愛里寿「捕虜の扱いは戦車道規則に則ってもらう…」みほ「勿論です」 (43)

~大学選抜戦後~
みほ「私達の勝ちです。殲滅戦の規則通り、大学選抜の武装は接収、選手の皆さんは戦車道規則で言う所のの捕虜となります。」

愛里寿「…捕虜の扱いは戦車道規則に則ってもらう。」

みほ「勿論です。捕虜の取扱はちゃんと戦車道規則を乗っ取って行います。」

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みほ「優花里さん。大学選抜の選手達のドッグタグを。」

優花里「はい!!もう全部集めてあります、西住殿。」

愛里寿「?」

みほ「1,2,3,…全部で150人か。これをIV号の主砲に装填して…。」

愛里寿「おい、何をして…。」

みほ「撃てー!!!」

ズガーン!!

みほ「あちゃー、ドッグタグが粉々になったから誰が誰か分からないね、優花里さん。」

優花里「はい!!ドッグタグが粉々になったから個人の識別が出来ないです、西住殿。」

みほ「じゃあ、戦車道規則に則った捕虜はみんな居なくなったって事?」

優花里「はい、そう考えて問題は無いです。」

愛里寿「何を言って…」

みほ「じゃあここにいる人達は?」

優花里「150人の人権のない身元不明人ではないでしょうか?」

みほ「じゃあ、ナニしても…」

優花里「問題がないであります!!」

みほ「…という事なので、宜しくお願いしますね。元・大学選抜の元・選手の皆さん。」ニヤリ

アズミ「ちょっと待ちなさい!!」
メグミ「こんなの!!」
ルミ「明らかに捕虜の取扱規則に反してるわ!!」

みほ「えっと、皆さんは扱いが不満と。」

ミミミ「そうよ!!ちゃんと戦車道規則に則りなさい!!」

みほ「戦車道規則ですか?」ニヤリ

ミミミ「当たり前よ!!」

みほ「戦車道規則は載ってるんでしたっけ?」

ミミミ「手帳もあるし、連盟のホームページに最新版が載ってるわ!!」

みほ「では、連盟のホームページで"最新の"戦車道規則を確認してみます。」

ミミミ「こんな無法許される訳がないわ。」

みほ「これかな?じゃあ、優花里さん、戦車道規則を1から読み上げていって。」

優花里「はい!!」

優花里「戦車道規則7ヶ条!!

1. 頭部を破壊されたものは失格となる(補足:かすり傷程度なら失格にはならない)
2. 相手のコクピットを攻撃してはならない(補足:試合中の過失によるガンダムファイターの殺傷は認められる)
3. 破壊されたのが頭部以外であれば、何度でも修復し決勝リーグを目指すことが出来る
4. ガンダムファイターは己のガンダムを守り抜かなくてはならない
5. 1対1の闘いが原則である(補足:タッグマッチは認められる)
6. 国家の代表であるガンダムファイターは、その威信と名誉を汚してはならない
7.地球がリングだ!(補足:ガンダムファイトによって地球上の建築物を破壊しても罪に問われない)

以上であります!!」

アズミ「」
メグミ「」
ルミ「」

みほ「ありがとうございます、優花里さん。」

みほ「つまり、戦車道の規則に則ると我々は大学選抜の選手の頭部をボコボコに破壊しないといけないと。捕虜は無いと」

優花里「その通りです。捕虜は無しです。」

みほ「150人分も?」

優花里「150人分もです。」

みほ「1人1人順番に?」

優花里「そこは、1人一殺で良いのではないでしょうか?」

みほ「そっか、今はうちも同じぐらい戦車道の履修選手いるしね♪」

優花里「いっその事、頭部破壊大会を開催してみてはいかがでしょうか?」

ミミミ「ハッキングしたんでしょ!!」

みほ「さぁ?何の事だか?」

優花里「仮にハッキングされたとしても公式サイトに書かれた規則ですしねぇ。」

みほ「それに、今回の大会の実施要綱にはちゃんと『公式サイトの戦車道規則に則れ』と書いてますし…。」

ミミミ「ふざけないで!!こんなの許される訳ないわ!!」

みほ「そこまで言うなら…優花里さん。適当に1人連れてきて。」

優花里「はい。」

モブ大学生「」モゴモゴ

優花里「喋るとうるさそうなので静かにして貰いました」

みほ「ありがとう優花里さん。じゃあこのIV号に積んであるスコップで…ドーン♪」ゴスッ

モブ「!!」

みほ「さらにドーン♪」

モブ「」ビクッビクッ…

ミミミ「ひぃっ」

みほ「これで規則に則って大学選抜一人失格と♪さてあと149人♪」

注 大学選抜生は特殊なカーボンで守られており使用されるスコップも安全に配慮しています。使用者も使用に当たって特別な講義を受けており、行為は実際安全です。
余りはスタッフが美味しく頂きました。

みほ「あなた方が規則を認めるまで続けますね♪」

優花里「次の人連れてきました♪」

みほ「じゃあ今度はIV号で♪」グシャア

みほ「わぁっ♪綺麗なザクロ♪」

注 戦車道の戦車の内部は特殊なカーボンで守られており、乗員が怪我をする危険性は最小限です。

優花里「西住殿、次は私にさせて下さい♪」

みほ「どうぞ、優花里さん♪」

優花里「ヒャッハー戦車道は最高だゼェ」

ミミミ「ま、待って!!認める!!認めるわ!!だからこれ以上は…!!」

みほ「認めるって何を?」

ミミミ「ル、ルールが、正しいと認めるわ!!」

みほ「そうですか。優花里さん♪」

優花里「はいっ!!」ドグシャァッ!!

モブ「」ビクッビクッ

注 特殊なカーボンで作られた特別な大学生がなんとかかんとか
スタッフが取り敢えず美味しく頂きました。

みほ「じゃあ大学選抜の副隊長さん達の言う通り、ルールに則って皆さん1人1殺で大学選抜を倒しましょう♪パンツァーフォー♪」

フォー!!

ミミミ「や、止め…」

みほ「えっ?なに?聞こえません♪」

愛里寿「止めて!!これ以上仲間を!!殺さないで!!」

注 『[ピーーー]』という言葉は戦車道用語で特殊なカーボンが関連する何かです。個体の生命活動を停止させるという意味ではありません。戦車道は実際安全な。

みほ「…それが人にものを頼む態度なんだ。それにルールに則ってくれと言ったのは」

愛里寿「お願いします。仲間をこれ以上[ピーーー]のは止めて下さい!!」ドゲザー

優花里「ヒャッハー、誇り高い島田流の1人娘が土下座してやがるぜェ」

みほ「だから、私達は規則を破って大学選抜の人達を守ってあげるって言ってるのに。」

愛里寿「…」

みほ「ルールを破って私達を生かしてくださってありがとうございます、人権剥奪して頂いてありがとうございますだよね?」

愛里寿「る、ルールを破って私達を生かしてくださってありがとうございます、じ、人権剥奪して頂いてありがとうございます…」ドゲザー

みほ「なんか、気分乗らないよね。やっぱり規則を破るのはいけない事だよね、愛里寿ちゃん♪」

愛里寿「…どうすれば許すつもりなの?」

みほ「全裸土下座。あとあの口出ししてきた副隊長も含めて4人で」

注 全裸土下座とは全裸で土下座する事ではなく、戦車道用語でいう嫌いなトマトを食べる的な特殊なカーボンの使い方の事であるのは周知の通りです。

愛里寿「くっ…。」
ミミミ「隊長っ。」

愛里寿ミミミ「ルールを破って私達を生かしてくださってありがとうございます、人権剥奪して頂いてありがとうございます。」←全裸土下座

優花里「ヒャッハー、これは見ものだぜぃ♪」⚫︎REC

注 知っての通り、⚫︎RECとは戦車道用語でペルソナ5を周回プレイする的な特殊なカーボンの使用法であって>>1がBMCのSLR1を買おうとしてるという事とは無関係です。戦車道は特殊なカーボンの安全を守っています。

みほ「さて、ようやく合意も得られたので捕虜を移送しましょう。」

~収容所~
愛里寿「みんな、すまない。」

アズミ「隊長のせいじゃありません。」

メグミ「我々が及ばなかったばっかりに…」

ルミ「何とかしてここから脱出しましょう!!」

オー←一致団結する大学選抜

まほ「おい、そこから5名。こっちに来い!!明日の朝食の手伝いをしてもらう。」


翌朝
アズミ「帰ってきませんでしたね、あの5人…。」

ルミ「まだ働かされてるんでしょうか?」

愛里寿「みんな無事だといいが…。」

カチューシャ「朝食よ!!」
ケイ「特製のホットドッグよ。良く味わうことね。」


注 ホットドッグとは特殊なカーボンの関係する…パンにソーセージを挟んだ食べ物です。特殊なカーボンの関係しないホットドッグは我々でもNYの路地などで購入する事ができます。何れにせよ捕虜にホットドッグを出すのは特殊なカーボン的に高待遇。


メグミ「あっ、結構美味しい♪」

ホットドッグの材料が戦友という根も葉も無い噂が出ていますが、戦車道では特殊なカーボンを使用しており、車内の乗員の安全が保たれています。

みほ「今日は我々の練習に付き合ってもらいます。模擬戦です」

愛里寿「…我々の戦車は。」

みほ「折角ですから、皆さんの戦車は大会で使った戦車を使ってもらいます。」

みほ「正々堂々頑張りましょう。それではパンツァーフォー♪」

みほ「勝ちました!!」

愛里寿「くっ…」

優花里「大学選抜って言っても大した事ないんじゃないですか?」

アズミ「何が正々堂々よ。」
メグミ「大会の時のままで故障したままの戦車で戦わせて!!」
ルミ「まともに動きもしないわ!!卑怯よ!!」

みほ「ありがとうございます。卑怯もラッキョウも大好きです。最高の褒め言葉です。」

優花里「ヒャッハー、流石西住殿です。」

みほ「ところで、今回の戦車の修理代ですが…」

愛里寿「なっ…」

ミミミ「相場の10倍以上じゃないっ、こんなの払えないわ!!」

みほ「払えないんじゃなくて払うですよ。まだ立場を分かってないんですか?」

注 大学選抜の副隊長sがよく合体していますが特殊なカーボンの作用により合体しており、合体の副作用は最小限です。これまでの所、カーボンの知能に悪影響が出ると言った事は報告されていません。

みほ「隊長さん、副隊長さん達を説得してくれませんか?」

愛里寿「…。」

みほ「ちゃんと説得してくれないと…1人ずつ…」ボソッ

愛里寿「!!」ビクッ

みほ「♪」

愛里寿「みんな、西住さんを怒らせるとどうなるか分からない。ここは一旦従おう。」

ミミミ「隊長がそうおっしゃるなら…」

注 1人ずつ…西住流が選手を特殊なカーボン漬けにして1人ずつ売り捌いているいう事実無根の噂がありますが、これまでの所西住流が関わっている販路は極少数しかありません。西住流は安全です。

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