P「千佳は人妻」 (22)
P「だと思います」
ちひろ「すみません。病院行ってくれませんか?」
P「いや、ちょっと待ってください。別に狂ったとかそういうわけじゃないんです。これは非常に重要なことなんですよ」
ちひろ「九歳に対して人妻とか言い出す奴に慈悲も情けもありません」
P「エナドリ言い値で買いましょう。なので話を聞いてください」
ちひろ「……いいでしょう、話だけは聞きます」
P「ありがとうございます」
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なんだよモバかよ
Pの前にモバつけろやカス
P「確かに千佳は九歳です。その笑顔は闇を照らし自分だけでなく見る者すべてに魅了の魔法をかける魔法少女です」
P「このプロダクションにはみりあ(ママ)、仁奈(母さん)、桃華(お母様)、薫(お姉ちゃん)、愛(お姉ちゃん)、千枝(姉さん)、メアリー(姉ちゃん)などなど……他にも多くの子がが在籍しています」
ちひろ「なんでちょくちょく名前を言うのに間が開くんですか? 何を心で追加しているんですか?」
P「気のせいです。――この子たちには保護欲と同時に母性を感じざるを得ません。お仕事がんばったね、えらいね、今日は一杯甘えていいからね、とそんなことを言ってくれるのに何の疑問も抱かないのが通常です」
P「そしてそういわれて感じるのはただ純粋な甘えたい、安らぎたいという心……つまり性欲とはもっとも離れた感情です。だから私は桃華(お母様)や薫(お姉ちゃん)などから膝枕などをされても一切手を出さないのです」
ちひろ「さもすごいことのように言っていますがその年齢の子に手を出さないのはあたりまえですからね?」
>>3
すまんな忘れてたわ
P「ですが千佳だけは、千佳だけは違うんです」
P「千佳に膝枕をされると、手を握られると、頭を撫でられるとふつふつと足の下からマグマのような情欲があふれてくるんです」
P「私はとうとうおかしくなってしまったのではないかと恐怖しました。このままではみりあ(ママ)や仁奈(母さん)、愛(お姉ちゃん)やメアリー(姉ちゃん)に手を出してしまうのではないかと!」
ちひろ「すみません。最初からおかしいです」
P「しかしそんなことはありませんでした。千佳以外には癒しをもらうだけで欲情はしなかったんです。そう、千佳だけに私は欲情している。しかし母性もしっかり感じているのです!」
P「この矛盾に気づいた私は夜も満足に寝られず、仕事もあまり集中できていませんでした……」
ちひろ「えぇ……。その状態でこの前の十二歳以下の子たち全員の大規模ライブを大成功させたんですか?」
P「もちろん。みんなに褒めてもらいたかったですから。しかしこのまではいつか仕事に支障が出てきてしまうかも知れません。私は必死に考えました」
P「そして先日ようやくその矛盾を解決したのです!!」
ちひろ「それが冒頭の?」
P「はい。千佳人妻説です」
舞と間違えてない?
ちひろ「……? ………………??」
P「まあ正確には隣に住むまだが子供のいないか、いても赤ん坊くらいの奥さん、って感じなんですけど」
ちひろ「すみません。さらに混乱させてくるの止めてください」
P「わかりませんか? それじゃあ少し想像してみてください。目を瞑って……自分は大体小学四年生位で……ようやく保健体育とかで女性のことに興味が出てきて辞書で変な言葉を調べたり、地図帳でエロマンガ島をみつけてはしゃぐくらいの子供です」
ちひろ「は、はぁ……」
P「それじゃあ最初はみりあ(ママ)ですね。隣に住むみりあ(ママ)は昔から自分の家族ぐるみの付き合いをしていて……今日も学校に行く前にいってらっしゃいといってくれます……しかし毎朝みりあ(ママ)が結婚相手と朝の行ってらっしゃいのキスを見たときの自分の感情は……?」
ちひろ「……いやぁ……。特に何も感じませんが……。まだアツアツだなぁっていっそ微笑ましいくらいですかね」
P「でしょう? それではそれを千佳に変えてみてください」
ちひろ「はぁ……」
>>8
やっべほんとだミスってた。舞で脳内変換よろしくお願いします。
千佳(人妻)『あ、今日もいい天気だね! 学校行ってらっしゃい!』
千佳(人妻)『こーら。そんなことしちゃだめでしょー?』
ちひろ(……ん? んん……?)
千佳(人妻)『今日もお仕事いってらっしゃい。……んっ』
ちひろ(……!!!???!???!?)
千佳『あ……み、みられちゃってたね……。は、恥ずかしいなーあはは』
ちひろ「きゃあああああああ!!!」
P「……どうでした?」
ちひろ「な、なんか……いつもは自分のもう一人のお母さんみたいな感じだったのに、『あ、やっぱり違う。他の、女の人なんだ……』みたいな……!」
P「ちなみに千佳(人妻)にはまだ子供がいないんですよ」
ちひろ「絶対それ自分のお母さんが『千佳ちゃんまだデキないんですって』って話をお父さんとしているのを聞いて『もしかして僕が寝ているころには授業で習ったことをしてるんじゃないか』って身近な性に意識を向けてしまうやつじゃないですか……!」
P「そうなんです……。それが母性と性欲の矛盾の答えなんですよ……!」
ちひろ「……驚きました。まさかこんなことが発覚してしまうなんて」
P「別に千佳が性的だなんてことじゃ言っているんじゃないんですよ。ただその母性が自分の親ではなく他人の親的なもので、そこに自分の性的知識が重なることで性を感じるだけなんです。いくら性欲が強くても自分の親や姉に欲情する奴はいないでしょう?」
ちひろ「つまり千佳ちゃん自体には性的なものは一切なく、自分が勝手にそれを付け足してみてしまう……と?」
P「自分のもつ性欲の強さだけ千佳は、千佳(人妻)は母性と性を増幅させて我々を包むのです……!」
ちひろ「まさに合わせ鏡……。これが他の子にはない千佳ちゃんの魅力ですか」
P「ええ、まさにそれを私は伝えたかった……」
ちひろ「……なるほど、プロデューサーの言いたいことはわかりました。今回の件については私も少し考えを改めさせるところがあったので不問にします」
P「ありがとうございます……おっと、レッスンが終わる時間だ。迎えに行ってきますね」
ちひろ「くれぐれも安全運転でおねがいしますね~」
P「わかってまーす。それじゃいってきまーす」
千佳「あっPくん!」
P「おーう、おまたせー。どうだった今日のレッスンは」
千佳「ばっちりだよー! トレーナーさんによくできたって褒められちゃった! Pくんがかけてくれた魔法のおかげだね!」
P「はっはっは、俺は千佳の頭を撫でただけでそれは千佳の努力の証だよ」
千佳「えへへー、ありがとー! Pくんはこれからどうするの?」
P「んー? そりゃ帰ってから事務仕事だけど……」
千佳「それじゃあラブリーチカがPくんに仕事が早く終わる魔法かけてあげる! ほらしゃがんでしゃがんで!」
P「おっ、それは嬉しいなー。どんな魔法をかけてくれるのかな?」シャガミ
千佳「Pくんががんばってくれてるのはちゃーんとわかっているから、今日も頑張ろっ! ラブリーチカの元気が出るなでなで魔法!」ナデナデ
P「――っ、うん! 頑張る! 俺、頑張るよ!!」
千佳「あっ、でも頑張りすぎるのはダメだよ? ちゃーんとお休みもしなきゃだからね!」
P「うん! わかった!!」
P(今日も俺は千佳の母性に癒されながら仕事をする)
P(ちょっと股間が痛くなる時もあるけれど、そういう時は仁奈(母さん)やメアリー(姉ちゃん)に癒されるのだ)
P(どんなに落ち込むことがあっても慰めてくれる母たちが、姉が、そして奥さんがいる)
P(だから私はこの職場が大好きです)
P「よーし、それじゃレッスン行くぞー」
「「「はーーーい!」」」
終わりです。
友人に話しても「意味が分からない」と一蹴されたので怒りに身を任せて書きました。駄文誤字脱字などお見苦しい点がございますが、言いたいことがかけたので私は満足です。たぶんわかってくれる人はいると思います。
あと言いたいのは別に母呼びと姉呼びの差はありません。ただしっくりくるかどうかの個人的な見解ですのでもしかしたら「○○はお母さんだろ!orお姉ちゃんだろ!」と言う人もいるかもれません。いないかもしれません。
ただ母性を感じる。それが伝わってくれればよろしいです。
それでは依頼出してきます。
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