モバP「今日のライブも負けた…中々上手くいかないなぁ…」
先輩「何疲れた顔をしている」
P「先輩…いえ、今日もライブに負けてしまって…」
先輩「まぁそんな時もある。これでも飲んで元気出せ。スカッとするぞ」
P「ありがとうございます…」ゴクッ
先輩「お前を見ていると昔の俺を思い出すよ」
P「エリートの先輩が俺みたいな落ちこぼれだったなんて信じませんよ」
先輩「ふっ」
P「笑わないでくださいよ…俺向いてないんじゃないかって思うんですから」
先輩「P、お前生まれ変わりたいか?」
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(強くなりたければココに行け)
P「先輩に言われて来てみたけど」
◆P科学研究所◆
P「こんにちはー」
スタッフ「こんにちは、Pさんですね。CoPさんから話は聞いてますよ」
P「よろしくお願いします」
スタッフ「先ずこれをどうぞ」
P「スタドリ…いくらですか?」
スタッフ「いえいえ、我が研究所の製品ですので」
スタッフ「ちなみに我が社と契約しますといくらでも飲めますよ♪」
P「太っ腹ですねぇ」ゴクッ
スタッフ「ところでライブに勝ちたいとお聞きしましたが」
P「はい、最近負け越しで…イベントも頑張って走ってるんですが、周りから『歩いてんじゃねぇ』と言われてて…俺この仕事向いてないんじゃないかと…」
スタッフ「ふむ」
スタッフ「エナジーパワーが足りてないみたいですね」
スタッフ「試しにどうでしょうか、このブレッドを食べてみてください」
P「うーん、クッキーみたいですね」モグモグ
スタッフ「それは特定状況下でライブの力を高める効力があります。味はプレーン・チョコ・メープル・チーズ等で飽きませんよ♪」
P「なるほど」
スタッフ「では早速研究員とライブしてみましょうか」
P「わかりました」
スタッフ「後の事は考えず全力を出してください」
P「はい」CP3
P「すごいパワーだ…でも全力だし当然か」
スタッフ「疲れてきたらブレッドを食べると回復します」
スタッフ「ここまではよくあるのですが、このブレッド…」
スタッフ「これを濃縮して液体にし体内に注射すると今までの全力の2倍…いや10倍の力が引き出せます」
P「……」
スタッフ「使ってみたくありませんか? CP30の力があればどんな相手でも勝てるようになりますよ?」
スタッフ「あまり乗り気じゃないみたいですね…」
スタッフ「ではこれなら如何でしょうか。CoPさんもされてますので安心して頂けると思うのですが…」
スタッフ「エナジニアン手術…胃・腸を手術により改良します。効果としては排出物が無くなり、代わりにエナドリが排出されます。チャージすることも可能です。臭いも無く衛生的ですね」
スタッフ「如何でしょうか?」
P「……」
スタッフ「ふむ、お気に召さないようで…」
スタッフ「まぁ今日の所はこんな形です。まだまだ色んなアイテムがありますので是非明日も見学に来てください」
P「……」
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先輩「どうだった?」
P「…先輩ってエナジニアン手術されたんですか?」
先輩「ああ、言ってなかったか? 俺はもう人間じゃない。エナジニアンだ」
先輩「…そんな目で見ないでくれよ」
先輩「病を知らぬ不死身の体。記憶容量限界のない脳。溢れる攻守コスト4000、スタミナ4000で負け知らずだよ」
先輩「おまけに食べた物、飲んだ物もエナドリに変わる」
先輩「なぁ、お前もこの素晴らしい身体になろう!」
先輩「千川様に忠誠を誓って俺と一緒に天下を取ろう!」
P「……」
短いけどおしまい。
人生チャンスがあればそれを活かしたいですね。
やっぱ追記します。
◆手術した場合◆
P「本当に手術したら強くなれるんですか?」
スタッフ「ええ、もちろんなれますよ」
スタッフ「適合すれば…ですが」
P「えっ」
スタッフ「では麻酔を」
P「痛」チクッ
P「意識が…」
スタッフ「ふむ、攻守コスト、スタミナは良し」
スタッフ「MC…ダメですね。低すぎます」
スタッフ「彼はドリンク行きですね」
その後、Pを見る者はいなかった…
皆さん甘い話には気を付けましょう!
短いけどおしまい。
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