがわずかに多い?
多く目につく、ようなので、まこちゃん編をね、じゃあ今夜はやらしていただきまする
おなしゃす
誠「んーと……確か、この、辺に…」
タカシ「まーこーちゃん、まーだー?」ゴロゴロ
誠「待てって」ゴソゴソ
タカシ「はーやく~」
誠「勝手に押しかけといてそれだもんなあ…」ゴソゴソ
タカシ「まこちゃんの昔の写真見たいな~。テレビで公開されちゃうよりも早く、僕が見ちゃうんだ~」
誠「にしたって、俺のちっちゃいころの写真なんて公開してもどうにもならないと思うけどなあ…」ゴソゴソ
タカシ「ちっちっち、いーい、まこちゃん?」
タカシ「好きになっちゃった人のことはね、昔のことまで知りたいな~って思っちゃうものなんだよ」
誠「はいはい――おっ?」ゴトッ
タカシ「あった?」
誠「埃被ってるけど…これだろうな」
タカシ「おおー……埃被った…海苔の缶から? ふぅぅーっ」
モワァッ
誠「げっほげほっ…タカシ、何するんだ…」
タカシ「げええっほ…げほっ…めんご」
ガララッ
誠「ふぅー、換気、換気」
タカシ「開けるねー」
カパッ
タカシ「おー…写真が無造作に…」
タカシ「どれどれ…………あっ、この赤ちゃん、まこちゃん?」
誠「それ妹」
タカシ「えー…じゃあ…………これかなっ?」
誠「それは弟」
タカシ「ぶー…そしたら………この赤ちゃん?」
誠「それも…弟だな」
タカシ「まこちゃんのは?」
誠「んー…あるとは思うんだけど」
タカシ「とりあえず、事務所に持ってこうよ、この缶ごと」
誠「それでいっか」
↓1 どうやら番組で昔の写真が必要なまこちゃんですが…
1 壁Pでいこう
2 間野Pやろ
3 P3、出撃
巌「ほぉー……これ全部持ってきてしもうて良かったんか?」
誠「大丈夫」
巌「じゃが…誠が写っとるんは、意外と少ないのう」
誠「妹が…衣依と同じ年で、さらにその下に弟がいるんだけど俺だけ年がちょっと上だから、あんまりな」
巌「ほお…」
誠「妹が…4歳とかで、弟は2歳とかか…? それくらいにバラバラになっちゃったんだよ」
巌「そりゃあ、災難じゃったのう…。まだ親父さんの浪費癖は治っとらんのか?」
誠「まだ…この前は、ねずみ講に引っかかって…」
巌「…債務整理とかしたらどうじゃ? そんならもう金を借りることができん」
誠「だけど……何かなあ…」
巌「何かじゃのうてのう、もう何年じゃ、お前? 来年で10周年じゃぞ、お前は。10年近くも借金返済のために身を粉にして働いとるんじゃぞ?」
巌「ええ加減、親父さんを大事に思うんならこそのう…」
誠「いい、いいんだって…。放っといてくれよ…」
巌「…誠ぉ」
誠「聞かないぞ」フイッ
巌(このことばっかは頑固になるやつじゃのう…)
prrrrr…
<はい、SSプロです
巌「ま、ええ…。写真はワシが選別してスキャンしとく。明日にはこいつも返すけえ、ええのう?」
誠「ん、分かった」
<間野さーん、内線2番お願いしまーす
巌「2番…」ガチャッ
巌「はい、お待たせいたしました、間野ですが――ああ、いつもお世話になっております、はい~…。本日はどのようなご用件で…?」
巌「ええ、はい、はい……そうですか…分かりました、失礼いたします~…」ガチャッ
巌「…ぬぅ」
誠「どうかしたのか?」
巌「………誠でええか」
誠「?」
巌「あとひとりは…ほうじゃのう…」
↓1 何かお仕事が入りましたよ まこちゃんとー…あとひとり!
1 葉子
2 衣依
3 快斗
4 タカシ
快斗「前にシャーディさんと出た旅番組に…また出ることになるとは」
誠「俺でいいか、って決めてたからなあ…間野さん」
巌「何じゃ、文句あんのか?」
誠「お仕事をくれてありがとう間野さん」
巌「ったく、心がこもうとらんわ」
快斗「あはは…」
巌「しかし…ここに来るんも久しぶりじゃのう」
誠「間野さんも広島だもんな」
快斗「……誠さんって、出身は」
誠「広島だ」
快斗「だから、広島を巡るんですね、今日…」
巌「ワシはそこまで長居しとったわけでもないがのう」
誠「俺の行きたいとこに行ってもいい…って言われても困っちゃってな」
誠「別の番組で使う用に昔の写真とかあったし、その場所とか巡ってみたらどうかと思って広島にしてみたんだ」
快斗「へえ…じゃあ、誠さんの小さいころの思い出を巡る旅になるんですね」
巌「言うても誠もいたんは昔なんじゃろう?」
誠「まあ…小学生のころだなぁ…」
↓1 まこちゃんの昔を探る旅、だそうですよ
1~3 昔のまこちゃんと、今のまこちゃんって…
4~6 まこちゃんのちっちゃいころの思い出の場所巡り…かーくんって意外と涙腺緩い時あんねんな
7~9 ロケが進むにつれ、なんかカメラが止まった時のまこちゃんが…?
誠「おおー……懐かしい公園」
快斗「意外と広いですね」
誠「けど、昔はもっと広く感じたんだけどなぁ…。まだ父ちゃんと母ちゃんが離婚する前だったから、家族5人で来て、遊んで、お昼食べたりしたんだよな」
快斗「へえ…」
誠「あっ…これこれ、このベンチに俺がこう座ってな? それで、まだ赤ちゃんの弟をこう…前に座らせてさ。そん時の写真が………これっ」ピラッ
快斗「あ、ほんとだ…。にしても、この誠さん、ちっちゃくてかわいいですね」
誠「俺にだってかわいいころはあったんだなあ…」
快斗「そんなしみじみ言わなくてもいいじゃないですか」
誠「ほら快斗、ここ座れよ」
快斗「ええ?」
誠「ほらほら」
快斗「じゃあ…ちょっとだけ」
チョコンッ…
誠「でな、こうして乗せてるだろ?」
快斗「はい…。あの、腰から腕回してこなくてもいいですよ?」
誠「父ちゃんが向こうに立ってて、カメラ向けてきたんだなあ…。あのころは、父ちゃんの事業とかもうまくいってて…」
快斗「誠さん…?」
誠「…よし、次いくかっ」
快斗「って、俺を抱え上げたまま歩かないでいいですよっ!」
・
・
・
誠「前に住んでた家が…確かこの辺なんだけど、変わっちゃったなあ…」
快斗「けっこう、いい感じのお宅が並んでますね…」
誠「ガレージつきの一軒屋だったからな。んー……あっ、あそこだ。あそこの角を曲がるんだ」タタタッ
快斗「思い出したのかな…? 誠さん、待ってくださいよっ」タタタッ
誠「……っ」
快斗「角を曲がって…お家は?」
誠「……………なくなってた、な」
快斗「えっ?」
ピラッ…
快斗「誠さん、写真――あ…」
快斗(あそこの駐車場のあった場所に……この写真だと、家が建ってる…)
誠「……まあ、しょうがないか。こういうのは」
快斗「誠…さん……」
誠「んじゃ、最後に瀬戸内海行くか。瀬戸内海はいいぞ――って、快斗?」
快斗「っ………はい、今…行きますよ」ゴシゴシ
誠「…」
↓1 ノスタルジーよりも寂しいものに包まれるロケになってしまいました… 間野Pの行動選択!
1 まこちゃん、うまいもん食おうや。かーくんもね
2 下見くらいしとけば良かったなってまこちゃんにごめんなさいする間野っち
3 かーくんや、泣くタイミングとちゃうかったやんけ、って
巌「――すまんかったのう、下見くらいはすべきじゃった」
誠「…俺が、適当に決めただけだから間野さんは気にしないでいいって」
巌「…じゃがのう」
誠「いいんだって、ほんと」
誠「……どうせ、昔に戻ることなんてできないし、やっぱ俺ががんばらなきゃダメなんだなって再認識した」
誠「それよか、快斗だよな。悪いことしたってか…悪いもん見せた、っていうか…?」チラッ
快斗「…」←寝てる
巌「…じゃがのう、誠」
誠「ん?」
巌「いつまで、お前はこのままでおるつもりじゃ?」
誠「い、いつまでって…んなの言われてもな」
巌「言われとうないのは分かっとるがのう、お前の親父さんはどうにかしてやらにゃあ、お前が一生しゃぶられ続けるだけじゃぞ」
誠「しゃぶられるなんて言い方…」
巌「いくらお前でものう、我慢の限界っちゅうもんは誰にもあるもんじゃ」
巌「今は相談すりゃあどうにかしてくれるようなのがいっぱいあるんじゃ、考えてみい」
誠「考えてるって…」
巌「ほんとか?」
誠「考えてる」
巌「…」
↓1 台詞選択
1 じゃあどうするか言うてみい
2 ワシゃのう、お前がずっとずっと借金返すためだけに身を粉にしとるんを見ていとうないんじゃ
3 信じとるぞ、誠
巌「ワシゃのう、お前がずっとずっと借金返すためだけに身を粉にしとるんを見ていとうないんじゃ」
誠「…」
巌「言い方は良うないがの、お前の親父さんは……病気じゃ」
巌「自然に任せとっても治りようのない病みたいなもんなんじゃ」
巌「色んなもんをやり直したいっちゅうんなら、それは誰かが治してやらにゃあならんのじゃ。じゃけえのう、誠――」
誠「そんなの分かってるって言ってる…」
巌「…」
誠「だけど…父ちゃんは、父ちゃんだって…このままでいいなんて、思ってない」
誠「それは俺が知ってるし…だから、余計な口は挟まないでくれ。……大丈夫、なんだ。きっと…」
巌「ほうか…」
・
・
・
快斗「帰りました」
誠「ただいま」
スバル「おかえりなさい。間野さんも」
巌「おう、土産じゃ。適当に皆で食え」ガサッ
スバル「ありがとうございます」
タカシ「あ、まこちゃんにかーくんに間野っち、おっかえりー! 待ってたよ、まーこちゃんっ!」
誠「どうした?」
タカシ「今度の野球の練習日なんだけどねー、まこちゃんの予定的に、今度の火曜とかってどうかなーって」
快斗「……あの、間野さん」
巌「何じゃ、快斗?」
快斗「誠さん…のことなんですけど…」
巌「……何じゃ?」
快斗「帰りの、新幹線の中で聞いちゃって…病気とか、何とか…。大丈夫なんですか?」
巌「…」チラッ
<タカシは打つより守備の練習だな
<じゃあ100本ノックとかしようよ! 100本ノックしてくれるー?
巌「今は大丈夫じゃろうがのう…。誠は…あれで頑固なとこは頑固でのう…」
巌「誠の親父さんにゃあ借金癖なんかを治すために色々としてやらにゃあならんと思うんじゃが…何度言うても首を縦に振らんのじゃ」
快斗「どうしてですか…?」
巌「………さあてのう、そうなるのが恥とでも考えとるんか…あるいは、別のプライドみたいなもんがあるのかのう…?」
↓1 これがまこちゃんの現状なんやのう…
偶数 そんなある日、事故が起きて……ま、まこちゃんが、怪我をしたっ!?
奇数 そんなある日、まこちゃんがお休みを欲しいと初めて事務所に言ってきた
prrrr…
巌「ハッ…」ムクッ
prrrr…
巌「…しもうた、徹夜するつもりじゃったのに…いつの間に寝落ち…」
prrrr…
巌「っと、いかん…ごほんっ…んん゛っ…」
pi
巌「はい、SSでございます~」
誠『あ、間野さんか?』
巌「何じゃ、誠か? どうした?」
誠『あの……その…な?』
巌「何じゃ、ハッキリせえ」
誠『…………今日の仕事…なしに、してもらえたりしないか…?』
巌「何ぃ? …今日は確か…」
誠『雑誌の取材と、MFCの打合せとゆず香るのゲストと、SSラブのボイス収録…。ズラしたり、ラジオは代役とか…してもらえたり…すると』
巌「何があったんじゃ?」
誠『あー、その……』
巌「理由を聞いとるんじゃ。お前が休みにしてほしいなんて初めてじゃろう。何があった?」
誠『…』
巌「誠?」
誠『ご、ごめん、言いたくない…』
巌「…じゃが、休みはほしい?」
誠『うん…お願いします、プロデューサー!』
巌「…」
↓1 どうするか
1 理由を言うなら許可する
2 何も言わずに許可する
3 ダメ!
巌「理由も言わんで休みなんぞやれん」
誠『っ…』
巌「何で休みが欲しい? それを言うんなら、百歩譲ったる」
誠『それは…その…』
巌「ないとは思うが…よそさまに迷惑かけるようなことでもしんたか?」
誠『そんなことしない!』
巌「じゃあ何じゃ?」
誠『…』
巌「誠?」
↓1 まこちゃん?
1~6 何も言わず、仕事に来たまこちゃんでした
7~9 観念したまこちゃん
0 む…無断欠勤…? まこちゃんが…? ないよね…?
誠『変なこと言って…ごめん…』
誠『……行くよ』
巌「誠? 何があったか言うてみい?」
誠『行く』
プツッ…
ツ- ツ- ツ- …
巌「…」
巌「…はぁぁ…一体、何じゃ……朝っぱらから…」
<ガチャッ
スバル「えーと…今日の予定は確か…」
巌「おう、スバル、コーヒーじゃ」
スバル「うわっ…い、いたんですね…。おはようございます」
巌「濃くて熱いのを頼む」
スバル「分かりました…」
・
・
・
誠「おはよう…」
巌「おう、朝のは何じゃ?」
誠「……言わない」
巌「何があったんじゃ?」
誠「言わないってことにしたから、来たんだろ。……いいから、放っといてくれよ、今は…」
巌「誠!」
誠「ああもう…取材なんてひとりで行けるから、行ってくる!」ガチャッ
バタムッ…
巌「っ…」
衣依「……何、今の?」ヒソ
葉子「さあ…?」
タカシ「何か…普通じゃなかったね」
↓1 行動選択
1 タカシぃ、誠に何かなかったか探りぃ入れてこい
2 仕事を終わらしてからまこちゃんハウスに訪問じゃい
3 こうなったら、まこちゃんダディに電話して何かなかったか確認だ
タカシ「間野っち~、何かあーったのっ?」ノシッ
巌「…丁度ええ」
タカシ「?」
巌「誠にちいと探りぃ入れてこい」
タカシ「探り?」
巌「ワシからっちゅうんは内緒じゃ」
巌「様子が変じゃあ言うて適当にごまかして探り入れるんじゃ、ええのう?」
タカシ「それってー」
巌「…」
タカシ「…お小遣い出る?」
巌「飴ちゃんやるけえ、それで我慢せえ」
タカシ「はーいっ」
・
・
・
誠「これさえ終われば帰れる…。事務所寄らずに直接行けば…」
ガチャッ
タカシ「まーこちゃんっ」
誠「タカシ? どうした?」
タカシ「どうしたって、ここはSSラブで取ってるスタジオだよ? 僕がいちゃおかしい?」
誠「いつもは音響監督さんに任していないだろ?」
タカシ「だってだってー、今回はまこちゃんのSSRだよ? SSR【芋掘り最高】まこちゃん…いやあ、この芋煮会イベ、実は来合い入れてたんだよね」
誠「そ、そうか…」
↓1 上手に探りを入れられるかな?
1~3 しかし…タカシくんはまこちゃん寄りだった…?
4~6 まこちゃんってお口がかたいよ
7~9 さすがは親友同士?
タカシ「そう言えばさ、まこちゃん」
誠「何だ?」
タカシ「何か、今朝、間野っちとちょぉーっと喧嘩みたいのしてなかった?」
誠「……そうか?」
タカシ「そうだよー。何かあったの?」
誠「んー、何も?」
タカシ「…」
誠「な…何だよ? 何もねえぞ?」
タカシ「あ、じゃあさ、じゃあさ、今日ね、僕、すっごくお肉食べたい気分でね?」
タカシ「SSプロの関係者だし~ってことで忍び込んできたけど…そのお誘いのためにも来ちゃったって感じでね?」
タカシ「ステーキハウス、行こ? 高いとこだよ?」
誠「今日、か…?」
タカシ「そうだよ?」
誠「……それは……あー…」
タカシ「いつもなら飛びついてくるのに、ダメなの?」
誠「っ…」
タカシ「まこちゃん、何かあったでしょ?」
誠「な、何もないけど…今日は、ちょっと…」
タカシ「ダウト。何かあったの?」
誠「………言わない」
タカシ「まーこーちゃーん」
誠「邪魔すんなら帰れよ…」
タカシ「邪魔なの、僕?」
誠「だって何かしにきたってわけでもないんだろ? ほら、これから声録るんだし…」
タカシ「むぅぅ…」
誠「また今度な」
タカシ「じゃあ明日?」
誠「………明日も、ダメ」
・
・
・
巌「誠が肉の誘いまで断った?」
タカシ「あれはお家に早く帰りたい、って感じだったなー」
巌「…ほうか、すまんかったのう。ほれ、飴ちゃんやるけえ」
タカシ「飴ちゃんもいいけどさあ…どったの、まこちゃん?」
巌「よう分からん。……が、ワシがどうにかするけえ、お前は心配せんでええ」
↓1 行動選択
1 家凸
2 誠をスニーキング
3 まこちゃんダッドに連絡をしてみる
巌「スバルぅっ!」
スバル「は、はいっ?」
巌「すまんが、これやっとき」
ドサドサドサァァッ
スバル「えっ…な、何これ…何でですか…?」
巌「ええから頼むぞ」
バタムッ…
スバル「えー…?」
・
・
・
巌(そろそろボイス収録は終わるころじゃな…。スタジオの外で待っとれば……おお、丁度か)コソッ
誠「…」キョロキョロ
巌(ん…? 周りを見回して……まさか、もうバレたんか?)
巌(いや…違うのう…何じゃ…? 大通りの方に行って……手を挙げる…?)
キキィッ
巌「なあっ…!?」
巌(ま…誠が、タクシーに乗った…じゃとぉぉおおおおっ!?)
タタタッ
巌「しかもそのまま行きおった…ええい、タクシー!」
キキィィッ
巌「前のあのタクシーを追うてくれぃっ!」
ブゥゥゥゥン…
巌「一体、どこへ向こうとるんじゃ、誠…?」
↓1 辿り着いた先は…
偶数 何だ、自宅か…
奇数 びょーいん…
巌「何じゃ…家か…。しかも支払いはタクチケ…どこぞでもろうたんを取っておいたんか」
巌「じゃが、ああいうもんにはケチの誠がタクチケを使ってまで大急ぎで帰宅っちゅうんは、何かあったのは確実じゃな…」
巌「…」キョロキョロ
巌「ちいと裏の方へ回ってみるかの…」
・
・
・
誠「父ちゃん、帰ったぞ…」
誠父「ん…おお…」
誠「ひとりで大丈夫だったか?」
誠父「…」チラッ
誠「………派手に散らかしたか…」
誠父「すまん」
誠「俺も……仕事、休めなかったし…」
誠父「お前が仕事を休むことなんてないだろう」
誠「だけど……自分の体、分かってるのか? 右足ぽっきり、右腕もぽっきり…入院しろって言われたのに断って帰ってくるとか…」
誠父「あんまり…金で迷惑はかけられないだろう…」
誠「だったら普段の――」
誠父「それとこれとは別だ…」
誠「…俺も気が気じゃなかったよ、今日は…。どっかでつまづいて転んで起き上がれなくなって、そのままずっとバタバタしてたんじゃないかとか…」
誠「今からでも…これじゃ生活がままならないんだから…」
誠父「いいと言ってるだろう」
誠「…」
誠父「……おかえり」
誠「ただいま…」
巌「………親父さんが、ケガしとったんか…。しっかし…ありゃ、入院しとるようなケガと違うんか…?」
巌「もしかして…入院するだけの金ものうなって…? じゃけえ…あんな必死に、親父さんの介護するために…?」
巌「…じゃが…こっそり中を覗き見て黙っておれんくなった…とも言えんのう…。どうしたもんか…」←気によじ登って双眼鏡で監視してる
巌「あ、しもうた…カーテンを閉められて…」
巌「ぬぅぅ…」
↓1 行動選択
1 ええい、このままお宅突撃して黙っていれないって介入だ!
2 とりあえず電話だ
3 黙って見守ってやるしかできないんだろうか…
巌「…」
巌「見守ってやるしか、ないんかのう…? ……帰るか」
・
・
・
誠「おはようございまーす」
巌「おう」
誠「…おはよう、間野さん…」ソソソ
巌「誠ぉ」
誠「…な、何だ?」
巌「………もらいもんじゃがのう、やるけえ、もろうてくれ」
誠「あ…ありがとう」ガサッ
誠(何だこれ…? あ、ハムだ…お歳暮の…いいやつ…!!)
巌(ダメじゃのう…大したことをしてやれん…)
↓1 行動選択
1 壁Pよぉぉーい…まこちゃんがかくかくしかじかなんだけどええ案ないかの?
2 ハコちゃんよぉぉー…ええ子は癒しじゃのう…
3 まこちゃんができるだけ早く帰宅できるようにスケジュールをこっそり調整しておくくらいしかしてやれない…
巌「はぁぁぁ…」
巌「…」ボォ-
スバル(何か最近、間野さんがぼーっとたそがれてる…)
スバル(何かあったんですかとか尋ねづらいし…触らぬ間野さんに余計な仕事なし…だな、うん)
ガチャッ
葉子「おはようございまーす」
スバル「おはよう」
葉子「…」チラッ
巌「…はぁ」
葉子(間野さんがため息ついてる…)
巌「…ん?」チラッ
葉子「…あっ」
巌「…」チョイチョイ
葉子「…?」スタスタ
葉子「何ですか…?」
巌「飴ちゃんやる…」
葉子「あ、ありがとうございます…。あ、この飴懐かしい…。いただきます」
巌「…ほうじゃ、こいつもやる」つ缶コーヒー
葉子「ありがとう…ございます…」
巌「…ええ子じゃのー…」
葉子「ええええ…?」
巌「チョコレートもあったのう…持ってけ」
葉子「あ、はい…」
スバル(何してるんだあのオッサン…?)
↓1 癒される間野っち…
1~3 尚、リトルモンスターが癒しをぶっ壊した模様
4~6 どうしたの、って心配された
7~9 昔話…?
こう、ハコちゃん (に限らずSSプロの年下真面目勢やタカシ) がマコちゃんの現状を親身に心配してるって迫真の説得すればマコちゃんも少しは考え直してくれるのではなかろうかと…
0 SPECIAL!!
巌「おごりじゃ、好きなもんを食え」
葉子「あ、ありがとうございます…」
巌「そば屋で良かったかのう…? ワシゃ、ここじゃ上天そばじゃ」
葉子「じゃあ…同じのを…」
巌「おう、上天2つじゃ」
<かしこまりましたー
葉子「どうかしたんですか…?」
巌「…葉子に言うてものう」
葉子「…」
巌「じゃが…ええか。お前は頭のええ子じゃけえのう」
巌「誠がのう、ワシの言うことも聞かん、ワシに相談もせんで…何でもかんでもひとりで抱え込んでしもうとるのが悩みの種でのう」
葉子「まこちゃんが…?」
巌「葉子は…誠の家庭のことは知っとるのう?」
葉子「借金を作っちゃうお父さんのこととか…?」
巌「ほうじゃ。その親父さんがのう、どうも最近、ケガか何かして、日常生活もちいとつらそうな状況になっとるようじゃが…誠は理由も言わんで休ましてほしいとしかワシに言わんでのう」
巌「んなもんがまかり通るはずがのうて理由を言え、っちゅうに…じゃったら仕事をする言うて、変わらずやっとんのじゃ」
巌「………親父さんのことものう、ワシが尾行してこっそり監視して知ったことじゃ」
巌「ワシには誠にしてやれることが何ものうて…無力じゃのう」
葉子「間野さん…」
巌「…まあ、ええ。ワシゃあ結局、歯車を配置するように人を動かすことしかできん人間じゃけえのう…」
葉子「そんなことない…と思います」
巌「…」
葉子「間野さんのことは…皆、信頼してるし…間野さんがいなきゃ回らないこともたくさんだし…わたしより前にいた皆は、間野さんと一緒にやってきてたわけだし」
葉子「きっとまこちゃんだって…」
巌「どうかのう…。ワシゃ、いつも怒鳴って脅しつけて押しつけて…」
葉子「だけど…やさしく、フォローしてくれるし…」
巌「…」
葉子「わたしからまこちゃんに、言いますか? そうしたら、まこちゃんも――」
巌「それはええんじゃ。…実際、誠がワシに言うてきても、してやれることものうて…ダメなんじゃ」
葉子「…」
巌「…」
巌「気持ちだけでええ」
巌「ありがとうのう、葉子」
葉子「……はい…」
↓1 SPECIALは、こっからだぜええー!!
偶数 事務所に珍客
奇数 気持ちだけとは言われても、ハコちゃん、黙っていられなかった
やっぱり葉子ちゃん可愛いなぁ
>>459
幸先良いコンマ、ナイス!
葉子「…」
葉子(まこちゃん…間野さんにも…事務所の誰にも、言ってないよね…)
葉子(確かにまこちゃんって…自分のことって言うか、まこちゃんのお父さん絡みのことだと、何も言わなくなるところあるかも…)
葉子(それで抱え込んだままだから…いつまでも借金がなくならないんだよね…)
ガチャッ
タカシ「おっはよー!」
タカシ「今日もいい天気だね、天高く馬肥ゆる秋!!」
タカシ「ついでにー、ちょぉーっと重ね着しないと寒いかなーって具合でファッションもはかどるしー」
タカシ「じゃじゃじゃーん、今日のコーディネートは大胆に紫を使った――ハコちゃーん、聞いてる?」
葉子「えっ?」
タカシ「ぶーぶー、無視されたー…」
葉子「あ、ごめんね…」
タカシ「もー、どうしたの?」
葉子「ちょっと…考えごと…」
タカシ「ハコちゃんまでー? まこちゃんも間野っちもつまんないお顔してるのに…流行ってるの?」
葉子「…ねえ、タカシさん」
タカシ「なーにー?」
葉子「まこちゃんって…今のままじゃ、ダメだと思う?」
タカシ「んー、難しい質問ですなあ」
タカシ「あえて言うのであれば………僕はまこちゃんの味方、ってことだけかなー?」
タカシ「どーして?」
葉子「あのね…実はまこちゃん、今…………」
・
・
・
タカシ「ほうほう、それをどうにかしてあげたいんだ?」
葉子「うん…でも、お節介かな…?」
タカシ「いいんじゃない? まこちゃんも大概だし」
葉子「そう…?」
タカシ「そーそー、まこちゃんってねー、自分ばぁーっかりいい顔しててー、あんまりお返しとかさせてくれないんだよ?」
タカシ「だから、ここはひとつ! 間野っちでダメなら、アイドルパワーでまこちゃんを覚醒させちゃおー!!」
葉子(相談相手間違ったかな…?)
↓1 タカシくんが動き出した!
1~3 SSプロ理系陣がタカシくん主導で、斜め上なことを…いや、斜め下かも…?
4~6 タカシくんはSSプロのアイドル達の中で、もっとも絶大なパワー(権力)を…?
7~9 真正面からぶつからねばならないのだー、だそうです
たかしぃ…
快斗「ふむふむ…ハード的に用意することは不可能じゃないですけど…中身が…」
葉子「あ、それならわたし…やれるかも」
快斗「ほんとですか?」
葉子「うん、多分…」
タカシ「おおー…夢のタッグが…!」ワクワク
・
・
・
タカシ「できたー!」
快斗「案外、できるもんですね…」
葉子「大学に行ってたのが、こんな形で役立っちゃうとか…」
↓1 できあがったのは…
偶数 歩行アシスト装置…?
奇数 嘘発見器…?
葉子「……でも、今さらどうして、嘘発見器?」
快斗「そもそもどうして、こんなの作ることに?」
タカシ「それはね、まこちゃんをこの嘘発見機にかけて、素直にさせちゃおう作戦なんだよ!!」
葉子「…やっぱり間違ったかも…」
快斗「一体、何を素直に…?」
タカシ「じゃあ、まこちゃんを捕まえて、嘘発見機にかけちゃいましょー!」
・
・
・
タカシ「こっちこっち、まーこちゃん、早く早くー!」グイグイ
誠「な、何だって…おいっ…?」
タカシ「はい、これ、ここ座ってね。でもってー、ハコちゃん、かーくん、装着ぅー!」
誠「はあっ?」
葉子「まこちゃん、ちょっと…じっとしててね…?」スポッ
誠「何だこれっ…? 昔の、パーマかけるやつか…?」
快斗「失礼しまーす…」
誠「おおっ…? 腕にまで何か…何それ、血圧はかるやつか?」
カチッ
葉子「準備できた…よ?」
タカシ「ご苦労さま。まこちゃん、これから、質問に、いいえで答えてね?」
誠「何で?」
タカシ「いいからっ」
誠「い、いいえ…」
タカシ「まだいいの」
誠「お、おう」
↓1 嘘発見器だ!!
1 いきなり直球で
2 ジャブから
3 遊びから…
タカシ「まこちゃん、あなたは今…お腹が減っていますか?」
誠「…いいえ」
快斗「…嘘です」
葉子「はい…これ食べて?」つサンドイッチ
誠「あ、ありがとう…」モグモグ
タカシ「サンドイッチはおいしいですか?」
誠「いいえ」
快斗「…嘘です」
タカシ「僕にも分けてくれますか?」
誠「いいえ」
快斗「…嘘です」
タカシ「ありがとー! じゃあ、一口だけちょーうだいっ」パクッ
葉子「…」
タカシ「おいしいね。これハコちゃんの手作り?」
葉子「お昼…余っちゃって。それより…」
タカシ「分かってるって。ジャブだよ、ジャブっ」
タカシ「じゃあ、まこちゃん! 今、困ってることはありますか?」
誠「…いいえ」
快斗「嘘です」
誠「…」
タカシ「それは、お父さんのことですか?」
誠「…なあ、これ何してるんだ?」
葉子「まこちゃん、答えて。お父さんのこと…?」
誠「………いいえ」
快斗「……嘘です」
タカシ「それは、僕達や、間野っちにも、関わってほしくないことですか?」
誠「いいえ」
快斗「…嘘です」
タカシ「まこちゃんは…誰にも頼らないで、お父さんのことを解決するつもりですか?」
誠「いいえ」
快斗「……嘘です」
タカシ「でも実際、ひとりでどうにかなっていますか?」
誠「いい、え…」
快斗「嘘です」
葉子「どうにかなってないんだね」
タカシ「だねー。まこちゃん……どうして?」
↓1 嘘発見器、意外と使えたんか…?
1~3 いや、しかしまこちゃんは…
4~6 だんまりまこちゃん
7~9 まこちゃんの本音とは…?
誠「…」
葉子「まこちゃん…」
タカシ「ねーえー、まーこちゃん? どうにかなってないのは、どうしてですか?」
誠「…関係ないだろ、タカシ達には」
快斗「でも…困ってるんですよね?」
誠「…」
葉子「何もしてあげられることとか、ない…?」
誠「…ない」
タカシ「ほんとに、ない?」
誠「ない」
タカシ「いいえ、って答えて。僕達が、まこちゃんにしてあげられることはありますか?」
誠「………いいえ」
快斗「…………本当、です」
葉子「…」
誠「変な遊びだな。もう終わりっ、いいだろ?」
タカシ「…まこちゃん…」
快斗「誠さん…その……ほんとに――」
誠「くどい」
タカシ「…」
葉子「…」
快斗「…」
誠「…じゃあな」
誠「おやすみ」
↓1 嘘発見器作戦に失敗してしまった…
1~3 タカシくんが拗ねた…
4~6 ほんとに何もしてあげられないんだね…って…
7~9 いや、まだ…大事な質問があるっ!
此処で遂に!
盛り上げるなー。
タカシ「まこちゃん、待って、最後だけ!」
誠「もういいだろっ? ……面白いか、それ?」
タカシ「遊びじゃないもん!」
誠「遊びじゃないって……」
タカシ「ハコちゃん、かーくん、セットセット! まこちゃん、最後の1個だから!」
誠「最後だぞ…?」
スチャッ…
タカシ「ごほんっ…」
タカシ「いいえ、で絶対に答えてください」
誠「…」
葉子(何を質問するんだろ…?)
快斗(タカシさん…)
タカシ「まこちゃんは、誰かにしてもらえることがなくっても……誰かに助けてほしいですか?」
誠「…」
タカシ「…言い換えます」
タカシ「誰かに助けてって、言いたいのに言えないことはありましたか?」
誠「……なあ、タカシ」
タカシ「いいえで答えてよ。助けてほしくっても、言えないことがあって、それはまこちゃんのパパに関することですか?」
誠「……………………いいえ」
快斗「……嘘」
葉子「えっ…?」
タカシ「…」
誠「…」
タカシ「助けてほしいんでしょ?」
誠「いいえ」
快斗「嘘…です」
タカシ「でも、言えないんだもんね、まこちゃんはそういうの」
誠「…」
葉子「まこちゃん…」
誠「助けてなんて、言わないぞ…。そんなのまるで、俺が…父ちゃんに、苦しめられてるみたいだ」
葉子(まこちゃんが…お父さんのことで強情なのって、自分が苦しんでるとか大変な思いをしてるって認めたら…お父さんがその加害者にならざるをえない…から?)
タカシ「間野っち、ずっとまこちゃんのこと心配してたよ? 何も言ってくれないからって、僕に探り入れさせたり」
葉子「何にもしてあげられることがない、って落ち込んでたし…」
誠「…んなこと言われたって…」
↓1 喝!!
1 ハコちゃんが?
2 かーくんが?
3 タカシくんが?
葉子「…まこちゃんっ!」
誠「っ…」
タカシ「ハコちゃん?」
快斗「葉子さん…?」
葉子「まこちゃんが、アイドルになってお仕事できたのは…間野さんがいたからでしょ?」
葉子「間野さんがいたから、ちょっとずつ借金を返せて、生活できてるんでしょ?」
誠「そう、だけど…」
葉子「なのに間野さん、まこちゃんに何もしてやれないんだ、無力なんだって…本当に、落ち込んでた」
誠「…」
葉子「何かしてあげられることはないのかも知れないけど…でも、間野さんとはその程度なの?」
葉子「助けてもらってきたんなら、まこちゃん…ちゃんと、間野さんに言わなきゃダメだよ」
誠「言ったってどうにもならない…」
葉子「そういう問題じゃないの」
誠「言ってどうなるんだ?」
葉子「じゃあまこちゃんは、まこちゃんのお父さんに隠しごとされて悩んでるのだけ分かって…放っておけるの?」
誠「っ…」
葉子「…間野さんのところに、行くの」
葉子「返事は?」
誠「……いいえ」
快斗「あ………嘘です」
・
・
・
誠「………間野さん」
巌「んぅ…? 何じゃ?」カタカタ
誠「その…」
巌「…?」
誠「…………ごめん、な?」
巌「何がじゃ?」
誠「………隠しごととか、したこと…」
巌「…誰に言われた? 葉子か? タカシか? それとも…香か、聖羅か?」
誠「……葉子。あとタカシと快斗…」
巌「ほうか」
誠「…」
巌「…」
↓1 台詞選択
1 家まで送ってやるけえ、帰る準備せえ
2 早う帰らんでええんか?
3 飴ちゃんいるか?
3
巌「飴ちゃんいるか?」
誠「ありがとう」
巌「…ほれ」
誠「おう」パクッ
誠「…」モゴモゴ
巌「…」
誠「……父ちゃんが、事故に遭ったんだ」
巌「ほお?」
誠「足と腕、折っちゃって…トイレだってひとりじゃ大変で……だから、俺が、休みもらって、支えようって思ったんだけど…」
巌「1日休んだだけでどうにかなるんか、それは?」
誠「……ならない」
巌「病院は?」
誠「金のこと、気にして……父ちゃんが入院しろって言われてたのに、強引に帰ってきちゃって。維持でも入院はしない…って」
巌「ほいで早う帰れるようにしとったんか…」
誠「また転んだりしたら、危ないし…心配だし」
巌「ほうか…」
誠「…」モゴモゴ
巌「ほいで?」
誠「…それだけ…」
巌「ほうか」
誠「うん…」
巌「どうにか、親父さんを日中だけでも面倒見てくれる人がいたりすりゃあええが…」
誠「そんなのいないよ…。親戚とかも、縁は切れてるし…」
巌「人を今だけ雇うとかは?」
誠「そんなの、金がムダだって…父ちゃんが絶対に追っ払っちゃう…」
巌「ふうむ…」
誠「…」モゴモゴ
巌「どうしたもんかのう…」
誠「…」モゴモゴ
↓1 もうちょいで終わる…!
偶数 最後の拠り所といえば…?
奇数 タカシくんの発想が、アレだっただけなんや…
<コンコン
巌「何じゃ…ノック? 客のくる予定がはなかったがのう…ちいと待っとれ」
スタスタ
ガチャッ
巌「ぬ…?」
神音「あっ…は、はじめまして…」
巌「……SSプロにどのようなご用件でしょうか?」
神音「その…わたし、こちらの、御剣誠さんの…い、妹なんです」
巌「いもうと…?」
神音「…は、はい。あのっ…これ、この写真…」ゴソゴソ
ピラッ
巌(こりゃ――この前もロケで見た、誠の…)
神音「この子が御剣誠さんで…こっちが、わたしなんです……けど…」
神音「…」
巌「…どうぞ」
キィィィ…
誠「ん? お客さんか――って…」
神音「!」
巌「…妹さんじゃろ?」
誠「……ど、どうしたんだ?」
神音「その…顔見たく、なって…でもどこに住んでるとか、知らなくって…」
誠「そうか…。でもここは、職場なんだから来ちゃダメだろう」
神音「ごめんなさい…」
誠「…ほら、帰れ。顔はもう、見ただろ」
↓1 行動選択
1 おんどりゃああああっ! 何を冷淡な態度取っとるんじゃあああああいっ!
2 おう誠、実の妹にそりゃあ何のマネじゃあ?
3 別に仲が悪くなったりして離婚したわけじゃないんなら…まこちゃんダディのこと頼めるんじゃ…?
なんか、飴ちゃんとこのギャップが間野さんだなぁって安堵するわ。
巌「おんどりゃあああっ!」
神音「!?」
誠「!!?」
巌「誠ぉ~、おう、何を冷たくなっとるんじゃ、わりゃあ?」
誠「そ…それは、だって…おかしい、だろ? 職場にわざわざ――」
巌「じゃがのう、言い方ちゅうもんがあるんとちゃうんか、われええっ!?」
誠「っ…」
巌「他に言うことないんか?」
誠「…」
巌「シャッキリせえっ!」バシィッ
誠「痛った…!?」
誠「……か、神音…」
神音「うん…」
誠「…ごめん…。その、何か……」
神音「う、ううん…いきなり、ごめんなさい」
誠「いや、いいんだけど…母ちゃんは、元気か?」
神音「うん。……お、お父さんは?」
誠「父ちゃんは……ちょっとな…」
神音「えっ?」
誠「あっ! いや…全然、大丈夫だから心配すんなって。ははは…」
巌「…」ジロォッ
誠「っ…」
↓1 行動選択
1 それでええんか、その答えでええんかぁ?
2 勝手に事情を説明してしまう
3 何のためにアイドルやってるんか、忘れたんかわりゃあああ!?
※まこちゃん妹・冬野神音の初出は【其の六(安価とコンマで、昨今のアイドルブームに乗りたい【其の六】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1470559335/))】の>>240だよ
巌「誠ぉぉ…」
誠「な、何――」
巌「何のためにアイドルしとるんか、忘れたんかわりゃああああっ!」
ブォンッ
ドゴォッ
ガシャアアンッ
神音「お兄ちゃんっ…!?」
誠「痛ったたた…」
巌「借金全部返して、また家族で暮らすんが自分の夢じゃろうがぁっ!?」ガシッ
巌「それをのう…このアホんだらがあっ!」グググッ
誠「ぐっ…く、苦しっ…」
巌「誤摩化して何になるんじゃあっ!?」
巌「ワシや事務所の連中に何を隠そうがええがのう、家族にまでちっぽけな意地で隠しごとしとってええと思うとるんかあっ!?」
神音「っ…」←迫力ありすぎて動けない
誠「だ、けどっ…」
巌「お前だけで金え返して、それで全部丸く収まると思うとるんかあっ!?」
誠「…っ」
巌「…ふんっ」バッ
誠「………ごめん…」
神音「だ、大丈夫…?」
誠「…神音、ごめんな…。隠しごと、しようとして」
神音「…」
誠「父ちゃん…実は、今………」
・
・
・
―― 後日
誠「……はぁぁ…」
巌「何じゃ、ため息なんぞつきおって。金運が逃げるぞ」
誠「ほんとかっ? じゃ、じゃあもう一生、ため息つかない…」
巌(嘘じゃ)
巌「ケガが治るまでは…東京に出てきておった、お前のお袋さんや、妹や、弟んとこに親父さんが身を寄せて面倒見てもろうとるんじゃろう?」
巌「一件落着な上に、お前がずぅっと夢見てた…また家族で暮らすっちゅう夢が、半分、叶っとるようなもんじゃろうに」
誠「まあ…そうなんだけど…。ついでに体が動かないから、どこからも金を借りられないし…怪しい話を聞かされることもないし…」
巌「ええことずくめじゃ」
誠「でもふと…考えたんだ。借金、完済した後は……俺、どうなるんだろうって」
誠「…どうにか父ちゃんが、新しく借金を作らなくなってくれたら……アイドルをやる理由も、なくなるだろうし…って」
↓1 台詞選択
1 好きにせえ
2 辞めるんか?
3 逆に聞くが、続ける意思はあるんか?
巌「逆に聞くが、続ける意思はあるんか?」
誠「…続ける、意思…」
巌「借金がのうなっても…やりたいとは思えるんか?」
誠「…」
巌「…」
誠「…」
巌「ワシゃ、止めん」
巌「タカシは泣いて止めるじゃろうが…説得もしてやる。納得はせんじゃろうがのう…」
巌「……じゃがのう、お前はようがんばった。それは誰もが分かっとるけえ…だあれも、ファンも、惜しんでも怒りゃあせんじゃろう」
巌「じゃけえ…その気があるんなら、完済の目処が立ち次第――」
誠「やめたくは、ない…かもな」
巌「……しんどいじゃろ?」
誠「しんどいけど…」
巌「ムリする必要はなくなるんじゃぞ?」
誠「……むしろ、その方がいいかなって……ちょっと思うかも」
巌「むしろじゃとぉ?」
誠「俺……金返さなきゃって、いつも思うからさ」
誠「そういうのなしで…のびのびした気持ちでさ、アイドルの仕事とかやれたら…楽しいのかなって」
巌「…」
誠「タカシみたいなワガママ言ったり…香みたいにジムとか通ってコンディション整えたり…ゆず子みたいにだらけたり…」
巌「問題児になるんは困るがのう…」
誠「…辞める理由はできるけど…辞めない理由も、なくはないかも…」
巌「……ほうか」
誠「うん」
巌「じゃが…モチベーションは保つんかのう?」
誠「そうだなー…。皆って、何がモチベーションになってるんだろ…?」
巌「楽しいとか、生活とか、そういうもんじゃろう」
誠「うーん……じゃあ………そうだ、彼女作るとか? 借金返すまでは結婚なんて夢のまた夢だけど…それさえなくなったら、別に考えても大丈夫だし…」
誠「親孝行にもなるし?」
巌「お前は充分孝行息子じゃろうが…」
誠「そんなことないって。…うん、借金返したら、彼女とか作って、結婚する」
巌「恋愛しとる誠は想像つかんのう…」
誠「俺も想像つかないな…。でも……困ったら、間野さんいるもんな」
巌「ワシも独身じゃ」
誠「あははっ、そうだった。じゃあ…芸能界の父、間野巌に彼女を作らせるとか?」
巌「余計な世話を焼かなくてええっちゅうに…」
誠「とにかく…うん、きっと辞めないから」
誠「………これからもずっと、よろしくな、プロデューサー!」
まこちゃん編、終わった~
何度、次回に持ち越そうかと…お疲れさまでした
マコハコ好きだったし展開的にもコンマで良い感じにハラハラさせて貰った。
マコちゃん借金返済後ならハコちゃんワンチャンあるよ、がんばれ!
~過去のSSプロ:いつかの七夕~
社長「どうだね、この笹は知人がくれたものでね。さあ、短冊に願いごとを書いて、ここに飾ろうじゃないか」
巌「アイドルらしいことを書くんじゃぞ」
誠(14)「アイドル…らしいこと…」
タカシ(15)「…アイドルらしいこと…?」
香(22)「こうだな」
シャーディ(20)「でゅふふひひひひ…」
巌「シャーディ、そりゃあダメじゃ」ビリビリ
シャーディ「オーマイガッ!!」
社長「うん? タカシくんに、誠くん、書けないのかね?」
タカシ「あのね、社長…僕……お願いしちゃいけないと思う…」
社長「はっはっは、何を言うのかね。お願いをするのは自由だ。こうなりたい、ああなりたいと書いてみなさい」
社長「なあに、間野くんはああ言っているが、遠慮をすることはない。思うままのことでいい」
タカシ「思う、まま…」
社長「誠くんも、書けたかね?」
誠「……こういうのに、借金完済とか書くのもどうかと思って…」
社長「ま…まあ、自由に……書いてみなさい」
スバル「ステージにもう立たなくて良くなりますように――」
巌「却下じゃ」ビリビリ
スバル「ああああああああああっ!?」←発狂した
―― 現在
タカシ「まこちゃん、まこちゃん、まこちゃんっ! 倉庫漁ってたら、懐かしいの見つけちゃった!!」
誠「ん? どうした?」
タカシ「これこれ…じゃじゃーん、昔、皆で書いた短冊~」
誠「はあー…こんなの残ってたのか…。えーと……8年前、とかか?」
タカシ「ピッチピチに若かったころだねー。覚えてる?」
誠「…………何も覚えてない」
タカシ「実は僕も~。中、見てみよ?」
ガサゴソ…
全ての女性に笑顔を 菱河香
国民的アイドルに君臨する! SHARDY
裏方にまわりたい… スバル
タカシ「あはは、香くんのって政治のポスターみたいだね」
誠「シャーディは、これ…願い叶っちゃったんだな…。あとスバルも…」
タカシ「えーと、僕とまこちゃんのは………あっ、やっぱり恥ずかしいからなしー!」
誠「ええっ? 何でだよ? 見せてくれてもいいだろ? タカシっ?」
タカシ「ダーメー! あっ…」ヒラッ
誠「おおっ…? どれどれー?」
お友だちができますように たかし
アイドルが長つづきしますように 誠
~ラジオシップ~
奏「ヨーソロネーム、ピノ太郎。愛さん、せこちゃん、よーそろー!」
奏「愛さんは1000万円獲得、おめでとうございます。1000万…夢が広がりんぐな数字ですね。今の時点では何にお金を使いましたか?」
愛「フレンチのフルコースと10万円分くらいのワイン飲んで、その後にたかられて…」
奏「ゲンターキーのバーレルセット3個おいしかった…」
愛「あと蓮にこの機会だからとか言われて家電のカタログずらぁーっと並べられて、あんまうっさいから食洗機買ってやって…」
奏「蓮くん喜んでた」
愛「でもって絶対に効果はないってのを実証するためにあのチビバカに背が伸びるサプリとかいうのを年間契約してやって…」
奏「純くん、もう背伸びないよね…」
愛「その程度ね」
奏「ごちそうさま…」
愛「あとの残りは天皇賞に突っ込んで増やす」
奏「その増えたお金は…何するの?」
愛「…そうね…」
奏「……鳥肉卸業者さんやるとか」
愛「何でよ、あんたの趣味でしょ」
奏「趣味じゃないもん」
愛「でも1億ぽっちじゃ家も建てらんないわよね…。馬主にでもなろうかしら…?」
奏「馬のお肉…」
愛「あんた食うことばっかよねぇ…」
奏「…違うもん」
愛「馬刺って、そこまでうまいってのにまだ出会ってないのよね…」
奏「ばさし…」
愛「…醤油にしょうがを溶いて、それで食うのよ」
愛「肉っぽいしっかりした食感だけど、やっぱ生ものだから刺身っぽさもあんのよね…」
奏「…」ジュル
愛「ま、天皇賞ね、とりあえず…。それまでに可能な限りのデータを集めて3連単鉄板を…」
奏「当たったら500万ちょうだい」
愛「やるはずないでしょうが、誰からも何でももらえると思ってんじゃないわよ」
奏「む…」
愛「ニシサンブラックはきそうなのよねぇ…」ガサッ ←競馬新聞広げた
~ラバステ!~
衣依「ラバーネーム、ジョブまるさん。いよりんとかーくんこんにちは。かーくんの今回のコンサートチケット、凄まじい競争率でしたね」
衣依「2分で完売してしまったようで、私は手に入れることが出来ませんでした……本当にアイドル歴1年なんですよね……?」
衣依「お二人は自分以外のコンサートに行った、もしくは行こうとしたことはありますか?」
衣依「聖羅さんがシャーディのコンサートによく行っていたのは聞きましたが。括弧、毎回あのシャーディのチケットを勝ち取っていたのも凄い話ですよね、括弧閉じ…」
快斗「他のアイドルのコンサートかぁ…」
快斗「プライベートとかで、ってことだよな」
衣依「快斗くんはある?」
快斗「ない…かな」
快斗「衣依は?」
衣依「………アイドル始める前は、1回だけシャーディのコンサート…」
快斗「あるんだ」
衣依「親子席があったから、取るのは当時そこまで難しくなかったんだけどね」
快斗「なるほど…」
衣依「行こうと思ったこととかは?」
快斗「んー……ない」
衣依「ないんだ…」
快斗「衣依あるのか?」
衣依「う、うーん……まあ…何ていうか、どういうコンサートをやってるのかなってお勉強的な意味でなら、なくはないかなって」
快斗「じゃあ仕事の一環みたいになるからなしだな」
衣依「そ、そう…」
快斗「んー…でもさ」
衣依「どうかした?」
快斗「今さら、誰かのコンサートにプライベートで行こうと思うってのもおかしな話だよな」
衣依「そう?」
快斗「仮に男と女だったら、気があるとかないとか思いそうじゃないか?」
衣依「……そ、そうかなー…?」
快斗「まあ、俺らは絶対ないんだろうけど…。同じ事務所のアイドルなんだし」
衣依「…そうだね……」
お待たセンチメンタルジャーニー!!
まこちゃん編、昨日やれて良かったです!
でね、今日なんだけどもね?
やっぱREハコやりたいって声もあるけど、どうもねー、長続きさせるだけのあれこれが思い浮かばんのよね、申し訳ないことに
だから、あれや
俯瞰編みたいなみじかぁーい、ひとつひとつのお仕事をね、ハコちゃんだけで1日くらいやってもいいんじゃないかなと?
あんましがっつりじゃあないかも知れないけども、
それが考えられる限りだといい線なのかなと思うんですけれども、どうでしょ?
仮にそれをやらないとしたらどんな案になるん?
ソクホーで新アイドルとか?
>>526
ふっつーにまた俯瞰やってもええし
キャラメークして、SSプロでも、ソクプロ………でも?
ソクプロはちょっとやり方というか、進め方を考え直した方がええよなー、と考えてる最中やねんな
そんな感じで、今日は…REハコ改め、ミニハコ?
でも、よござんすかね?
SSプロは俯瞰を始めた訳やしなんかSSに新人ゆうんも直ぐだとしっくり来ないやろし…
作者がソクホー動かし難い言うてるし、ハコちゃん編で良いと思うよ。
新たな事務所登場とかそういうのも視野に入れてはどうだろうか?
よし、1秒差なら許してもらえる!
>>529
新しい事務所はねー、キャラ管理がまた…ね…?(遠い目
言わんとすることはとってもよく分かってるつもりです
オーライ?
始めるよ?
あ、能力値はあれやな
あんまりね、上がりすぎちゃってもインフレしちゃうと思ってね?
だから新人期間を脱したアイドルは忙しくて、レッスンの時間はあまり取れずに能力値もなかなか上がっていかない…的なね? うん
でもほらハコちゃん編終了時とちょっと前に公開したアレを比べるとね、びみょーに能力値もアップしてるから…
7日分…
あ、あれやで?
>>524で言うた1日ってのは、リアルタイムの、今日(2016/10/17)って意味やで?
そ、その上で…7日希望する…?
新事務所 (老舗) で自己管理アイドルとかどやろか?
現状、名があるんが両方プレイしたとこで俯瞰編に置いてソクホーとの勝負でやるせなさを覚える方もおったようだし…
なんかこう、新事務所は放任主義で事務所内での競争も推奨にすれば以降に敵役で出てもしこりないんちゃう?
>>536
ほら、あの…僕、セルフプロデュースとかさ…忘れられてるだろうけど推奨したこととかさ…
あと議論もええねんけども、むしろどんどんしてもろうてかまへんけども
今日やる時間、ゴリッゴリ削れてってますが……今は始めて、オーライやろか? 始めてまうね?
ややこしくて御免、ハコちゃん編をやってる間に次に付いて考えてるだろうし、一つの参考にって心算だった。
本当にごめん、進めて下さい。
葉子「おはようございまーす」
スバル「おはよう」←給湯室から出てきた
葉子「あ、おはよう」
スバル「……ふと思ったんだけどさ」ズズ
葉子「?」
スバル「この事務所……やさしが足りてないよね…」スタスタ
葉子(何に飢えてるの、スバルさん…?)
チョンチョン
葉子「っ…」クルッ
壁P「おはようございます」
葉子「あ、おはようございます、プロデューサー」
壁P「今日も張り切って、お仕事しましょうね」
葉子「はい」
↓1 とりあえず壁ハコや!
1 オーディションに行きましょー
2 雑誌の取材があんねんなー…その後は、時間が有り余っとんねんな
3 ハコちゃんがね、7年目にして初めて、アルバムツアーをやるんやって。大学出たから
壁P「本日のオーディションは冬ドラマのヒロインです」
壁P「いわゆる学園もの…ではありますが、スポットが当たるのが先生方で、ヒロインは新任教師ですね」
壁P「舞台は中学校、担任する教室が荒れ果てたり…顧問をする部活動でも問題児がいたり…」
壁P「まあ、あれこれと問題を抱えまくってしまっていながら、それを芯の強さで乗り越えていく強いタイプのヒロインです」
葉子「わたしにできるかな…?」
壁P「大丈夫ですよ」
葉子「制服着るよりは、マシかな…?」
壁P「おやおや、葉子ちゃんはセーラー服でも着こなせるでしょうに」
葉子「む、ムリムリ、ムリですよ…」
壁P「そんなことないですって。三十路近づいたって学ラン着る俳優さんだってザラにいるんですから」
葉子「それは…そうかも知れないけど…」
↓1 オーディション!! 重視されるのは…
1~3 容姿
4~6 演技力
7~9 表現力
壁P「ふーむ…今回は表現力重視のようですね」
壁P「ですが、いわば主演ですし、熾烈なオーディションになるでしょう」
葉子「うん…」
壁P「今回は2度の選考があるそうですが、自信を持ってやりましょう」
壁P「葉子ちゃんの魅力は、わたしが保証しますからね」
葉子「はい…!」
・
・
・
*「はい、じゃあ次の方。自己紹介をお願いします」
葉子「SSプロの五味葉子です。よろしくお願いします」
*「はい、よろしくね」
*「それじゃあ早速だけど、芝居してみてくれる?」
葉子「お願いします」
葉子能力値
容姿:4 表現:5 演技:5
求められる能力値
容姿:4 表現:5 演技:4
全能力値クリア
超過ボーナス 演技:1
↓1 オーディション!!
コンマ一桁 + 超過ボーナス:+1
=~6 落選
7~9 二次審査へ
10~ おっ、おっ、おっ?
*「…そこまででいいよ」
葉子「えっ…?」
葉子(まだ、途中なのに…もしかして……)
*「ふうむ…」
葉子「…」ドキドキ
*「五味さん」
葉子「あ、は、はい…!」
*「二次審査なんだけどね」
葉子「はい」
*「……やっとく?」
葉子「えっ…?」
*「今のにねえ、ピンときたんだよ。だから、このままキミに決めてしまってもいいんじゃないかと思ってしまったんだが…」
*「…そう、だからね」
葉子「はい…?」
*「主演、ここで決めてもいいかい?」
葉子「…………は、はいっ。よろしくお願いします」
・
・
・
葉子「ありがとうございました…」
バタム…
壁P「おっ…どうでしたか?」
葉子「プロデューサーさん…」
壁P「はいはい? 手応えは?」
葉子「………ピンときたから、主演に、って…」
壁P「…ほう?」
↓1 台詞選択
1 さすがですねえ、このドラマは大ヒット間違いなし! おめでとう、葉子ちゃん
2 おめでとうございます。だけど…何だか、あんまり喜んでもいないように見えますが?
3 じゃあ、今日はドラマ主演内定のお祝いですね
壁P「おめでとうございます。だけど…何だか、あんまり喜んでもいないように見えますが?」
葉子「えっ? そんなつもりは、ないですけど…」
壁P「ふむ…そうですか」
壁P「ともあれ、この冬は忙しくなりますね」
葉子「うん」
壁P「主演ドラマとなると……葉子ちゃん、初めてですよね?」
葉子「そう……かも。そうです」
壁P「いやあ、感慨深いものです。自己評価が著しく低かったあの女の子が、今やドラマの主演をしてしまえる女優になって」
葉子「そこまでですか?」
壁P「ええ」
葉子「あんまりそう見えないかも…」
壁P「おや、そうですか? これでもかなり嬉しいんですけれどね」
↓1 ハコちゃん、お仕事順調やな
1~3 …と、思っていた時期が壁Pにもありました
4~6 うん? 疲れかな?
7~9 ついでにドラマ主題歌もゲットすべく戦え、壁P!
壁P「お疲れさまです!」
*「ああ…どうも」
壁P「SSプロの、五味葉子の担当の者です」
*「五味さんの…」
壁P「この度は、ありがとうございます」
*「いや、いいんだ。こっちもね、この娘ならいけるんじゃないか、ってビビッときたのさ」
壁P「そうですか…。きっと良い作品になると思います」
壁P「それでですね?」
*「何かな?」
壁P「五味は歌がとてもいいんです」
壁P「こちら、これまでに出してきた五味のCDが入っているんですが…ドラマの主題歌については、動いているお話があるでしょうか?」
*「主題歌か…」
*「そこは制作委員会の声が大きくてねえ…」
壁P「とりあえず監督にも、是非、1度は拝聴していただきたく」
*「そう、かい…?」
↓1 いけぇーい!
偶数 成功
奇数 失敗
―― 後日
壁P「葉子ちゃんっ!」
葉子「は、はいっ…?」
壁P「おはようございます」ペコリ
葉子「おはようございます…」
壁P「何と、先日合格したオーディションなんですが…」
葉子「はい…?」
壁P「主題歌も担当させていただくことになりました」
葉子「えっ」
壁P「先方が葉子ちゃんの歌声を知って、ドラマの物語性を引き立てるのにマッチするはずだと」
葉子「本当ですか…?」
壁P「もちろんですとも」
壁P「つきましては、近日中に新曲のレッスンをしていきましょうね」
葉子「うん」
↓1 オーディション編、結果的に最高で完! 次は…
1 SSプロのみなさんのおかげでした:食わず嫌い王に、ハコちゃん参戦
2 新曲ですよ、新曲!
3 慰安旅行ぅ? SSプロの?
※「3」は引率を「壁P・間野P・P3」から選べるので併記してね、併記がなければ壁Pでいくよ
~♪…
壁P「これが新曲のデモでした」
葉子「力強い感じの歌でしたね…」
壁P「ええ。歌詞がこちらです」ピラッ
葉子「…」ジィッ
葉子「メッセージソング…なんですね」
壁P「ええ。強い女性、というのがドラマのテーマのひとつにもなっているので、それに沿ったものになっているということです」
葉子「…」
壁P「それでですね、レッスンの日時なんですが…」
葉子「…」ジィッ
壁P「…葉子ちゃん?」
葉子「あ、はい…」
壁P「どうかしました?」
葉子「あ…その…」
↓1 ハコちゃんの壁Pへの好感度は、カンストしているぞ!
1~9 自分自身がそんなに強い女でもないのに、こういうのはちょっと抵抗あるかもって
葉子「…わたし、この歌、歌えるのかなって」
壁P「またどうしてですか?」
葉子「だって……ドラマの役とは言っても、わたしとはけっこうかけ離れてる感じがあるし」
葉子「ちゃんとやれるかどうか…不安っていうか、抵抗感があるっていうか…」
壁P「ふうむ…」
葉子「…」
壁P「葉子ちゃんは強いと思いますが」
葉子「…そんなことないです」
壁P「しかし、自分のことは自分でもよく分かっているでしょうし…うーむ…」
↓1 ハコちゃんは自己評価の低い子やけんね
1 あくまで役であって、あくまで歌なだけだから、ムリして重ねる必要もないよって
2 歌えるか歌えないかではない、歌うのだ。それがお仕事なのだ
3 あえて言おう、ハコちゃんは強い、と!
壁P「しかしですね、所感ではありますが」
壁P「わたしは葉子ちゃんは、強い人だと思っていますよ」
葉子「…そんなこと……プロデューサーさんは、そう言うのがお仕事だから…」
壁P「何を仰りますか、今さら…。仕事であるというのは否定しませんが、仕事に魂を売って心にもないことを言う人間に見えます?」
葉子「…ううん」
壁P「確かに気が強かったり、強引であったり…」
壁P「そういうものを持ち合わせているわけではありませんが、強さというのはそれだけでもないでしょう?」
壁P「葉子ちゃんが持っているのは、そうですね…忍耐強さであるとか、我慢強さであるとか…そういうところです」
葉子「忍耐強さに、我慢強さ…」
壁P「そういう強さというのは、ここ一番でなくてはならないものでしょう」
壁P「葉子ちゃんは一見、とても華奢で儚くもあるのかも知れませんが…どんなに踏まれてもお日様に花弁を広げる一輪の花のような可憐さと強さが備わっていると思います」
壁P「ちょっと泥臭くて嫌かも知れませんが…わたしは、そう信じていますよ」
葉子「プロデューサーさん…」
壁P「それでもまだ、ピンとこないのであれば…少し、自分自身を見つめ直してみてはどうでしょう?」
壁P「分かってくれると思います」
葉子「……じゃあ、考えてみます」
壁P「是非、そうしてみてください」
↓1 自分を見つめ直すことにしたハコちゃん…
1 誰かとお喋りするとね、考えとかも深まるもんよね
2 昔の動画やら写真やらを引っ張り出してきたようだよ
3 そんなハコちゃんにタイムリーに中学校の同窓会の報せが届いたそうですよ?
葉子「ちゃんと残してあるんだ…」カチカチ
葉子「えーと…これは、何の動画だろう…?」カチッ
『あ、えっと……は、初めて、人前で歌うので、緊張していますけれど…』
『一生懸命歌うので…お願いしますっ』
葉子「……………あっ」
葉子「これ…初めての、ミニコンサートだ…」
葉子「すごい、ガチガチで歌ってる…恥ずかしいかも…」
葉子「確か…デパートで、売れ残りの文房具を売り切るフェアの売り子をやらされて…」
葉子「その時に、客寄せを兼ねた初めてのミニコンサートをやったんだっけ…?」
葉子「…懐かしい…」
葉子(歌う前、ガチガチで緊張してたけど…プロデューサーさんが気負わないで笑顔でやってみて、って言ってくれたのを思い出して…)
葉子(今と比べたらものすごく規模も小さいし、設備もロクなもんじゃないけど……でも、盛り上がってる…)
葉子「だけど売上はビミョーで、売場の人にチクッと言われたっけ…」
葉子「その後、プロデューサーさんとご飯食べに行って…無言だったけど、何も言わないし…でも呆れてるって風でもなくって…」
葉子「プロデューサーさんはわたしのこと、見捨てたりしないんだって思って…嬉しかったっけ…」
↓1 壁Pはちょいちょい、仕事中にハンディカムを回して様子を映像で残していたのだ
1~3 初心に返ったハコちゃん
4~6 懐かし映像を見ていたらまこちゃんが来たよ
7~9 今と昔を思い返すと…ハコちゃんはしみじみと感じることがあるそうです
※この思い出が気になったら【其の一(安価とコンマで、昨今のアイドルブームに乗りたい - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1468228639/))】を参照してくだされ
葉子「…」ジィィッ
誠「…」ジィッ ←ハコちゃんの後ろから覗き込んでる
葉子「…あ、レッスンしてる時も撮ってたんだ…」←イヤホンつけてて気づいてない
誠「…」
モニター『暗くなるやで~』
パッ
モニター『肩越しにこちらを覗き込む顔が2つ!?』
葉子「!?」バッ
誠「うおっ…?」
葉子「な…何だ、まこちゃん…いたんだ…」
誠「いや、何か真剣に見てたから…何かと思って」
葉子「声くらいかけてくれてもいいのに…ビックリした…」
誠「はは、ごめんごめん」
誠「昔のやつか?」
葉子「うん…。ちょっと、振り返ってて」
誠「ふうん…。このころの葉子は、初々しいよな」
葉子「もう、初々しくなくなった?」
誠「そうだな…。まあ、別にそこまで堂々としてるってわけでもないと思うけど」
葉子「だよね…」
誠「でも何で昔のを見て……振り返り? してるんだ?」
葉子「かくかくしかじかでね…だから、昔のを見たら、客観的に今までを振り返って、自分を見つめ直せるかなって」
誠「なるほどなあ…」
誠「そういや葉子って、最初は…いじめられてて、それを見返したくてアイドルになったんだよな?」
葉子「…………うん?」
誠「んっ?」
葉子「それ……まこちゃんに、言ったっけ…?」
誠「…」
葉子「…」
誠「………い、言ったと思うなぁー…?」
葉子「……いまいち、自分でもハッキリしない…」
誠「だ、だけどさ…何か、それは丸く収まったんだよな? なら、いいだろ? なっ?」
↓1 まこちゃんって、けっこう事情通なのだ
1~3 そう言えばあとどれくらいアイドルを続けるのだろうか…とハコちゃんが
4~6 まこちゃんの疑問、何で見返す手段がアイドルだったの?
7~9 何だかんだで今はデパートの売り子をしたり、炎天下でラーメンすすったり、虫を食べたりすることもないハコちゃん
葉子「ま、まあ…」
誠「ところでさ、何で見返すのにアイドル選んだんだ?」
葉子「えっ?」
誠「ずっと不思議だったんだよなぁ…」
葉子「…それは…」
誠「それは?」
葉子「…何となく?」
誠「な、何となく…?」
葉子「だって、中学生だったし…」
誠「そういうもんか…?」
葉子「今の佑香ちゃんと同い年だったんだよ?」
誠「…………大人びてるなー、この葉子」
葉子(引き合いに出してごめんね、佑香ちゃん…)
葉子(だけど…何でだっけ…?)
葉子(忘れちゃったかも…)
葉子(でも…)
葉子(このころは、ドラマの主演に抜擢されるなんて考えられなかったし…)
葉子(……折角、監督にピンときたなんて言ってもらえたくらいなんだし、一生懸命やらなくちゃダメなんだよね)
葉子(できるか不安なんて、贅沢な悩みだよ…。まこちゃんなんて、演技のお仕事はほとんどしたことないって聞いてるし)
葉子「うん…」
誠「どうした?」
葉子「とにかく、やらなくちゃダメだなって思って。どんなことでも、一生懸命」
誠「そうだな。……うん、葉子ってそうやって腹を決められるからすごいよな」ポンッ
葉子「…」
誠「…」ナデナデ
葉子「まこちゃん、まこちゃん」
誠「ん?」ナデナデ
葉子「女の子に気軽にそうやるの…嫌な人もいるから気をつけた方がいいと思うよ」
誠「…お、おう」
―― 後日
葉子「プロデューサーさん」
壁P「はいはい? おっ…顔つきが変わりましたね? 気のせいですかね?」
葉子「それは分からないけど…わたし、がんばります」
壁P「葉子ちゃん…」
↓1 役への不安とか、ちゃんと歌えるか問題は?
偶数 そんなことに悩むのは贅沢だって開き直ったそうです
奇数 プロデューサーさんが取ってきてくれたお仕事だから、何でも一生懸命やるってさ
葉子「それに……役をもらえて、歌も出せて…それに悩むなんて贅沢だから」
壁P「贅沢、ですか?」
葉子「わたし…忘れません、あの虫を奥歯でぶちゅっといった時の食感と苦味と脚の歯に挟まる感覚」グッ
壁P(それは遠回しに恨んでるって意味なんだろうか?)
壁P(いや、天然かな…?)
葉子「とにかく…体当たりでぶつかってみて、ダメなら…また、ちゃんとできるように模索してみます」
壁P「分かりました」
葉子「何だか……こんなことで、悩んじゃってごめんなさい」
壁P「いえ、いいんですよ」
壁P「人間、生きていれば悩みは尽きないものですからね」
↓1 台詞選択
1 というか、そうやって思えるのが葉子ちゃんの強さなんやで、ってニュアンスの
2 あと、昔はごめんネ?
3 悩みがあっても葉子ちゃんは向き合って、乗り越えることができる。それが強さやと思うで
壁P「悩みがあっても葉子ちゃんは向き合い、乗り越えることができます」
壁P「きっと、それが強さなんですよ」
葉子「向き合って…乗り越えること…」
壁P「だって、普通は嫌じゃないですか。不安なことや、考えたくない問題に向き合うことって」
壁P「でも葉子ちゃんはそうじゃない。だから…きっと最後は成功をする。わたしは、そう信じています」
葉子「…うん」
壁P「じゃあ、張り切って新曲レッスンやりましょう」
葉子「はいっ」
壁P「バシっと決めて、バシっとレコーディングまで突っ走りましょう」
葉子「うん。あ…プロデューサーさん」
壁P「はいはい?」
葉子「終わったら…ご飯、行きませんか?」
壁P「いいですよ」
葉子「じゃあ、いつも以上にがんばりますっ」
壁P「はい。お腹空かせちゃってください」
↓1 ハコちゃん新曲イベ、終わりや!
1 SSプロのみなさんのおかげでした:食わず嫌い王に、ハコちゃん参戦
2 SSプロのみなさんのおかげでした:レストラン・YASEGAMANにハコちゃん参戦
3 慰安旅行ぅ? SSプロの?
※「3」は引率を「壁P・間野P・P3」から選べるので併記してね、併記がなければ壁Pでいくよ
壁P「ではでは、皆さん、出発しますよ? 忘れ物はないですね?」
『はーい』
壁P「それでは一路、いい感じにひなびた温泉宿へ向けて、しゅっぱぁーつ!」
『しゅっぱーつ!!』
P3「いってら~」ヒラヒラ
P3「……いいですよねえ、慰安旅行…。行きたかったなぁ…」
巌「仕方なかろう…事務所を空けるわけにもいかんのじゃ…」
P3「ま…のんびりお留守番しときますかい…」
・
・
・
葉子(うーん……奇跡的に所属アイドル全員のオフが2日も被ったから慰安旅行に行こうだなんて、突然すぎるけどすごい奇跡的…)
葉子(合宿じゃなくて慰安旅行なんだし…ご飯とかもちゃんと宿で出てきたりするんだよね…?)
葉子(しかも宿の離れを貸し切り状態にするから周りの目も気にしなくていいとか…)
葉子(けっこう楽しそうかも…)
タカシ「トランプする人、この指とーまれっ!」
タカシ「…………何で誰も反応してくれないのぉー?」
誠「はいはい…分かったって」
葉子「やればいいんでしょ…?」
聖羅「あら、じゃあわたしもご一緒しますね~」
衣依「この指とまれって、すごく久しぶりに見た…」
↓1 楽しい、楽しい、バスでの移動です。ところで…?
1~3 何で闇までおんねん?
4~6 社長も一緒なんやなあ
7~9 すばるんも一緒なんか
0 闇も社長もすばるんも一緒ってのはプレミア感あるのう
社長「うぉっほん!」
タカシ「社長、咳? だいじょーぶ?」
社長「むっ…いやいや、そうではないのだよ。どれ、わたしもトランプに混ぜてもらえるかね?」
タカシ「社長もやる? いいよいいよ、一緒にやろ?」
葉子(タカシさんって、社長にもあれなんだ…)
誠(そこは敬語くらい使っていいと思うんだけどなあ…)
聖羅「ところで…何をするんですか?」
衣依(聖羅ちゃんぶれない…)
タカシ「社長、何やる?」
社長「諸君のやりたいものでいいさ」
タカシ「じゃあ大富豪でしょう!!」
葉子「えー?」
誠「大富豪かぁー…」
衣依「ローカルルールとかあるから、擦り合わせがねー…」
タカシ「そういうところから楽しもうよ。ねっ? えっへへへー…」
香「…お前らは混ざらなくていいのか?」
佑香「今は仕込み中…」ゴソゴソ
快斗「俺もちょっと、作業が…」カチャカチャ
香「…お前は?」
透「トランプなんて気分じゃねえ…」フイッ
香「ゆず子――」
ゆず子「Zzz」
香「……はあ」
壁P(うんうん、みんな、思い思いに楽しんでくれるといいな)
壁P(1泊2日で短い旅程だけど、なかなかない機会だし…)
↓1 お宿に到着しまして…
1~3 ハコちゃんは温泉街へ繰り出すようですよ
4~6 ハコちゃんはちょっとしたハイキングコースに行くそうですよ
7~9 ハコちゃんは早速、温泉でのんびりするようですよ
衣依「ねえねえ、葉子ちゃん、温泉行こう?」
葉子「温泉?」
衣依「この辺りの温泉、入り放題なんだって」
葉子「そうなんだ…。じゃあ、いっぱい入りたいね」
衣依「うん。佑香ちゃんも行く?」
佑香「行かない」ゴソゴソ
衣依「……まだ悪戯の準備してる…」
葉子「夜が怖いね…」
衣依「聖羅ちゃんは?」
聖羅「そうですね…。じゃあご一緒します」
衣依「ゆずちゃんは?」
ゆず子「そうさなあ…怪獣と一緒にいんのもやだし、行くか」
・
・
・
衣依「~♪」
ガララッ
ゆず子「待て、衣依ぃっ!」
衣依「えっ…な、何…?」
葉子「どうしたの…?」
聖羅「…何かありましたか?」
↓1 ゆず子、何故まったをかけた!?
1~3 もちろん、いよりんをからかうためや
4~6 もちろん、いよりんの気にしてるところを指摘するためや
7~9 もちろん、いよりんにお約束のいじりをするためやな
ゆず子「…」ペタペタペタ ←これは足音
ゆず子「衣依…」ゴクリ
衣依「な、何…?」
ゆず子「お前、胸がえぐれてんぞ」
衣依「怒るよ?」
ゆず子「あっはっはっはっ、やーっぱこれはやっとかないとなーと思って!」ゲラゲラ
衣依「っ…」
聖羅「あらあら…」タップン
葉子「そんな…えぐれてるってほどでもないんだし…」プルンッ
ゆず子「ほぉーれ、ほぉーれ、これが羨ましいかね、衣依くぅーん?」タプンタプン
衣依「っ…」ペタ
ゆず子「んんん~?」
ゆず子「そう言えばぁ~? 数年前までは? すぐに大きくなるんだ~、みたいなことを言ってたなあ?」
ゆず子「あれれー、おっかしいぞー? いよりんともあろうものが? ぜぇーんぜん、そんな気配見えてないぞ?」
ゆず子「あっ……希望的観測で、自分を励ましてた? あっはっは、それは悪いことを言っちゃったなあ?」
↓1 ゆずさん、性格悪いっす。だけどゆずがいるから、こういう話が女子でもできるんです!!
1~3 いよりんvsゆず子! 温泉での戦い!!
4~6 むきーってなっちゃういよりんを引き出せるのは、ゆずとリルモンだけぇっ!
7~9 やだ、いよりんってば積極的
衣依「ゆずちゃん…言っていいことと悪いことがあるのも分からないのっ!?」
ゆず子「うおっとぉっ…いよりんこそぉ? 浴場で騒いじゃいけませんってえの…」
衣依「もう、待って…!」
ゆず子「待つかよ~」
葉子「あ、そんな…早足でも充分危ないんだから…」
聖羅「気をつけてくださいね~」
葉子「気をつけてって…そうだけど、止める方向…」
聖羅「あ、葉子ちゃん、お背中流しましょうか?」
葉子「……じゃあ、お願い…」
衣依「待ってって、言ってるの!」ブンッ
ゆず子「うおっ…石鹸投げんなよなっ!?」
衣依「だって待たないから!」
ゆず子「にゃろ、だったらこうだ…! 風呂桶ボンバー!」ブンッ
衣依「きゃっ!?」ツルッ
スッテ---ン
ゆず子「おや~? いよりんってば、エッチなポーズ取っちゃって?」
衣依「ひぅっ…す、滑って転んじゃっただけでしょ!?///」
ゆず子「はっはっは、ちっぱいの叫びは小さすぎて耳に届かんなあ~?」
衣依「……えいっ!」ガバッ
ゆず子「うおっ…? ちょっ、おい、離れ――」
モミモミモミモミモミモミ…
衣依「こんなのゆずちゃんになくてもいいのにぃぃぃっ!」
ゆず子「おいおい…もっとデカくなったら肩凝りが止まらないだろぉ~?」
衣依「もぉぉぉーっ!!」
ゆず子「はっはっは!」
聖羅「はい、じゃあ今度はわたしをお願いしますね」
葉子「うん。背中向けて」
↓1 ゆずさんがおるけん、こういうちょっとエッチな感じのもできるんやで?
1~3 尚、壁を隔てた男湯にけっこう聞かれていた模様。そこにはむっつりまこかーがいた…
4~6 いよりんとゆずって、意外と仲が良かったりするよねー、って
7~9 騒いだ後はお風呂でのんびり癒されましょうや…
カポ-----ン…
聖羅「ふぅ…」チャプ
葉子「…」ボ-
衣依「…」ジィィッ ←お湯の中の自分の丘を見てる
衣依「…」チラッ
ゆず子「ああああ~…」タプン
衣依「…っ」バシャッ
カポ---ン…
聖羅「まだ明るいですし…お風呂上がったら、どうしますか?」
葉子「温泉街見るとか…また別の温泉行く?」
ゆず子「宿に帰ってメシまでのんびりすっかなぁ…」
衣依「わたしは…みんなに合わせるよ」
葉子「…そう言えば、他のみんなはどうしてるのかな?」
衣依「まこちゃんと香くんは、ハイキングコースがあるからって向かってたね」
聖羅「快斗くんはタカシくんに温泉街の散策に誘われてました。透くんは…見ていませんね」
ゆず子「問題は怪獣だろ…。何を企んでるか分かんねえし…」
葉子「快斗くんが来る時、バスの中で何かしてたし…佑香ちゃん対策とかじゃないのかな…?」
ゆず子「それマジで? だったらあんま心配しなくて大丈夫か…?」
衣依「それで…どうしよっか? お風呂出たら」
聖羅「温泉街にしましょうか?」
葉子「そうだね」
ゆず子「あ、温泉卵あったら買ってきて」
衣依「一緒に行けばいいのに…」
ゆず子「温泉宿はのんびりまったり過ごすもんだろ~?」
↓1 そして、はこいよせーらは、温泉街散策へ…
1~3 温泉まんじゅうとか美味しいもんも豊富やねー、って
4~6 かーくん&タカシくんが射的に夢中になって遊んでた…
7~9 かーくん&タカシくん&リトルモンスターが射的で夢中になってわいわいしてた…
衣依「何だか雰囲気あるよね」
聖羅「そうですね…」
葉子「ちょっとした遊戯場みたいのもあるんだね」
ザワザワ…
衣依「あれ? 何だろう…?」
聖羅「人だかりができてますね」
葉子「本当だ…」
ワイワイ
タカシ「最後の1発…とうっ」パスンッ
おじさん「はずれ~」
タカシ「ああああああっ!」
<あああ~…
快斗「やっぱこれ、曲がってません…?」ジィッ
佑香「もう1回」
おじさん「じゃあお金」
タカシ「はいっ」チャリンッ
佑香「佑香やる」
タカシ「当ててよ」
佑香「任せない…」チャキ
<がんばってー
快斗「………ふぅっ」←耳元に息を吹きかけた
佑香「ふあっ…」パスッ
<キャアアアアアアアアッ!
快斗「引っかかったな」ニタァッ
佑香「むむ…!」
タカシ「もー、かーくん、邪魔しちゃダメでしょー!?」
葉子「………めちゃくちゃ目立ってる…」
聖羅「あ、あらあら…」
衣依「どうする…? 合流する…? こっそりしとく…?」
葉子「う、うーん…」
↓1 ハコちゃん達は、目立ちまくってるかーくん達を…
1 見なかったことにした
2 合流した
聖羅「でも、折角ですし…皆さんで回っても楽しいかも知れませんよ?」
衣依「そう…かな?」
葉子「…遅かれ早かれ、見つかっちゃうのも考えられるし…時間の問題だよね?」
衣依「……そうだね」
パスッ
グラァッ…
快斗「当たったのに!」
タカシ「うわーっ、もうこれ取れないよー!」
おじさん「倒れたら景品はあげるよ」
佑香「もう1回。タカシ」
タカシ「もう1回と言わず、5回分まとめて!」バンッ ←札出した
おじさん「まいど~」
衣依「タカシくん、こういうのまでそういう遊び方しないの」
タカシ「え? あ、衣依だー。それにハコちゃんとせーらも」
快斗「あ、皆さん…」
佑香「ふっ…」パスッ
快斗「痛っ……くないけど人に向けて撃っちゃダメだろ、佑香」
聖羅「あらあら…」
葉子「射的、そんなに楽しい?」
タカシ「じゃあハコちゃん達もやりなよ。ほら、応援してくれる人もいっぱいだから」
タカシ「ここで景品をゲットできた人が、真のアイドルってことだよね」
<パチパチパチ
快斗「何か、歓迎の拍手が…」
葉子「そういう流れなの?」
聖羅「がんばらなきゃいけませんね」
佑香「む…負けない」
衣依「こういうの、あんまりやったことないけど…」
快斗「じゃあ教えてあげるよ。構えてみて。…そしたら、こう…」
衣依(近いぃぃ~…)
<キャアアアアアアアアッ!!
タカシ「かーくん、やりおる…。せーらにも、僕が教えてあげよっか?」
聖羅「こう見えて、けっこう好きなんです、こういうの」ニコッ
タカシ「隙がなかった…。じゃあハコちゃん――」
葉子「コルク弾の空気抵抗と、標的までの位置と…」ブツブツ
タカシ「計算してる…!?」
↓1 人をたくさん集めた射的でした
1~4 尚、誰も景品を取れなかった模様
5 かーくんが景品をゲットした
6 いよりんが景品をゲットした
7 リルモンが景品をゲットした
8 タカシくんが景品をゲットした
9 ハコちゃんが景品をゲットした
0 せーらさんが景品をゲットした
タカシ「ご飯、ご飯~♪」
快斗「結局、あれって銃がダメだったと思うんだけど…」
葉子「そういう風にできてるんだと思うよ」
誠「ん、来たか。遅かったな」←浴衣
香「揃い次第、配膳してくれるそうだ」←浴衣
ゆず子「おーい、新入り~? 先輩のグラスが空だぞ~?」←浴衣
透「あ? 空っぽなのはてめえの脳みそだろ?」グビグビ ←浴衣
聖羅「あら、先に始めていらっしゃったんですか?」
衣依「ちょっとくらい待っててくれれば良かったのに」
佑香「オレンジジュースだ、新入り」
透「ああ?」
快斗「じゃあ俺もオレンジジュースだ、新入り」
透「ガキかよ」
快斗「オレンジジュースはおいしいだろっ!?」
壁P「皆さん、揃いましたね」
壁P「ではお食事を始めましょうか。宴会場貸し切りなので、どんちゃん騒いじゃってくださいね」
↓1 宴会場が貸し切り…つまり!?
1~3 ハメが外れまっせ~
4~6 カラオケ大会やって~
7~9 宴会芸大会みたいなもんが勃発された
タカシ「じゃあ僕、これから……このコーラを一気飲みして、ゲップしないでみんなの名前を言いまーす!!」
快斗「またベタな…」
葉子「この流れ、ちょっと怖い…」
グビグビグビグビッ…
ドンッ
タカシ「かーくん、ハコちゃん、佑香、せーら、香くん、ゆず――げえええっふ!」
ゆず子「あっはっはっは!!」
誠「あははははっ! 言えてないじゃんか!www」
タカシ「ふぅー…じゃあ、次、かーくん!」ビシッ
快斗「ええっ!?」
透「やれよ…ヒック…」
快斗「お前、酔ってるだろ…?」
透「あああああっ? 寄ってねえよ…」
快斗「い、一発芸みたいのしなきゃいけないのか…?」
快斗「じゃあ…色んなパターンの笑顔を5連発でお送りします」
ゆず子「いいぞ、やれー!」
聖羅「まあ、笑顔なんてステキですね~」
衣依「やるんだね、快斗くん…」
快斗「あの、葉子さん…ちょっとお願いが…」ヒソヒソ
葉子「え? うん…分かった…」
快斗「じゃ、やります!」
タカシ「ひゅーひゅー!!」
快斗「ノーマルスマイル!」ニコッ
快斗「困ったスマイル!」ニカッ…
快斗「菩薩スマイル!」フッ…
快斗「アイドルスマイル!」キラッリィィィィンッ
快斗「からの――スノースマイル!」
葉子「…」カチッ
~♪
快斗「まぁだ~、きれーいなままの~♪ 雪の絨毯にふたり~で刻む~♪ あしあーとーのー、へぇいこうせん~♪」
↓1 かーくんのこの宴会芸は…
1 ええやん! ウケるわ!
2 ビミョーやわぁ…
3 …え? それだけ?
タカシ「あっはははは!」
ゆず子「それ歌だろうが!www」
誠「ん? んんっ…?」←元ネタを知らない
葉子「やりきったのがすごい…」
聖羅「歌もお上手なんですね~」パチパチ
快斗「じゃ、じゃあ…次はお前やれ、透!」
透「ああ?」
快斗「やれないのかよ?」
透「………いいぜ? …ヒック…」
タカシ「とーるちん、何するのー?」
透「……周藤快斗が絶対言わないこと」
快斗「はっ?」
透「『やべっ、タイムセール間に合わない』」
ゆず子「ぶわっははははっ!」
衣依「ふっふふふ…」プルプル
タカシ「あはははっ! 絶対言わない! それ絶対に言わないよ!wwww」
香「っ…」プルプル ←ツボった
快斗「何だろう、この気持ち…」
快斗「そこはかとなく、悔しい…!!」ギリッ
葉子「ふふふっ…」
葉子(何だかんだで、透くんも馴染んできた…のかな…?)
葉子(それとも、お酒進んでるから…?)
↓1 ぼちぼち、締めやな
1 宴会場は一旦締めてね、一部の成人済み面子で近くのカラオケスナックに遊びに行ったんよ
2 そろそろ寝ましょうか…ってころに、ハコちゃんが壁Pんとこにきたんよ
3 夜も更けてきて、静かな広間の縁側に置かれてる椅子にね、ハコちゃんが座ってたらまこちゃんがきたんですよ
葉子「…」
スタスタ…
葉子「…」チラッ
葉子「まこちゃん…」
誠「よっ」
ギシッ…
誠「うお、座ったらきしんだ…。大丈夫か、これ?」
葉子「ちょっと古いよね…」
誠「…いい夜だな」
葉子「そうだね…」
誠「温泉入ったか?」
葉子「うん、着いてすぐ」
誠「香とハイキングコース回ってから、3箇所くらい回ってきちゃってさ」
葉子「どうだった?」
誠「どこも良かったな。いやー…こんなのんびりしてんの、久しぶりだ」
葉子「良かったね」
誠「葉子も、楽しんでるか?」
葉子「うん」
↓1 ええ雰囲気
1~3 しかし、今は酔っ払いが多く…
4~6 しかし、そのいい雰囲気が長続きするようなら魔窟じゃないのさ…
7~9 やだ、まこちゃんってば…たまにアイドル
0 SPECIAL!!
葉子「…何か、静かになっちゃったね。さっきまで賑やかだったのに」
誠「そうだな…。酒で酔っ払って寝たり、社長にスナック連れて行かれてったり…」
葉子「…佑香ちゃんは?」
誠「衣依が温泉に連れてった。聖羅もついてって」
葉子「じゃあ…ほんとに静かだね」
誠「快斗が酔っ払った透に絡まれてるけど……まあ、すぐ寝るな、あれは」
葉子「…」
誠「…」
誠「葉子ってさ?」スッ
葉子「何? …何で、乗り出したの?」
誠「…」ジィッ
葉子「…まこちゃん?」
誠「………こう…改めて見ると、かわいいよな」
葉子「」
誠「うん」
葉子「なっ……何言ってるの、いきなり、もう…!」
誠「え? いやあ…ふと思っただけで」
葉子「………まこちゃんも…でも、かっこいい……よ?」
誠「お、おう」
葉子「何で引くの」
誠「いや、困って…」
葉子「…もう」
↓1 SPECIAL!!
偶数 あれ、まこちゃん照れてる?
奇数 まこちゃんって鈍感やわー
葉子「…」
誠「…」
葉子「いきなり…かわいいとか言われても困るっていうの、分かった?」
誠「分かったって」
葉子「………まあ、別に言ってくれる分には、いいけど」
誠「でも困るんだろ? もう言わないって、悪かったな」
葉子「…」
誠「どうした?」
葉子「まこちゃんってさ?」
誠「ん?」
葉子「………やっぱり、いいや」
誠「気になるな」
葉子「まこちゃんは、まこちゃんだよね」
誠「そりゃそうだろ?」
葉子「…良くも悪くも」
誠「おうっ?」
葉子「……でもそれがまこちゃんのいいところ、なのかな…?」
誠「葉子は案外動じないところがいいところだぞ」
葉子「……ありがとう…」
誠「おう、どういたしまして」ニカッ
葉子「はあ…」
誠「ため息は金運が逃げるぞ?」
葉子「逃げないと思うよ、金運は…」
誠「えっ?」
壁P(いい慰安旅行になってくれたかな?)
今夜は、終わり
よってミニハコ編も、終わり!
~SSプロ慰安旅行:スナックにいった人たち~
社長「いやあ、久しぶりだねえ、ママ。実に…30年にはなるのかな?」
社長「諸君、この店はだね、わたしがまだ若かったころに…………」
タカシ「かんぱーい」
香「乾杯」
ゆず子「うぇーい」
タカシ「社長、できあがっちゃったね~」
ゆず子「あたしもけっこうきてっけどな」
香「節度を持てよ」
社長「あれから色々なことがあったものだ…。だが、本当にこの十数年で我が事務所が…」
タカシ「ねえねえ、ママは何ちゃんって言うんですか?」
ママ「明子よ~」
ゆず子「明子ママ、何か小腹減っちゃったんだけどない?」
ママ「あ、そうだ。じゃあおでん出してあげる」
タカシ「おでーん!」
ゆず子「おでん!」
たかゆず「「お、で、んっ! お、で、んっ! お、で、んっ! うぇいうぇいうぇいうぇい、ふぅぅぅぅ――――――――――っ!!」」
香「お前らも大概、酔っ払ってるな…」
社長「今思えば…あれらの日々があったからこそ、わたしの目にはアイドルの皆がより一層輝いて見えるのかもしれない…」
社長「何度、事務所を畳もうかと思ったことがある…。何度、生活を捨てて逃げてしまおうかと考えたこともあったものだ…」
ママ「あっら~……あなた、結婚できない」
タカシ「えー? 僕、結婚できないのー?」
ゆず子「タカシが結婚てどうなんだろな?」
香「想像もつかないな、確かに」
ママ「じゃあ、香ちゃん見てあげる。えーと………あっらぁぁ~…あらあら、まあまあ、まあっ!」
ゆず子「なになに、どったん? どしたんだよ、ママ~? 香様に何かあったわけ?」
ママ「絶倫よ、香ちゃん」
ゆず子「あっはっはっは!」
タカシ「香くんwwww 絶倫だったんだwwwww」
香「っ…」
社長「夢とは、最後まで挑戦を続けたものに訪れるものなのだろうなあ…」
社長「わたしはねえ…全ての夢見る人を応援したい…。そして、それにはアイドルが良いと…アイドルは人に夢を見せ、人の夢を応援できると、そう思ったものだよ…」
ママ「あっら~…ゆずちゃんはねー……。可もなく、不可………不可の方が多いかも。だけどニッチな需要はあるかも」
ゆず子「何それ的確で怖いんだけど!?」
タカシ「ゆず、ニッチな需要あるって~。良かったね」
香「ニッチじゃなくなればいいんだがな」
ゆず子「うるへーやぁい! ママ、カラオケしよ、カラオケ! 垣根ゆず子ぉっ、歌いまぁす!!」
タカシ「よっ、ゆずちゃーん! 社長、社長も一緒に歌ってあげてよ~。ねっ?」
社長「むっ? ああ、カラオケかい? いいだろう、よぉし、ではゆず子くん、ともに歌おうではないか。わっはっは」
~ラバステ!~
聖羅「ラバーネーム、薔薇色さんです。佑香ちゃん、聖羅さん、こんにちは」
聖羅「悪戯大好きな佑香ちゃんですが、テレビを見ていると聖羅さんに悪戯をする場面ってあまりないように感じます」
聖羅「普段も聖羅さんにはあまりそういったことはしないのですか?」
聖羅「悪戯…そう言えば、あんまり記憶にないような…」
佑香「……した」
聖羅「あら? ご、ごめんなさい~…忘れちゃってて…。何をしたのか、教えてくれますか?」
佑香「…」
聖羅「佑香ちゃん?」
佑香「……ヘビを仕込んだ」
聖羅「ヘビ? …………ああ、そう言えばこの間、荷物の中にヘビのおもちゃが入ってて、誰かが間違えてしまったのかなって思ってましたけど…」
佑香「…シュールストレミングも仕込んだ」
聖羅「あの缶詰も佑香ちゃんだったんですか? バラエティーのスタッフさんが罰ゲームに悩んでらっしゃって、どうですかって差し上げてしまいましたけど…ごめんなさいね?」
佑香「むぅ…」
聖羅「あ、あの…ほらっ、わたしは賑やかなのも嫌いじゃないですし、どんどん悪戯とかしていただいてもいいんですけれど…遠慮なさらずに」
佑香「してるもん…」
聖羅「あ、あら~…」
佑香「効果ないからやめた…」
聖羅「ご、ごめんなさいね、佑香ちゃん」
・
・
・
カチッ
ラジオ『』
スバル「うらやましい…」 ←リトルモンスター被害者の会・会長
快斗「うらやましい…」 ←リトルモンスター被害者の会・会員
香「うらやましい…」 ←リトルモンスター被害者の会・顧問
~連戦連敗、ポルシェーズ~
カキィィィンッ
透「っ…!?」
タカシ「まこちゃん、バックホームぅー!!」
誠「まっかせろぉぉぉおおおおお―――――――――――――っ!!」ブゥゥンッ
ズザァァァッ
バシィッ
ミシェル「っ…」
ランナー「はぁっ…はぁっ…」
<セーフ!! ゲームセット!!
―― 試合後・昼間の居酒屋
透「ちっくしょうが…!」
タカシ「これでポルシェーズ、5連敗…」
誠「今日は最終回まで同点…っていうか両チーム0点で引き分けかと思ったのになあ…」
武「やっぱよぉー、守備練じゃなくて打撃やってこうぜぇ、打撃! 打てなきゃ勝てねえのは真理だろ?」
ミシェル「だけどまともな守備もできていない状態ですし…。外野は誠さん、内野は投手の透さんがカバーに入ってて成り立ってる状態ですからね…」
快斗「なかなか練習の時間も取れないし…」
佑香「焼き鳥うまし…」モグモグ
銀河「はぁー…食べた、飲んだ。朝ご飯完了っと。じゃ、仕事あるからこれで。またねー」
スバル「僕も、今週は仕事溜め込んじゃったから…休日出勤行ってきまぁーす…」
タカシ「どれだけ点数取ったって、守備がザルじゃあ勝てないと思って守備練習に重点置いてるけど…やっぱ打撃練習多くした方がいいかなあ?」
透「んなもん俺がホームラン打って取ってやらぁ、てめえらがヘタくそなのが問題なんだよっ!」ガンッ
誠「そんな言い方しなくてもいいだろ。落ち着けって。…そもそもホームラン打ててないし」
透「っ…」
快斗「最初は試合やってるだけでも楽しかったけど、こう負け続けちゃうとなあ…。最初なんて少年野球チームに負けたし…」
ミシェル「でもあれは……日本一でしたから」
タカシ「練習量を増やすって言ってもそれぞれでやってもらうしかないしなあ…」
武「やっぱよ、こういうのは打って勝つもんだろ? スローガンは、スタメン全員安打!」
透「だったらてめえが1本でもヒット出してから言いやがれ、打率0野郎」
武「おおう? なかなか言うじゃねえのよ、野球少年みてえにその頭ぁ、丸刈りにしてやるかあ?」
透「ああっ?」
タカシ「はいはい、ストーップ! とにかく、ポルシェーズは年内に1勝を目的とします! それぞれ、時間見つけて自主練もしてくださーい!」
ビシュッ ドンッ…
透「くっそ…こんなじゃ、まだ…」
快斗「……おい、夜中なのに何やってるんだよ?」ザッ
透「……すっこんでろ」
快斗「練習なら…ちょっと、教えてくれよ。バッティング」
透「……いいぜ。構えろよ…。そうじゃねえよ、脇締めろ。顎を少し引け…。脳みそ足りてんのか?」
快斗「っ…言い方ってのが…」
透「うるせえ、俺の言う通りにしろ。ゆっくりで投げてやらぁ、よく見て打ちやがれ」
本編にほぼほぼ関係ない、ポルシェーズ情報を開示してみます
安住佑香 守備:三塁 打順:1
弾道:2 ミート:D パワー:D 走力:B 肩力:D 守備:C
野手能力:悪球打ち ヘッドスライディング 意外性
西城タカシ 守備:二塁 打順:2
弾道:1 ミート:E パワー:E 走力:D 肩力:E 守備:D
野手能力:ムード○
ミシェル 守備:捕手 打順:3
弾道:3 ミート:D パワー:B 走力:C 肩力:B 守備:D
野手能力:体当たり
氷川透 守備:投手 遊撃手 打順:4
弾道:3 ミート:C パワー:B 走力:C 肩力:B 守備:B
急速:144km/h コントロール:C スタミナ:C フォーク:2
野手能力:逆境○ プルバッター
投手能力:短気
御剣誠 守備:左翼手 打順:5
弾道:3 ミート:D パワー:C 走力:C 肩力:B 守備:C
野手能力:レーザービーム 積極守備
赤井武 守備:中堅手 打順:6
弾道:2 ミート:E パワー:D 走力:D 肩力:D 守備:E
野手能力:併殺
周藤快斗 守備:遊撃手 打順:7
弾道:2 ミート:E パワー:D 走力:C 肩力:D 守備:D
野手能力:人気者
諸星銀河 守備:一塁手 打順:8
弾道:1 ミート:F パワー:E 走力:E 肩力:F 守備:E
野手能力:三振
河村スバル 守備:右翼手 打順:9
弾道:1 ミート:F パワー:F 走力:E 肩力:E 守備:F
野手能力:意外性
ほとんど素人なので弱いです
タカシくんが2番なのはオーナー兼キャプテン兼監督兼マネージャーパワーによるものなのです
リルモンは将来有望
ついでにとーるちんは本来ピッチャーではなかった
まだ、始めはしませぬ!
けども今日どないしたいかね、ちーと意見を聞いておこうかな~って
また俯瞰するか
昨日ちらっと見かけたけど、昨日のハコちゃんみたいに誰か指定して、そのアイドル密着でプロデュースするか
あるいは新アイドル爆誕していくか…
何かあれば、どうぞ
議論とかガンガンしちゃってええけん
ただ僕はご飯食べてくるさかい、離脱はしてますよ~、と
ソクプロにそろそろソロで快斗並の稼ぎ頭欲しいな
今のところ蓮が一人で支えてる感じだし
俯瞰するならシャーディとか香とか出番少な目の人メインでやりたい
ただいま
>>641
ソクプロさんは、あれや
何やかんや、一度は倒産しかけての再出発だから、かーくんやシャークラスがいなかったり、Aクラスが少なかったりしても問題ないんや
別に蓮くんだけで支えてるわけでもちゃうで、みんなで支えとる中、蓮くんが1番売れっ子になっとるっちゅうだけや
シャーさんは、アイドル辞めて今はのんびりタイムやけん、あんま働いとらんのや…
香さんもドラマ系ばっかであんまりこれといったお話になることがないんや…安定感が災いしとってな…
お、おう…
ワイか、ワイは…じゃあ、今日はタカシくんにしちゃうで?
ええのん?
タカシくんは動かしやすいし、色んなことさせやすいからワイが気に入ってる節があるとは勘づかれてるかも知れないけど
じゃあ今日は、タカシ&P3タッグということで
始めまっせー
タカシ「じゃーんけぇーん…」
P3「…」グッ
タカシ「ぽんっ!」つチョキ
P3「ぽんっ!」つパー
タカシ「っ…勝ったぁ~!! いえーい、やっほーう!」
P3「ありゃまー…」
タカシ「じゃあ、僕が運転するー」
P3「アクセルに足届く?」
タカシ「届くよ~」
P3「んじゃま、助手席でゆっくりさしてもらいますかね」
タカシ「しゅっぱーつ!」
タカシ「1回、この社用車を運転したかったんだ~」
P3「物好きねえ…オッサンはこうして、誰かの運転でゆぅーっくりしてる方が好きよ?」
タカシ「だってさ、だってさ、僕がハンドル握ってるじゃない?」
P3「そりゃドライバーがハンドル握らんでどうすんのよ?」
タカシ「つまりー、この車内にいる人の中ではー、僕が1番偉いじゃない? だって、命まで握ってるんだし?」
P3「ほうほう」
タカシ「だからね、敬ってください!」
P3「ははー…」
タカシ「むふふ…」
P3「これでいいのかい?」
タカシ「うん、満足」
↓1 タカシくんのお仕事は?
1 雑誌の取材からです
2 何と、深夜アニメの声優として初めての現場入りをするそうですよ
3 ゲームソフトのプロモーションイベントに出るそうでござる
P3「えー、今日は新作ゲームのプロモーションのイベント…だいじょぶかい?」
タカシ「いつもやってるもーん」
タカシ「むしろ、このシリーズはシリーズ化される前から僕もかるーく関わってるし?」
タカシ「プレス向けの発表会でー、僕は出ていって実機プレーをして見せてー、その時に興味をそそるようにコメントをしながらそつなく、面白いところをおもしろぉーく見せながら遊ぶだけ」
P3「あい、よくできました」
タカシ「えっへん!」
P3「偉い、偉い。そいじゃあオッサン、目に見えないとこで見守ってるから、がんばってちょうだい」
タカシ「はぁーい!」
↓1 タカシくんはキャリア12年のアイドルですからね
1~3 でもついつい、遊びすぎちゃうのよね
4~6 そつなくこなすよ
7~9 ゲーム大好きタカシくん
*「それではここで、実際にゲームをプレーしてくれる方をご紹介します」
*「SSプロの西城タカシさんです」
タカシ「こんにちはー! ゲーム大好き、西城タカシです!」
タカシ「こうして、この場に呼んでもらうのも今回で4回目っていうことで、いつもありがとうございます」ペコリ
*「それではコントローラーをどうぞ」
タカシ「はーい。あ、嬉しい…主人公の名前が、ちゃんと僕のにしてくれてる」
*「今日、プレーをしていただくのはストーリーモードですね」
*「ロードが済みましたら…」
タカシ「三角ボタンを長押しで、やるべきことが浮かぶんだよねー。前作から実装された、この簡易ナビシステム、便利でいいよね」
タカシ「あっ、しかも地図に行き先が出てるっ? これ前なかったよね?」
*「は、はい。さすがですね、タカシくん…」
タカシ「えへへへー。でー、ちょっと今、セットされてるアビリティーとかチェックしてー」
*「説明することがなくなっちゃいますね」
<あははは
・
・
・
*「残念ながら、お時間になってしまいました。西城さん」
タカシ「もうちょっとやりたかったなあ…。僕、何も喋らないでいるから、ここでやってちゃダメ?」
*「ごめんなさい」
タカシ「はぁーい」
*「実際にプレーしてみての感想はどうですか?」
タカシ「グラフィックが進化してるよね、まず。あとメニュー周りが見やすいし、まとまってて便利だなって」
タカシ「だけど1番はさ、戦闘じゃない? ちょっと操作馴れるまでの時間はいるけど、演出も派手だし、ガンガンコンボ繋いでくと爽快だし、すっごく面白かった」
タカシ「早く本編やりたいなぁー…色んなよしみで、発売日前に手に入ったり…しない?」
*「ごめんなさい、予約してください」
タカシ「だよねー」
<あはは
*「西城タカシさん、ありがとうございました」
タカシ「はーい。ではさようなら。発売日、楽しみにしてまーす!」
バタムッ…
タカシ「ふう…」
P3「お疲れさん。楽しかったかい?」
タカシ「うんっ、楽しかったよ。おいしい仕事だよねー、発売前にプレーできちゃうなんて」
P3「そいつぁ良かった」
↓1 行動選択
1 じゃあ、イベント終わったら関係者に挨拶してきますかい
2 お次はSSプロの企画会議だったかな?
3 ん、お仕事の合間に行きたいとこがあるって?
P3「ほいじゃ、挨拶してきたから次を行きましょうかい」
タカシ「おー!」
P3「えーと…SSラブの企画会議ね」
タカシ「今日は定例会議だねー。次の次の次の、次のイベントをどうするかなんだけどー…スケジュールが、もう来年の頭のことなんだね」
P3「ほうほう。オッサンも間野さん達もあんまり、SSラブのことは口挟んでないから、よく知らないのよね。教えてちょうだいな」
タカシ「いいよっ。あのね、今度は1月の頭ごろから始まるイベントなのね?」
タカシ「大体、季節感に合わせたものとかやるんだけど、12月29日にお正月イベントがあるから、その次なんだよ」
タカシ「1月でお正月やったら、あとはあんまりないじゃない? だから、ここは何か季節ネタとは関係ないのを挟もうってことになってるのね」
タカシ「だけど、リリース始まってからちょっと経ってるし、プレーしてる人がだんだん少なくなってるんだって」
タカシ「これを盛り返しつつ、新規プレーヤーを増やしたいんだけど…どうしようかなあって内容になると思うんだ」
P3「いやー、あれこれ考えますねえ」
タカシ「まあね!! 僕ももう、ゲームプロデューサーって名乗っちゃっていいのかも…。ホームページに追加しちゃダメ?」
P3「そこはオッサンの一存じゃあねえ…」
タカシ「ちぇー」
P3「ほいで、次のイベントってのは何か目星つけてるのかい?」
タカシ「うーん、考え中…。何かは会議に向けて持ってきたいんだけど…」
P3「会議の開始時間は……あと1時間ちょいあるのねえ」
タカシ「けっこう巻いちゃったからねー、前のお仕事。あ、じゃあさ、じゃあさ、一緒に考えてよ」
P3「いいわよ~。じゃあ…どっかのお店入ってお昼でも食べながらにしましょうかね」
・
・
・
ズズ
ズズズッ
タカシ「このニンニクがガツンと効いたラーメン、おいしい…」
P3「でもオッサンには背脂が胃もたれしそうでなあ…重いねえ…」
タカシ「ないない、大丈夫だって! それでー…イベントだけど、何かない?」
P3「そうねえ…」
↓1 意見を求められたP3!
1 そう言えば、1月になったらハコちゃんのドラマが始まるね
2 タカシくんはやりたいこととかないのかい?
3 その他、タカシくんに提案してみよう!
P3「そうねえ…」
タカシ「…」チュルンッ
P3「…そういや、そのころは葉子ちゃんのドラマが始まるわね」
タカシ「ハコちゃんのドラマ?」
P3「中学校の先生やるんですって。主題歌までやらしてもらうんだってさ~」
タカシ「へー」
P3「…ま、関係はないか」
タカシ「それさ、学園もの?」
P3「んー…まあスポット当たるのは先生がメインだとかって聞いたけど、学園ものっちゃあ学園ものねえ」
タカシ「ほうほう…。それとさあ、コラボできないかな?」
P3「ドラマとコラボ?」
タカシ「うん。SSプロが、初めて他のコンテンツとコラボ! これならさ、誰かがドラマとかやる度にできるし」
タカシ「ドラマとSSラブと、両方が盛り上がるしさあ。どうどう?」
P3「つっても、初めてすぎる試みよねえ…」
タカシ「なんなら、ドラマの方の主要な役をする俳優さんとかもSSラブに出しちゃう!」
P3「本気?」
タカシ「本気だよ」
P3「けど現実…難しいと思うけど…」
タカシ「でも僕、びびびーってきちゃったもん。きちゃったもーん!」
P3「そうねえ…」
↓1 行動選択
1 じゃあ、交渉してみちゃおうか?
2 先に企画会議で提案してみなさいな
3 別のにした方がいいと思うなあ
P3「ま、でもそういうのはさ、タカシくんの一存でも決められないものでしょ?」
P3「まずは一緒にゲーム作ってる会社の人に提案をしてみてさ、その手応えで進めてみたら?」
タカシ「でもけっこう保守的でさー…」
P3「そしたらタカシくんが情熱をもって説得をすりゃあいいじゃあないのさ」
P3「やる、ってことになりゃあ、オッサンもできるだけお手伝いしたげるから、さ? ね?」
タカシ「うーん…分かった」
タカシ「ねえ、ノートパソコン持ってる?」
P3「うん? あるけども、何するの?」
タカシ「プレゼン準備だよ!」
P3「ここラーメン屋なんだけどねえ…」
・
・
・
タカシ「――ということで、お正月イベントの次は、このドラマコラボイベントを提案します!」
タカシ「ドラマはきっとヒットするだろうし、それにうまく乗れれば新規ユーザーを取り込めるはずです!」
*「だけどねえ、タカシくん…。ドラマなんて作ってる人達が、ソシャゲなんかとコラボしようとは思わないんじゃないかな?」
タカシ「でも話を持っていってみないと分からないよ」
*「それはそうなんだけど…やっぱり、ここはさ、着ぐるみイベントも…」
タカシ「着ぐるみなんて面白くないもん」
*「っ…」
タカシ「ドラマとコラボ! そしてSSR【不屈の女教師】五味葉子!!」
タカシ「絶対にこっちの方が面白いしウケるよ!」
*「うぅ~ん…」
タカシ「ねーえー…」
P3(確かにこりゃ、タカシくんも言ってたけど腰が重そうねえ…)
P3(ちゃーんと僅かな時間で最低限のプレゼン用資料作って、気合い入れてパワポでプレゼンまでしたってえのにこれか…)
P3(そして、無言のまま時間がチクタク過ぎていく…と)
↓1 行動選択
1 見守る
2 責任はSSプロで持ちましょうと言い切る
3 考え込んでてもしょうがないし、一丁この場でドラマの方にお話だけしてみましょうよ
パンッ
*「っ…」
P3「まあ、時間は有限というやつですし、会議は休憩時間じゃあないでしょう?」
P3「考え込んでたって、どっかが根負けして、どっかの意見が通っちまうっつー、面白みのねえ終わり方をしちまうと思うんですがね」
タカシ「プロデューサーさん…」
*「は、はあ…。それで?」
P3「ちょいとね、あっしがその、例のドラマの偉いさんとこにお話してきますから」
P3「そいつを参考にしていただけたらどうかと思いまして」
*「なっ…で、ですがそんな…」
P3「なあに、主演をする女優を擁してる事務所として、ガツンと言おうと思えば言えるもんですし、問題は出させないようにしますんで」
P3「とりあえず、お話をしてみるだけ。ねっ?」
タカシ「うん!」
*「だ、大丈夫ですか…?」
↓1 P3はやる時ゃやる派だ!
1~3 しかし、ドラマ制作現場としては嫌がってる模様
4~6 あんまーり…向こうは乗り気にならぬ模様
7~9 昨今のテレビ離れはスマホに取られていると思っているそうで?
P3「ええ、ええ…そうですか…」
タカシ「…」ドキドキ
*「…」ソワソワ
P3「いやぁ、まあ…今は、そういうお話があるだけ…ってことでしてね」
P3「ええ、はい、失礼いたします。はぁーい…」pi
タカシ「どうだった?」
P3「んー…ま、そこまで激しい拒絶はなかったかね」
P3「だけども、乗り気でもないっていうか…かいつまんで言うんなら、SSラブとのコラボ云々でスケジュールだとかを融通してやるのが惜しいって感じかね」
タカシ「えー?」
*「それは…遠回しな拒絶じゃあ…?」
P3「だけども、数字が取れるようになるのは歓迎するでしょうよ」
P3「今は何でも、数字が大事になってるから。そういう意味での、広報になるコンテンツのひとつとしては邪魔にならなきゃやってもいいよ、みたいなね?」
タカシ「いいとこ取りだー」
*「これだからテレビ屋は…」
タカシ「うっ…テレビ屋発言は僕も痛い~…」
*「あ、そういう意味じゃあなくてね…?」
P3「まあでも…こっから先は、交渉していけば可能性はあるってえもんでしょう」
タカシ「だよね、だよね!」
*「しかし…交渉にばかり時間を取られたり、余計な条件なんかをつけられたりしたら、リリースまでの制作期間が…」
P3「……タカシくんや」ポンッ
タカシ「?」
P3「ここは、タカシくんの出番よ?」
タカシ「……うんっ、ありがと、プロデューサーさん」
↓1 タカシくん、この企画を押し通せるか!?
1~3 ダメだったか…
4~9 ゴリッゴリやでぇ!
タカシ「ああああ~……もーお~…」グタァッ
タカシ「結局…着ぐるみイベントだよ…」
P3「うーむ…まあ、でもみんな、いいもんにしようと思っての意見の相違だからねえ」
P3「こういうのはしょうがないってもんよ。決まっちゃったんだしさ、切り替えていかないとねえ」
タカシ「でもコラボで…もっともっと、幅が広がると思ったのに…」
P3「そうねえ…」
タカシ「そうしたらさ、新規ユーザー増加、ドラマとの相乗効果で、ゲームもドラマも大盛り上がり、どっちも数字が取れてハッピー、ってさ…」
P3「まあまあ…自分の思い描くいいことが、全員にとってのいいことってえわけでもないのよ」
P3「これからリリースに向けての準備を色々と始めて…間に合わせていくんだろうけども、丁度、年末に差し掛かっちゃうんじゃない?」
タカシ「? そう…かも」
P3「タイミングがちょぉーっと悪かっただけなのよ、きっと」
P3「コラボなんてなると、あれこれと外との擦り合わせなんかもあるでしょうし、ギリギリになっちゃってさ…うまくいかないかもってリスクを考えたんじゃない?」
タカシ「…」
P3「事情はそれぞれ違うもんよね」
P3「だから…決まるまでは、そりゃあもう自由に発想して、それを押し通すってつもりでいいでしょうけど…」
P3「一度、こうと決まったんならさ、文句は飲み込んでそれに協力をする、ってえのがいいことじゃないのかい?」
タカシ「…」
P3「…」
タカシ「はあい…」
P3「うんうん、物分かりが良くていい子ね」ポンポン
↓1 行動選択
1 それじゃあ事務所に帰りましょうね
2 オッサンの退勤時間のギリギリまで、オッサンと一緒に一杯ひっかけるかい、って
3 切り替えていこー!
P3「じゃ、事務所に帰りましょうや」
タカシ「うん」
ブゥゥゥン…
P3「………そういや、オッサンが運転でいいの?」
タカシ「いいよー」
P3「ほほーん? 今朝は自分で運転したがってたのに?」
タカシ「だって、偉い人がドライバーなんだよ」
P3「おっ、じゃあ敬ってくれるの?」
タカシ「うーん……でも、普段のお仕事をかんがみて、労ってあげる。ご苦労さま」
P3「はは、ありがとうね」
・
・
・
ガチャッ
タカシ「ただいまー!」
グラァァッ
P3「おっ?」
タカシ「えっ?」
ドンガラガッシャ--ン
タカシ「痛ってて…」
佑香「…」ニタァッ
タカシ「むぅっ…佑香、やり方が甘いよっ!」
佑香「!?」
タカシ「そこはね、1回、そうじゃないのかーい、ってクッションは挟んだ方がいいよ! そこかーらーの、本命!」
佑香「…なるほど」
タカシ「えーとねえ…でも、いきなり仕掛けるのは良かったからー…」
P3(うんうん、若者は元気でなくっちゃね…)
P3(あんまり元気すぎるのもたまには困るけども…)
↓1 これがタカシくんの日常なのさ。次にいこう!
1 SSプロのみなさんのおかげでした:タカシvsまこちゃん
2 ポルシェーズ?
3 タカシくんの重いお話…
スバル「ごめん…ムリ」
タカシ「そーんーなー!? すーばるーん!!」
スバル「いや…ほんと、申し訳ないけど……業務に支障が出てきちゃってね…」
スバル「仕事の方が大事だし…僕は抜けさせてもらうよ…。ごめんね」
タカシ「ががーん……ショック…」orz
prrrrrr…
タカシ「あれ? もしもーし?」
銀河『あ、僕だけどね、草野球、悪いんだけど辞めさせてもらうよって電話』
タカシ「何でぇーっ!? すばるんに続いて!?」
銀河『野球やってる暇があるんなら~、って文句でサボりが通用しなくなっちゃってね…降りさせてもらうから』
タカシ「待って待って、今、すばるんも抜けちゃったところなの! 次はどうするつもりなの!? 9人じゃないと野球できないんだよ!?」
銀河『んなこと言われても……あー………あっ、いいとこに…』
タカシ「?」
銀河『じゃ、電話替わるから、うまいことよろしく』
タカシ「なになに、どったの? もしもし? もしもーし?」
?『もしもし…?』
タカシ「あ、もしもし? どなたですか?」
タカシ「僕は西城タカシです」
↓1 銀河が無理やり押しつけたのは…
1~3 こーくん
4~6 じゅんくん
7~9 れんくん
↓1 SPECIAL!! 選んでええよ
1 榊蓮
弾道:2 ミート:D パワー:C 走力:C 肩力:C 守備:C
野手能力:いぶし銀 選球眼
2 金目純
弾道:2 ミート:E パワー:D 走力:B 肩力:D 守備:D
野手能力:ムード○
3 菅野孔
弾道:1 ミート:E パワー:E 走力:D 肩力:E 守備:E
野手能力:ローボールヒッター
蓮『…榊蓮だ』
タカシ「あ、れんれん?」
蓮『れん、れ…?』
タカシ「あのねー、銀河くんにねー、たった今ね、草野球チーム辞められちゃったの」
蓮『草野球チーム…?』
タカシ「うん、ポルシェーズって言ってね!」
タカシ「あ、蓮くんやる?」
蓮『…やる』
タカシ「即答だっ! わーい、やった、やったー!」
タカシ「あ、でもねでもね、もうひとり、必要なんだー」
タカシ「蓮くん連れてきてよ~」
蓮『…俺が?』
タカシ「うん! お願いね! じゃあねー!」
ガチャッ
タカシ「これってもしかして…戦力増強の、チャンス!?」
↓1 次の練習日に、蓮くんが連れてきたのは…
偶数 純くん
奇数 こーくん
快斗「それで…榊蓮さんを、誘ったんですか…?」
誠「ソクプロの売れっ子なのに、時間あるのか…?」
タカシ「僕も売れっ子なんですけどー、ぶーぶー」
透「誰でもいい…使えりゃあな」
佑香「…」ブンブンッ
タカシ「うーん…そろそろ、来ないかなー?」キョロキョロ
快斗「あ、車来ましたよ」
キキィッ
ガチャッ
蓮「…ほんとにいた」
ミシェル「おはようございます!」
武「ようっ!」
タカシ「おはよー! それで、それでっ? もうひとり、連れてきてくれたっ?」
蓮「………純に最初は声かけたんだが」
タカシ「純くんっ!? いいねいいね、いっぱいいじくって遊べるもんね!」
蓮「そういうのを懸念して逃げられた」
タカシ「えー…?」
快斗「懸念して…?」
誠「苦労してるんじゃないか?」
ミシェル「苦労してると思いますよ」
蓮「だが代わりに…捕まった」
孔「…」
タカシ「うわ、いたのっ!?」
快斗「あ、孔さん」
武「よろしくな、無口だけど悪いやつじゃねーから」
孔「……いきなり連れてこられたんだが…何なんだ、これは?」
タカシ「ポルシェーズにようこそ!!」
↓1 ポルシェーズ、練習開始!
1~3 こーくん、あんま使えない…
4~6 とーるちんがねー、あんまりねー
7~9 蓮くんいけますね
0 SPECIAL!!
カキィィンッ
<外野ー!
<れーんれーん!!
ダッ
バシィッ
<おおーっ
<ダイビングキャッチー! ナイス!
<次いくぞぉっ!
<うぇーい!
カキィィィンッ…
純「…」コソッ
純「…」
純(そりゃ…渋ったりはしたけど…)
純(普通、もっと食い下がったりしない…?)
純(1回、渋ったくらいで諦めて…次いく、普通…?)
純(何か最近、うちの事務所の男の人が野球やってるって話は聞いてたけど…)
純(蓮と孔までそこに加わっちゃったらさ…俺だけ仲間外れみたいじゃん…!!)
純(だけど…1回渋っちゃったし…今さら入れてとか言うのは…)
純(…でも仲間外れはやだし…だけど野球って9人だから…あそこにいるのは…9人ぴったりで…俺行ってももうベンチ…?)
純(ああああ…これどうしよう…?)
↓1 SPECIALで純くんが現れたよ!
1 おっと、誰かの特大ファールボールが純くんに直撃したぞ
2 どこかのノーコンが投げたボールが純くんの方に転がっていったぞ
3 実は泳がされてる純くん?
蓮「…」チラッ
タカシ「…」チラッ
快斗「…」チラッ
佑香「…」ニタッ
純(うぅぅーん…あ、そうだ、偶然この辺を散歩とかしちゃってた、みたいな設定で、何してるのーって…。いやバレるか…)
純(んー……蓮に何か用事がある、とかで電話してー…それで近くにいたから行くよ、みたいな感じで………あ、でもなあ…携帯見ないよな…)
純(どうすればいいんだろ…?)
蓮「ほんとにきたか…」
タカシ「どこ情報?」
蓮「奏」
タカシ「へー」
快斗「で、どうするんですか? いる、って分かれば…モロバレ状態ですけど」
タカシ「うーん…」
蓮「…」
↓1 純くんだからね
1 小芝居を仕掛けようか
2 ゴー、リルモン、ゴー!
3 ふつーに声をかけますか
タカシ「ナイン、集合ー!!」
ザザザッ…
タカシ「えー、ターゲットは金目純、ちょろい少年です」
ミシェル「かわいそうに…」
蓮「当然だな」
快斗「…何か、そういう立ち位置の子なんだなって分かってきた」
タカシ「これから小芝居を打ちます」
佑香「こしばい?」
透「ちっ…練習中だろうがよ」
武「面白そうだしいじゃんかよ。何すんだ?」
孔「…疲れた…」←すでに練習で疲れてる
快斗「かわいそうな気もしますけど…」
誠「小芝居って、具体的には?」
タカシ「練習中の僕らに、とんでもない秘密があって…純くんがそれを目撃しちゃってビックリ、というものです」
透「くだらね…」
快斗「例えばどんな秘密なんですか?」
佑香「全員…オネエだった」
タカシ「採用!」
武「ヒャハハッ、いいじゃねえか!」
透「円陣組んでこんな話するバカどもが実在すんのかよ…」
蓮「じゃあ、やるか」
快斗「意外とノリがいい…」
孔「……オネエ、っぽく…」
透「んなバカやるかよ…」
タカシ「あら透ちゃん、そんなこともできなくて芸能界やっていけるのぉ?」
誠「そうよ、こういうロクでもないこともさせられちゃうものなのよぉ?」
蓮「野球はチームワークでするものなのよぅ?」
透「………やってやろうじゃあねえのよぉっ、もうっ」
快斗「おろろろろ…」
透「てめえぶっ殺す」
↓1 小芝居開始!
1~3 見事に騙されて純くんは逃げ出しました
4~6 純くんってちょろいわー
7~9 純くんが心配しながら突撃してきた
タカシ「じゃあ、行くわよー!」
誠「打つのはこっちよ~!」
透「ショートぉっ!」カキィィィンッ
快斗「うおおっ…!」ザッ
誠「かーちゃん、腰が引けてるわよぉっ!」
透「そんなじゃあ9番ライトにしちゃうわ、よぉっ!!」カキィィィンッ
快斗「何のぉっ…!」バッ
純「……え?」
純「な…何あれ…?」
純「何であんな……女…ううん、キモい女もどきみたいな…?」
蓮「外野もいらっしゃぁ~い!」
純「!!?」
誠「行くわよ~、そぉーれ!」カキィィンッ
孔「きゃーこわーい…」
ポトッ…
誠「もー、捕らなきゃダメでしょー!」
純「え…?」
純「えっ…え、えっ…?」
純「何これ何これ何これ…?」
<うふふふー
<おほほほー
<きゃあ~
<いくわよ~
<ぶっ殺しやがりますわよぉっ~!?
純「え…え、あ、え…?」
純「お、おかしくなってる…! 何これぇっ…!?」
ヒュゥゥゥ…
ポトッ
純「っ…? ボール……?」
ドドド…
ドドドドドドッ…
純「…?」チラッ
ミシェル「ボール投げてぇーんっ!」
武「一緒に野球やりましょぉぉーんっ!?」
タカシ「純くんおいでぇーっ!」
純「ひ、ひぃぃぃっ…!!?」
↓1 そんなこんなで、純くんはちょろかったです
偶数 これより、スタメン選抜テストを行うー!
奇数 これより、ピッチャーコンバート希望者をつのーる!
とーるちん、ノリがいいんだな
愛さんみたいに若干刹那主義入ってる?
純「死ね、バーカバーカバーカ! バカっ!! クソバカ!!!! ファールボールで額かち割って死ね!!」
タカシ「あははははっ、面白いくらい引っかかった~!」
蓮「野球場でおねえになる草野球やってる人間なんてそういないぞ?」
純「ああそうですね! そうだよ!! でもほんとにおかしくなったのかって怖かったんだからな!?」
快斗「なるほど、こういう立ち位置なのか…」
ミシェル「…蓮さんがけっこう、タチ悪かったりするんですよね」
タカシ「とにかーく!!」
タカシ「これでポルシェーズは、10人になりました!」
タカシ「ですが、スタメンは9人までなので、スタメン選抜のテストを、行います!!」
快斗「スタメン選抜?」
タカシ「これまでの試合の成績から…絶対的に外せないであろう、まこちゃん、とーるちん、ミーちゃんはスタメン決定です」
タカシ「しかーし、すばるんの抜けた穴であるファースト、そして銀河くんの抜けた穴であるライト!」
タカシ「この2つを新たに加わった、れんれん、こーくん、純くんに――」
蓮「サードがいい」
佑香「佑香がサード」
タカシ「………ともかく、この機に色々と、ポルシェーズ、改革だぁー!!」
孔「俺、補欠でもいいぞ」
タカシ「えっ」
↓1 ポルシェーズの新スタメンが決まったのだ…
偶数 勝ちにいく布陣!
奇数 あれこれありすぎた布陣…
タカシ「では…次回からの、新スターティングメンバーを発表します…」
タカシ「1番、ファースト、安住佑香」
佑香「がおー」
タカシ「2番、ショート、周藤快斗」
快斗「はい」
タカシ「3番、キャッチャー、ミーちゃん」
ミシェル「ミーちゃんは…もういいや…はい…」
タカシ「4番、ピッチャー、とーるちん」
透「…当然だな」
タカシ「5番、レフト、まこちゃん」
誠「おう」
タカシ「6番、サード、れんれん」
蓮「任せろ」
タカシ「7番、センター、武くん」
タカシ「あいあい」
タカシ「8番、ライト、純くん」
純「はーい」
タカシ「9番、セカンド…僕」
タカシ「そして補欠はこーくんです」
1 安住佑香 一
2 周藤快斗 遊
3 ミシェル 捕
4 氷川透 投
5 御剣誠 左
6 榊蓮 三
7 赤井武 中
8 金目純 右
9 西城タカシ 二
タカシ「そして来週、試合があります」
タカシ「この試合で、ポルシェーズ初の、勝ち星を掴みましょー! やるぞー!」
『うぇーい!!』
↓1 そして、試合では…
1~3 またまたボロ負けしましたとさ
4~6 僅差でまたもや負けましたとさ
7~9 どろくっさい、初白星!!
<アウトォ!
<ゲームセッ!!
『ありがとうございましたー!』
タカシ「まーたー負ーけーたぁーっ!!」
透「ちっ…」
快斗「はぁー…」
誠「今日は3点差…か」
蓮「まあ、野球できて良かった」
純「負けたのに?」
ミシェル「勝っても負けても、力を出し尽くしたからこそ得られるものはある…」
武「とりあえず打ち上げだなー」
佑香「お腹減った」
孔「代打で2打席0安打か…」
・
・
・
タカシ「8連敗に、かんぱぁーい!!」
『うぇーい!』
ガチャンッ
タカシ「10連敗を迎える前に、ポルシェーズは1勝します!!」
武「よぉっ、オーナー兼監督兼キャプテン兼マネ!」
透「弱っええんだよ、てめーらが!」ガンッ
快斗「仕方ないだろ、初心者なんだから!」
ミシェル「でもちょっとずつ上手くなっていきますから」
佑香「次は4打席4安打…」
誠「佑香は伸びてるよなー…今日は猛打賞だったし」
純「っていうかさー…昼間っから酒飲んでるの? いつも?」
蓮「…お前も飲むか?」
純「飲めないよっ」
タカシ「勝つまでやるぞー!」
タカシ「何度負けても、勝つまで続けるのだ! ポルシェーズは、雑草魂でいく!!」
透「ポルシェが雑草て…」
タカシ「勝てた暁には、僕がポルシェ買って、その勝った試合のMVPにプレゼントしまーす!!」
『おおおっ!!』
タカシ「それまでみんなで、楽しく野球やろーね!」
タカシ「2度目の、かんぱーい!!」
以上、ポルシェーズでした
今夜は、ここまでかな…キリいいし お疲れさま
乙。葉子ちゃんのドラマ楽しみ
MFCはそろそろ某土建アイドルグループの様な国内開拓を長期でやればマコちゃんの時間も取れるんじゃないかな?
あ、>>695だけども
とーるちんは刹那主義よか、ヤケクソって感じっす!
世間のポルシェーズ認知度はどんなもんですかのぅ?
この世界の世間は変態が割と居る代わりにプライベートはそこまで騒ぎ立てない感じかな?
>>709
ほら、某T○KI○みたいなことやるには、まこちゃんはひとりやしね
>>711
ポルシェーズはあくまで草野球チームで、しかも大会とかには出ないから認知度はあまり…ね
それにSSプロだけならのみならず、ソクプロも関わってるからタカシくんもブログとかで喧伝してないのよね
でも隠れてるわけでもないから知ってる人は知ってるってレベルじゃないかな?
試合の時にファンが詰めかけてきたら対戦相手に悪いよね、って配慮とかもあるだろうからね
乙
(人外どもの野球ステはどうなっているのかしら)
~ラバステ!~
衣依「ラバーネーム、ピュアライトさん。聖羅さん、いよりんこんばんは。今日も楽しく聴いています」
衣依「前回のアップデートでパートナー選択機能が実装されましたね。一人限定でパートナーに選ぶとそのキャラに限定ボイスが追加されるとのことですが、お二人は誰を選びましたか?」
衣依「自分は聖羅さんを選びたかったのですがまだSSRを引けていないのでそれまではお預けになりそうです…」
聖羅「パートナーですか。衣依ちゃんはどうしました?」
衣依「えっ? えーと…悩み中?」
聖羅「あら」
衣依「誰がいいかなーって、ちょっとね」
衣依(本当は“どれ”だけど)
衣依「聖羅は?」
聖羅「わたしは…どんな風に、自分のカードがお喋りしてくれるのか気になって…自分を入れちゃいました」
衣依「あっ…」
聖羅「どうかしましたか?」
衣依「その手が…あ、ううんっ、何でもないよ」
衣依「他のみんなは、誰にしたんだろね?」
聖羅「えーと…葉子ちゃんは、やっぱりまこちゃんさんかも知れませんね。快斗くんはこの前お話した時、佑香ちゃんのSRが引けてから愛着がわいちゃったとか言ってましたね」
衣依「そ、そうなんだ…」
聖羅「タカシくんはSSラブだとゆず子さんがけっこうお気に入りみたいですし、2つのアカウントでやっていて、片方がゆず子さんで…もう片方はやっぱりまこちゃんさんなのでしょうかね?」
聖羅「他の方は分かりませんけれど」
聖羅「衣依ちゃんも早く決めた方がいいんじゃないですか? あっ、ここで決めてしまうというのは?」
衣依「え、えっ?」
聖羅「丁度ハロウィンイベントやっていますし、SSRの【吸血鬼】香さんとか、とってもステキですよね」
衣依「う、うーん…かっこいいし、カードも綺麗だったけど持ってないし…」
聖羅「あら…じゃあ、SRで……【黒猫】ゆず子さんとか、【トリック&モンスター】佑香ちゃんは?」
衣依「……あんまり…」
聖羅「それだと、Rの【狼男】透くんか…【ジャック・オ・ランタン】タカシくんは?」
衣依「…Rじゃあ、セットしてもなあ…って」
聖羅「なかなか決まらないですね」
衣依「…そ、そうなの」
聖羅「あ、そうだ。衣依ちゃん、SSRの快斗くんはけっこう集めていたんですし、快斗くんはどうです?」
衣依「どれがいいか決まらなくて――っ…じゃなく、て…」
聖羅「はい?」
衣依「な、何だか、ひとつだけ選ぶのって、決めづらいなあって。ゆ、ゆっくり考えるね」
衣依「ありがとう、聖羅」
>>716
人外すぎて、あんま見てもおもろないと思うねん…
壁P 守備:捕手
弾道:4 ミート:A パワー:A 走力:A 肩力:A 守備:S
野手能力:代打の神様 重戦車 チャンス○ アベレージヒッター 固め打ち 粘り打ち 帳尻合わせ 追い打ち 囁き破り 守備職人 鉄の壁
鉄P 守備:投手
球速:162km/h コントロール:A スタミナ:A シュート:6 SFF:7 ドロップカーブ:6
投手能力:強心臓 ドクターK ハイスピンジャイロ 脅威の切れ味 ノビ5 重い球 ポーカーフェイス 威圧感
P3 守備:外野
弾道:4 ミート:S パワー:A 走力:A 肩力:A 守備:A
野手能力:高速レーザー 恐怖の満塁男 低級必打 流し打ち 固め打ち いぶし銀 気分屋 盗塁アシスト
尚、常人(?)は…
間野P 守備:一塁
弾道:3 ミート:C パワー:B 走力:E 肩力:C 守備:C
野手能力:火事場の馬鹿力 パワーヒッター バント職人
鉄・壁の両Pがバッテリーになったらメジャー殴り込んでも勝ちまくりやで、多分
あとはぶいたけど、鉄Pは野手になっても強いで、きっと
ここまで来たら
社長…若かりし日の社長も見たい…
>>719
小ネタで?
ステ的な意味で?
どっちや…?
~社長が若返った~
<な、何だこれはああああああああっ!!?
スバル「!!? な、何だ、社長室から、すごい声が…社長、どうかされましたか…!?」
バンッ
社長?「お、おお河村くん…わ、わた…わたしは、わたしに、見えるかねっ…?」
スバル「…あれ、ええと………どなた様でしょう…? すみません、お客様がいらっしゃったとは――」
社長?「ああ、やはりか…やはりなのか…。河村くん、驚かずに聞いてくれたまえ」
スバル「えええええええっ!?」
社長?「まだ言ってないではないか!」
スバル「あ、すみません…。驚かないでほしいと言われたので…先に驚いておこうかと…」
社長?「やれやれ…うぉっほん、いいかね、わたしは――」
スバル「え、社長…? なんですか…?」
社長?「おおっ、分かるのかね!?」
スバル「……………えええええええええっ!!?」
スバル「――す、すみません…落ち着きました。しかし……社長、なんですよね…? どう見ても、若者…快斗や透くらいの年頃じゃあ…?」
若い社長「う、ううむ…いつものように食後の胃腸薬を飲んで、うたた寝をして起きたらこのようになってしまっていたのだが…特殊メイクでは、ないようだな」ムニムニ
スバル「胃腸薬…?」
若い社長「ああ、これだ。みなさい」スッ
スバル「……………あのー…これ……よく見て飲みました?」
若い社長「うん? 何故かね?」
スバル「ここに…怪しい言葉が……ほら…『胃腸薬にしか見えないけど絶対に若返ること必須のお薬』って…。しかも特許申請中…」
若い社長「な、何ぃぃぃっ!? い、一体何故このようなものがわたしの胃腸薬に紛れ込んで…?」
スバル「………佑香とかタカシじゃないですかね…?」
若い社長「ううむ…あの子達の悪戯か…。叱るのは可哀想だ…」
スバル「ですが社長――」
若い社長「それにっ、何だか若返って体がとても軽く、意欲にも満ち満ちているのだよっ! うわっはっはっは! 今なら、若いころのようにバリバリと仕事ができそうだ!」
スバル「ええええ…?」
若い社長「ようし、若くないとできないことでもしてみるか、うわっはっは! では、後は頼んだよっ!」ダダダッ
スバル「アグレッシブになってる…」
若い社長「いやあ、気分が良いものだ! しかし…ううむ、若くないとできないこと……おや、焼肉の食べ放題なんてあるのか…いようし!」ガララッ
若い社長「ひとりだが、食べ放題というのは大丈夫かねっ? うむうむ、周りの目が気になるような年の重ね方はしてきていないから安心したまえ!」
若い社長「おおっ、なるほど、最初はこうしてある程度がくるのか…。よし、では早速………っと、お腹が少し…ふむ…少し、トイレへ行ってからにするか」
ジャ---
社長「よおし、若者のようにお腹いっぱい食べ……おや?」
鏡『よっ、社長。ダンディーに年を重ねましたな』
社長「…」ペタペタ ←自分の顔に触れた
社長「…ふむ」スタスタ
ジュゥゥ-
社長「どれ…」パクッ
社長「………………食べきれる自信がなくなってしまった…。もう少し、長続きしてくれれば良かったのだが…」シュン
社長「…あの薬は、また手に入るだろうか……?」モグモグ
~ラバステ!~
ゆず子「えー、ラバーネーム、海産物くん。みなさんこんにちは。ハロウィンイベント開催中ですね」
ゆず子「トリックオアトリート、悪戯といえばタカシくんと佑香ちゃんなイメージですが、お二人はハロウィンに何か悪戯をするとしたら誰に何をしたいですか?」
誠「悪戯かぁー…俺、いっつもされる側だしなあ」
ゆず子「あたしも…。てか、んなことして喜ばねえ、っての」
誠「確かに」
誠「でも楽しそうには見えるよな」
ゆず子「労力を考えるとお涙がちょちょ切れるね、あたしは」
誠「苦労した方がうまいし、楽しいもんだぞ?」
ゆず子「まこちゃんの場合はその苦労が人のうん倍はありそうだよなあ」
誠「ゆず子も苦労してみろって。案外悪くないかも知れないぞ?」
ゆず子「やなこって~」
ゆず子「んで、まこちゃんはどんな悪戯すんのよ?」
誠「あー、うーん…そうだなあ、膝かっくん? 香とかにやったら面白いかもな」
ゆず子「膝かっくんwwww いいじゃんwwwww」
誠「だろっ? こう、不意打ちで、ガクッとな!」
ゆず子「楽だし効果見え見えだし、最高だな、それ。盲点だったわ。んじゃ、あれは? 座ろうとしてるやつの椅子を引いちゃうやつ」
誠「ああ、あれなっ! あれも楽しそうだよなあ。尻餅ついて転がっちゃうやつな」
ゆず子「もう、あんなんでいいよなあ、悪戯なんて。繰り返されりゃあ頭にもくるだろうけど、そんくらいのかーわいいもんなら、別にそこまで目くじら立てないってのにな」
誠「1発でスマートに決めたいよな」
ゆず子「そうそう1発――って食いついてるとこ違くねえ?」
誠「そうか? ゆず子は他にないのかよ? 悪戯」
ゆず子「悪戯つったって…んな面白ハッピーな脳みそしてないし…。ベタにこう、甘いお菓子やるよって苦いのくれてやりゃあいいんじゃね?」
誠「ああ、そういうのもいいかもな。苦い! って顔とか見れるんだろ?」
ゆず子「そうそう、特にあのリトルモンスターにはやってやりてえな」
誠「10倍でやり返されそうだぞ?」
ゆず子「………それもそうだな、やめとくか…」
誠「まあ、実際やらないだろうけど」
ゆず子「だなー…」
誠「そういうわけで、ハロウィンイベントは11月2日まで開催中!」
誠「11月2日からはー…えーと、高貴なる洋館物語イベント! イベント限定SSRは【華麗なる若様】周藤快斗」
誠「SSプロアイドルが洋館の住人として、若様、メイド、執事、フットマンなどなどになっています」
誠「ゲームを遊んで、イベント限定R以上カードをゲットしてみてください!」
ゆず子「まーた快斗がSSRかぁー…多いよなあー」
誠「人気だ、人気。ゆず子も人気になればどんどんSSRが増えてくと思うぞ」
ゆず子「んじゃあまこちゃん、あたしに人気出る方法教えてくれよ~」
誠「MFC出るか? 今度、アラスカに行って氷点下うん十度の雪原サバイバルやるんだけど」
ゆず子「絶対、ヤダ」
誠「オーロラ見れるかも知れないぞ」
ゆず子「オーロラで元取れないだろっての、それは!」
~ラジオシップ~
奏「よーそろネーム、キャベドン。奏ちゃん、純くんよーそろー」
純「よーそろ!」
奏「お二人は壁ドン祭りはご存知ですか? 毎年行われているのですが、あのかーくんも壁ドンをしてくれるので機会があれば参加してみることをお勧めします」
奏「括弧、もっともかーくんブースは朝から大行列ですが…括弧閉じ。男の人でも割と骨抜きにされる人いますよ、笑い…」
純「何で男がそんなの行ってんの?」
奏「だって快斗くんかっこいいから」
純「あっそ…。ていうか、売れてるんなら、さすがにもう来年はないんじゃないの?」
奏「純くんは…やっぱり壁ドンされる側っぽい…」
純「だから、毎度毎度、何で俺いっつも壁ドンされる側なんだよっ!」
奏「うるさいから…?」
純「それ元々の壁ドン!」
奏「あと背とかちっちゃいから」
純「ちっちゃくねえし、奏よりデカいし!!」
奏「ほら…比べるのわたししかいない」
純「うっ…」
純「て、ていうかさ…何その、壁ドン祭りって? そんなに壁ドンっていいの?」
奏「快斗くんのブースだけ、担架と車椅子用意されたんだって」
純「何でっ!? 急病人出るのっ!?」
奏「倒れちゃったり、足腰立たなくなっちゃうくらい……いいから? 骨抜き?」
純「怖っわ…何それ人間兵器?」
奏「純くんもやってもらえば?」
純「やってもらわない! ……つか、前に壁ドニストとかいう人に壁ドンされたけどさ…CMで」
奏「…純くん、やっぱり似合ってたと思う。壁ドンされたい系男子ナンバーワン?」
純「されたくないし!」
奏「壁ドンしたい系男子?」
純「別にしたくもないよ!」
奏「壁ドンされるのが似合う系男子?」
純「似合いまーせーんー」
奏「…って、この雑誌で」
純「嘘っ!? …あ、ほんとだ。てか、何だよ、この変なランキングばっかの雑誌…」
奏「他に純くんは…泣かせた顔を眺めていたい男の子アイドルと、いい声で鳴いてくれそうな男の子アイドルと、産毛までしか許したくない男の子アイドル、地下牢に閉じ込めて飼育したい男の子アイドル、ほっぺぷにぷにしたいアイドル…で合計6冠」
純「ヘンタイばっかだ…怖い…」
奏「ファンにヘンタイってかわいそう…」
純「いや絶対、単なるヘンタイだろ!?」
奏「純くんは…だから、壁ドンされた方がいいと思います」
純「ああもう、話が通じない…。最近、奏まで俺のこといじり倒して…クソ…」
~残高こわい~
誠「…うーん」
葉子「あれ…? まこちゃん、どうしたの? 悩みごと?」
誠「あ、葉子。あのな…いつも…家計が火の車だったのにな? ……貯金が、できちゃったんだ」
葉子「えっ? ほ、本当に?」
誠「ちょっとずつ、やりくりして貯金はしてたけど……いつも、せいぜい、月に1万円ちょっとが限度だったんだ。なのに、今月は…」
葉子「今月は…?」
誠「…………30万」
葉子「えっ?」
誠「貯金できちゃったんだ…。しかもな? 今、抱えてる借金が……残り、3桁にまで減ってて…このまま、なら…完済が近いんだ」
葉子「…ちょっといい?」ギュムッ
誠「痛ってて…何すんだよ?」
葉子「夢じゃない…」
誠「俺で試すな? な?」
葉子「どうして? 原因は? 収入が増えたんじゃないんでしょ? 支出が減ったの?」
誠「そうなんだよ、支出がさ…。父ちゃんの無駄遣いがなくなったんだよな…」
葉子「!」
誠「…まあ、ケガしちゃって動けないってのもあるんだろうけど…にしたって、ここまで…」
葉子「良かったね、まこちゃん」
誠「うーん…そうだな。いいんだけど…」
葉子「?」
誠「……………金があると、逆に怖くなってくるんだ…。こんな、大金…どうやって使えばいいのか…」
葉子「好きなことに使えばいいんじゃ…?」
誠「い、いやっ…でもいつ、どうなるかは分からないだろ? ある程度になったら、金の延べ棒とかに換えていった方が、価値も崩れにくいしいいのか…?」
誠「でもそれを盗られちゃったりしたら終わりだろうし…ううーん…あっ、100円玉以下にしちゃえば持ってくのも大変になるかっ?」
誠「そうだよな、だから…銀行に両替にいって、それを…いや…」
葉子「まこちゃん…色々と、染みついてるよね、やっぱり…」
誠「ああ、残高が怖い…!!」ブルブル
>>730ですが、3桁万円のミスでした
~手懐けせーらさん~
透「……おい、この前言ってた…本、持ってきてやったぜ」
聖羅「あら、透くんっ…どうもありがとうございます~」
透「ふんっ…」スタスタ
葉子「…透くんって、聖羅ちゃんとは…」
衣依「……関わりあるんだね」
~手懐けせーらさん、其の二~
聖羅「あの本、読み終わったのでお返ししますね」
透「あ? …昨日の今日で読んだのかよ?」
聖羅「はい~、とっても面白くて。それで、こういうの透くんも好きなら…こっちも好きかなと思って持ってきたんですけれど、知ってます」
透「…覚えてたら返す」パシッ
葉子「…本の貸し借り、頻繁なんだ…」
誠「意外と2人とも読書家なんだなー…。俺なんて活字苦手なのに」
~手懐けせーらさん、其の三~
非ファン「いいじゃん、ちょっとだけだからさ。ほら、そこの店でお茶しようよ」
聖羅「あら~…お気持ちは嬉しいんですけれど…用事があるものでして…」
非ファン「ほんとにファンでさあ~、俺おごるからさ、いいじゃん」
聖羅「あ、あらあら…でも…」
ザッ…
透「天下の往来で道塞いでまでヘタクソなナンパしてんじゃねえよ」ギロッ
非ファン「ああっ? 関係な――」
透「あ?」ギロォォッ
非ファン「っ…ちっ…」タタタッ ←逃げた
聖羅「あら…?」
透「とろとろ歩いてっからああなんだよ」
~手懐けせーらさん、其の四~
聖羅「うぅーん…もう、ちょっと…」プルプル
グイッ
聖羅「っ…あら、透くん…」
透「何取ろうとしてんだよ?」
聖羅「そこの上に箱があって…缶詰なんかの保存食らしいんですけれど、そろそろ古いから確認がしたいそうで」
透「…どいてろ。………んっ……これ、か」ゴソッ
聖羅「あ、これみたいですね。ありがとうございます」
透「…別に…」スタスタ
葉子「何ていうか……透くんって、犬属性…?」
ゆず子「犬か…?」
葉子「何となく…こう、ご主人様のピンチには駆けつけます…感?」
ゆず子「ご主人様…ねえ…?」
~怪しいお薬~
タカシ(ふっふっふ…とうとう、手に入れたぞ、若返ってしまうというお薬! お試し版は佑香に取られちゃったからなあ…)
タカシ(しかも佑香もどうなったかを見るのはできなかったって言ってたし…気になったから買っちゃった。えーと、えーと…誰にしかけようかな…?)キョロキョロ
タカシ「あっ。…………ごほんっ…とーるちんっ」
透「あ?」ギロッ
タカシ「はい、これあげる。僕が作ったモンブラン!」
タカシ(中に例のお薬を仕込んであるけど、がぶって食べちゃえば分からずに胃の中だもんね! お薬飲めるもん作戦なのだ!)
透「……………いらねえ」
タカシ「ええー!? 食べてよー! おいしいからっ、ねっ?」
透「…何かあったら、ぶっ飛ばすからな?」ギロッ
タカシ「どうぞ」
透「…」パクッ
タカシ「……どう?」
透「…普通」ゴクンッ
タカシ「そっかぁー…次はもっとおいしい~、ってなっちゃうのつーくろう、っと! るーるる~♪」スタスタ
透「…? 何を企ん――」ドクンッ
透「っ……何、だ…? 体が………っ…」
バタッ…
タカシ「きたっ!?」バッ ←戻ってきた
透?「……む、ぅ……だあれ、おにいちゃん…?」ムクッ
タカシ「」ズキュゥゥゥゥンッ
透?「ここ…どこ…?」
タカシ「な、何か…想像以上に小さくなってる…! ていうか、子どもそのものに戻ってる…? 何歳くらいだろ…? 幼児…? いやでも……意外、かわいい!」
幼透「ふぇ…」
タカシ「何この子ほんとにとーるちんなの…? さらっちゃダメなのかな…? まあいいや、みんなに見せびらかそうっと!! おいでー、僕、タカシって言うの、怖くないよ~」
幼透「…」ムグムグ ←ケーキ食べてる
聖羅「あら~…とってもかわいらしいですね」
葉子「え、あの…受け入れるの…? 薬で幼くなったって…嘘でしょ…? どこの子なの…? 犯罪じゃ…?」
快斗「こ…こんな子が…あんなに目つきも態度も口も悪いやつになるのか…? う、嘘だあ…。しかも数時間しないで効果切れるとか、そんな――」
幼透「おまえきらい」
快斗「やっぱあいつだ…」ピキッ
タカシ「すごいよね~、かわいいよね~。元のとーるちんのシャツを彼シャツ状態で着ちゃってるのもまたかわいいよね。ほっぺとかぷにぷにだし」フニフニ
幼透「んぅ…やめて」
快斗「タカシさん、そんなのよりもっといいことしましょう。あいつの、このかわいい姿をデータに収めまくって弱みにしましょう」
タカシ「かーくん黒いよ」
聖羅「あら…お口の周りにクリームが。はい、拭き拭きしましょうね~」フキフキ
タカシ「あ、いーないーな、それ僕もやってほしい~!」
葉子「タカシさん…それは引く…。アウト」
快斗「いや、それよりも、あらゆるデジタル媒体で記録して…!」
幼透「…♪」モグモグ
いつからだろう。完全にファンタジーになったな
ミーが波動拳覚えたあたりか?
>>737 Pさんの人外っぷりが露見してきてからじゃないかな…?
さてさて
本日は、どうしましょうね?
ぼちぼちもうね、誰に密着するとかかんけーなしにね、ネタがちょっとね、キツいもんでね
となるとキャラメークを推奨していきたいけどSSプロはちょっと置いといていいかなとも思うのよね
でもソクプロさんは、ユニット単位なもんでね、ガンガン人数が増えちゃって管理だの何だのが大変だし、進めてくのも大変ていう状態なんよね
だから、セルフとかそろそろありじゃないかなと思い始めた
所属はフリー、しかし業界経験はなきにしもあらず…な状態で、アイドルランクで言えばEかDくらいでがんばるというね
事務所バックアップはないものの、他のところである程度のメリットを見出せるように……しようかな? なんて
ユニットを組むもあり、組まないのもあり
ユニットになれば最終的にソクプロさんに拾われることもできるし、ソロでやり通せばSSプロ入りもできるし…あえてフリーのまま、もあり
まあ、まだまだ俯瞰やってたいよー、ってことならええねんけどもね?
やだよー、って声も、俯瞰が今はしたいなー、って声もなさげですが…
キャラメイキングに入っていっちゃいますが、よござんしょか?
まだこの時間帯は、静かよね
でも、次へいきましょうかね! ねっ!
じゃあ、キャラメイクに入っていくので、お名前だとかもろもろ、考えて待っててくだされ~
はーじめるぞぉーい!!
名前:ー 性別:ー 年齢:ー
体力:ー 頭脳:ー 精神:ー
歌:ー 踊:ー 容:ー 表:ー 演:ー
熱:ー 道:ー
性格:ー
志望動機:ー
特殊能力1:ー
特殊能力2:ー
さ、こういうことを決めますよ
あとセルフなので、熱意は4以上です
でもって、かーくんを作る時にやったシステムやけど、使うかい?
・従来通りに成長能力値をコンマに頼るか
・何かに特化させる代わり、基礎体力値は自由に振れないか だね!
↓1 能力値は…
1 旧システムで
2 新システムで
ラージャ!
じゃあ、歌・ダンス・容姿の何に特化させたいかを考えといてね!
ではではー、参りましょうか!
最初はやっぱり、お名前でやんす!
ついでに性別でやんす、両方揃ってなきゃNGでズラすのだ!
↓1 新アイドル、誕生の瞬間!!
名前 + 性別
※変換しやすいのがいいなぁー
安藤肇ちゃん!
ではでは、年齢を設定します
が、伝え忘れてたことがひとつありまして…
セルフなんで、下限年齢をつけますね?
↓1 はじめちゃんの、お年は!?
15~20くらいでいっとこ
はじめちゃん、ハタチ!!
名前:安藤肇 性別:女 年齢:20
体力:ー 頭脳:ー 精神:ー
歌:ー 踊:ー 容:ー 表:ー 演:ー
熱:ー 道:ー
性格:ー
志望動機:ー
特殊能力1:ー
特殊能力2:ー
じゃ、新システムに則りまして…
↓1 特化するのは?
1 歌
2 ダンス
3 容姿
歌唱力特化、とあいなりました~
ではでは、どの程度かな?
かーくんはここで、ダンスが選ばれて4が出たよね~
↓1 歌唱力のほどは!?
1~7 4
8~0 5
おおー、堂々の歌唱力でございます
レッスンがはかどるとええね
名前:安藤肇 性別:女 年齢:20
体力:ー 頭脳:ー 精神:ー
歌:5.00 踊:ー 容:ー 表:ー 演:ー
熱:ー 道:ー
性格:ー
志望動機:ー
特殊能力1:ー
特殊能力2:ー
では、基礎能力値を判定します
↓1 どや!?
1~3 体:2 頭:2 精:2
4~6 体:3 頭:3 精:2
7~9 体:3 頭:3 精:3
0 体:3 頭:4 精:3
ほほう?
そいつぁ…うん…良かった!! 普通で!
べ、別に面白みに足りへんなあとか思うとらんわ!
名前:安藤肇 性別:女 年齢:20
体力:3 頭脳:3 精神:3
歌:5.00 踊:ー 容:ー 表:ー 演:ー
熱:ー 道:ー
性格:ー
志望動機:ー
特殊能力1:ー
特殊能力2:ー
ではでは、判定祭りぞよ~?
勢いでいきましょー! 体力3なので、容姿の最低値を2保証されますよ~
↓1 ダンス!
↓2 容姿!
↓3 表現力!
↓4 演技力!
コンマ一桁×0.5 端数切り上げ
※容姿最低値「2」保証!
ダンスが…
でも容姿と演技力があって…
えーと…ダンスできればミュージカルとかいけるんとちゃう?
なかなかちょーいと面白い能力値ね
名前:安藤肇 性別:女 年齢:20
体力:3 頭脳:3 精神:3
歌:5.00 踊:1.00 容:4.00 表:3.00 演:5.00
熱:ー 道:ー
性格:ー
志望動機:ー
特殊能力1:ー
特殊能力2:ー
では、熱意と、モラルと、いきまっせー!
↓1 熱意/モチベーション
↓2 道徳/モラル
コンマ一桁×0.5
※セルフプロデュースにつき、熱意最低値「4」保証!
おお、さすがにモチベーションが高い!
レッスン時に、最低値30が保証されまっせ!
でもって、モラルが…2!
モラルが2の人は…ゆずに、リルモン、愛様、せこちゃん、ミー…ですね
モラルが1の人はとーるちんオンリーです
まあ、あれやね
ちょいちょい独善的な部分があるというか、自分がよけりゃあええやんけ、精神を持ってるというか…
名前:安藤肇 性別:女 年齢:20
体力:3 頭脳:3 精神:3
歌:5.00 踊:1.00 容:4.00 表:3.00 演:5.00
熱:5 道:2
性格:ー
志望動機:ー
特殊能力1:ー
特殊能力2:ー
さて、では、性格とー、志望動機なんですがー…
志望動機からにしておきませうかね?
↓1 例によって例のごとく!
1 応募しまっせ!
2 おう、そっちで複数案考えろや?
あれ、ぼくですか、今回は?
そっか、そうなのか…
名前:安藤肇 性別:女 年齢:20
体力:3 頭脳:3 精神:3
歌:5.00 踊:1.00 容:4.00 表:3.00 演:5.00
熱:5 道:2
性格:ー
志望動機:ー
特殊能力1:ー
特殊能力2:ー
じゃあ…考えるタイム&ご飯タイムがほしいんで、QK!!
どれくらいで戻れるかは、不明!
その間、お好きにどうぞ!!
こんな具合
旬が過ぎたなんて言わせない
これでも…12年前までは、ちょいちょいテレビ出て売れてた子役なんだ
それがちょっと思春期特有の反抗期で演技の仕事から遠ざかっていたら、事務所との契約も切れてて…
だけどこのまま引き下がるのはプライドが許さない。もう一度、アイドルとして芸能界に大輪を咲かせてやりましょう!
親に猛反対されながら入った事務所は、詐欺同然のところでした(白目
もう事務所なんて信じないんだから、自分の力でアイドルとして活躍してやるんだから!!
人生なんて一度きり
だったら好きなことして、楽しく生きてやりたい。そうだ、アイドルやろう
なに、手抜きじゃないかって?
そんなことはないんだからね!
夜ごはんだけど半熟ハムエッグ作ってご飯の上に乗せてめんつゆかけて胃の中にかきこんできたんだからね!
とまあ、この3つから選んでいただきまする
ではでは、考えてみーてください!
じゃ、決をとりまっせー
何人いらっしゃるかしらね? よう分かりませんけども…
もし、それなりに時間経って票が増えないかなーと感じたら、その時点で多い選択肢で決定ね?
↓1~ 多数決:最速3票獲得選択肢採用
1 旬が過ぎたなんて言わせない
これでも…12年前までは、ちょいちょいテレビ出て売れてた子役なんだ
それがちょっと思春期特有の反抗期で演技の仕事から遠ざかっていたら、事務所との契約も切れてて…
だけどこのまま引き下がるのはプライドが許さない。もう一度、アイドルとして芸能界に大輪を咲かせてやりましょう!
2 親に猛反対されながら入った事務所は、詐欺同然のところでした(白目
もう事務所なんて信じないんだから、自分の力でアイドルとして活躍してやるんだから!!
3 人生なんて一度きり
だったら好きなことして、楽しく生きてやりたい。そうだ、アイドルやろう
無事に決まって良かったです
でもよく考えたら、志望動機とも違った気がががが…まあいいや
名前:安藤肇 性別:女 年齢:20
体力:3 頭脳:3 精神:3
歌:5.00 踊:1.00 容:4.00 表:3.00 演:5.00
熱:5 道:2
性格:ー
背景:詐欺同然事務所に搾取された2年を過ごし、己の力でアイドルとして活躍すると決めた
特殊能力1:ー
特殊能力2:ー
はい、じゃあ性格に参りましょうね!
↓1 性格
1 向こう見ずでアグレッシブ
2 強引ぐまいうぇー
3 その他、どんな?
我が道を往く強引女、安藤肇!!
こいつぁ…今までちょっといなかった、パワフル系ですね
名前:安藤肇 性別:女 年齢:20
体力:3 頭脳:3 精神:3
歌:5.00 踊:1.00 容:4.00 表:3.00 演:5.00
熱:5 道:2
性格:強引
背景:詐欺同然事務所に搾取された2年を過ごし、己の力でアイドルとして活躍すると決めた
特殊能力1:ー
特殊能力2:ー
じゃあ、特殊能力をいきましょうかね
↓1 特殊能力!!
1 爆走娘:細かいことは気にせず、目の前のことに一点集中
2 道理は蹴飛ばすもの:なに、ちょっとくらい問題ないさの精神性。ちょっとで済むかは不明
3 その他、効果を書いてくれれば…うん
まあ、セルフでやってくんだし、それくらいの無茶をする根性はいるのかもね
ただ後先はあまり考えないっぽいので、がんば
名前:安藤肇 性別:女 年齢:20
体力:3 頭脳:3 精神:3
歌:5.00 踊:1.00 容:4.00 表:3.00 演:5.00
熱:5 道:2
性格:強引
背景:詐欺同然事務所に搾取された2年を過ごし、己の力でアイドルとして活躍すると決めた
道理は蹴飛ばすもの:なに、ちょっとくらい問題ないさの精神性。ちょっとで済むかは不明
特殊能力2:ー
さてさて、デメリット能力いきませうかね
↓1 デメリット特殊能力は!?
偶数 アホの子:都合の悪いことは忘れて次へいけるのだ。反省しないと言えるかも
奇数 サディスト:他人をいじったりするのは大好きだが、打たれ弱くもある
なんか、破天荒かもしれないね!
アイドル業界に、一体、どんな旋風を巻き起こしてしまうのかが、わたし気になります!!
あと、きっと、愉悦属性持ってるね
名前:安藤肇 性別:女 年齢:20
体力:3 頭脳:3 精神:3
歌:5.00 踊:1.00 容:4.00 表:3.00 演:5.00
熱:5 道:2
性格:強引
背景:詐欺同然事務所に搾取された2年を過ごし、己の力でアイドルとして活躍すると決めた
道理は蹴飛ばすもの:なに、ちょっとくらい問題ないさの精神性。ちょっとで済むかは不明
サディスト:他人をいじったりするのは大好きだが、打たれ弱くもある
これで設定項目は以上になりますね
あと、時空なんですが…
フリーやし…あんまりリルモンがビッグモンスターになるのも切ないし…
かーくんプロデュースの時間軸…ってことにしておきませうか?
多少、整合性があれかも知れないけど道理は蹴飛ばしてこうぜ、ってことで
↓1 これでいい?
1 ええよ
2 いやや
オーライ
じゃあ、他に何か、はじめたんのことで何かあるひとー?
名前:安藤肇 性別:女 年齢:20
体力:3 頭脳:3 精神:3
歌:5.00 踊:1.00 容:4.00 表:3.00 演:5.00
熱:5 道:2
性格:強引
背景:詐欺同然事務所に搾取された2年を過ごし、己の力でアイドルとして活躍すると決めた
道理は蹴飛ばすもの:なに、ちょっとくらい問題ないさの精神性。ちょっとで済むかは不明
サディスト:他人をいじったりするのは大好きだが、打たれ弱くもある
いないなら、始めまっせ~
どうですか~?
ほいじゃあね、始めていきますんでね
恒例の
アイドルたちへのご自由な叫びや、
純くんにやってみたいこと(ただし18禁だぞ♡)、などなどお好きにどうぞ~
―― 9月 1週目
肇「じゃあこれで、契約期間切れということで…!!」
*「はい、どうもご苦労さまでした」
肇「これで…自由だっ!!」
肇「あ、お茶だけもらってきますね」ゴクゴクゴクゴク
肇「ぷはあっ…おかわりもらっても?」
*「…早く帰りなさいよ」
・
・
・
肇「ようやく…ようやく、2年にも及ぶ搾取期間が終わった…」
肇「やれ登録料だ、やれレッスン料だ、やれ月謝だ…途中で辞めるんなら違約金だとか何とか抜かしてきやがって…」
肇「もう二度と、こんな詐欺事務所なんかには引っかからないんだから…」
肇「せいせいした。………入口に唾吐いてってやろ。かぁぁっ……ぺっ」
ピチャッ
肇「ふぅ、スッキリ」
肇「……しかしこの後はどうしよう…?」
肇「さんざん反対されて入ってみたら詐欺事務所だった、ってことでめちゃくちゃ家族に笑われたから、このまま引き下がりたくないし…」
肇「っていうことは、やっぱり初心に立ち返ってバイト充の生活から脱却してアイドルとしてやっていかないと…」
肇「…」グゥゥゥ
肇「でも、とりあえず今は…腹ごしらえしとこ…」
肇「やぁーんばるくーいなーのやーんばるは~♪ なーにがなんだかわっかりませぇーん♪」
↓1 ひとりだけで物語を進行すんのは大変やねん。せやから、すばるんとか銀河とか先生みたいな枠の人出しとくで
1~3 同棲している男がいるのです………そう、家来の弟
4~6 同棲している女がいるのです……そう、妹
7~9 仲の良いお友達がおんねん
prrrrr…
肇「んっ…?」pi
肇「はいはい、もしもし、肇ちゃんですよー?」
友『あ、肇? 自分でちゃんってつけるのはどうかと思うよ』
肇「そんで何よ、急に?」
友『例の悪徳事務所…今日で終わったんでしょ?』
肇「そうそう、今、正式に辞めて唾吐きつけてきたとこ」
友『唾って…』
肇「で?」
友『じゃあご飯行こー』
肇「さては金なしかい? 金なしなのかい? 大学生?」
友『…おごって』
肇「おごってください、肇ちゃん」
友『………おごってください、肇ちゃん』
肇「どうしようかなぁー?」
友『っ…肇ちゃん、かわいいからおごって』
肇「心を込めて」
友『じゃあもういい…』
肇「分かった、分かった。3回、誉めてくれたらおごってあげるって」
友『…』
↓1 お友達…
お名前 + 性別もやで!!!
肇「ほらよっ」
ドンッ
京子「何これ?」
肇「牛丼」
京子「…牛丼~? 何でテイクアウトしてきちゃうの? ヴァーミアンであんかけチャーハンおごってもらおうと思ってたのに」
肇「おごってほしかっただけならこれで充分だと思うなー? 感謝の言葉も聞こえないなあー?」
京子「っ…ありがとうございます…」
肇「よろしい」
京子「アイドル崩れのくせに…」ボソ
肇「やっぱりあげない」ヒョイッ
京子「あ、ごめんごめん、ごめんなさい、肇ちゃん、肇様、プリティーキューティーはじめってぃー、ごめんなさい」
肇「絶対にバカにしてる!」
・
・
・
モグモグ…
京子「それで…これからどうすんの?」
肇「もちろん、アイドルになりますとも、ちゃあーんとね」モグモグ
京子「どうやって?」
肇「………名乗ったもん勝ち、みたいな?」
京子「はあ~…?」
肇「いいのっ、とにかくアイドルって名乗って仕事とかしたら…きっとアイドルなんだから」
京子「出た、肇理論…もはや理論の体を成してない謎理論…いや屁理屈?」
肇「ガリだけ食べなさい」
ペシッ
ヒョイッ
京子「ああ、まだ残ってるから…汁が染み込んだご飯が…!」
肇「ガリだけ食べなさい!」
ペシッ
京子「地味におでこに紅ショウガ入った袋ぶつけてくるのやめて…!」
↓ 行動選択
1 営業だぁー!
2 とりあえず、どうにか楽曲を用意せねば…
3 まずはステージ衣装から~♪
肇「とりあえず、お仕事をすればもうアイドルとして名乗れるはず…きっと、多分、おそらく」
肇「そのためにはお仕事獲得…営業だね」
京子「営業?」
肇「こんなに可愛い女の子がいるんだからお仕事しましょう~、って」
京子「……鴬谷とかで勘違いされないようにね」
肇「それは何かな? 商売女に見えるってことかな?」
京子「あー、ガリおいしい」ボリボリ
・
・
・
肇「――とりあえず…探し始めたものの…」
肇「…」
ポイッ
パサッ…
肇「求人情報誌に載ってるはずないんだよなあ…」
肇「……でもコネらしいコネなんて、特には…うーん…」
↓1 行動選択
1 とりあえずテレビ局らへん、乗り込む?
2 ぶらぶらしながら考えましょ
3 そういえば…業界バーなるものがあったような…?
肇「…あ、そうだ」
肇「業界人ばかりが集まる、業界バー…とかいうのがあるとか聞いたことがあったような…」
肇「…行ってみたら、案外、コネができたりして?」
・
・
・
カランッ…
肇「…」キョロキョロ
マスター「いらっしゃいませ」
肇「1人ね」
マスター「どうぞ、こちらへ」
マスター「ご注文は何にいたしましょう?」
肇「……あー…じ、ジンバック」
マスター「かしこまりました」
肇(そういえばバーって初めてだった)
肇「ま、いっか…。さてさて…」チラチラッ
↓1 行動選択
1 声をかけまくりんぐ
2 1曲歌わしておくれよ、マスター
3 とりあえず酒を飲もう
肇「…小さいけどステージがある…」
マスター「夜になると演奏をしにきますよ」
肇「…ふうん…」
マスター「どうぞ、ジンバックです」
肇「ども…」
ゴクッ
肇「…ねえマスター」
マスター「何でしょう?」
肇「あそこで1曲、歌ってみたいんだけど」
マスター「…しかし」
肇「お願い。いいでしょ? あと3杯は飲むから」
↓1 道理は蹴飛ばすもの!!
1~3 大人の対応で断られたけど、勝手にやる
4~6 そんなに歌いたいの、って
7~9 1曲だけやで、って。話が通じる~
マスター「では、1曲分だけですよ…?」
肇「話がわっかる~」ゴクゴクゴクッ
肇「終わったら、同じのちょうだい」スクッ
肇「なーにを歌おうかな~…と」パサッ ←上着を脱いだ
チラッ…
チラチラッ…
肇(うん…?)
肇(ちょいちょい視線…ま、でも関係なし!)
肇「マイクは…これ、がスイッチで…」
肇「えーと…うーん…?」
マスター「こうです」カチッ
肇「あ、どうも」
マスター「…………アカペラですか?」
肇「え?」
肇「………………あーっ…」
肇(音源もないし、楽器とかしてくれる人もいなかったっけ…)
↓1 強引ぐまいうぇー
1~3 アカペラでやってやろうじゃないの
4~6 ピアノとか弾けるひと~、って探し出して弾かせる作戦
7~9 へいマスター、この中で楽器できるひといないの、おしえてよ、へいへい
肇「…」
マスター「…」
肇「お客の中に、楽器できる人とかいないの?」
マスター「はっ…?」
肇「紹介してよ。歌えないもん」
肇「折角、許してもらっても。だから教えて」
マスター「…」
マスター「…仕方が、ありませんか…」
マスター「あちらの女性と、そちらの若い男性…それと、奥でうたた寝をされている男性が…」
肇「はいはい、どーも」
↓1 だれに声をかけようか
1 キツそうな顔をした女
2 ひとりで飲んでる若い男性
3 奥でうたた寝をしている男性
肇「こんにチワワ~」
女「…?」チラッ
女「何かしら…?」
肇「マスターが、あなたは楽器できるって聞いたから。ちょっとあそこで歌いたいから、弾いてくれたらいいなーって」
女「はあ? あなた、わたしが誰だか知らないの?」
肇「……知らない」
女「っ…わたしはねえ、あなたみたいな礼儀も弁えない薄汚い小娘なんかとは関わらないの」
女「分かったらどっかへ行きなさい。しっしっ」
↓1 しっしっ、て
1~6 火が点いた。アカペラでやってやんよぉっ!
7~9 しつこいはじめたん
肇「…あ、そう?」
肇「へえー? ふぅぅーん?」
女「…何よ?」
肇「んじゃ…いいわ」ヒラヒラ
スタスタ…
マスター「…」
肇「あー、あーあー、マイクテース…」
ザワッ…
肇「安藤肇、アイドルです」
肇「アカペラで1曲、歌わせてもらいまーす」
女「何、あれ…?」
女「ねえ、アカペラで、こんなところで歌うんですって。信じられる?」
クスクス…
女「どれだけ自信あるか知らないけど…」
女「ここは目も耳も舌も肥えた上流の人間ばかりだっていうのに、恥知らずもいいところよねえ」
肇「あたしの歌を聞け」
↓1 アカペラ!!
1~6 歌唱力:5で…中の下…だと…? レベル高いぞ、ここ…
7~9 実力が足りないか…
肇「~♪」
シ---ン…
肇(よし…アカペラで寂しすぎるのは目をつむって、やりきれた…)
肇(これなら、多少の手応え――)
シラァァ---…
肇「っ…」
肇「…」キョロキョロ
女「ふっ…おほほほっ…」
女「その程度なのぉ? 残念だったわね~、あなた程度、ごろごろとこの業界にはいるのよ?」
女「お友達に歌が上手ね~って誉められて、天狗さんにでもなってたのかしら?」クスクス
女「でも、あなたの将来のために言ってあげる。……あなた、別に歌がお上手でもないわよ?」クスクス
肇「っ…」
女「おほほほほほっ!」
クスッ…
クスクス…
↓1 打たれ弱いはじたん…
1~3 お金だけ置いて逃げたよ
4~6 マスターがみかねたようですよ
7~9 居心地悪さMAXのくすくす笑いの中、拍手がひとりぶん…
マスター「……お客様、ドリンクをお作りいたしました」
肇「………」カツカツカツ
肇「はい、お金」バンッ
マスター「よろしければ…この1杯だけでも、いかがですか?」
肇「…じゃあ、飲むよ」
ゴクッ…
マスター「…」
肇「…」
マスター「失礼ですが…あなたの事務所はどちらです?」
肇「フリー」
マスター「フリー、ですか…」
肇「…」
マスター「ふむ…」
↓1 マスターはね、ええ人なんや
1~3 ここで働くかい、って誘われた
4~6 誰か紹介してくれるそうです
7~9 やさCマスター
0 SPECIAL!!
先生「やあ…おはよう、マスター……何だか、さっきまで、心地よい歌声があったと思うんだけれど…」
マスター「先生」
先生「…あれは、わたしの幻聴だったんだろうか…?」ポリポリ ←寝癖ボンバー
マスター「…」チラッ
先生「…?」チラッ
肇「…」
先生「キミかな…? さっきの歌声は?」
肇「どうせ中の下ですよ」
先生「…そうかな。わたしには…穏やかに眠りから引き上げてくれた…いい、歌声だったと思うんだけれどね」
先生「ああ、そうだ…。これをキミにあげよう。好きにしてくれてかまわないから…」つUSBメモリ
肇「えっ…?」
先生「んぅっ……スペインにでも、行こうかな…。じゃあね、マスター。お金は……ツケておいて」
マスター「ありがとうございました」
↓1 先生に曲をもろてしもうた…
偶数 6曲もあるやで、しかも…
奇数 そして、つっかかってくるやつもいるのだ…
カランッ…
肇「………どなた?」
マスター「…良いものを、いただけましたね」
肇「?」
肇「…ま、いっか」
ツカツカツカ…
肇「ん…?」
ガシッ
肇「っ…な、何、いきなり?」
↓1 0で登場したキャラでござまっせ
名前 + 性別 おなしゃーす
飛鳥「何でっ!?」
肇「っ…何で、って…?」
飛鳥「どうして、せ…先生に、あんなに…あっさり…!?」
肇「先生?」
飛鳥「知らないのっ!? 現代の天才作曲家の先生だよ!?」
飛鳥「猫を見てパルプ紙についての曲を書き上げるような独特すぎる感性を持っていながら、魂を揺り動かすような曲を次々と発表しているの!!」
肇「……あ、そう?」
飛鳥「何で引くわけっ!?」
肇「あなた、オタクとかって言われたりしない? 鼻息荒くなってるよ」
飛鳥「」
肇「ま、好きなのに対して熱くなるのはいいけど」
飛鳥「な…何よ、もうっ、あなたみたいな常識知らずの恥知らずなんかに、曲をあげるような人じゃないの! 何かの間違いなのぉー!」
肇「だったら何ぃ? これが欲しいとか」
飛鳥「そうっ、ちょうだい!」
肇「やだ」
飛鳥「何でっ!?」
肇「だってそんなすごいのもらったのに、みすみす手放すはずないじゃない?」
飛鳥「っ…」
飛鳥「だ…だったら、それを賭けて勝負して!」
肇「ええー…?」
↓1 台詞選択
1 嫌に決まってるじゃん、バカなの?
2 そんなのするメリットこっちにあると思ってる? バカなの?
3 その他、台詞なんやで
肇「嫌に決まってるじゃん、バカなの?」
飛鳥「」ピシッ
肇「人がもらったものにいちゃもんつけて寄越せとか、賭けて勝負しろとか…」
肇「何、山賊か何かなの?」
飛鳥「」ピシピシッ
肇「だいたい、おかしな感性してるなら、何を考えてどう動いててもあの人のもんでしょ?」
肇「むしろ見るからに平凡・普通・まともを絵に描いたようなあんたみたいな人には一生かかってももらえないものじゃないの?」
飛鳥「」ピシピシピシッ
肇「え? ほんとにその通りいくとか思ってたの?」
肇「だったら前言撤回するよ…平凡・普通・まともじゃなくて…うーん……バカ・アホ・バカ?」
飛鳥「」ピシピシピシピシッ
↓1 はじたんったら、口がすぎちゃうのね
1~3 事務所に言いつけてやる~って逃げてった
4~6 飛鳥がわめきながら怒り出した
7~9 泣き出しちゃった飛鳥
飛鳥「そ…そんなこと、ないもんっ!」
飛鳥「ないもんないもんないもんないもんっ!」
飛鳥「だ、だいたい…常識知らずのバカはそっちだもん!」
肇「なに、常識って? いきなり歌わせろとかその辺? だってそうでもしないと何にもならなかったんだからしょうがないじゃん」
飛鳥「しょ、しょうがないっ…!?」
肇「別にさー、ちょぉーっと話の種程度でもいいのにって思ってたのに気分悪ぅーい感じにされてさあ」
肇「ていうかそっちこそ、真っ昼間からこんなとこにどうしているの? フリーターなの?」
飛鳥「アイドルだよっ」
肇「へー、暇なんだ? 顔も見たことないし」
飛鳥「それはっ…それはこっちの台詞なの!」
肇「だって悪徳事務所に2年もカモられてて、今日から再出発なんだししょうがないじゃん」
飛鳥「しょうがないって何!? さっきから、それ――」
肇「しょうがないって言葉の意味さえ知らないの? おっどろき~、よっぽど頭悪いのね~、脳外科紹介したげようか?」
飛鳥「~っ……」
↓1 行動選択
1 じゃ、ばいばーい
2 頭が弱いんなら、なでなでしていたわってあげましょうか~?
3 あ、マスター、おかわりね
肇「あ、マスター、おかわりね」
マスター「…かしこまりました」
飛鳥「それ寄越しなさいよぉ~っ…!」←涙目
肇「うわ、今度は強奪? そっちの方がよっぽど恥知らずじゃないの? お天道様に顔向けできる?」
飛鳥「うるさいうるさいうるさいうるさい!」
肇「周り見たら誰が1番うっさいか分かると思うんだけどなー」
飛鳥「っ……」
肇「でも大丈夫」ポンッ
肇「アイドルって、そういうところもけっこう見せてかなきゃいけないもんだと思うよ?」ニッコリ
飛鳥「……嫌いっ!」
バンッ ←お金置いた
ダダダッ
肇「…逃げられちゃった…」
肇「……やりすぎちゃったかな…」
肇「…何か、こうなることって多いんだよなあ」
肇「めんご」パチッ ←合掌した
名前:安藤肇 性別:女 年齢:20
体力:3 頭脳:3 精神:3
歌:5.00 踊:1.00 容:4.00 表:3.00 演:5.00
熱:5 道:2
性格:強引
背景:詐欺同然事務所に搾取された2年を過ごし、己の力でアイドルとして活躍すると決めた
道理は蹴飛ばすもの:なに、ちょっとくらい問題ないさの精神性。ちょっとで済むかは不明
サディスト:他人をいじったりするのは大好きだが、打たれ弱くもある
肇「はぁぁ~……」
肇「営業は失敗か…。でも…何か、もらっちゃったな」
肇「聴いてみようかな」
カチッ
~♪
肇「っ…!?」
肇「……歌詞がついてないけど…でも、これ…」ゴクリ
肇「ほんとに…好きに使っても、いいの…?」
↓1 来週のはじたんは?
1 作詞する
2 営業に出かける
3 ステージ衣装を探しにいく
―― 9月 2週目
肇「ステージ衣装がないと、いざお仕事が来てもみっともないし…」
肇「いい感じの衣装を見つけたいなあー…」
肇「…」
肇「しっかし…色々ある…」ガサガサ
肇「……衣装専門店って…すごい」ゴソゴソ
肇「やだ、何これ、ピンクのナース服風衣装…?」
肇「…」スチャッ
鏡『こんな具合やで~』
肇「……ないかな」
肇「んー…アイドルっぽいの…」
肇「かわいくってー…かっこよくてー…かわいいようなの…」
ゴソゴソ
ゴソゴソゴソ…
・
・
・
肇「サイズ問題なし、値段もぎりちょんライン…となると、こんなもんかなあ…?」
肇「どうしたものか…うーん……」
↓1 どれにしようか
1 スパンコールのちりばめられたキンキラジャケットと、ミニスカを組み合わせた派手系ステージ衣装
2 赤と白を組み合わせたスカート衣装。胸元の大きなリボンがポイントです
3 白と青系統の色を使ったチェックとストライプのスカート衣装
4 買わぬ!
肇「…これかな」スチャッ
鏡『まるで清純派やな~』
肇「………ちょっと、かわいすぎるかも…?」
肇「やだ、もっとかわいくなっちゃう」ニタッ
肇「すみまっせーん、これちょっと試着させてー」
<はーい、ただいま~
・
・
・
肇「買っちゃった…」
肇「えへへっ…家に帰ったら京子に写メって見せてあげよっと」
肇「さーてと…あとはー……」
↓1 行動選択
1 やっぱ、早くお仕事したいな
2 作詞しないと、いつまでも歌えないや
3 中の下か…だったら、自分自身をもっとブラッシュアップしていかなな…
肇「……仕事せな…」
肇「………………でも、どうやったらいいのやら…」
肇「うーん…」
肇「…何かないかなー」
肇「転がってないかなぁー…?」
肇「転がるはずはないか…うん…」
肇「…」
肇「せめて、何かしらのコネが…クソっ、辞めることばっかり念頭に置きすぎてた…」
↓1 お仕事したいのう
1~3 ちょっくら、前の事務所の名前を使っててけとーに…さんざん搾取されたんだからちょっとくらいええねんな? なっ?
4~6 商店街の催し…とかを募集してる張紙を見つけた
7~9 テレビのオーディション番組…ほほう…?
肇「うーん…」
TV『この番組では、我こそはという未来のスターをお待ちしております』
肇「んっ…?」チラッ
TV『そこのアイドルを夢見ているあなた、この番組でデビューしてみませんか?』
肇「………ほほう?」ニヤッ
肇「これだ!」
ダダダッ
・
・
・
肇「はい、はい、はーい、お願いしまーす!」
pi
肇「よーし、申し込みできた!」
肇「あとは…運が良ければとかかな…?」
肇「んー………ま、いっか」
肇「るーるる~♪」
肇「はーやく仕事がきますよーに~」
↓1 番組に応募してみたけども…
1~3 書類落選!?
4~6 一次審査とな!?
7~9 なに、出演決定? いえーす!
―― 数日後
prrrrr…
肇「もしもしー?」pi
肇「っ…あ、はいっ! 一次審査? 審査?」
肇「うん…うん…うーん……はい…」
肇「…あ、メモするからちょっと…ええっとー……はいはいっ、はいっ!」
カキカキカキ…
肇「じゃ、お願いしまーす」
pi
肇「ぃよおっし!! 審査の様子だってダイジェストでちょろっとは流れるし、地上波デビュー!」
肇「がーんばる、ぞぉー!!」
名前:安藤肇 性別:女 年齢:20
体力:3 頭脳:3 精神:3
歌:5.00 踊:1.00 容:4.00 表:3.00 演:5.00
熱:5 道:2
性格:強引
背景:詐欺同然事務所に搾取された2年を過ごし、己の力でアイドルとして活躍すると決めた
道理は蹴飛ばすもの:なに、ちょっとくらい問題ないさの精神性。ちょっとで済むかは不明
サディスト:他人をいじったりするのは大好きだが、打たれ弱くもある
次回、一次審査で飛鳥とばったり!?
はじたんは読者への悪印象を拭えるのかっ!?
おつかれさまでした
ありがとうございました
~ラバステ!~
聖羅「ラバーネーム、ホイップ栗犬さんです。せーらさん、透くん、こんばんは」
聖羅「SSラブ内ではハロウィンイベントが開催中ですが、お二人はハロウィンはお好きですか?」
透「嫌い」
聖羅「あら、嫌いなんですか?」
透「日本には盆があるだろ…。そもそも、日本でやらかされてるのはハロウィンじゃなくて、ただの仮装大会だ」
透「人手の多いとこにはゴミほども人が集まって、うじゃうじゃうじゃうじゃうじゃうじゃ…通行妨害を考えろ」
透「何が祭りだからだ、ボケが。じゃあてめえらは盆をちゃんとやってんのか。外国に目え向ける前にてめえの生まれた国について知りやがれ」
聖羅「透くん、ちょっとお口が悪いですよ? めっ」
透「…」
聖羅「それに、わたしみたいにハロウィンが好きだなあって人もいるんですから、一方的に言うとぷんぷん、ってなっちゃいますからね」
透「…」
聖羅「やっぱり…賑やかなものって楽しいですし、日本は外国の文化も積極的に取り入れて、自分達なりの楽しみ方を見つけてしまうのがとっても上手だと思うんです」
聖羅「ハロウィンもそれは同じで、由来までの詳しいことをどこまで知っている人がいるかは分かりませんけれど、みんなで楽しみましょうっていう空気感はいいと思います」
聖羅「ただ、何でもそうですけれど…自分がひとりよがりになったら、いけませんよね」
聖羅「リスナーの皆さんも、楽しむ時は右を見て左を見て、また右と左を交互に見てから楽しみましょうね」
~風邪っぴきのゆー~
ミシェル「夢さん…風邪ですか?」
夢「うぅーん…そうかも…。季節の変わり目だから、油断でもしちゃったかな…けほけほっ…」
ミシェル「じゃあ、今日は早めに帰ってお大事にしてください」
夢「うん…お先に。お疲れさま」
夢「はぁー…しんどい…。油断したぁ…。明日は休みだから良かったけど…明日いっぱいで治さないとな…」
夢「……とにかく、お布団入って眠っちゃおう…。けほっ…」モゾ
カチ コチ カチ コチ カチ コチ …
・
・
・
夢「……」パチ
夢「………ダメ…死にそう…み、水…」ヨロッ
夢「ああ…動けない……」
<ぴーんぽーん…
夢「……誰だろ…?」
<夢さーん、おはようございまーす、俺でーす
夢「ミーだ…」pi
prrrrr…
ミシェル『あ、夢さんっ? 起きてましたか。良かったです。どうです? 具合は?』
夢「……動けない…」
ミシェル『そんなにですかっ!? じゃ、じゃあ玄関だけ開けてください。俺、買物とか大変だろうなって思って、色々と買ってきたんで』
ガチャッ…
ミシェル「夢さんっ!」バンッ
夢「あのさー…女の子のお家にこんな時間から押しかけるって…」
ミシェル「何言ってるんですか、ふらふらなクセして。ほらほら、横になってください。水分とビタミンの補給からしましょうね! はい、水とゼリー!」バッ
夢「あ、うん…」
ミシェル「それから、風邪薬も一応買ってきました。アレルギーとかありましたっけ? ないですよね? じゃ、2錠、食後なので俺が何か簡単に作りますよ」
ミシェル「うわ、またカップ麺だらけ…。自炊しないと栄養が…そんなだから風邪ひいちゃうんですよ…? とりあえず、お粥作りますから」
夢「あ…このリンゴ入りゼリーおいしい…」
ミシェル「はいっ、お粥できました。梅干し入れちゃいましたけど、平気でしたよね。梅肉を刻んでますから、いい具合に塩味しますよ。食べられます?」
夢「ミーって…色々できるよねえ…」
ミシェル「夢さんが意外と色々とできてないんですよ…。ほら、起きてくだ…さいっ」←ゆーを起こした
ミシェル「ふぅーっ…ふぅぅーっ……よし、はい、夢さん」つお粥
夢「……い、いいって、自分で食べられるから…」
ミシェル「何恥ずかしがってるんですか? 夢さんらしくも――まさかっ、そんなに、風邪でっ…!? 夢さん、食べて薬飲んで寝ましょう、はい、あーん!」
夢「いいってばぁ…もう……ミー…? ……ダメなの…? ………………あー…むぐっ……あ、おいしい…」
ミシェル「にしても夢さん…………いくら家の中で、病人だからって、その毛玉つきまくってるネズミ色のだるだるスウェットはどうなんですか?」
夢「うるさいっ。………もう…ちょっと見直したと思ったら…。ミー、ミー、あーっ………んっ…。でもおいしい…」
ミシェル「早く元気になってくださいね、夢さん」ニカッ
~ラバステ!~
誠「ラバーネーム、フリー素材の墓場さん。まこちゃん、佑香ちゃんこんばんは、今日も楽しんで聴いています」
誠「佑香ちゃんって、運動神経凄まじいですよね。一体どんな訓練をしたらあそこまでの域に達するのでしょうか。そしてアイドルとは一体…」
誠「……だってさ。訓練してるのか?」
佑香「してない」
誠「ちょっとはするんだろ?」
佑香「……してない」
誠「ふうん…。ま、でもやろうと思えばできるよな? アイドルとは一体、とか書いてあったけど…別に、なあ?」
佑香「できる」
誠「それに運動神経って言っても…俺とどっこいくらいだよな? ま、ビミョーに俺のが上かもだけど?」
佑香「む…」
誠「じゃあ何か比べるか?」
佑香「反復横跳び」
誠「それは…負けそうだな…。あ、でもそしたら握力は負けないぞ?」
佑香「…50メートル走」
誠「ハンドボール投げ」
佑香「走り幅跳び」
誠「上体起こし」
佑香「長座体前屈」
誠「うーん…どれも勝っては負けてっぽいな…。何かこう、互いに得意なやつで勝負してみたいよな」
佑香「………20メートルシャトルラン」
誠「ああ、シャトルラン。あれ、自信あるな。中3の時にやったな…。確か…あ、いや、同時に言うか」
佑香「分かった」
誠「じゃあ、せーの、だぞ?」
佑香「がおー」
誠「せーのっ」
誠「121回」
佑香「118回」
誠「おおっ、勝った!」
佑香「む…」
誠「ま、でも佑香は一応は女の子だし、それ考えたら俺より上かもな。ていうか、女子ってそんなにいくのか…?」
佑香「がう」
誠「何、そんなの関係なしの勝負だから佑香の負けだって? そうか…潔いんだな」
~シャーディの今~
葉子「最近…何だか事務所がすごく平和な気がする…」
ゆず子「そういや、そうかもな…。何かこう、月に1度はおちおち寝てられねえやって時があった気もするのに…」
葉子「何が原因だろう…?」
ゆず子「……ま、いいんじゃね?」
スバル「シャーディだと思うよ」ヌッ
ゆず子「うおっ…スバル、いきなり出るなよ」
葉子「シャーディ………あっ、確かにさっぱり見てない」
ゆず子「何してんの? シャーディって」
スバル「アイドルやってたころ、お世話になった人のとこに挨拶行ってたり、実家に帰ってたり、そのまま西回りで帰ってきたり…その繰り返し」
ゆず子「さすがすぎんな…何か、行動力が」
スバル「それでさ、どこのどんなコネだか分かりゃしないけど……今度、ハリウッド映画に出るとかなんとか…」
葉子「は…ハリウッド?」
ゆず子「シャーディがあっ?」
スバル「何でも…前から内密の打診はあったらしいんだけど、そこまでスケジュール空けるのは無理だからって断ってたらしいんだよね」
スバル「だけど、ご存知の通りに時間ができたもんだから……って」
葉子「…シャーディって…すごい」
ゆず子「スケールが違うよな…」
スバル「ま、いつそれが実現するかってとこは、まだ見通し立ってないっぽいんだけどね」
~こーとみん~
つぼみ「る…る……ルアー?」
孔「アール」
つぼみ「…る…る……ルール」
孔「ルシフェル」
つぼみ「また、る………る……る、留守」
孔「スルー」
つぼみ「またぁ~……? ………辞書使って、いい…?」
孔「しりとりで辞書……好きにしろ…」
つぼみ「やった…! これなら負けない…る…る…る…ルメートル!」
孔「……るめーとる…?」
つぼみ「フランスの…ひひょーか…。フランスにおける…いんしょー、ひひょー…の…代表者…だって」
孔「……る…る………ルノワール」
つぼみ「またる…! る…だから……じゃあ……ルンペンプロレタリアート!」
孔「……巴投げ」
つぼみ「げ…げ……撃破!」
孔「ふっ…鼻血」
つぼみ「じ…じ…」
孔「鼻血の血は……ちに濁点のぢだぞ?」
つぼみ「ぢ…ぢ………が………ないっ? えっ?」
孔「勝った」
最近SSプロ社長って懐が深いだけなんじゃないかと思って来たんだが能力的にどうなのだろうか?
後、ミーはもう、アレだね、日曜日って名前の水曜日に発売するコミック雑誌の執事と同じ存在、あそこに紛れてても気付かないわ。
~ラバステ!~
衣依「ラバーネーム、扇風機の季節さんです。ゆずちゃんいよりんこんばんは! 今夜もラバステ楽しく聴かせてもらっています!」
衣依「SSラブ初の男女のカード2枚で一枚絵になる【花嫁と花婿】SSR人気投票、括弧、花嫁の方は括弧閉じ、大接戦でしたね!」
衣依「花婿は圧倒的な快斗くん率……私は香様に入れたのですが。花嫁に見事輝いたのはせーらさんでしたね」
衣依「投票したいよりんは惜しくも2位で残念です。でも快斗くんと聖羅さん、どこかマイペースなところとかお似合いですね」
衣依「12月頃になるとの事ですが、カード化が楽しみです」
ゆず子「どうも、見事に接戦から除外されたみんなのゆずちゃんだよ!」
衣依「自虐しないの」
ゆず子「何で、あのリトルモンスターよりも僅差で少ないんだよっ…!」
衣依「佑香ちゃんの場合は……ウェディングドレスっていう、女の子を象徴するものを佑香ちゃんが着てくれるのか、って恐いもの見たさがあったんじゃない?」
ゆず子「好奇心に負ける人気者、ゆず子だよ~」
衣依「板についてきちゃったね、ゆずちゃん、そういうの」
ゆず子「こうでもしないとやってられるか。ウェディングイベはRの【迷惑な招待客】とでもなんのかね? へんっ」
衣依「ゆずちゃんはウェディングイベで新規カード出ないでしょ?」
ゆず子「言うなよぉ~…。つーかいよりん? 衣依ちゃあん?」
衣依「な、何…?」
ゆず子「2位で、残念でしたね~?」
衣依「……べ、別にそんな…ユーザーの人が、ほら…選ぶものだし…?」
ゆず子「にしては投票期間中? やたらぽちぽちぽちぽちぽちと…いつにも増してやってた気がするんだけどー?」
衣依「あ、あれは…あの、ゆずちゃんが、ビリはかわいそうかなーって」
ゆず子「見え透いた嘘で、このゆず様をたばかれるとっ、アアッ、思って、アッ、おぉぉーる~の~かぁぁぁ~?」カカンッ
衣依「何で見栄を切ったの?」
ゆず子「気分」
ゆず子「ま、でも聖羅はお似合いだしな~」
衣依「お似合いっ?」
ゆず子「快斗とさ。ま、何だかんだでマイペースなとこはあるっつうか? 美男美女? 衣依とじゃあ、ほら………チビッコ憧れ王子様、って?」
衣依「ゆーずーちゃんっ?」
ゆず子「へいへい、悪かったですよ…。でも一枚絵になるわけだし、身長差とか、衣依だと尚更に際立って同じフレーム入らなそうじゃん」
衣依「そ…そういう、構図とかはちゃんと色んな人が考えるんだし…心配することないと思うな?」
ゆず子「それもそうか。――まっ、惜しくも2位だったようだけど?」
衣依「あうっ…」
ゆず子「それに? 衣依ってけっこう快斗のカード集めてるんだろ? いやー、快斗とツーショットできなくて残念だったな」
衣依「でも…結婚の予定もないのにウェディングドレスを着ると、婚期が遠ざかるって――」
ゆず子「んなもんひがみ文句だろ?」
衣依「ばっさり言い過ぎだよっ!」
>>923
悲しいことに、シャーディが活動を開始するまでは名ばかり老舗だったSSプロ…ということですよ、経営者としての手腕は
~食わず嫌い王:ミーvsゆー~
快斗「食わず嫌い王~!」
デデンッ
衣依「ゲストの大好物4品があります」
衣依「互いの陣営が、1品ずつ4品の中から選んで食べるところを見て、大好物の中に混ぜられた大嫌いなものを見抜けば勝利です」
快斗「では、ゲストをご紹介します。どうぞ」
プシュゥゥゥ-…
ミシェル「よろしくお願いします!」
夢「どうもー」
快斗「そう言えば同い年だっていうことで…お願いしますね」
夢「うん。任せて、ミーなんてちょろいから」
衣依「って言われてるけど…?」
ミシェル「うーん…でも、夢さんは、あれでズボラなところとかありますし。強敵ではあるけどやりようはあります」
快斗「ではまず、橘夢の大好物は、こちらの4品です」
デデンッ
ゆー大好物
メンチカツ コロッケ しいたけの甘辛煮 里芋の塩茹で
衣依「続きまして、シュルツ・ミシェルの大好物は、こちらの4品です」
デデンッ
ミー大好物
カレーソーセージ マルゲリータピザ しらす 塩焼きそば
夢「うわあ…気になるのばっかりだ…」
ミシェル「夢さんもなかなか…家庭的なもので手堅くまとめてきましたね…」
快斗「このコーナー、やたら気合い入れてくる人が多いんだよなあ…」
衣依「絶妙に混ぜてくるよね…。どれがどれだか、全部怪しく思えちゃうっていうか」
ミシェル「あ、2人にお土産です」
夢「わたしとミーから、どうぞ」
衣依「ありがとう。これは……何だろう、開けるね? えーと……お菓子?」
快斗「マルセイのバターサンド!? 俺、これ好きなんだ」
衣依「へー…わたし、初めて。いただきまーす」パクッ
衣依「んっ…濃厚…けど、おいしいね、これ」
快斗「ああ…これこれ……この糖尿病を促進しますよ、って感じのうまさ…」
ミシェル「それっておいしいって思ってますか?」
夢「でもそれ分かるなあ…。これがわたしも好きだから、持ってきちゃった。はい、ミーも食べたら? 嫌いなものの前に」
ミシェル「あ、はい。ありがとうございます」
夢「快斗くん、今、ミーが右側に目え向けなかった?」
快斗「視線誘導とはやるなあ…」
ミシェル「なっ…なんてせこい手を、夢さん…!」
衣依「勝負はもう始まってたんだね…。でもおいしい…」モグモグ
ミーとゆー、それぞれ何が嫌いか、分かるかなっ? 続く!
~食わず嫌い王:ミーvsゆー、其の二~
快斗「じゃあ、まずはこちらから先攻です。どれから、いきましょう?」
ミー大好物
カレーソーセージ マルゲリータピザ しらす 塩焼きそば
夢「うーん…ミーって、ドイツ系って聞いたことあるし、ソーセージは好きそうだよね。塩焼きそば…焼きそば食べてるところも、見たことないな…」
快斗「さっき、目線はしらす、塩焼きそば…方面に行ってたけど」
夢「うーん…ミー、どれが嫌い?」
ミシェル「言ったら番組成り立たないじゃないですか。全部好きです」
夢「嘘つきは泥棒の始まりだよ?」
ミシェル「…………う、嘘じゃなくて…これはその…………これが番組の趣旨だからセーフです」
快斗「うまくかわしました」
夢「じゃあ、しらすからいきまーす」
デデンッ
ミシェル「いただきます」アムッ
夢「その……ほんっとに、ただ単に、しらすなんだね。しらすおろし~、とかあると思ったけど…。しかも指でつまんで、上向いて食べるって…」
快斗「しらすそのものが嫌いで嫌いで、入ってるのが嫌だけど…しらすが入ってる料理がパッと浮かばなくて、しらすを選んだ…とか」
夢「ああー…」
衣依「そんなことないもんね? しらす、おいしい?」
ミシェル「おいしいです。生しらすっていうのもあるみたいだけど、俺はこの釜茹でしらすかな。このぱらぱらっとした塩っけが好きで」
快斗「いつ食べるの?」
ミシェル「朝ご飯とかで小鉢代わりに」
衣依「朝ご飯の小鉢…? 一人暮らしって聞いてたけど」
夢「ミーってそういうとこマメだからあり得る…」
ミシェル「まだ食べますか?」
夢「うーん…まだいこう」
ミシェル「はい」パクッ
快斗「…ちょっとおいしそう」
衣依「快斗くん食べる?」
快斗「いただきまーす」パクッ
ミシェル「おいしいですか?」
快斗「………うん、しらすだ」
夢「ふっ…ふふ……そりゃ、しらすだよね」
衣依「あのね、ひとつ、いい?」
ミシェル「何か?」
衣依「……何て、呼んだらいいかな? ミシェルさん? ミーさん?」
ミシェル「ミーでいいですよ」
衣依「じゃあミーって呼ぶね。……あと、実はわたしの方が年下だけど、大丈夫?」
ミシェル「テレビなので、オーケーです」
快斗「あれは、しらす後の…何かこう…?」
夢「ありえる…」
ミシェル「疑り深すぎませんか?」
~食わず嫌い王:ミーvsゆー、其の三~
衣依「後攻です。ミー、どこからいこう?」
ゆー大好物
メンチカツ コロッケ しいたけの甘辛煮 里芋の塩茹で
ミシェル「うーん…そうですね…。夢さんって家庭的な感じはないけど、家庭的なものは好きっていうタイプなんで…どれも怪しいんですけど」
夢「ミー? 何を言ってるのかなー?」
快斗「家庭的…じゃないの?」
夢「……ノーコメントで」
ミシェル「じゃあ、里芋の塩茹でを」
デデンッ
夢「いただきまーす。この皮ごとね…お味噌をつけて、ぱくっと……。んんっ、おいひい」モグモグ
衣依「どういう時に食べるんですか?」
夢「田舎から大量の里芋が送られてきて…ロクな料理が作れないのに、ってお母さんに文句言ったらこうして食べなさいって」
快斗「心温まる、いいお話だなあ…。これにケチをつけるのは良心が傷んだりしないのか?」
ミシェル「でも夢さん、ちゃんと茹でられたんですか?」
夢「っ…」
衣依「そんなレベルなの? 快斗くんといい勝負とか?」
快斗「俺、カレー作れるのにそんな低いレベル…?」
衣依「それって、塩味? お味噌味?」
夢「お味噌味かな。里芋だからこのねちゃっとした感じがね、お味噌といい感じだよ。あと皮ごとだから、この皮の食感もアクセントで」
ミシェル「そのアクセントは、悪い意味で?」
快斗「まさか。違うよね?」
夢「いい意味で、いいアクセントだよ」
ミシェル「うーん…」
衣依「どう?」
ミシェル「でも…この塩で茹でて、味噌つけて食べる、っていうのは……がさつな夢さんにお似合いかも知れない」
夢「ミー? さっきから何言ってるの?」
ミシェル「あ、すみません…つい」
夢「楽屋で話し合おうね」
衣依「デュオ解散の危機?」
快斗「そっとしておこう…」
衣依「いや、取り持ってあげないと…! 何か、仲いいエピソードとか、ないの?」
ミシェル「あ、それなら夢さんのことは俺、よく知ってますよ」
夢「ミーっ?」ガタッ
快斗「って言うと?」
ミシェル「まず家の間取り、家着の着古し感、それから洗濯物を1週間に何度洗濯しているか…防犯・防災グッズの収納場所、それから――」
夢「言わなくていいからっ! 次、次行こう!? ほら、食べきったから!」
快斗「あ、早い。好きだから当然か」
衣依「うーん…」
ミシェル「焦らせても食べる手と口があまり鈍化しなかったし…これは本当に好きなのかも…」
~食わず嫌い王:ミーvsゆー、其の四~
夢「次は、カレーソーセージで。これすっごく気になってたの」
ミー大好物
カレーソーセージ マルゲリータピザ しらす 塩焼きそば
デデンッ
快斗「うわ、何これ…?」
衣依「おいしそう…」
夢「ミー、そんなの食べるんだ…?」
ミシェル「小さいころ、外国に…っていうか、父の故郷に行った時に露店で食べて。あっちじゃメジャーなんですよ」
ミシェル「ソーセージをジュワーっと焼いて、そこにカレー粉とケチャップをまぶしただけなんですけど、どこにも売ってて食べられる…日本で言うところの……おそばレベル?」
快斗「確かにおそばは、全国どこでも食べられそうだけど…露店って言うからには………たこ焼きレベル?」
衣依「でもお祭りくらいしかあんまり屋台も出てこないよね」
夢「うーん…」
ミシェル「あの…そこはあんまりどうでもいいところじゃ…? とにかく、食べますね? いただきます」パクッ
ミシェル「っ……おいしいです、これ! 向こうで食べたのと、同じ味!」
快斗「ちょ、ちょっと興味あるんだけど…」
衣依「うん」
夢「わたしも…」
ミシェル「どうぞ」
『いただきまーす』
パクパクパクッ…
快斗「んんっ!?」
衣依「あ、おいしい…!」
夢「このジャンク感たまらないかも…」
ミシェル「フライドポテトとか、添えられてついてくるんですよ、本当は」
快斗「合いそう…」
夢「これは好きでしょう…」
衣依「じゃあ、もういいですか?」
快斗「むしろもっと欲しい…」
夢「うん…」
ミシェル「あの、これ俺の大好物…」
衣依「…じゃあ好きに食べてください…」
快斗「ところで…ライムライトは…ゴクンッ……普段、一緒にご飯は?」
夢「けっこう、行くよね?」
ミシェル「行きますね」
衣依「どういうところ行くの? プライベートで? お仕事の終わりとか?」
夢「ロケの時とかに、色んな土地のものいただいたり…あとは夜ご飯とか、一緒に食べたり?」
ミシェル「夢さんって目を放すとすぐにジャンクフードばっかり食べるんですもん…。カップ麺カップ麺カップ麺ハンバーガーハンバーガーハンバーガー…」
夢「好きなんだからいいの」
衣依「あれ、何だろう…ミーの気持ちがすごく分かってくる…。見過ごせないんだよね、そういうの」
ミシェル「そう!」
快斗「思わぬ意気投合がここで結ばれてしまった…」
~食わず嫌い王:ミーvsゆー、其の四~
ミシェル「里芋は、夢さんっぽかったし…メンチカツと、コロッケ…。この揚げものコンビが、ちょっと気になるんで……メンチカツから
ゆー大好物
メンチカツ コロッケ しいたけの甘辛煮 里芋の塩茹で
デデンッ
夢「わ、おっきい…」
快斗「ゲンコツより、ちょい小さいくらいですね」
ミシェル「どうぞっ」
衣依「召し上がれ」
夢「まずはこれを割って…うわ、すごい肉汁…」
ミシェル「…」
夢「じゃ、いただきま――」
快斗「ソースいいの?」
夢「まずはこのままね。いただきまーす」パクッ
夢「んっ…っふ……はふっ……あふい…」
ミシェル「うーん…」
衣依「メンチカツはどこが好きなの?」
夢「お家の味、って感じ?」
快斗「分かる…」
ミシェル「確かに…家庭的なものは好きなのに、家庭的じゃない夢さんっぽいですね…」
夢「もういい加減、いちいち言わないけど覚えてるからね、ミー」
ミシェル「ごめんなさい…」
衣依「でもさあ、さっきは里芋、ぱくって丸ごと食べてたのに、メンチカツは割るんだね」
ミシェル「そう! それ、俺、気になってるんです、夢さん。ハンバーガーでも何でもかぶりついていくのが夢さんなのに!」
夢「これテレビだからだよ!?」
快斗「普段そんな風なんですね」
夢「ほらー、誤解されちゃう…」
ミシェル「でも夢さんはそういうの…」
夢「ミー!」
ミシェル「は、はいっ…ごめんなさい…」
衣依「じゃあ、1回だけ、ぱくって大きな口で。そうやって食べた方がおいしいと思うよ」
夢「えー?」
快斗「しょうがないよ、夢ちゃん」
夢「じゃあ…そうするけど…いただきまーす」
ガブッ
夢「………っ…ゴクンッ………はい、ご馳走さま」
衣依「ちょっと…引っかかってなかった?」
ミシェル「夢さん、もう1個の半分残ってますよ?」
夢「ソースかけて食べる分は、ご馳走さまだから…うん」
快斗「そのままでも、ソースをかけてもおいしいメンチカツ…。これ嫌いな人はそうそういないって」
~食わず嫌い王:ミーvsゆー、其の五~
夢「えーと…塩焼きそば、いこっか」
ミー大好物
カレーソーセージ マルゲリータピザ しらす 塩焼きそば
デデンッ
衣依「わ、豪華…」
ミシェル「塩焼きそばって、やっぱり海鮮乗ってますよね。エビとか」
夢「豪華な塩焼きそばだ…普通の塩焼きそばはモヤシとネギで嵩ましされてるものなのに…」
快斗「夢ちゃん?」
ミシェル「いただきます」ズゾゾッ
衣依「いい食べっぷり」
夢「うーん…普通だ」
快斗「ちゃんと具も食べてよ」
ミシェル「もちろんです。こうやって、エビと麺をこう…うまい、具合に……」パクッ
ミシェル「んんっ…これですよ」ゴクンッ
衣依「ミーはこれ、どこで好きになったの?」
ミシェル「母さんの手料理ですね! 両親とも長く日本にいたんですけど、俺が…中学生くらいの時に、塩焼きそばをスーパーで知って買ってきたみたいで」
ミシェル「で、俺も食べてみたんですけど、これがおいしくって! ソースじゃなくて塩の方が好きになっちゃいました」
夢「ちょっと分かるかも…。こう…クリームシチューしか知らなかったのに、ビーフシチューという存在が初めて食卓に出た時の感動みたいな」
快斗「あー…」
衣依「分かるかも…」
ミシェル「そういうわけで、好きです、塩やきそば!」
夢「ミー、まだ残ってるから食べて食べて」
ミシェル「あ、はい…」
衣依「ライムライトから告知があるそうです」
夢「なんと、ライムライトが8枚目のシングルを出しちゃいました。間髪入れずに!」
快斗「間髪入れずに?」
ミシェル「つい先日、7枚目出したんです」
夢「ミー、食べ続けて。お皿全部ね」
ミシェル「はい」
夢「B面曲は、何と、弾き語りの歌になってます。わたしが弾いて、ミーと一緒に歌ってるのでそっちもチェックしてね」
ミシェル「しかもこれ…ゴクンッ………ゴクゴク……ぷはっ……夢さんが、3年目にして初めて、作詞作曲をしてCDに収録された歌なんです」
ミシェル「本当はシンガーソングライターになりたかったんだ、っていう夢さんが、ようやく、自分の歌を形にして世に出せたんです」
ミシェル「必聴ですので、ゲットしてください!」
夢「ミー、ありがと」
衣依「仲いいんだね、やっぱり」
快斗「夢ちゃんが、夢を叶えた…」
夢「うん、それもう聞き飽きたから」
ミシェル「寒くなった…」
快斗「って、そういう…そういう意味じゃなくてっ…そういう意図はなくて、口に出しちゃっただけだから勘違いだけは…!」
~食わず嫌い王:ミーvsゆー、其の六~
ゆー大好物
メンチカツ コロッケ しいたけの甘辛煮 里芋の塩茹で
夢「コロッケって、何でこう…ほっこりするんだろうね、気分が」
ミシェル「うーん…普通かも…」
衣依「ソースかけないの? あと、コロッケは2つに割らないの…?」
夢「さっきのメンチカツは大きかったから」
快斗「コロッケもおいしい…鉄板」
ミー大好物
カレーソーセージ マルゲリータピザ しらす 塩焼きそば
ミシェル「マルゲリータピザ、このチーズが伸びていって……これを持ち上げて、顔を下に持ってぺろりと…」パクッ
夢「おいしそうに食べるなあ…」
快斗「俺も食べたくなってきた…」
衣依「食べる? ミー、あげてもいい?」
ミシェル「どうぞ」
ゆー大好物
メンチカツ コロッケ しいたけの甘辛煮 里芋の塩茹で
夢「しいたけってさ、すごくおいしいと思わない? 何してもおいしい。でも、この甘辛煮は別格だよね」
夢「わざわざお母さんに分量とか教えてもらってからスタッフさんにお願いしたんだけど…再現できてるかな? いただきます」パクッ
夢「………これ。これっ、おいしいっ!」
ミシェル「これは本気で好きなやつですね…」
衣依「しいたけはおいしいよね」
快斗「旨味成分…だっけ? そういうのが豊富なんだよな」
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快斗「これで、互いに4品ずつ食べました。これより、勝負の時間です」
衣依「色紙に相手が嫌いだったと思う料理をお書きください」
快斗「じゃあ、夢ちゃん」
夢「ずばり……しらす! これだけね、浮きすぎだよ。引っかけかなとか思ったけど……そう見せかけた、本命嫌いなものと見ました」
衣依「ミー、どうぞ」
ミシェル「夢さんの嫌いなものは…メンチカツ! 夢さんにしては食べ方が丁寧で、それに…脂っこいものってそこまで好きじゃなかったかなって」
ミシェル「コロッケとすごく悩んだけど…メンチカツはわざと割って、肉汁を外に漏れ出させていたんじゃないかな、と」
快斗「では……実食!」
カカンッ
夢「いただきます」モグッ
ミシェル「いただきます」パクッ
モグモグ…
アナ「両者、一口…橘、よく咀嚼をしている。ミシェル…もう一口いった。さらにもう一口。橘は止まっている…」
アナ「おっと、橘、もう一口…。ミシェル、小鉢を逆さまにして全て口の中へ入れてしまった。果たして…!?」
~食わず嫌い王:ミーvsゆー、其の六~
アナ「果たして、参りましたは出るのか…!?」
ミシェル「………大好きです」
夢「……………っ………参りました…」
快斗「あああああ~っ…」
衣依「やったぁー! ミー、ミー、やったね!」
ミシェル「いよっし! いえーい! ハイターッチ!」
パチンッ
夢「ミーの推理の通り…脂っこいのダメで…。何かメンチカツって、スーパーのお惣菜で食べたやつが、レンチンしたら脂がべしゃーって口の中に入ってきて…」
夢「それきり、どーしても…こればっかりは脂が、脂がぁって…ダメになっちゃって」
衣依「推理勝ちだね。ミーは何がダメだったの?」
ミシェル「実は、塩焼きそば…」
快斗「塩焼きそばっ? そこっ?」
ミシェル「塩焼きそばのエピソードは本当ですけど………一瞬で、嫌いになりました」
快斗「どうして?」
ミシェル「……母さんが、何を張り切ったのか、エビ、入れたんですよ」
衣依「うんうん」
ミシェル「それが、ものすっ……………………ごぉぉぉ~く……生臭くて、塩焼きそばをすする度に、あれが思い出される感じがして…」
夢「そっちいったかぁー…」
快斗「最初に食べたのが嫌になって嫌いになるパターン…」
衣依「なるほどね…。折角の豪華仕様だったけど、それがダメだったんだね」
快斗「じゃあ、残念だけど夢ちゃんは罰ゲームです」
夢「えええ~……何するの?」
衣依「ミー、何してほしい?」
ミシェル「じゃあ………俺が教えた護身術をちゃんと覚えてるか、そこで型を見せてください」
夢「何それっ!?」
パッ… ←スポットライト
夢「………勝負に負けたので、ミーに教わった護身術を…覚えているか、テストされます」
夢「……後ろから抱き締められた時。背を仰け反らせて、後頭部で相手の顔を叩く」
グイッ…
グイグイッ…
快斗「ぷっ…www」
衣依「シュールになってる…ひとりだから…www」
夢「もうひとつの対処方、踵で後ろにいる暴漢の脛を蹴る」
ブンッ
シュッシュッ
快斗「あっはははwww」
衣依「ふふっ…あはははっ…も、もう…やめて…wwww」
ミシェル「夢さん、それじゃダメですよ。もっと勢いをつけてください!」
夢「ああもうっ、分かったよ!!///」シュシュシュッ
いよかー「「あっはははははは!!wwwww」」
~ラバステ!~
タカシ「ラバーネームは、繁殖した鮭さん。こんばんは。毎回楽しく聞かせてもらってます」
タカシ「以前お二人がレストランでお食事をしているところを偶然見かけたのですが、お仕事以外の時に二人だけでどこかに行ったりすることは良くあるのですか?」
葉子「見られてたんだ…」
タカシ「やっぱりアイドルとしてのオーラがね!」
葉子「オーラ?」
タカシ「何で疑うの? ぶーぶー、ぶー!」
葉子「何かよく分からないし…。ごめんね?」
タカシ「許してあげる!」
葉子「2人で出かけることは…あんまり、そこまで頻繁にはないよね?」
タカシ「うん!」
葉子「でもタカシさんは、けっこう色んな人に絡ん…仲良くしようとする人だから」
タカシ「絡むって言おうとしたー、迷惑がられたー」
葉子「そこまでの意図はないから…。でも、ほぼ毎日、誰かとご飯とか行ったり、遊んだりしてるって聞くけど…どういう感じなの?」
タカシ「だって僕、寂しいと死んじゃう生きものだもーん」
葉子「…そうなんだ…」
タカシ「流さないで引き出して!!」
タカシ「とりあえずね、ローテーションがあるのね?」
葉子「ローテーション?」
タカシ「ヘビロテは基本的にまこちゃんなんだけどね、例えばね、1週間あるでしょ?」
葉子「うん…」
タカシ「月曜日にまこちゃんとご飯行くでしょ? 次の日も、まこちゃんとご飯行くでしょ? その次は佑香を挟んで、またまこちゃんでしょ?」
葉子「まこちゃん多い…」
タカシ「木曜日はランダムデーで、事務所にいた人に声をかけまくってハコちゃんをゲットするでしょ?」
葉子「……そう言えば木曜日だったかも」
タカシ「花金はゆずとせーらちゃんとまこちゃんとかーくんに声をかけるでしょ? だいたい、ゆずとまこちゃんが来るのね? かーくんもそこそこ」
タカシ「で、土曜日は佑香と1日遊んだり、まこちゃんに1日遊んでもらったりするでしょ?」
タカシ「そして日曜日はまたランダムデーだからハコちゃん捕まえるのね?」
葉子「捕まえられる予定になってる…」
タカシ「そんな感じでね、僕は毎日、誰かと一緒なんだよ!」
葉子「みんな、よくほいほいついていくよね…」
タカシ「何でついてっちゃダメ風な言い草なのっ!?」
葉子「あ、ごめん…他意はないから」
タカシ「あと、ほいほいついてくるのは、僕が全部おごってるからなんだよ」
葉子「納得しちゃった…」
タカシ「そういうわけだからね、ハコちゃん」
葉子「何?」
タカシ「まこちゃんは渡さないんだからねっ!」
葉子「あ、ハイ」
タカシ「ぶーぶー、そこは危機感持ってぇー」
葉子「どういう危機感持てばいいの…?」
~漆黒の悪魔~
葉子「キャアアッ!? ま、まこちゃん、まこちゃん…!? 来て、来て来て来て…!!」
誠「んー、どうしたー?」ヒョコッ
葉子「や、やっつけて、あれ…あれぇ!!」
誠「ああ…。あいよっ、と」パシンッ
~漆黒の悪魔、其の二~
タカシ「うわ、Gだ!?」
佑香「ていっ」ベシッ
タカシ「おおー…」
佑香「あ、討ち漏らした」ヒョイッ
タカシ「ああああああっ!?」バタッ
佑香「こっちは玩具なのだ…」ニタァッ
~漆黒の悪魔、其の三~
聖羅「っ……ど、どうしましょう…?」
透「………何してんだよ?」
聖羅「あ、あの…あそこに…」
透「んなのぶっ殺せば――」クルクル ←雑誌丸めた
聖羅「でも…生きものですし、殺生はかわいそうな気が…」
透「…っ」ゴソゴソ ←箒とちりとり出した
透「手間ばっか…かけさせて…!」バシッ
ガララッ ポイッ
聖羅「まあ…ありがとうございます~」
~漆黒の悪魔、其の四~
ゆず子「うおおおおっ!? か、香、香っ、やつが出た!!」
香「ほらっ」ポイッ
ゆず子「………何この、Gジェット?」
香「自分で動け、たまには」
ゆず子「そこはさぁー!? 普通さあっ!?」
~漆黒の悪魔、其の五~
衣依「ひやっ…!? あ…か、かか…かい……快斗くんっ…」
快斗「ん? どうかした?」
衣依「あ、あそこ…あそこ……」フルフル
快斗「あそこ――げえええっ…!?」
衣依「や、やっつけて…」
快斗「い、いやあ……ちょっと俺、ああいうの苦手で…」
衣依「快斗くんっ?」
快斗「大丈夫…ちょっとしたら、視界から消えて…そう…うん…冬は越せない連中だから…」
衣依「やっつけてくれないの!?」
快斗「だ、だって…怖いし…? き、きっと、うん…あいつら、潜伏うまいから…」
衣依「そういう方向に希望持つのやめようっ!?」
すごくどうでもええと思うんやけどね
めっちゃ久々に聞いた曲がね、これとーるちんのテーマソングにしたいわってなったんで紹介
https://www.youtube.com/watch?v=Xb-5gYcbwLo
~ラバステ!~
衣依「ラバーネーム、定時退社できない人さん。いよりんかーくんこんばんは。いつもこの時間を楽しみにしています」
衣依「SSラブもリリースからだいぶ経過しボイスも充実してきましたよね」
衣依「そこで質問ですが、自分自身のボイスとそれ以外のボイスからそれぞれもっとも好きなものを1つ挙げるとしたらどのボイスですか?」
衣依「よければ教えてください」
快斗「お陰様で長続きしています、ありがとうございます」
衣依「ありがとうございます」
快斗「ボイスも充実はしたけど…俺、カード集めるのは集めるけど、ボイス解放まではあんまりしてなくて…」
衣依「そこがゲームの売りなのに…」
快斗「何か、集めたらそれでいいや…みたいな? まあそこまで熱心にやってるってわけでもないんだけど」
衣依「でもちょっとくらいは、ボイス解放したでしょ?」
快斗「まあ…」
衣依「じゃあ、自分のはどのボイスが良かった?」
快斗「自分の? ……うーん…正直、俺自身のは収録したし、自分で自分を集めるのもあれだし、SSR多くてさっぱり手に入ってはいないんだけど…」
快斗「何だろう…収録してる時に苦労したなあ、って思うのがバライベかな…」
衣依「あー…」
快斗「だって、格好つけながらさ…しかも注文で色っぽくとか、エロチックにとか言われて…印象深すぎて覚えてるけど、あの台詞は…」
衣依「言ってみて、言ってみて」
快斗「ええっ?」
衣依「きっとリスナーも聞きたいって思ってるから。ねっ?」
快斗「………………………俺…もうお前のことを、放したくない…」
衣依「!!」
快斗「ああ、恥ずかしいっ!///」
衣依「」
快斗「あれ、衣依? おーい」
衣依「ハッ…あ、じゃあ、自分以外のボイスだと?」
快斗「自分以外……んー………ゆず子さんかな?」
衣依「ゆずちゃん?」
快斗「ほら、普段ががさつっていうか、横暴っていうか、そういうところあるのにさ…何のイベントだっけ…妹をやってるゆず子さんがあって、そのボイスがさ」
衣依「あー…」
快斗「カードもゆず子さんが上目遣いになってて、そこからのボイスが、あれも買ってよお兄ちゃん…ってやつ。何か……ギャップってすごいと思った」
快斗「衣依は? 自分のと、別の誰かの」
衣依「わたしは……自分のは、恒常の台詞とか? ありったけの力を注ぎ込んで『寝坊しちゃうよ、早く起きて』ってやつ」
快斗「ああー…何かこう、まさしく衣依、ドンッて感じの台詞だな。じゃあ自分以外のは?」
衣依「自分、以外……だと………うーん…えっと…」
快斗「けっこうやってるのにすぐ出ないもん?」
衣依「な、何がいいかなって…。あ、香くんのボイスで『ともに行こう、あの空の果てまで』って。あれは、何か…意味不明だけど格好良かったかな」
快斗「香さんは何か、どんなことを言ってても深い意味があるんだろうなあって考えさせられるからな…」
衣依「ところで快斗くん…きっとリスナーの皆は、快斗くんが色んな台詞をこのラジオで喋ってくれたら喜ぶと思うんだけど、どうかな…?」
快斗「いきなりすぎない? 何で急に? やだよ?」
業務連絡、業務連絡~
本日の更新はないか、23時以降になるものと予想されます~ めんご
更新はないかな…?
ラバーネーム「だらだら細胞」
聖羅さん、衣依ちゃん、こんばんは。最近寒くなってきましたね~
私、快斗くんがアイドルを始める前から使っていた2witterのプライベート用のアカウントに偶々フォローされていたんですけど、SSプロの人達だと聖羅さんと、それと葉子ちゃんもフォローされてるんですよね。聖羅さんと快斗くんの絡みがいつも面白くてクスッとさせられます(^ ^)
ラバーネーム 芝を刈る左腕
かーくんと香様、こんにちは。いつも楽しく聴いてます
かーくんブームは相変わらずですねー。先月には初となるアメリカでのライブがあったそうですが、かーくんは英語はどの程度話せるのですか?
ただいま
ごめんね、アナウンスできなくて 生きてます
鳥取は心配だけども揺れがあったことも分からなかったとこに住んでますので
あと>>973>>974は審議の結果、申し訳ないですが採用できない内容だったことをお詫びします
かーくんは2witterとかアカウント持ってても呟かない筆無精タイプですし、アメリカにもまだ行かないかなあ、と
ごめんなさいね
いや申し訳ないです
お詫びに小ネタをひとつかふたつやれたらいいなと思うけど眠いから期待なされぬよう
ダメや、ちょい忙しくなっとって
すまんの
いやはや、ようやく落ち着けそうなんだけども…はじめたん編、やめてもええかな…(震え声
とりあえず次スレたてたけん
安価とコンマで、昨今のアイドルブームに乗りたい【其の十二】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1478615804/)
言い訳?
何かほら、はじめたんが嫌われてしもうてる感がひしひし感じるし、
時間置かれちゃって何をどうするか考えてたのがパーってなってもうてぼくのモチベもあれになっちゃったし、
第三勢力的にこれから加えておけばかつて愛さんがクイズで負けて何かなー、ってされたことへの措置として当て馬的にも使えるかなあとかこすいこと考えたり…
あとサザエ時空であれやりたいなー、とかこれやりたー、ってのが思いついたとか…
あ、でも別にはじめたんを悪役に仕立て上げるとか、そういう悪い利用法ばっかりするわけでもないからさ、ね?
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