未央・亜子・輝子「私たちの時代」(14)
某トーク番組『ボクラ〇時代』的な何かです。
星輝子「あの……今更なんだけどさ……、今日って、トーク番組の収録なんだよな?なのに何で私なんかが呼ばれたんだ?トークは、に、苦手なんだけど……フヒッ」
土屋亜子「いやもうカメラ回っとんで?けど確かに今まで大人数でのライブとかでは共演したことはあったけど、この3人でってのは無かったやんな?」
本田未央「あー、それに関してはちょっとうちのプロデューサー経由で聞いてるんだけどさ。元々うちの事務所内でCu、Co、Paそれぞれ1人ずつのトリオユニットであるじゃん?その中で3つのユニットを選んで、さらにそこから同属性のアイドルでトークしたらって企画だったらしいんだよね」
亜子「成る程、それで未央ちゃんとこのNGとアタシらのNWと…………?」
未央「そう、そこが重要なんだよつっちー!」
未央「3つのユニットの内、2つは決まった。だが後の1つはどうするか。スタッフさん達は悩んだ。思い付くユニットは幾つもある。142'sにアンダーザデスク、インディヴィジュアルズにシャイニングゴッドチェリー……おやぁ?」チラッ
輝子「フヒッ!……そ、それ、全部私が参加してるやつだろ?」
未央「その通り!という訳で、キノコちゃんに合わせて、同じくPaの私達が呼ばれたわけなのですよ!」
亜子「せやったら、このお仕事貰えたんは輝子ちゃんのおかげなんやな!」
未央「ありがとうございます」オジギ
亜子「ありがとうございます」オジギ
輝子「や、やめてくれ……トーク番組じゃなければ、素直に喜べるんだけど……あの、キノコ、持ってきていい?」
未央「wwwどうぞどうぞ」
亜子「これはアタシらに断る権利無いわwww」
ナレーション
本日のゲストはアイドルの本田未央さん、土屋亜子さん、星輝子さんの3人です。
本田未央さんは東京都出身の15歳。ニュージェネレーション(NG)の一員としてだけではなく、Paチームの顔としても活躍中。持ち前のコミュ力で友達を着々と増やし、お茶の間に笑顔を届けています。
土屋亜子さんは静岡県出身の15歳。地元の同級生、村松さくらさんと大石泉さんとニューウェーブ(NW)を結成。今人気急上昇中のアイドルの1人です。
星輝子さんは福島県出身。普段の様子とはうって代わり、ライブでは派手なメタルロックで会場を盛り上げる彼女もまた15歳。そんな彼女、『キノコ』に関しては業界に右に出るものはいないとか。
この同い年の3人のアイドルが、今日はどんなトークを聞かせてくれるのでしょうか?
未央「これ、皆同じPaならさ、ユニット交換とか出来るんじゃない?例えば私がつっちーの代わりにNWに入ったりとかさ」
亜子「いや、それは……」
輝子「ちょと、いや、かなりキツいな。フヒッ」←エリンギ君抱え中
未央「え、即答⁉」
亜子「正直な、シンデレラガール2人に挟まれてしもたら……多分耐えられへんわ」
輝子「ウンウン」
未央「えー、しぶりんもしまむーもそんな事気にしないよ?」
輝子「それは、ちゃんとわかってるから、大丈夫なんだけどな」
亜子「正直なとこ、どうなん?同じユニットの2人がシンデレラガールになったってのは」
そうですよね千葉ですよね。>>5の未央の出身地は脳内保管お願いします。
未央「でももうユニット組んでからだいぶたってるし、2人共それまでと同じように接してくれてるからあまり変わらないね。寧ろ誇らしいって思うもん」
亜子「そっかー、ええなそういうの」
未央「こんな事言うと怒られるかも知れないけど、最初は私が2人を引っ張って行こうと思ってたんだよね。しぶりんはアイドルとして活動するのに一歩踏み出せない感じだったし、しまむーはアイドルへの憧れは強いけど、ちょっと自分に自信が持てない見たいだったし」
未央「それから私がちょっと引っ張って、トライアドプリムスでかみやん(神谷奈緒)やかれん(北条加蓮)に手をとって貰ったらね、もう蒼の軌道に乗ってギューンですよ!」
亜子「何かメッチャ加速したなwww」
未央「それからね、しまむーと頑張ってさ。しぶりんに負けないように頑張ろう。置いてかれないように、胸をはって隣に並べるように頑張ろうて。しまむーの手を引いて、引いて、引いてったらギューン!!って」
輝子「フヒヒッwwww」
亜子「ちょ、未央ちゃんそれはまったんwww?」
未央「まぁね、2人が頑張った結果が総選挙で勝てた一番の理由だって事は分かってるしさ。親友が隣で喜んでるのを見るのもまた良いものだよ」
亜子「成る程なぁ。じゃあ次は未央ちゃんの番やね。第1回以来のPaのシンデレラガール目指して」
未央「……行けるかなぁ?」
亜子「ちょ、そこでへこたれんといてよwww」
未央「だってさぁ、楓ねぇさま(高垣楓)始め越えなきゃいけない壁が大きすぎるしさぁ。Paは下からの突き上げも半端ないじゃーん!」
亜子「まぁ確かにそうやけども」
輝子「だ、大丈夫だぞ……。きっと卯月ちゃんや凛ちゃんが手を引いてくれるさ……」
亜子「せやね。手を引いて、引いて
、引いてもらったら……」
未央・亜子・輝子「ギューン!!」
未央「wwww」
亜子「wwww」
輝子「wwww」
未央「キノコちゃんはどうなの?総選挙」
輝子「私は1度、属性1位になった事がある(第2回)しな……未央ちゃんも言ったけど、Paで何度も上位に入るのは難しいからな。それに、私はシンデレラよりも 、マタンゴの方が似合ってるし……フヒッ」
亜子「マタンゴが似合うアイドル」
未央「一見おかしくみえるけど、それで納得できるところが星輝子たる所以だね。つっちーは?」
亜子「アタシもなぁ、上位に行きたくないわけやないねんけど、できればさくらや泉と一緒に上位に行きたいねん」
未央「あぁ、3人共凄い仲良しだもんね」
亜子「せやねん。静岡にいるうちからの仲やからな。うちらはもう運命共同体や」
輝子「フヒッ?……静岡?」
未央「…………えぇ!つっちーって静岡出身だったのぉ⁉」
亜子「わざとらしぃの止めぇやwwwてか未央ちゃんは前から知っとるやろ」
未央「てへぺろ、つっちーまだまだこのネタ使えるよ」
亜子「それもどないやろな。でも輝子ちゃんもえぇフリやったで!」
輝子「フ、フヒッ!ど、どうも……」
輝子(知らなかった……未央ちゃん、ありがとう)
未央(いいってことよ!)
亜子「まぁ話戻すけど、やっぱり地元から3人で出て来て、3人ですユニット組ませてもろうてるんやから、お祝いも3人揃ってしたいやん?まぁ贅沢な話やけど」
未央「いやわかるよ、その気持ち!」
亜子「それに、アタシら3人はお互いに無いものを持っとるからな。アタシは金銭面に関してやったら他の2人に負ける気はせぇへんけど、泉みたいに理路整然と物事を考えたり計画立てたり出来へんし、さくらみたいな可愛さを出すことも無理や。だからこそお互い助け合って成長して、一緒に頂上見たいねん」
輝子「フヒヒ……いい話だな……」
未央「そうだね……いずみーん、さくらーん、観てるー?」フリフリ
亜子「ちょ、本当止めーや!恥ずかしいわ……」
亜子「でもな、正直アタシらと同じか、それ以上にアタシらがユニットで纏まる事に拘ってる人がおんねんよ」
未央「へぇ、誰々?」
亜子「アタシらのプロデューサーや」
未央「ほぅ……?」
亜子「あれや、スターライトステージが始まって、アイドルが順次参加しとるやん?」
未央「そうだね。ここにいる3人は既に参加済みだけど、それがどうかした?」
亜子「うちらの場合、泉だけが先に参加してアタシとさくらは遅れての参加だったんよ」
輝子「あぁ、あの時の話か……」
未央「え⁉キノコちゃんは知ってるの?」
輝子「た、たまたま机の下のキノコ達に水を吹き掛けてた時だったからな。覗き見してるつもりじゃなかったんだけど……」
亜子「ええねんええねん。んで、事務所にアタシとさくら呼んで開口一番にやで?」
未央「うんうん?」
亜子「土下座しおったんよ」
未央「はぁ⁉」
亜子「『すまん!さくら、亜子!本当ならお前達二人も一緒に参加させたかったんだが、どうしても先に泉を参加させざるを得なかったんだ!』って。もうアタシらポカーンとしてもうたわ」
未央「うわぁ、ちょっとそれは引くわ……」
亜子「まぁ大人の都合もあるっちゅうんは知っとるしな。せやけどいい年した成人男性を慰めるアイドル2人ってなぁ?」
輝子「で、でも亜子ちゃん、最後に『次、分かっとるやろ?』的な事言ってたよね……」
亜子「あー、輝子ちゃん、シィー?」
未央「いや内緒ってポーズしても手遅れだからね?」
輝子「因みにその後2人の参加が決定した時、親ゆ……プロデューサーは拳を握りしめ、右腕を高く掲げていたぞ………」
亜子「でも、アタシら3人まとめてアイドルにしてくれて、プロデューサーには感謝しとるわ」
未央「そうだねー。何だかんだで私達をしっかり見て、考えてくれてるもんねぇ。キノコちゃんもそうでしょ?」
輝子「うん、あ、でも……か、感謝って言うなら……そうだな、(輿水)幸子ちゃんにしてるかな?」
未央「さっちーに?」
輝子「うん。ほら、私も(白坂)小梅ちゃんも、昔は今より話すのが苦手だったからな……。142'sで引っ張ってもらわなかったら、もしかしたら、こ、この場にも居られなかったかもしれないな、フヒッ」
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