面接官「では最後に…あなたは何か掲げる目標がありますか?」
俺「目標、ですか?」
面接官「はい。例えば新車を買う、家を買うなど、なんでもいいんです。目標がある人は向上心もあります。いずれ管理職に就く人にもなり得るでしょう」
面接官「逆にまったく目標のない人は仕事を辞めることに全く抵抗が無かったりしますからね」
俺「なるほど…1分ばかり考える時間をいただけないでしょうか」
面接官「どうぞ」
俺「……」
面接官「……」
俺「…何でもいいんですよね?例えどんなにちっぽけな目標でも」
面接官「はい」
俺「これは私の人生の目標とも言えるのですが…」
面接官「おお、それは気になりますね」
俺「いつか幼女とえっちすることです!!!」
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面接官「!?」
俺「理想は小学4~6年生くらいですかね!あーでも体型だけの設定なら幼稚園児とかでも全然いけます!」
面接官「」
…………
俺「で、今の話聞いてどう思った?俺どっか悪かったかな?あ~、なんで落ちちゃったんだろう…元気さが足りなかったからかな?」
友「いやお前に限ってそんなことはねぇよ。ってかだいたいもう原因は分かってるだろ」
俺「マジで!?教えてくれ」
友「どう考えたって幼女とえっちがしたいって言ったことだろ」
俺「……?それのどこが駄目なんだ。別に俺だって面接には必要ないことかなって思ってたけど目標を聞いてきたのは向こうからだぜ?」
友「はぁ~…いいか?お前は何も分かっちゃいない」
友「お前の話を聞いていれば面接官の人は入社するならなるべく長く仕事を続けて欲しいわけだ。そんな3ヶ月半年一年で辞めてもらっちゃ困るわけよ」
俺「お、おう。そんなことは俺にだって分かるぞ」
友「だから仕事を覚えて行く過程でどんな辛いことや面倒だと感じることがあっても我慢してくれる忍耐の持主を採用したいんだ」
俺「だからそれくらいは分かってるって」
友「そうか。だがお前は幼女とえっちがしたいと言った。これがどういうことか分かるか?」
俺「何が言いたいんだ?」
友「小学生のときに授業でプチトマトとか育てたことないか?まぁそれはどっちでもいいんだがお前はまだ青いプチトマトを収穫する気になるのか?」
俺「は?そんなもん食べたって美味しくなさそうだしまだ小さいじゃねーか」
友「ならもう少し成長するまで…身が赤くなるまで収穫を我慢しないとな」
俺「…!!」
友「もう分かったか?まだ青い果実を食べたがるようなお前は面接官の人に『我慢できない奴』っつぅレッテルをはられたんだ」
俺「な、なるほど…」
俺「俺なんとなく分かってきたよ。次は失敗しないようにするわ」
友「おう!頑張れよ!」
数日後
俺「よしよし新しい履歴書を買ったぞ」
男子小学生「なぁ今日帰ったらオレんちで唐揚げ王国3やろうぜ!」
男子小学生2「いいぜ!俺のキャラ最近手羽先スマッシュ使えるようになったからな。もう負けねーぞぉ」
俺(そうかこの時間は小学生の下校時間か…)
女子小学生「ねーねー、ちーちゃんちの今日の晩ごはん何?」
ちーちゃん「うーんとねぇ?お母さんがハンバーグって言ってた!」
女子小学生「いいなぁ~」
俺(あの子可愛いな~。あ~あんな子とえっちしてぇ~。襲いて~)
俺(い、いやいやそんなの犯罪じゃないか!駄目だ駄目だそんなこと考えたら!)ほっぺたバシバシ
ちーちゃん「…?」チラチラ
女子小学生「どったの~?」
ちーちゃん「ううん。なんでもない…」タタタッ
俺(行ったか。お母さんと一緒に美味しいハンバーグ食べて、明日も元気に学校行ってくれよな)
俺「……」
俺(うん…?今俺すっげー我慢できてなかったか?幼女を襲いたいっていう衝動を見事に制御できたじゃないか!もしかして俺って実は結構我慢強い性格なんじゃ…)
俺「よし!」
…………
面接官2「では最後に、あなたの長所を語って貰えますか?」
俺「私の長所は我慢強いところです!」
面接官2「なるほど。あなたのその長所が生きた経験談などを聞かせてもらえますか?」
俺「かなり最近の話になるのですが…」
面接官2(ほう、学生時代のテンプレ部活語りではないんだな。聞きがいがありそうだ)
俺「学校の帰り道の女子小学生を見て襲いたいという衝動に駆られたのですが私は見事その衝動を制御し、その場を堪えしのぐことに成功しました!」
俺「この経験は御社の仕事をこなしていく上で辛いことや面倒だと感じるようなことがあってもそのような負の感情をおさえつける忍耐力に繋がると思われます!」
面接官2「」
…………
俺「あっ!通知来てる!今度こそは間違いないはず!」
俺「……」
俺「…また不採用か」
俺「おかしくないか?」
俺「俺はこんなにも我慢強い人間なのに…」
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