【安価コンマ】男「時空管理局に入局して魔導師になろう」2【リリカル】 (1000)

・安価スレです
・リリカルシリーズのニ次SSとなりやす
・システム現在改正中です


前スレになります
【安価コンマ】男「時空管理局に入局して魔導師になろう」【リリカル】
【安価コンマ】男「時空管理局に入局して魔導師になろう」【リリカル】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1472735368/)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1473243580

[プロフィール]

【総合魔力】A
【暫定魔導師ランク(戦闘力に限る)】AAA+
【魔法体系】古代ベルカ式
【適正】空戦魔導師
【デバイス】ストーレジ型 槍型
【希少技能】脳内物質操作

〈技能〉
【魔力放出(A相当) Lv2】=【砲撃魔法:判定時にコンマ補正+15。敵全てに判定】
            =【障壁魔法:判定時にコンマ補正+30。判定敗北後、3ターン使用不可】
            =【拘束魔法:判定勝利後。相手の技能補正封印(1ターン)。連続選択不可】

【戦闘技術(暫定AAA+相当) Lv2】=【近接戦闘:選択時コンマ補正+35】

                =【回避:判定時にコンマ偶数なら成功(無傷)。奇数なら失敗】

【脳内物質操作】=【任意のタイミングで発動可能。コンマ偶数なら重複補正×2。奇数なら行動不能。行動不能時に攻撃を受けても耐久数値は必ず現在の耐久数値から1割残存する】
【カードリッジロード:装弾数1】=【任意のタイミングで発動可能。コンマ判定時に+15補正。次のコンマ判定は-10のデメリット補正】


〈経験値〉
戦闘技術 Lv2:残り【100】でLv上昇します
魔力放出 Lv2:残り【100】でLv上昇します
脳内物質操作:残り【87】で精度上昇します

男:耐久数値【50】


ギンガ:耐久数値【35】
【戦闘技術】=【シューティングアーツ(未熟)=判定時コンマ補正+15】
      =【回避:判定時コンマ偶数なら成功。奇数なら失敗】
【魔力放出】=【射撃魔法:判定時にコンマ補正+5】
      =【障壁魔法:判定時コンマ補正+20。判定敗北後、3ターン使用不可】

【IS:振動破砕】=【任意のタイミングで一度だけ使用できる。近接攻撃時に補正+30。戦闘機人へ使用時に重複補正×2】使用不可

[戦闘開始]


男「……」

ギンガ「……」

 距離にして50m弱。
 そして一対一。こんな風にこの場所でギンガと二人で向き合うのははじめてな気がする。

 まだ一ヶ月も経ってないのに懐かしさすら覚えている自分がいる。

ギンガ「行きますっ!」

男「……!」コク



【敵の行動】
①ギンガ【射撃魔法補正+5】

【安価】↓2
1.戦闘技術(【回避】行動選択可能)
2.魔法の使用(【砲撃魔法(全体)+15】【障壁魔法+30】【拘束魔法】一つ行動選択可能)
3.技能の任意使用(【カードリッジ】【希少技能】複数選択可能)


男「……!」

 ギンガの拳から瞬く間に射撃魔法が発せられた。
 威力も魔力もそれほどではないが、何より疾い。

 
ギンガ(牽制して殴り込む…っ!)

男「……」

 ぐっと足先に力を込め、自分はスタートした。
 あの射撃魔法をくぐり抜けるっ。


【コンマ判定】
↓1男
↓2ギンガ(補正+5)

 男の判定:【62】
 ギンガの判定:【94】+【5】=【99】

 総合判定:【回避成功】

 

ギンガ「…くっ!」

ギンガ(あれで牽制にもならないなんてっ…。どうする! 近接か護るかっ!?)

男「……っ!」

 目算15発近く連打された射撃魔法を皮一枚で回避した。
 膂力に任せた強引な回避だが、上手くいくんならそれでいい。

ギンガ(ダメッ…近いっ!護るしかないっ!」


【敵の行動】
①ギンガ【障壁魔法+20】

 【安価】↓2
1.戦闘技術(【近接戦闘+35】一つ行動選択可能)
2.魔法の使用(【砲撃魔法(全体)+15】【拘束魔法】一つ行動選択可能)
3.技能の任意使用(【カードリッジ】【希少技能】複数選択可能)


男「……っ、──■」

ギンガ「……っ!」

ギンガ(希少技能への切り替えを!? )

 瞬時にスイッチを切り替えた。
 ギンガは動揺している。

 ここまで素早く発動出来るのは想定外だったのだろう。
 ここまで来るための訓練だったのだ。

ギンガ「でもそれは…上手くいくとは限らないっ!」

 【安価】↓2(偶数×2。奇数行動停止)
1.戦闘技術(【近接戦闘+35】一つ行動選択可能)
2.魔法の使用(【砲撃魔法(全体)+15】【拘束魔法】一つ行動選択可能)
3.技能の任意使用(【カードリッジ】一つ選択可能)


男「■■■ッ!!! ■■■!!!」

ギンガ「全力で…っ!」


 全身を稼働させ目の前の障壁までたどり着き、槍を己の腕と錯覚するほどの感覚で──。

ギンガ「護るッ!」

 ──穿つ。


【コンマ判定】
↓1 男の判定(補正+35。偶数×2。奇数行動停止)
↓2 ギンガ(補正+20)

 男の判定:【46】×【補正2】+【35】=【127】
 ギンガの判定:【88】+【補正88】+【30】=【216】

 総合判定:【ギンガの障壁成功】 

ギンガ「あっぐぅああああ!!!」

男「■■っ、う! があっ!?」

 失念していた。ギンガにこの軌道の攻撃は一度見せている。
 一流たりえる人間に馬鹿正直に同じ手は通じないのか…っ。

ギンガ「があっ!」

 ガギン、っと槍を側面に弾かれ…ギンガの拳が動く。


【敵の行動】
①ギンガ【シューティングアーツ+15】

 【安価】↓2
1.戦闘技術(【近接戦闘+35】【回避】一つ行動選択可能)
2.魔法の使用(【砲撃魔法(全体)+15】【障壁】【拘束魔法】一つ行動選択可能)
3.技能の任意使用(【カードリッジ】【希少技能】複数選択可能)

1


男「まだ…こっちの距離だ!」

ギンガ「私の距離ですよっ!」

 希少技能の効果が薄まった。
 足が一瞬ガクガクと揺れるかと恐怖したがまだ立てる。

 だが恐らく二度目の希少技能の使用は大きなデメリットを伴うだろう…。
 
男「──つあっ!」


【コンマ判定】
↓1男の判定(補正+35)
↓2ギンガの判定(補正+15)

 男の判定:【17】+【補正30】=【47】
 ギンガの判定:【92】+【補正15】=【108】

 総合判定:【108】-【47】=【61】 男の耐久数値【0】

男「──あっ」

ギンガ「ここだぁっ!」

 ミシリ、と頬が凹んだ気がした。
 理解したのは数瞬後になった。ギンガの拳が己の顔面へ突き刺さったと理解したのは。

男「ぐ、わあっ…」

 弾けとぶように地面に叩き落とされた。
 意識が混濁する…まだ動けるっ!
 負けるわけには…っ。


ゲンヤ「そこまでだっ。それ以上は危険だぞ!」

男「……」

ギンガ「勝った…?」


[模擬戦 終了】
ギンガ:(男を撃破)

ギンガが一つ成長しました。
【戦闘技術】=【シューティングアーツ=判定時コンマ補正+20】

すいません。終わってから気づいたのですが
>>32で回避の可能性もあったのですが
奇数だったのでどのみち負け判定ということで詳細安価は取り直せませんでした。申し訳ありません
出来れば今後数字と【】内の行動を一緒に書いてくれると手間が省けます

[戦闘訓練2]

ギンガ「先輩っ先輩っ…やりましたよ、私!」

ギンガ「先輩に少しでも…追いつけましたか!?」

男「……(白目)」グッタリ

ゲンヤ「はは、希少技能使いっぱなしだったからあ。今日のこいつは。休ませてやんな」

ギンガ「あっ…うん」

ゲンヤ「まあ…でもあれだ。地面に寝かせとも酷だし部屋まで連れてってやるといい」

ギンガ「はいっ!」

男(先輩の威厳が…。でも嬉しい気持ちが強い。負けたのに…不思議だよギンガ)

[夜 自室]

ギンガ「あっ、もうこんな時間ですね…?」

ギンガ「少し長居しちゃいました」

男「……?」

ギンガ「先輩の部屋…初めて来ましたけど。想像通りシンプルですね!」

男(…シンプルな男と言われた気がする)

ギンガ「ふふっ、先輩少し無口気味だから…でも好きですよ?一緒にいて楽ですから」

男「……ありがとう」

ギンガ「それじゃあ、お大事に! 顎の借りは返しましたよ!」

 ガチャ バタン


[一日が終了しました]

[特殊イベント 某所]


スカリエッティ「あーあー! テステス! 聞こえてるかーい!?」

謎の騎士「…聞こえている。騒ぐな」

スカリエッティ「ハハッ、悪いねー! AMFの稼働実験中だから通信電波よくないんだ」

謎の騎士「それで…いまさらなんのようだ。俺は…」

スカリエッティ「レリックが一つ見つかった…かもしれない」

謎の騎士「…!」


スカリエッティ「どこかに埋まってるからか…微弱なんだよ反応が」

スカリエッティ「でも管理局はまだこのことを把握しきれないようだ」

謎の騎士「そうか…つまり彼らが気付かぬ内に取りに行け、と?」

スカリエッティ「半分正解!」

謎の騎士「?」

スカリエッティ「実はもう管理局にこの情報をリークしちゃいました! 私が匿名で!」

謎の騎士「!? 貴様…なんのつもりだ」


スカリエッティ「駆動実験も兼ねてガジェットも向かわせるから確実に伝わるだろう」

謎の騎士「貴様はレリックが欲しいのではないのか…?」

スカリエッティ「欲しいさ! 喉から手が出るほどね!」

スカリエッティ「でもそれより今の欲求を優先したいのさ! 色々試したいことがあってね! 結果も過程も…楽しくいこうよ! 君も堅物すぎるから私を見習うといいよ、ゼストくん?」

ゼスト「──」

ゼスト「俺に何をしろと?」

スカリエッティ「ちょっとお使いついでに…私にプレゼントを届けて欲しいさ!」


[特殊イベント 終了]

【安価コンマ】模擬戦の経験値判定(数値の半分となります)

↓2 (戦闘技術、魔力放出、希少技能のどれかを安価指定。コンマ判定)


希少技能は【24】の経験値を得ました。
(奇数だったので1おまけになります)

戦闘技術 Lv2:残り【100】でLv上昇します
魔力放出 Lv2:残り【100】でLv上昇します
脳内物質操作:残り【63】で精度上昇します


早いですが。今日はここまでになります。
見てくださってありがとうございます。
恐らく明後日…運がよくて明日になります

次は一日特殊イベントになります。

散々ミスをして自分が嫌になるくらいですが、ご指摘のおかげで助かってます

戦闘パートはこんな風にしていくつもりです。
随時変更もしていく予定になります。

そういや>>33で二度目の希少技能云々あるけど
戦闘中に二度目はやっぱりデメリットがデカくなってるのかな
奇数で強制敗北とか

すいません。今日は更新が難しいので明日予定になります
案の定忙しくなってきました

>>61
選択されたら詳細が提示されますが、三回目の使用は奇数なら耐久数値0の予定です
二回目も奇数ならほぼ致死になる予定です
1割残存もありません。ただ偶数時のメリットは変わりません

[好感度表]

ギンガ:【161】 (そういえば。男の人の部屋初めて入った……ちょっと恥ずかしいですね!)
フェイト:【136】 (また来たよ! エリオ!)
はやて:【116】(話してて気が楽になる人やったな。うちの子が気にいるのも納得や!)
陸士隊員s:【96】  (Cよ…お前だけなんかずるいぞっ!)
ヴィータ:【75】 (なんか似た匂いがする…もしかして同郷か!?)
ドゥーエ:【63】 (……飲まなかったようですね)
スカリエッティ:【62】 (ドゥーエが言っていた魔導師…彼に似ているらしいね……くく)
レジアス中将:【61】  (励んでいるようだな…)
シグナム:【55】 (あれが噂の直談判の…面白そうなやつだったな)
ゲンヤ:【39】  (銃器の輸入か…経路を辿って潰しとかねーと)
ヴァイス:【24】 (不思議な人だったな。また会いたいもんだ)

[深夜 自室]

 ピピピッ

男「……?」

男(ゲンヤさん…こんな時間に?)

 ピッ

ゲンヤ『起きたかっ! 悪いが緊急事態だ! いますぐ隊舎の転送ポートの前に集まれ!』

ゲンヤ『詳細は動きながら話す! 頼んだぞ!』

男「…っ。──はい!」

男(緊急事態…!)

[屋上 転送ポート前]

ギンガ「! こっちです、先輩!」

男「ギンガ…! この騒ぎは…!?」

陸士隊員A「いまから部隊長から状況説明と命令があるはずだ!」

男「……!」コク



ゲンヤ「集まったな。時間がないから手っ取り早く済ませる! ──南にある街が火の海になってる!」

男「! ……そんなっ」

ギンガ「……なんでっ」ギリ

ゲンヤ「いまから我々陸上警備第108部隊はミッドチルダ南端部の支部へ飛ぶ」


ゲンヤ「そこから部隊を二つ…ないし三つに分け救助活動を行う。街と洞窟だ」

ゲンヤ「火の海になってる街の住民の退避誘導と洞窟内に取り残された作業員の救出! 人命救助を我々の最優先にする! 通報から既に三十分以上経過してる。時間との勝負だ!」

陸士隊員s「はいっ!」

ギンガ「部隊はどのように分けるんですか?」

ゲンヤ「──」

ギンガ「?」

ゲンヤ「ガジェットドローンの存在が確認されている」

ギンガ「!? ガジェット…。そんな、つまりアレが…!?」


男「ガジェット…?」

ゲンヤ「ああ、お前さんは新人だから知らなかったな」

ゲンヤ「その機体の存在が初めて確認されたのは四年ほど前だったか。特徴は前の強盗どもが使ったAMF…あれと学習AIを内蔵してる機体だ。そいつらが街で暴れまわってる可能性が高い」

男「……」

ゲンヤ「そしてそいつらの出現ポイントには高エネルギー反応が発生する。ロストロギア『レリック』だ。詳しいことは省略するが有り体に言えばデカイ爆弾だ」

男「爆弾…」

ゲンヤ「ほぼ確実にガジェットドローンはレリックを追い求めてる。そして今回の任務先にもエネルギー反応が確認されたらしい。ガジェットドローンの目的はレリック…だが街を焼き払ってるところを見るに性能テストでもしてる節があるっ!」


男「レリックを奪われたら…どうなるんですか?」

ゲンヤ「……どういう目的で狙ってるのかはまだ不明だ。だがさっきも言ったように基本的にはデカイ爆弾と変わらんエネルギーの凝縮体だ」

ゲンヤ「レリックが暴発し街そのものが吹っ飛ぶ可能性も十分考えられる。最近では空港テロが有名だろ。表向きはただのテロだがあれもレリックによる暴発が原因とされている」

男「!」

男(空港…あの事故の元凶)

ゲンヤ「そのレリックがあると思わしき場所である『湖』には航空武装隊に出撃要請している」

ゲンヤ「だが恐らく間に合わんだろう…。ガジェットに奪われているか、暴発してる可能性が高い」

 


ゲンヤ「まだ未確認が多いガジェットが向かってる湖は非常に危険だ。AMFも強い…陸士部隊である我々の平均魔力では湖へのレリック奪還は自殺行為…」

ゲンヤ「ただ…一人を除いてはな」

男「……」

ギンガ「お父さん…まさかっ!」

ゲンヤ「命令はとても出来ん、危険すぎるからだ。だからお前さんの意思を尊重したい」

ゲンヤ「お前は湖、街、洞窟。どこに向かいたい?」

男「……」


【重要安価】↓4まで多数決
1.湖(レリック)
2.街(退避誘導'
3.洞窟(作業員救出)


男「湖へ…。レリック奪還へ向かわせてください」

ギンガ「…っ。せん、ぱい」

ゲンヤ「…すまんな。まるで催促するような言い方になっちまった。だがホントに後悔しないか?」

男「……」

男(…レリック。自分と因縁が全くないわけじゃない。あんな事件もう起きて欲しくない)

男(でもそれ以上に…自分しか出来ないことを求められて。その責任から逃げることはしたくない)

ギンガ「先輩…わたしは、」

男「──行かせてください。三佐」

[戦闘開始]


男:耐久数値【100】

ガジェットドローンⅡ型:耐久数値【25】
ガジェットドローンⅢ型:耐久数値【50】
???:【???】

 
 

[ミッドチルダ 南端部 支部]


陸士隊員A「全員現着確認! 三佐!」

ゲンヤ「よしっ。打ち合わせどおりの部隊に別れて、各自に救助活動にあたれ!」

ゲンヤ「俺は支部から指令を下す! 定時連絡及び緊急連絡は全部こっちに回せ!」

ゲンヤ「──陸上警備108部隊出動しろ!」

男、ギンガ、陸士隊員s「はい!」

[南端部 森 行軍中]

 ザッ ザッ

陸上隊員B「くそっ。地味に足が取られるな…この木々たち。航空機で街まで飛びたかったぜ」

陸士隊員C「ばっか。飛行中なんてガジェットの的だぜ。航空魔導師クラスの機動力があれば別だが」

陸士隊員A「うち航空機あんま使った試しねーな…」

男「……」

ギンガ「先輩…」

男「ギンガ…?」

こいつ空飛べるんだよな


ギンガ「私を引き取ってくれたお母さん…。つまり三佐の奥さんなんですけど」

男「……?」

ギンガ「ある事件で亡くなったんです」

男(…いきなり何を?)

ギンガ「お母さん…すごく強かったらしいです。でもその亡骸の周りに残骸がたくさん落ちてて」

ギンガ「それがガジェットと呼ばれる機体だったらしいです」

男「!」


陸士隊員A「森を抜けたぞ! ここから三手に別れる!」


陸士隊員A「退避誘導と洞窟救出作業! そしてレリックの奪還! 同時進行だ!」

陸士隊員A「俺たちの手に街の人達の命がかかってる! せめて本局の魔導師が合流するまえに俺たちで出来ることをやるぞ!」

男「……」コク

ギンガ「先輩…私、向かいに行きますから! 救出活動が終わったらすぐに!」

男「……ギンガ」

陸士隊員B「当然、俺たちもな!」

陸士隊員C「気張らず行けよ…? 航空武装隊との合流も期待出来るんだからな!」




男「…はいっ」

陸士隊員A「それじゃあ各自出撃だ! 情報伝達だけは怠るなよ!」

 ダダダッ

ギンガ「絶対…、また会いましょう!」

男「……」コク




男「…行くか」

男(そういえば…碌に飛ぶ訓練したことない気がする)

男(とにかく湖だ!)

 ドッ

湖=水辺の時点でお察し…
確か二乃さんがやばいって言ってたやつ

>>90
あっ

[湖前 公園 上空]

男「……」

男(報告では湖にガジェット…。これ以上飛んだから先に発見されて集中砲火を受けかねない)

男「そろそろ降りよう…。すぐガジェットとの戦闘になる)

男「……」



[湖]

男「……」

 キョロ キョロ

男「……?」

男「…ガジェットがいない」

もし戦うなら一番弱い奴を一体だけだな


男「…どういうことだ」

男(確かレリックの反応は湖だと確かに言っていた。ならガジェットが集結してないと明らかにおかしい)

 周囲からは風の音もしない。
 月明かりに照らされた湖の水が反射して周囲は明るい。
 だからこそ違和感が強い。全く視界内に敵性存在がいないことが。

男「……三佐。報告が…」

 ザザッ ザーッ

男「……」

 嫌な予感が強くなってきた。このままではまずい気がする。


【安価】↓2
1.湖上空へ飛行し周囲を確認する
2.湖の中を確認する

1 水に入ったら不味いと思う

1なら湖から離れられたのに


男「湖を確認しよう…」

 チャプ チャプ…

男(そういえばレリックの反応があると言ったがどこにあるのだろう)

男(高エネルギー体と言うからには大きな魔力を保有してるはず…だけど何も感じない)

男「まさか湖の中に…? だけどそれでも反応が…」

男「──」

 AMFを保有してるガジェットが既にレリックを入手し魔力を隠蔽してる?

男「じゃあガジェットは既に撤退して…──っ!?」

 がぼっ、と水面が大きく揺れた。
 何だ?と判断する間もなく、

ガジェットⅡ「──」

フラグ立てちゃったし突っ込むのも一興よ
なあになにかあってもギンガが看病してくれるって

やっちまったな

とりあえず打開の為にどうにかできれば…
あとさっきsageなくてすいません。


ガジェットⅡ「──」

男「──ガ、」

ガジェットⅢ「──」

 振り向くことも出来なかった。
 だがほぼ確実に背後にもう一機。

 そこまで思考した時には既にガジェットの弾幕が己の体に降り注ごうとしていた。



【敵の行動】
①ガジェットⅡ型 【射撃攻撃+10】
②ガジェットドローンⅢ型: 【射撃攻撃+20】

【安価】↓2
1.戦闘技術(【回避】一つ行動選択可能)
2.魔法の使用(【障壁魔法+30】【拘束魔法】一つ行動選択可能)

1

2

安価どうなる?


男「──」

 気が付けば目の前のガジェットへ向け、飛翔した。
 頭では考えてなかった。だが頭上へ回避するにはあまりにも時間がなかった。

 背後へも飛ぶ気になれなかった。

男「…っ!」

 ただ防衛本能に従って飛んだ。


【コンマ判定】
↓1男(偶数回避)
↓2ガジェットⅡ(+10)
↓3ガジェットⅢ(+20)

しかし2体相手はまずいな

援軍が来て欲しいけどまた色々ありそうだしな…

 男の判定:【64】
 ガジェットⅡの判定:【47】
 ガジェットⅢの判定:【92】

 総合判定:【偶数:回避成功】




 ドドドッ ズドドドッ

男「……おおっ!」

ガジェットⅡ「──!」
ガジェットⅢ「──!」

 防護服を僅かに掠め、焦がしたもののガジェットの側面に躍り出ることに成功。
 ガシャンと対象への機動を修正してるようだが、こっちが一歩早いか!?

 無銘の槍をその手に強く握り込む。

【敵の行動】
①ガジェットⅡ型 【防御行動+10】
②ガジェットドローンⅢ型: 【防御行動+20】


【安価】↓2
1.戦闘技術(【近接戦闘+35。ガジェットⅡへ】【回避】一つ行動選択可能)
2.魔法の使用(【砲撃魔法(全体)+15】【障壁魔法+30】【拘束魔法】一つ行動選択可能)
3.技能の任意使用(【カードリッジ】【希少技能】複数選択可能)

1.戦闘技術(【近接戦闘+35。ガジェットⅡへ】

2でまずⅡに砲撃


男「──!」

 最も距離が近いのはガジェットⅡ。
 その側面から無銘の槍を突き立てる。

 AMFはまだ強く起動してないようだ。

男(これなら、刺さるはずっ!)


【コンマ判定】
↓1男の判定(+35)
↓2ガジェットⅡ(+10)

跳ね返すんじゃね?

 男の判定:【47】+【補正35】=【82】
 ガジェットⅡの判定:【37】+【補正10】=【47】
 
 総合判定:【82】-【47】=【35】 【ガジェットⅡ耐久数値:0】


 ベキッ、とガジェットの駆動部位に上手く刺さった。そのまま槍を思い切り横殴りにふり払った。

男「壊れ…ろぉ!」

 ガジェットの胴は裂け、一瞬唸るように機械音を発しながら沈黙を確認した。

ガジェットⅢ「──!」

 ガシャン!

男「……!」

【敵の行動】
②ガジェットドローンⅢ型: 【AMF展開。相手の魔法補正に-10】【物理攻撃行動+20】


【安価】↓2
1.戦闘技術(【近接戦闘+35】【回避】一つ行動選択可能)
2.魔法の使用(【砲撃魔法(全体)+5】【障壁魔法+20】【拘束魔法】一つ行動選択可能)
3.技能の任意使用(【カードリッジ】【希少技能】複数選択可能)

魔法(物理)の戦いが続くな

 
 ガジェットより早く。
 ガジェットがこちらに照準を定め切ってしまう前に。
 貫き、停止させる。

男「──」

ガジェットⅢ「──」

 正面から向き合い、刹那の間。


【コンマ判定】
↓男の判定(+35)
↓ガジェットⅢの判定(+20)

どうだ!?

良かった、なんとかなったか。

 男の判定:【69】+【補正35】=【104】
 ガジェットⅢの判定:【45】+【補正20】=【65】
 
 総合判定:【104】-【65】=【39】 【ガジェットⅢ耐久数値:11】


 跳躍と同時に水面を揺らした。

男「……っ、あ!」

 ガジェットよりコンマ早く行動に成功。
 正面から一足でガジェットの横を通り抜ける間際に引き裂いた。

 ──だが、まだ固い!

ガジェットⅢ「ごっ──!?」

 大きな推進力でここからガジェットは距離を取った。
 近距離では分が悪いと悟り、遠距離から打ち滅ぼす算段か。
 
 だが既にAMFコアは砕いてる。

【敵の行動】
②ガジェットドローンⅢ型: 【射撃攻撃行動+20】


【安価】↓2
1.戦闘技術(【回避】一つ行動選択可能)
2.魔法の使用(【砲撃魔法(全体)+15】【障壁魔法+30】【拘束魔法】一つ行動選択可能)
3.技能の任意使用(【カードリッジ】【希少技能】複数選択可能)

>>81
まだ不穏があるんだよなぁ…高確率で主人公の元ネタさん

近接がないのでこれは下の砲撃選択ということでいいでしょうか?


ガジェットⅢ「ギ、ガ──」

男「──」

 まるで掃射だ。だがもう軌道は読めつつある。
 AIとはいえまだ未成熟のようだ。

男「おおっ!」

 槍の矛先に魔力を瞬時に充填させ、──撃ち放つ。


【コンマ判定】
↓1男の判定(+15)
↓2ガジェットの判定(+20)

ああ、おしい

 男の判定:【6】+【補正15】
 ガジェットⅢの判定:【3】+【補正20】=【23】
 
 総合判定:【23】-【15】=【8】 【ガジェットⅢ耐久数値:11】【男の耐久数値:92】


ガジェットⅢ「──」

男「……っ、くそっ」

 撃ち漏らした。
 相手は強引にこちらに推進力を発進させ、砲撃を回避した。
 代わりにこちらは技後硬直を狙われ奴の銃弾を掠めた。

ガジェットⅢ「──!──!!」

 奴ももう限界。まるで相打ちを狙うような動きで突進してくる。

男「──」


【敵の行動】
②ガジェットドローンⅢ型: 【物理攻撃行動+20】


【安価】↓2
1.戦闘技術(【近接戦闘+35】【回避】一つ行動選択可能)
2.魔法の使用(【砲撃魔法(全体)+15】【障壁魔法+30】【拘束魔法】一つ行動選択可能)
3.技能の任意使用(【カードリッジ】【希少技能】複数選択可能)

1.戦闘技術(【近接戦闘+35】

すいません
少し耐久数値修正しますね…

近接了解です

こい!
1【近接】

あの6足されてないですよ
安価は2

そろそろ誰か来るかな?


 総合判定:【23】-【21】=【2】 【ガジェットⅢ耐久数値:11】【男の耐久数値:98】



男「──貫くっ!」

ガジェットⅢ「……──」



【コンマ判定】
↓1男の判定(+35)
↓2ガジェットⅢ(+20)

多少苦戦しなきゃつまらんて

まあ全て一桁ダメージだから、まだ大丈夫

味方が来ないかな

 男の判定:【47】+【補正35】=【82】
 ガジェットⅢの判定:【71】+【補正20】=【91】
 
 総合判定:【91】-【82】=【9】 【ガジェットⅢ耐久数値:11】【男の耐久数値:83】


男「くっ!」

 肩口のから血しぶきが上がる。
 防護服を裂かれた。

 鈍い鈍痛が、頭痛のように発せられ吐き気がしてきた。
 ──相手の装甲と攻撃力が高い。

男(そういえば…血を出したの、初めてな気がする)

ガジェットⅢ「──」

 ガシャン、とほぼ零距離の位置から銃口を構えた。
 近距離からの掃射でミンチにする気だ。
 だがAMFはない以上、距離も力もこちらが有利。


【敵の行動】
②ガジェットドローンⅢ型: 【射撃攻撃行動+20】


【安価】↓2
1.戦闘技術(【近接戦闘+35】【回避】一つ行動選択可能)
2.魔法の使用(【砲撃魔法(全体)+15】【障壁魔法+30】【拘束魔法】一つ行動選択可能)
3.技能の任意使用(【カードリッジ】【希少技能】複数選択可能)

 

2

近接戦闘

あっ砲撃で

なんで補正の少ないのを選ぼうとする、補正は大事だろ


 総合判定:【91】-【82】=【9】 【ガジェットⅢ耐久数値:11】【男の耐久数値:89】


男「──魔法を一手!」


【安価】↓2
魔法の使用(【砲撃魔法(全体)+15】【障壁魔法+30】【拘束魔法】一つ行動選択可能)

近接戦闘

障壁

砲撃で

>>187の訂正の砲撃か
>>193の障壁ですね
どうしましょう。砲撃で構いませんか?

耐久指摘ありがとうございます!

なんとなく(全体)が気になるんだよね

砲撃でお願いします

あわよくば???が分かると思って…悪手ならごめんなさい。


男「──」

 撃ち返す。
 射撃の弾幕を大きな一撃で。

 当たりさえすれば砕けてくれるはずだ。
 奴の装甲を崩すっ。

ガジェットⅢ「──! ガ、──」

【コンマ判定】
↓1男の判定(+15)
↓2ガジェットⅢ(+20)

この緊張感は悪くないな
勝った時のカタルシスも大きそう

来て!

変な手打ってごめんなさい、あと相手の攻撃が攻撃のみだから魔法は大丈夫だと勝手に思っていた。(後付けみたいですいません)

 男の判定:【53】+【補正15】=【68】
 ガジェットⅢの判定:【56】+【補正20】=【76】
 
 総合判定:【76】-【68】=【8】 【ガジェットⅢ耐久数値:11】【男の耐久数値:81】


男「──」

 崩れないっ。硬すぎる。
 内部のAMFも僅かに働いているのだろうが、それにしても硬い。

 明らかにさっき沈めたガジェットより性能が上だ。
 確かに機動力はあちらが上そうだが、攻撃防御はこちらが確実に上。

ガジェットⅢ「──」

男「しまっ──」

 思い切り体当たりされ押し倒れた。これでは碌に手が動かせないっ。回避も…。
 ジャキン、と触手コードの先端が刃物の形状に変化した。──刺される。



【敵の行動】
②ガジェットドローンⅢ型: 【物理攻撃行動+20】

【安価】↓2
1.戦闘技術(【近接戦闘+35】一つ行動選択可能)
2.魔法の使用(【障壁魔法+30】【拘束魔法】一つ行動選択可能)
3.技能の任意使用(【カードリッジ】【希少技能】複数選択可能)

近接戦闘


男(槍を突き上げる。──間に合えっ)

ガジェットⅢ「──!!!」


 ドスッ…


【コンマ判定】
↓1男の判定(+35)
↓2ガジェットⅢ(+20)

ああああああい!

かなりいい勝負だったな
完全に互角の戦いだった

 男の判定:【78】+【補正35】=【113】
 ガジェットⅢの判定:【82】+【補正20】=【102】
 
 総合判定:【112】-【102】=【11】 【ガジェットⅢ耐久数値:0】【男の耐久数値:81】


ガジェットⅢ「──ガ、ギ」

男「──」

 突き上げられた無銘は、ガジェットの装甲を下から串刺しになる形になった。
 同時にガジェットを構成する機械部品が空に散った。
 
ガジェット「──……」

男「──、っ!」

 そのまま力任せに振り払い水面へガジェットの残骸を打ち付け、沈み始めた。
 このガジェットの残骸の解析はあとで来る管理局員に任せればいい。──ただいまは」


男「──終わっ、た」



一番やばいのが残っているぞ


男「…うっ、あ」

 ばしゃん、と湖の浅瀬に倒れ込んだ。
 肩の血は派手に出ているが深くはない。軽い手傷と言ったところか。

男「……」

男(でも…なんで…?)

 ガジェットが湖に潜んでいたのだろう?
 戦闘中、これをかなり不可解に思っていた。

 明らかに自分を狙い撃ちしたかのような奇襲だった。
 あの奇襲は運に恵まれなければ対処出来なかった気がする。

男「……! しまった、レリックは!?」


???「レリックはここにあるぞ、安心しろ」

男「──!?」

 すぐ側の、公園地帯の茂みの向こうから声が掛けられた。
 まるで気づかなかった。だが魔力の反応は一切ない。

男「だれ、だ?」


???「そうだな、…名乗っておくか。仲間になるかもしれないやつだ」

チンク「──私は、ナンバーズのチンクだ」
 


チンク「お前の戦い、荒削りだったが見事だったぞ」

男「……」

男(通信がまだ回復しない…っ。まずいぞ)

 フードを深く被っていて顔はよく見えないが女性のようだ。

チンク「所詮ガラクタとは言え新型を二機同時にやったのだ。本当に大したものだ」

チンク「だからこそ、私の1vs1の駆動実験にお前は選ばれたのかもしれない──ドクターに」

男「ドクター…?」

 相手から不気味なほど魔力を感じない。
 だが脳から警鐘が鳴らされている。──こいつはやばい、と。
 

看病の準備は万端か!?(白目)

ナンバーズが看病(新たな目覚めの立会い)の準備万端なんだろうね…(白目)


チンク「ガジェットをけしかけたのは許せよ。本命はガジェットの動作確認だったのだ」

チンク「レリックをちらつかせれば釣れる、かも。とドクターは言っていたが」

チンク「まさか本当に一人で来てくれるとは思わなかったぞ?」

男「……っ」

チンク「だが手負いか。これでは十全に結果が」

チンク「──」

適度に自分の情報をチラつかせて会話で繋いで相手が仕掛けて来たら全力で回避及び距離取りすればきっと誰か来てくれる(願望)


チンク「これは一つ提案なんだが…」

男「……なんだ」

 今は時間を稼がねば。相手は未知の存在。戦闘に入るのはまだ──。

チンク「こちらに投降してくれないか?」

チンク「悪いようには…たぶん、しない。──こちらからドクターに頼んでやる」

チンク「一度投降して君の身体で実験後、1vs1の戦いをしよう。万全の状態で。どうだ?」

男「……」


【重要安価】↓4まで多数決
1.断るっ。自分は陸士隊員だ。(戦闘に)
2.……わかった。降ろう。

まあ戦うしかないなら戦って追い込まれたら運を天に任せて特殊技能だな

よく言った!
連体感出てきたな

降るにはもっと待遇を聞かないと判断できないよね。


男「──断るっ。自分は陸士隊員だ」

チンク「──」

 例えどんな事情があろうとも。
 どんなに悲惨な出来事を彼女を襲って、こんな凶行に出たのかという理由があっても。

 いままさに仲間は戦っている。それぞれの戦場で。

男「街を…人々の命を。駒のように扱うお前たちにはつけない」

男「自分は陸上警護108部隊嘱託魔導師だからだっ!」

チンク「……そうか、残念だ」

【戦闘開始】

男:耐久数値【81】

チンク:耐久数値【120】(耐久数値60で撤退)

 

主人公達こないかな

体力40切るようなら運用かんがえたほうがいいかもな


チンク「お前は少し男に似ているな…。資質といい武器といい」

男「──」

 コートの裾から白銀に光った何かが見える。
 あれはナイフ…? それで戦うつもりなのか?

男「……あの男?」

チンク「私の片目を奪った男さ」

 視界から彼女が消えた。
 風を切る音だけが耳に届いていた。

チンク「お前は彼と比べてどうなんだ?」

男「──っ!?」


【敵の行動】
①チンク 【近接攻撃行動+45】

【安価】↓2
1.戦闘技術(【近接戦闘+35】【回避】一つ行動選択可能)
2.魔法の使用(【障壁魔法+30】【拘束魔法】一つ行動選択可能)
3.技能の任意使用(【カードリッジ】【希少技能】複数選択可能)

とりあえず自分は足手まといだそうなので潜伏してます

全力全開の姿勢は好き
チンクからヤバイものを感じ取ったんだろう

ドクターから聞き及んでいる可能性あるんかな?


男「──」

チンク「──」

 時が停止したような錯覚に陥った。
 懐に既に入り込まれていた。まるで気配を感じ取れなかった。
 近接技能が自分と比にならないのを肌で感じ取ってしまった。──だが■、■分は。

チンク「!……っ」

男「──■」

 地面を一つ蹴った。回避はゆうに間に合った。

チンク「それが報告にあったものか…強いな。だが不安定だ」

男「■■■■ッ!!!」

 だが、自分は負けられないのだ。



【敵の行動】
①チンク 【近接攻撃行動+45】

【安価】↓2(次の判定時。偶数×2。奇数行動停止)
1.戦闘技術(【近接戦闘+35】一つ行動選択可能)
2.魔法の使用(【砲撃魔法+15】一つ行動選択可能)
3.技能の任意使用(【カードリッジ】複数選択可能)

結果オーライやな、責めるんは失敗した時で良いやろ。

それが一番補正が強いからだら(つまりどう足掻いても絶望)


男「■■、──ッ、■■■!!!」

チンク「まるで獣だ…。だがそれでこそだ!」

 本能に身を任せる。
 防御も回避も、攻撃すらも。──ただ身体のなすがままで。

男(みんなっ…力を…)

 無銘を握る掌から熱い何かが溢れ落ちた気がする。
 ただただ、目前の敵を穿つために。──槍を解放した。

チンク「……っ!」


【コンマ判定】
↓1男の判定【+35。偶数×2。奇数行動停止】
↓2チンクの判定【+45】

あい?

ここから粘るぞ!

カートリッジが残っていたのにな…

ごめんなさい。全て自分のせいです。

よしっ、気持ちを切り替えよう。これからは管理局を崩壊させる為に頑張れば良いんだな。

 男の判定:【行動停止0】【一割残存】
 チンクの判定:【52】+【補正45】=【97】
 
 総合判定:【97】-【0】=【97】 【男の耐久数値:8】



チンク「聞こえてなかったか? 報告にあったんだよ、それは」

男「■■■、っ──……あ」

 槍が、掠めもしな、か。
 懐に、刺されてい、胸、ナイフ…。

男「……あっ、があああっ!?」

 文字通り血反吐を吐いた。血の塊を、

チンク「……少し、期待しすぎたか」

チンク「安心しろ。殺しはしない。次目覚めた時は。もしかしたら、仲間かもしれないから」


【敵の行動】
①チンク 【近接攻撃行動+45】


【安価】↓2
1.戦闘技術(【近接戦闘+35】【回避】一つ行動選択可能)
2.魔法の使用(【砲撃魔法(全体)+15】【障壁魔法+30】【拘束魔法】一つ行動選択可能)
3.技能の任意使用(【カードリッジ】複数選択可能)

あきらめないで!まだライフは残ってる!

3 カードリッジ

過ぎた事は仕方ないじゃないか、これからの(ナンバーズたち美少に囲まれた)生活の事を考えよう


男「カー、ド…ロー」

チンク「──その身体でカードリッジを使う気か? 無茶をする」

チンク「だが手負いの獣ほど怖いものはない。手は抜かんぞ?」

男「……無、銘」

 ロードが完了した。
 同時に痛んだ体に魔力が巡る。
 同時に、想像絶する痛みが走る前兆を感じた。


【安価】↓2(補正+15)
1.戦闘技術(【近接戦闘+35】一つ行動選択可能)
2.魔法の使用(【砲撃魔法(全体)+15】【障壁魔法+30】一つ行動選択可能)
3.技能の任意使用(【カードリッジ】複数選択可能)

1

相手補正45だぞわけわからんだろ

これどうなの?

こちらが魔法を選ぶと向こうも魔法で応戦で、近接補正はいらないの?


男「魔、法…」

チンク「…最後の一撃。受けてやろう」

 意識がもう、保てない。
 ギン…ガ。ゲンヤさん。隊員さん…。



【安価】↓2
2.魔法の使用(【砲撃魔法(全体)+15】【障壁魔法+30】一つ行動選択可能)

>>347
連戦手負いで主人公にマイナス補正があるし、相手の実戦慣れとか考えると相手実質補正+1って0マシじゃね?
つか、受けてやろうって障壁受けるのか…

>>354
相手の至近距離から放った魔法を使った描写になるなので
相手は当初通り近距離攻撃の判定になります

>>347で変なところに『って』が入った…実質補正+10ってマシじゃね…だ…


男「……っ、ああっ!」

 全力で護るっ。かつてギンガ自分に見せたことだ。
 今度は自分が、それを。

チンク「行くぞ」

 彼女の掌が動いた。見えないが攻撃してくるっ。


【コンマ判定】
↓1男の判定(+30。+15)
↓チンクの判定(+45)

ここから脅威の粘りを見せるぞ!

まさに今特殊技能使いたいんだけど1ターン開けてもダメかな?

>>382
や め ろ
2回目以降の失敗はマジで死ぬって>>1が言ってたぞ

>>384
あ、2回目以降スーパーアーマないのね
これあるなら大分有用スキルなのに

結局のところこの二回目であえて終わらせて闇堕ちを避ける方法も…
あれかな、ナンバーズ素体になるのかな?

 男の判定:【53】+【補正30】+【補正15】=【98】
 チンクの判定:【34】+【補正45】=【79】
 
 総合判定:【男の耐久数値:8】


男「うっ、げはっ!──があっ!」

チンク「……っ!」

 膨大な魔力を障壁へ回し弾いた。
 正面から打ち合おうとしたのだろう。彼女の言葉には偽りを感じない。

チンク「……!」

 僅かだか…ほんの僅かだが彼女の態勢を崩した。
 もうここしか…。たぶん最後のチャンスっ!


【敵の行動】
①チンク(ハードシェル【防護】+30)

【安価】↓2(補正-10)
1.戦闘技術(【近接戦闘+25】一つ行動選択可能)
2.魔法の使用(【砲撃魔法(全体)+10】【拘束魔法】一つ行動選択可能)
3.技能の任意使用(【希少技能】)

1 近接


二乃『【一日一度】までですよ?』



男「■■■■■■」

 何かが頭の奥で切れる音がした。

チンク「──馬鹿なっ!?」

 何故か痛みはなくなった。身体の感覚はしっかり残っている。
 これならばまだ動ける。


チンク(耐えられるかっ!?)



【敵の行動】
①チンク(ハードシェル【防護】+30)

【安価】↓2(偶数×2。奇数行動停止。耐久数値-50)
1.戦闘技術(【近接戦闘+25】一つ行動選択可能)
2.魔法の使用(【砲撃魔法(全体)+10】【拘束魔法】一つ行動選択可能)
3.技能の任意使用(【希少技能】)

1


男「──」

 まだ動ける。──まだ、動かなければならないのだ。
 身体が文字通り塵になっても。

 みんな、まだ頑張ってるから。
 自分だけ諦められない。



【コンマ判定】
↓男の判定(+25。偶数×2。奇数行動停止。耐久数値-50)
↓2チンクの判定(+30)

これが陸戦魔導士魂!

あ、そういや相手防御か

 男の判定:【28】×【希少2】+【補正30】=【86】
 チンクの判定:【66】+【ボーナス66】+【補正30】=【162】
 
 総合判定:【男の耐久数値:8】 【チンクの防護成功】


チンク「もう、やめておけ」

男「……あっ、」

 力がまるで入っていなかったようだ。
 直撃しても彼女のコートには皺一つ残ってる様子がない。
 もう一度、槍を振らなきゃ…。
 でも頭がフラフラする。足が動かない。

チンク「…想像以上に焦った。だが私に手傷も与えられん。それが全てだったな」


【敵の行動】
①チンク(IS:ランブルデトネイター。【絨毯爆撃】+40】

【安価】↓2
1.戦闘技術(【近接戦闘+35】一つ行動選択可能)
2.魔法の使用(【砲撃魔法(全体)+15】【障壁魔法+30】【拘束魔法】一つ行動選択可能)
3.技能の任意使用(【希少技能】複数選択可能)


1

( ゚д゚)

限界を超えるぞ



男「■…■■■…」

チンク「貴様っ…正気か!? それ以上はやめろ!」

男「■■…あっ、まだ、護らなきゃ」

 急に身体が寒くなってきた。
 ガクガクと手足が震える、でも身体は自然と思考通り動いていた。

男「……終わってない」

チンク「……終わりだよ」

 終わっちゃいないっ。



①チンク(IS:ランブルデトネイター。【絨毯爆撃】+40】

【安価】↓2(偶数×2。判定後に-50の補正。奇数行動停止。耐久数値0)
1.戦闘技術(【近接戦闘+35】一つ行動選択可能)
2.魔法の使用(【砲撃魔法(全体)+15】【障壁魔法+30】【拘束魔法】一つ行動選択可能)
3.技能の任意使用(【希少技能】複数選択可能)

これで勝ったらめちゃくちゃかっこいいな


男「──おお、っ! ■おっ■■!!!」

チンク「……っ」

 槍撃を一つ一つ彼女に撃ち放つ。
 だが読まれている。当たりさえすれば確実に倒せるはずなのだ。

チンク「当たれば…確かにな」

チンク(このISで終わってくれ…これ以上は)

男「■■■、あ」


【コンマ判定】
↓1男の判定(補正+35。偶数×2。奇数行動停止。耐久数値0)
↓2チンクの判定(+40)

きたー!
100×2×2のスーパインパクトだ!!

ここにきて理論上最大の一撃か!?

なんだこれ…

 男の判定:【100】×【希少2】+【ボーナス100】+【35】=【335】
 チンクの判定:【53】+【補正40】=【93】
 
 総合判定:【335】-【93】=【242】
 【男の耐久数値:8】 【チンクの耐久数値:0】
 【チンクの無力化成功】



男(終われないから…こんなところで)

男(みんな…待ってる)

男(街の人たちも…陸士のみんななら…)

男「だから、俺はこの子に勝つから」

男「──だから」


男「みんな、無事でいて」

チンク「──あ、っ?」



【戦闘終了】



相討ち、主人公は仲間来る確定、チンク…近くに待機の可能性有
どちらの仲間が先に来るかだな…(ただこれ主人公もう廃人じゃないか…)

奇しくも看病イベになるとは……

これに反省してセーブ版(低リスクでコンマ0の時だけ2倍)とか使えるようにならないかなあ

[某所]

スカリエッティ「あーテステス! ゼストくん? ちょっといいかい?」

ゼスト「──なんようだ? 任務は達成したと聞くが?」

ゼスト「結局こちらに来たのは陸士の隊員のみだった。救助活動だけだったぞ?──例のは来なかった」

スカリエッティ「……」

ゼスト「……いつもの饒舌はどうした?」

スカリエッティ「それに関しては予定外のことが起きてね…少し頼みがあるんだが?」


ゼスト「断る」

スカリエッティ「……」

ゼスト「というより物理的に無理だ。航空武装隊が来る。もう戻るに戻れん」

スカリエッティ「そう、か。仕方ないな。この子は晒したくなかったんだが…」

スカリエッティ「今、チンクが彼らに囚われて解析されるのはまずい…」

ゼスト「! ──いま、なんと言った?」

スカリエッティ「……クアットロ。彼らの回収頼むよ」

?「はーい。了解ですドクター」

とりあえず戦犯として少し空けていたらなにこの結果(唖然)
00出した方本当にありがとうございます。

仲間が男は自分たちの力不足が殺したとか鬱ぎそう

【湖】

男「……──」

チンク「……」


クアットロ「あっちゃあ。チンクちゃんってば負けちゃってるよ」

クアットロ「一人で十分とか調子こいてたのに…残念な子…」

クアットロ「……」チラ

男「……」

クアットロ「──起きる前に、連れてこ」

>>583
ギンガは母ちゃんのトラウマも更にドン!やで

まぁ、打倒だよな、これで良結果になるならレアスキル倍倍し続けて何時かは逆転勝ちがパターンになる可能性あるし…


クアットロ「あのゼストにも勝ったのにねえ…」

クアットロ「戦闘力だけ見ればナンバーズでも筆頭なのに…わかんないものね」

男「……──7




【増援判定 コンマ】
↓1
00~30 陸士隊員
31~70 ギンガ
71~99 ?

これが陸戦魔導士魂!

とりあえずよかった
連れて帰ってくれC



陸士隊員A「おおっ!!!」

クアットロ「なっ!?」

 ドドドッ 

陸士隊員A「いまだっ! あのバカ連れていけっ!」

陸士隊員B「おおっ!」

陸士隊員C「よく頑張った…っ!待ってろ、!」


クアットロ「ウッザ…豆鉄砲に、蟻ん子か」

クアットロ「皆殺しでいいわよね?」

やっぱり隊員C頼られ過ぎてて笑う。頑張れ隊員C。
あっ、AとBはCの邪魔にだけはならんでな。

まあ言うてチンク倒したからクワットロもチンク抱えて事構えることになるわけで
痛み分けってことでさっさとチンクだけ連れて帰ってくれ

全力全開(の逃げ)


クアットロ「IS…」

スカリエッティ『ストップだ、クアットロ』

クアットロ「…ドクター?」

陸士隊員A「オラァっ!」

クアットロ「──黙ってなさい!」

 ドゴッ

陸士隊員A「げふっ!」

スカリエッティ『いま能力使用はまずい。通信が回復してるはずだっ。映像も撮られてる可能性が高い』

スカリエッティ『こんなところでナンバーズが露呈してしまうとは…悔しいがチンクを連れて撤退だ』

スカリエッティ『すぐに航空武装隊も来る…時間をかけすぎた』


クアットロ「しかしっ!」

スカリエッティ『これは命令だよ…』

クアットロ「…わかりました」


 ブツン

クアットロ「ほら行くわよ、チンクちゃん」ゲシゲシ

チンク「……」

陸士隊員B「なんだ動きが止まったぞ?」

陸士隊員C「──どうやら、撤退するようだ」


ギンガ「先輩っ! 先輩はっ!? どこに」

男「──」

ギンガ「……」




クアットロ「あー…また変なの来た」

クアットロ「もうホントに帰るわ…じゃあね」

ギンガ「──逃がす、か! 貴様ぁ!」

陸士隊員C「やめろ! いまはこいつの事だ! 早く運ぶんだよ!」

ギンガ「うっ…!」

クアットロ「……」

 バサッ

[医療施設]

ギンガ「先輩っ…、ひどい…。身体が焼けただれてる…」

陸士隊員A「どうも…爆破のようなものを至近で受けたようだ。いろいろ剥き出しになってる」

ギンガ「先輩…っ、ごめんなさいっ…迎えに来るって言ったのに…!」ポロポロ

ゲンヤ「……」

陸士隊員s「……」


男「……」


【一日が終了します】


今日は終わりになります。見てくださってありがとうございございます。
なんか色々目玉が飛び出るような展開でした。
チンクの戦いで主人公の耐久数値が0になった場合、そのまま応援判定でした。
その応援も負けたらスカルートで素体となって眠る。そして四年後の本編へ。になってました

次は明後日19:00になります。

一応耐久数値0になっても理不尽すぎる展開はないので安心してください。
湖以外のところに行くとゼストさんと戦闘でした。これはチンクさんより手加減してくれます


おまけプロフィール
チンク【120】
【戦闘技術(S)=【近接戦闘:判定時コンマ補正+45】
      =【回避:判定時コンマ偶数なら成功。奇数なら失敗】
      =【ハードシェル(防護)=判定時コンマ補正+30】
【IS:ランブルデトネイター】=【絨毯爆撃:判定時に補正+40】

【IS:オーバーデトネイション】=【任意のタイミングで一度だけ使用可能。次の絨毯爆撃判定時にコンマ補正+15】

「ギャンブル性の強い能力だから多数決に」って意見はどうなんだろう
能力は能力だろ
やるなら戦闘全部多数決にするべきだと思うが……

或いは特殊コマンドってくくりで多数決にしてもいいが

物語的にと言われると、「脳内物質ってリミッター解除的なの以外にももっとあるだろ!」と思わなくもない

脳内物質による脳波コントロールで集中力(回避力や訓練効率)を上げたり、眠りを深くして疲れを取ったり、発情させたりetc
ただイッチの負担が増える上にこの主人公の学がない設定のせいで、これ単体しか使えなくてもおかしく感じなくなってるけどwwwwww

機会があったらドゥーエ当たりに脳内物質のお勉強をつけてもらうことって出来んかね

同じにはならない
だって「体力的に同じ状況」でも「発動は1回目」だもん
リスクの大きさが段違いだ

だから最初にぶっぱされなくたって二回目、三回目の使用を迫られる可能性はあるだろ!
一から十まで言われなきゃわからんのか!www

>>709
使用して失敗した時点でほぼ負け
ほぼ負けの状況なら一発逆転を狙うべきだ
だから俺は2回目3回目の使用は否定しないよ
むしろ正解だったと思う
どうせ負けても希少技能でも似たような大きさのリスクだろうし

けどぶっぱして失敗すると一発で「追い詰められた状況」になる。
しかも相手耐力を一切削れない
開幕ぶっぱは間違いなく負けに行く選択だと思うよ


結果的に美味しい結果になったけど、勝率を下げに行く選択してたんだから過程は反省せにゃ

流れ見返してたらぶっぱしたの>>709じゃないじゃん……
本当にごめん
吊ってくるわ

戦闘以外にもやれそうなことは沢山あるよね、無尽蔵に湧き出るやる気とか、感情の操作抑制とか、直感を高めたりとか
もしや今主人公に必要なのは訓練じゃなく座学の可能性

>>723
少なくともエンドルフィン操作あたりは習得して、訓練効率あげたいところだな

【某所】

ドゥーエ「ドクター…」

スカリエッティ「なんだい、ドゥーエ?」

ドゥーエ「チンクの容態はどうですか?」

スカリエッティ「……修繕ポットの中で眠っている」

スカリエッティ「致命的になる箇所への攻撃は上手く避けたようだ」

スカリエッティ「──いや。彼が避けてくれたというべきか」

ドゥーエ「……」

スカリエッティ「もうじき意識が目覚める頃だろう。身体が復調するまでまだまだ掛かるけどね」


ドゥーエ「ドクター。今回の件…私には『湖で新型の駆動テストを行う』としか聞いていませんでした。チンクの駆動実験…ゼストの派遣、どれも私には報告されていないものです」

スカリエッティ「……」

ドゥーエ「私は、信用されていない。──そう考えてもいいのでしょうか?」

スカリエッティ「…親心のつもりだったんだよ」

ドゥーエ「…?」

スカリエッティ「君が私に意見したことがあったろう? 珍しく整合性の欠けた反論で」
スカリエッティ「もしかしてレジアス…あるいは彼に情でも持ってしまったのか、そう思ったのさ」

ドゥーエ「──彼らに情などありません。私の全てはドクターの御意志そのもの」

スカリエッティ「うん。分かっているよ、信頼している。だがそれでも影響は受けてるように見えてね。──だから君にご褒美をやろうと思ったんだ。彼を確実に拉致することでね」


ドゥーエ「…言ってる意味がわかりません」

スカリエッティ「だから! サプライズで彼を迎い入れて、帰ってきた君に披露しようと思っていたのさ! 彼がこちらの仲間になったら君も嬉しいだろ?」

ドゥーエ「……」

スカリエッティ「……」

スカリエッティ「チンクと彼が遭遇した時、確実に拉致出来たと確信したんだ」

ドゥーエ「彼女は…負けました」

スカリエッティ「ああ、チンクには悪いことをしてしまった」

スカリエッティ「……」

スカリエッティ「──ドゥーエ。少し頼みがあるんだけど、いいかい?」


【特殊イベント 終了】
 

【首都 中央医療センター 病室】

男「………」

男「……っ」

男(……ここは、どこだろう? ベッドの上?)

男(自分は確か…ガジェットと闘って。そのあとは──)

男(…みんなは、どうなった!?)

男「行かなきゃ…!」グッ

 ガシャン ドサッ

男「……」

男(──下半身の…感覚がない)
 


男(指先の感覚も何かおかしい…動かそうとしたら震えが止まらない)

男「……!」

男(…それより、陸士のみんなはどうなったんだ。街の人たちは?)

男「……くっ、あ!」

男(…足が、動かないっ)

 ガチャッ 

ギンガ「……」

ギンガ「先輩?」


男「ギン、ガ……?」

男(よかった…。どうやら無事なようだ)

ギンガ「……! 何で、動こうとしてるんですかっ!? そんな体で!」

男「……っ」ビクッ

ギンガ「……っ、先輩…。ごめんなさい。私…」

男「ギンガ…?」


 ガチャ


ゲンヤ「……よう、一週間ぶりだな」

男「三佐…!」

ゲンヤ「…俺の口から説明してやる。色々な。まずはお前さんの身体についてだ」
 

 
ゲンヤ「お前さん身体の感覚ないんじゃない? 特に足のあたり。そして指先」

男「……」コク

ゲンヤ「そいつは胸の刺し傷…もしくは爆撃を受けた原因で脊髄が少し損傷したせいだろう」

男(…脊髄)

ゲンヤ「指先の麻痺。こっちは希少技能の反動だな。どうやら無茶したようだ…」

男「…すいません」

ゲンヤ「謝ることじゃねーよ。お前さんは精一杯やってくれた」

ゲンヤ「──結論から言えばリハビリ生活だ。少し長くなるかもしれんがな」

【リハビリ進行:コンマ判定】【250】
(耐久数値が15以下になった為、リハビリになります。一日の始まりにコンマ判定を行いその数値で【250】から引いていきます。今回は希少技能を一日一回を超えたので多めの数値になっています)

(リハビリ生活では【模擬戦】【陸の仕事】が選択出来ません。戦闘訓練も1だけしか行えません)


【希少技能の詳細変更と次回からの仕様変更について】
【脳内物質操作】=【耐久数値65以下の時。任意のタイミングで発動可能。判定時コンマ偶数なら補正×2。奇数なら行動不能。行動不能時に攻撃を受けても耐久数値は必ず現在の耐久数値から1割残存する】

希少技能の一日最大使用回数は【三回】。
三回目を使用した場合、次の日から【耐久数値の上限-10】されます。
 


ギンガ「先輩…私、迎えに行くって約束したのに…」

男「……」

ギンガ「守れなかった…! 先輩が傷ついてる時に、私は…っ!」

ギンガ「一歩間違えてたら…お母さんと同じになってた…!」

ゲンヤ「…ギンガ」

男「……」

【安価】↓2
1.街の人、陸士のみんなはどうなった?
2.自分が遭遇した未知の存在について話す


男「──街の人、陸士のみんなはどうなった?」

ギンガ「…それは」

ゲンヤ「おう、それのことか! 被害は全くない…とは言わんが死者だけはいなかった!」

ゲンヤ「みんなホントによくやってくれたよ…。ギンガもな」

ギンガ「う、うん…」

男「…よかった」

男(…やはり陸士の皆が人々を救ってくれた。自分は間違ってなどいなかった。──報われた)

男(身体について思うところがあるけれど今は嬉しい…。もっとギンガたちの話が聞きたい)


 ガチャ

陸士隊員A「おう! やっと起きたか、心配したぜ!」

男「!」

陸士隊員B「しょぼくれてると思ったけど意外と元気じゃねーか! まあギンガちゃんが付きっ切りで看病してたから当然と言えば当然だがな」

男「……」コク

男(…どうやら皆、お見舞いに来てくれたようだ)

陸士隊員C「悪かったな…お前にばかり大きな責任を背負わせて。お前が暫く抜けて忙しくなりそうだがゆっくりリハビリに励めよ? お前の席はちゃんと開けておくからな」

男「…はい」

ゲンヤ「ああ…なんか騒がしくなってきたな。重症患者の前だからな一応。また見舞いにくるとするか」


ギンガ「先輩…わたし…」

男「……」

男(みんなが自分を信じてくれて、自分がみんなを信じた)

男(その結果たくさんの命が救われた。……自分はレリック奪還に失敗したけど)

男(ギンガたちの手で誰かの命を救ってくれた…それが何故か自分のことのように誇らしい)

男「だからそんな顔しないでほしい、ギンガ」

ギンガ「──」

ギンガ「はいっ! またお見舞いにきますね!」ニコ

【午前 終了】

【病室】

 ガチャ

二乃「…どうも」

男「……!」

二乃「……」ジー

男(二乃さんがやってきた。どうも自分の足を見ている。麻痺のことは既に知っているようだ)

二乃「どうやら無茶したようですね…」

男「……」コク

二乃「……」


二乃「…」

男「…」

男(沈黙が痛い…。怒ってるわけではないようだがなんとも言えない哀しそうな目をしている)

男(なんであれ彼女の忠告を無視して希少技能を使いすぎたのは事実…叱責は受けるべきだろう)

男「あの…」

二乃「──後悔していますか?」

男「えっ?」

二乃「管理局に入ったこと」


【安価】↓2
1.後悔はしていない
2.正直後悔している面もある


男「──後悔はしていない」

二乃「……」

男(自分が管理局に入ってまだ少ししか経ってないけれど)

男(自分の力は…目の前の人たちを守っている管理局の力の一部になれた)

男(──そうだ。たぶん自分は誰かの為の力になりたかったのだ。あの日の彼女のように)

男「だから後悔はありません。決して」

二乃「……」

二乃「わたしは…後悔していて欲しかった」


男「……?」

二乃「…明日の夜。レジアス中将が訪れます。その時までに今の答えをもう一度考えてください」

男「中将が…」

二乃「ええ…恐らく退役を勧めてくることでしょう」

男「!?」

二乃「相当取り乱していましたからね、彼は」

二乃「無理もないことですが…」ボソ


二乃「それではもう帰りますね。長居しては身体に障りますし」

男「……」

二乃「最後に一つ、希少技能についてですが…」

二乃「私は専門ではないので詳しいことは言えません。ですから無限書庫の司書長に会われては?」

男「…無限書庫?」

二乃「あなたの身体の負担を少しでも減らすことが出来るかもしれません。私が言えるのここまでです」

男「…はい」

二乃「…また、来ますね」


【午後 終了】

【病室 深夜】

男「…」

男(今日は一度にいろんな人が来てくれた。すごく心配をかけたらしい)

男(だけど選択に後悔は一つもない。自分で決めて自分でやったのだから)

男(……)

男(あの湖の彼女は…一体何者だったんだ)

男(確か自分がドクターに選ばれた…なんて言ってた気がするけど)

 コンコン ガチャ

謎の男「やっ! 元気かい、陸士君?」


男「!…あなたは、あの時のお医者さん?」

謎の男「ああ! 二乃君から聞いたんだ。大怪我したとかなんとか!」

謎の男「どうやら酷い後遺症を患ってしまったようだね。心から悲しく思うよ」

謎の男「なんせ数少ない友人がこんな境遇に陥ってしまったのだから!」

男「……」

男(その割にはすごい笑顔なのだが。というより自分たちは友人だったのか…)

謎の男「ああ…、深夜に大声は迷惑だね。世間話しに来たわけじゃないんだ」


謎の男「君は…何故そこまで出来るんだい?」

男「…?」

謎の男「何故そんなになるまで頑張れたんだ? 一体君の原動力はなんなんだい?」

謎の男「私には理解できないものなんだ。そういう人種がいるのは知識として知っていたが、こうして目の前にするのは初めてでね」

男「…何故」

謎の男「だから答えを聞きに来たんだ。自分の耳で聞いておきたかった。気になりすぎて作業に集中出来なかったし…こうして接触できるのはたぶん最後になるかもしれないから」

男「……」

謎の男「──何故なんだ?」

【安価】↓2
1.目の前の誰かの為。尊敬すべき人たちと共に一緒に頑張りたいから
2.平和の理想の為。恐らく使命感。中将の苦悩を理解したため


男「──目の前の誰かの為。尊敬すべき人たちと共に一緒に頑張りたいから」

男(この手の魔法は誰かの為に。彼ら一緒に過ごしてそういう答えが無意識に出ていたようだ)

男(彼と共に歩みたい。理不尽な不幸を受ける人を魔法で護りたい)

男「だから自分は頑張れるんだと思います」

謎の男「……」

謎の男「やはり私が理解出来るものではないようだね。君は」

男「……っ!?」


謎の男「うん。でも聞けてよかったよ。そうか…誰かの為か。うんうん。なるほどね」

謎の男「本当に…聞けてよかったよ。もっと君に夢中になれそうだ。理解はまだ出来ないが」

男「……?」

男(一瞬雰囲気が変わった気がしたが…気のせいだろうか)

謎の男「いい答えを聞けたお礼だ。──君のデバイス、私に一日預けてくれないか?」

男「…?」

謎の男「君の力になりたい」


男「デバイスをあなたに?」

謎の男「まさに! 君はこれから苦境に立たされるだろう。──わかるんだ、私には」

謎の男「そのためにはやはり力が必要だと思う。私は君の力になりたい。嘘じゃない」

謎の男「たぶんこれが君の医者として。…君に力を貸せる最後の機会になるだろうからね」

男「……?」

男(…どうしようか)


【安価】↓5 多数決
1.自分はあなたを信じます(技能を一つ入手)
2.自分はまだ…あなたを信用できません


男「──自分はあなたを信じます」

男(待機状態になっている無銘を彼に手渡した)

男(彼は自分のデバイス作製に携わっているはず。なら信頼できる。何度もデバイスに救われてきたから)

謎の男「──」

謎の男「ありがとう。信じてくれて」



謎の男「…それじゃあ帰るとしよう。久しぶりに徹夜だ」

謎の男「私が他人の為に何かしてあげたい、と思うのはとてもレアだよ?」

男「あっ…最後に聞きたいことが」


【安価】↓2
1.ドクターという呼び名について
2.あなたと二乃の関係について


男「──あなたと二乃の関係について」

謎の男「んっ? 妙なことを聞きたがるね。そうだなあ…彼女との関係か」

謎の男「改めて問われると答え難いな。一言で言うなら」

謎の男「──家族、かな?」

男「…二乃さんのお父さん?」

謎の男「ふふ。正確には違うかもしれないが、そういう認識でいいかもね」

謎の男「彼女のこと…頼むよ。もっと君と触れ合い感情を揺らしてあげてくれ」

謎の男「その方が、後々おもしろそうだから」

 ガチャ バタン


【一日が終了します】

【好感度コンマ】
1日の終わりに、初対面の人間の初期好感度をコンマで決めます
一度だけです。好感度は安価で上がっていきます

↓1コンマ判定 チンク(コミュ不可)
↓2コンマ判定 クアットロ(コミュ不可)

[好感度表]
(特殊イベントに関わったキャラの好感度があがります)

ギンガ:【171】 (私が杖になります! いつでも呼んでくださいね、先輩!)
フェイト:【136】 (また来たよ! エリオ!)
はやて:【116】(話してて気が楽になる人やったな。うちの子が気にいるのも納得や!)
陸士隊員s:【106】  (湿っぽいの苦手だからな! 隊員したら派手に祝ってやろうぜ!)
ヴィータ:【75】 (なんか似た匂いがする…もしかして同郷か!?)
ドゥーエ:【73】 (…日常に帰るための、最後のチャンスですよ)
レジアス中将:【71】  (…馬鹿な。こんなことが…やつは一体何を…!)
シグナム:【55】 (あれが噂の直談判の…面白そうなやつだったな)
ゲンヤ:【49】  (よくやってくれたよ…本当に。色んな情報が入ってきたな。忙しくなる)
ヴァイス:【24】 (不思議な人だったな。また会いたいもんだ)

スカリエッティ:【72】コミュ不可 (……)
チンク:【36】 (何故…負けたのだ。これでは生まれてくる妹達を守れない…)
クアットロ:【01】 (次会ったら背中から刺しておきますよ、ドクター!)

そう言えば質問なんだが希少技能3回使用のペナルティの耐久数値の上限-10って永続?それともその内治ったりする?
あと今回はまだ耐久数値の上限-10されてないよね?(震え声)


スカリエッティ「……」

スカリエッティ「誰かの為に、か」

スカリエッティ「じゃあ」

スカリエッティ「その誰かが目の前で死んだら、彼はどうなるんだろうか」

スカリエッティ「──」
 

>>845
はい。三回目使用の上限値削減は永続となります。
今回は大丈夫です。リハビリの負担値だけ大きくなりました

【朝 病室】

 チュン チュン…

男「……」

男「朝だ…」

男(…なんだかいつもと違うベットで違和感がある)

男(でも自宅の布団より柔らかい気がする)

男「今日からリハビリだ。頑張ろう」


【リハビリ結果:コンマ判定】【250】
↓1(進行具合)

【リハビリ施設】【リハビリ進行具合:240】

男「……っ! ぐう!」

 ガシャン

男(手すりに捕まってもろくに歩けない)

ギンガ「先輩っ…! いま肩を貸します!」

男「ごめん…ギンガ。仕事もあるのに」

ギンガ「お父さんが融通を効かせてくれましたから! せめて歩けるようになるまで一緒に」

男「…」コク

【フリーパート】

男「……」

男(動きに制限があるけど…何か出来ることをしたい)

男(訓練の場合は…出来るだけバレずにやろう)

男(身体が鈍ってしまうから)



【安価】 午前はどうする? ↓2
1.戦闘訓練(経験値↑)
2.コミュ(好感度↑ 知り合いキャラ安価指定)
3.散策(???)
4.その他(不可能なものは安価下)


男「ギンガと少し話そう、あの日のこととか最近のことを」

男「午後はどうしようか」


【安価】 午後はどうする? ↓2
1.戦闘訓練(経験値↑)
2.コミュ(好感度↑ 知り合いキャラ安価指定)
3.散策(???)
4.その他(不可能なものは安価下)


男「……!」

男(そういえばニ乃さんが言っていた無限書庫が気になる)

男(数多の世界からの情報が更新され続ける書庫、らしい。少し頭が痛くなりそうだ)

男(希少技能の負担を減らす…ホントに可能なのだろうか?)

男(会えるかどうかはわからないが…お医者さんに外出許可を貰ってこよう)



■午前、コミュ(ギンガ)
■午後、無限書庫へ
■特殊イベント(レジアス中将)

【午前 コミュ(ギンガ)】

男「……っ」

ギンガ「先輩…そろそろ休みましょう。無理しても早く良くなるわけじゃないです」

男「…、わかった」

男(今日のリハビリはここまでにしよう)

ギンガ「じゃあ私に捕まってください! はい、思い切り!」ギュ

男(なぜかわからないがとても嬉しそうだ。ご好意に甘えるとしよう)

【中庭 ベンチ】


男「ギンガは…」

ギンガ「?」

男「とても力持ちなんだね。大の男を軽々とベンチまで…」

ギンガ「そうですね…。ある事情があって身体は丈夫なんですよ」

ギンガ「先輩の怪我も…私が代わってあげたいくらいです」

男「……」


【安価】↓2
1.ギンガに怪我がなくてよかった
2.ある事情とは?


男「事情…って? 何か理由があるの?」

ギンガ「──」

ギンガ「そう、ですね。そろそろ先輩には伝えておかないと…」

ギンガ「いえ、伝えておきたいです。大切な人には知ってほしい」

男「……」

ギンガ「私の身体には機械が組み込まれてるんです。純粋な人間ではありません」

男「!」

ギンガ「戦闘機人と呼ばれるものに当たります。私と母と…それと妹も」


ギンガ「詳しいことは省きますが…研鑽を積み強くなる魔導師では生れながらのリンカーコアの資質に大きく成長結果が左右されます。──なら生まれる前に細工を施してしまおう、という計画がありました」

ギンガ「機械そのものを受け入れやすい身体なんです、私は。だから人より丈夫なんです」

男「……」

ギンガ「当然そんな倫理観がまかり通るわけもなく…計画は中断」

ギンガ「その時には私と妹は既に生まれていました。そんな私たちを引き取ってくれたのがいまのナカジマ家です」

男「…」

男(文字通りメンテだったのか…あの時のは)


ギンガ「…二人は私たちにとても優しくしてくれて、幸せでした」

ギンガ「でも…お母さんが亡くなった。ガジェット…機械に殺されました」ギュ

男「…ギンガ」

ギンガ「お母さんが亡くなった時のお父さんを見ていられなかった…だから私は局員になったんです」

男「……」

ギンガ「先輩が…、ガジェットのところへ向かうって話になった時すごく不安で…」

ギンガ「あの日のお母さんを思い出してっ! 結局先輩が…、私は…また何も…!」ポロポロ


【安価】↓2
1.ギンガの手をそっと握る
2.泣き止むまで静かに待ってあげる


男「ギンガ…」ギュ

ギンガ「……っ、うっ」ポロポロ
ギンガ「ぐすっ…、先輩の手。あったかいです…」

男(こんな小さな身体で…一体どれほどの想いを抱え込んでいたのだろうか)

男(こんな小さな手で…一体どれだけの人たちを守ってきたのか)

男(──この子の力になってあげたい。上から目線でも傲慢でも、そう思えた)

ギンガ「ありがとうございます…先輩」

男(20歳以上確定)
ギンガ(13歳くらい?)

これは禁断の愛ですね

【数分後】

ギンガ「ご、ごめんなさいっ。なんというか恥ずかしいところを…。…手まで、そのっ…繋いでもらって」

男「もう大丈夫?」

ギンガ「はい、いっぱい元気貰えましたから!」

ギンガ「泣いちゃいましたが…大丈夫です。自分の身体についてはそれほど悩んでいません」

男「……」

ギンガ「だって私のこの丈夫な身体は、皆を──先輩を守る為に使えますから!」

ギンガ「今の私は弱くて…とても先輩を守れるものではないかもしれない」

ギンガ「でもいつか必ず…先輩のことを守れるくらい強くなって見せます!」


男「…自分もギンガを守れるくらい強くなるよ」

男「互いに、護りあえるくらい。みんなを護れるくらいに──一緒に強くなろう」

ギンガ「はいっ、先輩!」



ギンガ「そういえば、さっきも言った私の妹なんですが… 」

男「?」

ギンガ「私と似てるからって…間違えちゃだめですよ?」

男(そんなに似てるんだ…気になるな)



【午前 コミュ(ギンガ)終了】


今日はここまでになります
次回は明日…もしくは明後日になります
午後な無限書庫からスタートです

耐久数値の増やし方についてですが…
恐らく終始【100】のままになります。他のキャラもこの数値が基準になるので調整していきますね

おつ
来週はスカさんの技能と書庫からなんか技能貰える可能性があるな

乙ー
ところでチンク撃破の経験値とかって無いの?
希少技能使い過ぎた事と相殺しあって無くなったって言うなら仕方ないけど

>>904
そうですね…チンクが撤退でもなく倒されたことでこれから先の特殊イベントが大きく変化したくらいで
経験値は貰えてませんね。次回に三つ全てに一回ずつコンマ判定で経験値くらいいいかもしれません
次からも特殊イベントをクリアしたら経験値ボーナス付与を考えます

oh…やってしまった
ご指摘ありがとうございます

【午後 無限書庫 玄関】

男「……」

男(車椅子を押してきたけどかなり遠かった…)

男(世界のあらゆる情報が貯蔵されてると噂の書庫。外観も立派なものだ)

男(確か情報量が膨大すぎて、未整理で放置されてる区画もあるとか)


男「…希少技能のこと、分かるかな?」

男(正直勉強は苦手なので気は進まないがそうは言ってられない…)


男「…行こう」

【無限書庫 司書長室】

男「…ここにも本がいっぱいだ」キョロキョロ

男(受付の人に司書長室まで通されたけど…まだこの部屋の主人は仕事中らしい)

男(自分で調べようとも思ったが…ここに来るまでの本棚の多さに吐き気を催してしまった)

男「…勉強、苦手なんだ」


男「──ん?」


【安価】↓2
1.机の上の写真が落ちそうになっている
2.本棚の本が落ちそうになっている


男「あぶない…」

 ヒョイ

男(少し上半身を伸ばしてなんとか落ちる前に掴めた)

男(たぶんこれ以上伸ばしてたら転げ落ちていただろう…)

男「……?」


男「この写真…は」

 少し古ぼけた小さな写真。今時映像媒体でなくこの手の記録媒体で撮影するのは珍しい。
 その写真には見知った顔が幾つか映っていた。──八神さん、ハラオウンさん、そして高町さん。

 ガチャ

ユーノ「す、すみません! 遅くなってしまって!」

 


ユーノ「あっ…」

男「! す、すいません。盗み見みたいな真似を…」

ユーノ「いえ! 見られて困るようなものじゃないですから」


ユーノ「ただ車椅子が気になって。玄関からここまで相当な距離があったはずだから」

男「中央医療センターから来ました」

ユーノ(遠っ…。車椅子を押す手が擦り切れるよ…)


ユーノ「改めて自己紹介をさせてもらうよ」

ユーノ「僕の名前はユーノ=スクライア。無限書庫の司書長をさせてもらってます」

男「まだ若いのに…、司書長なんてすごいね」

ユーノ「あ、あはは。でもホントに就任したてで…部下も碌にいないから就任前と仕事はあまり変わらないんだけどね。元々この書庫は放置気味だったから趣味で整理してたんだけど、それが仕事になった感じさ」


男(軽い雰囲気で言っているがこんな膨大な情報をほぼ一人で処理してるということになる)

男(自分なら三日で発狂する自信があります)

ユーノ「それじゃあ、話を聞こうか」



ユーノ「──随分ハードな経緯だったね。そうか、希少技能の反動か…うーん」

ユーノ「君のその身体も希少技能が原因で?」

男「…指先の方はそうらしいです。足の方は衝撃の影響で」

ユーノ「脊髄にダメージだね…。最悪もう飛べなくなる可能性もあった」

男「飛べなくなっても自分は陸士ですから…仕事は出来ます」

ユーノ「……」


ユーノ「たぶん何度も言われてると思うけど…多用はしないほうがいい。特に短期間での連続使用」

ユーノ「極端な話。今のペースで脳に負荷を掛け続けると脳の血管が千切れ固まり血腫が発生し血流の動きが悪くなり、そのまま脳卒中になる可能性も十分考えられる」

男「…」

ユーノ「それでも…君はその力を使い続けるつもりなのかい?」


【安価】↓2
1.それが誰かの為──仲間の為になるのなら
2.正直わからない。まだ答えは出せない


男「──正直わからない。まだ答えは出せない」

男(この力を今まで使い続けたその選択に後悔はない。でも仲間を強く心配させて泣かせてしまった)

男(いつか戦場でこの力を使い果ててしまった時…残された仲間をまた泣かせてしまうかもしれない)

男(自分一人だけならまだしも…その場に仲間がいたら足を引っ張ってしまうかもしれない)

男「色んな人に心配させて…正直迷い始めました」

ユーノ「…そこで人のために迷えるのは、君その人達にも負けず劣らず優しいからさ」


ユーノ「君は…少し彼女に似てるところがある。境遇いい考え方といい」

男「…?」

ユーノ「彼女もよく無茶をした…。君よりも向こう見ずで頑固なところがあった」

ユーノ「君と似た怪我をして、長いリハビリを経験したこともあった。でも諦めなかった」

男(自分と誰かを重ねて見ているようだ。少し懐かしそうな…哀しそうな目をしている)


ユーノ「──」

ユーノ「わかった。協力させてもらうよ」


男「! ありがとう、ございますっ」

ユーノ「なんであれ協力はするつもりだったからね。意地悪な質問してごめんよ」


ユーノ「話を希少技能に戻すけど、君はこの能力を平時でも使用してるはずだ。無意識に」

男(? 平時…は訓練の時以外使用してなかったはずだけど)

ユーノ「何かに集中することで──君の場合、訓練中に集中することで適した物質が微量でも流されてるはずだ。だからこそ君は技術の成長が人より早い。魔力の量ばかりはどうにもならないけどね」

男「……」

ユーノ「つまり、もっと意識的に状況に応じた物質を精製する訓練を勧めたい」

ユーノ「特に鎮静作用のある物質なんかオススメだ」
 


男「鎮静作用…そういうのもあるのか」

ユーノ「うん。エンドルフィンのような物質…でも過剰はやはり危険だ」

ユーノ「脳の細胞を傷つける可能性は常にある。だからあくまで微量。痛みをごまかす程度が望ましい」

男「……」コク

ユーノ「重ねて言うが君に希少技能の過剰使用を勧めるわけじゃない」

ユーノ「それを使わない為に教えるんだ。無茶してから使用するものじゃない」




男「今日はありがとうございます。ユーノさん」

ユーノ「ゆ、ユーノでいいよ! 君の方が年上なんだから! 僕も既に君にタメ口だしね」

男「──わかった。ありがとう、ユーノ…くん」

ユーノ(わかってない…)



ユーノ「ホントは拘束魔法なんかも教えてあげたいが…今はそっちが優先だね」

ユーノ「──君には、頑張ってほしい。また書庫に顔を見せてくれ」

男「…はいっ!」


【午後 無限書庫 終了】

【午後 無限書庫 終了】

戦闘訓練で鎮静作用獲得訓練の項目が増えます
【100】の経験値で技能入手します


【鎮痛物質精製】=【任意の判断で発動可能。発動時にコンマ判定発生。コンマ1桁の数値分、耐久数値が上昇する(耐久数値の上限は超えない)】

鎮痛物質精製って一日何回使えますか?

【特殊イベント 病室 深夜】


男「……」

男(今日はギンガのことを知れてよかった…)

男(希少技能のことをもっと知れたのも大きな一歩だ。二乃さんとユーノさんにはお礼をしなくては)

男(…あとは──)


 コンコン ガチャ


レジアス「…」

男「……」

男(この人に、自分の答えを伝えるだけだ)
 

>>954
すみません書き忘れてました
初期は一日一度。精度を訓練でもう一段階だけ上げられてそれで最大。一日二度まで使用可能な予定です


レジアス「…こうして会うのは、あの時以来か」

男「…」コク

レジアス「陸の仕事…活躍しているようだな。ナカジマ三佐、二乃から報告は受けている」

レジアス「私の想定通り…、とは言わん。お前の力で成し遂げてくれたことだ。誇れ」

男「…はい」

レジアス「正直な話、初対面の時は生意気なガキとしか思えんかったからな」ドサッ

男(…中将が椅子の上に腰掛けた。仕事もあるはずなのに時間をしばらく取ってくれるようだ)
 


レジアス「……」

男「……」


レジアス「ああ…あれだ。怪我の具合は、どうなんだ」

男「下半身と指先がちょっと…。でもここの最先端医療技術ならきちんと治るらしいです」

レジアス「そうか…」

男「……」

レジアス「……」


男(…何か話題を探してるご様子)

男(まるで思春期の子供と接する口下手な父親のようだ…)


レジアス「お前の仕事は評価に値する」

レジアス「お前のおかげで一つの事件が解決された。銀行強盗の件だ」

男(自分が初めて担当した事件…)


レジアス「少しだけメディアで話題になったが、世間ではもう風化しつつある」

レジアス「だが俺は…いや、私は忘れん。お前とギンガ三等陸士が──108部隊の陸士達が命を懸けて人質の命を救ったことを。お前達は私の中で英雄だ。これは過去、現在の全ての地上部隊に言えることだがな」

男「…」コク

レジアス「…今日はお前に伝えに来たことがある」
 



レジアス「お前は…もう局員には──」

男「……」



【重要安価】↓4まで多数決
1.自分は陸上警護第108部隊、嘱託魔導師です!
2.……(彼の苦悩を察し、提案を受け入れる)


男「──自分は陸上警護第108部隊、嘱託魔導師です!」バッ

レジアス「! 敬礼を…」

男「不審だった自分を信じ、この部隊に配属させて頂き感謝します!」

レジアス「……」


男「自分はこれからも、──皆の為に、誰かの為に、そしてあなたの為に」

男「ゆっくり歩いていきます。レジアス中将」

レジアス「──」


レジアス「……」
男「……」

レジアス「──もう時間だな、仕事に戻る」スッ

男「…!」

レジアス「リハビリ…励めよ」

男「──はいっ!」


 ガチャ バタン


レジアス「……」

レジアス「ありがとう」

【特殊イベント 終了】【一日が終了します】

(スカリエッティからデバイスが返還されました。技能が一つ増え、装弾数が変化します)


[プロフィール]

【総合魔力】A
【暫定魔導師ランク(戦闘力に限る)】AAA+
【魔法体系】古代ベルカ式
【適正】空戦魔導師
【デバイス】ストーレジ型 槍型
【希少技能】脳内物質操作

〈技能〉
【戦闘技術(暫定AAA+相当) Lv2】=【近接戦闘:選択時コンマ補正+35】
                 =【回避:判定時にコンマ偶数なら成功(無傷)。奇数なら失敗】
【魔力放出(A相当) Lv2】=【砲撃魔法:判定時にコンマ補正+15。敵全てに判定】
            =【拘束魔法:判定勝利後。相手の技能補正封印(1ターン)。連続選択不可】
            =【障壁魔法:判定時にコンマ補正+30。判定敗北後、3ターン使用不可】


【脳内物質操作】=【耐久数値65以下時に任意の判断で発動可能。判定時コンマ偶数なら希少補正×2。奇数なら行動不能。行動不能時にダメージを受けても必ず現在の耐久数値から1割残存確定】
【カードリッジロード:装弾数3】=【任意の判断で発動可能。コンマ判定時に+15補正。次のコンマ判定は反動補正-10】
【フルドライブ:オーバロード】=【任意の判断で装弾数2消費することで発動可能。次の判定時に+30補正。判定後に自己ダメージ発生、耐久数値-20】


〈経験値〉
戦闘技術 Lv2:残り【100】でLv上昇します
魔力放出 Lv2:残り【100】でLv上昇します
脳内物質操作:残り【63】で精度上昇します
鎮痛物質精製:【100】で技能獲得します

【朝 病室】

男「……」

男(昨日は本当に色々あった気がする…)

男(中将への答え…あれがいまの自分の答えだ)


男「それじゃあ、今日も励もう」




【リハビリ結果:コンマ判定】【240】
↓1(進行具合)

希少技能で1残るのってこの回復時にも適応されるの?()

【リハビリ施設 二週間後】【リハビリ進行具合:239】

男「くっ…! んん…!」

 ガシャン ドサッ

少年「うわっ、兄ちゃん! 大丈夫かよ!?」

お爺さん「あんまり無茶してはいかんぞ…ゆっくりじゃ」

男「は、はい!」


男(リハビリルームに篭ってるうちに随分患者の知り合いが増えた)

男(どうやら自分以外にも似たような理由で動けない人が多いらしい)

そろそろ次スレを立ててきますね
フリーパートは次スレで安価します

>>982
はい鎮痛使用してからも1割残存は機能します

つまりチャンスは二回か。強くなって結構

まあでも男の場合負けたら殺されるんじゃ的な意味でも命削って戦わざるを得なかった所があるから(オブラート的フォロー)

次スレになります。

【安価コンマ】男「時空管理局に入局して魔導師になろう3」【リリカル】
【安価コンマ】男「時空管理局に入局して魔導師になろう3」【リリカル】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1473681149/)

>>994
あっ。たぶん間違えました
1割残存は一回だけ。鎮痛を使用しても1割残存機能は復活しません。耐久数値回復だけです
…なんか言葉の意味の受け取り方を間違ってたらすいません

>>995
あまりにリハビリが困難を極めたら救済措置で訓練に追加する予定です
とりあえずあと三回ほどいまの形式で

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom