【安価コンマ】男「時空管理局に入局して魔導師になろう3」【リリカル】 (1000)

・安価スレです
・リリカルシリーズのニ次SSとなりやす
・システム現在改正中です


前スレになります
【安価コンマ】男「時空管理局に入局して魔導師になろう」【リリカル】
【安価コンマ】男「時空管理局に入局して魔導師になろう」【リリカル】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1472735368/)

【安価コンマ】男「時空管理局に入局して魔導師になろう」2【リリカル】
【安価コンマ】男「時空管理局に入局して魔導師になろう」2【リリカル】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1473243580/)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1473681149

[プロフィール]

【総合魔力】A
【暫定魔導師ランク(戦闘力に限る)】AAA+
【魔法体系】古代ベルカ式
【適正】空戦魔導師
【デバイス】ストーレジ型 槍型
【希少技能】脳内物質操作

〈技能〉
【戦闘技術(暫定AAA+相当) Lv2】=【近接戦闘:選択時コンマ補正+35】
                 =【回避:判定時にコンマ偶数なら成功(無傷)。奇数なら失敗】
【魔力放出(A相当) Lv2】=【砲撃魔法:判定時にコンマ補正+15。敵全てに判定】
            =【拘束魔法:判定勝利後。相手の技能補正封印(1ターン)。連続選択不可】
            =【障壁魔法:判定時にコンマ補正+30。判定敗北後、3ターン使用不可】


【脳内物質操作】=【耐久数値65以下時に任意の判断で発動可能。判定時コンマ偶数なら希少補正×2。奇数なら行動不能。行動不能時にダメージを受けても必ず現在の耐久数値から1割残存確定】
【カードリッジロード:装弾数3】=【任意の判断で発動可能。コンマ判定時に+15補正。次のコンマ判定は反動補正-10】
【フルドライブ:オーバロード】=【任意の判断で装弾数2消費することで発動可能。次の判定時に+30補正。判定後に自己ダメージ発生、耐久数値-20】


〈経験値〉
戦闘技術 Lv2:残り【100】でLv上昇します
魔力放出 Lv2:残り【100】でLv上昇します
脳内物質操作:残り【63】で精度上昇します
鎮痛物質精製:【100】で技能獲得します

立て乙ー
そう言えばチンク撃破の経験値ボーナス振るって言ってたけど何時やんの?

>>6
失念していました…。一日終了時にやる予定だったのですがキリがいいので今から行いましょう!

【経験値コンマ判定】
↓1 戦闘技術
↓2 魔力放出
↓3 希少技能

[経験値獲得]


戦闘技術 Lv2:残り【88】でLv上昇します
魔力放出 Lv2:残り【81】でLv上昇します
脳内物質操作:残り【49】で精度上昇します
 

【フリーパート】

少女「お兄さん! 飲み物持ってきました!」

男「ありがとう…」

男(素直でいい子な子供が多い病院だな…)


男「今日はどうしようか…」


【安価】 午前はどうする? ↓2
1.戦闘訓練(経験値↑)
2.コミュ(好感度↑ 知り合いキャラ安価指定)
3.散策(???)
4.その他(不可能なものは安価下)

【フリーパート】

男「…」

男(いつ…ここも事故が発生するかわからない)

男(やはり訓練は持続させるべきだろう…)

男(ナースさんとお医者さんに見つからないように)



【安価】 午後はどうする? ↓2
1.戦闘訓練(経験値↑)
2.コミュ(好感度↑ 知り合いキャラ安価指定)
3.散策(???)
4.その他(不可能なものは安価下)


■午前、戦闘訓練
■午後、コミュ(ニ乃)
■特殊イベント

すいません。ユーノの初期好感度判定もまだでした。
今からコンマ判定を行います


【好感度コンマ】
1日の終わりに、初対面の人間の初期好感度をコンマで決めます
一度だけです。好感度は安価で上がっていきます

↓1コンマ判定 ユーノ

[好感度表]

ギンガ:【191】 (先輩…あなたは私の大切な人です)
フェイト:【136】 (また来たよ! エリオ!)
はやて:【116】(話してて気が楽になる人やったな。うちの子が気にいるのも納得や!)
陸士隊員s:【106】  (湿っぽいの苦手だからな! 隊員したら派手に祝ってやろうぜ!)
ヴィータ:【75】 (なんか似た匂いがする…もしかして同郷か!?)
ドゥーエ:【73】 (…日常に帰るための、最後のチャンスですよ)
レジアス中将:【71】  (…馬鹿な。こんなことが…やつは一体何を…!)
シグナム:【55】 (あれが噂の直談判の…面白そうなやつだったな)
ゲンヤ:【49】  (よくやってくれたよ…本当に。色んな情報が入ってきたな。忙しくなる)
ユーノ:【47】 (いつでも気軽に司書室の扉を叩いてほしい、力になるよ】
ヴァイス:【24】 (不思議な人だったな。また会いたいもんだ)


【コミュ不可】
スカリエッティ:【72】 (……)
チンク:【36】 (何故…負けたのだ。これでは生まれてくる妹達を守れない…)
クアットロ:【01】 (次会ったら背中から刺しておきますよ、ドクター!)


今日はここまでになります。短くてすいません。
見て下さってありがとうございます。
更新はいつも通り19:00…明日or明後日になります

ちなみ好感度は【200】で一時ロックになります
本編時の時系列に解放予定です
本編まであと大きな特殊イベントを1~2挟むかも

【午前 戦闘訓練】

男(屋上に来た…)

男(この時間は誰もいないようだ…)

男(立ち入り禁止のロープで塞がってたから当然だけど)

男「さて…久しぶりにやろうか」



【安価コンマ】戦闘訓練開始 ↓2

1.魔力発露の鍛錬(技能:魔力放出にコンマ判定で経験値)
2.戦闘力上昇の鍛錬(技能:戦闘技術にコンマ判定で経験値)
3.希少技能精度上昇の鍛錬(技能:希少技能にコンマ判定で経験値)
4.鎮静物質精製獲得訓練(経験値【100】で技能入手】

思ったけど1割残しは小数点以下は四捨五入?
HP残り4の時とかは使っても残らないとかのほうが最低限のデメリットとしていいとは思ったんだけど

【戦闘訓練1】

男「……」

男(早速ユーノくんに教わった精製を試してみた)

男(散々希少技能を使ってきたせいか、想像以上にうまくいった気がする)

男(戦闘で使えるレベルまであと一歩と言ったところか)



【経験値獲得】

鎮痛物質精製獲得に【98】の経験値を得ました

戦闘技術 Lv2:残り【88】でLv上昇します
魔力放出 Lv2:残り【81】でLv上昇します
脳内物質操作:残り【49】で精度上昇します
鎮痛物質精製:【2】で技能獲得します

>>60
そうですね。四捨五入になる予定です
HP4時に行動停止で0になる攻撃を受けた時は
HP1になる予定です。一応、1残存からの発展系なので

【午後 コミュ(二乃)】


ニ乃「本調子には程遠い。と言ったところですか」

男「…っ、はい…っ!」グッ


男(リハビリ中にニ乃さんが施設に訪れてくれた)

男(どうやらリハビリのお手伝いをしてくれるらしい)


ニ乃「希少技能とカードリッジの併用…。これの負担も大きそうですですね」

男「……」
 


男「…すいません」

ニ乃「別に怒っていません。希少技能は一日一度までと伝えたのにに三回使ったこととか」

ニ乃「水難の相が出てる、と伝えたのに無視して水辺に近づいたこととか」

ニ乃「はい。ぜんぜん、これっぽっちも怒っていませんよ?」ニコ


男「…」

男(笑顔だがとても怒っている…気がする。ぐうの音も出ない)


ニ乃「…マッサージでもしましょうか。少しベッドで横になってください」
 

 
ニ乃「こちょこちょ…」

男「…?」

ニ乃「ホントに感覚がないようで…。これは完治が遠そうです」


男(どうやら悪戯をしていたようだ)

男(うつ伏せなので顔は見えないが反応が薄くてつまらなそうな顔をしてるに違いない)


ニ乃「管理局…続けるらしいですね」

男「…」コク

ニ乃「バカですよ、あなたは」
 


ニ乃「一体続けることに何の意味があるんですか…」

男「ニ乃さん…自分は」

ニ乃「もう聞いてます。あなたが頑張れる理由は」

ニ乃「その上で私も全く理解できません。自分の為でなく他人の為に身を切り売りできる思考が」


男「……」

ニ乃「こんな世界…もはや守る意味も薄いというのに」

男(…? ──守る意味が薄い?)
 


ニ乃「私の妹も…実は大きな怪我をしたんです。あなたほどではありませんが」

男「……」

ニ乃「私は…大切な妹を傷付けた人を、とても許すわけにはいきません」

男「…わかります」

ニ乃「許すわけには…いかないのに」


男(足をマッサージする彼女の手が止まった…気がする)

ニ乃「──あなたのお世話をしていると、出来の悪い弟がやんちゃしてるようで」

ニ乃「どうやら私は…身内には甘い性格なようですね」ニコ


男「…」コク

男(話の流れは上手く掴めなかったが、彼女は深い何かを抱えてるらしい)

男(彼女の口ぶりからして、好きで管理局にいるのではないように思えた)

男(色々尋ねたかったが…まだそこまで踏み込めない自分がいる)

ドゥーエ「すいません。つまらないことを言ってしまって…」

男「……」


【安価】↓2
1.気にしないでほしい。ドゥーエお姉ちゃん
2.…自分で良ければいつでも相談に乗ります


男「──…自分で良ければいつでも相談に乗ります」

ドゥーエ「ふふっ、…相談に乗ってるのはいつも私な気がしますが」

ドゥーエ「気持ちは嬉しいです。いつか話せると…──いや、話せないほうがいいのかも」

男「……」

ドゥーエ「では早速相談なんですが。ここに来るとき病院の屋上で何かしてたおバカさんが見えたんです」

男「!?」

ドゥーエ「彼は一人で何をしてたんでしょうね?」ニコ

男(説教地獄が始まる…)


【午後 コミュ(二乃) 終了】



ニ乃を思いっきりドゥーエ表記にしてしまってた…
なんということだ…

【特殊イベント】

はやて「そうですか…。今は中央でリハビリを頑張っていると」

クロノ「ああ。どうやら相当症状が重いらしい」

クロノ「復帰には数ヶ月は要するだろうと、主治医は判断してる」

はやて「じゃあクロノ君。彼の海への移動の件は白紙に?」

クロノ「そういうわけじゃないが…保留だな。後遺症の問題もあるし、彼の意思が重要だ」

クロノ「──なにより、今はそれどころじゃない事態だ」

はやて「…ナンバーズか」


クロノ「彼の情報によると、その襲撃者からは魔力を感知出来なかったらしい」

はやて「既存のとは一致しない。見覚えのない魔方陣を運用していた…と聞きます」

クロノ「ベルカでもミッドでもない魔法体系…いやエネルギーというべきか。これは問題だ」

クロノ「なんせ彼の戦闘技術だけは管理局でも高い、と言っていい。その彼を追い詰めた戦闘力に加えAMFの干渉を受けないであろう…魔力を使用しないその別体系のエネルギー運用」

はやて「AMF展開時でのナンバーズとの戦闘…これを見据えなければならない。厳しくなりそうやね」
 


クロノ「この件が彼女の占いと何の因果関係もない。──そうはとても思えないな」

はやて「…少しずつやけど書き足されてる占い」

クロノ「まだ完全に解釈出来ないとは言え穏やかな内容とは言えないからな」

はやて「…」

クロノ「…」


クロノ「いずれにせよ、戦場は地上になりそうだ。それが何年後なのかはわからないが」

はやて「レリックの件もある…。──やっぱり私も覚悟を決めるべきやな」
 


クロノ「…戦力は多いほうがいい。ナンバーズとの戦闘経験のある彼も候補に?」

はやて「…正直あったんやけど悩んでるところかな?」

はやて「部隊の保有制限の問題もあるし…なんかまた無茶やらかしそうやからなあの人は!」

クロノ「あ、あはは…。話を聞く感じ、隊長や副隊長に据えるわけにはいかなそうだね」

はやて「フェイトちゃんも相当取り乱しとったからなぁ。なのはちゃんがセーブかけてくれてよかったわ。──なのはちゃんの件と被るから気持ちはわかるけどなあ…」
 


はやて「一回話した程度やから人のなりは掴めへんけど…そんなに悪そうな人やなさそうやったな」

クロノ「…そのへんは僕からは何とも言えないな。彼と知り合いってわけでもないし」

はやて「彼の所属する地上にも大きな関係があることやから…話は聞いてくれそうなんやけど」

はやて「とりあえずこっちも保留やね! ただナカジマ三佐の娘さんには目つけてるけど」

クロノ「これから忙しくなりそうだ…」

はやて(うーん…それとなく聞いて探り入れてみるか。──新部隊に来てくれるかなぁ、彼)


【特殊イベント 終了】【一日が終了します】
 

[好感度表]

ギンガ:【191】 (先輩…あなたは私の大切な人です)
フェイト:【136】 (また来たよ! エリオ!)
はやて:【116】(話してて気が楽になる人やったな。うちの子が気にいるのも納得や!)
陸士隊員s:【106】  (湿っぽいの苦手だからな! 退院したら派手に祝ってやろうぜ!)
ドゥーエ:【93】 (…それでも私はドクターの意向に従うだけ)
レジアス中将:【81】  (ゼスト…俺は…)
ヴィータ:【75】 (なんか似た匂いがする…もしかして同郷か!?)
シグナム:【55】 (あれが噂の直談判の…面白そうなやつだったな)
ゲンヤ:【49】  (よくやってくれたよ…本当に。色んな情報が入ってきたな。忙しくなる)
ユーノ:【47】 (いつでも気軽に司書室の扉を叩いてほしい、力になるよ)
ヴァイス:【24】 (不思議な人だったな。また会いたいもんだ)


【コミュ不可】
スカリエッティ:【72】 (……)
チンク:【36】 (何故…負けたのだ。これでは生まれてくる妹達を守れない…)
クアットロ:【01】 (次会ったら背中から刺しておきますよ、ドクター!)

【朝 病室】

 チュン… チュン

男「……」

男(この病室の薬臭い匂いにも慣れてきた頃だ)

お爺さん「ああ…起きたか、おはよう。陸士さん」

男「おはようございます」


男(老人は朝が早いとはホントらしい…)




【リハビリ結果:コンマ判定】【239】
↓1(進行具合)

【リハビリ施設 一ヶ月後】【リハビリ進行具合:177】

男「……っ」

 スタ… スタ

ギンガ「…! 立った! 立てましたね、先輩!」

陸士隊員A「おおっ!すげぇぞ!」

ゲンヤ「長かったな…。これは見えてきたってところだ」

ギンガ「先輩っ」ギュ

男、陸士隊員、ゲンヤ「あっ…」

 ガシャン ドサッ

 

【フリーパート】

男(ギンガに泣くほど謝られた…)

男(でもようやく一歩前進した)

男(この調子なら半年もしないうちに退院できそうだ)


男「今日はどうしようかな」



【安価】 午前はどうする? ↓2
1.戦闘訓練(経験値↑)
2.コミュ(好感度↑ 知り合いキャラ安価指定)
3.散策(???)
4.その他(不可能なものは安価下)

【フリーパート】

男(そういえば午前はニ乃さんが訪れてくる予定だ)

男(…歩けるところを見せて驚かせてあげよう)

男(……)

男(また転んだら怒られそうだな…)



【安価】 午後はどうする? ↓2
1.戦闘訓練(経験値↑)
2.コミュ(好感度↑ 知り合いキャラ安価指定)
3.散策(???)
4.その他(不可能なものは安価下)


■午前、コミュ(ニ乃)
■午後、コミュ(フェイト)
■大きな特殊イベントの予兆
 

【午前 コミュ(ニ乃)】

ニ乃「…随分リハビリが進みましたね」

男「はい。もう短い距離なら歩けるくらいです」

ニ乃「油断してはいけませんよ? ただでさえ脊髄なんデリケートな箇所を怪我したんですから」


男(…少し強く諌められた)

男(初めてあった時は近寄りがたい雰囲気を醸し出していたが…)

男(どうやら本質的には世話好きなようだ)

 
ニ乃「また怪我なんてしたら目も当てられませんからね」

ニ乃「地上は少し物騒ですから…。事件なんてどこで起きるかわかりません」

男「……」

男(…そういえば今朝の新聞の一面には工場施設が炎上したとあった)

男(事故と記述していたが。まさか…それもレリック絡みの可能性が)


ニ乃「…そんなに眉間に皺を寄せるものではありませんよ?」

ニ乃「私といるときくらいゆっくりしてください」

男(…どうやら考えすぎていたようだ)


男「……」

ニ乃「…?」

男(そういえば少し気になることがあった…)

男(ニ乃さんが連れてきたお医者さん…父親らしいが彼女は『ドクター』と呼んだ)
男(あの夜、チンクと名乗った彼女も『ドクター』なる存在を匂わせていた)

男(…医者だからドクター呼びは当然なのだろうが、少し引っかかる)

ニ乃「…どうかしました?」

男「──」


【安価】↓2
1.ニ乃さんの父親について尋ねてみる
2.疑うのはよくない…。まだ胸に秘めておくべきだ


男「──あのお医者さん…。ニ乃さんのお父さんの話をしてもらっていいですか?」

ニ乃「……」


ニ乃「何故?」

男「……っ」


男(彼女の纏ってる空気が変わった気がする…)

男(この感覚は彼と同じ…)


男「…この前デバイスの件でお世話になったんです」

男(まだ…深くは聞かないようだ。いや、彼女の口から聞くのは無理なのかもしれない)
 


ニ乃「そもそも何故彼が私の父親だと…? 本人がそう言ったのですか?」

男「…」コク

ニ乃「…またあの人は。困らせることが好きな人ですね」

男「……」


ニ乃「そう…ですね。家族です。間違いありません」

ニ乃「でも聞いても意味はありませんよ? 彼は失踪しましたから。もう会えません」

男「!?」


男「失踪…ですか?」

ニ乃「ああ…事件とは関係のないことですから安心してください。よくあるんですよこういうの」

ニ乃「──文字どおり死んでも死なない人ですからね、あの人は」

男「…?」


ニ乃「とにかくこちらからコンタクトを取るのは難しいです」

ニ乃「何か彼について知りたいことでも?」

男「……」


【安価】↓2
1.ドクターという名称について(チンクの件はまだ伏せる)
2.お礼を伝えて欲しい(好感度↑ スカリエッティ)


男「──お礼を伝えて欲しい」

ニ乃「お礼…ですか?」

男(正直個人的に疑わしいところがある人だ)

男(それでも自分の為に力を尽くしてくれた人。そんな人を悪く思いたくはない)

男(自分は彼にお世話になってばかりだ。だからこそ──)


男「自分の力になってくれて…ありがとう、と」

ニ乃「……ふふっ」


男「…?」

ニ乃「いえ! まるで父の友人のようだな、と」

ニ乃「娘の私が言うのもあれですが…友人の多いタイプではないので」

男(…それはなんとなくわかる気がする)


ニ乃「わかりました。必ず伝えておきます」

男「…」コク

ニ乃「…では今日はこれで、失礼しますね」


 コッ コッ


ニ乃「もしまた彼とドクターが会えたら──いや…もう会うことはない、か」


【午前 コミュ(ニ乃) 終了】

【午後 コミュ(フェイト)】

 コッ コッ

男「…!」

フェイト「……っ」


男(廊下の上を車椅子で押していると自分の病室の前にハラオウン執務官がいた)

男(どうやらお見舞いにきてくれたようだ…)

男「……」



【安価】↓2
1.普通に彼女に声を掛ける
2.車椅子から降りて歩いてみせる


男(──ここはリハビリ成果を彼女に見せてあげよう)

男「むっ…!」

 グッ スタ

男「──ハラオウン執務官」

フェイト「…?」


フェイト「! なんてことしてるんですかっ! そんな怪我で!」

男「あっ…」

 タタッ

男(…怒られてしまった。どうや本当に心配させたらしい)

【病室】

フェイト「もう…ダメですよ? 歩けないのにあんな悪戯しちゃ…」

男「いや…歩けないわけじゃなくて。むしろ歩けるようになったというか…」

フェイト「──わかりましたね!?」

男「はい…ご心配をおかけしてすいません」


男(15歳くらいの子供に本気で心配されている)

男(ギンガといいリハビリ室の子供といい。最近の子供は思ったより大人びているようだ)

フェイト「……」


フェイト「ごめんなさい。怒鳴ってしまって…」

男「…大丈夫」

フェイト「その…私の友人も、似た怪我を負った過去があるので」

フェイト「少し過敏になってしまったようです…」シュン

男「…」


男(友人…それはやはり高町さんのことだろうか?)


【安価】↓2
1.今日はどのような用事で? 何か言いたそうな顔をしている
2.司書室にあった写真のことについて聞いてみる


男「──今日はどのような用事で?」

フェイト「…!」

フェイト「今日は…あなたに謝りにきたんです」

男「…謝る?」

フェイト「あの日──あなたが大怪我を負った日。私はあなたの応援に向かっていたんです…」

男「!」

フェイト「…私が駆けつけた時にはもう遅かった。酷い大怪我負ったあなたと、懸命に応急処置をしていた陸士の方々の姿を眺めることしか出来ませんでした」


フェイト「またあの日のように…」

男「…あの日?」


フェイト「あなたには幾つも相談に乗ってもらったのに…何も出来なかった」

フェイト「本当にごめんなさい…。ごめん、なさい」

男「ハラオウン執務官…。それは自分の──」

フェイト「…力になれることがあれば何でも言ってくださいね」

フェイト「自分は…これで失礼します」

男「あっ…」

 ガチャ バタン
 


男「…」

男(有無を言う間もなく去ってしまった)

男(執務官という立場上…色々抱え込むことが多いのだろう)

男(…今度あったら気にしてない旨のことを伝えたほうがよさそうだ)

男(彼女に責任は一切ないのだから)

 ガチャ 

ギンガ「? どうかしましたか、先輩?」

男「いや…、なんでもないよ」



【午後 コミュ(フェイト)終了】

【特殊イベント】【予兆】


ドゥーエ「──」

ドゥーエ「ドクター…いま、なんと?」

スカリエッティ「うん? 咀嚼が必要かい? 難しいことを言ったつもりはないんだが」

クアットロ「私は賛成ですよ! ドクター!」

ドゥーエ「あなたは黙っていなさい。クアットロ」

クアットロ「お、お姉さま…」ショボーン

スカリエッティ「別になんてことはないさ」
 

 
スカリエッティ「彼が療養してる病院にガジェット及びナンバーズで襲撃をかける」

スカリエッティ「──目的は皆殺し。病院に存在する全ての人間の」

ドゥーエ「……!?」
 


ドゥーエ「い、意味がわかりません! 何故そのような愚行を…!」

スカリエッティ「おっと、やはり疑問を持つか。前までの君なら黙して実行に移っていそうなものだったが。これも成長かな? 私は嬉しいよ、ドゥーエ」

ドゥーエ「そんなことを聞いてるわけではありませんっ!」

トーレ「落ち着けドゥーエ。ドクターのお言葉だぞ?」

クアットロ「そうですよ! チンクちゃんを傷付けたあの憎っくき陸上を血祭りに上げるチャ──」

ドゥーエ「……」ギロ

クアットロ「ご、ごめんなさぁい…」
 


ドゥーエ「評議会が黙っていません! それに中将からの信頼が確実に…」

スカリエッティ「『AMFを搭載した殺戮兵器が民間施設を襲い数多の犠牲が出た。病院に常勤している警備魔導師や駆けつけた陸の魔導師では手も足も出ず病院は血の海に』『故に、我々は戦略兵器で武装し魔力以外の防衛戦力を増やすべきである!』」

スカリエッティ「そういう世論になれば評議会の連中はさぞ喜ぶだろ? アインヘリアル建造計画の一助になる。たかだか病院の一つ消えたところで彼らは気にも留めないよ」

ドゥーエ「それはこちらにメリットが何もありません! 私達の目的はゆり…っ」

スカリエッティ「もちろんそちらの捜索にも力を注ぐさ。ただ今回のも個人的に重要だ」
 


スカリエッティ「赴くのはこれまた試作改良されたガジェットⅠ型と機動力に優れたⅡ型だ」

スカリエッティ「ナンバーズで出撃するのは既に存在が割れているチンク。もしくはクアットロ」

トーレ「個人的には私も行きたいな。チンクを倒した男…是非試してみたい」

クアットロ「例の彼の処遇は? やはり確保ですかね?」

スカリエッティ「殺してもかまわない」

ドゥーエ「! ──な、ぜ」
 


スカリエッティ「殺してもかまわない」

ドゥーエ「か──彼には…まだ、素体としての利用価値が…」

スカリエッティ「殺してもかまわない」

ドゥーエ「……っ」

スカリエッティ「……」

 ブンッ

ウーノ『ドクター。お話があるのですが』

スカリエッティ「なんだい、ウーノ?」

ウーノ『チンクが強化フレームのさらなる搭載を希望しております。ただこれ以上は負担が大きいかと』

スカリエッティ「ふむ…。これも彼の影響かな? ──うん、許可しよう!」


クアットロ「それでそれで! 出撃はいつになるんですか!?」

スカリエッティ「無論。明日の夜にでも! チンクも万全ではないが、フレームの再構築なら容易い」

スカリエッティ「その気になれば今からでも出撃可能さ!」

ドゥーエ「……!」



【ドゥーエの好感度が100越えの為コンマ判定不要】
【ドゥーエ:主に苦言呈する】


ドゥーエ「──それは…性急すぎるかと」

スカリエッティ「ふふっ。前も似たセリフを聞いたね?」

ドゥーエ「ドクターの狙いは例の陸士と見えます。ですが彼ごとき…我々の大いなる目的と力の前では道端の塵、当然。無駄な戦力を注ぎ込む必要はないかと…。それに──」

ドゥーエ「仮に今すぐ出撃するにしても、それはフェアではありません」

ドゥーエ「計画を遅延してまであなたがそこまで拘る陸士。碌に動けない今の彼を始末してもいいのですか? 他ならぬドクター、あなたはそれで満足するのですか?」

スカリエッティ「うーん…。動けず目の前で患者が死んでいく彼の様子も捨て難いが、一理あるね」

スカリエッティ「そうだな…チャンスくらいはあげなきゃフェアじゃないか!」
 


スカリエッティ「それじゃあ、いつにしようかな?」

スカリエッティ「ダーツでも使って決めようか?」

ドゥーエ「……」

クアットロ「はいはい! 私が投げたいです!」


【コンマ判定】
↓1
00~10 リハビリ【一回】後に襲撃
11~50 リハビリ【三回】後に襲撃
51~99 リハビリ【五回】後に襲撃


スカリエッティ「ふむ…なんとも言えない微妙な位置に刺さったね」

クアットロ(明日狙いだったのに…!)

スカリエッティ「まあそれくらいの時期なら彼も動ける頃だろう。戦闘も無理すれば出来るさ」

ドゥーエ「ドクターは…彼が憎いのですか?」

スカリエッティ「ん?」

ドゥーエ「──彼を執拗に殺めたがっている。そう見えます」

スカリエッティ「…何を言ってるんだい?──むしろ逆だよ!」


スカリエッティ「私は、彼を尊敬しているのさ! 心から!」


スカリエッティ「誰かの為に命を懸けたい! 尊敬すべき人と共に歩みたい!」

スカリエッティ「正直聞くだけなら吐き気がする戯言だがね? 彼はそれをその身で証明してくれた!」

スカリエッティ「その思いでチンクを砕き、その思いで今も局に籍を置いている!」

スカリエッティ「彼は本物だ! 私には全く理解できない感情だが、だからこそ愛しい!」

スカリエッティ「──だからこそ、彼のことを知りたい」

スカリエッティ「夢破れた時どんな顔をするのか! 信じていた私が目の前に敵として現れたらどんな反応をするのか! 目の前で大切な人がゴミのように死んだら彼はどうなるのか?」

スカリエッティ「彼の想いが虚仮ではないのなら! 私の砕き得る存在かもしれない!」
 


ドゥーエ「…ど、ドクター」

クアットロ「おおっ…」

ウーノ『…また久しぶりに発作が』


スカリエッティ「引き込みたいのさ! 私の物語に、彼の存在を!」

スカリエッティ「そのためならあらゆることは後回しだ…」

スカリエッティ「期待してるんだよ…彼にはね」

ドゥーエ「……」


【特殊イベント】【予兆終了】


今日はここまでになります
見てくださってありがとうございます
次の開始は明後日19:00の予定です

リハビリで完治しなくても戦闘は可能です
ただし残り進行具合に応じて耐久数値が減少した状態で開始になります
恐らく概ねの戦闘は主人公一人になります。被害判定も安価や結果によってはでます

そこまで理不尽すぎる難易度にはならない…かもしれないので大丈夫です
ある情報を聞けたら先手で有利を取れる可能性があります

すいません。いそがしくて時間が取れないようで
確実に時間が取れる明後日19:00からになります
申し訳ない

[好感度表]

ギンガ:【191】 (先輩…あなたは私の大切な人です)
フェイト:【156】 (変な空気にしてしまった。今度会えたら謝ろう…)
はやて:【116】(話してて気が楽になる人やったな。うちの子が気にいるのも納得や!)
ニ乃(ドゥーエ):【113】 (……会いたい)
陸士隊員s:【106】  (湿っぽいの苦手だからな! 退院したら派手に祝ってやろうぜ!)
レジアス中将:【81】  (ゼスト…俺は…)
ヴィータ:【75】 (なんか似た匂いがする…もしかして同郷か!?)
シグナム:【55】 (あれが噂の直談判の…面白そうなやつだったな)
ゲンヤ:【49】  (よくやってくれたよ…本当に。色んな情報が入ってきたな。忙しくなる)
ユーノ:【47】 (いつでも気軽に司書室の扉を叩いてほしい、力になるよ)
ヴァイス:【24】 (不思議な人だったな。また会いたいもんだ)


【コミュ不可】
スカリエッティ:【82】 (君は君の想うがままに進むといい。私はそれだけで楽しいのだから!)
チンク:【36】 (何故…負けたのだ。これでは生まれてくる妹達を守れない…)
クアットロ:【01】 (次会ったら背中から刺しておきますよ、ドクター!)

【朝 病室】

 チュン チュン

男「…ふあ」

お爺さん「ぐう…ぐう…」

男「…」

男(どうやら今日はお爺さんより早く起きれたようだ)

男(何気に入院してから初めてのことである)


男「…リハビリ頑張ろう」


【リハビリ結果:コンマ判定】【177】
↓1(進行具合)

【リハビリ施設 ニ週間後】【リハビリ進行具合:143】

男「…っ!」

 ぐっ ぐっ

男「…ふうっ…ふう…」

男(大分歩けるようになった…。だが長距離ではまだ杖が必須だ)

少女「わあっ! お兄さん、大分歩けるようになったね!?」

少年「お巡りさんだからな! やっぱりすげえよ!」

男(だけど…今は嬉しく思ってくれてる人たちと一緒に喜び合おう)

【フリーパート】

男「…疲れた」

男(はしゃぐ子供達と一緒に小さなお祝いをした)

男(みんなで缶ジュースを飲むだけだったがとても楽しい場だった)


男(今日はどうしよう…)


【安価】 午前はどうする? ↓2
1.戦闘訓練(経験値↑)
2.コミュ(好感度↑ 知り合いキャラ安価指定)
3.散策(???)
4.その他(不可能なものは安価下)

【フリーパート】

男(…そういえば朝にニ乃さんから珍しくメールがあったんだった)

男(病院の屋上で会いたい、とのことだ)

男(前屋上で訓練して叱られたのだが…そのことだろうか?)



【安価】 午後はどうする? ↓2
1.戦闘訓練(経験値↑)
2.コミュ(好感度↑ 知り合いキャラ安価指定)
3.散策(???)
4.その他(不可能なものは安価下)

【フリーパート】

男「…腕が錆び付いてくるし訓練も大切だ」

男(そろそろ本格的に身体を動かしておかないと仕事に戻った時に辛そうだ)

男「…とにかく屋上でニ乃さんを待とう」



■午前、コミュ(ニ乃)
■午後、戦闘訓練
■特殊イベント

 

【午前 コミュ(ニ乃)】【屋上】


ニ乃「…」

男「…」

男(待ち合わせ時間の少し前にニ乃さんは現れた。お説教かと思ったがそうではらなさそうだ)

男(昨日とは明らかに雰囲気が違う。失踪した父親について言及したせいだろうか…)


ニ乃「身体、動きますか?」

男「…? はい、大分マシになってきました」

ニ乃「早く…治して下さいね?」

 


男「…?」

ニ乃「……」

男(やはり何か妙だ。いつものニ乃さんらしくない…気がする)

男(普段ならもっとこちらを茶化すような言葉を投げかけてくるのだが…)


ニ乃「ここは…眺めがいいですね」

男「…」

男(このニ乃さんの雰囲気…どこかで感じたことがある気がする)


ニ乃『あまり水辺に…近づいてはいけませんよ?』


男「…」

男(あの時のニ乃さんに…近い?)

ニ乃「……」


ニ乃「知ってますか? 次の満月の日…雲が晴れるらしいですよ」

男「…そう、なんですか?」

ニ乃「はい。気が向いたら…この病院の屋上から眺めるのも悪くないと思います」
 



男「…天体観測。ニ乃さんは興味あるんですか?」

ニ乃「…いえ。別に」

男「…?」

男(てっきり一緒に天体観測のお誘いかとおもったがそうではなさそうだ…)

男(本当に興味がないというのが彼女の横顔から見て取れる)


ニ乃「さっき…リハビリしてるあなたを眺めていたんですが」

ニ乃「ずいぶん他の患者さんと仲良くなりましたね?」

男「! 見てたんですか…」


男「はい。さっきもお祝いしてもらって…いい人達ですね。ここの病院の方達は」

ニ乃「そうですね。…ただ中央の医療施設なだけに重症患者が多い」

ニ乃「有事の際、すぐに患者さん動かせる。…というわけではないのが辛いところですね」

男「…? はい。そうならないために自分達がいます」

男(さっきから話題の変化が唐突な気がする…。どうしたんだ、ニ乃さん)


ニ乃「例えば──」

ニ乃「もしこの病院で事故があった時…あなたは何を優先しますか?」

男「…」


【重要な安価】↓4まで多数決
1.患者さん達の命を優先する
2.自分の命を優先する


ニ乃「そうですか…。あなたは自分の命を考慮しないと。他者の命が最優先だと」

男「…自分の命をもちろん大事にします。でも」

男(それ以上に…目の前で誰かが亡くなっていく姿は見たくない)

男(それが自分に良くしてくれた人達なら…知っている人たちならなおさらだ)

男(もし…自分がその場にいて死なせてしまったら。──たぶん自分の命が欠けてしまう)


男「だから自分は…」

ニ乃「…これをあなたに差し上げます」

男「…!」
 


男「…これは、デバイスですか?」

ニ乃「首にぶら下げておいてください、常に」

男(ネックレスのような待機形態をしている。これなら無理なく日常でも持ち歩けるが…)


ニ乃「それは空間転移にリソースを全て使った特注のデバイス…」

ニ乃「起動すれば現地点から数十キロ程度ですが離れたところへ瞬時に転移出来る…。ある程度のジャミングなどを無視して魔法を行使します。使い捨てなどで一回だけ…他では入手は難しいです」

男「…なぜ、自分にこんな貴重な物を?」

ニ乃「ただし転移出来るのはそれを握っている【一人】だけです」
 


ニ乃「他者に対しても握られて起動すれば効果は発揮します」

男「…」

ニ乃「上手く使ってくださいね?」

男「…ニ乃さん、自分は」


ニ乃「──お守りです」

ニ乃「それをどう使おうとあなたの勝手です」

ニ乃「でも願わくば…あなたの身を守る術になって欲しい」



【午前 コミュ(ニ乃) 終了】

【午後 戦闘訓練 屋上】

男「…」ジャラ

男(ニ乃さんが渡してくれたネックレス…。恐らく自分の身を案じて渡してくれたものだろう)

男(だけど数十キロ離れた地点に移動となれば、起動してからその地点に戻るには相当時間がかかりそうだ)

男(使用するときは【重大な分岐点に】になるかもしれない…)

男「…ニ乃さん」


男「…今は訓練を始めよう」
 

【午後 戦闘訓練 屋上】
(リハビリは翌日から追加されます)


男(最悪の事態か…)

男「…そうならない為にも力をつけなくては」

男「しっかり励もうっ」



【安価コンマ】↓2
1.魔力発露の鍛錬(技能:魔力放出にコンマ判定で経験値)
2.戦闘力上昇の鍛錬(技能:戦闘技術にコンマ判定で経験値)
3.希少技能精度上昇の鍛錬(技能:希少技能にコンマ判定で経験値)
4.鎮静物質精製獲得訓練(経験値【2】で技能入手】

【経験値獲得】

鎮静物質獲得に経験値【59】
規定値を超えた為技能獲得します


〈技能〉
【戦闘技術(暫定AAA+相当) Lv2】=【近接戦闘:選択時コンマ補正+35】
                 =【回避:判定時にコンマ偶数なら成功(無傷)。奇数なら失敗】
【魔力放出(A相当) Lv2】=【砲撃魔法:判定時にコンマ補正+15。敵全てに判定】
            =【拘束魔法:判定勝利後。相手の技能補正封印(1ターン)。連続選択不可】
            =【障壁魔法:判定時にコンマ補正+30。判定敗北後、3ターン使用不可】


①【脳内物質操作】=【耐久数値65以下時に任意の判断で発動可能。判定時コンマ偶数なら希少補正×2。奇数なら行動不能。行動不能時にダメージを受けても必ず現在の耐久数値から1割残存確定】
②【鎮痛物質精製】=【任意の判断で発動可能。発動時にコンマ判定発生。コンマ1桁の数値分、耐久数値が上昇する(耐久数値の上限は超えない)】
③【カードリッジロード:装弾数3】=【任意の判断で発動可能。コンマ判定時に+15補正。次のコンマ判定は反動補正-10】
④【フルドライブ:オーバロード】=【任意の判断で装弾数2消費することで発動可能。次の判定時に+30補正。判定後に自己ダメージ発生、耐久数値-20】



〈経験値〉
戦闘技術 Lv2:残り【88】でLv上昇します
魔力放出 Lv2:残り【81】でLv上昇します
脳内物質操作:残り【49】で精度上昇します
鎮痛物質精製:【100】で精度上昇します

【午後 戦闘訓練 屋上】

男「…やった、か?」

男(上手く…目当てのものが精製された気がする。心なしか身体も軽い)

男(あとはこれをより精度を高めて実用まで持っていくだけだ…)


男「…今日はここまでにしておこう」


【午後 戦闘訓練終了】

残り経験値57は何処へ...そういう仕様なんかな...?

>>354
はい。規定値までいくと残りの経験値は一度リセットされます

【特殊イベント】【某所 生体ポット前】

 ゴポゴポ

???「……」

チンク「…妹」


ドゥーエ「容体はどうですか、チンク…」

チンク「! ドゥーエか。久しぶりに会ったな…」

チンク「先の戦闘での負傷のことならもう心配ないぞ? 完治した」

ドゥーエ「先日内臓された強化フレームと加工改良されてるあなたのISについてです」

チンク「……」
 


ドゥーエ「無茶をしますね。強化フレームの再装填でさえ危険だというのに…ISの改造まで」

チンク「後者はまだ戦闘では使えないそうだ。馴染ませるまで相当時間がかかるらしい」

チンク「フレームに関しては……──問題ない」

ドゥーエ「……」

チンク「せっかく治してもらったというのにまた壊すことになりそうだ…。皆には迷惑をかける」

ドゥーエ「チンク…」
 


ドゥーエ「何故、そのような無茶を? あなたはそんな無謀なことをするタイプでしたか?」

チンク「…ドゥーエこそそんなことを聞くタイプだったか? 今どんな仕事をドクターに頼まれているか知らないが、お前はもっと寡黙なクアットロに近いイメージだったんだが」

ドゥーエ「…」

チンク「…」


チンク「理由は…強いて言うならば──妹達の為、だろうな」

ドゥーエ「…?」

 
ドゥーエ「まだあなた以降のナンバーズは製造完了してないはずです」

チンク「だがそう遠くない内に生まれる。この中で」


ゴボ ゴポ


???「……」

ドゥーエ「この子の…、いやこの子達の為に?」

チンク「そうだ。もちろんドクターや姉達のためにも私は命を賭けるぞ?」

チンク「だがそれ以上に…今は妹達を守らねばという思いが強くなった」

ドゥーエ「…彼に負けたから、ですか?」

 
チンク「…」

チンク「個人的に彼を恨んでいる…というわけではない」

チンク「むしろ感謝さえしている。驕っていた私に欠けているものを気付かせてくれたからな」

ドゥーエ「…」


チンク「これから先の戦い。彼のような…──いや、それ以上の魔導師達と戦闘になるだろう。騎士ゼストとの駆動実験で勝った時、これなら妹達を守れるとさえ思った」

チンク「──だが私は負けた」


チンク「彼は文字通り命を懸けていた。街の住人や陸士たちの為に」

チンク「私は覚悟が甘かった…。だからこそ、この判断をしたんだ」

ドゥーエ「…」

チンク「──妹達のためなら命を懸ける。彼女達を守る為なら私はなんだってする」

チンク「そして確認しなくてはならない。彼と戦うことで…私の覚悟の強さを」

チンク「私の覚悟が本物だというなら、私は彼に勝てるはずなんだから」


ドゥーエ「チンク…」


【特殊イベント終了】【一日が終了します】

[好感度表]
(ニ乃のコミュが一時不可になります。大きな特殊イベント後に選択可能の予定です)

ギンガ:【191】 (先輩…あなたは私の大切な人です)
フェイト:【156】 (…変な空気にしてしまった。今度会えたら謝ろう…)
はやて:【116】(話してて気が楽になる人やったな。うちの子が気にいるのも納得や!)
陸士隊員s:【106】  (湿っぽいの苦手だからな! 退院したら派手に祝ってやろうぜ!)
レジアス中将:【81】  (ゼスト…俺は…)
ヴィータ:【75】 (なんか似た匂いがする…もしかして同郷か!?)
シグナム:【55】 (あれが噂の直談判の…面白そうなやつだったな)
ゲンヤ:【49】  (よくやってくれたよ…本当に。色んな情報が入ってきたな。忙しくなる)
ユーノ:【47】 (いつでも気軽に司書室の扉を叩いてほしい、力になるよ)
ヴァイス:【24】 (不思議な人だったな。また会いたいもんだ)


【コミュ不可】
ニ乃(ドゥーエ):【133】 (……きっと)
スカリエッティ:【82】 (君は君の想うがままに進むといい。私はそれだけで楽しいのだから!)
チンク:【36】 (何故…負けたのだ。これでは生まれてくる妹達を守れない…)
クアットロ:【01】 (次会ったら背中から刺しておきますよ、ドクター!)

【朝 病室】

男「…んんっ」

男(身体の節々が妙に痛い…)

男(少しリハビリを頑張りすぎただろうか…)

男「…だけど大切なことだ。頑張ろう」





【リハビリ結果:コンマ判定】【143】
↓1(進行具合)

【リハビリ施設 三日後】【リハビリ進行具合:137】

男「…っ、っ!」

医師「うん…朝のリハビリはその辺にしておいたほうがいいかな」

男「…先生」

ナース「大丈夫です! 陸士さんは人より治りが早いくらいですよ?」

医師「そういえば…似たような怪我をした子がいたね。同じ局員で」

医師「彼女も君と同じく精一杯頑張ってたよ」

男「…」
 

>>1に質問、リバビリって何回選べますか?

【フリーパート】
(>>392。戦闘訓練の項に追加されます。午前午後の選択で一回ずつが最大です)


男(自分と同じような…)

男(やはり高町さんのことだろうか…。ユーノさんやハラオウン執務官が気にしていたようだが)

男(そういえば高町さんはどのようなリハビリしてたんだろうか…)



【安価】 午前はどうする? ↓2
1.戦闘訓練(経験値↑ リハビリ↑)
2.コミュ(好感度↑ 知り合いキャラ安価指定)
3.散策(???)
4.その他(不可能なものは安価下)

【フリーパート】


男「…屋上に行こう」

男「何事も身体を動かさないと始まらない」

男(ニ乃さんの忠告も気になる…あれから連絡が取れない)



【安価】 午後はどうする? ↓2
1.戦闘訓練(経験値↑ リハビリ↑)
2.コミュ(好感度↑ 知り合いキャラ安価指定)
3.散策(???)
4.その他(不可能なものは安価下)


男「…今日は一日屋上で過ごそう」

男(なんだか108部隊にいた時を思い出すな)

男(ギンガや陸士さん達は元気だろうか…自分が抜けたのもあって最近忙しいらしい)




■午前、戦闘訓練
■午後、戦闘訓練
 

【午前 戦闘訓練 屋上】


男「…さあ始めよう」

男(今日は一日身体を使う予定だし…ストレッチはしっかりしておこう)




【安価コンマ】↓2
1.魔力発露の鍛錬(技能:魔力放出にコンマ判定で経験値)【88】
2.戦闘力上昇の鍛錬(技能:戦闘技術にコンマ判定で経験値)【81】
3.希少技能精度上昇の鍛錬(技能:希少技能にコンマ判定で経験値)【49】
4.鎮静物質精製精度上昇の訓練【100】
5.リハビリ(リハビリを進行させます)【143】

【リハビリ進行具合:65】


男「…んっ…んっ」

男(しっかり身体をほぐしたおかげか…それとも日頃のリビングの成果か。かなり調子がいい)

男(鎮静物資も無意識で働いて助けてくれたのだろうか…)


男「もうひと頑張りだっ…!」


【午前  戦闘訓練終了】【引き続き戦闘訓練】

【午後 戦闘訓練 屋上】

男「…」

男(身体の調子がいいのはいいが…お医者さん達には見られないようにしなくては)

男(前にナースさんに見つかって大目玉を食らったから。…ガジェットより強かったなぁ)

男「…ひっそり、でも確実に」



【安価コンマ】↓2
1.魔力発露の鍛錬(技能:魔力放出にコンマ判定で経験値)【88】
2.戦闘力上昇の鍛錬(技能:戦闘技術にコンマ判定で経験値)【81】
3.希少技能精度上昇の鍛錬(技能:希少技能にコンマ判定で経験値)【49】
4.鎮静物質精製精度上昇の訓練【100】
5.リハビリ(リハビリを進行させます)【65】

【リハビリ進行具合:49】

男「…っ」

 ダッ

男(走れる…っ。腰も痛まない!)

男(これならあと数週間か…一月で復帰出来そうだ!)

男(魔力の制御が錆び付いてないか少し心配だけど…身体が動くならどうとでもなる!)

男「…よし、このまま屋上一周して」

医師「……」
ナース「……」

男「…がっ!?」


【午後 戦闘訓練終了】【一日が終了します】
 

【朝 病室】

男「…ううっ」

男(昨日はこってり絞られた…。しかしお医者さんの予定より大分よくなってるらしい)

男(そろそろ完治も見えてきた。大事をとって完治してからも通院を勧められたけど)

お爺さん「ははっ、無理してはいかんよ? お医者さんも君の身体を心配してのことだから」

男「…はい」コク


男(もうすぐみんなともお別れが近い気がする…)


【リハビリ結果:コンマ判定】【49】
↓1(進行具合)

【リハビリ施設 三週間後】【リハビリ完了 耐久数値100】

男「…っ!」

男(虚空に向かって腕を突き出す。蹴りを突き出す。魔力を巡らせる)

男(どの行動にも支障はない。完治だっ!)

男「…よしっ!」

少年「おおっ…兄ちゃん。おめでとう…退院だな」

少女「あははっ、君が泣いちゃダメだよ?」

少年「な、泣いてねーよ!」


男「ありがとう、みんな」

少女「私たちは病気でまだ動けないけど、いつかまたお兄さんに会いに行くからね!」

お爺さん「ふふっ…」

男(またお見舞いにこよう…陸士のみんなと一緒に)

【フリーパート】【屋上】

 ヒュウ

男「…」

男(この屋上からの景色も…今日で見納めか)

男「…そういえば今日は満月だった」

男(ニ乃さんが言ってた日だ…。ニ乃さんと一緒に天体観測したかったが連絡は未だに取れない)

男「…心配だな」


【安価】 午前はどうする? ↓2
1.戦闘訓練(経験値↑)
2.コミュ(好感度↑ 知り合いキャラ安価指定)
3.散策(???)
4.その他(不可能なものは安価下)

【フリーパート】

男(午前はギンガが最後のお見舞いに来てくれるらしい)

男(仕事はどうやらゲンヤさんが気を遣ってくれたようだ…)

男(明日にでも退院だから、ようやく陸の仕事にも復帰できる)



【安価】 午後はどうする? ↓2
1.戦闘訓練(経験値↑)
2.コミュ(好感度↑ 知り合いキャラ安価指定)
3.散策(???)
4.その他(不可能なものは安価下)

屋上の天体観測イベントは午後のイベント終了次第に発生するので選択しなくても大丈夫です
安心してください

もう一度安価お願いしますね

【安価】 午後はどうする? ↓2
1.戦闘訓練(経験値↑)
2.コミュ(好感度↑ 知り合いキャラ安価指定)
3.散策(???)
4.その他(不可能なものは安価下)


男(そういえばゲンヤ三佐からも連絡が来ていた)

男(…人気のないところで話をしたいらしいが、何か重要なことだろうか?)

男(…今日はナカジマ家と別々の時間に会うことになる。少し妙な感じだ)


■午前、コミュ(ギンガ)
■午後、コミュ(ゲンヤ)
■特殊イベント
■大きな特殊イベント
 

【午前 コミュ(ギンガ)】【医療センター 中庭】


ギンガ「退院おめでとうございます、先輩っ!」

男「…ギンガ。ありがとう」

男(とてもいい笑顔で出迎えてくれた)

男(ギンガにはたぶん一番心配させてたから…この笑顔はとても嬉しい)

ギンガ「ふふっ、このタイミングで先輩が帰ってくるのは助かるって陸士の先輩達も言ってましたよ!」

男「…?」

ギンガ「まだ詳しく聞かされてないんですが…、なんでも近々物資護送のお仕事があるらしいです!」
 


ギンガ「


男「…? 物資の護送って、陸士が出張るほど重要なものが?」

ギンガ「はいっ。お父さんの話を聞く感じ…地方に重要管理物を送り届けるらしいです」

ギンガ「ホントは外で話しちゃいけないんですが…仲間の先輩にならオーケーのはずですから!」

男「…なにを護送するの?」

ギンガ「ええっとですね…、ちょっと耳をこっちに」

男「…?」


ギンガ「ロストロギアのジュエルシードって言われるものの護送です」
 


男「…ロストロギア? レリックもそうなんだよね?」

ギンガ「厳重封印されてるのであそこまで危険はないですよ? でもやはり慎重を期すべきらしいです」

ギンガ「なんでも匿名の方の情報が重要視されたようで」

男「…匿名?」

ギンガ「詳しくは知りません…本来は護送は少数精鋭だったらしいですが」

ギンガ「何故かうちの部隊にも仕事が回ってきたんです。お父さんも首を傾げてました」

男「…」
 


ギンガ「まあせっかくの退院の日ですし、仕事の話は置いて置きましょう!」

男「…そうだね」

男(少し気にかかるが…その日になれば分かることだろう)

ギンガ「その…いろいろお弁当作ってきました! 久しぶりに病院食以外を食べたいかなって」

ギンガ「よければ一緒に食べませんか?」

男「…ありがとう、ギンガ」

男(…一緒に食事をすることにした)


ギンガ「そういえば先輩はもう隊舎の部屋に戻って来るんですか?」

男「まだだよ。正確には明日が退院の日だから」

男「今日は最後の一日病室で寝てるよ」

ギンガ「そうですか…。じゃあ退院祝いのパーティは明日ですね!みんな張り切ってましたから!」

男「…」

男(そういえばギンガは今日の夜は暇なんだろうか)

男(夜の星を眺める予定だけど、一人だと少し寂しい。でもギンガも予定ってものがある)


【安価】↓2
1.夜の星の観察に誘う
2.忙しそうなので止めておく


男「──今日の夜、ギンガは暇?」

ギンガ「? 雑務があるので遅くはなりそうですね。暇ではないかな、と」

男「…そっか。実は夜に病院の屋上で星を眺めるつもりだったんだけど」

ギンガ「星…。二人きりで、ですか?」

男「…? うん」

ギンガ「い、行きますっ!」

男「…うん?」

ギンガ「ちょっと遅くなるかもですが、必ず迎えに行きます! 先に待っててください!」


男「…無理しなくても大丈夫だよ? 明日も仕事があるだろうし」

ギンガ「うっ! そ、それでもやっぱり一緒にいたいです…」

ギンガ「最近ゴタゴタして先輩と二人で話す機会…なかったですから」

男「──」

ギンガ「時間は深夜ですね…? ふふっ、お父さんには内緒ですよ?」

男「…わかった。内緒だ」


男(ギンガからとても強い信頼を感じる。頼れる先輩に少しでもなれたようだ)


【午前 コミュ(ギンガ) 終了】

【午後 コミュ(ゲンヤ)】【屋上】


ゲンヤ「怪我、よくなったみたいだな?」

男「はい、おかげさまで」

ゲンヤ「ははっ。それはよかった。明日からまた忙しくなるぜ?」

男(…少し三佐が浮かない顔をしている)

男(言いづらそうな…何かこちらに気を遣っているかのような)

男「…何かあったんですか?」

ゲンヤ「……」


ゲンヤ「お前さん…確かレジアス中将に認められて入局したんだっけ? 拾ってもらったと聞くが」

男「…」コク

ゲンヤ「そうか…、その際に何かしら条件やらなんやら突きつけられりしたか?」

ゲンヤ「陸には絶対に所属してもらう、とか。海の魔導師には従うな、とか」

ゲンヤ「…この前のナンバーズの事件。あれに関して何かボヤいてなかったか?」

男「…」

男(どういうことだろうか…。自分が──というより何故か中将に対して疑惑の目を持ってるようだ)


【安価】どうする?↓2
1.中将について詳しく聞く
2.中将の名誉のため沈黙する
 


男「──詳しいことを聞いてもいいですか?」

ゲンヤ「お前さんには辛いことかもしれんぞ? 中将に対して好意的なお前さんには」

男「あの事件の後、中将は退役を勧めてきました。あれは自分を想ってのことだと信じてます」

男「…自分が退役したら陸の戦力が減るのに。中将はたぶん責任を感じてたんだと思います」

ゲンヤ「信じてるからこそ知りたいってやつか…。わかった」

ゲンヤ「結論から言えばレジアス中将と例の戦闘機人ナンバーズに関連性があるのではないか?という噂が本局で流れてる。今までも似たような噂はあったが今回はさらに強いな」

男「…!?」
 



ゲンヤ「お前さんが伝えてくれた戦闘機人の情報のおかげとも言える」

ゲンヤ「中将は昔、戦闘機人の量産計画を強く推してた頃があってな。当然倫理の面で周囲から反対されて却下されたんだが…その際最高評議会は中将に協力的面があったんだ」

男「…最高評議会?」

ゲンヤ「現体制のトップの方達だ。まああれこれ全てを決定できるほどの権限はないが強い権力は未だに保持している。レジアス中将は戦闘機人だけでなく質量兵器による防衛も強く推していた」

ゲンヤ「この頃かな…本局で中将の身元から黒い噂が流れ始めたのは」

ゲンヤ「だがある事件からぱったり戦闘機人関連の声は中将から聞かなくなった」


男「…ある事件?」

ゲンヤ「首都防衛隊の騎士であり、中将の友人だった方が戦闘機人の事件に巻き込まれて行方不明」

ゲンヤ「どっかのバカが秘密裏に進めていたらしい…首謀者は今も捕まっちゃいない」

男「…それが」

ゲンヤ「レジアス中将はこの件に対して圧力をかけていたとされてる」

ゲンヤ「そして今回のナンバーズの出現だ。俺の回りの人間はこういう見解を見られては『数年前から秘密裏に中将が行っていた戦闘機人計画がまさに今回の件で露呈したのでは?』という見解だ」

男「…そんな、ことは」

ゲンヤ「あくまで噂だ。根拠なんてありゃしない。──だがそういう疑いが本局では強まってる」


男「…」

ゲンヤ「すまんな…お前さんを追い詰めてる為に言ったわけでも中将を中傷するために言ったわけでもないんだ…。ただ手がかりが知りたかった、あの事件について」

男「…なにか、あったんですか?」

ゲンヤ「……」

ゲンヤ「俺の妻が…、ギンガたちの母親が亡くなった事件でもあるからだ」

男「…!」

男(ギンガが教えてくれた事件…中将やゲンヤさんも関わっているのか)

ゲンヤ「…身体、気をつけろよ? みんな待ってるからな」

男「…はい」


【午後 コミュ(ゲンヤ) 終了】

【特殊イベント】【深夜 病室】

男「…」

男(仮眠を取ろうとおもったが…この時間まで結局寝付けなかった)

男(中将のこと…ゲンヤさんのこと…ナンバーズ…)

男(自分は知らないことばかりだ…)

男(いつか中将と話し合った方がいいかもしれない…)

男(例え真実を知れなくても、彼の苦悩を少しでも分かち合うために)


男「…そろそろ屋上で、ギンガを待とう」

【医療センター 屋上】

 ビュウー

男「…っ」

男(少し夜風が冷たい…)

男(見上げてみると星が輝いている…。雲ひとつなく見通しがいい)

 ピピッ ピピ

ギンガ『あっ、先輩! もしかしてもう屋上にいますか!?』

男「…うん。ギンガはやっぱり遅くなる?」

ギンガ『す、すいません! 今から行っても10分ほど掛かりそうで…! まだ隊舎で雑務なんですっ!』

男「…別に無理に今日でなくてもいいんだよ?」



ギンガ『いえっ! こんな日は滅多にないというか…せっかく待ち合わせして、そのデートっぽいからというか…。ごにょごにょ…! でも私遅刻しちゃってるっ!』

男(是が非でも来そうな勢いを電話の向こうで感じる)

ギンガ『とにかく! 絶対行きますから少し待っててくださいね?』

男「…ああ、もちろん。待ってるよギンガ」

男(どうせ寝付けない身体だ。夜風も気持ちいいしこのまま屋上に…)


 ガガッ ギッー


ギンガ『…──は、…雑、■あ、……の、で。す…ぎ…』


男「…え?」

ギンガ『先…■、が… 調、…──悪…!』

 ブツン

男「……」

男(…電波が悪かったのか。途中で強いノイズが。それも通信を遮断するほど)

男(だがここは屋外だ。隊舎からの電波も非常時に備えて悪くないはず)

男「…強い妨害電波が、この病院か隊舎で発生した?」

男(嫌な予感がする…これではまるであの時と同じ)
 


男「…」

 ふと夜空を見上げてみた。そこには変哲もない夜の空。
 ニ乃さんが勧めてくるのも納得なくらい見晴らしのいい景色だ。

男「──……」

 こんな見晴らしのいい場所で何かを見落とすなどありえない。
 空から滑空してくるものを見逃すなど。
 
 だがとてもなく嫌な予感が、音が自分の耳に届いた。
 
男「…機械の音がする」

 本能的にさらに目を凝らし夜空を見た。
 視点を変え、魔力を巡らせ全神経を尖らせた。
 


男「…ぁ」

 機械の鉄屑達が。かつて自分の手で屠った記憶のある機体が。
 ──ガジェット達が、空を覆わんばかりの大群で【出現】した。

 今まで空の色に塗り潰されて景色に溶け込んでたかのように。医療センター真上に数十機確認出来た。

男「…」

ガジェットⅠ型改「──」

ガジェットⅡ型改「──」

 この医療センターには、数百人の重症患者が入院している。

男「…っ」ギリッ


【特殊イベント 終了】

【大きな特殊イベント】【合間 某所】

トーレ「相変わらず無駄に精巧だな。見事に景色に溶け込んでたぞ?」

クアットロ「それが取り柄ですからね! IS、【幻惑の銀幕】。首都の方達に気付かれずに接近するにはこれしかありませんし、とりあえず病院内の通信やら電気にも干渉して落としておきました」

クアットロ「外部からの景色も弄っときましたけど、局がよほど無能でなければ10分もすれば異常に気付いて駆けつけるでしょうね」

トーレ「チンクはどうした? ガジェットと一緒に行ったのか?」

クアットロ「手を出すな…とのことですよ?」

トーレ「ふん、そうか」
 


クアットロ「まあ病院だし予備電源の一つや二つあるでしょう。電気を破損させたくらいじゃ死人はあんまり出ないと思いますが…。どのみち大半死ぬので関係ないか」

トーレ「やはり気が進まん…。こんな計画、我々にはなんの意味もないからな」

クアットロ「そう言わずに! トーレお姉様も興味あるから付いてきたのでしょう?」

トーレ「…チンクはどうなるかな」

クアットロ「…さあ?」
 


クアットロ「相討ちか…それともまたチンクちゃんが負けるのか? それとも勝つのか」

クアットロ「──どのみちあの陸士は私が殺しますから、問題ありませんよ」

クアットロ「ドゥーエ姉様を惑わしてる不穏分子ですからねぇ…」

クアットロ「万一でここで彼が死ななくても、地獄はまだ用意してますからね」

トーレ「趣味が悪いな…お前」

【大きな特殊イベント】【合間 某所】
 


今日はここまでになります。
見てくださってありがどうございます。
次回は明日…明後日のどちらか19:00の予定です

次回は残る判断をした場合、主人公の先制攻撃のコンマ判定が入る予定です
これでガジェットは大きく減らせる…かもしれません
>>1の腕的に複数戦は厳しいので、少し変わった形式になるかもしれません

【大きな特殊イベント】【医療センター 屋上】


男「…なんで、こんなところにっ!」

男(明らかにおかしい。ガジェットがこの病院を狙う理由など一つもないはずだ)

 ここにはレリックなどない。駆動実験だとしても中央まで攻め込んでまですることだろうか?
 だが事実としてガジェットは目前まで迫っている。

 こんな大群を首都防衛隊が見逃すわけがない。
 外部から視えなくなるような…隠蔽工作を行われてる可能性が高い。

男「現状を把握出来てるのは自分一人…?」

 だからこそ自分は判断しなくてはならない。
 己がどう動くべきか。



【重要な安価】多数決 ↓5まで
1.自分がこの場所を、みんなを守る(戦闘へ)
2.ここから離脱し、窮地を知らせる(被害、死亡コンマ判定。戦闘なし)


男「──自分がこの場所を、みんなを守る」

 ここには大切な人達がいる。
 守るべき人達が──幸せになるべき人達が。

 引けば失う。全て。

男(…だから怖くても戦うんだっ)

 震える膝を拳で打ち付け、震えるを止める。
 眼前に広がる鉄屑達を見据え、デバイスを起動させる。

 槍型デバイス無銘の鋒を夜空へ構え、魔力をその先端に収束させる。

男「──」

 ガジェットに対して隠蔽工作を施せていても自分の砲撃には不可能なはず。
 この砲撃を連射しそれを外の局員たちに目撃させれば救助は早まる。

男「…っ!」

 覚悟を込め、引き金を弾いた。
 

 【コンマ判定】先制砲撃連射判定 ↓1

00~20 ガジェット残機【13】
21~40 ガジェット残機【11】
41~60 ガジェット残機【9】
61~80 ガジェット残機【7】
81~99 ガジェット残機【5】

 先制砲撃判定:【82】
 判定結果:【ガジェット残機数:5機】

男「…っ!──!」

ガジェットⅠ型改「──ッ、ガ」

ガジェットⅡ型改「──、■!」

 空が、炎に包まれる。
 放たれた砲撃の塊は無差別にガジェットを焼き払い、壊した。
 距離がまだ大分開いていたこと。ガジェット側がこちらに認識されていると気付いていなかったこと。
 この結果はその要因が大きいだろう。

男「…ありがとう、二乃さん」

 もし自分がこの場にいなければ、不時着したガジェットの群れとこの病院でやり合うことになっていた。

男「…残りは、数機っ!!」
 

【戦闘開始】

(病院での戦闘について)
病院の耐久数値【70】
2の倍数ターンの終わりに
敵(残機1機につき+5補正)と主人公(補正なし)で被害コンマ判定を行う。

①主人公の判定勝利:病院の耐久数値は変化しない。
②主人公の判定敗北:その差分だけ病院の耐久数値は引かれる。
病院の耐久数値が0になり、主人公の判定が敗北した場合【死亡判定】をコンマで行う。

(8ターン目のコンマ判定終了時に増援判定が発生。安価の結果によりギンガ出現の可能性が高くなってます)
 

【戦闘開始】

男:耐久数値【100】


ガジェットドローンⅠ型改×3:耐久数値【20】
ガジェットドローンⅡ型改×2:耐久数値【35】


チンク【120】(強化フレーム破損時に耐久数値-50】
【戦闘技術(S)=【近接戦闘:判定時コンマ補正+45】
      =【回避:判定時コンマ偶数なら成功。奇数なら失敗】
      =【ハードシェル(防護)=判定時コンマ補正+30】
【IS:ランブルデトネイター】=【絨毯爆撃:判定時に補正+40】

【IS:オーバーデトネイション】=【任意の判断で一度だけ使用可能。次の絨毯爆撃判定時にコンマ補正+15】
【強化フレーム(右腕武装)】=【任意の判断で使用可能。近接戦闘判定時にコンマ補正+10。判定敗北後使用不可】
【???】=【???】使用不可

【クアットロ】=【???】
【トーレ】=【???】


男「──!」

 雄叫びを上げながら地面を蹴り空中へ躍り出る。
 落ちてくる破損したガジェットの残骸を無視しながら突貫する。

ガジェットⅠ型改「──」

男「…!」

 前に見たガジェットと形態が違う。
 前のほど装甲は固くなさそうだが機動力は高そうだ。
 
ガジェットⅡ型改「──!!!」

 銃口がようやくこちらを向いた。
 まだ近接を仕掛けるには距離が遠いっ。

【敵の行動】
①ガジェットⅠ型改 【6連装ミサイルランチャー。+15】
②ガジェットⅡ型改 【射撃攻撃。+10】

【安価】↓2 (現在1ターン目
1.戦闘技術(【回避】一つ行動選択可能)
2.魔法の使用(【砲撃魔法(全体)+15】【障壁魔法+30】【拘束魔法】一つ行動選択可能)
3.技能の任意使用(【カードリッジ】【オーバーロード】複数選択可能)
 


男(…収束させるっ!)

 再び砲撃魔法の為の魔力を再装填させる。
 ガシャン、と。ガジェットたちの銃器からも嫌な音が聞こえる。

 どちらが相手を撃ち貫くのが早いか。

男「──」

ガジェットⅡ型改「──」


【コンマ判定】
↓1男の判定(+15。全体)
↓2ガジェットⅠの判定(+15)
↓3ガジェットⅡの判定(+10)
 


 男の判定:【32】+【15】=【47】
 ガジェットⅠ型の判定:【68】+【15】=【83】
 ガジェットⅡ型の判定:【53】+【10】=【63】

 総合判定:【83】-【47】=【35】 【63】-【47】=16】 【男の耐久数値:49】


男「ごはっ…!?」

 砲撃起動前にガジェットの掃射がこちらを貫いた。
 防護服越しに凄まじい衝撃が発生した。
 胸元の骨に凄まじい違和感が…。

_男(でもまだ終われないっ…! 接敵っ!)



【敵の行動】
①ガジェットⅠ型改 【射撃攻撃+5】
②ガジェットⅡ型改 【防御行動+10】

【安価】↓2 (現在2ターン目
1.戦闘技術(【近接攻撃 Ⅰ型へ)】【回避】一つ行動選択可能)
2.魔法の使用(【砲撃魔法(全体)+15】【障壁魔法+30】【拘束魔法】一つ行動選択可能)
3.技能の任意使用(【カードリッジ】【オーバーロード】【鎮痛物質】複数選択可能)


男「っ…!」

ガジェットⅠ型改「──!!」

 この機体達…前回と違うところがある。
 何らかの改造で妙な兵器を搭載している。その威力は測り知れない。

 だが装甲自体に変化はない。常に近接から攻撃を仕掛ければっ。



【コンマ判定】
↓1男の判定(+35)
↓2ガジェットⅠの判定(+5)

 男の判定:【87】+【35】=【123】
 ガジェットⅠ型の判定:【09】+【5】=【14】
 総合判定:【123】-【14】=【119】 【ガジェットⅠ型改1機無力化】
 【男の耐久数値:49】


男「…お──らあっ!」

ガジェットⅠ型改「ガギ……」

 槍の一撃でガジェットの発射口ごと機体を貫いた。
 あと残りは四機っ!

男「…っ! しまったガジェットが!」

 眼前にいない残りガジェットが病院へ射撃を開始した。



【病院被害判定】【病院耐久数値:70】
↓1男の抵抗値判定
↓ガジェットの攻撃判定(四機+20補正)

 男の判定:【01】
 ガジェットの判定:【68】+【20】=【88】
 総合判定:【88】-【01】=【87】 【病院の耐久数値:0】【2ターン後終了時より判定敗北後死亡判定】


男「やめろっ!!」

ガジェットⅠ型改「──」

ガジェットⅡ型改「──」

 最悪の射撃が病院に届いた。
 病院にはテロ対策の一つとして防護用の障壁が張っていた。
 だが今の一撃でそれは剥がされたてしまった。
 次攻撃を受けたら──。

男「──つぶす!」

ガジェットⅠ型改「──!」



【敵の行動】
①ガジェットⅠ型改2 【防御行動+5】
②ガジェットⅡ型改 【射撃行動+10】

【安価】↓2 (現在3ターン目
1.戦闘技術(【近接攻撃+35Ⅱ型へ)】【回避】一つ行動選択可能)
2.魔法の使用(【砲撃魔法(全体)+15】【障壁魔法+30】【拘束魔法】一つ行動選択可能)
3.技能の任意使用(【カードリッジ】【オーバーロード】【鎮痛物質】複数選択可能)


男「これ以上っ…!」

 ガキッ。
 無銘のカードリッジ機構が作動した。
 膨大な魔力の塊が己を満たす。

男「やらせるかぁ!」


【安価】↓2 (現在3ターン目
1.戦闘技術(【近接攻撃+35Ⅱ型へ)】一つ行動選択可能)
2.魔法の使用(【砲撃魔法(全体)+15】【障壁魔法+30】一つ行動選択可能)
3.技能の任意使用(【オーバーロード】【鎮痛物質】複数選択可能)


男「……っ!」

男(──消えろっ!)

 蓄積された魔力の奔流を砲撃へ乗せる。
 対象は目前全てのガジェット共。

ガジェットⅠ型改「──」

ガジェットⅡ型改「──」


【コンマ判定】
↓1男の判定(+15+15。全体)
↓2ガジェットⅠの判定(+5 防護)
↓3ガジェットⅡの判定(+10)
 

全体ゾロ目なので
戦闘行動に写っていない残りガジェットにも超過ダメージ判定を行います

 男の判定:【88】+【ゾロボーナス88】+【30】=【206】
 ガジェットⅠ型の判定:【62】+【5】=【67】
 ガジェットⅡ型の判定:【40】+【10】=【50】
 総合判定:【眼前のガジェットの全機無力化成功】【2ターン後終了時より判定敗北後死亡判定】


男「──っ、■…っ!」

 魔力を内側から押すイメージで。
 ミシリ、と胸の骨が肉を刺す感覚を覚え、血反吐を一つ吐いた。
 だがそんなもの関係ない。

 ──ここで自分が倒れたら、誰があの人達を護るのだ。

男「あっ、がああっ!!」

ガジェットⅠ型「──ギ!」

ガジェットⅡ型改「──ジジッ」

 吐き出された魔力の奔流は後列のガジェット達へも行き届いた。


【ボーナス 超過ダメージコンマ判定】
↓1 男の判定(残りガジェットへの全体超過ダメージ)

 男の判定:【69】
 ガジェットⅠ型3の判定:【0】
 ガジェットⅡ型2の判定:【0】

 総合判定:【ガジェット全機無力化成功】【2ターン後終了時より判定敗北後死亡判定】
 【ガジェット全機全滅により病院への被害判定がなくなります】


男「──」

 砲撃をそのまま照射するように流し続け、そのまま夜空を切り裂くように光が袈裟斬りに走った。
 かつてない膨大な魔力を消費する感覚に眩暈を覚えた。

 ──だが、ガジェットは。


男「もう…一機も動けない」


 

【某所】

クアットロ「ガジェット全機沈黙確認…」

トーレ「……!」

トーレ「早かったな。病院の連中はどうなった? 例の陸士は?」

クアットロ「……」

トーレ「……?」


クアットロ「一人も…死んでないっ!」ガン


トーレ「…驚いたな。いや待て、それはあり得ないだろ?」

トーレ「やられたにしても早すぎる。それに投下後のガジェットを被害無しで止められるとは…」

クアットロ「投下直後…。病院の屋上から先手を撃たれました」

トーレ「……」

クアットロ「ガジェットおよそ25機体はそこで潰された。これは──」

トーレ「お前の隠蔽は完璧だった。なら答えは──情報が漏れていた、としか思えん」


クアットロ(ドゥーエお姉様…)

【医療センター 屋上】

男「がっ…は」

 再び病院の屋上に降り立った。
 ポタポタと口の端から血がこぼれ落ちる。
 もしかしたら折れた骨が肉を貫いているかもしれない。魔力で補強しているが早く治療すべきだ。

男「でも…よかった。ホントに」

 護れたのだ。病院の人達を。
 ほんのわずかなミスで病院の人達を失うところだった。──残された心残りは。


男「──ナンバーズ」

チンク「…私に、気づいていたのか?」
 


男「なんとなく…いると思った」

チンク「……」

 前回と違いローブを広げていた。月明かりもあり前回よりはっきり見える。
 銀の髪を持つ幼い少女。その目には眼帯が一つ付けられていた。
 奪われたと言っていたのはその目のことだろう。

男「なんで…こんなことを」

チンク「幾ら私が言い訳したところで。もう取り返しがつかないんだよ」
 
チンク「…言葉はもういらない。私はもはや証明するしかないのだ」


男「取り返しは…つく! まだ誰も死んじゃいない!」

チンク「──もう死んでるようなものだ。私が殺した」

男「! なに、を」

 物悲しそうな、憂いを帯びた表情で見つめてくる。
 前回戦った時から感じるものがあった。
 錯覚かもしれないが。彼女はこちらを気遣っている、かのような。

チンク「…もう時間もない。あと数分もしないうちに局員が来るだろう」

チンク「打ちあえても数合が限界か…。これでは決着が着かないか」

男「……」

チンク「だがそれで十分だ、それで。──やろうか」

男(やるしかない…のか!)


男の耐久数値:【49】


チンク【120】(強化フレーム破損時に耐久数値-50)(3ターンで撤退)
【戦闘技術(S)=【近接戦闘:判定時コンマ補正+45】
      =【回避:判定時コンマ偶数なら成功。奇数なら失敗】
      =【ハードシェル(防護)=判定時コンマ補正+30】
【IS:ランブルデトネイター】=【絨毯爆撃:判定時に補正+40】

【IS:オーバーデトネイション】=【任意の判断で一度だけ使用可能。次の絨毯爆撃判定時にコンマ補正+15】
【強化フレーム(右腕武装)】=【任意の判断で使用可能。近接戦闘判定時にコンマ補正+10。判定敗北後使用不可】
【???】=【???】使用不可

【クアットロ】:【???】
【トーレ】:【???】


チンク「…あの日からどれだけお前は変わった?」

男「…!?」

 右の裾口から彼女の右手が見えた。
 いやあれは手というより、──機械の装甲。

チンク「私は少し変わったよ…」

男(来るっ…! 補足しきれない彼女の動きがっ!)

 トン、とナンバーズが地面を弾く音が聞こえた。



【敵の行動】
①チンク【強化フレーム発動+10】【近接戦闘+45】


【安価】↓2 (現在1ターン目
1.戦闘技術(【近接戦闘+35】【回避】一つ行動選択可能)
2.魔法の使用(【砲撃魔法(全体)+15】【障壁魔法+30】【拘束魔法】一つ行動選択可能)
3.技能の任意使用(【カードリッジ】【オーバーロード】【鎮痛物質】複数選択可能)

こ、これは最安価でいいですかね?

では最安価になります

【安価】↓2 (現在1ターン目
1.戦闘技術(【近接戦闘+35】【回避】一つ行動選択可能)
2.魔法の使用(【砲撃魔法(全体)+15】【障壁魔法+30】【拘束魔法】一つ行動選択可能)
3.技能の任意使用(【カードリッジ】【オーバーロード】【鎮痛物質】複数選択可能)

それと一つ質問
鎮痛物質も1ターン使うの?それともカートリッジとかと同じ感じ?

鎮痛って1回目成功したら2回目失敗しても食いしばり発動するっけ?

>>845
はい。カードリッジなどと同じ扱いです
鎮痛判定後に行動選択が再び出来ます

>>851
二回目以降は例外なく残存は発動しません


男「…っ!」

チンク(動いた…)

 動きは前回と同じ懐に潜り込む構え。
 彼女の動きは前に一度見ている。それでどこまで自分の動きが追随できるか。

男「──!」

チンク「……ふっ!」

 無銘の槍と彼女のフレームが交錯する。



【コンマ判定】
↓1男の判定(+35)
↓2チンクの判定(+50)

 男の判定:【98】+【35】=【133】
 チンクの判定:【100】+【ボーナス100】+【50】=【250】
 総合判定:【男の耐久数値:0】【戦闘続行不可能】



チンク「……」

男「あっ…がっ」

 胸がやけに熱い…。──この感覚は前にも味わった。
 何かで肉を大きく貫かれる感覚。

チンク「…よく反応出来たな。急所はずれた」

男「ごぼっ…!」

 意識が大きく揺れた。身体から何か抜けていく…。

チンク「安心しろ。お前の守った人達には手出ししない。目的は達成した」

 


男(…希少、を)

 彼女が何か言ってた気がするが聞こえなかった。

 ガクガクと指先から身体までの全てが震える。
 脳内物質を精製しようとするが…上手く働かない。──痛い。

チンク「……」

男「がっ…げ。こんな…とこ、で」

 視界が歪む。最後の一欠片の力でチンクな足を掴む。
 行かせるわけにはいかない。これ以上…被害を。

チンク「──わたしは、お前を」

 彼女の動きが、停止した。
 


男「……──」

男(終わっちいけない…。こんなところで…)

男(護ると決めただろ…。自分は)

男(──この身体が壊れても…護ると)



【コンマ判定】
↓1 (偶数なら技能獲得。奇数なら増援判定)

【技能獲得】

【中枢神経麻痺(痛覚)】=【耐久数値0になった時自動で発動。1ターン行動猶予発生。次の判定後、相手の耐久数値が1以上の場合敗北する】

ゾロ目ボーナス【希少技能。強化。最大解放。これ以上強化不能】
【脳内物質操作】=【耐久数値65以下時に任意の判断で発動可能。判定時コンマ偶数なら希少補正×3。奇数なら行動不能。行動不能時にダメージを受けても必ず現在の耐久数値から1割残存確定】

 男の判定:【98】+【35】=【133】
 チンクの判定:【100】+【ボーナス100】+【50】=【250】
 総合判定:【男の耐久数値:0】【戦闘続行不可能】
 【中枢神経麻痺(痛覚):発動】【行動猶予発生】


男「──っ」

男(たぶん…自分ではこの子に勝てない)

男(肌でわかる。以前と彼女とは何もかもが違う)

男(だけど自分は…)

男「があっ、ああああ!!!」

チンク「なっ!?」


 


男(例え勝てなくても…一秒で長くこの子を食い止める)

男(それが今の自分に出来ること…)

男(きっと彼らが来てくれる…!)

男(みんなを守るために)

男(俺は一人なんかじゃない)


チンク「…っ、おおっ!」


【敵の行動】
①チンク【IS:オーバーデトネイション+40】

【安価】↓2 (現在2ターン目
1.戦闘技術(【近接戦闘+35】一つ行動選択可能)
2.魔法の使用(【砲撃魔法(全体)+15】【障壁魔法+30】一つ行動選択可能)
3.技能の任意使用(【カードリッジ】【オーバーロード】複数選択可能)

3 【オーバーロード】【希少技能】

あ、すいません。
希少入れるの忘れてました。
安価は>>967ですね


 残り装弾数を全て乗せる。

チンク「終われっ!」

 ビキッ、と無銘のコアが音を立ててヒビが入る、
 
チンク「終われぇ!」

 【full drive】

チンク「もうこれで──!」

 最後の一撃を放つだけ。


【安価】↓2 (現在2ターン目 (偶数なら×3。奇数行動停止
1.戦闘技術(【近接戦闘+35】一つ行動選択可能)
2.魔法の使用(【砲撃魔法(全体)+15】【障壁魔法+30】一つ行動選択可能)
3.技能の任意使用(【カードリッジ】【オーバーロード】複数選択可能)

次スレになります
【安価コンマ】男「時空管理局に入局して魔導師になろう4」【リリカル】
【安価コンマ】男「時空管理局に入局して魔導師になろう4」【リリカル】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1474204671/)

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