魔法美少女リリカルプリズママギカ☆アンナちゃん! 1話 (7)

アイドルマスターミリオンライブの望月杏奈が主役のssです。

茶番あり。
キャラ崩壊あり。
勢いとノリで書くかも。
誤字脱字あるかも。
ガバガバ設定あるかも。
世界観は杏奈が主役のドラマだとイメージしやすいかもしれません。
デレマスのキャラがちょっと出るかもしれません。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1475329942

自室

杏奈「ふひひ……ユリコちゃん今日もかあいいよぉ……」

ユリコ『来週も風と共に、見てくれるかな?』

杏奈「うんっ! クーラー全開で見るよ! なんなら来週とは言わず、毎日見ているよ!」

ユリコ『風よ、また私を導いてくれ!』

杏奈「杏奈も、ユリコちゃんの風に毎日導かれているよ!」

杏奈「……ふぅ」

杏奈「今日も風の魔法使いユリコちゃん……神回だった」

杏奈「いや……存在自体が神回。外れの回なんて一個もない神アニメだ」

杏奈「そもそもだ。ユリコちゃんのモデルとなり、声優も務めている七尾百合子さんが……」

杏奈「神そのものなんだ……神アニメになるのも必然……」

杏奈「早く来週になってくれないかなぁ……」

杏奈「……こんな時、杏奈もユリコちゃんみたいに魔法を使えるんだったら……」

杏奈「今すぐ来週にさせて、風の魔法使いユリコちゃんが見られるのになぁ……」

?「その願い、叶えてあげようじゃないか!」

杏奈「さてと、もう一回見よっと……」

?「そ、その願い、叶えてあげようじゃないか! 叶えてあげますよ!」

杏奈「キャーユリコちゃん、今日もかあいいよぉー! ふひっ」

?「き、聞こえていないのかな? それとも言い方が悪いのかしら……?」

?「こうなったら、ストレートに伝えるしかないわね」

?「僕が君を魔法少女に」

杏奈「さっきからうるさいっ!」ポイッ

?「まぐらっ!?」

杏奈「……杏奈は今、風の魔法使いユリコちゃんを見ているのに忙しいの」

杏奈「営業マンみたいな魔法少女の使者っぽい誘い方に構っている暇なんてないの」

?「そ、そんなつもりは……全くないのだけど」

杏奈「それに誰なの? なんで杏奈の家にいるの? どうやって入ったの? つか、不法侵入だよね?」

?「ま、待って、望月さんのお母さんから許可を取っているの。だから不法侵入じゃないわ」

杏奈「……なんでこんな怪しい人を入れるのかな?」

?「そ、それで魔法少女になってくれるかな?」

杏奈「この流れで魔法少女になると思うの?」


杏奈「……本当に何者なの? 変態? よし、早苗さんに訴えよう」

?「ま、待って。これにはいろいろ事情があるの」

?「だから、警察に訴えないでほしいの」

杏奈「いいから取りあえず名乗って」

?「だ、大丈夫かな?」

?「では改めて……ゴホン」

?「私、じゃなくて……」

静香「僕の名は最上静香!」

静香「中学生くらいの女の子を魔法少女にするためにやってきたんだ!」

静香「杏奈ちゃんよろしくね☆」

杏奈「もがみ、しずかさんっと……」ポチポチ

静香「待って110番にかけないで! さっきも言ったけど、いろいろと事情があるの!」

静香「本当に深い事情があるの。信じて!」


杏奈「その事情って、どうせ設定でしょ」

杏奈「それと、なんか無理にキャラ作っている感あるし」

静香「そ、そんなことないわよ」

静香「わた、じゃなくて。ぼ、僕はいつもこんな感じだよ!」

静香「元気で常にハイテンションで明るいのがモットー!」

静香「こんな僕だけどよろしくね! キャハッ☆」

杏奈「うわキツ」

静香「そこまでドン引きしなくてもいいじゃない!」

杏奈「例えるなら……いい歳した大人が、幼稚園の服を着て安直な若作りをしている感じ」

杏奈「もっと例えるなら、ウサミンのことを言う」

静香「それウサミンさんにも失礼でしょ!」

杏奈「他で例えると、かわしまみじゅき28ちゃいって、無駄に声を高くすることを言う」

静香「貴女はその人のこと嫌いなの?」

杏奈「……ともかく、うわキツと思わされる人のことなんか信じられると思う?」

杏奈「もっとも……杏奈は百合子さんとユリコちゃんしか信じられないけど」

静香「貴女はもっと人を信じる努力をした方がいいんじゃないの?」


杏奈「……訴えないから、さっさと帰って」

杏奈「杏奈は……風の魔法使いユリコちゃんを見るのに忙しいの」

静香「で、でも、さっき魔法が使えたらって言っていたじゃない」

静香「いや、言っていたわね」

杏奈「え、その発言を本気で信じていたの? やだ怖い、助けて」

静香「そんな怯えないで! ……気持ちはわからなくはないけど」

杏奈「そもそもアニメに出てきそうな魔法少女に……本気でなれると思っているの?」

静香「そ、それは……」

杏奈「思ってないよね……」

静香「そんなことないよ! な、なんだって僕は杏奈ちゃんを魔法少女にできるんだから!」

杏奈「……そのキャラやめた方が最上さんはもっと楽になると思うよ?」

静香「きゃ、キャラじゃないもん! これが僕だもん!」

杏奈「無理して元気キャラ通して心配されるやつだよ。頭大丈夫って?」

静香「それは心配ではなく、貶しているでしょ」

杏奈「そして数年後に黒歴史確定……」

静香「な、ならないよ! 元々の性格が黒歴史になってたまるか!」

静香「……もうすでに後悔しているけど」

杏奈「…………」

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