その頃、浦の星女学院スクールアイドル部

梨子「この前の人気投票の結果が出たわ」

1　渡辺曜

花丸「凄ーい！曜ちゃんまた一位ずら！」

ルビィ「曜ちゃん人気者だね！」

曜「いやー、照れるなぁ！」

千歌「……………」

果南「どうしたの、千歌」

千歌「………えっ？いや、なんでもないよ！」



9　高海千歌


OP　青空Jumping Heart

ジェッタ「着いたー！沼津だ！」

シン「見たところ異常は特にありませんねぇ」

ナオミ「わざわざ沼津まで来て何も無しなんて勘弁してよね！」

シン「まあ何か異常があればこのレーダーが反応します、とりあえず観光でもしましょう」

ジェッタ「そういうと思って観光マップ持ってきたよ！」


ガイ「…」

「すいませーん！」

ガイ「ん？」

千歌「明日、ライブやります！是非来てください！」ﾁﾗｼﾋﾗｯ

ガイ「ライブ？」

千歌「私達、スクールアイドルAqoursです！」

ガイ「スクールアイドルって何だ？」

千歌「それは」

「あー！！」

ナオミ「？」

善子「あの、もしかしてSSPの人ですか？」

ナオミ「そうだけど…」

善子「やっぱり！いつもブログ見てます！」ｷﾗｷﾗ

ジェッタ「本当！？」

善子「はい！私怪奇現象とか大好きで…」ｷﾗｷﾗ

花丸「あれー？今日は堕天使じゃないずらか？」

善子「ずら丸！？」

ナオミ「堕天使？」

花丸「ずら」ﾊﾈﾌﾞｽ

善子「ふっふっふ…幽霊…UFO…そして怪奇現象！世界は混沌に満ちている…そしてここに！天界より墜ちた堕天使ヨハネが！」

一同「……………」ﾎﾟｶｰﾝ

善子「あ」

ダイヤ「皆さん、こんな所で何を………あなた達SSPの！」

ナオミ「また！？」

ダイヤ「ウルトラマンオーブの映像いつも拝見させて貰ってます！」ｷﾗｷﾗ

ジェッタ「君もウルトラマンオーブが好きなの？」

ダイヤ「もちろんですわ！あの美しい姿！スタイリッシュな戦闘！クールですわぁ………」

千歌「あの彼女達もAqoursのメンバーなんです」

ガイ「随分個性的なんだな」

ダイヤ「立ち話もなんですし、皆さん私達の部室に来ませんか？」ｷﾗｷﾗ

善子「いろいろお話聞きたいので！」ｷﾗｷﾗ

ナオミ「えっ………でも…」

シン「いいじゃないですか！我々SSPを応援してくれてる娘がいるんですよ！」

ジェッタ「ファンの期待には答えてあげましょう！」

ナオミ「…そうね！」

部室

オーブ『オウシャッ！』

ルビィ「かっこいい…」

鞠莉「アンビリーバボー！」

ダイヤ「いつ見てもクールですわぁ…」

花丸「未来ずらぁ…」

善子「この場合宇宙よ！宇宙！」

ジェッタ「まだまだあるよ！まだブログに載せてない極秘映像！」

ダイヤ「本当によいのですか？こんな貴重な映像を？」

シン「いいんですよ！我々SSPはファンを大切にしているので！」

ナオミ「あんた達…………」

梨子「どうですか？」

ガイ「へぇ…いい歌だな」

曜「ありがとうございます！」

果南「こっちも聞いてみますか？」

ガイ「ありがとう、ところで君達はオーブの映像は見ないのか？」

梨子「私達は………」

曜「なんというか………」

果南「あんまり興味無いので………」

ガイ「そっ…そうか………」ｶﾞｰﾝ


千歌「………………」

ガイ「？」

屋上

千歌「はぁ………」

ガイ「元気が無いな、チラシをくれた時の笑顔はどうした？」

千歌「ガイさん…」

ガイ「悩みがあるのか？話してみろ」

千歌「これ………」

ガイ「人気投票か、君は………９位か」

千歌「私、一応Aqoursのリーダーとして頑張ってるつもりだった………いつかμ'sみたいな凄いスクールアイドルになりたいって…」

ガイ「μ's？」

千歌「少し前にラブライブで優勝して、ドームでも歌った事ある伝説のスクールアイドルなんです！ほら！」

ガイ「………みんな可愛いな」

千歌「ずっと悩んでるんです、μ'sに憧れてスクールアイドルやってる事自体が間違ってるんじゃないかって……だから人気出ないんだって…」

ガイ「そうでもないんじゃないか？」

千歌「え？」

ガイ「知ってるか？ウルトラマンオーブは先輩のウルトラマンさんとティガさんの力を借りて戦ってるんだ」

千歌「オーブが？」

ガイ「オーブはかつて大切な人を守れず、自信を無くしてしまった……今は先輩の力に助けて貰ってる………」

ガイ「先輩が頑張ってくれたから後輩がいるのさ………先輩の後を追うのは間違ってなんかいない」

千歌「………」

ガイ「今は先輩を追っていけばいい、そうしていれば………いつか自分の道を見つけられる」

千歌「私の道………」

ガイ「それと………この投票結果をよく見ろ」

千歌「えっ？」

ガイ「少ないが、お前に票を入れてくれた人がちゃんといるじゃないか」

千歌「あ………」

ガイ「この人達に答えてやるのが、アイドルってもんだろ？」

千歌「そうだ………今は私のファンの期待に答えないと！」

千歌「そうしていたら、いつか私達も輝ける！」

ガイ「………やっぱり君は笑顔が似合ってるな」

千歌「ありがとうございます！ガイさん！」　　

ガイ「あぁ、明日のライブ楽しみにしてる」

千歌「はい、はじめるんだ………私のMy storyを！」

ガイ「あぁ、世界中のファンが、君を待ってるぞ…」

翌日　特設ステージ

９人「……………」

ワァァァァァァ！！

千歌「皆さん、今日は私達のライブに来てくれてありがとうございます！」

ジェッタ「千歌ちゃーん！！みんなー！！」

ナオミ シン「わぁぁぁぁぁぁ！！」

千歌「ライブの前に少しだけお話があります」

千歌「今、地球を守っている正義のヒーロー、ウルトラマンオーブ…」

ガイ「………」

千歌「私は彼を無敵の、神様みたいな存在だと思っていた……でも違った」

千歌「オーブはいつも先輩に助けられていた………一人の力じゃ戦えないから先輩に助けられてる………」

千歌「それは恥ずかしい事だと思うかもしれない………でも違う！」

千歌「今は先輩の力を借りてもいい！いつか自分の光を掴む事が出来るなら！」

千歌「私達もそうだ………今はμ'sの残した物に助けられてるだけ、だけどいつかμ'sと同じくらい………いや、μ'sより輝いてるスクールアイドルに！」

ガイ「………」ｺｸ

千歌「このステージの英雄…ヒーローになる！」

BGM Aqours☆HEROES

「Yaa-Yaa！！」


「やあやあやあ　準備はできたよ」

「なまえ…なまえなんだっけ？忘れたふりは」

鞠莉?ダイヤ?果南「やだ ！(Yaa!) やだ！(Yaa!)」

「Aqours☆PUNCH！！」


「やあやあやあ　相談があるなら?」

千歌?梨子?曜「あるなら」

「すぐに…すぐに呼びなよ！」

鞠莉?ダイヤ?果南「呼んでよ！」

「ジェットでマッハでそっちに行くから」

ルビィ?花丸?善子「もー (Yaa!) ちょい(Yaa!)」

「待ってて」

千歌?梨子?曜「無敵だって信じたくなって」

梨子「いきおいで」

千歌「We are HEROES」

千歌?梨子?曜「おかしいなヒロインでしょ？って」

曜「つっこんで」

千歌?梨子?曜「つっこんで　つっこんでね (Wao！)」

「悩みをぶっ飛ばすような」

「イメージ持って戦いましょう」

「なんとなく　なんとなく」

「強くなるって気がしてる」

「迷いもぶっ飛ばすような」　

「イメージ持って戦いましょう」

「なんとなく　なんとなく強くなる」　

「なりそうな」

「Aqours☆HEROES　そんな私たち」

「だよだよ！」


「Yaa-Yaa！！」

ワァァァァァァ！！

ジェッタ　ナオミ「わぁぁぁぁぁぁ！！」

ﾋﾞｨｨｨｨ　ﾋﾞｨｨｨｨ

シン「大変です！地下から巨大な物体が接近しています！」

ナオミ「接近………地上に！？」

ガイ「！？」ﾀﾞｯ

ドォォォォン！！

ゼミストラー「グォォォォォ！！」

曜「怪獣！？」

ダイヤ「違いますわ！あれは　超　獣　ゼミストラーですわ！」

梨子「どっちでもいいでしょ………」

善子「よくないわよ！」

ガイ「よく頑張ったな、千歌ちゃん…」

ガイ「次は俺の番だ！」


ガイ「ウルトラマンさん！」

ウルトラマン　ﾍｧ!

ガイ「ティガさん！」

ウルトラマンティガ　ｼﾞｬｧ!

ガイ「光の力、お借りします！」

フュージョンアップ！

ウルトラマンオーブ　スペシウムゼペリオン！

オーブ「シェアッ！」

ルビィ「ウルトラマンオーブだ！」

曜「わぁ………初めてみた……」


オーブ「俺の名はオーブ！闇を照らして悪を撃つ！」


千歌「頑張って、みんなのヒーロー………」

ダイヤ「何をぼさっとしているのですか！？」

千歌「え？」


ナオミ「こんな事して大丈夫なの？」

ジェッタ「大丈夫大丈夫……よし！準備完了！」

シン「Aqoursの皆さん、思いっきり歌ってください！」

ダイヤ「皆さん、スペシャルゲストを迎えた今、私達Aqoursはこれより予定を変更してライブを続行しますわ！」

曜「えぇっ！？」

果南「そんな無茶苦茶な………」

千歌「歌おう………ウルトラマンオーブの勝利を祈って！」

BGM　オーブの祈り(aqours ver)

オーブ「シェアッ！」

ゼミストラー「グォォォォォ！」

オーブ「オウリャァ！！」

花丸「耳を澄ましてみろ」

ルビィ「心で感じてみろ」

善子「未来への足音、希望への鼓動……」

オーブ「オウシャァ！！！」


鞠莉「突然暗闇が」

果南「襲いかかるその時」

ダイヤ「揺るがぬ強い意志が、勝利への鍵になる………」

梨子「遥かな星空へ、祈りを込めて…」

曜「諦めるな！」

千歌「前を見ろ！！」

「限界を超えろ！！！」


ガイ「タロウさん！」　

ウルトラマンタロウ　ﾀｧｧ!

ガイ「メビウスさん！」

ウルトラマンメビウス　ｼｪｱｯ!

ガイ「熱いやつ、頼みます！」

フュージョンアップ！

ウルトラマンオーブ　バーンマイト！

オーブ「紅に燃えるぜ！」

「世界中が、君を待っている」

オーブ「ストビュームバァァストォォォォォォ！！」

ドォォォォォォォォォォ！！

ゼミストラー「グォォォォォ！！」

「闇夜を照らせ、光の戦士よ！」

ガイ「ジャックさん！」

ウルトラマンジャック　ｼｪｱｯ!

ガイ「ゼロさん！」

ウルトラマンゼロ　ｼｪｱｧｧｧｧ!!

「世界中が、君を見つめてる」

ガイ「キレのいいやつ、頼みます！」

ウルトラマンオーブ　ハリケーンスラッシュ！」

オーブ「光を超えて、闇を斬る！」

「二つのパワーで！」

オーブ「オーブランサーシュート！！」

ドォォォォォォォォォォ！！

「戦え！ウルトラマン！オーブ！！」

(間奏)

「オーブ！オーブ！オーブ！オーブ！」

ジェッタ「うわぁ…いつの間にかみんなサイリウム赤と白に持ち替えてる！」

シン「見てください！サイリウムから光が！！」

ナオミ「サイリウムだけじゃないわ！Aqoursのみんなも！」

ジェッタ「光が………オーブに集まっていく！」


ガイ「これが………スクールアイドルの光か……」　　

その時！

Aqours9人の光、Aqoursを…スクールアイドルを応援する者達の光

それぞれが２枚のカードを生み出した！

ガイ「これは千歌ちゃん………そして千歌ちゃんの言っていたμ'sのリーダーの！」

善子「銀河を超え！」

ガイ「千歌ちゃん！」

タカミチカ

果南「夢を追いかけて！」

ガイ「穂乃果ちゃん！」

コウサカホノカ

千歌「星屑のシンフォニー　奏でろ高らかに！」

ガイ「キラキラしたやつ、頼みます！」

フュージョンアップ！

ウルトラマンオーブ　ハードイントゥモロウ！

千歌　梨子「覆い尽くす哀しみのベールを」



オーブ「みんなで輝く、光になって！」

ナオミ「オーブの新しい姿！？」

シン「スクールアイドルとオーブの光が一つになったんだ！」

ジェッタ「頑張れ！オーブ！」

梨子「振り払え！」

千歌「立ち向かえ！」

「愛を守るため！！」

＞＞22　修正

善子「銀河を超え！」

ガイ「千歌ちゃん！」

タカミチカ

果南「夢を追いかけて！」

ガイ「穂乃果ちゃん！」

コウサカホノカ

千歌「星屑のシンフォニー　奏でろ高らかに！」

ガイ「キラキラしたやつ、頼みます！」

フュージョンアップ！

ウルトラマンオーブ　ハンドイントゥモロウ！

千歌　梨子「覆い尽くす哀しみのベールを」



オーブ「みんなで輝く、光になって！」

ナオミ「オーブの新しい姿！？」

シン「スクールアイドルとオーブの光が一つになったんだ！」

ジェッタ「頑張れ！オーブ！」

梨子「振り払え！」

千歌「立ち向かえ！」

「愛を守るため！！」

「世界中が君を待っている！」

オーブ「シャイミューズ光線！！」

ビィィィィィィィ！！！

ゼミストラー「グォォォォォ！！」

「闇夜を照らせ　光の戦士よ！」

ナオミ「凄い………Aqoursの歌に反応して光が強くなってる！」

「世界中が君を見つめてる！」

ジェッタ「いいぞぉぉぉAqours！！頑張れオーブ！！フォォォ！！」

「二つのパワーで！」

オーブ「おぉぉぉぉぉぉぉ！！！」

「戦え！ウルトラマン！オーブ！！」

ドォォォォォォォォォォォォォォ！！

ワァァァァァァァァァァァ！！

ナオミ「やったぁぁぁぁ！！」

シン「勝ったぁぁぁぁ！！」

ジェッタ「いえぇぇぇぇぃ！！」

オーブ「………」

ダイヤ「生でオーブの戦いが見られた………感動ですわぁ……」

善子「しかもオーブに、我が堕天使の力の一片を与えた………ふふふ……」

鞠莉「ベリーストロング！！」

梨子「格好いい………」

花丸「宇宙ずら！！」


オーブ「シュワッチ！」

千歌「ありがとう……………ガイさん」

ガイ「ライブ、楽しかった」

千歌「本当ですか！？ありがとうございます！」

ガイ「君なら誰よりも輝いてるスクールアイドルになれる、応援してる」

千歌「はい！私もあなたが自分の光を取り戻せるよう応援してます！」

千歌「ウルトラマンオーブさん！」

ガイ「………あぁ！」

ﾁｶﾁｬｰﾝ

ｶﾞｲｻｰﾝ

ガイ「それじゃあ、元気でな」

千歌「また、会えるかな？」

ガイ「会えるさ、君がスクールアイドルとして輝いてる限り………」

千歌「あなたが地球を守り続ける限り！」

ED　Shine your ORB(Aqours ver)