俺ガイルss 平塚先生にお迎えが来ました。 (68)

俺ガイルssです。

これは主人公八幡によるハーレムssの内容になっています。

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それは俺が総武高校を卒業して20年ほどたったあとの出来事だ。


「平塚先生が亡くなった!?」


ある日の夜、俺は自宅にて平塚先生が亡くなったという訃報の知らせが入った。

なんでも酔っ払いながら

路上でどんちゃん騒ぎしてぶっ倒れたらたら打ち所が悪くてぽっくりと…

なんとも呆れる話だがなんとなくあの人らしい最期だと思う。

しかしそんな悠長なことを言ってられない。

在学時、平塚先生とは色々あったが一応恩師でもある。

そうとなれば急いで行かなければならない。



「あなた、平塚先生が亡くなられたって…」


「ああ、どうやらそのようだ。一緒に付いて来てくれるか雪乃?」


「勿論よ。あんな人でも一応恩師だもの。」


俺はすぐさま平塚先生の訃報を(旧姓:雪ノ下)雪乃に話した。

しかしさすがは妻の雪乃だ。

突然の訃報に動じることもなく冷静な対応を見せてくれている。

奉仕部時代から思うがやはり常に冷静でいてくれて心強い。



「ヒッキー!」


ハァ…それに比べてこいつは…


「聞いたよ!平塚先生死んじゃったんだって!?」


「落ち着け結衣。まずは深呼吸して冷静になれ。」


「それと結衣、死んじゃったとか大声で言わないの。不謹慎よ。」


「アハハ、二人ともごめんね…」


そこに現れたのはもう一人の妻である(旧姓:由比ヶ浜)結衣だ。

まあこっちは昔から騒がしいところは直っていないがまあ今更とやかく言うつもりはない。

つかいい加減ヒッキーはやめろ。もう結婚してんだからもっと他に呼び方あるだろ!

そう何度も注意してるがその度に「え?ヒッキーはヒッキーじゃん!」と直してくれん。

けど結衣の明るさには何度も救われたこともあるから注意に困るわけで…




「これから行くにしても子供たちはどうすればいいのかしら?」


「そうだな。さすがに子供連れて大所帯で押しかけるのはどうかと思うしな。」


「でも早く行った方がいいんじゃないかな。」


既に時刻は夜の10時を過ぎている。

こんな夜中に子供たちを連れ回すのは正直したくはない。

しかし平塚先生は俺たち三人を奉仕部という出会いの場に導いた恩人だ。

やはり俺たち三人はどうしても行かなければならないのだが

そうなると子供たちのことが心配になる。

さて、どうしたものか?




「先輩~!平塚先生死んじゃったって本当ですか~!?」


「コラいろは、不謹慎な物言いはやめなよ。」


さらにそこへ更なる俺の妻、(旧姓:一色)いろはに(旧姓:川崎)沙希が現れた。

肝っ玉女房の沙希と高校時代からあざとい後輩だったいろは。二人とも俺の大事な妻だ。


「ねえ、三人とも行ってきなよ。子供たちは私といろはで見ておくからさ。」


「え~っ!私も行きますよ~!」


「悪いな沙希。いろは、すまんが今回は三人だけで行かせてくれ。」


さすがは沙希というべきか。こういう時でも子供重視でいてくれるのは頼れるものだ。

それに比べていろは…お前はいい加減そのあざとさをどうにかしろと…

お前だってもう母親なんだからしっかりしてくれないと困るわけなんだが。

まあそんなわけで俺たちは沙希の厚意に甘えて平塚先生の下へと急いだ。




警察―――


「平塚静さんのお身内の方ですね。こちらです。」


平塚先生は遺体となって警察の遺体安置所に置かれていた。

どうやら変死扱いされてしまったらしい。

一応事件性はないとのことだが病院ではなく警察というのがなんとも不憫なところだ。


「雪乃ちゃん!八幡くん!ガハマちゃん!よかった、三人とも来てくれたんだね!」


「みんなお待たせ~!」


そこに現れたのはやはり俺の妻(旧姓:雪ノ下)陽乃さん。

それに同じく俺の妻である(旧姓:城廻)めぐりさんだ。

ちなみに陽乃さんは親の跡を継いで政治家になった。めぐりさんはその秘書だ。

二人とも事務所からこっちに直行で駆けつけてくれたようだ。




「それでこちらの方は平塚静さんに間違いありませんか?」


そんな俺たちに警察の人たちが平塚先生の本人確認を求めてきた。

出来れば俺たちは平塚先生の死が嘘であればいいと願っている。

しかしこの場にある遺体は紛れもなく平塚先生本人だ。


「はい、間違いありません。この人は平塚静さんです。」


結局こう答えるしかなかった。

俺たちが悲しんでいることなど露知らず平塚先生の死に顔は穏やかなものだ。

これで死因が深酒による変死でなければ尚良いのだが…


「それでこの中に親族の方はいらっしゃいますか?」


そんな時、俺たちの中に親族はいないのかと聞かれた。

だが見渡してみるとこの場には俺たちしかいない。

それと平塚先生は相変わらず独身だ。結婚はしていない。

だから旦那や子供なんているはずもない…

ちなみに俺たちが呼ばれた理由は

平塚先生の携帯に俺たちのアドレスが真っ先に登録されていたからとのこと。

この場合、俺たちのアドレスが登録されて嬉しいと喜ぶべきか

はたまた俺たちのアドレスしか登録されてないって

それじゃあ先生もぼっちじゃねーかとツッコむべきか迷うわけで…



「前に聞いたけど静ちゃんは一人っ子でご両親はもう亡くなってるから…
それに親戚の人たちも疎遠になっているから連絡先がわからないって言ってたよ。」


陽乃さんは生前、平塚先生の親族関係を聞いてくれていたようだ。

しかしそれで解決できたわけではない。

このままだと平塚先生は無縁仏として処理されてしまうだろう。

さすがに恩師が無縁仏になるのは教え子である俺たちとしては見かねるもので…

とりあえずこの場は遺体確認だけ済ませて帰ることになった。




翌日―――


「ちょっと話したいことがあるんだ。平塚先生のことなんだが…」


翌日、俺たちは家族で話し合いの場を設けた。

その話の内容は平塚先生のことだ。

親戚と連絡が取れないこのままの状況だと平塚先生は無縁仏として処理される。

それならせめて俺たち家族で葬儀を開いてやるかという話し合いだ。


「いいと思うわ。平塚先生は私たち奉仕部の顧問だもの。」


「アタシもゆきのんに賛成ー!」


「うん、この中では私が静ちゃんと付き合い長いけど最期に葬儀くらいやってあげよっか。」


我が家で葬儀を開くことに雪乃、結衣、陽乃さんが賛成してくれた。

しかしだからと言って問題がないわけではないのだが…




「けど葬儀をやるにしても誰を呼ぶんです?私たち平塚先生の知り合い知らないですよ?」


「それに葬儀だってタダじゃないからね。」


そんな雪乃たちに意見するのはいろはと沙希だ。

まあ二人はあまり平塚先生と関わってなかったから仕方ないな。

だがいろはの言うように俺たちは平塚先生の知り合いなんて知らないし

それに沙希が指摘したが葬儀には金が掛かる。

さて、どうしたものか…



「一番安い家族葬でいいんじゃない?アタシたちだけで見送ってあげればいいし。」


「家族葬で安いヤツなら20万くらいで済むらしいよ。」


「20万か、そのくらいなら出せなくもないが…」


「ちょっと待って。静ちゃんのお葬式を私たちで行うわけにはいかないよ。
静ちゃんって仕事は出来た方だから今や校長先生まで出世したからね。
だから仕事関係の人間は呼んでおかないと後々面倒なことになるかも…」


あの人…結局仕事一筋の人生だったのか…

本当に誰か貰ってやればよかったのに…もう無理だけどさ…



「姉さん、平塚先生の関係者を呼ぶにしてもどのくらいの人数が集まるのかしら?」


「そうだねぇ…仕事関係なら…
今までの教え子、同僚の先生たち、
それにPTAの役員や教育委員会の人たち、その他etc、
全部呼んだらたぶん100人くらいじゃないかな?」


100人!?

マジかよ。俺の葬式なんて絶対そんな人数集まらんぞ!

しかしこれは本当に困った。

100人も集まるとしたら葬式の会場は広い場所を確保しなければならない。

そうなると予算は100万近く…もしくはそれを超える可能性もある。

無理だ。いくら恩師といえどそこまでのお金は出せやしない。

一体どうしたらいいのかと俺たちは頭を悩ませた。

とりあえずここまで

続きは出来れば日付が変わる前にやりたいです

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