【ラブライブ!サンシャイン!!SS】善子「曜がエ○コー…しているみたいなの…」 (35)

スクールアイドル部 部室


千歌「う、嘘でしょ…?」>フラ…


梨子「ちっ千歌ちゃん!?しっかりしてー!」


千歌「ウソダウソダウソダウソダウソダウソダウソダウソダ…」>ブツブツ…


梨子「ひっ!ちっ、千歌ちゃん…?」


果南「善子ちゃん…。それ本当なの…?」


善子「私だってあれが夢だったら…何かの間違いであればいいのにって思ってるわ…」


善子「あれは昨日の夕方、私は、花丸とルビィを見送るため沼津駅前のバス停で待っていたの」

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沼津駅前バス停 8番線


花丸「~♪」


ルビィ「よかったね花丸ちゃん。お目当てのものが買えて」


花丸「うん。はちみつレモン味ののっぽパンは、夏限定商品だから早めに手に入れたかったんだ~」


善子「でも、あれって沼津駅のコンビニでも売ってるじゃない。なんでわざわざ直営店まで行ったのよ?」


花丸「善子ちゃん、甘い!甘いずら!こういう季節モノは、ちゃんとしたお店で買うことに意味があるずら!」>ズイ


善子「ちょっ、近いわよ、ずら丸!分かった、分かったから少し離れてちょうだい///」


花丸「ふふーん。分かればいいずら」>フンス=3


善子「くっ、この堕天使ヨハネをここまで追い詰めるとは……やるわね、ずら丸」

ルビィ「あはは…、でもバスが来るまで一緒に待ってくれて、ありがとうね善子ちゃん」


善子「まぁ、私も今日はもう後は家に帰るだけだし。それに…」


ルビィ「それに…?」


善子「(友達のためにバスが来るまでおしゃべりするなんて……すごくリア充っぽい!)」


善子「くっくっく…」>ニヤニヤ


ルビィ「よ、善子ちゃんが怖い…、ねぇ花丸ちゃんも…って、花丸ちゃん?」


花丸「ねえ?あれって曜ちゃんじゃない?」



曜『 』>ソワソワ

ルビィ「あ、本当だ!」


善子「珍しいわね、曜が一人で駅前にいるなんて」


花丸「確かに、いつも千歌ちゃん達と一緒に行動しているイメージずら」


ルビィ「あれ?駅の改札に向かって手を振ってるよ…?誰かを待ってたんだね」


善子「また随分一生懸命に振ってるわね…。ということは、相手は曜にとってよほどの相手なのね…」




曜>オーイ…チダヨー!

ルビィ「そうだね。ここからだと顔は見えないけど、曜ちゃんとっても嬉しそうだって、背中からでもわかるもんね」


花丸「あっ!どうやらあの人が相手みたいずらって…」




曜>ヒ…シブリー!←相手に抱きついた


男性>オオ!ゲ…ニシテ…タカ?←曜を抱きしめた




善子・花丸・ルビィ「「「…!?」」」

丸「きゃー!///曜ちゃん、こんな駅前で大胆ずら///」


ルビィ「迎えに来てあんなに喜んでるってことは、あの男の人は曜ちゃんの…彼氏さんってことだよね///」


善子「さっさすが、リア充も2年生になるとやることが違うわね…。でも、曜に彼氏が居たなんて驚きだわ…」


ルビィ「そうだよね、いや~やっぱり上級生は大人なんだね~///」


善子「あら?どうやらタクシーで移動するみたいねって、彼氏が何か曜に渡してるわね……ってあれは!?」

男性>ソウダハ…コレ つサツタバダシー


曜>ッチョ!コン…トコロデダ…イデヨモー!つサツタバウケトリー




善子・花丸・ルビィ「「「!!!!!???????」」」



男性>ソレジャ…カラ、ホ…ニイコウカ


曜>ウン!ヨ…ロー!


タクシー>バタン!ブーン…




善子「ねっ、ねえ…?今、あの男の人が曜にお金渡していたわよね…?」


ルビィ「う、うん。それに、これからホ、ホテルに行くって言ってたような…」


花丸「間違いないずら…、曜ちゃんは…曜ちゃんは…」









善子・花丸・ルビィ「「「(エ○コーをしている(ずら)!?)」」」



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スクールアイドル部 部室


善子「これが私達が目撃したすべてよ…」


梨子「う、嘘でしょ…?あの、曜ちゃんがそんな…」


果南「だから、今日はみんなの元気が無いわけか…」


ルビィ「うぅ…」


花丸「ずら…」


ダイヤ「…」


梨子「でも他人の空似かもしれないし…。そもそもおかしいじゃない!あれって、お金が足りない子がやるものでしょ!?」


梨子「ブランドものとか、高価な化粧品が好きな子ならまだ信憑性があるけど、曜ちゃんはそういうものに興味無いじゃない!」


梨子「そうよ!今の曜ちゃんがお金に困ることなんてあるわけがな………っ!」


果南「…っ!」

千歌「だ、だよねー!梨子ちゃんの言う通りだよ!」


ダイヤ「…」


千歌「そうだよ!曜ちゃんの趣味って言ったら水泳とコスプレだもん!」


果南「…」


千歌「水泳はプールで泳ぐだけだから、そんなにお金もかかって無いって前に聞いたし!」


善子「…」


千歌「確かにコ…コスプレだって、手作りだから一人分なら十分お小遣いの範囲内だって言ってたもん!」


ルビィ「…ヒッグ…」


千歌「そうだよ!それにスクールアイドルだって…だって……」


梨子「…」


千歌「あれ…そう言えば……私達9人分の…衣裳代って…」















千歌「……どうしてたんだっけ…?」

ダイヤ「はぁ…、やはり千歌さんも部のお金については認識が無かったようですわね…」


果南「…でもそういうのって、普通は学校から部費が出て、その中でやりくりしていくんじゃないの?私達だって昔はそうしてたし」


ダイヤ「この廃校寸前の浦の星において…、ましてや一学期の途中からできた新設の部活に回される部費なんて雀の涙程度ですわ…」


ダイヤ「それに、確かに私達3人でやっていた時は部費でまかなえていました…。でも、私達が着ていた衣装に比べて、曜さんが作るものはレベルが違います」


ダイヤ「生地の品質もさることながら…一人一人アクセントの小物まで用意することを考えると…」



千歌「…私のせいだ…」


梨子「千歌ちゃん…?」

千歌「わ、私が、あの時、よっ、曜ちゃんにあんなこと言わなければ…」


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千歌『もー。もっとかわいいスクールアイドルっぽい服だよ~』


曜『っと、思ってそれも描いてみたよ!ほい!』


千歌『うわぁ~すごい!キラキラしてる!』


曜『でしょう~?』


千歌『こんな衣装作れるの~?』


曜『…うん!もちろん…!』














曜『なんとか…なる!』>ニコ!

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千歌「私が、お金とかそんなこと考えないで曜ちゃんにお願いしたから…私のせいだ…私が…」


梨子「千歌ちゃんだけのせいじゃない!私だって作曲だけで、お金とかのことはぜんぜん考えてなかった…」


ルビィ「ルビィも、曜ちゃんが用意してくれる衣装をただ喜んで着てるだけで…」


花丸「おらもただ皆と一緒に歌ったり踊ったりすることだけ考えてた…」


ダイヤ「本来であれば、そういう話は上級生の私が管理すべきことです…。私にも責任がありますわ…」


果南「ちょっと、みんな!結論を出すにはまだ早いよ!もしかしたら、部費以外に鞠莉が渡してるかも知れないし!」


果南「そうだよ!きっとそうしてたんだよ!ほら、ダイヤ!今すぐ鞠莉に聞いてみよう!」


ダイヤ「私も先程そう思いまして、鞠莉さんに電話してみましたが…」


ダイヤ「鞠莉さんは今日の夜まで出張で日本にいないみたいでして…電話はつながりませんでしたわ…。とりあえずメールは入れておきましたが、まだ返信がありません…」


果南「そんな…」

千歌「そうだ!電話、電話しなきゃ!」つ携帯


梨子「…そうね。本人に確認するのが一番ね…」


ダイヤ「…ッ!ふ、二人とも御待ちなさい!この話は、今日曜さんがここ来てから、改めて対面で話しm…千歌「そんなの待ってられないよ!」


千歌「曜ちゃんは…私がやりたいって言ったスクールアイドルのために、今も泣いてるかも知れないんだよ…」


果南「千歌…」


千歌「もし…もし…私のために、曜ちゃんが泣いているなら…私、謝らなきゃ!」


千歌「だって、スクールアイドルは皆を笑顔にするために…キラキラするために始めたんだよ…」


千歌「なのにもしそれが、誰かの…曜ちゃんの犠牲の上で成り立っていたのなら…」











千歌「私はそんなの…いやだよ…」>ポロポロ…

果南「そうだね…。曜は私にとっても、大事な幼馴染。もし善子ちゃん達が見たことが事実なら…ダイヤ、その時は…」


ダイヤ「…重々承知しておりますわ」


携帯>トゥルルル…トゥルルル…


千歌「(曜ちゃん…早く出て…お願い…)


携帯>トゥルルル…トゥルルル…










携帯>曜『あっ!もしもし千歌ちゃん?どうしたの?』

千歌「曜ちゃん!今何処にいるの!?会って話したいことがあるの…」


携帯>曜『え?もうすぐ校門の前に着くよ?えへへ…千歌ちゃん、実は今ね…』


千歌「わかった!今から迎えにいくね!」>ダッ!


携帯>曜『千歌t…』>ピッ!


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浦の星女学院 校門前


曜「…?なんだったんだろう今の?」


?「曜、それじゃあ、また夜にな」


曜「あっ!そうだ、せっかくだから今からさ…」


千歌「曜ちゃん!」>ダキツキ!


曜「ち、千歌ちゃん/////何時の間に?////////」


?「おや…、千歌さん?ひさしぶりだね。いつも曜の写真見てたけど、やっぱり実際に見た方が綺麗n…



千歌「曜ちゃん!エ○コーなんて今すぐやめて!」>ポロポロ


曜「  」


曜「 」


曜「」


曜「はぁぁぁあああああああ!!!!????」


?「おい…曜。どういうことだ…?」


曜「いや…私にも何がなんだか…、って千歌ちゃん!いきなりどうしたのさ!?」


千歌「ゴメンナサイワタシノセイダゴメンナサイワタシノセイダゴメンナサイワタシノセイダゴメンナサイワタシノセイダゴメンナサイワタシノセイダゴメンナサイワタシノセイダゴメンナサイワタシノセイダゴメンナサイワタシノセイダ…」


曜「あっ、あの~?た、高海千歌さ~ん…?」>タラー


?「この千歌さんの様子…冗談を言っている様には見えんが…」



あー!?

善子「コ…、コイツが昨日のエ○コー野郎よ!」


花丸「そうずら!間違い無いずら!」


ルビィ「」>ウンウン


ダイヤ「あなた!責任ある大人が子供に手を出すなど…恥を知るべきですわ!御待ちなさい、すぐに警察に突き出してやりますわ!」


?「  」


?「 」


?「」


?「はぁぁぁあああああああ!!!!????」


曜「ねぇ…。今の…どいうこと…?」>ジトー


?「ご、誤解だー!?」









果南「あれ…?曜の親父さん?いつの間にこっちに帰ってきてたの?」

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数日後 旅館「十千万」


曜「もー!みんなヒドイよ!私が、そんなコトする子だって思ったわけでしょ」


千歌「いや~ごめんごめん。でも、制服着たまま、駅前でお金をやり取りする曜ちゃんだって不用意だよ?」


曜「まぁ…あれはパパも私も反省してます…。パパも久しぶりに娘に会えて、テンションおかしかったらしいし」


千歌「そうだね。曜ちゃんのお義父さんも、帰ってくるの久しぶりだもんね~」


曜「でも、確かに衣装のお金のこととか、お金のことを千歌ちゃん達に説明しておくべきだったね」


千歌「最初のライブから鞠莉ちゃんと学校が面倒みてくれてたんだっけ?」


曜「うん。流石の私でも、3人分のスクールアイドルの衣装を作るとお小遣いが無くなっちゃうよ~」

曜「パパも船の上から、ネットで私たちの活躍を見ていてくれててね…」


曜「特に私が作った衣装のクオリティが良かったから、何かと入用だろう…っと思って、お小遣いも奮発してくれみたいなんだ~」


曜「まぁ、結局スクールアイドル関係には使わないから、余分な分は返しちゃったけどね」


千歌「ふふ…、本当に曜ちゃんのお義父さんって、義娘思いだよね~。曜ちゃんが、パパ大好き~って気持ちもわかるよー」>ニコニコ


曜「(…ムスメ…?)…うん!パパにとって、千歌ちゃんも果南ちゃんも昔から知っているから、自分の娘みたいにかわいいって、応援したくなるって言ってたよ」


千歌「それ、本当!?えへへ…、いや~これってもう決まったも同然だよね!うん!そうだよ!」>ニコニコ


千歌「よーし、頑張るぞ~」>ニコニコ


曜「ね、ねえ千歌ちゃん…?ちょっと聞きたいんだけど、さっきかr…千歌「曜ちゃん…」>コテン


曜「ち、千歌ちゃん!?な、なんで急に私の膝の上に頭を乗せるの…?////」

千歌「えへへ…、なんか曜ちゃんと、お話してたら急に眠くなってきちゃった…。夕飯までまだ時間あるから…少し…このままでいいか…な…?」>ウトウト


曜「えー!///まっ、まぁいいけど…その…今日練習あったから、…汗臭いかも…////」


千歌「ううん…そん…こ…ない…。……ずっと…欲し…かっ…た…」>ウトウト


曜「ち、千歌ちゃん?…おーい…チカチャーン…」>コショコショ…


千歌「スー…スー…、、、ヨウチャン……ダイスキ……」>スヤスヤ…


曜「!!!!!!!?????????////////////」>カァ//


曜「わ、私も……」


















曜「(トモダチトシテ)ダ…ダイスキダヨー…///////」>コショコショ…

千歌「エヘヘ…」>スヤスヤ…


曜「もう…千歌ちゃんたら、こんな幸せそうな顔してそんな事言われたら、私も言いたくなっちゃうよ///////」


曜「…おやすみ…、千歌ちゃん…。時間が来るまで、私がこうして頭をなでてあげるからね…」つナデナデ


曜「~♪」つナデナデ


あの日の夕方、私の膝の上で幸せそうに眠る千歌ちゃんを見ていたら、さっきまでの会話で感じていた違和感なんてすぐにどっかに飛んで行った。


ごめんね、千歌ちゃん。今思えば、あの時私を校門まで迎えに来てくれた時の千歌ちゃんの様子で気づいてあげるべきだったんだ…。


千歌ちゃんと私のお互いを思う気持ちは…同じ方向を向いている様で、本当は別の方向を向いているんだって…。


















千歌「ヨウチャン…ア…シテル…」>スヤスヤ…


HTML化依頼致します。

お目汚し、失礼いたしました。

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