SPW財団 特別会議室
ジョセフ「おい承太郎!!オメーオレ達をここに呼び出して何のようだ?」
承太郎「あぁ...この度は実写映画化すると言うからお前らを呼んだんだぜ」
仗助「実写映画化ァァ?」
承太郎「ああ昨日SPW財団からどの部が実写映画化するか決めろと言われてな」
ジョルノ「何故わざわざ無駄だとわかるものに手を出すのですか?無駄なことは嫌いなので降りさせて欲しいのですが」
承太郎「最近はBLEACHや銀魂だのジャンプでもオレ達と同等のマンガが実写化されている 逃れることは出来なかったという事だぜ...」
徐倫「やれやれ...って感じだわ」
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ジョナサン「それで?何部が実写化をするんだい?」
承太郎「とりあえず第8部の定助以外に来てもらっているんでその中から選ぶぜ」
ジョニィ「...それはジョジョの奇妙な冒険としての実写化なのかい?」
承太郎「そうだな...」
ジョニィ「なら僕の実写映画化は無しだッ!」
全員「!?」
承太郎「おい オメーどうしてだ?理由を言え」
ジョニィ「あくまでも君たちはジョジョの奇妙な冒険」
ジョニィ「僕の場合は違うッ!」
ジョセフ「なるほど...ジョジョの奇妙な冒険じゃなくSBR(スティールボールラン)だから自分は対象外だと...」
ジョセフ(コイツッ!SBRはあくまでジョジョの第7部ッ!)
ジョセフ(それを理由に逃れるなんてさせねぇッ!)
ジョセフ「ちょっと待って欲しいのヨぉぉぉン!!」
ジョニィ「何だい?僕はあくまでSBRとして...」
仗助「それで通すわけには行かないと思うぜ」
ジョセフ「オマエはジョジョ7部であることに変わりはないし 公式で第7部と言われているんだぜ」
ジョニィ「...」
ジョセフ「わかったか?それを理由に逃れるなんてのはズルイぜぇ~」
承太郎「...とりあえずSBRも実写化の可能性ありとさせてもらうぜ」
ジョニィ「わかったよ もうそれでいいから会議を進めよう」
承太郎「じゃあ聞くぜ」
承太郎「実写化をしたいと言うやつは手を挙げてもらおう」
シィィィィィィン
承太郎「だと思っ...」
ジョナサン「え?みんな本当にしなくていいのかい?」
承太郎「? ジジイのおじいちゃんまさかオメー...」
ジョナサン「キミ達がしないなら僕が実写化しようかなって」
全員「な...何ィィィィッ!?」
ジョセフ「本気なのかい爺ちゃん!?」
じょなさん
誤爆
ジョセフ「正気か爺ちゃん!?」
ジョナサン「なんでみんな嫌がっているのか知らないけど僕はして欲しいんだけどな」
仗助「あなたがそう言うなら...」
ジョルノ「流石 僕の父のボディ いえ父なんかとは比べられないほどの紳士です」
徐倫「流石私達の先祖様!!」
承太郎「やれやれ...喜んでいるお前らを悲しませたくは無いが...」
承太郎「前に1部は失敗している」
承太郎「実写ではないがあのSPWをカットしタルカス ブラフォードもほぼカットされたという」
承太郎「映画化はやめた方がいいかもな」
仗助「なに言ってんスカ!!他の部でやっても変わりはしないですよ!」
承太郎「そうだな...例えばオレ達ならアヴドゥルとイギー ジジイならシュトロハイム 仗助なら露伴や億泰すらカットされるかもな」
ジョナサン「前編 後編で分けるのはどうだい?」
承太郎「いや 一部だと二回に分けるとしたらアニメで言う1~3と4~9 で分けるとしたら前半がダれるような気がするぜ」
承太郎「」
承太郎「だから適任と言えるなら...」
ジョルノ「アナタですよ 承太郎さん」
承太郎「何を言いたい?」
ジョルノ「承太郎さんの第3部なら前編をタロットカードの刺客編として 後半をエジプト上陸後とするなら...」
承太郎「貴様...」
ジョルノ「どうでしょう...キレイに出来ると思いませんか?」
承太郎(コイツ...ッ!オレに押し付ける気だッ!)
承太郎(なんとか俺以外に矛先を向けなくては...)
承太郎「確かに俺の第3部は分けやすい所だが...お前にも言えるぜ...ジョルノ・ジョバァーナ」
ジョルノ「何故です?」
承太郎「第5部なら ボートまでを前編 残りを後編とするなら...どうかな?」
ジョルノ「...無駄な足掻きですね 一番適任はアナタです」
承太郎「フン!悪いが無駄だとかいう言葉は聞き飽きたし... 【オレ達】には関係ねぇ」
承太郎(俺はアイツらとの旅を実写化なんてさてやる気は無いぜ)
承太郎「因みにもう一人適任が居るぜ」
仗助「マジっすか...」(オレじゃあねぇよなぁ...承太郎さん...)
ジョセフ「へぇー 他に適任に誰がいるってんだ?」
承太郎「オメーだよ ジジイ」
ジョセフ「...」
ジョセフ「は?」
承太郎「アンタも適任だと言いたいんだぜ」
ジョセフ「ウソだろォォォ...」
ジョセフ(Oh my God!! と俺の嫌いな言葉は1番が努力で2番目が頑張る 3番目に実写化なんだぜぇぇぇ!!)
承太郎「前編 後編に分けるなら前編でエシディシを完全に倒し 後半で残りをやるっての どうかな...?」
承太郎「ってことで実写化は...」
ジョセフ「次にお前は...ジョルノかジジイだ と言う!!」
承太郎「適任はジョルノかジジイだ...」
承太郎「ハッ!」
ジョセフ「オイ!!勝手に自分を候補から抜いてんだよ!!」
徐倫「やれやれだわ...」
ジョニィ「もう承太郎でいいんじゃないか?」
承太郎(ヤバいな...オレに決まったりなんて絶対にお断りだぜ)
承太郎(いや 実写化だからこそオレはこの理由でオレは断れるッ! )
承太郎「実写化において その場所に行き撮るのが大切だとは思わないか?」
承太郎「例えば仗助 第4部をスペインで収録なんてするか?」
仗助「そりゃあ 当然杜王町のモデルになった仙台で撮るのが筋ってもんですよ」
承太郎「仮に俺の場合 幾つの国を行かないと行けないんだ?」
徐倫「確かにそれはあるわね」
ジョニィ「僕の場合もアメリカを横断しないとだしね」
ジョセフ「オレも色々行ったなァ」
仗助(待て...これもしかして)
仗助(俺がヤバいヤツゥゥゥ!?)
ジョニィ「そう言えば第4部...」
仗助「わー!!わー!!」
ジョニィ「どうしたんだ...?」
仗助「仮に4部を実写化するとしよう」
仗助「前編 後編だと厳しいぜぇー!」
承太郎「そうか?」
仗助「4部はカットできそうな所が少ないと思うッス」
仗助「一つ一つが繋がっているっていう感じだから...映画だと厳しいッス」
仗助「ということで4部は無理ってことで」
承太郎(やれやれ...仗助もダメなら...)
ジョルノ「...どうかしましたか?」
承太郎(コイツにやってもらうしか...ッ!)
承太郎「ジョルノ 第5部はイタリアでの話だが それ以外に行ったのか...?」
承太郎「イタリアだけだったんじゃあないか...?」
ジョルノ「確かに第5部はイタリアでの出来事です」
ジョルノ「だが イタリアと言っても色々回ることを考えるとかなり動かねばならないんです」
ジョルノ「そして 第5部は単体で実写映画化するとしたら厳しいんです」
承太郎「ほう...理由を言ってみてくれ」
ジョルノ「実写化を見に来る人達は僕の父...DIOやポルナレフさんのやコーイチに承太郎さん達を知らないんです」
承太郎「そう来たか...」
徐倫「第6部もジョルノの言うのに合うと思うわ」
ジョナサン「第2部も厳しいんじゃないか?」
ジョセフ「あぁ...残念だがなー」
承太郎(残念?このジジイ顔が笑ってるじゃねぇか...)
ジョセフ(グラッツェ!!ジョルノ! オメーのお陰で逃れられそうだぜ!)
ジョルノ「つまり...」
ジョルノ「承太郎さん 仗助 ジョニィ キミ達から選ぶ事になりそうですね...」
承太郎「...」
仗助「...」
ジョニィ「出来るわけがないッ!」
ジョルノ「第7部は馬を使ったり聖人の遺体だの第7部の時代 なにより原作で24巻ある部です 実写映画化は厳しいかと」
ジョニィ「そ...そうだぞ! 第7部は実写化は厳しい!」
仗助「聖人の遺体ってなんでダメなんだ?」
ジョルノ「前に僕の父がコーランを読んだとかで面倒事になりましたから 」
仗助「あー...なるほど」
仗助(ってことは...?)
承太郎「...やれやれ」
仗助(俺が承太郎さんかのどっちかって事かよ...)
仗助「ジョースターさんのおじいちゃん...つまり第1部でいいんと思うんスけど...?」
承太郎「それは無理だ...」
承太郎「SPW財団の創設者 ロバートE Oスピードワゴンの遺言に」
SPW「頼む...実写化の話が出た時にジョースターさんの第1部だけは実写化しないでくれ...」
承太郎「と言われているらしくな」
仗助「確かにSPW財団に世話になってるオレ達からしたらその遺言を無視するってのは恩を仇で返すってことになるッスよ...」
ジョセフ「でもよ やっぱりジョジョの奇妙な冒険って言うくらいだぜ? 冒険してるのは承太郎の3部の方じゃないのか?」
ジョルノ「えぇ それに承太郎さんはジョジョの中でも特に有名ですし ジョジョといえば黒い学ランの人ってイメージがあると思いますよ」
徐倫「メンバーも色々な国の人達がいるし 個性も強いと思うわ」
ジョナサン「最後の別れなんて僕は何回見ても泣いてしまうくらいだよ」
仗助「...」
承太郎「お...お前らッ!」
承太郎(実写化なんてさせられねぇ!!花京院やアヴドゥルだって言ったぜ)
花京院「ボク達の冒険を実写化? カイジやライアーゲームじゃあ無いんです 」
アヴドゥル「我々の冒険を実写化なんて10年は早いんじゃあないか?」
承太郎「させられねぇんだ...実写化なんて...!!」
仗助「承太郎さん...」
ジョルノ「では承太郎さん...実写化は3部の...」
仗助「ちょっと待ってくれッス...」
ジョルノ「仗助?もう承太郎さんの3部が実写化と...」
仗助「それなんスけど...」
仗助「オレが引き受けるッス」
承太郎「本当か...?」
ジョニィ「どうしてだい? 仗助だって実写化は嫌だろ?」
仗助「3部は承太郎さんにとって大切な 思い出なんでしょう?」
仗助「ソイツを汚すのはオレも気が引けるぜ...」
承太郎「仗助...お前!!」
承太郎「実写化というのはファンの思い出を破壊して出来ているとってもいい物だ」
承太郎「その中でお前の行動は この世のどんなことよりもやさしい」
承太郎「だが 公式が発表したものはもう 元には戻らない」
承太郎「どんなスタンドだろうと戻せない...」
仗助「...」
仗助「オレが承太郎さんとみんなを守りますよ どんな事が起ころうと...」
To be continued...
会議後 帰り道
ジョルノ「なぁ仗助 キミも億泰やコーイチとの思い出を汚すことになるんじゃあないのか?」
仗助「まぁ...ソイツはオレも嫌だがよ...」
仗助「俺は億泰や康一と思い出を作れる」
仗助「ただよぉ...承太郎さんはもう作れねぇんだ」
仗助「花京院さんやアヴドゥルさんやイギーって犬にポルナレフさんももうアンタの所にいる亀に住んでんだろ?」
仗助「オレも重ちーとの思い出があるがソレは他のメンバー全員に言える」
仗助「アンタもだろ?」
ジョルノ「...えぇ」
ジョルノ「ありがとう 仗助」
仗助「...出来れば着いてきて欲しい所があるんだ」
ジョルノ「?」
露伴「仗助!キサマはなんで僕達の事を考えずに行動するんだ! だからお前のことが嫌いなんだッ!」ゴゴゴゴゴゴゴゴ
由花子「許さないッ! 私と康一君の思い出を実写化なんてッ!」ゴゴゴゴゴゴゴゴ
仗助「すまねぇ!承太郎さんの思い出の為にも許してくれ」
露 由「許すかッ!ボケェッ!」
ジョルノ「なるほど...」
仗助「ジョルノォォォ!助けてくれぇぇぇッ!」
チャンチャン
とりあえずこれにて完結です
もしかしたらそのうち書けたらラスボス編も書くかも
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