いつもの拘束モノです。

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～お祓い終了後～


芳乃「ふー。未央殿に憑いていた悪しき気は、これで去ったのでしてー」

未央「あ、ありがと……？」ｾﾞｴｾﾞｴ

藍子（ずぶ濡れで後ろ手に縛られて、火照った顔で寝転んでる未央ちゃん……）

藍子（見てたら、なんだかいけない気持ちになりそう……！）ﾄﾞｷﾄﾞｷ


藍子「あっあの！ 芳乃ちゃん、結局未央ちゃんには何が憑いてたの…？」

藍子「まさか誰かに呪われて……？」

芳乃「危機も去ったゆえ、お話ししましょー」

芳乃「未央殿に憑いていたのは怨霊や物の怪の類ではございませぬー。未央殿が人から恨みを買うような心の持ち主ではないゆえ、そのようなことは滅多にないかとー」

芳乃「迂闊に呪いのもとに近寄れば、それもあり得るかもしれませぬー。しかし、今のものはそれとも違うのでしてー」

藍子「じゃあ何が……」


芳乃「未央殿に憑いていたのは、まさしく悪しき気……」

芳乃「見た限りでは、齢十五、六の男(おのこ)の欲望が多く寄り集まり変質したものでしてー」

芳乃「放っておけば、その気は大きく膨れ上がりー、いずれ未央殿に災いをもたらしていたかとー」


藍子「１５、１６の男の人の欲望……」

藍子「……あっ……」


藍子「……未央ちゃん。クラスメイトへのスキンシップはほどほどにした方がいいんじゃないかな……？」

未央「へ？ わ、分かった……？」

未央「さっきの儀式にどんな意味があったのかは分かんないけど、なんか身体が軽くなったし、よしのんの言ってることは本当なんだね」

未央「あんまりピンと来ない話だけど、とにかく放っておいたら大変なことになってたんだね。ほんとにありがとよしのん！」ｴﾍﾍ

芳乃「共に同じ道をあゆむ仲間ですゆえー、危機から助けるのは当然のことでしてー」

未央「えへへっ、そうだね！ よしのんも困ったことがあったら何でも言ってね？」

未央「この未央ちゃんが力になるから！ 未央ちゃんがいれば百人力ですぜ？」ｴﾍﾝｯ


芳乃「ほー、とても頼もしいのでしてー…」ﾁﾗｯ

未央「えへへ……」ﾕｻｯ

藍子「！」

藍子（未央ちゃんの胸が……）

藍子（濡れた装束がぴったりくっついて、ハッキリ形が分かるようになっちゃってる……！）

藍子（やっぱり大きい……）


芳乃「……ほー」ｼﾞｰ

未央「それじゃ、今日はほんとにありがと！ もう縄をほどいて着替えて帰っても大丈夫だよね？」

芳乃「ほー……」ｼﾞｰ

未央「……よしのん？」ﾕｻｯ

芳乃「ほー……」

未央「あ、あの……よしのんさん？ この手の縄ほどいてくれないと、未央ちゃん帰れないんですが……もしもーし？」

芳乃「……様々なものを引き寄せる『魅』があるのでしてー」

未央「…よしのんさーん？」

藍子「『魅』…ですか？」

芳乃「ほー……」ﾆｼﾞﾘ

ワシッ

未央「うひゃっ！？ よ、よしのん！？ 何やってんの！？」

芳乃「この胸はとても大きなものでしてー」ﾓﾆｭﾓﾆｭ

未央「ひうっ……！」ﾋﾞｸﾝ

藍子「……」

未央「あっ……そ、そう？ たしかにおっぱいは大きい方だと思うけど……んうっ！」ﾋﾞｸｯ


芳乃「いえ、『大きい』とはそういう事ではないのでしてー」ｻﾜｻﾜ

芳乃「良き物も悪しき物も、強く引き寄せる大きな力が、この胸にはあるのでしてー」ﾓﾐｭﾓﾐｭ

芳乃「徳も人の『好』も、『欲』も『愛』も……様々なものを引き寄せ受け止める胸でしてー」ﾓﾌﾝﾓﾌﾝ


芳乃「ほー……」ｽｩｰ

芳乃「……とても心地よき『魅』を放つ胸でしてー」ﾊｧｰ

藍子「うう……」ｳｽﾞｳｽﾞ

未央「ちょっ、ちょちょちょよしのんっ！ やめ、くすぐったいから離れてえ！」ﾋﾞｸﾋﾞｸ

未央「せめて縄ほどいてっ！？」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ


芳乃「申し訳ないのですがー、この『魅』は抗い難いほど大きくー」ﾓﾆｭﾓﾆｭ

芳乃「解き放てば引き離されることを解して尚、その縄をほどくことはわたくしには不可能でしてー」ｸﾞﾘｸﾞﾘ


未央「…あーちゃん！ ヘルプ！ ちょっとよしのん引き離して！」

藍子「あ……えっと……」


サス


未央「……んっ！？ あ、あーちゃん！？ 待ってその触り方くすぐった……あーちゃん？」

藍子「未央ちゃん……」

藍子「……あのね、未央ちゃん」

藍子「私も、未央ちゃんの胸、その……」

藍子「すっごく安心する、素敵な胸だと思うから……」


藍子「だから……！」



藍子「私も混ぜてくださいっ！ 堪能させてください！」


未央「えっ」




未央「―――きゃあああああああああああああああっ！？」



この後、２人は一晩中未央の胸を堪能した。

ちなみにその頃、茜は情熱で伽椰子と俊雄を蒸発させて倒した。


おしまい