これはモバマスssです
キャラ崩壊があるかもしれません
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P「これって、さっさと俺に身を固めろって事なのかな」
奈緒「いや、突然過ぎて全く分かんないって…どうゆう事だ?」
P「最近さ、俺のデスクの上にやたらとよくブライダルガイドブックが乗ってるんだよ」
奈緒「誰かの忘れ物なんじゃないか?」
P「むしろそっちの方が不味いんだけど、流石にまだ無いだろ」
奈緒「そもそもプロデューサーのデスクに忘れてく理由が無いな…」
P「ファイルの下とかだからなぁ…意図的にとしか思えないんだ」
奈緒「言っとくけどあたしじゃないぞ?」
P「うーん…俺もそろそろ結婚すべきなのかな、担当アイドルを不安にさせても悪いし」
奈緒「プロデューサーに対してそんな事で不安になるアイドルはいないと思うけどな」
P「…っていう話なんだけどさ、凛はどう思う?」
凛「ふーん、ブライダル誌ね…確かに、普段から一緒に過ごす男性が既婚者ならみんな安心出来るかもね」
P「だよなぁ、とは言えそれだけの理由で結婚するなんて相手の女性に失礼な話だけど」
凛「にしても、誰が…まぁいいや」
P「結婚ねぇ…同期の奴らはちらほら身を固めてきてるからなぁ」
凛「ところでさ、プロデューサーって結婚願望とかあったの?」
P「どうだろうな、そろそろしないと不味いかなって時折感じたりはしたけど…」
凛「イメージが湧かない?」
P「そうなんだよな…結婚ってのがどういう事なのか、恥ずかしながらいまいち出来て無いんだよ」
凛「じゃあしょうがないね、私が嫁になってあげるよ」
P「ありがとう」
P「…………」
P「えっ?」
凛「えっ?」
P「ごめん話が全く分からない」
凛「だって結婚がどういうものか分からないんでしょ?だから私が妻の演技をしてあげるって事」
P「あー、なるほどな分かんない」
凛「前に妹の演技してあげたでしょ?あんな感じでさ」
P「とはいえ、妻の演技ってなんなんだ?」
凛「それをこれからやってあげるって事だよ」
P「よし、じゃあ頼むわ」
凛「プロデューサーは普通にしてていいよ」
P「了解」
P「…普段通りって、仕事してればいいのかな」
凛「ねぇ、あとどのくらいで終わりそう?」
P「凛、ここは事務所だぞ」
凛「事務所に妻がいたらおかしい?職場恋愛だってあるんだよ?」
P「…それもそうだ」
凛「お茶淹れたけど飲む?」
P「おっ、ありがたい。貰おうかな」
凛「ふふっ、お疲れ様。仕事頑張るのもいいけど、少しは家の事も手伝ってね」
P「凛のそう言う遠回しな気遣い、いつも助かってるぞ」
凛「出来る嫁だからね」
P「最近は仕事が忙しくて掃除も片付けも出来てなかったからなぁ」
凛「ちゃんと洗った食器は仕舞わないと埃溜まっちゃうよ?せめて立てておかないと」
P「帰ったらやるよ」
凛「そう言ってやらないんでしょ?」
P「分かってるじゃないか」
凛「まぁ、嫁だからね。私がきちんとしてあげないと」
P「それにしてもさ…」
凛「どうしたの?」
P「…なんか近くない?」
凛「そう?普通の夫婦の距離感だと思うけど」
P「いくらなんでも近過ぎる気が…」
凛「それよりもさ、最近全然一緒に出掛けられてないよね」
P「どっか行きたいとこでもあるのか?」
凛「…いいや、やっぱり」
P「最近ぜんぜん時間取れなかったからな、こういう時くらい言ってくれよ」
凛「どうせなら、二人で家でゆっくりしている方が幸せかな」
P「…いいな、夫婦って」
凛「結婚願望は出来た?」
P「そんな未来があればなとは思ったよ」
P「あとさ…なんでナチュラルに膝の上にいるの?」
凛「夫婦なんだから当たり前でしょ?」
P「いや、もう演技は終わりでいいって」
凛「じゃあ、実際に夫婦になってみる?」
P「え?」
凛「冗談だよ、ふふっ…じゃ、私はレッスン行ってくるから」
バタン
P「ーーなんて事があってな」
フレデリカ「ふーん…ふーん…フフーン!」
P「聞いてる?」
フレデリカ「もちろーん、今日の夕飯はお寿司だよねー?」
P「言ってないって」
フレデリカ「プロデューサーは独身貴族全一目指すんだっけー?」
P「そんな寂しい夢はもってないよ」
フレデリカ「まーアタシも乗ってあげよー。アタシ今からお嫁さんね」
フレデリカ「おかえりーあ、な、ご!」
P「魚になった覚えはないぞ」
フレデリカ「夕飯の話だよー、今日はお刺身だからねー」
P「あなご関係ないじゃん」
フレデリカ「ご飯にするー?ライスにするー?」
P「変わってないぞ」
フレデリカ「じゃーお米ねー」
P「それも変わってない!」
フレデリカ「あ、アタシもうレッスン行ってくるねー」
バタンッ!
P「…なんだったんだ、あれは…」
P「と言うか夫婦関係無くいつもの会話だった気がする」
ガチャ
周子「おはよーん…あれ?プロデューサー独身?」
P「1人だし独身だけど聞き方エグくない?」
P「ーーと、こうこうこうでな」
周子「つまりあたしは妻役をすればいいんだね」
P「なぜこうこうこうで伝わったんだ…」
周子「まぁりんりんから聞いたからなんだけどねー」
P「りんりんて…まぁ、そんな感じで」
周子「早よ帰って来んかい!アホ!」
P「唐突な罵倒!」
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