暗い部屋。
そこは石の壁が四方を覆っており、その空間にいるものを息苦しく思わせる。
巫女「女神様、現れください」
その空間に、凛とした鈴のような声が響いた。
直後、学校の机程の大きさをした台の上に、赤い焔が灯った。
焔はごうごうと盛りを上げて燃え上がり、人一人覆えるかといった大きさまで膨らむと、静かに弾けた。
女神「――ワレを呼ぶは、そちか?」
力強く透き通るような絹声。
弾けた焔の中から、一人の女性の姿が現れた。
巫女はその姿を認めると、
巫女「はい……」
緊張した面持ちでそう言った。
女神「そう畏まらんでも良い。……久しぶりの客人だ、話ぐらいは聞こう」
女神は台の上に腰掛け、悠然と巫女を見下ろす。
巫女「……叶えてほしい願いがあります」
女神「そうだろうな。ワレの前に巫女が現れるということは、そう言うことだ」
女神「どれ、そちの顔を見てみるかね」
パチンと小気味良い音が、狭い空間の中、響いた。
女神が指を鳴らしたのだ。
そうすると、部屋の四隅に火が灯った。
そして、火によって明かされる女神の容貌。
巫女「――――」
巫女は言葉を失った。
女神がこの世のものとは思えないほど綺麗だったのだ。
宝石のような黒い髪。透き通った白い肌。人形を思わせる整った顔立ち。
言葉にできないとはこのことか。
思わず、見とれていると――
女神「ふむ、顔は及第点だな」
女神は、そう呟いた。
女神「どれ、そちの願いを言ってみるといい」
巫女「はい?」
女神「そちの願いを叶えてやると言ったんだ」
こんなに簡単に女神が願いを聞いてくれるとは、思ってもみなかった巫女は、驚き、けれどもすぐに気を取りなおすと、女神に向かって、
巫女「村の稲を食らう虫を、全て駆除していただきたいのです」
村のみんなの願いを口にした。
女神「そんなことか……。良いぞ、引き受けた」
巫女「本当ですか!?」
女神「本当だから、そんなに身を乗り出すな、はしたない」
女神「……だが、その無垢さも良い……ますます気に入った」
さて、
女神「ワレに願いを叶えてもらうには、対価がいる」
女神「そのことは、知っておろう?」
巫女「はい……」
巫女は気を引き締めると、次いで地面に正座した。
そして、手を地面についた。
巫女「女神様――」
言いながら、頭を地面におろした。
巫女「私の体を捧げます」
土下座をさらした巫女を見て、嗜虐心が刺激された女神は、口角をつりあげた。
女神「では、いただくとしよう」
舌舐めずりを一つ。視界に映すのは、自身に献上された巫女一人。
女神「顔を上げろ」
巫女「はい」
言われ、顔を上げる巫女。
巫女「ええぇっっ!!!」
次の瞬間には、すっとんきょうな声を上げた。
女神「五月蝿いぞ。大声を出すな。響くんだよ!」
巫女「でも、でも……なんで、裸になってるんですか」
巫女が頓狂な声をあげたのは、いきなり女神が一糸纏わぬ裸になっていたからだった。
女神「なんでって……そりゃするからだろ」
巫女「えっ……えっ……!?」
女神「そちが自分で言ったのではないか、体を――操を捧げると」
巫女「そういう……?! 私は命を捧げるという意味で」
女神「要らんわ! 命など何に使うんだ。死神にでも食わせとけ」
女神は溜め息をついた。
まさか、その毛のないやつを献上されたのかと。
その毛のないやつを調教するのも好きだが、今回はそういう気分じゃなかった。
巫女「あ、あの……」
女神「なに……――なにっ!?」
巫女「そういうことするのなら、服を脱いだ方が良いですよね……?」
今度は驚くのは女神のほうだった。
巫女は、かけ襟をはだけさせ、二つの乳房を露出させていた。
女神「いやいや、巫女服は着たままでいろ」
女神「しかしなかなかにどうして……ひょっとして、そちはその手の口か」
巫女「……手? ……口?」
女神「女好きの売女かと聞いている」
巫女「そ、そんなわけないじゃないですか!」
巫女は顔を赤くして、否定した。
女神「じゃあなんで……」
巫女「こうしないと、願いを聞いてもらえないと思ったから……」
巫女「害虫がいなくならないと、村のみんなが困る……」
その答えを聞いて、女神は深く感動した。
なんと綺麗な自己犠牲の精神か。
女神「ほう……ということは、願いを聞いてもらうためなら、なんでもするんだな?」
巫女「はい、私にできることならなんでも」
女神は、巫女に向かってにこりと笑いかけた。
女神は巫女の精神性に深く感動したが、
女神「じゃあ――」
捧げられたものは、捧げられたものだ。
女神「ワレの足を舐めろ」
女神は、未だ正座している巫女の顔の前に、足をつきだした。
巫女「え――?」
言われたことがうまく飲み込めず、固まる巫女。
女神「足に、舌を這わすんだ」
女神はだんだんと足の裏を近づける。
やっと言葉の意味を理解した巫女は、おそるおそる舌先を付きだし、親指の付け根を舐めた。
女神「――――あはっ」
ゾクゾクとした刺激が背筋をかける。
巫女「ん……ちゅ――レロ」
たどたどしく舌を這わす巫女。
そのさまを、微笑ましく思った女神は、
女神「んふふ♪」
巫女「んっ!?」
心底愉快そうに、巫女に足を押し付けた。
巫女は驚いたものの、それでも懸命に足を舐めあげる。
巫女「はぁ……れろぉ、むふぅ」
息苦しくも、女神に満足してもらおうと、一生懸命に奉仕する。
女神は、足に感じるこそばゆさに満足しながら、加虐に濁った目で見下ろしている。
女神「次は、指をしゃぶって」
巫女「っふぅ……はい――」
巫女は言われた通りに、親指を口に含んだ。
しゃぶったそれを、丁寧に舐め上げる。
甘噛みし、爪と肉との間をチロチロと舐める。
上目遣いで女神の事を見て、彼女が満足そうに笑っているのを認めると、自分のやっていることに間違いは無かったと嬉しくなった。
女神「じゃあ、それを全部の指にやってもらいましょうか」
巫女「ふぁい」
巫女はただただ順応に頷いた。
全ての指を舐め終わり――
女神「じゃあ、次はここを舐めてもらおうかの」
女神は改めて、台の上に座ると、女性器が見えるように、自分の足を開いた。
巫女「はい……」
巫女は、半ば火に集まる羽虫のように、ふらふらとした足取りで、女神の足と足との間に収まった。
毛の一切生えてない恥丘を前にして、巫女は戸惑っている素振りを見せたが、ついには意を決したのか、女神の蜜壺に唇で触れた。
巫女は大陰唇をついばんだり、吸い付いたりして、一生懸命に奉仕する。
女神「あっ、よいぞ……んふっ……」
女神の甘い声を聞き、嬉しくなった巫女はより一層愛撫を激しくした。
そうしていくと、次第に花が綻んだ。
メスの匂いが強くなる。
溢れでる蜜も、増えた。
女神のメスの蜜で顔を汚しながら、びらびらしている小陰唇を唇ではむ。
その度に、
女神「あっ、ん……きもち……くふぅ――ひうっ!」
女神は見てるこちらが気持ち良くなるくらい、反応した。
女神「んぁ……なあ、っ……少し遊びをしようぞ?」
巫女「――――?」
巫女は蜜壺に顔を埋めたまま、女神の言葉を待つ。
女神「簡単なゲームだ――こういう、な!」
巫女「ふぇ……ひゃ!」
巫女は驚きの声を上げる。
自身の尻が誰かに撫でられたのだ。
驚いて、後ろを振り返ると――
ロリ女神「」
女神そっくりの少女がいた。
けれど厳密に言えば違う。見た目が幼いのだ。
女神「これからワレの分身がそちの事をせめる」
女神「その間もそちはワレの事を慰めよ」
女神「そして、そちとワレ、先に達したほうにバツゲームを受ける」
巫女「分かりました。拒否権は無いのでしょう」
女神「当たり前だろ」
巫女は、陰蜜と自身の唾で濡れた女神の肉壺に口づけをする。
それと同時に、ロリ女神も緋色の袴の中に潜り込んだ。
巫女「ん……」
ロリ女神の小さな手が、秘裂をなぞるように刺激してくる。
こそばゆさに、吐息を洩らした。
それでも、女神への口撫を止めはしない。
こちらも指を蜜の溢れる肉穴に沿わせた。
そして、そこにゆっくり沈みこませた。
女神「あっ、はっ……んん……」
既にしっかりと濡れていた肉穴は、抵抗なく巫女の指を受け入れる。
次第に巫女の指は、奥の方へと飲み込まれていって……
巫女「んひっ――?!」
巫女の指が納まるのと同時に、下半身から甘い電流が走った。
ロリ女神「――」
ロリ女神に舐められたのだ、乙女の場所を。
巫女(う、うまい……)
巫女「ん……ひゃあっあん……ぅう、――ああぁ」
ロリ女神は巧みに舌を動かし、巫女を蹂躙する。
巫女(私より見た目小さい子に、気持ちよくされちゃってる……!!)
腰が抜けそうになりながらも、巫女は女神への愛撫を再開した。
指を出し入れし、女神が感じるところを探る。
そのさい、ぐちょりぐちょりと淫らな水音で、蜜壺が啼く。
女神「はぁ――はぁ――」
女神はせつなげに荒く息をしている。
感じて入るのだろう。
巫女「ん――あっあんあ――っ」
我慢できない快楽にあえぎ声を洩らしながら、指の腹で上の方を刺激した。
女神「くっ――ふぁ……っあ――」
ともすれば呻いているようにも聞こえる声で、女神は啼いた。
巫女(ここが――)
巫女は、女神が感じたところを執拗に刺激する。
女神「あああぁっ、そこっきもち――ああ――――っ!!」
巫女(これなら――)
勝てそう。そう思ったとき――
巫女「ひゃあああっっ――――!!!」
これまで一番の快楽が巫女を襲った。
ロリ女神「――――」
ロリ女神からの攻めですっかり花綻んだ巫女の蜜壺、その花芯――クリトリスに少女が吸い付いたのだ。
性感を得るためだけの器官にロリ女神は執拗に吸い付く。
巫女「あっ――ああん、きもちいぃ――きゅるのぉ、ぴりって……ぴりってぇっっッ!!!!!」
女神「あっあっあっ……んあ、もう、そろそろ……」
狭い部屋に切羽詰まった女性二人の嬌声がこだまする。
お互いの耳があえぎ声で犯され、快楽の波が押し寄せようとする。
女神「……っもう……」
女神がイキそうになった時――
巫女「え――?」
ロリ女神2「――」
ロリ女神3「――」
突然現れたロリ女神たちが、巫女の襦袢を強引に開くと、乳首に吸い付いた。
巫女「んひっ――!?」
現れたのは二体だけじゃない。
ロリ女神4「――」
ロリ女神5「――」
ロリ女神6「――」
ついで現れたロリ女神たちは、巫女の太ももを撫で、尻を揉み、耳を舐めと色々と刺激した。
その結果――
巫女「あ、ああっ――あああぁぁぁぁっっッ――――!!!!!!!!!」
女神より先に絶頂を迎えた。
女神「ん、ぁぁあああっ――」
その後、遅れて女神も絶頂した。
あふれでる快楽から、腰をびくんびくんと踊らせ、絶頂する。
女神「はぁはぁ……」
腰の痙攣が落ち着いたところで、巫女を見た。
巫女「ひぃ……ひぃ……」
息を切らして、地面にねっころがっている。
腰を未だにひくつかせ、焦点のあっていない目で天井を見ていた。
女神は、巫女の視線に入るよう移動すると、にこりと笑って、
女神「バツゲーム、決定ね」
そう言った。
巫女はただ黙って頷いた。
ロリ女神「ん――ぁ――――」
ロリ女神2「――ぁ――ぁ」
ロリ女神3「――――っ」
ロリ女神4「ぅんぁ……――」
ロリ女神5「ぁ――ぁ――ぁ――」
巫女「ん――くふぅ――」
半裸になった巫女は地べたに仰向けになりながら、女神のおもちゃにされていた。
顔、右手、左手、右足、左足。それぞれでいじくったり、擦り付けられたりしながら、ロリ女神を悦ばせる。
女神はというと、
女神「はぁはぁ――んぁ――」
巫女の女性器に、自身のをうちつけていた。
巫女「――――」
左手の指が締め付けられる。ロリ女神2が達したのだ。
顔はすでに二度ほど絶頂したロリ女神の淫液で汚されている。
両足は、ロリ女神4、5が何度も上下に擦り付けているので、淫液で光沢をはなっている。
そして、女神自身も本日何度目かの絶頂を向かえた。
女神「ん――ぁああん――――!!」
女神は巫女の上で腰を踊らせると同時に、潮を噴いた。
巫女の体は、女神の潮で汚された。
落ち着いた女神は、そのさまを見て、思いついたのか、ロリ女神に――
女神「ロリ女神、巫女の上でおしっこしてみて」
そう言った。
巫女は、驚き何か言おうとしたが、ロリ女神はヴァギナで口を押さえつけ、そして、本体に言われた通り――
ロリ女神「……んっ――――」
巫女「んんんんっ――!」
勢いのよい水音。
黄金色の聖水が、巫女の顔を蹂躙する。
聖水は、鼻や口、その中、そして髪にかかる。
汚されていく巫女。
その姿を見て、女神は口がにやけるのを我慢できなかった。
女神「ロリ女神2と3は、立ち上がって、胴体にかけてあげましょう」
言われた通り、巫女の手から離れて、彼女の両脇に立つロリ女神2、3。
そして、
ロリ女神2「ぁ――」
ロリ女神3「――」
日本の黄金のアーチのかかった。
メイド服の白衣が、尿を吸って黄金に色づく。
ロリ女神4「」
ロリ女神5「」
もはや、言わなくても何をすればいいのか分かっているのか、残りのロリ女神も巫女の下半身に向けて、聖水を撒き散らした。
全身を女神の尿に汚される。
アンモニアの臭いが鼻をつんと刺激する。
巫女「――――」
巫女はおしっこにまみれて、呆然と天を見上げた。
女神「汚れたな。どういう気分だ?」
巫女「……どういうって?」
巫女「少なくともいい気分ではないよ」
女神「本当か?」
巫女「え?」
女神「ワレには、悦んでいるように見える」
巫女「そんなわけ……」
女神「そち、さっきから笑顔だぞ」
巫女「え?」
巫女は口元に手を当てる。
口端が上がっていた。笑っているのだ。
巫女「なんで……?」
女神「被虐趣味の変態だっただけだろ」
巫女「私が、変態?」
女神「ああ、そうさ。じゃなかったら、ワレの足をあんなにノリノリで舐めるわけがないだろうて」
巫女「でも……」
自身が変態だと、認めがたい巫女。
そんな彼女に、女神は、
女神「おい、ロリ女神6、巫女におしっこを飲ませてやってくれ」
巫女「えっ?」
ロリ女神6「――」
ロリ女神6は、下半身を巫女の前にさらす。
女神「そちよ、もし飲みたくなかったら、そこからどけ」
女神「自身を変態だと認めるのなら、飲め。別にそれを飲まないからといって、願いを叶えないということはしない」
女神「単純にそちが飲みたいかどうかだ」
巫女「でも……」
女神「そちを汚した液体だぞ」
巫女「……――――」
女神「そちをそんな臭いにして、巫女服を汚して、そち自身も汚した液体ぞ」
巫女「――――」
女神「……ロリ女神6、やれ」
ロリ女神6は、尿を放出しはじめた。
巫女は、その場から動かず、尿を口で受け止めた。
ロリ女神6が放尿を終えると、ごくりと巫女は口内に溜まったものを飲み込んだ。
女神「よう、目覚めた感想はどうだ、巫女――いや変態」
巫女「さいっ、こぉ――」
そう言うと、巫女はその場で倒れた。
尿の水溜まりに、沈む。
女神「おっと……」
女神は、汚れるのを構わずそんな巫女を抱えあげると、呼吸をしていることに安堵した。
トばしすぎたという自覚はあった。
女神「しかしなかなか、すごい子を献上されたな……」
ここまでマゾ気質のある変態は、今まで見たことがなかった。
女神「ロリ女神、この子の介抱を頼むよ」
ロリ女神「――――」
女神「ああ、もちろん人間には返さない。こんな逸材、人間には勿体ない」
女神は、いとおしそうに巫女の頭を撫でた。
当の巫女は安らかに眠っている。
女神「じゃあ、残ったロリ女神は、一緒に虫退治に行くよ」
女神「対価をしっかり貰ったんだ、願いを叶えなくっちゃね」
女神が指を一つ鳴らすと、その空間を照らしていた日が消え失せ、そして、そこには最初から誰も居なかったように、学校の机程の台しか無くなった。
おわり
誤字。
»17 誤、日本の黄金のアーチのかかった。
正、二本の黄金のアーチがかかった。
»19 誤、その空間を照らしていた日が消え失せ
正、その空間を照らしていた火が消え失せ
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