紗枝めし!【小早川紗枝とハンバーガー編】 (81)
モバマスSSです
モバPと紗枝はんが飯食うだけです
何!?前回のがそこそこ好評だったから続いただと!?
前回
紗枝めし!【小早川紗枝とラーメン編】
言葉使い間違ってても堪忍してやぁ
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紗枝「ふぅ・・・トレーナーはんも容赦ないどすなぁ・・・」
レッスン厳しめにお願いしますって言うたのうちやけど・・・
まぁ後は寮に帰ってご飯だけやし・・・あ、お買い物せななぁ・・・
モバP「おー、お疲れー」
紗枝「あ、プロデューサーはん、お疲れさんどす」
モバP「最近レッスン熱心じゃないか。トレーナーさんも口では厳しいけど紗枝のこと褒めてたぞ」
・・・前のラーメンの分のダイエットやなんて口が裂けても言えまへんなぁ
モバP「よし、頑張ってる紗枝に俺からご褒美だ」
紗枝「あら、楽しみおすなぁ」
ご褒美?嬉しいなぁ・・・なんやろなぁ?
モバP「そうだな・・・この後飯でもどうだ?」
へ?
モバP「勿論他に用事があるならいいけど・・・」
紗枝「よ、用事なんてあらへんよ!是非お相伴にあずかりたいわぁ」
・・・まだまだダイエット続行確定やなぁ
~移動中~
紗枝「今日はどこ連れてってくれはるん?」
先に聞いとかなこの人いけずやから牛丼店行ことか言いかねへんからなぁ・・・
モバP「洋食屋だよ」
とあえず牛丼やあらへんかったんは一安心や
紗枝「それは楽しみやわぁ♪おすすめはなんやのん?」
モバP「それがな・・・ハンバーガーなんだ」
???
聞き間違えやろか?ハンバーグとかなら分かるんやけど・・・
紗枝「ハンバーグ?」
モバP「いや、ハンバーガー」
聞き違いやあらへんかった
紗枝「洋食のお店やのに?」
モバP「逆だ。洋食の店だからだ。
ハンバーグが元々美味しい店だったんだが持ち帰り用にハンバーガーも作ったところ人気が出たそうでな。
いっそのことパンもこだわってお店で出そうって出したら人気が出たみたいだ」
紗枝「えらい詳しいなぁ」
モバP「仕事柄外で取引先と食事を取ることも多くてな。会話を弾ませるために調べておくんだよ」
紗枝「ということは今回はその下調べどすか?」
モバP「そういうこと。俺一人の舌だとどうしても主観的になってしまうから紗枝も呼んで客観的な意見も・・・紗枝?」
やっぱりこの人いけずやわぁ・・・
乙女心なんやと思てはるんやろ?
紗枝「なんでもあらへんよ。プロデューサーはんが人を出汁にするいけずな人やってことが分かったさかい」
ほんまはそんなに怒ってへんけどええ機会やから少してんご(冗談)言うたろ
モバP「わ、悪かったよ!でも今回紗枝と行きたいって思ったのは本当だから、な!」
紗枝「さよか~」
モバP「紗枝~・・・機嫌直してくれよ~」
~店内~
モバP「うぅ・・・」
ちょっとやりすぎてもうたなぁ・・・
紗枝「はぁ・・・もう怒ってへんからそんな難儀な顔せんでもええよ」
モバP「本当?」
紗枝「ほんまや」
モバP「ふ~・・・よかった・・・」
うちもちょっといけずやったし・・・
モバP「じゃあ気を取り直して・・・何頼む?」
紗枝「う~ん・・・」
確かにぎょーさんハンバーガーあるなぁ
オムライスにしよかと思ってたけど気になるなぁ
あ、このルーサーバーガーっちゅうの法子はん好きそうやな
モバP「悩むんなら前の同じように俺が注文したの分けるって手もあるが?」
紗枝「あ、あれはお行儀悪いから・・・」
モバP「一緒に居る相手が気にしなけりゃ礼儀なんてそこまで気を遣う必要ないさ」
うち段々お行儀悪うなってまへん?
紗枝「せやったらお願いします」
モバP「OK、じゃあ店員呼ぶぞ」
注文したんはハンバーガー2種類にオムライスのクリームソースとトマトチキンセット、あと黒蜜アイス♪
黒蜜アイス楽しみやわぁ♪
モバP「まずハンバーガーが来たな・・・それじゃあ半分ずつに分けてっと・・・むっ、流石に切りづらい」
紗枝「えらいすんまへんなぁ」
モバP「気にすんな。そいじゃまいっただきまーす」
夜勤の時間だ・・・
続きは帰ってから
オレカエッテキタ
ツヅキカク
はむっ・・・ん~お肉ジューシーやなぁ
ふっくらとしてて時々ぷちぷちしたゴマの食感のあるパンと柔らかいハンバーグがええわぁ
ソースもケチャップなんやろけど普通のケチャップとちごうてまろやかで食べやすいなぁ
最後にピクルスがあって後味もしつこぉ無いし・・・美味しいなぁ
モバP「うん、旨い・・・さすがだなぁ」
紗枝「こっちの大きいのはなんやのん?」
モバP「そっちはカリフォルニアバーガーだ。アボカドとかいろいろ入ったチーズバーガーってとこかな」
ごっつぅしつこそうやなぁ・・・オムライス食べれるか心配になってもうたなぁ・・・
あ~むっ・・・あれ?思ったよりもさっぱりしとるなぁ
アボカドにトマトとかさっぱりする野菜が入っとるからかなぁ?
風味も柑橘系の・・・レモン?レモンとはちょっと違うようなのが入ってて思ったより重くなってへん
けどこれ1個でうちは多分お腹いっぱいやろなぁ
モバP「これ風味がいいな。ライムかな?」
紗枝「プロデューサーはんは物知りどすなぁ」
モバP「色々行ってるからな」
紗枝「うち以外の女の子とも?」
モバP「ははっ、まぁそこまで頻繁ではないけどな」
はぁ・・・ほんま女ったらしやなぁ・・・
無自覚なんが余計性質悪いわぁ・・・
何でうちこんな人を・・・
モバP「お、オムライス来たぞ」
ふわふわとろとろのオムライスに白いソース・・・ええなぁ
うちが作ると薄焼き卵乗せたみたいになってまうからなぁ・・・
こういうのはお店やないと食べられへん
紗枝「美味しそうやなぁ・・・」
モバP「冷める前に先にどうぞ」
紗枝「ほな先よばれましょか」
はふっはふっ・・・もぐ・・・
やっぱりこのとろとろの卵のオムライスがうちは好きやわぁ
ホワイトソースや卵にもチーズが入ってて濃厚でまったりしてええお味やし
逆にチキンライスは少し薄味にしてバランス取ってる
時折入ってるごろっとした鶏肉もジューシーで美味しい・・・
モバP「俺のチキンも少し食うか?代わりに俺もそのオムライス一口欲しいんだが」
紗枝「かまへんよ」
お行儀悪い気もするけどええなぁこういうの
分け合ってお食事するの・・・たまに友達とかで色々交換しながらアイス食べるの思い出すわぁ
紗枝「最後はアイスで〆るのええどすなぁ」
モバP「黒蜜アイス好きだもんな紗枝は」
紗枝「じゃあプロデューサーはん」
モバP「ん?」
紗枝「あ~ん・・・」
モバP「!?」
紗枝「あ~ん・・・」
モバP「あ、いや・・・あの・・・え~っと・・・」
あかん・・・照れられるとうちもごっつぅ恥ずかしい
なんでうちこんなことしたんや!
紗枝「あの・・・はよぉ食べんとアイス溶けるさかいに・・・あとうち恥ずかしいから・・・」
モバP「・・・はむっ」
なんやこれ・・・世間で言う”ばかっぷる”って言うんちゃうん?
いやカップルちゃいますけどうちが言いたいのはそうやなくて・・・
モバP「お、美味しかった(味わかんねぇ・・・)」
紗枝「それはよろしゅうおすなぁ」←大分混乱してる
モバP「(紗枝は進んでるなぁ)」
ちょっと待って!これプロデューサーはんが口付けたスプーンでこれ・・・
間接キッスってやつとちゃうん!?
落ち着かな・・・顔多分真っ赤やろけど絶対に口には出せへん
さりげなくや・・・何にも気づかんふりして・・・
あわわわわわわわわわ
モバP「美味しかった?」
紗枝「お、おいひかったどす(お味よう分からんかったどす)」
この後一緒の車で送ってもろたんやけど
途中レッスンの疲れからか寝てしもてなぁ
気づいたら女子寮の部屋やったわぁ
次の日幸子はんえらい不機嫌やったけど何かあったんやろか?
モバP「(お姫様だっこで部屋に運んでる時に幸子に見られたのは流石に不味かったかな?)」
おわり?
今から寝るけどおまけ的なもの思いついたんだけどいる?
今書くと誤字とか酷そうだから起きたらおまけ書きますね
今起きた
書くぞ
おまけ 紗枝めし!箸休め【十時愛梨とさつまいものタルト】
紗枝「あと30分後にレッスンルームやな・・・」
ガチャ
愛梨「あ、紗枝ちゃん♪」
紗枝「あら愛梨はん」
愛梨はんまたお菓子持ってきたみたいやなぁ・・・
手に持っとるバスケットから甘い香りがするわぁ
紗枝「そらお菓子け?」
愛梨「はい!お芋の季節になってきたんで作って来ちゃいました!」
愛梨はんお菓子作るの好きやからなぁ
愛梨「紗枝ちゃんもお一つどーぞ♪」
紗枝「いやうちダイエット中・・・」
愛梨「ダメ?」
・・・そないな顔されたら断れへんわ
まぁレッスン前やし1個くらいええやろ
紗枝「ほならいただきます」
”たると”ちゅうやつかな?
まだ作って時間経っとらへんのやろ・・・温かい
サクッ・・・もふ・・・シャキシャキ・・・
あ、これ林檎が入っとる
サックリした生地に滑らかなお芋のクリーム
後味は少し形残したシャキシャキの林檎のほのかな酸味でしつこぉない
・・・うちもこんなん作れたらなぁ
モバP「お、甘い匂いがしたと思ったら愛梨か」
愛梨「あ、プロデューサーさん」
紗枝「プロデューサーはん、その大きな荷物なんやのん?」
モバP「あぁいらなくなった衣装とかだよ」
愛梨「プロデューサーさんもお芋のタルトどーぞ♪」
モバP「いや俺両手塞がってるから後で頂くよ」
愛梨「え~!でも出来立てのほうが美味しいですよ!う~ん・・・」
モバP「ははっ、愛梨の菓子は冷めても美味しいから」
ズズッ・・・ふぅ・・・お茶が美味しいわぁ
愛梨「あ!そうだ!」
モバP「?」
愛梨「はい、あ~ん♪」
モバP「!?」
紗枝「っ!?けほっ・・・けほっ・・・」
なん・・・やて・・・!
思わずお茶でむせてもうたわ
モバP「・・・」
愛梨「(ドキドキ)」
プロデューサーはんごっつぅ迷っとるなぁ
そらせやろなぁ・・・突然”あ~ん”なんてされたら普通はこm
モバP「(はむっ)」
なん・・・やて・・・!
モバP「(もぐもぐ)うん、うまかった。ありがとな愛梨」
愛梨「えへへ」
モバP「じゃあ俺倉庫に行くから」
愛梨「は~い」
紗枝「」
愛梨「(あ、プロデューサーさんの食べたタルトのクリームが指に付いちゃった・・・)」
愛梨「・・・」
愛梨「(チロッ・・・)」
愛梨「(ふぇっ!?わ、私何やって!?)」
紗枝「・・・」
い、今確実に指に付いてたクリーム舐め取ったように見えたんやけど?
あ、愛梨はん大胆やなぁ・・・
愛梨「あ、こ、これみんなに配らなきゃ!じゃあ紗枝ちゃんレッスン頑張ってね!」
そう言うて愛梨はん行ってもうたけど顔真っ赤やったなぁ
”あ~ん”か・・・うちもやってみたいなぁ
紗枝「よし!うちもプロデューサーはんにいつか”あ~ん”せなな!」
???「ほう、だが小早川。お前がするべきことが先にあるんじゃないか?」
あ、この声・・・30分・・・とっくに過ぎてもうてる・・・
紗枝「と、トレーナー・・・はん」
ベテトレ「嬉しいぞ小早川。お前はもう少し物事に熱意を持つべきだと思ってたからな。そんな情熱的な一面もあったから安心したぞ」
あかん、めっちゃ怒っとる
ベテトレ「だがそれで相手に迷惑をかけるのは感心しないなぁ今頃レッスンルームで小日向は待ちぼうけだ」
紗枝「ごめんなさい・・・」
ベテトレ「まぁ普段は真面目だからな、今回は大目に見てやる」
紗枝「おおきに」
ベテトレ「まぁ遅れた分追加でやるから・・・死にはしないだろう(ニヤリ)」
ひぃぃぃ・・・
そして冒頭へ
乃々「・・・」
乃々「えっ?ずっと机の下に居たんですけど?そっとしておいて欲しいんですけど!?」
今度こそおわり
読んでくれた人ありがとうございます
おまけのほうは仕事中に妄想したのを書きました
これで書いてるストック分が無くなったのでまた新しく考えなくちゃ・・・そろそろお魚が美味しい季節ですね
好評なら続けていきたいと思うんでよろしくです
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