安価とコンマで、昨今のアイドルブームに乗りたい【其の十】 (1000)
安価とコンマで、アイドルとかをね、あれこれね、プロデュース?
極端なエロやグロ、倫理・道徳的にNGなものは、無言でズラしていくスタイルです
前 安価とコンマで、昨今のアイドルブームに乗りたい【其の九】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1474801008/)
安価連取はなし
コンマはいくらでも建前上はオーケーよ
(あんまりコンマ連取しすぎて悪い結果ばっかだと、ね? ってことで…さ?)
1番最後の安価を取っていたら、それからどれだけコンマ判定が続こうが、次に安価が出て別の人が取得するまでNGよ
あんまり気づかないこともあるから、連取になってたら「なってるよー」てやんわり教えてね
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1475831706
SSプロ所属アイドル
・湯郷シャーディ Sランク
・西城タカシ Aランク
・菱河香 Aランク
・仲寺衣依 Aランク
・北川聖羅 Aランク
・御剣誠 Bランク
・周藤快斗 Bランク
・垣根ゆず子 Cランク
・五味葉子 Cランク
・安住佑香 Cランク
SSプロ職員
社長 うぉっほん、で呼びかけてくるひと
間野巌 見た目は恐いし身内には威圧的だけど外部にはとっても頭と腰が低いプロデューサー
河村スバル もっさりヘアとオタッキーな眼鏡がトレードマークの苦労人事務員
壁P 人間辞めてる勢筆頭? 旦那様はダーリン呼び
SOKUHOプロ所属アイドル
トレジャーシップ
・春日野愛 Bランク
・榊漣 Aランク
・金目純 Bランク
・澄谷奏 Bランク
ライムライト
・ミシェル Cランク
・橘夢 Cランク
Play of stars
・菅野孔 Cランク
・赤井武 Cランク
・間宮つぼみ Cランク
SOKUHOプロ職員
女社長 年齢を訊ねるのはタブー
諸星銀河 クズ・オブ・クズ
鉄P 鉄面皮・物怪・人外と畏れられる(?)人間辞めてる勢のひとり
その他
先生 変人な作曲家の先生。口癖は「エクセレン!」
吉喜良人 広告代理店のエリート社員で壁Pのダーリン
壁P「爽やか水泳もの学園ドラマ…ですか」
壁P「水泳部を舞台に、快斗くん演じる天才スイマーの主人公が転校してくる…と」
快斗「いきなり主演って、大丈夫でしょうか…?」
壁P「うーん…まあ、演技が大根でも快斗くんの容姿なら大丈夫でしょう」
快斗「ええ…?」
壁P「ところで泳げます?」
快斗「………溺れない、程度に?」
壁P「おやまあ…」
名前:周藤快斗 性別:男 年齢:19歳 誕生日:5月
体力:3 頭脳:2 精神:2
歌:3.32 踊:6.33 容:7.30 表:3.00 演:4.00
熱:3 道:3
好感度:【365/信じてやってみよう】
メモ:形から入るタイプのようだ
何でもメモを取るクセがあるらしい
極度のストレスや緊張にさらされると、状況を飲み込めなくなるようだ
客前で奮い立って実力を120%発揮してしまえるタイプのようだ
MFC恐怖症になってしまったっぽい
自分に求めるレベルはけっこう高いようだ
動機:ダンサーの足がかり
電器屋の息子:電器屋の一人息子。部品調達や、機械修理というちょっと普通じゃない特技の持ち主
深い執念:人にされた嫌なことをけっこう根に持つタイプ
持ち歌:チューンアップ Shall we sing ハートシェイカー クラップラップ
全体曲:5/7
壁P「えーと…8月4週目に超フェス、か…」
壁P「あとはドラマの撮影、撮影、撮影…と」
壁P「けっこう忙しくなるな…」
壁P「しかも、ドラマ主演だから番宣もあるしなあ…」
壁P「ま、この機会にどどどーんとさらに売ってしまおう」
↓1 来週のかーくんは
1 ドラマの番宣でクイズやるやで、クイズ
2 ドラマの撮影&水泳指導漬けの日々なんだな、しかし
3 まだ詰め込めるはず、営業だ
―― 7月 2週目
<はぁい、カットー
<チェックしまーす!
快斗「ふぅ…」
壁P「お疲れさまです」
快斗「あ、プロデューサーさん」
壁P「撮影はどうです? 皆さんと仲良くやれてますか?」
快斗「はい、一応…。分からないことばっかりで迷惑かけてますけど…」
壁P「じゃあ大急ぎで覚えていくのみですね」
快斗「あはは…」
<ではこのシーンの撮影は以上になりまーす!
<ありがとうございましたー
快斗「やった、終わった…」
壁P「休憩ですか?」
快斗「いえ」
壁P「?」
快斗「……水泳の、指導が…あるんで、また後で!」タタタッ
壁P「…燃えてますねえ」
↓1 撮影漬けのかーくん
1~3 あれ、休んでる時間がさっぱりなくね?
4~6 水泳って体力使うからねえ
7~9 うーん、輝いとるわ…
バシャバシャバシャ…
コーチ「腕の使い方が違う! 何度も何度も言ってるだろう!」
快斗「はい、すみません!」
コーチ「もう1本!」
快斗「はぁい!」
バシャバシャ…
壁P「おおー、熱血指導…」
壁P「主演で、役どころが水泳の天才…。演技とはいえ、上手にならなきゃやっていられない、か」
壁P「この水泳シーンのためだけに朝早くと夜遅くまで練習をして、日中は撮影に次ぐ撮影…」
壁P「とんでもなく疲れるはずだというのに、快斗くんの顔がものすごく輝いているのは…本人が楽しんでるから、かな」
↓1 ドラマ撮影はけっこう良さげに進んでるのを確認した
1~3 けどかーくんってがんばりすぎたりしないだろうか、という一抹の不安
4~6 まあ、ただでさえ大変な中で、さらに別のお仕事も入ってくるんですがねー
7~9 壁Pが撮影現場から帰ろうとしたら、ああっ、知ってる子がかーくんと共演者だったー!
―― 後日
快斗「何か、撮影抜け出してくるのって、学校サボってるみたいな気分が…」
壁P「これもお仕事なんですから、堂々としていてください」
快斗「はあーい…」
快斗「ところで、今日って何のお仕事でしたっけ?」
壁P「忘れちゃいました?」
快斗「台詞覚えるのに、いっぱいいっぱいで…」
壁P「仕方ないですね」
↓1 本日のお仕事は…
1~3 アイドル界、夏の大運動会!! ただでさえ水泳で疲れてるところに、超疲れそうなやーつですよ
4~6 愛さんがかつて無双した、あのクイズ番組。正当数に応じて番宣タイムがもらえるのだ…
7~9 なんてことはないトークバラエティーの番組ですよ。オバハンタレントに根掘り葉掘りイケメンが質問攻めにされるのが売りの
快斗「あれ…何ですか、ここ…? 競技場…?」
壁P「今日は大運動会ですよ」
快斗「」
壁P「事務所対抗です」
快斗「え」
壁P「もちろん、優勝を狙いにいけるメンバーが揃っています」
快斗「えええええ…」
壁P「はい、到着っ」
タカシ「あ、かーくん来たー」
誠「おう、ドラマ抜けてきたのか? 大変だな」
香「だが優勝を取りにいく、全力でやるように」
シャーディ「ああ…こうして超大勢のアイドルに混じれるのも今年で最後か…」
佑香「がおー」
衣依「でもあんまりムリして体壊しちゃダメだからね、快斗くん」
快斗(ほんとにガチメンバーだ!!?)
壁P「ではシャーディ、かけ声を」
シャーディ「いえーい、じゃあ、手を重ねましょうか…ふひひひひ…さあさあさあ、わたしの手の上に重ねるのは…?」
香「誠、やれ」
誠「おうっ、SSプロ、ファイッ!」
『オー!!』
シャーディ「ねえちょっとっ!?」
↓1 最初の種目は、徒競走…
1~3 ソクプロ軍団、強い
4~6 かーくんは体にきてますねえ…
7~9 これが魔窟SSプロ…
あらしっぽいのはコンマとかも無視にしときましょうかね、何か気分的に
実況『各選手、スタート位置につきました』
実況『それでは第1レース、用意――』
パァンッ
快斗「うおおおおっ…!」ダッ
タカシ「かーくんガンバー!」
誠「前向いて顎引けー!」
衣依「がんばって、快斗くーん!」
ダダダッ
快斗(案外いけるかとも思ったけど、やっぱここんとこ毎日水泳漬けで、何か力が入らない…!)
実況『おおっと、周藤選手、出遅れている! 出遅れているぅー! スタンド席から必死の声援が届いているぞぉー!』
実況『ファンの声援に応えることはできるのかぁー!?』
快斗(そうだっ…!)
快斗(俺には応援してくれているファンが…!)
↓1 いけるかっ
1~6 6人中で4位だったかーくん
7~9 がんばっても2位か…
快斗「うぅぅおおおおおおおおっ!」
ダダダダダッ
実況『周藤、追い上げる、追い上げる、追い上げていくぅー!!』
パァンッ
パンッ
実況『周藤、2位ー! 素晴らしい追い上げでしたが、残念ながら1位にはなれませんでした』
快斗「はぁっ…はぁっ…」
実況『しかし光る汗が眩しいです、これが、現在もっとも波がきているアイドル、周藤快斗なのでしょうか!?』
快斗(あれ、いつの間にそんな波がきてるとかになったんだ…?)
・
・
・
香「徒競走では1位になれたのが誠と佑香とシャーディ、2位が僕と快斗と衣依…か。まずまずだな」
タカシ「はーい、僕は5位だったよー」
衣依「タカシくん、5位はポイントにならないからはぶかれたんだよ」
タカシ「ぶーぶー」
香「次の種目は移動玉入れ、か…」
香「ゴール役1名と、投げての役6名に別れて、全事務所で入り乱されて追いかけ回しながら玉を入れていく…」
香「大事なのはゴール役だな。いかに玉を入れられないか、を競ってもっとも少なかった事務所から3位にまでポイントが入る…」
↓1 逃げ回る人(ゴール役)は…
かーくん、シャー、香様、まこちゃん、いよりん、タカシくん、リルモン の誰にしようか?
佑香「がおー」シュッ ←挙手
香「…やりたいのか?」
佑香「ふっ…優勝間違いなし」ニタァッ
衣依「確かに、逃げ回るの得意そうだし…」
誠「いいんじゃないか?」
快斗「まあ…確かに」
シャーディ「きひひひ…追いかけ回してやるぜぇ…地の果てまでだってなあ…ふひひひひひ…」
香「あとシャーディ、まだその本性は隠しておけ」
↓1 移動玉入れ、スタート!
1~3 ソクプロ、いけ! いくんや!! 唯一兵器ミーと最強の軍師愛様の極悪正義タッグなら…!
4~6 リルモン、アグレッシブすぎぃっ!! 逃げなきゃいけないのに果敢に別のゴール役を追いかけ回していくぅっ!
7~9 リルモンさすがっすわー、そしてシャーディとまこちゃんがこういう系は強い
実況『さあー、始まりました、移動玉入れ!!』
実況『広い場内に、今、一斉にアイドル達が――ああっとぉっ!?』
実況『あれはSSプロ、SSプロのゴール役、安住佑香がするするとスタンド席に柱を伝って登っていくぞぉっ!?』
実況『あれでは玉の入れようがありません! しかし、通用口等の使用に制限はありますが、ああして登る分には抵触するルールがありません!』
実況『一体誰があんなことをする人を想定していたでしょう!? マネしようとするアイドルもいますが、そこに湯郷シャーディが襲いかかるぅっ!!』
実況『おおっと、砂埃、砂埃が巻き上げられています! 御剣誠だ、砂埃の中心には御剣誠がいるぅっ!!』
実況『まるで野生動物の狩りのように一心不乱に狙いを定めたゴールを追いかけていくぅっ!!』
実況『SSプロすごい、SSプロはヤバい!!』
快斗「あの、うちってアイドル事務所でしたよね?」
香「そうだ」
衣依「たまに分からなくなるよね」
タカシ「ねえねえ、今、僕、ボール1個入れたよ!」
↓1 移動玉入れの結果は…
1~4 だからソクプロさん出ないと、ワンサイドゲームで終わっちゃうから…愛様やる気出して
6~9 SSプロ、圧勝。さすが魔窟
愛「玉かき集めた?」
蓮「ああ」
純「集めたけど…?」
愛「んじゃ、ミー、あんたがそれ全部持ってスタンド席に逃げ込んだチビっこに叩き込んできなさい」
ミシェル「はいっ!! 行ってきます!!」
愛「でもって、流れ弾を装ってうちのゴールに玉を入れようとしてる連中にぶつけて妨害」
奏「せこい…」
愛「勝ちゃあいいのよ、勝ちゃあ」
純「でもそれで勝てんのっ?」
愛「このゲームはいかにライバルに玉を叩き込んで、こっちのゴールに入れさせないかなのよ」
愛「あの魔窟集団のミスは、ゴールの護衛を忘れたことね。その代わりに攻撃力に特化させてるってとこかしら」
蓮「…これ、運動会だよな?」
奏「うん…」
夢「っていうか、何であたしがゴール役なのぉぉーっ!?」
孔「何故か俺だけこの中に参加させられた…」
↓1 改めて、結果は!?
1~3 SSプロが、ビリだとぅ…? リルモンがミーに負けた…
4~6 SSプロ、1位転落…。リルモンもミー相手だとギリギリだったか…
7~9 ソクプロが上位に出てきたけど、SSプロはまだ首位を守る
ミシェル「待てぇー!」
佑香「!?」モグモグ ←観客のお姉さんにグミもらってた
佑香「ふっ…」シュタッ
*「きゃっ…!?」
ミシェル「ルールに抵触しないからってこんなところに逃げ込むなんて卑怯な…!」
ヒュバァッ
ヒュバッ
佑香「むっ…なかなか鋭い」
ミシェル「託された玉全て、その背中のカゴに叩き込んでやるぅー!!」
ヒュッ
ボスッ
香「っ…!? 流れ弾か…いや、しかし…何だ、先ほどより無作為に玉が飛び交っているような――?」
香「……いや、これは…あのゴール役のアイドルを狙った者に、次々と…?」
香「!!」
香「まさか、自分の事務所に玉を入れさせないための妨害…!? そんなアイドルらしからぬ作戦を立てる者がいるのか…!?」
愛「おーっほほほ、やっちまいなさい!」
愛「とりあえず上を崩せば、その分だけ下がせり上がるのよ!」
・
・
・
実況『これは番狂わせの予感だぁー! あの魔窟・怪獣の巣・闇の発する場所、とまで怖れられるSSプロが首位陥落ぅー!!』
実況『果たしてどこの事務所が優勝の栄冠を掴むのかぁー!?』
快斗「魔窟、怪獣の巣、闇の発する場所…?」
衣依「よそからどう思われてるんだろうね、うちって…」
香「ロクなもんじゃないだろうな…」
佑香「むぅぅ…」
タカシ「まさか客席に逃げた佑香を追っかけていけちゃう身体能力の人がいるなんてねー」
誠「でもあれくらい誰でもできるだろ?」
タカシ「まこちゃんは常識を知ろうねー」
シャーディ「あ、あんっ…あっ、あっあっ…」ビクンビクン
誠「あとシャーディはどうしたんだ?」
タカシ「思う存分、アイドルを追いかけ回すっていう欲求をちょっと満たせてエクスタシーなんじゃない?」
快斗「正直とても気持ち悪いんですけど…」
タカシ「でもね、そういう言葉さえもシャーディに直接言ったら快感に変えられちゃうから放置するのが安定なんだよ」
↓1 次の種目は…
1 ヘキサゴン綱引き?
2 エクストリーム借り物競走?
3 二人三脚!!
実況『さあ、続きましての競技はエクストリーム借り物競走です!!』
実況『全部で5つのお題が出され、その全てをかき集めて、ゴールをしなければなりません!!』
実況『去年の大会ではひとつ30キロの米俵を3つと20キロの鉄アレイ、そして笑いの沸点が低い人、という難題揃いを見事にクリアしたシュルツ選手が印象的です!』
実況『今年はどのようなミラクルが巻き起こるのでしょうか!?』
実況『ちなみに、お題に出ているものは会場内に隠してありますので、会場の外には出ないようにしてください!』
快斗「なんていう競技だ…」
香「考えたやつは相当のバカだな」
誠「そうかあ?」
衣依「少なくともまこちゃんと同じくらいの知能かな…?」
香「とにかくっ」
香「この競技は2人まで参加できる」
香「ずっと誠ばかりを酷使しても肝心のところでバテられても困るからな…どうしたものか」
↓1 ふたり選んでええよー
かーくん、シャー、香様、まこちゃん、いよりん、タカシくん、リルモン の中からねー
衣依「がんばるねっ」
シャーディ「いーよりん、一緒にがんばろうね~」スリスリ
衣依「う、うん…そうだね…」ヒキッ
快斗「女の子で大丈夫ですか…?」
香「平気だろう」
シャーディ「まっかせてー!」
快斗「あ、いや衣依の方だけ心配なんですけど」
シャーディ「ひーどーいー!」
衣依「がんばるから、大丈夫だよっ!」
佑香「ほんと?」
衣依「ほんと!」
誠「衣依、ケガしないようにな」
衣依「うん」
タカシ「いざとなったら、泣き落としだよ!」
衣依「そういうのしなくても大丈夫だってば…」
・
・
・
実況『それでは、エクストリーム借り物競走、第1レースぅ、スッタァアアアアアアアア―――――――――――――トぉぉっ!』
パァンッ
実況『さあ、一斉にアイドル達が走り出しました!!』
実況『おっと、真っ先に最初のお題カードに辿り着いたのは、SSプロのお姉ちゃん、仲寺衣依だぁー!!』
衣依「お題は――」ピラッ
↓1 いよりん、第1のお題は…
偶数 リンゴ5個
奇数 体重100キロオーバーの男性
衣依「リンゴ、5個…?」
衣依「なんだ、これくらいなら軽いし、大丈夫そう…!」
衣依「リンゴー!」
衣依「リンゴを5個、誰かくださーい!」タタタッ
誠「リンゴ5個かぁー」シャクシャク
快斗「えーと、ここにあるのは、1、2、3、4…」
香「おい誠、何を食べてる?」
誠「ん? リンゴ」
快斗「あれっ…?」
タカシ「何でまこちゃん、リンゴ食べてるの?」
誠「さっき、誰かがこれどうぞーって持ってきてくれたから」
衣依「あ、リンゴ! こっちにあったなんてラッキーだね!」
快斗「いや、それが…1個、誠さんが食べちゃって…」
誠「……えっ? ダメだったか?」
衣依「ええーっ!? じゃ、じゃあもう1個どうするのっ!?」
香「探せっ! 一応あるはずだ、ぴったりしか用意していないなんてことはない! クソっ、誰かにはめられた…!!」
愛「ちょろいわね…」←はめた人
奏「やり方がセコい…」
蓮「せこちゃん呼ばわりされてるんだから見習ったらどうだ?」
奏「せこちゃんじゃないもん…」
↓1 ソクプロめ…!
1~3 いよりん、ビリ…
4~6 何と純くんが1位をかっさらっていった…お船強し
7~9 それでもがんばっていよりん2位やで、大健闘やな!
衣依「負けないんだから…!」
衣依「まこちゃん、リンゴ探してきて! ゴールの前で待っててね!」
誠「えっ? お、おう…!」バタバタ
衣依「その間に他のお題を用意しておこう…!」
タタタッ
衣依「第2のお題は――チームの1番かわいそうな人? シャーディ、来て!」
ダダダダッ
シャーディ「何かなっ?」キリッ
衣依「じゃあ第3のお題行くからね、ついて来てね!」
シャーディ「わっほほほい!」
衣依「第3のお題、米俵…!? シャーディ、持って!」
シャーディ「へいへいへーい、お任せぃっ!」
衣依「第4のお題、頭の弱い人…まこちゃんでいいや!」
衣依「よしっ、このままゴールに行ってまこちゃんがリンゴをあと1個用意してくれてれば…!」タタタッ
シャーディ「米俵重い…けどいよりんにお願いされちゃったら百人力だよねーっ!!」ドドドッ
衣依「まこちゃーん、リンゴはー!?」タタタッ
誠「おう、受け取れー!」ポイッ
衣依「ああっ…そんなゴールぎりぎりまで投げなくていいのに…! まこちゃんもお題だから一緒に来てー! あと間に合って…!」ダンッ
パシィッ
シャーディ「いーよりぃーんっ!」バッ ←何故か飛んだ
衣依「よし、ゴー、ル――?」
シャーディ「うっふふふふ~」
衣依「ひゃあっ、しゃ、シャーディ――!?」
ガッシャアアアンッ…
衣依「痛ててて…」
シャーディ「ぬふひひひひひっ…」
誠「大丈夫かー?」トトトッ
実況『SSプロ、仲寺選手、2位でゴォォォ――――――――ル!!』
実況『事務所の力でもぎとった2位でしょう!!』
↓1 そしてシャーディの番…
1~3 くっ、ソクプロめ、卑怯な…!
4~6 シャーディの引くお題がことごとく…
7~9 魔窟最強の闇やで?
実況『やはりシャーディ、速い、速い!!』
実況『アイドル集合系イベントの時のみ、筋力・持久力・瞬発力が通常の3倍になるという噂もありますが、まさしく、それにふさわしい速さです!!』
快斗(それ何てシャー?)
香(赤い彗星だ)
シャーディ「最初のお題はぁ~?」
『米俵』
シャーディ「あちゃー、いきなりお米か~」
シャーディ「でも米俵はわかりやすーいとこに設置してくれてるし…!」
ガシッ
ムンズッ
シャーディ「次行こー!」
実況『すさまじい、米俵を軽々と担いで次のお題へ走り出しました!』
シャーディ「お次はー?」
『米俵』
シャーディ「またかー、あっちゃあー」
シャーディ「まあでも、もひとつくらいいけるし…!」
ズシンッ
シャーディ「つ、次行こ、おお…!」
実況『まだ走れています、男、女、シャーディとまで言われ人間の性差を超越しているなどと言われることもありましたが、湯郷シャーディ、すさまじい!!』
シャーディ「つ、次のお題はぁ~…?」
『米俵』
シャーディ「また…?」
愛「チビガキ、ちゃんと前のレースで細工したでしょうね?」
純「したって…。米俵のカードを係員が回収した時に、こっそりこのちっちゃいシールを米俵カードの裏に貼れってやつでしょ? 何このシール?」
愛「あのバケモノが無意識に選ばざるをえなくする魔法よ」ニタッ
純(魔法ってこれ、いつかのコンサートで余ったグッズのステッカーだよね…?)
純(でも4枚しか米俵のカード見当たらなくって、シール余ったんだよなあ…)
実況『シャーディ、何と、何と、米俵4個ぉ~!!』
実況『見事に米俵のお題だけを引いていきます! それでも進む、進んでいるぅっ! すさまじいです…!』
↓1 果たして、シャーディはどうなる!?
1~3 米俵5個につぶされた… さすがにダメだったか…
4~6 最後のお題がアイドル1名で、狂気が肉体を凌駕した…ものの?
7~9 最後のお題が同じ事務所の誰か、でアイドル愛が肉体を凌駕して見事に1位…さすが生ける伝説
シャーディ「ぐぬ、ぬぬ…」
シャーディ「最後の、お題はぁっ…」
ピラッ
『アイドル誰でも1名』
シャーディ「…」
実況『おおっとぉっ!? シャーディ、動きが止まったぁー!?』
実況『一体どうしたというのかぁあああっ!?』
シャーディ「ふひっ…」
香「!!」
香「何かシャーディが引いたぞ、あの目は…!」
衣依「えっ、まだ引退ちょっと先なのにこんなところで…!?」
タカシ「間野っちがかんかんになっちゃうねー」
シャーディ「ふひひひっ…」キランッ
快斗「!?」ゾクゾクゥッ
香「こっちを見た…?」
誠「あ、事務所の誰かー、とかじゃないか?」
シャーディ「王子様ぁああああああああんっ!!!」ドドドドドッ
快斗「ひぃぃっ!? 米俵4個担いでダッシュで近づいてきたあああっ!?」
↓1 シャー暴走?
1~3 怖すぎてかーくんが逃げてビリに…
4~6 かーくんが逃げまくったものの、シャーさんに捕まった…けど逃げた時間ロスで6位とか…
7~9 一瞬でかーくんは捕まってそのままゴールを突き抜けて…かーくんあーめん
0.00 SUPER SPECIAL SHARDY
シャーディ「きぃぃっひひへへへへへへぇえええええっ!!」
シャーディ「まーずは快斗くんをゲェエエエーット!!」
ガシィッ
快斗「ひぃぃぃっ!?」
シャーディ「だーけーどー…」ギランッ
香「」
衣依「」
タカシ「」
誠「」
佑香「」
シャーディ「別にー、1名って書かれちゃいたけどー」
シャーディ「多い分には問題ないかなー、とか思っちゃったりしてー?」
香「何、だと…?」
衣依「やだやだ、ダメだよ、おかしいよこんなの…」
佑香「…」ブルルッ ←本能的な何かの身震い
誠「…」ブワァッ ←あのまこちゃんが冷や汗
タカシ「しゃ、シャーディ…ほら、それ(闇)は…ね、知らない人いっぱいいるし…」
シャーディ「ふひっ…」
シャーディ「ふひひひひひひ…」
↓1 SUPER SPECIAL SHARDY!!!
偶数 かーくん、男気を発揮した
奇数 SSプロ全員をシャーディが連行しつつ、堂々の1位を獲得しつつ、シャーディが引退だからみんなでゴールしたんだろうねって美談にまで…事実はさておき
シャーディ「みぃぃーんなまとめて!」
シャーディ「ゴォオオオオオオオ―――――――――ルしよおおお――――――――ねえええええええええ――――――――――っ!?」
『ぎゃあああああああ――――――――――――っ!!!?』
実況『あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ! 結果を言う前に言っておくッ!』
実況『おれは今SSプロの魔窟っぷりをほんのちょっぴりだが体験した。い…いや…体験したというよりはまったく理解を超えていたのだが……』
実況『あ…ありのまま今起こった事を話すぜ! シャーディが周藤を確保したと思ったらいつのまにか全員引き連れてゴールしていた』
実況『な…何を言っているのかわからねーと思うがおれも何をされたのかわからなかった…』
実況『頭がどうにかなりそうだった…催眠術だとか超スピードだとかそんなチャチなもんじゃあ、断じてねえ』
実況『もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…』
実況『――というわけで、湯郷シャーディ、1位通過ぁ~!!』
実況『今年いっぱいでのアイドル引退を宣言しているシャーディに、SSプロの全員で花を持たせたということなのでしょうか!?』
実況『うるわしき事務所の絆に、盛大な拍手を~!!」
パチパチパチ…
ワァアアアアアアアアッ
シャーディ「どうもどうもー! あはははっ! うふふふっ! えへっへへへええ…! おひょほほほほっ、ほほえっへうふふひおほうふぉふぉ!」
快斗「怖い…」
誠「まあ…バレなかったのは…良かった、のかぁ…?」
香「本当に何が起きた…?」
↓1 お弁当ターイム!!
1~3 え…シャーディが作ったん…?
4~6 あら~、全部いよりんの手作り?
7~9 ハコちゃんとせーらさんがお弁当作って駆けつけてくれたよ
聖羅「みなさ~ん、お疲れさまです~」
葉子「間野さんにお願いされて、お弁当作ってきたよ」
誠「おおっ!!」
衣依「2人で作ってくれたの? ありがとう!」
シャーディ「くはぁっ…聖羅と葉子ちゃんの…お、おべ、お弁当…」ダクダク
聖羅「あ、あら…鼻血が…大丈夫ですか…? 今、拭くものを…」
シャーディ「そのまま…そこにいて…」ギュッ
聖羅「は、はい~…」
香「バカやってないで食べろ」
快斗「すごい豪華ですね」
タカシ「あ、まだあったかい…作り立てって感じで嬉しいね」
佑香「うまし…」モグモグ
誠「このおにぎりうまいな…やっぱ握り飯だな…」モグモグ
↓1 お弁当食べてるところにカメラがきおったで…食レポや!! 何故かかーくんが
1~3 語彙が残念な王子様…
4~6 なんか抽象的すぎる王子様…
7~9 ふわっとさらっと、曖昧な言葉で受け流せた王子様
実況『さああ~、各事務所、お弁当タイムに入っています』
実況『おっと、カメラさんが狙いを定めたのはぁぁ~……SSプロだ!』
快斗「っ…あ、えっ?」
快斗「食べてるとこまで、来るんですね…」
実況『周藤快斗くん、お弁当はどうですか?』
快斗「えっ、あ、はい…そう、ですね…」チラッ
快斗(俺が対応するの…?)
香(お前がヘタに反応してしまったからだ)モグモグ
誠(このダシ巻き玉子うまいな…)モグモグ
衣依(うーん…運動してるからって、ちょっと塩分濃いめの味つけがにくい)モグモグ
シャーディ(ふひひひひひ…)モグモグ
佑香(誰にデスソースかけよう…?)モグモグ
タカシ(こういう手作りなら、お弁当でもおいしい…)モグモグ
実況『お味は?』
快斗「お、おいしいです」
実況『どんな風においしいですか?』
快斗(どんな風…!?)
快斗「…っ」
快斗「聖羅さんと葉子さんが作ってくれた、真心たっぷりのお弁当なので、お腹だけじゃなくて胸まで満たされます」ニコッ
快斗「2人の人柄が出てるような、体にやさしい味で…えーと…気持ちがこもってるのが、よく分かります」キラリンッ
実況『それはとてもおいしそうですね~』
実況『こんなことを言われるとまんざらでもないんじゃないですか?』
葉子「えっ、こっち振るの…?」
聖羅「あら~…喜んでいただけると、とっても嬉しいです~」
葉子(動じないのすごい…)
↓1 そして午後…1発目の競技は!!
1 二人三脚!!
2 椅子取り合戦!!
3 パン食い競走!!
実況『さあ、お弁当タイムが終わりまして午後の競技が開始されます!』
実況『行われるのは二人三脚、二人三脚です!』
実況『息をぴったり合わせて、1番に駆け抜けることができるのはどこのコンビなのでしょうか!?』
実況『
まーたー、間違ってしもうたーめんごー、待っててねー
実況『さあ、お弁当タイムが終わりまして午後の競技が開始されます!』
実況『行われるのは二人三脚、二人三脚です!』
実況『息をぴったり合わせて、1番に駆け抜けることができるのはどこのコンビなのでしょうか!?』
香「二人三脚には2組4人が参加だ」
香「運動の得手、不得手、それに体格等で考えていきたいが…」
香「…意外とこう考えるとバラバラで困るな」
誠「俺と快斗でやるか?」
快斗「背は…それでも大丈夫そうですね」
香「快斗、誠に合わせられると思っているのか?」
快斗「…」
誠「えっ?」
タカシ「じゃ、かーくんと香くんは?」
香「…まあ、いいが」
快斗「あ、ハイ」
香「あと一組は…」
↓1 かーくんは香様と…もう一組は!?
1~3 いよリル
4~6 まこたか
7~9 シャーまこ
0 まこリル?
00 SUPER SPECIAL!!
実況『さあー、まずは第1レース!』
実況『注目は魔窟の誇るアスリート顔負けの身体能力と運動センスを持つ、この2人のコンビでしょうか、まこリル!!』
実況『果たして、どんな走りを見せてくれるのか!?』
誠「いっちに、いっちに、だぞ」
佑香「ラジャー」
誠「歩幅…これくらいでいいか?」
佑香「がおー」
誠「まあ、俺合わせるから」
佑香「がおー」
誠「分かってるよな…?」
佑香「がう」
誠「そんなパターンあったんだな」
実況『それでは、用意ィ――」
パァァンッ
ダダダッ
実況『各組、一斉にスタートぉっ!!』
実況『しかし、二人三脚は互いの呼吸を合わせるのが至難のわ――」
ドドドドドドドッ
実況『な、何だぁっ!? 1組だけ、とてつもない速さで爆走しているぞぉっ!?』
実況『あれは、あれは――まこリルだああああああ――――――――――――――っ!?』
実況『他を寄せつけぬ、圧倒的なスピードぉっ!! スポーツの女神にでも愛されているとでも言うのかああああああっ!!?』
パァンッ
実況『そ、そして、他の組を置いてけぼりにしたまま、堂々のゴォォォ―――――――――オル!!』
誠「やったな、佑香!」
佑香「ちょろいぜ」
パシンッ
香「あいつらは人間なのか…?」
快斗「どうなんでしょうね…?」
↓1 00 SUPER SPECIAL!!
偶数 リルモンに超特殊能力スポーツ界の大怪獣がつきました。運動関係なら怪獣と怖れられるセンスを存分に発揮できるぜっ!
奇数 リルモン体力値、まこちゃんやミーと並ぶ6に突入!!
香「とにかく、どれだけぶっちぎりの1位になろうが、1位としてのポイントしか入らない」
香「慌てず焦らず、1位を取りにいくぞ」
快斗「はいっ」
快斗(香さんってやっぱ頼りになるし、かっこいいし、ついてけば大丈夫っ、て感じになるな…)
快斗(かっこいい大人、みたいな…うん)
ミシェル「くぅぅっ…夢さん、前の見てました?」
夢「見ない方がおかしいと思うけど?」
ミシェル「ここは俺達、ライムライトとして、見返してやりましょうねっ!! ねっ!?」
夢「ミー、あんまり空回りしないでよ…?」
快斗(…隣のレーンに、今、2位につけてきてるSOKUHOプロ…)
快斗(この2人でユニットやってるってくらいだし、息はぴったりなのかも…油断ならない相手だ…)
実況『それでは第2レース、用意ィ――』
パァァンッ
香「行くぞっ!」
快斗「はいっ!!」
↓1 出撃、SSプロの二大正統派路線!!
1~3 ライムライトすげー!?
4~6 人としてのレベルは高いんだけど…まあ、運動神経的にはね、割と普通な感じですからね、ちょっといいくらいの
7~9 ライムライトとデッドヒート!!
実況『各組、ほぼ横並び――ああっと?』
実況『均衡を崩したのはソクプロの人気コンビユニット、ライムライトだ!』
ミシェル「うおおおおおおっ!!」
夢「ミー、ミー、ミー、暴走しすぎだってば、転ぶ転ぶ転ぶぅっ!?」
実況『すごい、すごい!』
実況『鼻息荒く興奮収まらぬシュルツに見事、橘夢ちゃんが合わせているぞぉっ!?』
実況『あわや転倒しての大惨事にもなりかねないというのに、どんどん飛ばしていくぅっ!!』
夢「ミーってばあああああっ!」
ミシェル「負けられるかああああああっ!!」
香「いっちに、いっちに…」
快斗「いっちに、いっちに…」
パァンッ
香「何っ、もうゴールしたのかっ…!?」
快斗「隣の、速すぎましたよ…!」
↓1 かーくんと香様は?
1~5 4位…
6~7 3位…
8~9 2位!
0 えっ、ライムライトが、失格?
パァンッ…
快斗「はぁっ…はぁっ…」
香「…3位、か…」
快斗「何か、ビミョーすぎて…恥ずかしいくらいですね…」
香「…言うな」
快斗「はい…」
・
・
・
香「…2位のソクプロとのポイント差がどんどん小さくなっているな…」
タカシ「このままだと、逆転されちゃうねー」
衣依「ちょっとでもポイント稼いでいかなくっちゃね」
快斗「だけど手強いですよ、かなり」
シャーディ「ああ…どんどん近づいてくるなんて…ふひっ…」
誠「物理的に近づいてるわけじゃないんだぞ?」
佑香「次、何?」
香「次か?」
↓1 おーつぎはー…
1 ヘキサゴン綱引き!
2 椅子取り合戦!
3 ○×クイズ
タカシ「椅子取り合戦、だってさ~」
佑香「……興味なし」
香「興味か、お前は…」
快斗「にしても、アイドルに椅子取りゲームをさせるって…」
衣依「そこまでの深い意図はないと思うよ?」
・
・
・
実況『さあ、お次の競技は椅子取り合戦、です!!』
実況『この椅子取り合戦では、人数よりも1脚少ない椅子が配置されています!』
実況『参加者は円の外側を音楽が鳴っている間に回り続け、音楽がやんだと同時に椅子へ座りにいってください!!』
実況『果たしてこの芸能界で輝きを放ち続けるアイドル達は、最後まで己が座る椅子を守り通すことができるのかぁっ!?』
快斗「大仰に言ってるけど、やっぱり椅子取りゲームだ…」
香「盛り上げるのが役目なんだ、そう言ってやるな」
衣依「うんうん」
↓1 椅子取り合戦!!
偶数 タカシくん・いよりん・リルモンのかわいい組トリオが挑戦
奇数 かーくん・香様・タカシくんの3人で挑戦
実況『曲は天国と地獄っ! 張り切っていきましょう!!』
快斗「まさかこんな真剣に椅子取りゲームをする日がくるなんて…」
タカシ「……あのね、かーくん」
快斗「何ですか?」
タカシ「僕…椅子取りゲーム、初めてやる…」
快斗「…そ、そうなんですか…」
香「だったら楽しめばいいさ。タカシ、思いっきり楽しめ」
タカシ「香くん…うんっ」
実況『椅子取り合戦、スタート、ですっ!』
~♪
快斗「…」
タカシ「~♪」
香「…」
~♪
快斗(意外と、長――)
ピタッ
快斗「止まった…!」ダッ
↓1 果たして!?
1~3 ????「竜巻旋風脚(余波)ッ!!」
4~6 椅子取り“ゲーム”ではない…椅子取り“合戦”なのだよォォッ!!
7~9 やだこれ、平和楽しい
ダダダッ
快斗「よしっ、取れたっ!」
タカシ「うわっ、ちょっ…!?」
香「タカシ!?」バッ
奏「椅子ぅっ…!」グググッ
タカシ「ぼーくーのーっ…!」グググッ
奏「椅子ちょうだい…」
タカシ「いきなり終わりたくないもんっ…!」
実況『おっとぉぉーっ!?』
実況『SSプロとSOKUHOプロが直接対決だぁーっ!?』
実況『アイドルらしい決着をつけてください!!』
奏「えっ?」
タカシ「アイドル、らしい…?」
実況『さあ、どうぞ!』
奏「…………椅子…ちょうらい?」ウルウル
タカシ「はうあっ…!?」ヨロッ
実況『おっとぉぉーっ!? ソクプロの澄谷、あざとい上目遣いと涙目攻撃だっ!! あざとい、せこい、しかしかわいいぞーっ!?』
タカシ「だ、だったら、こっちだって…」
タカシ「……あのね、仲良く半分ずつ座ろ?」
奏「ひぅっ…!?」ヨロッ
実況『負けじとSSプロの西城、半分こ攻撃に出たぁーっ!?』
実況『果たして、どっちの方が良かったかっ!?』
実況『会場のジャッジに委ねられますッ!!』
快斗「謎システム…」
香「本当にな…」
↓1 果たして!?
偶数 さすがタカシくんやで…年季が違う
奇数 女の子にはかわいさ勝負で勝てなかったか…
実況『より、アイドルらしいと判断されたのはぁっ…!』
タカシ「…どきどき」
奏「うぅぅ…」
実況『西城タカシぃーっ!!』
純「あはははははっ! あーっははははっ! うひひひっ、ま、負けてやんのっ!wwww」
奏「」
純「あの人、24歳なのにwwwww」
純「かwwwなwwwwでwwwww あざとさがwwwwww 通じてないwwwwwww」ゲラゲラゲラ
奏「もぉーっ、純くんきらいっ!」プクッ
タカシ「やったー、勝ったー♪」
タカシ「ありがとー!」
タカシ「ふっふっふ…まだまだだね」
奏「むぅぅぅ…」
純「ふっ…ふくく…wwww」プルプル
奏「純くんちゃんと勝ってね…」スタスタ
実況『さあ、それでは最後のひとりになるまでこれが続いていきます…!』
実況『果たして椅子取り合戦の勝者はぁっ――!?』
↓1 勝者はっ?
1~3 ソクプロの純くーん!
4~6 SSプロでもソクプロでもなく、順位に変動なし
7~9 タカシくぅーん! 元祖あざとかわいい系男の子の底力!!
0 結局、力と技のゴリ押しになってミーの大勝利とか…
実況『では、アイドルらしさで決着をつけてください…!』
純「ええ、アイドルらしさって…」
タカシ「はいはいっ、僕からやりますっ!」
タカシ「コホンッ…」
タカシ「……猫の鳴き真似」
純「」ピク
タカシ「にゃあ~♪」
<きゃああああああ―――――――――――っ!!
実況『西城、かわいらしい猫の鳴き真似を披露したぁーっ!!』
実況『何だか無条件にかわいらしいっ!! 対する金目は一体どうするのかっ!?』
純「…猫愛なら、負けないし」ボソ
純「我が家の猫を、マネます…」スッ ←挙手した
タカシ「ペットのマネ…?」
実況『おっとぉっ、金目、勝負に出たのかぁっ!?』
・
・
・
実況『文句なしの金目純、大勝利ぃぃぃぃぃ――――――――――――っ!!!』
純「よしっ!」
実況『あまりのかわいさにスタンド席のお客さんが悶絶しまくっていますっ!!』
純「――ってかわいさなんかいらないのにぃぃぃっ!!」
タカシ「…恐ろしい子…!」
↓1 最後です…
1 騎馬戦!!
2 棒倒し!!
3 リレー!!
QK入りまぁーす
一旦あざっしたー
短編でif物が読みたい
ヒーロー物とかファンタジー物で
マジモンのバトル物の住人が何人か居るし……
>>107-108
レギュラー番組企画でも単発企画ものでもええんやで
なんなら「ぼくのかんがえた最強の映画」みたいな感じでもええんやで…
(絶対やりますとはいわない)
ぼちぼち再開されまっせー
実況『さあ!』
実況『アイドル大運動会、大詰めです!!』
実況『当初、またもや魔窟が全てをかっさらっていくのかと思われていましたが…』
実況『何とここへきて、SOKUHOプロが現在最高ポイントで、優勝に王手をかけている状況です!』
実況『果たして最後の大勝負、棒倒しでSSプロが魔窟ここにありと貫禄を見せつけるのか、ソクプロが新王者となるのかぁっ!?』
実況『泣いても笑ってもこれが最後、この棒倒しが世紀の大決戦になることでしょう!!』
快斗「やたらデカく話すなぁ…」
衣依「お仕事だからね、すごいよね」
快斗「確かに…」
衣依「あそこまでぺらぺら言葉出てこないもん」
快斗「……あと衣依って」
衣依「?」
快斗「SSプロにいるのに、ほんっ……とに感性とか普通の人なんだなぁ…って癒される」
衣依「……間野さんにも似たこと言われたことある…」
実況『そしてそしてぇっ!』
実況『このアイドル大運動会を制した事務所にはぁっ!!』
実況『豪華なご褒美が贈られます!! 果たして、ご褒美を手にするのはどこの事務所だぁーっ!?』
快斗「ご褒美?」
誠「金かっ?」
シャーディ「それとも利権?」
香「何か特別な番組とかもうまいな」
↓1 ご褒美とは?
偶数 現金!! 愛さんが燃えてたのも頷ける…
奇数 この運動会を放送してる局の枠を2時間丸ごともらえる
壁P「金ですよ」
誠「絶対勝つ!!!」シュボォォッ ←燃えた
佑香「金か…」
タカシ「お金はそこまで…」
シャーディ「まこちゃんにあげるよ」
香「そうだな」
快斗「この事務所…金持ちが多い…!」
衣依「稼いでるからねー、みんな…」
快斗「…ていうか、佑香も金に興味示してなかったけど…」ゴクリ
衣依「佑香ちゃんはお金より悪戯に情熱燃やすタイプだから…純粋な分タチが悪員だよね…」
快斗「…」
実況『さあ、棒倒しのルールを説明しましょう!』
実況『各チーム、高さ2.5メートルの棒が倒されたら終了です!』
実況『最後まで自チームの棒を立てたまま守りつつ、全てのチームの棒を倒しましょう!!』
快斗「ざっくりか…」
香「さて、作戦を考えよう」
誠「おうっ!」
タカシ「はーい!」
シャーディ「1番の強敵はソクプロかな?」
佑香「…あのマッチョはやる」メラメラ
衣依「佑香ちゃんが燃えた…」
愛「SSプロは絶対に倒すべき相手よ」
ミシェル「俺に任せてください!!」
愛「あんたが勝敗を分けると言っても過言じゃないからその気でやんなさい」
夢「すっかり参謀の愛さん…」
純「で、考えるだけ考えても後はやらないんだよ」
奏「うん」
蓮「まあ何かさせても役立たずだしな」
愛「そこうるさい」
孔「ふわ、ぁぁ…」←ずっといます
愛「何がなんでも、勝ちにいくわよ」
愛「何たって現金がもらえるんだから」
夢「あ、そこの動機はお金だったんだ…」
↓1 棒倒し!!
1~3 な、何ぃーっ!? 愛の戦術があんまりだぞぉーっ!?
4~6 SSプロ、思い切った采配が吉と出るか、凶と出るか…
7~9 金のために燃えるまこちゃんと、リベンジに燃えるリルモン…いけるかっ!?
0 SPECIAL!!
実況『さあ、棒倒し、スタートですっ!!』
パァァンッ
実況『各チーム、一斉にオフェンスとディフェンスに別れ――ないっ!?』
実況『これは一体どういうことだっ!? 動きがあります、動きはありますが、まるで…全ての事務所が、SSプロとソクプロに別れたかのような構図!!』
香「やはり――向こうも仲間をつけてきたか!」
愛「ふうん、まあ一方的にならなかったってだけ手応えありそうな感じじゃない」
実況『これは、どういうことでしょう!?』
実況『まさかポイント差が大きくついたことで戦意喪失していた有象無象の事務所を買収か何かしてそれぞれ味方につけたのでしょうか!?』
実況『2つの勢力に分かれ、SSプロ軍とソクプロ軍が睨み合っております…!!』
香(数はこちらの方が多いか――)
愛(向こうは何で釣ったのかしら。こっちは味方すりゃあ、見せ場を作ってやるから目立てるって言ったけど…)
香(やはり金で買収した方が強かったということか…。金の力は武器だな)
実況『い、一体どのような戦いが繰り広げられるのでしょうか!?』
ヒュォォォ…
香「鋒矢の陣」
衣依「鋒矢の陣!」
快斗「鋒矢の陣!!」
ザザザッ…
純「何か、俺の知ってる棒倒しじゃなくなってる…」
愛「鋒矢の陣…ね」
夢「知ってるんですか、愛さんっ!?」
愛「矢印の形みたいな陣形よ。先端の三角形の当たる部分がこっちに向けられるから数を多く見せられる」
愛「矢印の尻尾のとこの最後尾部分が大将――つまりこの棒倒しでは、向こうの事務所の棒ってことになるわね。数に惑わされないようになさい」
奏(これって棒倒しだよね…?)
香「…突撃だ」
衣依「突撃ー!」
快斗「突撃だぁーっ!!」
『うおおおおおおおおお――――――――――――っ!!』
ドドドドッ
愛「陣形を変えるわよ、早急に!」
↓1 ぼ、棒倒し…のはず 0が出ちゃうから…
偶数 SSプロ軍優勢か?
奇数 くぅっ、香様でも頭脳値限界突破の愛には勝てないのか…?
快斗「続けぇーいっ!」
快斗(ていうか何で俺、こんな先陣を切ってるんだろ?)
ドドドッ
快斗「うおおおおおおっ!」
快斗「突っ込め突っ込めぇーっ!!」
香「…」
衣依「香くん、どうなの? うまくいってる?」
香「ああ、順調だ…。しかし、引っかかる…」
衣依「何が?」
香「…いや、向こうがこの程度で終わっていいものか、と…」
香「乗せられてから罠に気づくなんて愚かなマネは…しかし、それらしいことは…」
快斗「片っ端から、棒を倒せぇー!」
タカシ「やっほーう! こうやって、人の上に乗ってくのって、ちょっと楽しいーっ!」ヒシッ
快斗「あの、俺じゃなくて…向こうの敵に、乗ってって邪魔してもらっても…」
タカシ「えー? 知らない人にいきなりくっつくのってちょっと…。それにかーくんの背中居心地いいしー」
快斗「ええええ…?」
↓1 このままいけるか!?
1~3 いやっ、ソクプロ軍第1の刺客が…! あれは、元不良という隠れた経歴を持っている、ソクプロ唯一のAランクアイドル、蓮だ!!
4~6 香様が罠に気がついた!!
7~9 切り込み隊長に任命されてるかーくんがさすがっす
快斗「倒せ、倒せ、薙ぎ倒せぇーっ!」
タカシ「いいぞ、いいぞ、かーあーくんっ、がんばれがんばれ、かーあくんっ!」
バッ
快斗「!?」
女の子アイドル「こ、これ以上…やめてください…」
快斗「えっ?」
実況『おおっとぉーっ!? 快進撃を続けるSSプロ軍の再先鋒で動きがあったぞっ!?』
実況『どうやら周藤に泣き落とし攻撃をしかけるようだがーっ!?』
快斗(あ、これ泣き落としにきてるの…?)
女の子アイドル(実況、余計なことを…)
快斗「…」
女の子アイドル「…こ、これ以上、やめてください…!」
快斗(続けたー!?)
女の子アイドル「ただ、目立ちたいだけなんです…やっと出られた、この運動会で爪痕を残したくて…!」
快斗「っ…」
女の子アイドル「だから――不意打ちっ!」
快斗「!!?」
バッ
女の子アイドル「あっ、外した…!」
快斗「ふ、不意打ちだなんて…そんな…」
女の子アイドル「っ…芸能界は、甘くないのよっ!」
快斗「女の子なのに、そんなことしちゃ…ダメだと思うよ」キラリンッ
女の子アイドル「」キュンッ
棒を守ってた女の子アイドルs「」キュンッ
ヨロッ
バタン
タカシ「あ、棒倒れた」
快斗「よし、次に行きましょう」
実況『おおっと、泣き落とし攻撃からの不意打ちを、魅惑の王子様スマイルで撃退してしまったぁー!!』
実況『すごいぞ、爽やかな白い歯と憂えた表情のみで敵意を喪失させてしまったぁー!! これがスーパーアイドル、周藤快斗の実力かぁーっ!?』
愛「ちぃっ…あまちゃんかと思ったけど意外にしたたかじゃない」
夢「つ、次はどうするんですかっ!?」
↓1 愛様、次はっ!?
1~3 蓮くん投入!!
4~6 夢さんぶっこまれた
7~9 お船の年少コンビがかーくんの前にたちはだかった!
愛「とりあえず行ってきてちょうだい」
夢「え」
快斗「薙ぎ倒せぇーい!」
タカシ「いいぞ、いいぞ、かーあくんっ!」
ザッ…
快斗「っ…」
夢「え、えーと…行ってこいって、言われて…」
タカシ「あ、夢ちゃんだ」
快斗「また女の子が出てくるとか…」
愛(いつもあの正義中毒破天荒バカにつきあわされてるんだし…)
愛(とりあえずの対処力はある…わよね? まあなくてもいいけど…)
夢「と、止めるからね…!」
快斗「ええっ…いや、そう言われても…」
タカシ「じゃーんけん」
夢「えっ?」
タカシ「ぽんっ」
夢「あ、はいっ」つグー
タカシ「やったー、僕の勝ちー」つパー
夢「…だから何っ!?」
タカシ「そんなっ、これで負けを認めてくれないなんてっ!?」
夢「だってこれ棒倒しだよっ? じゃんけんでどうにかなるはずないよっ!?」
タカシ「しかも正論…! この子、ツッコミ属性だよ、かーくんっ! 気をつけて!!」
快斗「何をどう気をつければいいんだろう…?」
↓1 vsゆー!
1~3 ふっ…全ては愛の手の平の上、かーくんは注目を集めざるをえないというのを突いていたのさぁっ!!
4~6 かーくんはすっかり足止めされている…!
7~9 タカシくんのボケの嵐に逆にゆーが足止めされて、その間に先へいくかーくん
香「ん…?」
衣依「何か、ちょっと先端のところが止まってる…?」
香「ああ…それに、何かおかしい気がする、やはり…」
衣依「何か?」
香「そう…何か――ハッ、これはっ!?」
衣依「どうしたのっ!?」
香「見ろ衣依、快斗は今、敵軍の左翼側にいる!」
衣依「えっ?」
香「まっすぐ進ませたはずなのに、いつの間にか横からの圧力をかけられて左に押し流されていたんだ!」
香「そして快斗に続いていたはずの後続組が途中で分断、包囲されて各個撃破を食らっている!」
衣依「ほ、ほんとだ…!? どうして気がつかなかったの…!?」
香「快斗の動きに注目がいきすぎたんだ…! 誰もがあいつに注目をしてしまうがゆえに、全体を見られず――」
ドッゴォォォンッ
香「ぐうっ…!?」
衣依「ああっ、こっちのチームの棒が倒れた!?」
パラパラ…
香「なるほど――そして、向こうの最強戦力を送り込んできたか」
ミシェル「さあ、勝負ですっ!!」
↓1 しかし、香様も防衛に無策だったわけじゃない!!
1~3 仲間が多いことにSSプロの棒を、自軍の棒の中に紛れ込ませて、どれが本命か分からなくさせたいたのさぁっ!!
4~6 攻撃の手にミーを使うことは読んでいた! ゆえに、まこリルが控えていたのさぁっ!!
7~9 リルモンだけをオフェンスにもディフェンスにも回さず、対ミー兵器として予備戦力にしていたのさぁっ!!
香「ふっ、やれるものならやってみろ」
香「誠、佑香っ!!」
誠「おうっ!」
佑香「がおー」
香「お前らの出番だ」
ミシェル「何っ…!?」
ミシェル「…だが、望むところ。御剣誠さん!」
誠「んっ?」
ミシェル「俺はアイドルに成り立てのころ、あなたのテレビを見て…強いとすぐに分かったんです」
ミシェル「そして、あなたに勝つ日を心待ちにしてきました…」
ミシェル「今日こそ、この晴れの舞台であなたに打ち勝ってみせる!!」
誠「……お、おう」
衣依(あ、まこちゃんが軽く引いた)
ミシェル「あなたに手加減は――」
ボトボトッ
ゴトッ
ズシンッ
ミシェル「いりませんね」パキパキ
佑香「重り入り、リストバンド…!」キラキラ ←ロマンを感じた
誠「そ、そうか…」←まだ引いてる
ミシェル「いざ尋常にぃっ、勝負――!!」
香「――まだ、向こうの手は残っているはず」
香「衣依…こっちも、仕掛けるぞ。棒は任せた」
衣依「う、うん…がんばってね、香くん」
香(誠と佑香があの男をどうにかしている間、向こうの戦力をこちらに足止めできるということだ)
香(ここで予備戦力の全てをもって敵陣に総攻撃を仕掛け、一気に殲滅する…!)
香「皆、僕に続け!!」
『うおおおおおおおっ!!』
↓1 香様も出るってよ!!
1~3 それさえ読んでた愛さん!?
4~6 香様が出ることを読んで愛さんも手を打ってはいた…ものの!?
7~9 ソクプロ軍、劣勢の窮地に…!
愛「そう、ミーを向かわせたことでこっちの最強の駒はなくなった」
愛「だからこそ、こっちに一気に仕掛けてくる――」
蓮「そこを一気に叩く…か」
純「何か…」
奏「せこい…」
愛「るっさいわよ! いいからあたしの指示通りに動きなさい!」
愛「つーか、セコいセコい言ってんじゃないわよ、これは作戦よ、作戦。あんたらがやってるようなその場凌ぎの言い逃れめいた思いつきと違うの」
愛「向こうの棒を守る人員は、攻勢に転じた時に減少したわ」
愛「防御に回している人員を攻撃にも動員させて、短期決戦に切り替えてきたってことよ」
愛「だからこそ、少人数でこの隙に一気に突破していって攻撃をしかける。それでこの勝負に決着をつけるわよ!」
蓮「だが…棒倒しは、腕が鳴るな」
純「俺、棒倒しなんてしたことないんだけど」
蓮「俺は…荒れてたころにやった。けっこう、活躍できたぞ」パキパキ
↓1 最終局面や!!
1~3 棒を必死に守るいよりんだが、愛に統率された少数精鋭の魔の手に、棒がぐらつく…
4~6 かーくんがようやくゆーを突破しかけた時、相方のピンチをミーが敏感に察知した。愛の計算が狂った
7~9 愛の誤算は、ミーがまこちゃんとリルモンを相手にどれだけ持ちこたえられるかにあった
タカシ「あっちむいて、ホイっ」
夢「ふっ…!」バッ
快斗「じゃんけんぽんっ」
夢「また負けたっ!?」
タカシ「あっちむいてぇー、ホイっ」
夢「くっ!」バッ
タカシ「やったやった、勝ったぁー!」
夢「――って、だからこんなの意味がないでしょうって言ってるじゃないっ!!!」
夢「はあ…はあ…もう、疲れるんだから…」
タカシ「かーくん、かーくん、もうちょっとだよっ」ヒソ
快斗「こんなことでいいんだろうか…?」
夢「ああもうっ、好きにしていいから…」
タカシ「え、いいの?」
快斗「根負けしたっ?」
夢「うん…もういい、いいと思う…」
実況『ここでようやく、周藤快斗が橘夢をくだしたぁーっ!!』
ミシェル「うぅぅおおおおおおお――――――――――っ!」
佑香「飛竜昇天波」
ミシェル「な、何ぃっ――ぐうわあああああっ!?」
誠「おーい…それどうなってるんだー?」
ミシェル「くっ…まさか、俺の闘気を利用して…! し、しかし――」
実況『橘夢、諦めたぁあああああっ!!』
ミシェル「!! 夢さんっ!?」ダッ
ミシェル「夢さああああ―――――――――――んっ!?」ダダダッ
誠「おっ…? どっか行った」
佑香「ふっ…勝ったのだ…」
愛「さあ、防御が手薄になったとこに――んっ?」
純「あれ? ミーいなくね?」
奏「あっちに、走ってった…」
蓮「そうだな」
愛「…何でよ?」
純「さあ?」
愛「……あんなの少数で突破できるはずないじゃない」
夢「えー、ミー、こっち来たの? 何で?」
ミシェル「え、えっ…? だって、ピンチっぽい感じ…」
夢「ええー? ないわー、マジないわー、ミーって空気読めないよねー…。折角がんばってたのに、ミーがこっちきたら全部台無しじゃん」
ミシェル「」
↓1 勝者、SSプロ軍団ーっ!!
偶数 尚、シャーさんは大勢のアイドルにもみくちゃにされるのが快感すぎてボロ雑巾になったところを後で回収されました
奇数 賞金は、アイドルにちなんで1ドル、です!! idol→1dol→1ドル?
快斗「倒したどぉぉーっ!!」
香「完全勝利だっ!」
タカシ「やったー!」
誠「おー、勝てた勝てた」
佑香「我が戦いに一片の悔いなし」
衣依「やったぁ…! みんなでがんばった甲斐あったね!」
愛「あの筋肉バカ…」ボロッ
純「途中までいい感じぽかったのに…」ボロッ
奏「でもちょっとおばさんが痛い目見てスカッと…」
蓮「したな」
夢「あーあー、これ戦犯はミーだよ、多分」
ミシェル「そ、そんな…俺、夢さんがピンチかと思って…」
夢「うーん…ま、いっか。ありがとね、ミー」
孔「…やっと終わったか…」
孔「…何もしなかったな、俺…」
シャーディ「ふひ…」ピクピク
シャーディ「押されて…踏まれて…引っ張られて…」ピクピク
シャーディ「あっちもアイドル…こっちもアイドル…ふひっ…ケケケケケケケケケケケケケケ…」
↓1 こうして運動会は幕を閉じ…
1~3 かーくんは満足感に包まれたまま、ドラマ撮影現場に連れ戻されたのでした…
4~6 SSプロは魔窟としての存在感を確かなものにするのでした…
7~9 アイドル界やばいわー、という認識を世間にまた浸透させつつ、かーくんはまた知名度と人気を上げたのでした
壁P「お疲れさまでした」
快斗「プロデューサーさんっ!」
壁P「いやー、運動会とは思えない展開に最後はなりましたが、優勝できて良かったですね」
快斗「はいっ」
壁P「では」
快斗「?」
壁P「撮影現場に戻りましょうね」
快斗「」
壁P「水泳、しましょうね」
快斗「あ、はい…」
壁P「皆さん、お疲れさまでした」
快斗「でした…」
バタムッ
ブゥゥゥゥンッ…
タカシ「わー、忙しいんだねー」
衣依「ドラマやってる最中だもんね」
香「しかも演技指導で水泳か…」
誠「快斗じゃなくてゆず子でも代わりに来てりゃあ良かったのにな、負担になんなくて」
シャーディ「ゆずちゃんは運動会とか出たがらないって」
佑香「打ち上げは?」
タカシ「あ、そうだよ、打ち上げ! どこでやるー? 事務所?」
香「事務所でいいだろう…」
誠「賞金、どうすっかなぁ…。新しい肥料とか買い足したかったし…壁の穴も応急処置じゃなく塞ぎたかったし…使い道が悩むな…」
衣依「まこちゃん、食べものにもお金使うんだよ」
誠「うっ…分かってるって…」
名前:周藤快斗 性別:男 年齢:19歳 誕生日:5月
体力:3 頭脳:2 精神:2
歌:3.32 踊:6.33 容:7.30 表:3.00 演:4.00
熱:3 道:3
好感度:【365/信じてやってみよう】
メモ:形から入るタイプのようだ
何でもメモを取るクセがあるらしい
極度のストレスや緊張にさらされると、状況を飲み込めなくなるようだ
客前で奮い立って実力を120%発揮してしまえるタイプのようだ
MFC恐怖症になってしまったっぽい
自分に求めるレベルはけっこう高いようだ
動機:ダンサーの足がかり
電器屋の息子:電器屋の一人息子。部品調達や、機械修理というちょっと普通じゃない特技の持ち主
深い執念:人にされた嫌なことをけっこう根に持つタイプ
持ち歌:チューンアップ Shall we sing ハートシェイカー クラップラップ
全体曲:5/7
今夜はここまででーす
想定以上に運動会が長引いてしもうた… どうもありがとうございました
なんだかまこちゃんがヤムチャ化しないか心配になってきた
~若き天才~
誠「なあ佑香?」
佑香「…ん?」ガチャガチャ ←悪戯道具の手入れ中
誠「…この前の運動会で、なんとかはー、ってやってただろ?」
佑香「飛竜昇天波」
誠「あれ、何だ?」
佑香「……………内緒」
誠「そうか…」
誠「…」
佑香「…」ガチャガチャ
誠「……でも気になるから、ちょっと教えてくれないか?」
佑香「…氷の心で、敵の闘気を巻き込む」
誠「…ん?」
佑香「…どかーん」
誠「…お、おう」
佑香「以上」
誠「………俺が馬鹿だからか? さっぱり分からない…」
佑香「…実は自分でも分からない…」
誠「そうか…」
佑香「…」コクリ
タカシ(何かこう…一定を超えた肉体派って、頭が弱くなっちゃうのかな?)
タカシ(それとも頭が弱いからこそ、肉体の限界とか超えられちゃったりしてるのかなあ?)
佑香「漫画で読んだらできた」
誠「へー」
佑香「いる?」
誠「お、貸してくれんのか? ありがとうな、佑香」
佑香「えっへん」
タカシ「漫画読んだだけって…天才?」
タカシ「佑香ってすごい…」
>>156
あくまでまこちゃんは身体能力がヤバくてサバイバルに長けた人やから…
ミーみたいに格闘技かじりまくったわけでも、リルモンみたいに天才なわけでもないから…
>>157
違和感はあった…
訂正感謝です
~シスターセーラに聞いてみて!~
聖羅「本日の迷える羊さんは…わたしが普段、とっても仲良くさせていただいている事務所の先輩の方です」
聖羅「たくさん、懺悔しなきゃいけないことがあるそうなのですが…どうなるのでしょう?」
聖羅「ではご紹介いたしますね。SSプロダクション所属、西城タカシさんです」
タカシ「こんばんは、皆のかわいいペット、西城タカシです!」
聖羅「ふふ…ペットじゃなくて、皆さんの愛されアイドルですよ」
タカシ「やっぱりせーらちゃんやさしー! ぎゅってしていい?」
聖羅「ええと…ごめんなさい、あくまでお話をっていう番組なので…」
タカシ「ぶーぶー」
聖羅「で、ではお飲物はどうしますか?」
タカシ「えーとねえ…おすすめで」
聖羅「それじゃあお紅茶を用意しますね」
タカシ「わーい、お紅茶、お紅茶~♪」
聖羅「では…お話を聞かせていただけますか?」コトッ
タカシ「うん、じゃあ始めるよ」
タカシ「僕ね…半ズボンがトレードマークなんだ。どんなテレビ番組も、どんなコンサートでも、必ず、生足を見せる衣装なのね」
タカシ「もう半ズボンのカリスマとか言われてもいいんじゃないかなって思ってるんだけど…実は、1回だけ…長ズボンでお仕事したことがあって」
タカシ「…デビューして間もないころだったんだけど、実は、あるテレビ番組で衣装が私服でっていうの忘れてて、長ズボンで出ました。懺悔します…」
聖羅「だ…大丈夫ですよ、きっと。間違ってしまうことなんて、誰にでもあることですから」
タカシ「でも…これで私服が半ズボンじゃないんだってバレちゃって…それきり、長ズボンのお洋服は全部処分しました…」
聖羅「とっても徹底していらっしゃって、ステキだと思いますよ」
タカシ「あとまだ告白しなきゃいけないことがあるんです」
聖羅「何ですか?」
タカシ「最近…一部週刊誌で、僕が精神病じゃないかとか、精神科の病院に通ってるんじゃないかとかって言われてるんだけど…」
タカシ「あれで書かれてる一部が本当のことだっていうのを、告白して…これでもう僕のネタで週刊誌を書けなくなっちゃう記者さんに懺悔します…」
タカシ「実はね、ちょっとお薬とかがいることになってて、違う部分もあるけどある程度は本当のことなのね」
タカシ「そもそも、そうなっちゃったのは…メディアとかにはまだどこにも話してなかったんだけど…僕を生んだ人のせいみたいなものでね」
タカシ「虐待とかって言うのかなあ、受けてた時はそういう意識はあまりなかったんだけど痛いこととかたくさんされちゃってね」
タカシ「つい最近まで檻つきの塀の向こうにいたんだけど、最近、出てきちゃったんだよね…。もちろん、罪状は暴力的な行為なんだけどー」
タカシ「実はこういうところも掴んでたかも知れない週刊誌の方達にお詫びします」
タカシ「僕を生んだ女の人はすごく罪深い人で、関係最悪で、ついでにアイドルにしたのもその人で、自分の遊ぶお金欲しさに11歳のいたいけな僕を事務所に入れたんです」
タカシ「法律関係の先生にお願いして、ぜぇーんぶ縁は切っちゃってるくらいなんだけど、今度はマスコミ関係の皆さんにお詫びします」
タカシ「もうこのことについては一切喋らないので、そういう感じでお願いします。ごめんなさい」
タカシ「あとね、まだ懺悔しなくちゃいけないんだけど、ゆず子がぐーたらなのは僕がついつい甘やかしちゃうからで」
タカシ「香くんが結婚しちゃったのは僕が香くんのハートをがっつりしっかり掴みきれなかったからで」
タカシ「衣依が成長しちゃったのは僕が衣依だけの時間を止めることができなくって」
タカシ「まこちゃんに浮ついた話がさっぱりないのも、僕がまこちゃんを束縛してるからなんです。ごめんなさい」
聖羅「…ええと…どこまで本当のことなんでしょう?」
タカシ「えへへー、ご想像にお任せしちゃうこともお詫びしまーす」
~洗濯機がこわれた~
ゆず子「9日分まとめて洗濯機にぶっ込んだのはやっぱ負担だったみたいで、ぼーんだよ、ぼーん…。どうしよ…」
聖羅「大変ですねぇ…。それで、どうしたんですか?」
ゆず子「洗濯物溜め込み10日目突入」
聖羅「あ、あらあら…洗濯機の方はどうしたんですか?」
ゆず子「どーしよーかなーってまま放置」
聖羅「あらぁ~…困っちゃいますねえ」
ゆず子「そーなんだよ…。あー、だりい…。修理とか呼ぶべきなんだろうけど……めんどいじゃん?」
聖羅「でも、ちょっとお電話するだけですし…」
ゆず子「いやいや、そのちょっとがめんどいんじゃん? まず本題切り出して洗濯機が壊れちゃったんですけどおたくに電話してあってますかー、とか」
ゆず子「それからどんな感じでダメになったかとか言ってー、でもって放置しちゃったてへぺろ~みたいな感じまでやるだろ?」
聖羅「別にやらなくてもいいんじゃないですか…?」
ゆず子「とりあえずめんどいからやーだー。間野っちが手え空くまで待ってからやってもらうー」
ガチャッ
快斗「おは、ようございま…す…」ヨロッ
ゆず子「おーっす。どしたよ?」
快斗「いえ…ドラマが…へとへとのばしゃばしゃ、バタフライ疲れます…個人メドレー800とか、何それみたいな…」
聖羅「お疲れみたいですねえ…」
快斗「何かお話してたんですか?」
ゆず子「洗濯機壊れてめんどくせーって話…」
快斗「洗濯機? …見ましょうか?」
ゆず子「ん?」
快斗「あー…これ、ベルトがダメになってますね。これさえ交換しちゃえばすぐなんですけど…」
ゆず子「ほぉー、分かるのかよ」
聖羅「すごいですねえ」
快斗「ただ、この洗濯機、修理サポートとか期限切れてますし、部品も古めなんであるかどうか…」
ゆず子「実家で使ってたのをな…。新しく買い替えるから持ってけとか言われてケチられたんだよ…」
快斗「ただ、メーカーに取り寄せたりするより、うちの実家でもこういう古そうなのけっこう修理してるんで、部品ストックしてるかも知れません。ちょっと電話してみますね」
ゆず子「…なんか活き活きしてねえ?」
聖羅「きっと好きなんですよ、こういうの」
ゆず子「それに詳しいし…イケメンってのは中身までスペック高いのか?」
快斗「ゆずさん、部品あったみたいなんで、それが届き次第修理できますよ」
ゆず子「お、おう、ご苦労」
快斗「ただ、遅くても2日はかかっちゃいますね」
ゆず子「…洗濯物溜まってんだけど」
快斗「さすがにそれはご自分で――」
ゆず子「ちょっとコインランドリーいってこいよ、快斗ぉ? 駄賃やるよ、駄賃。いいだろ、ついでに」
快斗「ついで、って…俺、洗濯機直しに――」
ゆず子「いやー、いいやつだなー、うんうん。あとコンビニも寄って歯磨き粉切れてるから買ってこいよ。ついでに…あっ、こないだ爪切りどっかやっちゃったからそれとー」
快斗「いっぺんに言わないでくださいよ…。コインランドリーと、歯磨き粉と…」メモメモ
聖羅「誰かに使われてしまうのが普通になっているんでしょうか…?」
お待たせしました
そろそろ始めさせていただいてよろしいでしょうか?
―― 7月 3週目
壁P「夏も本番ですかねえ…。今日も暑くなるそうですよ」
良人「そうだな…。が、この朝食は?」
壁P「おいしいですか?」チュルンッ
良人「…おいしいはおいしい。でもどうして朝からそうめんなんだ」
壁P「いやあ、夏のお昼といえばそうめんですが、お昼に家に2人揃ってることないじゃないですか」
壁P「だから気分だけでもー、と思って朝から」
良人「…そ、そうか」
名前:周藤快斗 性別:男 年齢:19歳 誕生日:5月
体力:3 頭脳:2 精神:2
歌:3.32 踊:6.33 容:7.30 表:3.00 演:4.00
熱:3 道:3
好感度:【365/信じてやってみよう】
メモ:形から入るタイプのようだ
何でもメモを取るクセがあるらしい
極度のストレスや緊張にさらされると、状況を飲み込めなくなるようだ
客前で奮い立って実力を120%発揮してしまえるタイプのようだ
MFC恐怖症になってしまったっぽい
自分に求めるレベルはけっこう高いようだ
動機:ダンサーの足がかり
電器屋の息子:電器屋の一人息子。部品調達や、機械修理というちょっと普通じゃない特技の持ち主
深い執念:人にされた嫌なことをけっこう根に持つタイプ
持ち歌:チューンアップ Shall we sing ハートシェイカー クラップラップ
全体曲:5/7
壁P「今日も快斗くんは朝から撮影と水泳の練習…」
壁P「水泳漬けのせいか、体が引き締まってきてるんだよなあ…。良いことだけど」
スバル「いいですね、水泳…。僕もたまには体動かしたいけど…」
壁P「お休みはわたしや先輩よりあるでしょう? 基本的に土日はお休みなんですし」
スバル「いやー、ゲームが楽しくて」
壁P「…そうですか」
↓1 今週は
1 番宣のお仕事でトークバラエティーに
2 営業しておこう
3 超フェスの準備もしておかんとなあ…
壁P「んー…」
壁P「8月の4週目には超アイドルフェスティバル…」
壁P「そろそろ準備をしておいた方がいいか…。何せ、とんでもない大舞台だからなあ…」
壁P「40分のステージをひとりでやらないといけない…か」
壁P「ソロ曲が4つに、一応で全体曲の楽曲が5つ…。尺は大丈夫、か」
壁P「あとは演出なんかのプランだなあ…」
壁P「うーん、どうしたものか…」
壁P「…前回のコンサートで表現力という課題が露見したものの、あれきりだしなあ…忙しくて」
壁P「…ほんとにどうしよっかな」
↓1 行動選択
1 とりあえずかーくんともお話しましょか
2 演出なんかは置いといて表現力についてどうにかしようか
3 折角の大舞台だし、派手派手な演出を押してみようかな
壁P「……とりあえず、表現力、かな?」
壁P「あんまり後回しにはしたくないし…苦手意識を持たれても嫌だし」
壁P「しかしそうなると、どうやって表現力をつけてもらうか…」
壁P「ドラマの撮影があってレッスンの時間はなかなか取れそうにはないからな」
壁P「…」
壁P「短期間で、がっつりと…」
壁P「んー…」
↓1 表現力をどう上げるか…
1 美術や芸術に触れながら養ってみるとか
2 ブログとかで自己表現をする機会を増やしていくとか
3 いっそのこと、声のお仕事とか取ってきて実践で磨くみたいな
快斗「――ブログ?」
壁P「はい、ブログ、やってください」
快斗「……い、一応、やってますけど…」
壁P「最後に更新したのは?」
快斗「ええと…」
壁P「6月の14日、タイトルは『雨』ですね。僅か2行で終わりの」
快斗「…」
壁P「『今日は雨ですね』」
壁P「『足元に気をつけてください』」
快斗「…」
壁P「だけのブログでしたね」
快斗「ごめんなさい…」
壁P「とりあえず、そうですね…」
壁P「1日10回更新から、やってみましょう」
快斗「1日10回!?」
壁P「あとブログはちゃんと事務所でチェックをしてから、こちらで掲載をしますんで」
壁P「もちろん、ドラマのネタバレなんて論外ですから、どうにかこうにか見つけてくださいね」
快斗「えええ…ていうか、そんなの考えてる時間が…」
壁P「やってくださいね」
快斗「…は、はい…」
↓1 かーくんのブログは1日10回更新に
1~3 言いつけた日に壁Pのもとへブログ原稿が届くことはなかった
4~6 内容が淡白すぎる…
7~9 これ、バカをさらしたりしないだろうか…?
壁P「…」チラッ
時計『24時00分やで』カチッ
壁P「はあ…」
壁P「今日は5回分程度で良いと言っておいたにも関わらず、何もなしか…」
壁P「撮影で大変というのは分かるけど…この程度はやってもらわないと困るなあ…」
壁P「…明日、朝イチで行ってみるか」
・
・
・
壁P「快斗くーん」
快斗「あ、プロデューサーさん…」ポタポタ
壁P「お疲れさまです。朝練ですか?」
快斗「はい…。とりあえず、泳ぎまくってフォームを体に覚えさせようってことで」
壁P「ブログの件は?」
快斗「あ」
壁P「…」
快斗「ご、ごめんなさい…すっかり、うっかり…」
↓1 行動選択
1 軽くお説教しますかい
2 ブログ作戦はやめるか…
3 ブログを書けるよう入れ知恵でもしておくか
壁P(ブログ作戦は快斗くんには合っていなさそう、か…)
壁P(しかし…そうなるとどうしたものか…)
壁P「うーん…」
壁P「日記――なんて同じような結果になるだろうし」
壁P「これはなかなか難問だなあ…」
<ラスト1本!
バシャバシャ
壁P「んー…」
壁P「………よし」
↓1 作戦変更!
1 美術や芸術に触れながら養ってみるとか
2 いっそのこと、声のお仕事とか取ってきて実践で磨くみたいな
3 その他、何か表現力を養う方法あるだろうか
快斗「や、やった…夕方まで、休憩だ…」
快斗「水泳指導も、なしで…」
快斗「お昼寝が、できる…」
壁P「快斗くーん、ちょっと出かけましょうね」
快斗「えっ?」
壁P「ささ、行きましょう」
快斗「え、あの…休憩――」
壁P「だから今しかないでしょう?」
快斗「」
↓1 壁Pが連れていったのは
1 ミュージカルですね!
2 美術館やな!
3 クラシックの演奏会でござる!
4 その他、美術・芸術の何かこう
快斗「ここ…何ですか?」
壁P「ミュージカルの会場です」
快斗「みゅ、ミュージカル…?」
壁P「初めてですか?」
快斗「…はい」
壁P「まあ、肩肘張らずに」
壁P「感じたことを、感じたままでいいんです」
快斗「はあ…」
壁P「けっこういい席を取っておいたんで、迫力もあるかと」
壁P「オペラグラスも用意してきたんで、どうぞ」
快斗「ありがとうございます…」
↓1 ミュージカル!! かーくんの感受性は…
1~3 寝おった、かーくん…
4~6 お話があんまり分からなかった、って…
7~9 言葉にならない感動は抱いたらしい…言葉にしてもらいたいけど
快斗「…」
壁P「…どうでしたか?」
快斗「何か…何かこう、鳥肌立ちました!」
壁P「おや、それは良かったです」
快斗「それにこう…お話の中に歌と、あとダンスと盛り込まれてて、シーンごとの喜怒哀楽とか、登場人物のこう…心みたいな?」
快斗「そういうのが出てるんだなあって思いました」
壁P「ほうほう。あとは?」
快斗「あと? えっと…でも、すごいですよね…あんな何時間も長い舞台なのに全部台詞とか覚えたなんて」
壁P「んっ…?」
快斗「俺なんて今やってるドラマでいっぱいいっぱいなのに…」
快斗「素直に尊敬します…すごいんですね、舞台とかしてる人って」
壁P(なんか明後日の方にズレていったような…?)
↓1 撮影に戻ったかーくんに異変が…?
1~3 舞台っぽい声の張り方をしちゃって監督にね…うん…
4~6 おかしいぞ、いつものかーくんらしさがない……まさか、お昼寝タイムを観賞にあてたことで充電切れかけ!?
7~9 いつにも増して冴えた演技をしていますねえ
快斗「…っ」
快斗「ただタイムを出すためだけに泳いでて、一体何が楽しい…?」
快斗「そんな生活が嫌で俺はここへ来たのにっ…どうしてただ好きで泳いでただけで、もったいないとか言われなきゃいけないんだ!」
監督「おお…」
壁P「ふむ…」
壁P(正直、お昼寝タイムを削って連れ出してしまったせいで集中力を欠いてしまうかとも思ったが…良い演技を)
壁P(ミュージカルを見たことで触発されたのだろうか…?)
↓1 そしてかーくんの表現力が…
二桁分上昇
※最低値40保証
根本的に(表現力適正)ないんかな。
電器屋で理系だし。(さとり)
壁P「うーん…」
壁P「あとはドラマのお仕事を通じて、ちょっとは良くなっていくことを祈るしかない…だろうか?」
壁P「ま…見ただけでどうにかなるんだったら、評論家の類が最強になってしまうんだろうし…そう都合良くいくはずもないか」
壁P「ちょっとずつでも改善されれば…うん」
名前:周藤快斗 性別:男 年齢:19歳 誕生日:5月
体力:3 頭脳:2 精神:2
歌:3.32 踊:6.33 容:7.30 表:3.40 演:4.00
熱:3 道:3
好感度:【365/信じてやってみよう】
メモ:形から入るタイプのようだ
何でもメモを取るクセがあるらしい
極度のストレスや緊張にさらされると、状況を飲み込めなくなるようだ
客前で奮い立って実力を120%発揮してしまえるタイプのようだ
MFC恐怖症になってしまったっぽい
自分に求めるレベルはけっこう高いようだ
動機:ダンサーの足がかり
電器屋の息子:電器屋の一人息子。部品調達や、機械修理というちょっと普通じゃない特技の持ち主
深い執念:人にされた嫌なことをけっこう根に持つタイプ
持ち歌:チューンアップ Shall we sing ハートシェイカー クラップラップ
全体曲:5/7
壁P「さて…」
壁P「らーいーしゅーうー…は、テレビか」
↓1 テレビのお仕事が入っておるのです!
1 トークバラエティー
2 お、お料理番組?
3 ハピシャ…か…
―― 7月 3週目
壁P「今日はトークバラエティー番組に出演ですよ」
快斗「はい」
壁P「事前にアンケートを書きましたよね?」
快斗「はい」
壁P「あれを元に色々と根掘り葉掘り聞かれると思います」
壁P「雰囲気を壊さないよう、答えにくいところはうまくかわしながら和やかにやってください」
快斗「…は、はい」
↓1 さあ、収録だ!
1~3 オバハンどもがかーくんに迫る!!
4~6 無茶ぶりがすぎんか!?
7~9 女子アナに緊張気味な快斗くん
笑っとけ、笑っとけ、カー君は笑ってるだけでええ。(最高の処世術)
司会者「あなた、いくつ?」
快斗「19歳です」
司会者「あらお若いんですね、本当に…。お顔も人形さんみたいに綺麗で」
快斗「あはは…ありがとうございます」
司会者「ええと…ダーツがご趣味?」
快斗「そこまで上手なわけでもないんですが…」
司会者「何でしたっけダーツにも色々と言葉がありますわよね? なんとかトンとか」
快斗「ろ、ロートンとか、ハイトン?」
司会者「あとはサッカーとかにも使うような…あの、何だったかしら」
快斗「ハットトリック?」
司会者「あ、そうそうそう。あーたできますの?」
快斗「いやあ…1回だけ、できちゃったことも…。あ、ダーツのハットトリックはブルっていう真ん中に3回連続で矢を当てることなんですけど」
司会者「スタッフが用意してくだすったので、ちょっとやっていただくことってできます?」
快斗「えっ?」
↓1 ちなみに番組名はテッコの部屋
1~3 笑顔で抵抗を試みたもののテッコさんには通用せずにやらされて失敗したという二重の無力感
4~6 がんばって挑戦して失敗して、あっさり流されるかーくんの悲しみよ
7~9 テッコさんのフォローがしみる…
0 さすかいと
シュッ
ストッ
司会者「あらすごい、真ん中にいきなり入りましたわねえ?」
快斗「い、いけるかも知れないですね…!」
快斗「ふぅーっ…2投目…」
シュッ
ストッ
司会者「あら、まあ~…」
司会者「2回連続、けっこうおやりになるんですわねえ、周藤さん」
快斗「は、はい…これで、もう1投で…」
シュッ
ストッ…
司会者「あら…」
快斗「は、外した…」
司会者「あー…でもあれなのでしょう? こういうのをおやりになる方はマイダーツみたいなものを持たれているとか」
司会者「手に馴染んだ道具じゃないと実力を発揮できないというのはよくお聞きしますし、ねえ?」
快斗「えっ?」
快斗(何かそれだと道具を選んだみたいでちょっと男らしくないっていうか…)
司会者「ボウリングとかでもマイボールと仰りますのかしらね、持っている方もいるそうですし」
司会者「そういうわけでハットトリックさんはできませんでしたけれども気を落としにならないでくださいね」
司会者「本業とは全く関係のないことなんですから、ええ、それでは次に…」
快斗(そして何か慰められてあっさり次に進んだー!?)
↓1 テッコの部屋、次の話題は…
1 ドラマのお話
2 私生活のお話
3 その他、視聴者が気になりそうなかーくんに迫る話題プリーズ
司会者「それで、彼女とかいなさらないの?」
快斗「ぶふっ…げほっ…」
司会者「あら大丈夫ですか?」
快斗「すみませっ…けほっ…」
壁P(ぶっ込まれたか…)
壁P(あっさりと踏み込んでくるんだから恐ろしい…)
司会者「とっても女性からおモテになるのでしょう?」
司会者「彼女のひとりやふたりいらっしゃるんじゃないかしら? ねえ?」
快斗「いや、一度にひとりもふたりもいるのは…」
司会者「あらそうでしたわね。では一途でいらっしゃる?」
快斗「えっ? あ、う、うーん…はい…?」
司会者「寄ってくる女の子がいっぱいでも一途でいられるのはすごいことかとも思いますけれども、ええ、それで今現在、交際されている方というのは?」
司会者「どんな方なのです?」
快斗(あれっ、いつの間にか彼女いる前提になってる!?)
↓1 かーくん…どうするんや?
1~3 いない、っていうのが男の子心としてはばかっちゃって曖昧に笑って済ませてしまった…
4~6 今明かされた衝撃の事実…かーくんは、女の子とおつき合いしたことがなかった…!!?
7~9 ちゃんと訂正をして、交際してる女の子もおらんのやでってイメージを下げずに上手に言えました
司会者「やはり相手の方もそれはそれは綺麗な子なのかしらねえ?」
司会者「今時の子はみぃんな綺麗な子ばっかりですし」
快斗「あ、いえ…その、実は……」
司会者「はい、どうされまして?」
快斗「……いない、んです」
司会者「いらっしゃらない?」
快斗「今まで…誰とも、つきあったこととか…」
司会者「今おいくつでしたっけ?」
快斗「19歳です…」
司会者「19年間?」
快斗「19年間…」
司会者「どなたとも?」
快斗「はい…」
司会者「…」
快斗「…」
司会者「…それはどうして?」
快斗(普通に聞いてきたぁー!?)
快斗「どうしてなんでしょう…? ただ…気になった子とか、もちろんいて、自分から告白したことはあるんです」
司会者「でもその方は顔の綺麗な男性恐怖症であったとか?」
快斗「そうじゃないと思いますけど…その時は、つりあえる自信ないから、とか言われて振られて…」
司会者「自信がない?」
快斗「他にも…振られ文句としては…ええと…」
司会者「振られ文句?」
快斗「眺めるだけでいいから…とか…近づかれると胴長短足に見られそうで嫌だから…とか…つきあって現実を知りたくないから…とか…」
司会者「モテるのにいざつきあうとなると女性の方に躊躇をされてしまう?」
快斗「はい…」
司会者「何だか奇異な体験をなさっているのですねえ。でも人生長いからきっと大丈夫ですわよ」
快斗「……はい」
壁P(快斗くんって…不憫枠?)
壁P(いや、今さらか…?)
↓1 そんな感じの収録だった。反響は…!?
1~3 そこそこ
4~6 まあ、そこまでではなかった
7~9 けっこう良かったっぽい
これで良くなきゃ悲惨…テッコさんええ仕事してるもん。
快斗「…俺、彼女いたことないんです…」
壁P「衝撃の告白でしたねえ…」
快斗「はあ…」
壁P「けど今は、ファンが彼女代わりだと思ってください」
快斗「でもファン相手に手は出せないじゃないですか…」
壁P「…まあ、快斗くんも若いですしねえ…」
快斗「彼女ほしい…」
壁P「顔だけ…じゃないのかも知れませんね、世の中、案外…」
壁P「まあ、ドラマでかるぅーく恋愛要素はあるんでしょう?」
快斗「監督に、キスシーンとか告白シーンはない…って言われてます…」
壁P「…焼肉でも食べて帰りますか?」
快斗「慰めなんですか…?」
壁P「いりません?」
快斗「食べさせてください」
名前:周藤快斗 性別:男 年齢:19歳 誕生日:5月
体力:3 頭脳:2 精神:2
歌:3.32 踊:6.33 容:7.30 表:3.40 演:4.00
熱:3 道:3
好感度:【365/信じてやってみよう】
メモ:形から入るタイプのようだ
何でもメモを取るクセがあるらしい
極度のストレスや緊張にさらされると、状況を飲み込めなくなるようだ
客前で奮い立って実力を120%発揮してしまえるタイプのようだ
MFC恐怖症になってしまったっぽい
自分に求めるレベルはけっこう高いようだ
動機:ダンサーの足がかり
電器屋の息子:電器屋の一人息子。部品調達や、機械修理というちょっと普通じゃない特技の持ち主
深い執念:人にされた嫌なことをけっこう根に持つタイプ
持ち歌:チューンアップ Shall we sing ハートシェイカー クラップラップ
全体曲:5/7
短いけど本日はここまでです
ありがとうございましタイタニア!!
こっからは表現重視かねー、乙。
~ゆず香るラジオ、怪獣添え~
香「メールだ。スパイスネーム、とりのぞく男さん。ゆずちゃん、香様、佑香ちゃん、こんばんは」
ゆず子「あいあい、こんばんはー」
佑香「ぐーてんもーげん」
香「それはおはようの挨拶だ…。続きを読むぞ」
香「いつも楽しく聴いています。佑香ちゃん、最近スポーツ関連の話題で色々とすごいですよね。本当に人間なんですか?」
香「…だそうだ」
ゆず子「ほんとに人間かよ、って言われてんぞwww」
佑香「ふっ…」
香「悦に浸るな」
ゆず子「検査しろ、検査。案外、ほんとに人間じゃなくなってるかも知れねえぞ~?」
佑香「…やだ」
ゆず子「何でだよ?」
佑香「なんで宇宙人がいないか…考えたことある?」
香「宇宙人?」
ゆず子「はあ? 何でそんな話出てくんだ」
佑香「NASAが研究のために捕まえて解剖とかのひじんどー的なことをしてるから…宇宙人は地球にやってこない…」
ゆず子「はっぁあああ~?」
佑香「だから…もしそうだったら怖いから…やだ」
香「いや人間だろう、佑香」
佑香「む…」
ゆず子「む、じゃねえよ」
佑香「め…」
ゆず子「めでもねえし、次はも、とか言うなよな?」
佑香「ちっ」
ゆず子「舌打ちすんなっつーの!」
香「というか…佑香は宇宙人が好きなのか?」
佑香「べつに」
香「UMAも?」
佑香「べつに」
ゆず子「にしてはよく引き合いに出してねえ?」
佑香「いたら、楽しい…」
香「だからいてほしい、ということか?」
佑香「がおー」
ゆず子「だんだん、そのがおーが肯定の意味で使ってるって分かってきた」
佑香「がう」
ゆず子「んでもって、それは否定的なニュアンスだな」
佑香「ところでニュアンスってなに?」
香「…ほんとにお前は取り留めがないというか、つかみ所がないというか…」
ゆず子「やっぱ人間じゃねえんじゃないの、お前?」
佑香「ふっ…その正体は怪獣だったのだ…」
~テッコの部屋の反響~
快斗『眺めるだけでいいから…とか…近づかれると胴長短足に見られそうで嫌だから…とか…つきあって現実を知りたくないから…とか…』
司会者『モテるのにいざつきあうとなると女性の方に躊躇をされてしまう?』
快斗『はい…』
純「…」ジィィッ
奏「テッコの部屋…?」
純「ちょっと今、見てるから後で」
奏(何でそんな真剣に快斗くんの回を見てるんだろう…? まさか、快斗くんの魅力がとうとう純くんにまで…?)
奏(………純くんが快斗くんみたいになっちゃったらどうしよう…? でも背が全然違うし…それにベースは純くんなわけだし…でも…うーん…)
純「…俺、この人、ちょっと好きになったかもしんない…」
奏「!! 快斗くんの魅力が、分かったの…?」
純「は? 魅力? そんなのどうでもいいけどさ」
奏「っ…」
純「でも…この人、モテてるのに彼女とかいたことないんだって。すごくないっ!?」
純「何か…俺、親近感沸いた…」
奏「純くんはモテてるわけじゃないけど…」
純「余計なこと言うなよな!?」
スバル「あ、快斗、これファンレターね」
快斗「ありがとうございます。えーと…どれどれ」
快斗「…………あれっ?」
スバル「どうかした?」
快斗「いや…これまで、女の人ばっかりから届いてたのに、男の人からも届いてて…」
スバル「へえ…男女ともに支持があるタレントは長生きできるって言うし、いいんじゃない?」
快斗「どうしていきなり増えたんだろう…?」
~ミー、忍者が知りたい~
ミシェル「ゆ…夢さんっ…お、俺、実は…日本のことで、よく知らないことがあって…」ゴクリ
夢「え? ミーって見た目以外はもろ日本人なのに?」
ミシェル「に…忍者って、実在してるんですか…?」
夢「………えっ?」
ミシェル「父さんは、やっぱり外国から来てるからその存在は我が家には秘匿されていたんだみたいなことを言ってたんですが…」
ミシェル「これ見てください、これっ!」ピラッ
夢「えーと…なになに、全国忍術選手権…? 競技内容は手裏剣術、塀飛び、城壁登り、壁伝い、水上走り、水ぐも…?」
ミシェル「つまり、これだけの忍術を使える人が相当数存在していて、日本人はやはり忍者の存在を秘匿してきているっていうことですよね!? ねっ!?」
夢「え、あー…うーん………そうなんじゃない?」
ミシェル「俺、これに出ます! そして忍者に弟子入りして忍術を修めて、必ずや…!!」
夢「ミーって忍者好きだったんだ…」
ミシェル「ここが、忍術選手権の会場…。パッと見、普通の人しかいないけど…ここに集まってるくらいなら、揃って忍者なのかも知れない…」
ミシェル「とにかく、参加するだけして…これはと思った忍者を見つけて弟子入りをして…よしっ」
夢「ミー、がんばー」
ミシェル「塀飛び…うおーっ!」シュタタタタッ
ミシェル「手裏剣投げ…ていやああああっ!」シュババババッ
ミシェル「城壁登り…どりゃあああああっ!」ヨジヨジヨジ
ミシェル「壁伝い…とおおおおおっ!」サッサッサッサッ
ミシェル「水上走り…足が沈む前に次の足を出すだけえええええええっ!」スチャチャチャッ
ミシェル「水ぐも…そおいやあああああっ!」スイッスイッ
*「優勝は、とんでもない身体能力で全ての忍術を過去最高の成績で突破したシュルツ・ミシェルさんでーす!!」
ミシェル「あれっ…?」
夢「さすがミー…体力バカ」
*「優勝の商品として、豪華ハワイ旅行5泊6日をペアチケットで贈呈します。おめでとう」
ミシェル「ありがとうございます…」
夢「豪華ハワイ旅行っ!? ミー、それ行こ、一緒に行こ! ハワイとかいいよねー、行きたかったんだー」
ミシェル「…忍者とは、一体…? まさか、こういうイベントを催すことで本物はいないんだと諸外国に錯覚させているだけの…?」
ミシェル「それにあの忍術選手権の競技内容も別に大したことはしていないし…」
夢「いや、充分、すごいことやってたからね、ミーは。ミーだけは」
ミシェル「くっ…どうやれば忍者に弟子入りできるんだ…!?」
夢「ねーねー、ミー、このハワイ旅行だけど日程どうする? あ、2人で行ったら勘違いされたり…? ま、大丈夫かっ、大丈夫だよね」
夢「水着とか新しいの買っちゃおうかな…? ミー、ちょっと買物つきあってよ」
ミシェル「忍者とは、一体…!? ぐぬぬ…!」
夢「ねーってば?」
ミシェル「夢さんっ…正直に教えてください、忍者とは、忍者とはどこにいるんですかっ!? いるんですよねっ!?」
夢「え? あー…………忍者はね、みんなの心の中にいるんじゃないかな…?」
ミシェル「こ、心の、中に…? それは、つまり…………集合意識の共同体として忍者という存在は人々の想念が…」ブツブツ
夢「ああもう…ミーっておバカさんなんだから…」
~ミー、忍者が知りたい、其の二~
ミシェル「敵を知り己を知れば百戦危うからず――初心に立ち返って、まこちゃんファイトクラブで研究だ」pi
TV『まこちゃん今日もすごい活躍やでー』パッ
ミシェル「…」ジィッ
誠『今日は初心に立ち返って、マチェット1本でのサバイバルをします』
ミシェル「マチェット…あれがメインの獲物か…」ゴクリ
誠『銃刀法違反には充分気をつけるんだぞ。これは撮影用に許可もらってるからな』
ミシェル「ふむふむ…法律系の知識も備えているのか…。やはり侮れない…」
誠『ただ、いつもやってることだからってマンネリを打破しようってスタッフが言ってな…。だから今日はマチェット1本で山ごもりしつつ、何か敵を寄越してくるとか言っててな…』
ミシェル「何っ…!? テレビでそんなことをしてもいいのかっ!?」←テレビでプロの重量級ボクサーと異種格闘技戦した人
誠『何かこう…尻尾みたいにリボンみたいの垂れ流してて、それを取ったら撃退になるらしいんだけど…。やってみれば分かるよな』
誠『さあ、レッツ・サバイバルだ!』
ミシェル「ど、どんな敵がきても余裕だということか…? それに、わざわざリボンを取るだけとは…相手を必要以上に傷つけない措置だというのか…?」
ミシェル「なんて恐ろしい…」
誠『うおおっ…これが敵かっ!? あっ、俺の取った食材をっ…!?』
ミシェル「あ、あれは…忍者っ…!? まさか、忍者が御剣誠のために派遣されてきたっていうのかっ!?」
誠『だがっ…俺の、今日のメシぃぃぃっ!』
ミシェル「!!?」
誠『どおりゃあっ!!』
ミシェル「す、すごい…! 何だこの木の上を飛び回る忍者をまるでサルのように追いかけながら鮮やかに飛びついてリボンを奪う、鮮やかな手腕…!?」
誠『そこかあっ!』
ミシェル「小石を投げただけで忍者のリボンに当てて、リボンに小石を包ませてそのまま引き抜いたっ…!? 何てコントロールだっ!?」
誠『このままじゃ防戦一方だな…。よしっ、ここはひとつ――』
ミシェル「す、水遁の術!? ほんとにあんな細い竹の節1本で…」
誠『そろそろ飯にするか…。火、火…っと。えーと、今日はどうやって点火すっかな…』
ミシェル「火遁の術まで使えるのか…!? もしや…このサバイバルで売ってるというのは忍者であるというのを隠すためのブラフ…!?」
ミシェル「撮影とかこつけて仲間の忍者が彼を奪還するためにやって来ているのだとすれば…」
ミシェル「そうか…そうか、つまり…忍者とは、忍者が心の中にいるっていうのは…! 彼がアイドルだから…!?」
ミシェル「……あれ?」
ミシェル「じゃあアイドルって何だ…?」
ミシェル「むしろ忍者って何なんだ…?」
ミシェル「くそぉぉっ…こうして忍者という存在が実在するかしていないかを分からせなくしているというのか…?」
ミシェル「だが、ここまでしているのならばきっと忍者は――しかしいないからこそ、こういう結果というのもあるのかも…?」
ミシェル「うぐぐぐ…忍者って何なんだぁーっ!?」
夢「あ、ミー、ちょっと買物行きたいからつきあってー。買った荷物とか多くなっちゃいそうだからお願い」
ミシェル「夢さんならそんなの余裕ですよ! それどころじゃないんでちょっとどっか行っててくださ――」
夢「そんなの余裕ってどーいうことかなあ、ミーィー?」ゴゴゴ
ミシェル「はっ…この殺気は――!?」
夢「か弱い女の子なんだから助けてあげようって思うのが正義の味方さんじゃないんですかああああっ!?」グリグリグリグリ
ミシェル「あだだだだだっ!? そんだけ強ければ必要ない――あ痛ったあああっ!? ギブギブギブ、夢さん、夢さあああああんっ!?」
~流行りに乗れ!!~
タカシ「――というわけで、リリースされました!! SSプロ公式ソーシャルゲーム、その名も、SSラブ!!」
タカシ「社長にプレゼンすること数十回を経て、最後は泣き落としでゴーサインをもらった自信のあるアプリです」
タカシ「SSプロアイドルとの絆を深めれば、あんな画像やこんな画像、果てはキミだけに贈るメッセージなんてのも見られちゃいます!」
タカシ「SSプロの全アイドルが登場しちゃいます!! ゲームを遊んでお気に入りアイドルとの絆をどんどん深めちゃいましょう!!」
葉子「タカシさん…こういう行動力あるよね…」
香「基本料無料で、一部アイテム課金…か。流行ればそこそこ稼げそうな企画だとは思うが、流行らなかったら赤字になりそうなものだな」
タカシ「もー、がんばって実現させちゃったんだからみんなも遊んでよー!」
葉子(SSラブ…かぁ…。あんだけ言われちゃったし、とりあえずはインストールしてみたけど…)
葉子「何が楽しくて顔見知りのみんなと、今さらアプリで疑似的に仲良くする必要があるんだろう…?」
葉子「えーと…あ、最初に10人の中から選べるんだ…。誰にしよう…。うーん……まこちゃんでいいかな」pi
アプリ『よろしくな!』
葉子「ボイスもいっぱい入ってる…。これの収録、いっぱいありすぎて大変だったんだよね…。でも今さら、聞き飽きてるっていうか…」
葉子「えーと…それから、ゲームで遊んでポイントをもらえる…のね。どんなゲームがあるんだろう…?」
葉子「パズルに…横スクロールアクションに…クイズに…リズムゲーム…4種類か。うーん…パズルやってみよう」pi
アプリ『がんばれよっ!』
葉子「いちいち喋ってくれるんだ…」
pi pi
葉子「やった、できた…」
アプリ『すごいな、クリアだぞっ!』
葉子「ありがと、まこちゃん。……ちょっと嬉しいかも…? それで…ゲームをクリアしてゲットした絆ポイントっていうのを使うのか…」
葉子「使い道は…すでに手に入れてるアイドルにポイントを入れて、画像やボイスや動画をゲットするか…新たに別のアイドルを解放するために費やすか…」
葉子「………とりあえずまこちゃんに今ゲットしたのを入れてみよう」pi
葉子「あっ、画面切り替わった…」
アプリ『まだまだ俺達、知り合ったばっかだけどさ…これから、仲良くやっていこうな』
葉子「うわ、背景綺麗な夕焼け…。画像処理とかもすごいかも…。久しぶりにまこちゃんがアイドルしてるところ見れた気がする…」
葉子「でもこうやってゲームすればするだけ、色んなものが見られるんだ…へえ…」
葉子「別のゲームやってみ……うんっ? あっ…そっか、ソシャゲーだからゲームするのに時間かけなきゃいけないんだ」
葉子「…それで、課金アイテムの出番…。なるほど…。…………げ、ゲームがちょっと面白かっただけだし…ちょっと課金してみようかな…?」
タカシ「どうどう、それで、遊んでる? 僕ね、僕ね、まこちゃんにとうとう愛の告白されちゃったよ!!」
葉子「え、そんなのしてくれるの? わたしまだ、まこちゃんからは手を繋ぎたいってだけ…」
タカシ「ふっふふーん、でもなかなかハコちゃん、やり込んでる感じじゃないー?」
葉子「うっ…」
タカシ「ちなみにだけどね、ゲームを開始する時に自分の性別選ぶでしょ? もし、その時に男の人を選んでたらまこちゃんに愛の告白じゃなくて、親友宣言とかしてもらえたりもしたんだよ」
葉子「へえ…。ていうか、タカシくん…女の子でやってるの?」
タカシ「ターゲットのユーザーは女の子が基本だもーん、その方が充実してるんだもーん。ちなみに、シャーディがね、すごいんだよ」
葉子「シャーディ? あ、もしかして引退関係とかで豪華な感じになってたり――」
シャーディ「うっひょほほほぉぉぉっ!! 10人ともの絆ポイント20万突破したら集合画像がきたぁぁーっ!!!!」
タカシ「すっかり廃課金者になってくれてて、儲けまくりだねっ」
葉子「そっちだよねー…」
~大人気なSSラブ?~
奏「香様と快斗くんが…揃った…」ジィ-ン
奏「純くん、純くん、見て見て」
純「ん?」
奏「ほら、ほら、これ、香様と快斗くんがね、2人で誉めてくれてるの」
純「あっそ、今それどこじゃないから」ポチポチ
奏「む…」
純「っ…キタァアアアア――――――――――!!?」
純「ほら、ほら奏っ、すごいだろっ!? とうとうゆずちゃんが水着になった!! しかもビキニぃっ! すごくねっ!? ねっ!?」
奏「…」
純「な、何だよ、その目…?」
奏「………大きいの好きだよね、純くん…」ジトッ
純「な、何が…?」
奏「…ふんっ」プイッ
蓮「どうでもいいが、メシ食ってる時にゲームをするな」
愛「蓮、酒」
蓮「ん」
~タカシくんは幹部思考?~
ゆず子「何か、けっこー流行ってるらしいなー…例のやつ」
スバル「みたいだね…。僕は正直、ゲーム性からしてちょっと簡単すぎて面白くないけど…なかなか大きな利益にはなってるみたい」
ゆず子「タカシが最後は泣き落としで社長にゴーサインもらったとか言ってたけど…その社長はこれどう思ってるわけ?」
スバル「ものすごくハマってるよ」
社長「おおっ、衣依くんからエールをもらったからにはがんばらないとならないなあ」
社長「んん? タカシくんも絆ポイントが欲しいのかね、仕方ないなあ、はっはっは」
ゆず子「タカシの発案で、他にもけっこうこのゲームで色々口を挟みまくったんだっけ?」
スバル「そうだね。今度イベントを実装して、その企画会議とかにも出てるって」
ゆず子「あいつは何を目指してるんだ…?」
スバル「うーん…幹部、とか?」
ゆず子「幹部ぅ?」
スバル「権限も強くなって、あれこれとできるようになるだろうし…クリエイティブなものってタカシは好きだしね」
スバル「このソシャゲーを大ヒットさせて巨大な利益を築き上げたら…とりあえず形だけの役職とかができて、その報酬と権限アップとか…」
ゆず子「…え? そういうのあり? アイドルやりながら経営側ってか、会社側もらうと金いっぱいもらえるわけ?」
スバル「んー、まあなしじゃあないとは思うよ? シャーディもアイドル引退後はそういうポスト就くってことになってるし…」
ゆず子「マジでぇっ!? じゃあ、今より給料もらえるわけ? うっわ、マジかよ…」
スバル「けどその分、働くんだよ?」
ゆず子「あ、パス」
スバル「だよねー…」
どうせガチャ要素があるんだろ!知ってるよ!
今日はちょーっと早めの時間だけど、まったりやりますかいな?
>>231
SSRハコちゃんは酔っ払いモードの甘え状態やで!!
ドロップ確率0.75パーの鬼畜仕様やけどな!
最高レアが0.75%は十分高いんだよなぁ…
>>233 え、そうなん? そんなにソシャゲって鬼畜なん…? こわいわー… あ、始めますね?
―― 7月 4週目
壁P「テラスにウッドデッキを作ってみました。どうです、バリ風でしょう?」
良人「…だからといって、何でここで朝食を食べるんだ…」
壁P「バリ風の朝食を用意してみました」
良人「……何だ、これは…おかゆ?」
壁P「ええ、現地ではこういうのポピュラーみたいです。肉団子のスープをかけたおかゆみたいなものですね」
良人「…何でバリなんだ?」
壁P「バリバリ、働こうかなと」
良人「…いただきます」
名前:周藤快斗 性別:男 年齢:19歳 誕生日:5月
体力:3 頭脳:2 精神:2
歌:3.32 踊:6.33 容:7.30 表:3.40 演:4.00
熱:3 道:3
好感度:【365/信じてやってみよう】
メモ:形から入るタイプのようだ
何でもメモを取るクセがあるらしい
極度のストレスや緊張にさらされると、状況を飲み込めなくなるようだ
客前で奮い立って実力を120%発揮してしまえるタイプのようだ
MFC恐怖症になってしまったっぽい
自分に求めるレベルはけっこう高いようだ
動機:ダンサーの足がかり
電器屋の息子:電器屋の一人息子。部品調達や、機械修理というちょっと普通じゃない特技の持ち主
深い執念:人にされた嫌なことをけっこう根に持つタイプ
持ち歌:チューンアップ Shall we sing ハートシェイカー クラップラップ
全体曲:5/7
壁P「――って感じで、旦那がもう呆れてるんですよねえ」
スバル「いやあ…朝っぱらからそんなに色々と仕掛けられても…」
壁P「はっはっは」
スバル(ほんっと、愉快な人ではあるけど…ズレてる感じがあるんだよなあ…)
↓1 今週は
1 雑誌のお取材が入っていますよー
2 今日も今日とて、ドラマの撮影なんですねえ
3 営業しておきませう
記者「本当にずっと泳がれているんですね」
快斗「はい…そうでもしないと、なかなかちょっと、追いつけないっていうか…色々と」
記者「努力家なんですね」
快斗「そういうわけでもないとは思うんですけど…」
記者「ステキですねえ…。それでは取材を始めさせていただきます」
快斗「はいっ、お願いします」
記者「今回ですね、真夏に輝く人、ということをテーマにしているんですけれど、周藤さんは夏と言えば何を連想されますか?」
快斗「夏と言えばですか…。夏、夏…やっぱり、エアコンの手入れとか」
記者「えっ? え、エアコンの、整備…?」
快斗「あっ…」
壁P(それはご実家で手伝わされていた時、夏になるとエアコンの修理とかのお仕事が多かった…みたいなことなんだろうか…?)
↓1 行動選択
1 かーくん、かーくん、イメージを大事に。ぽろっと庶民的なことを漏らさぬようにね
2 見守る…
3 ダメダメ、エアコンの整備なんてなかったことにして改めてどうぞ
快斗(し、しまったー!?)
快斗(電器屋のこととかは当面は内緒ってことにしてるのにぽろっと…!!)
記者「エアコンを…どうされてるんですか?」
快斗「え、あー……あの、エアコンの、手入れ…あの…ええと…」
壁P(どうするつもりなんだ、快斗くんは…?)
快斗(王子様っぽいこと、王子様っぽいこと…王子様→お金持ちだから…)
快斗「え、エアコン業界にメスを入れるというか…!?」
壁P(意味不明なこと口走った!?)
記者「エアコン業界に、メス…?」
快斗「は、はい…」
壁P(それで押し通すつもりなのか…?)
↓1 押し通せるのか…?
1~3 ムリですよねー
4~6 記者は困惑したまま次の質問に移った…
7~9 押し通せるのかよ…
0 拡大解釈された
快斗「何ていうか…か、価格競争とか…」
快斗「あと、あと…修理しやすさとか…」
記者「は、はあ…」
快斗「そういうとこに、メスを入れる…ようなことを考えてしまうというか…夏になると…」
記者「そ、そうなんですね…!」
壁P(案外押し通せた…!?)
快斗「日本の夏は、やっぱり…厳しいですし、エアコンの使いすぎは良くないものの…必要不可欠というか…」
快斗「だから…そういうことを、はい…」
記者「な、なるほど…!」
記者「そ、それでは…最近、ハマっていることなどはありますか?」
快斗「最近ハマってること?」
記者「ありませんか?」
快斗「ええと…」
快斗(撮影ばっかりで自由時間もさっぱりないし…特にないんだけど、特にないです、なんて言えないしなあ…)
快斗(こういう時は何かこう、それっぽいこととかでごまかしに…)
壁P(また何か、良からぬことを思いついたんじゃあるまいな…?)
↓1 かーくんのおバカさってハラハラするよね
1~3 それは嘘ってバレちゃわないかい!?
4~6 素直はいいけど…取材だし…
7~9 やだもう、かーくんって正直…
快斗(アラブの油田の子息と国際電話するとか、そういうのは王子様っぽいかな…?)
快斗(いやでも、ちょっと嘘八百がすぎちゃうかも…?)
記者「どうですか?」
快斗「最近は、ドラマの撮影とかで忙しくって…」
記者「そう…ですか」
壁P(正直にいったか…)
快斗「だけど、その合間で、水泳の練習っていうか、特訓っていうか、ドラマで必要なんでしてるんですけど」
記者「! はい、はい」
快斗「正直あんまり泳ぎって得意じゃないっていうか…息継ぎとかも上手にはできないレベルだったんですけど」
快斗「やってみると楽しくなってきちゃって、どんどん水泳にハマってきてるっていうか…」
快斗「どんどんタイムが縮んでいったりすることが面白いし、プールから上がった時の重力が重いなあって感じとかがクセになってきて」
記者「そうなんですか。厳しい練習だと思いますが、体は大丈夫なんですか?」
快斗「確かに体力は厳しいんですけど………」
壁P(おお、正直にいって、なかなかお話も弾んで…)
壁P(またエアコン云々みたいなものが飛び出してこなくって良かった…)
↓1 最後に記者から飛び出た質問は…!?
一体、何っ!?
※ファンが知りたそうな内容だと、売行きに影響したりしていい結果になったり…?
記者「それでは最後に…ずっとお尋ねしたかったんですけれど」
快斗「はいっ、何ですか?」キラリンッ
記者「」ズキュゥゥンッ
記者「こ、好みの女の子のタイプというのは?」
快斗「えっ?」
壁P(おっとぉ…?)
快斗「そう、ですね…」
記者「…」ドキドキ
壁P(ヘタな発言は『自分にあてはまらない』とファンの娘にショックを与えてしまう可能性もそこそこ…)
壁P(うまく切り抜けていかないと…)
↓1 かーくんの返事は…!?
1~3 無難すぎて…
4~6 内面で攻めた
7~9 王子様やでぇ…
0 かーくんの好み、判明
壁P(さあ、どうする…?)ゴクリ
記者「快斗くんの、好みのタイプは…?」ゴクリ
快斗「…俺は、笑顔の女の子が好きです」キラリンッ
記者「はうあっ…」キュンッ
快斗「一生懸命さが分かるっていうか、勉強とか、お仕事とかに熱心で、へこたれずにいつも笑顔でいられるような人…ですね」ニコッ
記者「あの…」
快斗「はい?」
記者「ハグしてもらってもいいですか…?」
快斗「えっ?」
壁P「ああっと、もう撮影に戻る時間ですね! 今日はどうもありがとうございました!」
壁P「では快斗くん、行きましょうか? ねっ?」
快斗「あ、はい…」
記者「ぎゅってしてぇー!!」
快斗「じゃ、じゃあ…握手だけでも、いいですか?」ニコッ
記者「」ズキュゥゥゥンッ
快斗「お仕事がんばってくださいね。オフレコですけど…ビジネスウーマンっていうか…そういう人とか、けっこう…はい」キラリン
記者「!!?」
快斗「では、これで。ありがとうございました」
壁P「ありがとうございましたー」
バタムッ…
記者「………最高の記事にします…快斗様…」
↓1 取材が終わった…
1 実際、かーくんってどんなのがタイプなのよ、って
2 ついでに本日の撮影も終わってお家まで送ってあげた
3 にしてもエアコン業界にメスはないと思うなぁー、って
壁P「はい、到着」
壁P「明日は午前5時40分にここへお迎えきますね」
快斗「はぁい…ふわ、あぁ…」
壁P「あんまり眠る時間もなさそうですが、ちょっとでも休んでください」
快斗「はい…。ありがとうございます、おやすみなさい…」
快斗(やっぱり…1日終わると、もう眠くて眠くてたまらなくなるなあ…)
快斗(水泳の練習もあるけど…撮影の泳ぐシーンでも何度も何度もやるし…まあ、水泳だから故障みたいな心配はないんだろうけど…)
快斗(ほぼ1日中、水の中にいるような感じだし…シャワーとかなしでそのまま寝ちゃっても大丈夫だよな…?)
スタスタ…
快斗「ああ…我が家が…」
ガチャッ
快斗「ん?」
透「…あ?」
快斗(我が家が見えたと思ったら、お隣がその奥から出てきた…)
↓1 とーるちん
1~3 また荒れてるし…
4~6 なんだこいつ、今日は機嫌がいいってか、酔っ払ってるぞ…?
7~9 たかられかーくん
透「……よぉぉ」
快斗「…何だよ…」ゴソゴソ
透「何だよって何だよぉ?」ヒック
快斗「うっ…酒臭っ…」ゴソゴソ
透「何ポッケに手えつっこんでマスかいてんですかぁぁ~?」
快斗「鍵探してるんだよ」
透「鍵ぃ? こわせよ」
快斗「壊せないだろっ」
透「んじゃうちこいよ」ガシッ
快斗「はっ? おい、ちょっと…何だよっ、いきなり…!?」
透「るっせえな、ガタガタ言ってんじゃねえ、入れってんだよっ!」
快斗「怒鳴るなよ…疲れてんだから…」
・
・
・
快斗(連れ込まれた…)
透「おら」つコップ
快斗「俺まだ未成年…」
透「んだよ…高校出てりゃあもうオーケーみてえなもんだろ? ああ? 違うかよぉ?」
快斗「違うだろ、お酒はハタチになってからだ」
透「けっ…」pi
TV『快斗です、これからドラマ始まります』
快斗「あっ」
透「ああ…?」
透「…」ジィッ
TV『ドラマ、始まったやで~、先週の引きはあっちゅう間に何事もなかったかのように解決して今週のお話入ってく導入なんや』
快斗「何か…恥ずかしいから、まじまじ見るなよ…」
↓1 1時間枠のドラマをきっちり見終わってから…?
1~3 とーるちんにダメ出しされまくるかーくん…
4~6 小姑かよってくらいこまかーいところを指摘してくるとーるちん
7~9 なにだこいつ、酔っ払うと泣き上戸になるのか…?
透「……んで?」
快斗「…で、って何だよ…?」
透「お前、演技ヘタくそじゃねえの?」
快斗「っ…どこが?」
透「………顔」
快斗「顔?」
透「表情の作り方とかぁー…声色の変え方とか…もっと空間を意識しろよ…」
透「向こうにいるのに、あーんな蚊の鳴くような声で喋るアホいるかよ? そういうシーンでもねえのに?」
快斗「っ…」
透「目線の動きとか…」
透「演出に対する演技力が伴ってねえーのっ、ヘタくそ!」
快斗「…じゃあお前はできるのかよ?」
透「やってやるよ。やってやるっつっててめえが仕事持ってきたらな」
快斗「うっざいな…」
透「ヘタくそ」
快斗「っ…じゃあ、どうやったらいいのかの正解を言えよ、正解をっ」
透「ああ…? 正解ぃー?」
透「………台本出せよ、持ってんだろ」
快斗「えっ? でも部外者に見せちゃ…」
透「いいから出せよ」
快斗「…ほらっ」
透「……こうなんのか…。んじゃあ…ここのシーン…」
快斗「うん…」
↓1 尚、翌日のかーくんは5時半には起きないといけません
1~3 夜通し、とーるちんにあれこれ言われて勉強したかーくん… 演技&表現に+0.20
4~6 お前表現力がねーよ、って指摘されたかーくん 表現に+0.60
7~9 かーくんが表現力上昇のきっかけを掴んだ? 表現に+0.80
快斗「そっか…そういうことなのか…」
透「んなことも知らねえでよく主演なんかできたなー? すげーすげー、王子様はなぁーんでも実力なくてもできるんでちゅね~」
快斗「そう言うこと言うから素直にお前に感謝してやろうとか思えなくなるんだよ…」
透「んなもんされてもキモいだけなんだよ、ぶゎーか!」
快斗「っ…」
快斗「って、今何時だっ!?」バッ
快斗「うわっ、もう午前1時っ…!? やばっ、寝なきゃ…!」
透「ああ? まだ1時だろーがよ。そこ座れよ」
快斗「こっちは明日、――じゃなくて今日っ、4時間後には起きなきゃいけないんだよっ!」
透「起きてろよ」
快斗「無茶言うなよっ!?」
↓1 かーくん…
1~6 寝不足で、翌日の撮影に支障を来した…
7~9 若さでまかなえ
壁P「快斗くん…」
快斗「…は、はい…」
壁P「…寝れなかったんですか…?」
快斗「あん、まり…」
壁P「大丈夫ですか…? 今日は確か、大会のシーンでいっぱい泳ぐ予定じゃ…?」
快斗「が、がんばります…」
・
・
・
監督「快斗ぉーっ!? 何だその泳ぎはぁっ!?」
快斗「す、すみませんっ…!」
監督「そんなじゃあ画にならないんだよ、画にぃっ!!」
快斗「は…はい…はいぃ…」
壁P(ダメだったか…)
名前:周藤快斗 性別:男 年齢:19歳 誕生日:5月
体力:3 頭脳:2 精神:2
歌:3.32 踊:6.33 容:7.30 表:4.20 演:4.00
熱:3 道:3
好感度:【365/信じてやってみよう】
メモ:形から入るタイプのようだ
何でもメモを取るクセがあるらしい
極度のストレスや緊張にさらされると、状況を飲み込めなくなるようだ
客前で奮い立って実力を120%発揮してしまえるタイプのようだ
MFC恐怖症になってしまったっぽい
自分に求めるレベルはけっこう高いようだ
動機:ダンサーの足がかり
電器屋の息子:電器屋の一人息子。部品調達や、機械修理というちょっと普通じゃない特技の持ち主
深い執念:人にされた嫌なことをけっこう根に持つタイプ
持ち歌:チューンアップ Shall we sing ハートシェイカー クラップラップ
全体曲:5/7
壁P(8月になるなあ…)
壁P(…そう言えば、今年もオールスターに向けて合宿をするとか何とか…)
壁P(快斗くんは撮影あるし…どうにか調整すれば参加させてあげられるだろうけど…うーん…)
壁P(正直、オールスターのためというより…近々に迫ってきた超フェスに備える意味で、ちょっとやっといた方がいいかもな…)
壁P(けどすでに連日の撮影で体力は山芋のごとくすりおろされてるだろうし…悩みどころだな…)
↓1 SSプロ名物の合宿…
1 かーくんの参加は見送りましょう
2 丸ごと参加はムリだけど、ちょっとくらいは顔を出させてみようかな
―― 8月 1週目
快斗「…」プシュ-
快斗「…」ボヘ-
壁P「かーいとくん?」
快斗「……はい…」
壁P(白い灰になってる…!)
壁P「とりあえず、これとこれを」ズボッ ←かーくんの口におにぎりと栄養ドリンク突っ込んだ
壁P「はーい、シェイクシェイク、噛んで、噛んでー、飲み下す」
ブンブンブン
モグモグモグ
ゴクンッ
快斗「ハッ…俺は一体…!?」
壁P「正気に返りましたか。死んでましたよ、軽く」
快斗「うっ…何か、胃が重い…」
壁P(本格的に疲れてる…?)
壁P「今日から3日ほど、撮影は夏休みです」
快斗「!! そうでした…!! 死んでる場合じゃなくて、眠る機会が――」
壁P「ので、合宿へ行きますよ」ニコッ
快斗「……えっ?」
↓1 合宿!!
1 途中参加とて、特別扱いはなぁーし!!
2 ちょっとお疲れっぽいから、初日は色々と勘弁してやろう
3 だいじょぶ、だいじょぶ、到着日は遊んでる日のはずだから
壁P「到着っ」
快斗「Zzz」
壁P「おや、寝ちゃってますか…」
壁P「まあ…ここのところ、ずっとがんばっていますし…多めに見ましょう」
壁P「よっ…」ガシッ
壁P「部屋に運んで寝かせておきましょう…」スタスタ
快斗「Zzz」
ボフッ
壁P「よし、お布団に放り込んだところで…」スッ
壁P「この寝顔…ソシャゲーのレアくらいにはなるかな…?」カシャッ
壁P「うん、ばっちり…。夕方には勝手に起きるでしょう、きっと」
↓1 かーくんは睡眠中…
1~3 リルモンはいち早く嗅ぎつけた
4~6 夕飯の時間が過ぎても爆睡したかーくん
7~9 癒されかーくん?
ミ-ンミンミン
ツクツクボ- ツクツクボ- ツクツクボ-
快斗「ん…?」パチッ
快斗「…」ゴロン
快斗「……虫の声と…カーテンの隙間から夕焼け…」
<みなさーん、お夕飯ができますよー
<はぁーい
<めーし、めーし
<がおー
快斗「…みんなの声…?」
ス-ッ
ソロソロ…
チョンチョン
快斗「んぅ…?」ゴロンッ
↓1 よく寝たかーくんを起こしにきたのは…
1 いいお嫁さんになりそうなアイドルランキング上位常連のハコちゃん
2 懺悔もしたいし癒されもしたいし甘やかしてももらいたいアイドルランキング3年連続1位のせーらさん
3 一家にひとりいてほしいお姉ちゃん系アイドルランキング3位内常連のいよりん
葉子「快斗くん、起きれる?」
快斗「……葉子…さん…?」
葉子「晩ご飯の時間だよ」
快斗「…」
葉子「…快斗くん?」
快斗「…」ツツツ-
葉子「っ…!? ど、どうしたの…?」
快斗「何がですか…?」ウルウル
葉子「だって…泣いて…」
快斗「…何か…急に、涙が…悲しいとか嬉しいとか何もないんですけど…」
快斗「平和な音とか聞こえて…穏やかな時間があって…晩ご飯って起こしにきてもらえて…俺…変な感動が…」
葉子(どれだけストレス溜めて休む間もなかったの…?)
↓1 かーくん、精神値意外と低いからね、知らず知らずに追い込まれてたんだね
1~3 しかし、たっぷり寝たことで、その平穏な時間はもう終わるのだった…
4~6 SSプロの一員なんだなあって感じたらしいかーくん
7~9 合宿って楽しいねー、って
葉子「快斗くん、起きたよー」
快斗「おはようございます…」
聖羅「おはようございます、快斗さん」
誠「よく寝てたみたいだな。疲れ取れたか?」
タカシ「あの昼間のしごきを体験していないのか…かーくん、明日からが辛いからね…」
佑香「めーしー」
衣依「佑香ちゃん、そういう言葉遣いしちゃダメでしょ」
ゆず子「さっさと食わしてくれよぉー…腹減ってんだよぉー…」
葉子「快斗くん、そこ座ってね」
快斗「あ、はい」
快斗(何か…こうやって大勢で食卓囲んで…並んでるのも手料理、っていう感じで…)
タカシ「ではでは、いっただきまぁーす!」
『いただきまーす』
快斗「いただきます」
快斗(こんな風に、みんなでいただきますなんて言っちゃって…)
快斗「…」
佑香「…?」チラッ
快斗「…みそ汁、しょっぱい…」ツツツ-
佑香「まだ悪戯してないのに…自分の涙でしょっぱくしてる…」
↓1 合宿の夜のお楽しみと言えば!?
1 大部屋でおしゃべりしたり、トランプしたりのまったりタイムよね
2 男同士でお風呂に入って、裸のつきあいをね
3 枕投げだよねっ!!
快斗「はぁー…おいしかった…」
聖羅「お粗末様でした」
快斗「聖羅さんが作ったんですか?」
聖羅「あと佑香ちゃんも手伝ってくれましたよ」
快斗「ああ…あのやたら分厚かったニンジンとか…」
佑香「ふっ、包丁さばきには自信があるのだ…」
快斗「いや、ちゃんと切れてなかっただろ…?」
タカシ「かーくん、かーくん、かーくんっ」
快斗「あ、はいっ?」
タカシ「先にお風呂入っちゃおう? 一緒に!」
快斗「お風呂…分かりました」
タカシ「まこちゃんもねー」
誠「んー、着替え持ってすぐ行く」
・
・
・
カポ----ン
快斗「ふはぁぁ~…」
タカシ「あっふぅぅ~ん…」
誠「あっふーんって何だ?」
タカシ「面白いかなーって」
誠「ははっ、ちょっと面白いな…」
快斗「じゃあ…えーと……あっはぁ~ん…とか」
タカシ「えー、直接的すぎるよー」
快斗「そうですよね」
誠「んふぅぅ~…」
タカシ「あっははは!」
快斗「ははっ…ビミョーにエロくもないし大して気持ち良さそうでもないですよ」
誠「はっはっは」
↓1 平和な男風呂…
1~3 しかぁーし、そこに忍び寄るリルモン…目当てはそう、覗きだぁぁーっ!!
4~6 若い男が集まれば、そういう話もするのでしょう…
7~9 裸ではしゃぐ男ども…
タカシ「ねーねー、まこちゃん、かーくん」
誠「どうしたー?」
快斗「何ですか?」
タカシ「…おっぱいは、何が大事だと思う?」
快斗「えっ?」
誠「んー…」
快斗「あ、考え込むんですか、そこ…?」
タカシ「ええっ? じゃあかーくんは、すでにバッチリおっぱいについての美学を確立してるのっ!?」バシャッ
快斗「いや、そういうわけでも…」
誠「タカシはどうなんだ?」
タカシ「…形かな」
快斗「なるほど…」
誠「俺…」
快斗「何ですか?」
誠「……正直、尻だな…」
快斗「ええー…?」
タカシ「今はおっぱいの話なのに…」
快斗「いや、そういうのでも…」
誠「快斗はどうなんだ?」
タカシ「そうだよ、かーくんはどうなのー?」
快斗「ええっ…?」
タカシ「言ってよー、言わなきゃせーらちゃんにぜぇーんぶ言うよ? 僕は形派で、まこちゃんは尻派だって」
誠「よしてやれよ…。聖羅が困りながらそうなんですか~って言うだけだぞ…?」
タカシ「かーくんが言えばしないもん」
快斗「何ですかその脅し方は…?」
タカシ「で、どうなのっ?」
快斗「………俺は…」
タカシ「うんうん」
快斗「……乳首いらなくね、って思います」
タカシ「何それwwwwww」
誠「どういうことだよwwwwwww」
↓1 平和ですね
1~3 お風呂上がりの卓球大会~!
4~6 平和に眠りましたとさ…
7~9 壁Pは夜中まで起きて、色々と片づけられるお仕事をしている…のですが?
壁P「…」スタスタ
スス-
壁P「…」
快斗「Zzz」
タカシ「Zzz」
誠「Zzz」
壁P「よし」
スス-
スタスタ…
スス-
壁P「…」
葉子「Zzz」
聖羅「Zzz」
佑香「Zzz」
衣依「Zzz」
ゆず子「Zzz」
壁P「よし」
スス-
壁P「ちゃんとみんな寝たみたいで一安心…と」
壁P「明日のメニューでも考えておくかな」
↓1 明日の合宿メニューは…
1 表現力大特訓!!
2 ちゃんと合宿っぽく、全体曲をやっておきませうね
3 オールスターで特別ユニットやらんといけないのよね…それやっとくか
タカシ「違う違う、かーくん、そこはね、かーくんのパートは音程がちょっと違うんだよ」
快斗「あ、はい」
佑香「ついでに眉間にしわを…」
快斗「眉間にしわ…」
佑香「口の端っこをくいっ」
快斗「くいっ――って何囁いてるんだ、佑香はっ!?」
佑香「ふっ…」
タカシ「かーくん、マジメにやってー」
快斗「ええっ、俺が悪いんですかっ…?」
誠「葉子はもうちょっと、振り大きくしていいと思うんだよなあ…」
葉子「やってるつもりだけど…」
誠「でもほら、鏡見ながらちゃんとやってみろよ」
葉子「うーん…そう…かなあ…?」
ゆず子「あー、水がうめえ…」
衣依「ゆずちゃん、さっきからお水飲んでばっかりだよ」
聖羅「衣依ちゃんは、水分補給を忘れてますよ? こまめに取らないと脱水症状になってしまいますからね」
衣依「えっ? あっ…ありがとう、聖羅ちゃん」
ゆず子「それを気づかせてやろうっていう――」
衣依「ゆずちゃん、汗ひとつかいてないんだけど?」
壁P(いやー、賑やかだ)
壁P(こういう光景も撮っておこうかな…)カシャッ
↓1 おっと、合宿に駆けつけてきた追加メンバーが…?
1~3 シャー
4~6 香様
7~9 かおシャー
0 なんですばるん?
~♪…
壁P「うん、いい感じに仕上がりましたね」
快斗「ふぅーっ…1日がかりになっちゃいましたけど…」
葉子「プロデューサーさん、何か…直した方がいいとかありましたか…?」
壁P「そうですね、葉子ちゃんはみんなで歌っているところでちょっと声が埋もれ気味なので、もう少し力強くしてはどうです?」
葉子「分かりました」パタパタ
快斗(……あれ、何か葉子さんのお尻に尻尾が見えるような…?)グシグシ
快斗(…あ、気のせいか)
タカシ「ああーっ!?」
快斗「っ…ど、どうかしましたかっ?」
衣依「もしかして…G…?」
葉子「G!?」ギョッ
ゆず子「まこちゃん、やっつけろ、早くっ!!」
誠「仕方ないなあ…スリッパを借りて――」
タカシ「あそこっ、香くんの車あるよっ!!」
ゆず子「違うんかい!!」
タカシ「僕、Gが出たとか一言も言ってないもぉーん」
↓1 香パパだー
1~3 いやー、パパはみんなに懐かれ…好かれてますねえ
4~6 なんと、パパの手土産が…
7~9 早めに来てたらしくて、パパがお夕飯を作ってくれてたよっ!
0 SPECIAL!!
タカシ「かーおるくーん!」バッ
佑香「様っ!」バッ
ダキダキッ
香「っ…重いから離れろ…」ググッ
タカシ「えー、重くないよー? 僕、50キロもないしー」
佑香「同じく」
香「いいからひっつくな、離れろ」
タカシ「ぶーぶー」
佑香「ぶー」
タカシ「まこちゃんなら余裕なのに…」
香「だからな――」
タカシ「まーこちゃーん!」バッ
佑香「ちゃん」バッ
ガシガシッ
誠「おう、どうした?」
香「…誠と僕を比べるな…」
壁P「お疲れさまです。来るとはうかがっていませんでしたが…」
香「ああ…時間ができたから来たんだ。それと夕食を作っておいた」
快斗「あ、いい香りが…」
ゆず子「カレーか」
香「ただのカレーじゃない。スパイスの配合からこだわり、具材は豪華にも国産A5ランク和牛の――」
誠「香ぅぅぅぅぅっ!!」ドドドッ
香「なっ、誠、待てっ、和牛に感激して突進をす――」
グシャアアアッ
タカシ「わー、まこちゃんすごーい」
快斗「か、香さん…香さああああ―――――――――――んっ!?」
聖羅「あらぁ~…和牛に興奮しちゃったんですね~」
葉子「大丈夫かな…?」
壁P「ま、大丈夫でしょう」
↓1 SPECIAL!!
偶数 え、パパ、ほんとにパパになるのん?
奇数 結婚とかで迷惑をかけちゃったから、ってこの機会にパパはお礼をすべく、和牛とか特製カレーとか振る舞ってくれたらしいっす
快斗「ごちそうさまでした」
誠「ああ…俺…今すぐ死んでも悔いがないかもしれない…」
葉子「それは、言い過ぎだと思うよ、まこちゃん…」
聖羅「けれど…どうしてこんなにお高そうなものを?」
衣依「おいしかったけど…ちょっと気が引けちゃうって言うか」
香「ん、ああ…。今年はただでさえ、シャーディの引退騒動もあったのに、僕の結婚話まで出たからな」
香「マスコミの対応に追われたり、事務所も騒がしくなったりして、何かと皆に迷惑をかけたと思う」
香「その詫びをこんな形でだが示しただけだ」
香「皆の協力があったからこそ、今は僕も家庭を持って、一層、仕事に打ち込めている。感謝している、ありがとう」
タカシ「じゃあ、僕、次は米沢牛がいいなー」
佑香「マスクメロンも」
誠「み、みかんを…みかんだけで、いいんだ…あとは…」ジュルリ
香「だからと言ってリクエストに応じるつもりはない、あさましいぞ!」
快斗「はあー…しっかりしてる…さすが最年長なんですね」
葉子「そうだね…」
衣依「こういうところで大人らしさを…なるほど…」
名前:周藤快斗 性別:男 年齢:19歳 誕生日:5月
体力:3 頭脳:2 精神:2
歌:3.32 踊:6.33 容:7.30 表:4.20 演:4.00
熱:3 道:3
好感度:【365/信じてやってみよう】
メモ:形から入るタイプのようだ
何でもメモを取るクセがあるらしい
極度のストレスや緊張にさらされると、状況を飲み込めなくなるようだ
客前で奮い立って実力を120%発揮してしまえるタイプのようだ
MFC恐怖症になってしまったっぽい
自分に求めるレベルはけっこう高いようだ
動機:ダンサーの足がかり
電器屋の息子:電器屋の一人息子。部品調達や、機械修理というちょっと普通じゃない特技の持ち主
深い執念:人にされた嫌なことをけっこう根に持つタイプ
持ち歌:チューンアップ Shall we sing ハートシェイカー クラップラップ
全体曲:6/7
↓1 かーくんは、合宿最終夜です…
1 トランプしたり、だべったりのまったりタイムをね
2 そして野郎どもは今日も裸のおつきあい
3 真剣!? アイドル喋り場!!?
QKしてくるね
たんおつ!!
いいお嫁さんになりそうなアイドルランキング上位常連のハコちゃん
懺悔もしたいし癒されもしたいし甘やかしてももらいたいアイドルランキング3年連続1位のせーらさん
一家にひとりいてほしいお姉ちゃん系アイドルランキング3位内常連のいよりん
父親だったらよかったアイドルランキング上位常連の香様←new
(ペットとして弄り倒したいアイドルランキング一位の金目純)
(>>303 他にもてけとーにランキング作ってあてはめてくれてええんやで)
ただいま!
再開しマッスル、マッスルー!
壁P「明日は6時には起きてもらいますよ」
壁P「寝坊は自己責任、寝坊をしたら色々ときつーいものが待ってますからねー。おやすみなさい」
『おやすみなさーい』
快斗「はぁ…俺、明日にはまた東京戻って撮影だ…」
タカシ「ドラマあると忙しいよねー」
香「だが馴れだな。お前はまだ知らないことも経験していないことも多いんだ、どんどん吸収していけ」
誠「俺、いまだにドラマやったことないんだよな…」
タカシ「んー、そう言われると僕も…1回だけ、しかも主演じゃなかったな…」
誠「うちの事務所でドラマって言うと、香と…衣依がちょいちょい、くらいか?」
香「聖羅や葉子もこれからはやっていきそうだがな…」
快斗「どうしてですか?」
香「あの2人はこれまで学生だったから、学業優先のためにドラマ関係はあまりやってこなかったという事情がある」
誠「たしかに」
タカシ「その点、まこちゃんは学校もなかったのに1度もないよね」
誠「何でだ…?」
快斗「何でですか、香さん?」
香「……お前はMFCでスケジュールがキツキツなんだ…。1度の放送のために平気で1週間とかを費やすからな」
香「で、しわ寄せでたまに1日とかでできることをしているんだろう?」
誠「そう言えばそうか…そうだったのか…」
快斗「何年もやってて気づいてなかったんですね…」
タカシ「まこちゃんったらお茶目~」
誠「はっはっは」
香「頭が弱いというんだ、そういうのは…」
↓1 真剣! アイドル喋り場!! テーマは…
1~3 アイドルと引退
4~6 アイドルと結婚
7~9 アイドルとやりがい
スス-
快斗「んっ…?」
衣依「あ、起きてる」
香「どうした、衣依?」
誠「それに…他のみんなまで」
ゾロゾロ
ゆず子「どーでもいーんだよなあ…」
衣依「良くないでしょ」
タカシ「どうかしたの? ま、まさか…集団夜這い…!?」
佑香「よばい?」
香「タカシ、アウトだ」
聖羅「今、皆さんでおしゃべりをしていたんですけれど…アイドルのやり甲斐って何なのでしょうねというお話になって」
葉子「明日早起きしなきゃとは思うけど…折角の合宿だし、ちょっとくらいの夜更かししながらお喋りはいいかなって」
誠「やり甲斐か」
衣依「ねえねえ、どう思う?」
ゆず子「金」
誠「金だな」
香「それもひとつではある…のかもな」
衣依「えー、そうかなあ…?」
タカシ「僕はお金じゃないけどなー」
衣依「だよね?」
葉子「タカシさんは…何でアイドル?」
タカシ「んー…まあ最初はやらされてただけだったけど…今は……楽しいから?」
聖羅「色々な方とお会いしたり、楽しい企画をさせていただいたり…面白いこともありますよね」
快斗「プレッシャーもなかなかですけどね…」
香「…佑香、お前はどうなんだ?」
佑香「む…」
葉子「そう言えば…佑香ちゃんも、お母さんに入れられたとか…」
佑香「……やりがい…」
快斗「むしろ、そんなの感じることあるのか、佑香に…?」
タカシ「あるよ! ねえ、佑香?」
佑香「……ある」
香「あるのか…」
聖羅「何なんですか?」
佑香「それは…悪戯相手に困らないこと」
快斗「それはやり甲斐じゃないと思う…」
↓1 そもそも、かーくんはダンサー志望だったやん?って
1~3 ダンサーへの踏み台のつもり…では、まだいるよう、だよ?
4~6 今は半々になってきてるって
7~9 すっかり忘れてたかーくん
衣依「快斗くんって、ダンサーになりたかったって聞いてるよ。アイドルは…腰掛けだって」
タカシ「ええっ、じゃあいつか辞めちゃうのっ!?」
快斗「へっ? ああ……………そう言えばそうでした」
葉子「そう言えば、って…」
聖羅「忘れん坊さんなんですね」
快斗「何か…色々ありすぎて、毎日必死で、気づいたらもうすぐここへ来て1年ですし…」
快斗「すっかり忙殺されて忘れちゃってました…」
香「それで、思い出したところでどうなんだ?」
タカシ「えー、辞めちゃやだー」ヒシッ
佑香「逃がさないのだ…」ヒシッ
聖羅「あらあら…楽しそうだから、わたしも…えいっ」ギュムッ
快斗「重い…」←3人にのしかかられてる状態
衣依「快斗くん、折角、売れてるのにもったいないと思うけど…」
快斗「ま、待ってください…別に辞めるとか言ってないじゃないですか」
タカシ「そーなの?」パッ
佑香「キャメルクラッチ」グッ
快斗「あっだだだだっ!? ギブギブギブ!!!」
誠「ワーン、ツゥー、スリィーっ!」
佑香「ふっ…」
タカシ「勝者、リトルモンスター佑香ぁ~!」
快斗「何でプロレスごっこになってるんですか…」
葉子(ノリがいいなあ、みんな…)
快斗「まあ…ダンサーになって、それで食べていきたいなとは思ってましたけど…」
快斗「何だかんだで、アイドルって楽しいし…喜んでもらえるし、コンサートで踊る機会もあって、今はアイドルでいいかなって気持ちです」
衣依「ほんとうっ? 良かったぁ…」
ゆず子「まあ、もったいないってやつだよな…。来年にはシャーディが去ったSランクの座に就けるんじゃねえの?」
快斗「さすがにそれは…」
香「だが、時間の問題だろう」
快斗「ええ? Sって、だって…今、3人しかいないって」
タカシ「でもさー、何かこう…あるよね? この業界いると、あ、この人ってすごいぞ! みたいな。かーくんはそれ抜群だもん」
香「ああ」
聖羅「すごいですね、快斗さん」
快斗「い、いやいや…持ち上げすぎですよ…」
葉子「でも…1年も経ってないのに抜かれたし…」
誠「1年も経ってないのに並ばれたしな…」
快斗「ぐ、偶然っ…偶然ですから、ねっ?」
↓1 謙虚やのう?
1~3 そしてその謙虚さにつけこむ鬼畜ども
4~6 アイドルってさあ…って
7~9 未来のSSプロの看板はかーくんだな、って…
衣依「でもね、わたし思ったんだ…」
誠「何を?」
衣依「男の人のアイドルは、結婚しても香くんみたいに続けられるけど…女だとシャーディみたいにどこかで引退しなくちゃいけないんだよねって」
快斗「…」
聖羅「そうかも知れないですね…」
葉子「引退…かぁ…」
香「…あと5年もすれば、お前らは考えなくてはならなくなるだろうな」
ゆず子「あと5年以内に稼ぎまくって老後まで余裕にならないとダメってことか…」
快斗「そういう考えでやってたんですか…?」
衣依「だからね、いつもいつも、全力でいなきゃダメなんだよねって思って…」
衣依「でも…何だかそうすると終わりのことばっかり考えなきゃいけないのかなって寂しかったりもするんだ…」
誠「俺も…正直、借金どうにかなったらアイドル辞めて農家やりたい…」
葉子「農家っ?」
快斗「何でいきなり農家…?」
タカシ「えー、まこちゃんも辞めちゃうの…? やだよぅ」
香「始まりがあれば終わりもあるというものだからな。僕らとて、50歳になってまでアイドルを名乗れるか?」
佑香「ジジイアイドル…」
香「世の50代はそこまでジジイでもないから改めろ」
聖羅「うーん…あんまり考えたことはなかったですけど…そうやって考え始めると切ないですね…」
ゆず子「まあでも、いいんじゃね? スパッと終わりゃあ、まーた何か始めるってもんだろ? 生活あるんだし…」
快斗「ファンとかは、どうなんでしょうね…? 寂しい、のかも…」
葉子「確かに…こっちは生活あるし、どうにかこうにかって分かるけど、ファンからしたらもうアイドルとしての姿とか見れなくなるし…」
香「そのために、僕らは常に最高のパフォーマンスをして、その時にしかできないことをやっていくんだ」
香「思い出が褪せていっても、ただその場にいられて良かったと思ってもらえるように」
香「ふと思い出した時、胸が弾んでその時の熱を思い出せるようにな」
衣依「…そう、なんだよね…結局は…」
タカシ「何かセンチになってきたかも…。僕も、いつまでもこのキャラきついだろうしなあ…。すでに痛い目されそうだしなあ…」
誠「確かに…」
タカシ「ぶーぶー! まこちゃん、しみじみ頷かないでよー!」
聖羅「ふふ…タカシくんは大丈夫ですよ」
快斗「とにかく全力でやって、駆け抜けるしかない…ってことですね」
香「ああ」
衣依「うん…」
佑香「がおー」
誠「……つーかさ?」
葉子「どしたの、まこちゃん?」
誠「眠いから寝ようぜ。俺、いーちぬーけた。寝るっ」ガバッ
↓1 意識を改める夜になりました…
偶数 かーくんの熱意が+1されました
奇数 尚、寝ようとしてもすぐに妨害されてなかなか寝られない男子部屋だった模様
香「…そうだな、早く寝るといい。それが僕らにできる最善のことだ」
葉子「じゃあおやすみなさい」
聖羅「良い夢を~」
ゆず子「んじゃーなー」
衣依「佑香ちゃん、行こ」
佑香「…いかない」
衣依「えっ?」
タカシ「だよねー?」
佑香「むふふ…」
タカシ「ふひひ…」
快斗(あっ、何かする気だ…)
衣依「もう…気が済んだら帰ってくるんだよ」
パタンッ
快斗「…」
タカシ「…」ニタニタ
佑香「…」ゴソゴソ ←悪戯ポーチをあさってる
香(布団を被ったはいいが…そこはかとなく嫌な気配…!)
誠(明日の朝ご飯は何だろうなあ…?)
快斗(おちおち寝ていられない…。油断したら何かされるし…ちょっと起きてよう…)
タカシ「…」チラッ
佑香「…」コクッ
・
・
・
<やめろこのバカどもがああああっ!!
<あははははっ、香くんが怒ったぁー!
<ふっ
<んんー? 何だ、まだ起きてるのか、元気だなあ…?
<って、誠さん、余裕で寝れるんですかっ!?
葉子「…うるさいね…」
衣依「ああもう…やめさせてくるね」
ゆず子「ほっとけって…」
聖羅「Zzz」←寝つきがいい
↓1 かーくん、朝ご飯当番になる
シャーを除くSSプロメンバーの誰とお料理当番にしたい?
快斗「朝ご飯…俺も作らされるのか…」
衣依「快斗くん、よろしくね」
快斗「あ、よろしく。衣依ってこういうの得意なんだよな?」
衣依「まあね」
快斗「悪いけど…俺、あんまりだからさ…」
衣依「大丈夫だよ、簡単なお手伝いしてくれるだけで」
快斗(どうしてこの事務所で1番素直に頼りやすいのが年下の女の子なんだろうか…?)
衣依「献立はこれにするね」ピラッ
快斗「わざわざ書いたのか…。えーと、焼き魚と、炊き込みご飯と、おみそ汁、揚げ出し豆腐、卵焼き…? こんなに?」
衣依「てきぱきやればすぐにできるから安心して。食材出しておくから、切ってくれる? 炊き込みご飯用のだから小さめでね。はい」
快斗「あ、ああ…分かった…。…………なあ」
衣依「?」
快斗「フードプロセッサーとか使ったら楽じゃないかっ?」
衣依「ペースト状の具が入った炊き込みご飯食べたいの?」
快斗「……ごめん」
衣依(快斗くんって…そんなにお料理できないの…?)
チャッチャッチャッ
快斗「……それ、卵焼きのやつ?」
衣依「うん」チャッチャッチャッ
快斗「手慣れてるな…」
衣依「そうでしょ? よし、これくらいでよしっと…。お魚さんは…もうちょっとしたらひっくり返す感じかな…」
快斗「…」
衣依「…んっ? どうしたの?」
快斗「いや、何か…すっごく慣れてるなって。何で?」
↓1 実は…ずっとずっとずぅぅーっと、いよりん闇イベ考えてたのにできなくて…
偶数 もうね、時間軸的にね、精神的に大人になっちゃったもんだから解決済みや…
奇数 お姉ちゃん、っていうのがいよりんのアイデンティティーだったのさ…
衣依「だってお姉ちゃんだもん、わたし」
快斗「…家族構成的な意味で?」
衣依「うん。弟がいるの。で、お母さんが交通事故でね、ちっちゃい時に死んじゃったから」
快斗「え…何か、ごめん」
衣依「ううん、大丈夫っ」
衣依「アイドルになるちょっと前くらいにね、お父さんが再婚したんだ。それで、新しいお母さんと、一緒に…お姉ちゃんもできちゃったの」
衣依「5歳も離れてるお姉ちゃんで、再婚するまではお母さんのこと支えて家事とかやってて…太刀打ちできなかったんだ」
快斗(太刀打ち…?)
衣依「お父さんと弟のお世話するのが好きで…ありがとうって言ってもらえたりするのも好きで、だから…新しいお母さんとお姉ちゃん、受け入れられなかったの」
衣依「…気持ちの上でね。表面上は…仲良くしなきゃって思って、やってたけど…弟もお父さんも、新しいお姉ちゃんが家事やっちゃうから、取られたような気がしちゃって」
快斗「…そうなんだ…」
衣依「でもどうにもなんなくて…年の差とかもあったしね。だから事務所でね、まこちゃんとかタカシくんとか、ちょっと抜けてるでしょ?」
衣依「だからみんなのお世話しながら、そういう…寂しい気持ちとか、紛らわせてた…のかな、って今は思うの」
快斗「しっかりしてるんだなあ…昔から…」
衣依「今はもうそんなのないんだけど、でもやっぱり誰かのお世話することとか、ご飯作っておいしいって言ってもらえたりすると嬉しいよね」
衣依「合宿ってこうやってお料理してその場でみんなに食べてもらえて、実は毎年楽しみにしてるんだ♪」
快斗「へえー…。もう、取られたとか…そういう気持ちはなくなったのか?」
衣依「まあね…。お姉ちゃんも、あんまりわたしがよく思ってないって分かってたみたいで、それで認めてもらおうとかがんばって…お互いチグハグになってたりしたんだ」
衣依「今じゃ仲良しだよ、すっかり」
快斗「そっか…。俺、兄弟っていないし…あんまり分かんないけど…でも衣依みたいのが家にいてくれたらいいよな」
衣依「お姉ちゃんとして?」
↓1 Q.お姉ちゃんとしていよりんに家にいてもらいたいですか? かーくんの答えは…!
1~3 A.いいえ、お嫁さんとしてです
4~6 A.いいえ、妹としてです
7~9 A.はい、そうです
快斗「いや、何か…お嫁さんとかで?」
衣依「!」ボンッ
快斗「ほら、エプロンとかもかわいらしさの中に大人らしさがあるっていうか…」
快斗「料理上手で家事が好きで、世話好きって…結婚相手としてはかなりいいと思うっていうか――んっ?」
衣依「///」
快斗「…」クンクン
快斗「焦げ臭くないか?」
衣依「へっ!? べ、べべべっ、別に、そんなっ、快斗くん…お、お嫁さんって、そんな…そんな…!///」
快斗「…魚? あっ、煙出てる!!」
衣依「えっ? ああっ!? お魚が焦げちゃう…!?」
アタフタ アタフタ
衣依「と、とりあえず降ろさなきゃ――熱っ!?」
快斗「大丈夫か、衣依っ?」バッ
衣依「ひえっ…!?」ドキドキ
快斗「…よく冷やさないとな」
衣依「う、うん…」
快斗「あれ、顔赤くないか?」
衣依「~っ…もう、快斗くん、台所から出てていいよーっ!!」
バンッ
快斗「何でっ!?」←閉め出された
・
・
・
ゆず子「焦げてる」
香「衣依が…失敗した?」
タカシ「かーくん、何したの?」
快斗「ええっ? いや、別にそんな…何も…してないよな?」
衣依「な、何も…してないよ…。ごめんね、ちょっと焦げて…」
佑香「…ちょっと?」ジトォッ
衣依「いいよ、じゃあ黒こげのところは削ってあげるから、ほら出して」
佑香「そういうのいい…」
衣依「いいじゃないの、まだ食べられるところもあるでしょ。ほら、わたしがお箸でそこだけちょっと削ってあげるから」
佑香「いい」
衣依「いいのっ」
快斗(何もしてないよなあ…?)
壁P「いやー、誰かの手料理の朝ご飯っていいものですねえ」モグモグ
↓1 そんなこんなの合宿でございましたとさ
1~3 東京戻ったら撮影&番宣テレビ出演じゃーい
4~6 そしてドラマの撮影に戻るぞーい!
7~9 えっ、帰った日はようやくほんとの予定が何も入ってないおやすみだって?
壁P「さてさて、慌ただしいですが撮影がまた始まります」
壁P「快斗くん、お願いしますね?」
快斗「はい」
壁P「おや、良い顔をするじゃないですか」
快斗「そうですか?」
壁P「ええ、とっても」
快斗「何か…合宿行って、良かったです」
快斗「体はちょっと疲れましたけど、楽しかったし…心のリフレッシュになった、っていうか…」
壁P「そうですか」
快斗「はい。夏ドラマの覇権、狙っていきます」
快斗「今しかない周藤快斗の全力をぶつけて!」
壁P(すでに放映始まってるんですが…まあいっか)
壁P「期待してますね、がんばってください」
快斗「任せてくださいっ!」
壁P(合宿前は疲れきってた顔が、今は生き生きとしてるし…合宿に参加させて大正解だったかな)
↓1 好感度
コンマ二桁分×0.5上昇
壁P「ふぃー、帰りましたよー」
良人「…ああ、おかえり。合宿というのは、毎年やるのか? 意味あるのか?」
壁P「まあ、合宿という名目でかるーく親睦を深めるとか、慰安とか、そういうのも含んでやってるんですよ」
良人「そうか…」
壁P「ところで………随分、お家の中が散らかった感じがしますが」
良人「…………すまない」
壁P「仕方のない人ですね。いいですよ、ちゃちゃっと片づけておきますから」
名前:周藤快斗 性別:男 年齢:19歳 誕生日:5月
体力:3 頭脳:2 精神:2
歌:3.32 踊:6.33 容:7.30 表:4.20 演:4.00
熱:3 道:3
好感度:【383/信じてやってみよう】
メモ:形から入るタイプのようだ
何でもメモを取るクセがあるらしい
極度のストレスや緊張にさらされると、状況を飲み込めなくなるようだ
客前で奮い立って実力を120%発揮してしまえるタイプのようだ
MFC恐怖症になってしまったっぽい
自分に求めるレベルはけっこう高いようだ
動機:ダンサーの足がかり
電器屋の息子:電器屋の一人息子。部品調達や、機械修理というちょっと普通じゃない特技の持ち主
深い執念:人にされた嫌なことをけっこう根に持つタイプ
持ち歌:チューンアップ Shall we sing ハートシェイカー クラップラップ
全体曲:6/7
スバル「おかえりなさい…」ゲッソリ
壁P「またまた、お仕事溜め込んだんですか?」
スバル「お願いします助けてください限界ですぅ…」
壁P「…ははは、仕方ない、手伝いますよ」
スバル「ありがとうございます…神様仏様聖羅様…」
↓1 超フェスまで、あと3週
1 レッスン挟んでおこう
2 超フェス前にコンサートの勘を取り戻すべく歌番組出よう
3 余計なことはせず、ドラマ撮影に集中&余計な仕事を増やさず体力維持だ
このタイミングで番組の提案していいか迷ったけど。SSプロのラジオさ、例のゲームのラジオ放送という名目で好きな人2人をパーソナリティで出せるようにしちゃってもいいんじゃないかなーって。ゆず香ラジオにしたかったらその時はスパイスネームでお便り送る感じで
安価踏んでたら下
―― 8月 2週目
壁P「超フェスが近づいてきたんで、ちょっとレッスンを挟みましょう」
快斗「はい!」
壁P「疲れてません?」
快斗「大丈夫ですっ、水泳で体力ついたのか…ちょっとずつ…何か、慣れてきたっていうか…」
壁P「おや、思わぬ副産物が」
快斗「それに何か、ほら…体が引き締まった感じがしません?」
壁P「それはけっこう前からわたしは勘づいてました」
快斗「あ、そうでしたか…」
↓1 ひさびさのー、レッスン!
何を上げんねん?
歌:4.25
壁P「何か…歌もいい具合になっていません?」
快斗「そうですか?」
快斗「特に何も――あっ」
壁P「思い当たることが?」
快斗「…合宿の時、タカシさんにちょっと指導されて…」
壁P「…またもや思わぬ副産物が…」
壁P(しかし…)
壁P(快斗くん、まだ1年未満なんだよな、アイドルになって…)
壁P(一体何なんだ、このスペックは…? とても新人のレベルじゃないぞ…?)
↓1 イベ?
偶数 ところでオールスターなんだけど
奇数 とーるちんイベ消化せんと…(使命感
壁P「あ、そうそう、快斗くん」
快斗「はい?」
壁P「9月になったらオールスターライブがあるんですが」
快斗「ああ…はい、去年見たやつですよね」
壁P「特別ユニット、どうしましょうね?」
快斗「…どう?」
壁P「まあ、最初の年はソロと、全体と、あと最低1つだけ…誰かとの特別ユニットがあればいいって感じなんですが」
壁P「その特別ユニットをどうしようかな、と。誰かとやりたいとか…そういうの」
快斗「プロデューサーさんにお任せします! きっと、俺よりもプロデューサーさんの方が分かってると思うんで」
壁P「そうですか…」
壁P「分かりました、ではこちらで決めましょう」
↓1 かーくんと…
誰を組ませるか…
※複数人と組ませてもええんやで
ハコまこのMAICにぶっこむ、とか
まこたかコンビにぶっこんでトリオ、とか
リルタカモンスターコンビにかーくん(餌)を入れるとか
あとてけとーに、コンビだのトリオだのカルテットだの考えてそこにかーくん混ぜてええで
もちろん、シンプルにいよかーとか、かおかーとか、まこかーとか、コンビ形態でもおkよ
壁P「…よし、じゃあ衣依ちゃんはどうです?」
快斗「衣依? いいですけど…どうして衣依なんですか? ちょっと意外っていうか…」
壁P「でも衣依ちゃんと快斗くん、2つしか違わないですし、年齢が近いじゃないですか」
快斗「…そう言えばそうか…」
壁P「しっかり者同士、ということで」
壁P「…衣依ちゃんは誰とでも合わせられますし、歌もダンスも容姿も表現も演技も、何でもござれのオールラウンダーですからね」
壁P「その万能さを活かして、快斗くんの理想の王子様像を存分に受け止めきれるお姫様役として…なんてどうかと思いまして」
快斗「ちょっと照れますね」
壁P「まあまあ、そういうイメージ、ということですよ」
壁P「きっと衣依ちゃんも快くオーケーしてくれますから」
↓1 快くオーケー
1~5 しないだとぉっ!? 何故しぶる、いよりんっ!?
6~9 なんか、快くはなかった…
衣依「え゛っ」
衣依「快斗くんの…お、お姫様…役の、イメージ…?」
壁P「ええ。衣装のデザインに関しても、叩き台として現在…んっ?」
衣依「…」
壁P「衣依ちゃん?」
衣依「……わたし、やるんですか…?」
壁P(あれ、何かこれ…しぶってる?)
壁P「…嫌、でしたか?」
衣依「い、嫌とかは…お仕事だし、言わないよ…? でも…」
壁P「でも…?」
衣依「ちょっと…やだかも…って…」
壁P「それは何故です?」
衣依「えっと……………ほらっ、わたし…あんまり、お胸とかないから、そこまでお姫様役って…」
壁P「安心してください、あんなもの肩凝りの原因になるだけの脂肪なんですから。ない方が健康的というものですよ」ポン
衣依(あ、断り方間違った)
・
・
・
壁P「――というわけで、オーケーもらいましたんで」
快斗「あの、何かお話聞いた感じだと、軽く拒否られてたような…?」
壁P「気のせいでしょう、きっと」
快斗「そうなのかな…?」
↓1 そして、時間もないので初めての特別ユニット練習
1~3 いよりん、照れてる照れてるぅ~、ふぅぅーっ
4~6 これまでSSプロにいた男性アイドルは…香様:パパ枠、まこちゃん:手のかかる人枠、タカシくん:ペット枠、だったからね
7~9 でれりん?
快斗「衣依との特別ユニット、レッスン初日か…」
快斗「…衣依の方がずっと先輩で経験もあるんだろうし…足引っ張らないようにしなきゃな…」
快斗「よしっ、がんばろう」
ガチャッ
快斗「おはようございまーす」
衣依「あ、快斗くん、おはよう」
快斗「おはよう。よろしく」
衣依「うん」
快斗「あっ…」スッ
衣依「ひゃっ…!?///」
快斗「髪の毛に何かついてた。もう取れたよ」ニコッ
衣依「…う、うん…///」ウツムキ
快斗「?」
衣依「あ、あのね、快斗くん…ドラマとかで、疲れてるよね?」
快斗「え? まあ…うん」
衣依「それに一人暮らしって聞いてるし、ご飯とかちょっとどうしてるのかなって思って…おにぎり、作ってきたんだけど、食べる?」
快斗「本当にっ? おにぎりなんて久しぶりだよ。今食べてもいい?」
衣依「うん、どうぞ。具は普通の…シャケと、おかかと、あと梅干しの3つにしたんだけど」
快斗「どれも一人暮らししてるとなかなか食べないからな…。じゃあ、梅干しから…もぐっ…んんっ、んんん~っ……この酸っぱさが…いい」
衣依「良かった、口に合って…。あ、ご飯粒ついてる」ヒョイ
快斗「やべっ、俺としたことが…」
衣依「…快斗くんでも、そういうことしちゃうんだね」
快斗「あはは…た、たまに…? 何か、油断っていうか…うーん……衣依の前だと、緩くなるんだよな…。不思議と」
衣依「そ、そう…なの…?/// そうかなぁ…?///」
↓1 でれでれないよりんでした
1~3 尚、(勝手にいよりんを妹みたいに思ってる)まこちゃんがハンカチ噛んで複雑な感情に苛まれた模様
4~9 尚、レッスンになるときっちりやるらへん、いよりんマジプロ意識持ってるりん
衣依「快斗くん、そこはね…角度をこう…」
快斗「あ、そっか、確かにそうだな」
衣依「それと立ち位置を変える時なんだけどね」
快斗「うんうん…」
壁P(衣依ちゃんは頼りになるなあ…)
壁P(何か一瞬ピンク色のオーラが見えた気もしたけど…)
名前:周藤快斗 性別:男 年齢:19歳 誕生日:5月
体力:3 頭脳:2 精神:2
歌:3.32 踊:6.33 容:7.30 表:4.20 演:4.00
熱:3 道:3
好感度:【383/信じてやってみよう】
メモ:形から入るタイプのようだ
何でもメモを取るクセがあるらしい
極度のストレスや緊張にさらされると、状況を飲み込めなくなるようだ
客前で奮い立って実力を120%発揮してしまえるタイプのようだ
MFC恐怖症になってしまったっぽい
自分に求めるレベルはけっこう高いようだ
動機:ダンサーの足がかり
電器屋の息子:電器屋の一人息子。部品調達や、機械修理というちょっと普通じゃない特技の持ち主
深い執念:人にされた嫌なことをけっこう根に持つタイプ
持ち歌:チューンアップ Shall we sing ハートシェイカー クラップラップ
全体曲:6/7
今夜の更新はここまでっす
ありがとうございましターザン
>>340
タイミングはいつでもよござんすよっ!!
それでもいいよー、何かこう…うん、分かるようにお便り的なものを投稿してくれれば
SSラブってことでラバーネーム?
ようやく、いよりんの詳細情報を開示しました
仲寺衣依 女 17歳(高校生) 誕生日:? アイドル歴:9年
体力:3 頭脳:3 精神:4
歌:5 踊:4 容:4 表:6 演技:5
熱:4 道:5
能力タイプ:オールラウンド
イメージカラー:紅梅色
お姉ちゃん属性:年齢に関係のない包容力と、しっかり者オーラ。すごくいい子に見えてしまう
庇護者依存症:誰かの世話を焼いていないと落ち着かない。自分の存在意義を見失いそうになる
身長:153cm 体重:50kg 血液型:A 足のサイズ:23.5cm 利き手:右
特技:ピアノ 英会話 バレエ 趣味:習い事通い ヘアゴム収集
好きな食べもの:甘い卵焼き
嫌いな食べもの:スパイシー系含む辛い食べもの
癖:良い子であろうとするがゆえに、他人の態度に口を挟まずにいられない
弱点:普段は年上の困ったちゃんを相手にしているため、年下の困ったちゃん相手にお姉ちゃん力が削がれる
外見特徴
・低い位置のツインテールがトレードマーク
・曇りのない眩しい純粋な瞳の輝きと笑顔
・髪の毛を留めるヘアピンは毎日取り替え、その数50種類以上
・スカートが好きだけど、レギンスを合わせてもいけるって最近密かなマイブーム
家族構成※1:父 継母 義理姉 弟
※1 実母は事故死し、父が再婚したことで新しい母親と姉ができた
家族に例えると:いつも家族を見渡して世話を焼くしっかり者長女
動物に例えると:小ガモを引き連れてちょいちょい後ろを振り返るカモさん
習い事詳細※2:ピアノ教室 英会話教室 バレエ教室 そろばん教室 習字教室 空手教室 スイミングクラブ
給料の使い道:仲寺家信用金庫行き
年間平均被告白数:13回※3
累計交際人数:0人
※2 小学生のころにやっていた
※3 シャーディは除く
座右の銘:先んずれば人を制す
苦手なもの:自分よりも能力の高いお姉さん属性の人
コンプレックス:発展途上※4のバスト
トラウマ:弟が一瞬で義理の姉に懐いて、父親も新しい妻に世話を焼かれて、家庭内に居場所をなくしたこと
将来の夢:国民的お姉ちゃん
※4 本人はそう言い切っているが年齢的に…
SSプロアイドルの直してほしいところ
シャーディ:仕事時以外のアイドルたちへの言動一般
香:もうちょっと素直な言葉にしてほしい
タカシ:自己中心的に皆を振り回さないで、我慢することを覚えてほしい
誠:ちゃんと3食のご飯を食べて、ちゃんとお休みの時は休むこと
ゆず子:やる気がない態度をおおっぴらにしないこと
葉子:遠慮ばかりしないで、もうちょっとわがままを言ってほしい
佑香:悪戯全般
聖羅:誰彼構わず甘やかしすぎているところ
快斗:不意打ちの笑顔
SSプロアイドルからの一言
シャーディ:何もかもかわいいから、ひとりだけ時間を止めてそのままでいて!
香:人への気遣いをよくするのは誉められるが、たまには周囲に甘えてお姉ちゃんの仮面を脱げ
タカシ:衣依はね、何だかんだで構ってくれるから大好きだよ。これからもみんなのお姉ちゃんでいてね
誠:あんまり口やかましくならなくても分かってるから、ちょっと見逃してほしい時がある
ゆず子:そのちっぱいがわたしより大きくなってから注意することだな、衣依ぃ~?
葉子:とってもやさしくて、小さいのに包容力があって、すごくいい子だけど…たまにムリしてない?
佑香:妖怪口から生まれた姉気取り
聖羅:気遣い上手でみんなにやさしくて、ステキな女の子だと思います
快斗:しっかり者だし常識人だし、実は癒し系だったりするのか…?
社長評
いつも周りをよく見て、自分にできることを考えて実行する姿勢は素晴らしい。
だが時折、私心を殺して良い子を振る舞っているようにも見えていたよ。
たまには年齢相応にわがままを言ったり、迷惑をかけられた方がこちらの精神衛生上好ましいが…。
ともあれ、最近はすっかりお姉さんらしさが板についてきてとても頼もしく感じている
担当プロデューサー評
衣依は癒し。
>>369 いいんじゃないですか!? イイと思いますよ!
~ラバステ~
衣依「大人気ソーシャルゲーム、SSラブの大ヒット御礼、ラジオ番組、SSラバーズステーション、略してラバステ」
衣依「今週のパーソナリティーは、わたし、仲寺衣依と」
ゆず子「垣根ゆず子っす」
衣依「で、お送りします! ……ゆずちゃん、ちゃんとやってよ?」
ゆず子「へいへい…」
衣依「ラバーネーム、ときめき星さんからメールをいただきました」
ゆず子「ご苦労!」
衣依「偉そうにしないの、めっ」
ゆず子「いや、めっ、てどうよ?」
衣依「ゆずちゃん、いよりん、こんばんは。SSラブ、すごく盛り上がっていますね! わたしはついこの間、0.05パーセントともいわれている快斗くんのSSR、王子様バージョンを引き当ててしまいました!」
衣依「嬉しくて寝れなかったほど感動しました! お二人は、括弧、ゲームの中で括弧閉じ、この人が気になってるとかあります?」
ゆず子「いったい、いくら、課金した? お姉さんに言ってごらん? んん?」
衣依「言えないってば…」
ゆず子「はっはっは、それが給料として還元されてると思えば心から言おう…ありがっとおおおおーう!!」
衣依「…ゆずちゃん、このソシャゲでいただいてるギャラは、撮影の時の拘束費程度だから、どれだけヒットしてもお給料にあんまり変化ないよ」
ゆず子「え、マジで?」
衣依「こほんっ…で、ゆずちゃんはどう? 誰か気になってるとかある?」
ゆず子「あたしはあんま…てか、ダウンロードしたけどやってないって。顔知ってるし、なんなら喋るし、プレミア感ないんだよな…」
衣依「でもやってるとね、けっこう楽しいんだよ? ボイスいっぱいだからいちいち喋ってくれて嬉しかったりするし」
ゆず子「やってんのぉ?」
衣依「うん」
ゆず子「…んじゃあ衣依は気になったのとかあったわけ?」
衣依「わたしは…快斗くんの、ほら、きらきら星さんが引いたっていう王子様のSSRが……進行形で、欲しいなあー…なんて」
ゆず子「は? 欲しい? 出た、やった~、とかじゃなくて…欲しい?」
衣依「だ、だってあれの快斗くん、すごいんだよ? 背景とかキラキラしてるし、衣装もすっごくすっごくかっこいいし…表情とか…」
衣依「そのカード限定のボイスとかもあるんだけどね、自分で引いて知りたいから調べてはないけど…すっごいのがあるんだって」
衣依「だから…ね?」
ゆず子「………事務所内恋愛とか、絶対なしだぞ? 分かってるよな?」
衣依「そういう本気のトーン出さないでよ、分かってるし、そういうのじゃないよっ、もうっ」
ゆず子「ほぉぉーん? へっえええええ~…?」
衣依「ゆずちゃんもやればいいのに…」
ゆず子「自分が出てきたらキモくね?」
衣依「……ちょっと、何か……気不味いっていうか、そういう感じはあるけど…ほ、ほらっ、あ、こういう風にカード化されたんだな…みたいな?」
ゆず子「やだやだ、あたしあんまそういう完成形見ないから」
衣依「どうして?」
ゆず子「何となく」
衣依「もう…。SSラブってタカシくんがけっこう関わってるから、そういうのだと変なカード化させられちゃうよ?」
ゆず子「だーいじょうぶ、だいじょうぶ、しょせんはタカシの妄想を具現化させてやるだけだろ? ギャラ出るならやるって」
衣依「ある意味すごいプロ根性だね、ゆずちゃん…」
~ラジオシップ~
純「メール読みまーす」
奏「読んでください」
純「えーと…よーそろネーム、ゆず子SSRに有り金全部溶かした人の顔をした男、さん!」
奏「えっ?」
純「有り金全部…溶かした…? それ…出なかったのかな…?」
奏「と、とりあえず…続き…」
純「あ、そうだった。えーと…」
純「よーそろー。今話題のゲーム、SSラブにハマりすぎて、私の人生は変わってしまいました。お二人も課金のしすぎには気をつけてください。さようなら」
純「…」
奏「…」
純「えええええっ!? さ、さようならっ!? さようならって!?」
奏「は、早まってる…?」
純「ダメダメ、メールくれたってことは最悪、これだけは聞こうくらいの気持ちあるかも知れないけど早まっちゃダメだって!」
奏「そ、そう…まだどうにかなるはずだから…債務整理とか…自己破産とか…」
純「ぎょ、ぎょーせーって言うんだろ、そういうの頼ってさ、あの…ほらっ、ダメだって、そんなの…!」
奏「か、課金したい気持ちはがんばっておさえて…別の楽しいこととか、考えたり…」
純「そう、そうそう! ほらっ、あの、ラジオとかっ!? がんばって面白くするから!」
奏「純くん、面白くして」
純「何その無茶ぶり!?」
奏「溶かしちゃった男の顔した男さんが早まっちゃうから…!」
純「な、何かそれよーそろネーム変わってるような気がするけど言ってる場合じゃないか…えっと、面白く、面白く…」
純「隣の奏がおいもの食いすぎでおならしちゃったよ」
奏「へえ――ってオチじゃないよね? あとしてないもん」
純「オチ言うなよっ!?」
奏「面白くないもん、それ」
純「じゃあ奏が面白いことしろよっ!!」
奏「えっ?」
純「ほら、早く早く、早まっちゃうかも知れないから!」
奏「え、えっと…」
奏「変顔、します…」
純「これラジオだってば!!」
奏「はい、したよ」
純「してないじゃん!?」
奏「したもん」
純「ラジオにかこつけて変顔した、って風に押し通そうとしてるだろ?」
奏「」ギクッ
純「そういうことするからせこちゃんって呼ばれるんだよ!」
奏「せこちゃんじゃないもん、処世術だもん…」
純「ほら出た、そういう言い訳! ああいえばこういう、ってやつ! ――ってこんな喧嘩してる場合じゃなくて、面白いこと、面白いこと…早まっちゃダメだよっ!?」
かーくん…裏コード…
ポンカンで我慢しなさい
~SSプロ意識調査:SSラブ、課金状態~
葉子「何か、この形態…久しぶりかも…。SSラブの、課金状態なんですね、今回は…」
葉子「課金は…ちょ、ちょっとだけ…? まこちゃんのSRで、愛用のマチェットの手入れしてるやつ…ちょっと、格好いいかなって…」
葉子「え? いくら課金したか…? …………その、最初は、10連やれば、出るかなって…。でも、出なくって…5連やって…」
葉子「それでダメだったから…それから1回ずつ…のを、かれこれ…30回から覚えてない…次は出るかも、って…思うから…」
ゆず子「あん? 課金状況?」
ゆず子「そもそもやってない、以上。だって、自分で自分の声とか聞くはめにもなりかねないだろ…? やじゃん、普通に…」
佑香「そんなのに費やすお小遣いはない」
佑香「…………でもお父さんがやってる…」
聖羅「課金ですか? 実は…その…お客様としては誉められないと思うんですけど、課金はしていなくって…」
聖羅「ゲームを遊んでて…たまに、ガシャチケット、ですか? もらえるじゃないですか? あれをやれば、だいたい、いいのは出てくるっていうか…」
聖羅「え? はい…それだけで、出ていますけれど…? はい、SSRも。…ええ、香さんのタキシードSSRとか…佑香ちゃんの金ぴか怪獣SSRとか…」
衣依「か…課金は……その…………ごめんなさい…」
衣依「…………………………………………気がついたら…30万円くらい…」
シャーディ「え? ガシャやる時は500連くらいどかーんと課金してやっていますが、何か?」
誠「んー…あれな、うん…。やろうかな、とは思ったんだよな、タカシが企画通したとか聞いてたし。でもさ…データ定額制じゃなくて…電話専用だから、俺のケータイ…」
香「やっていない。僕はソーシャルゲームは好きじゃないからな。サービス終了したら水の泡だろう」
香「電子書籍なんかも僕は嫌いだ。手元にきちんと形として残るのならいいが、しょせん、金を払って得ているのは閲覧する権限だろう?」
香「それでは僕は納得できないので消費者に回るつもりはない。何でもかんでも今はダウンロードの時代だが…そもそも物質的な満足感がだな…」
タカシ「半分運営側に足は突っ込んでるけどちゃんとやってるよー」
タカシ「複アカでやっててね、こっちは女の子として登録してやっててー、こっちのスマホで男の子として登録してるんだー」
タカシ「大体、両方とも…週に3万くらいずつは課金しててー、欲しいのが出たらどかーんと回すよ」
快斗「課金ですか?」
快斗「……してません、ね」
快斗「だって…お金もらって撮影とかして、それがカードになってるのに、自分で課金してお金払うって…意味なくないですか? その還元って」
ハコイヨが…尽くす女感…
~あれこれ勝手なランキング~
快斗「撮影って、待ち時間多いんだよなあ…。ん、この雑誌…読んでもいいのかな? ちょっと読んでみようっと」パラッ
快斗「なになに…アイドルランキング、最新版…? 読者アンケートで決定されたありとあらゆるアイドルたちのランキング特集…?」
快斗「へえー…ちょっと面白そうかも。どれどれ…?」パラッ
快斗「背後から急に抱き締められて耳元で甘い言葉を囁かれたら昇天してしまうこと確実のアイドルランキング…?」
快斗「いきなり何だこれぶっ飛びすぎだろ…? …………しかも1位、俺っ!?」
快斗「ええええ…? 俺が背後から急に誰かを抱き締めて耳元で甘い言葉を囁いたら昇天しちゃう人がこんなにいるってこと…?」
快斗「…あ、コメントも載ってる…。えーと…『例えどぎつい下ネタを言われても天にのぼれる』…『想像しただけで逝ってしまった』…」
快斗「………俺何もしてないのに大量殺人したみたいじゃん…」
快斗「いいや、次々…えーと…何か面白そうな…おっ、恋人にしたいアイドルランキング…定番中の定番だけど…」
快斗「うーん…特に目新しいのは――また俺ランキング入ってる…!? でも、8位ってビミョーだな…」
快斗「『恐れ多すぎて恋人にはできない』…『永遠に理想の王子様でいてほしいからあえて身を引きたいけど願望として入れてしまった』…何これ…?」
快斗「俺って世間にどう思われてるんだろう…?」
快斗「次、次っ…何かこう…面白い系とか…。えーと…あ、何だこれ、同性愛者が選ぶ抱きたいアイドルランキングって…」
快斗「1位がぁー……知らない人だ…。へえー、でもこんなランキングまでしちゃう゛――俺…4位なの…?」
快斗「コメントを見るべきか、見ないべきか…ううーん……怖いもの、見たさって、罪作りかな…? ええい、ままよっ」
快斗「『駅弁したい』『綺麗な顔をぐちゃぐちゃにしたい』『自慢のテクで昇天させてあげたい』…見なきゃ良かった…」orz
快斗「……あれ、何これ、番外編…殿堂入り――誠さんっ…!? えっ、ええっ?」
快斗「こうなったら…絶対に、俺が登場しないようなランキングを見よう…うん…心の平穏大事…」パララッ
快斗「んっ…? わんちゃんになったら絶対に飼いたいアイドルランキング…? これはさすがに、俺は出ないよな…? ………うん、出てない」
快斗「どれどれー…? 1位がえーと…金目純…? ………あ、運動会で、椅子取りゲームの時の…。猫好きっぽかったのに犬なのか…」
快斗「なになに…『自分の尻尾を追いかけ回しそうなところがかわいい』、『首輪を自作してあげたい』、『あそこにバターを塗ってぺろぺろし』ってぇっ!?」
快斗「何なんだ、この雑誌…こんな雑誌、販売されててもいいのか…?」
快斗「ダメだ…女の子…うん、女の子だけのランキングとか見よう…」
快斗「えーと……あ、これなんかいいな。病的なまでに尽くしてくれそうなアイドルランキング」
快斗「1位が…葉子さんっ? えええー…? そうなの…? そういう感じ…かなぁぁー…? うーん…?」
快斗「ていうか…葉子さんって病気とかで体がそもそも弱い的な意味での病的とか…ってオチじゃないよな…?」
快斗「何か…平和的なのないかな…? えーと…」パララッ
快斗「あ、これなんかいいかも…。よく晴れた日に一緒に行楽にいきたいアイドルランキング…平和だよな」
快斗「ふむふむ…ん? 佑香がどうしてランクインしてるんだ…?」
快斗「どれどれ…『一緒に元気に遊びたい』…『ブーメランとかで2、3時間遊んでいられそうだから』…平和だっ」
快斗「…………あれ、でも平和なのに…ちょっと物足りない自分がいる…」パララッ
快斗「おっ…? 初めて操縦するセスナに同乗して一緒に墜落しても本望を遂げられると思えるアイドルランキング…?」
快斗「色々と考えてるなあ…ていうかこの雑誌の内容考えてる人の頭大丈夫か…?」
快斗「1位が――また俺かよ…。もう飽きた……。有り難いことだけど…これちょっとやだな…」
快斗「………何か、色んな妄想のダシに使われてる感じがするし…」
快斗「ん? …何だこれ、せこいと思うアイドルランキング…1位、澄谷奏? 女の子なのにせこいのか、この子…。へえー…」
奏「くしゅんっ…な、何か今、ものすごく嫌な誤解をされたような気がする…。何だろう…?」
かーくんがすばるんのSS感謝に出た映像を偶然見かけてすばるんが昔アイドルだったことを知る的な…
~ラバステ!~
誠「始まっちゃったぞ、快斗?」
快斗「俺、そんな…パーソナリティーって初めてですよ。誠さん、頼みますね?」
誠「いや、俺も大体こういうのはゲスト側だからそんな、勝手が分かってなくてなあ…」
快斗「ていうかこれ、もう始まって…? ましたね!!」
誠「ごほんっ、げふんげふんっ、SSラバーズステーション、略してラバステ!!」
快斗「今週は周藤快斗と」
誠「御剣誠の2人でお送りします!! 快斗っ、SSラブやってるか?」
快斗「ちらほら、です。誠さんはどうですか?」
誠「俺のケータイ、電話しかできないようにしてるんだよな」
快斗「遊ぶ以前の問題だった…」
快斗「気を取り直して、えーと、メールですね! メールを読みましょう」
誠「そうだなっ! じゃあ俺が読むな? えーと、ラバーネーム…えー…と……? 英語…か…」
快斗「誠さんっ!? あの、俺、読みますよ…ねっ? ラバーネーム…えー………」
誠「快斗っ!?」
快斗「あっ…MONSTER Z ですね!」
誠「ほっ…」
快斗「みなさんこんばんは。ラバステの放送が始まって嬉しい限りです。SSRはまだ引けていませんが、いよりんいいですよね…本当にもう可愛くって可愛くって。というわけで、お二人の最近のいよりんとの間で起きた出来事を教えてください」
誠「衣依がいいのか? 俺やってないから分かんないけど…」
快斗「みたいですね。でも普通に衣依って可愛い子ですしね」
誠「まあな~、衣依だからな」
快斗「何で誠さんがそこで自慢げなんですか…?」
誠「最近、衣依との間で起きたことだってさ」
快斗「んー…この間、仕事の関係で会ったんですけど、おにぎりもらいましたね。ドラマの撮影とかで疲れてるだろうから、って」
快斗「梅干しとシャケとおかかと3種類で。ちょっと角に丸みを帯びた綺麗目三角形のおにぎりだったんですけど、すごいおいしかったです」
誠「衣依の手料理はうまいんだよな…。何かこう…お袋の味、っていうか?」
快斗「そこまで年齢を引き上げられると衣依も複雑じゃないんですかね…?」
誠「あ、そうそう、俺もおにぎりもらったんだよな」
快斗「誠さんも?」
誠「けっこう最近なんだけど、だだだーっとやって来たかと思ったら、これ食べて、って山盛り。何でこんなあるんだよ、って尋ねたらな?」
快斗「はい」
誠「ちょっと失敗できないおにぎりを失敗しちゃったやつだから、って」
快斗「失敗できないおにぎり、って何なんでしょうね…?」
誠「何だろうな…? いっぱいもらいすぎちゃったから、毎食2個ずつ食べて、あとは冷凍してんだ。で、レンジであっためて食べてる」
快斗「いいですね、何か」
誠「衣依ってほんとにいいやつでかわいいんだよなあ…。丁度、俺の妹とも同じくらいの年なもんで、何か気分はほんとの兄貴だよなあ…」
快斗「仲いいですもんね、誠さんと衣依って。案外お似合いじゃないんですか?」
誠「何言ってんだよ、快斗は。ったくもぉ~」
衣依「……………良かった…快斗くんにあげるためのおにぎり失敗作をあげたってバレなくて…。でもちょっと複雑な気分…」←ラジオ聞いてる
~隠したい過去~
スバル「ごめんね、整理なんて手伝わせて…」
快斗「いえ、大丈夫です。にしても…こんな場所あったんですね。事務所の上の階も、うちの事務所で間借りしてたなんて…」
スバル「こっちはもっぱら倉庫でね。色んなファイルとか、保存しておきたいデータとか、あとは衣装とか、機材とか…そういうのの保管場所」
快斗「ここも…スバルさんの管轄で管理してるんですか?」
スバル「ははは…小さい企業はね、何もかもをさせられるんだよ…」
快斗「…うちも自営なんで分かります」
快斗(にしても、色々とあるなあ…。このハンガーラックも、ひとりひとつどころじゃないし…カバーにちゃんと名前書いてあるんだ…)
快斗(シャーディさんが…1、2、3、4、5、6、7…7個もある…。タカシさんも多いなあ…。案外少ないのは、衣依…?)
快斗(あ、成長してサイズが変わっちゃったとかかな…? ふうん――んっ?)
快斗「……スバルさん」
スバル「ん? 何だい?」
快斗「このハンガーラック、名前書いてませんけど」
スバル「え? ………………ええと、それは…何だっけなあ…?」
快斗「中身見れば早いんじゃないですか?」ジジジ
スバル「――って、ダメダメダメっ、そんなの開けなくていいやつだからぁっ…!」バッ
快斗「うわっ…!? ど、どうしたんですか…?」
スバル「こ、これは…このまま…。このままで、いいんだよ…。個人的には捨てて欲しいけど、ダメって言われて仕方なしだから…」
快斗「そ、そうですか…?」
スバル「こ、ここはいいからさ…あの…ほら、シャーディのデータ漁ってくれる? ラベリングされてるから…抜き取っていって。引退コンサート用の、V作る素材になるから」
快斗(どうしてあんな反応したんだろう…? あっ、もしかして…辞めちゃった人の衣装とかも保管してたり…?)
快斗(捨てられないで取っておいてるとかってパターンかもなあ…。ありえる。ま、いっか。えーと…ここに並んでるディスクが映像素材か…)
快斗(シャーディさんのをここから探し出す…っと)ゴソゴソ
快斗「いっぱいあるっていうか…ありすぎじゃ…? でも…レギューラいっぱい抱えてるし、キャリアも長いし…そうなるのかな」
快斗「あ、香さんのドラマ…全部揃ってるんだ。うわ、古い…このドラマ、俺小学生くらいの時に見てたかも…」
快斗「じゃないや、シャーディさんのを……んっ? スバルさーん!」
スバル「はいはい、どうしたのー?」
快斗「SSプロ初合宿映像、なんてのがありましたよ」
スバル「へえー、いいね。それ下の事務所持ってって、パソコンに入れといてよ。できるよね? よろしく」
快斗「えーと…よし、これで中身を見られる…。ちょっと覗いちゃおうかな…」カチッ
快斗「うわ、若いっ…。カメラ回してる人、誰だろう…? 声は入ってるけど…でも若いな…。シャーディさんと、タカシさんと…カメラ回してる人の3人だけ?」
快斗「…………ていうか、タカシさん、何か暗い…。案外、最初はダウナー系――って、そうか…このころって、タカシさん…うん…」
快斗「でもシャーディさんは若いけどあんま変わってないかもなあ…。明るくて…ヘンタイで…」
バンッ
スバル「見ちゃダメえええええええっ!」ダダダッ
快斗「へっ? スバルさ――んっ? 何でモニターにスバルさん…?」
スバル「あああああああっ、い、いいっ、それは忘れるんだ。いいね? 忘れてしまうんだよ、快斗っ!!」
快斗「あ、もしかしてスバルさん…元々アイドル…?」
スバル「忘れてぇえええええええ――――――――――――――――――っ!!」
~SSラブ、企画会議~
タカシ「次のイベントのSSRなんだけど、ゆずちゃんでいこうと思います」
*「垣根さんですか? 水着とかのお色気系は受けてる感じがありますけど…あんまりSSRを実装しすぎるとどんどん際どくなっていくんじゃ…?」
タカシ「ううん、今回のゆずはお色気路線じゃないよ」
*「えっ? そんな垣根さん…ウケるんですか?」
タカシ「僕ね…前から、ずっとずっとずぅぅぅーっと、ゆずにさせたかったことがあるんだ…。それを今こそ、実現します」
ゆず子「んだよ、この衣装…? すっげえ普通じゃん…。街デートとかってやつ?」
タカシ「ノンノン、シチュエーション萌えというのを狙います」キラリンッ ←眼鏡かけてる
ゆず子「シチュエーション萌えぇ~?」
タカシ「ゆずちゃんの今回の設定は、妹です」
ゆず子「は?」
タカシ「僕ね、ゆずにお兄ちゃんって…言われてみたかったんだ」
ゆず子「はあああ~?」
タカシ「だから、今回のゆずのSSRはずばり! 『俺のゆず子がこんなにお兄ちゃんっ娘なはずはない』です」
ゆず子「………キモっ」
タカシ「キモいとか言わないでよぉーっ!!」
純「今回のイベントのSSR誰だろう…? わくわく…」ポチポチ
純「えーと…? ゆずちゃん…しかもっ…こ、これはっ…!?」
アプリ『な、何だよ…そんなに見るなよ…お兄、ちゃん…』
純「」ズキュゥゥゥゥン
純(あのゆずちゃんが、お兄ちゃんって…お兄ちゃんって…!! しかも何か、恥じらってて…)
純(ちょっと上目遣いな感じと、もじもじして胸に当たってる腕におっぱいがふにゅうって軽く埋もれてる肉感があって…)タラ-
奏「純くん、鼻血…」
純「あ、やべっ…」ツメツメ ←鼻にティッシュ詰めた
純「何だこの神イベ――じゃない聖羅イベ」
純「えーと…お兄ちゃんイベント、か…。なるほど…」
純「登場アイドルはSSRが『おれゆず』ゆずちゃんと、『頼れる兄ちゃん』御剣誠…」
純「…ゆずちゃん、引きたい…!!」
奏(今回のイベントは…あっ、Rに『お兄様』快斗くん…!! Rなら引きやすい…!)
純「奏、俺、今回、SSRゆずちゃん」
奏「R快斗くん3枚」
純「オーケー」
奏「お目当てのと交換ができなくても引けたら交換だからね」
純「分かってるって」
シャーディ「キタァアアアアアア――――――――――――ッ! 『おれゆず』ゆずちゃん、ゲェエエエエ―――――ット!!」
タカシ「どうどう、今回のゆずちゃん、すっごくいいでしょ? 絆ポイントを注ぎ込むと…すごいの出るよ?」
シャーディ「うっひょほほほうっ! もぉー、タカシくんってば天才、ちゅっちゅしてあげるー!」
タカシ「あ、そういうのはいいから」
以前の内輪ネタカード
SR【完壁】吉善P
SR【表裏の強面】間野P
アイテムカードなのに性能良過ぎて (ファン内の流通基準が) こうなりそう…
おまけ
SSR【過去の栄光】河村スバル
~ラバステ!~
聖羅「ラバーネーム、海のもずくさんです~」
聖羅「みなさんこんばんは。2witterのタイムラインで流れてくる10連ガチャ自慢を見ると画面を叩き割りたくなる今日この頃です」
聖羅「おふたりもプレイしているとCMで言っていましたが、ガチャの当たり具合はどうですか? 自分はSSRがまだ引けていないです…」
葉子「分かる…嫉妬っていうか、羨ましいっていうか…何か、くるよね、ああいうの見ると…」
葉子「でもやっちゃダメっていうか、やれないよね…」
聖羅「けれど、その悔しさの分だけ本気になっているということですし…ね?」
聖羅「それで…葉子ちゃんは、当たり具合というのはどうですか?」
葉子「……それが、あんまり…。欲しいのあっても、なかなか出ないよね…」
聖羅「あら…そうなんですか?」
葉子「絶妙に出ないよね…」
聖羅「けれど…わたしはけっこう、出てきて楽しいなあって思っているんですけれど」
葉子「え、そうなの? どれくらい?」
聖羅「ゲームを遊んでいると無料のチケットが出てくるじゃないですか」
葉子「え? うん…大体、恒常レアが出てきちゃう…」
聖羅「あれでよく出てくれるので、けっこうSSRは集まっているんですよ?」
葉子「えっ?」
聖羅「あら…?」
葉子「…………出る、の? あれで?」
聖羅「はい~」
葉子「あの、1枚くらいしかもらえない…やつ、で…?」
聖羅「はい」
葉子「嘘だぁぁ~…嘘だよぉ~…」
聖羅「あ、あらら…? どうかしましたか…?」
葉子「だって、そんなに簡単に出ないもん…」
聖羅「そんなことを仰られても…あ、ほら、見ますか?」
葉子「見せて…」
聖羅「ええと…ほら、これが持ってるカードですけど…」
葉子「何これっ…!? ぜ、全部…チケットのやつ?」ガクガク
聖羅「はい~」
葉子「あ、このSR『振り向き野生人』まこちゃん…欲しかったやつ…」
聖羅「よろしければトレードしますか?」
葉子「い、いいのっ? いいのっ?」
聖羅「はい、どうぞ?」
葉子「………50回くらい引いても出なかったやつなのに…」
聖羅「あ、あらあら…あんまり、のめり込みすぎてもダメですよ…?」
聖羅「何事も楽しく適量に、ですからね」
葉子「………それ、すごく苦手なやつ…」
聖羅「あら…?」
P陣は出ないからだいじょぶやで…
好きに妄想して楽しんでくれる分にはオールオッケーや
壁Pが出たらハコちゃん、ミー、ダーリンは廃課金やろな
~拗ねたリルモン~
タカシ「ふっふっふ…あっちやこっちでSSラブ旋風が吹き荒れて…この一大ムーブメントを巻き起こした仕掛人こそ…そう、僕なのだー! あっはっはー!」
タカシ「そういうわけで、好きに飲み食いしたまえーっ!」
ゆず子「あざぁーっす! いよっ、タカシ部長っ、儲かってまっか~」スリスリ
タカシ「苦しゅうない、苦しゅうない」
佑香「…」モグモグ
聖羅「あら…佑香ちゃん、今日は悪戯されないんですか?」
佑香「そーいう気分じゃない…」モグモグ
聖羅「…あら?」
タカシ「社長がねー、誉めてくれたんだよ。SSラブでどんどん利益が沸いてきてて、タカシくんのお陰だよー、って」
ゆず子「へっへっへ、部長、ボーナスの方はいかがなんすか?」
タカシ「こりゃあ…いつもの2倍とかいけるかも?」ニヤリ
ゆず子「わっはっは」
タカシ「あっはっは!」
誠「そ、そんなに儲かるのか…ソシャゲって…」ゴクリ
快斗「いや…素人はどうやってもできない稼ぎ方ですからね…?」
葉子「そうだよ、まこちゃん」
誠「そうか…」
タカシ「あれ、佑香ー? 佑香、どしたの? ご飯ばっかり食べて…デスソースあるよ?」
佑香「…」ジトォッ
タカシ「?」
佑香「とうっ」ピュッ
タカシ「ぎゃああああっ、デスソースが粘膜付近にぃぃぃっ!」バタバタ
佑香「ふんっ…」
聖羅「佑香ちゃん、どうかしたんですか?」
佑香「…何も」フイッ
葉子「あっ…」
葉子(もしかして、最近…タカシさんがSSラブのことばかりで、あんまり佑香ちゃんの相手してなくて…拗ねてるとか…?)
タカシ「もぉぉぉ…どうして僕にやるの…? そこはかーくんだよ、佑香ぁ…?」グスッ
佑香「…つーん」フイッ
タカシ「あ、拗ねてる…。もぉー、どうして? どうしてってばー? ねーえー?」グイグイ
佑香「天地返しっ」ヒュバッ
タカシ「ぐへっ!? い…いきなり、ひっくり返された…座ってた状態から…どうして…?」
葉子「タカシさん、タカシさん…」チョイチョイ
タカシ「?」
葉子「ひそひそひそ…」
タカシ「………そっか、佑香…僕が構ってあげなくて寂しかったのっ!? もぉー、そうならそうって言ってよ~。佑香ってそういうとこかわいいね~」
佑香「かわいくないもん…あっちいって」ツン
タカシ「そーいうところがかわいいんだよ~、佑香~♪」
みーは集らないよ、多分、ゆーが見るに見兼ねて「わたしが奢るから」ってなるのをみーが「悪いから結構です」って押し問答の末に
ゆーが「分かった、奢る変わりにみーがご飯を作って、材料費は私が持つ、これなら文句ないでしょ」って流れになってまだなんか言いたげなみーをゆーが黙殺して連行するみたいな。
~ラバステ!~
衣依「ラバーネーム、徹夜3日目マンさんからです」
衣依「佑香ちゃん、衣依ちゃん、聖羅ちゃん、こんにちは。毎回楽しく聴かせてもらっています。みなさんはSSプロのなかなかに個性的な男性陣に対してどう思っていますか?」
聖羅「男性陣に対して…ですか? ちょっと急ですねぇ…」
衣依「どう思ってる、かあ…。佑香ちゃんはどう?」
佑香「いい玩具揃い」
衣依「そういうこと言わないの…。もう、佑香ちゃんってば…」
聖羅「でも皆さん、とってもステキな方ですよね」
衣依「悪い人じゃないよね」
佑香「頭の方は?」
衣依「佑香ちゃんっ」
聖羅「ふふふ…。個性がそれぞれあって…とっても面白くて、一緒にいると皆さんとも楽しく過ごせるのがいいですよね」
衣依「聖羅ちゃんはやさしいだけだよ。まこちゃんなんて、すぐにご飯食べなくなっちゃうし、タカシくんはお子様だし…」
聖羅「香さんと快斗くんはどうなんですか?」
衣依「香くんは…しっかり者だし、格好いいよね。大人、っていう感じで」
佑香「快斗は?」
衣依「快斗くんは………快斗くんも、格好いいよね。………うん」
聖羅「あら…? 何か違和感があるような…?」
佑香「どこがいいの?」
衣依「えっ?」
佑香「…どこ?」
衣依「それはー…ほ、ほらっ、だって、常識があるんだよっ?」
聖羅「あ、あらぁ~…それだと、他の皆さんが常識がないみたいな…」
衣依「えっ、あ、いや…うーん、あるにはあるけど…でも知ってて破ろうとするところとかある人が多いけど快斗くんはないっていうか…」
衣依「それに何か一生懸命なところとか、背がすらーってしてて爽やかなところとか…香くんはちょっと厳しい言い方することもあるけど快斗くんはその点やさしいっていうか…」
佑香「いよりんは…かーくんに…ほのじ…と。めもめも…」
衣依「佑香ちゃんっ!! そういうことじゃないでしょ!?」
佑香「ムキになった…と、めもめも…」
衣依「もぉーっ!」
聖羅「ふふ…佑香ちゃんは、皆さんの中だとお気に入りはどなたなんです? やっぱりタカシくん?」
佑香「……うん」
衣依「あ、素直」
佑香「この前、長年温めてた計画が動き出すことが決まった…」
衣依「長年温めてた、計画…?」
佑香「タカシのお菓子の中に、辛いものをいっぱい詰め込んで差し入れ爆撃する悪戯…ふふふ…」
聖羅「で、どうだったんですか?」
佑香「…? まだやってない」
衣依「それ、今言っちゃったから引っかからなくなるんじゃない?」
佑香「!!? はかったな…衣依…!!」
衣依「自分で口滑らせたんでしょっ。もう、佑香ちゃんってほんとに変わらないんだから…」
ゆずのだらだら団欒トレンディ
普通の1R風に真ん中にカーペットとテーブルが置かれたスタジオでゆずがゲストやハコちゃんセーラの二人と雑談混じりにトレンド商品の説明したりゲームなら遊んだりする企画。ゆずがしそうな仕事ってなんか娯楽兼用でしか思い浮かばなかった…
以前から言われているSSプロの同い年三人娘がメインパーソナリティの総合トークバラエティの一企画的な。
せーらさんは『シスター聖羅』でゆずがこれみたいな、はこちゃんが思い浮かばない…
ちな、三人娘の番組名【エース(SS)の安らぎ】とかどうかな?
異見は幾らでも受け付ける。
あっ、はい、一応、前の回でセーラの企画が持ち上がった時との48のレスを参考にしましたのでそう意見もあるかと思います、はい。
~シスターセーラに聞いてみて~
聖羅「こんばんは。本日は、SOKUHOプロダクションの人気者の、あの方が迷える羊さんとしていらっしゃいました」
聖羅「クールな流し目と寡黙な格好良さ、それとお茶目なところがとってもステキな方ですね。ご紹介します、ソクプロ、トレジャーシップの榊蓮さんです」
蓮「…」
聖羅「…」
蓮「…」チラッ
聖羅「…」ニコニコ
蓮「…」ニュッ ←変顔した
聖羅「ふふっ…いつもでしたら、メンバーのどなたかに喋ってください、って言われるところですね」
蓮「………よろしく」
聖羅「お飲物はどうされますか?」
蓮「ハイネケン」
聖羅「はい、では注がせていただきますね」
蓮「本当に出てくるのか…」
聖羅「それでは、お話を聞かせていただいてよろしいですか?」
蓮「…」コクッ
蓮「…………あれは、俺が中学生のころだった。当時、ちょっとグレていて、盗んだバイクで走り出さないまでも、けっこう色々と悪いことをしたので、懺悔します」
聖羅「まあ…いけないことをしてしまったんですね」
蓮「カツラを被っていた中山先生の頭に、ガムテープの粘着部分を外側になるように丸めて投げて…それを取ろうとしたらカツラを剥かざるをえないことをした」
蓮「だが…秘密はそこにあると暴きたくなるのが健全な中学生だと思う。今だから謝る。ごめんなさい」
聖羅「真顔でここまで面白いことを懺悔される方は初めてですね…」
蓮「最近の話だと…純が泊まっていった時、夜中にトイレに起きたのが分かって…廊下で1回、柏手を打った」
蓮「心霊現象に遭ったと騒ぎたてて、それを愛が科学的に否定して、奏が怖がり扱いして、純が泣きそうになっていたが…俺のやったことだ」
聖羅「お茶目さんなんですね、本当に…。でもちゃあんとごめんなさいして、事情を説明してあげてくださいね」
蓮「あとは…この前、街中でファンにサインをせがまれて書いてあげたんだが、筆記体でサインをしてて…ぐにゃぐにゃに波打つもんだから、勢いがつきすぎてぐにゃぐにゃの波がいつもより3、4個多かった」
蓮「他にも…たくさんのことをしてきて、けっこう黙っている」
聖羅「どうして榊さんは黙ってしまわれるんでしょう…?」
蓮「……黙っていると」
聖羅「はい」
蓮「とりあえず誰かがどうにかしてくれるのと、仕事柄、喋らないのはNGに近い行為だから周囲を慌てさせて…その様子を見てるのが面白い」
聖羅「ふふっ…愉快犯さんなんですね、基本的に」
蓮「悪気はないが、悪いことをしている自覚はある」
聖羅「ええと…それは、悪気があるということではないんでしょうか…?」
蓮「あ、それと最近、純と奏がスマホのゲームにハマってて、よく充電してるんだが、この間出来心で、全部のコンセントを埋めてやった」
蓮「ゲームしてる最中に充電しようとしてコンセントが埋まってて、いいスコアが出そうとか騒ぎながらあれを抜いていいかとか聞いてきて、全部にダメと答えてやったのも楽しかった」
聖羅「あ、あら~…」
蓮「……あと今朝、愛にクリーニング出しておけと言われたシャツを出し忘れて、自分で洗ってアイロンかけておいたのもバレたかも知れない」
蓮「だが…俺はけっこうあいつらに色々してやってるから、正直あいこだと思ってる」
聖羅「ふふ…うちの事務所にもいたずらっ子さんはいらっしゃいますけど、榊さんも劣らないんですね」
>>414
三人娘はいいけど、シスターセーラはなんとなーくせーらさんの聖域的番組なイメージがなあ…
何かこう、せーらさんAランクやし、三人娘はまた別の番組って感じでコーナーとか考えてもらえたり…
あ、だらだらトレンディはいいと思うよ!
すごくいいと思うよ、冬はこたつが出てみかんじゃなくてゆずが置かれるんだろうね!
~ラバステ!~
タカシ「さあ、僕と佑香で張り切ってお送りしているラバステ!! またまたメールをご紹介しまーす!!」
タカシ「ラバーネーム、怪人1号さん! こんばんは!! こんばんはー!」
佑香「がおー」
タカシ「佑香ちゃんのSSR引けました! もうかわいくてかわいくて仕方ないです!」
タカシ「向こう4ヶ月は素もやし生活だけど、これでいつでも佑香ちゃんに会えるからがんばって生きていけます!」
タカシ「佑香ちゃんありがとう! これからも応援してます!」
タカシ「だってさ、だってさー! 何のSSR引けたんだろうね? 佑香のSSRだと…恒常SSR【リトルモンスター】もばっちりだけど、【ラクロスモンスター】とか【竹馬モンスター】とかもかわいいよねー」
佑香「かわいくない」
タカシ「んもー、そうやって言って~」
タカシ「いい、佑香のかわいさはね、普通のかわいさじゃないんだよ?」
タカシ「むっとしているみたいにも見える顔で、真剣にあれこれやってる様子っていうかさ、そういうとこがたまらないんだよね」
タカシ「子どもっぽいかわいさっていうかさ~。ほらほら、表情筋の発達してない赤ちゃんが手の届かないとこにあるものを必死に取ろうとしてる時のかわいさっていうか」
タカシ「ま、極端な例だけど、そういうやつなんだよ、分かってる~?」
佑香「わからなくていい」
タカシ「強情なんだなから。そういうとこもグーだけどねっ!」
佑香「むぅ…」
タカシ「尚、尚、尚っ、次回イベントの予告をしてしまうとですねー」
タカシ「SSR佑香がまたまた出てきちゃいまして、それが【忍者モンスター】ってついてるんだよね。どうどう、気にならない~?」
タカシ「素もやし生活が4ヶ月って教えてくれたところで悪いんだけど、イベントのカードはイベント開催中しかゲットできないんだよね」
タカシ「でも、あんまり消費者金融とかに頼っちゃダメだよ? 遊んでくれるみんなの生活があってこそ、僕らも喜んでお仕事できてるからね!」
タカシ「そういうわけで、本日のラバステは、ここまでー!!」
タカシ「はい、佑香、何か」
佑香「がおー」
タカシ「かーらーのー?」
佑香「……………がう」
タカシ「かーらぁぁ~?」
佑香「…タカシのSSRは?」
タカシ「えっ?」
佑香「ゴスロリ希望」
タカシ「ゴスロリ~? ゴスロリかぁ~…僕、女装しちゃう~?」
タカシ「かわいくってかわいくって、いっぱい課金されちゃうなぁー?」
佑香「ちっ…」
タカシ「ふっふっふ、僕の羞恥心を煽る格好なんて存在しないのだぁーっ!!」
タカシ「何なら、セミヌードだっていいもーん」
タカシ「ということで、ほんとにさよなら! バイバーイ!!」
佑香「ばいばい」
やりまっせー
今日くらいでかーくん終わるだろうか…?
―― 8月 3週目
壁P「来週はいよいよ、超フェスか…」
巌「準備はできとるのう?」
壁P「ええ、ステージについてはやっていますが…」
巌「何かあるのか?」
壁P「………いえ、どうにもしますんで」
巌「ほうか」
名前:周藤快斗 性別:男 年齢:19歳 誕生日:5月
体力:3 頭脳:2 精神:2
歌:3.32 踊:6.33 容:7.30 表:4.20 演:4.00
熱:3 道:3
好感度:【383/信じてやってみよう】
メモ:形から入るタイプのようだ
何でもメモを取るクセがあるらしい
極度のストレスや緊張にさらされると、状況を飲み込めなくなるようだ
客前で奮い立って実力を120%発揮してしまえるタイプのようだ
MFC恐怖症になってしまったっぽい
自分に求めるレベルはけっこう高いようだ
動機:ダンサーの足がかり
電器屋の息子:電器屋の一人息子。部品調達や、機械修理というちょっと普通じゃない特技の持ち主
深い執念:人にされた嫌なことをけっこう根に持つタイプ
持ち歌:チューンアップ Shall we sing ハートシェイカー クラップラップ
全体曲:6/7
壁P(ドラマの撮影も佳境に入っているみたいで、大変かも知れないなあ、快斗くん…)
壁P(けど、ここが正念場だし、がんばってもらわねば)
↓1 超フェスまで、あと2週!
1 前哨戦として、歌番組を取っておきました
2 生活サイクルを変えぬよう、今はドラマ撮影に集中してもらっておく
3 ドラマ撮影の合間を縫ってレッスンじゃ!! 底上げ、底上げ~
壁P「快斗くん、お疲れさまです」
快斗「お疲れさまですっ、おはようございますっ!」キラリンッ
壁P「おおー…水飛沫がさわやかさに一役さらに買ってますね」
快斗「そ、そうですか?」
壁P「これ、差し入れ買ってきておいたんで、快斗くんからスタッフさんにあげてください」
快斗「えっ? あ、ありがとうございます…」
快斗「中身、何ですか…?」
壁P「開店からわずかな時間で売り切れてしまうと最近超評判のチーズケーキタルトです」
快斗「へええ…って、並んでくれたんですか?」
壁P「ちょちょいのちょいですよ、こんなの。キャストとスタッフと、全員食べても余るくらいで買っておいたんで」
快斗「ありがとうございます」
壁P「いいんですよ」
壁P(こういう部分をさりげなーくフォローするのが今できることなのさ…)
↓1 撮影してるのはもう最終回に近い部分なんやって
偶数 だからこそ、撮影にも熱が入って、くたくたのご帰宅をするかーくん
奇数 何やら撮影現場での悩みがあるとかないとか…?
とう
…あれ?歌4.25になったはずなのに変わってなくね?
壁P「お疲れさまでした。明日は7時半にここへお迎えきますね」
快斗「ありがとう、ございます…」ヨロッ
壁P「お風呂入ってます?」
快斗「えっ? ……いえ。に、臭ったりしますか…?」クンクン
壁P「いえ、お風呂などにゆっくり浸かって副交感神経を高めたりして、健康に気をつけていただきたいなあと」
快斗「あ、はい…。でもうち、風呂小さいんですよ」
壁P「ああー…ま、でもたまには入ってくださいね」
快斗「はぁーい…」
快斗(とは言われたものの…)カツカツ
快斗(浴槽小さすぎて、入っても足を曲げなきゃいけなくて窮屈なんだよなあ…)カツカツ
快斗(ふくこーかんしんけー…か。何か別のいい方法あったりしないかな…? っと、鍵、鍵…)ゴソゴソ
↓1 かーくんが鍵をごそごそしだすと、もちろん、とーるちんが出ますが…
1~3 またもや、親子の修羅場目撃!!
4~6 不機嫌そーなとーるちんと帰宅が被った
7~9 目がギラッギラしてるとーるちんが出てきた
>>430
また間違ってしもうたか…訂正
名前:周藤快斗 性別:男 年齢:19歳 誕生日:5月
体力:3 頭脳:2 精神:2
歌:4.25 踊:6.33 容:7.30 表:4.20 演:4.00
熱:3 道:3
好感度:【383/信じてやってみよう】
メモ:形から入るタイプのようだ
何でもメモを取るクセがあるらしい
極度のストレスや緊張にさらされると、状況を飲み込めなくなるようだ
客前で奮い立って実力を120%発揮してしまえるタイプのようだ
MFC恐怖症になってしまったっぽい
自分に求めるレベルはけっこう高いようだ
動機:ダンサーの足がかり
電器屋の息子:電器屋の一人息子。部品調達や、機械修理というちょっと普通じゃない特技の持ち主
深い執念:人にされた嫌なことをけっこう根に持つタイプ
持ち歌:チューンアップ Shall we sing ハートシェイカー クラップラップ
全体曲:6/7
快斗「あれ…?」ゴソゴソ
快斗「またどっか変なとこやっちゃったっけ…? 何でいつもこうしちゃうんだろ、俺…?」ゴソゴソ
快斗「大体、こうしてるとあいつが…」チラッ
快斗「…」
快斗「…」
快斗「…」
快斗「今日はなさそ――」
バンッ
快斗「!!?」ギョッ
透「…あっ?」ギロッ
快斗「………何でお前、いつも俺が帰ってくると出てくるんだよ」
透「知るかよ、きめえんだよ、失せろ」
快斗「っ…」
透「じゃあな…」スタスタ
快斗(……あんなちっさい鞄ひとつだけ持ってどこ行くんだ、この時間に…?)
・
・
・
快斗「んー…やっぱ、風呂が手軽だけど…うちの風呂はなあ…」カチカチ
快斗「…風呂、風呂……。ん? 銭湯でリフレッシュ…? 東京は銭湯が多い…か」
快斗「……銭湯、この辺にもあるのかな?」カチカチ
快斗「あった…。しかも近い…! よし、銭湯行こう。広い風呂、壁の富士山! 銭湯、銭湯~♪」
・
・
・
ガララッ
快斗(お、人も少なくてほぼ貸し切りかな…? とりあえず、体を洗って…)
快斗(えーと………………やべ、石鹸とかシャンプーとか忘れた…)
快斗(…誰か、貸してくれたりするかな…? 誰か…って言っても……丁度、後ろに頭洗ってる人しか、今いないけど…)
快斗「あの…すみません、ちょっと…」
透「……あっ?」クルッ
快斗「え?」
透「…ストーカーかよ…」
快斗「違えよっ!!」
↓1 そんなこんなで、とーるちんと銭湯で2人きり…
偶数 なんとなく喋る2人…
奇数 ストーカー呼ばわりされまくり。お名前にかけて。この手のからかいが嫌いなかーくんでした
カポ----ン…
快斗「…」ワシャワシャ ←シャンプー借りれた
透「…」チャプ
透「……何でお前までいるんだよ」ギロッ
快斗「プロデューサーさんにふくこーかんしんけーが云々で風呂入れって言われたんだよ」
透「ってことにして、俺のことストーキングか? きめえな」
快斗「ストーカーなんてしてない」
透「お前、周藤快斗っていうんだろ? すとうか、いと…すとーかーいと…ストーカー…」
快斗「怒るぞ。小学生のころにさんざんそれでからかわれたんだよ」
透「貸してやったろうがよ、シャンプーとボディーソープ」
快斗「っ…」
バシャンッ
チャポン…
快斗「っはぁぁ~……………でっかい風呂だ…」
透「銭湯に小せえ風呂があるはずねえだろ…」
快斗「いちいちうるさいな…」
透「こっち見んな、ホモストーカー」
快斗「俺はノーマルだしストーカーじゃない」
快斗「…でも…お前、銭湯なんか行くのかよ」
透「…いつも来てねえよ」
快斗「…じゃあ何で?」
透「気分だ、ボケ」
快斗「ボケじゃねえし」
透「んじゃあストーカー」
快斗「っ…」
透「………事務所」
快斗「ん?」
透「辞めたんだよ」
快斗「……七光りのくせに?」
透「それを辞めたって意味だ、ボケが。理解力ねえなら反応するな」
快斗「頭いいとか自慢したいんなら、誰にでも分かりやすく話せよな」
快斗「…んで、何で辞めたんだよ?」
透「何でもいいだろ…」
快斗「てか…事務所辞めたって言い方だと…芸能人は辞めないみたいに聞こえたんだけど」
透「そういう意味だろ、何確認してんだ」
快斗「……お前、芸あるの? 二世の七光りでしかなかったんだろ?」
↓1 とーるちんの進退
偶数 え、アイドル?
奇数 え、ソクプロ入り?
透「………じゃあ、お前に芸なんてあるのかよ?」
快斗「ダンス!」
透「…大したことなかっただろ」
快斗「はあっ!?」バシャッ
透「俺なら、もっと上手くやれる」
快斗「何だと…?」
快斗「……って、俺、なら?」
透「…座れ、汚いもん見せてんじゃねえよ」
快斗「…」チャプ
快斗「………何か、俺……正直バカだからはかりかねてるんだけど」
透「…」
快斗「……何か、お前も…アイドルになる…みたいな…風に聞こえてんだけど」
透「そうだよ」
快斗「……お前が?」
透「…」
快斗「お前があああ~?」
↓1 多数決 最速2票獲得選択肢採用
1 裸一貫、事務所にも入らずフリーで挑戦していくらしい
2 SSプロの仲間に入れてやってもらうこととか…読者の皆様的に…あり? ありなら、2を…
一応断っておくと、別にとーるちん入るからって壁Pが最初に担当するわけじゃないんで…!
そうしたいなら別だけど、そういうことなんで…!
快斗「…じ、事務所とか、どっか入るの…?」
透「…考え中」
快斗「考え中って…」
透「お前みたいなバカと違って、ひとりでやろうと思えばできるだろ」
快斗「バカバカ言うなよ」
透「自分で言ってたろうがよ、なあ?」
快斗「……でも、大変だろ、色々と」
透「うるせえ。考え中だ」
快斗「…態度悪いな…」
透「そもそも…他人なんか信じられるか」
快斗「…」
透「クソ親父に見放されてからつくづく分かったぜ…」
透「最後の最後までついて回んのは自分だけだ…。だったら、自分で全部やっちまった方がいい」
快斗「…」
透「…」
↓1 とーるちんの持論・他人を信じず、自分でやる
偶数 それは違うよっ! byかーくん
奇数 さみしいやつ… byかーくん
快斗「さみしいやつ…」
透「黙れ、俺よりちんこデカくなってから言え」
快斗「はあっ? 俺のがでけえだろっ!」
透「節穴かよ、お前の目は」
快斗「お前だろ、それは…」
透「…ふんっ」ジャバッ
透「お前なんか、すぐに抜いてやっかんな」スタスタ
快斗(……捨て台詞でも、裸だとさっぱり決まらない…)
快斗(てか、ケツ毛バーガー…)
・
・
・
快斗「ふぅ…さっぱりした…」
prrrr…
快斗「っ…はい、もしもしっ?」
壁P『ああ、快斗くん。まだ寝ていませんでした? 大丈夫ですか?』
快斗「ああ、はい、大丈夫ですっ。今、銭湯入ってて、出たところなんです」
壁P『お、いいですねえ。ちゃんとお風呂に入ったか確認しようと思って電話したんですが、それなら言うことはありません』
快斗「あの…プロデューサーさん」
壁P『はい?』
快斗「………例の、お隣さんにばったり銭湯で出会って…あいつ、事務所辞めたから、今度はアイドルやるって言ってて…」
壁P『ほうほう』
快斗「でも…他人なんか信じられるか、って言ってて…何か、さみしい考えだなって思ったんです」
快斗「…アイドルって、最終的には誰かを元気づける…みたいのが目的みたいなもの、じゃないですか。なのに、他人を信じないって…」
壁P『ふむ…。確かに、そうかも知れませんね』
快斗「それで、思いつきなんですけど…その、俺、何かあいつのその他人を信じないって考え方、嫌なんです。分からせてやりたいんです」
快斗「だから…超フェスに、あいつをこっそり連れてくっていうか、見せてやるみたいな…できますか?」
壁P『…』
↓1 壁Pの、台詞選択
1 できますとも。関係者として行くのであれば
2 ちょっと難しいですかね
壁P「できますとも。関係者として行くのであれば」
快斗『本当ですかっ? じゃ、じゃあ、お願いしてもいいですか?』
壁P「けど、来ますかね?」
快斗『絶対、引っ張ってでも連れてきます』
壁P「分かりました。では準備をしておきますね」
快斗『はいっ、ありがとうございます。それじゃあ、これでっ。おやすみなさい』
壁P「おやすみ」
pi
壁P「…とはいえ」
壁P「一応、セキュリティーなんかの都合で、そう簡単に部外者は連れていけないんだよなあ…」
ガチャッ
社長「おお、まだ残っていたのかね?」
壁P「社長…お疲れさまです」
社長「うむ。どうだね、がんばっているかい?」
壁P「はい。バッチリです」
社長「はっはっは、それは良かった」
社長「ところでだね、快斗くんがもうすぐうちに入って1年だろう? シャーディが引退をしてしまうから、もうひとりくらい、スカウトをしたいと思っていてね」
社長「SSラブでどんどん我が事務所も盛り上がっているし、新たなアイドルを迎えるにはこの好機しかないとも思っているのだよ」
社長「どうだね、最近、街中で見かけたとか…あるかい?」
壁P「…」
社長「うん? どうしたかね?」
壁P「……それでしたら社長、快斗くんのお友達なんですが」
社長「ほう?」
壁P「顔は文句なしです。身のこなしから察するに、運動神経も良いでしょう」
社長「ほほう?」
壁P「つきましては…どうでしょう?」
社長「いつもキミには一目置いているのだ。そこまで言うのなら、採用しようじゃあないか。はっはっは、わたしも早く会いたいものだなあ!」
壁P(これで関係者になった、と…)
壁P(………あとは、彼を口説き落とせるかどうかだな…)
↓1 好感度
コンマ一桁分上昇
―― 8月 4週目
壁P「週末に超フェス…」
壁P「調整をするのであれば、最後の最後だな…」
壁P「さて、どうしたものか…」
名前:周藤快斗 性別:男 年齢:19歳 誕生日:5月
体力:3 頭脳:2 精神:2
歌:4.25 踊:6.33 容:7.30 表:4.20 演:4.00
熱:3 道:3
好感度:【390/信じてやってみよう】
メモ:形から入るタイプのようだ
何でもメモを取るクセがあるらしい
極度のストレスや緊張にさらされると、状況を飲み込めなくなるようだ
客前で奮い立って実力を120%発揮してしまえるタイプのようだ
MFC恐怖症になってしまったっぽい
自分に求めるレベルはけっこう高いようだ
動機:ダンサーの足がかり
電器屋の息子:電器屋の一人息子。部品調達や、機械修理というちょっと普通じゃない特技の持ち主
深い執念:人にされた嫌なことをけっこう根に持つタイプ
持ち歌:チューンアップ Shall we sing ハートシェイカー クラップラップ
全体曲:6/7
壁P「コンディションを整えていく方針か…」
壁P「超フェス前の前哨戦としゃれこむか…」
壁P「レッスンでもしておくか…」
壁P「ふうむ…」
↓1 どうしようか!?
1 コンディションを整えていく
2 SSラブのスペシャルコンテンツコンサートで前哨戦
3 最後のレッスン!
快斗「メドレーリレーに、全部を賭ける」
快斗「俺達でてっぺんを取って、見せつけてやろう」
<はい、カットー!!
快斗「ふぅっ…」
壁P「快斗くん、お疲れさまです」
快斗「お疲れさまですっ」
壁P「いよいよ、ドラマ撮影も終わりが見えてきましたね」
快斗「はい」
壁P「ところで明日からいよいよ、超フェスです」
快斗「! はい…!」
壁P「今日の撮影はもう終わりみたいですし、コンディションを整えていきましょうね」
快斗「分かりました」
↓1 コンディションを整えるべく…?
1 とりあえず、全身マッサージをしてもらいなさい
2 メンタル面のケアをね
3 リハとかの入念な最終打合せをね
ガチャッ
壁P「帰りましたー」
快斗「おはようございまーす」
スバル「おかえりなさい」
快斗「事務所で何かするんですか?」
壁P「はい。えーと……あ、あったあった。どうぞ」ドサッ
快斗「何ですか、この段ボール…?」
壁P「ファンレターです」
快斗「こんなに、また溜まったんですね…」
壁P「とりあえず、これでも読んでおいてください」
快斗「行っちゃった…」
快斗「何かするって聞いてたのに…まあ、時間つぶしにってことか」
快斗「いっぱいだなあ…それにしても」ピラッ
快斗「……………」ジィッ
快斗「…こんなに、ファンレターを出しちゃうほどのファンがいるのか…」
↓1 メンタルケア其の一、ファンレターで奮い立たせる
偶数 気力充実!!
奇数 あ、プレッシャー…?
快斗「…」
快斗「これでも…こっちでも、超フェスについて触れてる…あ、これもか」
快斗「フェスって、何人いるんだろう…?」
快斗「…でもフェスってことは、今までみたいに、俺を目当てで…ってわけじゃないんだよな」
快斗「むしろシャーディさんとか…他のアイドルを目当てにきてる人がいっぱいで…」
快斗「その中にぽっと出の俺なんかが…………」
快斗「…いいのかな、出ても…」
快斗「運営からすればいい客寄せパンダになるかもくらいかもだけど…でも…」
快斗「うぅぅーん…」
ガチャッ
壁P「どうですか、快斗くん?」
快斗「あ、はい…。何か…」
壁P「?」
快斗「今さらですけど…俺、これ出ても大丈夫なんでしょうか…?」
壁P(プレッシャーになってしまった…?)
↓1 え、ええい、第二の策じゃ!
1 超緊張しいのすばるんに秘訣を聞くんやで
2 体を動かして変な考えを振り払うんだ!
3 社長っ、ありがたいお言葉をひとつ!!
1
壁P「まあまあ、そんなの気の迷いってやつですよ」
快斗「そうですか…?」
壁P「そうですとも」
壁P「そんなつまらない考えをしてしまう余裕があるのなら、さくっと体を動かしましょう」
快斗「えっ?」
壁P「体を動かすのはいいんですよ」
壁P「やりすぎは厳禁ですが、スカッと爽やかに汗を流しましょう」
快斗「…プロデューサーさんも、やるんですか?」
壁P「ええ、見てください、このかっこ!」←深緑色の3本ラインジャージ
快斗(ダサい…そして胸がすとーんってしてる…)
↓1 快斗くん、サッカーもたしなんでたみたいなので、かるーく2人でボールを蹴ることに…
1~3 しまった、壁Pが強すぎてかーくんがヘコんだ!!
4~6 かーくんが強すぎる壁Pに改めて尊敬の念を
7~9 いやー、かーくんって単純でいい子やわー
快斗「…とうっ」スッスッ ←フェイント入れた
壁P「甘い」ヒュバッ
快斗「なっ…!?」
タタタッ
壁P「シュゥーット!」
バスッ…
快斗「……ぷ、プロデューサーさん…すごい」
壁P「ふっ、まあ、ザッとこんなもんですよ」
壁P「若いころは鉄壁キーパーと畏れられて――誰が壁だっ!」ガスガスッ ←地面蹴った
快斗「ふっ…あははっ」
快斗「何か、プロデューサーさんって何してても完璧って感じで、すごいですね」
壁P「いえいえ、わたしなんて、けちょんけちょんの存在ですよ」
快斗「俺…実は、事務所入る前に、プロデューサーさんを見かけたことあるんです」
壁P「おや?」
快斗「颯爽と歩いてるところを、ちらっと見ただけなんですけど…ただそれだけで、何か、大人の仕事できるかっこういい女性だなって」
快斗「何となくですけど、覚えてたんです」
壁P「ほうほう」
快斗「だから…初めてお会いした時に、あって思って」
壁P「そうでしたか」
快斗「想像よりも茶目っ気があるっていうか…親しみやすくて、でも想像以上に仕事もできてて…」
快斗「何か、ちょっと照れ臭いですけど…俺、プロデューサーさんに担当してもらえて本当に良かったです」
壁P「快斗くん…」
↓1 ええ子やのう…ええ子やのう…
1 嬉しいから好きなものをご馳走してあげよう。英気を養いたまえ
2 では最後に、社長のありがたーいお言葉で
3 だったらこっちも、かーくんに言葉を返そうではないか
壁P「まったく…」
壁P「そんなことを言っても、何も出やしないんですよ?」ゴソゴソ ←財布の中見てる
快斗「出てます、出てます」
壁P「おっと」
壁P「じゃ、何かおいしいものでも食べに行きましょうか」
壁P「好きなものを何でもご馳走しちゃいますよ?」
快斗「いいんですか?」
壁P「ええ、何でも」
↓1 かーくんの大好物は…!?
1 大学芋
2 とりあえず、肉っ!
3 その他、かーくんは何が好き?
これはかーくんも壁P信者入りか…
快斗「オムライスを…!!」
壁P「おや…随分とかわいい」
快斗「うっ…い、いいじゃないですか…」
快斗「半熟のを乗せているんじゃない、昔ながらの洋食屋さんで出てくるような、薄い卵焼きが乗ってる感じのがいいです」
快斗「それでケチャップをかけるタイプの」
壁P「そしてこだわりが強い」
快斗「あと…できれば、オレンジジュースもつけてもらえると…」
壁P「旗はいりませんか?」
快斗「そこまで子どもじゃないですよ…」
壁P「しかし、そうなると…うーん、いちいち、そういうタイプのが出てきますかと尋ねて回るのは疲れますし…」
快斗「あ、そうですよね…」
↓1 ここはひとつ…
1 壁Pの手料理かな
2 いよりんに頼むか
3 壁Pの情報収集能力はすごいのだ
壁P「じゃあ、事務所行きましょうか」
快斗「事務所?」
壁P「ええ、まあ給湯室ありますし、たまーにお料理するくらいできますし」
壁P「確か…事務所に衣依ちゃんがいましたね。ちょっと電話して、オムライス作っておいてもらえるよう頼んでおきます」
快斗「えっ、悪くないですか…?」
壁P「衣依ちゃんは適度に頼ってあげると喜ぶんで大丈夫ですよ」
壁P「あ、もしもし、衣依ちゃんですか? ちょっとお願いがあるんですが……」
・
・
・
衣依「えっ、今からっ!? う、うん、大丈夫…か、完璧なの作って、待ってるけど…40分くらい時間ちょうだい?」
衣依「うん…はあーい、任せてくださいっ」
pi
衣依(快斗くんに…手作りの、オムライスを…)
衣依「…………………よしっ」グッ
↓1 いよりん!!
1~3 尚、失敗作を事務所にいたすばるんがしこたま食わされた模様
4~6 あら~、ケチャップでハートが…
7~9 いよりん完璧おねーちゃんすぎぃぃっ!!
すばるんは犠牲になったのだ…恋の犠牲に。
スバル「げっふ…」
スバル「い、衣依…ちょっと…勘弁し――」
衣依「あああっ…ま、また失敗しちゃった…。スバルくん、お願いね」ポトッ
スバル「」
衣依「次こそ…」
ガチャッ
壁P「帰りました~」
快斗「ただいまー」
スバル「お…おかえり、なさ…うっぷ…」
壁P「どうしました?」
スバル「と、突然衣依が――」
衣依「おかえりっ!!」バッ
衣依「っ…スバルくん、内緒にして。お願いね」ヒソヒソ
スバル「…」
衣依「で、できてる…ていうか、できたてだよ。召し上がれ」コトッ
快斗「おおっ…! 完璧な、オムライス…!」
衣依「!!」
衣依(完璧…!!)
快斗「この綺麗な黄色の卵焼き…綺麗な卵形の盛りつけ…」
快斗「じゃあ、いただきます…!」パクッ
快斗「…!!」
衣依「…ど、どう?」
快斗「口の中でほろっと崩れていくチキンライス…それを包み込む卵…」
快斗「チキンライスの具も適度な大きさで主張しすぎず、存在感もなさすぎず…口の中で旨味が一体となるハーモニー…!」
快斗「おいしいよ、衣依」キラキラリィィンッ
衣依「え、えへへへ…///」
スバル「げぇっふ…」
壁P「お昼でも食べ過ぎたんですか?」
壁P(あと快斗くん、オムライスのこととなるとすばらしい食レポができるんだな…)
↓1 最後の好感度上昇
コンマ二桁分×0.5上昇だよ!
―― 後日
<ぴーんぽーん…
透「ん…?」
<ぴーんぽーんぴーんぽーんぴーんぽぴーんぽーん…
透「っ…誰だよ、朝っぱらからぁっ!?」
バンッ
快斗「行くぞ」
透「ああっ?」
快斗「ほらっ、早くしろよ」
透「何いきなり…おい、放せ…おいっ!?」
名前:周藤快斗 性別:男 年齢:19歳 誕生日:5月
体力:3 頭脳:2 精神:2
歌:4.25 踊:6.33 容:7.30 表:4.20 演:4.00
熱:3 道:3
好感度:【400/担当してもらえて本当に良かったです】
メモ:形から入るタイプのようだ
何でもメモを取るクセがあるらしい
極度のストレスや緊張にさらされると、状況を飲み込めなくなるようだ
客前で奮い立って実力を120%発揮してしまえるタイプのようだ
MFC恐怖症になってしまったっぽい
自分に求めるレベルはけっこう高いようだ
動機:ダンサーの足がかり
電器屋の息子:電器屋の一人息子。部品調達や、機械修理というちょっと普通じゃない特技の持ち主
深い執念:人にされた嫌なことをけっこう根に持つタイプ
持ち歌:チューンアップ Shall we sing ハートシェイカー クラップラップ
全体曲:6/7
壁P「おはようございます、氷川透くん」ニコッ
透「あ?」
快斗「シートベルトしました」
壁P「では、出発」
透「おいっ、何だよ、どこ行ってんだ!? 拉致してんじゃねえよ、おいっ!?」
↓1 会場にあっさり到着
1 関係者として来てるからね、とーるちんにも働いてもらうのだ
2 最終リハ中、暇そうにしてるからとーるちんと話してみよう
3 よし、かーくんが最終リハしてる間に社長と会わせてしまおう
快斗「こっちに来る時って、カメラはどっち側からきますかー?」
<上手側からでーす
快斗「じゃあ、この時に目線をカメラにも向けてから…」
透「…んだよ、これは?」
壁P「超アイドルフェスティバルの会場で、現在は快斗くんが最後のリハですね。ま、確認程度のものですが」
社長「おお、ようやく行き合えた」
壁P「社長、ご足労いただいてありがとうございます」
透「…あ?」ギロッ
社長「ほほう、彼かね。快斗くんのお友達で、逸材だという子は?」
透「んだよ、オッサン?」
壁P(口が悪い…!!)
↓1 社長にオッサン呼ばわり…
1~3 社長、ショックを受ける…
4~6 最近見ないタイプの若者だねえ、で済ませちゃう社長マジ器デカい
7~9 なるほど、ツンデレというやつかね、とノリノリな社長
社長なら大丈夫だ
社長「お、オッサン…」フルフル
壁P(しまった、社長に失礼な口を利いて…怒らせてしまっ――)
社長「ま、まあ…そうだな…」
社長「確かに、もうわたしなんて若くもない老いぼれではあるし…オッサンと呼ばれるだけ…おじいさんではないだけまだ…」ズ-ン
壁P「しゃ、社長…」
透「逸材ぃ? あのバカの友達ぃ? 何ほざいてんだよ」
壁P「おほんっ…快斗くんから聞いてます。アイドル志望なのでしょう?」
透「っ…あいつ、んなことぺらぺら――」
壁P「今日はSSプロの関係者として、あなたに来ていただきました」
壁P「いやー、事後承諾にしてしまうんですが、うちのアイドルということで、ひとつ」
透「はあっ? 事後承諾にしてしまうぅ? なってしまうだろ、そこは――ってそうじゃねえよ、勝手なこと言ってんじゃねえ」
社長「うん? そう言えばキミ…氷川くんのところの、息子さんだったかな?」
透「!?」
社長「彼が若いころはたまに話なんかを聞いてあげたりしたものだが…そう言えばテレビにも出ていたか」
社長「前の事務所はどうしたのかね?」
透「あ、あんなとこ…辞めてやったってか……あのクソ親父のこと知ってんのか…?」
社長「よぉく、知っているとも」
透(この口ぶり…まさか、このオッサンただものじゃ…?)
社長(確か、30年ほど前にどこかのバーで偶然隣り合って、一晩、他愛のない雑談をした程度だったが…)
透「…あんたなら…あの事務所の圧力にも…」
透(いやっ…圧力が何だ…。そんなもん、俺が自分でどうにかするんだ…。他人の力なんて宛てにしねえ…)
社長「うん? 何かね? 若いのだから、ハッキリと喋りなさい。はっはっは」
透「っ…俺は安くねえんだよ」
社長「おおっ、いい上昇志向だ。うんうん、それくらいギラギラと上昇志向を持った若者は貴重だ」
社長「これからよろしく頼むよ、ええと…」
壁P「氷川透くんです」
社長「おお、そうだそうだ。透くん、我が社のアイドルとして、がんばってくれたまえ」ポンッ
社長「ではわたしは集まりに呼ばれているからこれで」
壁P「はい」
社長「はっはっは」スタスタ
透(あのオッサン…やっぱただ者じゃ…)
透「……つか、どうして俺がこんな事務所に!?」
↓1 台詞選択
1 強制はしませんので、今日のステージを見てから改めてその話はしましょう
2 チャンスをください。他人を信じないと言ったそうですが…それを撤回していただくための、チャンスを
3 やれやれ…哀れな若者を放っておけるはずがないからに決まっているじゃないですか
壁P「強制はしませんので、今日のステージを見てから改めてその話はしましょう」
透「あ?」
壁P「どうしても嫌だと言うのならば仕方がありません、諦めましょう」
壁P「もともと、わたしの独断先行で社長に話をつけたようなものです」
壁P「あなたには何もないようにしますし、後腐れを気にする必要もありませんので」
透「…」
壁P「そういうことにしましょう。今は」
透「けっ…」
・
・
・
快斗「ふぅーっ…リハが終わって、本番までのこの感じ…持て余します」
壁P「そうですか?」
透「…」ジトォッ
快斗「…何だよ、その目?」
透「かーくん王子様はメンタルも小物でいらっしゃるんだなあってだけだっての」
快斗「何だとぉ?」
透「はんっ…こうなりゃとことん、粗探しでもして遊んでてやるよ…」
壁P(素直じゃないなあ…)
壁P(それって、粗探しできるほどじっくり見るってことでしょうに…)
快斗「プロデューサーさん、やっぱこいつ連れてきたの失敗かも知れないです…」
壁P「まあまあ」
↓1 そして本番が迫り…
1~3 他のSランクアイドルのやっべえステージにかーくんはド肝を抜かれた
4~6 闇、襲来
7~9 とーるちんが煽ったりするから、負けん気でかーくんも強がって緊張を忘れてるような…?
Sランカー「brrrrrrrrrrrrrrrrrr…ヒャッハァアアア―――――――――ッ!!」
快斗「すげえ巻き舌っ!?」
壁P「そこですか?」
透「…」
<きゃあああああああ――――――――――――――――っ!!
快斗「それに…すごい、一体感…」
快斗「ダンスも、歌も、ものすごくレベル高いし…何か、モニターで見てるだけなのに…」
壁P「…」
透「…」
快斗「…ぷ、プロデューサーさん…これ、俺、この後なんですよね…?」
壁P「はい」
透「ぶるってんのかよ?」
快斗「っ…う、うるさいな…」ソワソワ
壁P(うーん…飲まれないでほしいけど…」
快斗「…」ジィッ
・
・
・
<キャアアアアアア―――――――――ッ!!
Sランカー「ありがとうっ、風邪ひいたりすんなよっ!」パチコ--ン☆ ←ウインク
快斗「さ、最初は…ちょっと喋って…お、王子様で…」ブツブツ
壁P(うーん…さすがに、これの後はガチガチか…)
壁P(最後にしてあげられることは…)
↓1 行動選択
1 もう王子様キャラは意識せずに自然体でやってもいいよ、って
2 出ていく時に無言で背中をバシッと
3 個人的に快斗くんが今日、最高のアイドルだと伝える
まだ一年なんだぜ、こいつ。
スタッフ「周藤さん、お願いしまーす!」
快斗「は、はいっ…」
快斗「…っ」ゴクリ
壁P「快斗くん」
快斗「は…はい…」
壁P「……ごくごく、個人的な意見ではありますが」
壁P「今日の出演者の中で、最高のアイドルは…周藤快斗です」
快斗「…プロデューサー、さん…」
壁P「誰にも劣らぬ、最高のパフォーマンスをしてくれるのは、快斗くんです」
快斗「…」
壁P「胸を張ってください」
快斗「は、はい…」スッ
壁P「深呼吸」
快斗「すぅぅーっ……はぁぁー………」
壁P「いきなりスマイルレッスン! これから最高のパフォーマンスをするアイドル!」ビシッ
快斗「はいっ!」キラッリィィンッ☆
壁P「行ってらっしゃい」
快斗「行ってきます…!!」
透「…アホらし…」
壁P「そうでしょうか?」
透「…」
快斗「みんなぁっ、お待たせっ!!」
<キャアアアアアアアアアアアアアア―――――――――――――――――――ッ!!!!
壁P「たったひとりだけで、自分に自信を持つって難しいことだと思います。だって、自信って他人がいてこそのものでしょう?」
壁P「けれどアイドルは自信を持ってやっていかないといけません」
壁P「だからわたしは、互いに信頼関係を築いていくことが大事だと思っていますよ」
透「詭弁だろ…」
壁P「それは、これからのステージを見れば分かるでしょう」
壁P「あんなに緊張して、飲まれかけていた快斗くんが、どんなパフォーマンスをするか」
壁P「果たして…あなたがアホらしい、詭弁と言い捨てたようなわたしの行動で、快斗くんはどんなステージを作れるのか」
透「…いいぜ、見てやるよ」
↓1 超フェス!!
1~3 ぎこちないけど…一生懸命さは伝わる
4~6 かーくんの初期装備にして、最強の武器は、笑顔
7~9 しょっぱなからフルスロットルの王子様や
さすかー
快斗「今日はすごいアイドルがたくさんいるけどっ!」ニカッ
快斗「俺は負けるつもりもないし、俺が1番すごいアイドルだってことを証明して見せます!」ニコッ
快斗「ちゃんと応援してくれないと…夢の中で会えないぞ」キラリンッ☆
<キャッアアアアアアアアアアアアア―――――――――――――――――――――ッ!!
<快斗ぉぉぉぉっ!!
~♪
快斗「1曲目っ、一緒に歌おう! シャル・ウィー・シング!」
壁P(いきなり、フルスロットルか)
透「…」
壁P(まだまだ比べてしまえば荒削りなところもある…)
壁P(けれど、だからこその洗練されていない原石の輝きがある)
壁P(最初だけしか放つことのできない輝き――それが快斗くんは飛び抜けている)
壁P「…がんばれ」
↓1 これ含み、あと2回のコンマ判定や!(予定
1~3 ちょっとステージから遠ざかってたか…?
4~6 水泳ドラマで鍛えられた体力でさっぱりバテてないよっ!
7~9 あれ? フルスロットルかと思ったのに…まだ上が…?
0 かーくん、超進化ぁ~!!
快斗「はぁっ…はぁっ…はぁっ…」
壁P(っ…ちょっとここのところ、ステージには立っていなかったからな…)
壁P(久しぶりだし、あまりコンサート経験も豊富とは言えないし…体力の配分を間違ったか…?)
透「ざまあねえじゃんか…」
壁P「いえ…まだまだ、これからですよ」
快斗(しまった…飛ばしすぎた…)
快斗(このままじゃ、このステージをやりきれない…)
快斗「っ…」
快斗(いや――やりきるっ!)
快斗(ヘタなブレーキを踏んで減速するよりも…アクセル全開で限界まで突っ走って、大破してやった方がカッコいい!!)
快斗「ふぅっ――まだまだ、ぶっ飛ばしていこうぜ!」
快斗「ついてきてくれるよなっ!?」
↓1 アクセル全開でいくと決めたかーくん! フェス最後のコンマやでっ!!
1~3 ステージとして成功かと言われると色々あるけれど、本当に全力を出し切ったという体当たり感と、その輝きは放てたはず
4~6 ダンスの振りとかがめちゃくちゃキレも良くて、大きく見栄えもあって、そのライブ感はね、なかなか出せるもんじゃないよ
7~9 限界を超えよ、かーくん!!
快斗「ぜぇっ…はぁ、はぁっ…」
快斗「高いね…Sランクの壁って…!」
快斗「…だけど…絶対、俺、またここに戻ってくるから…次は、今より、もっともっと…どんなアイドルにも負けない、最高のステージを作るから」
快斗「…これからも、応援、よろしくお願いしまああああああ―――――――――――――――すっ!!」バッ ←お辞儀
<キャアアアアアアアアアアア―――――――――――――――ッ!!
快斗「ふぅ…ふぅーっ…」ヨロヨロ
壁P「お疲れさまでした」
快斗「…はいっ」
透「………ざまあねえな」
快斗「…ほんとに…」
透「…?」
快斗「Sランクアイドルってすごいし…」
快斗「全然、まだまだ届かないって感じがした」
透「…はっ、そうかよ。その程度じゃね――」
快斗「だからこそっ、俺、燃えてきた」
快斗「誰からも認められて…俺自身もここに出るのにふさわしいって思えるようになるまで…」
快斗「俺、このまま突っ走ります」
快斗「いつか、本物の…最高の、伝説どころか、歴史に刻まれるくらいにまで…!」
壁P「きっと、なれますよ」
快斗「…はいっ」ニコッ
透「…」
↓1 尚、シャーディのステージ…
1~3 引退前最後のフェスだもの、この日最強の盛り上がりだよ。涙あり、感動あり、でも最後はみんなが笑顔になってしまうような
4~6 引退前最後のフェスだもの、この日最強の盛り上がりだよ。涙あり、感動あり、でも最後はみんなが笑顔になってしまうような
7~9 引退前最後のフェスだもの、この日最強の盛り上がりだよ。涙あり、感動あり、でも最後はみんなが笑顔になってしまうような
0 引退前最後のフェスだもの、この日最強の盛り上がりだよ。涙あり、感動あり、でも最後はみんなが笑顔になってしまうような
快斗「…………シャーディ…さんっ…」グスッ ←もらい泣き
透「…」
壁P(さすが…圧巻の一言に尽きる)
シャーディ「それじゃあ皆さん、また会いましょうっ!」
シャーディ「アイドルとしてのシャーディは、永遠に、みんなの心の中で…そして、色んなメディア媒体の中で!」
<あはははっ
シャーディ「生き続けまぁーす!!」
シャーディ「最後の曲ぅーっ!!」
シャーディ「大合唱の準備はいいかぁーっ!? ハンカチなんて振り回せぇーっ!! 行っくぞぉぉぉーっ!!」
・
・
・
快斗「…シャーディさん…すごかった…」
透「…」ポカン
壁P「ですねえ」
↓1 祭りの後の寂しげな静けさの中…
1 とーるちん、どうするね?
2 社長とシャーディがお揃いでやって来て…これからのSSプロについて、かーくんに…?
シャーディ「あ、かーくぅぅーんっ!」タタタッ
快斗「ああ…余韻が壊される…」
透「?」
シャーディ「どうかね、見てた?」ニコッ
快斗(あれっ…ふ、普通だ…?)
社長「やあやあ、快斗くん、ご苦労さま」
快斗「あ、ありがとうございますっ…。でも、俺…あんまり、成功って感じじゃ…」
社長「はっはっは、何を言うのかね。良いステージだったじゃないか」
シャーディ「そうだよ。細かいテクニックなんて二の次、三の次、大事なのはお客さんに楽しんでもらうことでしょ?」
シャーディ「かーくんはそれをずっとできてたから、すごく良かったステージだよ」
快斗「そう、ですか…? シャーディさんにそう言われると…」
壁P「…」
社長「それでだね、快斗くん。話が、あるのだよ」
快斗「…話?」
シャーディ「そう」
快斗「何ですか…?」
社長「これまで…SSプロとして、全体での露出時はシャーディが中心にいた」
社長「それを次からは、快斗くん、キミを中心に据えようと思うのだよ」
快斗「お、俺ですかっ…? 香さんとか…キャリア的にはタカシさんの方が…」
シャーディ「ううん、かーくんだよ」
シャーディ「今日、確信したんだ。社長も、わたしも。次の看板アイドルは、周藤快斗」
社長「より忙しくなるだろうが…我々は、キミこそが次の新たなるスターなのだと信じている」
快斗「そんな…」
快斗「ぷ、プロデューサーさん…」チラッ
壁P「わたしの答えは、言わずとも分かるでしょう?」
透「…」
快斗「………はい」
快斗「分かりました」
快斗「俺でちゃんと務まるか分かりませんけど…精一杯、やります」
快斗「今日のフェスみたいに…ちゃんと、俺が納得できるようになるまで、諦めずにやっていきます…!」
社長「うむっ!! よくぞ言ってくれた!!」
シャーディ「これで安泰だね」
↓1 かーくんは、SSプロの看板アイドルとなった…
1~3 尚、闇がシリアスモードを終えた模様
4~6 闇の切り替えを目の当たりに…
7~9 とーるちんが…?
トールには後、リトモンとMFCの洗礼が待つからな。
シャーディ「じゃ、マジメな話はこの辺で切り上げて…」
社長「うむ、今晩は新たな仲間も交えて5人でこのままおいしいものを食べよう。わたしがご馳走をす――」
シャーディ「 あ た ら し い な か ま ? 」キラリンッ
透「っ…?」ゾッ
シャーディ「状況確認開始、氷川透20歳、俳優の父を持つ二世タレント確認、社長のワード抽出『新しい仲間も交えて』、関係者以外はセキュリティー上立入禁止の区間に存在する氷川透」pipipi
シャーディ「状況理解、確認」
シャーディ「きひひひひふふふふふふふぇふぇふぇふぇふぇふぇふぇーえふぇふぇふぇふぇふぇえええええええっ!!!」ウゴウゾモゾ
透「!?」
壁P「おやまあ」
社長「またかね」
快斗「知らね…」フイッ
シャーディ「はじめまして~♪ 湯郷シャーディですっ☆」
透「なっ…何だよっ?」ヒキッ
シャーディ「おひょほほふぇぇぇ~っ…」
シャーディ「とーりーあえずー♪」キャピッ
シャーディ「氷川透くん…」←上目遣い
シャーディ「…………………なんかねー、あんまり業界で好かれてるタイプじゃないみたいだしー…」モジモジ
シャーディ「手ずから芸能界のしきたりっていうかー…アイドルとしての心構えっていうかー…?」
シャーディ「2人っきりで、みっちりレッスンしよぉぉぉおおおおおお――――――ねえええええええええええええ―――――――――――――っ!!?」ガバァァッ
透「なっ…何すん――」ブンッ
シャーディ「キシャアアアッ!」ヒュバッ
スカッ
透「!?」
ガシィィッ
透「な、何をす――」
シャーディ「体の自由はもらったぞぉぉぉおおおおおおおお―――――――――――――――――――っ!!!?」
透「やっ…やめ、やめろぉぉぉぉぉぉっ!!!!?」
・
・
・
快斗「…いいやつ…だったのかも知れませんね…」
透「勝手に…殺す、な…」ボロッ
シャーディ「」プシュ- ←必死のとーるちんの抵抗でぼこぼこたこ殴りにされた
シャーディ「……も、もっとぉ…」アヘェッ
壁P「いやー、賑やかになりそうですね」
社長「うむっ、これからも安泰だな! 透くんをSSラブに登場させるべく、タカシくんに早めに連絡をしておくとしよう」
壁P「快斗くーん、帰りますよー」
快斗「あ、はいっ! 今行きます、プロデューサーさんっ!!」
―――― TO BE CONTINUE?
一応、かーくんの最終ステだけ、ぺたり
名前:周藤快斗 性別:男 年齢:19歳 誕生日:5月
体力:3 頭脳:2 精神:2
歌:4.25 踊:6.33 容:7.30 表:4.20 演:4.00
熱:3 道:3
好感度:【400/担当してもらえて本当に良かったです】
メモ:形から入るタイプのようだ
何でもメモを取るクセがあるらしい
極度のストレスや緊張にさらされると、状況を飲み込めなくなるようだ
客前で奮い立って実力を120%発揮してしまえるタイプのようだ
MFC恐怖症になってしまったっぽい
自分に求めるレベルはけっこう高いようだ
動機:ダンサーの足がかり
電器屋の息子:電器屋の一人息子。部品調達や、機械修理というちょっと普通じゃない特技の持ち主
深い執念:人にされた嫌なことをけっこう根に持つタイプ
持ち歌:チューンアップ Shall we sing ハートシェイカー クラップラップ
全体曲:6/7
今夜はキャラメイクも、次をどうするかもしません!
まあ、ご相談される分にはどうぞ
なんとなーく、ハコちゃんREプロデュースが望まれてる気配もするしね…
取り敢えず、もう、SSプロのノンプレ事情をお蔵出ししても良いのでは?
コンマ運で幾人か全く立ち消えてる感もあるし…
周藤快斗の詳細情報を開示しました
周藤快斗 男 19歳 誕生日:5月 アイドル歴:1年
体力:3 頭脳:2 精神:2
歌:4.25 踊:6.33 容:7.30 表:4.20 演:4.00
熱:3 道:3
能力タイプ:ビジュアル特化
イメージカラー:赤橙色
電器屋の息子:電器屋の一人息子。部品調達や、機械修理というちょっと普通じゃない特技の持ち主
深い執念:人にされた嫌なことをけっこう根に持つタイプ
身長:183cm 体重:71kg 血液型:B 足のサイズ:26cm 利き手:右
特技:機械修理 パーツ組み替えによる電機工作 趣味:ダーツ
好きな食べもの:オムライス オレンジジュース
嫌いな食べもの:ほや
癖:鍵をどこへやったか分からなくなる メモをよく取る
弱点:パニックや極度の緊張で頭の中が真っ白になってフリーズする
外見特徴
・男にしてはやや長めの黒髪
・水泳で細マッチョのすらりとした優良スタイル
・体のラインが出るイケメンのみに許された服が多い
・変装は帽子で済ませるお手軽スタイル
家族構成:父、母
家族に例えると:上からも下からもあれこれ言われていじられる下から2番目
動物に例えると:好奇心が旺盛で人懐っこく、かつしなやかな美しさを持つ豹
処世術:笑顔
好きな女性のタイプ:確立された自分を持っていて、理想に燃えてエネルギッシュな人
好きな家電:炊飯器 掃除機
ダンサーを志した切欠:ストリートダンスをしていた人に憧れて
座右の銘:高い壁ほど登り甲斐がある
苦手なもの:小難しい話、漢字 頭を使うようなこと
コンプレックス:ストーカイト、という不名誉な渾名
トラウマ:母親に溺愛されすぎて幼少期は着せ替え人形だったこと
将来の夢:歴史に名を刻み込むようなS(すごい)ランクアイドル
SSプロアイドルへの印象
シャーディ:芸能界の闇を感じた
香:知的で大人ですごい人
タカシ:何だかんだですごいのに、そのすごさを感じさせない性格の人
衣依:絶品オムライスの作り手
誠:いい先輩、兄貴分みたいな?
ゆず子:よくパシられる
葉子:常識的だけど、たまに説かれるアイドルの心得がちょっと引く
佑香:された仕打ちは全てメモってある
聖羅:まともかどうかは置いといて、すごく安心できる人
透:いけ好かないさみしーやつ
SSプロアイドルからの一言
シャーディ:次代の看板はキミに決めた!!
香:潜在的なアイドルとしての能力は、かつてないレベルで高いだろうと思っている
タカシ:いい子だからこそ、ついついいじりたくなっちゃうんだよね。ごめんね
衣依:今まで事務所の男の人にいなかったタイプ…
誠:いいやつだよな。すげえ、いいやつ
ゆず子:いいパシリだけど顔が良すぎてたまにドキッとさせられるのが、かなり悔しい
葉子:プロデューサーさんと仲良しでうらやましい…
佑香:いい玩具
聖羅:とってもいい子で、頑張り屋さんで、これからも一緒にがんばりましょうね
透:いけ好かねー暑苦しいやつ
社長評
長くこの業界をやっているが、快斗くんは生まれながらにアイドルの素質があるように思える。
しかし、最大の魅力はそれに胡座をかくことなく、努力をし、理想への実現に燃えているところだろう。
これからのSSプロを牽引していく、特別な子だと思っているよ。
ただ、少しだけお勉強が足りていないと思う時があるから、それが課題にもなるだろうね。
貴方評
ナチュラル・ボーン・アイドルとあえて言いましょう。
(ノンプレ…って、何ですか…?)
ノンプレイアブル?
プロデュースって形で特定の誰かだけに焦点を当てるのもいいけど、何か違う形でSSプロのアイドル全体に焦点を当ててコンマ安価したいかも。なんというか、見渡す感じ?その中で壁Pがハコちゃんプロデュースしててもいいし、リルモンタカシがドッキリ企画してもいいし。
ハコちゃん再プロデュースは、ハコちゃんを久々にプロデュースしたいって気持ちだけが先走りすぎて、プロデュース期間の間ずっとハコちゃんってなると後半失速しちゃうんじゃないかなとも思う。心からハコちゃんを愛する人的には大満足なんだろうけど。
小ネタオンリー、言うても…
思いついたのをちゃちゃーっとやっとるだけやし…ネタ提供とかしてくれるんなら、2、3日くらいはいいけど…
あんまり、そればっかずらららーっとはならないと思われ…
コンマから解放されたいのなら…そうね…
コンマ判定省いて、安価のみ進行とかってパッと思いついたけど…
選択肢に当たり外れをこっちで仕組んで、うまくいくかどうかみたいな…
>>533 の…のんぷれいあぶる…?
>>534
そーいうのもいいですよー、やっても
というか、REハコしてもいいんだけど…出発点と着地点がまだ思い浮かばぬ…
ノンプレイヤー。要するに育成してない人たち。
ソクプロの方はイッチとしてはどんな感じなん?
後、個人的にはトールくんネタを暫く出して欲しい(取り敢えずMFCで心折ろうぜ)。
~ラバステ!~
衣依「ラバーネーム、いよかんさんです!」
快斗「柑橘類…だっけ? みかんみたいな?」
衣依「まこちゃん好きそうだね。じゃあ読むね」
衣依「いよりんかーくんこんばんは。こんばんはー」
快斗「こんばんは」
衣依「かーくんは超フェスお疲れ様でした」
衣依「アイドルになってまだ1年も経っていないのに、あの場を盛り上げることの出来るかーくんはきっとすごいアイドルになれると思います」
衣依「いよりんは超フェスのかーくんを見てどう感じましたか?」
快斗「…ありがとうございます。何か…正直、ちょぉーっと…周りに飲まれちゃった感じもしちゃったんだけど…」
快斗「だけど、あれが俺の今の限界だったかなって感じもあって、やりきったぞー、っていう満足感みたいのもあったんだ」
快斗「全然、これで満足はできないって分かってるけど…燃え尽きたっていうか。楽しかったし、何だかんだ」
衣依「そっか~」
快斗「で…衣依は、どう感じた?」
衣依「えっ? あ、あー…」
衣依「……あのね、現場行けてなかったし、ほら、事務所の人が回したハンディカムでの、袖からの映像しか見てなくてね」
快斗「そっか…。じゃあ、あんまりあれこれは言えな――」
衣依「その上で、でしか言えないんだけどね」
快斗(あ、言えるんだ?)
衣依「快斗くんのすごいところって、やっぱり…笑顔、だと思うんだ」
快斗「これ?」キラリンッ
衣依「っ…そ、そう。もう…照れちゃうからやめてよっ…///」
快斗「ははっ、衣依って演技も上手だな。ほんとに照れたみたいに見えた」
衣依「……う、うん。それでね?」
快斗「今の間、何?」
衣依「ちょっと、反応に困っちゃっただけだよっ」
衣依「えーと…そう、笑顔でね。快斗くんって笑顔の引き出しが多いなあって」
快斗「あー…プロデューサーさんに、いきなりレッスンされるんだよな」
衣依「えっ? どういうこと?」
快斗「ほら、いきなりさ…ビシッと指差してきて、例えば…『泣いてる赤ちゃんをあやす笑顔!』みたいに言われて、その笑顔を作る…みたいな」
衣依「へえー、羨ましいこt――じゃなくて、面白いことしてるんだね」
快斗「うらやま…?」
衣依「……ほ、ほらっ、ファンからしたらさ、快斗くんを一人占めして、自分の好きな笑顔を見せてくれるっていうか…さっ?」
快斗「あ、そっか。そう言われるとそうなのかもね」
衣依「ほっ…」
衣依「とにかく、快斗くんは…うーん……笑顔見てるだけで、ドキドキさせられるっていうか、そういうすごい魅力があるから」
衣依「しかもね、いっつもいっつも、一生懸命だなって分かるのがよりすごくって、どんな表情を切り取っても画になっちゃう感じかな…?」
衣依「うん、そこにいるだけですごいっ、て感じだから、すごいよね」
快斗「……意外と、具体性に欠けちゃうんだ…。何か、衣依のことだから、あそこがこうで、ここがこう…みたいなこと言うかと思ったけど」
衣依「えっ? あ、ああう、うん…そ、そういうのも…やる…? で、でもラジオは尺あるから、この後で…反省会みたいな……ね?」
>>537 育成してない人たち…
の?
>>525 事情を蔵出し…
ってことは………しょ、詳細情報以上の?
それとも小ネタとか、ちょっとしたストーリー的に見たい…的な?
>>540
ソクプロさんはねー、ちょっと鉄Pの扱いに困り気味
いやね、うん、ちょっと…うん
あとプレスタさん達が中途半端すぎちゃって、小ネタやるにせよ、ちいとキャラの弱さから浮かびづらいというか…
本編で膨らんでいったものを吐き出すのが小ネタですからね、はい
あととーるちん小ネタは整うの待ってくだされ
ハコちゃんを愛でるとか、俯瞰でもできますしね
ぶっちゃけ俯瞰なら、季節感とかもそこまで意識せずにやれるかなー、なんて
サザエさん時空にも持ってけないかなあ、みたいな
鉄Pはちょっと親しみより先に関わっちゃいけない、関わりたくないタイプに感じられて辛かった
ちな、やっつけ仕事でとーるちんステです
能力値高いんすよ、意外と。モラル低いけど
氷川透 男 20歳 アイドル歴:0年
体力:4 頭脳:4 精神:2
歌:2 踊:4 容:5 表:4 演:5
熱:3 道:1
能力タイプ:アクター
反骨精神:圧力には徹底的に逆らい、牙を剥く
鬱屈した承認欲求:勉強も運動も人並み以上にやってきたのは、ただ親に認めてもらいたいだけだった。が、こじれた
>>547
鉄Pはねー、あそこからデレとまではいかないけど…こう、冷徹姉御肌みたいな面倒見の良さを発揮してく予定だったけど…
失敗しちゃった☆
鉄Pは絶対に敵に回したくない味方だったから安心感があった。
俯瞰して全員を…っていうならまた新しいP作って全員と関わらせてみたら?
上手く行ったらそのPにソクプロ行かせればいいし
非育成組の事情の蔵出しは、タカシ君なら精神病乗り越えとか、香様なら結婚報道とか、そこら辺、本編裏で並行して起ってた事務所事情的な?
こう…ステ作りとか、好きよ
ニーズないだろうけど、各Pステも考えたのだ
壁P (生物学上は)女 年齢:?(外見20後半~30前半)
筋力:MAX 耐久:MAX 敏捷:MAX 魔力:MAX 運:並
腹黒さ:47 ポーカーフェイス:500 媚び力:30 事務能力:20 情報収集:25
担当アイドル総数:10人
プロデューサーとしてのモットー:信頼大事に
ファッション:基本的にパンツスーツ
鉄P (生物学上は)女 年齢:?(外見20台)
筋力:MAX 耐久:MAX 敏捷:MAX 魔力:MAX 運:並
冷徹さ:98 ポーカーフェイス:410 媚び力:0.5 事務能力:42 情報収集:31
担当アイドル総数:3人
プロデューサーとしてのモットー:弱みを握る
ファッション:パンツスーツ&インテリ眼鏡
間野巌 男 年齢:46歳(設定したような、してないような…忘れた)
筋力:4 耐久:5 敏捷:2 魔力:0 運:悪
強面:7 ポーカーフェイス:3 媚び力:3 事務能力:5 情報収集:5
担当アイドル総数:13人
プロデューサーとしてのモットー:全ては態度で示すのみ
ファッション:普通のスーツ
※間野っちは敏腕Pです
>>551
そういうのもいいかもねー
>>552
あー、なるへそなるへそ
小ネタとしてやるには尺が長くなりすぎちゃうから、けっこうレス跨ぐかも知れないけど…それでもいいなら?
アイドルメインと分かっていても壁Pの結婚式がみたいのですが!
>>557
うーん、ほら…壁Pとダーリンのいちゃつきはさ、ちょいちょい出してたやん?
あれが見せられる限度かなー…なんて…めんご
一番ベテランで担当人数も多いのに間野だち雑魚ですやん
そういやダーリンが結婚前に比べてだいぶ淡白になってるように感じるんだけど
あれは家に入ったから必要ない敬語取り払ったからなのかしら
事務員能力ステも考えてみた
銀河はクズ・オブ・クズだけど容姿だけはすごかったのだ…
河村スバル 男 年齢:三十路には入ってる
歌:4 踊:3 容:3(現役時:5) 表:2 演:3
領収書整理:4 電話対応:5 資料作成:2 お茶係:3 備品管理:3 掃除:5
月給:27万円
ボーナス:40万円
趣味:ネトゲ オフ会
職場の悩み:人手不足
諸星銀河 男 年齢:25歳(くらい?)
歌:4 踊:2 容:6 表:3 演:3
領収書整理:2 電話対応:3 資料作成:1 お茶係:5 備品管理:2 掃除:3
月給:1万~30万(鉄Pの裁量)
ボーナス:なし
趣味:女遊び 飲酒 パチンコ
職場の悩み:上司(?)がめちゃくちゃ怖い
>>559 むしろ他のPが人外なだけなので…
>>560 せやで、ビジネスの間柄じゃなくなったからなんやで。愛情はたっぷりよ。毎朝あーいうことしててほほえましいっしょ?
~ラバステ!~
誠「ラバーネーム! ポニーテールと呪符!! みなさんこんばんはー」
衣依「こんばんは」
快斗「こんばんは」キラリンッ
誠「SSプロの新たな始まりを記念する大規模イベント、ついに始まりましたね」
誠「新しいSSプロの顔となるかーくんは当然のようにSSRで私の財布はボロボロです。排出率はなんでも0.05%をも下回るとか…」
誠「それはそうと、今回は番組の企画でみなさん1回ずつ10連を回せるみたいですね! 健闘を祈ります」
快斗「太っ腹ですよね、10連を回してくれるなんて」
衣依「出るかなあ、SSR…」
誠「なあ…これどうやってアプリ開くんだ?」
快斗「アイコンをタップしてください」
誠「たっぷ…?」スクッ ←立った
衣依「まこちゃん?」
快斗「誠さん…?」
誠「あ、アイコンを…タップ…」カツッ カツカツッ ←タップダンス
誠「アイコン…を…?」
快斗「指で触ってください、って意味です…」
誠「あ、そ、そうかっ…あははは、そうだったかぁー…」
衣依「まこちゃん…タブレット…触るの初めて?」
誠「………うん」
衣依「じゃあ、まこちゃんでも分かるように説明してあげるね?」
誠「ありがとうな、衣依…」
快斗「何か…2人ってほんとに兄妹っぽい…感じですよね」
衣依「じゃあまこちゃんから回そっか。まずね、その画面の上に4つ、窓があるでしょ? 左から2番目のガシャっていうのを軽く押してね」
誠「お、おう…こうかっ。おおっ、画面変わった…! で、次は…?」
衣依「下にスクロール…あの…すーって指を画面に触れながら動かすと、下にいくから、それでガシャを回すっていうの探して?」
誠「スクロール…おおおっ…すごいな、しゅっしゅってなるな!?」ワクワク
衣依「そうしたら、2つボタンがあって、10連ガシャっていうのが黄色くなって浮き出てるから、それをタッチだよ」
誠「これだな、よしっ…ガシャっ!! おおっ…画面が変わった…矢印…みたいに回すのか…? こうかっ、とうっ」
快斗「ここまでスマホのゲームでわくわくできる人いたんですね…」
衣依「何が出たかな?」
誠「おっ、10枚なんか出てきたぞ…えーと……俺、俺、ゆず、快斗、快斗、衣依、香、シャーディ、葉子、シャーディ…」
衣依「全部、ノーマルだ…」
誠「へえーっ、こうやって増やしてくんだな、へえー…」
快斗「俺、回したけど…Rの【今さらランドセルはないよ】衣依が当たったぞ」
衣依「え、もうやっちゃったの? それで、出たの…絆ポイント入れてくれるの?」
快斗「いや、もう強化に回しちゃった。これで唯一持ってるSSRの【おれゆず】の絆ポイントが上昇したよ」
衣依「」
衣依「いいもん…わたしも好きに回すもん…。えいっ…。………………Rは【トリック&トリック】佑香ちゃんしか出なかった…」
誠「へえー…これ確かに面白いな、なるほど、だからはやるのか…。なあなあ、ゲームってどうやるんだ? 衣依っ?」ワクワク
快斗「上にあるタブの右から2番目のゲームを押したら4つ表示されるんで、やりたいやつをタップすればいいんですよ」
誠「え、た、タブ…2番…4つ…? い、衣依っ? 分かりやすく教えてくれ…なっ?」
(アイドル同士の事務所内恋愛って触れにくいんだよなあ…どうしたものか…そこまでガチ恋愛的にはやってないつもりではあるんだけど…うーん…)
アイドル辞めるまではお預けやね。
シャーディ(のみ)解禁
まぁ、もしもの時は演技の練習良い晴らせば軽いスキンシップは見逃されるやろ。
なお、SS外の現実ファンは大歓迎の模様…ハコマコを応援しとる、ハコちゃんガンバレ!
良い晴らせ→言い張れ
です…
~ラバステ!~
香「ラバーネーム、懐かしの香りさん。ゆずちゃん、香様、こんにちは。どこかで見たような組み合わせですね」
ゆず子「新鮮みがないよな」
香「言うな。続けるぞ」
香「お二人はSSラブをやっていないと聞きましたが、やっていない側からみて、SSプロ内のやっている人達はどういう風に見えますか――だそうだ」
ゆず子「あー…」
香「どう、と言われても困ってしまうが…」
ゆず子「現代社会の闇を感じるな」
香「ほう。確かに少し画面から顔を上げれば本物がそこにいるのに、揃ってずっとケータイをぽちぽちしているのは不思議な光景だな」
ゆず子「そうそう」
香「確かにゲーム内で僕らは様々な格好をして、レアリティーが高いものになれば背景もこだわられて、美麗なものに仕上がってはいる」
香「しかし、そもそもゲームの主旨としては擬似的に我々と友情であったり、擬似的な恋愛だったりを楽しめる、というもののはずだ」
香「擬似的にする必要があるのか?」
ゆず子「そーいうこ――いや、でもあるのか?」
香「どういうことだ?」
ゆず子「いやさ、別にあたしは誰もどーも思っちゃないよ? そこ前提の上でよ?」
香「ああ」
ゆず子「擬似的に恋愛、って部分は………まあ、ちょびぃーっとは、面白いもんなのかも?」
香「………ふむ」
ゆず子「だって、実際できないことじゃん?」
香「確かにそうだな。そういうシミュレーションをして遊ぶ、というのはこのゲームならではの醍醐味には違いない」
香「しかし、その理論でハマっているとなると………擬似的にでも、恋愛をしたい相手がいる、ということにも繋がりかねないぞ?」
ゆず子「いや、それは飛びすぎだと思うけどさー」
ゆず子「何、何つーの? ……お遊びだから、面白いみたいなさ? メタ的な楽しみ方も、こっちはできるじゃん?」
香「と、言うと?」
ゆず子「うわ、タカシがすっげえ臭い台詞吐いてるわwwww …みたいな」
香「……そういう楽しみ方ができるのは、うちの事務所ではお前だけだ。安心しろ」
ゆず子「斬り捨てないでくれよぉー、香様ぁー」
香「その設定はこっちのラジオでは関係ないっ」
三角とかはこっちもやりとうないかなー…って
ほんのり甘酸っぱぁ~くとか、でけたらええけど自信ないし…(震え声
~ご紹介!~
社長「うぉっほん、諸君、集まってくれたようだな。本日より、SSプロでアイドルとして芸能界出直しをすることになった、氷川透くんだ」
透「…」ギロッ
衣依「っ…」
誠「よろしくな!」
聖羅「あら~、新しい方が入ったんですね~」
タカシ「うーん…ワイルド系…これをカード化するなら…」
シャーディ「きゃーっ、こっち睨んでー!!」
佑香「…」キョロキョロ ←気にしてない
ゆず子「つーか…目つき悪くね?」
透「あ?」
香「態度も悪そうだな」
快斗「口も悪いですよ」
葉子「…よ、よろしくお願いします…」
社長「はっはっは、少々、口は悪いのかも知れないが、きっと悪い子じゃあないはずだ」
社長「みんな、早く打ち解けてともに仕事に励んでいこうではないか。よろしく頼むよ、透くん」ポン
透「……っす」
~とーるちんと、モンスターズ~
タカシ「透だから…とーるくん…とーるちゃん…とーるちん…。僕は、とーるちんを推します!」
佑香「ちんちん」
タカシ「あははっ、もー、佑香ってばそういうこと言わないのー」
佑香「ちんちん、お手」
透「ぶっ飛ばすぞ、コラ」
~とーるちんと、三人娘~
透「………何、見てんだよ?」ギロッ
ゆず子「うわ、こっち見た。こんなんアイドルやれんのかよ…なあ、葉子?」
葉子「えっ…」
葉子(振られても困る…!)
聖羅「あらあら…でもアイドルって、個性が大事って言いますし…今まで事務所にいなかったような方ですし、大丈夫じゃないですか?」←スキル:嫌われない
透「…ふんっ」スタスタ
葉子「あ、向こうからどっか行っちゃった」
ゆず子「せーら様様だな、ほんと…」
聖羅「あら…?」
~とーるちんと、かおまこ~
香「……どういう事情かは興味ないし、必要に仲良くしろとも言わない。だが、できあがっている和をわざわざ乱すようなら、僕は容赦しないぞ」
透「あ? んだよ、その言い草は?」
誠「まあまあ、そう喧嘩腰になるなって。ほら、おにぎり食うか?」
透「いるかよっ」バシッ
誠「おい、透。……………………………………………………………………………………食べものを粗末にしちゃ…ダメだろ?」ゴゴゴ
香(誠が…キレた…)
透(な…何だこいつ…いきなり、雰囲気変わりすぎじゃ…?)ゾゾゾッ
~とーるちんと、いよりん~
透「…」
ガチャッ
衣依「帰りましたー………あっ」
透「…」ジトッ
衣依「…透くん」
透「…」フイッ
衣依「無視しないで」
透「ちっ……んだよ」ギロッ
衣依「…そうやって人を睨むの、絶対に良くない」
透「あ? だったら何だよ、関係あんのか? 黙ってろ」
衣依「黙らない。そんな顔、まるで威嚇してるみたいだよ。どうして、そうやって人を遠ざけようとするの?」
透「関係ねえだろ」
衣依「ある」
透「ない」
衣依「あるんだよっ」
透「じゃあ納得できるだけの理由を言えよ。おい」
衣依「ちゃんと挨拶もできない人は、なにひとつできることはありません」
透「はあ? なにひとつぅ? バカ言ってんじゃねえよ。呼吸できてるぜ? メシも作れる、てめえのケツもてめえで拭ける」
透「んな理屈だったら、俺はどうなってるってんだよ? なあ?」
衣依「そういう屁理屈じゃないの」
透「先に屁理屈こねたのはそっちだろうが。話にもならねえな」
衣依「っ…そういうのは言葉尻だけを捉えた揚げ足取りでしかないよ」
透「論点ズレてんぞ? 何で関係あるんですかぁ? おい、逃げてんじゃねえよ」
衣依「挨拶はね、別にしなくてもいいことなんだよ。でも、人間も、動物も挨拶はできるの。それは社会を作って生活する生きものだから」
衣依「ちゃんと挨拶ができないんじゃ、コミュニティーに溶け込めないの。爪弾きにされちゃう。だから、挨拶はいるの」
透「で?」
衣依「で、って…」
透「それをお前が俺に言うことに、関係あるんですか、って言ってるんだよ」
衣依「だって、同じ事務所の仲間だもん」
透「事務所の仲間ぁ? はっ…甘いこと言うやつばっかだよなあ、ここ。仲間の前に、同業者で、仕事を取り合う間柄だろ?」
透「仲良しこよしで日和ってて、そんなんで――」
衣依「うちのアイドルの半数がBランク以上だよ。仕事ができてるの」
透「…ちっ」
衣依「分かった?」
透「………知るか」フイッ
衣依(むぅぅ…)
衣依(絶対に更正させてやる…)
衣依(あんな不良っぽい人、そのまま放置なんてしないんだから…!)メラァッ ←お姉ちゃんファイアー
~意外な交友?~
孔「…」ポチポチ
つぼみ「……何、してるの?」
孔「…ライン」
つぼみ「誰と?」
孔「…橘」
つぼみ「……たち、ば…な…?」
つぼみ「…………橘、夢?」
孔「そう」
つぼみ「………………何で?」
孔「逆に、何で?」
つぼみ「……知り合い?」
孔「同じ事務所」
つぼみ「そうだけど、そうじゃなくて…その…知り合い?」
孔「?」
つぼみ「だからっ…うぅぅ…もういいっ」
孔「…?」
孔「……ま、いいか」ポチポチ
夢「…」ポチポチ
ミシェル「あれ、夢さん、何してるんですか?」
夢「こーくんとライン~」
ミシェル「孔…さんと? 仲良かったんですか?」
夢「うーん、ほら…音楽の話とかできるからさ。けっこう詳しいんだよね~」
ミシェル「へえ…」
夢「…」ポチポチ
ミシェル「…」ジィッ
夢「…」チラッ
ミシェル「…」
夢「何?」
ミシェル「………お、俺は、アルフィーとか好きです!!」
夢「アルフィーいいよね~」
夢「…」ポチポチ
ミシェル「…」
ミシェル「……いつまでも沈まぬ太陽~♪ 決して欠けることのない月~♪」
夢「ミー、うるさいから歌うんならちょっと離れててね…」ポチポチ
ミシェル「…」シュン
ミシェル「夢さんのバカ…」
夢「えっ、何で?」
ミシェル「…何でもないです…あっち行ってますよ…」トボトボ
(ぼくぁもう眠りますが、あれや…テレビの企画とか…けっこう待ちわびてるんやで…おやすみなさい…おつかれさマキシモビッチ)
ハコちゃん→いじめ問題、壁P初プロデュース
リルモン→ラクロスの世界大会、ドッキリ、いよりんとの番組?
聖羅さん→幸運の女神様、もしかしたらシャディイベ?、シスターセーラ
まこちゃん→みんな大好きMFC
ゆず子→ゆず香ラジオ、闇イベ
いよりん→よりどりいより(放送終了)、かーくんラブ?、リルモンとの番組?
シャーディ→(存在そのものが)闇イベ、親子喧嘩
香様→ゆず香ラジオ、結婚
タカシくん→闇イベ(まだ終わってない?)、ドッキリ、SSラブ
かーくん→いっぱい
イベントってこんな感じ?
~シスターセーラに聞いてみて!~
聖羅「本日の迷える羊さんは、湯郷シャーディさんです。アイドルとしての活動期間も残り少なくなり、アイドルとして走り続けてきたデビューから今日までのことを振り返りながら懺悔をするそうです」
聖羅「それでは、よろしくお願いいたしますね」
シャーディ「はい」キリッ
シャーディ「まず、このことから告白しなければなりません…。わたしは、ひとりのアイドルである以前に…………誰にも負けない、アイドルオタクです」
シャーディ「こうやってお仕事の時はいかにもマジメで明るく、人気者を演じていますが……本性をさらけ出すのであれば…」
シャーディ「聖羅の番組に出れちゃったよぉぉ~! もうこぉぉおおおおーんなマジメ腐った感じにならなくてもいいとかって思うとちょぉぉ~っとタガが外れまくりそうだよねー!!」
シャーディ「ふひひふふふふふふえへへへへふぇふぇふぇふぉふぉふぉけけけけけけけけけけけぇえええっ!!」ウゾモゾウゾウゾ
シャーディ「――みたいになるんです」
聖羅「す…すごい、変わりようなんですねぇ~」
シャーディ「まだちょっとカメラあるし…押さえているかなあって気もするけど…事務所のみんなには、これの350%増しで、いつもセクハラ紛いのやらかしオタク行為を働いていることを、謝罪します」
シャーディ「いただいてるお給料の75パーセントはアイドルグッズ収集やお忍びコンサートに費やして、常に古今東西のアイドルの同行に目を光らせて、そのグッズだけで2トントラック5台分を埋め尽くせそうな感じです」
シャーディ「何かもう目の前にアイドルがいるっていうだけで興奮して我を見失いかけて、どんな劇物が入ったお料理でもそれがそのアイドルの作ったものなんだと思えば恍惚として食べられるし、仮に殴られて蹴られて…そういう仕打ちを受けたとしてもそれがそのアイドルに刻みつけられた痛みなんだと思えば全て快感に変わってしまう性癖も持っています」
シャーディ「将来的にはアイドルとしてのキャリアを活かして、より親密に大勢のアイドルと関わるようなことをして、自分専用のアイドルハーレムを築き上げるのが夢です」
シャーディ「ファンの皆さんに、このことを隠していたことを…謝罪します」
聖羅「け…けれど…シャーディさんは、とってもステキなアイドルで居続けましたし…ファン目線、ちょっとおかしいかも知れないなあと思うこともありましたけど、そういうところもシャーディさんだと分かっていましたよ」
シャーディ「せーいらぁ~…」ウルウル
聖羅「確かに事務所の皆さんは…ラジオなんかでもシャーディさんのことを尋ねられてしまうと、プライベートが少々、公表できないということで困って濁したり、ややズレた回答をせざるをえなかったりもしたようですけれど、皆さん、シャーディさんがずっと目標でもあったはずです」
聖羅「それに…どんなに酷いドルオタさんであっても、シャーディさんはわたしの大好きな、憧れのアイドルです」
シャーディ「ぐっ…ぐおおおおおっ…じょ、浄化されるぅぅ~!?」バタバタ
聖羅「実はわたし…昔、交通事故に巻き込まれた形で、大怪我をしてしまったことがありまして」
シャーディ「うんうん、うんうんうん…! 過去の聖羅…ぐふひひひふふふふふふほぉぉっほほほほほう…」ジュルリ
聖羅「現場はパニックで、救助の方もなかなか手が回らなくて…気づいてもらえなかったんです。そんな時、ある女性が…わたしを助けてくれたんです」
聖羅「周りは火災も起きていて危険な状況なのに…車の下敷きになるような形になっていたわたしを一生懸命に引きずり出してくださって、名前も告げずにわたしを救急隊員の方に引き渡して…」
シャーディ「んっ…?」
聖羅「もう少し遅れていたら、どうなっていたかも分かりませんでした。…怪我の後遺症で、リハビリも必要になってしまったんですけれどね…」
聖羅「リハビリが大変で、何度も諦めかけたんですけれど…ふと点けたテレビに、助けてくださった人が出ていたんです」
聖羅「見ているだけでこっちまで楽しくなってしまうような、伝播するステキな笑顔を携えていました。歌も歌っていて…とってもステキな、アイドルでした」
聖羅「だからわたし…その人みたいになりたくって…最後までリハビリを続ける原動力になってくれた…彼女に憧れて、アイドルになろうって思ったんです」
シャーディ「……そ、それは…まさかっ……」
聖羅「はい、シャーディさんですよ」ニッコリ
シャーディ「!!? う、運命…これは運命なの…? 運命に違いない…!! 聖羅っ!」ガシッ
聖羅「シャーディさん…!」
シャーディ「結婚しよう」
聖羅「は、はい~…照れてしまいますね…」
シャーディ「ああああーんっ、そこは皆みたいにふざけるな寄るな近づくなでいいのにぃー!! 聖羅ぁ、聖羅ぁぁ~…ほんっとにもう、聖羅様ぁぁ~…」←号泣
聖羅「あ、あらあら…シャーディさん、まだアイドルなんですから…そんなお顔はなされないでください」ナデナデ
シャーディ「女神やでぇほんま…」
聖羅「例え引退されても、わたしの中ではずっとずっと…シャーディさんは、わたしのアイドルなんですからね」ニッコリ
名目上はSSラブのラジオって事だから今後のゲーム内でのシャーディの扱い次第じゃないかね
>>568
事務所内恋愛に関してはまぁ若いんだし好きにやらせたれやー。その代わり引退するまでは何が何でも隠し通すんやでーという個人的なイメージ。実際現実のアイドルだって誰一人として彼氏彼女がいないとは思ってないしな(勿論バレたらイメージダウンは必至だろう)。以降コンマ判定にスキャンダル発覚判定入れるやでってなるなら正直いらんかな……闇寄りのイベントは見てて辛い
……お船だけは発覚してもまぁお船だし…で何とかなりそう感。ラジオでも現在進行形でいちゃついているし。まぁ純奏はあれくらいの距離感がベストだと思ってるけどね
話変わって、全く関係ないんけど>>1が好きなアイドルってどういう系なのん?二次三次ともに色々存在するわけですが
~過去のSSプロ:タカシくん(13)と間野っち:~
巌「今日の仕事は……笑顔が足りんかったのう」
タカシ「…」
巌「…笑ってみい」
タカシ「…」フルフル ←首振った
巌「笑ってなんぼじゃ、アイドルっちゅうんは。ええから、笑え」
タカシ「………」ニカァッ
タカシ「…」プルプル
巌(ぎこちないっちゅうか…ムリがある笑みっちゅうか…。どうにかしてもっと自然な笑顔っちゅうのを引き出してやりたいが…どうしたもんかのう…?)
ガチャッ
巌「おう、帰ったぞ」
スバル「うぅぅああああ~……もうやだよぉ…帰りたいぃ~…スポットライト浴びたくないぃぃ~…目線怖いぃぃ~…」ウジウジ
スバル「間野さぁぁ~ん…もうアイドル辞めますぅ~…」
巌「甘えたことぉ言うてると吊すぞ」
巌(ったく…タカシにも手ぇ焼いとるっちゅうに、スバルもいつまでも緊張しいで…うちの事務所はダメダメじゃのう…)
スバル「ああ…僕なんて表に立つような人間じゃないのに…どうしてアイドルなんてなってしまったんだろう…お腹が痛い…明日コンサート…胃が、胃がぁ…帰りたいよぉぉ…」
巌「…っ」イラッ
スタスタ
ガチャッ
ゴソゴソ
巌「鬱陶しいことを言うとらんで、シャキっとせえええええっ!!」ガバババッ
スバル「うひゃああっ!? 冷たいっ!? こ、氷ぃっ!?」バタバタ
タカシ「ふふっ…」クスクス
巌「ええかああああっ!? よぉぉーく耳の穴ぁかっぽじって聞けぃっ! うだうだ言うとるくらいならレッスンでもしてその腐りかけの根性をてめえで叩き直せちゅうんじゃ! 分ぁかったのうっ!?」
スバル「は…はひゃい…」
巌「ったく…しょうのない…」クルッ
タカシ「っ…」パッ
巌「ん? 何じゃ…タカシぃ、お前今、笑っとったんか?」
『へらへら笑ってんじゃないわよ、目障りね!』
タカシ「っ…」ブルブル
巌「………タカシ、そういうのでええんじゃ」ポンッ
タカシ「…お…こらない…?」
巌「人間、笑顔でいるのが1番じゃけえのう。面白かったんなら、もっぺんスバルがうじうじしとったらまた頭から氷水でも浴びせてやれ。震え上がって喚いて笑けてまうぞ」
タカシ「……いい…の?」
巌「ええ、ワシが許す」
―― 現在
スバル「うっひゃぁあああああっ!? い、居眠りしてたからって、そうやってシャツの中に氷入れるのやめておくれよっ!?」
タカシ「あははっ、大袈裟~。でもすばるんだしー? ちょっとくらいいいじゃーん、ねっ?」ニコニコ
巌「おう、タカシ、何しとる。仕事じゃ、行くぞ」
タカシ「はぁーいっ、今行きまーす!! 行ってくるね、すーばるん!」
タカシ「西城タカシ、今日も元気に、笑顔に、しゅっぱぁーつ!! びゅぃぃーんっ!!」タタタッ
>>602
カードだけ残るけどラジオも新規シャーディカード追加もなくなる感じやろなあ
>>605
二次のおにゃのこなら、亜美より真美派、かつ双葉杏ちゃんが好きかな
諸事情でアイマスSideMやってるけどピエール担当だよ
三次は…ぶっちゃけSMAP好きやな TOKIOも好きやの 詳しかったりするわけじゃないけど
これが、サザエさん時空におけるSSプロメンバーのステだ!
五味葉子 女 22歳 誕生日:4月 アイドル歴:7
体力:1 頭脳:4 精神:5
歌:6 踊:3 容:4 表:5 演:5 成長能力総計:23
熱:3 道:5
御剣誠 男 23歳 誕生日:? アイドル歴:9
体力:6 頭脳:2 精神:5
歌:3 踊:8 容:5 表:4 演技:3 成長能力総計:23
熱:3 道:3
仲寺衣依 女 17歳 誕生日:? アイドル歴:9
体力:3 頭脳:3 精神:4
歌:5 踊:4 容:4 表:6 演技:5 成長能力総計:24
熱:4 道:5
垣根ゆず子 女 22歳 誕生日:? アイドル歴:8
体力:4 頭脳:3 精神:2
歌:3 踊:4 容:6 表:2 演:4 成長能力総計:17
熱:2 道:2
菱河香 男 30歳 誕生日:? アイドル歴:11
体力:4 頭脳:5 精神:3
歌:5 踊:5 容:6 表:4 演:6 成長能力総計:26
熱:5 道:3
西島タカシ 男 24歳 誕生日:? アイドル歴:12
体力:3 頭脳:4 精神:2
歌:7 踊:5 容:5 表:4 演:4 成長能力総計:25
熱:2 道:4
安住佑香 女 15歳 誕生日:4月 アイドル歴:6
体力:6 頭脳:2 精神:4
歌:4 踊:6 容:3 表:3 演:3 成長能力総計:19
熱:2 道:2
北川聖羅 女 22歳 誕生日:2月 アイドル歴:5
体力:1 頭脳:4 精神:3
歌:6 踊:3 容:5 表:5 演:4 成長能力総計:23
熱:3 道:3
周藤快斗 男 19歳 誕生日:5月 アイドル歴:1
体力:3 頭脳:2 精神:2
歌:4 踊:6 容:7 表:4 演:4 成長能力総計:25
熱:3 道:3
氷川透 男 20歳 アイドル歴:0
体力:4 頭脳:4 精神:2
歌:2 踊:4 容:5 表:4 演:5 成長能力総計:20
熱:3 道:1
番外:アイドルとして最終段階の闇ステ
湯郷シャーディ 女 28歳 誕生日:? アイドル歴:14年
体力:5 頭脳:3 精神:3
歌:6 踊:6 容:7 表:6 演:3 成長能力総計:28
熱:4 道:4
シャーディのヤバさがよう分かりますねえ…(震え声
あとかーくんがスペックだけならタカシくんと同じに…1年なのに…
ゆずちゃんには触れてあげんといて
>シャーディ 道:4
……ダウト!
>>613 危険な交通事故現場に単身踏み込んでせーらさん助けられるくらいの男気を持ち合わせとるから…(震え声
ついでにソクプロのステも…
春日野愛 女 29歳 誕生日:6月 アイドル歴:4
体力:3 頭脳:6 精神:1
歌:4 踊:2 容:4 表:5 演:6 成長能力総計:21
熱:2 道:2
榊漣 男 25歳 誕生日:? アイドル歴:4
体力:5 頭脳:2 精神:3
歌:5 踊:5 容:6 表:3 演技:4 成長能力総計:23
熱:2 道:3
金目純 男 17歳 誕生日:? アイドル歴:4
体力:4 頭脳:3 精神:2
歌:5 踊:4 容:4 表:3 演:3 成長能力総計:19
熱:4 道:4
澄谷奏 女 16歳 誕生日:? アイドル歴:4
体力:2 頭脳:3 精神:2
歌:3 踊:2 容:5 表:4 演:5 成長能力総計:19
熱:3 道:2
シュルツ・ミシェル 男 18歳 誕生日:11月4週目 アイドル歴:3
体力:6 頭脳:3 精神:3
歌:3 踊:5 容:4 表:4 演:4 成長能力総計:20
熱:5 道:2
橘夢 女 19歳 誕生日:? アイドル歴:3
体力:3 頭脳:3 精神:3
歌:5 踊:4 容:5 表:4 演:3 成長能力総計:21
熱:2 道:4
菅野孔 男 22歳 誕生日:9月 アイドル歴:2
体:4 頭:4 精:2
歌:7 踊:3 容:4 表:5 演:4 成長能力総計:23
熱:2 道:3
赤井武 男 24歳 誕生日:? アイドル歴:2
体:3 頭:2 精:5
歌:2 踊:4 容:5 表:3 演:2 成長能力総計:16
熱:3 道:3
間宮つぼみ 女 15歳 誕生日:? アイドル歴:2
体:3 頭:1 精:2
歌:4 踊:3 容:4 表:4 演:4 成長能力総計:17
熱:2 道:2
地味に孔くんのステが高かった…
そしてソクプロと比べるといかにSSプロが魔窟か分かると思われます
まあキャリアがまだ長くないっていうのもあるんだけどね
~グレない純くん~
蓮「っ…!?」パッ
ガシャアアアンッ
奏「…」パクパクパク
愛「ちょっと、何の音よ? って、何食器割って――あん?」
純「…ど、どう?」←金髪
蓮「…」
奏「…」
愛「…」
純「………何で無言なんだよっ!?」
奏「純くんがグレた…」
蓮「まるでこじらせた中学3年生だな…」
愛「似合ってないわよ、それ」
純「似合ってなくないだろっ!? だいたい、中3じゃなくてもう高2だしっ!」
奏「赤い人にやってもらったの?」
純「そうだよっ」
蓮「…まあ、見慣れればそれまでか」
愛「にしても何で染めてんのよ」
純「ドラマやんの」
奏「ふうん…」
純「奏が前好きだった菱河香の主演ドラマにレギュラー」
奏「!!? さ、サインもらってきて…」
純「やだよ、どうして俺が…自分でもらえよ」
奏「会えないもん」
蓮「校則大丈夫なのか、その髪?」
純「学校に許可もらったもーん。ちょっとめんどくさかったけど、仕事だーって言って」
愛「にしても似合わないわねえ…童顔だから」
純「気にしてること言うなし…」
奏「サイン…」クイクイ
純「今さらそんな、袖口をくいくい引っ張る程度で言うこと聞くとか思うなよ」
奏「SR【エプロン新妻】北川聖羅」
純「絶対もらってくるから先にそれちょうだい」
バタムッ
純「ただいまー」
純父「おかえり」
純「晩ご飯食べてきたー。あと髪の毛染めた」
純父「非行はするなよ。あとお母さんにお線香もあげなさい」
純「うん。…よいしょ、と。……ただいま、お母さん」チ---ン
誠「よしっ。………おーい、クロー、クロちゃーん、どこいったー? あっ…そんなとこいたのか、クロ~、お前はかわいいなあ…にゃー、にゃー、にゃあ~」ナデナデ
クロ「にゃぅ」←金目家の飼い猫
…一応、純と誠・誠父は同棲してるわけじゃないよね?
>>621-623
ん?
まこちゃんも純くんも、パパンと2人でおんなじお家に暮らしてますぞよ
って、ああ、うん…下から2行目、何故か間違ってまこちゃん台詞にしちゃったけど、純くん台詞っす
何でこんな間違いしちゃったのか分からないけど、めんご
やります?
それとも、のんびりまったり、小ネタ祭りがええのん?
ちゅーか、あれよね?
結局どないする?
REハコ?
SSプロ俯瞰?
新P全体俯瞰(ソクプロ含…む)?
それとも新キャラ?
個人的にはね、ハコちゃんは掘り下げられるほどの深さをちょっと見出せてないから…
俯瞰とかの方がいいかなと思うんよ
いやほんと、ハコちゃんファンの皆様には申し訳ないんだけど
でも小ネタテンプレとして「おかしなアイドル→ハコちゃん内心ツッコミ→やっぱ魔窟やわー」みたいにポジション的にはけっこういいとこいるし…さ?
俯瞰やるとなったら
新P登場か
まあ、てけとーに?
特にあれこれ質問は…なさげ?
どうするか、決めちゃいますよ? オーライ?
↓1~ 最速2票獲得選択肢採用
1 新P登場&俯瞰
2 新Pなし&俯瞰
3 REハコプロデュース
4 新キャラメイク
新P出るか…
オーライ、出そう
↓1 新Pは…
1 魔力あり
2 魔力なし
要するに、人外かどうかですね
壁P、鉄Pは人外だから魔力がある…と
間野っちは魔力ないから人の範疇にある…と
そして新しいPさんも人外になりました
↓1 新しいPさんに関する最後の安価です
1 男のひと
2 女のひと
1
了解っす
人外で、男の新しいPさんですね
安価は最後といったが、コンマで判定してどんな人か決めます
↓1 新しい男のPさんってどんなひと!?
偶数 とっても穏やかな人で怖くもないヨ…
奇数 へらへらしてるお方ですヨ
社長「うむ、やはり…ピンときた通りではないか」
社長「わたしの人を見る目は、まだまだ現役ということだなあ」
P3「そぉーですかねえ~…?」
P3「こういうスーツって、どうも肩が凝っちまって…」
社長「はっはっは、まさか一着もスーツを持っていなかったとは。わたしからの入社祝いとして大事にしてくれたまえ」
P3「まっ、タダでくれるってえんなら、ありがたくいただきますよ、はっはっは」
社長「うわっはっは」
P3「はっはっはぁ~………帰ってもいいですかね」
社長「まだ来たばかりだろう、キミぃ…」
P3「ネクタイ外しても…?」
社長「……み、身だしなみには、気をつけてくれたまえよ…?」
P3「だぁーいじょうぶですよ、社長…。こう見えてあたしゃ、けっこう…やる時ゃあやる人間なんで」ニタッ
社長「ま、まあ…最初の内は、間野くん達に仕事のことについては聞きながらやってくれたまえ」
P3「あいあい、1週間で馴れまさぁ~」
・
・
・
壁P「よろしくお願いしますね」
P3「どもども~」
壁P「まあ…最初ですし、誰かアイドルのお仕事に同行していってください」
↓1 さあ、P3俯瞰編、スタートだ!! 誰からいく?
シャー除くSSプロメンバーから
※とーるちんはもう入ってるヨ
壁P「ええと、佑香ちゃんが日本女子スポーツチャンバラ大会にエキシビジョン出場することになってますんで、付き添いをお願いします」
P3「あいあい、佑香ちゃん、佑香ちゃん…日本女子スポーツチャンバラ大会…」
壁P「丸投げでよろしいでしょうか?」
P3「いいですぜぃ?」
壁P「おや、頼もしい」
P3「お給料くれるんなら、子守りから核ミサイル発射まで、なーんでもやりまっせ~…」スタスタ
壁P(……一見、冴えない様子を装ってはいるが…あれで中身はかなり…やりそうな方だな)
P3(なかなかとんでもないのが同僚にいたもんだなあ…)
・
・
・
P3「――てえ、わけで、今日からこのSSプロのプロデューサーになりました、と」
佑香「…知らない人についていっちゃダメって社長が」
P3「ほらほら、名刺だってあんのよ?」スッ
佑香「む…」
P3「んじゃ、スポーツチャンバラいきますかい? ねっ?」
佑香「…」ジトォッ
↓1 リトルモンスター!!
1~3 リルモンの不意打ち!! しかし、P3は振り返らずに防ぎきった!!
4~6 リルモンの水鉄砲攻撃!! しかし、P3は水もしたたるいい男と言い張った!!
7~9 リルモンの爆砕点穴!! しかし、P3は爆砕点穴封じを使った!!
P3「いやー、社用車がいいのを使ってるねえ、稼いでますなあ、こりゃ」
P3「ほれ、乗った乗っ――」
佑香「爆砕点穴っ」ヒュバッ
P3「おっと」パシッ
佑香「!!?」
P3「おイタしちゃあダメだろう? ん?」
P3「それとも、おじさんと握手でも…したかったのかな?」ガシッ ←止めた手を開かせて握手した
P3「さ、行こうかい」
佑香「………ふっ」キラリ-ン ←新たな敵を捕捉した
・
・
・
P3「ほうほう…つまり…スポーツチャンバラってえのは先に相手の体にてめえの獲物を叩きつければいいってえわけか」
P3「佑香はそこら辺、自信あんのかい?」
佑香「余裕」
P3「そいつぁ頼もしいこって…」
↓1 行動選択
1 一応、スポーツチャンバラの練習しておこうかい?
2 見守るのみやな
*「それではこれより、エキシビジョンマッチを始めます」
*「前回優勝者に挑戦するのは、アイドルの安住佑香ちゃんです」
<わあああああああっ!!
<佑香ぁあああああああああっ!!
<吼えてえええええええっ!
<佑香ちゃん…ハァ…佑香ちゃ…ウッ…
<がおー!!
佑香「…」スッ ←構えた
前回覇者「…」スッ ←構えた
P3(んまあ…佑香なら、どうにもなっちゃうでしょうなあ…)
P3(正直あの子、将来がおっそろしいくらいのフィジカルよねえ…)
↓1 リルモンの相手は…
1~3 瞬殺されてしまった
4~6 リルモンはスポーツチャンバラ初めてなもんだからね、アドバンテージはあるけど…
7~9 ねえ、女子? これジュニア大会よ?
0 リルモンが気圧されるほどのプレッシャー…!! 激闘の予感!?
前回覇者「やあっ!」
バッ
佑香「ふっ…! ほっ…!」
バスッ
バスバスッ
前回覇者(嘘っ、素人のはずなのに…!?)
佑香「むむ…っ」ヒュンッ
シュタッ…
前回覇者(強い…)ジリ
佑香「うーん…これ、軽い…」ブンブン
前回覇者「隙ありぃぃっ!!」
ヒュバッ
バスンッ
佑香「っ…」
*「1本!」
佑香「むむむ…」
前回覇者「あと1本…!」グッ
P3「ふーむ…? 練習くらいかるぅーくしとくべきだったかね…?」
P3「だがまあ…今の1本は初心者だからこそやっちまったもんだろうなあ…。さてさて、勝てるかなーっと」
*「2本目、開始っ!」
前回覇者「やあっ!」ヒュンッ
佑香「ふっ…!」バッ
バスッ
前回覇者(また防戦に回ってる…! このまま一気に…!)
↓1 り、リルモン!?
1~2 うーん、リルモンにも多少の練習は必要だったのか…敗北
3~6 いやいや、リルモンやでぇ?
7~9 リルモンは秘剣・燕返しを放った
どう足掻いてもリルモン
0 SPECIAL!!
佑香「掴んだ――」
前回覇者「そこっ…!」
ヒュバッ
バスンッ
前回覇者「!?」
前回覇者(獲物が、叩き落とされ――?)
佑香「斬釘截鉄!」
ヒュゴォォォォッ
バスンッ…
前回覇者「っ……え…? な、何が、起き…?」
*「1本!!」
ザワザワ…
<あ、あれは一体…佑香ちゃんは、何をしたんだ…!?
P3(斬釘截鉄――柳生新陰流兵法剣術か)
P3(相手の剣を半身になりながらかわし、小手を切るカウンター技…)
P3「いやはや…若者おっかないわー…」
*「3本目…始めっ!!」
佑香「天流乱星――」
前回覇者「!!?」
ヒュバァァッ
ズッバァァァァンッ
バスッ
前回覇者「……っ…」ペタンッ
佑香「また…つまらぬものを切ってしまった…ふっ…」
*「い…1本…! 勝者、安住佑香…」
ザワワッ
<何なんだ、今のは…
<何も見えなかったぞ…?
P3(あれは…無外流高橋派剣術――天流乱星)
P3(上中下の太刀を放ち、相手を制する…幻の秘剣…。若者おっかないわー…)
主催者「ぜ、是非っ…是非、スポーツチャンバラの普及のためにっ…!」
P3「ほおう、普及? するってえと、あれですかい。公式…何たら、みたいな?」
P3「でしたら一旦、話ぃ持ち帰りますんで…ざっくりとだけでも、この場で話をしておきましょうかい?」
主催者「え、ええっ…ありがとうございます…!」
佑香「ふわぁ~…」
↓1 リルモンがスポーツチャンバラの公式応援キャラクターに抜擢されてしまった…
偶数 尚、佑香はP3に勝負を挑みたい模様
奇数 尚、披露した秘剣は偶然らしかった模様
死闘…
P3「いやぁ~、いいお仕事が舞い込んじゃったねえ、佑香ちゃん?」
P3「事務所にとっとと帰って、お褒めに預かるとしようかい」
佑香「ちょっと待った」
P3「ん? 何だい?」
佑香「…」ビシッ ←スポーツチャンバラの太刀を向けた
佑香「けっとーを、申し込む」
P3「決闘…?」
P3「んん~……ほら、見てのとーりのおじさんよ?」
P3「ちょぉーいと勘弁してもらいたいんだけどねえ…」
佑香「…」ジィッ
P3「…動かないってかぁ?」
↓1 行動選択
1 決闘罪で捕まっちゃうからダメよ~、って
2 じゃあ1本だけよぉ~(手を抜く
3 やれやれ…一丁、若者になめられないように手を打っておきますかい
流石魔物の一角
P3「しょうがない子だねぇ…」
P3「んじゃあ…かるぅーくやっとく? 1本勝負よ?」
佑香「…勝つ」メラメラ
ヒュォォォォッ…
佑香「…」ザッ
P3「…さ、どっからでもかかっておいで?」トントン ←獲物で肩叩いてる
佑香「…」ジリ
P3「…」
佑香「――ふっ!」
ヒュバッ
バスンッ
佑香「!」
P3「んん~? 終わりかい?」
佑香「まだっ…!」
バスンッ
バスッ
バスッ
P3「よっ、ほっ、とっ…」
佑香「むむっ…!」ザザッ
P3(姿勢が低い――)
佑香「向覃中刀!!」
ヒュバァァッ
ガスッ
佑香「!?」
佑香(獲物を、踏み――)
P3「虎振」
バスンッ
佑香「っ…!」ドサァッ
P3「あい、おっちゃんの勝ち~」
P3「そいじゃあ、お車に乗りな。帰るとしようや」
佑香「むむむ…」
↓1 P3は人外ですからねえ… まだ半歩分しか人外に踏み込めてないリルモンじゃねえ…
1~3 敵愾心を燃やされるようになった
4~6 リルモンに認められたP3だった
7~9 リルモンが懐いた…!?
P3「帰りましたよ~っと」
佑香「とうっ」
バスッ
バッ
P3「佑香ちゃんはまーだまだ、体力有り余ってる感じ?」チラッ ←不意打ちを防いだ
佑香「むむむっ…!」メラメラ
壁P「おやおや、仲良くなれたようで」
佑香「とうっ!」ヒュンッ
P3「あとお仕事も取ってきやしたよ~」バスッ
佑香「ふっ!」ヒュンッ
壁P「おや、そうですか」
P3「んま、詳しいことは後日ってことになってますんで」バスッ
佑香「むむむむ…!」
P3「あーあー…若者にもてあそばれて、体がもうガタガタだ…」
P3「あんまりいじめてくれないでくれよ、佑香ちゃん?」ニタァッ
佑香「むぅっ…!」
壁P「おやまあ…」
ご飯タイム!
QK!
とまあ、こんな感じで進んでく感じになったり…?
P3にも早く漢字ひとつのがつくとええね。壁とか、鉄とか。P3は何になるやろか…
あと、あれや、俯瞰やんのはいいけどネタがけっこう浮かばなかった
こーいうことしたいなー、とか
そーいうの、あったらええなー…?(ちらっ
ハコちゃんの大学の様子(お迎えイベントとかで)
ハコちゃんの大学の様子で思い浮かんだけれど、
SSプロのメンバーが学祭に呼ばれるとか
(出演料とか考慮するなら一部がになるけど出来れば全員で行った方が面白そう…特に進学してない組)
色々、サンキューやで
でもこっちも色々ありすぎてまだご飯にありつけないんや…どうしてこうなった…
新番組『SSプロのみなさんのおかげでした』とかやっちまおうかい?
メインのタカさんとノリさんポジを、かーくんと…誰にするか
男同士の方がムリしやすそうって意味でフレッシュ犬猿コンビのかいとおるか…
ハコかーとかもありだとは思うけども…
あ、ご飯は後回しに諦めてやります
↓1 P3、次のお仕事は!!
1~3 大学祭inノン学歴組!!
4~6 MFCwithSSプロの狂犬とーるちん
7~9 いよりん料理番組の付き添い
P3「ふむふむぅー……大学祭、ねえ~…」
P3「んでぇ、その面子が…」チラッ
タカシ「僕、大学なんて初めて行くー」←4年かけて通信制高校卒業
誠「俺もだなあ…」←中学校を途中から通わなくなって卒業
ゆず子「女子大か…なぁーんか、アウェーって感じしそうだなあ…」←高卒
快斗「オファーが来て行くんですし、大丈夫じゃないですか…?」←高卒
P3「…けっこう、バラけたのね…」
P3「あいあい、みなさん、行きますよ~」
『はぁーい』
ブゥゥゥウウウウン…
P3「なかなかのお嬢様学校みたいねえ…」
タカシ「女子大だって、女子大」
P3「いやぁー、おじさんもちょっと若返っちゃったりしそうかも?」
ゆず子「これだから男どもは…」
誠「女の子ばっかかー…俺、臭わないよな?」クンクン
P3「だーいじょぶでしょう、さすがに…。気になるなら、シュシュッてやるの車にあるからやっときな」
快斗「体臭を気にするアイドルって…」
タカシ「まこちゃんだからねー」
ゆず子「よくやれてるよなあ…」
P3「んまあ、おもてなししてくれるだろうし…キャンパスの敷地内に入ったら、アイドルモードになってちょうだいな」
タカシ「はーい!」
↓1 女子大やでぇ!!
1~3 車を降りた途端、大パニック…
4~6 SPですか、ってくらい学生が警護してくれる
7~9 どっか模擬店とか見てって、て泣き落としされたP3
P3「えーと…トークショーと、ミニコンサート…ね」
P3「準備とかは学生主体で、色々と穴あるでしょーから、対応できるよう台本さんも読み込んでおいてねー」
タカシ「こんなの朝飯前~」ペラペラ
誠「快斗…これ何て読む?」
快斗「えーと……ええと…」
ゆず子「そんくらい読めろよ…」
<コンコン
P3「ん?」
P3「はいはーい、何ですかーい?」
ガチャッ
*「あの…」
P3「何かな?」
*「よ、良かったら皆さんに…模擬店とか…見てもらいたいんですけれど…」
P3「んぅー…」
P3(あんまり出歩いてパニックになって疲れさせちゃうのはちょぉーっとねえ…)
P3「悪いんだけど――」
*「お、お願いしますっ…! あの、できる限りの配慮はしますし…」
*「あんまり、人は集まってないけど、とってもいい企画とかもやってて…お料理教室とか…化学実験とか…朗読会とか…」
P3「…う、うぅーむ…」
P3(そうも必死になられると、おっさんが泣かしちゃったみたいな感じに取られそうで、困るのよね…)
P3「じゃあ、まあ…聞くだけ、聞いてみるから、ちょっと待っててね」
*「!!」パァァッ
タカシ「行く行く!!」
誠「楽しそうだなっ」
快斗「全然行きますよ」
ゆず子「まー…待ってても暇だし…」
P3「おやまあ…アイドルの鑑だねえ…」
↓1 そして向かったのは…
1 お料理教室だそうです。料理研究会の皆さんがお料理を教えてくれます
2 化学実験サークルだそうです。空気砲作りをしているそうです
3 朗読サークルだって。雰囲気ある空間で朗読を聞けます
女子大生A「よ、ようこそ…! 料理研究会、です…!」ガチガチ
快斗「だ、大丈夫? 顔が赤いよ」キラリンッ
女子大生A「キュゥ-」バタッ
快斗「えっ?」
女子大生B「あの…タカシくんって、お菓子作りが上手なんですよねっ?」
タカシ「まだまだ全然だよ~。何作れるの? 何教えてくれるの?」
女子大生B「ミートドリアなんですけれど――」
タカシ「ええー? 何なら…恋の始め方とか、教えてくれてもいいのにな?」
女子大生B「タカシきゅんっ…!」ジィン
女子大生C「い、いつもまこちゃんファイトクラブ見てます…///」
誠「そうなのか? ありがとな」
女子大生C「それで、あの…き、筋肉触らせてもらっても…いいですか?」
誠「ああ、いいぞ」ヌギッ ←Tシャツ脱いだ
女子大生C「」ブボッ ←鼻血出た
女子大生D「垣根さんって…スタイル、いいんですね…」
ゆず子「まあ、アイドルですから?」←得意気
女子大生D「どうやったら…そんなに、その…」ジィッ
ゆず子「あ、これ? ………ストレス溜めないとか?」ボインッ
P3(あのー…お料理はいつ始まるの?)
P3(というか、人数少ないのね、ここのサークル…)
↓1 お料理…!!
1~3 おい、快斗&ゆず子! お前らどんだけできないんだ
4~6 かーくん、ナチュラルに女子学生を魅了しないでください
7~9 良かった…アイドルのイメージを崩さない程度にはかーくんもゆずもできてる
女子大生A「はっ…わ、わたし――」
快斗「大丈夫?」キラリンッ
女子大生A「はうあ…」クラッ
快斗「わっ、また…」
P3「お顔が近い。そんな覗き込んでたら、ビックリしちゃうでしょうが」
快斗「あ…そうですよね」
タカシ「かーくーん、ミートドリア作り始めるってー」
快斗「はい、今行きま――あのっ、この人、倒れちゃって…」
女子大生B「えっ? ど、どうしたのっ…?」タタタッ
快斗「何だかいきなり…具合が悪いとかかな? 大丈夫そう?」ニコッ
女子大生B「はうあっ…」ヘナヘナ
快斗「ええ、またっ?」
P3「あちゃぁー…」
誠「快斗やばいな…」
ゆず子「何だよ、あの顔面は新手の凶器か何かなのか?」
タカシ「早く始めたいなぁー…。ねえねえ、やろっ?」
女子大生C「は、はい…じゃあ、まず手を洗いましょう…」
↓1 ミートドリアの出来映えは…
1~6 まあ、料理研究会の皆さん(かーくんの被害者2名を除く)が手伝ってくれたから、ね
7~9 なかなかいいんじゃないですか?
女子大生C「これで、焼き上がりです」
ゆず子「おぉー…」
誠「うまそうだな…」ゴクリ
タカシ「写メっちゃお。ブログ載せていい?」
女子大生C「は、はいっ…もちろん」
快斗「へえ…意外と簡単にできるんだね」キラッリィィィンッ
女子大生D「ぐはっ…」バタッ
快斗「!!?」
P3「それじゃあ、もういい時間だから食べてからステージに行きましょうかね」
タカシ「いただきまーす!」
誠「いただきますっ!」
ゆず子「いただき~」
快斗「あ、あの…この人まで…!」
女子大生C「ええっ!?」
快斗「も、もしかして…食中毒とかじゃ、ないですよね?」←マジメな顔
女子大生C「あふぅん…」フラッ
快斗「何でっ!?」
タカシ「かーくん、冷めちゃうよ?」
ゆず子「うめえな、これ…」
誠「俺、こんなん食べたの初めてかも知れない…」
P3「ほんっと、おいしいねえ、意外に」
快斗「ていうか皆さん、呑気ですかっ!?」
↓1 ステージが始まりました。最初はトークショーから
1 サイコロトォーク!!
2 突っ込んだ質問をひたすら受けますよ
3 ノープランフリートォーク!!
司会「そ、それでは…SSプロアイドルの皆さんに、ご登場していただきます。どうぞ」
<キャアアアアアアアアアアアアア――――――――――――――ッ!!
タカシ「こーんにーちはー!」
<こーんにーちはー!
タカシ「しーあわっせなら、手ーを?」
<たーたこっ♪
タカシ「みんなに幸せをお届けする、西城タカシです」
<タカシきゅぅぅぅうんっ!!
誠「こんにちはー」
<まこちゃああああああんっ!!
<養わせてええええっ!
<俺だあああああっ、結婚してくれええええええっ!!
誠「よろしくな」
ゆず子「どもーっす」
<ゆず子ぉぉぉぉっ!
<バスト何カップー!?
ゆず子「おうっ? ………Eに限りなく近いDだよ、言わせるなって」
<うおおおおおおおおっ!
快斗「こんにち――」
<ぎゃあああああああああっ!
<快斗きゅぅぅぅぅんっ!
<キャアアアアア――――――――――ッ!!
快斗「す、すごい元気みたいですね、皆さん」
快斗「今日は、よろしくお願いします」キラリンッ
司会「ではお席についていただいたところで…」
司会「今日はたくさん、皆さんに質問をしていきたいんですが、いいでしょうか?」
タカシ「どうぞ!」
誠「喋れる範囲でな」
ゆず子「元取れるまでがんばれ~」
快斗「大丈夫ですよ」
司会「ありがとうございます」
司会「では、早速、始めさせていただきます」
↓1 質問!!
1 プロポーズをするならどんなシチュエーションで、どうやりますか?
2 女子大生は、好きですか?
3 その他、ぶっこんでおくれやす~
女子大? 一般客だよな…
司会「それでは最初の質問です」
司会「SSプロさんは、とても仲良しだと色々なところで聞いています」
タカシ「えへへー、照れちゃうね、まこちゃんっ」ギュッ
誠「あんまりくっつくなよ」ポンポン
司会「そこで、SSプロの仲間でもっとも気が合うと思うのはどなたでしょうか?」
ゆず子「そういうのくるかー…」
快斗「気が合う…」
タカシ「気が合うのは佑香かなー? あ、でもでも、僕はまこちゃんもだーい好きだよ~」ギュゥッ
誠「うーん、気が合う…葉子とかけっこう」
タカシ「この流れでスルーしないでよー、ぶーぶー!」
<あはははっ
快斗「…」
快斗(もしや…タカシさんと誠さんは、ああすれば笑いが生まれると分かって即興で…?)
快斗(そうか、これがファンサービス…!)
↓1 か、かーくん…?
1~3 残念王子…
4~6 P3は人外やけんね~
7~9 ファンが求める答えを先読みして応じようとするかーくん
快斗(よし…俺もゆず子さんと連携して何か、ボケをかましてツッコミを入れてもら――あ痛っ?)クルッ
P3「…」スッ ←タブレット出した
快斗(な、何だ…?)
快斗(タブレットにでっかい文字がひとつずつ…)
快斗(よ…け…い…な…こ…と…を…考…え…る…な…)
快斗(心を読まれた…!?)
ゆず子「んっ? 快斗、どうした?」
司会「快斗さんは…どなたと気が合いますか?」
快斗「え、ああ…」チラッ
P3「…」
快斗「……何だかんだで、誠さんには良くしてもらってて」
タカシ「あ、かーくんまでまこちゃん狙いなのー?」
快斗「俺、兄弟とかもいない一人っ子なんで、誠さんはお兄さんみたいな感じがたまにするんです」
誠「快斗…俺のこと、あんちゃんって呼んでもいいんだぞ」
ゆず子「あ、そこはあんちゃんなのか…」
快斗「誠…あんちゃん」
<キャアアアアア――――――――ッ!!
タカシ「あ、じゃあ僕も、タカシお兄ちゃんって呼んでほしい!」
快斗「タカシお兄ちゃん」
<キャアアアアアアアア――――――――――――――ッ!!
ゆず子「んじゃああたしも」
快斗「ゆず子……ね…姉ちゃん?」
ゆず子「っ…い、意外と……これ、いいぞ?」
<キャアアアアアアアアアアアア―――――――――――――――――ッ!!
P3(良からぬ考えはなくしたみたいね…良かった良かった…)
P3(やーれやれ、頭の方はなかなかにちょっと弱めな感じと聞いちゃいたけど…不安にさせられたわー…)
↓1 お次は
1 4人によるミニコンサートや
2 なに、まだ質問したい? じゃあ質問内容も併記しておくれやす
司会「それでは、準備も整ったようですので…」
司会「お待ちかねの、西城タカシさん、御剣誠さん、垣根ゆず子さん、周藤快斗さんの4人による特別ステージです。お願いします」
<キャアアアアアアアアアアアアア―――――――――――――――――――――――ッ!!!!
~♪
P3(女子大の講堂ってえのは、やっぱりちょいとステージとしちゃあ狭いかもねえ…)
P3(それに証明もなかなかにしょぼいし…ライティングも、業者入れてるみたいだけど大したもんじゃない…)
P3(まあでも、そーいうのを差し引いたって…なかなか、うちのアイドルさん方はレベルが高くていいやね)
P3(安定感もあるって感じだし…うんうん)
↓1 コンサァート!!
1~3 かーくんに歓声が上がりまくるので、タカシくんが対抗をし始めて…何かちょいと、アドリブの域を超えてませんかい
4~6 揃ったダンスがかっくいいねえ、ゆずもスタイルいいから様になるし
7~9 仲の良さが盛り上がりの秘訣ね
今、(学祭に)伝説が生まれる…
0 SPECIAL!!
タカシ「~♪」
タカシ(むむむっ…かーくんにばっかり黄色い声がどかんどかんなってる…!)
タカシ(ここは何かをして、一気に注目を集めていかないと…! 丁度、煽れる間奏きた…!)
タカシ「みんな、盛り上がってますかぁー!」
<わぁあああああっ!
タカシ「みんな、楽しんでいますかぁー!」
<わぁああああああっ!!
タカシ「みんな、愛し合ってますかぁー!?」
<わぁあああああああああっ!!
タカシ「そんなの足りてないよっ!」
タカシ「愛し合うっていうのはねー、こーいうことなんだからっ…!」
快斗「!?」
誠「!?」
ゆず子「…」
↓1 0 SPECIAL!!
偶数 タカシくん、まこちゃんとの公然キッスを見せつける
奇数 タカシくん、かーくんとの公然キッスを見せつける
タカシ「アーイラッビュゥゥーッ!!」ダンッ
誠「うおおっ…!?」
ガバァァッ
快斗「えっ…」
ゆず子「おおおう…」
<キャアアアアアアアアアアアアアア―――――――――――――――――――ッ!!!
誠「っ…」クルルッ ←タカシくんに抱きつかれたままターン
快斗「愛してるよ…」←いい声
誠「…」ポンポン ←何も言えなかった
<キャアアアアアアアアアアアアアアアアア――――――――――――――――――――ッ!!!
P3(思い切ったことしたねえ…)
P3(けども、うまぁーくチューしたように見せつつ…あれは実は、ソフトタッチもしてないな)
P3(だけどもそうやって思わせられるようによくよく位置を考えて飛び込んでいった…やるねえ)
タカシ「愛し合ったよぉぉぉおおおおお――――――――――――――――――――っ!!」
<わぁあああああああああああっ!!
快斗(タカシさん、盛り上げるためだけに…そこまで…すごい…!!)
ゆず子(あいつの神経ほんっとにどうなってんだか…)
↓1 コンサートが終わった…
1~3 プロ根性について
4~6 タカシくんって一体…と改めて思ったかーくん
7~9 アンコールにいっぱい答えて大満足でした
また台詞間違った…愛してるよはかーくんやのうて、タカシくんの台詞や…何で間違うんや…
0 SPECIAL!!
ゆず子「はぁーっ…終わった、終わったぁー…。着替えるから覗くなよー」シャッ
快斗「…あの、タカシさん、誠さん…」
タカシ「ん? どったの、かーくん?」ゴクゴク
快斗「…き…キス…よくできましたね…」
誠「できたっていうか、されたっていうか…」
タカシ「ま、してないんだけどねー」
快斗「えっ?」
誠「あれ、完璧にしたように見られたんだろうな…」
タカシ「ほら、今回ってカメラとかで抜かれることないし、客席との距離があったじゃない?」
タカシ「だからぜーんぜんごまかせるなー、って思って、したふりでした~」
快斗「ええええっ!? 完璧、ベロまで入ってましたよ、見た感じ!」
誠「それは言い過ぎだろ…?」
タカシ「いーい、かーくん?」
快斗「は、はいっ…?」
タカシ「僕らのファンの中にはね、男の人同士でくんずほぐれずしてる様子を妄想する人もいるんだよ」
快斗「はいっ?」
タカシ「だからね、こういうテクも磨いておくと役立つかもよ」
誠「タカシってそういうリサーチはマメだよなあ…」
快斗「…えっ、いやでも………それ…そういう風に見られるの、気持ち悪くないですか…?」
タカシ「ノンノンノーン、こういう地道な活動がね、いつか実を結ぶんだよ」
誠「結んじゃいけない実だと思うけどなあ…」
ゆず子「ま…でも分からんでもない」シャッ ←着替えて出てきた
P3「お腐りになられている女性達っていうのは、想像力が逞しいからねえ」
P3「でもって購買意欲やらも火が点けば、まあなかなかにすごいもんだし」
P3「なんなら、SSラブで、バラ祭りとかユリ祭りなんてやってみたら?」
タカシ「バラ祭り…ユリ祭り?」ピクッ
快斗「え、その反応…」
誠「まさか…タカシ…」
ゆず子「それはちょっと…あたしも…」
タカシ「………イケるって」キラリ-ン
P3「あら、本気?」
↓1 こうして…
偶数 SSラブ、バラ・フェスティバル・イベが決まったのでした… また別のお話です… ちゃんちゃん
奇数 SSラブ、ユリ・フェスティバル・イベが決まったのでした… また別のお話です… ちゃんちゃん
タカシ「僕は…ニュートラルだよね…受け攻め、両方いけちゃう感じで…」
タカシ「でもって、でもって、かーくんは…うーん………あえての、攻め?」
快斗「やめてくださいぃ…」
タカシ「まこちゃん…受けがいいかも…?」
誠「ほ、本気なのか、タカシ…?」
タカシ「香くん…香くん難しいなあ……誘い受け?」
香「やめろ…やめてくれ、タカシ…」
タカシ「とーるちんは…攻めてたはずが、受けになる」
透「マジきめえんだよ」
タカシ「うぅーん…でもまだ、いまいちイメージが定まらないなあ…」
タカシ「……とりあえずみんな、シャツのボタン上から3つまではだけさせてバラくわえてみよっか?」
『鬼、悪魔、タカシぃっ!!』
タカシ「てへっ☆」
P3(何かかわいそーなことを言っちゃったかも知れない…)
P3「なんまいだぶ…」
お腹が、減ったよパトラッシュ…
今夜は、日付も変わったし、ここまでで… 俯瞰はまったりいきましょうやぁ…
~ラバステ!~
衣依「ラバーネーム、ロビンマスクさんからです」
佑香「ロビン・スペシャル!!」
衣依「……それ、なあに?」キョトン
佑香「むぅ…」
衣依「佑香ちゃんいよりんこんばんはー」
衣依「最近、料理をする事ににハマっているのですが、お二人は作るときに特にこだわりがある料理ってありますか?そもそも佑香ちゃんはお料理しますか?」
衣依「お料理してる男の人ってかっこいいよね、佑香ちゃん」
佑香「……女々しい」
衣依「もう…佑香ちゃんってひねくれてるんだから…」
衣依「こだわりの料理かー…。特別にそういうのはないけど、わたしはね、料理する時はおいしいのは最前提で、栄養バランスとかを考えるかな?」
衣依「食事は体を作るものだし、医食同源って言葉もあるしね」
佑香「いしょくどーげん…」
衣依「どうかしたの?」
佑香「響きがかっこいい…」
衣依「あ、そう…?」
衣依「佑香ちゃんは? お料理…するの?」
佑香「しない」
衣依「きっぱりだね…」
佑香「でも包丁で切るの好き」
衣依「そういうタイプなんだね…」
佑香「そういうタイプ」
~Pはカメラが回せるのが必須条件~
聖羅「どうですか、快斗さん?」
快斗「もうちょっと…これを繋いだら…っと」
葉子「あれ? 何してるの?」
聖羅「あら、葉子さん。先日、女子大の学園祭に快斗さん達が行っていたでしょう?」
葉子「そう言えば…新しいプロデューサーさんと一緒にって…」
快斗「その時、ビデオを回してたみたいで…聖羅が見てみたいって言うから準備してたんだ。これで映る…はず」
TV『映すやでー』
聖羅「まあ…本当に快斗くんはこういうのに強いんですね」
快斗「いや…これくらいは割と誰でも…」
葉子「わたしも見ていい?」
聖羅「はい~、一緒に見ましょう?」
快斗「……俺は、いいや…」ソソソ
葉子「?」
TV『盛り上がっとるやろ~?』
聖羅「すごい盛り上がりですね」
葉子「本当…設備とかがすごいわけじゃないのに…」
TV『アーイラッビュゥゥーッ!!』
聖羅「あらっ?」
葉子「えっ…?」
TV『うおおっ…!?』
TV『キャアアアアアアアアアアアアアア―――――――――――――――――――ッ!!!』
TV『愛してるよ…』
TV『キャアアアアアアアアアアアアアアアアア――――――――――――――――――――ッ!!! 』
葉子「…」パクパクパク
聖羅「まあ~…」ジィィッ
聖羅「タカシくんって…大胆なんですね」
葉子「…」パクパクパク
聖羅「あら…葉子さん?」
葉子「…」パクパクパク
聖羅「あ、あら…よ、葉子さん? 大丈夫ですか?」チョンチョン
葉子「あっ…あ、う、うん…」
葉子「……ま、まこちゃんと、タカシさん…今…」
聖羅「あれでものすごく勢いがついて…さらに盛り上がっていますね」
葉子「…そ、そう…そうだね…」
葉子(まこちゃんがキスしてた…タカシさんと…まこちゃんが…?)
葉子(………ま、まこちゃんが…キス……)ドキドキ
葉子「…………ハッ、何考えてるの、わたし…?」
聖羅「大丈夫ですか…?」
葉子「だ、大丈夫…だよ?」
ラバーネーム「ノートの端のパラパラ漫画」
みなさん、こんばんは。楽しく聴かせてもらってます。SSプロの新たな顔でもあるかーくんについてなのですが、あの笑顔って殺戮兵器か何かなのでしょうか…?テレビとかで見ていると、女性どころか男性までバッタバッタ倒れたりしますよね…かくいう私もくらりときてしまいまして…
パーソナリティ2人はこのレスのコンマ二桁目と一桁目で
1…ハコちゃん、2…リルモン、3…聖羅様
4…タカシくん、5…まこちゃん、6…いよりん
7…香様、8…ゆずちゃん、9…透きゅん、0…かーくん
ゾロ目なら寂しく一人で
~ラバステ!~
透「…ラバーズ・ステーション、略してラバステ」
透「今週は俺と安住佑香で、やってます」
佑香「そこ佑香が言うところ…」
透「じゃあ自分で言えよ」
佑香「む…」
透「ほら、じゃあメールやるよ」
佑香「詠みたくない」
透「これだからガキは…」
佑香「カチン…読む」
佑香「ラバーネーム…………を…もの…」
透「はあっ? 貸せっ、深淵を覗く者、だ。これくらい読めるだろ、普通…」
佑香「ぬぐぐ…」
透「続き残ってんぞ、読めんのか、読めねえのか?」
佑香「……透くんは魔…きょう?…と呼ばれているこの事務所のヒトガイ達についてどう感じました…か?」
透「魔窟、それにヒトガイじゃなくて、人外」
佑香「わざとだし」
透「てめえのおつむの悪さを棚上げすんな、体力バカ」
透「んで…あー…魔窟と呼ばれてる事務所の人外連中について、どう感じた…か?」
透「………人云々以前の問題持った連中ばっかだろ」
透「こいつとか」
佑香「佑香は何を隠そう怪獣だったのだ」
透「てめえがゴジラってか?」
佑香「背番号は35」
透「55だろ」
佑香「…35」
透「ゴジラは55だ」
透「っ…まあいい、あー…あんなの人間じゃねえ」
佑香「ぶれーもの」
透「言葉の意味を考えてから使え、脳みそ詰まってんならな」
透「そもそも…あの湯郷シャーディ、あいつ…いきなり俺に飛びかかってきやがって、さば折りされかけたんだぞ」
透「頭突きで崩してそっからガツンとやってやりゃあ、それで喜びまくるド変態のドM痴女が看板だったってどうなんだよ…」
佑香「あれはそういうもの」
透「あとは西城タカシ! 何だ、あいつ? 意味不明でついていけやしねえ…」
透「何をどういう発想をしたら、素面であんな[ピ--------------]んだよ」
透「マジで信じられねえ…」
佑香「タカシは悪く言うな」ゲシゲシ
透「あとこいつ」グリグリ
透「このっ…何なんだよ、人を四六時中つけ狙っておいて、やらかしたのが靴底にシップを仕込むぅ? むにゅってしちまうんだよ、むちゅって」
佑香「引っかかってやんの」
透「あんまりしつけえからわざと隙見せてやったんだよ」
あ、一応
ラバステのパーソナリティー、指定するのはええけども、2人までがいいな…
(ひとりも地味に困った…!! >>741はこっちで勝手にもひとりつけまするぞよ。ラバステパーソナリティーは指定するなら、2人きっちりでよろしゅう!)
~ラバステ!~
衣依「みなさん、こんばんは。楽しく聴かせてもらってます」
誠「こんばんは。ありがとうな!」
衣依「SSプロの新たな顔でもあるかーくんについてなのですが、あの笑顔って殺戮兵器か何かなのでしょうか…?」
衣依「テレビとかで見ていると、女性どころか男性までバッタバッタ倒れたりしますよね…かくいう私もくらりときてしまいまして…」
誠「快斗なぁ~…」
衣依「かっこいいもんね…。何か…すごい名画にすごい感動をする人の気持ちが…快斗くんの顔を見て分かっちゃう…みたいな感じ?」
誠「そこまでなのか、衣依?」
衣依「えっ…? あっ、いや…そ、それくらい、すごいんじゃないかなあ……って」
誠「うーん…俺は男だし、そこまでは分からねえなあ…」
衣依「誤摩化せて良かった…」ボソ ←マイク切っての呟きだよ
誠「何か言ったか、衣依?」
衣依「ううんっ、何もっ」
誠「でも…男まで倒れてるのはすごいな」
衣依「うーん…女の子同士でも、かわいいとかかっこいい、ってきゃーきゃー騒ぎたくなるのは分かるけど…男の人も、同じ男の人にそういう気持ち抱いたりする?」
誠「どうなんだろな…。女とはやっぱ違うと思うけど、憧れるみたいな気持ちになる時はあるな」
衣依「例えば?」
誠「んー…ランボーとか観ると、燃えるよな」
衣依「ああ…そういう…?」
誠「何か、ムダに腕を太くしたくなるっていうか…筋肉で。筋トレしてみようかな、みたいな思ったり」
衣依「まこちゃん、まだ筋肉つけたいの?」
誠「俺は別に筋トレしてつけたわけでもないからな…あんなに太くないだろ?」
衣依「でも殺戮兵器、ってすごい響きだよね」
誠「笑顔で人を殺せる男、快斗」
衣依「ふふっ…変なの」
誠「そうそう、こないだ、女子大に行ってさ、文化祭に呼ばれて」
衣依「女子大?」
誠「でな、でな。お料理教室…みたいなのやってて、俺達4人で…あ、タカシとゆず子と快斗と俺だったんだけどな?」
誠「そこの大学の女の子が教えてくれるんだけど、お喋りくらいするだろ?」
衣依「うん」
誠「快斗と話した子が片っ端からふらふらっと倒れちゃって、もう…すげえの何のって」
衣依「ええっ、そんなに…色目使う人が…?」
誠「ん? 色目?」
衣依「あっ…あの、か、快斗くんが、色目を使う人が…って意味! でも快斗くん、誰にもやさしいからファンサービスのつもりだったのかな? あはは…」
誠「まあ、そう…なのかあ? そこら辺は知らないけど、ミートドリアってのを作ってさ、食べるぞーって時にとうとう最後の子まで快斗にやられちゃって」
衣依「ええっ…?」
誠「でもって、バタバタと女の子をふらふらにさせた快斗が誰より取り乱してるんだよな。集団食中毒とかじゃないかとか言って」
衣依「そりゃ…話した人が次々と倒れちゃったらね…」
誠「快斗はすごいよな、うん」
衣依「すごいね、快斗くん…。でも至近距離でやられたら……そりゃあたまらないよね」
誠「…そうか…女の子からすると、やっぱりあれはたまんないのか…。逆に生きづらそうだけどな。はははっ」
透は中途半端なんだよな。父親大嫌いなくせして親のネームバリューで七光りしてたり
そんなに嫌いなら頭はいいみたいだし医者か弁護士にでもなって縁切りゃいいのにと思ってしまう
大体裏で態度悪いのはともかくそれで仕事に支障が出るレベルってあかんやろ
>>753
とーるちんはファザコンこじらせ丸だと思っておけば…
ほんとーはただ単に認めてもらいたいだけなのにそうならないからあれこれひねくれながらアピールして結局大嫌いになったという…
~ラバステ!~
タカシ「ラバーネーム、レミューリア。こんばんは。薔薇イベ始まりましたね……。何でテンション低いの!?」
聖羅「あらあら~…」
タカシ「自分は♂なので困惑気味な模様……正直女性でも人を選ぶイベントなんじゃと思ったりも……一応聞きますが、今回はこのカードを狙ってますみたいなのはありますか?」
タカシ「どれくらい突っ込んだとかも良ければ。…だ、そうです!」
聖羅「わたしは…あんまり、課金はしないので…すみません」
タカシ「僕はねー、狙ったのはやっぱり初SSR実装のとーるちんかな~。【黒薔薇貴公子】氷川透、カードそのものもいいデキだし~、何と何と、絆ポイントを上げ続けると…むふふのふ…」
聖羅「そう言えばタカシくんは…運営さんの側でもあるのに、ちゃんとプレーされているんですか? どんなボイスが解放されるかも分かっていらっしゃるんですよね?」
タカシ「分かってるけどー、やっぱり自分で引いて、自分でポイント上げて絆を深めてくのが楽しいんじゃん?」
タカシ「それに、男の人もけっこうSSラブをプレーしてくれてるけど、意外とバライベやると面白いと思うんだよね」
タカシ「中にはネタみたいな台詞とかも仕込んであるしー、SR【真紅の薔薇】かーくんなんてね、もう……男の人でも目覚めるかもよ?」
タカシ「あとあとー、僕のこともかわいがってほしいなー。R【お兄ちゃん属性】の僕とかね! 是非是非、愛玩動物とか、かわいい男の子に癒される的な意味で絆ポイントを上げてもらいたい!」
聖羅「それでタカシくんは…おいくら、課金されたんですか?」
タカシ「僕はねー…軽く10連ガシャを30回は回したかな?」
聖羅「10連を、30回…。それって…」
タカシ「だけどまだ【黒薔薇貴公子】が出てこないんだよ…。とーるちんとかーくんをセットしてね、絆ポイントを上げていくとね、すごいかけ合いボイスとかあるんだけど…」
タカシ「ああ、教えてあげたいけどネタバレになっちゃうから言えない…」
タカシ「せーらは課金してないんだよね? でもさ、でもさ、このカードいいなーとかないの?」
聖羅「そうですねえ…。わたしは、香さんのSR【青い薔薇の花言葉】がとってもステキだなぁと思いました」
タカシ「あれはいいよ? 香くんならではのメッセージ性を込めててね」
聖羅「青いバラはもともと、不可能を意味する花言葉が当てられていたんですよね」
タカシ「そうそう。物知りだね、せーら」
聖羅「バラには青い色素がなくて、自然には青いバラが存在していなくて…。けれど努力の末に青いバラを作れるようになったことから、青いバラの花言葉が夢が叶うというものに」
タカシ「そうっ! まあ、香くんは『僕に不可能なことなんてない』なんて澄まし顔でさらっと言っちゃうんだろうけど~」
聖羅「けれど実際は、とっても努力家の方ですし…青色も香さんのカラーと合っていて、ステキでした」
タカシ「バライベはね、ただ単に男同士できゃっきゃうふふをしてるだけじゃあありません!」
タカシ「なので、まだちょっと手をこまねいている方は、騙されたと思ってやってみてください!」
タカシ「きっと、このイベント次第で…疑似バライベントとかね…できる、かも知れない」
聖羅「疑似…バライベントですか?」
タカシ「そうそう、今度は女の子達にね、男装をしてもらってのバライベを…むふふ…」
聖羅「まあ、男性はしたことがないので…楽しそうですね」
タカシ「でしょ~? でーもー、次にまたバラやろうよー、って言って開発してくれてるゲーム会社さんの方で、それはちょっと、ってこのバライベの結果から言われちゃうと実現できないかも知れないし…」
タカシ「実はこのバライベを通すのにも半分賭けみたいな感じでね、僕が強行して実現をしちゃった感じだからね」
タカシ「でもでも! 自信をもって、男の人にも、もちろん、女の子にも、オススメできるイベントに仕上がってます!」
タカシ「どしどし遊んでみてください! 以上、ラバステでしたー!」
聖羅「皆さん、またお会いしましょうね」
タカシ「ばーいばーい!!」
~ラバステ!~
葉子「栗饅頭Xさんからのメールです。みなさんこんばんは。いつも楽しく聴いています」
佑香「がおー」
葉子「お二人がお互いの良いところを3つ挙げるとするならズバリ何ですか?」
葉子「…ええ?」
佑香「3つも…?」
葉子「何だか、改めて考えるとちょっと…ね?」
佑香「……ダメなとこなら30個」
葉子「そうだよね、わたしって、そういうとこの方が多いし…」
佑香「むむ…」←反応が斜め下で困った
葉子「まず…ちょっとほら、比べると貧相なところあるし…」
佑香「でもそこがいいって声も?」
葉子「佑香ちゃんみたいに積極的なところとかもあんまりだし…」
佑香「せっきょくてきなつもりはない…」
葉子「まこちゃんみたいに体力系のお仕事ができるわけじゃないし…」
佑香「あれは人じゃない…」
葉子「聖羅ちゃんほど癒し系ってわけでもないし…」
佑香「あれも人じゃない…」
葉子「衣依ちゃんほど色んなお仕事に呼ばれるでもなくて…」
佑香「衣依は単に使い勝手がいいだけって聞いた」
葉子「ダメダメだよね…本当に…いいところなんて、3つもないっていうか、1つあるかどうかも…」
佑香「……普通なとこ」ポン
葉子「え?」
佑香「あと………………」
葉子「そ、そんなに悩なくても大丈夫だよ…?」
佑香「あと…人なところ」
葉子「ええ…?」
佑香「それと…頭いいところ?」
葉子「わたしよりも頭いい人は…」
佑香「以上、3つ」
葉子「佑香ちゃん…」
葉子「じゃあ、佑香ちゃんのいいところは…元気いっぱいなところと、運動神経抜群なところと、誰かのいいところをちゃんと見つけてあげられることだね」
佑香「そんなことない…」
葉子「あと照れ屋さんなところ?」
佑香「照れてない」ムッ
葉子「そういうところが、かわいいって言われるんだよね…」
佑香「むぅぅ…」
葉子「ふふっ」
ラバーネーム「シカのフン」
香様へ。春日野グループの手でぜひ
買収してやりたい公共施設があると
すればいったい何でしょうか?
春日野グループって愛さんじゃないのか?
それとお便り書くなら2人指名してってイッチが言ったばかりやんけ
~ラバステ!~
聖羅「ラバーネーム、クリニック星人さんからです。せーらさん、ハコちゃん、こんばんは」
葉子「こんばんは」
聖羅「今日はパーソナリティ10連いっちゃおう企画第2弾ですね。お二人が良いカードを弾けることを祈っています」
葉子「前は衣依ちゃんとまこちゃんと快斗くんがやったんだっけ?」
聖羅「10連を回しちゃうなんて初めてです~。何が引けるんでしょうね? 楽しみです」
葉子「10連…。バライベまこちゃん、出るかな…?」
聖羅「葉子さんはまこちゃんさんが目当てなんですか?」
葉子「えっ? あ、いや…あの……さ、最初にSSラブ始めた時に、まこちゃんを何となく選んで…っていうだけの、何かそういうだけだから…」
聖羅「あら、人情味に溢れているんですね~」
葉子「う、うん…そういうこと」
聖羅「じゃあ葉子さんからやります?」
葉子「うん…。10連、10連…狙うはSR【バラで一儲け】まこちゃん…。いざ、勝負…!」
スッ
聖羅「…」ジィッ
葉子「…」ドキドキ
葉子「ああああああっ…!!」
聖羅「出ませんでしたねえ…」
葉子「R【お兄ちゃん属性】のタカシさんは…もう持ってるのに…」
聖羅「残念でしたねえ…」
葉子「本当に出るのかな…?」
聖羅「じゃあ、今度はわたしが回してみますね~」
聖羅「それ~」
スッ
聖羅「…」ニコニコ
葉子「…」ジィッ
聖羅「あら~」
葉子「ええええええええええっ!?」
聖羅「SSR【黒薔薇貴公子】の透くんが出ましたね。それに、SR【バラで一儲け】まこちゃんさんまで…」
葉子「どう、して…? SSRとSRを10連1回やっただけで両方出るの、普通…?」
聖羅「ふふ、何だかわたし…最近、運勢がいいみたいなんです~」
葉子「……ね、ねえ、まこちゃんの、そのSR…トレードしてくれたり、しない?」
聖羅「いいですよ」
葉子「本当っ? やった…」
聖羅「今回のまこちゃんさんのカードは、葉子さんとしてはどこがいいんですか?」
葉子「バラの鉢植えを恍惚として覗き込んでるまこちゃんの顔とか、幸せそうだし…背後にちょっとあくどい顔のまこちゃんが合成されてるのも面白いし」
聖羅「まこちゃんさんが好きなんですね~」
葉子「ええっ!? あ、あっ、そ、そういうんじゃっ――」
聖羅「はい? まこちゃんさんのカードが、ってことで…」
葉子「あ、そ、そう…か、カードが、ね…!」
>>762
間違えました(^^;
~ラバステ!~
聖羅「ラバーネーム、シカのフンさんです。こんばんは」
快斗「こんばんは」キラリンッ ←今回はSE
聖羅「皆さんは好きな花言葉はありますか? 私はチューリップの花言葉が気に入っています」
聖羅「思いやりの心は大切にしたいですよね。チューリップもそうですが、花の色によって花言葉の意味合いが異なる場合もあるので調べてみるとおもしろいですよ」
快斗「花言葉かぁ…」
聖羅「たくさんありますし、色によっても異なって、とっても奥深いんですよね」
快斗「でも俺はあんまり知りませんね…。聖羅さんは詳しいんですか?」
聖羅「詳しいというほどではありませんけれど…。お花によっては、何だかロマンチックで深いものもあるんですよ」
快斗「へえ…。例えばどんなのですか?」
聖羅「スターチスというお花があるんですが、これは変わらぬ心、途絶えぬ記憶という意味があります」
快斗「変わらぬ心…途絶えぬ記憶…。確かに何かロマンチックって感じですね」
聖羅「黄色のスターチスでは、誠実。そして愛の喜び、という花言葉があります」
快斗「ずっと誰かを想い続けられる…みたいな感じでしょうか?」
聖羅「ピンクのスターチスは永久不変」
快斗「言っちゃ悪いかも知れないですけど、ちょっと重そうな愛ですね」
聖羅「ふふ…でも、とっても一途だなあって思うとステキですよね」
快斗「そうだ、聖羅さん、俺にぴったりの花言葉とかないんですか?」
聖羅「そうですねえ…。そこまで詳しいわけでもないので、ぴったり当てはまるかは分かりませんけれど…」
快斗「何か考えてくださいよ」
聖羅「あ、パイナップルはどうですか?」
快斗「ぱ、パイナップル…? あの、果物の…?」
聖羅「はい~。パイナップルの花言葉は、シンプルにあなたは完全です、というものなんです」
快斗「そ、そんなことないですって。言い過ぎですよ」
聖羅「ふふっ…けれど、大勢の方が快斗くんに期待を寄せていますし、たくさんの女の子が快斗くんに夢を見ているんですよ」
聖羅「あなたは完全です、って背中を押しちゃいますから、一緒にがんばっていきましょうね?」
快斗「聖羅さん…ありがとうございます。照れ臭いですけど…」
聖羅「あらあら、照れた快斗くんを見れちゃうなんて嫉妬されてしまいそうですね」
快斗「聖羅さん自身はどうなんですか? 花言葉」
聖羅「うぅ~ん……自分で自分のを考えるのは、ちょっと恥ずかしいですね…」
快斗「それもそう…ですよね」
聖羅「あ、けれど…お友達に言われたことがあるんです」
聖羅「ネモフィラというお花がぴったりじゃないか、って」
快斗「ネモフィラ?」
聖羅「ただ…花言葉の意味までは教えていただけなくって…。何だったんでしょうね…?」
快斗「ちょっと調べてみますよ。えーと…ネモフィラ…花言葉…」
聖羅「どうです…?」
快斗「ネモフィラの花言葉は…どこでも成功、可憐、あなたを許す」
聖羅「あら…」
快斗「…………確かに、ぴったりかも知れませんね」
ふと、思ったんだ
P3は入ったけど、別に壁Pや間野っち操作してもええんやないの?って
アイドルさんを操作するのはね、ちょっとアレだけど
別にPである人らなら、ええんやないのか、と
いやほんと、P3が入ったばかりではあるんだけど…
まあ、とりあえずお試しって感じで?
選択肢に出すから良かったら選んでみてください的な
そういうわけで、始まってよござんしょか?
ガチャッ
バタム…
スバル「んんーっ………今日は徹夜してる人なし、と」
スバル「掃除してお茶の準備して…今日のみんなのスケジュールに目を通すだけ通しておいて…」
スバル「働きますか…」
ガチャッ
壁P「おはようございます」
スバル「おはようございます」
壁P「河村くん、襟がよれてますよ」
スバル「え? あ、ほんとだ…。ありがとうございます
ガチャッ
巌「おう、おはよう」
スバル「おはようございます」
巌「これやるけえ、食え」
スバル「何ですか、これ…?」
巌「銘菓ひよこじゃ。手土産に持ってこうと思ってたんじゃがのう、すっかり忘れてそのまま期限切れが近づいて今日までじゃ」
ガチャッ
P3「おはよーさん」
スバル「おはようございます」
P3「おっ、何これ、ひよこ? 食べてもいいやつ?」
スバル「どうぞ。お茶も淹れましょうか?」
P3「いやぁ、悪いねえ。朝飯抜いたら出勤中に腹減ってきちゃったもんで…助かるわー」
壁P「そう言えば我々だけの宴会やろうって話、どうなりましたっけ?」
巌「スバルぅ、お前に任しとったのう?」
P3「飲み会やりましょうや…お酒だけが癒しってえもんでしょう?」
スバル「あ…忘れてた」
巌「スバルぅぅぅぅっ!?」
スバル「ごめんなさいぃぃぃっ!!」
↓1 さあ、どのPをいこうか
1 壁P:ハコちゃんと一緒に都内のグルメを紹介する番組のコーナーのロケに同行
2 間野P:タカシくんとSSラブ企画会議の後、香さんのドラマ撮影現場に顔を出します
3 P3:とーるちん、MFC出演ロケに同行
透「…MFC?」
P3「そそ、まこちゃんがやってる番組。まあね、ゲストってことだけど内容的にキミのが辛いでしょうし」
P3「困ったことあったら言いなさいな」
透「困ることなんざねえよ」
P3「あら、頼もしい」
P3「それじゃあ行こうかい。まこちゃんは丁度、プライベートで山に行ってたらしくて、そのまま現場行くらしいから」
透「どういう生活してんだ…」
P3「厳しい生活ってえやつだろうねえ」
透「お前に言ったんじゃねえよ」
P3「あらまあ、かわいくないこと」
・
・
・
誠「お、来た来た。透、よろしくな」
透「…」フイッ
誠「おっ…?」
P3「ありゃまあ…」
P3(態度が悪いねえ…)
↓1 本日のMFCは!?
1~3 不良少年更正SP!! ※とーるちんの更生企画ではありません
4~6 24時間アルバイトSP!!
7~9 弱小草野球チームを勝利に導け! 猛特訓&助っ人参加SP!!
誠「俺は別にいいけど、ちゃんとカメラ回ったら敬語なんだぞ? 大丈夫か?」
P3(おっ、まこちゃんったら面倒見がいいこって。挨拶無視されといてこの感じだと舐められないか心配にもなるけど…)
透「あ? んなのやるに決まってんだろ…」
誠「そっか、じゃあ心配いらないな」
<そろそろ始まりまーす!
誠「はーい!」
P3「素人さんの…しかも不良くんとの絡みになるから、気をつけなさいね。まこちゃんも透も」
誠「ああ」
透「不良の更正とか…いつの時代の企画だよ…」
P3(半分不良みたいなキミが言うかね)
誠「まこちゃんファイトクラブ! 今日はSSプロの新入りの、氷川透が来てくれてるぞ」
透「よろしく」
誠「んでもって、だ。今日、俺達が挑戦するのは…不良少年の更正だ」
誠「何でも、とんでもなく不良で手に負えなくて困ってるっていうお母さんからの手紙が番組に届いちゃって」
誠「とりあえず、話を聞くところからスタートするか。じゃ、行くぞー!」
透「…おう」
<はい、カットー
番組D「ちょっとちょっとぉー、透ちゃんだっけ? もうちょっと愛想良くできないのぉ?」
P3「ああ、すみません…」
誠「こ、こういうキャラでやってるんで、お願いします。大丈夫です、俺がどうにかしますからっ」
番組D「そう? じゃあいいけど…」チラッ
透「…」
番組D「…じゃあ移動しようか」
・
・
・
不良母「何がいけなかったのか…万引きや、暴力で警察にも何度かお世話になっていて…」
不良母「どうにかしてください…」
誠「そうか…。大変なんだな」
透「……父親は?」
不良母「主人は…仕事が忙しいものですから」
透「…」
誠「とにかく、どうにかやってみます。行くぞ、透」
透「…」
↓1 不良少年との邂逅…!!
1~3 今時のへその穴がねじくれたような不良少年でございますねえ
4~6 何もかもに反発しないと生きていけないとばかりの不良少年でござる
7~9 なーんか、誰かを彷彿とさせるんですが、とーるちん?
いよっ
誠「ここにいんのか…」
透「廃ビル…? 不法侵入だろ。買い手がついてなかろうが所有者はいんだ」
誠「お…おう…難しい言葉知ってるな?」
透「どこがだよ…」
ザッザッ…
不良少年「…何だよ、あんたら」
誠「写真…と一緒だな。お前か、母ちゃん困らせてる不良は」
不良少年「何だよっ、カメラなんか…」
誠「お前の母ちゃんからお願いされて、お前を更正させに来たんだ」
不良少年「こうせいぃ? ふざけんなよっ! ぶっ殺すぞっ!?」
P3(あらまあ、いきがっちゃって…)
P3(暴力行為なんてテレビにゃあ映せないけども…うまくやれるかねえ…?)
↓1 vs不良少年!!
1~3 とーるちん、過激
4~6 根気よく話を聞こうとするまこちゃん
7~9 いつもの山へ連行
誠「まあまあ、とりあえず話聞かしてくれよ。ここで何してたんだ?」
不良少年「関係ねえだろ、帰れよっ! 出てけっ!」
誠「そんなこと言うなっ――ととっ、手え出すのはダメだぞ? 危ないから」
不良少年「…」ギロッ
P3(取りつく島もないってやつだわねえ…)
P3(この緊迫した空気感……おならしたくなっちゃうのは性だろうなあ…)
誠「うーん…どうにかして、まずは話くらい聞きたいとこだけど…」
透「まどろっこしいんだよ…」スタスタ
誠「透?」
不良少年「んだよ、来るなよっ!」
透「…」ツカツカツカ ←ガン無視で近づく
不良少年「おい、止まれって言ってんだろっ!?」
透「…」ツカツカツカ
不良少年「お、おいっ…! 聞いてんのか、よっ!」ブンッ
ガシィッ
透「ああっ? 聞いてねえよ」グググッ
不良少年「っ…放せ…!」
透「おい、何が気に食わねえんだよ。言え」
誠「透っ…!? ちょっ、それはさすがにテレビ的に…」チラッ
番組D「う、うぅーん…様子見」ヒソッ
誠「様子見っ?」
不良少年「放せよ、放せって言ってんだろっ! 殺すぞっ!?」
透「殺せるんならやってみりゃいいだろうが。ああ? おらっ…やってみろよ」パッ
不良少年「っ…」
透「どうしたんだよ?」ズイッ
不良少年「な、何なんだよっ…!?」
透「殺すんじゃなかったんですかぁぁ~?」
不良少年「てめええええっ…!」
ガンッ
誠「透っ!?」
不良少年「っ…?」
透「……人間なんざいくら殴ったとこで、どうにもなりゃしねえんだよ。お前の気分も晴れるはずねえだろ? あ? もっぱつ殴るか?」
不良少年「な、何しろってんだよ…」
透「……ふんっ…パス」
誠「おおっ…?」
↓1 とーるちんが体を張って怖じ気づかせて話を聞けることに…
1~3 まこちゃんがお話を聞いてる間、殴られたとーるちんに一応の手当てをしようとしたP3だが…
4~6 話を聞こうにも、反抗心に理由なんて本人が分かってないのだ
7~9 ふむふむー、どうやらご家庭に何やらあるらしいですねえ?
でやっ
誠「…母ちゃんから話聞いてきたけど、何で喧嘩とか、万引きとか、しちゃうんだ?」
不良少年「知るかよ…」
誠「…悪いことだろ、だって」
不良少年「ムカつくからだよっ」
誠「ムカつくって言われてもな…」
透「…」
P3(まあー…台本もなしの、本物の非行少年をどうやって更生させるのってお話よね)
P3(そもそも、年頃の反抗期に理由なんてあるのかねえ…? ここまでになってるからにはあるだろうけど…)
誠「嫌なこととかあったか?」
不良少年「…知らない」
誠「…そっか」
透「…」
P3(まこちゃんもお手上げだわなあ…)
P3(着地点をどうするつもりだか…この番組、体当たりすぎるよねえ)
誠「ムカつくこともあるだろうけど、やっちゃいけないことはやっちゃいけないだろ?」
誠「だから、そういうことしたくなったら我慢してみろよ」
不良少年「…」
透「我慢なんてできねえだろ」
誠「透、何でそんなこと言うんだよ」
透「我慢できりゃあしないんだからそもそも当然だろ。色んなことがつまんないから、万引きしてんだろ?」
不良少年「知らないって言ってんだろ」
透「帰ろうぜ、こいつの家」
不良少年「帰らない」
誠「何で?」
透「いたくないから」
不良少年「っ…さっきから何なんだよ、決めつけやがって!」
透「お前がハッキリ喋らないから代弁してやってんだろうが。違うならてめえの口でハッキリしたこと言えよ」
不良少年「何だと!?」
誠「どうどうどう…透、煽るみたいなことすんのやめろって」
透「ちっ…」
誠「でも、もう時間も遅いから家に帰ろうな。知ってるか? 子どもは夜に出歩いてちゃいけない時間があるんだぞ」
不良少年「知るかよっ…」
誠「…じゃあひとつ賢くなったな!」
↓1 不良少年をお家に連れ帰った…
1~3 しかし、偶然にもパパンに出くわして不良少年はまた飛び出していってしまった
4~6 しかし、その日のロケが終わったかと思ったら不良少年がまたどこかに行ってしまったと連絡があった
7~9 どうしてとーるちんは、不良少年にあんな態度を取るのかねえ? いつも通りのような、少し違うような…? テレビだから?
誠「……初日は、こんな感じだなぁ」
誠「これから何日か密着しつつ、あの子をどうにかしてやりたいけど…どうすればいいんだ?」
透「あのままじゃ変えられないし、自分で変わろうと思わなきゃどうにもならねえ」
誠「…自分でか」
スタッフ「ディレクター…」ヒソッ
番組D「ん?」
誠「んんっ?」
番組D「……あの子が、お家からまた出て行ってしまったようです」
誠「こんな時間に?」
誠「ちょっとマズいだろ…親御さんも心配するだろうし」
透「…」
番組D「まこちゃん、どうします?」
誠「どうって…仕方ないし、探すか」
透「…」
誠「透?」
↓1 とーるちん…
偶数 とーるちんは、まこちゃんに捜索を任せて行ってしまった
奇数 不良少年を捜す前にしなきゃいけないことがある、そうですよ?
透「任せた…」スタスタ
誠「おいっ、どこ行くんだ?」
番組D「ちょっと、困るなあ…」
P3「すみませ――」
透「カメラも来いよ、テレビだろ」
番組D「?」
誠「そこは来てくださいだろ。言い直せっ」
透「あ?」
誠「…」ジロッ
透「………カメラも、来てください…」スタスタ
P3「ふーむ…まこちゃん、ちょっとおじさんは彼についてってみるから、がんばってね」
誠「分かった」
番組D「じゃあ、向こうにもカメラ向かって。俺はまこちゃんについてくから」
・
・
・
透「…」カチッ
<ぴんぽーん…
ガチャッ
不良母「はい…あ、うちの子が…」
透「……何で、家にいるんだよ?」
不良母「えっ…?」
透「…親父さんは?」
不良母「い、今…ご飯を…。帰りはいつも、これくらいで…」
透「上がらしてもらうぞ」
不良母「ちょっと…あの、主人はテレビは…って…」
バンッ
不良父「っ……な、何だね、急に?」
透「…自分の子どもがいきなり出てって、呑気に晩酌してあとは寝るだけかよ?」
不良父「…テレビだか何だか知らないがそれが年長の者に対する――」
透「じゃあ言い直してやりまするよ。てめえのガキが非行にはしっといて、呑気なツラして見放してるのがお父様のすることでやがりますかあっ?」
不良父「何だその態度はっ!?」
透「あいつが家にいたくねえ理由は、どーせ、ここが居辛いからなんだよ。興味がねえとか、関心を持たれてねえとか、そういうのは露骨に分かるんだよ」
透「あんたもそうだ」
不良母「えっ…?」
透「何で他人任せにしてんだよ。自分で探したりしねえのか? いつも通りだからってかぁ? あんたらの子どもだろうが、責任持っててめえらの足で探してこいってんだよ!」
↓1 やっちまったな、とーるちん…
1~3 ロケ…打ち切り? あんまりにも怒らせちゃって…
4~6 そんなこと言われたって、はいそうですかってなるのは、心情的にも、ねえ…?
7~9 すごすごと、揃って捜索に…
不良父「っ…」
不良母「…」
透「…」
透「何でグレたのか、自分の胸に手え当てて考えてみやがってくださいましぃ?」
透「…探してくるから」
スタスタ
*「し…失礼、しました…」
P3「すみませんねえ、口が悪くて。一旦、失礼しやす」
・
・
・
誠「どこ行ったんだ…?」
誠「んー……おっ? あ、透だ。おーい!」
透「んっ…?」
誠「何してたんだ?」
透「…手分けしてんだろ」
誠「ああ、そういうことかっ。そうならそうって言えばいいのに」
透「…」
*「ディレクター、あの…」
番組D「ん?」
*「実は今…」ヒソヒソ
番組D「ふむふむ…え? …そんなことを…?」チラッ
誠「けっこう色々と探したりしたんだけど、あっち方面はいないっぽいんだ」
透「…んじゃあ、反対側」
↓1 不良少年はどこへ行った!?
1~3 悪そうな友達と一緒にたむろしてたよ
4~6 K察のお世話かよ…深夜の出歩きに対する補導だけど
7~9 おや、とーるちんの説教食らった親御さんから連絡が
誠「とりあえずあっちの方に…!」タタタッ
透「はぁっ…はぁっ…」←息切れ
番組D「ま…まこちゃん…早い…」
P3「いやあ…この年になるとこうも走るのは大変ですなあ…」←汗ひとつかいてない
誠「早くしないと、何かあったら心配だろっ」
透「待てっての…」
誠「だからってなあ…」
透「ん、交番…?」チラッ
誠「交番? あ、おまわりさんに聞いてみる……あれ?」
透「…」ジィッ
誠「あそこに…いるよな? 似た人じゃなくて」
透「補導されたんだろ…」
・
・
・
不良少年「…」
誠「もう少しで、こいつの両親来ると思うんで…」
警察官「娘がファンなんだけど…サインもらってもいいかな?」
誠「いいですよ」
透「…」チラッ
不良少年「…」
P3(ふむ…ま、見つかって良かったけど…)
P3(どういうオチがつくのやら…)
↓1 行動選択
1 とーるちんが、さっき不良くんのご両親に浴びせた言葉はパッと思いついたのかな? って尋ねる
2 意外や意外に熱心なのねえ、って言ってみる
3 不良くんに何かかけてやる言葉はないのかい、って
1
P3「透くんや」
透「…あ?」
P3「さっき、彼のご両親に言ったことだけど…あれは、その場で思いついて言っちゃったことかい?」
透「…関係ねえだろ」
P3「それともテレビ用の熱血キャラ?」
透「…」フイッ
P3「もしくは…自分自身で、ずぅーっと思ってたことだったり?」チラッ
透「…」
P3「だんまりは寂しいんだけどねえ…」
↓1 とーるちん、だんまりなの?
1~6 だんまりだよ
7~9 人間不信は根が深いようだねえ
透「…」
P3「寂しいねえ…」
ガチャッ…
不良父「…すみません」
不良母「息子が…こちらにお世話になっていると…」
警察官「ああ、いらっしゃいましたか。じゃあ帰っていいよ」
不良少年「…」
バタム…
不良少年「…」
不良父「…」
不良母「あの…あなた…?」
不良父「…だが…」
誠(このビミョーな空気はどうすれば正解なんだ…?)
誠(山ん中はともかく、たまにあるこういうロケは難しいんだよなあ…)
透「…また」
誠「!」
不良父「…?」
透「また、家出される前にきっちりしておいたらどうでございますかぁ?」
P3(また何でこの子は煽るようにしか敬語を使えないのかねえ…)
↓1 さて、どうなる?
1~3 失われている信頼
4~6 要:努力
7~9 非行は不良少年だけの問題ではなかったのでした…とさ?
いよっ
透「…」ジロッ
不良父「…」
不良母「…」
不良少年「…」
不良父「……わ、悪かったと思っている」
不良少年「…あ?」
不良父「ずっと…仕事や…その疲れにかまけて、お前に何もしないできた」
不良少年「っ…関係ねえよ、キメえこと言うんじゃねえ」
不良母「ごめんなさい…」
不良少年「な、何で謝られるんだよ…!?」
不良父「その上で………この、バカ者がっ!」
不良少年「ああっ!?」
不良父「人に、迷惑をかけるんじゃない…!」
不良父「…お父さんや、お母さんには、どれだけかけてもいいから、警察の世話になったり、誰かを傷つけたりするようなことはするんじゃない!」
不良少年「っ…い、今さら――何、言ってんだよ!?」
誠「ま、待て待て…!」
透「…いいんだよ。止めんな」
誠「透っ…?」
不良少年「都合いいこと、言ってんなよ! いつだってそっちの都合でこっちは振り回されて…!」
不良少年「だから、ムカついてんのに…謝ったらチャラになるとか思ってんじゃねえよ!」
不良父「それは…すまないと思うが、もうこれからはよしなさい」
不良少年「そうやって、いつもいつも…!」
不良母「お母さんも、お父さんも、あなたとやり直したいの。お願いだから…」
不良少年「…っ」
不良父「やり直そう…」
不良少年「………………っ……わ…かった…」
誠「…グスッ…い…いい、話だ、なぁぁ…」ウルウル
透「どこが…」
番組D「グスッ…良かった良かった…」ウルウル
P3(涙腺弱いわねえ…。過酷なロケばっかしてる人らなのに)
↓1 こうして一件落着してしまったのであった…
1 とーるちんは、まるで最初から最後まで、本当は不良少年が何をしてほしかったり、何でグレてたのか、分かってた風じゃあありませんでしたかい?って
2 素直に、率直に言い合うことの難しさってのはあるよねえ。とーるちんは腹割って喋りたい人いるのかい?って
3 あの家族はやり直そうと決めたようだけど…しょーじき、とーるちんは事務所のみんなと仲良くしたくないのかい?って
P3「とーるちゃんや」
透「あ?」
P3「ほい、コーヒー」つ缶コーヒー
透「…」カシュッ
透「…」ゴクゴク
P3「これねえ、オッサンのふとした疑問なのよ」
P3「とーるちゃんはさあ、あの家族みたいに、腹を割って本音をぶつけ合いたいような相手ってのはいるのかい?」
透「…」ゴクゴク
P3「…いない?」
透「関係ねえ」
P3「いる、って言えば誰か探りを入れられて…」
P3「いない、って言えばそいつぁ嘘になっちゃうからねえ…」
透「あ?」
P3「だから、回答から逃げる…みたいな感じかい?」
透「何勝手なこと言ってんだよ、オッサン」
P3「ほらほら、意外と…あの子とか、キミみたいなタイプはさ、潔癖よね」
P3「誰かの嘘とか、その場凌ぎの答えとかが嫌いで。だから、自分も嘘はつかなくて…でも素直じゃないもんだから、答えようとしない…みたいな?」
透「…捨てとけ」ポイッ
P3「あいあい、空き缶をポイ捨てしないのはいいことね」
透「…ふんっ」
P3「帰るのかい? 夜道にゃあ気をつけんのよ」
P3「ついついセンチメンタルに引きずられちゃうよーな夜も、たまにゃああるもんだからね…」
↓1 これでMFCとーるちん出演回は終わり! 次のPを選んでくだされ
1 壁P
2 間野P
3 P3
そしてQK入らせていただきやす
また後で会おう!
最初と比べて大分丸くなったよな透
たぶん最初なら不良少年を腹パンしてる
>>803
いや、テレビだったから腹パンをこらえたに違いない
もしもプライベートだったら腹パンじゃ済まないはず…
あ、再開します
壁P「知ってます? コアラって、親指が2本あるんですよ」
良人「知っている」
壁P「じゃあバターを塗ったトーストを背中に着けた猫は、ちゃんと着地できるかどうか」
良人「…ただの与太話だろう…。ありえない」
壁P「おやおや、与太話なんですから猫ちゃんが着地するに決まってるじゃないですか」
良人「…よし、じゃあこういう話は――」
壁P「お時間大丈夫ですか? そろそろ出なくて」
良人「っ…続きは今夜だ、いいな」
壁P「すみません、今夜遅いんで」
良人「…っ……行ってくる」
壁P「行ってらっしゃいませ」
・
・
・
ガチャッ
壁P「おはようございます」
スバル「あ、おはようございます」
壁P「さて、今日も元気にお仕事しますか」
↓1 壁P、今日のお仕事はぁ~?
1 ハコちゃんと一緒に映画のオーディションへ
2 新バラエティー番組『SSプロのみなさんのおかげでした』
3 お仕事…もあるんだけど、何やらソクプロでとある動きがあったらしく、顔を出しに行くのだ
壁P「では…皆さん、揃いましたね」
壁P「これより、新番組『SSプロのみなさんのおかげでした』の事務所内会議を始めます。司会を務めますので、よろしくお願いします」
『お願いしまーす』
壁P「今回で8度目の会議となります」
壁P「コーナー内容についてはこちらで提案したものが、番組側に通りました」
壁P「そして今日は、何だかんだでずっと後回しにされ続けてきた、番組MCを決めさせていただきます」
壁P「快斗くんは決定済みです」
快斗「はいっ」
壁P「では、話し合いを始めます」
壁P「何かご意見がある方はいらっしゃいますか?」
タカシ「はいっ!」
壁P「タカシくん、どうぞ」
タカシ「僕は辞退します」
衣依「え、どうして?」
タカシ「メインでやるのも楽しいかなとは思うけど、他のコーナーを徹底的に私物化したいから、あえてです」
香「私物化宣言をするな…」
聖羅「ふふっ、タカシくんらしいですね」
壁P「辞退ですか…。まあ、どなたも出られる番組になると思うので、快斗くんを除いた全員が降りるなどと言わなければ受け付けますが…」
壁P「他に辞退をしたいというような方はいらっしゃいますか?」
誠「あのー…」
壁P「まこちゃん、どうぞ」
誠「俺……漢字とか読むの苦手だし、MFCもあるしで…ちょっと負担になりそうだから、俺も辞退しとこうかなって」
壁P「おやまあ…」
誠「でもちゃんとやる時はやるし、MCを降りるってだけで、やる気はあるからな!」
壁P「そうですか、分かりました」
佑香「佑香もやんない」
壁P「おやまあ、佑香ちゃんもですか? 理由は?」
佑香「枠にはまりたくない」
葉子「かっこいいこと言ってるけど…あんまり誉められないような…」
↓1~ 多数決 最速2票獲得選択肢採用
かーくんと一緒に番組MCをするのは誰?
葉子 聖羅 衣依 ゆず子 香 透 の中から選んでね
壁P「では…」
壁P「これにて決定とします」
壁P「新番組『SSプロのみなさんのおかげでした』のMCは、快斗くんと、衣依ちゃんです」
快斗「はいっ」
衣依「はい!」
壁P「拍手をお願いします」
パチパチパチ…
タカシ「衣依かぁー、安定感だね」
香「がんばれよ、2人とも」
誠「番組の顔になるわけだもんな」
佑香「泥を塗れる顔…」ニタァッ
透「…」
葉子「衣依ちゃんって、アグレッシブだよね」
ゆず子「いーいことじゃあねえの?」
聖羅「学校もあるのに大変そうですけど…その分、わたし達がフォローしますね」
壁P「それでは本日の会議はこれまでとなります」
壁P「どうもありがとうございました。解散」
壁P「快斗くん、衣依ちゃん」
快斗「あ、はい」
衣依「何ですか?」
壁P「2人とも時間はありましたよね。テレビ局で、番組の打合せがあります。2人はMCになりましたし、一緒に行きましょう」
快斗「分かりました。…衣依、改めてよろしく」ニコッ
衣依「うん、こっちもよろしくね」
↓1 いよりん、かーくんとの番組ゲット!!
1~3 しかし壁Pが余計なことを言う…
4~6 こっそりうきうきなようでございますよ
7~9 鈍感かーくん。略して鈍かーくん
ブゥゥゥゥン…
壁P「快斗くんは番組スタッフとの打合せは何度かやってますよね」
快斗「はい」
壁P「じゃあ、衣依ちゃんよりは色々と分かっているでしょうから、フォローをしてあげてくださいね」
快斗「分かってます。って言っても、衣依の方がしっかりしてると思うけど…」
壁P「まあまあ」
ペチャクチャ
衣依(快斗くんと…本当にMCやれることになっちゃった…)
衣依(今日のあの会議のために色々とこっそり準備して臨んだ甲斐が…)チラッ
快斗「それで…」
壁P「はっはっは」
衣依(って、ダメダメ、お仕事だよ、お仕事)
衣依(そう、あくまでも小さいお姉ちゃんぶったアイドルとしての仲寺衣依じゃなくて、ちゃんと大人になったアイドルの仲寺衣依としてステップアップするための…)
衣依(………よし、気合い入った。快斗くんが事務所の看板だとしたって、成果を出して、それ以上に目立っちゃダメってことはないんだから)
衣依(うん、仲間であってライバル…うん、負けない)
↓1 SSプロのみなさんのおかげでした 最初の回は…
1 SSプロアイドル達の顔見せと、季節感を兼ねた陸上競技会
2 MCのかーくんといよりんに、番組の本気度を見せつけるべく、SSプロアイドル総出で次々とドッキリを仕掛けます。これは偽打合せ
3 SSプロ内の力関係をハッキリさせるべく、体力・頭脳・精神力を試す三種競技会
番組D「では、これから打合せを始めます」
壁P「お願いします」
快斗「よろしくお願いします!」
衣依「よろしくお願いします」
番組D「最初の放送回ですが、SSプロの皆さんの顔見せができる内容にしたいと考えています」
快斗「はい。それで、みんなで競い合うのはどうだろう、って前回はなりましたよね」
衣依「みんなで競い合う…。かけっことか? ちょっと弱いんじゃないかな?」
番組D「そこは皆さんに短パンやブルマをはいていただきまして…」
衣依「ブルマ…今時、テレビの中でしか見れないよね…」
快斗「佑香もブルマはくのかな…?」
衣依「あ、はかなさそう」
番組D「佑香ちゃんは、短パンでも…」
衣依「特別扱いはしなくても大丈夫です。ねっ、プロデューサーさん?」
壁P「うーん…まあ、でも佑香ちゃんだけ…着ぐるみとかどうです? 出オチ担当で」
番組D「着ぐるみ! いいですね、ひとりだけ!」
快斗「ええー…?」
佑香「それやったらタカシくんが、おいしくてズルいって言いそう…」
壁P「では彼にはチャイルドスモッグでも着せましょうか」
快斗「着そう…」
衣依「喜んでる姿が目に浮かぶのが何とも言えないよ…」
壁P(なーんて打合せ、全部意味ないんですがねえ…)
番組D(まさか、MCが2人揃っての打合せからドッキリを始めてしまうとは…面白い人だな…)
壁P(いやはや、提案がすんなり通ってしまったのには驚いた…)
↓1 そして、偽収録の日がやって来た…!! 誰からドッキリしようか?
1 悪戯とは縁遠い、ハコまこせーらのトリオから
2 香様ががんばって考えてきたそうなので、しょっぱないきます?
3 モンスターズ
4 ゆずが対いよりんドッキリを考えてきたそうですよ
5 とーるちん?
快斗「はぁー…いよいよ、収録か」
衣依「緊張してる?」
快斗「初めての司会だし…まあ、ちょっとは」
衣依「でも快斗くんならできるよ。わたしもフォローするし」
快斗「ありがと。よろしくな」
<うわああああああっ!?
快斗「っ…な、何だ?」
衣依「まこちゃんの声…?」
タタタッ
誠「せ…聖羅…聖羅ぁっ…!?」ユサユサ
聖羅「…」
快斗「ど、どうしたんですか…?」
誠「あっ…か、快斗…」
衣依「聖羅ちゃん、どうしたの?」
誠「衣依もっ…こ、これは、だな……あの…」
快斗「聖羅さんが倒れてる…何があったんですか?」
衣依「まこちゃん、何があったの?」
誠「じ、実は…」
↓1 実は…?
1 まこちゃんが山で取ってきたキノコに、コントウダケという毒キノコが混じっていたらしい
2 な、なにー、ハコちゃんがまこちゃんと仲良くしてたせーらさんに嫉妬してやってしまっただとぉー? さんかくかんけいだとぉー?
3 催眠術にかかっただとぉ?
誠「その…催眠術を、試したら…本当にかかっちゃって…」
快斗「さ…催眠術?」
衣依「催眠…術…って…あの?」
誠「そう…あ、暗示をな? 本当に利いちゃって…」
衣依「…まこちゃん、悪いもの食べたの? 聖羅ちゃんも、悪ふざけ?」
誠「本当だって」
衣依「そんなのあるはずないでしょ。証拠を見せてよ」
誠「証拠って言われても…あ、そうだ。じゃあ…まだ、催眠術にかかってるならできるかも…?」
誠「ぬぬぬ…ぬぅぅぅ~…」
快斗「何してるんですか…?」
誠「暗示の準備…たしでげかおたしでげかお……聖羅、起き上がれ」
聖羅「……」ムクッ
衣依「…」ジトォッ
誠「そ、そんな顔するなよ…」
快斗「いやいや…何の悪ふざけですか…?」
誠「本当だって。じゃあ…何か、普段、聖羅がやらないようなことも、きっと催眠術でできるはずだから…やらせてみるか?」
衣依「例えば?」
誠「……快斗、例えば?」
快斗「俺ですかっ? 聖羅さんがやらないこと…うーん………無言で衣依にビンタとか、絶対しませんよね」
衣依「痛いのやだよ…」
快斗「じゃあ…い、痛くないように?」
誠「よし、じゃあ…たしでげかおたしでげかお……聖羅、衣依に痛くないビンタをしろ」
衣依「…」ジトォッ
聖羅「…」ペシッ
快斗「ほ…本当に、やった…?」ガクガク
衣依「えっ、快斗くん騙されてるの…!?」
葉子「ねえ、さっき声がしたけど…どうしたの?」ヒョコッ
衣依「あ、葉子ちゃん。まこちゃんがね、変な悪戯してるの。聖羅ちゃんに催眠術をかけたんだって」
快斗「でも本当なのかも…?」
誠「本当だって」
葉子「催眠術はちょっと…非科学的かな」
誠「じゃあ葉子にかけてやるよ」
葉子「ええ…? いいけど…かからないと思う…」
誠「ぬぅぅ…たしでげかおたしでげかお……葉子、お尻をふるダンスをしろ」
葉子「……」フリフリ
快斗「えええええっ!? 誠さん、すごいっ!?」
衣依「えええー…? 何これぇー…?」
↓1 いよりんは全然疑っています
1~3 普段悪戯しない分、騙すスキルも低かったか…
4~6 かーくんはすっかり騙されたよね
7~9 けっこう大規模に仕掛けてます
誠「なっ? なっ?」
衣依「おかしいよ…」
快斗「誠さん…本当に、催眠術なんですか…?」
誠「ほんとだって。見たろ?」
快斗「……じゃ、じゃあ…聖羅さんと葉子さんに、2人同時に暗示をかけたりとか?」
誠「…で、できると思うぞ?」
衣依「…………じゃあ組体操の、2人でやるやつとか、やってもらいたいな」
誠「組体操の…?」
葉子「…」←内心ドキドキ
聖羅「…」←内心楽しんでる
衣依「サボテンとか」
快斗「ああ…膝を曲げて立った下の人の、膝の上に乗るやつ?」
誠「サボテン…」
衣依「催眠術なら…できませんとか言わないでやれるよね?」
快斗「誠さん、2人には悪いですけれど…ちょっと見たいです」
誠「うっ…わ、分かった…。サボテン、だな。サボテン…」
誠「たしでげかおたしでげかお……聖羅、葉子、サボテンをやれ。……聖羅、下で」
葉子「…」
聖羅「…」
快斗「…」ワクワク ←信じてる
衣依「…」ジトォッ ←疑ってる
誠「…」タラァ- ←冷や汗かいてる
↓1 果たして…!?
1~3 失敗した
4~6 成功したけどすぐ崩れた
7~9 これがプロ根性か…ボロが出ぬ内に退散
葉子「…」バッ
聖羅「…」バッ
快斗「おおーっ…」
衣依「えっ、ほんとにできちゃった…」
誠「な、なあっ? 普段の2人じゃあ絶対やらないのに、文句も言わずにやっただろ?」
聖羅「…」プルプル
グシャアッ
葉子「痛っ…」
聖羅「あう…」
誠「」
衣依「今、喋った…!!」
誠(ヤバいっ! ちゃんと終わらせ方打ち合わせといたのに…!)
葉子(これどうしよ?)
聖羅(後の方のためにも今はネタバラしできないんですよね…?)
快斗「ああー…惜しい、今の崩れちゃった衝撃で暗示解けちゃったんですかね?」
誠「!!! そ、そう…そうだな! あー、残念だったなぁー」チラチラッ
葉子「う…うぅーん…あれ? どうしたんだっけ…? まこちゃんが…催眠術かけるとか言って…」
快斗「本当に葉子さんが催眠術にかかって、サボテンやってたんですよ、サボテン」
葉子「サボテン…そう、なんだ?」
聖羅「あら~…? 何かありましたっけ?」
壁P「葉子ちゃーん、聖羅ちゃーん、まこちゃーん、ちょっといいですかー?」←救済にきた
誠「あ、お、おうっ!」
葉子「何だろう…? 呼ばれたし、行くね」
聖羅「あらあら~…」
衣依「……………何だったの…?」
快斗「催眠術かぁ…すごいなあ…。あんなにかかるのか…」
衣依「信じてるし…」
↓1 続きましては…?
1 香様ががんばって考えてきたそうなので、しょっぱないきます?
2 モンスターズ
3 ゆずが対いよりんドッキリを考えてきたそうですよ
4 とーるちん?
5 全部やらなくてええやん…? ダイジェストで飛ばそうぜ?
衣依「あの3人、どうかしたのかな…?」
衣依「まこちゃんが取ってきた変なもの食べちゃったとか…」
快斗「いやいや、催眠術があったんだよ」
衣依「そうかなぁ…?」
ゆず子「んー…」
衣依「あれ、ゆずちゃんだ」
快斗「どうかしましたか?」
ゆず子「ん? ああ…いやな、ちょっと…」
衣依「何?」
快斗「催眠術ですか?」
ゆず子「はあ? 催眠術ぅ? 何とんちんかんなこと言ってんだよ」
ゆず子「ちょっと探しもの…ま、ないならいいんだけど…んー…」スタスタ
快斗「?」
衣依「何探してるんだろ…?」
ゆず子「あそこにやっちまったか…?」
シャッ
更衣室『ゆずちゃん1名ごあんなーい!!』
衣依「ゆずちゃん…どうしたんだろう…?」
快斗「どうして衣料品売場にあるような更衣室がこんなところに…?」
↓1 ゆずの、対いよりんドッキリとは…
偶数 バストアップ体操(変な器具を使った、笑える動き)
奇数 ゆずさん、胸を盛ってたドッキリ
<あっ! あっ……っとと…
衣依「?」
快斗「何か、見つけたっぽいですね…」ヒソ
衣依「しかも何か…見つけたけど、こっそりしなくちゃって感じで…静かになったよね…」
更衣室「…」モゾモゾ
更衣室「…」モゾモゾモゾ
シャッ…
ゆず子「……おい、何でいるんだよ? どっか行ってろよ?」
シャッ
衣依「…しかも、顔だけ出してどこか行けって…怪しい…」
快斗「怪しいけど…気になる」
衣依「……ちょ、ちょっと隠れてみる…?」
快斗「…そうしてみるか」
コソコソ…
更衣室「…」モゾモゾ
更衣室「…」シ-ン
シャ…
ゆず子「…」キョロキョロ
ゆず子「よし…いないな」
シャ-
ゆず子「はぁー…テレビ用に詰め物忘れてたのをバレなくて良かった…」
衣依「!!?」
快斗「…つめもの…? 何の…?」
衣依「つ…詰め…もの…してたの…?」
ゆず子「めんどいけど、これしとかねえとなあ…」
ゆず子「……そろそろまたこっそり豊胸手術行くか…」ボソ
衣依(豊胸手術…!!?)
快斗(えええー…? そんなのしてたんだ…?)
ゆず子「……よし、バレねえ内に行くか…」スタスタ
ズルッ
ゆず子「っとぉ…違うの探すか…これズレやすいんだよな…」
衣依「!!?」
↓1 お次は…?
1 香様ががんばって考えてきたそうなので、しょっぱないきます?
2 モンスターズ
3 とーるちん?
4 全部やらなくてええやん…? ダイジェストで飛ばそうぜ?
衣依(詰め物…だからあんなに大きいんだ…)
衣依(もしかして知らないだけで、他の大きいみんなもこっそりしてるとか…?)
衣依(ありえる…)ゴクリ
快斗「衣依、どうかした?」
衣依「なっ…何でも、ないよ」
タタタッ
快斗「んっ…?」
衣依「あ、タカシくんと佑香ちゃん」
タカシ「手を上げろ、逮捕するっ!」チャキ
佑香「かわいいお顔に風穴開けられたくなかったらな…ふっ…」チャキッ
快斗「いきなり何ですか…?」
衣依「今日は刑事さんごっこ…?」
↓ モンスターズのドッキリは…
1 いつもの悪戯に見せかけた、普段はちょっとできない古典的悪戯連発攻撃
2 エアガンのはずだったのに何故か実銃になってて死亡者が出ちゃうドッキリ
3 目の前でタカシくんが逮捕されちゃうドッキリ…
タカシ「従わないならこうだぞー!」
佑香「今の内なのだ…」
衣依「従いません」
快斗「台本確認したいですし…ちょっと遊んでる時間は…」
タカシ「ばんっ」
バァァンッ
バチィンッ
快斗「うわあああっ!?」
衣依「きゃあああっ!?」
後ろの壁『やーらーれーたー』
佑香「ばんっ」
バァァンッ
バチィィィンッ
快斗「またぁっ!?」
衣依「な…何でそんな…仕込んでるの…!?」
タカシ「最近僕儲かってるから、てへっ」
衣依「だからってやっていいことと悪いことがあるでしょ!」
佑香「逃げる」
タカシ「いよりんが怒ったー、逃げろー!」
佑香「ああもうっ、待ちなさい…!」
快斗「あ、追いかけるの…? 衣依ってけっこうムキになるっていうか…」
タタタッ
ズボッ
衣依「えっ――?」
快斗「衣依っ?」
ドボンッ
衣依「熱っつい! 熱い、熱いっ!」
快斗「熱湯風呂っ…!?」
タカシ「あははー、引っかかった、引っかかった~」
佑香「油断してるからだぜおじょうちゃん…」
快斗「だ、大丈夫か、衣依…?」
衣依「衣装だったのに…濡れちゃったじゃない…。タカシくん、佑香ちゃん!?」
タカシ「あー、ちょっと本気で怒られそう…」
佑香「む…」
タカシ「逃げろぉー!!」タタタッ
↓1 スタッフの協力を得たモンスターズの悪戯祭りです
偶数 もうね、軽い障害物走よね
奇数 あれ…いよりんがドッキリ祭りに気づいた…? やりすぎた?
タタタッ
ズボォォッ
快斗「今度は俺ぇっ…!?」
バシャンッ
快斗「熱いっ…!!」
佑香「快斗くんまでっ…!」
タカシ「あははっ、またまた引っかかった~!」
佑香「とろいのだ」
タタタッ
衣依「ああもう…見失っちゃった…入り組んでるから…」
快斗「はぁ…はぁ…さすがに、この鬼ごっこは分が悪すぎるような――」
ピトッ
快斗「うひゃあああっ!?」バッ
衣依「快斗くんっ…どうし――こんにゃく…」
快斗「えっ…? 何かいきなり冷たい変なのが触れたと思ったら…」
吊されたこんにゃく『どもー』プラプラ
タカシ「こっちだよ~」
佑香「弱い」
快斗「あの2人…今日はいつもの数倍は調子に乗ってる…」
衣依「…」
衣依(そう言えば、まこちゃんと葉子ちゃんと聖羅ちゃんのこともあったし…こんなに大掛かりな悪戯もしてるし…)
衣依(こんなにたくさん2人だけで仕掛けられる…? もしかして…これってドッキリじゃ…?)
↓1 次は、誰仕掛けます…?
1 香様
2 とーるちん
なーに、疑っている上でも信じざるを得ない高レベルのドッキリをしかければいいまでのことよ
どーでもいいけどちょくちょくいよりんがリルモン化しててわろた
>>850 ほんとすんません… 意図しないわらいを提供してしまって…
快斗「完全に見失った…」
衣依「そうだね…」
衣依(まるで誰かにか組まれたみたいに綺麗さっぱり…)
快斗「……とりあえず、スタジオの外まで出ちゃったし、戻ろうか」
衣依「あ、うん。そうだね…」
快斗「でもあの2人…悪戯に関してはものすごい情熱だよなぁ…」
衣依「特に佑香ちゃんはね…」
スタスタ…
香「…」
快斗「あ、香さん。こんなところでどうしたんですか?」
香「ああ…2人とも」
衣依「…」
↓1 香様の考えてきたドッキリは…!?
1~3 それもうやったよ…香様…
4~6 香様、新妻に尻に敷かれてる説
7~9 実はヅラで、禿げてた説
香「…ここは、景色がいいからな」
快斗「…確かに、景色が開けてていいですね」
香「たまにはこうして…いい景色を見て癒される時間もいる」
衣依「…そう、だね」
香「…何か買ってやる。何がいい?」
快斗「自販機…いいんですか?」
香「ああ」
快斗「じゃあ――」
香「ブラックの無糖でも飲んでおけ、快斗は」pi
ガコンッ
快斗「えっ?」
香「衣依は何がいい?」
衣依「じゃあ、お茶」
香「ほら」pi
ガコンッ
快斗「あの…コーヒーは、ブラックはちょっと」
香「いいか、快斗…。男は、苦さを知って大きくなっていくものだ」
衣依「香くん、どうしたの…?」
香「…いや、何でもない――」
prrrrr…
香「……すまない」pi
スタスタ…
快斗「…何で、たそがれてたんだろう、香さん…?」
衣依「何でだろうね」
香「…2リットルのミネラルウォーターを6つ? トイレットペーパーの特売? アボカドとマグロの柵と…?」
快斗「ん…? 電話で何話してるんだろう?」
衣依「お買い物頼まれてるとか…?」
香「ああ、分かっ――銀座でこれからランチ? …そうか、気をつけて。ああ、愛してる…」pi
快斗「…奥さん、ですか?」
香「っ……あ、ああ…」
↓1 香様…
1~3 え、これで終わり?
4~6 ムダに演技力の高い香様…?
7~9 手が込んでるけどそこまでドッキリっぽくない香様…
衣依「香くん、何でちょっと歯切れ悪いの?」
香「いや…ちょっとした最近の悩みだ。いくつになっても、悩みは尽きない」
快斗「香さんでも悩むんですね」
香「ああ…まあな…。しかし、本当に大したことじゃない」
香「そろそろスタジオに戻ろ――」
ポトッ
香「っと…」
快斗「はい。ケータイ、壊れてません? 大丈夫ですか?」スッ ←落としたケータイを拾ったかーくん
快斗「――って、その待ち受け?」
香「!!?」
衣依「えっ?」
快斗「な、何ですか、それっ?」
香「何でもないっ…忘れてくれ…」
快斗「え、いや…もうちょっとよく見せてください」
衣依「その人、香さんの奥さんだよね?」
香「やめろっ」
快斗「いやいや、何か気になることが…!」
衣依「見せて見せて」
ワチャワチャ
香「あっ…!」
快斗「すみません、失礼しまーす!」
pi
香様ケータイ『SMプレー中の香様』
衣依「……これ…香くん…?」
快斗「四つん這いで…ヘンタイっぽい仮面つけた女の人に、ムチで打たれて…」
香「やめろぉぉぉおおおお―――――――っ!」バッ ←奪い返した
香「うわああああああああああ――――――――――――――――っ!!」ダダダッ
快斗「っ…に、逃げた…」
衣依「あんな香くん…見たことない…」
快斗「もしかして…と、遠い目をしてたのは……ああいう生活に、嫌気が…? 尻に敷かれてるとか…?」
衣依「実は奥さんがSM好きで…しかもドSで…香様がM豚になってるとか…?」
快斗「にしても悲痛すぎる叫びだった…」
↓1 最後は、とーるちんですが…
1~3 オチ?
4~6 まだ、SSプロに入ってからとーるちんと一緒の仕事はしたことはない、かーくんといよりん
7~9 体を張ってますわぁー… そして反応にも困る
ガチャッ
快斗「何か、どっと疲れた…収録まだなのに」
衣依「ほんと…」
透「…」チラッ
快斗「って、こいつ…楽屋にいやがるし…」
衣依「透くん、何してるの?」
快斗「つうか着替えろよ。もうすぐ収録なんだから」
透「は?」
快斗「は、って…」
透「やってらんねー…帰る」
衣依「えっ? 何言ってるの、いきなり?」
快斗「お前なあ、勝手なことを言ってるんじゃ――」
バッ
透「何が、新番組だよ。ただの、ドッキリ番組の特番のためだろうが」
透「しかもその場で考えてドッキリかませとか、ばっかじゃねえの?」
快斗「え」
衣依「ドッキリ…」
透「お前らターゲットだよ」
快斗「え…し、新番組…SSプロのみなさんのおかげでした…」
透「んなもんねえよ」
衣依「全部…嘘だったの…?」
透「全員出演とかギャラ高すぎに決まってんだろ、気づかねえとかどーいう脳みそしてるんですかぁー?」
快斗「…」パクパクパク
衣依「う、嘘…だよね…? あの、まこちゃんの催眠術とか…香くんの、やつとか」
透「信じてんのかよ、めでてえな」
いよかー「「えええええええええええええええ――――――――――――――――――――――――――っ!!?」」
透「っていうのは、嘘」
バゴンッ
バタバタンッ
快斗「うわっ!?」
衣依「えっ、か、壁が…」
タカシ「かーくん、いーよりんっ!! これこれ、これ読んで~!」つ看板
快斗「…ええっ?」
衣依「えっ? えっ、えっ…?」
タカシ「はい、2人で、せーのっ?」
いよかー「「ドッキリ…大成功…」」
みんな『ドッキリ大成功ー!!』
実際ギャラはすごいことになりそうだけどどうなのですかね
快斗「ど…ドッキリ…ドッキリ…え? えっ?」
衣依「なになになに…? 何なの…? 何だったの…?」
タカシ「うわー、とーるちんのドッキリ効果? ここまでパニクってるって」
透「ばーか」
快斗「バカって言うなよ…! こっちはパニックなのに!」
誠「いやな、催眠術とかはないんだぞ?」
葉子「サボテンは辛かったよね…」
聖羅「はい~…」
衣依「それは知ってる…!」
香「僕も別に家庭は円満だから安心しろ」
快斗「えっ、でも写真…!」
香「スタッフに合成してもらっただけで、顔以外は僕じゃない」
衣依「ゆずちゃんが、詰め物してるって…いうのは…?」
ゆず子「引っかかってやんのーwww 自前に決まってるだろぉ? じ・ま・えwww」ボインッ
衣依「っ…」
快斗「じゃ、じゃあ番組は…?」
透「まあ今日の収録はねえけど」
快斗「はあっ? どういうこと…?」
佑香「ドッキリが番組」
快斗「ドッキリの、番組…?」
タカシ「違う、違う。SSプロのみなさんのおかげでした、の第1回放送が、今日のこのドッキリの模様の放送ってことだよ」
快斗「」
衣依「」
香「そういうわけで」
タカシ「視聴者の皆さん!」
葉子「SSプロのみなさんのおかげでした」
聖羅「これから始まります~」
佑香「活躍を見よ」
透「MCがアホ揃いだけどな」
ゆず子「偽乳0パーセントのゆずちゃんが出ますよ~っと」
誠「じゃ、MCの2人ともあとはよろしく」
スタッフ「…」ペラッ ←カンペ出した
快斗「…SSプロのみなさんのおかげでした。どうぞよろしくお願いします」
衣依「出演者、スタッフ一同、皆さんに楽しい時間を提供できるようにがんばっていきます」
↓1 こうして第1回の前半分の収録が終わりました
1~3 壁Pはかーくんといよりんにいつから騙されてたんだと詰め寄られました
4~6 MC2人はドッキリに敏感になってしまいましたとさ
7~9 とーるちんの仕事っぷりにかーくんが軽く嫉妬しました
壁P「お疲れさまでした~」
快斗「騙された…催眠術も、ゆずさんのも、タカシさんと佑香の悪戯も、香さんのSMも…透のにも…!!」
衣依「ずるいよ…あんなの…最後の特にズルいよ…。ちょっとドッキリっぽいとか思ってたもん…」
壁P「いやあ、でもいいターゲットでしたよ、2人とも」
快斗「悔しい…」
壁P「騙されたのが、ですか?」
快斗「いえ…透に最後、完璧にパニックにさせられたのが…!」
衣依「確かに…」
快斗「口も態度も悪いのに…あんなんズルすぎますよ…!」
壁P「上手でしたねえ。今日のドッキリは、みんな、それぞれに考えてもらったものですし」
快斗「あああああっ…あいつにだけは、絶対負けたくないのに…!!」
壁P「その悔しさをバネにしてみてください」
快斗「俺もああいう騙す側やりたかったぁあああああっ!!」
衣依「そっちなの…?」
壁P「はっはっは」
壁P「楽しい番組になるといいですね」
今夜はここまで
おつかれさまでした
騙す側がやりたいというかーくんの要望を聞いてMC側がドッキリを仕掛けると見せかけて逆ドッキリ回があってもいいと思います
おつつつん
収録後のいよかー反省会が見たいなぁ。というかかーくんがドッキリを信じやすいのは純粋だからなのかお馬鹿だからなのか
>>867
SSプロが事務所として関わってる番組だからギャラはそこまで高くなっていないという裏事情があるのだ
加えて毎週、10人とも出るわけでもないめちゃイケ方式な感じだから節約もできちゃう上、当面、かーくんはまだキャリア的にギャラも安上がりでもあるのだ
>>872
ドッキリは時間を置かなきゃできないという制約がねえ…
でもかーくんが素直に仕掛人に回ることはなさそうよね…
>>873
かーくんがドッキリを信じやすいのは、おバカさんとお人好しと純粋さの合わせ技です
それと、コンマで0が出た時用の展開として、実はドッキリに気づいててわざと引っかかっていたというIfパティーンも…
~SSプロのみなさんのおかげでした、初回収録後~
快斗「……はぁ」
衣依「お疲れさま、快斗くん…」
快斗「お疲れ…」
衣依「何か…大変だったね」
快斗「大変だった…」
衣依「…でも快斗くん、全部信じてたよね?」
快斗「っ……だって、すごかったし?」
衣依「催眠術はないよ…。1番、リアリティーなかったのに」
快斗「そ、そうかな…? まあ、最初は怪しいと思ったけど…」
衣依「まあ…ちょっとは体張ったとは思ったけど…葉子ちゃんも聖羅ちゃんも」
快斗「…たしでげかおたしでげかお……って誠さんが言ってただろ?」
衣依「? 言ってたね…変な、呪文?」
快斗「今さら気づいたんだけど…反対から読んだら…おかげでしたおかげでした…だった」
衣依「えっ? おかげでした…たしでげかお…おかげでした…本当だ」
快斗「悔しいっ…」
衣依「バカにされた気分…」
快斗「あと…後から考えて分かったけど、タカシさんと佑香の、あの悪戯…」
快斗「手が込みすぎてて、全然普通じゃなかった」
衣依「わたしはそこで疑い出してたけど…ドッキリじゃないかって」
快斗「俺、ドッキリなんてされるの初めてで、信じてた…」
快斗「それがまた悔しいっ…」
衣依「…今度はこっちからドッキリしたいよね」
快斗「……したい」
衣依「スタッフさんに相談してみよっか?」
快斗「いいなっ。でも、絶対にバレないように、あとパニックになるようなやつさせたいよな」
衣依「どういうことすればいいんだろう…?」
快斗「あっ、心霊ドッキリとかは?」
衣依「大勢を相手に心霊ドッキリは無謀だよ…」
快斗「じゃあ透にだけでも…」
衣依「こだわるね」
快斗「だって1番こう…してやられた感が強くて…」
衣依「でも透くんって…普段の態度があれだから…事務所的にドッキリはNG出しちゃうんじゃないかな…?」
快斗「ええっ…? 余計にムカついてくるな、それ…あいつめ…」
快斗「くっそぉぉー……。やり返してやりたい…」
衣依「執念深いね、快斗くん…」
~ラバステ!~
誠「ラバーネーム、ゆんゆん猫。皆さんこんばんは。いつも楽しく聴いています」
聖羅「こんばんは~。ありがとうございます」
誠「今回の佑香ちゃんSSR、まさかの告白ボイス搭載にハートを打ち抜かれました。というわけで、お題は『理想の告白のシチュエーション』です」
誠「…もはや、お題なんだな」
聖羅「ふふっ…いつも話題を提供していただいて、ありがとうございます~」
誠「佑香の告白ボイスかぁー…。どんなだったんだろ?」
聖羅「さあ…わたしも聴けていないので分かりませんけれど……声の収録をした日、プロデューサーさん達2人で佑香ちゃんをスタジオに連れていったとか…」
誠「相当、嫌がったんだろうなあ…」
聖羅「ところで、理想の告白のシチュエーション…だそうですよ」
誠「告白か…きっと愛の告白だよなあ。プロポーズ?」
聖羅「好きです、ってお伝えする告白ということもありえますね」
誠「じゃあ、俺がプロポーズの告白で、聖羅が愛の告白でどうだ?」
聖羅「はい、分かりました。じゃあまこちゃんさんからどうぞ」
誠「そうだなー…プロポーズ、プロポーズ…。あんまり格好つけんの苦手だけど…だからこそ、そういう時くらいはカッコつけたいよな」
聖羅「いつもまこちゃんさんは格好いいですよ」
誠「そうでもないって。衣依に叱られてばっかだし。んー…ベタだろうけど、高級なレストランとかか?」
聖羅「夜景とかが綺麗な窓際のお席ですね?」
誠「そうそう。そんで、えーと…シャンパンとか飲むのか? ご飯食べてから、そろそろ帰るかなってくらいに相手の顔見てさ」
聖羅「ステキです」
誠「『結婚してください』…みたいな?」
聖羅「はい~」
誠「いやいや、聖羅に言ったわけじゃないからな?」
聖羅「あらっ、わたしったら…ふふ、すみません。ついつい…想像していたらステキで」
誠「まったく聖羅は…。んで、聖羅は愛の告白…好きです、って言う感じのは理想としてはどんな感じだ? 自分からする感じかな?」
聖羅「まこちゃんさんがご自分からだったので、わたしも自分で告白するシチュエーションを考えてみますね」
誠「おうっ」
聖羅「うーん…高校に通っていた時くらいの設定でもいいですか?」
誠「いいんじゃないか?」
聖羅「じゃあ…やっぱり、ラブレターですね」
誠「ラブレター?」
聖羅「はい~…やっぱり、相手の男の子を呼び出さなきゃいけないけれど…面と向かって呼ぶのは照れ臭いというか…だから、下駄箱に忍ばせるんです」
聖羅「それで…きっと学校に、丁度いい場所があるんですね。伝説の木の下とか…そういうところが」
誠「お、おう…」
聖羅「そこに来ていただいて…絶対に、先にわたしが待っているんです。ちゃんと来てくれるのかなとか思いながら、でも来てしまうのが怖いような気持ちで」
聖羅「それで…ちゃんと来てくれたら……『あなたのことが好きになりました、おつきあいをしてください』……って」
誠「お…おおおお~……何か、キュンキュンきたな」
聖羅「そうですか? ふふ、嬉しいです。まこちゃんさんのもステキなシチュエーションでしたけど…わたしも、うまい感じになったでしょうか?」
誠「俺だったらオーケーしちゃうな、きっと。うん」
~ラバステ!~
衣依「ラバーネーム…………葉子ちゃん、これ読める…?」
葉子「えっ…えーと……恒河沙阿僧祇那由多不可思議……さん?」
衣依「すごい…。ありがと」
衣依「ハコちゃんにいよりんこんばんは。先日10連を回した時の事なのですが、一生の運を使い切ってしまったのでは…?と思うほどの奇跡が起きたのでスクリーンショットを撮りました」
衣依「2witterで呟いたところ、RTが3桁越えてビックリです。お二人も課金は程々に頑張ってくださいね!」
衣依「これがスクリーンショットだって…えっ?」
葉子「まこちゃんSSR2枚、SRまこちゃん2枚、SR聖羅2枚…!?」
衣依「こんなの…あるんだ…?」
葉子「一生の運を全部って…あながち、比喩じゃ…よ、夜道とか気をつけてくださいね?」
衣依「にしても、まこちゃんばっかり…」
葉子「まこちゃんが、4枚…」ゴクリ
衣依「葉子ちゃん、まこちゃん集めてるもんね」
葉子「えっ? あ、あの…それはね、ほら、最初に選んだから愛着がってだけで…」
衣依「分かってるから大丈夫だよ」
葉子「う、うん…」
葉子「それにしても…SSR【日本男児】まこちゃんを2枚…。それに恒常SRのまこちゃんか…」
衣依「この【日本男児】まこちゃんって、葉子ちゃんはゲットできてるの?」
葉子「あ、うん…。これは持ってるよ。この和装のまこちゃんってかっこいいよね、似合ってるし」
衣依「うん。和装で1番似合っちゃうのってまこちゃんだよね、うちの事務所の男の人の中だと」
葉子「だけど…本当に大丈夫かな、恒河沙阿僧祇那由多不可思議さん」
葉子「こんなにいっぱいまこちゃん引いて…」
衣依「まこちゃんを引いちゃったことなの?」
葉子「……貧乏神とか、まこちゃんって憑いていそうな感じしない?」
衣依「…………意外と、あるかも知れない…」
葉子「そのまこちゃんを1度に大量に引いちゃったら、恒河沙阿僧祇那由多不可思議さんも…」
衣依「あと葉子ちゃんがまこちゃんを出そうとして、なかなか引けないのも貧乏神の…」
葉子「えっ?」
衣依「冗談だよ、冗談」
葉子「………でも確かに、搾り取られてる…」
衣依「あ、でも聖羅ちゃんも一緒に出てるから大丈夫なのかな?」
葉子「どうして?」
衣依「だって…聖羅ちゃんだよ?」
葉子「……そっか」
衣依「全てのこう…悪いものをなくさせてくれそうなオーラあるから」
葉子「あるよね、すごいよね」
衣依「だからプラマイゼロになるのかな…?」
葉子「ううん、そうなるとSSRが合計6枚とSRが2枚出たっていうプラスだけ残るよ」
衣依「…すごいね…えっと……」
葉子「恒河沙阿僧祇那由多不可思議さんだよ」
~ゆず香るラジオ~
香「今日は、初登場のゲストが来ている」
ゆず子「あたしのパシリ2号、氷川透」
透「誰がパシリだ…」
香「そういうわけで、早速、メールを読もう」
香「スパイスネーム、胡椒したレディオさん。ゆずさん、香様、透君、こんにちは。そして香様は御結婚おめでとうございます」
ゆず子「おめっとさん、香様」
透「けっこう前だろ?」
香「祝福してくれてありがとう。では続きを読もう」
香「最近のSSプロ、香様の事も含めてシャーディさんが引退、快人君と言う新星、更に透君の加入と目まぐるしい変化が続きましたね」
香「さて、その透君ですが、今までのSSプロの和気藹々とした雰囲気からは離れた一匹狼な雰囲気ですが、他の皆さんとはどんな風に接しているのでしょうか?」
香「ゆずさんと香様はお二人それぞれの透君への第一印象と認めている点を、透君にはなぜSSプロに入ろうと思ったかを聞きたいです。お願いします」
透「…」
ゆず子「喋れよ、新入り~。おい、新入り~」
透「あ?」
ゆず子「性格悪いと売れねえぞぉ~?」
香「それは自分に言ってやれ」
ゆず子「何をうっ!?」
香「僕とゆず子の透への第一印象…。それに、とおるが何故、SSプロに入ろうと思ったか…か」
香「第一印象は……いまだに変わってはいないが、このままじゃダメだということだな。これ以上は言わないでおこう。楽しいラジオの時間だ」
透「あーそうですか」
ゆず子「あたしは、そうだなあ……態度でっけえやつだなーって」
透「そっちは胸がでけえだけだよな」
ゆず子「ああそうだよ、野郎のあそこがデカくても大した役に立たねえだろうけど、このおっぱいは武器だかんなー。これでもってるようなもんだし?」
香「あけすけすぎることを言うな。……で、透、キミはどうしてSSプロに?」
透「……ハメられたんだよ」
ゆず子「誰にナニを?」
香「ゆず子、警告だ。次は退場してもらうぞ」
ゆず子「ギャラ出る?」
香「退場になったらカットだ」
ゆず子「オーライ、香様。んで、なーにをハメられたんだよ」
透「…事後承諾で半分騙された形で入れられたんだよ」
香「だが、嫌ならばっくれればいいだけだろう。それでもちゃんと仕事をしているんだ、何かしらはあるんだろう?」
ゆず子「そうそう、そういうことだよなー、うんうん」
香「あとゆず子、面倒になったらすぐ僕の意見に乗っかって中身のないことを言うんじゃない。黙ってる方がマシだ」
ゆず子「てきびしーわー…どこぞのラジオが今は大人気すぎるからって」
香「で、話を戻すが…キミでも多少は考えがあって、ここにいるんだろう? それをリスナーは知りたがっているということだ」
透「………SSプロの社長が」
ゆず子「社長?」
透「……………俺の…肩、叩いたんだよ…」
ゆずかお「「?」」
~ラバステ!~
衣依「ラバーネーム、上腕二頭菌さんです。こんばんは。今日も今日とて白目剥きながらイベント走ってます上位二桁は辛いです。人間やめかけてます」
衣依「こういうゲームって無課金まったりプレイと廃課金札束プレイとでは違うゲームをしてるんじゃないかと思ってしまいます。お二人のやり込み度はどれくらいでしょうか?」
衣依「と、このメールを打ちながらも携帯片手にイベント走ってます、括弧、白目…」
透「課金してねえ」
衣依「してないの?」
透「するはずねえだろ」
衣依「その言い方は課金して遊んでる人に悪いと思うよ」
透「別に好きにすりゃいいだろ…。ただの遊びにどこまで夢中になるかなんて個人の勝手なんだから」
衣依「言い方が良くないよね、透くん…」
衣依「わたしは、うーん…やり込み度って言われちゃうと、どう言えばいいか…」
透「いくら課金で、1日に何時間プレーしてんだよ」
衣依「……課金額は、言えないけど…そこそこ、いっぱい」
透「時間」
衣依「……お仕事の合間と、授業の合間にぽちぽちと…移動の時にぽちぽちと…夜、眠る前だから……4時間くらいは、やってるかなあ…?」
透「5時間な」
衣依「そ、そこまではギリギリいってないよ…!」
透「そんなら正味5時間だろ。サバ読んでんじゃねえよ」
衣依「あうっ…」
透「1日5時間なら、1週間で35時間、1ヶ月で140時間。やってる方じゃねえの? 廃人」
衣依「そ…そこまでじゃないよ…」
透「何で廃人呼ばわり嫌がってんだよ?」
衣依「だって…!」
透「廃人プレーしてくださってる利用者様をバカにしていらっしゃるんですかぁぁ~?」
衣依「透くんって…性根が意地悪だよね…」
透「褒め言葉をどーもありがとうございますぅ~」
~ラバステ~
快斗「ラバーネーム、ハワイアンな夢さん。快斗くん、衣依ちゃん、こんばんは。先日、実家に帰っていた時の事です」
快斗「縁側でお茶を飲みながら夜空を眺めていたところ、運良く流れ星を目撃しました」
快斗「このような時には何か願い事でもすればいいのだろうかとも思いましたが、いかんせん流れていくのが速い……加えて不意打ちで訪れるものですから実際には願っている暇等ないのではないか…?と」
快斗「まぁ、3回言えるかとか叶うかどうかとかは置いておいて、お二人は流れ星に縋ってまで叶えたい願いってありますか?」
衣依「流れ星かぁ…何とか流星群がありますよーって時くらいしか注目しないかも」
快斗「それ以外でも見られるものなんだね…」
衣依「でも流れ星のお願いって、口にしなくても心の中で思うだけでもいいとか聞いたことあるよ」
快斗「それにしたって一瞬だろうし、ムリゲーだと思うな…」
衣依「ま、まあまあ…それで、快斗くんは流れ星にお願いしてまで叶えたいことってある?」
快斗「うーん…ちょっと考えはするけど…衣依は?」
衣依「わたしは…家庭円満、とか…?」
快斗「初詣じゃないんだから」
衣依「ふふっ…そうだよね」
快斗「お願いを叶えてもらえるなら、俺は……流れ星に1回で願いが叶いますように…とか」
衣依「どうして?」
快斗「そうすれば、もっとたくさんの人がお願い叶えてもらえるようになりそうだろ?」
衣依「それ、素で言ってる?」
快斗「えっ?」
衣依「素なんだ…。快斗くんって…たまにスケールの大きすぎること言うからすごいよね。ナチュラルに…」
快斗「そ、そうかな…?」
快斗「だけどさ、そもそもの話、流れ星に3回ってやっぱりムリゲーだよ」
快斗「そんなのに挑戦してるくらいなら、自分の力で叶えちゃった方がいいとか、そういう教訓めいたお話とか実はあるんじゃないか?」
衣依「どうだろう…? わたしは聞いたことないけど…」
快斗「いや、俺はこの説を推したい」
快斗「どこかの多分偉い人がさ、叶えられない夢なんてない…みたいなことを言ってた気がする」
衣依「ちょいちょい曖昧なんだね」
快斗「そういうわけで、流れ星もいいけれど現実を見てがんばろう!」
衣依「ロマンチックなのがぶち壊しだよ、快斗くん…」
~互いのポジション~
純「はぁー…」
ミシェル「あれ、純…? どうしたんだ?」
純「あ、ミー」
ミシェル(すっかりミー呼ばわりが定着されてる…。師匠と夢さんくらいしか最初は呼んでなかったのになあ…)
ミシェル「事務所にいるのって珍しいな」
純「今、俺ドラマやってるから、時間合わなくなってて…。学校、撮影、学校、撮影、また学校…ついでに補習…」
ミシェル「大変だな」
純「ミーも高校行ってるじゃん」
ミシェル「俺は別に勉強とか嫌いじゃないし、そこまで疲れないから」←けっこう優等生
純「あ、そう…」←けっこう成績悪い
ミシェル「最近どう?」
純「んー…仕事はけっこういい感じ? 来年は俺もAいけちゃうかな…?」
ミシェル「トレジャーシップはすごいもんなあ…」
純「…」←あんまりすごいって言われたことない
ミシェル「CDも出したの全部売れてるし、個々の演技の仕事もコンスタントにあるみたいだし、ユニットとしての番組もあって」
ミシェル「コンサートも盛況で、蓮は特に売れてて…ソクプロの稼ぎ頭、って感じで」
ミシェル「ライムライトも負けてられないんだけど…」
純「でもライムライトもさあ、鉄道会社のお抱え広告塔みたいじゃん。色々と行ってんでしょ? 観光地とか。いいじゃん」
ミシェル「うーん…でも痛い目に遭うし」
純「痛い目?」
ミシェル「事故なんだけど偶然夢さんの裸とか見ちゃったりして鉄拳制裁とかザラだし…」
純「えええええっ!? な、何それ、何それっ…? 夢ちゃんの…裸…っ!?」
ミシェル「下心は悪に繋がりやすいぞ」キリッ
純「でも気になるじゃん!」キッパリ
ミシェル「…………でも正直、異性としては夢さん見てないな」
純「えー?」
ミシェル「純だって愛さんとか奏をそういう風に見てないだろ?」
純「それは、そうだけど……でもさあ、愛はババアだし、奏は年下だし…2人とも揃ってケチでセコいしわがままな横暴女だし…」
ミシェル「夢さんだってけっこう横暴なんだぞ」
純「むしろ夢ちゃんなら振り回されたいっていうか…」
ミシェル「…純、お前の性癖大丈夫か…?」
純「だいじょぶだよっ」
ミシェル(……もしも…俺が…)
純(俺が…ライムライトだったら…)
ミシェル(トレジャーシップにいたら…)
ミシェル「………………………」
純「………………………」
ミシェル「……俺、ライムライトで良かったぁ…」
純「やっぱ…トレジャーシップで良かったのかな…うん…」
~ラバステ!~
衣依「みなさんこんにちは、今日も楽しく聴かせてもらってます」
衣依「最近のテレビ番組って昔と比べてお笑い番組が大分少なくなりましたよね」
衣依「そこで笑いに飢えているわたしに漫才をしてもらえますか? お願いします」
衣依「アイドルなんですけど」
透「んなのお笑い芸人のラジオに回せよ…」
衣依「折角メールくれたのにそういう言い方は良くないと思うな」
透「じゃあやれるんですかぁ?」
衣依「それは…やるもん」
透「はっ?」
衣依「ボケたら…ツッコミ入れるから」
透「しかも俺がボケかよ…ボケが」
衣依「だからあなたがボケって言ったでしょーが」ビシッ
透「ボケてねえ」
衣依「…」
透「あとキレがねえ」
衣依「うぅ…」
透「はぁ…漫才ってのは、こうやるんだよ」
衣依「やれるのっ?」
透「……えー、メールが来たので僕ら漫才をさせてもらいますけれど」
衣依「僕ってなった!?」
透「漫才なんだからいいだろうが。それはともかく、アイドルというのは色々な仕事ができなくちゃなりません」
衣依「確かにそうだね」
透「ボケろよ、漫才してんだろうが!」
衣依「理不尽だよっ!?」
透「歌のお仕事があります、番組に出演して笑顔を振りまくお仕事があります。でも個人的に医者をやりたいんで練習しましょう」
衣依「どこからお医者さんきたの!?」
透「今日はどうされましたか?」
衣依「あ、もう始まってる…。えと、お腹が痛いです」
透「食べすぎです」
衣依「もうちょっと調べてよ!」
透「ぴとっ…ぴとっ…うーん…これは」
衣依「先生、病名は…?」
透「Aカップ」
衣依「どこ調べてるのっ!?」
透「安心してください、ちっぱいに需要はないのでセクハラ被害もありません」
衣依「本気で怒るよっ!?」
透「アイドルとして、何をされてもそうそう怒らないというお仕事もあります」
透「って具合でやりゃあいいんだよ、これくらいやれっての。キャリア何年なんですかぁ~?」
衣依「うわ、すごい切り替え早い…。ていうか何でできたの、漫才なんて…」
あ、ラバーネーム入れるの忘れた
めんご
~実はプロ野球ファン~
TV『今季6本塁打、打率1.39と成績は伸び悩んでいましたが…果たして…!』
誠「大丈夫だ、2アウトだけど2、3塁はプレッシャー…これならきっと打てるは――あああああ~っ!」
透「っし、ストレート来てる…。今日は完封いけるぞ…。守備も光ってんじゃねえか…」
スバル「2人とも…野球好きなんだね…」
誠「くっそ~…また負けるのかぁ…?」
透「広島ガープなんて踏み台にしてこのままCSを勝ち進め…」
誠「金にものぉ言わせて選手集めてるだけの悪徳球団なんてぶちのめしてくれぇ…!」
スバル「…野球中継は楽しく見てね…」
~プロ野球は一部で人気?~
TV『ガープ、このまま完封されてしまうのか…!』
愛「蓮、せせえりと砂肝頼んどきなさい」
蓮「…」ジィッ
純「俺、皮」
奏「………からあげ…」
愛「焼き鳥屋でからあげなんか食うんじゃないわよ」
奏「でもメニューあるもん」
純「蓮、俺、皮ね、皮」
蓮「うるさい、黙ってろ…」ジィッ
愛「……野球中継? あんた、こんなの熱心だったっけ…?」
純「野球なんて年中やってんだからいい――」
蓮「同じ試合内容の日なんてない」ジィィッ
奏「…からあげ…」
~見てたらやりたくなる気持ち~
誠「ノック行くぞー!」カキィンッ
タカシ「あうっ…おー…まこちゃん、打球鋭いねー!」
透「捕れよ」ゲシッ
タカシ「暴力はんたーい!」
誠「次ぃ、ショート!」カキィンッ
快斗「はいっ…!」バシィッ
タカシ「おー、ダイビングキャッチ。かーくんすごい」
透「もう一丁」カキィンッ
快斗「え、ちょっ…!?」
ガスゥッ
快斗「痛ってえええ~…何するんだよっ!? 危ないだろっ!?」
透「とろいのが悪いんだよ、捕って終わりじゃねえんだ、投げろ」ペッ
快斗「じゃあもう1回だ! 次はちゃんとやってやる!」
P3「いやー…休日にみんなで川原に集まるとか、うちの事務所は小学校かねえ?」
~ラバステ!~
聖羅「ラバーネーム、知る人ぞ知る汁さんからメールをいただきました」
聖羅「みなさんこんにちは。今日も元気にSSラブってます。皆さん漢字はお好きですか?」
聖羅「同じ字でも複数の読みがある熟語っていくつかありますよね。試しに7つ程ピックアップしてみたのですが幾つ読めますか?」
聖羅「はい、佑香ちゃん。7つ、漢字があります」
佑香「む…」
聖羅「どれが読めますか? 複数の読み方がある漢字ですね」
佑香「…………………?」キョトン
聖羅「あら…? これは、何と読みます?」
佑香「…おおもじ」
聖羅「もうひとつは?」
佑香「…………おおもじ…」
聖羅「だいもんじ、とも読めるんですけれど…。じゃあ、こちらは?」
佑香「………いっすん」
聖羅「そうですね。いっすんとも読めますし…」
佑香「…いっすん」
聖羅「ちょっと、ってこれで読めるんですよ。……もしかして佑香ちゃん、漢字は苦手ですか?」
佑香「……今は、いんたーなしょなるの時代」
聖羅「では、これ、いきさつ、けいい、とも読めるんですが…英語で言うと?」
佑香「……………ここは、日本だから」
聖羅「ちなみに、いきさつ、けいい以外には…?」
佑香「…」
聖羅「たてぬき、たてよこ…とも読めるんですよ。たてぬき、というのはある物事の終わりと始まり、終始という意味合いもあるんです」
佑香「…」
聖羅「ええと…あんまり佑香ちゃんが喋れなくなっちゃうので、残念ですけれど…この辺で終わりにしておきましょうか? ね?」
佑香「がおー」
聖羅「漢字は奥深いので、勉強してみると面白いですよね」
聖羅「知る人ぞ知る汁さんに寄せていただいた漢字は、わたしは全て読みました~」
佑香「漢字なんて読めなくても、日本にはひらがながある」
聖羅「ふふ…逞しいですね」
やりませうか
準備がオーライの方、安価おなしゃす
↓1 Pさん選択や!
1 壁P 最近の悩み:よくランチに行ってた店の閉店
2 間野P 最近の悩み:田舎の両親に結婚&孫をせっつかれる
3 P3 最近の悩み:そば派かうどん派か、どっちかハッキリ定まらないこと
※各Pの悩みは本編、小ネタ、ともに一切関係ありません
壁P「今日は曇り空ですねえ…。どうぞ、コーヒー、砂糖なしのミルク入り」コトッ
良人「ああ…ありがとう」ズズ
壁P「…いやしかし、最近思うんですが」
良人「何だ?」
壁P「ダーリンのネクタイの色は、青系統ばっかりですよね」
良人「……だからどうした」
壁P「たまにはピンクとか」
良人「似合わない」
壁P「いやー、意外といけると思うんですがねえ…。今度買っときましょうか」
良人「いい」
壁P「やれやれ」
・
・
・
ガチャッ
壁P「おはようございまーす」
スバル「おはようございます」
壁P「……河村くん」
スバル「あ、はいっ…」
壁P「…何で今日、スーツなんですか?」
スバル「友人の結婚式に呼ばれちゃいまして。午後からお休みもらってるんで行ってきます」
壁P「何やら新鮮ですねえ」
スバル「いやあ、ここって私服だから楽でいいですよね。プロデューサー職の皆さんはいつもスーツですけど」
壁P「これが私服であり、戦闘服でもあるわけです」
スバル「にしても…どんどん、周囲に取り残されていくのが寂しいです…」
壁P「うちの事務所、既婚者はわたしと香さんだけですしねえ…」
↓1 本日の業務は…!?
1 アイドル界野球大会!?
2 SSプロのみなさんのおかげでした:食わず嫌い王!
3 ソクプロさんと、とあるシークレットな企画が進行中…?
壁P「おおー…何だか、ソクプロさんの事務所に来るのは久しぶりな気分だ」
壁P(ある映画のオーディションで偶然に居合わせた結果、監督があの2人を両方気に入り、両方使いたいなんて言い出して…)
壁P(映画から飛び出したユニットとして2人組のアイドルを活動期限ありで活動させる…か)
壁P(色々と決めたり相談したり…まあ、色々な方面からのバックアップがあるから知名度・人気ともにドンもありそうだが…)
壁P(その分、何かと大変なことになりそうだ…)
壁P「気合いを入れていきますか…」
壁P「いざ、戦い(仕事)へ…!!」
・
・
・
鉄P「こんにちは」
壁P「こんにちは」ニコッ
鉄P「ご足労いただいて、ありがとうございます」
鉄P「この件についてソクプロからはわたしが担当となりましたので」
壁P「こちらこそ、どうぞよろしくお願いします」
↓1 SSプロから事務所越境ユニットに参加するのは…?
葉子 佑香 聖羅 快斗 誠 衣依 タカシ 香 ゆず子 透 の中から選んでね!!
↓1 採用安価のコンマで判定 ソクプロから事務所越境ユニットに参加するのは…?
1 愛様
2 連くん
3 純くん
4 奏ちゃん
5 ミー
6 ゆー
7 こー
8 赤
9 ばk…つぼみ
壁P「こんなものですかね…」
壁P「うちの周藤快斗と、ソクプロさんの…菅野孔くん…。馬が合えばいいんですが」
壁P「菅野孔くんはどんな子なんです?」
鉄P「…アイドルらしからぬ、素朴な青年です」
鉄P「ただ歌を歌うことだけが好きで、そのこと以外は何を考えているのか…いまいち掴めない性格でしょう」
鉄P「歌唱力に関してはうちの事務所では随一と言っても良いですが、それ以外のことには熱意が見えません」
壁P「ほうほう…。お互い、濃い性格のアイドルを抱えていますねえ」
鉄P「彼に関しては存在感からして薄すぎるでしょう」
壁P「またまた、ご謙遜を」
鉄P「あまり謙遜は好まないのですが」
↓1 では、顔合わせといくかい…?
1~3 うまくやれるのか…?
4~6 かーくんがやりづらそうだ…
7~9 やだもう、かーくんったら社交性も発揮しちゃうのん?
―― 後日
快斗「事務所の垣根を変えてユニットって、できるものなんですね…」
壁P「できちゃいましたねえ」
快斗「どういう人なんですか? その…菅野さん?」
壁P「存在感が薄い、とは先方に言われましたが…」
快斗「存在感…?」
壁P「そろそろ来るころですね。お茶の準備でもしておくので、いらっしゃったら応接室にお願いします」
快斗「はいっ」
ガチャッ
快斗「!」
快斗「来たっ…?」
タタタッ
孔「…」キョロキョロ
快斗「あっ…あの、菅野孔さんですよね?」
孔「…ああ」
快斗「はじめまして。周藤快斗です。よろしくお願いします」
孔「……よろしく」
快斗「…」
孔「…」
快斗(……無口だ…!)
快斗「えっと…あれ、そちらのプロデューサーさんは?」
孔「ああ…急用で、来れなくなった」
快斗「そう…なんですか。とりあえず、こっちどうぞ」
↓1 行動選択
1 2人きりにして観察してみる
2 間に入って少し会話を盛り上げてみる
3 そう言えば歌好きらしいから、ってカラオケにでも2人きりで突っ込んでみる
壁P「…」
快斗「…」
孔「…」ズズ
孔「…」チラッ
物陰『…』←リトルモンスターが潜んでる
壁P(あまり、話が盛り上がらない)
快斗(反応はしてくれるし…透みたいな態度の悪さはないんだけど…淡白すぎてやりづらい…!)
孔(…頭隠して尻隠さず…)
物陰『…』←ちょっぴり見えてる
壁P「そうだ。ちょっと、こういうものあるんで、2人でどうぞ」ペラッ
快斗「何ですか、それ…?」
孔「…」チラッ
快斗「……カラオケ、優待券…?」
壁P「もらいものなんですがね。2人で、どうぞ」
快斗「えっ? いやでも…いきなり…そんな……ですよね?」
孔「行こう」ザッ
快斗「反応早い…」
物陰『ちっ…』
↓1 カラオケinかーこー
1~3 孔くんがマイク放してくれない~
4~6 採点ゲームを始めたところ、こーくんが躍起になり始めた…
7~9 すっかり快斗くんは苦手意識をなくしたようです
快斗「じゃ、じゃあ…歌いますか?」
孔「…」pipipi
快斗「選曲早い…」
画面『津軽海峡・冬景色』
孔「~♪」
快斗「しかも演歌…」
快斗「まあ、いっか…。えーと……あ、採点ゲームやります?」
孔「…」グッ
快斗「意外とノリが良かったり…?」
pipipi
快斗「じゃあ、俺も入れようっと…」
快斗「何がいいかな…。この感じだと…空気とか無視して好きなのやっちゃっていい感じだけども…」
快斗「んー…好きな歌、好きな歌…………よし」
pipipi
画面『予約:浪漫飛行』
快斗「よしっ…。にしても…歌うまいな…」
・
・
・
快斗「よっ、石川さゆりの化身…!」
孔「…」
drrrrr…
快斗「あ、採点入れてたんだった。何点だろう…?」
孔「…」
画面『71点』
孔「!?」
快斗「あれ? 上手かったのに…」
快斗「まあでも、機械の採点だし…次は俺――」
孔「…」ゴゴゴ
快斗「………あれ?」
↓1 野郎2人のカラオケの行方は…!?
1~3 帰りましょうやあ…こーくん、帰りましょうやあ…って
4~6 選んだ採点ゲームのコンテンツが悪いんだ、ってことで別の採点ゲームにもしてみた
7~9 2人で真剣になって機械相手に100点を取る方法を考え始めた
画面『74点』
孔「っ…」
画面『73点』
孔「~っ…」
画面『77点』
孔「この…」
快斗「き、きっとほら…ちょっとこう、ほら、別の採点ゲームのもありますから」
快斗「そっちでやってみましょうっ。えーと…あ、ほら、点数が良くないと途中で打ち切りになっちゃうようなのとか」
快斗「こういうのって案外、最後まで歌いきれるように甘めになってるんじゃないですかね? これでやりましょう」
pipipi
孔「~♪」
快斗(やっぱ上手い…このサビ前の盛り上がりが気持ち良くて――)
ブツッ…
快斗「えっ?」
孔「なっ…?」
画面『もぉー、それ以上聞きたくなぁーい!』
孔「」
快斗「」
快斗「……い、意外と、辛口…」
快斗「だ、だったら…まだ、別のありますし…」pipipi
快斗「今度のは歌のうまさに応じて、グラビアアイドルが色んなシチュエーションになってくれるみたいですよ」
孔「…」
快斗「さ、さあ…どうぞ…。打ち切られることはないやつ…ですから」
孔「十八番で勝負だ…」ゴゴゴ
快斗「十八番…!?
pipipi
画面『上を向いて歩こう』
孔「…勝負」
快斗「がんばってくださ――」
孔「静かに」
快斗「はい…」
画面『水着にはなってあーげない』
快斗「」
孔「」
↓1 惨敗ですやん…
偶数 落ち込んだこーくんと慰めるかーくん
奇数 かーくんは精神的にけっこう疲れたみたいだけど…?
<ありがとうございましたー
快斗「…」ゲッソリ
快斗(け…結局…ノーマルな採点に戻って、8時間以上を費やして90点代になれて、解放された…)
快斗(この人…かなりこだわるタイプだ…)
快斗「な…何か、疲れちゃいましたよね――」
孔「ん?」キラッ
快斗「……えっ?」
孔「…何だ?」
快斗「…」ゴシゴシ ←目をこすった
快斗「…」ジィッ
孔「?」
快斗(……何か、スッキリした顔してるぅー!?)
孔「なかなか歌ったから満足した」
快斗「……あ…そ、そう…なんですか……」
孔「ああ」
快斗「そう…でしたか………」
快斗(俺が気を揉んだ意味…)
孔「あと別に…かしこまらなくていい」
快斗「そう…ですか?」
孔「…勘違いされやすいが……馴れ馴れしくてもかまわない」
快斗「…はあ」
↓1 ちょいちょい、かーこー案件も出てくるようになるよ、今はここまで
次のPさんをどうぞ
1 壁P
2 間野P
3 P3
P3「……雲はいいなあ…」ズズ
スバル「どうしたんですか、外を眺めて…?」
P3「ああやってふわふわふわふわ…どこまで流れていくんだろうねえ…」
スバル「…気になってたんですけど…いいですか?」
P3「ん? 何よ、言ってごらんなさいな?」
スバル「おいくつですか…?」
P3「いくつに見えるぅ?」
スバル「………若くて…30台…。だけど間野さんほどでもない…ような…?」
P3「んっふふ~…」
スバル「…答えは?」
P3「そいつぁ、みんなの心の中さ」
スバル「何てヘタなごまかし…!」
P3「答える気がねえ、って分かりやすいだろう?」
P3「ほいじゃまあ…お仕事をしますかねえ」
P3「…っと、その前に…お髭剃っとくかな」
スバル(ほんとにいくつなんだろう…? ていうか社長、どこからあの人を連れてきたんだ…?)
↓1 SSプロ七不思議のひとつ、P3の実年齢
1 香様のドラマにちょっくら顔を出しにいきまっせー
2 いよりんが教育テレビでやってるお料理番組について
3 SSプロのみなさんのおかげでした:食わず嫌い王:ゲストはお船の年長2人
P3「いーよりちゃん」
衣依「あ、はいっ」
P3「打合せあるから行きましょうや」
衣依「はーい」
P3「うんうん、手がかからなくて、素直で…いい子だなあ」
衣依「いい子って…もう高校生なんだからやめてください」
P3「ははっ、悪いねえ。でもおじさんおばさんってえのはねえ、20歳になろうが、若者のことを子ってついつい言っちゃうのよ」
・
・
・
*「では次回はこれでやりますので」
衣依「はい、よろしくお願いします」
P3「よろしくどうぞ~」
衣依「………はぁ…」
P3「んんー? どったのよ、ため息なんてついちゃって。悩みごとかい? オッサンでいいなら聞くけど?」
衣依「うーん…悩みごとって言うか…」
P3「まあまあ、言ってごらんなさいな」
↓1 浮かぬ顔のいよりん…その理由は!?
1~3 いつまでもジュニアだったころのイメージが抜けてなくて、そういうのを求められちゃうこと
4~6 最近の番組の方針について
7~9 お仕事と学校の両立について
衣依「最近、ちょっと学校の成績が落ちてて…」
P3「学校の成績?」
衣依「うん…。そもそもアイドル始めた時、勉強もしっかりやるって約束を家族としてたから…」
衣依「だけどレギュラー番組3本と…そういうの以外のがけっこうあるでしょ?」
衣依「言い訳にしたくないんだけどなかなか勉強する時間も取れなくて…このままじゃ、危ないんだ…」
P3「ちなみに…それを意識してるってことは、最近になって、成績低下が表面化してきちゃったわけ?」
衣依「少しずつ…落ちてきてて、夏休み明けのテストで、ガクッと…」
P3「まあ受験するような子達は夏休みにスパートかけるでしょうし…差も出やすいのかもねえ」
衣依「このままじゃダメなんだけど……どうしたらいいかなあって」
P3「なぁるほどねえ…」
P3(確かに…聞いてた話によりゃあ、学生アイドルはあんまりレギュラーなんかを持たずに学業優先って方針はあったらしいけど…)
P3(我らがいよりんは優等生なもんでそこら辺がいつの間にやらゆるゆるになってきてて…今やレギュラー3本だもんねえ)
P3「よーし、じゃあオッサンと一緒に考えようかい?」
衣依「えっ?」
P3「ちゃぁーんとお仕事ができるようにサポートをするのはプロデューサーとしての仕事の範疇だからねえ」
P3「勉強を取ればお仕事が、お仕事を取れば勉強が…そして成績悪化で衣依ちゃんの笑顔が曇ったら…そいつぁ、ちゃんとサポートできてないってことになっちゃうだろう?」
P3「たまにゃあ頼ってくれてもいいのよ、がんばってるんだからねえ」
衣依「…プロデューサーさん…」
衣依「うん…ありがとう」
P3(とはいえ…どうしたもんかねえ…)
P3(レギュラー番組の収録時間を短くできるように撮影状況を見直してもらうか…?)
P3(それともちゃあんと効率的にお勉強できるよう…自習形態のお勉強から、家庭教師のようなもんをつけて勉強そのものの効率化をはかるか…)
P3(あとはー…んー……元々は頭のいい子なんだし、成績悪化は授業にちゃんと出られなくて、その分を独学でやったとか…かねえ?)
P3(その単元をちゃんと改めて補ってあげるとか…かねえ?)
↓1 行動選択
1 レギュラー番組の収録状況を見直してもらうよう各所に相談する
2 かてきょー的なものをつける…か?
3 成績悪化を招いている単元の補習をしませうか
衣依「収録中の待ち時間にやろうとか思うんだけど、何かタイミング合わなかったりしちゃうし…」
衣依「いちいち楽屋にまで戻っていくのも感じ悪く思われちゃうと嫌だし…」
P3「うんうん」
衣依「あの時間…どうにかならないかなあ?」
P3「なるほどねえ…」
P3「あいわかったよ、いよりん」
衣依「?」
P3「そいじゃあ、オッサンが一肌脱いでくるからタイタニック号にでも乗った気分で待っててくんなぁ」
衣依「それ沈んじゃうよ」
P3「はっはっは、助かるやつぁ助かるのさ」
衣依「えー…?」
・
・
・
P3「あ、どーもぉ、お世話になってます。SSプロのもんですが」
*「ああ…どうも。何か?」
P3「いえね、最近ちょぉーっと気になることがあってお話にきたんですけども」
*「気になること?」
↓1 P3、どうするんや!?
1~5 弱みにつけこむのは基本
6~9 やだP3ったら魔力持ち
P3「まあ、そういうわけで、ちょぉーっと収録の時の時間の使い方なんですけどもねえ」
*「ちゃんと確保してもらっている枠内には終わっているんだから、そんなことを言われても困るだけだな」
P3「いえいえ、そこをどうにかお願いしますよ」
*「どうにかと言われてもねえ…」
P3「そうですかい…そいつは、こっちも弱っちまいますねえ」
P3「あ、そうそう」
*「?」
P3「先日…箱根に行かれたんですって? ひなびたいーい宿だったそうじゃあないですか」
*「!? な、何故…それを…?」
P3「いやぁ…奥様とは15年ももう連れ添われてるとうかがってましたが…」
*「…あ、ああ、そう…そうだが…?」
P3「随分とまあ…若い奥様ですねえ?」ピラッ ←写真見せた
*「…そ、そんな、写真…どこで…?」
P3「おや? “奥様”と一緒のお写真なのに、脂汗が出てらっしゃいますねえ?」
*「なっ…何が、望みなんだ…? 金か…? それとも…?」
P3「いえいえ、あたしゃあねえ…うちのアイドルの拘束時間の効率化についてぇ、お願いに参ってるんでさぁ」
P3「ちょいと…収録の効率化についてのプランを考えてきましたんで…こちらを試していただくこととか…できませんかねえ?」
*「………わ、分かった…」
P3「ああっと…こんな写真、持っててもしょうがねえんでね…どうぞ、人目を忍んだかのような“奥様”との大切なご旅行の記念写真、お持ちになってくださいな」
*「…あ…ありがとう…どうも…」
P3「いえいえ、いいんですよ」
P3「ああそれと…おたくの娘さん、今度、授業参観があるみたいですが…今度の収録が早めに終われば、駆けつけてあげられますねえ?」
*「そ…そうだな…」
P3「そいじゃあこれで、あたしゃあ失礼いたしやす」
*「…」
*(ど…どうして、不倫旅行がバレたんだ…? あの男は一体…何者なんだ…?)
P3「これでマシになるねえ…」
P3「いやあ、いい仕事をしたってえ気分だ」
↓1 いよりんを悩ませていた収録時間長引き問題は解決された
偶数 いよりんに心ばかりのお礼をいただけたP3だよ
奇数 そして、その後のテストでいい点数が取れたとP3に報告にきてくれたいよりんだった
衣依「プロデューサーさん」
P3「んぁっ…?」←顔に開いた雑誌乗せて昼寝してた
P3「んん~っ……何だい、衣依ちゃん?」ムクッ
衣依「あれから、本当に例の番組の収録が驚くくらい短くなってね、勉強の時間もちゃんと取れるようになったよ」
P3「そいつぁ良かった」
衣依「これで、次のテストは挽回できるかもって」
P3「うんうん、がんばりな」
衣依「だから、その…お礼に、これ」
P3「これは何だい?」
衣依「お弁当なんだけど…いつもコンビニ弁当ばっかり食べてる気がしたから、たまにはこういうのどうかなって」
衣依「いらない…かな?」
P3「ほえー…手作りしてくれたの? わざわざ?」
衣依「うん」
P3「こいつぁ嬉しいねえ…。ありがとうな、衣依」
衣依「どういたしまして。こっちこそ、ありがとうございます」ニコッ
↓1 さあ、お次のPは?
1 壁P
2 間野P
3 P3
壁P「しまった…」
良人「どうした?」
壁P「パンを切らしていました」
良人「…主食は?」
壁P「これからご飯を炊くと時間がかかりすぎますね」
良人「…」
壁P「あ、冷食のパスタがあるんで、それにしましょうか」
良人「朝から冷食…」
壁P「まあまあ、いい具合にアレンジしておきますから」
壁P「ついでに愛情と真心こめて、持てないくらいほっかほかにしときますよ」
良人「すぐ食べられる温度にしてくれ」
壁P「かしこまりました」
壁P「無料サービスの、ふーふーあーんがご希望なんですね。やれやれ、うちのダーリンは…」
良人「そんなことは言ってないっ」
壁P「いりません? ふーふーからのあーんは」
良人「……じゃあ、一口だけもらおう」
壁P「はっはっは」
・
・
・
壁P「てな具合で、旦那が朝から熱々で。はっはっは」
葉子「プロデューサーさん…朝からのろけ話はちょっと…」
壁P「おや? そうですか、では今度は午後にお話しますね」
葉子(そういう問題じゃない…)
↓1 壁Pの今日のお仕事は~?
1 食わず嫌い王やろうよ~
2 キャンピングカーでの旅番組に出ることになった三人娘
3 香様のドラマ撮影現場にいくと、もれなく純くんに会えるんだよー?
壁P「えーと…ここか、秋ドラマ『ギャング・アンド・ローゼス』の撮影現場は」
壁P「香さんがギャング役とは…視聴率も好調らしいし、快斗くんの人気もすごいけれど…SSプロのドラマの帝王は香さんだなあ」
壁P「…差し入れよし、名刺よし…っと。いざ、様子見」
・
・
・
純「アニキぃっ!?」
香「そこにいろぉっ!!」
香「…今はしがない花屋の一店員だがな…腐れ外道は俺が許さねえ。真っ赤なバラを咲かせてやる!」
壁P(おおっ…撮影真っ最中…)
壁P(なかなか緊迫感のあるシーンだ…)
壁P(香さん扮する若きギャングが、ひょんなことから花屋で働き始めて様々なトラブルに巻き込まれていくアクションハートフルホームドラマと聞いていたけど…)
壁P(盛りすぎじゃあなかろうか? まあ、数字はいいみたいだし、いっか)
壁P(おっ…?)
<はい、カットー!! チェックしまーす!
純「ああ…ミスったかも…」
香「ミスはしてない、安心しろ」
純「本当?」
香「少し声が裏返りかけたところがなかなか良かったぞ」
純「へへへ…」
壁P「というか…純くんいたんだ」
↓1 行動選択
1 まだ気づかれないし、ちょっと香様と純くんの様子を見る
2 やあやあ、純くん、相変わらず背が小さくていい感じに等身大の男の子をやってるねえ、って
3 差し入れを持っていってお喋りしましょうか
壁P「お疲れさまです」
香「ん? ああ…」
純「あれ、プロデューサー?」
壁P「久しぶりですね、純くん」
香「…ああ、そうか。ソクプロに出向していた時の…」
壁P「ええ。けどこうして会うのは久しぶりですね。変わりないですか?」
純「んー、うん。もう俺、高校生だよ」
壁P「いやあ、背が伸びましたね。初めて会った時はこれくらいの…」
純「そ、そういう話は、いいじゃん、しなくて…」
壁P「あの時、中学1年生でしたっけ? 学ランでしたよね。つぼみちゃんをダメな大人から守ろうとしていたころの純くんはなかなか、お兄さんっぽかったですが」
純「…だ、だからっ、そういう話は…何か恥ずかしくなるからしなくていいって!///」
壁P「はっはっは」
香「どこでも変わらずに仕事をしていたようだな…」
壁P「あ、これ差し入れです」
香「ありがとう」
純「差し入れ何?」
香「まずは礼を言うのが先ではないのか?」
純「……ありがとう。でっ、何?」
壁P「開けていいですよ」
壁P(純くんは変わらないな…)
壁P(それに香さんも、どこでもしっかりしていて…)
↓1 時間あるから、何かもうちょいお喋りする?
1 純くんは彼女とかできたの、って
2 香様みたいな人は純くん的に新鮮じゃないの、って
3 そう言えば奏が香様ファンだった気がするけど何か言われたりしなかったの、って
純「何これ、ほんとにどら焼き? こんなうまいの…?」
香「どこのだ?」
壁P「内緒です」
純「うっめえ…」モグモグ
香「喋りながら食べるんじゃない」
純「はあい…」
壁P「ふふ…何やら打ち解けているようですね」
壁P「純くんは、香さんみたいな大人と接するのは新鮮だったりするんじゃないですか?」
純「ん?」
純「んっ…」ゴクンッ
純「んー……」
↓1 Q.香様みたいなしっかり者の大人って新鮮?
1~3 やだもう、純くんってばビッグマウス…
4~6 お船と比べるのがおかしいんだってさ
7~9 懐いてるのう…さすが香パパやで
香「…どうなんだ?」
純「新鮮っていうか…」
香「?」
純「…青天の霹靂?」
香「何?」
壁P「おやまあ、随分飛び越えましたね」
純「だって、ぐうたらじゃないし、いつもピシってしてるし、大人って感じ」
純「蓮はあれで手抜きだし、周りはお茶目とか言うけどめんどくさいやつだし」
純「でも香さんって、やるところはビシっとやるし、ていうか、うーん…ビシってしてない時があるみたいな…?」
純「正直、香さんのこと好きとか奏が言ってて、どこがって思ってたけど、全然すごかった!」
香「そ、そうか…」
純「役柄は兄貴分と子分だけど、何か…」
壁P「本当の兄弟みたいとかですか?」
純「兄弟…はいないからよく分かんないけど、気づいたら色々としてくれたりしてて…お父さん?」
香「っ…そこまで老けた覚えはない」
純「あと今度、サーフィン教えてくれるって約束もしたし」
香「この時季はやや寒いがな」
純「俺、サーフィンとかやったことないから楽しみ。あとあと、沖釣りとかも連れてってくれるんでしょ?」
香「時間が合えばな」
純「絶対、奏には言わないで行く。男同士の遊びだもんね」
香「…そうだな」ポン
純「へへっ…」
壁P(さすが香さん…)
壁P(年上にやや生意気な態度を取りがちな純くんをここまで懐かせているとは…)
<菱河さん、金目さん、お願いしまーす!
香「はい」
純「はーい!」
壁P「では、わたしはこれで。がんばってくださいね」
香「ああ。差し入れ、ありがとう」
純「またね、プロデューサー」
↓1 以上、かおじゅんドラマ現場でした
次のPは
1 壁P
2 間野P
3 P3
巌「…おう、スバル」
スバル「あっ、おはようございます」
巌「もらいもんじゃが…いるか?」ポイッ
スバル「っとと…これ…何です?」
巌「炊き込みご飯の元みたいなもんじゃの。土佐鰹のやつじゃ」
スバル「…土佐、鰹…」
スバル「ありがとうございます…」
↓1 間野P、本日の仕事は!?
1 タカシくんのローカル音楽番組の付き添い。ゲストはライムライト
2 SSプロのみなさんのおかげでした:食わず嫌い王!
3 野球? 何、いきなり?
タカシ「きょ、う、の~♪ ゲーストは~♪」
タカシ「ラァイムラァイトォォオオオオ―――――――――ッ! 入場!!」
パチパチパチ…
ミシェル「こんにちは」
夢「こんにちはー」
タカシ「ようこそようこそ。ザ・マジック・ミュージック、今日はライムライトの2人とお送りします」
巌(うむ…いつも通りじゃの)
巌(じゃが、ちいとタカシのテンションが高めじゃな…)
巌(ただ単にゲストに興味津々で浮かれとるだけか…もしくは薬が……前者じゃろうな、多分)
タカシ「えー、ライムライトの何番目のシングルなんですか?」
ミシェル「セブンスシングルです」
タカシ「じゃあ7枚目だ」
夢「はい」
タカシ「記念すべき7枚目ということで…」
↓1 ザ・マジック・ミュージックは、タカシくんがゲストと遊んだりトークしたりして最後に歌を披露していただく番組です
1 七並べで遊ぶことに
2 ユー・アー・ショック!! ゲーム!!
3 何やら7枚目のシングルにして、何かライムライトとして重大な出来事が起きたとか…?
タカシ「ユアー、ショックぅっ!! ゲェエエエ――――――――――ムっ!!」
ミシェル「ユアー、ショック?」
夢「それって…クリスタルキング…」
タカシ「ノンノン、ゲーム、ってついてるから。別にぜーんぜん、殺人拳とか関係ないです」
ミシェル「大ありな気がします」
夢「うん…」
タカシ「ルールは簡単です」
タカシ「ここに、胸に7つの傷を持ったマネキン人形上半身があります」
ガラガラガラ ←スタッフが運んできた
夢「まんまだよ、まんま!」
ミシェル「一体、どんなゲームが…?」
タカシ「ひとりずつ、この7つの傷痕にパンチでも手刀でも叩き込んで、7つ全部を叩き込むタイムを競おうというゲームです」
夢「えー…?」
ミシェル「なるほど…」
タカシ「ちゃんと当てないとランプが点きません。7つのランプが全て点灯するまでのタイムだから、当てたと思ってランプが点いてなかったってならないようにね」
タカシ「そして3人でもっともタイムが遅かった人には、罰ゲーム」
夢「罰ゲームなんてあるの?」
ミシェル「燃えますねっ!!」メラメラ
タカシ「罰ゲーム内容は…ななな…なぁんとぉー!!」
タカシ「この後の収録中、ずっと、こちらの衣装をつけてもらいまーす」
ガラガラガラ…
夢「も…モヒカンカツラ…」
ミシェル「棘つき肩パッド…」
タカシ「あ、ライムライトのどっちかが負けても、衣装とか関係なしにこれで歌って踊ってもらうよ?」
夢「ええっ!?」
ミシェル「ひ、ひとりだけこれなんですかっ?」
タカシ「もっちろーん、面白いでしょっ?」
夢「絶対負けたくない…」
ミシェル「ですね…」
タカシ「じゃあ、いってみよー!! 順番はじゃんけんだよ!! 負けた人からね!」
夢「で…わたしなのね…」
夢「負けたくない…絶対に負けたくない…」
タカシ「ではでは、夢ちゃんの挑戦ですっ! ユアー、ショック!!」
↓1 ユアー、ショック!!
1~3 夢ちゃん、壊滅的タイム…
4~6 夢ちゃん、がんばった
7~9 これがミーを素で抑え込んでいる女傑の実力かっ!?
タカシ「ではでは、夢ちゃんの挑戦ですっ! ユアー、ショック!!」
夢「あちょちょちょちょちょっ…!!」バシバシバシッ
タカシ「おおおっ、面白いかけ声っ!!」
ミシェル「っふふ…!ww あちょちょちょ…www」
夢「とうっ!」バシッ
タカシ「はーい、そこまでー!」
タカシ「叩き漏らしもなく、あちょちょちょーって決めたね!!」
夢「やってみると、けっこう面白かったかも」
ミシェル「夢さん、強いですもんね」
夢「待って、ミー。ミーに強いとか言われたくない。色んな方面から勘違いされちゃうから」
タカシ「色んな方面って?」
夢「格闘技界とか…」
タカシ「へえー? ミーちゃんは強いってもっぱらの評判だもんね」
ミシェル「ミーちゃんはよしてください…」
タカシ「じゃあ、次は僕だね」
タカシ「ゆーちゃんのタイムが…6.44秒かぁー…」
タカシ「これを僕が上回ったら、ライムライトのどっちかがモヒカンのトゲトゲ肩パッドになるね」ニタッ
夢「お願いだからそれだけは…!」
ミシェル「うーん…ゲームとはいえ、素直にタカシさんを応援しづらい…」
タカシ「タカシくんでいいんだよ、ミーちゃん」
ミシェル「だからミーちゃんはよしてくださいっ!」
タカシ「じゃあ、いっきまーす! ユアー、ショック!!」
↓1 ユアー、ショック!!
1~5 ゆーに負けたタカシくん…
6~0 タカシが勝ったどぉー!
タカシ「ほあちゃあ~!」
タカシ「あたたたたっ!」
バシバシバシバシッ
バシバシバシッ
タカシ「また…つまらぬものを――」
ミシェル「まだ1個点いてますよ」
タカシ「えっ!? ほんとだっ!?」
バシバシバシッ
タカシ「……………てへっ☆」
夢「やった、少なくともわたしは勝てた…!!」
ミシェル「しかも、タイムが11秒…! これなら俺もイケますよ!!」
タカシ「あーあー、ゆーちゃんがあちょちょちょ~って言うから対抗したらこれだよ…」
夢「人のせいにしないでくださーい」
タカシ「でもでも、ミーちゃんがね、僕よりタイム遅かったらミーちゃんの負けだからね」
ミシェル「俺ならこの程度楽勝――っていうか、ミーちゃんって呼ばないでください」
夢「ミー、がんばって!」
ミシェル「はい、任せてくださいっ!!」
タカシ「じゃあ、行ってみましょう!! ユアー、ショック!!」
↓1 ミー!!
1~3 マネキンがミーの攻撃に耐えきれなかった…
4~6 タカシくんの囁き戦術に負けたミー
7~9 ライムライト、変な衣装にならず歌披露!!
0 SPECIAL!!
タカシ「じゃあ、行ってみましょう!! ユアー、ショック!!」
ミシェル「北斗百裂拳ッ!!」
タカシ「えっ!?」
夢「ミーっ!!?」
ヒュババババババッ
ズドドドドドドォォォッ
マネキン『…』
ミシェル「…お前はすでに死んでいる」
マネキン『ひでぶぅぅ~!?』
バゴォォォォォンッ
タカシ「…」
夢「…」
ミシェル「…ふっ」
タカシ「審議入ります!!」
ミシェル「えっ!?」
夢「当たり前でしょっ!!?」
タカシ「どうどう、カメラ的に取れてた?」
カメラマン「ちょっと早すぎて、手の動きが…」
タカシ「ランプ点いてた?」
カメラマン「ちょっとタイムラグがあったので」
タカシ「全部?」
カメラマン「7つとも」
タカシ「……じゃあ、悔しいけど、ライムライトの勝利ぃー!!」
ミシェル「やった!!」
夢「ていうか、壊しちゃったけど…」
タカシ「仕方ないから、僕、これつけるね」
カポッ
スポッ
タカシ「ヒャッハァァーっ!! 汚物は消毒だぁぁ~!!」
ミシェル「出たな、世紀末を荒し回る悪めっ! 退治してくれるぅー!!」
夢「何始めてるのっ!!?」
タカシ「えー、だってミーちゃん、こういうの好きそうだったから」
ミシェル「続きしましょうよ、続き」
夢「ミー、待って。収録中だから」
タカシ「だーいじょうぶ、僕の番組だからっ!!」キリッ
↓1 ミーの北斗百裂拳によって、ライムライトは無事にちゃんとした衣装で歌を披露できました
偶数 北斗百裂拳は動画投稿サイトにうpされ、瞬時に数万再生をし、伝説的な回となりましたとさ…
奇数 収録後、ミーが真剣な顔で間野っちのところにきたよ
巌「…」
PC『ケン○ロウが実在した件』
巌「…」カチッ
PC『じゃあ、行ってみましょう!! ユアー、ショック!!』
PC『北斗百裂拳ッ!!』
巌「…はぁぁ…」
巌「…」カチッ
コメント欄
ミーすき
合成?
合成じゃなかったらすごすぎるんだけど
西城タカシの番組だからCGじゃないの
リアルすぎるwwww
ボスはその気になれば世紀末覇者となれるお方なんだよ
疑ってんじゃねえよ
↑ボスとかwww なにwwww
巌「…これは、ええんかのう…?」
巌「…削除依頼をしたもんか、しないでおくものか……」
スバル「いいんじゃないですか?」
スバル「視聴率に繋がるかも知れないですよ」
巌「じゃがのう…まあ…うーむ……ソクプロは黙認しとるようじゃが……ええか…」
スバル「にしても…アイドルって何なんでしょう?」
巌「アイドルちゅうんはのう…何でもあり、じゃ」
QKです
P3の渾名考えてくれたら嬉しいな… ○Pの、○の部分…
ふむふむー
考えてくれて色々とありがとう
上がってきた中だと風Pがシンプルでいいなーとか思ったけど、かぜとかべ、ってすっげえ打つ時に間違いそうだなって思った
ぼく個人としてはP3はTOVのオッサンなイメージ…だったなあってやりながら思ってました
次スレ建ててくるんで、そしたら再開しましょね
いっそこのおっさんには名前つけちゃうとかは?
人外は○Pにしないといけない法則とかあったりしちゃう感じ?
鉄Pと壁Pの会話とかすごく見辛かったから(どっちも口調にてるのもあったかもしれんが)
次スレよ
安価とコンマで、昨今のアイドルブームに乗りたい【其の十一】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1476365787/)
あと、P3をテンプレに含むの忘れてしもうた…
すまんやで…
>>991
いや別になかった
似てて見づらかったのは、申し訳ないっす
cv藤原啓治っぽかったっての聞いて、それもありやな思うたし、藤原Pとか?
この残りはお好きなアイドルへの愛のメッセージを叫びに変えてもおkです
お好きに消化しちゃってくだされ
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