フレデリカ「グルメリポーターごっこ」 (19)


・コレはモバマスssです
・書き溜めはありませんが二日以内に終わらせます
・若干のキャラ崩壊、口調崩れ等あるかもしれません


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杏「こんにちはー…今日は中野の飴屋さんに来ていまーす」


杏「うーん、いいにおいがするね。店の外でも伝わってくるよ」


杏「お洒落な外見だし、杏の気に入る飴もありそうだね」


杏「杏と言ったら飴、飴と言ったら杏だからね。適切な人選だと思うよ…」


杏「…うん、杏だけなら」






フレデリカ「わぁお、フレちゃんにピッタリなお洒落ストアーだね!」


文香「私は…普段、あまり飴を口にする事はありませんか…これは楽しみです」


フレデリカ「ところで、飴って日本だと養老四年からあるらしーよ?」


文香「…流石、フレデリカさんですね…キャラに反して博識です」


フレデリカ「おっとー、アタシの凄さに気付いちゃったかなー?」


文香「あの…近くに古書店がある様ですので、私は其方で一人で探索してきてもよろしいでしょうか…?」


フレデリカ「ところで養老ってなーに?」


文香「でしたら…共に古書店に向かい、調べるというのは如何でしょうか」


杏「リポーターが途中で自由行動するなんて完全に放送事故だからね?」





杏「はぁ…まだ飴屋に入ってすらないのに疲れたよ…」


フレデリカ「疲れたなら飴を食べればいいじゃなーい」


文香「マリー・アントワネットですか…彼女のその発言の


杏「多分また長くなりそうだから切るよ?今回の杏達の目的分かってるよね?」


フレデリカ「餅は餅屋!」


杏「飴屋だよ。あと飴屋に丸投げせずに杏達がレビューするから」


フレデリカ「杏ちゃんが真面目に仕事を…先生嬉しいぞ!」


文香「丁度、台風が来てる様ですし…」





杏「人生、甘いだけの話は無い…って、前回と今回で嫌という程理解したよ…」


フレデリカ「飴だけにー?」


文香「杏さん、お疲れの様ですね…甘いものでも…」


杏「誰かに任せて来たツケが回ってきたのかな…今回杏だけって聞いてたのに」


フレデリカ「フランスと言えばフレちゃんだからねー!」


杏「この飴屋、スペイン創業なんだけどな」


フレデリカ「文字数は一緒だよー、しりとりにもなってるし」


杏「まぁやるって言ったからにはやるけどさ…」


文香「杏さんの、きちんと言ったことに責任を持つ姿勢…私は、好きですよ」


杏「あ、うん…ありがと」






杏「それに一応視聴者に向けて言っておくけど、何でこの三人なんだって思ったかもしれないね」


杏「それなんだけど…杏達、ユニットを結成したんだ」


フレデリカ「フレデリカ!」


文香「え、ええと…ふ、文香…!」


杏「…双葉杏」


フレデリカ「みっつ揃って流星群!」


杏「何時までもは続きそうに無いユニット名だね…違うし」




杏「正直ダサいと言うか安直過ぎる感もあるけど…はぁ…」


杏「三人揃ってスリーエフです!よろしくねっ!」


フレデリカ「わぁお、ヤケ杏だね」


文香「焼いた杏ですか…アップルパイがある事ですし、案外美味しいのかもしれませんね…」


杏「杏としてはユニット名に突っ込んで欲しかったんだけどな…」


杏「幾ら何でも安直過ぎない?何処かで聞いたこと、とゆーか見たことある名前だし」


杏「しかも私だけ苗字だし…」


フレデリカ「海外進出すれば杏双葉になるからだいじょーぶ!」


杏「そしたら今度は二人の頭文字Fが先に来ちゃうじゃん…」


文香「それでしたら…イニシャルFでもよかったのでは…」


杏「流石にそっちの方が不味いかな、色々と」




杏「さて…そろそろお店に入っていい?」


フレデリカ「此処を通りたければー!」


文香「…え?…ええと…わ、私達を倒してから…」


杏「恥ずかしいなら乗らなくていーんだよ?文香ちゃん」


文香「いえ…このノリと言うものも、アイドルには必須だ、と…」


フレデリカ「私が伝授しました」


杏「…どうもこんにちはー、双葉杏でーす」


フレデリカ「ぐはあっ!」


文香「だ、大丈夫ですか…?フレデリカさん…」


フレデリカ「杏ちゃんが此処を通った事によって、逆説的にアタシ達が倒されたんだよー」








杏「わー、凄い種類の飴だぁ!カラフルで綺麗だし、まるで」


フレデリカ「飴の宝石箱やー」


杏「…このお店って、何年くらい続いてるんですか?」


フレデリカ「大体455年くらいかなー」


杏「いや、飴自体の歴史じゃないから…」


フレデリカ「わぁお、カラフルですってきー。あのドロドロがこんなにきれーになるんだねー」


フレデリカ「杏ちゃん!試食もいいってよー」


杏「あ、うん…頂きます」



杏「ん、美味しい。随分ユニークな味と形だね」


フレデリカ「フレちゃんも負けないよー!」


杏「何を競ってるの?ユニークなら大丈夫、多分勝てる人いないから」


フレデリカ「袋で小分けにされてるからちょっとずつ色んな味が買えるね」


杏「断面図が果物の飴もある。かな子ちゃんが喜びそうだね」


フレデリカ「アタシの顔の飴も作ってくれないかなー?」


杏「食べてて気疲れしそうだから嫌かな…アートキャンディも凄いね」


フレデリカ「金太郎飴!」


杏「話題進めようよ、多分そこで止まるとどんどん逸れてきそうだし」


フレデリカ「切ったら次の顔は金次郎になるのかなー?」


杏「わぁ!長い飴がどんどん切られてく!」





フレデリカ「千個目の顔は金銭郎かなぁ」


杏「嫌な名前だなぁ…」


フレデリカ「あ、ふみふみ!おかえりー」


文香「只今戻りました…まだ、リポート中でしたか…?」


杏「お店の迷惑になるからそろそろ終わるけど…何処に行ってたの?」


文香「近くの書店に少々…あまり、見た事の無かった種類の本があったもので…」


杏「フリーダムだね、飴が疲れた心に染みるよ」


フレデリカ「スリーエフのFはフリーダムのFだからねー」


杏「あと2つは?」


フレデリカ「フランスと…ファンタスティック!」


文香「それにしても…世界には、まだ知らない本が溢れているのですね…」


フレデリカ「そりゃー、フレちゃんだって把握しきれてないもん」


杏「グーグル先生だって無理だからね」


文香「実は先程…件の本屋で、私にそっくりな女性が表紙の本を見つけまして…」


杏「ビブリアかな?あれのモデルは文香ちゃんって言われてるくらいだしね」


文香「いえ、そのようなタイトルでは…それに、その本は私も既に読みましたから」


文香「タイトルは様々でしたが…私が知っている本より、とても薄かったので…」


杏「はい!次回も楽しみにしていて下さい!」








杏「しんどかった…お店の人、笑ってたからよかったけど」


杏「杏、内心ずっとひやひやしてたよ…」


杏「次回も楽しみにって言ったけど、これ次回あるのかな…」


杏「まぁ、しばらくは家でゲームして過ごしたいかな」


杏「…え?秋葉原紹介?」


杏「…それなら大丈夫かな、杏一人だよね?」


杏「…ゲストはキチンと適当な人、か…」


杏「しょうがないなぁ、もう少しがんばってあげるよ」



続け
短いけど終わりです
お付き合いありがとうございました

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