バカイヌクンポケットー(子供の声で)
京太郎「と、いうわけで始まりました、略称不明のこのスレッド!」
和「スレタイに五十六本場ってある通り、パートスレです」
久「……五十五+一本場じゃなくてよかったのかしら」
まこ「55越え……うっ、頭が……」
数絵「すぐ終わるとは何だったのか」
猿野「1年以内に終わらせるとはなんだったのか」
ちゃちゃのん「と、とにかく、親切な人がwiki作ってくれたけぇ、今までの大まかな流れを知りたい人やデータを見たい人はそちらを見てほしいのう!」
咲「URLはhttp://www34.atwiki.jp/sakipokeです」
穏乃「開始時間が不定期ですけど、適当に新規さんも参加していってほしいですっ!」
憧「原作から逸脱しすぎているし、このスレ新規さんには優しくないかもしれないけどね」
恭子「聞かれたら色々と教えられますので、是非とも気軽に聞いて下さい」
洋榎「それでも大分オリジナル展開やし、初見じゃ何が何だかかもしれへんけどなー」
漫「とりあえず、あらすじとか置いときますね」
絹恵「ここだけ読んでおけばなんとかなる……んかな?」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1371113636
マホ「ここはスレタイからもわかるように、『咲-saki-』を原作にしたSSスレッドですっ」
ムロ「空気雑用こと、須賀京太郎先輩が主人公を務めています」
憩「そしてもうひとつの原作『パワプロクンポケット』みたいに人と会ったり練習したりしながら甲子園を目指すスレや」
宥「そんなわけで原作の麻雀部員のほとんどは野球部員になってます」
巴「基本的に男女混合で野球をしています」
霞「女子は甲子園に行けないとか、身体能力がおかしいとか、そんなリアリティ追求する人は……潰すわよ?」 ニッコリ
初美(ナニを潰すんですかねー……)
銘苅「ようするに、このスレはパラレルワールド設定」
小蒔「阿知賀出身のキャラは原作より1学年ずつ上がっていますしね」
春「結構キャラや設定が変わってるから、そういうのが苦手な人は注意して……」 ポリポリボリボキ
錦織「特に原作で出番が少なかったキャラあたりはガラっと変わってるから注意が必要だな」
チョコラータ「皆で仲良く殺し合おうじゃあないか」
亜子「争いは何も生まへんから……」
さよ「み、皆で仲良く楽しくキャラ崩壊も笑って許してほのぼの野球ライフを楽しみましょう!」
和美「あ、このスレッドはフィクションです。実際の団体、キャラクター、作品、スポーツ、及び常識や物理法則とは一切関係がないからね」
健夜「便利な言葉だね、フィクション……」
華菜「あと、アレだな。このスレの特徴といえば、安価」
桃子「別人28号が量産されてる原因っすね」
睦月「主人公の性格も安価の蓄積で変わるから注意して下さい」
星夏「周囲の人の畜生度にも影響しますよ!」
茜「自由安価は特に要注意ですよ!!」
未春「基本的に再安価はしないので注意して下さい」
智美「ksk、とかが踏んだら、さすがに安価下になるけどなー」
透華「安価近すぎた事故とか、自己安価とか過去安価なんかは、再安価になりますわ」
佳織「ムチャぶりどんとこい、だとか……」
衣「そのかわり、どう解釈されても仕方がない、ということで了承してもらうぞ」
智紀「荒れない程度に、『あちゃーwwwwwwwwwwwwwwwwww』くらいの感覚で軽口叩き合う程度で楽しくいこう」
美穂子「どうか安価で上埜さ――清澄高校を甲子園に導いて下さい」
貴子「しっかりクスリは飲ませておけって言っただろ池田ァ!!」
純「須賀が死んだり退部したらゲームオーバーだから注意な!」
ギバード「他の人は死んでもゲームオーバーにならないから安心!」
歩「それは安心していいんですか……?」
ハギヨシ「主人公チーム『清澄高校』は、今じゃ引き抜きで大分人数が増えております」
一「まあそれは仕方ないことだよ」
胡桃「5人でよかった麻雀と違い野球は9人いるからね」
シロ「そりゃ(足りない4人の枠を埋めなきゃいけないんだから)そう(引きぬき行為も多発する)」
ムロ「移籍は避けられない、ということですね」
洋榎「あと、数合わせで別作品のキャラが出たりもするらしいで」
椎名「モブとか適当に好きなキャラの名前使ってるだけなケースもあるし、そこまで深くは考えなくてもダイジョーブだよ」
大室「私達とかね」
塞「とりあえず簡単に清澄高校のメンバーを紹介してくわ」
【清澄高校野球部】
須賀京太郎……主人公。おかげでときたま口調などがパワポケくんになる。しゃーない。ポジションはレフトだがライトも一応守れなくはない。
主に安価で行動するせいでぐう聖になるもぐう畜になるも住人次第という有様である。
なお、畜生化とラノベ主人公化がどんどん進行している模様。ぱんつは盗んではいけない(戒め)自称マッサージのプロ。マルチではない。
荒川憩の投球により瀕死になり、入院。島根で治療していたが、ついに復活ッ!!二代目お薬野郎。
「もいっこ、ボール」と四球を誘発したりエラーを誘発する回転を打球にかけたりが得意であり、
『安打0なのに1塁到達率100%』とかいう舐めプを行う事もできる。卓上の代わりにグラウンドに(血の)花を咲かせる。
姉・宮永照の使う黄金の回転を身につけつつある。京太郎とは中学時代からの付き合い。とある事情から、隠しパラメータを持っている。
極度の方向音痴であり、ついでに六人組の無自覚なメンバーである。埼た……京ちゃんの指示で捕手破壊を身につけ、憧に披露したことも。「来ちゃった」わず。
原村和…………データに基づいたプレイングと堅実なリードで中学ベストナインに選ばれたこともある期待のキャッチャー。そのくせレフティ。最近は住人からも立派な戦力扱い。
他に書くことが思い出せない程度に空気化してるが、一応スレの最初期は京太郎に原作レベルには想いを寄せられてたんやで……
オカルトキャンセル能力を持つ。淫乱とか、ガチレズとか、そんなオカルトありえません。咲や優希を大事に思っています。ノンケだから(震え声)
部内で1・2を争う俊足にして、貴重なナックルボーラー。ただしサブポジを持っていないので終始俊足を披露できるのかどうかは……
いつの間にか彼女候補として名前すら挙がらなくなった。代打で登場することもある程度には野手能力に優れている。
タラシポジションは京太郎に持っていかれつつある。ポジションはサード。部長なのに練習内容を京太郎に丸投げしている。
自由奔放だし、原作のように息をするが如く京ちゃんをパシリにするが、言うほど畜生ではない(震え声)
原村穏乃………ジャージを着た猿。比喩でもなんでもなく猿。和が奈良にいたころ飼っていた(そして転校時動物園に引き取られた)猿。
その猿がタコスを食って人間になった模様。自称であるので、ちゃんとした人間である可能性もまだワンチャン。ショート。
合宿以来人間性を身につけた。永水に偵察に行って守備職人になって帰ってきたこともある。
憧を心配していたが、すれ違ってしまったことがあり、それをちょっと気にしている。憧の変化の裏に京太郎の影があることに気がついている……?
コイツが中心になってギャグ会話が始まると大抵雰囲気が咲から逸脱し別作品の空気になる。おっぱい至上主義。ついに正式にレギュラーから降ろされた。
愛宕洋榎………愛宕ネキ。京太郎覚醒時に姫松高校からFAで獲得(と言う名の強奪)をして来た西の天才セサリスト。
住人の愛を受けているため、彼女候補的なポジションでもあり、攻略される可能性もある。
なお、現在はホームレスを脱出し京太郎の家に泊まっている模様。作中数少ないぱんつを履いている人物(ただしぱんつは荒川憩のもの)
京太郎への恋心はもうほぼ確定的に明らか状態。ぱんつ事件などを経て、享年17歳or18歳になりかけた末に助かる。
アニメで他校生と全然絡まなかったせいでキャラが固まらない迷惑な人でもある。ポジションはピッチャー。永水に偵察に行き無駄にオカルトな技を身につけ帰ってきた。
数多の並行世界を生きてきたヒーローのブラックと繋がりがある。かつて『カタストロフ』を起こそうと企む集団からスカウトを受けたことも。憧を夫婦に指名している。
新たな享年ウン歳間際キャラだったが回避し、現在入院中。なお、能力の反動でゲロを吐いて死にそうによくなっているし、六人組からは邪魔者として抹殺司令が出ている模様。
去年は阿知賀に通っており、晩成にボッコボコにやられた。ポジションはキャッチャーだが、もっぱらサブポジのライトを守る。生き残りを賭け、数絵と組んだ。
誰だ、財布担当とか援交とか言った奴!! まだ確定はしてないやろ!! かろうじて享年17歳を回避、京太郎への恋心を自覚した。
足かせの頭数要員みたいなものだったのに、住人の愛を集中して受けた結果、甲子園予想ボーナスで順調に強くなった。もはや別人。お薬やってますわこれ……
末原恭子………元姫松高校の劇場型クローザー。京太郎に滅多打ちにされたことと、それが原因でエースの洋榎を失ったのとがあり、野球部を退部していた。
洋榎の説得により、清澄高校に移籍。漫を引っさげ長野に引っ越してくる。マッサージにトラウマが。なお、京太郎への好感度は……
なお、漫のことは気に入っており、同居もしている。別にレズって明言されてはいないだろ、いい加減にしろ!!!
色々あって、『京太郎に告白した』と京太郎に勘違いされている。
爆発すれば強力な戦力であり、かつて荒川憩からホームランを打ったことがある。
佐々木いちご…元家老渡高校のアイドル的人気を誇ったピッチャーだったが、わけあって千里山高校に移籍していた。そこを清澄が更に奪取。
昔から愛宕洋榎・荒川憩とは関係があったらしく、洋榎をライバル視している。なお戦績は全敗の模様。
実際にアイドルだったことがあり、その頃の友人が島根にいた。でも多分、もう関わる機会はないので、開拓高校は甲子園でひっそりと姿を消すだろう。
あと、佐々木じゃのうて、ちゃちゃのんの名前は佐々野じゃ!!
姫松に居た頃はベンチに入れるかどうかの際どいところにいた。咲さんと仲良くなる。咲さん宅に居候中。
愛宕絹恵………お姉ちゃんが好きだから清澄に移籍してきた洋榎の妹。だがシスコンってほどではない(本人談)
サッカー部と兼部している。運動能力は高いが、野球自体はド素人。しかし千里山のアミバをやぶったことがある。
姉帯豊音………元無所属のぼっちであり、トシさんと共に転校先を探して日本を旅していた。投手兼外野手。
高校野球の大ファンであり、知識は豊富。千里山メンバーのサイン入りユニフォームを貰って大歓喜したことも。
現在は清澄高校に入った。もうぼっちじゃないよー。しかもエースナンバーを託されたよー。ちょーうれしいよー。
必殺の「みょみょみょみょみょ」で洗脳するのが得意。森C(ちゃん)
自由を求め、チームを去る。ちなみに散々言われてた「殺す予定だった奴」はコイツ。いくらワイでも数絵とか咲キャラを殺す前提にはあんまりしないっつの。
友子や豊音と仲がよく、友子の家や豊音の家や部室で対戦相手高の分析などを担当している。
レッド……………別名・佐倉杏子。河川敷で暮らしているホームレスであり、ホームレス仲間の憧や、一時期ホームレスだった洋榎とは面識がある。
また願われて高遠原中学で野球をしていたこともあり、和や優希とは元チームメイトの関係。
色々あって今は魔法少女に専念していたが、京太郎の説得でコーチとして清澄と関わることに。
瀕死に陥った京太郎を救った後、生徒でもないのに流れで島根の病院にいる京太郎と清澄メンバーとのパイプ役にもなることに。
4人目の“享年候補”だったが、照のおかげで回避。憧ちゃんといい洋榎ちゃんといい京ちゃんといい、皆死にかけすぎじゃないですかね(震え声)
咲さんがうっかり56号ホームランに王手をかけない限りアルプス席が彼女のポジション。
また、由子が野球賭博にかかわらない限りベンチ入りもできるか怪しい。
穏乃がうっかり混乱して統一球問題に加○良三が関わってると会見で漏らさない限りアルプス席が彼女のポジション。
怜「まー他にもライバル校があったりするけど、その辺は割愛するわ~」
船Q「そろそろ書ききれなくなってきてますしね」
煌「とりあえず他校としては、長野最大のライバルとして、清澄とは決勝で当たる龍門渕高校を覚えておけば大丈夫です」
哩「他にも風越や鶴賀なんかが登場したと」
泉「小料理屋で4校一緒になったこともあるとか」
姫子「人数ば都合で学校が合併したり、他作品からのゲストが入っていたりすっけど、了承してくださいっ」
仁美「なんもかんも政治が悪い」
美子「学校や役職は変わっていることもあります」
竜華「他県では奈良の晩成や鹿児島の永水、それと千里山なんかが登場済みや」
エイスリン「~~~♪」 カキカキ
ネリー「りんかいや、しらいとだいも!」
智葉「全国キャラについては、当時本編で出番が薄かった等の理由で結構キャラが変わっているが了承してくれ」
雅枝「有珠山なんてなかった」
やえ「晩成はこのスレでは阿知賀に負けてないうえに、過疎で廃校になった阿知賀を吸収してるぞ!」
初瀬「おかげで勧誘に失敗した小走先輩や、同じく勧誘したことのある松実玄や岡橋初瀬なんかがいます」
玄「あとは三箇牧と練習試合をして、臨海のエイスリンとも戦って……」
セーラ「今宮女子と千曲東、それに東福寺を合併した学校と地方大会1回戦を戦って勝ったようやで!」
友清「ギバードのおるトコと試合して2回戦も突破、越谷ベースの長野越谷高校との3回戦にも勝利したばい」
トシ「無事に近麻にも風越勝って、ベスト4進出……そして龍門渕高校と、甲子園行きの切符をかけて決戦中だよ」
優希「さて前スレだが……」
小梅「龍門渕VS清澄高校、甲子園をかけた一戦だね」
晶子「どちらも櫻花會を破ったことのある強豪校ね」
葉子「あと1人ってところだな」
舞「そこでリリーフエースが打たれたとこだな」
鷲巣「くずっ……圧倒的くず……!」
堂嶋「1周年のときにはせめて地方大会は終わらせとくとはなんだったんだ」
恵「なんもかんも末原が悪い」 ギッヒ
棟居「……いつの間にか一周年だ」
由子「こんなスレに長いことお付き合い感謝なのよー」
晴絵「せめて今年中には終われジェンド」
灼「ちなみに一周年だからって何かがあるわけじゃないから……」
花子「まー、なんか希望とかあったら言うだけ言ったら何か出来るかもね」
ソフィア「期待されても困るけどな」
キュウべぇ「○周年といえばキャラクター投票とかってイメージだよね!」
史織「やぁん。臭いとか言われるやつぅ~」
超「不人気投票、4位のキャラを惨殺します、とか……」
景子「臭いっていうか血なまぐさいやつだった!!」
玉子「質悪いのであーる」
友子「まー何にせよ、ここまでお付き合いありがとうございます」
咏「もーちょっとだけ続くんだぜー、知らんけど」
咲「カウント、いっくよー!」
やえ「5!」
憧「4ー」
洋榎「さんさん3ころり~」
ちゃちゃのん「2じゃ!」
優希「1だじぇ!」
京太郎「0!!!」
ドッガーーーーーーーーーーーーーーーーーン
京太郎「……はっ」
京太郎「夢か……」
京太郎「そうか……俺はファールボールを追いかけて壁に……」
透華「……私の打席、ですわね」 フラ
はじめ「!?」
透華「……ダイジョーブ、ドントウォーリーですわ」
透華「皆が必死に繋いでくれたんですもの」
透華「ちょっとの疲れ、気合で全部吹き飛ばしてさしあげますわっ!」
投 末原(清澄高校) VS 打 龍門渕(龍門渕)
ツーアウトランナー1塁
9回表
清澄6-4龍門渕
恭子(だ、大丈夫、大丈夫……)
恭子(最近はど真ん中失投もないし、勝てる、勝てるんや……)
恭子(落ち着いてやれば勝てる……) カタカタ
恭子の投球>>22
コンマの数値がベース防御力
コントロール補正により、最低防御力70保証、もしくはベース防御力が25以下ならベース防御力が25になる(自動で高くなる方になる)
※この場合の最低防御力とは、下記の球種補正を含めたうえでの補正である
A:ストレートを投げる +46
B:ムービングファストボール +46
C:スクリュー +40
D:カットボール +50
E:SFF +30
※ストレートとムービングファストボールは同じ球種扱いなので、ストレート狙いでムービングファストボールの時や、ムービングファストボール狙いでストレートの時も、命中時の威力になる。
ただしストレート狙いでムービングファストボールの時とムービングファストボール狙いでストレートの時は、攻撃力が-15される。
※[四球]発動! 自分のコンマが00、11、22、33、44、55、66だったら、自分の総防御力が相手の総攻撃力を上回っていてもフォアボールになってしまう。
※[球持ち○]発動! 相手の狙い球コンマを外しやすいように5まで増減することができる(ただしこれで移動した数値でゾロ目などのイベントは発動しない)
※[ランナー△]が発動、変化球の威力が-10され、ストレートの威力が-5される。
透華の狙い球
透華のベース攻撃力>>23のコンマの数値の1の位と10の位を入れ替えた数値
>>24のコンマ数値の1の位と10の位を入れ替えた数値によって狙い球が確定
命中で+75、失敗で+35
00~24:ストレート狙い
25~49:ムービングファストボール狙い
50~59:SFF狙い
60~89:カットボール狙い
90~99:スクリュー狙い
【対戦結果】
透華の攻撃力-恭子の防御力=α
α≧90 → ホームラン
89≧α≧85 → スリーベース
84≧α≧65 → ツーベース
64≧α≧45 → 単打
44≧α≧25 → 打者有利で再安価
24≧α≧6 → 守備有利で再安価
5≧α≧-5 → フォアボール
-6≧α≧-60 → 凡打(打球の行方再安価)
-61≧α → 三振
α=0 → 頭部破損
D
まあ素直にいくか
D
A
投 恭子(清澄高校) VS 打 龍門渕(龍門渕)
カットボール カットボール狙い
70(コントロール補正) 114(39+75)
透華「っおおおおおお!」
透華(ここで――決めますわッ!)
カキーーーーーーーーーーーン
恭子「!?」
打球の行方
>>40のコンマ1桁の数字に対応するポジション
0なら守備の間を綺麗に抜けたということで、ツーベース固定
しずー
ガッキーーーーーーーーーーーーーーーーン
和(強い打球……!)
和「宮永さん!!」
京太郎「咲!!」
咲「……!」
>>55のコンマで決定
00~09:まさかの抜けてツーベース
10~29:宮永痛恨のエラー
30~49:抜けたー!
50~99:宮永ファインプレー
大将!
咲(――大丈夫だよ、原村さん、京ちゃん)
咲(すごい打球だけど、大丈夫)
咲(守備練習は、穏乃ちゃんとたくさんたくさんしてきたから)
咲(……皆とワイワイ、いっぱい練習してきたから)
咲(京ちゃんは、守備練習の指示を出してくれただけで、そこにいてくれなかったから知らないと思うけど)
咲(私ね)
咲(たくさん、皆と練習できたんだよ)
咲(どうしてもまだ仲良くなれない人もいて)
咲(どうしても野球が楽しくない時期があったけど)
咲(でも――)
咲(京ちゃんが誘ってくれた野球部で、京ちゃんがいなかったら知り合えなかった人達と、楽しく練習できてたんだよ)
咲(一緒に甲子園に行こうって、原村さんと約束した)
咲(お姉ちゃんと会って仲直りするんだって心に決めた)
咲(……京ちゃんのためにも絶対全国に行こうって思ってた)
咲(でも、今はそれ以上に)
咲(もっと単純な感情だけで、体が動く)
咲(私は――――)
咲(このメンバーで、一緒に甲子園の地を踏みたいッ!) バッ
透華(ああ……)
透華(やっぱり、貴女達が立ちはだかってくるんですのね)
透華(原村和の配球のせいで、読んでいたのに期待より低い弾道のコースに打たされた)
透華(そして……)
透華(ツーアウト1・3塁くらいにはなるだろうコースに、そんな迷いなくダイブしていく宮永咲……)
透華(ネットではのどっちに打ちのめされ、リアルでは宮永咲と戦ったことで、傲慢な自信が打ち砕かれたんでしたわね……)
ズザーーーー---
スッ
白石稔『捕っています! 宮永選手捕っています!』
透華(……ほーんと)
透華「腹立たしいほど、すごい連中ですわ」 ナミダツー
白石稔『優勝は、清澄高校――――――!!』
○投 末原(清澄高校) VS 打 龍門渕(龍門渕)●
セカンドライナー
スリーアウト、ゲームセット
9回表
清澄6―4龍門渕
衣「……透華」
透華「……」
衣「衣は……満足したぞ」
衣「衣にも友達が出来るかもしれないと分かったしな」
純「なんだよ、俺達は友だちじゃないってのかぁ?」 ガシ
衣「……だって、皆は透華が集めてきた友だちじゃないか」
衣「それって……」
一「……キッカケはどうでも、僕は今でも衣を友達だと思ってるよ」
塞「そうそう」
胡桃「ていうか、そんなこと思ってたの?」
智紀「帰ったら、そのことについて問い詰める」
衣「えええ!?」
シロ「……ほら」
シロ「透華」
透華「……」
ハギヨシ「……お嬢様」
歩「……整列ですよ」
透華「……分かってますわ」
茜「……ハンカチ、つかいますか?」
透華「……大丈夫、ですわ」
透華「泣き崩れなきゃいけないような、無様は晒しませんでしたし」
透華「真っ向から挑み、紙一重で負けたんですもの」
透華「胸を張って、自分一人で整列だってできますわ」 グスッ
龍門渕 010000021 4
清澄 00031002× 6
優勝決定したので、一旦セーブ。
仮眠からすぐ目覚めたら速攻再開しますが、起きられなかったらお察し下さい。
まったり更新していきます
咲「……捕れた……」
咲「京ちゃん、捕れ――」 スクッ
洋榎「ワハハハハハ!」 ガバッ
咲「!?」
洋榎「やるやんけやるやんけー!」
洋榎「ははははははは!」 バシバシ
咲「ちょ、愛宕先輩!?」
洋榎「はーっはっはっは!」
洋榎「やっぱお前、野球のセンスあるわ!」
洋榎「あはははははは!!」
京太郎「……何、あれ?」
和「……甲子園に出られた衝撃で何かが吹っ飛んだのかもしれませんね」
京太郎「……そんなもん?」
和「わかりません」
和「……が、このまま放ってはおけません」 ダッ
和「宮永さ~ん!」 バッ
咲「は、原村さんまで!?」
京太郎「……仲いいなあ」
恭子「……」
漫「末原先輩!」 ドン
恭子「わっ!?」
漫「甲子園ですよ甲子園!!」
漫「やりましたね!」
恭子「ああ……せやな」
漫「……はしゃがないんですか?」
恭子「まあ、洋榎ほど、今まで惜しい感じじゃなかったからな」
恭子「……そもそも、私のせいで勝利遠のきかけてたし」
恭子「なんかまだ実感わかへんわ」
漫「……」
漫「後でしこたま額に落描きしたげますから」
漫「今は素直に大はしゃぎしてええんちゃいますか」
恭子「……せやな」
恭子「……」 ガバッ
漫「わっ!?」
恭子「やったで……やったで、漫ちゃん……」 ギュウ
漫「……はい」
漫「やりましたね、ついに……!」
猿野「ぶわははははは!」
数絵「甲子園だぞ甲子園!」
数絵「あの球児の夢・甲子園だぞおおおおお!」
猿野「うひゃひゃひゃひゃ、俺よく知らねーけどな!」
優希「めでたいじぇ!」
優希「胴上げだじぇ!!」
杏子「はしゃぐ気持ちはわかるけど、限度ってもん考えろよ」
晴絵「灼あああああああやったよ灼あああああああ」 ブンブン
灼「は、はるちゃん目が回る……」
晴絵「甲子園だよ甲子園!!」 グルングルン
灼「は、はるちゃ、そういう激しいのはおウチのベッドで……」
絹恵「相変わらず騒がしいですねえ」
由子「はは……まあ、そうなっちゃうものなのよー」
由子「なにせ……夢見た全国だからね」
絹恵「……おめでとーございます」
由子「絹ちゃんだって、おめでとーされる側なのよー」 フフ
マホ「こ、甲子園ですよ甲子園!」
ムロ「まっさか高校入る前に体験してしまうとは……」
まこ「出番はなかったけどのう」 クク
豊音「ちょーうれしーよー」 ウワーン
豊音「トシさんや小鍛治プロにほーこくしたいよー!」
咏「あー泣くな泣くな」
ちゃちゃのん「全国ぢゃよー」 ウワーン
咏「……お前さんは全国進出常連じゃなかったっけ?」
ちゃちゃのん「そうじゃけども、何度出ても泣けるんじゃよー」
ちゃちゃのん「……」
ちゃちゃのん(それに……)
ちゃちゃのん(ひろちゃんがどんだけ全国行きたがっとったか、よう知っとるしのう……)
ドガッ
優希「うわっ、先輩に猿が突っ込んだじぇ!」
数絵「うーむ、やはり無重力胴上げは危険だったか」
咏「お前ら、問題だけは起こすなよー」 ハッハッハ
咏(……見てるかい、こもりん)
咏(やったぜー……あんたの生徒たち……)
憧「……」
穏乃「憧ー」
憧「……」
穏乃「ほら、整列するよ」
憧「……うん」
初瀬「ボロ泣きなんてしちゃって」
初瀬「……」
初瀬(おめでとう、憧)
初瀬(私も……来年はレギュラーとして……)
やえ「ふふ……やはり長野王者は清澄だったな」
やえ「惜しみない拍手だ」 パチパチパチ
京太郎「……部長は泣かないんですね」
久「ん?」
久「泣いてほしかった?」
京太郎「まぁ、たまには泣いてるとこ見たかったかなって」
久「ざーんねん」
久「私の夢は甲子園出場じゃなくて甲子園優勝ですから♪」
久「優勝したら、泣くことも考えてあげるわよ」 フフ
京太郎「さいですか」
久「ほら、校歌斉唱よ」
久「しっかり口パクしなさい」
京太郎「歌いましょうよ」
久「歌詞覚えてないもの」
京太郎「おい学生議会長」
清澄高校校歌
歌:StylipS 作曲:南こうせつ 作詞:国語科
今を抜けだそう 自分の直感を信じて
Be together! Be together! Let's be together!
ボーイズビーアンビシャース 明るい人になりたい
工業立国の使命を帯びて 轟くエンジン はじける火花
マイケル立てり 勃てり (略)は波うつ セルリアンブルーの 一番光る星を掴んだ
いま 漫湖<ここ>にいるから テクノロジストに出会えたね
見よ栄光のマーキュリー yes yesと叫ぼうよ
君と僕はうねうねうねる そそり立つ星雲電波 宇宙精神 科学技術
Wow wow... 宇宙の妙理 「栴檀林」はセントマイケルの魔法の合ことば
ひときわ 激しく バラの香匂ふ あこがれ清くどついたり(あこがれ清くどついたり)
真理 真理 自由の殿堂 未来を作る旅
mastery for service(マスタリー・フォア・サービス) 奉仕の為の練達~♪
Soar up, reach for the stars
差し出された白い腕が翼に見えた
この世に生まれてきた意味を知ろう
ボーイズビー アンビシャス 清澄高校は愛の花~
__. __ __ __ __,、,-z
'´ `ヽ...... }`n´{. ヽ´{. oo´. ヽo. '´. ヽ '´ ハ.ハヽ...... 〃 〉 ス
. ! ((从リリ))ゝ 心イi!i!i!i!iリゝ . ((ルf(ノノリ)))ル ! イ(ノノル)) ! 〈ル!゙"!ル〉......ノ ((从从ル
. !,(リ‘ ヮ‘ノ、!.... ノ人(l ゚ ‐゚ノヾ 从リ゚ ヮ゚ノリ... )ルイ゚ ー゚ノ(. イ,(l(.゚)ー゚ノハ. "ヾ(l ゚ -゚ノ"
/j 氷i0.. (.( /(リ氷)、).). /j_丞i、 ´`/j 丱iニぅロ... /j 芯i、... /i l:=ト、
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ヒヒ!. じ'フ じ'ヲ. i::j::j. ヒヒ!.. |_l,ハ_l|
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恵「うっへえ、マジでやってくれましたね、あいつら」
舞「だーから言ったろー」
葉子「おーおー、あっちで観戦してた連中、驚いてるぜー」 ケラケラ
棟居「……来年、どこに挑戦するのかが決まったな」
舞「あれに勝つんだぞ、お前」
葉子「無理無理」
恵「大将引退しないでくださいよ」
棟居「無茶を抜かせ」
椎名「わー! すごいすごい!」
椎名「応援した甲斐あったね~!」
大室「総出で見に来てよかった……」
大神「うむ……いい試合であった……」
ギバード「アコチャー!!」 ウキャー
史織「やぁん、あの子達すごぉい」
花子「あそこと結構いい試合してた私らケッコーすごいんじゃね?」
景子「すごいのは新井さんですけどね」
ソフィア「今やって抑えられる気しねー」
玉子「あいつら、成長スピードおかしいのであーる……」
フランケン「さすが竹ちゃんはサイキョーです」
堂嶋「……ま、このくらいやるだろーよ」
バード「……そういえば、鷲巣監督はどこへ?」
小梅「あ……そこにいた人なら、さっき倒れて救急車で運ばれて行きましたよ」
晶子「これだけの勝負を見せつけられたら、当てられてしまうのもわかりますわ」
ジュンイチロー(あれでいてメンタル意外と人並みだからな……)
煌(……すばらでしたよ、皆さん)
煌(こっそり応援にきて、激でも飛ばそうかと思ってましたが……いらぬお節介でしたね)
煌「とりあえず、園城寺さん達にメールしておいてあげましょう」
煌「ご友人の、甲子園進出を」 メルメル
華菜「おい、天江衣!」
衣「……?」
華菜「今回のことで腐ったりするなよ!」
華菜「次は私がぶちのめす番なんだからな!」
衣「……?」
衣「また……衣と遊んでくれるのか?」
華菜「あったりまえだし」
華菜「お前を超えてやるのが私の目標だしな!」
衣「……心が折れたりしないのか?」
華菜「ふん!」
華菜「何事も前向きに楽しんでいくものなのだよ!」
未春「わ、私も、来年は龍門渕には負けません!」
星夏「来年は皆で甲子園行きますから!」
純代「……」 コクリ
ワムウ「……戦士として是非とも手合わせ」
貴子「お前はすっこんでろ、ややこしくなる」
美穂子「……おめでとうございます」
久「ん?」
久「あ、応援しててくれたんだよね、ありがとう」
ゆみ「まったく、大した奴らだよ」
智美「ほんとに龍門渕倒すとはな~」
佳織「うん、すごかった」
数絵「もっと褒めてくれてもいいぞ」
睦月「うむ……来年も恥じない戦いが出来るよう精進せねば……」
桃子「人数集める所から再開っすけどね」
澪「うわっ、いたのか」
律「私らもう引退だからなー」
唯「あずにゃんも軽音部に集中しちゃうかもだしねー」
梓「……まあ、たまにくらいなら付き合ってもいいですけど」
紬「ふふ……これからはライバルがいっぱい出来て挑戦される立場ね」
久「そうねぇ」
久「ま、長野王者としてドヤってられるよう、甲子園でも頑張るわ」 フフ
玄「うーん、すごかったー」
玄「お姉ちゃんにもこの感動をメールしてあげよっと」 メルメル
超「いやー、面白い試合だったネ」
超「……でも、これから大変になるヨ」
超「なにせ、龍門渕を見にきた連中に、いっきに見られたわけだからネ」 チラ
トシ「やっぱりすごいねえ……」
智葉(……やはり、地力が高いな、このチーム)
ダヴァン「りゅーもんぶちとーかが、負けたンデスか……?」 ラーメンズズー
巴「うーん、予想外の展開」
キュウべぇ「スカウトとかだけじゃないからねえ、ここ来てるの」
菫「……」
菫(あの宮永って選手が、噂の……)
菫(……照にも一応報告しておくか)
京太郎(甲子園……甲子園か)
京太郎(やっべえ、すごく嬉しい)
京太郎(この喜び……)
京太郎(誰かにぶつけたくてしょうがない!)
京太郎(ハグしたり大はしゃぎしたりしたい!!)
京太郎(最初に誰にこの喜びを叩きつければいいんだろうう?)
誰に喜びをぶつける? >>130
姉帯さん
まさかの姉帯さん把握。
折角人が集まってきたけど、一旦セーブさせてもらいます。
今日の再開はちょっと厳しいかもしれない。すまんな。
眠気が限界値を超えるまでちまちま進めます。
前スレは後日番外編ででも埋めます。
どの番外編落としたか過去ログ掘る作業終わってからになるけども。
豊音「うう……涙が溢れ出るよー」
胡桃「勝ったトヨネに泣かれると、負けて泣いてる塞がバカみたいでしょ!」
塞「ちょ」
塞「アンタだって涙目でしょーが!」 ウリウリ
シロ「だる……」
茜「この人がお姉ちゃん達のお友達ですか?」
胡桃「そーだよー」
豊音(友達……) ジーン
京太郎「姉帯さん!!!」
豊音「ふぁひゃい!?」
茜「あれ、あの人……よく見たら……」
シロ「龍門渕に誘われた時の」
塞「あ、覚えてたんだ」
胡桃「あっちのうっさいポニテの方はインパクト抜群だし覚えてるんだけどねー」
京太郎「何か失礼なこと言われてるけど、この喜びの前には些細なこと!!」
京太郎「この喜びは抑えきれないッ!」
塞「……ま、気持ちはわかるけど」
胡桃「くっそー、勝ちたかったなあ」
茜「まあ、何にせよ……おめでとうございます!」
塞「悔しいけど、私らの分も、頑張ってよね~……」
胡桃「ああもう。ハンカチ使う?」
塞「……ありがと」
シロ「……頑張って」
豊音「うん!」
豊音「……チョーやる気でてきたよー!」
京太郎「そうですね!」
京太郎「今まで死んでいった皆のためにも、頑張らないと!」
胡桃「死んではないから」
胡桃「そういえば、何か用でもあるの?」
京太郎「え?」
京太郎「ああ、いや、喜びのあまり……」
京太郎「姉帯さんと真っ先に喜び分かち合いたいなあって」
豊音「えっ///?」
京太郎「>>154」
姉帯さん最高!と言いながら抱き上げる
京太郎「姉帯さん最高!」 ダキッ
豊音「わわっ///!?」
京太郎「ヒャッホーーーーウ!」
豊音「は、恥ずかしいよ~~~~!」
優希「じぇーーーーーっ!? 姉帯先輩の巨大な体躯が軽々と宙に!?」
数絵「奴め、いつの間にあんなパワーを……」
久(ゴリ君の友人から柔道進められるか角界からスカウトきそうな持ち上げっぷりね……)
猿野「っしゃらあああああ! 胴上げじゃーい!」
優希「いえーい! とーつげーーき!」 イヤッホーイ
数絵「あの巨体を浮かせるのはまかせろー」 ドヒューン
まこ「相変わらず騒がしい連中じゃのう」
久「まあ、いいじゃない」
久「最近まで、五月蝿くなれない人数しかいなかったんだし?」
ドガーーーーン
ウワーーーー!
ゲーーーーッ! ミゴトナミサイルキック!!
ス、スマン、ジュウリョクノ ホウコウヲ マチガエタ!
シッカリシロ、サルノーーー!!
まこ「……」
久「はしゃぎ過ぎは色々問題あるけどね」
久「はいはい集合ー」 パンパン
洋榎「ワハハハハハ! 全国や! 甲子園やーーー!」 バシバシ
ちゃちゃのん「っもー! ちょっと叩きすぎじゃよー!」
絹恵「お姉ちゃん、何なら私を叩いてもええよ!」
久「はいそこ、さっさとこっち集まるー」
漫「ちょお!? 反撃にしちゃ描きすぎちゃいます!?」
恭子「先輩の額に文字書こうとした罰や」
漫「ええええええ!?」
久「はいそこ静粛にー」
優希「ぶ、部長! 猿が泡吹いて血ィ流してるじぇ!」
久「つば付けとけば治るわよ」
由子「何か近麻高校のフランケンさんが久にお祝い言いたいって来てるそうなのよー」
久「あーもう待たせといて!!」
和「宮永さん……これで、約束通り、全国ですね……!」
咲「うん……」
久「ほんとすぐ終わるから話聞いて」
まこ「はっはっは、部長は大変じゃのう」
久「まこは縮毛矯正でもして」
まこ「何かわしにだけ風当たり強くない!?」
久「えーっと、とりあえず、皆お疲れ様」
久「ありがとうとかよくやったとか色々言いたいけど……」
久「最低限の要件だけ言っておくわ」
久「どうせ今の皆に長々言ってもほとんど忘れるだろうし」
久「……とりあえず、練習は明後日から再開よ」
久「明日はパーッと祝勝会とでも洒落こみましょう」
憧「……練習しなくて大丈夫なの?」
久「明日祝勝会のあとに反省会やってからでいいわ」
久「……今日も練習は禁止よ」
久「一部、過剰に反省してオーバーワークして体壊しそうなのもいるし」
久「つーわけで、今日は皆真っ直ぐ帰ること」
久「浮かれて問題起こしたら……」
久「脇毛を根こそぎ引っこ抜いて全部鼻に植毛するから」
京太郎「目がマジだ!!」
久「アホみたいなオーバーワークも禁止だからね」
久「そんなわけで、解散!!」
優希「……猿瀕死だし、部長目がマジだし、今日は大人しく帰るじぇ……」
数絵「うむ……それがよさそうだな……」
洋榎「まあ、テキトーに外で待っとるやろうファンと絡んで帰るのが一番やろうな」
ちゃちゃのん「ファンよりもライバルの方が多そうだけどのう」
灼「あの……」
京太郎「?」
灼「ええと、試合前に言ってたことだけど……」
京太郎(なんだっけ……)
灼「はるちゃんから話があるから、今日の夜クリニックに来て」
京太郎「え、今日はゆっくり休みた」
灼「ベッド貸すし泊まっていいから」
京太郎「お泊り……だと……」
京太郎「いや……でもロリと年増は……」 ブツブツ
灼「……だめ?」
京太郎「……とりあえず行くだけ行くよ」
灼「ありがと」
京太郎「……あんま寄り道するって気分でもないなぁ」
京太郎「でも一人でしんみりするのは帰ってからでもできるし……」
京太郎「折角だし、途中まで誰かと喋りながら帰ろうかな」
誰と帰る?(チームメイト以外も可能)
>>166
↑
京太郎「折角だし、憧ちゃんと帰ろうかな」
京太郎「おーい」
憧「!」 グシグシ
穏乃「そんな急に涙拭ったら化粧はげちゃうよー?」
憧「い、いーのよ別に」 アウアウ
憧「ど、どーかした?」
京太郎「いや、一緒に帰ろうかなって」
憧「えっ」
穏乃(あ、お邪魔だったかな……)
やえ「やあ」 ポン
やえ「すごい試合だったな」
憧「晩成の……」
京太郎「ありがとうございます」
玄「なかなかになかなかな試合だったね!」
やえ「色々と言いたいことがあるが、今回はおめでとうの5文字だけにしておくよ」
やえ「色々と語りたいが……」
やえ「それは後日、甲子園のグラウンドでさせてもらいたいからな」
京太郎「……はい!」
玄「甲子園で今度待ち合わせるの? いつ? 予定合わせて一緒に行っても……」
初瀬(この人頭よくないよなあ……)
やえ「それだけだ」
やえ「他の連中も君たちに気を使って今日は大人しく帰るみたいだし、私もそうしよう」
やえ「他の連中と同じく、君達に対抗心を燃やしてな」
初瀬「……負けないから」
憧「……ん」
玄「え? もう帰っちゃうの……?」
やえ「……玄はもうちょっとこう、矜持とかそういうものを持った方がいいな」
玄「きょー……じ……?」
やえ「……」
やえ「晩成の甲子園出場のお祝いに、辞書でも買おうか?」
玄「辞書なら小学生の頃買ってもらったから大丈夫ですのだ」
やえ「……最後に開いたのは?」
玄「買ってもらった日に確か開いた記憶は……」
やえ「……」
穏乃「……あー」
穏乃「折角だし、クロさん、お茶しません?」
玄「わあ、大歓迎っ」
憧「ちょ、しず?」
憧「あんま寄り道してるとマジで体毛移植されるわよ」
穏乃「まあ、ちょっとだけちょっとだけ」
穏乃「でも大人数でやってるとバレそうだし、今回は私だけ行ってきていいかな」
憧「……あのねぇ」
穏乃「あ、それと、前みたいにちゃんと下宿させてもらいなよ」
穏乃「体調管理も大事だからさ」
憧「……ヨケーなことを……」 ムゥ
京太郎「……憧ちゃん、今日家に泊まってく?」
憧「……よくもまぁ、聞く人が聞いたら誤解しそーなことをしれっと言うわね」
京太郎「いや、まあ、実際前泊めても特に何もなかったし、いいかなって」
憧「……はいはい」
憧「泊まらせてもらいますよ、野宿して調子崩そうものなら部長やしずに色々言われそうだしね」
京太郎「はは」
京太郎「それに体調壊されたら俺も悲しいしね」
初瀬「……」
やえ「ほら、行くぞ初瀬」
初瀬「いや、でも、気分的に勝って兜の緒を締めない昔の知人に活を入れたい感じで……」
やえ「……いずれ激突する好敵手に野暮な真似はするもんじゃないさ」
京太郎(……さて、帰り道二人っきりなわけだけど)
京太郎(何話せばいいのかな)
京太郎(別に家戻ってからもフツーの雑談ならできるしなあ)
憧「……」
京太郎(とりあえず、黙々と歩くのは気まずいし何か喋ろう)
京太郎「あのさ」
憧「?」
京太郎「>>175」
もっと上手く打てるように頑張ろうぜ、互いに協力して。
あとお疲れ様
京太郎「……もっと上手く打てるように頑張ろうぜ、互いに協力して」
京太郎「あと、お疲れ様」
憧「……うん」
憧「やっぱ、さ」
憧「悔しいよね……一安打も出来きないなんてさ」
京太郎「……ああ」
憧「ブランクがあるし、相手はあの龍門渕高校だし、打てなくて当然なんだろうけどさ」
憧「でも……すごく、悔しい」
京太郎(……声が震えてる)
京太郎(3打席全部三振なの、結構気にしてるっぽいな……)
京太郎「……強くなろうな」
憧「……うん」
京太郎「甲子園では、快音響かせてやろうぜ」
憧「…………うん」
京太郎「……」
憧「……やれる、かな」
憧「あんなに努力してた時期でも届かなかった舞台で、今の私に、できるかな……」
京太郎「……やれるさ」
京太郎「その時と違って、今は俺がいるしな」 フフン
憧「……なにそれ」
憧「ばーっかじゃないの」 クス
あんまり進んでないけどセーブします。すまんな。
過去ログ掘れてなくて埋めネタになに使ってないんだか思い出せない。
次回投下時は何かテキトーな埋めネタ考えときます。
とりあえず本編ちょろちょろスローペースで進めます。
京太郎「あー、食った食った」 ゴローン
憧「ごちそーさまっと」
京太郎「やっぱり誰かとワイワイ食べる飯は美味いなあ」
憧「いつもご両親と一緒に食べてるんじゃ」
京太郎「まー、そうなんだけど……」
京太郎「島根での孤独な食事が長かったからさ」
京太郎「友達とワイワイ飯食ったりって、こんなに楽しかったんだなーって」
憧「……あー、確かに病院だと孤独感味わっちゃいそうね……」
京太郎「たまに白い獣が一緒に飯食ってくれたんだけどさ」
憧「白い獣? なにそれ、衛生的に大丈夫なの?」
京太郎「口を開けばろくでもない話ばかりだし」
憧「喋るの!? 大丈夫!? 孤独感のあまり創りだした幻聴じゃない!?」
京太郎「しかもこっちの食事根こそぎ奪っていきやがる……」
憧「その動物、立ち入り禁止にしてもらうよう主治医に言うべきだったんじゃ……」
京太郎「いや、アレも医者っちゃ医者だから……」
憧「なにそれこわい」
憧「まあ、そんなんじゃ島根でロクなことなかったっぽいね」
京太郎「まあね」
京太郎「お見舞いに来てくれた時と、後は外出ではやりんとかいう珍妙なプロに会えたことくらいかな、収穫って」
憧「あー……あの色物」
憧「まあ色々アレで残念な人感は否めないけど腐ってもプロだし、まあ、よかったんじゃない」
京太郎「まあね……」
京太郎「……あ、そういえば、他の高校の選手にも会ったなあ」
憧「え、そーなの?」
憧「どこ?」
憧「もう島根の甲子園出場校決まってるかもしれないし、調べようか?」
京太郎「どこだっけな……高校名覚えてない……」
京太郎(っていうか見た目のインパクトが強すぎるんだよ、痴女とか銃刀法違反とか)
京太郎「まあ、でも、調べなくていいや」
京太郎「甲子園で再開するってーのが粋なライバル関係ってもんだしな!」
京太郎(言葉に出して約束したやえさんは甲子園で会おうって言った傍から遭遇する、ってことがよくあるけども)
憧「かっこいいこと言っちゃって」
憧「……ま、でも、そうやって意識しあえる思い合えるライバルと、甲子園で当たれるといいわね」
京太郎「……ああ」
京太郎「成長した俺のこと、見せてやるんだ!」
キュウべぇ「何か遠くの地で戦う前に負けるフラグが豪快に立った気がするけど、まだ死なないのかい」
那岐「人様ん家の窓割って入っておいて言うことがそれか」
キュウべぇ「患者いなくなって暇なんだよー遊んでよー腕の2~3本砕けてよー」
那岐(セコム入ろうかな……)
憧「あ、そー言えば」
京太郎「?」
憧「ハルエにお礼言った?」
憧「……怪我してた京太郎を治療してくれたの、ハルエと灼なんだから」
京太郎「……あー」
京太郎「そういえば、あの二人に今晩呼び出されてるんだった……」
憧「え」
京太郎「……治療費とか、請求されたらどうしよう……」
憧「……私もさすがにそろそろ貯蓄がなくなってるわよ」
京太郎「うう……」
憧「……どーする?」
憧「私も言って、ちょっとくらい返済待つよう言ってあげようか?」
京太郎「いや、でも一人で来いみたいなこと言ってたっぽいしなー」
憧「……一応灼とは付き合い長いし、値段交渉に自信はあるけど……」
京太郎(ていうか、試合後で疲れてるっぽいのに、あのクリニックまでの距離歩かせるのは気がひけるんだよなあ)
京太郎(さて、どうしよ)
どうする? >>200
疲れてるだろうし、自分の事なので一人で行く
京太郎「まあ、疲れてるだろうし、自分のことだから一人で行くよ」
憧「そう?」
京太郎「うん、テキトーに寝てていいよ」
京太郎「本とかもテキトーに読んでていいから」
京太郎「それじゃ」
憧「ん、いってらー」
バタン
憧「……」
憧「あいつの部屋で一人っきり、かあ……」
憧「……」
憧「いやいやいや、大人しく寝ろ私」
憧「人として超えちゃいけないラインは意外とたくさんあるのよ」 フトンモグリ
憧「……」
憧(ひ、一人でやるとコレはコレでなんかダメっぽい!!) カァァァァァ
京太郎「うーん、月が綺麗だな」
京太郎「音楽でも口ずさみながらムーンウォークでもしたい気分だ」
京太郎「溝にはまって走力落ちそうだからやらんけど」
京太郎「……とと、ついたな」
京太郎「最後に来たのいつだっけなぁ」
京太郎「何もかもが昔のように感じる……」
ヒュルルルルルルル
ドゴッ
京太郎「あっぶねえええ!」
灼「ごめんなさい、大丈夫でしたk――」
京太郎「ボーリング球飛んできたと思ったら案の定だったよ!」
灼「ごめんなさい、侵入者対策のトラップ解除してなくて……」
京太郎「仕掛けるなよ……」
灼「でも……成長したね」
灼「昔なら、素直に喰らってたろうに」
京太郎(嬉しくはないほめられ方だ……)
灼(予想より大分早い……何て言って通せばいいんだろう……)
灼(ハルちゃん、なんて言って謝るのか、決めたのかな……)
京太郎「あの……」
灼「ん?」
京太郎「ろ、ローンとかききますか」
灼「え?」
京太郎「え?」
京太郎「いや、その、治療費とか……」
灼「ああ……それなら、顧問の人に貰ってる」
京太郎「え?」
京太郎「顧問ってーと、あの部活にとんと顔出さなかった森監督?」
灼「うん」
灼「私の知らない間に、ハルちゃんが受け取ってたみたい」
京太郎「それならよかった」 ホッ
京太郎「……あれ? じゃあなんで俺は呼び出されたんだ?」
灼「……こっちに来て」
灼「あそこの扉で、ハルちゃんが待ってる」
灼「……ハルちゃんが、一人だけで話すからって」
京太郎「……???」
ガチャ
京太郎「失礼しまー……」
晴絵「すみませんでしたァァァァァァ!!」
京太郎「うわっ、開幕土下座!!」
京太郎「っていうかなんでスーツ!?」
京太郎「そんな立派な衣装なんて持ってたんですか!?」
晴絵「しれっと非道いこと言われてる!」
晴絵「これでもまじめに就活してた時期だってあるんだからね!」
京太郎「結果は?」
晴絵「何社か面接までは行けたから……」 フルエゴエ
京太郎(あ、これマジで聞いちゃヤバイやつっぽいなやめとこう)
晴絵「えー……今回来てもらったのは他でもなく……」
晴絵「……その、島根に行った時のことなんだけど……」
京太郎「?」
晴絵「その、ですね……」
晴絵「クール便で送ってたうえに、何か事故でおかしなことになってました」 ドゲザー
京太郎「は?」
京太郎「いやいやいや」
京太郎「……は?」
晴絵「ま、まあ、いきなりそんなこと言われても意味分かんないだろうけどさ」
晴絵「……まあ、その、なんと言いますか」
晴絵「あの頃は心を病んでいたと言いますかなんと言いますか」
京太郎(めっちゃ汗書いてるし目が泳いでる……)
京太郎(この人案外メンタル弱いよな)
晴絵「……ちょっと、その、なんというか」
晴絵「意図的に、須賀くんのことをクール運送しました」
晴絵「……本当に、ごめんなさい」 ペコリ
京太郎「……」
京太郎「>>212」
別に良いですよ。こうして謝ってくれたのなら
色々有ったんでしょうけど、もう終わった事です
今は晴絵さんも仲間みたいなものなんですから、顔を上げて下さい
京太郎「別に良いですよ。こうして謝ってくれたのなら」
晴絵「……」
京太郎「色々有ったんでしょうけど、もう終わった事です」
京太郎「今は晴絵さんも仲間みたいなものなんですから、顔を上げて下さい」
晴絵「……ありがとう」
京太郎「いえ」
晴絵「……強いね、君は」
京太郎「そんなこと……」
晴絵「……誰かを完全に許せる、というのは強さだよ」
晴絵(私には……出来なかった)
晴絵「……私が言うのも、なんだけどさ」
晴絵「頑張ってよ」
晴絵「……君なら甲子園優勝だろうと、世界救出だろうとできちゃうかもね」
京太郎「またそんな意味不明なスケールな」
晴絵「はは」
晴絵「でも……実際何か大きく世界を動かすのは、君みたいに器を持った人間だと思ってるよ」
京太郎「まあ、期待は裏切らないようにがんばりますよ」
晴絵「ん、頑張れ、少年!」
晴絵「また怪我したら無料で診てやるからな!」
京太郎「もう世話にならないように頑張りますよ」
京太郎「用事ってそれだけですか?」
晴絵「……いや……」
晴絵「とりあえず、灼からもあるみたい」
晴絵「……ギャンブル性の高いやつでよければ、後で能力アップの手術とかできるけど……」
京太郎「まあ、どうするか考えておきますよ」
晴絵「それじゃ、灼呼んでくるわ」
晴絵「……呼んでくるまで、ここでおとなしくしててね」
京太郎「はーい」
バタン
京太郎「……そう言われると思わず外出たくなるよなあ」
ガチャ
京太郎「こっそーり」
ウワーン、アラター
ユルシテモラエタヨーーー
ヨシヨシハルチャン、ガンバッタネ
京太郎「……」
京太郎「見てはいけないものを見てしまった」 バタン
京太郎「……しかしさすがに医療器具はチョッパるわけにはいかんしなあ」
京太郎「暇だ」
灼「おまたせ」 ガチャ
京太郎「あ、どーも」
京太郎「用事ってのは……」
灼「……」
灼「あの日……貴方が倒れ、二人の人間を手術したあの日……」
灼「見つかった、荒川憩の名が書かれたぱんつについて」
別に謝りに行かなくてもええんやで。さほど問題ない。
もうこんな時間なのでセーブ。次回は埋め番外編やりますわ。
>洋榎「ほら、サインボールあげるから……」 スッ
加 藤 良 三
じゃなくてよかった(小並感)
まーた死人が出たか
まーたクロチャーの頭が大変なことになったか
早朝だし人いなさそうだから例のごとくまったりとですが用事の時間までやります。
京太郎「あらかわけいのぱんつ・・・?」
灼「……」
京太郎「……うっ、頭が」
灼「……」
京太郎「……」
京太郎「!」
京太郎「思い出した……」
京太郎(俺が入院する遠因になったアレか……) タラーリ
灼「思い出した?」
京太郎「あ、はい」
京太郎(何を言われるんだろう……)
灼「それについて、先に何か言いたいこととかある?」
京太郎「え?」
京太郎「ええと……>>264」
俺の出来心が原因で皆に迷惑かけて反省してます
荒川さんにもきちんと謝りたい
京太郎「俺の出来心が原因で皆に迷惑かけて反省してます」
京太郎「荒川さんにもきちんと謝りたい」
灼「……そう」
灼「一応ぱんつは返したし、後日改めて謝りに行かせるとは言ってあるから」
灼「また、時間を見つけて謝りに行っておいて」
京太郎「はい」
灼「……とりあえず、今日はそれだけ」
灼「明日に備えてゆっくり休んで」
京太郎「わかりました」
京太郎「ありがとうございます」
【7月23日(月)】
京太郎「うーん」
京太郎「あつい……」
憧「……」 スヤスヤ
京太郎「……こんだけ暑くてよく眠れるなあ」
京太郎「……野宿とかで慣れてるのかな」
京太郎「うーん、良い感じに朝にはなってるけど……」
京太郎「昨日までの疲れもあってまだ眠い……」
京太郎「この調子だと憧ちゃんも昼まで爆睡だろうなあ」
京太郎「どーすっかな」
>>269
A:二度寝だ!
B:憧ちゃんにいたずらしてみよう
C:何かしようかな(何をするか併記)
D:とりあえず憧ちゃん起こそう
E:その他(併記)
京太郎「とりあえず朝練で壁相手にキャッチボールするか」
京太郎「……守備、鍛えねーとなあ」
京太郎「咲といつかはバッテリー組むって約束しちまってるし」
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
・ ・ ・ ・ ・ ・
・ ・ ・
(静かに時が流れる……)
憧「ふあ……」
憧「あれ……早いね」 オメメコスリ
京太郎「あ、おはよう」
京太郎「……ほら、俺、守備がいまいちだからさ」
京太郎「練習しないと落ち着かなくて」
憧「……そっか」
憧「頑張ってるじゃん」
京太郎「まーね」
京太郎「あ、そろそろ出かける準備した方がいいかな」
憧「そーね」
憧「打ち上げって言っても反省会も兼ねるだろうし」
憧「遅れて行ったらいらん罰ゲーム食らいそうだわ」
京太郎「了解」
京太郎「じゃあとりあえず飯でも作ってもらうよう母さんに言っておくよ」
京太郎母(嫁として紹介された娘が入院と同時にいなくなったと思ったらまたすぐ次の女の子を連れ込むなんて……) カタカタ
猿野「おいーっす」
京太郎「なんだ猿野、珍しく早いな」
猿野「祝勝会だからな!」
猿野「主役がいなきゃダメだろーがよ!」
優希「タコス食べまくるじぇ!!」
憧「そのクリスマスとかに被る三角形の帽子、家からずっとかぶってきたわけ……?」
京太郎「浮かれ過ぎだろう……」
優希「失礼な!」
猿野「そうだそうだ!」
猿野「帽子に加えて鼻眼鏡まで装備して歓声あげながらガッコまで落ちてった奴もいるんだぞ!」
京太郎「うわぁ引く」
京太郎「あんまりはしゃぎ過ぎたら部長に怒られるぞ」
憧「ケッコー厳しいからねぇ」
優希「とうちゃーーーく!」
京太郎「って、校舎をあげて大はしゃぎしとるーーーー!!」
猿野「垂れ幕どころの騒ぎじゃないな」
憧「学祭も裸足で逃げ出す装飾っぷりね」
優希「学生議会長の職権濫用だじぇ」
久「失礼ねえ」
京太郎「あ、部長」
久「超がつくほどの快挙なのよ、このくらいいいじゃない」
京太郎「まあ、そうですけど……」
久「そういえば、まだ全員揃ってないから……」
久「次回更新の頭から、龍門渕戦のパラメータアップ後のデータ貼ってくわね!」
京太郎「こ、更新? でーた?」
久「はい、ドーーーーン」
京太郎「うわーーーー!?」
というわけでセーブ。牛歩でも週4くらいでは更新したひ。
『死んでた』というのはですね、嘘吐きの言葉なんです。
途中で止めてしまうから無理になるんですよ。
風邪を引いてぶっ倒れようが、とにかく一週間全力で働く。
そうすれば死んでたなんて云々。
思ったよりデータまとめ進んでないので、ちょこちょこ会話だけ進めます。すまんな。
久「さて……」
久「まず、清澄高校は、この度目出度く甲子園に出場することが決まりました!」
久「みんなありがとーーーーう!」
イエーイ
ヒャッハーーー
久「とりあえず、かんぱーーーい!」
京太郎「息を吸うように酒飲むなあ……」
咏「バレたらやべーよなぁこれ」
久「とりあえず、今のデータはこんな感じよ!」
久「こっから細かい練習指示で甲子園までにみっちり鍛えていきましょう!」
左/右/捕 須賀 弾道2 AAEEED サヨナラ男 体当たり 選球眼 ブロック チャンス○
二 宮永 弾道1 SACDCC 帳尻合わせ 威圧感 悪球打ち 固め打ち 粘り打ち アベレージヒッター パワーヒッター サヨナラっ娘 連打○ ムード△ 慎重打法
捕 原村 弾道4 BBEBBA 人気者 安定感 帳尻合わせ 威圧感 固め打ち アベレージヒッター 走塁△ 盗塁△ キャッチャー◎ ブロック ささやき戦術
投 片岡 弾道1 CDBEDC ムラッ気 連打○ 初球○ ムードメーカー バント○ ヘッドスライディング エラー
三 竹井 弾道3 DAEDFB ムラッ気 悪球打ち 逆境○ チャンス△
中 染谷 弾道2 EDCCBC バント○ ゲッツー崩し 送球○
遊 穏乃 弾道1 DDACBC 粘り打ち ベアハンドキャッチ ヘッドスライディング ムード○ 守備職人 満塁少女
一/三 猿野 弾道4 GSCCDE パワーヒッター 満塁男 サヨナラ男 三振 走塁△ 併殺 体当たり
一/他 愛宕洋 弾道1 ABBBAB 人気者 ムラッ気 広角打法 固め打ち アベレージヒッター サヨナラっ娘 逆境○ チャンスメーカー ムードメーカー
対左投手◎ ヘッドスライディング 体当たり ゲッツー崩し 天然芝○ 送球○ レーザービーム サブポジ○
投 南浦 弾道3 EBDEGE サヨナラっ娘 逆境○ エラー
捕/右 新子 弾道3 CBCBDB ケガ△ ハイボールヒッター 連打○ バント○ 送球○ キャッチャー○ チャンス△
投 末原 弾道1 EFDDEG 三振 チャンス× 併殺
一 上重△ 弾道4 GFDECD ムラッ気 三振 チャンス× 対左投手× ヘッドスライディング 体当たり
一 上重○ 弾道4 AACECD 豪力 ムラッ気 広角打法 粘り打ち ハイボールヒッター 満塁少女 チャンスメーカー チャンス◎ ヘッドスライディング 体当たり
投 佐々野 弾道3 CDFEFD 固め打ち 連打○
二 真瀬 弾道1 DEDCBB 流し打ち 粘り打ち いぶし銀 バント◎
三 愛宕絹 弾道4 GFADBE ヘッドスライディング ヘッドスライディング2 走塁○ 代走要員 積極守備
投/左 姉帯 弾道2 FDEBEE 広角打法 レーザービーム
投 片岡 116km コントロールD スタミナE タコスボール(ナックルベースオリ変)5 カーブ0
ムラッ気 軽い球 リリース○ 短気 四球 乱調
投 愛宕 111km コントロールD スタミナD カーブ2 フォーク1
ノビ○ ピンチ○
投 南浦 106km コントロールS スタミナE 超スローボール ダークスピア(オリ変) スローカーブ3
低め○ 軽い球 尻上がり スロースターター 寸前△ ランナー△ テンポ○
投 末原 138km コントロールC スタミナG スクリュー4 カットボール5 SFF3 ムービングファストボール
ピンチ△ 四球 ランナー△ 打たれ弱い 打球反応○ バント処理 球持ち○ 回復○
投 佐々野 119km コントロールB スタミナB スライダー4 サークルチェンジ3 シュート2
逃げ球 一発病 低め○ フルカウント○ 対左打者○ 人気者 牽制○ 回復△
投 姉帯 160km コントロールE スタミナB 先勝(オリ変)2 友引(オリ変)3 先負(オリ変)2 仏滅(オリ変)2 大安(オリ変)3 赤口(オリ変)2
ノビ○ 低め○ 打球反応○
京太郎「皆結構強くなってますね」
久「最近は思い思いに練習することもあったから、あんまり統一感は無いけどね」
咲「そういえば、京ちゃんは私達の今までの試合詳しい内容知ってるんだっけ?」
京太郎「いや、通話時間が限られてたから結果くらいしか……」
憧「あ、そうなんだ」
洋榎「うちの活躍収めたVTR、見る?」
恭子「日が暮れますよ」
咏「ま、とりあえずスコアくらい見とけばいいんじゃねーのー」
久「スコアはこんな感じで、★がプレイヤーが操作した打席よ」
まこ「めちゃズレとるが」
久「メモ帳にコピペしたらきっちり見やすくなるわよ」
清澄 2 0 0 5 0 5 12
女子東東 0 2 0 0 0 0 2
<清澄高校> 12安打 7三振 4失策
1回 2回 3回 4回 4回 5回 6回
愛宕洋 右ニ ★左安 ―― 四球 ―― ★空三 ★遊直 打点0
原 村 ★右本2 ★空三 ―― ★左本4 ―― ―― ★中本1 打点7
宮 永 ★投安 ―― 四球 四球 ―― ―― ★三失 打点0
竹 井 左安 ―― 邪飛 四球 ―― ―― ★左ニ1 打点1
猿 野 空三 ―― ★遊ゴ ★左安 ―― ―― ★空三 打点0
姉 帯 ★遊ゴ ―― ★空三 ★四球1 ―― ―― ★捕安 打点1
南 浦 ―― ―― ―― ―― ―― ―― ―― 打点0
染 谷 ★空三 ―― ―― 三失 ★ニ併 ―― ―― 打点0
片 岡 ―― ―― ―― ―― ―― ―― ★四球 打点0
新 子 ―― ★右失 ―― 四球 ―― ★空三 ★空三 打点0
穏 乃 ―― ★補飛 ―― 犠打 ―― 遊ゴ ★左ニ3 打点3
姉帯 5回 失点2 自責点0 被安打1 奪三振7 与死球3
南浦 1回 失点0 自責点0 被安打1 奪三振0
憧「ちなみにこの時しずが結構ファインプレーかましたのよ」
京太郎「っていうか和やべえ……」
久(下位打線二人の打撃成績もやばいのよねえ……憧に至ってはエラーも……)
久しぶりに終電で帰れる喜びを感じたので、ちょっとだけやります。
本編ゴリゴリさくさく進めるのは今ちょっと読み返してシナリオ思い出してる所だからちょっとまだ勘弁して下さい。
久「まあ、皆須賀くん帰ってくるまで頑張ろうって気合入れたのよ!」
京太郎「へえ……嬉しいですね」
洋榎「見事大勝したしなー」
洋榎「褒めてもええんやで?」 ドヤー
京太郎「はは……」
久「須賀君」
京太郎「はい」
久「よくやった娘は褒めてあげなきゃダメよ?」
京太郎「え」
久「ほら、撫でてあげるとかご褒美あげるとか……」
京太郎「子供じゃないんだから……」
洋榎「いやいや言うてうちらまだ10代の政府公認チャイルドやで?」
憧「そーそー」
京太郎「はは……」
京太郎(子供に見えない人もいるんだよなぁ……) チラ
豊音「?」
久「失礼なこと考えないの」
久「高校生ってまだ子供なんだからね」
久「ほら見なさい、ゆーき達を」
優希「なーなー、このスコアのKってなんだ?」
数絵「Killer」
猿野「バーカ、俺のとこにたくさんあるし、かっこいいの頭文字に決まってるだろ」
数絵「気色悪いの頭文字かもしれないぞ」
猿野「んだとコラァァァ~~~!」
優希「でものどちゃんのとこにもあるじぇ」
数絵「そっちは綺麗の頭文字だな」
猿野「二人共同じKだし、クールの頭文字かもしれねーーーだろ!」
数絵「クールはCだバーカバーカ」
優希「やーいアホー」
久「ねっ、子供だなーって思うでしょ」
京太郎「どっちかって言うと、頭悪いなーって感想が出てきますね」
洋榎「ちぇー」
洋榎「もうちょいスコア見て感動のあまりMVPやって褒めまくるとかしてもええのに」
憧「……まあ、言われる前にやってくれてたら女の子が落ちてたかもね」
京太郎「ええー……」
久「今からでも遅くないわ」
久「第一回戦の須賀くん的MVPを表彰しましょう!」
久「確かクラッカーとかまだ部室にあったわね!」
京太郎「え!? そんな大袈裟に!?」
憧「やめてよ恥ずかしい!」
久「まーまー」
久「んで、第一回戦見た感じ、誰かちょっと気になる選手とかいた?」
久「別にMVPじゃなくても、ダメな娘でもいいのよ、あれからどう改善したのか聞いてもいいと思うし」
京太郎「ええと……」
京太郎「スコア見た感じ、とりあえず詳しい話聞いてみたいなーって思う相手は>>334ですね」
※ちょっとだけ好感度が上がったりします
ネキ
京太郎「洋榎さんですね」
洋榎「え?」
洋榎「うち?」 ウキウキ
京太郎「いきなり先制安打はなってくれてますし……」
京太郎「それに外野に慣れない憧ちゃんと一緒に、俺の抜けた穴を埋めてくれたみたいで……」
憧(……そういえば私は抜けてもいないのに穴だったのよね……)
京太郎「やっぱり、すごいなあって!」
洋榎「せやろー! さすがやろー!」 ウヒャヒャー
久「打撃は期待値を上回りはしなかったけどね」 フゥ
洋榎「お前自分の成績と次の試合の成績分かってそれ言っとる?」
久「ちなみにやっぱりズレるけど、二回戦のスコアはこんな感じだったわ」
久「★が実際に戦闘を行ったところね」
<清澄高校> 13安打 6三振 4失策
1回 2回 3回 4回 5回
愛宕洋 ★右3 ★中安1 ―― ★ニ安 ★左本2 打点3
原 村 ★左本2 ―― ―― ―― ―― 打点2
姉 帯 ―― ★四球 ―― ★野選 ―― 打点0
宮 永 右本1 ★四球 ―― ★左22 ―― 打点3
竹 井 ★捕飛 ★遊失2 ―― ★遊併 ―― 打点0
猿 野 空三 ★空三 ―― 見三 ―― 打点0
片 岡 ―― ―― ―― ―― ★左2 打点0
染 谷 ―― ★空三 犠打 ―― ★右31 打点1
新 子 ―― ★左3 ★中安 ―― ★空三 打点0
穏 乃 ―― ★空三 ★ニゴ ―― ★左31 打点1
佐々野 3回2/3 失点2 自責点1 被安打4 奪三振9 失投1
片岡 1回1/3 失点0 自責点0 被安打1 奪三振3
まこ「わしが見事な追加点を入れた試合じゃな」 フフン
久「あら、私だって相手のエラーで点取ったわよ」
憧(なんとか長打打てて喜んだっけ……)
京太郎「さ、猿野……」
杏子「ここのエースPのギバードとは憧達が旧知の仲だったらしいぜ」
京太郎「へえ」
穏乃「いいピッチャーだったよ」
恭子「コールド勝ちしてもーてるけどね」
穏乃「それは言わないお約束」
久「ちなみに、ちゃっかり相手のチームの人達とは連絡先を交換しておいたわ!」
憧「いつの間に……」
久「ぶちょーとして意外と色々してるのよ?」
猿野「滝作ったりな……」
ドゴッ
猿野「おうっふ」 ドサッ
久「甲子園までの空いた時間で彼女たちと練習することも可能だからね!」
京太郎(憧ちゃん達の知り合いなら、憧ちゃん達に気合が入るかな……)
久「ちなみにそこの高校の人達にちゃんと直してもらったから、エトペンはもう大丈夫よ」
京太郎「あったなぁそんなこと……」
和「エトペンさえいればエラーなんてありえません」
恭子(それはオカルトちゃうんかな……)
穏乃「私もこの試合あんまり良くはなかったんだよなぁ……」
憧「でも最後走者一掃したじゃない」
京太郎「満塁に強いんだ」
久「そうねえ……」
久「きっとこのまま打線の要になってくれるんでしょうねぇ」 フフフ
穏乃「うう……耳が痛い……」
憧(私やまこが出ないとそもそも満塁に出来ないのよねえ……)
洋榎「どやー!」
洋榎「2回戦でもうち凄いやろ!」
灼「二回戦ではエラーでぱっとしてないけど、和のここまで安打全部ホームランっていうのも地味にすごいとおも……」
久「ケッコーみんな頑張ってるのよー?」
洋榎「もっぺん褒めてくれてもええんやで? ん?」 ウフフン
ちゃちゃのん「うざかったら無視してもええんじゃよー?」
洋榎「お前はだぁっとれ佐々木ィ!」
ちゃちゃのん「ちゃちゃのんは佐々野じゃ!」
京太郎「ははは……」
京太郎「2回戦は見た感じ>>401の成績がちょっと気になるかな」
※ちょこっと好感度が上がったり夏の予定がわかったりする、かも
眠たすぎて指摘来るまで何も気付かなかったです申し訳ない。
>>345に訂正。
憧
京太郎「憧ちゃんとか、ちゃんと安打出るようになってるし、なんかつかめたの?」
京太郎「やっぱり昔の知り合いに会うとやる気出るとか?」
憧「まあ、昔の友達相手にかっこつけたかったってのは、否定出来ないけど……」
穏乃「憧、練習も人一倍頑張ってたからね~」
猿野「まさかのレギュラー入りで張り切りまくってたからな」
数絵「今でもこの私とこっそりレジェンドクリニックのとこで秘密特訓してるんだぞ」
京太郎「あ、そうなんだ」
憧「ちょっと、一応秘密特訓なんだからサクッとバラさないでよ!」
数絵「馬鹿だな、秘密の特訓は知られてこそかっこいいんだろ!」
憧「成果が出る前に教えたらかっこ悪いだけでしょーが!」
京太郎(二人で自主練してるんだ……)
京太郎(今度混ぜてもらうのもありかな)
京太郎「でも何で秘密特訓なんだ?」
京太郎「もっと堂々と特訓してもいいんじゃ」
憧「いや、それは、その……」
数絵「そりゃあその方がかっこいいからだろ」
灼「まあ、色々あるの」
京太郎「……?」
憧(和から捕手のレギュラー取りたかったから、とか歯牙にもかけられてない現状で和の前で言うのもね……)
憧(結局この2回戦くらいでしかマスクつけてないしなぁ)
数絵「おーい、私は無視か?」
京太郎「もう話半分に聞けばいいかなって」
数絵「なるほどつまりこれからは復唱すれば話二倍の半分ということで話全部を聞いてくれるんだな」
憧「……」
憧(ほ、ほんとに数絵相方にしてよかったのかな……いやいや疑うのは良くないわよね、うん)
憧「……」
数絵「な、なんだようその目は」
数絵「あ、誤解ないよう言っとくけど、特訓はすごく真面目にやってるからな!」
猿野「なん……」
優希「だと……!?」
数絵「信じろよ」
猿野「いや、むりだろ」
優希「変なギプスつけて竹槍避ける練習とかしてそうだじぇ」
猿野「よくわからん理由で入院までしてたしな」
数絵「お前ら」
憧「……信用されてないわねぇ」 クス
数絵「それちょっとやってみたくなるだろーが!」
憧「」
憧「絶対やらないでよ!?」
憧「また怪我したらコンビ解消だからね!」
数絵「えっ、それは困る」
数絵「一緒に怪我しそうな特訓を乗り越えようじゃないか」
憧「そーいう特訓するなっつってんの!!」
京太郎「……意外と仲いいんだなあ、あの二人」
穏乃「憧は元々暴走気味な娘とつるむの上手かったからね~」
灼「その分ビンボーくじ引いたりもしてたけどね」
京太郎「貧乏くじばかりの不幸タイプか……俺と同じだな」 フッ
穏乃(……不幸の一旦担ってるって自覚はないんだろうなぁ)
灼「まあ、怪我したらはるちゃんにお任せあれ」
憧「いや、もー怪我させないから」
久「はいはい、それはさておき、三回戦のスコア出すわよー」
京太郎「三回戦って、なんか埼玉のとこの分校とやったんですっけ」
久「そうそう」
久「ちなみに彼女たちとも私連絡取れるわよ」
京太郎「ふぁ!?」
久「人脈は広げてかないとね~♪」
洋榎「広げすぎて使わんと終わりそうな予感がぷんぷんするな」
ちゃちゃのん「正直それにはちゃちゃのんも同意じゃけぇ」
久「いいのよ、こっちが都合いい時だけ連絡すれば」
まこ「ひでえ」
久「ちなみに長野越谷相手にはこんな成績だったわ」
1回 2回 3回 4回 5回 6回 6回 6回
愛宕洋 ニゴ ―― ★中飛 ★空三 ―― ★右本2 ★左2 ―― 打点2
竹井 ★空三 ―― ★左本1 ―― ★左2 ★投飛 ★左本3 ―― 打点4
愛宕絹 ―― ―― ―― ―― ―― ―― ―― ―― 打点0
宮永 左安 ―― ☆四球 ―― ★左本2 ★中安 右3 ―― 打点2
原村 ★見三 ―― ★遊飛 ―― ★右本1 ★左安 四球 ―― 打点1
新子 ―― 右飛 ―― ★四球 ★空三 ★右安 ★左21 ―― 打点1
染谷 ―― 見三 ―― ★捕安 ★捕ゴ ★中安1 四球 ―― 打点1
穏乃 ―― ★遊失 ―― ★犠打 補飛 ★右33 ★右32 ―― 打点5
上重 ―― ★見三 ―― ★空三 ―― ★四球 ★一ゴ ★空三 打点0
末原 ―― ―― ―― ―― ―― ―― ―― ―― 打点0
片岡 ―― ―― ★ニゴ ★中安1 ―― ★右31 ―― ―― 打点2
真瀬 ―― ―― ―― ―― ―― ―― ★補安1 ―― 打点1
末原 2回 失点2 自責点2 被安打2 奪三振5 与四死球4 失投2
片岡 3回 失点0 自責点0 被安打0 奪三振0
姉帯 1回 失点0 自責点0 被安打1 奪三振0
京太郎「……どう考えても先発のチョイスミスなんじゃあ」
恭子「……そこはもう触れんといて……」
咏「しっかしこの試合はバカスカ打てたなー」
穏乃「最初のピッチャーもすごかったですけど、ちょこちょこ安打は出てましたしね」
豊音「完全に清澄は打撃のチームだってことが証明された試合だったよー」
京太郎「しかしまあ、見事に皆打ってますね……」
洋榎「中継ぎ陣がちょろかったからな」
憧「ここで打率稼がせてもらっちゃった感は正直あるわね」
猿野「俺だって出てれば……!」
漫(ひ、一人でアウト稼ぎまくった身としてすごく心が痛いっ!)
数絵「この試合からは私も病院だったから生で見てないんだよなー」
杏子「……あんま危ないことに首突っ込むんじゃねーぞ」
憧「そーそー」
数絵「……わかってるわかってる」
やらなきゃいけない作業も終わったし眠気もきたからセーブします
作業と平行じゃないと投下出来なさそうな状態ですまんな
生きてる人、いますか。
夏の甲子園が始まるやんけ。
ちょろっと投下します。
京太郎「しかしまぁ、すごいですね」
京太郎「3回戦の相手は別に新設校じゃなかったんですよね」
久「そーそー」
久「伝統校相手にも私達がやれると証明された瞬間ね!」
京太郎「特に>>368とか頑張ったんじゃないですか」
優希
京太郎「優希とか頑張ったんじゃないですか」
優希「ほほう、わかってるじゃないかー」
京太郎「あのお前がちゃんと中継ぎやるなんてなー」
優希「私としては先発やりたいんだけどなー」
久「まあ、こっちはこっちで色々あったっからねえ」
久「……でもまぁ、甲子園では地方大会みたいにコールドでさっさと切り上げってわけにはいかないからね」
久「5~6回までで集中力切れちゃうのは、中継ぎで使うには致命的かもね」
優希「先発で使えば問題ないじぇ」
久「まあ、先発で使うにしても集中力は必要だし……」
久「須賀くん、時間あるときにでも一緒に練習してその弱点何とかしておいてね」
京太郎「ええ!? 俺ですか!?」
優希「頼んだじぇ馬鹿犬」
京太郎「了承してないからな!?」
久「まあでも実際気が向いた時でいいわよ」
久「優希も最近は決行自主練真面目にやってるみたいだし」
優希「バレてたのか」
久「そりゃーね」
久「それに須賀くんはこれからも雑務で忙しいだろうしね」
京太郎「ちょっと」
優希「それにしても、埼玉からきたっていうあの連中、えらい目立つ格好だったじぇ」
猿野「埼玉ってやべえとこなんだな」
京太郎「そんなにやばかったのか」
数絵「コスプレに近いものを感じたな」
久「連絡先知らなくても、わりとぶらぶらしてるみたいだし、ばったり会ったりは余裕かもね」
まこ「道歩いとったら速攻気付けるくらいにはインパクトあるからのう」
洋榎「決勝でも見に来とるの気付いてもーたしな」
京太郎「どんな格好なんだ……」
憧「……王様的な」
京太郎「……???」
久「続く4回戦は近麻高校と戦ったわ」
久「形がボロボロなのは相変わらず仕様よ」
久「★が実際の対戦で、☆は自動択天鳳とかいう必殺技の影響による三振よ」
1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回 8回 9回
愛宕洋 ★右2 ★中21 ―― 四球 ―― 右安 ―― ☆空三 ―― 打点1
竹井 ★投安 ★空三 ―― ニ飛 ―― 空三 ―― ☆空三 ―― 打点0
宮永 ★捕ゴ ―― ★ニゴ ―― ★中安 犠飛1 ―― ―― ★空三 打点1
原村 四球 ―― ★捕安 ―― ★左本2 四球 ―― ―― ★右安 打点2
新子 ★見三 ―― ★捕安 ―― ★空三 ニゴ ―― ―― ★ニ飛 打点0
佐々木 ★遊ゴ ―― ★四球 ―― ★中失 ―― ★空三 ―― ―― 打点0
猿野 ―― ―― ―― ―― ―― ―― ―― ―― ★中本2 打点2
染谷 ―― 空三 ★空三 ―― 犠打 ―― ☆空三 ―― 死球 打点0
穏乃 ―― ★投安 ★空三 ―― ★空三 ―― ☆空三 ―― ★中飛 打点0
上重 ―― ★左安 ―― 遊飛 ―― 中2 ―― ★空三 ―― 打点0
佐々野 8回 失点5 自責点5 被安打7 与併殺1 与四死球2 失投2
末原 1回 失点0 自責点0 被安打1 奪三振1 与四死球1 失投1
京太郎「なんだよ自動択天鳳って……」
京太郎「何でそんな変な名前を……」
数絵「何を言う、球種に必殺技名を着けるのは当然だろ!」
豊音「そうだよーそのほうがかっこいいよー」
優希「だじぇ」
京太郎「ええ!? 俺か!? 俺が間違ってるのか!?」
ちゃちゃのん「しかしほんま怖い相手じゃったわー」
洋榎「あのスカしたピッチャー、もう一辺やりたいもんやけどな」
咲(あの人にやられてから、調子崩れたんだよね……そういえば……)
ちゃちゃのん「ちゃちゃのんは堂嶋さんとかトラウマじゃよー」
洋榎「ホームラン打たれて夏が終わるかと思ったしな」
ちゃちゃのん「うっ」
猿野「ガーッハッハ!」
猿野「俺に感謝してもいーんっすよ!」
ちゃちゃのん「うん、感謝しちょるよー」 エヘヘ
久「私は別の意味でフランケンがトラウマだけどねー」
まこ「ちょこちょこ空気読まずに会いに来とるからのう……」
穏乃「私もこの試合ボロボロだったから、反省しなくちゃ……」
憧「ここくらいから一気に投手のレベル上がったからねえ……」
穏乃「満塁でも打てなかったしね……」
久「まあ、ここまでくると露骨な雑魚なんていなくなるからねぇ」
久「まあトータルで3割打てればプロなら合格点だし」
久「4~5割打てれば十二分に役立ってるわよ」
久「……逆に日頃三振の山築いていてもいいとこ持ってくことで活躍するタイプのやつもいるけどね」
猿野「どーした、こっち見て」
猿野「さては惚れたな?」 フフン
久「バルス」 サミング
猿野「目がァッ」
京太郎「いいなあ、俺もそんな強敵と戦いたかったなあ」
憧「戦わなくてよかったと思うわよ」
憧(卓球の時のおじさんいたし……)
京太郎「?」
憧「……なんでもない」
京太郎「よくわかんないけど……」
京太郎「この試合ってすごかったんだなぁ」
久「名勝負ってやつよ」 ドヤァ
和「自分で言うんですか」
久「でもいろんな選手が目立ってたし~」
京太郎「まあ、たしかに……」
京太郎「スコアだけ見ても、>>378とか目立ってますもんね」
猿野
京太郎「まっさか猿野がこんなオイシイとこ持ってくなんてなあ」
猿野「見たかコラァァァーーー!!」
ちゃちゃのん「猿野くん、色々頑張っとったけぇのう」
京太郎「意外だな……」
洋榎「苦手な変化球打ち覚えたいって言うとったから、うちもピッチャーとして練習付き合ったりしたんやで」 フフン
洋榎「本職はコイツの練習であんま疲れさせられへんしな」
洋榎「……まあ、うちも自分の練習あるからそんなには付き合えへんかったけど」
優希「私の超魔球で練習してたんだから、あのくらいのボール打ってもらわなきゃ困るじぇー」
優希「まあ、私ものどちゃんと練習あったから、そこまでは付き合えなかったんだけどな」
京太郎(それでも俺が孤独にベッドで悶えてる間女の子と練習してたってだけで羨ましい……たとえ相手が貧乳だろうとも)
猿野「つっても最近は全然誰も付き合ってくれねーけどな」 ケッ
猿野「どっかの誰かはいいよなーちやほやされてよぉ」
京太郎「拗ねんなよ……」
杏子「この前付きっきりで練習してやっただろ」
猿野「うるせ~~~~~!!」
猿野「俺だって巨乳ちゃんとマンツーマンの特訓がしたいんじゃー!!」
杏子「やかましい! バッファローに体当たりくらう訓練させるぞコラァ!」
京太郎(どんな特訓なんだろう……)
杏子「まぁ、あたしも付きっきりでずっと見るほど暇じゃねーしな」
杏子「暇な時にコイツの練習にも付き合ってやってくれよ」
猿野「貧でも男よりは女の方が」
杏子「ロッソ・ファンタズマ(前蹴り)」
猿野「うぎゃ~~~~~!!」 ドゴォ
杏子「まあ、時間がないなら時間がないで付きっきりじゃなくてもいいからさ」
杏子「……一人で出来る効率的な練習法とかあればいいんだが」
京太郎(効率的な練習法か……)
京太郎(あったら俺がやってるんだよなぁ)
京太郎(まぁ向き不向きってのはあるし、猿野に向いてそうな練習法どっかで聞いたら教えてやるか)
久「そしてこれが長野の名門・風越女子との試合内容よ!」
まこ「キャプテンの福路を中心とした投手力のチームじゃったのう」
1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回 8回 9回
愛宕洋 三振 ―― ★空三 ★右本3 ―― ★右安 ★空三 ―― 中本1 打点4
竹井 三振 ―― ★右本2 ★ニゴ ―― ★左21 ―― ★空三 中飛 打点3
宮永 三振 ―― ★右2 ★見三 ―― ★右失 ―― ☆四球 ★左2 打点0
原村 ―― ★中安 ★四球 ―― ★中飛 ★見三 ―― 右安 敬遠 打点0
片岡 ―― ★空三 ★右安 ―― ―― ―― ―― ―― ―― 打点0
真瀬 ―― ―― ―― ―― ★四球 ―― ★四球 ―― ―― 打点0
姉帯 ―― ―― ―― ―― ―― ―― ―― 犠飛1 ★中飛 打点1
新子 ―― ★左安 ★三飛 ―― ★右飛 ―― 空三 ★空三 ―― 打点0
染谷 ―― ★遊併 ―― ニゴ ―― ★右本1 死球 ―― ★投安 打点1
穏乃 ―― ―― ★投飛 ★三安 ―― ★三ゴ 犠打 ―― ★犠打 打点0
上重 ―― ―― ★右3 ★右安 ―― ★空三 ★四球 ―― ★左本2 打点2
片岡 4回 自責点2 被安打3 奪三振2
愛宕洋 2回 自責点0 被安打1 奪三振1
姉帯 2回 自責点9 被安打6 奪三振4
末原 1回 自責点0 被安打2 奪三振1
京太郎「投手力とは何だったのか」
豊音「……」
咏「ま、どんなエースでも炎上することくらいあるもんじゃねーの、しらんけど」
ちゃちゃのん「何気にキングボンビーが一番被安打少ないっちゅーのがまた……」
洋榎「盗塁もぶちかましたし、うちがMVPなんとちゃう?」 フッフーン
由子「盗塁と言えば、絹ちゃんも走りまくってたのよー」
絹恵「守備固めもええですけど、やっぱり走れると気持ちええですわ」
京太郎(あのおもちをつけたまま走っただと……!?)
京太郎(くそっ、何故俺はその場にいなかったんだ……!)
久「ここはキャプテンがいい人でね~」
久「色々差し入れもらったり練習相手になってもらったりしたものよ」
穏乃「カナや純代も連絡先教えてくれたし……」
憧「まあ、泥臭いくらい練習してるし、華菜の練習は見とくと刺激になるかもねー」
咏「プロ志望なんだっけ、あの猫っ娘」
京太郎「へえ、そんな凄い人達にも勝ったんですね」
洋榎「せやろーすごいやろー!」
京太郎「>>388とか、この試合でも結構目立ってるし……」
恭子
京太郎「恭子さんですね」
京太郎「やっぱりクローザーの仕事になるとしっかりするというかなんというか……」
京太郎「適正って大事だなあ、みたいな」
恭子「なんやねんそれ」
恭子「もーちょい言いたいこと頭ン中でまとめた方がええで、須賀君」
京太郎「京とでも呼んで下さいってば」
洋榎(いつの間にあんな仲良うなったんやろうなあ、ほんまに)
恭子「……ま、私だってやるときゃやるんや」
恭子「今なら、あんたにも負けへんのとちゃう」
洋榎「珍しく強気やん」
恭子「……そら甲子園決まりましたしね」
恭子「そんなふうになることもあります」
京太郎「はは……」
京太郎「そうですね、機会があったらまた対戦したいですね」
久「そして須賀くんが復帰した鶴賀戦がこれね」
1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回 8回 9回
愛宕洋 左2 ニゴ ―― 中安 捕飛 ―― ―― ★投飛 打点0
竹井 遊併 ―― 右安 右飛 ―― 二ゴ ―― ★遊飛 打点0
原村 右2 ―― 四球 犠飛1 ―― 左飛 ―― ―― 打点1
宮永 中31 ―― 右安1 中安 ―― ★見三 ―― ―― 打点2
上重 ★右本2 ―― 犠飛1 左22 ―― ―― ★右安 ―― 打点5
染谷 ニゴ ―― 左安 一ゴ ―― ―― ―― ―― 打点0
末原 ―― ―― ―― ―― ―― ―― ―― ―― 打点0
須賀 ―― ―― ―― ―― ―― ―― ★遊併 ―― 打点0
穏乃 ―― 投ゴ 犠打 ―― 三安 ―― ★空三 ―― 打点0
新子 ―― 見三 遊飛 ―― ★右安1 ―― ―― ★左本1 打点2
佐々木 ―― 左失 ―― 右安 ★遊併 ―― ―― ―― 打点0
猿野 ―― ―― ―― ―― ―― ―― ―― ★空三 打点0
佐々野 8回 失点8 自責点7 被安打7 奪三振5 失投1 暴投1
猿野 0回 失点0 自責点0 被安打0 奪三振0 与四球2
南浦 1回 失点0 自責点0 被安打0 奪三振0 与四球0
久「代打末原」
京太郎「うっ」
久「ピッチャー猿野」
京太郎「な、なんですか!」
久「まあ、勝てば官軍よね」
京太郎「言いたいことがあるならはっきり言ってくださいよ!」
咏(……っても、本気で言いまくったらやばいんだろうなーしらんけど)
久「鶴賀の皆とも今は連絡取れるわよ~」
憧「相手の部長と仲いいんだっけ」
久「ええ」
久「……まあ、ゆみは部長ではないだけども」
京太郎「そういえば、鶴賀のおっぱいちゃんとか元気なのかな」
久「元気みたいよー」
久「まあ、今は勢いとかもうないから試合してもワンサイドゲームになるだろうけど」
久「たまには連絡して一緒に練習するのもありかもね」
久「この試合途中からだったけど、何か気になることはある?」
京太郎「最後に鶴賀のおっぱいちゃんが和の上で全裸になったことが今でも気にな」
ドガッ
京太郎「誰今蹴ったの!?」
京太郎「ケッコー痛かったよ!?」
久「一応これ真面目なミーティングの一環だからね」
久「これ終わってからの祝勝会でやってよそういう悪ふざけは」
京太郎「わ、悪ふざけって言われた……」
久「それで、何か気になる点とかある?」
京太郎「強いて言うなら>>396の成績が目を引きますね」
ちゃちゃのん
京太郎「上重さんですね」
恭子「あー……大爆発したもんなぁ」
洋榎「そら猿野もレギュラー落ちるわ」
猿野「何だとコラァァァ~~~~~~!!」
漫「はは、褒められると照れくさいですわ」
京太郎「実はあんまり上重さんと絡んでなかったから、この打力は驚きですね」
漫「そうやね」
漫「私が部に入ってすぐ入院してもーてたもんね」
京太郎「同じパワータイプの打者として、一回くらい一緒に練習してみたいものです」
漫「そうやなー」
漫「打撃練習でお互い磨き合うのもええかも」
このスレで下が採用されたの初めて見た気が
気付いたらこんな時間やんけー。
セーブです。
声かけてる連中には一緒に特訓したりしやすくなってます。
そういえばもうすぐ甲子園やね。
熱闘甲子園すら見られそうにない状況だけど、ギャンブルどうしようね。
かつかつなうえに淡々とになるけど、ギャンブルしたい?
ベスト8予想とか出来ないのが辛い。
下採用っていうか、連続取得NGのルールで下って感じね
ゲリラ的になるけど、とりあえず1時くらいまで意見募集しますわ。
やるが一定以上見受けられたらちゃちゃっと詰めてこれまた時間短くなるけどプレイボールまで受付ってことで。
コミケ行ってスタッフ本買ったり甲子園行って昨今の中じゃ読めない感じの試合見られる連中が妬ましい。
スローペースだけどひっさびさに投下します。人おるんやろか。
久「そして記憶に新しい龍門渕高校との試合の成績がコレね」
京太郎「記憶に新しい……?」
久「昨日のことだからね!!!!」
京太郎「あ、はい……」
1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回 8回 9回
愛宕洋 ニゴ ―― ★空三 ―― ★右本1 ―― ★空三 ―― ―― 打点1
竹井 遊飛 ―― ―― ★中飛 ★空三 ―― ―― ★遊飛 ―― 打点0
宮永 ★四球 ―― ―― ★中本1 ―― ★中飛 ―― ★中本1 ―― 打点2
原村 ★空三 ―― ―― ★左本1 ―― ★見三 ―― ★投飛 ―― 打点1
上重 ―― ★空三 ―― ★右本1 ―― ★邪飛 ―― ★左本1 ―― 打点2
新子 ―― ★空三 ―― ★空三 ―― ―― 空三 ★空三 ―― 打点0
須賀 ―― ★三ゴ ―― ★捕ゴ ―― ―― ★一ゴ ―― ―― 打点0
穏乃 ―― ―― 邪飛 ―― ★空三 ―― ★捕安 ―― ―― 打点0
片岡 ―― ―― ―― ―― ―― ―― ―― ―― ―― 打点0
姉帯 ―― ―― 投ゴ ―― ★空三 ―― 四球 ―― ―― 打点0
片岡 2回 自責点1 被安打3 奪三振3 失投1
姉帯 6回1/3 自責点1 被安打1 奪三振15
末原 2/3 自責点1
猿野「長打全部ホームランじゃねーか」
久「憧ちゃんはじめ、下位打線は散々だったわね」
まこ「2番打者の欄見た上で言っちょるんか」
京太郎「咲は完全に復調したよなーこの試合」
咏「ノッポちゃんもねぃ」
豊音「えへへ」
豊音「次こそエースとして先発出場してビシっと無失点に抑えたいよー」
咏「お前なら出来んじゃねーのー、しらんけど」 ヘラヘラ
久「ちなみに龍門渕の人達の連絡先も手に入れてるわよ」
まこ「そういうとこだけは素直に凄いと思わ」
久「上手く利用……じゃなくて、取り行って……でもなくて」
久「まあとにかく、仲良くやって、高価な練習設備を使わせてもらいましょう!」
まこ「ひでえ」
久「須賀くんはイチローモデルのバットに似合わぬ無安打なのよねえ」
京太郎「うっ」
久「もうちょっと頑張ってもいいのよ?」
穏乃(ブーメラン……)
京太郎「まあ、俺だってこのままでいいとは思ってないですよ」
京太郎「>>433だって頑張ってるし、俺も頑張らないと……」
豊音
京太郎「姉帯さんとか凄い頑張ってますし」
豊音「えへへ」
咏「あの天江衣を抑えたしなー」
豊音「まあ、連続フォアで2失点しちゃったけどねー……」
豊音「次はこんなふうにならないようにするよー……!」
京太郎「頑張って下さい!」
豊音「うん!」
豊音「応援しててよー!」
京太郎「しっかしこうして見ると、失点の割にうちの投手陣って層が厚いですよね」
灼(さりげなく心を抉る単語を付け加えなくても)
京太郎「姉帯さんのストレートはものすごいですし、オカルト変化球も多彩ですし」
和「オカルト球種なんてありえません」
京太郎「佐々野さんはイニング食えますし……」
ちゃちゃのん「えへへ……それが取り柄じゃよー」
京太郎「優希もなんだかんだで便利に活躍してるし」
優希「先発の座は奪っちゃるじぇ」
京太郎「恭子さんも何だかんだで抑えてくれますし」
恭子「……そりゃあな、一応守護神やし」
京太郎「上手く運用出来れば敵なしですね!」
数絵「誰か忘れてないかなチミ」
京太郎「ああ、いたね、そういえば……」
数絵「まったく、忘れてくれるな」
京太郎「2回を投げて無失点ですからね」
京太郎「よく考えたら中継ぎとして立派に仕事を果たしてますよ」
数絵「そうだろうそうだろう」
京太郎「さすが洋榎さんですね!」
洋榎「せやろーさすがやろー」
数絵「私だって女の子だしメンタル人並みだから泣く時は泣くんだからな?」
数絵「個人成績の安定感なら抜群なんだからな!」
猿野「むらっけ強そうなキャラしてるくせに」
優希「安定感のありそうな見た目のくせに私と同じタイプだからなこいつ」
【南浦】
<投手成績>
2試合 2回 失点0 自責点0 被安打1 奪三振0 被本塁打0 与四球0 与死球0 与併殺1 被長打1
(被安打1 奪三振0 被本塁打0 与四球0 与死球0 与併殺1 被長打1)
対女子東東 1回 失点0 自責点0 被安打1 奪三振0 被本塁打0 与四球0 与死球0 与併殺1 被長打1
(被安打1 奪三振0 被本塁打0 与四球0 与死球0 与併殺1 被長打1)
対佐久良 出番なし
対長野越谷 入院につき登録抹消
対近麻 入院につき登録抹消
対風越 入院につき登録抹消
対鶴賀 1回 失点0 自責点0 被安打0 奪三振0 被本塁打0 与四球0 与死球0 与併殺0 被長打0
(被安打0 奪三振0 被本塁打0 与四球0 与死球0 与併殺0 被長打0)
対龍門渕 出番なし
<打者成績>
0打数 0安打 0本塁打 0打点
長打0 ツーベース0 スリーベース0 ホームラン0
対女子東東 打席機会なし
対佐久良 登板なし
対長野越谷 入院につき登録抹消
対近麻 入院につき登録抹消
対風越 入院につき登録抹消
対鶴賀 打席機会なし
対龍門渕 出番なし
久「個人成績はちょっと体裁こっちで整えておいたわ」
まこ「誰に言っとるんじゃ誰に」
京太郎「しかし、ほんと、意外にまともに抑えてるんだな」
優希「単なる雑魚専だじぇ」
数絵「はっはっは」
数絵「このまま無失点を続ければ守護神強奪の日も近いな!」
京太郎「次の登板があればな……」
数絵「……憧と特訓してるし、なんとかなるだろ」
憧「……頑張るわよ、互いに」
数絵「また初戦みたいにバッテリーを組みたいな……」
憧「……組むわよ」
憧「今度は甲子園の地で」
数絵「そうだな」
久「……意外と、成績自体は悪くないし、案外ワンチャンスあるかもね~」
【新子】
.286 28打数 8安打 1本塁打 3打点 2失策 13三振 2四球 1エラー出塁 1併殺打
(.363 22打数 8安打 1本塁打 3打点 1失策 10三振 1四球 1エラー出塁 1併殺打)
長打2(2) ツーベース1(1) スリーベース1(1) ホームラン0
対女子東東 3打数 0安打 0本塁打 0打点 2失策 2三振 1四球 1エラー出塁
(3打数 0安打 0本塁打 0打点 1失策 2三振 0四球 1エラー出塁)
対佐久良 3打数 2安打 0本塁打 0打点 1三振
(3打数 2安打 0本塁打 0打点 1三振)
対長野越谷 4打数 2安打 0本塁打 1打点 1三振 1四球
(3打数 2安打 0本塁打 1打点 1三振 1四球)
対近麻 5打数 1安打 0本塁打 0打点 2三振
.(4打数 1安打 0本塁打 0打点 2三振)
対風越 5打数 1安打 0本塁打 0打点 2三振 1併殺打
(4打数 1安打 0本塁打 0打点 1三振 1併殺打)
対鶴賀 .4打数 2安打 1本塁打 2打点 1三振
.(2打数 2安打 1本塁打 2打点 0三振)
(3打数 0安打 0本塁打 0打点 3三振)
咏「打率自体は悪くないんだけどねぃ」
灼「課題は打点かな……あと三振数……」
憧「……まあ、何とかするわよ、打撃も」
憧「チャンスで打てるようになりたいわ……」
穏乃「あ、じゃ、じゃあまた一緒に練習しようよ」
穏乃「私はケッコー満塁とか強いしさ!」
穏乃「憧の打率羨ましいし、一緒にやれたらなって……」
憧「……そうね」
憧「数絵との練習が最優先だけど……たまになら、いいかもね」
穏乃「うん!」
久「ちなみにそういう彼女の成績はこちら」
久「混乱っていうのは、狙い球書いてなかった回数ね」
久「一応それのせいでの凡打もあるよ、って参考記録として載せておいたわ」
まこ「今更じゃが、カッコの中が実際に安価で対決した成績のみを抽出したものじゃ」
【穏乃】
.333 24打数 8安打 0本塁打 9打点 3失策 6三振 5犠打 1エラー出塁 2混乱
(.368 19打数 7安打 0本塁打 9打点 0失策 6三振 2犠打 1エラー出塁 2混乱)
長打4(4) ツーベース1(1) スリーベース3(3) ホームラン0
対女子東東 3打数 1安打 0本塁打 3打点 1犠打
(2打数 1安打 0本塁打 3打点 0犠打)
対佐久良 .3打数 1安打 0本塁打 1打点 1失策 1三振 1混乱
(3打数 1安打 0本塁打 1打点 0失策 1三振 1混乱)
対長野越谷 4打数 2安打 0本塁打 5打点 1犠打 1エラー出塁
(3打数 2安打 0本塁打 5打点 1犠打 1エラー出塁)
対近麻 .5打数 1安打 0本塁打 0打点 2失策 3三振 1混乱
.(5打数 1安打 0本塁打 0打点 0失策 3三振 1混乱)
対風越 3打数 1安打 0本塁打 0打点 2犠打)
.(3打数 1安打 0本塁打 0打点 1犠打)
対鶴賀 .3打数 1安打 0本塁打 0打点 1三振 1犠打
(1打数 0安打 0本塁打 0打点 1三振 0犠打)
対龍門渕 3打数 1安打 0本塁打 0打点 1三振
久「何気に毎試合安打なのよねえ」
京太郎「すごいな、どうやったんだ」
穏乃「えへへ……まあ、その分マルチは一回だけなんだけどさ」
久「次の試合でも安打が出たら、安定感身につくかもね」
久「……練習次第じゃ全国行く前に身につくかも」
京太郎「でも意外とエラーしてるんですね」
咲「守備は清澄じゃトップクラスに上手いんだけど……」
憧「しずの場合、足が早くて守備範囲広すぎるのよ」
灼「しかもちょっとでもいけると思ったら飛びつくしね」
まこ「守備範囲広すぎるせいで普通なら安打の打球をエラーにしたりするタイプじゃな」
ちゃちゃのん「その分ファインプレーに何度も助けられたけどのう」
久「まあ、まさに守備の人って感じね」
久「ザ・安牌下位打線とも言う」
穏乃「うっ……」
憧「私も一緒に見ないでよ……」
久「二人だけじゃなくて、レギュラー落ちした古参も含めてるから安心して」
まこ「ふざけんなお前」
憧「何だかんだで序盤の満塁一掃とかあったし、しずだってやるときゃやるわよ」
まこ「わしだってそうじゃ」
まこ「意外と打っとるわしの成績、見さらせえ!!」
【染谷】
.316 19打数 6安打 1本塁打 3打点 6三振 2犠打 1四球 2死球 2併殺打
(.417 12打数 5安打 1本塁打 3打点 4三振 0犠打 0四球 0死球 2併殺打)
長打1(1) ツーベース0 スリーベース0 ホームラン1(1)
対女子東東 3打数 0安打 0本塁打 0打点 1三振 1エラー出塁 1併殺打
(2打数 0安打 0本塁打 0打点 1三振 0エラー出塁 1併殺打)
対佐久良 .2打数 1安打 0本塁打 1打点 1三振 1犠打
.(2打数 1安打 0本塁打 1打点 1三振 0犠打)
対長野越谷 4打数 2安打 0本塁打 1打点 1三振 1四球
(3打数 2安打 0本塁打 1打点 0三振 0四球)
対近麻 .3打数 0安打 0本塁打 0打点 3三振 1死球 1犠打
.(2打数 0安打 0本塁打 0打点 2三振 0死球 0犠打)
(3打数 2安打 1本塁打 1打点 0死球 1併殺打)
対鶴賀 .3打数 1安打 0本塁打 0打点
(0打数 0安打 0本塁打 0打点)
対龍門渕 出番なし
久「まさに対雑魚専って感じね!」
まこ「張り倒すぞ」
久「ちなみに憧ちゃんとポジション争いをする和の成績がコレよ」
まこ「あっれー!?」
まこ「わしは!?」
まこ「わしへの言及は!?」
【原村】
.590 22打数 13安打 7本塁打 14打点 2失策 5三振 1犠打 6四球
.579 (19打数 11安打 7本塁打 13打点 2失策 5三振 0犠打 1四球)
長打8(7) ツーベース1(0) スリーベース0 ホームラン7(7)
対女子東東 4打数 3安打 3本塁打 7打点 1三振
(4打数 3安打 3本塁打 7打点 1三振)
対佐久良 1打数 1安打 1本塁打 2打点 2失策
(1打数 1安打 1本塁打 2打点 2失策)
対長野越谷 4打数 2安打 1本塁打 1打点 1三振 1四球
(4打数 2安打 1本塁打 1打点 1三振 0四球)
対近麻 3打数 3安打 1本塁打 2打点 2四球
(3打数 3安打 1本塁打 2打点 0四球)
対風越 4打数 2安打 0本塁打 0打点 1三振 2四球
(3打数 1安打 0本塁打 0打点 1三振 1四球)
対鶴賀 2打数 1安打 0本塁打 1打点 1犠打 1四球
(0打数 0安打 0本塁打 0打点 0犠打 0四球)
対龍門渕 4打数 1安打 1本塁打 1打点 2三振
(4打数 1安打 1本塁打 1打点 2三振)
洋榎「何やこいつ……」
咲「3打席に1回の頻度でホームラン打ってるよぉ……」
久「このスペックは容易く抑えられないわー」
京太郎「まさに主砲だな……」
洋榎「中学ベストナインは伊達やない、か……」
和「ありがとうございます」
咲「凄いよ原村さん……!」
咲「安定感もそうだし……また今度、私にバッティング教えてもらってもいいかな……」
和「も、もちろんです!」
和「何時だろうと何処だろうとナニだろうと歓迎しますよ」
久「咲に弱いのだけが玉に瑕よねえ……」
憧(この和からポジション奪わないといけないのよね……)
憧(がんばらないと……!)
出かけけるのでセーブします。
ちょっとだけスローペースで(ry
久「ちなみに同じくホームランバッターの漫ちゃんの成績はこちらー」
漫「わわっ、原村の直後ですか……何か怖いわあ」
【上重】
.526 19打席 10安打 4本塁打 9打点 1失策 6三振 1犠打 2四球 1ルンバ
.500 (16打席 8安打 4本塁打 6打点 0失策 6三振 0犠打 2四球 1ルンバ)
長打7(6) ツーベース2(1) スリーベース1(1) ホームラン4(4)
対女子東東 出番なし
対佐久良 出番なし
対長野越谷 4打数 0安打 0本塁打 0打点 3三振 1四球
(4打数 0安打 0本塁打 0打点 3三振 1四球)
対近麻 4打数 2安打 0本塁打 0打点 1三振 1ルンバ
(2打数 1安打 0本塁打 0打点 1三振 1ルンバ)
.(4打数 3安打 1本塁打 2打点 1四球 1三振)
対鶴賀 3打数 3安打 1本塁打 5打点 犠打1
(2打数 2安打 1本塁打 2打点 犠打0)
対龍門渕 4打数 2安打 2本塁打 2打点 1失策 1三振
(4打数 2安打 2本塁打 2打点 0失策 1三振)
久「今ではすっかり下位打線の面影なしね」
憧「三振も多いしまさにパワーヒッターって感じね……」
優希「猿野はもうお役御免だな」
猿野「おい」
恭子「さすがに、一発の火力があるだけあるなぁ」
洋榎「風越くらいで完全に覚醒しおったな」
漫「名実ともにクリナップになれるようがんばりますよ!」
久「その調子その調子」
久「せっかくポジション争いする相手がいるんだから、慢心はしないようにね!」
久「彼女を慢心させないためにも、猿野君も頑張って」
まこ「あんたともポジション争いしちょるだろーに」
久「そんな猿野君の成績はコレね」
【猿野】
.222 9打数 2安打 1本塁打 2打点 2失策 6三振 1混乱
.333 (6打数 2安打 1本塁打 2打点 1失策 3三振 1混乱)
長打1(1) ツーベース0 スリーベース0 ホームラン1(1)
対女子東東 4打数 1安打 0本塁打 0打点 2失策 2三振 1混乱
(3打数 1安打 0本塁打 0打点 1失策 1三振 1混乱)
対佐久良 .3打数 0安打 0本塁打 0打点 3三振
.(1打数 0安打 0本塁打 0打点 1三振)
対長野越谷 出番なし
対近麻 1打数 1安打 1本塁打 2打点
(1打数 1安打 1本塁打 2打点)
対風越 出番なし
対鶴賀 1打数 0安打 0本塁打 0打点 1三振
(1打数 0安打 0本塁打 0打点 1三振)
対龍門渕 出番なし
<投手成績>
0.00 0回 失点0 自責点0 被安打0 奪三振0 被本塁打0 与四球2 与死球0 与併殺0 被長打0
(被安打0 奪三振0 被本塁打0 与四球1 与死球0 与併殺0 被長打0)
対鶴賀 0回 失点0 自責点0 被安打0 奪三振0 被本塁打0 与四球2 与死球0 与併殺0 被長打0
.(被安打0 奪三振0 被本塁打0 与四球1 与死球0 与併殺0 被長打0)
それ以外 あるわけがない
咏「いつ見ても投手してた理由がわっかんねー……」
数絵「記録より記憶って感じだな、近麻戦のホームランといい」
猿野「記憶に残る伝説だって?」
優希「言ってない言ってない」
猿野「また俺をレギュラーで使えよおう」 ウリウリ
猿野「場外までかっ飛ばしてやっからよー」
久「鬱陶しい」 ドゴォ
猿野「ぶべらっ!」
久「この世は所詮実力主義……」
久「使えない者は容赦なくアルプス席に叩きこむわよ!」
数絵「ベンチすっ飛ばしてアルプス?!」
杏子「そんな余裕ねーだろうち!」
猿野「そ、そーいう部長はどーなんだよ!」
まこ「そうじゃそうじゃ」
まこ「結構チャンスで凡退しとったじゃろ!」
久「私? 私は――――」
【竹井】
.281 32打数 9安打 3本塁打 8打点 1失策 1エラー出塁 2併殺打
.350 (20打数 7安打 3本塁打 8打点 1失策 1エラー出塁 1併殺打)
長打6(6) ツーベース3(3) スリーベース0 ホームラン3(3)
対女子東東 4打数 2安打 0本塁打 1打点
(1打数 1安打 0本塁打 1打点)
対佐久良 .3打数 0安打 0本塁打 0打点 1失策 1エラー出塁 1併殺打
(3打数 0安打 0本塁打 0打点 1失策 1エラー出塁 1併殺打)
対長野越谷 5打数 3安打 2本塁打 4打点 1三振
(5打数 3安打 2本塁打 4打点 1三振)
対近麻 .5打数 1安打 0本塁打 0打点 3三振
.(3打数 1安打 0本塁打 0打点 2三振)
(4打数 2安打 1本塁打 3打点 1三振)
対鶴賀 5打数 1安打 0本塁打 0打点 1併殺打
(1打数 0安打 0本塁打 0打点 0併殺打)
対龍門渕 .4打数 0安打 0本塁打 0打点 1三振
.(3打数 0安打 0本塁打 0打点 1三振)
京太郎「思ったよりしょっぱかったーーーーー!」 ガビーーン
猿野「この成績でよくあんなにデカイ面出来たな……」 ヒソヒソ
杏子「あいつアルプスでいいんじゃねーの……?」 ヒソヒソ
まこ「アルプスから必死の応援をするキャプテンってNHKでクローズアップしてもらおうかのう」 ヒソヒソ
久「そこ、陰湿な陰口叩かない!」
京太郎「しかしまあ、意外と打ってないんですね……」
まこ「わしより打っとらんのう」
久「私はここぞで打つ猿野君の上位互換なのよ!」
久「打数も多いから、仕方ないわね」
ホームラン3本ツーベース3本ならOPSは良さそうだけどな
久「そ、それにサードなら私が一番上手いんだからっ」
まこ「子供か」
洋榎「絹だって守備はいけるんやで~」
洋榎「塁も盗めるしな!」
【愛宕絹】
.000 0打数 0安打 0本塁打 0打点 2盗塁
長打0 ツーベース0 スリーベース0 ホームラン0
対女子東東 出番なし
対佐久良 出番なし
対長野越谷 打席機会なし(守備固め出場)
対近麻 出番なし
対風越 0打数 0安打 0本塁打 0打点 2盗塁(代走出場)
対龍門渕 出番なし
絹恵「あはは……言うてまだ2試合しか出とらんし……」
久「まあ、バッティングは未知ね」
洋榎「甲子園行くまでにビシバシ鍛えたるで~」
ちなOPS(小数点第4位以下四捨五入)
新子、0.833(試合中にHRを打ったが>>439の長打の項目になかったためHR1本を長打に加えて計算)
穏乃、0.958
ワカメ、0.883
原村、2.246
上重、1.940
猿野、0.778
竹井、0.937
割りと適当に計算したから間違ってたらすまんな
あ、ミスあったかすまぬ。
ちょっと出かけるのでセーブ。
甲子園すごかった(小並)
前橋育英おめでとう。
今回予想してたらすごいことになってたろうね。
とりあえず2時間ちょっとだけしか投下出来ないけど、成績貼るお仕事終えて安価するところくらいまで行きたい。
由子「私も絹ちゃんも、レギュラー争いは厳しいってもう自覚があるのよー」
由子「せめて皆に何かあった時や必要とされた時にしっかり仕事が出来るよう、調整しておきたいのよー」
【真瀬】
1.000 1打数 1安打 0本塁打 1打点 2四球
1.000 (1打数 1安打 0本塁打 1打点 2四球)
長打0 ツーベース0 スリーベース0 ホームラン0
対女子東東 出番なし
対佐久良 出番なし
対長野越谷 1打数 1安打 0本塁打 1打点
(1打数 1安打 0本塁打 1打点)
対近麻 .出番なし
対風越 0打数 0安打 0本塁打 0打点 2四球
(0打数 0安打 0本塁打 0打点 2四球)
洋榎「言うて、ゆーこ全然悪ないやんけー」
洋榎「諦めるのは早いて」
洋榎「清澄は割りとバスバススタメン交代してくれるしな」
久「聖域はつくらないわ」 キリッ
漫「そうそう」
漫「私やって今はスタメン奪えたんですし、まだ諦めるの早いですって!」
咲「それに、もしかしたら私マウンドに登ることがあるかもしれないし……」
由子「うん、咲ちゃんが登板したら、しっかり守るのよー」
洋榎「さくっと清澄のスタメンを姫松が乗っ取ったろうやw」
久「あら、そう簡単にいくかしら?」 クスクス
数絵「そのっとーり!」
数絵「何せクローザーに収まってる末原恭子は、私に地位を追われる心配すらあるからな!」
京太郎「俺もポジションしっかり守らないとなあ」
猿野「くっそー、俺だってまた……!」
優希「負けらんないじぇ……」
憧(……そろそろビシっといかなくちゃ……)
数絵「誰か一人くらい反応しろよ(´・ω・`)」
恭子「うちかて意外と頑張っとるねんで!!」
恭子「せやろ、漫ちゃん」
漫「まあ、先発ン時はともかくリリーフん時はそこそこ安定してますね」
恭子「なんやねんそこそこで」 ボコー
【末原】
<投手成績>
4試合 4回2/3 失点3 自責点3 被安打7 奪三振7 被本塁打1 与四球6 与死球1 与併殺0 被長打2 失投3
.(被安打5 奪三振3 被本塁打1 与四球2 与死球0 与併殺0 被長打1 失投3)
対女子東東 登板なし
対佐久良 登板なし
対長野越谷 2回 失点2 自責点2 被安打2 奪三振5 被本塁打0 与四球4 与死球1 与併殺0 被長打1 失投2
.(被安打1 奪三振2 被本塁打0 与四球1 与死球0 与併殺0 被長打0 失投2)
対近麻 1回 失点0 自責点0 被安打1 奪三振1 被本塁打0 与四球1 与死球0 与併殺0 被長打0 失投1
.(被安打1 奪三振1 被本塁打0 与四球1 与死球0 与併殺0 被長打0 失投1)
対風越 1回 失点0 自責点0 被安打2 奪三振1 被本塁打0 与四球1 与死球0 与併殺0 被長打0
.(被安打1 奪三振0 被本塁打0 与四球0 与死球0 与併殺0 被長打0)
対鶴賀 登板なし
対龍門渕 2/3回 失点1 自責点1 被安打2 奪三振0 被本塁打1 与四球0 与死球0 与併殺0 被長打1
. (被安打2 奪三振0 被本塁打1 与四球0 与死球0 与併殺0 被長打1)
<打者成績>
0試合 0打数 0安打 0本塁打 0打点
長打0 ツーベース0 スリーベース0 ホームラン0
対女子東東 出番なし
対佐久良 出番なし
対長野越谷 打席機会なし
対近麻 .打席機会なし
対風越 .打席機会なし
対鶴賀 代打起用も即代打の代打
対龍門渕 打席機会なし
漫「や、でも、姫松時代に比べたら安定感が……」
数絵「防御率良くはないがな、面倒だから算出してないけど」
久「まあ、高校野球って超が付く大正義投手が雑魚相手に無双するか、大正義投手でも疲れとか調子とかでバカスカ打たれるもんだしね」
久「大事なのはデータよりも調子良さげに見えるかどうかよ!」
咏「お、おう」
洋榎「まあ、とりあえずウチは安定やろな!」
洋榎「便利屋みたいにポジション移動はあったとしても、レギュラー落ちはないやろ」
憧「大した自信ねー」
洋榎「実績があるからな」 ドヤァ
ちゃちゃのん「2年間地方大会で負け続けた実績もあるけどのう」
洋榎「なんやとこらぁ~~~!」
ちゃちゃのん「ちゃちゃのんは全国で投げ抜いた実績あるもーん!」
洋榎「バカスカ打たれて泣き顔晒した実績もなあ!」
ちゃちゃのん「ああ! それは言わんとってよお!」
京太郎「仲いいなあ……」
久「でも実際、あんなムラの塊みたいな顔してて、安定感あるのよねー」
洋榎「顔!? どんなやねん!」
久「洋榎の成績これだしー」
【愛宕洋】
<野手成績>
.531 32打数 17安打 5本塁打 11打点 8三振 3盗塁 2四球 1混乱
.545 .(22打数 12安打 4本塁打 10打点 6三振 1盗塁 1四球 1混乱)
長打11(8) ツーベース5(3) スリーベース1(1) ホームラン5(4)
対女子東東 4打数 2安打 0本塁打 0打点 1三振 1盗塁 1四球
(3打数 1安打 0本塁打 0打点 1三振 1盗塁 0四球)
対佐久良 .4打数 4安打 1本塁打 3打点
(4打数 4安打 1本塁打 3打点)
対長野越谷 5打数 2安打 1本塁打 2打点 1三振 1混乱
(4打数 2安打 1本塁打 2打点 1三振 1混乱)
対近麻 .4打数 3安打 0本塁打 1打点 1三振 1盗塁 1四球
(3打数 2安打 0本塁打 1打点 1三振 0盗塁 1四球)
対風越 6打数 3安打 2本塁打 4打点 3三振 1盗塁
(4打数 2安打 1本塁打 3打点 2三振 0盗塁)
(1打数 0安打 0本塁打 0打点)
対龍門渕 4打数 1安打 1本塁打 1打点 2三振
(3打数 1安打 1本塁打 1打点 1三振)
1試合 2回 失点0 自責点0 被安打1 奪三振1 被本塁打0 与四球2 与死球0 与併殺0 被長打0
. (被安打0 奪三振1 被本塁打0 与四球0 与死球0 与併殺0 被長打0)
対女子東東 登板なし
対佐久良 登板なし
対長野越谷 登板なし
対近麻 .登板なし
対風越 .2回 失点0 自責点0 被安打1 奪三振1 被本塁打0 与四球2 与死球0 与併殺0 被長打0
(被安打0 奪三振1 被本塁打0 与四球0 与死球0 与併殺0 被長打0)
京太郎「おおう、毎試合安打……」
洋榎「龍門渕戦ではあんま打たれへんかったけど、貴重な一本は本塁打やったからな」 ドヤァ
絹恵「ムラは酷いけど、悪い時でも成績残すくらい高いレベルやからなぁ、お姉ちゃんは」
洋榎「まだまだこれで満足はせーへんで」
洋榎「目指すは打倒原村和、あいつの打率越えや!」
和「味方と争ってる場合ではないでしょう」
ちゃちゃのん「うう……ちゃちゃのんだって……」
ちゃちゃのん(置いてかれたくはないけぇ……がんばらんと……)
豊音「佐々野さんだって愛宕洋榎さんのライバルとして頑張ってると思いますよー!」
ちゃちゃのん「そ、そうかいのう……」
優希「まあ、イニング食えるのは貴重だじぇ」
洋榎「バカスカ打たれとったけどな」
ちゃちゃのん「うわーん!」
【佐々野】
<投手成績>
3試合 19回2/3 失点15 自責点13 被安打18 奪三振22 被本塁打4 与四球6 与死球0 与併殺0 被長打7 失投6 暴投1
(被安打8 奪三振17 被本塁打3 与四球3 与死球0 与併殺0 被長打4 失投6 暴投1)
対女子東東 登板なし
対佐久良 3回2/3 失点2 自責点1 被安打4 奪三振9 被本塁打0 与四球1 与死球0 与併殺0 被長打0 失投3
.(被安打3 奪三振8 被本塁打0 与四球0 与死球0 与併殺0 被長打0 失投3)
対長野越谷 登板なし
対近麻 8回 失点5 自責点5 被安打7 奪三振8 被本塁打1 与四球2 与死球0 与併殺1 被長打3 失投2
(被安打3 奪三振6 被本塁打1 与四球0 与死球0 与併殺1 被長打2 失投2)
対風越 登板なし
対鶴賀 8回 失点8 自責点7 被安打7 奪三振5 被本塁打3 与四球3 与死球0 与併殺打3 被長打4 失投1 暴投1
(被安打2 奪三振1 被本塁打2 与四球2 与死球0 与併殺打0 被長打2 失投1 暴投1)
対龍門渕 出番なし
<野手成績>
.250 8打数 2安打 0本塁打 0打点 1三振 1四球 2エラー出塁 1併殺打
.167 .(6打数 1安打 0本塁打 0打点 1三振 1四球 1エラー出塁 1併殺打)
長打0 ツーベース0 スリーベース0 ホームラン0
対女子東東 出番なし
対佐久良 2打数 1安打 0本塁打 0打点
(2打数 1安打 0本塁打 0打点)
対長野越谷 出番なし
.(3打数 0安打 0本塁打 0打点 1三振 1四球 1エラー出塁)
対風越 .出番なし
対鶴賀 .3打数 1安打 0本塁打 0打点 1エラー出塁 1併殺打
(1打数 0安打 0本塁打 0打点 0エラー出塁 1併殺打)
対龍門渕 出番なし
恭子「まあでも最近はすぐ立て直せるようになってきたし、ええ傾向なんとちゃいます?」
漫(メンタルについて先輩が何か言える立場なんやろか……)
洋榎「あとは打撃やなあ」
洋榎「ウチが投打に活躍しとるだけにぃー、もうちょい頑張ってもらわな広島強制送還やで」
ちゃちゃのん「ううう……」
豊音「あはは……」
豊音「まあ私もパカパカ打たれたりしてたから……」
久「二人共、崩れ出したら止まらないのよねぇ」
咏「佐々木ちゃんはメンタルに問題、のっぽちゃんは実戦不足が問題って感じで、微妙に原因は違うっぽいけどねぃ」
豊音(あと、私の場合は魔球が原因だったりもするから自業自得だよー……)
久「そんな散々な防御率でエースをやってる豊音の成績がこちら」
【姉帯】
<投手成績>
4試合 14回1/3 失点13 自責点10 被安打9 奪三振26 被本塁打2 与四球8 与死球2 与併殺3 被長打5
.(被安打5 奪三振13 被本塁打1 与四球2 与死球0 与併殺3 被長打4)
対女子東東 5回 失点2 自責点0 被安打1 奪三振7 被本塁打0 与四球3 与死球0 与併殺3 被長打0
.(被安打0 奪三振3 被本塁打0 与四球0 与死球0 与併殺3 被長打0)
対佐久良 登板なし
対長野越谷 1回 失点0 自責点0 被安打1 奪三振0 被本塁打0 与四球0 与死球0 与併殺0 被長打0
(被安打1 奪三振0 被本塁打0 与四球0 与死球0 与併殺0 被長打0)
対近麻 登板なし
対風越 2回 失点9 自責点9 被安打6 奪三振4 被本塁打2 与四球2 与死球1 与併殺0 被長打5
(被安打4 奪三振2 被本塁打1 与四球0 与死球0 与併殺0 被長打4)
対龍門渕 6回1/3 失点2 自責点1 被安打1 奪三振15 被本塁打0 与四球3 与死球1 与併殺0 被長打0
(被安打0 奪三振8 被本塁打0 与四球2 与死球0 与併殺0 被長打0)
<打者成績>
.143 7打数 1安打 0本塁打 2打点 2三振 1犠打 3四球 1エラー出塁
.167 .(6打数 1安打 0本塁打 1打点 2三振 0犠打 2四球 1エラー出塁)
長打0 ツーベース0 スリーベース0 ホームラン0
対女子東東 3打数 1安打 0本塁打 1打点 1三振 1四球
(3打数 1安打 0本塁打 1打点 1三振 1四球)
対佐久良 .1打数 0安打 0本塁打 0打点 1四球 1エラー出塁
(1打数 0安打 0本塁打 0打点 1四球 1エラー出塁)
対長野越谷 打席機会なし
対近麻 . 出番なし
対風越 1打数 0安打 0本塁打 1打点 1犠打
(1打数 0安打 0本塁打 0打点 0犠飛)
対龍門渕 2打数 0安打 0本塁打 0打点 1三振 1四球
(1打数 0安打 0本塁打 0打点 1三振 0四球)
久「風越で救援失敗してるし、リリーフ向けじゃないのかもねぇ」
咏「そう言いながら中継ぎで使い続けてるのはあんただけどな」
久「恵まれた体格なのに打撃成績も……」
豊音「面目ないよー……」
数絵「我々には実戦経験が少ないのだからしょうがないだろう」
豊音「生きた球の威力のすごさにびっくりしてるよー」
まこ「そろそろピッチャーの打力に期待はやめて、わしとかの打撃の方に期待してもええんじゃよ?」
久「そうね、まこには大きな音でカンフーバットを打ちまくるのを期待してるわ」
まこ「ベンチですらなくアルプス!?」
優希「ふっふっふ……誰かお忘れではないか?」
まこ「?」
優希「投打に活躍、元祖清澄のエースである私の成績を見て驚くがいいっ!」
【片岡】
<投手成績>
3試合 8回1/3 失点2 自責点2 被安打4 奪三振5 被本塁打2 与四球7 与死球1 与併殺2 被長打2 1俺達
(被安打2 奪三振5 被本塁打1 与四球2 与死球0 与併殺2 被長打1)
対女子東東 登板なし
対佐久良 1回1/3 失点0 自責点0 被安打1 奪三振3 被本塁打0 与四球1 与死球0 与併殺0 被長打0 1俺達
(被安打1 奪三振3 被本塁打0 与四球0 与死球0 与併殺0 被長打0)
対長野越谷 3回 失点0 自責点0 被安打0 奪三振0 被本塁打0 与四球2 与死球1 与併殺2 被長打0
(被安打0 奪三振0 被本塁打0 与四球0 与死球0 与併殺2 被長打0)
対近麻 登板なし
対風越 4回 失点2 自責点2 被安打3 奪三振2 被本塁打2 与四球4 与死球0 与併殺0 被長打2
(被安打1 奪三振2 被本塁打1 与四球2 与死球0 与併殺0 被長打1)
対鶴賀 登板なし
対龍門渕 2回 失点1 自責点1 被安打3 奪三振3 被本塁打0 与四球0 与死球0 与併殺0 被長打2 失投1
(被安打3 奪三振3 被本塁打0 与四球0 与死球0 与併殺0 被長打2 失投1)
<打者成績>
.667 6打数 4安打 0本塁打 2打点 1三振 1四球
.667 .(6打数 4安打 0本塁打 2打点 1三振 1四球)
長打0 ツーベース1(1) スリーベース1(1) ホームラン0
対女子東東 0打数 0安打 0本塁打 0打点 1四球
(0打数 0安打 0本塁打 0打点 1四球)
対佐久良 1打数 1安打 0本塁打 0打点
(1打数 1安打 0本塁打 0打点)
対長野越谷 3打数 2安打 0本塁打 2打点
(3打数 2安打 0本塁打 2打点)
対近麻 出番なし
対風越 2打数 1安打 0本塁打 0打点 1三振
.(2打数 1安打 0本塁打 0打点 1三振)
対鶴賀 出番なし
対龍門渕 打席機会なし
京太郎「い、意外と優秀……!」
優希「ほれたか?」
京太郎「それはない」
優希「打撃も出来るエースピッチャーの座くれー」
洋榎「おおっと、被安打1のパーフェクト中継ぎにして打率の鬼のウチを差し置いて投打やと?」
猿野「俺だって無失点で中継ぎやったしいいとこで逆転ホームランをだな……!」
京太郎「いや、お前は違うだろ……ピッチャーじゃねーし……」
久「あ、それ須賀くんが言っちゃうんだ……」
咲「……」
咲(私も……いつかピッチャーとして認識してもらえるようになるのかな……)
ほんまやわ、忘れてた。
正しくはコレやね。
【片岡】
<投手成績>
3試合 10回1/3 失点3 自責点3 被安打7 奪三振8 被本塁打2 与四球7 与死球1 与併殺2 被長打4 失投1 1俺達
(被安打5 奪三振8 被本塁打1 与四球2 与死球0 与併殺2 被長打3 失投1 1俺達)
対女子東東 登板なし
対佐久良 1回1/3 失点0 自責点0 被安打1 奪三振3 被本塁打0 与四球1 与死球0 与併殺0 被長打0 1俺達
(被安打1 奪三振3 被本塁打0 与四球0 与死球0 与併殺0 被長打0)
対長野越谷 3回 失点0 自責点0 被安打0 奪三振0 被本塁打0 与四球2 与死球1 与併殺2 被長打0
(被安打0 奪三振0 被本塁打0 与四球0 与死球0 与併殺2 被長打0)
対近麻 登板なし
対風越 4回 失点2 自責点2 被安打3 奪三振2 被本塁打2 与四球4 与死球0 与併殺0 被長打2
(被安打1 奪三振2 被本塁打1 与四球2 与死球0 与併殺0 被長打1)
対鶴賀 登板なし
対龍門渕 2回 失点1 自責点1 被安打3 奪三振3 被本塁打0 与四球0 与死球0 与併殺0 被長打2 失投1
(被安打3 奪三振3 被本塁打0 与四球0 与死球0 与併殺0 被長打2 失投1)
<打者成績>
.667 6打数 4安打 0本塁打 2打点 1三振 1四球
.667 .(6打数 4安打 0本塁打 2打点 1三振 1四球)
長打0 ツーベース1(1) スリーベース1(1) ホームラン0
対女子東東 0打数 0安打 0本塁打 0打点 1四球
(0打数 0安打 0本塁打 0打点 1四球)
対佐久良 1打数 1安打 0本塁打 0打点
(1打数 1安打 0本塁打 0打点)
対長野越谷 3打数 2安打 0本塁打 2打点
(3打数 2安打 0本塁打 2打点)
対近麻 出番なし
対風越 2打数 1安打 0本塁打 0打点 1三振
.(2打数 1安打 0本塁打 0打点 1三振)
対鶴賀 出番なし
対龍門渕 打席機会なし
ちなみに「俺達」は他人のランナーだけ綺麗に返した数である。
久「そんでもって、あそこで何か言いたげな咲の成績がコレね」
【宮永】
.625 24打数 15安打 4本塁打 10打点 4三振 1犠打 6四球 2エラー出塁 2混乱
.500 .(18打数 9安打 3本塁打 6打点 3三振 0犠打 4四球 2エラー出塁 2混乱)
長打9(6) ツーベース3(3) スリーベース2(0) ホームラン4(3)
対女子東東 2打数 1安打 0本塁打 0打点 2四球 1エラー出塁
(2打数 1安打 0本塁打 0打点 0四球 1エラー出塁)
対佐久良 .2打数 2安打 1本塁打 3打点 1四球
.(2打数 1安打 0本塁打 2打点 1四球)
.(2打数 2安打 1本塁打 2打点 1四球)
対近麻 4打数 1安打 0本塁打 1打点 1三振 1犠打 1混乱
(4打数 1安打 0本塁打 0打点 1三振 0犠打 1混乱)
対風越 .5打数 2安打 0本塁打 0打点 2三振 1四球 1エラー出塁
.(4打数 2安打 0本塁打 0打点 1三振 1四球 1エラー出塁)
対鶴賀 4打数 3安打 0本塁打 2打点 1三振 1混乱
(1打数 0安打 0本塁打 0打点 1三振 1混乱)
対龍門渕 3打数 2安打 2本塁打 2打点 1四球
(3打数 2安打 2本塁打 2打点 1四球)
久「何か思ったより打ってないわね」
灼「竹井さん……正気ですか?」
久「実際近麻でスランプに陥って龍門渕戦までなかなかホームランが出なかったからね」
洋榎「なんやこいつ……」
恭子「おかしなこと言うとる」
久「しかも2回も狙い球絞れず混乱してコレだからねえ……」
京太郎「意外とエラー出塁はしてないんだな」
和「真っ向から打ち破ってますからね……」
咲「そ、そうは言うけど、りゅーもんぶちのお姉さんからホームラン打つまでは、相手のエースに翻弄されっぱなしだったよお……」
穏乃「いやいや十分凄いから」
由子「平成の大怪物なのよー」
咲「私なんて……皆に助けられっぱなしだよ」
咲「守備でもよく助けられたし……」
穏乃「こっちこそ、よく助けられてるしさ」 ハハ
咲「不調な時夜遅くまで自主練付き合ってもらったり……」
由子「先輩として当然のことなのよー」
咲「……落ち込んでる者同士で互いに我がふり直すための鏡にしたり」
恭子「もーちょい良い風に褒めてくれてもええねんで」
咲「……苦手であんまり好きじゃない人だって、あの人に負けたくないって感じでモチベーションになったし」
洋榎「……ふん」
ちゃちゃのん「また何か声かけたったらええのにー」
ドゲシ
ちゃちゃのん「あたっ」
咲「だから、私一人の力じゃないっていうか……」
和「……」
和「……」
咲「?」
和「……」
和(私への個人言及はないのでしょうか……)
咲「……」
和「……」
咲「は、原村さんも、居てくれたからこそ頑張ろうって気にさせてくれたし」
和「!」
咲「原村さんは居てくれるだけですごく頑張る気になれるから……」
咲「感謝してるんだよ」
和「チームメイトですからね」
和「友愛パワーで互いに高め合うのは当然のことです」
猿野「友情とか愛情ってオカルトに入らねーのか?」
京太郎「それもうちょっと近付いて本人に直接聞いてこいよ、多分頭かち割られるから」
優希「さすがの私だってそれはつっこめないやつだじぇ」
咲「それに……京ちゃんも、その存在が力をくれる人」
京太郎「へ? 俺?」
咲「すっごく感謝してるんだよ」
咲「龍門渕戦でホームラン打てたのも、京ちゃんが来てくれて頑張らなきゃってなったからだし」
京太郎「そう言われると何か照れるな……」
久「それじゃあここで、その居てくれるだけで大きな存在の須賀君の成績と2005年の日本シリーズを振り返ってみましょう」
洋榎「なんでや!!!」
由子「阪神関係ないのよー!」
恭子「濃霧……」 カタカタ
絹恵「?」
絹恵「日本シリーズどうかしたん?」
漫「色々あったんや……色々と……」
久「仕方ないし、須賀君のだけ振り返りましょう」
久「我らが主人公の成績は、こちらーー!」
【須賀】
.000 4打数 0安打 0本塁打 0打点 1併殺打
.000 (4打数 0安打 0本塁打 0打点 1併殺打)
長打0 ツーベース0 スリーベース0 ホームラン0
対女子東東 入院につき登録抹消
対佐久良 入院につき登録抹消
対長野越谷 入院につき登録抹消
対近麻 .入院につき登録抹消
対風越 .入院につき登録抹消
対鶴賀 .1打数 0安打 0本塁打 0打点 1併殺打
(1打数 0安打 0本塁打 0打点 1併殺打)
対龍門渕 .3打数 0安打 0本塁打 0打点
久「はい、まとめやすいデータでしたね。んじゃセーブ」
京太郎「なんか扱いひどくないですか!?」
久「酷いのは果たして扱いだけだろうか」
久「成績さんサイドにも酷いところがあるのでは」
京太郎「すんませんでした」
と、いうわけでセーブ。
甲子園は面白いですね。
春の甲子園を楽しむ頃にはスレを終えていたい。
乙
ちなOPS
割とアバウトにやってるから間違いあったらすまんな
愛宕洋、1.778
宮永、1.950
サンキュー>>508
今日は久々に早く帰宅出来たから、寝るまで投下します。
人居なかったら速攻寝るけど。
京太郎「うう、面目ない」
久「まったくね」
杏子「猛省しろ」
咏「作戦指揮の方面でもな」
京太郎「で、でも、ほら、人は成長する生き物ですよ!」
京太郎「あの終盤だけでちょっとやらかしすぎた鶴賀戦と比べると、フル出場の龍門渕戦じゃたった1回くらいやらかしただけですし!」
京太郎「このペースなら次はプラスに働くことをちょっとやって、その次はたくさんやるようになりますって!」
杏子「まずやらかすなよ」
京太郎「あ、はい」
久「ま、今日は無礼講よ」
久「県大会優勝記念のパーティなんだからね!」
久「レギュラーもベンチもクソ足手まといも一緒に楽しみましょう!」
京太郎「クソって言った!?」
京太郎「しかもこっち見て言った!?」
久「気のせいじゃない?」
京太郎「気のせいじゃない」
久「さて、ここで選択肢よ」
京太郎「は?」
久「ここで全員心機一転することで、全員の調子を普通に戻すことができるわ」
久「ただし絶好調の人や好調の人も一律普通に戻っちゃうから注意ね」
久「全員の調子をこのまま残すことも勿論可能よ」
京太郎「ええと、今の皆の調子って……」
久「こんな感じね」
須賀 普通
宮永 絶好調
原村 好調
片岡 普通
竹井 普通
染谷 不調
穏乃 不調
猿野 好調
愛宕洋 普通
南浦 好調
新子 不調
末原 普通
上重 好調
佐々野 普通
真瀬 普通
愛宕絹 普通
姉帯 好調
夢乃 普通
室橋 普通
久「さ、どうするか決めてね」
久「まあ、どっちにしろ甲子園までの期間で調子を変えるイベントくらいあるでしょうけど」
京太郎「ええと、じゃあ」
調子を変える?
>>523
変えない
京太郎「そのままでいいですよ」
京太郎「沈んでる人達は俺がケアすればいいんでしょう」 キリッ
久「あ、このお肉おいしー」
杏子「だろ?」
杏子「前ちゃんと食えなかったからな、今回は獲れたてのバッファローを持ってきたぞ」
京太郎「せめて少しくらい聞いてくれてもいいんじゃないかな」
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
・ ・ ・ ・ ・ ・
・ ・ ・
京太郎「あー飲んだ飲んだ」
猿野「食った食った」
優希「っていうかクッタクタだじぇ」
憧「数絵とか、はしゃぎ疲れて寝始めてるわよ」
咏「はっはっは」
咏「まー宿泊許可はとってあるみたいだし、適当に寝ていいんじゃねーの、しらんけどさ」
京太郎「咲達も寝落ちちゃってるし、運んでやるか」
猿野「和は俺が運ぶ」
京太郎「させねーーーーーから」
穏乃「あ、手伝おうか?」
憧「……数絵が起きてたら楽だったんだけどねえ」
久「あら、須賀君」
京太郎「あ、部長」
久「まだ起きてたのね」
咏「ガキはさっさと寝ちまえよー」 ヒラヒラ
京太郎「ガキって言うほど離れてないでしょうが」
咏「はっはっはー。知らんし」
京太郎「さっきまでいろんな人を寝室に運んでたら汗かいたし、風呂でも行こうかなって」
久「猿野君は一緒じゃないのね」
京太郎「あいつはジャンケンに負けて優希とコンビニまでジュース買いに行ったし、先入っとこうかなって」
久「一緒に入って洗いっこでもしたらいいのに」
京太郎「おぞましい」
京太郎「部長達は……」
久「ああ、ちょっと部室で大事な話し合いをね」
京太郎「大事な話し合い?」
久「……甲子園は、地方大会よりベンチ枠が2つ少ないからね」
京太郎「ってことは……」
久「一人は絶対アルプスなのよね~」
久「まぁ、このままなら室まほコンビなんだろうけど」
咏「まーあの娘らまだ中学生だしねぃ」
久「一応ベンチフルで埋めるなら、一人だけをアルプスに移せばいいんだけど……」
京太郎「ちょっとかわいそうな気もしますね……」
久「まあ、かといってベンチを1枠空けとく理由もないのよねぇ」
久「難しいところだわ」
久「一応今までは勝手にレッドの名前を登録はしてたんだけどねー」
京太郎「そうだったんだ……」
咏「バレたらめっちゃ怒りそうだよなー」 ゲラゲラ
久「そうなのよねー」
久「大人しくレッドを登録抹消してベンチ1つ空けるのが無難かしら」
咏「わっかんねー」
久「……」
久「もう面倒だし、アルプスに誰放り込むか須賀君に投げるわ」
京太郎「えええええええ!?」
久「適当に気が向いた時にまた聞くから、ぼんやりとでも考えといてね」
京太郎「ま、マジすか……」
久「マジよ」
久「今までだって色々決定権あげてきたでしょ、こういう面倒な決定もちゃんとやってよね!」
京太郎「酷使だ……」
京太郎「はあ、さっぱりした」
京太郎「やっぱりでっかい風呂っていいなぁ」
京太郎「……」
京太郎「ドッキリ遭遇イベントとかなかったのは残念だけど」
京太郎「やっぱり男女の風呂がしっかり分かれてるのは悪だね」
京太郎「学校の設備なんだし、贅沢に2つ作らずに時間交代制にすべきじゃないだろうか」
京太郎「全く許しがたいよ!」 プンスコ
京太郎「……あー夜風キモチイ」
京太郎「ぶらぶら風浴びながら帰って猿野達が買ってきたジュースでも飲むかあ」
京太郎「さすがに湯冷めってほど寒くはないし、いい感じだろ」 ブーラブラー
京太郎「……あれ?」
京太郎「あそこで散歩してるのって……」
京太郎が清澄の敷地内でばったり会った人物 >>535
姉帯さん
京太郎「姉帯さん?」
豊音「わわっ、びっくりしたよー」
京太郎「こっちのセリフですよ」
京太郎「真っ暗闇の中全身黒尽くめでぼーっとしてると怖いですって」
豊音「あははーごめんねー」
豊音「……昔の友達から、色々聞いてさー」
豊音「皆でダンボールにくるまって長野の空を眺めてたって聞いたから」
豊音「ついつい私も空でも見たくなっちゃって」
京太郎「空を見るのはいいですけどそのダンボールは使わない方がいいですよ」
豊音「そうかな」
京太郎「そうです」
豊音「……あの、さ」
京太郎「はい?」
豊音「ありがとねー」
京太郎「?」
豊音「清澄に、誘ってくれて」
京太郎「……」
豊音「おかげで、皆とまた戦えた」
豊音「楽しく高校野球が出来た」
豊音「本当に、感謝してもしきれないよー」
京太郎「いや、そんな俺は……」
豊音「……がんばろーね」
京太郎「え?」
豊音「お互い」
豊音「甲子園で、悔いが残らないよう」
京太郎「……うん」
豊音「ちゃんと活躍してもらわないと」
豊音「貰ったサイン、無価値になっちゃうからねー」 アハハ
京太郎「うわっ、あれまだ持ってるんだ!?」
豊音「持ってるよーちゃんと飾ってあるんだからね」 クスクス
京太郎「うわあ、そこまでされるとちょっと恥ずかしいっ!」
豊音「いつかはそのくらいになるんだろうなってことで、ちゃんと小鍛治プロのサインの横に置いてあるからねー」
京太郎「ぐおおおおお……」
豊音「……だから、一緒に活躍しようね」
京太郎「……ま、かっこつけた分くらいは、活躍するしかないしな」
京太郎「頑張りましょう、一緒に!」
豊音「うん!」
眠気のピークがきたし、きりもいいのでセーブします。すまんな。
ゆっくりと超スローペースで久々やります。
あちぽとかで人いなさそうだけど、おるんかな。
【7月24日(火)】
京太郎「ふあ……」
京太郎「もう朝か」
京太郎「今日も特に練習とかは無いんだよな」
京太郎「皆と練習してもいいし、個人練習でもいいし、他のことしてもいいんだな」
京太郎「さて、どうしようかな」
どうする? >>569
咲と投球練習
京太郎「咲と投球練習でもしてやるかぁ」
猿野「うーん……コキガ……」
京太郎「猿野は……まだ寝てるか」
京太郎「起こさないように……と」
京太郎「そーっと」 トビラカラー
京太郎「おじゃましまーす」
咲「」 スゥスゥ
和「」 スゥスゥ
優希「んー……」 ゴロゴロ
京太郎「よく寝てんなぁ」
京太郎「ここは三人部屋だっけ」
京太郎「咲だけ静かに起こすべきかな?」
どうする? >>573
京太郎「おーい」 ユッサユッサ
咲「……」 ヨダレタラー
京太郎「……きったねぇ」
京太郎「起きろー、練習しようぜー」 ユッサユッサ
優希「もう食べられないじょ……」 ムニャムニャ
京太郎「こいつは……」
京太郎「和ー、練習しようぜー」 ユッサユッサ
和「……」 ユッサユッサ
京太郎「……揺れてる……」
京太郎「……」
京太郎「のどかー」 ユッサユッサユッサユッサ
京太郎「いいものを見た……」 ハナヂツー
咲「ん……」
咲「血の臭い……」
京太郎「おお、おはよう咲」 ツヤツヤ
咲「……」 ボー
咲「……」
咲「きょ、京ちゃん!?」
京太郎「おはよ」
咲「お、おはよう……」
咲「ど、どうしたの、こんな朝に部屋まで来て……」 ドキドキ
京太郎「いや、咲と投球練習したくてさ」
咲「えっ///」
京太郎「俺と咲は一応夫婦になる約束だったしさ」
咲「そ、そうだねっ」
和「宮永さんと夫婦!?」 ガバッ
京太郎「おはよう和」
咲「ば、バッテリーの話だよっ!?」
和「なんだ、それなら……」 ニドネー
和「……」
和「いやそれでも納得できません」 ガバッ
和「このティームの正捕手はこの私……」
和「なのに何故須賀君と本気でバッテリーなど……」
京太郎「お、落ち着け和……!」
咲「そ、その、京ちゃんに私がお願いしてたやつだから……」
和「本気で目指していたなら捕手の私に相談してくれたらよかったのでは」
咲「うん……そうなんだけどさ」
咲「私が、その……」
咲「京ちゃんと、バッテリーが組みたいなって……」
和「」
京太郎「あ、固まった」
優希「んー……騒がしいじぇ……」
優希「って、バカ犬!?」
優希「乙女の部屋で何を……」
京太郎「いや、ちょっと練習のお誘いを……」
和「宮永さんが……自分から夫婦の申し込みを……」 ブツブツ
京太郎「いやさ、咲がピッチャーやるときの練習を……」
優希「ほへー」
優希「んじゃ起こされちまったし、私ものどちゃんと練習するじぇ」
和「……まあ、確かに優希も練習した方がいいかもしれませんね」
和「最近カーブが全然曲がってないですし……」
優希「うぐっ……」
和「まだ早いですが、練習はじめましょうか」
咲「うん、早く戦力になりたいしね!」
飯食いたいしセーブ。
サクサク練習巻いてはやく甲子園行きたい。
ちょっとでも進めていこうと思うんで、ちょこっと投下します
バス
京太郎「うーん、咲はコントロールはめちゃくちゃいいんだよな……」
優希「スピードじゃ私に劣るけどナ!」
京太郎「というか、チームで一番遅いだろうなぁ……」
和「球種もストレート一本ですからね……」
京太郎「特殊な投げ方とかブレ球とか投げれたら別なんだろうけど……」
優希「あいつスモーキーか?」
京太郎「いや、ふっつーの投球フォームだ」
京太郎「あとは配球の裏の読み合いでなんとかなるかもってレベルか?」
優希「じゃあ無理だな」
和「よければ捕手の座変わりましょうか?」
咲「きょ、京ちゃんだって頑張ればワンナウト取るくらいの配球を見せてくれるよ!」
京太郎「お前らな……!」
京太郎「何か決め球ないの?」
咲「あるにはあるけど……」
咲(京ちゃん取れないだろうしなあ)
和「まあ、今日は一日自由ですし、一緒に投球練習と行きましょう」
優希「私もカーブまた投げられるようにならないとなー」
和「まったくです」
咲「うん」
咲「原村さんも優希ちゃんも、一緒に頑張ろね!」
和「はい、頑張りましょう」
久「ふーむ、一年は元気ねぇ」
咏「起きたなら練習しなくていいのかい」
久「いやほら私は学生議会長の仕事もあるしぃ」
久「ゲームの仕様上、私が指揮って全員一緒に練習させるってことがないからねー」
咏「部長って役職いらねーんじゃねーの、しらんけど」
久「そういうこと言わないの」
▼須賀の耐エラーがあがったような気がした! ピローン
▼宮永が変化球の練習をはじめた! ピローン
▼片岡のカーブが強くなった気がした! ピローン
▼原村の守備力があがったような気がした! ピローン
【7月25日(水)】
京太郎「あっれーーー!?」
京太郎「早くない!? あまりにも一日早くない!?」
久「真面目に終日練習したらこんなもんよパワプロだってそうでしょう」
京太郎「パワプロってあんた……」
久「むしろ大阪まで往復して野球してまだ一日終わらない方がおかしいのよ」
京太郎「一理ある」
久「ちなみに、8月の5日が抽選会で、8日に甲子園が開幕よ」
久「一応、合宿を次の金曜の夜から――つまり7月27日の晩から予定してるわ」
久「サクサクっと鍛えちゃいましょう」
京太郎「はあ……」
久「それじゃ、爆発いくわね!」
京太郎「あ、やっぱりやるんだ……」
| |
| |
| |
| | ,..._
,.r-、 ,ry | | ヒ;;;::}
ィt:、 ,:'::::// '''´ | | ,、.、 ,..,..._
{:::}::}/::::r'ノィー::、 | | ヾ、゙、//::::jr;::、
,rヾ''"ゞ=' 'ヾ.....⊃' ! ! ヽ''ヾ:、::;' `''",.=-、
ー'’._ ,r'う {::jj ,.、、 _,...::::::''ヽ ,.,´ {{::::::::ヽ.
,;'"'" ̄ヾ´,.., r::';;〃l'l::::;;:::::::f'_ ヾ'〃) `ヾ::::::/
〈::::::::/ノ ヾ,jヽ='. ,,ヽへ-(ヾ::゙、 ゞ',.,.、 //::::/
ヾ::::/:ノ ,,,,_ (:ヾ'''⊆|:::::|P,r,r:、 ,:'''7 ``' ゙/〃
゙ー' /:::::;}}`",.,rt:、゙´ //::::/ ゙ー',.r::::、 _`'’
r:::、、ヾ-''n.く:::;:::゙、゙、 ヾー' { ̄:::::ノ!,ィ'r':::|
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,I、ー'_,!::| :::|--------/'|::::::'゙、 ,i'j:::::::::::::::::::::::::| ヽ...|、`ヽ、 |lllll
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:|::::::::: |,,!:'"-------/::;' :||「 ̄ ̄ ̄ ̄:|` ̄ ̄_|_\. ヽ、、l !lllll
TTTTTTTTTTTTTT:::;' :|l'| ̄ ̄「「「ニ|ニf(二二..))\ `゙、===
.LLLLLLLLLLLLL!::;' ::||'|:::::::::::::|.|.|..|ヾ;;|、;;;;;;;;;;;;;;;;! \ |:::::::
ニニニニニニニニ]' ::::|.|'|::::::::::::::|.|.|..|ヾ.| : :::::::::::::|゙、 `、!::::::
京太郎「スナッチャーーーー!」 ガバッ
京太郎「……夢か……」
京太郎「週末に合宿やるからって昨日はさっさと帰されたんだっけ」
京太郎「……咲のやつ、変化球ちゃんと今日も練習してっかな」
京太郎「まあ、俺もキャッチングどうにかしないとやばいんだけどさぁ」
京太郎「一応咲には>>600(覚えさせたい変化球)覚えとけって言っておいたけど……」
京太郎「大会に間に合うかなあ?」
ムービングファスト
京太郎「ムービングファストさえ覚えれば、ちょっとは使えるようになると思うんだけどなー」
京太郎「……まあ、俺も咲にばっかり付き合ってないで自分の練習しないと、レギュラー落ちかもしれないんだけどさ」
京太郎「一応合宿の時にはベンチメンバーどうするか考え言った方がよさそうだしなあ」
京太郎「……さて、今日はどうしようかな」
どうする? >>603
和と憧と一緒にキャッチャー練習
京太郎「キャッチャーとしてやっていきたいし、憧ちゃんや和と練習しよう!」
京太郎「と、いうわけで電話電話……」 ピポパポペ
京太郎「あ、もしもし、和!?」
和『他に誰が出るというんですか、ケータイですよ』
京太郎「え、あ、うん、そうだな」
和『それで、今日は?』
京太郎「いや、一緒に練習しないかなって」
和『はぁ……』
京太郎「俺もキャッチャーとして色々アドバイスほしいし……」
和『須賀君は本気でキャッチャーをする気なのですか?』
京太郎「まあ、試合でマスクは被れないかもしれないけど、ブルペンキャッチャーみたいなことはできるかもしれないだろ」
京太郎「うちは人数もカツカツだし、守れるポジションが増えて困ることはないはずだ!」
和『守れてると堂々と言っていいのか怪しいレベルですけどね今も……』
京太郎「っということで、憧ちゃんも誘いたいんだけど……」
京太郎「今日も例のレジェンゴクリニックにいるのかな」
和『憧なら今日は元監督の家に居ますね』
京太郎「へ?」
京太郎「何でそんなとこに……」
和『何でも行く宛がなかったとかで……』
和『見かねた元監督が、家を引き払わずにいるから使っていいと言付けたとのことです』
京太郎「お、おう」
和『まあ、色々申し訳ないからと、極力利用しないつもりだったみたいですけど』
和『昨日の晩、三尋木先輩や部長が有力選手のデータ分析をする場所として、そこを使いたがったようで』
和『憧も参考にと一緒にVTRを見たようですね』
京太郎「色々苦労してるんだなあ憧ちゃん……」
ピンポーン
憧「はーい」
咏「誰だい?」 ヒョッコリ
京太郎「よ! 元気」
咏「……何だお前か」
京太郎「何だってひどくないですか」
憧「どうしたの、こんな早くに」
京太郎「いやさ、憧ちゃんと一緒に練習しようと思って……」
憧「え? わ、私と!?」
憧「ポジションを争うライバルなのに……いいの?」
京太郎「うん」
京太郎「色々教えてほしいしさ」
憧「そう……まあ、あんたがそう言うなら……」
京太郎「一緒にキャッチャーの練習したいなーって」
憧「……って、キャッチャー!?」
京太郎「ああ」
京太郎「咲とバッテリー組みたくてさ」
京太郎「同じキャッチャー狙いの人間として、一緒に練習しないか!?」
憧「今からやって間に合うとはおもわないけど……」
京太郎「ヤる前から諦めるのは何だろ?」
憧「……まあ、キャッチャー少ないし、いざって時を考えると、最低限捕手出来る人がもう一人くらいいてもいいしね」
憧「わかったわ、やりましょ」
京太郎「やった!」
咏「んじゃ、鍵はうちらがかけておくよ」
咏「エンコーちゃんはもう出かけても大丈夫だぜぃ」
憧「してないから!!!!!」
咏「ブチョーはまだ寝てっし、さっさと行ってきていいぜぃ」
咏「……練習、したいんだろう?」
憧「……ん、ありがと」
咏「ま、精々頑張ってきなよ、よくわっかんねーけどさー」
憧「じゃ、いってきます!」
憧「……で、練習ってどこでやるの?」
憧「学校のグラウンドは、他の人も使ってるかもしれないけど」
京太郎「どっか他っていってもなあ……」
憧「公園とか、どっかいい感じの神社の裏とか……」
憧「いっそ捕手としての理論を机上で学ぶならファミレスでもいいし」
京太郎「他校のグラウンドに乗り込むのもありだな」
憧「また大胆な」
憧「……で、どーするの?」
憧「あたしはおまかせでいいけど」
京太郎「じゃあ、>>614でしよう。和にもそうメールしとく」
もんぶち
[龍門渕高校]
憧「……」 アゼン
京太郎「と、いうわけで来ました龍門渕高校」
憧「あんた……すごいわね……」
京太郎「え?」
憧「いや、なんていうか……うん、すごいわ」
京太郎「?」
憧「っていうか、よくそんなすぐに許可取れたわね」
京太郎「ああ、それなら――」
透華「ようこそいらっしゃいまし!」
透華「この永遠のライバル・龍門渕透華が歓迎して差し上げますわッ!」 ババーン
茜「ようこそー」 カミフブキバサー
憧「思った以上に恥ずかしくなる歓迎っぷり!!」
透華「……って、あら?」
透華「原村和はどうしまして?」
京太郎「あ、別々に来ることになってたんで、もう来ると思います」
透華「そう」
憧(和で釣ったな……)
和「おまたせいたしました」
透華「まったくですわ!」
透華「さながら武蔵と小次郎といったところですか……」 フッフッフ
茜「ホワイトホール白い明日が待ってますね!」
和「よくわかりませんが今日はお世話になります」
透華「ふっふっふ、歓迎しますわよ」
一「今日は僕達もお相手させていただくよ」
透華「ようこそ――龍門渕高校へ」 ニィ
憧(ここが……あの龍門渕高校……!) ゾクゾクゾク
透華「まあ、とりあえずキャッチングの練習とかになら付き合えますわよ」
一「アドバイス出来る分はするしね」
京太郎「すみませんいろいろと」
透華「ま、この私達に勝ったんですからね」
透華「優勝してもらわないと困りますわ!」
一「力になれることがあるなら何でも言ってよ」
茜「実際今日も背の高いエースさんが来て塞お姉ちゃん達と練習してますし」
京太郎「姉帯さん……」
憧「気合入れてるのねーやっぱり」
和「一緒に練習するチームメイトいないんでしょうか……」
京太郎「まあ、俺達は俺達でやるべきことをするだけだ!」
憧「おー!」
憧「でも練習って、具体的に何するの?」
和「盗塁阻止等の守備練習なのか、肩を鍛えるのか、それとも捕球技術を伸ばすのか……」
憧「他にもリードとかブロックとか、そういう捕手特有の技術を伸ばすってのもあるし……」
透華「何か具体的にやりたいこととかありまして?」
透華「この私達も全力でサポートしましてよ!」
京太郎「ええと、>>623」
京太郎が捕球技術
憧が守備練習
和が二人の指導
京太郎「俺は捕球技術を鍛えます」
透華「では私が投手を務めましょうか?」
透華「コントロールには自信がありますし」
京太郎「憧ちゃんは守備練習」
ハギヨシ「では、動きの指導を私が」
一「投手じゃなくて悪いけど、ボール投げたりならするよ」
純「んじゃまキャッチングする役はやろうかね」
憧「キャッチして投げたり、結構色々やることありそうね……」
京太郎「和は、俺達に細かい指導つけてくれるかな」
和「はあ……分かりました」
茜「他人に教えることは、自分の技術や知識の確認にもなりますから、ふぁいとです!」
智紀「じゃあ、教えてる合間は理論を私と語り合おう……」
和「……とまぁ、キャッチング理論としてはこんな感じです」
京太郎「なるほど」
京太郎「よし、こい!!」
透華「いきますわよ!!」
ビュッ
ギュオオオオオオオオオオオオ
ズドンポローーン
京太郎「」
透華「うーん、まだちょっと動きがぎこちないですわね」
京太郎「速い!! 威力強い!!! 死ぬ!!!」
茜「ボールは友達、こわくないですよ!」
透華「大丈夫、うちには優秀な医療スタッフもおりますわ!」
京太郎「大丈夫ではないよねソレが出てくる場合は!?」
透華「とにかく、実践で使えるようになるなら、私の球をキャッチできるくらいにはならないと」
一(お人好しだけど、割りとスパルタだからなぁ透華……)
京太郎「くっそー、全然とれない……」
京太郎「とれてもこれじゃフリーパスだぞ……」
透華「ほら、次行きますわよー!」
透華「変化球、うけとってくださいまし!!」
京太郎(咲は変化球投げないけど、まあ他の人とブルペンキャッチャーやったり緊急で出たりした時にはいるもんな)
ククッ
京太郎「げっ……」
京太郎(思ったより伸び……!)
タマキーン
京太郎「ぐあ……!」
ドサッ
ダ、ダダダダイジョーブデスノ!?
ヤバイシロメムイテル
タ、タンカー!
京太郎「う……」
京太郎「ここは……医務室か?」
京太郎「そうか、無茶なスパルタ受けて気絶してたのか……」
京太郎「まあ、元々素人かつ怪我で最近まであんま動いてなかったからな……」
京太郎を看護してくれてた人 >>632
憧ちゃん
京太郎「憧ちゃん……」
憧「おはよ」
京太郎「……看ててくれたんだ……」
憧「……ま、ちょっと息抜きがてらに」
京太郎「ありがとう」
憧「……ん」
京太郎「……和は?」
憧「今龍門渕さんと練習してるわ」
憧「ずっと私らへのアドバイス出してたし、練習したいだろうと思って」
憧「……あと、龍門渕さんも和と色々話したがってたし、お礼兼ねてこっち来てるのよ」
京太郎「あー……なるほど」
憧「……あのさ」
京太郎「ん?」
憧「ありがとね」
京太郎「何が」
憧「誘ってくれて」
京太郎「ああ……」
憧「……スタメン貰ってるのは、すごく嬉しいんだけどさ」
憧「やっぱり私は――スタメンマスクがほしいから」
憧「わがままなのは分かってるんだけどさ」
憧「ここまできたら……そのくらいデカイ夢くらいみたいじゃない」
憧「それに……あんたと一緒に練習してたら、頑張ろうって気になれるし」
京太郎「憧ちゃん……」
憧「……まあ、今から始めてキャッチャーとしてものになるほど野球は甘くないわよ、とは思ってるけど」
京太郎「はは……」
憧「……でも、ま、最初は皆、素人だもんね」
憧「あんまり甲子園をなめられても困るけど……ヤる前から諦めることもないか」
憧「……実際、無茶なことを無茶じゃなくして、甲子園出場を決めたんだしね」
京太郎「そうそう」
京太郎「俺は不可能を可能にする男だしな!」
憧「京太郎いなくても勝ててた気はするけどね」 クス
京太郎「うわ、言っちゃう!? それ言っちゃう!?」
完全に寝落ち状態に入ってたのでセーブします
早めに帰宅出来たしだらだら再開します
憧「……ま、今から素人が和からマスク奪えるとは思わないけど……」
憧「頑張りなよ」
憧「……正直、京太郎からは凄い才能を感じるからさ」
京太郎「え?」 テレテレ
憧「そんな顔されると否定したくなるけど、悔しいことにホントなんだよねー」
憧「これでも中学は奈良の名門中学だった私が言うんだから間違いない!」
憧「あんたは凄いよ」
憧「凄い速度で成長してる」
京太郎「憧ちゃんだって凄いだろ?」
京太郎「最近とか特に伸びてるし」
憧「……ブランクで忘れてた感覚を取り戻しただけよ」
憧「大変なのはこっからね」
憧「……何せあたしは、無能ってわけじゃなかったけど才能ってほどのものもなかったから」
京太郎「え?」
憧「……リトルの頃は、和と玄に続く実力者として囃し立てられた」
憧「中学時代は二年生の頃ベンチとはいえ全国大会に行ったし、三年では二番手捕手としてだけど試合にもたくさん出た」
憧「代打の切り札とも呼ばれたわ」
憧「阿知賀女子に入った時も無名の新設校が県大会準優勝の快挙の原動力になったわ」
京太郎「俺から見たら十分凄いんだけど……」
憧「……ま、完全に才能が皆無だとまでは思わないわよ」
憧「そこまで言ったら、私の陰に隠れてアルプス席に行ってた皆に申し訳が立たないしね」
憧「でも……才能に恵まれてるってほどじゃなかったわ」
憧「いつもナンバーワンには決してなれなかったし、中2の頃はベンチにいたけど一度も試合に出られなかった」
憧「中3の夏も高1の夏も大事なところで打てなくて負ける原因になったし」
憧「プロになるような“持ってる人”とは、やっぱり違ったんだ」
憧「……私は、ちょっと出来るだけの凡人なのよ」
憧「……こっちで一人で居る時はさ」
京太郎「?」
憧「所詮凡人だから、甲子園なんて夢を語る資格すらない、みたいな風に思ってたりしたわ」
憧「京太郎に誘って貰った後も、足を引っ張らないように出来る形でサポートしようって思ってた」
憧「……今だって、出来るサポートは全部やろうと思ってはいるのよ」
憧「でもね」
憧「今は……それだけじゃ、満足できないのよ」
憧「野球が出来るだけで幸せとか思ってたはずなのにね」
憧「正直、才能溢れるあんたや和に八つ当たり気味に腹を立てることすらあるわ」
京太郎「ええー……」
憧「……でもね、今はそれが嬉しかったりするのよ」
京太郎「え?」
憧「悔しくて、ムカつくくらい、野球が好きでもっと上手くなりたいって思えてるってことだからさ」
憧「……凡人だからってのは、諦める理由にはならないわよね」
憧「例え才能溢れる天才には及べなくとも、死に物狂いで足元掬えるようにくらいなってやるわ」 ヒヒ
憧「……あんたにだって、負けないからね」
京太郎「……ああ!」
憧「さーて、それじゃ、グラウンド行ってまた練習してきますか」
京太郎「俺だって負けないぞ!」
憧「ふふ……お互い、死に物狂いでがんばろうじゃない」
▼憧の調子が上がった! ピローン
▼憧の調子が『普通』になった! ピローン
京太郎「身体いてえ……」
憧「予想以上にハードなトレーニングだったわ……」
和「科学的なトレーニング器具はさておき、あの珍妙なセンスのおかしな特訓器具はどうかと思います」
透華「さんざっぱら使っておいてその言い草」
和「冗談ですよ」
京太郎「今日はありがとうございましたぁ……」 ヘロヘロ
一「うん、また来なよ」
純「お前らに無様晒させるわけにはいかねーからな」
智紀「いつでも歓迎する……」
憧「ん、ありがと」
京太郎「それじゃ、お疲れっしたー!」
一「おつかれー」
【7月26日(木)】
京太郎「くぁ……よく寝た……」
京太郎「あんなにキッツい練習したの久々だから泥のように眠れたなぁ……」
京太郎「全身まだちょっと痛いぞう」
京太郎「……そういえば、明日から合宿かぁ」
京太郎「今回の合宿はちゃんと俺や猿野も行けるのかな……」
京太郎「……」
京太郎「さ、さすがに行けるよな!? よな!?」
京太郎「不安になってきた……」
京太郎「っていうか、新設野球部だからOBなんて存在しないし、合宿費用とかってどうなってるんだろう……」
京太郎「学生議会長の特権でも濫用してるのか……?」
京太郎「……」
京太郎「無いとは言い切れないのが恐ろしい」 ゲッソリ
京太郎「監督が早々に辞めて後任が全然現れないし、色々やばいよな、よく考えると……」
京太郎「実質的にサブリーダーみたいな扱いの俺がしっかりしなくちゃな!」
京太郎「さて……今日はどうしようかな」
京太郎「合宿前に終日暇になる貴重な機会だし、色々出来そうだけど……」
何をする? >>651
猿野のミートを上げる手がかりを猿野、洋榎、シズと一緒に探す
京太郎「……と、いうわけで、皆に集まってもらったのは他でもない」
猿野「いきなり呼び出しとか急すぎるだろ」
穏乃「今日は和もいないみたいだし、びっくりしたよー」
洋榎(二人っきりやなかったんか……)
京太郎「恵まれたパワーからクソみたいなミート力の猿野をどうするか、という件についてです」
猿野「はぁ? 俺ぇ?」
京太郎「パワーだけを見せてトレードの球にするか……」
穏乃「あの筋力は雑用と乱闘要員に持って来いだよ」
洋榎「面倒やから道路工事のバイトでもさせて遠征費稼がせたらええんちゃう?」
猿野「わ~~~~っ、改善でなく待遇面をどうするのかを話し合っとる~~~~~~!!」
穏乃「ジョーダンだって」 アハハ
洋榎「まぁ、面倒やけどこっち転入して以来の付き合いやしな」
洋榎「そう簡単には見捨てへんて」
京太郎「しっかしお前、何であんなに当たらねえんだろうなぁ」
京太郎「打撃練習でもアレだけど、スペックだけならそこそこいい打撃センス持ってそうなのに」
猿野「お前が言うな」
穏乃(確かに……)
洋榎(成績面じゃ人のこと言えへんよな……)
京太郎「まぁ、そんなわけで猿野のミート力向上の方法を皆で考えようってことだ」
洋榎「しつもーん」
京太郎「はいどうぞ」
洋榎「何でこのメンツなん?」
洋榎「あの猿と仲良し枠ならタコス娘とかちんぽっぽとかのがしっくりくるねんけど」
京太郎「いい質問ですねえ」
京太郎「単純に、猿っぽい人を集めただけです」
猿野「てめー! 猿野って苗字だからって猿っぽいと思うなよー!」 怒りのシャツ破り
穏乃「うっわー! 何か全身茶色の体毛で覆われてる~~~~~ッ!?」
京太郎「猿っつーかオラウータンだな」
洋榎「ちょお待ち! うちもコレの括りなん!? それは断固として抗議するで!?」
猿野「っつーかよぉ……ミート力を上げるって、どーすんだよ」
穏乃「地道なバッティング練習しかない気はするけど……」
洋榎「せやな」
洋榎「日々の努力という土台あってこその派手で奇抜な特訓が実を結ぶっちゅーもんやで」
猿野「んな優等生な意見が聞きたいんじゃねーよタレ目先輩」 ペッ
洋榎「ツバ吐かれた!!」
猿野「もっとこう、一朝一夕で身についてボボボボーンとパワーアップするもんはねーのかよ」
京太郎「手術でもするか?」
穏乃「灼さんなら25%くらいの確率で成功させてくれるかも」
洋榎「成功したら役に立つし失敗したらそのまま安楽死させればいいしどう転んでも得やな」
猿野「いや~~~~! 魔改造前提っ!」
猿野「つーか、手術以外で何か心当たりねーのかよ」
京太郎「あったらわざわざ人集めて意見募集しねーだろアホか」
猿野「その手際の悪さの時点でオメーも十分アホじゃねーーーーーーか!」
穏乃「ま、まあまあ……」
穏乃「えっと、洋榎さんは何か知りません?」
穏乃「名門姫松にいたわけですし、高いコミュニケーション能力で顔も広そうだから……」
穏乃「何か都市伝説なやつでもいいから、知ってることとかあったらとりあえず教えてもらえたら……」
洋榎「うーん、そこまで言われて何も心当たり無いですとは言えんわな」
洋榎「一応、こんな話を聞いたことがある」
京太郎「ふんふむ」
洋榎「>>659」
剛と静を両立できた時、本当のホームランバッターになれるってな。
とりあえず一本足打法をきわめんか?
洋榎「剛と静を両立できた時、本当のホームランバッターになれるってな」
穏乃「ゴーとセー……?」
猿野「オットセイ……?」
京太郎「ツヨシとシズカ……?」
洋榎「少なくともガースーは絶対何言いたいか分かっとるやろ張っ倒すぞ」
京太郎「すみません続けて下さい」
洋榎「とりあえず一本足打法をきわめんか?」
猿野「一本足打法……?」
○ノ ←猿野のイメージ図
ノ\_
/
京太郎「テニスやスケートじゃじゃねーんだぞ、こうに決まってるだろ」
ヽ○ノ
∧ノ ←京太郎のイメージ図
>
穏乃「そ、それらに比べたら、どっかで見たことあるようなこのフォームの可能性の方が高いんじゃ……」
ヘ○ヘ
|∧ ←穏乃のイメージ図
/
洋榎「お前らマジか」
寝落ちてたすまんな。改めてセーブ。
他のスレがどんどん落ちたり終わったりしてるので、危機感を抱きながらちょろちょろのんびり寝るまでやります。
洋榎「一本足打法っつったらメタクソ有名やんけ!」
洋榎「昔の映像とか見とらへんの!?」
穏乃「あ、あはは……座学は苦手で……」
京太郎「俺も最近の試合くらいしか……」
猿野「昔のAVとかならちょこちょこ見るんだけどなー」
洋榎「」
洋榎「ちょっとそこ座り」
猿野「一本足で?」
洋榎「そこに正座」
京太郎「あ、はい」
穏乃「……」 セイザー
洋榎「お前らマジか」
猿野「それさっきも聞いた」
洋榎「何度も言うくらいインパクト強かってん」
洋榎「お前らマジか」
洋榎「仮にも甲子園出場校のベンチメンバーなんやから、このくらい知っとこうや!」
猿野「うるせー!」
猿野「俺はオンリーワンなんだよ!」
京太郎「オンリーワンっつーかロンリーワンだな」
猿野「うっせー! ワンワンやかましいんじゃ犬っころ~~~~~!!」
穏乃「まぁまぁ二人共……」
洋榎「……頭痛くなってくるわ」
洋榎「久の奴、ようこんな連中まとめあげとったな」
洋榎「とりあえず極めるとか以前に一本足打法知るところからやな……」
洋榎「つーか打撃フォームについて勉強すべきか?」
洋榎「いや、とりあえず基本を座学で……」 ブツブツ
猿野「あんな面してるのに意外と考えてるんだな」
京太郎「水面下じゃあれこれ考えるタイプなんだなぁ」
猿野「へー、めんどくせーやつ」
穏乃「ちょ、ちょっと! そーいうこと言うのよくないって!」
猿野「まー嫌いじゃねーけど、座学はなぁ」
京太郎「しんどいよなぁ」
穏乃(そこは否定しない)
洋榎「まあええ」
洋榎「お前らには思ったより基礎から叩き込まなアカンことはようわかった」
洋榎「お前ら!」
洋榎「>>680するで!!」
マシンのボールをひたすらセンター返し
洋榎「マシンのボールをひたすらセンター返しや」
洋榎「バットコントロールを身につけぇ」
猿野「センター……返し……?」
洋榎「……さすがにそれは知ってるやんな?」
猿野「も、もちろんだ!」
洋榎「じゃあ、どう打つか知っとる?」
猿野「センターに行くよう念じながら打つ。結果センターに行けばラッキー」
洋榎「ガースー」
猿野「あれ、無視?」
京太郎「ええと、こう、頑張って打ちます」
洋榎「……」
洋榎「……」 チラッ
穏乃「」 ビクッ
穏乃「え、ええと……」 アワアワ
穏乃「せ、センターを狙って打ちます……」
洋榎「……」
▼ひたすら洋榎にマンツーマンで足腰立たなくなるくらいまでセンター返しをさせられました
猿野「疲れた、もう立てねえ……」
京太郎「す、スパルタ……」
洋榎「だらしないなー」
穏乃「はは……二人共野球初心者だったわけだし、練習まだ慣れきってないのかもね」
洋榎「自分はげんきやなあ」
穏乃「スタミナには自信があるから」
洋榎「ほーかほーか」
洋榎「ほんならもう200本行ってみよか」
穏乃「うへぇ」
穏乃「つっかれたぁぁぁぁぁぁ!」
猿野「こんだけやりゃーミート力もメキメキと……」
洋榎「そう簡単に上がるようなら世界中名バッターで溢れかえっとるわ」
猿野「ぐぎぎ」
洋榎「大事なのはこーいう特訓を繰り返すことや」
洋榎「……それに二人はまだ一年やしな」
洋榎「少なくとも三年の夏まで続ければ、やらなかった場合と比べて飛躍的に進化はするはずやで」
京太郎「まあ、そうでしょうけど……」
猿野「でもパワーアップした実感とか、そーいう即利益がなきゃやる気は保てねーよなー」
洋榎「ほんなら頑張ったご褒美に何か奢ったろか」
京太郎「神様!」
猿野「即利益キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!」
穏乃「単純だなぁ」
洋榎「飴と鞭や!」
穏乃「……ごちになります」 グゥゥゥ
洋榎「……自分も腹へっとんのね」
洋榎「と、いうわけで好きなもん奢ったるでー」
猿野「叙々苑叙々苑叙々苑叙々苑」
洋榎「よっしゃ拳やなたらふく食わせたろ」
穏乃「もう、おごってもらう側なのに自重しないんだから」 ハフー
穏乃「ちなみに私はラーメンが食べたいけど、まあ、ここは先輩として、後輩の意見を尊重しよう!」 フフン
京太郎「あ、じゃあ俺が決めていいってことかな」
洋榎「そうなるな」
京太郎「じゃあ>>687がいいです」
天一
知らなかった(小並感)
眠気で既に飛びかけてたのでセーブ。
ちゃっちゃか進めてはよ終わらせたいところではある。
バレンティンおめでとう! すごいわ。
テンション上がったし規制も解除されたからVIPでSSでも久々書こうかなと思ったのに速攻落ちたからスレ進めます。
SS速報の落ちにくさをちょっとでもVIPに分けてくれませんかね……
京太郎「天一がいいです」
洋榎「ほう、ええセンスや」
猿野「てんいち……?」
京太郎「何かそーいうラーメン屋が美味しいって、上重先輩が言ってました」
穏乃「へー」
猿野「てめー! いつの間にウナギ先輩と仲良くなってやがんだ!!」
京太郎「単に試合前に雑談しただけだって!」
洋榎「ほな、天一にしよか~」
洋榎「こってりやけど、自分らいけるか?」
京太郎「大好きです」
猿野「濃厚系か、いいじゃねーか」
穏乃「話してたらすっごく食べたくなってきた!」
洋榎「決まりやな!」
猿野「で、どこにあんの?」
洋榎「知らんわー」
洋榎「こっち来てから行ってへんし」
洋榎「検索かけてみよかー」
洋榎「ちゅーてもウチ、ガラケーやけど」
洋榎「誰かスマホは……」
猿野「……」
京太郎「……」
穏乃「……」
洋榎「……PCサイトビュアー使うか」
洋榎「……」
洋榎「ん?」
洋榎「んんん?」
猿野「んだよ、どーかしたのか?」
穏乃「電波悪いんですかねー、山の中だし」
京太郎「お腹ペコペコになってきたー」
猿野「超食いたくなってきたな、話聞くとかなり美味そうだ」
穏乃「私も口が天一を求め始めてきちゃった」 アハハー
洋榎「……」
洋榎(あかん、店舗検索に長野がない)
洋榎(……参ったな、まさかこっちに天一ないなんて……)
京太郎「何か餃子も美味いって聞いたような……」
猿野「ビールが進みそうだな」
穏乃「いやいやお酒はだめだから!!」
穏乃「でも餃子セットは安定だよ~ライスも進むしね!」
京太郎「早く食べたいな~~」
洋榎「……」
洋榎(めちゃんこ期待しとる……)
洋榎「……」 パタン
猿野「お、調べ終わったのか」
穏乃「どのへんにありました?」
洋榎「……えーと」
京太郎「?」
洋榎「>>710」
すまんな、長野に天一はないみたいや
良さげなこってりラーメン屋があるみたいやから、そこ行くで!
洋榎「すまんな、長野に天一はないみたいや」
京太郎「ええー!」
猿野「ブーブー!」
京太郎「食べたかったのにぃ」
猿野「つかえねーまな板だぜ」 ペッ
洋榎「ただ……良さげなこってりラーメン屋があるみたいやから、そこ行くで!」
洋榎「侘びとしてチャーハンくらいつけたるわい!」
京太郎「神!」
猿野「仰せのとーりに!」
穏乃「現金だなあ」
洋榎「はい、ラーメン屋!」
京太郎「量多ッ!」
猿野「ドカ盛りじゃーーー!!」
穏乃「胡椒取ってもらっていいですか!」
京太郎「餃子うんま!」
猿野「あっつ!」
洋榎「煮玉子うまー」
穏乃「チャーシューぷりっぷりですね」
京太郎「ここ替え玉出来るのかなー」
洋榎「おお、いけるで。いけいけ」
京太郎「んじゃ次は麺固めでやろうかなー」
穏乃「いいねー。私はどうしよっかなー」
洋榎「いやーやっぱ賑やかに飯食うのは楽しいわー」 ケラケラ
洋榎(……絹とあいつも呼んだればよかったかな)
洋榎(あいつ、今日一人で夕飯食っとるのかもしれんしなぁ)
穏乃「そういえば、洋榎さんって、有名選手と結構人脈ありますよね」
洋榎「ん?」
洋榎「まーな」
洋榎「うちほどの選手になると、嫌でもそ~なってまうわな」 ドッヤァ
猿野「甲子園初出場のくせに」 ボソ
洋榎「うぐっ……」
洋榎「せやけど中学時代は全国常連やし、高校入ってからも選抜とか選ばれとるからな!!」
京太郎「あ、すいませんお水おかわり」
猿野「俺替え玉」
洋榎「聞けや」
穏乃「わ、私は聞いてますよっ!」
洋榎「で、それがどーかしたん?」
穏乃「いえ、そのですね」
穏乃「実は私、そんなに全国の強豪に明るくなくて……」
穏乃「去年も晩成相手にするのでいっぱいいっぱいだったし……」
穏乃「良ければ情報ほしいなーって」
洋榎「なるほどなー」
洋榎「まあ、選抜合宿とかで特に印象に残ってる奴で言うと……」
洋榎「>>718やな」
宮永照
洋榎「宮永照やな」
洋榎「あいつは、やばい」
洋榎「……異次元っちゅーか、異形じゃないバケモンっちゅーか」
猿野「自信過剰なタレ目先輩がンなこと言うなんてめずらしーな」
洋榎「それだけやばい奴っちゅーことや」
洋榎「野球の技術で負ける気なんて更々ないし、甲子園でぶつかっても勝つ気でおるけどな」
穏乃「おお、さすが」
洋榎「ただまぁ……あいつの何がやばいって、底が知れないところやな」
洋榎「技術的なモンでもそうやけど……」
洋榎「バット持ってない時はそこそこどこにでもいるちょっと変な女の子って感じなんやけど」
京太郎(変なのか……)
洋榎「試合になると、ホンマに変っちゅーか、思考から何まで理解の及ばん存在になる」
洋榎「それが、とても不気味なんや」
猿野「わかんねー、どういう意味かわっぱりわかんねー」
穏乃「あ、それものまね?」
洋榎「あんま似とらんな」
猿野「うっせ」
京太郎「まあ、つまりあれですよね」
京太郎「考えが読めないから心理戦も難しく、そのうえ身体的にもチートって感じの化け物~みたいな」
洋榎「ん~……」
洋榎「そうではあるんやけど、もうちょっと、なんていうか……」
洋榎「真っ当な意味とはまたちょっと違う『異次元』のレベルやねん」
京太郎「え?」
洋榎「せやな……喩え話にしよか」
洋榎「自分ら、マリオパーティってやったことある?」
京太郎「ええ、小学生の頃皆でよくやりましたよ」
猿野「俺はあんまりやったことはねーし持ってねーけど、ダチん家で何度かやったな」
穏乃「私はやったことないです……すみません」 ハハ
洋榎「んーとな、すごろくのゲームやねん」
洋榎「ざっくり言うと、コインを集めて、そのコインでスターってのを買うゲームやね」
京太郎「終了時にコインを一番多く持ってた人の方が勝ち、ってゲームですね」
洋榎「そうそう」
洋榎「コインはマスに止まると3枚単位で増減して、毎ターンあるゲームに勝てば大体10コインもらえるねん」
穏乃「へー、面白そう」
洋榎「ま、機会があったら今度皆でやろーや」
京太郎「ですねー。うち64のならまだ押入れに眠ってますし」
洋榎「んでな、白糸台には、弘世菫って奴もおんねん」
京太郎「ふんふむ」
洋榎「こいつは異常な努力と異次元の技術で打率がエグいことになっとるわ」
穏乃「ほえ~」
洋榎「才能とかのチートはあるけど、何もかもぶっ壊すほどではないからな」
洋榎「マリオパーティで例えると、『ミニゲームに絶対負けない』とか『コインが増えるマスにしか止まらない』みたいな能力やな」
洋榎「そういう、勝負の土俵は捻じ曲げんままの強者レベルや」
洋榎「ちなみにウチもこのランクやな」 フフン
京太郎「あ、にんにくとって」
猿野「ほらよ」
洋榎「聞けや」
穏乃「あ、あはは……」
穏乃(ちゃんと会話継続させたまま調子乗った洋榎さんにツッコミ入れられてたいちごさんって凄かったんだな……)
洋榎「ほんで、白糸台にはお前らと同じ一年生の怪物もおる」
京太郎「そうなんだ……」
洋榎「こいつの能力はモロにオカルトめいとるな」
洋榎「小宇宙をビンビンに感じるわ」
猿野「さっきのヤツのインチキっぷりとどう違うんだ?」
洋榎「そうやな、もっと理不尽でもっと勝負の根幹をねじ曲げるような能力とでも言うんかな」
洋榎「マリオパーティで言うと、『全部のマスをコインが増えるマスにする』とか『最初から所持コイン999枚』とか……」
洋榎「おまけモードとしてあったら別ゲーとして楽しめるんちゃう、ってくらいインチキ感のあるやつやな」
穏乃「うわぁ」
猿野「ずっけーな」
洋榎「ちなみに今年はそのレベルのオカルト使いが結構おるで」
京太郎「うへえ」
洋榎「……豊音のヤツの変化球も、いくつかここにカテゴライズされるわ」
京太郎「……ふーむ」
洋榎「ほんでもって宮永照はな、もっと意味不明やねん」
京太郎「え」
洋榎「マリオパーティで喩えるやんか」
京太郎「はい」
洋榎「皆でマリオパーティしとるとするやん?」
京太郎「はい」
洋榎「宮永照は、あいつ一人だけ桃鉄やねん」
京太郎「……は?」
洋榎「あいつ一人だけ、皆と同じゲーム画面に桃鉄で乗り込んできとんねん」
洋榎「1コンから順に、マリオ、ルイージ、ヨッシー、電車が並んどんねん」
京太郎「」
洋榎「初期所持コインは1000万コインで、増えるのも最低10万とか単位やねん」
洋榎「勿論桃鉄の電車らしく前にも後ろにも動けるし、分岐方向も選び放題や」
京太郎「た、確かにゲームとしての土俵を歪めるどころかぶち壊してますね……」
京太郎「そんなんされたら俺ならゲーム投げ出しますよ……」
洋榎「……更に言うと、マリオパーティの世界法則を自分だけ歪めとるのに、周囲には通常のマリオパーティをさせるところが厄介やねん」
洋榎「対抗して何かが出来るわけやない」
洋榎「けど、クレイジーな異形っぷりに引きずり込まれるわけでもない」
洋榎「……まったくもって、よく分からん奴やで」
京太郎「なるほど……」
猿野「まあ、タチは悪いな……」
洋榎「ちなみに伝説的野球選手の小鍛治プロはもっとタチ悪かってんで」
洋榎「宮永とちごうて、周囲まで桃鉄ワールドに引きこむような感じやったからな」
洋榎「……実際小鍛治プロと接触してからオカルトに目覚めた人は仰山おるし」
穏乃「すごいですね、それ……」
猿野「じゃあ俺らも接触したらパワーアップ出来るんじゃねーの?」
洋榎「やめとけやめとけ」
洋榎「無理矢理な別次元への引き込みに馴染めなくて廃人化した奴も大勢おるらしいしな」
洋榎「ま、真相は定かじゃないけど……ウチはそこまで好きではないわ」
洋榎「プロってのは尊敬するけど、やっぱり野球はオカルトなんかに頼らんでやるのが一番楽しいで」
洋榎「地道な努力が一番や」
洋榎「何にせよ、宮永照を倒さない限り、優勝はあらへん」
洋榎「あの異次元に対向する手段は考えんとな」
猿野「ぐえー」
穏乃「大変そうですね……!」
京太郎(……宮永、か……)
京太郎(もしかして……いや、でも……)
京太郎「……」
京太郎(部長に頼んで事前に白糸台を調べさせてもらうのもありかもな)
▼部長に頼めば白糸台を調査出来るようになりました ピローン
【7月27日(金)】
京太郎「くぁ……」
京太郎「食い過ぎて胃もたれしたせいであんまり眠れなかったな……」
京太郎「今晩から合宿だし、夕方くらいまではコンディション整えたりしとけって言ってたっけ」
京太郎「さて、今日は何をしようかな」
どうする? >>730
ネキに教わったスイングの復習
素振り
京太郎「教わったスイングの練習でもするか……」
京太郎「反復練習が大事って言ってたもんな!」
京太郎「俺も、甲子園では安打を……!」
▼素振りの練習をしました! ピローン
※次回能力アップ反映は合宿後です
京太郎「到着っと」
久「早いわねーえらいえらい」
京太郎「あれ、まだ部長だけですか?」
久「そうなのよ」
久「早めに準備手伝ってもらうために、須賀くんにだけ早い時間教えてあったし」
京太郎「ひでえ!」
久「だって素直にお願いしたら拒否されるかもしれないじゃない」
京太郎「そんな酷い人間に見えますか?」
久「連絡もなしに大阪行ったりセクハラしたり大怪我したりするような人間には見えるわね」
京太郎「さっ、準備に入りましょう雑用大好き!!!!!」
久「とりあえず、旅館に前乗りしといてほしいのよ」
久「車は晴絵が出してくれるから」
晴絵「感謝していいのよー」
晴絵「私がいなかったら、レッドが運転するバッファローに乗ってくはめになってたんだから」
京太郎「乗り物にもなるの!?」
久「とりあえず、途中で猿野君も拾ってもらうわ」
久「あの子を他の女子しかいない環境の放り込むの不安だし」
京太郎「ひでえ」
久「ちなみに、そーいう面では須賀君も信用はしてないから」 ニッコリ
久「セクハラはダメよ、部内恋愛は止めないけどさ」
京太郎「わ、わわわ分かってますよ!」
京太郎「っていうか、もう車出すなら俺も拾ってくれたらよかったじゃないですか!」
京太郎「わざわざ学校来たのに!」
久「…………あっ」
久「……これには色々理由があったのよ」
京太郎「絶対嘘だ!! 今気づいたでしょ!!」
晴絵「とりあえずそろそろ行かないと」
京太郎「って言っても、今から行っても精々1時間とか早く着くだけですよね……?」
久「そうねー」
京太郎「準備って、今からでも間に合うんですか?」
久「あー、それは大丈夫」
久「整備とかは、朝から行って灼がやってくれてるから」
京太郎「そうなんですか?」
久「学校のバス借りてるし、本当なら無理しなくても須賀くん達も同行できたんだけど……」
久「この仕事は須賀君が適任だと思ったからね」 ニィ
京太郎「???」
久「ほら、時間もないし、行った行った!」
京太郎「はあ……わかりましたよ」
晴絵「さ、分かったらさっさと乗レジェンド」
咏「あれ、もー出たのか」
久「ん? まずかった」
咏「……その悪い顔」
咏「さては、何も教えなかったな」
咏「わーるい人だねぃ」 ヒラヒラ
久「だってその方が面白そうじゃない?」
咏「わざわざ向こうで準備捗るように『参加者名簿』作ってあげたってーのに」
久「向こうについたら渡せばいいのよ」
久「だってそうじゃなきゃ、『サプライズゲスト』にならないでしょ?」
久「さてさて、この合宿……」
久「笑壺の会になるかしら」 ニタァ
京太郎「だああああ、ついたーーー!」
京太郎「道悪っ! 運転荒っ!」
晴絵「五感失う前にこっそり免許取って以来運転する機会なんてなかったからね!」
京太郎「いばるところ!?」
京太郎「っていうか、下手くそドライバー押し付けやがったな部長!!」
晴絵「下手くそとは失礼な!」
灼「そうだよ! はるちゃんのドライビングテクニックはA級だよ!」
灼「ちょっと不慣れなだけで、一度乗りさえしたらそっからはノンストップでイケるんだから!」
京太郎「うわっ、いたんですか灼さん」
灼「外が騒がしかったから見に来たんだけど……」
京太郎「灼さんも騒がしかったですね……」
京太郎「って、あれ?」
京太郎「もう一人誰か……」
京太郎「って、貴方は!!!」
合宿場に居た人物 >>740
とーか
京太郎「龍門渕透華!!」
透華「YES! I am」 チッチッ
透華「全く、登場早々派手に騒がれすぎて、混ざり損ねてしまいましたわっ!」
京太郎「なんでここに?」
京太郎「キャンプか何か?」
透華「まぁキャンプと言えばキャンプですけど」
透華「……何も聞いてないんですの?」
京太郎「?」
透華「先日、うちに練習に来たでしょう?」
京太郎「ええ」
京太郎「あの日は色々刺激も貰ってすげー助かりました!」
透華「こちらとしても相当助かりましたわ」
透華「ですから――今回の合同合宿の件、お引き受けしたんですの」
京太郎「合同合宿!?」
灼「本当に何も知らないんだ……」
晴絵「これ、私の提案でもあるのよ? ん?」 ドヤドヤ
晴絵「私の時代は甲子園が決まったら他校とは」
京太郎「話長くなりそうなんで聞き流しますね」
晴絵「おい」
灼「ちゃんと聞いて」 フンヌ
透華「まあ、要するに、互いの能力アップのため、>>745校合同合宿をすることになったんですわ!」
※>>746は1~334までの数字。多けりゃいい結果になるとは限りません。
6
4
間違えてるンゴ
>>750に、6か4か選んでもらいますすまんな
4でいこう
京太郎「4校合同合宿!?」
京太郎「ってことは、龍門渕高校と!?」
透華「モチのロンですわ」
透華「この昨年大会台風の目であり今年の準優勝校である私達が呼ばれるのは当然!」
透華「そう、コーラを飲めばポテチが食べたくなるくらい当然ですわッ!」
灼「よくわからない……」
京太郎「つーことは、あと3校も来てるのか……」
晴絵「いやいや、私ら入れて4校だからね」
灼「つまり後2校」
京太郎「もしかして、俺の仕事って……」
灼「そ、他校のゲスト様への挨拶」
京太郎「うえええええ何で俺が……」
透華「まあ、渉外として信頼されてるってことじゃないんですの?」
灼「他校から引き抜いたりとかしてたっていうし、そこ買われたんじゃないかな」
京太郎「そんなもん?」
京太郎「って言っても、引き抜き終えた人ばっかりだし、他校の人ってそんなに知り合いいないんだけどね」
透華「私達とは結構親しいじゃありませんか」
京太郎「まーそうですけど」
京太郎「だから呼ばれたのかな」
晴絵「……とりあえず立ち話も何だし、施設入ろうよ」
晴絵「クーラーあたりたいジュース飲みたい」
灼「うん、そうだね。そうしよう」
京太郎「そういえば、他の二校って?」
透華「ふっふっふ」
透華「私が教えてさしあげますわっ!」
晴絵「え、なんであんたが」
灼「それだとサプライズ感なくなると思……」
透華「シャラップ!」
透華「そもそも目立つのはこの私一人で十分!」
透華「それに既に私でサプライズした後、同じことがあってもさほどインパクトはありませんわ」
透華「それならば、私の手で完全にサプライズ感を消してあげるのが情けというものでしょう!」
京太郎「よくわかんないですけど、まあ情報が事前にあると助かりますね」
透華「そうでしょうそうでしょう」
透華「今回合同合宿に来ている残りの二校の一校目ですが、なんと>>756ですわっ!」
風越
透華「風越ですわっ!」
京太郎「おお……名前は知ってる気がする!」
華菜「そのレベル!?」
灼「あ、いたんだ」
華菜「さっきから大声でサプライズサプライズ連呼してるのが聞こえてたからな」
華菜「サプライズ感を増させてやろうとそこの曲がり角で驚かせる準備をしてたんだ」 フフン
灼「サプライズの方向性間違ってる……」
華菜「っていうか、一緒に飯屋にいた仲だろ!」
京太郎「そうだっけ?」
透華「ほら、スイカカレーの時に……」
京太郎「ああ!」
京太郎「おっぱいの大きい人がいたわけじゃないから記憶から消えかけてた!」
華菜「ひっでえ!」
灼「最低」
透華「女性の敵ですわ」
京太郎「あれ!? 俺が叩かれるの!?」
晴絵「当然ね」
華菜「大体だなー、スタイルの良さならウチのキャプテンは相当のものだぞ?」
京太郎「ほほう」
華菜「見よ、この写メを!」
華菜「一緒に海に行った時の写真だし!!」
京太郎「うおおおお!」
京太郎「送ってくれ! 赤外線その機種ついてる?」
華菜「やるか馬鹿!」
華菜「キャプテンの柔肌をお前みたいなケダモノにはあげられないし!」
京太郎「譲ってくれ頼む3千くらいなら出す!」
華菜「冗談に聞こえないリアルな数字出すのやめろし!」
灼「あんまり騒がしくすると迷惑だよ」
華菜「ここの施設には今うちらのチームしかいないし!」
透華「清澄はまだみたいですしね」
京太郎「あれ? もう1校は?」
灼「ちょっとだけ遅れるって連絡があった」
灼「もうつくはずだけど……」
華菜「っと、噂をすればなんとやら」
華菜「玄関の向こうにバス来るの見えたし」
透華「目ざといですわね」
華菜「私の視力は53万だし」
京太郎「はいはい」
華菜「冷たいな」
透華「な、ならば私は334万くらいありますわっ!」
灼(そうか、この人バカなんだ……黙ってると頭のいいご令嬢っぽいのに……)
京太郎「あれはどこだろう」
透華「ああ、あの高校は――」
華菜「おおっと、風越女子未来のエース華菜ちゃんがその御役目強奪だし!」
透華「なんですって!?」
華菜「ようく聞け!」
華菜「残りの参加校は、ズバリ――!」
透華「さ、させませんわ! 私が言うんですの!」
ドッタンバッタン
灼「騒ぐのはいいけど、ここでこれ以上やるともう一校の人達引くかもしれないし、もう私が言うけど」
灼「最後の一校は>>770」
近麻
灼「近麻高校ってところ」
京太郎「し、知らねえ……」
京太郎「長野の高校?」
灼「そ」
灼「覚えてない?」
灼「清澄が倒したから、渡したデータに名前は乗ってたはずだけど」
京太郎「……」
京太郎「ああ!」
京太郎「猿野が唯一活躍した時の!」
猿野「嫌な言い方するな!」
晴絵「あ、起きてきた」
華菜「すごいたんこぶできてるけどどうしたんだ」
灼「到着するなり『楽しそうなバスからハブった復讐じゃ~』とか言って部長の布団に全裸で転がったからボーリング球で殴っておいた」
晴絵「あ、絆創膏はつけといたから。放置したわけじゃないから安心してね」
京太郎「懲りないよな~お前」
透華「清澄って一緒に合宿して大丈夫ですの?」 ヒソヒソ
透華「原村達から予想出来ないくらい無法っぽいんですけど」 ヒソヒソ
華菜「自信はない……」 ヒソヒソ
猿野「つーかなんで近麻なんだよ!」
猿野「戦ったとこで一番女っ気少なかったところじゃねーーーーーーーーか!」 ウッガーー
京太郎「何ィ!?」
京太郎「どういうことですか灼さん!」
京太郎「それだったら全裸おっぱいちゃんのいた鶴賀とかの方が……!」
灼「……(軽蔑の眼差し)」
華菜「鶴賀にも声はかけたって言ってなかったっけ?」
透華「あ、それならこの前辞退したって聞きましたわ」
華菜「え、誰に」
透華「三年の加治木ゆみに、ですわ」
透華「何でも甲子園目指すのに付き合ってくれた軽音部のメンバーのため……」
透華「今度は学祭ライブに向けて野球部が付き合う番だから~、とか」
灼「あそこも台所事情相当カツカツみたいだからね……」
京太郎「クソ……それにしても何故代わりが男率高いトコロなんだっ……!」
猿野「そーだそーだ!」
猿野「他にも可愛い子いるとこいっぱいあったじゃねーか!」
京太郎「最悪3校合同合宿でもよかったのにっ!」
灼「最初は部長もそう言ってたんだけど……」
晴絵「何か部長の昔の知り合いが情報嗅ぎつけて来たんだってさ」
晴絵「んで、一緒に合宿するですとかゴリ押した結果、久が折れたのよ」
透華「ある意味恐ろしい人ですわね」
華菜「……」
華菜(そういえば、キャプテンが昔清澄の部長に相棒のような凄いデカいスラッガーいるって言ってたっけ?)
猿野「つまりそいつの我儘のせいで男密度が上がったってぇのかァ~~~~!?」
晴絵「まあ、そうなるかな」
猿野「こいつはメチャゆるさんよなああああ」
京太郎「横暴だ! 納得出来ない!!」
灼「あ、来た」
猿野「ボコボコにして国に帰してやるぜぇぇぇーーーーッ!」 ダッシュ
京太郎「お帰り願ってやる権利が、招待客への対応を任された俺にはあるッ!」 ダッシュ
フランケン「ここが竹ちゃん達と合宿するホテルですかぁ」 ヌゥ
猿野「」
京太郎「」
フランケン「どうかしたですか?」
華菜「いや、この二人があんたをボコボコにs」
猿野「あああああああっと、なにおかしなこと言ってるのかなァァアl~~~~!?」 アセアセ
京太郎「よぉぉぉぉ~~~~こそ! 歓迎しますぅ~~~~」 ヘコヘコ
華菜「お、お前ら……」
ちょっと寝かけたけどまだ生きてる。
まあ、朝で人もいないだろうし、一旦セーブします。
暇があったら夜またやるで。台風次第。
久々に朝から投下します。人おるんやろか。
猿野「しかし……さすがは全国クラス……」 ざわ・・・
京太郎「ああ、空気が一瞬で変わるな……」 ざわ・・・
透華「私達だって全国クラスの猛者なんですのよ」
華菜「歴代最強の風越なめんなし」
猿野「見えねえ」
京太郎「見えないなぁ」
透華「ちょっと!」
華菜「お前らの目は節穴か!」
華菜「記者の人らはちょービビってたくらいだし!!」
猿野「ビジュアルに問題があるんじゃねーのか?」
京太郎「確かに、どことなくアホっぽいもんな……」
透華「ぶっ飛ばしますわよ」
華菜「まあでも見た目のヤバそうさでは近麻が図抜けてるのは否定しないし……」 ヤクザカヨ
灼「いろんな意味で無茶で突然のお願いを受けてくださり感謝しています」
ジュンイチロー「構わん」
バード「……監督も何故かノリノリだしな」
鷲巣(コカカカカカ)
鷲巣(このままただで終わると思ったかァァア~~~~!? お~~~~~ん?)
鷲巣(今度こそ完膚なきまでに叩きのめして二度と野球が出来ない身体にしてくれるわっ……!) コキキキキ
晴絵(このおじいさん怖いってマジ相手したくないんだけどヤダ誰か変わって)
京太郎「とりあえずこれで全校出揃ったわけだな」
猿野「皆が来るのはもうちょっと先だけどな」
灼「残りの雑務はやっておくし、交流してきたら?」
灼「いい刺激になると思うし」
京太郎「そうだな」
猿野「んで、誰に声かけんだ?」
京太郎「>>800」
ふくじみほこ
京太郎「さっき見た写メの風越の部長さんだ!」
猿野「それだ!」
京太郎「是非とも色々ご指導願おう!」
猿野「わかってんじゃねーか!」
京太郎「一緒に練習したらいい香りしそうだしな!」
猿野「揺れそうだしな!」
灼(仕事変わってあげるんじゃなかったかな……)
晴絵「こらこら、二人共!」
晴絵「色々教わる立場なのに、そーいう態度はよくないぞ」
灼「はるちゃん……!」
晴絵「あの人は部長じゃなくてキャプテンだろー」
晴絵「ボインで片目でキャプテンとか、海賊っぽくていいわよね~」
京太郎「た、確かに……!」 オオオ
猿野「意外と夜はワイルドに乗ってきたりするのか……!?」 オオオ
晴絵「そうだとグッとくるじゃーん?」
晴絵「だから部長とキャプテンをごっちゃにするのはよくないわ!」
猿野「た、たしかに!」
京太郎「俺達が間違ってましたああああああ!」
灼「はるちゃん……」
京太郎「っと、いうわけでやってきました風越のお部屋」
猿野「結構大人数招待したみてーだな、部屋割り見る限り」
京太郎「キャプテンさんはここにいる……!」
猿野「雑務を買って出た奴らのためにも、俺達にはここで突入する義務があるッ!」
京太郎「ああ!」
京太郎「合宿などというシチュエーション、そしてゲリラお部屋訪問というイベント……」
猿野「そして部屋から聞こえる衣擦れの音ッ!」
京太郎「ここでお色気イベントを起こさずして何が男かっ!」
猿野「ああ、お色気イベントも俺のキカンボウも起こしまくってやるぜ!」
京太郎「突入するぞ、猿野ッ!」
猿野「おうよ、事故を装うため録画は不可能――」
京太郎「その目に焼き付けるぞッ!」
猿野「行くぜッ!」 バン
京太郎「しっつれいしまーーーーーーーーーーーーーーーす!」
猿野「一緒に練習の時間だあああああああああああ!」
屋上の人「キャアアアアアアアアアアアアアアアア」 捕鯨「なにやってだ????????!!なにやってだ??!」 (ここで少年の前に移動、両手でピースを作りながら) 捕鯨「なにやってだ?wwwwなにやってだあああwwwwwwほげええええええええwwwwww wwwwww」 小太りの少年、ポカーン 捕鯨「なーにやってんだあ!こち亀の時間だぞゥ!エェ?」 少年「○※□?☆来ちゃった」 捕鯨「何ィ?」 少年「観たいけど来ちゃった」 捕鯨「観たいかったら家でテレビを見ろォー!」 少年「DVDに入ってるから大丈夫(ニッコリ」 捕鯨「録画じゃなくてテレビを見ろ!花火中止ィ?!宴会中止ィ?!
ながら)」
うまそうじゃないデスかぁコレェ…あスイマセンつくねコレ?つ
捕鯨「何で見てな、
くね?」(つくねをパクーする) 少年「(片手を差し出し)お金」? 捕鯨「お金ぇ?お金じゃない、それよりもこち亀を観ろって言ってんだよ!何で観 てないんだよこち亀ぇ?」 少年「いいじゃん、いつも観てるいつも観てる」 捕鯨「見なくてもいいじゃん♪ って、ふざけるなぁ?!」 捕鯨「こち亀の時間だああああああああwwwwwwwwwwww」 ここで例の音楽スタート(捕鯨、歌詞間違える)
o o __ __ __
/_/'´ ̄/  ̄/ __ノ
_/ / __/-─-/ / ̄
| i,.ィ´{ __ -‐' / ̄ ̄¨゙ヽ
rY i/フフヽ‐--く--、___ \
Vィ/ノ,_'└l } \: : \ \___  ̄`ヽ!
〈,ィラ:::) ハ/`ヽ\,,ノ´¨ヽ、  ̄\
|::/ | iヽ |ヽ \ ̄ ̄
└ヲ i ヽ|. j \ \__
ヽ. \__,ノ ヽ ',__`>
{_/_/l___,. --r‐‐f⌒Y二フ-'´
,}  ̄ ̄ヽ
/ ヽ
/ ヽ
,.イ ヽ
/,/. 入 ヽ
,ン {'´ ´ \ ヽ
/ ! ヽ、 丶
/ ヽ ヽ l lゝ 丶
{ ヽ i ` '///ヽ ヽ
、 `-ム--‐――-マムくヾ、 '、
ヽ、 ノ=_,-―‐=―r=-<い入 }
ー -― - ´ {_三} ,へ、ヾ、 ,:′
| , 7ー'´ `ー―-'
! {/
l `、
i ヽ、
i `ー- 、_
i ,...-―――ヤマ ̄ `ヽ
l ,.. :´ > 彡= ヽ
l / .,=ニ二≦_ ヽ ハ
l′ / ` 、 ∨ l
l / `ヽ l' /l
V ヽ ! / !
! V´ ノ
l l /
京太郎「――――――――はっ!」
華菜「気が付いたか?」
京太郎「嫌な夢を見た気がする……」
未春「ワムウさんの神砂嵐を受けてこんなに早く起きるだなんて……」
華菜「着替え中に入ってくるお前らにも非はあるんだからなー」
華菜「ていうか、反射的に神砂嵐したワムウは別に悪く無い」
猿野「変な布切れを纏ってくれていなければ(精神的に即死だった……)」
京太郎「むしろあのぱんつとかいう布切れのせいで、うっ、頭が……」
美穂子「それで、一体何の用だったのかしら」
猿野「おお、キャプテンさん」
京太郎「いや、ちょっと挨拶というかなんというか……」
華菜「ケッコー気絶してたし、そろそろ清澄の連中も着く頃じゃないか?」
猿野「何で俺らすら把握してない予定を把握してんだよ」
華菜「旅のしおりに書いてあったし」 フフン
猿野「しおり!?」
京太郎「なにそれ貰ってない!!」
華菜「何だお前ら、ハブられてんの?」
京太郎「言う!? それ言っちゃう!?」 ヒッデー
猿野「コノヤロー躊躇0で言いやがった!!」 アクマカコノヤロー
美穂子「か、華菜!」 アセアセ
未春「あはは……」
華菜「全く、清澄の部長も鬼畜なことするし」
美穂子「清澄の……部長……?」
華菜「しまっ……!」
美穂子「上埜さん上埜さんサディスティック上埜さんありねありよね超ありよね鬼畜上埜さん可愛いです是非とも私を責めてほし」
華菜「発作だー! キャプテンの発作だー!」
未春「皆非常体制ー!!」
京太郎(よくわかんないけど大変そうだな……)
美穂子「はー……はー……」
美穂子「ごめんなさいね、みっともないところ見せて……」
京太郎「あ、いえ」
猿野「何かいろんな意味ですごいもん見れたんで……」
華菜「ちょっと清澄と合流前に薬飲ませておきたいし、何か要件とか言いたいことあるなら今のうちに言っておけよー」
京太郎「ええと、じゃあ、その、キャプテンさん」
美穂子「あら、私?」
京太郎「はい」
京太郎「>>815」
俺、守備と走塁が苦手なので良かったら指導して頂いてもいいですか?
先輩の経験と技術を甲子園で発揮したいんです!
京太郎「俺、守備と走塁が苦手なので良かったら指導して頂いてもいいですか?」
京太郎「先輩の経験と技術を甲子園で発揮したいんです!」
美穂子「……そうね」
美穂子「私も、清澄の皆さんのちからになりたくて来た身」
美穂子「協力させてもらうわ」 ニッコリ
京太郎「ありがとうございます!!」
美穂子「今日の夜は……軽いレクリエーションだけみたいだし、明日の朝練くらいからなら付き合えるわ」
美穂子「いつでも声かけてね」
京太郎「はい!」
[数分後]
久「とうちゃーく」
洋榎「ほー、結構ええ宿舎やん」
恭子「ようこの予算かき集められましたね」
久「元監督がお金たっぷり残してくれたからね~」
久「洗脳って悪用するとヤバイわ」
恭子(詳しいことは聞かんようにしよ……)
透華「ほーっほっほ!」
透華「待ってましたわよ原村和、そして宮永咲ッ!」 ババーン
豊音「わー、皆と一緒に合宿なんてわくわくするよー!」
胡桃「栞もらった時からずーっとそのことでメールしてたもんね~」
一「今日から数日よろしくね」
和「こちらこそよろしくお願いします」
透華「ちょ、サプライズ歓迎でわざわざこんな高いところで挨拶してるのに誰も反応して下さいませんの!?」
咲「京ちゃん、雑務お疲れ様」
京太郎「おーう、そっちもバス旅お疲れ」
久「とりあえず荷物置いて着ちゃいましょ」
透華「ちょ、置いていかないでくださいまし!」
透華「あ、スカート引っかかって上手く降りられな……」
透華「は、はじめ! 手を貸しなさいはじめ!」
和「騒がしい人ですね……」
一「はは……衣が高いトコロ登るのみて、真似したくなってたらしいし、優しく見守ってあげてよ……」
和(煙じゃない方のパターンですね)
久「と、いうわけで、まずは簡単に説明するわね」
久「本日はお集まりいただきありがとうございます」
久「まあ、かたっくるしい挨拶は抜きにして――」
久「さっさとくたばるといいネ!」
まこ「やめんかい」 パコン
久「……ジョーダンじゃん」 イッター
咏「まあ、しおり作って配ってあるし、説明はざっくりでいいんじゃねー、しらんけど」
晴絵「咏が旅のしおり作っておいた方が捗るって提案してくれて助かったわ~」
咏「ま、正規じゃねーけど、マネージャーみたいな扱いで入り浸らせてもらってるしねぃ」
京太郎「ああ、そういえばそうだっけ」
京太郎「……」
京太郎(そういや何で入り浸ってんだろーなー三尋木先輩)
京太郎(友達いないのかな)
久「さて、合宿はこの土日を使って行うわ」
咏「帰るのは月曜だけど、昼くらいから移動に時間使うからねい」
久「実際にガッツリ練習出来るのは土日くらいってことね」
京太郎「こーいう合宿ってもっとガッツリやるもんなんじゃ……」
久「負けたチームは、ね」
久「私らはあくまで他校と交流試合しつついい設備のとこで軽く練習しにきたって感じだからね」
久「自由度も狭まるし!」
京太郎(自由度?)
久「ま、とにかくそんなとこかしら」
久「まあ、今日は移動の疲れもあるだろうし、自由行動ってことで」
一同「賛成ー」
ワァッ
衣「咲! ノノカ!」
衣「いっしょにあそぼう!」
咲「あ」
和「衣さん」
咲「うん、何しよっか」
衣「野球盤!」
咲「野球じゃないんだ……」
和「アナログゲーですか……」
『自由行動』
その一見甘美な響きに、京太郎は浮かれていた。
浮き足立っていたことに気付くのは、幼なじみが他校の生徒と親しげに話しているのを目撃した時。
気付いた時には、既に遅かった。
声をかけたい相手がいる者は、自由行動の言葉と共に相手に声をかけていたのだ。
その致命的なまでの行動の遅れは、確実に京太郎の心を追い込む。
部内で居場所があるからと、グループ作りに対する油断が生じていたのだッ!
京太郎(まずいッ……組み始めているッ! 他校の奴とッ!)
今日は、とても貴重な他校の生徒と絡める日。
普段校内で話しかけてくる連中も、まずは他校に向かっているのだッ!
京太郎(そうだッ……俺はそもそも龍門渕戦でしか出ていないし、いいとこなし)
京太郎(自ら動かない限り、声なんて……!)
このままでは、折角の自由行動をぼっちで過ごすはめになるッ!
部屋で一人でペイチャンネル――それだけは断固避けなくてはなるまいッ!
京太郎(やばい……何人か他にぼっちっぽいやつがいるのはいるが……)
京太郎(折角の合宿ッ!)
京太郎(しかも俺達のための合宿なんだッ!)
京太郎(俺は自分の歩いていたい道を選んでいきたいッ!)
京太郎(出遅れてようが関係ねぇッ!)
京太郎(他のやつが一緒にいても問題ないッ!)
京太郎(かけるぞッ! 声ッ!)
京太郎が自由行動を共にしようと声をかけた相手 >>830
憧
京太郎(ここは無難に行くッ!)
京太郎(俺が一緒に遊びたくて、なおかつ拒否しなさそうな人ッ!)
京太郎「憧ちゃん!!」
憧「ふえ!?」
京太郎「自由行動、一緒に行動しない!?」
憧「え!?」
憧(うわ~~~~、よ、予想してなかった!)
憧(そっか、私と色々回りたいって思ってくれてたんだ……)
京太郎「あ、もしかして、もう行動相手決めちゃってた?」
憧「あ、うん……」
京太郎「まあ、憧ちゃんの行動力ならそうだよなぁ……」
憧「……何なら混ざる?」
京太郎「いいの?」
憧「うん、どうせ>>840」
以下から選択
A:捕手理論についてちょっと話すだけの予定だったし(龍門渕透華も一緒に行動することに)
B:簡単なバッテリーとしての打ち合わせするだけだったし(南浦数絵も一緒に行動することに)
C:しずだし断らないでしょ(原村穏乃も一緒に行動することに)
D:温泉でのリベンジのつもりだったし(鷲巣巌に声をかけることに)
E:振られたところだし(新子憧とサシになる)
F:その他(キャラ指定)
A
憧「捕手理論についてちょっと話すだけの予定だったし」
透華「ま、折角の合宿、一人寂しくさせるのもなんですしね」
憧「上機嫌ねー」
透華「まあ、ね」 フフ
透華(衣があんなに楽しそうなんですもの)
透華(ちょっと、いえ、すごく嬉しいですわ)
京太郎「じゃあ、俺もお邪魔しまーす」
透華「ええ、どうぞ」
透華「かつては原村和や宮永咲のようにライバル視していた選手ですもの、相手に不足なしですわ!」
京太郎「かつて!?」
京太郎「今は!?」
透華「私の完勝でしたし」
京太郎「ぐぬぬ」
憧「その理屈で行くと、透華に完勝した咲や和から見たら透華は元ライバルであり過去の人ってことに」
透華「ぐぬぬ」
[小一時間後]
京太郎「」 プシュー
憧「まあ、いきなりこんな高度なこと言われたらそうなるわよね……」
透華「むしろ、貴女がここまで理解してくるとは予想外でしたわ」
憧「これでも頭の良さには自信ありますから」 フフン
透華「ま、それでもハギヨシには敵いませんけど」
憧「ていうか、よくもまぁこんだけ捕手理論に精通してるわあんたも」
透華「そりゃあ、原村和はライバルですから」
透華「……読み合いでも、負けたくないんですもの」
透華「敵を知るのは基本ですわ」
透華「まあそれでも私では限界がありますし、本格的な勉強は明日ですわね」
憧「そうね」
憧「でも相当助かったわー」
憧「特に我の強いピッチャーの心理についてとか、ね」 フフ
透華「あら、イヤミですわね」 クスクス
京太郎「と、とりあえず息抜きしよう、息抜き!」
憧「はいはい」 クスクス
透華「で、なにしますの?」
憧「そうねー」
憧「ここ、けっこーいい施設よ」
憧「割りと何でも揃ってるし」
透華「まあ、我が龍門渕グループの別荘ほどじゃありませんけど!」
憧「かーっ、これだからお嬢様は!」
透華「ま、ですからそこまで見て回りたい施設ってものがあるわけでもないですし……」
透華「お二人にどこに行くのかとか、何をするのかとかは任せますわ」
憧「ふーん」
憧「まあ、私も、京太郎が選んだところでいいわ」
京太郎「え、そう?」
憧「うん」
京太郎「じゃあ、そうだな……」
京太郎「>>849とか、どう?」
プール
京太郎「プールとかどうですか」
憧「……んー、まあ、いいんじゃない?」
憧「水着持ってきてないけど」
透華「下心を感じますが、まあ、それもアイドルの宿命ですわ!」
京太郎「あ、僕まな板には興味ないんでご安心を」
透華「……」
ゲシッ
京太郎「あいたー!」
透華「それに、水着なら……」
透華「ハギヨシ!」
ハギヨシ「はっ」
憧「何か選べるくらいたくさんの水着持ってきた!」
京太郎「やだ凄い」
憧「すごすぎて引くわこれサイズジャストだし怖い」
憧「まあ、でも、ここ水着レンタルしてないみたいだし、意外とプールすいてるかもね」
透華「ま、他に誰かいる可能性も否定は出来ませんけどね」
透華「しおりにはプールのこと書いてありましたし」
憧「水着持参の人がいるかもしれない、かぁ」
憧「まあ、そうかもね」
憧「そこまでして泳ぎたい人がいるのかどーか、怪しいもんだけどさ」
[プール]
憧「おまたせー」
京太郎「おお!」
京太郎(小ぶりだけどおもち……)
憧「……意外と視線って気付くもんだからね?」
京太郎「!?」 ビクッ
京太郎「な、なんのことかなっ!?」 アセアセ
透華「全く、それより言うことがあるでしょう?」
京太郎「?」
透華「新子憧が、わざわざハギヨシの持ってきた水着群から1つ選び抜いたんですのよ」
京太郎「え?そうなの?」
憧「ちょ、と、とーか!」
京太郎「俺はてっきり適当に一個選んだのかと……」
憧「う……だ、だって、ほら、その……///」 アワアワ
京太郎「いや、なんていうか、いいよ」
憧「」 テレテレ
京太郎「セクシーだし、かと言って違和感もないし……」
透華「ほらほら、もっと褒めるのが男の仕事でしてよ」
京太郎「なんて言えばいいのか難しいよ」
憧「べ、別に無理しなくてもいーからね?」
京太郎「ほら、なんっていうのかな、大人びた水着や露出なのに違和感なく凄い着こなしてるっていうか何っていうか……」
京太郎「無理矢理一言にするなら、あれかな」
京太郎「何かプロっぽい」
憧「消毒プールに沈めるわよ」
京太郎「そういえば、結局他に誰かいないのかな」
透華「あら、私達だけじゃ不満ですの?」
京太郎「そうじゃないけど、折角だし、いろんな人と絡みたいなーって」
憧「少人数の方が絆は深まりやすいわよ~?」
京太郎「そんなもんかなー」
透華「ま、どっちがよかろうと、現実としてプールに人がいるかどうか決めるのは私達じゃないですけど」
プールに居た人達(ソロや無人も可。集団なら1レスに全員明記) >>860
ダンボーラーズ+豊音
キャッキャワイワイ
京太郎「あ、やっぱ誰かいるみたいだな」
憧「この声……」
豊音「わ~~~! ちょーカッコイイよー!」
憧「やっぱ豊音だ」
胡桃「一番乗りー!」
塞「うわっ躊躇ゼロで乗りに行く!?」
透華「ダンボーラーズも」
茜「あ、透華お姉ちゃん!」
茜「今丁度、プールにゴムボートでも浮かべようかと!」
憧「そういうのって海とかでやるもんだと思ってたわ」
京太郎「へえ、なるほど、立派なオリジナルゴムボートだなぁ……」
京太郎「って、コレ、ゴムボートじゃなーい! ダンボール!!!」
胡桃「あわわ、何か沈んできたよ!?」
京太郎「そりゃそうだ!」
胡桃「こんな頑丈そうな見た目なのに!」
京太郎「だまされないで!」
憧「タイタニーック……」
透華「それにしても楽しそうですわね」
透華「私も混ぜてもらいますわっ!」 トーウ
バッシャーーーーン
茜「わー!」
憧「やれやれ」
憧「どうせなら、楽しまなきゃ損だもんね」
憧「私も混ぜてよ!」 バシャーン
シロ「だる……」
京太郎「えーっと、貴女は泳がないんですか?」
シロ「……そういう自分こそ」
京太郎「いえ、俺はまだここでいいかなって」
京太郎「準備運動してませんし」
京太郎(もうちょっと間近でこのおもちを見ていた意思)
京太郎「……」
京太郎(試合中にモノクル装備してた人は、相変わらず尻と腰がいいな)
京太郎(おもちも悪くないし、トップクラスにエロい)
京太郎(それと……) ジー
豊音「?」
豊音(なにかなー?)
豊音(とりあえず……) おててふりー
京太郎「……」
京太郎「かわいい……」
京太郎(あとスタイルいい……)
京太郎(近いと威圧感になる身長が、これだけ距離があると問題にならないぞう)
京太郎(い、いかん、ちょっと大きくなってきたぞう) ウツブセー
シロ「……プールいかないの?」
京太郎「や、今はちょっと動く気がないというかなんというか……」 アセアセ
シロ「そう」
京太郎「はい」
シロ「……」
京太郎「……」
京太郎(気まずい……)
シロ「……感謝は、する」
京太郎「ふぁい!?」
シロ「……豊音、楽しそうだから」
京太郎「ああ……」
シロ「……1つだけ、忠告」
京太郎「?」
シロ「オカルトにあんまりにも頼りすぎるのは、やめた方がいい」
シロ「じゃないと――だるいことになる」
京太郎「?」
京太郎「よくわかんないけどわかりました、ありががとうございます」
シロ「……別に」
シロ「昔の馴染みで、楽しく長く野球してもらいたいだけだから」
そろそろセーブして終わります
既にクソ眠たいとかいう不具合。
3時間くらい投下します。
京太郎(……よくわかんないけど、心配してくれてるのかな?)
シロ「……」
胡桃「しーろ!」 ドーン
シロ「濡れた身体で乗っからないで……」
胡桃「充電充電!」
京太郎(……うーん、レズ騎乗するならあっちのモノクルおしり魔人さんの方がよかったな……)
胡桃「ん?」
胡桃「今やらしー目でこっち見た?」
京太郎「見ないよそんな直線ボディ」
胡桃「む!」
胡桃「ええい、ぺったん連合、あの不届き者を水中に引き込めー!」
透華「ふふふ、お仕置きですわー!」
茜「引き込みますよー!」
京太郎「おわーーー!?」 ザッパーン
憧「女の敵ね~」 クスクス
豊音「私もアタックだよー!」 ザッパーン
京太郎「ぎゃー! 全要素がちっちゃくないのに何で先輩までーーーー!」 バシャバシャ
豊音「あははー!」
京太郎「あー遊んだ遊んだ」
豊音「ちょー楽しかったよー」
透華「とと、少々遊びすぎてしまいましたわね」
憧「うわ、ホントだ。もうこんな時間!」
茜「あわわ、急いで行かないとご飯の時間です!」
胡桃「それじゃ、私らは女子更衣室だから!」
塞「ちょっと女子連中は着替え時間かかるだろうから、先行ってていいわよ」
京太郎「え?」
京太郎「ちょっと位なら待ちますけど」
シロ「大丈夫」
シロ「むしろ先に行って、少しだけ遅れるかもって伝えてくれると有難い」
京太郎「わかりました、そういうことなら」
▼憧の好感度があがった! ピローン
▼豊音の好感度が少しあがった! ピローン
▼透華、ダンボーラーズと少し打ち解けた! ピローン
京太郎「と、いうわけでちょっと遅れるかもしれないそうです」
久「ん、りょーかい」
久「これはお仕置きが必要ね」
京太郎「悪い顔しないでくださいよ!」
京太郎「っていうか他校の生徒もいるんだし、問題になるような罰は……」
久「いやいやいやいや、そんな酷いことしないから」
久「私をなんだと思ってるのよ」
久「さすがに可愛い仲間や他校のゲストを再起不能にするようなタチの悪い体罰はしないわ」
京太郎「で、ですよね」
久「ちょっと食事の時に一発芸で場を盛り上げてもらうだけよ」
京太郎「酷い! 残酷!」
久「大丈夫、盛り上がるように、事前に私が司会者として彼女達が見せる芸がどれだけ面白いか力説しとくから」
京太郎「しかもハードル無駄に上げる気だよこの人!!!」
久「とりあえず、空いてる席にテキトーに座って」
京太郎「あいてる席、あいてる席……」 キョロキョロ
京太郎(あっちの大スペースは、ダンボーラーズ達に残しとくべきだよなぁ)
京太郎「お、あった」
京太郎「ここいいっすか?」
京太郎が座った席の隣の人物 >>885
まこ
まこ「おう、座れ座れ」
京太郎「染谷先輩」
京太郎「え、一人なんですか?」
京太郎「横空席でぼっちとか、まさかそんな……」
京太郎「この部活長いはずなのに……」
まこ「おうコラ失礼な反応やめろや」
まこ「この空席は部長の分じゃけえ」
京太郎「あ、部長と食うんですね」
まこ「何だかんだで付き合い長いからのう」
まこ「……部長と監督、三人でよく部室で色々話しながら飯を食ったもんじゃ」
京太郎「そーだったんですか……」
まこ「そーやってずっと一緒に野球部におったからこそ、途中で転勤してもーたのが辛いのう」
咏「……」
まこ「志半ばだったろうに」
京太郎「俺はあんまり監督とは絡まず転勤されちゃいましたけど……」
京太郎「染谷先輩は、仲よかったんですね」
まこ「まーな」
まこ「去年まで、三人しかいない部活未満同好会未満だったしのう」
京太郎「……よく甲子園行けましたね……」
まこ「……ほんまにな……」
まこ「まだ実質1年目なのにのう」
久「ま、それだけ勢いがあるってことよ」
京太郎「うわ、部長!」
久「ダンボーラーズの皆も来たし、軽く挨拶するからちょっとだけ静粛にね」
京太郎「あ、はい」
久「えー、本日はお集まりいただき……」
京太郎「……」
京太郎「意外とまともに挨拶してる……」
まこ「ま、あれでも学生議会長になる器ではあるけぇのう」
まこ「しかもずっと渉外渉内を部活で担当しとったわけじゃし」
京太郎「ただの変な部長じゃなかったんですねぇ」
まこ「それ本人に言うたら多分酷い目にあうやつ」
京太郎「いやー美味しかった」
まこ「わかめの味噌汁美味しいのう」
京太郎「染谷先輩から意外と貴重な話聞けましたし」
まこ「意外とはなんじゃ」
まこ「まぁこれでも所属日数は長い方じゃし、色々話は出来るんよ?」
まこ「……まあまた何かあったら話聞きに来たらええ」
京太郎「はい」
▼まこの好感度が少しあがった! ピローン
久「さすがにお酒とかは用意できなかったけどねー」
まこ「まあ、まだ明日があるけえのう」
久「打ち上げも、日曜日まではないからねー」
久「今日は明日に備えて、そろそろ寝てもらうわ」
久「……ちゃんと寝なさいよ?」
京太郎「わ、わかってますよ」
京太郎(……多分)
猿野「相変わらず部屋広いな」
京太郎「この部屋に俺と猿野と龍門渕の執事さんの三人ってのが豪勢だよな」
猿野「誰か呼んでも余裕で寝れるな」
京太郎「何企んでるんだお前」
京太郎(……しかしどうしようかな)
京太郎(おとなしく寝て体調整えるべきか……)
京太郎(それとも、ちょっと猿野達と駄弁るか……)
京太郎(いっそ誰かを部屋に呼んでみるか?)
京太郎(外に呼び出して外で喋るのもありか)
京太郎(こっちから遊びに行ったり、旅館探検したりもありだけど……)
京太郎(どうしよう?)
>.895
京太郎(投手陣と会話しようかな)
京太郎(……って言っても、投手ってうちのチームに限っても結構人数いるんだよなあ)
京太郎(全員呼び出して全員と会話するほどの時間はないぞ)
京太郎(多くても、3人までだな……)
誰を呼び出す?(被っても安価下はなし、その分呼び出し人数が減る)
>>898-900
豊音
京太郎(姉帯さんとは話したいな)
京太郎(あと……折角だし、衣ちゃん)
京太郎(いや、衣さん?)
京太郎(まあいいや)
京太郎(二人共、部屋が違うから、どこかしらに呼び出さないと……)
京太郎(この部屋か、それともどこかの施設に呼び出すか……)
どうする? >>905
練習場に呼び出す
京太郎「うーん」
京太郎「この練習場最高や!」
京太郎「広いしナイター設備も凄い!」
衣「折角のきれいな月が明かりのせいでよく見えないのが難点だがな」
京太郎「天江衣!」
京太郎「……先輩」
豊音「私もきたよ~!」
京太郎「ありがとうございます」
京太郎(すっごい身長差だな……)
衣「何故さっきから頷くように首を振る」
京太郎「会話するときは目を合わせた方がいいかなって」
衣「衣の小ささを強調するでない」
衣「それで、何の用だ?」
京太郎「ああ、いや、ちょっと話を……」
豊音「んー?」
豊音「何のお話ー?」
京太郎「えっと……」
京太郎「>>912」
捕手にチャレンジしたいので大投手の2人からアドバイスを頂きたいと思いまして
>>910
皆が本格的に捕手目指し始めとる。
今日はもうセーブです。すまんな。
寝落ちしそうではあるし、スローペースだけど進めます。
京太郎「捕手にチャレンジしたいので大投手の2人からアドバイスを頂きたいと思いまして」
衣「ほう」
京太郎「投手から見て気持ちの良いキャッチングを教えてくれませんか?」
豊音「それを私達に?」
衣「まあ、長野の優勝校準優勝校のエースなのだ、妥当だろう」
衣「今からだと相当修羅の道だがな」
京太郎「さすがに承知ですよ」
京太郎「でも……やると決めちゃいましたから」
衣「……そうか」
京太郎「それで、どんなキャッチングがいいんですかね?」
衣「そうだな……」
京太郎「……」 ワクワク
衣「衣には、わからない」
京太郎「!?」
衣「……」
衣「衣は、最近まで、野球をしていても別に楽しくはなかった」
衣「当たり前のように勝利するだけだった」
衣「感覚に頼っていても、間違えることはなかったしな」
京太郎「……」
衣「とあるゴミプロ選手の言葉を借りるなら、衣は投げさせられていただけだ」
衣「高級なピッチングマシーンのようなもの」
衣「己の感覚に従って、狙ったところに投げるだけ」
衣「そこに気持ちがいい悪いなど介在する余地もなし」
衣「だから、そうだな」
衣「強いて言うのなら……」
衣「マウンドでボールを投げるより早く、気持ちよく受けるための勝負は始まっている、ということか」
京太郎「?」
衣「衣は我儘だった」
衣「我儘で、そして誰も咎めない立場に居た」
衣「だからこそ、最近まで、楽しく投げることがなかったのだ」
衣「……でも、これからは違う」
衣「皆と信頼を結び、己で投げることを覚えた」
京太郎「つまり……」
衣「出番が来てから何かやっても遅いということだ」
衣「きちんと日頃から互いに信頼し合い、駄目だしなどもし合っていれば、自ずと気持ちよく投げることができるだろう」
衣「大事なのは、『どうキャッチングするか』もだが、『誰がキャッチングするか』ということだな」
豊音「そうだねー」
豊音「やっぱり信頼関係を結んでおくのって大事だよー」
豊音「例えば……」
豊音「原村さん、最初は、私の変化球を信じてくれなかったんだよー」
豊音「だから一回戦の時とかは首を振って、自分の脳力を活かしたアウトをとったりしてたんだー」
豊音「原村さんのリードはオカルト想定してないやつだからねー」
豊音「そこがちょっと不満で、首を振ったこともあったよ……」
豊音「それでいけた時期もあったけど、ダメな時もあった」
豊音「……今では原村さんを信頼してるから、オカルトを使わなくてもその配球なら抑えられる!」
豊音「って自信を持って投げられるんだけどね」
京太郎「ふんふむ」
豊音「やっぱり信用してる人に投げる方が、気持ちよく投げられるから……」
衣「精神的な意味でもだが、当然能力的な面でもな」
豊音「3塁にランナーが居ても、この人なら低めに投げても止めてくれる~みたいに信頼出来てると」
豊音「気持ちよく思いっきり腕が振れるしねー」
京太郎「その能力的な面でのアドバイスは……」
衣「十年早い」
京太郎「うぐっ!」
豊音「あはは」
豊音「まあ、まずは基礎が出来るようになってから、かなー」
衣「キャッチャーとして全体的にまともにならないと、信頼しようがないからな」
豊音「とにかく夫婦であるピッチャーと心を通わせ、信頼し合うことが大事だよー」
豊音「そのためにも、能力をあげるだけじゃなく、ちゃんとピッチャーからも好かれないとね」
豊音(……まあ、好かれるのはもう十分そうだけどー)
衣「まあ、そう焦るな」
衣「まずは地に足をつけねば、高みに足はかけられぬぞ」
京太郎「うう……」
豊音「……一緒に頑張ろうねー」
京太郎「……はい」
京太郎「……」 ジー
豊音「んー?」
豊音「どうかしたの?」
京太郎「いえ……」
京太郎「先輩自身は俺のことは信頼してくれてるのかなー、って思って」
豊音「……すごく信頼してたよー」
京太郎「して『た』!? 過去形!?」
衣「失った信用を取り戻すことは容易ではないぞ」
京太郎「ちょ、まるで失ったかのような前提で語らないでくださいよ!!」
あかん眠気限界なんでセーブしますすまんな。起きて時間あったらやる。
またちょろっとスローペースでだけど投下するやで。人おるかな。
衣「まあ、精々頑張るがいい」
衣「衣としては、清澄応援だからな」
京太郎「はい……」
豊音「あ、あはは、言うほど信用失ってないから大丈夫だよー?」
京太郎「失ってないとまでは言ってくれないんですね……」
豊音「……」
豊音「さすがにもう手放しでマッサージは任せられないかなー、くらいには……」
京太郎「あ、はいすみませんでした」
豊音「さて、そろそろ私は戻ろうかな」
豊音「明日の練習のためにも、そろそろ体を休めないと」
豊音「私が戻らないと、部屋の皆寝られないだろうしねー」
京太郎「あ、そうですね」
京太郎「すみませんこんな遅くに呼び出して」
豊音「ううん」
豊音「ゆっくり話せて楽しかったよー」 エヘヘ
衣「衣は……もう少し夜風に抱かれ月を眺めてから戻るとしよう」
衣「今宵はいい月だ。この場所も、月を眺めるに相応しい」
京太郎「はあ……」
京太郎(俺はどうしようかな)
どうする? >>940
A:解散して部屋に戻る
B:豊音を送ってから部屋に戻る
C:衣と一緒に月を眺めていく
D:その他(併記)
A
京太郎「それじゃ、俺も部屋に戻りますね」
豊音「うん、おやすみー!」
衣「また明日な」
京太郎「はい!」
▼早く戻ってゆっくり休みました
▼豊音の好感度が少し上がった! ピローン
▼衣と少し打ち解けたような気がした! ピローン
【7月28日(土)】
京太郎「くぁ……よく寝た」
猿野「く……俺としたことがソッコー寝ちまうなんて……!」
京太郎「ハギヨシさん印のホットミルクの安眠効果すげえ……」
猿野「しかもあの執事さんもういねーし」
京太郎「飯でも作りにいったのかな……」
猿野「俺らもいこーぜ、朝食兼ミーティングだろ確か」
京太郎「そうだな」
京太郎「あー美味かった」
猿野「横に居たのがおめーらじゃなきゃもっと美味かっただろーによぉ」
猿野「何で和とかあっちのテーブルなんだよ!」
数絵「来るのが遅かった方が悪い」
優希「大体のどちゃんとかすげー倍率なんだからな」
猿野「くそっ、なんて時代だ!」
数絵「あほなこと言ってないで、練習するぞ」
猿野「何で俺はあんなバケモンみたいなのとバッティングなんだよ!」
優希「ミート力を見捨てられつつあるんだろ」
数絵「その後一応ミート打ち練習もプランになかったか?」
猿野「何でどっちも近麻のやつなのかっつってんだよおおおおお!」
優希「何も泣かんでも」
数絵「まあ、部長の決め事には逆らえまい」
優希「バカ犬ー、お前は何命じられたんだ?」
京太郎「ええっと、>>948しろって」
優希「ほー」
猿野「んで、それ誰とやれって?」
京太郎「ええと、>>950(最大5人まで指定可能)」
外野守備
一
ジュンイチロー
憧
京太郎「ってこなわけで外野守備練習だってさ」
猿野「ふーん」
優希「あ、嫉妬しないのか?」
数絵「京太郎には女性パートナーがいるのに」
猿野「まぁ、だって、ナイチチの痴女と老け顔とエンコー先輩だろ」 ハナホジホジ
憧「してないから」 ガスッ
猿野「ぎゃーーー! 指が鼻に……!」 ズボォ
数絵「あ、いたのか」
憧「数絵を迎えに来たのよ」
憧「ったく、向こうで探してたわよ」
数絵「すまんな」
憧「あんまり迷惑かけないようにね」
猿野「は、鼻が……鼻血があっ……!」
京太郎「しかし……今回は皆への個別指示俺は出せないんだな」
憧「そりゃそーでしょ」
憧「一応、他校からゲストも来てるんだし」
憧「三塁コーチャーみたいな練習させられても困るしね」
優希「後輩たちに渉外関係で負の遺産残すことになるじぇ」
憧「それに……皆やりたい練習が、やっぱりあるだろうしね」
憧「合宿でくらいそれ尊重していいんじゃない」
京太郎「そっかー」
京太郎「俺としては俺がキャッチャーやるために和に外野守備覚えてほしかったんだけどなー」
優希「何言ってんだこいつ」
憧「冗談はそこまでにして、ほら、練習行くわよ」
憧「ま、私もホントは捕手練習したいけど、現状チームで必要なのは私達の外野守備なわけだからね」
憧「与えられた仕事くらいキッチリこなしてから我儘は通させてもらうわ」
京太郎「大人だなー憧ちゃん」
憧「まーね」 フフン
憧「っと、ここね」
ジュンイチロー「君達が、練習相手か」
一「清澄から二人来るとは聞いてたけど、まさか君達とはね」
憧「はい……」
憧(この膀胱に響く威圧感……やっぱり只者じゃないわね……)
京太郎(何で雀卓で腕組みながら待ってるんだこの人達……)
一「さて……外野守備の練習でこのメンバーなわけだけど」
憧「何で牌を混ぜてるのよ」
ジュンイチロー「我々はセンター、そして――」
憧「……私達はライトとレフトね」
京太郎「あ、微妙にずれるんだ」
ジュンイチロー「それに得意分野も違う」
一「小泉さんはオカルトめいたり強肩によるレーザービームを駆使する力で勝負って感じのセンターだからねえ」
一「僕はどちらかというと手先の器用さとかポジション取りで勝負するタイプだし」
憧「ふーん、結構変わった組み合わせなのね」
一「そ。それでどれを鍛えようって話になって……」
京太郎「麻雀で決めると?」
一「さすがにそんな時間の浪費はしないって」 アハハ
一「はい、ここに4枚、五萬を伏せたよ」
京太郎「Woman?」
ジュンイチロー「この中に一枚赤いものが入っている」
一「それを引いた人が、まず練習の具体的内容を決められるってことで」
憧「なるほどね」
一「僕はマジシャンとしてシャッフルしてるの目で追えちゃってたし、余り物でいいから」
ジュンイチロー「まずはレディファーストでいい」
京太郎「そうだね、憧ちゃん引きなよ」
憧「じゃあ……これ」 クルッ
京太郎「外れか」
一「次どうする?」
京太郎「憧ちゃん引かせてもらったし、次は清澄じゃない人の方がいいんじゃない?」
ジュンイチロー「悪いが、そうなると一発で引かせてもらうぞ」
一「まあ、ジュンイチローさんクラスなら当然のように引きそうだよね」
京太郎「なにそれいみわかんないこわい」
京太郎「じゃあまあお言葉に甘えて先に引かせてもらいます」
クルッ
一「おお、赤5」
ジュンイチロー「やるな……」 フッ
憧「持ってるわねー」
京太郎「そこまで褒められるとうれしくなるな」
一「で、何を伸ばすの?」
ジュンイチロー「練習内容の具体的提示でも、伸ばしたい能力の提示でも、好きなやり方で決めて構わん」
京太郎「ええと、じゃあ、このメンバーでの練習は――」
どうする? >>966
守備力、できれば肩も
京太郎「守備力、できれば肩も……」
一「うーん、じゃあ、まあ、とりあえず守備力からかな」
憧「そうしてくれると嬉しいかな」
憧「私も守備力には自信がないし」
京太郎「それでも憧ちゃんは地方じゃトップレベルじゃないか」
憧「この二人は超高校級だけどね」
京太郎「俺なんて女子高生の平均レベルくらいしか……」 ズーン
一「あ、あはは……」
一「まあ、この合宿で成長すればいいからさ」
一「まあ、守備力ってのは、ようするに如何に早く動き出せるかってことだから……」
ジュンイチロー「実践あるのみだな」
一「とはいえ、僕らとは守備位置が違うから、そこまで参考になるのかはわからないけど」
一「それでも一応、バッターの動きとか、その他諸々ヒントになるような要項を教えておくよ」
憧「じゃーまずは私がフライとかあげようかしら」
憧「私もアドバイス聞きたいし、このボイレコだけ近くに置かせてもらえたら有難いんだけど」
一「構わないよ」
ジュンイチロー「ああ」
憧「ありがと、助かる」
京太郎「ようし、じゃあ、練習開始だ!」
めちゃんこ眠たいのでセーブします
楽天優勝おめでとうとかベイス最下位脱出おめでとうとかカープCSおめでとうとか色々ありましたね。
引退選手もバンバン出て時代を感じる。
とりあえず、来年の今頃同じようなことをスレで言わなくて済むように、ちょこちょこでも進めていきます。
京太郎「うう、アドバイス貰ってもすげー難しいぞこれ」
一「まあ、そりゃあ、何年も皆練習するようなものだしね」
ジュンイチロー「地道な努力こそ最大の近道」
一「そう簡単なものではないさ」
京太郎「うぐぐぐぐ」
一「まあ、慣れればコイン操作マジックしながら捕球くらい余裕になるよ」
ジュンイチロー「精密機械のようなジャパニーズ手先さえあれば、ツバメ返しの風圧で打球を落とし捕球することも不可能ではない」
京太郎「何この人達手先の器用さの基準おかしい」
京太郎「この特訓予想以上にしんどかったな……」
憧「守備してない時は打球あげたりやることいっぱいだしねー」
京太郎「昼飯あんまり喉を通る気しないぜ……」
一「食べないと午後つらいよー?」
ジュンイチロー「午後も守備連をガッツリだ」
一「それから……練習試合だったね」
京太郎「え、そうなの?」
一「……栞呼んでないの?」
憧「午後からは、色々様子見も兼ねた練習試合が組まれてるのよ」
京太郎「時間的に一校としか戦えないはずだけど……」
京太郎「どこと練習試合なの?」
憧「>>979」
あかつき大付属
憧「あかつき大付属よ」
京太郎「」ブーーー
一「汚っ!」
ジュンイチロー「日本の誇る農家の人達が作ったコメを粗末にするな」
京太郎「いやいやいやおかしいでしょ」
京太郎「何で4校で合同合宿してるのにここにきて新しい学校と練習試合なの!?」
一「さぁ」
ジュンイチロー「知らんな」
憧「まあ、あの部長だし」
京太郎「……まあ、確かに、部長だからな……」
久「あら、失礼ね」
憧「うわ、出た!」
久「あら、失礼ね」
京太郎「どうしたんですか、いきなり……」
京太郎「一緒に食事する相手いないんですか?」
久「ほんとに失礼ね除籍するわよ」
京太郎「すみませんでした」
久「これにはちゃあんと意味があるのよ」
京太郎「意味?」
久「そう」
久「あかつき大付属は、東京にある名門なんだけど……」
久「今年は外人部隊を整えた臨海女子に僅差で敗れたわ」
久「東京のナンバー2と戦うことで、レベルが高いとされる東京の野球を肌で感じるのよ!」
京太郎「へー」
京太郎「あ、この魚美味しい」
一「すごい新鮮だよね」
ジュンイチロー「やはり日本の食卓は焼き魚に限るな」
憧「あ、醤油とって」
京太郎「はいよー」
久「聞きなさい」
久「まあとにかく、あかつきの人達は忙しくて今日の午後しか来られないから」
久「ほとんど交流できないけど、失礼のないようにね」
京太郎「あ、はい」
憧「了解ー」
京太郎「……にしても、あの部長がまともなこと言ってるとは」
憧「失礼なことする担当だとばかり思ってたわ」
久「あんた達もなかなかに失礼担当だからね?」
京太郎「しっかし、午後からあかつきかー」
憧「守備練も気合いれないとね」
一「羨ましいねぇ」
ジュンイチロー「確か龍門渕は午後試合なしか」
一「そうなんだよね」
一「近麻は風越と試合組むみたいでさ」
憧「へえ、そうなの?」
憧「華菜達の話聞いてる限りだと、華菜達は龍門渕とやりたがってそうだけど」
一「ベストな状態で戦いたいし、まずは他のチームを倒して胸張って挑みたいんだとか」
憧「なかなか複雑なのねぇ」
スレ埋まりそうやん。スレ立ててきます。
次スレにのりこめー
咲「野球って楽しいよね。安価でいっしょに楽しもうよ!!」 五十七本場 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1380741584/)
京太郎「っていうか、あかつき大ってどんなとこなんだろ」
一「え、知らないの!?」
憧「私も東京の名門なのは知ってるけど、今年のチーム情報までは知らないわね」
ジュンイチロー「意外だな」
一「うん。有力校だし、新子さんとか調べててもおかしくなさそうだったのに」
憧「……いや、うち、試合直前まで相手のデータもらえなくて……」
一「え?」
ジュンイチロー「それには一体どんな意図が……」
憧「……」
京太郎「さ、さぁ……」
ジュンイチロー「……」
一「なにそれいみわかんないよ……」
一「とりあえず、持ってる情報教えておこうか?」
久「その必要はないわ」 ヌッ
一「うわっ、驚いた!」
憧「忍者かあんた」
久「まったく、仕方ない人達ねえ」
久「まもなく試合開始前で教えてあげられるとこだったのに」
久「実に早漏で候」
京太郎「そうろ……!?」
久「まあいいわ」
久「特別に、今回は先に情報を教えておいてあげましょう」
一(当たり前のことなのに何でそんなに偉そうなんだろう……)
久「あかつき大付属は東京に構える無駄にデカイいけ好かない金持ち高校よ」
京太郎「さりげなく物凄いディスってる!!」
久「なんというか、憎まれるために作られたザ・ライバル校って感じね」
憧「酷い言い草ね」
久「割りと全国どこからでも野球留学をさせてるところね」
一「ああ、そういうの、結構ヒール扱いされがちだよね」
久「強奪とか、正直感心できないしね!」
京太郎(どの口が)
憧(あんたが言うか)
ジュンイチロー(それはひょっとしてギャグで言っているのか?)
一(ツッコんだ方がいいのかなあ……?)
久「まあ、ここは主に国内からの強奪みたいね」
京太郎「やっぱり有名な大阪からとか……?」
久「そうね」
久「大阪や神奈川……」
久「他にも各地から生徒が集まってるみたいよ」
憧「まさに名門、ね」
久「大阪じゃ勝てないからって他県行こうって精神が気に食わないわ~」
憧「それはいいけどそのセリフ元姫松メンバーの前で言わないでよ?」
久「ちなみにあかつきを破った臨海女子も野球留学生オールスターよ」
久「こっちは本来の意味で留学生――外国人ばかりだけどね」
京太郎「うへえ」
久「やっぱ外国人は体のバネや身長が違うからねえ」
久「甲子園でも油断出来ない強敵よ」
久「何せ――投打に活躍したあかつきの大エース・猪狩完至に勝ってるんだからね」
憧「その猪狩投手って?」
久「超デカイ人よ」
久「恵まれた体格から鬼のようなストレートとパワフルなスイングをする選手ね」
久「……まあ、所謂魅せる野球にこだわったりと、弱点がないわけじゃなかったけど」
久「何にせよ、真っ向からぶつかるにはいい練習相手よ!」
久「相手が如何に大きかろうと、関係ない」
久「ちっちゃいってことは便利だねってことを叩き込んでやりましょう!」
京太郎「いや、別に俺は小さくはないから」
久「あと注意すべきは内野のあかつき4姉妹くらいかな」
京太郎「また姉妹か……」
久「大砲ってほどでっかいのはやってこないけど、小ささに騙されると怪我するわよー」
久「彼女達も、あかつきに勝利を刻んでる猛者なんだからね」
京太郎「……まあ、確かに」
久「うかうかしてらんないわよ」
久「しっかり練習しておいて、練習試合に勝てるようにね!」
京太郎「……はい!」
一「まあ、時間いっぱい付き合うからさ」
ジュンイチロー「我々を破っておいて、負けてもらうわけにはいかんのでな」
憧「……こーなりゃ練習試合でアピールして、スタメンの地位を確固たるものにしなくちゃね」
京太郎「俺だって負けないぞ!」
京太郎「久しぶりに試合でかっこいいとこ見せてやる!」
一「そのいきそのいき」 クスクス
ジュンイチロー「では、次の練習に行くぞ――」
▼守備練習を行った! ピローン
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