P「また来たのか」 (243)

チュンチュン

P「……」パチッ

P「今日も忌まわしい朝がやってきた」

P「まぁいいか。どうせ何もすることはないわけだし寝よう」ゴロン



真美「すぅ…すぅ…んっ……zzz」



P「」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1475574748

P「はぁ……」

P「おい、起きろ真美。朝だぞ」ユサユサ

真美「んっ…んぅ……んんー!!」ゲシッ

P「ぶふっ!相変わらず寝起き悪いなこいつ……」

P「おい!真美、人のベッドで寝るんじゃない!」

真美「ZZZ」

P「おーきーろー!!」ペチペチ

真美「んんっ……叩かないで……YO」

P「おう、起きたか。おはよう」

真美「んー、兄ちゃんおはおは→」ポヤポヤ

真美「えへへっ、兄ちゃんおはようチュ→して→」パヤパヤ

P「はぁ、いつまで寝ぼけてるんだ
ほら顔洗って来い」

真美「うぇーい」テクテク

P「で、だ」

真美「んー?」ピコピコ

P「また来たのか、真美」

真美「あたぼうよ!お邪魔してますぜ兄ちゃん君っ!」ピコピコ

P「いつもの事だが、何故ここにいる」

P「鍵はちゃんと閉めたはずだぞ」

真美「ふっ、真美にそんなものはきかないんだぜぃ」ピコピコ

P「いいから真面目に答えろ、ほらゲーム没収」

真美「うあー!?何すんのさ兄ちゃんのうんこー!」

P「うんこで結構。質問に答えるんだ」

真美「んぅ、ベランダの鍵空いてたんだよ」

P「えっ?あっ、本当だ」

真美「んっふっふ~兄ちゃんも爪が甘いのぅ」

P「いやいや、つか不法侵入だし!今すぐ出ていけ!」

真美「やーだー兄ちゃんと遊ぶの!どうせ今日も何もすることないんでしょ?」

P「それは、まぁ……その通りだが」

真美「ね?」

P「仕事は?」

真美「今日は一日なんもないよ」

P「そうか……」

真美「だから、居てもいいっしょ?」

P「ダメって言ってもいるんだろ?どうせ」

真美「もち!」

P「もう好きにしろ」

真美「やったー!」

P「はぁー」

P「俺はもう少し寝てるから邪魔すんなよ」バタッ

真美「わかった」

真美「……」

真美「ところで兄ちゃん?」

P「なんだよ、邪魔するなといっただろう」

真美「ゲームかえちて」

P「……」

―――

P「……」パチッ

P「もう夕方かぁ」

P「んんっー!良く寝た!!」ググッ

P「さて、と」

P「真美ー!お前また人のベッド寝やがって!起きろ!」ペチペチ

真美「おお起きた!起きたから叩かないで!!」

P「全くもう」

真美「いくら真美がミリキ的だからって、寝起き襲っちゃやだよにいちゃぁーん」

P「……」

P「ミリキじゃなくて魅力な……
バカ言ってないで早く帰れ。もう夕方だ、親御さん心配するぞ」

真美「へいへいわかりましたよ」

真美「あ、兄ちゃん」

P「?まだ何かあるのか?」

真美「夕ご飯作っておいたから
最近まともなの食べてないっしょ?兄ちゃん」

P「……」

P「真美の料理か、変なの入ってないだろうな?」

真美「むぅ、失礼だよ!これでも真美、最近ちゃんと料理ベンキョーしてるんだかんね!」

P「ありがとな、真美」

真美「うん、ちゃんと食べてね!」

P「わかってるよ」

真美「んじゃまたー!」

ガチャバタン

P「……」

P「さてと。手料理なんていつぶりだろうか

P「これは、肉じゃがか?」

P「ぱくっ、んっもぐもぐ……」

P「不味い……」

P「でも、腹は痛くならない」

P「前よりもずっと上達してる。きっと頑張って練習したんだろうな」

P「毎日不健康な生活をしている俺のために……」

P「もぐもぐ……」

P「でもやっぱ不味いなぁ……」

P「もぐもぐ……ぅっ…ひぐっ…ぐすっ…」

P「うぐっ…何故だろう、涙が止まらない……」

P「うぅっ……うわぁああああ」







真美「……」

P「ん……」

P「今は、昼か」

P「泣きつかれていつの間にか寝ていたようだな」

P「この年になって泣くなんて恥ずかしい」

P「やっぱ未練あったりすんのかなぁ」

P「まぁ、今更悔やんだところでもう前のようには戻れないけどな」

P「さて、今日も一日ネットサーフィンでm」

ピンポーン♪

P「……」

ガチャ

真美「兄ちゃんきたよ→」

バタン

<うあうあちょっとなんで閉めんのさ!

ガチャ

P「また来たのか、真美」

真美「真美はいつでも兄ちゃんの傍にいるんだよ!」

P「こえーよ」

真美「今日は何して遊ぶ?」スタスタ

P「おいおい、勝手に部屋の中はいるんじゃない」

真美「まぁまぁ細かいこと気にしちゃダメっしょ!」

真美「あ、そだ。昨日の肉じゃが美味しかった?」

P「ああ、あれか……」

P(なんて答えよう。正直感想を述べ辛い)

真美「あれねぇ、結構自信作なんだよ」

P「そ、そうなのか」

真美「泣くほど美味しかったっしょ」

P「……」

P「ま、まぁたまには温かい食事ってのもいいもんだなって思ったよ」

真美「へへっ、今日も作ろうか?お昼ご飯まだでしょ?」

P「い、いや昼飯は俺が作るよ。真美はゆっくりしててくれ」

真美「そう?ならいいんだけど」

P「おう」

P「あれやこれや……えっとここからどうするんだっけ?」ジャージャー


真美「んー暇だなぁ。なんかテレビやってないかなぁ」ピッピッ

真美「あ」

テレビ「『それでねっ、ハニーってばいつもミキにおにぎり握ってくれて優しいんだよ』
    『ハニー?それは誰の事かな美希ちゃん』
    『ハニーっていうのは、ミキの大切な人なの☆』 
    『うっうわあ美希!言っちゃダメだよ!!
     えっ、えっとハニーっていうのは蜂蜜の事です!美希は蜂蜜が大好きなんです』
    『春香、ミキは別に蜂蜜なんか好きじゃないの』
    『もう、美希~合わせてよ~!』 
     アハハハハハハッッ 」

真美「ん」チラッ

P「……」

真美「はぁ、テレビ面白いのないなぁー」ピッ

真美「ねぇ兄ちゃんまだできないのー?」

P「もうできるぞ」

P「よいせっと。ほら、完成だ。皿もってけ」

真美「うーい」

真美「もぐもぐごっくん。うん、普通の味だね」

P「不味いよりはいいんだろうけど普通って評価なんか嫌だなぁ」

真美「不味くはないんだからいいじゃん」

P「そうだな」

P「……」

P「なぁ、真美」

真美「んー?」

P「いつも俺なんかの最低野郎の所に来て……
新しいプロデューサーとはうまくやれてるか?」

真美「まぁ普通に仲良くやれてるよ」

P「そうか、そうだよな
俺がいたときよりも765プロはずっと仕事が増えてるし、知名度も上がってる」

P「もう皆トップアイドルといって過言でないだろう」

P「いい人なんだろうな」

真美「うん、物凄くいい人だよ」

P「そっか」

真美「誰かさんと違ってね……」ボソッ

P「ん?何かいったか」

真美「何もー?じゃあ真美仕事あるからもう帰るね。ばいきゅー」

P「お、おう頑張れよ」

真美「うん」

俺のガラスの♥が壊れちゃうから鬱なら言ってね
多分違うと思うけど

>>14
鬱なのは元Pさんだよ

P「…帰ったか」

P「勿論、真美の言葉は聞き取れている」

P「俺はプロデューサーだったころ周りからの信頼を失う大きな過ちを犯した」

P「女性スタッフへのセクハラだ」

P「ゴシップ雑誌にも取り上げられそれは瞬く間に広がり、765プロは大打撃を受けた」

P「当然社長からのクビを宣告され、アイドル達からの信頼も失われ、散々嫌われた挙句俺は邪険に扱われた」

P「真美だって、本当は俺の顔も見たくないほど嫌いな筈なのに、何故いつも来てくれるんだろうか

P「同情か……?」

P「……」

P「考えても仕方ないな。ネットでもしよう」

チュンチュン

P「ん、朝、か」

P「つかいつの間に寝てたんだ?記憶にねぇわ」

P「しかし、何やらいい匂いがするな」

P「……!?」バッ

真美「あ、兄ちゃん起きたの?朝ごはんできたよ?」

P「まっ、真美!?どど、どうして、ドアも窓も全部鍵を閉めた筈なのに……」ガクブル

真美「あぁ、鍵閉めても意味ないっぽいよ?」

P「な、なぜ」

真美「だって真美、兄ちゃんちの合鍵持ってるもん」

P「!?」

P「な、なんで……そんなの渡した覚えないぞ」

真美「うん、だって真美が勝手に作ったんだもん」

P「はぁっ!?」

真美「兄ちゃんさ、鍵その辺に適当に投げとくから拝借するのめっちゃ簡単だよね!あはは」

P「やられた……今回は対策完ぺきだと思ったのに」

真美「だーかーらー兄ちゃんは甘いんだよ!あまあまだよぉ!」

真美「それよりもさ、早くご飯食べてよ!」

P「お、おう……ぱくっ」

P「もぐもぐ」

P「んなっ、美味いだとぉ!?」

P(ついこの間まで辛うじて食えるレベルだったのにいつの間にこんなに上手くなったんだ……)

真美「えへへっ」

真美「兄ちゃん、ご飯食べたら一緒にゲームしよ」

P「そうだな」

真美「んふっ、兄ちゃんとゲームするの久々だね」カチカチ

P「ああ、そうだな」カチカチ

真美「なんかめっちゃ強くなってんね」カチカチ

P「ゲームとネットぐらいしかすることないからな」カチカチ

真美「就職、しないの?」カチカチ

P「……色々と難しいんだよ」カチカチ

真美「そっか……」カチカチ

P「うん」カチカチ


P「よし、クリアだな」

真美「やったね!次いっちゃう?」

P「いや、もう終わりだ」

真美「うぇぇっ!?まだ始めたばっかじゃんか!」

P「最後に少しだけ真美とゲームしたいと思ってな」

真美「どゆこと?」

P「真美、もう家には来るな」

真美「なっなんで?いきなりすぎないっすか」

P「よく考えてみろ。アイドルが男の部屋に上がっちゃいけないだろ」

真美「えっえっと、ちゃんと変装はしてるから大丈夫だと思うけど」

P「それに俺、真美にだって手を出すかもしれないぞ」

真美「に、兄ちゃん?」


真美「んふっ、手だせるもんならだしてみれば?」

真美「真美、兄ちゃんだったら別にいいって思うよ?」

P「んなっ……」

P(こいつは、俺の事が嫌いなんじゃないのか?一体どういうことなんだ……)

真美「いいよ、兄ちゃん……」

P「お、お前、俺がクビになった理由知ってて言ってるのか?
俺は本当にやる人だぞ?」

真美「やれば?やれるもんなら、ね」ニヤ

P「ぐっ、おっお前!ほっ本当にするからな!」スッ

P(はっ、てっ手が震えて……)

P「……はっ……あっ……」

真美「どうしたの?」

P「……ぁ……ぁ……」

真美「……やっぱり、嘘なんじゃん」

真美「出来ないんでしょ?」

P「ま、真美は俺の事が嫌いなんじゃないのか?」

真美「うん、そうだね」

真美「今のプロデューサーと違って亜美と真美の事平等に見てくれずにひいきばっかしてたし」

真美「ほんと、大嫌いだったよ」

P「!!」

あり?なんでうちの真美が死んだことになってるんすか……

なんだびっくりした
読み返してみたら確かにそれっぽいなぁうわー

P「お、俺が二人を平等に見ていなかっただって!?」

真美「そうだよ。二人で双海亜美だった頃さ
兄ちゃんいつも、この仕事は亜美でいこうって言ってたじゃん」

P「え……?そ、そんな……ことは……」

真美「あるよ。大きい仕事はいつも亜美だったもん!」

真美「真美だって、真美だってやりたかったんだよ!」

P「お、俺はそんなつもりじゃなかった……ご、ごめん」

真美「ふんっ、わざとじゃないことぐらいは真美だって分かってるもん」

真美「でも、どうしても嫌な感情が出ちゃって……」

真美「だから真美、ちょっとした仕返しのつもりで黙ってたんだよ」

P「な、なにを」

真美「真美、あの場にいたよ。ずっと兄ちゃんのこと見てたよ」

P「どういう……」

真美「兄ちゃんはセクハラなんかしてない。そうだよね?」

P「……」

真美「ごめんなさい、黙ってて」

P「い、いや……え?」

真美「真美ね、ずっと兄ちゃんのこと嫌いだと思ってたんだよ」

真美「だから皆に本当のこと言わなかったの
まさか、クビになるだなんて思わなくてさ。本当に悪かったって思って……」

P「……」

真美「だからさ少しだけ、様子みるつもりで兄ちゃんちに来てみたらなんか、酷い状態になってるし」

真美「真美のせいでもあるわけだし、元気つけてあげなきゃなって思って」

P「だから、いつも来てくれてたのか」

真美「うん」

真美「そいでね、真美あんなに兄ちゃんのこと嫌いだったのに一緒に遊ぶと楽しくて」

真美「もしかしたら嫌いなんかじゃなかったんじゃないかって……思ったんだよ」

真美「よく考えてみたらね、分かったの」

真美「真美は、兄ちゃんが亜美ばっかりだから嫉妬してただけなんだと思う」

P「ま、真美……それは……」

真美「だ、だから……その……」







真美「真美は兄ちゃんが大好きなんだよ!」


P「ヴぁい!?」

P「えっ、えっと…あの……」

真美「ふぇっ……」

P「はっ?」

真美「びぇええええええええんんんんんん」

P「えぇっ!?なっ、なんで泣くんですか真美さんんんん!?!??」

真美「ごべんなざぁいいい本当にクビにさせるつもりはなかったんだよおおおおお」

P「あぁっ!大丈夫、大丈夫だから、泣かないで!」

真美「ぶええええええええんんんんんんんん」

P(どうしろっていうんだ……)

P「ほら、真美。大丈夫だから泣き止め」ギュ

真美「ふぇぇっ……あっ…ぅ?」

真美「なっ、なんで、抱きしめて……」

P「真美……」

真美「にっ、兄ちゃん……?」

P「ごめん、俺、真美が我慢強い子だからさ
わかってくれると思ってたんだ」

真美「兄ちゃん……」

P「俺の勝手な判断で真美を傷つけてしまって、本当にすまない」

P「でも信じてくれ、悪気はなかったんだ!
俺はお前たちのこと誰よりも大事に想ってる」

真美「……」

真美「んふっ、そうだったんだね兄ちゃん」

真美「それって、真美は亜美よりもお姉ちゃんだから我慢してくれるだろう……ってこと?」

P「あ、ああ」

真美「真美、そんなに強い子じゃないよ?兄ちゃん」

P「そう、だな。ごめん」

真美「はぁ」

真美「兄ちゃんが亜美ひいきしてたことに関しては許さないよ。絶対ね」

P「わかってる、許してくれないことぐらい」

真美「だからさ、これからは真美ひいきするの」

P「え?」

真美「亜美でも誰でもなく、真美だけをみて」

真美「それで、一生かけて償ってね」

P「それは、プロポーズか?」

真美「さぁ?どうでしょ→」

P「……」

P「わかったよ、真美」

P「俺も真美のこと好きだ」

真美「んっふっふ、そういうと思ったよ!」

P「なっ、なんで……」

真美「なんとなく!」

P「はぁ」

真美「えへへっ、兄ちゃんチュ→」

P「おう」

真美「ちゅっ……んっ…んんっ……」

真美「……」

真美「んっふっふ~兄ちゃんってばロリコーン!」

P「んなっ!?お前からねだってきたんだろう……って、あぁっ!」

真美「ん?」

P「アイドルと男女の仲になってしまったやばい」

真美「あー」

真美「気にしちゃダメっしょ」

P「……いや、ダメだろ」

真美「もう!細かいなぁ、貴様さてはA型だな?」

P「……」イラッ

真美「あっ、真美もう仕事だからいくね?じゃあね兄ちゃん君」

P「おっおま、逃げるのかおい!真美ー!」


ガチャバタン!


P「行ってしまわれた……」

P「……はぁなんだか疲れる日だったな」

P「無実を訴えても誰も信じてくれなかった」

P「真美がちゃんと俺の無実を言ってくれてたら俺は今頃……」

P「いや、もう過ぎてしまったことは仕方ないよな」

P「そもそも悪いのは俺なんだし」

P「それに真美と二人でってのも中々楽しい」

P「んんー!」

P「少し早いけど、ニートに時間なんてあるようでないものだ」

P「寝るか」


パチっ

だんだんだんだんっっ!

P「うっ、うるさいなぁ……なんだこの音は」

真美「兄ちゃん起きて!はやぁーく!!」

P「ん……真美?また来たのか……」

真美「またとは何だYO!
本当は嬉しい癖に→んっふっふ~」

P「朝っぱらからテンションたけぇな」

P「で、今日は何するんだ?」

真美「え?ナニ??」

P「……」ガツンッ

真美「いでっ」

真美「も、もう兄ちゃんったら照れちゃって→」

P「まだはえーよマセガキが」

真美「ぶーぶー」

P「はぁ」

真美「まぁまぁ冗談は置いといて」

真美「たまには外でない?」

P「え?」

真美「ここ最近ずーっと家にいるっしょ?」

P「なんでそう思うんだ?」

真美「だって真美がここに来るときいつも兄ちゃんいるもん」

P「あー」

真美「だから、どっか出かけようよ!」

P「まぁ、そろそろ食料が尽きてきてるし買い出しついでにどっか遊びに行くか」

真美「やったー!兄ちゃんとデートですよ、デート!」

P「……」



P「んでどこいくん?」

真美「さぁ?てきとー」

P「適当ねぇ、なんかないのか?」

真美「あっ!」

P「なんか思いついたか?」

真美「兄ちゃん!あれ!あれ食べたいぃぃ!」

P「って食い物かよ!しかも俺に払わせんの!?」

真美「だって真美今日お財布持ってきてないもん」

P「……」

P「最初から色々奢らせるつもりできたな?」

真美「あ、あはは……」

P「全く、今日だけだぞ」

真美「やったー!」

真美「兄ちゃん兄ちゃん」

P「なんだ?」

真美「これ欲しい!」

P「仕方ないなぁ」


真美「あのかっこいい名前の奴食べたい!」

P「仕方ないなぁ」


真美「これ美味しそう……」

P「仕方ないなぁ」


真美「あーあーこれ食べたい食べたーい!」

P「ちかたないなぁ」

P「いやいや、おかしいだろ!お前の胃袋どうなってんだよ!」

真美「成長期ですから」

P「少しは遠慮しろ!」

真美「もう、そんなにケチケチしないの」

P「俺ニートなんだけど、今収入ゼロなんですけど……」

真美「あー」

真美「なんとかなるっしょ!真美のソフトクリームたべりゅ?」

P「たべりゅうううううう!」

P「って何を言わせるんだよ!」

真美「自分から言ったんじゃん」

P「あぁそうか」

真美「じゃあ、はいあーんっ♪」

P「あーんっ……んぅ美味い」

真美「でしょ?」

真美「も一口食べる?」

P「おう」

真美「ほいあーんっ!」

P「いちいち面倒くさいなぁ……あーん」パクッ

真美「……」ガシッ

P「!?まっ…!」

真美「ちゅぅっ……んっ…んんっ」

真美「じゅるっ……んっ…ふっ…はっ…んんんっ!」

P「!!???!???」

真美「ちゅっ……んふっ」

真美「ごちそーさーん」


P「おまっ、公衆の面前でなにやってるんだ!」

真美「別に周りに誰もいないよ?」

P「本当に大丈夫か?誰もいないな??」

真美「もし見られてたとしても変装もしてるし誰も気が付かないよ」

P「そ、そうだよな?」

真美「亜美でもない限り気づかないっしょ」

亜美「そうそう!亜美でもない限り気づかないって!」

P「お、おう。確かにそうだよな」

P「……」

P「あ、あれ?」

亜美「やっほ、兄ちゃん」

P真美「」

真美「あっ、亜美!?なんでここにいんのさ」

伊織「そういうアンタこそこれはどういうつもりなの?」

真美「いおりん…えっと…」

伊織「真美っ!アンタ、こいつが何をしたか分かってるの!?」

真美「あっ、あれは誤解で…兄ちゃんは何も悪い事なんて……」

あずさ「プロデューサーさんにそういうように言われてるの?」

真美「ちっ、ちが……」

P「みっ、皆、そんなに真美をせめないでくれ。真美はこもりがちな俺を外に連れ出してくれただけなんだ」

真美「……」

亜美「へぇ、真美は優しいんだね」

P「あ、あぁ」

亜美「それに比べてお前は、最低の屑野郎だよ!!」

P「っ…」ビクッ



セクハラくらいでここまで嫌われるって元々それまでだったって事だよな

亜美「最近ずっとどこか出かけてると思ったらこういう事だったんだね。真美」

真美「あっ、あの亜美?真美が勝手にやったことで兄ちゃんは何も…」

亜美「真美は黙っててよ!!」

真美「ひっ……」

亜美「兄ちゃんは……真美にも手を出すつもりだったの?」

P「い、いや……俺はそんなことはしない」

亜美「嘘つけ!」

亜美「いつもいつも真美は出かけて家にいない、寂しいよ!」

亜美「お前が真美を誑かしたんだろう!」

亜美「亜美の真美に手を出さないでよ!近づかないでよ!」

亜美「亜美から真美を取り上げないでっ!!」

P「うっ……あっ…」

P「うううう……うあああああああああああ」

亜美「ふんっ」

>>55
セクハラといっても軽いものではなく割と大きく知らされている

亜美「真美かえろっか」

真美「あっ、あの……」

あずさ「真美ちゃんもう大丈夫よ。私たちがついてるわ」

伊織「もうあんな危ない大人には近づくんじゃないわよ」

真美「……」






真美「ごめんね、兄ちゃん」

ーー

P「うわあああああああっっ!」

P「はっ、ここは……家か」

P「あれからどう戻ってきたのか覚えていない」

P「気が付けばベッドの上だ」

P「やっぱり、俺はもうだめだ……」

P「ひっ……ぐすっ……うあっ…」

P「ううっ…あぐっ…うううううっっ」

P「真美……」

あくしろ
真美犯すぞ

>>64
真美を犯していいのは私ただ一人なのです

P「はぁ……」

P「伊織達、もの凄く怒ってたな……」

P「そりゃ、そうだよな」

P「……」

春香『プロデューサーさん、見損ないましたよ』

千早『あの、近寄らないでもらえますか?』

美希『ミキ、プロデューサーさんはそういう事する人じゃないって思ってたのに残念だな』

真『皆になにかしようものならボクが容赦しませんよ!』

律子『あなた、自分が何をしたか分かっているんですか!?』

あずさ『あの、もう話しかけないでくれませんか?』

やよい『う、うぅ…プロデューサー、私そういうのはどうなのかなーって……ひっ!』

伊織『ちょっとアンタ何してるのよ!やよいに触れないで頂戴、汚れるわ!この変態大人‼』

亜美『うっうわああん兄ちゃんのかばあああああ‼』

雪歩『ひぅっ…男の人、やっぱり怖いですぅぅぅ』

響『うぎゃー!?ヘンタイプロデューサーがこっち見てるぞー!?』

貴音『恥を知りなさい、この外道が…!』


P「はっ……はっ……」

P「ゆっ、夢…か?いつの間に寝てたんだ俺は……」

P「なんで今更あの時のことなんか……」

P「……」

P「はっ……あっ……」

P「うっ…うぅぅっっ…!」

P「うわああああああああああああああああ!!!!!」

P「なんで!なんでなんだよぉぉ!!」

P「なんで誰も信じてくれないんだよ!聞いてくれないんだよ!!」

P「俺が築き上げてきた信頼関係はそこまでだったってことかよおおお!!!」

P「俺はっ!祝日もずっと休んでお前らのプロデュースしてきたっていうのに!!!」

P「なんでなんでなんでなんでなんで!!!!!!!!」

P「あああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」

なんか>>68から社長の存在忘れたりとか脱字とかあったりするけど面倒だから直さないでいいよね。脳内補完よろよろ→

P「……ふぅ」

P「随分散らかったな……」

P「少し片づけるか」

P「……」ガサガサ

P「あ」

P「これは、俺が初めて持ってきた仕事の雑誌……」

P「捨てるか。全部」

P「……」ガサガサ

祝日は休んでたからってなんなんだよ

>>81

休んでない だよ!タイピングミス!ご め ん ね !!!

チュンチュン

P「ん、朝か」

P「……」テレビピッ

P「……っ」

テレビ『えへへっ、天海春香ですっ!今度発売の……』

ブツっ

P「テレビはもうつけない方がいいかな」

P「腹が減ったな……何か食べるか……」

P「……」ずるずる

P(カップ麺しかなかった……)

P(ついこの間までは真美が作りに来てたっけ……)

P(新しいプロデューサーにも作ってたりするのかな……)

P(いや、俺のために覚えたって言ってたんだっけ?)

P「うん、そうだな」

P「……」ずるずる

P「はぁ、することねぇな」

P「ネット……する気おきねぇ」

P「積んであるゲーム……面倒くさい」

P「今季アニメ……チェックしてあるのは放送日にいつも見てるからなし」

P「……」

P「今まで真美が来てたからなんだかんだヒマにならなかっただけか……」

P「……真美」

P「はぁっ……はぁっ…」

P「あっ…うぐっ…」

P「はっ…はっ…ぅぅっ…」

P「まっ…あっ…」

P「真美ッ…真美ぃっ…!」

ドピュ

P「うっ…ぁっ…」

P(嘘だろ…なんで…真美で…こんなこと……)

P「うっ…うううっっ」

ダダダダダ

・WC・

P「うっ…がぁっ…!」

P「おええええええええええ」

P「あっ…あああああ」

P「ぐぅっ…うえええええええっっ」

P「うぅっ…」

P「なんで、なんで……」

P「真美は元担当アイドルで」

P「小学生の頃から知っていて」

P「姪っ子みたいで可愛いなって、そう思ってたのに……」

P「これじゃあ本当に……」

P「犯罪者じゃねぇかよ」

はぁぁあああよまれたっっ
まぁそりゃそうだよな
これからどうしよう・・・・

P「はぁ…はぁっ…」

P「うっ…真美ッ!」

P「はぁ……うぶっ」

P「おろろろrrr」

P(吐き気とめまいにみまわれがらも、何故だか毎日のように真美でしてしまう)

P(中学生相手に欲情してるだなんて本当に最低だと思う)

P(もう誰にも顔向けなんて出来ない)

P(いっそ死んでしまいたいと思った)

ピンポーン

P「!」

P「ぁ…だ、誰だ……」

カチャススっガチャン

P「……」ガチャ

真美「あっ、兄ちゃん!」

P「ひっ」バッ

真美「あっ、待って!閉めないで!」



P「なんで来たんだよ」

真美「兄ちゃんきいて!真美、ちゃんと皆と話を……」

P「お前、もう来るんじゃねえよ!」

真美「っ…」ビクッ

P「俺はもうお前と会っちゃいけないんだよ!」

P「本当、最低なやつなんだよ。俺は」

真美「なんでそんなこと言うの?兄ちゃんは最低なんかじゃ……」

P「んだよ、何も知らねぇくせに」

真美「に、兄ちゃん?」

P「元はといえば全部お前のせいじゃないか……」ボソッ

真美「えっ…ぁ…ぅ…」

P「あっ……」

P「とにかく、もうくんなよ」

バタン

P「鍵閉めた。窓も大丈夫」

P「チェーンもばっちり」

P「よし、これでだれも入れないな」

P「……」

P「今日は風呂入って寝よう」

真面目な顔して読んでたのに笑ってしまった、許さん

>>106
別に真面目な顔して読まんでもいいが

変に先読みしてすまなかった

更新されてないか毎日確認するほど楽しみにしてるから頑張って欲しいです

>>113
そこまで楽しみにするほどのものでもないと思うけど
ありがとうございます!

P「んっんー!」

P「あぁっ、もう昼かぁ」

P「ずっとPCの前に座ってるのも疲れるな」

P「ネットとゲームしてるだけだけど」

P「何か食うか」

ガサガサ

P「なんもねぇ……」

P「最後に買い出しに行ったのが真美と出掛けた日だから、もう結構たつんだよな」

P「真美、か。あれからどうしたんだろう」

P「きっと傷ついたよな。あんなこと言って……」

P「いや、仕方なかったんだ。うん……」

P「はぁ、早く出掛けよう」



P「うっ、太陽が眩しい……」

P「それにしても、平日昼間なこともあって周りの目が気になる」

P「久しぶりに刑務所からでた罪人の気分だ」

P「スーパーは、えぇっと……」

P「どっちだっけ?」

P「いや、その前にお金おろさないと」

P「あといくらぐらい残ってるんだろうか……」

P「……」

P「まぁ、こんなもんだよな」

P「そこそこ給料は貰ってたし結構貯金はしてあったつもりなんだけど……」

P「流石に辞めてから一年以上たつしなぁ」

P「仕事……かぁ」

P「あのことで俺の名前は大分知られているはずだ」

P「雇ってくれるのか?」

P「……いや、節約すればまだもつか」

P「スーパーいこう」

スーパーマーケット

P「あれと、これも買って……」

P「うん、このくらい買い込めばしばらく外にでないで済むだろう」ドッサリ

P「少し重い……」

P「筋力落ちたかなぁ」

P「これは、早く帰らないともたないぞ……」

P「ひぃっ…ふぅっ……」

P「おもってぇ……」

P「はぁ…はぁ…」

P「あ……あっ」ビクッ

P「あれは、真美……?」

P「間違いない」

P「男と…二人で……な、なにを……」

P「っうぶ…!おぐぅぅぅっ」

ダダダダ

P「はぁっ…はぁっ…」

P「あっ…ああっあああっっ」

P「うぐうううううううううううううう」

P「うっあああああああああああ」

P「……」

P(気づけば見知らぬ公園にきていた)

P(しかも大分時間が経っているようだ)

P(空は赤色に染まっている)

P「真美は、一体誰といたんだ」

P「新しいプロデューサーか…それとも、別の誰かか」

P「どっちにしろ、真美にはもう俺は用済みってわけか」

P「いや、自分から突き放したんだから当然といえば当然だ」

P「分かっている…うん…分かってる……」

P「……」

P「うぶっ…!また吐き気が……」

P「うっぅぅっっ!」

「あ。あの……」

P「うっうぶぅぅっ…」

「大丈夫、ですか?」

P「へぁ?」

胸糞エンドなんかな?
できたら教えてくれんかね、胸糞なら読むのやめるから

――

P「ふぅ、ありがとうございます。助かりました」

男「あぁ、いえいえ。お気になさらず」

P「それにしても、どうしてここに?」

男「知り合いが迷子になっちゃったんで。探していたんです」

男「そうしたら、貴方が苦しそうにしていたのを見つけて」

P「それはどうもすいません」

P「…迷子、というと子供ですか?」

男「いえ、そういうわけじゃないんですが……」

男「あの、何かあったんですか?」

P「えっ」

男「俺でよければ、相談のりますよ!」

>>122
最初にもいったけどPがおかしくなってるだけで話自体は鬱物ではないと思ってる

P(その人は誰からも好かれそうな眼鏡をかけた好青年、という感じの人だ)

P(俺はその親切な人にある程度伏せつつ事を話した)

P(その人は俺のことを軽蔑せず真剣に話をきいてくれた)

P(人に話すことで俺の心はだいぶ軽くなった)

P(その人は初めて会った他人だが、別れるころには仲良く雑談をしていて連絡先も交換した)

P(今度また、会う約束もした)

P「ふぅ、もう寝るか」

P「おやすみ」

どこまで話したんだろう

>>127
自分の仕事やらの個人情報は伏せてほぼ

鬱ものだと思われてもなぁと思ってな
すいません

P「よし、今日はあの人と会う日だ」

P「服装は…これでいいかな」

P「うん、ばっちりだろう」

P「よし行こう」

P「お待たせ。待ちました?」

男「いえ、大丈夫です。俺も今きたところですから」

男「あ、あと敬語じゃなくてもいいですよ。Pさんの方が年上なんですから」

P「そう?」

男「はいっ!」

P「とりあえずどこか行こうか」

男「そうですね!」

今日中に終わらせたいです
頑張ります

夕方

男「今日は楽しかったですね。Pさん」

P「男くんのおかげで充実した一日になれたよ。ありがとう」

男「いえいえ、こちらこそ」

P「こうやって、人と遊ぶの凄く久しぶりで楽しかったよ」

P「それじゃあ、また」

男「はいっ、また今度」

男「ああ、それと。これ」

P「?」

男「お弁当です。これから毎日持っていきます。Pさんあまりお金の余裕がないんですよね」

男「少しでも何か役に立ちたくて、足しになれば……と」

P「えっ?いや、そこまでしてくれなくても大丈夫だぞ?!まだ余裕はあるわけだし……」

男「いいんです。受け取って下さい」

P「でも……」

男「じゃないと、これを作ってくれた人に申し訳ないですよ?貴方の為に頑張ったんですから」

P「男くん……」

P「そうだな。ありがたく受け取ります」

P(それから男くんは毎朝俺に弁当を届けてくれる
どれも俺の好みの味で
弁当の中身は飽きさせないように毎日違うものが入っており、手間がかかっているのがわかる)

P「いつもお弁当届けてくれてありがとう男くん」

男「いえいえ」

P「とても美味しいよ」

男「はいっ、そういって貰えると尻尾を振って喜びます!」

P「はは、犬かよ」

男「そうですね。好奇心旺盛で懐っこいところは犬っぽいかもしれません」

P「ははは」



もしかしてもう真美はいらない子ですか?

男「ところでPさん」

P「ん?」

男「その、Pさんのいう会社仲間との関係についてなんですが……」

P「ああ」

男「もう一度だけ、話をしてみたらどうですか?」

P「……」

男「Pさんの話を聞く限りだととてもいい人達なんですよね?」

男「なら、あの時はきっと突然のことで混乱していただけだと思います」

男「あれから大分時間もたっていますし、このままの状況だとダメだと思うんです」

男「ちゃんと解決してほしいです。Pさんの為にも、あの人達の為にも……」

オチが読めたが優しい読者の自分は言わないでおいた

>>153
なんで真美をいらない子にしてるのだ貴様!

いいから更新はよ

>>155
ありがとう。優しいですね・・・
でもなんか、ものすごく展開かえたくなってきた・・・

>>157
こんな真夜中に更新しろだなんて鬼畜でふ

P「そうだな。考えてみるよ」

男「本当ですか?ありがとうございます!」

男「では、俺はこれで」

P「……」

P(嘘だ)

P(本当は考えたくなんかない)

P(何度言っても無駄だったんだ)

P(もしまた765プロに行ったとしても拒絶されるのが怖い…)

P(真美にもひどいことをを言ってしまった。もう今更顔向けなんてできない)

P「はぁ……」

P「……」カチッカチカチ

P「ふふっ……」

P「結局家でネットやってるのが一番ってわけよ!」

P「お、もう夜中か」

P「朝起きて好きなことして、気づいたら夕方になって」

P「夕ご飯食べて風呂入ればもう一日の終わりだもんな」

P「火が経つのは早いものだ」

P「そういえば俺が仕事を辞めてからどれぐらいたったっけ?」

P「もう数えてないなぁ……」

P「寝よう」

カナーシミノムコーヘト~♪

P「んんっ!なんだよこんな朝っぱらから電話をかけてくる奴は!」

P「まったく…」スッ

P「もしもし?」

男『あっ、Pさんおはようございます!』

P「お、男くんかぁ。おはよう」

男『昨日、話に行かなかったんですね?』

P「えっ、いっ、いやぁ……」ギク

P(なんで知ってるんだよ)

P「だって、ほら考えてみるって話だったし……」

男『屁理屈言わないでください。今日こそは行ってくださいね。きっと大丈夫ですから』

P「大丈夫と言われましても」

男『また悲しいことになったら俺がじっくり話をきいてあげますので』

P「あ、ありがとう……」

男『絶対、いってくださいよ!』

P「……」

男『もしもし?分かりましたね‼』

P「はっ、はひ!」

男『わかってくれましたか!』

P「えっ?あっ、今のは反射的に…」

男『わかってくれて良かったです!じゃあ切りますよ』プツ

P「ちょっ、ちょっと!」

ツーツー

P「……」

P「きれてもうた……」

P「仕方ない、少しだけ行くとするか」

P「行くだけ行くだけ……」

P「少し会社の前通って、男くんには誰もいませんでした!といっておけばいい」

P「うん」

765プロ事務所前

P「……」

P「まさか事務所移転していないとは……」

P「もう皆トップアイドルで金も十分にあるだろうに」

P「おかげで迷うことなくこれたじゃねぇか」

P「やめてから結構たつのに普通に迷うことなくこれるとか……」

P「相当、社畜だったんだな。俺」

P「……」

P「帰るか」クルッ

P「!!」

P「あっ……あっ……」

P「はっ、春香…」

春香「プロデューサー、さん……」



P「っ…!」ダッ

春香「あぁっ!待って、プロデューサーさんっ!」

春香「待って下さいっ…ってきゃぁあっ!?」ドンガラガッシャーン

P「あっ…」

春香「あいたたた……」

P「春香、大丈夫か?」スッ

P(しまった!つい手を差し伸べてしまった…うっ、振り払われるか?)

春香「あっ、ありがとうございます」ギュッ

P「えっ!!」

春香「?」

P「あっ!」

P(女の子の手なんて久しぶりに握った……)


春香「えへへっこういうの久しぶりですね。なんか」

春香「私が転んで、プロデューサーさんが手を差し伸べてくれる。とっても嬉しかったです」

P「……今はほかに差し伸べてる人がいるんだろ?」

春香「えっ?あっ、はい。まぁそうですけど///」

P(この反応は……)

P「じゃあ、俺はもう帰るから」

春香「まっ待って下さい!話がしたいんです」

P「どうして?」

春香「謝りたくって……」

P「何を?」

春香「今日は、皆います。もう酷いことはしないので、どうぞ中に入って下さい」

P「……」

ガチャ

P「……」

一同「「「!!」」」ガタ

P「えっ、あっ……」

春香「……」

春香「皆、いくよ?せーのっ」

一同「「「ごめんなさいっ!」」」

P「へぁっ!?」

P「ど、どうしたの!?」

春香「私達、ずっと勘違いをしていたんです。それでプロデューサーさんに酷いことを……」

真「プロデューサー、本当にすみません」

美希「ごめんなさいなの!プロデューサー」

P「なんで、お前らが謝るんだ?」

律子「プロデューサーとアイドルはいつでも二人三脚で信頼しあわなければいけないんです」

千早「それなのに私たちはプロデューサーを信じることができなかった」

P「いっ、いや、それは俺が……」

貴音「いいえ。すべて私たちの落ち度です」

貴音「すみませんでした……」

P「……」

伊織「うぇえっ…あぐっプロデューサー、ごめんなさいっ!
私っ、あんなひどいこと言って……うっうぅぅっ」

P「伊織っ、そんな泣かないでくれ!」

伊織「だっ、だって…うぐっ」

P「でも、なんで皆……」

亜美「真美がね、全部話してくれたんだよ?」

P「えっ?真美が……」

真美「……」

真美「兄ちゃん……」

P「真美……」

真美「屋上、いこ?二人で話したい」

P「あ、ああ」

屋上

真美「兄ちゃん、ごめんね?真美、皆にいうの時間かかっちゃって……」

P「い、いや」

真美「最初から真美が言っていればこんなことにはならなかったんだよね。本当にごめん」

P「そのことはもういいから、気にしないで」

P「元は俺が悪いんだし……」

真美「……」

P[あっ、えぇっと」

P「あんな、酷いこと言ってすまん!」

真美「え?」

P「本当は真美に来てもらって嬉しかったよ」

真美「うん、真美も兄ちゃんとこ楽しかったっぽいよ?」

P「ああ、あのな。きいてくれ、真美」

P「不安だったんだ。部屋で真美と二人きりになったとき、俺は自分を抑えることができるのかって……」

真美「兄ちゃん?」

P「俺の…俺の、世界で一番大事な人を傷つけてしまうんじゃないかって不安だったんだよ!!」

P「好きだ!真美!誰よりもお前だけを愛している!!」

真美「ふぇぇ!?///」

真美「なになになに!?いきなりすぎないかな///」

真美「今それを言うのはおかしいっしょ!」

P「なんとなく、今しかいう場面ない気がして」

真美「そっ、そうなの?」

P「うん」

P「弁当、美味しかったぞ」

真美「えっ?きっ、気づいてたの?」

P「今な」

真美「いっ、いまぁ!?」

P「男さん、お前の今のプロデューサーだろ?」

真美「う、うん。そうだよ……感がいいね兄ちゃん」

P「ああ」

P「だってそこにいるもんなー?男」

男「いいいいっっ!?!??」

真美「に、兄ちゃん!?」

男「あはは、気づかれてしまいましたか……」

P「お前かくれんぼ苦手だろ」

真美「ちょっと、なんで兄ちゃんいるのさ!」

男「そりゃぁ、まぁ色々不安だったんだよ……」

真美「うぅぅ…///」

P「ははは」

P「男、ありがとな」

男「いえいえ、誤解が解けてよかったですね」

P「あぁ」

男「あの子たち、本当いい子ですよ」

P「うん、よく知ってる」

男「でしょうね」

P(もう俺よりもコイツの方があいつらとの付き合いは長くなるのだろう)

P(あいつらのことをよくわかっているから、誤解を解いてどうしても俺と仲直りさせたかったんだろうな)

社長「でだ、キミ仕事はどうするのかね?」

小鳥「できれば、また私たちと働きませんか?」

社長「もちろん今までの詫びもこめて、給料は弾ませる」

P「お気遣いありがとうございます。でも大丈夫です」

P「俺の事は業界では大分知られています」

P「今ここで働いても迷惑がかかってしまうと思うんです」

小鳥「迷惑だなんて、そんな」

社長「そんなことキミが心配する必要はない。私がすべてなんとかするからな」

P「でも、いいんです」

P「多分、俺はこの仕事に向いていない」

P「アイドルとの信頼関係を十分に築けなかったからこそ今回のようなことになってしまったと思うんです」

小鳥「プロデューサーさん……」

社長「キミがそういうのなら、仕方ないな。また一緒に働きたかったのだが」

P「すみません」

社長「他に、あてはあるのかね?」

P「いえ……」

社長「なら私の知り合いをいくつかあたってみよう」

社長「キミのことは話しておくから」

P「ありがとうございます!」

小鳥「プロデューサーさん」

P「はい?」

小鳥「頑張ってくださいね」

P「はいっ!」

やよい「うぅ~プロデューサーもう行っちゃうんですか?」

響「また、いつでも来ていいからな!歓迎するから」

雪歩「お元気で、プロデューサー」

あずさ「いいお仕事見つけてくださいね」

春香「それじゃあ、プロデューサーさん」

P「ああ、またな皆」

亜美「兄ちゃん……」

P「ん?どうした、亜美」

亜美「ごめんね、亜美あんなひどいこと言っちゃって」

P「もう気にしてないよ。大丈夫」

亜美「でも……」

P「亜美は真美のことを思っていったんだ。そうだろ?」

亜美「うん」

P「ならいいんだ」

亜美「そっか」

P「ああ」

P「それじゃあな」

P「で、だ」

P「なんでお前は俺の家にいるんだ?」

真美「えー、もう仲直りしたいいいかなって」

P「俺の話きいてた?」

真美「きいてたきいてた」

P「……」

真美「兄ちゃん、もうお金ほとんどないんでしょ?」

P「あ、あぁ」

真美「新しいお仕事みつかるまで真美のお金使っていいよ」

P「えっ、それは、ちょっと……」

真美「いいのいいの!」

P「でも……」

真美「真美もう一生使えきれないほどのお金あるから」

P「いつの間にそんなに稼いでたんすか真美さん……」

真美「んっふっふ~頑張りました

真美「まぁそんなことよりも。ほら、ここサインして」

P「ん?なんだこれ……」

真美「いいからいいから!」

P「お、おう」

P「って、これ婚姻届!?」

真美「んふっ、ありがとね兄ちゃん!」

P「はぁっ!?」

P「まっ、真美!今お前何歳だ!?」

真美「ん?16」

P「!!!!??!?!?」

真美「ふぇ?どったん」

P「そっ、そんなに時がたっていただなんて……!」

真美「真美おっきくなったっしょ?」

真美「触ってもいいよ?」

P「ばばばばかいうんじゃねぇ!」ゴツン

真美「いでっ」

P「とにかく、16で結婚だなんてダメだろ!高校は!?」

真美「お金いっぱいあるから高校行く必要ないし」

P「そんなこといってもお前絶対使い果たすだろ!」

真美「じゃあ兄ちゃんが管理すればいいよね!」

P「はいぃ?」

P「あのなぁ、そんなこと言っても……」

真美「真美、ニートで貧乏な兄ちゃんのやくに少しでもたちたくて……」

P「……」イラッ

真美「それに、ずっと一緒にいたいから…ダメかな?」

P「真美……」

P「そうだな」

真美「兄ちゃん!」パァッ

P「お前が高校を卒業したら、その時は結婚してやるよ」

真美「え、でも……」

P「お金なら大丈夫だ。すぐに仕事を見つける」

P「それに、お前も今まで通り俺に弁当つくってくれるだろ?」

真美「作るけど……」

P「通い妻ってのも悪くないよな」

真美「?」

P「毎日俺のところに弁当もってきてくれるか?」

真美「!!」

真美「うんっ、くる!行く!」

P「そっか、ありがとう」

真美「今は諦めるけどさ」

真美「卒業したら絶対結婚してね?」

P「ああ、それは勿論」

真美「えへへっ」

真美「大好きだよ、兄ちゃん!」

おわりですー

無印真美の不憫な扱いをみて、これは嫌われても仕方ないだろうなーと思って書きました
でも真美に嫌われるのは兄ちゃん心苦しいのでこうなりました
新しいPというのは赤羽根Pを想像して書いています

真美がこうこうこうしているときPはこうしていたーみたいなのを考えながら書きました
必要ないとは思いますが、真美視点からも書きますか?いらないよね

最後の謝罪があっさりすぎなのは自分でもわかっとるわ
眠かったんですよ。物凄く

ちなみにPとアイドル達との間には対して信頼関係築けなかった
と、考えてください

私の時間に余裕がなかったのです!
バッドが嫌だからこういう風にしたのに~脳みそ足りないよ

最近やっと最初の頃よりはマシなもの書けるようになってきたと思ってたけど
あふっ、傷つきました。もう二度と書かないでふ

自分はただ誰から嫌われても真美だけは味方してくれるーみたいなのを書きたかっただけなんだぞ
単純に真美だけっていう状況で真美といちゃいちゃしたかっただけなんだようわあああああ

アドバイスをちゃんと受け取れないと書き手としてはまずいと思うぞ
全部真に受けろとは言わんが基本的には批判してくる人の意見の方が参考になると思った方が良い
それもしたくないんだったら言い方きついかもしれないけど人に読んでもらうべきじゃない

>>229
今後の参考には毎回しています
立派な意見です。そのへんは大丈夫b
今回は初めてシリアスに挑戦した作品だったので少し混乱しただけです。もう開き直りました
自分にはこういう系は無理だと悟ったので
次があればシリアスはやめて、本来書いている
いちゃらぶを目指そうと思います。

皆さんの期待に応えられず申し訳ないです
次があれば、またよろしくして下さい

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