文香「大きな古時計」 (54)
※アルバム「cool jweles003」にて文香ちゃんが「大きな古時計」をカバーした経緯のSSです(作者の妄想とも
書きながらの投稿になるのでペースは遅いと思います
1部独自設定になっていると思うのでその点ご容赦下さい
初投稿になりますが宜しくお願いします
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1469851779
P「文香さん、次のお仕事の企画ですので目を通しておいてください」
文香「...? 何かしなければならないのですか?」
P「バラエティのワンコーナーでね、毎回色んな人の地元でその人が気になってるスポットへロケに行くんですよ。
別に通ってた本屋でも構いませんよ」
文香「折角ですから少し、何処か探して見ます」
P「ではお願いしますね、時間は少しありますので」
※先ほど言いそびれました
地の文多い予定です
文香は迷っていた
最近はクローネのメンバーではなく鷺沢文香として一定の知名度を得て仕事と学業をなんとか両立
よくしていた古書店や本屋を巡ることも少なくなっていた
まして地元などしばらく縁が無かった
Pは行きつけでも構わないと言っていたが、これもいい機会だ、と文香は次のオフに地元の散策をする事にした
しばらく書き溜めて来ますのでお待ち下さい..
荒らしその1「ターキーは鶏肉の丸焼きじゃなくて七面鳥の肉なんだが・・・・」
↓
信者(荒らしその2)「じゃあターキーは鳥じゃ無いのか?
ターキーは鳥なんだから鶏肉でいいんだよ
いちいちターキー肉って言うのか?
鳥なんだから鶏肉だろ?自分が世界共通のルールだとかでも勘違いしてんのかよ」
↓
鶏肉(とりにく、けいにく)とは、キジ科のニワトリの食肉のこと。
Wikipedia「鶏肉」より一部抜粋
↓
信者「 慌ててウィキペディア先生に頼る知的障害者ちゃんマジワンパターンw
んな明確な区別はねえよご苦労様。
とりあえず鏡見てから自分の書き込み声に出して読んでみな、それでも自分の言動の異常性と矛盾が分からないならママに聞いて来いよw」
↓
>>1「 ターキー話についてはただ一言
どーーでもいいよ」
※このスレは料理上手なキャラが料理の解説をしながら作った料理を美味しくみんなで食べるssです
こんなバ可愛い信者と>>1が見れるのはこのスレだけ!
ハート「チェイス、そこの鰹節をとってくれ」
ハート「チェイス、そこの鰹節をとってくれ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1469662754/)
余談
7 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします sage 2016/07/28(木) 09:06:48.44 ID:10oBco2yO
ターキー肉チーッスwwwwww
まーたs速に迷惑かけに来たかwwwwwwwww
9 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします sage 2016/07/28(木) 09:12:33.84 ID:LxY8QrPAO
>>7
はいNG設定
この速さである
相変わらずターキー肉くん=>>1という事を隠す気も無い模様
31 ◆xmciGR96ca4q sage saga 2016/07/28(木) 12:50:19.79 ID:g6WSU+sH0
昨夜寝ぼけてスレ立てミスったんで憂さ晴らしも兼ねて久々のロイミュ飯でした。書き溜め半分残り即興なんで色々アレかもしれませんがアレがアレなんでアレしてください何でもシマリス(熱中症
建てたら荒れると判ってるスレを憂さ晴らしに建てる
つまり>>1は自分の憂さ晴らしにs速を荒らして楽しんでる
うーん、いつも通りのクズ>>1で安心するわー
期待
仕内容を告げられてから数日後
文香は自分の地元、長野にいた
新幹線に乗り1時間半、中心地でも東京ほどの喧騒は無いがやはり人の多い所は訳も無く気疲れする
帰ってきた、と思える一方で自分も東京に染まってきたのかと何とも言えない感情を胸に文香はかつてPにスカウトされた叔父の古書店がある方面へと向かう
もし何も紹介のできそうな場所を見つけられそうに無かったら叔父の古書店を紹介しよう、そう思っていたからだ
叔父の店に挨拶を済ませ付近を歩き回ってみる
帰りの時間を考えると時間はあるようでない
今日はどんな所があるかの下調べ程度にしかならない、行きの時間をもう少し早くすればと小さな後悔した
ただここは普通の民家ばかり
そう変わった所も興味を引いてくれる所も殆ど無い
やはり叔父の店でいいか、と思った時、時を告げるベルがなった
時報サービスの機械的な音でも携帯電話から発せられたけたたましいアラーム音でも無い、優しく年季の入った心地よく響く音
その音は少し先にある名前の聞いたこともないただの時計屋からだった
文香には珍しく少し駆けて店に近付く
二階建ての民家の1階で時計屋を構えていて中は薄暗いが外の看板では営業時間のようだ
文香はその入口をくぐりたくて仕方ないのだがどうしても足が出ない
新しい店へ入る前にいつも陥る緊張が邪魔していたのだ
深呼吸し少し店の周りを歩き自分を落ち着かせようとするが緊張は興味に勝てなかった
しばらくして時計を見るとそろそろ帰路に付かなくてはいけない時間だった
文香は惜しむ気持をなんとか振り切り帰路へ付いた
これほどまで自分が興味惹かれるものが本以外でもあったなんて
化粧品等仕事で触れてから興味が出てきた物は幾つかあれど自分からこんなにも興味を持った物は初めてだった
取材へ行くのはあそこで確定だ、でも取材で行くだけではもったいない気がしてまた次のオフに、今度はもう少し早くに出てあの時計屋に行こう
そう心に決めたのはまだ東京に入る前だった
遅筆ですみません
またしばらく書き溜めます
荒らしだけは勘弁願います
東京に帰ってきた文香は周りから見ても浮き足立っていたという
新しい書籍の続きが気になるように、これほどまでにその先を求めたのはいつ以来だろうか
だが本を閉じてしまったのは文香自身である
年相応に後悔と期待をし翌日から学業とアイドルの日々が始まった、週末までのとても長く感じた数日間が
そしてまた長野へと向かう前日、文香はPから呼び止められた
P「文香さん、最近はすこぶる調子が良い様子ですね。何か良い事がありましたか?」
文香「いえ、むしろ残念というか、悔しい思いをした反発、だと思います。何かミスをしていたでしょうか...?」
P「いえ、逆に今まで文香さんからは感じた事の無いエネルギッシュな雰囲気にスタッフの方々も驚いていましたよ」
文香「そう、ですか。私自身、今、初めての感覚なんです。何も無いと思っていた地元にもあんなに引き寄せられるものがあるとは思ってもみなくて」
P「地元まで帰られたんですか? その件は行先を決めてもらえればそれで良かったのに...交通費とか大丈夫でしたか?」
文香「ええ、小旅行気分で何も大変な事はありませんでした。でも、折角見つけた行先なんですが、帰る直前に見つけてしまって中も見れずに帰ってきてしまったのです」
P「大丈夫ですよ、ロケで私達と一緒にお話を聞ければ大丈夫ですから。連絡先覚えていますか?」
文香「あの、わがままですけど明日のお休みはそこへ行ってきたいんです。ロケの時にもきちんとお店のお話は聞きますが、1度、行ってみたいんです」
P「(文香さんにしては珍しいですね...)別にプライベートに口を挟んだりはしませんよ。くれぐれも気を付けて下さいね、色々な意味を含めて」
文香「はい、いってきます」
Pの不安も確かに考えないといけない、もうただの1人の女の子では無くアイドルなのだから
Pに言われ至極当たり前の事を改めて思い直し文香は明日への準備を進めた、明日の朝は早いのだ
応援して下さる方も居てありがたいです
批判も私は甘んじて受けます、本文に関しては
これから一番肝になる部分ですが上手くまとめられるよう努力します...
前回の反省を活かしなるだけ早く東京を発った文香は今度は逆に早すぎただろうかと目的の場所へと向かっていた
日はまだ頂点まで昇りきらず東へ傾いている
だがもうすぐ夏が来ると言わんばかりの陽射しだった
時折吹く風に髪をなびかせ文香はやっと時計屋を見つけた
営業時間にはなっている、あと普通に入るだけ
まだ残る緊張と逸る気持ちを抑え入口の前に立った
以前のライブでもそうだった、更にあの時は倒れてしまった、などノブに手をかけてなお及び腰
どうせならありすちゃんも誘ってあげれば、とはにかんでいた時文香は時計屋の中だった
チリンチリンとドアに付いたベルが鳴り来客を知らせる
少し分厚い入口の扉がしまり店の中に心地のいい静寂が訪れる
いや正確には静寂ではない
壁を覆う掛け時計、ガラスケースに陳列された腕時計や卓上時計、そして目の前に大きく居座り存在感を放ちながらも優しく包み込んでくれるような雰囲気を醸し出している大きな古時計
それらが刻む時の音は先刻までいた外と違う世界が広がっている
「いっらしゃい、どんな物をお探しですかな」
すっと秒針の音は消え店主だろう老いた人物が文香に声をかける
その店主は、腰は曲がらず声は若さに溢れていた
文香ははっとしてその老人へ返事を返す
文香「あっあの、先日ここの近くを通りかかり、時間を知らせるベルが、鳴るのを聞いたのです。おそらくこの、大きな時計の」
店主「ほほほ、そうでしょうなあ。この店の時計でベルが鳴るのはこの時計だけだからのう」
文香は改めてその時計の方へ振り返った
文香よりも少し大きな高さで上の方にローマ数字が刻まれた文字盤がある
その下ではゆったりゆったりと振り子が揺れていた
カチッカチッとしっかりした音が装飾の施された木枠を震わせ空気を震わせ確かにこちらの鼓膜を震わせる
しばらく2人は、文香は時計に魅入り店主はその光景を何も言わず眺めていた
店主「お美しいお嬢さんは絵になりますなあ」
店主がそう言いながら売り場、と言ってもガラスケースの近くへと戻っていく
文香は少し照れながら店主を追い、何か話をと思い古時計について聞いてみた
文香「あの、この時計はいつから、こちらに?」
店主「これはのう、わしが産まれた記念にと両親の知り合いがくれた物なんじゃ。息子や孫は、この時計が好きでこの店を継ぐと言った。だからこの時計の扱い方だけは、懇切丁寧に教えた。だから今でもこうして動き続けているのじゃ」
店主が時計を眺める目は懐かしさと不安と期待を含んでいた
店主「まるでの歌の様じゃろ? この時計の話をするといつも息子や孫がそう言うんじゃよ。だからのう、わしもあの歌は大好きなんじゃ」
文香「歌、ですか。でも、あの歌は、私は聞いていると、少し悲しくなります」
ご存知だろうが童謡「大きな古時計」では歌の最後で時計の持ち主のお爺さんは天国へと昇る
これまで沢山の書籍を読破した文香は、ハッピーエンドだけではない色々な物語も読んだことがある
だがこの歌のような悲しく感じるものはあまり出会わ無かったし好きでは無かった
童謡ならばもっと幸せな歌でいいのに
小さい頃、聞いた時の感想はそうだった
そんなこと今思い出したく無かったな、文香は知らないうちに表情が曇っていた
店主はそんな文香を見てか一息吐いてからこう続けた
店主「お嬢さんや、何故そう悲観的になるのじゃ?」
文香「あの歌ではお爺さんは天国へ召され、時計とは別れさせられました。折角大切にお爺さんはされてきたはずの時計なのに」
店主「お嬢さん、生き物は例え人間でもいつかは死ぬんじゃ。いくら現世が恋しくても、いくら時計が大切でも、じゃ。それにのう、いつまでもそのお爺さんが時計と一緒ではその時計を知る人は増えないじゃろ?折角のいい時計なんじゃ、もっと沢山の人に知ってもらった方がいいじゃろう?」
文香「でもそれは、あまりにも、お爺さんは優しすぎです。もっと欲張ってもお爺さんは許されると...」
確かにそうだけれどお爺さんが時計を手放したく無かったら?
お爺さんがどうしてお別れしなくちゃならないの?
お爺さんが可哀想すぎる、まるで駄々をこねる子どものように文香は反論していた
その文香の言い分も優しすぎる、店主は年季の入った、されど大きく包み込むような手で文香の頭を撫でた
店主「お嬢さんは優しいのう、とてもとても。ここの時計は受け継いでくれる息子や孫が居る。時計は決して止まらず見守ってくれるじゃろう、わしの代わりにの。そしてそのお爺さんもそんな息子や孫を得たからお別れしても辛くなかった、とわしはそう思うの。それにお別れしてしまっても息子や孫はわしを覚えていてくれるじゃろう。それ以上の幸せがあるだろうかのう?」
文香の目には気付かぬうちに雫が溜まっていた
たった20年の人生では理解しきれない解答に感情が昂っての涙だった
決して本からだけでは得られない生の声、年の功...知ったつもりにしかなっていなかったのかと後悔のような清々しい様な突かれるような言葉
文香は俯き涙を止めようとした
とめどなく溢れる涙はどうして止まらない?
今度はそんな自分の姿に子どもっぽく思い、恥ずかしさから更に俯き涙は止まっていた
店主「泣いても誰も怒らんよ、咎めんし止めもしない。わしはむしろ嬉しいよ、こうしてただの老人を思い泣いてくれることが。その気持ちを大切になさい。人を思いやり優しい気持ちを。それは決して誰でもが持つものではないからの」
文香は慰められ、褒められている事を理解しコクっとクビを縦に振り涙は堪えた
ゴーン、ゴーン、ゴーン...
時を告げるベルは優しく文香を包んだ
そして声高らかに店主は言った
店主「さあ魔法の時間はお終い、君はその優しさを歌に乗せて届けるんだよ。君の優しさは皆にちゃんと伝わる。自信を持って頑張るんだよ...」
あなたは...、文香の声は届かず12回目のベルがなった時、文香の意識は暗転した
知った顔がこちらをのぞき込んでいる
ありす「文香さん...!」
ありすは感極まって目端に涙を浮かべながら文香へと抱きついた、そしてはっとしおずおずと椅子にかけ直した
周りのクローネのメンバーがニヤニヤと見ているのをよそにPは文香に改めて声をかけた
P「文香さん、大丈夫ですか?」
文香「はい、大丈夫なのですが...ここは何処でしょう...?私はどうしたのですか?」
Pは文香が例の時計屋の前で倒れていたこと、たまたま店主が文香の事を知っていて346プロダクションにも連絡してくれた事(この事を口外しない事も)、軽度の熱中症だった事を端的に話してくれた
文香は平謝り、Pも心配こそすれ怒ってはいませんと伝える
そして文香はある事を思い出した
文香「ところで、その取材のお話ですが...」
P「その件については大丈夫ですよ。きちんとアポを取らせて貰いましたから」
文香はすみません、とまた頭を垂れていた
更新が少し遅くなりました、お待たせしました
佳境は過ぎましたがまだもう少し続きますので御付き合いお願いします
文章力、語彙力の不甲斐なさを感じますね..
一週間後、無事ロケは敢行された、文香以外にとっては
スタッフと共に時計屋に入るとあの時と同じ店内ではあったが、唯一違う点があった
店主があのお爺さんでは無かった
どこか似通った雰囲気を持つダンディーという言葉が似合う中年男性がそこにいた
文香は困惑と驚愕が混ざったような表情だった
喉で言葉が詰まって出ず、気付けば後ろから来ていたスタッフがこれからの段取りを話し始めていた
文香は混乱しながら一つの立て掛けてある写真を見つけた
文香「あの、すみません、この方は...」
店主「ああ、これは親父ですよ。この大きな時計が有るのもこの親父のおかげ。まあ親父への誕生日プレゼントだったみたいなもんですからね。近所ではちょっと有名でね、中には買いたい、なんて人も居るんですよ。まあ売らないですけどね」
文香「この方は今?」
店主「もう4,5年前に逝っちゃってね。この時計だけは大事にしてくれって、最後の最後まで言ってましたよ。粗末にするはず無いって何回も言ったのになぁ、信用されてなかったのかな」
ニコニコと嬉しいそうに語るその顔は心から親を思う顔だった
文香は涙腺の緩い方で無い事をその時は嬉しく思った
自分の経験はまるで物語の様なお話ではないか
とても幸せそうな親子愛に、こんなにも愛されている時計に感情移入しない文香では無かった
文香「時計も、お父様も、とても喜んでいます。いえ、喜んでいるでしょう」
そう絞り出した声が上擦っていないか心配だった
Pはその言葉に、まさかとは思ったが無粋な真似をする男では無かった
後に文香へと訪ねたところ、事実は小説よりも奇なり、とだけ返されたという
そしてロケは終わった
スタッフが撤収し文香も帰ろうとした時、店主はこう言った
店主「優しそうなお嬢さん、自信を持って頑張るんだよ、さようなら」
そう言った声はあの時のお爺さんの様で、温かさで包み込んでくれた
車へと乗り込んだ文香やPを含めたスタッフに、お別れのベルが慎ましく鳴った
車の中なのにまだ店の中みたいに響く音
運転をしていたスタッフは聞こえていないかの様にエンジンをかけ車を出す
聞こえているのは私だけ?
文香は隣のPへと視線をやる
Pは視線に気付かず何かを聞き入る様に少し呆けた顔をしていた
そして文香の視線に気付き見つめ合う
思わず笑った
Pも笑っていた
幻聴なんかじゃなく確かに響いたベルは東京に向かう文香らから段々遠ざかっていった
また時は流れロケを行った番組の収録日
コーナーに使うVTRは録画だが番組自体は生放送だった
今日の放送ではサプライズ発表があると言われていたが他のゲストもいるそうで誰の発表だろうかと見学席は沸いていた
文香は一緒に出演だと言われた二宮飛鳥、塩見周子、速水奏、橘ありすと共に待機していた
このメンバーでユニットでも組むのだろうかと考えていると番組スタッフがスタートの合図出した
文香が行ったロケのコーナーはあの時計目当てに来る客で暫くは客に困らないという程の影響力があったそうだ
番組では他のゲストやMCから質問がとび文香は当たり障りない返答を返す
そして番組終了間際
MC「えー、それではみなさんもお待ちかねでしょう、サプライズ発表でございます!」
MCが指すモニターには文香ら5人の名前と新アルバム発売決定の文字
見学席のファン達が沸く
そしてMCは続けた
MC「これもサプライズなのかな?このアルバムではこの5人に1曲ずつカバーソングを歌って貰うそうです。そして曲目は彼女ら次第!いやぁ楽しみですね!」
MCのセリフにまた見学席は沸きアイドル達はPになんで秘密にしてたの、と嬉し悲しな視線を送っていた
そんな中、文香はそのカバーソングという話に喜んでいた
もしかすると子どもっぽいとか、他の曲にしろとか言われそうだけどあの大好きになった歌を歌いたい
文香はそんな事しか考えていなかった
番組終了後、文香を除いたアルバムメンバーは各々カバーソングは何がいいかに話を咲かせていた
そんな中、文香は自分達の帰宅準備を待つPへと駆け寄っていた
P「どうしました、文香さん?」
文香「先ほど、カバーソングを1人1つ歌うと聞いて、それを決めましたので報告をと」
P「えっ、時間をかけて大丈夫ですよ?アルバム用の曲を収録するのもまだ少し先ですし...」
文香「あの、曲目にOKが出るか、聞いておこうと思いましたので...」
P「特に意見したり拒否つもりはありませんが、何にする予定ですか?」
文香「大きな古時計、です」
少しドヤ顔が混じっていたかもしれない、後で恥ずかしくなったと文香は言ったがPは自信の溢れる文香にまた1歩成長したなと声をかけた
P「ふふふ、そう言うとは予想していましたよ。大丈夫ですよ、それで行きましょう」
文香は明るい表情をPへの返事にした
P「大きな古時計、か。子どもの頃よく聞いたけど、好きになれない曲だったなあ..」
Pの独り言に文香はいたずらっぽい笑みを浮かべていた
文香「Pさん、よろしければ後で少しお話しましょう?詩の魅力を伝えたいです」
詩と言ったのは歌の歌詞なのか、はたまたその言葉通りなのか
それは文香から語られたPのみの秘密である
お付き合いどうもありがとうございました
以上でこのSSは終了です
最後もう少し上手くまとめられなかったのか..
更新時間がバラバラで申し訳無かったです、次回作があれば気をつけようと思います
明日の夕方頃にはhtml化依頼を出しますので感想やご指摘等ありましたら書き込みください
酉は変えないと思うのでまた会えたらよろしくお願いします
ではごきげんよう
乙
次に敬語P書くときは一応冒頭で武内Pじゃないです~って書いた方が良さげだと思うよ
>>50
ご指摘ありがとうございます
確かに武内Pでないことを明記していませんでしたね..
HTML化依頼出してきます
お付き合いしてくれた方、書き込み・指摘してくれた方、ありがとうございました
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