安価とコンマで、昨今のアイドルブームに乗りたい【其の四】 (1000)


 安価とコンマで、アイドルとかをね、あれこれね、プロデュース?
 極端なエロやグロ、倫理・道徳的にNGなものは、無言でズラしていくスタイルです

 前 安価とコンマで、昨今のアイドルブームに乗りたい【其の三】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1469355121/)


 安価連取はなし
 コンマはいくらでも建前上はオーケーよ
 (あんまりコンマ連取しすぎて悪い結果ばっかだと、ね? ってことで…さ?)

 1番最後の安価を取っていたら、それからどれだけコンマ判定が続こうが、次に安価が出て別の人が取得するまでNGよ
 あんまり気づかないこともあるから、連取になってたら「なってるよー」てやんわり教えてね



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1469720576


 SSプロ所属アイドル

 ・湯郷シャーディ Sランク
 ・西城タカシ Aランク
 ・菱河香 Aランク
 ・御剣誠 Bランク
 ・仲寺衣依 Bランク
 ・垣根ゆず子 Cランク
 ・五味葉子 Cランク
 ・安住佑香 Dランク
 ・北川聖羅 Eランク


 SSプロ職員

 社長 うぉっほん、で呼びかけてくるひと
 間野巌 見た目は恐いし身内には威圧的だけど外部にはとっても頭と腰が低いプロデューサー
 河村スバル 元アイドルらしいけど今はもっさりヘアとオタッキーな眼鏡がトレードマークの苦労人事務員
 貴方 絶壁なお胸以外に目をつむればけっこうすごいかも知れない敏腕プロデューサー

>>4 基本そんな感じかな? 其の三の>>1000は、まあいいよ、うん すばるんだし


 ~ゆず香るラジオ、リターンズ!~

香「今日は…リスナーのみんなに、大事なお知らせがある」

香「僕の苦難の日々は終わった」

香「………と、思いたい。ゆず子が復帰した」

ゆず子「ちゃーす」

香「ちゃーす、じゃないだろう! 何だその態度は!」

香「次から次へと問題児ばかりの相手をさせられた僕の心労に、ちゃーす、だけか!?」

ゆず子「そこはリスナーが~…とかじゃないの?」

香「ふんっ、何がリスナーだ。お前が戻ってくるなんて当たり前のことなんだから、そんな心配をリスナーがするか」

ゆず子「あっそ」


香「メールだ」

ゆず子「あいあい~」

香「ペンネーム、東京特許許可局客員局員」

ゆず子「よく言えたな…」

香「ゆず香るラジオが、再びゆず子と香様の2人体制になって嬉しいです、おかえりゆず子」

ゆず子「ただいまー」

香「他のゲストがパーソナリティーをしていた時も面白かったのですが、やっぱりこのラジオは2人でやってこそだと思います」

香「ですが、もし、別の誰かとパーソナリティーをするのであれば、誰とやってみたいですか? 教えてください」


香「ゆず子以外で、ラジオを持つことになったら…か」

ゆず子「香様以外かぁ~…」


香「……葉子だな」

ゆず子「……聖羅?」


香「ほう」

ゆず子「香様から言っていいよ」

香「いや、そっちを聞こう。まだリスナーの諸君は、聖羅と言われても分からないかも知れないが、うちの事務所の新人だ」

香「年はゆず子と葉子と同じで、この春に高校3年生になった。マイペースでのんびりしている女の子だ」

香「で、どうして聖羅がいいんだ?」


ゆず子「いや、それは…まあ、何となくっつか…」

香「ハッキリ言え、ゆず子。聖羅のどこに期待して、何がいいと思ったからなんだ? ん?」

ゆず子「…ちょろそうかなー、みたいな?」

香「ちょろ…」

ゆず子「だってもう、人が好すぎなんだって、あいつ」

ゆず子「どんな話しようが、へえ~とか、そうなんですかぁ~、とか言って止めないだろうな」

ゆず子「そしたらもう私物化できちゃうぜ、私物化!!」


香「……そうか」

ゆず子「いやいや、何その反応?」

香「いやてっきり、選手権でコンビを組んだからとかと期待したんだが、言うつもりもないようだからいい」

ゆず子「へいへい、そうですかー」

香「それなりに感化はされたくせに表に出したがらないのは、お前らしいがな」


 ~ゆず香るラジオ、リターンズ、其の二~

香「ペンネーム、ゴキブリに負けた男さん」

ゆず子「負けるなって、男なら…」

香「先日、滅多に怒らない上司が大噴火してしまい、職場の空気がとても重苦しかったです。SSプロには怒ると怖いタイプの人はいますか?」

ゆず子「怒ると怖いタイプか…」

香「普段から怒っているのは、衣依、ゆず子、タカシ…くらいか?」

ゆず子「香様だってしょっちゅう怒るじゃん」

香「僕は怒ってなどいない、叱っているだけだ」

ゆず子「どー違うんだか…」


香「しかし、挙げた以外では怒るところをあまり見ないな…」

ゆず子「確かに。葉子とかキレることがなさそうだし、チビッコも別に…タカが知れそうだし」

香「聖羅もそういう意味では、怒るということがなさそうだな…」

ゆず子「…まこちゃんは?」

香「誠がいたな…」


ゆず子「前に、1回だけ見たんだよ…」

香「僕も見たことがあるが、誠は、うちの事務所の中では唯一、怒ると怖いタイプかも知れん」


ゆず子「シュークリームでキャッチボールして遊んでたんだけどさ」

香「……その時点で言いたいことがあるが、まあ続けろ」

ゆず子「いや、ちゃんと食うつもりじゃいたって。どこまで強くキャッチボールしていけるか、みたいな遊び? するじゃん?」

香「しない」

ゆず子「んで、確か…えっと…タカシとやってたんだけど、そこにまこちゃん来てさあ。タカシが、あ、まこちゃーんって駆け寄るじゃん?」

ゆず子「もうこっちが投げた後でタカシが行っちゃったもんだからシュークリームが壁にべしゃーってなっちゃって」

香「なるほど…」


ゆず子「キレたね、まこちゃんが」

ゆず子「食べもので遊ぶんじゃない、って。もう、おっかねえの、迫力とか、声とか、何もかも。タカシがビビって、我関せずみたいな顔してさ!」

ゆず子「でもってわたしだけまこちゃんに、はっ倒されちゃったくらいだよ、マジで。ほっぺ、ビターン!」

香「手まで出たのか…」

ゆず子「いや、マジであれは怖かった。ビビった。香様は?」


香「僕は食べもの絡みではなかったな」

ゆず子「へえー、意外」

香「その日は2人で外を歩いていたんだが、パチンコ屋の前を通りかかってな」

ゆず子「うんうん」

香「まあ気にも留めずに通り過ぎようとしたんだが、ふと誠が立ち止まったかと思ったら、いきなりパチンコ屋の方へ突撃していった」

香「それで僕は知らないが…人見知りらしい男性の胸ぐらを掴み上げて……いや、これ以上はよそう」

ゆず子「気になるじゃん!」

香「電波に乗せられるか、こんなもの」

ゆず子「カットするって、カット! 収録なんだからいける、いける!」

香「じゃあカットするとして…どうやら、父親だったらしいんだが、その朝に仕事へ行くと言っていたのにパチンコ屋から出てきたのを見つけて怒鳴り込んでいったようなんだ」

ゆず子「ああー…そういうパターン?」

香「しかも、生活費を注ぎ込んで大負けしていた…という可哀想なパターンで、あの時の誠は……今思い出しても震えるレベルだな」

もう香様が(まこちゃんの)パパで良いじゃん…

荒らしその1「ターキーは鶏肉の丸焼きじゃなくて七面鳥の肉なんだが・・・・」 
↓ 
信者(荒らしその2)「じゃあターキーは鳥じゃ無いのか? 
ターキーは鳥なんだから鶏肉でいいんだよ 
いちいちターキー肉って言うのか? 
鳥なんだから鶏肉だろ?自分が世界共通のルールだとかでも勘違いしてんのかよ」 
↓ 
鶏肉(とりにく、けいにく)とは、キジ科のニワトリの食肉のこと。 
Wikipedia「鶏肉」より一部抜粋 
↓ 
信者「 慌ててウィキペディア先生に頼る知的障害者ちゃんマジワンパターンw 
んな明確な区別はねえよご苦労様。 
とりあえず鏡見てから自分の書き込み声に出して読んでみな、それでも自分の言動の異常性と矛盾が分からないならママに聞いて来いよw」 
↓ 
>>1「 ターキー話についてはただ一言 
どーーでもいいよ」 
※このスレは料理上手なキャラが料理の解説をしながら作った料理を美味しくみんなで食べるssです 
こんなバ可愛い信者と>>1が見れるのはこのスレだけ! 
ハート「チェイス、そこの鰹節をとってくれ」
ハート「チェイス、そこの鰹節をとってくれ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1469662754/)


余談
7 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします sage 2016/07/28(木) 09:06:48.44 ID:10oBco2yO
ターキー肉チーッスwwwwww
まーたs速に迷惑かけに来たかwwwwwwwww

9 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします sage 2016/07/28(木) 09:12:33.84 ID:LxY8QrPAO
>>7
はいNG設定


この速さである
相変わらずターキー肉くん=>>1という事を隠す気も無い模様

31 ◆xmciGR96ca4q sage saga 2016/07/28(木) 12:50:19.79 ID:g6WSU+sH0
昨夜寝ぼけてスレ立てミスったんで憂さ晴らしも兼ねて久々のロイミュ飯でした。書き溜め半分残り即興なんで色々アレかもしれませんがアレがアレなんでアレしてください何でもシマリス(熱中症

建てたら荒れると判ってるスレを憂さ晴らしに建てる
つまり>>1は自分の憂さ晴らしにs速を荒らして楽しんでる

うーん、いつも通りのクズ>>1で安心するわー

>>12
今のいよりんもこれはこれで…ウッ
ただこういう時期に挫折とかすると闇の世界に直行しそうで心配



 ~ゆず香るラジオ、リターンズ、其の三~

香「デスソース伯爵さんからのメールだ」

香「先週までのゲストラッシュは色々と楽しませてもらいました。……括弧、主に翻弄される香様が」

ゆず子「あはははっ、良かったじゃん、苦労した甲斐があって」

香「…話は変わりますが、SSプロから4人も出演するあのドラマがもうすぐ始まりますね。予告のゆずちゃんがすごくかわいかったので今からとっても楽しみです」

香「かわいかったそうだぞ?」

ゆず子「はあ? かわいいのはたりめーじゃんよ」

香「そこは照れもしないんだな…」


ゆず子「どこに照れる要素があるんですかぁー?」

香「で、どんなドラマなんだ?」

ゆず子「あ? あー…てんこもりドラマ」

香「てんこもり?」

ゆず子「学園刑事ミステリ魔法恋愛…だっけかな?」

香「…」

ゆず子「加えて謎の妖精めいた歌姫とかいうのが出てきたり…あ、これが葉子と聖羅なんだけど」

ゆず子「衣依がまあ…メインの、魔法少女みたいなので、変身するからな、魔法少女に」

香「…そ、そうなのか」

ゆず子「いや、すごい現場だって、あれは…マジで」

香「で、ゆず子はどんな役柄なんだ?」

ゆず子「…」

香「予告がかわいかった、そうだなあ?」ニヤッ

香「番宣くらいしておけ、出演者としてドラマを良いものにしようというのは大事だろう? 宣伝だ」

ゆず子「ぐぐ…」

香「ゆず子」


ゆず子「…………………図書委員で、ウサギを抱いてかわいがってる…不思議ちゃん…」

香「っぷ…ふ、くく…」プルプル

ゆず子「笑うなぁー!」

ゆず子「それはドラマを笑うってことだぞ、制作チームを笑ってるってことだぞ、監督とか脚本家始め謝れ、香様!」

香「いやっ…すばらしい…ふっくく…すば、すばらしいが…ゆず子が……あはははっ、不思議ちゃん…」プルプル


ゆず子「るっせえーな、文句あんのか!?」


 ~まこちゃんと思春期いよりん~

誠「…」コソッ

衣依「…」ペラッ ←台本読み込み中


誠(衣依が…あったかくなってきたのに、全然、俺にかまってくれない…)

誠(いやいや…かまってもらいたいとかタカシじゃないんだから…でも何かこう…寂しいんだよなあ…)


衣依「…」ペラッ

誠「…い、衣依、お、おはよう」

衣依「…あ、おはよう、まこちゃん」ペラッ

誠(顔も上げてくれないのか…)


衣依「…」ペラッ

誠「…」スッ ←衣依と同じソファーの端っこに座った


誠「…」チラッ

衣依「…」ペラッ


誠(衣依ぃ~…)

誠(うぅぅ…何でこんなに、衣依が素っ気ないとショックなんだ、俺…? ……ダメなとこ見せたら…また、叱ってくれるのか…?)

誠(いやっ、いやいやいやいやっ、俺がしっかりしてきたからこそ、衣依が何も言わなくなってるって可能性もあるんだ!)

誠(だってのにちっちゃい子みたいに幼児返りみたいなことしたら幻滅させちゃう、そんなことはしちゃダメだ!)


誠「…」チラッ

衣依「…」ペラッ


誠(隣にいるんだから何か喋ってもいいだろ、衣依っ?)

誠(いーよーりぃぃ~……)


衣依「…ふぅ」パタンッ

誠「!」

誠(台本読むのが終わった…!! これなら――)

衣依「…」ゴソゴソ

誠(ん…? 鞄から…漫画…? 漫画?)

衣依「…」ペラッ

誠(……俺が近くにいるのに漫画なんて読んで…。昔の衣依だったら、今日何があったとか、ちゃんとご飯食べてるのかとか、いっぱい話しかけてきてくれてたのに…)

誠(いや…ちょっと、素直になりにくい年頃なだけだよな…。きっとそうだ、そのはずだ。だったら、話しかければちゃんと答えてくれる…!)


誠「い、衣依っ。最近どうだ? 学校とか…」

衣依「普通だよ…」ペラッ

誠(素っ気ないぃぃぃ!! 衣依が…衣依が素っ気ない…どうしてこんなにダメージ受けるんだ、俺…?)


誠「勉強は…?」

衣依「普通」ペラ

誠「仕事とか、どうだ? よりどりいよりは終わっちゃったけど、あんまり落ち込んだり…」

衣依「あれ子ども向け番組なんだし、終わるの分かってたし、落ち込むなんてないよ…」ペラ

誠(衣依が構ってくれない…何か、泣きそう…)

>>14
闇に直行する…闇堕ちした衣依?
衣依「満つるは約束の刻(※おはようございます)」
衣依「同胞に我が福音を奏でん(※お仕事行ってきます)」
衣依「奮わせ行くは茫漠たる荒野、されど渇く心は泡沫の夢に焦がれん、掴みし幻にこの身を灼くは能わじ、さすれば今一度の桃源を魂に描く(※お疲れ様でした)」
良く分からんがこんな感じかな?


 ~まこちゃんと思春期いよりん、いよりんサイド~

誠「…」コソッ

衣依「…」ペラッ ←台本読み込み中


衣依(連ドラのレギュラー…。それに何だか、ジャンルてんこもりすぎて、すごくよく分からないお話になってる…)

衣依(これはちゃんと台本覚えて、裏の裏までよく考えてやらなくちゃ…)


衣依「…」ペラッ

誠「…い、衣依、お、おはよう」

衣依「…あ、おはよう、まこちゃん」ペラッ

衣依(そう言えばまこちゃんは、そろそろ野山に入って山菜とか取ってくる季節かな…?)


衣依「…」ペラッ

誠「…」スッ ←衣依と同じソファーの端っこに座った


誠「…」チラッ

衣依「…」ペラッ


衣依(ここのシーンの、不敵な笑み…っていうのが…後の、ここのシーンに繋がるやつだから…)

衣依(心情的にはどういう感じになればいいんだろう…?)

衣依(全部手の平の上で起きてるとか…この人たちは見抜かれてることに気がついていないんだとか…?)


誠「…」チラッ

衣依「…」ペラッ


衣依(何かまこちゃんに見られてる気がする…)

衣依(やましいこととかやったのかな…? でも、そういう時のまこちゃんは近づいてこないから大丈夫かな…)


衣依「…ふぅ」パタンッ

誠「!」

衣依(ちょっと息抜きに漫画読もうっと)

衣依「…」ゴソゴソ

衣依(ええっと…今日、事務所に来る時に買った新刊が…あった、あった。これ楽しみにしてるんだ~♪)

衣依「…」ペラッ

衣依(前巻で主人公が焦った王子様に迫られてビンタしちゃったんだよね…。それで傷心しちゃった王子様とすれ違ってて…続きはどうなってるんだろ)

衣依(あれ…? 何だか、急に時間飛んじゃった…。え、ええっ? どうして王子様がこんなみすぼらしくなっちゃってるの…?)


誠「い、衣依っ。最近どうだ? 学校とか…」

衣依「普通だよ…」ペラッ

衣依(そんな…王子様、振られちゃったと勘違いして…それでこんなに…?)


誠「勉強は…?」

衣依「普通」ペラ

誠「仕事とか、どうだ? よりどりいよりは終わっちゃったけど、あんまり落ち込んだり…」

衣依「あれ子ども向け番組なんだし、終わるの分かってたし、落ち込むなんてないよ…」ペラ

衣依(ああ、主人公も勘違いして完璧にすれ違っちゃって…え、新キャラ? 主人公の幼馴染? わっ、カッコいい人…)

衣依(ええっ? これ、続きどうなっちゃうの…? 三角関係だーっ! ええ? どっちを選ぶことになるの? うぅぅ…気になる…)


 ~泣いちゃったまこちゃん~

誠「…」ズ--ン

タカシ「ってわけでね、すばるん…まこちゃんのこと、慰めてあげたいんだよ」

スバル「なるほど…。確かに衣依、素っ気ないし…まこちゃんは昔から、衣依のことを本当の妹みたいにかわいがってたし…」

タカシ「むしろ、本当の妹に重ねてたからさあ…。それで、ああなっちゃって、しばらくこんな感じでしょ…?」


スバル「…何か怖い」

タカシ「でしょ? だからね、こういう時は…」ヒソヒソヒソ

スバル「ええ? でもまこちゃんだし…」

タカシ「まこちゃんだからだよっ、法律でオーケーになってるんだし。ねっ?」

スバル「う、うーん…まあ…本人がオーケーするなら…?」


タカシ「とりあえず大瓶で1本と、コップ3つで!」

誠「いや…何で、居酒屋…?」

タカシ「あ、ビールきたぁ~♪ はい、まこちゃん」トクトクトク

誠「いやいやいや…俺、お酒は…」

スバル「はい、タカシ」トクトクトク

タカシ「ありがとー、すばるんにも注いであーげる」トクトクトク

スバル「じゃあ」

タカシ「うんっ」

すばたか「「かんぱーい」」

誠「えええ…?」


タカシ「まこちゃんも、飲もうよ~。嫌なことはね、お酒で流せばいいんだよ。一時的でも、忘れられるから」

スバル「あれ、タカシ?」

誠「つってもなあ…うちの父ちゃんも、酒に酔った勢いでバカなこととかしでかすし、あんまり…」

タカシ「まあまあまあ、とりあえず、ね?」


タカシ「おおー、まこちゃんすごく飲めるね…」

スバル「あれ? 普通に来ちゃってるけど、まこちゃん、お酒飲むの、初めてじゃ…?」

誠「ぷはぁっ…うぅ…ヒック…」

タカシ「えーと…まこちゃん、誘っておいてあれだけど…ひとりでビールの大瓶3杯飲んで、焼酎もそんなにがばがば飲んで…」

スバル「そろそろ、やめた方が…」

誠「こんらろ、ぜぇんぜん…飲んだには……今夜はぁ…売上ノルマがぁ…ヒック…800万でぇ…ドンペリ入れてくれないと死んじゃうぅ~…」

タカシ「えーと…まこちゃん、ドンペリはないから…別のにしよ?」



衣依「おはようございま――」

誠「グォォォ…グォォォォ…」←ソファーでいびきかいて寝てる

衣依「うっ…お酒臭い…まこちゃん…お酒飲むの…? でも、こんなところで…あれ…? 何か、昨日と同じ服みたいな…?」

衣依「……まこちゃんっ、そんなところで寝ちゃダメでしょ? ちゃんとお家帰ったの? 起きて、まこちゃんっ」ユサユサ

誠「ん、ぅぅ……衣依…? 衣依……衣依ぃぃー!!」ガバッ

衣依「ま、まこちゃん…何…?」

誠「衣依ぃぃ~…グスッ……衣依ぃ…ヒック…グス……」

衣依「どうして泣いてるの…? 泣いちゃダメだよ、まこちゃん…?」ナデナデ


 ~ご機嫌まこちゃん~

誠「~♪」

スバル「ご機嫌だね、鼻歌まで歌って…」

誠「何かよく覚えてないんだけど、朝方に衣依に久しぶりに叱られて…ちょっとな。よくは覚えてないんだけど」

スバル「…」

誠「ん? どうした?」

スバル「いや、何でも…」

スバル(まこちゃん昨日、ものすごく無茶な飲み方をしまくってひとりで一升くらい飲んで潰れて、事務所に寝かせたんだよなあ…)

スバル(確か今朝は衣依がスケジュールの確認で事務所に来たみたいだし…その時に潰れてたのを叱られた…のかな?)

スバル(でも、それをはっきり覚えていないとは…)


誠「起きたら置き手紙まであって、もうこれ宝物だなあ…少なくとも衣依が前みたいに接してくれるようになるまでは…」

スバル(まこちゃんって、衣依のこと本当に大好きだなあ…)

置き手紙『お腹出して酔っ払って寝てるなんてみっともないからしちゃいけません by衣依』

誠「やっぱ、素っ気なくてもちゃんとみんなのこと心配してるんだな、衣依…。良かった、良かった…」


 ~PC熟練者~

聖羅「う、うーん…?」

葉子「どうかしたの?」

聖羅「あ、葉子さん…。実は進学のお祝いにってノートパソコンを買ってもらったんだけれど…よく、分からなくて…」

聖羅「インターネットに、どう繋げばいいのかとかが、さっぱり…。も、モバイルルーター? とかいうのも一緒に買ってもらったものの…」

葉子「ごめん…わたしもちょっと…そこまで詳しくは…」

聖羅「事務所で、こういうのに詳しい人っているんでしょうか…?」

葉子「どうなんだろう…? 香さんなら何でもできそうな気はするけど、いないし…ゆず子も今日は来ないし…」

 ガチャッ

誠「おっはよーう」

葉子「………まこちゃんは文明的な生活からはいつも遠ざかってるし…」

誠「!!?」


スバル「みんな、いただきものの和菓子があるんだけど食べない?」

葉子「あっ…スバルさんなら、パソコンの設定とかもできるんじゃ…?」

スバル「パソコン? どうかした?」

聖羅「実は、かくかくしかじかで…」

スバル「ああ…いいよ、任せて。自慢じゃないけどそういうのは得意中の得意なんだ。えーと…ちょっと貸してね。まずはここをこうして…」カチカチ


誠「…羊羹うめえ…」モグモグ ←蚊帳の外を感じ取ってる


スバル「はい、完了」

葉子「って、えっ? まだものの数十秒…?」

聖羅「まあ~…すごいんですね。まるで業者さんみたい」

スバル「事務員としてのたしなみ、かな? 事務作業より、こういうのの方が実は得意なんだけど…」

葉子「へえ…いつもプロデューサーさんに手伝ってもらってばかりだから、あんまりかとも思ったけど…」

スバル「ナチュラルに葉子って、キツいこと言う時があるね…。でもね、事務所のホームページ管理から、ちょっとした画像処理から、コンサートのパンフレットの編集やらデザインやら、コンサート中に液晶へ流す映像の制作やら、僕は手広くやってるのさ」

聖羅「事務員さんって、すごいんですね」

誠「いやスバルくらいのもんだろう…」


 ~強運の女?~

聖羅「~♪」

タカシ「あれ、せーらちゃん、どうしたの? 鼻歌なんて歌って」

聖羅「あ、タカシさん」

タカシ「タカシでいーよー。もしくはタカシくん、でも可!!」

聖羅「じゃあタカシくん、で……。商店街の福引きをしたら、いいものもらっちゃいまして」

タカシ「えっ、なになに? 何もらっちゃったの?」

聖羅「何と、ボックスティッシュ6個セットです」

タカシ「え?」

聖羅「花粉症なので、ちょっとこの時季はつらくって…。でも、これがあれば全然怖くないですね」

タカシ「あ、そう…なの」

タカシ(何もらっても嬉しくなっちゃう感じじゃないのかな…?)

聖羅「何だか、いっつも欲しいなあって思うものが当たるような気がして…。運がいいんでしょうか?」

タカシ「ちょっと違う気がするなあ…」

タカシ(むしろ何でも喜んじゃって運がいいって思い込んでるパターンじゃ…?)


 ~河村スバルは28歳~

スバル「また春になりましたね…」

巌「ほうじゃのう…」

スバル「春になると、何だか毎回思い出すんですよね。シャーディや、タカシや、香が入ってきたころのこと」

巌「あいつらも春に入ってきたからのう」

スバル「それに葉子や佑香も春でしたし。でもやっぱり人が少なかったころの思い出の方が…」

巌「シャーディが入ってきたころはお前も現役じゃったけえのう」

スバル「あ、あはは…」

巌「ん? じゃが…もうすぐ、お前がデビューして15年、引退して10年の節目じゃのう?」

スバル「もうそんなになるんですね…。いやあ、あのころの僕は若かったです」

巌「お前が引退してすぐシャーディがドカンと当たりよったけえ、もうちいとがんばっとれば今ごろは大忙しじゃったかも知れん」

スバル「今でも充分、忙しいんですけどね…」

巌「しっかし、15周年か」

スバル「もうそんなの大昔のことなんですから、わざわざ…」

巌「今ならSSプロの名前もよう知られとるけえ、ちいとイベントでも打つかのう?」

スバル「イベント? 何のです?」

巌「お前の一夜限りの復活とかじゃ」

スバル「ぶふっ…!? む、むむむむり、ムリですよっ!? 見てください、このもっさりヘア!!」

巌「んなもん、ちいと美容院行けば済む話じゃ」

スバル「このオタク感っていうか、ギーク感が出る眼鏡!!」

巌「コンタクトにせえ」

スバル「そしてこのひょろい体つき!!」

巌「昔取った杵柄言うじゃろう、ちいとレッスンすればええ」

スバル「ムリですってば!! 大体、事務所のお仕事はどうすればいいんですかっ!?」

巌「勤務中にフラッシュゲーム作って遊んどる暇がありゃあいけるじゃろう」

スバル「どうしてそれを――あっ」

巌「やっぱりしとったんか、わりゃあっ!? 決定じゃ、社長にはワシから言いよるけえ、覚悟せえっ!!」


 ~MFC:引きこもりを更正させよ~

誠「今回は学校に行かずに引きこもっている中学生を、ちゃんと通えるようにさせるという挑戦です」

誠「……ていうか、これ大丈夫か? ちゃんとそういうプロの人がやった方が…逆効果にでもなったら申し訳ないっつうか…。お蔵入りも怖いな…」


母親「この部屋です…。まーくん、まーくん…ちょっと、いい?」コンコン

<ドンッ

誠「何か音がした…」

母親「床とか、壁を叩いて返事をするんです…」

誠「…声も出さないのか…。じゃあ俺が。お母さん、ちいと手荒になってもケガはさせないようにするから」


 コンコン

誠「こんにちはー。アイドルの御剣誠って言うんだけど、ちょっと話でもしないか?」

<ドンッ

誠「…うーん、今回の制作費っていくら?」

スタッフ「[ピ----]円です」

誠「じゃあ、ドア代くらいは弁償できるな。お母さん、ごめんな」

スタッフ・母親「「えっ?」」

 ガチャガチャガチャッ

誠「ちょっと、入る、ぞぉっ!!」

 ゲシィッ
 ドゴォォッ

ヒッキー「!!?」

誠「おお、開いた、開いた…。暗い部屋…。お日様の光浴びた方がいいんだぞ?」シャッ ←カーテン開けた

ヒッキー「く…く、くぅな…」

誠「食うな? 食わないぞ? いくら俺でも人は」

ヒッキー「くる…なぁ…」

誠「何だ、壁とか床とかドンドン叩くから、もうちょっと凶暴かと思ったら全然だな。んじゃ、外行くか」ガシッ

ヒッキー「はなしぇ…ぇぇ…!」


誠「食いもんはいっぱい、この山ん中にあるからな!」

誠「確か、半年くらい引きこもってたんだっけか? じゃあ2ヶ月半くらいは外に出なかったわけだし…とりあえず1週間、山暮らしするか!」

ヒッキー「」

誠「おっ、ヘビがいた! どりゃああっ! よーし、ヘビの白焼き食おう。ご馳走だな、いきなり!」

ヒッキー「」

誠「まずは皮を剥ぐんだけど…あっ、やるか? まずな、こうやってナイフを入れて…で、ここから、ベリベリっと。ほら」

ヒッキー「ぁ…ぁぅ……む、ムリ…」

誠「そうか? じゃあお手本見せてやるから。こうして…」グジュガギッ

誠「でもって、もう、手でやってもいいんだけど俺は皮のとこを前歯で噛んで、グイーっと」ベリベリィッ

ヒッキー「」

誠「よーし、じゃあこれは一応、天日干ししといて、次の食材探しにいくぞ」


誠「――というわけで、5日間かけた結果! 見事に引きこもりはしなくなりました」

元ヒッキー「お世話になりました。ありがとうございます」

誠「学校戻れるか? 嫌なことあって、行かなくなったんだろ? まずは保健室とかでもいいからな」

元ヒッキー「もう怖いものなんてないです。クマとかイノシシに比べれば学校なんて…」


 ~芸能界いろいろランキング~

葉子「あれ…この雑誌…」

見出し『本誌史上最大アンケート実施!! 超アンケート特集!!』


葉子「ええと……芸能界抱かれたい男ランキング…? あ、3位に香さんがランクインしてる…」

葉子「コメントが…香様以外考えられない…。香様に耳元で愛を囁いてほしい…。罵倒してほしい…?」

葉子「…罵倒? そんな需要、香さんにあったんだ…?」


葉子「無人島へ行く時に一緒についてきて欲しい芸能人ランキング…。まこちゃん、3年連続ナンバーワンなんだ…?」

葉子「そのまま永遠に無人島で一緒に暮らしたい…。どんな猛獣が出てきてもお肉になる未来が浮かぶ…。まこちゃんのポジティブパワーならどこでも生きていけそう…」

葉子「永遠に無人島で一緒に、って…。それ以外は共感できるけど…」


葉子「あとは…寂しい夜にそばにいてほしい芸能人ランキング…。タカシさんが1位…」

葉子「色んなお喋りができそう…。甘えたいし甘えてほしい…。甘やかして食べちゃいたい…。いっそ食べてほしい。寂しくなくてもタカシ一択…」

葉子「…疲れちゃうような気がするけど…」


葉子「憧れの女性芸能人ランキングが…ええ、シャーディが1位…? あっ、ううん…うん、お仕事中のシャーディしか知らないだろうし…」

葉子「ファッションから明るさから、何から何までステキ。あんな風に力強く人生を生きてみたい。かわいいし格好いい最強の女性像…」

葉子「……これは同じ事務所にいる弊害なのかな…? 事務所入るまでは、確かにちょっとそう思えてたかも…」


葉子「妹にしたい芸能人ランキングで…あっ、衣依ちゃんが1位になってる…。あれ、地味に6位に佑香ちゃんも…?」

葉子「衣依ちゃんのコメントが…妹になって自堕落なところを叱ってほしい…。一緒に色々なファッションを楽しみたい…。お姉ちゃんでもいい」

葉子「…さすがとしか言えない…」

葉子「佑香ちゃんの方のコメントは…毎日が楽しくなりそう…。悪戯されたいし悪戯をやり返したい。いけない悪戯を一緒にしたい…」

葉子「これ…女性誌だよね…?」


葉子「結婚したい女性芸能人ランキング…えっ? どうして、4位に…?」

葉子「ていうかこれ、女性誌だよね…? 同性婚したいってこと…? え…? 何この雑誌…?」

葉子「怖いけど…一応コメントも…ええと…一日中ハコちゃんの頭を撫で続けて暮らしたい…ウェディングドレス姿を誉めまくって赤面させて悶えたい…養いたい…」

葉子「………何だろう、この気持ち…?」


葉子「…ネトゲのオフ会で偶然出会いたい芸能人ランキング…? えっ、ゆず子が2位になってる…」

葉子「だるだるスウェット姿できてほしい…ゲラゲラ笑ってるところが好き…ヘッドセット越しにあの声を聞きたい…」

葉子「……すごくよく分からない世界…」


葉子「お姉ちゃんになってほしい芸能人ランキング……にも衣依ちゃんがいるっ? しかも2位…」

葉子「叱られたい。めってされたい。叱られても言うことを聞かずにいてちょっと涙目にしたい。お風呂に入れてほしい。おむつを取り替えてほし…」

葉子「これ女性誌だよね?」


葉子「女性誌…なんだよ……ね?」バサッ

葉子「…」

葉子「女性誌じゃなかった…!?」


葉子「………………これはこれで、改めてゾッとした…」


聖羅「いつも、応援をしていただいて、ありがとうございます」

聖羅「もうそろそろ始まるらしいので、良かったら今日もよろしくお願いしますね」



 ―― 4月 2週目


貴方「連続ドラマの反響は…何やら、意外な方面に向かっている…」

スバル「まさか、成長期真っ盛りの衣依ちゃんが槍玉に上がって、こんなのいよりんじゃない、という悲鳴が上がるとは…」

貴方「まあ、ネットでの反応だけなんで、まだ…」


貴方(聖羅ちゃんと葉子ちゃんは準レギュラーのような立ち位置だから、そこまでドラマ撮影にスケジュールを取られることはない…ものの)

貴方「ちらほら、撮影も入るんだよなあ…」



 北川聖羅 女 17歳 誕生日:2月2週
 体力:1 頭脳:4 精神:3
 歌:6.31 踊:3.00 容:3.00 表:4.04 演:3.00
 熱:3 道:3

 愛嬌のひと:人から憎まれることがほぼない
 リハビリ済:大怪我をした経験から、体力がガタ落ちになってしまっている

 特技:ー
 趣味:ー

 好感度:【261/とっても運がいい方なんですね】

 メモ:かなり天然な上に、お人好しっぽい
    じゃっかん、空気は読めていない感じもある
    実は高所恐怖症のようだ
    強運?
 路線:癒し系のんびりガール
 動機:シャーディに憧れて?
 持ち歌:野良猫のうた 昔の夜空



貴方「連ドラ主題歌に、野良猫のうたが使われたお陰で注目を浴びているはず…!」

貴方「こういう時は!!」


 ↓1 お仕事だよー!!

 1 歌番組に初出演!!
 2 どどーんとCDリリースイベントだ!!
 3 番宣番組に出演だね!!




貴方「今日は、ドラマの番宣に出てもらいますよ」

聖羅「はい~」


聖羅「どんな番組に出るんですか?」

貴方「聖羅ちゃんも知っている番組だとは思うんですが…」


 ↓1 どんなかな?

 1 好きなもの3品と、嫌いなもの1品をゲスト同士で指定して食べさせて、何が嫌いかを当てるというバラエティーだよ
 2 街歩きをしながら随所で出題されるクイズに正解すると、おいしいものを食べられるというありきたりな番組だよ
 3 言わずと知れてるまこちゃんファイトクラブ




貴方「まあ、内容としてはよくある感じですね」

貴方「街歩きをしつつ、色んな飲食店に入ってはそこで出題されるクイズに正解したら食べられるという…」

聖羅「ああっ、あれですね」

貴方「ちなみに、聖羅ちゃんと一緒にゲスと出演する人もいますんで」

聖羅「どなたですか?」


 ↓1 一緒に出演するのは…

 1~3 ゆず
 4~6 いよりん
 7~9 ようこ


 0 につき再判定

 偶数 どどどんと、ドラマ出演組(聖羅+葉子いよりんゆず子)全員でだよ
 奇数 とうとうライバル事務所にして、舞台を別事務所選択時に登場する、アイドル芸能事務所が登場か…




貴方「別事務所なんですが…」

貴方「SOKUHOプロというのを、ご存知ですか?」


聖羅「SOKUHO…?」

貴方「ええ、通称、ソクプロと言いまして」

貴方「事務所の古さではうちの方が上ですが、この近年で爆発的に力を増しているアイドルのプロダクションでして」

貴方「こちらはソロ活動ではなく、ユニット単位でプロデュースをしているんですよ」


貴方「あ、今回はソロで来ていますがね」

貴方「商売敵としては侮れない事務所です」


聖羅「そうなんですか」

貴方「とは言え、今回は同じ番組で共演する仲間…ということでもありますし」

貴方「あんまり気負わずにがんばってくださいね」



 ↓1 SOKUHOプロの刺客(!?)とは

 お名前 + 性別 おなしゃす


 ↓1 採用安価のコンマ判定

 偶数 大人気ユニットのビジュアル担当
 奇数 売出中ユニットの体育会系担当?




貴方(ロケが始まった…)

貴方(ソクプロの大人気ユニット・カトルセゾンのビジュアル担当ガール、長良真夏…)

貴方(そのプロポーションとファッションセンスは、若い女性を中心に支持層が厚く、当然のことながら男性ファンも多く存在する…)

貴方(……しっかし、あれはメロンだな…)


聖羅「よろしくお願いしますね」

真夏「……よろしくね」


貴方(まあ、互いに敵意なんていうものはない…ものの)

貴方(できれば目立ってもらいたい)


 ↓1 ロケスタート!!

 偶数 ええぞ、聖羅の天然がうけてる!
 奇数 長良真夏…おそるべし…




女子アナ「ここでクイズです!」

女子アナ「これに正解をしたら、柳川鍋がいただけます」


女子アナ「それでは問題」

女子アナ「柳川鍋の主要な食材であるどじょうは、汚い水でないと生きられない。マルかバツかでお答えください」


聖羅「汚い水でないと…?」

真夏「ええー…?」


女子アナ「では、答えをオープン!」


聖羅「バツだと思います」

聖羅「やっぱり、綺麗なお水はどじょうさんにもいいんじゃないかなって」


真夏「マルかなあ?」

真夏「どじょうって、確か…泥にマスって書くし、泥ってつくくらいなら汚い水の方がいいんじゃない?」


女子アナ「答えは…マルです!」

真夏「ほんとうっ? やったね!」

女子アナ「泥の中でどじょうは体の表面などに菌をつけて、それで身を守っているそうです」

女子アナ「綺麗なお水の中だと、その菌がいなくなってしまうので、病気などにかかって死んでしまうそうです」


女子アナ「それでは正解者の皆さんに柳川鍋を食べていただきましょう」


貴方(うーむ…ビジュアルがいいだけでなく、雑学までしっかりと…)

貴方(これが大人気ユニットのパワーなのか…)


聖羅「……おいしそうですね…」

真夏「一口あげよっか?」

聖羅「いいんですか?」

真夏「はい、あーん」

聖羅「あー――」

 ヒョイッ
 パクッ

真夏「んん~っ、おーいひぃ~っ……」ブルブルッ

聖羅「あら…」


貴方(バラエティーのお約束を押さえてる上に、あのリアクション…! ただものじゃない…)



 ↓1 その後のロケは…

 偶数 あんまり聖羅はアピールできなかったなあ…
 奇数 ことごとく、長良真夏に食われ続けた(色んな意味で




女子アナ「それではまた来週!」

 『またねー』


<はーい、オーケーでーす!

<お疲れさまでしたー!!


聖羅「ふぅぅ…」

聖羅(あんまり、おいしいもの食べられなかった…)


貴方(そこまで目立つことはできなかったなあ…)

貴方(長良真夏…他者を蹴落とすまではしなくても、自然と自分が目立つように動いていたように見える…)

貴方(普段はユニットとしてやっている分、こういう時のアピール方法が日頃から鍛えられているのかも…)


貴方「お疲れさまです、聖羅ちゃん」

聖羅「はい、お疲れさまでした」

貴方「あんまり、目立てませんでしたねえ」

聖羅「す、すみません…。つい、目の前の食べものに夢中になっちゃって…」

貴方「いえ、ムリする必要はありませんから」

貴方「またがんばりましょう」



 ↓1 イベ?

 偶数 ないよ
 奇数 宣戦布告…?




貴方「もうちょっと、お話に割り込んでいくような積極さがあるといいかも知れません」

聖羅「積極性、ですね」

貴方「けれど自然体でも聖羅ちゃんは魅力的ですので、頭の片隅で…という感じで」

聖羅「はい、分かりました」


貴方「今日の反省会はこれくらいにしておきましょう」

聖羅「はい」


 ↓1 好感度

 コンマ一桁分上昇




 聖羅好感度:【261/とっても運がいい方なんですね】
       →【267/とっても運がいい方なんですね】


貴方「ただいま帰りました」

スバル「おかえりなさい」

貴方「いやー…お腹がすいちゃいました」

スバル「おいしいもの見てきたからですか?」

貴方「ええ…。色々と、本当に…」

貴方「今日は一杯やりたい気分ですね」

スバル「じゃあ僕はここで――」

貴方「河村さん、お仕事はもう終わったんですか?」ニコッ


スバル「…」

貴方「手伝いますから、今夜…」

スバル「……はい…」



 北川聖羅 女 17歳 誕生日:2月2週
 体力:1 頭脳:4 精神:3
 歌:6.31 踊:3.00 容:3.00 表:4.04 演:3.00
 熱:3 道:3

 愛嬌のひと:人から憎まれることがほぼない
 リハビリ済:大怪我をした経験から、体力がガタ落ちになってしまっている

 特技:ー
 趣味:ー

 好感度:【261/とっても運がいい方なんですね】

 メモ:かなり天然な上に、お人好しっぽい
    じゃっかん、空気は読めていない感じもある
    実は高所恐怖症のようだ
    強運?
 路線:癒し系のんびりガール
 動機:シャーディに憧れて?
 持ち歌:野良猫のうた 昔の夜空



 ↓1 ドラマは始まったばかり

 偶数 歌番組のオファーやでぇ~
 奇数 特に何もなく




 ―― 4月 3週目


貴方「今日は歌番組ですよ」

聖羅「はいっ」


貴方「緊張しないで、リラックスしてくださいね」

聖羅「がんばります」

貴方「ついでにドラマについても尋ねられると思うんで、うまいことお願いしますね」

聖羅「分かりました」


 ↓1 初めての歌番組!

 1 トークの練習をしておこう
 2 歌に集中やで!
 3 まこちゃんも新曲を出してたらしく、一緒に出演だって




貴方(生放送の歌番組…)

貴方(日本のアーティストにとって、これに出るかどうかが登竜門的な番組だ)


貴方「歌で勝負をしましょうね」

聖羅「はい」

貴方「リハで雰囲気は掴めたと思うんで、レッスンの通り、リハの通りにやってください」

貴方「テレビで披露したら爆売れ、というパターンもありますから、がんばりましょう」


 歌番組!!


 求められる能力値
 歌:3 踊:3 容:3 表:3

 聖羅能力値
 歌:6 踊:3 容:3 表:4


 各種能力値クリア!
 超過ボーナス!

 歌:3 + 表:1 = 超過ボーナス:4


 ↓1 本番

 コンマ + 超過ボーナス:4
 =~9  普通
  10~ グッド
  15~ ヒットの予感?
  20~ 大ヒットの予感?
  ※20~は能力値が高いと狙えるようになります



 コンマ:5 + 超過ボーナス:4 = 9:普通


貴方「………うん」

貴方「無難に終われたかな?」


貴方(もうちょっとで、もっと良いものになった気はするものの…)

貴方(まあ初めての歌番組だし、こんな感じかな?)


聖羅「お疲れさまでした」

貴方「はい、お疲れさまでした。問題なく、ばっちりでしたね」

聖羅「はい。でも…もうちょっとがんばれたかなあ、とは思うんですけれど…」

貴方「人生はトライアンドエラーの連続です。次がありますから、今日の経験を糧にしていきましょう」


聖羅「そうですね」

聖羅「またがんばります」



 ↓1 ところで?

 偶数 いや別に何も忘れてへんで?
 奇数 シャーディイベは、どうなっとるんじゃい?




貴方「ただいま帰りましたー」

聖羅「帰りました~」


スバル「あ、お、お帰りなさいっ…!」

スバル「あの、聞きました? シャーディのこと?」

貴方「はい? 何をですか?」

聖羅「何かあったんですか?」


スバル「電話がかかってきて、シャーディが…」

貴方「ま、まさかとうとう、お縄…」

聖羅「おなわ?」

スバル「そうじゃなくて!」


スバル「アイドルを引退するって…!!!」


貴方「は?」

聖羅「へっ?」



 ↓1 シャーディが、引退?

 偶数 シャーディダディーが、そう電話をしてきた…?
 奇数 しかも誰かの差し金で週刊誌がそれを掲載してくるとか…




スバル「社長に直接、連絡があったそうなんです。娘をやめさせろ、さもなければ眉間に9ミリ弾をぶちこむぞ…とか何とか」

貴方「脅迫じゃないですか…」

スバル「それでもかまわないみたいなんですよ、スキャンダルでも何でもシャーディを辞めさせるなら…」

聖羅「ま、まあ…それで…辞めて、しまうんですか…?」


スバル「そんなわけにはいかなくて…だって、色々とスポンサーだとかとの契約期間もあるし…番組だって」

スバル「なんだけど、もう、やたらに強い言い方だったって、社長が仰られていて…」


貴方「シャーディがもしも引退なんてことになったら、うちの事務所は…」

スバル「けっこう、ガタ落ちです」

貴方「ですよね…」


聖羅「どう、なっちゃうんですか…?」

スバル「シャーディの父親が今度、来日して話をつけにくるとかで…」

スバル「どうにか説得するしかないんでしょうけれど…」

貴方「眉間に9ミリ弾をぶち込む…なんて脅しをする人が、そう簡単に説得に応じるものやら…」

スバル「そうなんですよ…」


聖羅「…でも、鉄砲は日本には持ち込めないんじゃないですか?」

貴方「………まあ、それは、そうですね」



 ↓1 好感度

 コンマ一桁分上昇



 聖羅好感度:【267/とっても運がいい方なんですね】
       →【270/とっても運がいい方なんですね】


貴方「シャーディが引退なんて、シャレでしかなかったことだというのに…」

スバル「本当ですよ…」


スバル「間野さんの説教の脅し文句が、人気絶頂で引退させて伝説にさせてやるぞ…でしたからね」

貴方「確かに電撃引退なんてことになれば、伝説的でしょうけど…正直な話、稼いでもらいたいですからね」

スバル「けど…女性アイドルがアイドルでいられる期間っていうのは、短いですし…」

スバル「もしかしたら…こういうタイミングで引退をした方が、シャーディには…?」


貴方「…難しい問題ですね」



 北川聖羅 女 17歳 誕生日:2月2週
 体力:1 頭脳:4 精神:3
 歌:6.31 踊:3.00 容:3.00 表:4.04 演:3.00
 熱:3 道:3

 愛嬌のひと:人から憎まれることがほぼない
 リハビリ済:大怪我をした経験から、体力がガタ落ちになってしまっている

 特技:ー
 趣味:ー

 好感度:【270/とっても運がいい方なんですね】

 メモ:かなり天然な上に、お人好しっぽい
    じゃっかん、空気は読めていない感じもある
    実は高所恐怖症のようだ
    強運?
 路線:癒し系のんびりガール
 動機:シャーディに憧れて?
 持ち歌:野良猫のうた 昔の夜空



貴方「ともあれ…」

貴方「シャーディのことは先輩と社長にお任せして、自分でやれることをしなければ」

貴方(ドラマが終わるまでは、ノルマは気にしなくてオーケーだとして…)


貴方(…でも、うちの事務所でシャーディに憧れた組ってちょっと多いからなあ…)

貴方(聖羅ちゃんは言わずもがな、衣依ちゃんもシャーディの口だし、ゆず子だってアイドルへの興味のきっかけは…)

貴方(…改めて、大問題だな)


 ↓1 来週は…

 1 レッスン!
 2 リリースイベント!
 3 お仕事見学
 4 営業



 ―― 4月 4週目


貴方「今日は、リリースイベントをしますよ」

聖羅「はいっ」


貴方「ドラマ撮影と学校の勉強と忙しいかも知れませんが、がんばりましょう」

聖羅「はい、がんばります」


聖羅「今日はどんなことをするんですか?」

貴方「今日はファンとの交流に重点を置きまして…」



 ↓ リリイベ!

 1 インストアライブで生歌披露やで
 2 CD購入者限定握手会やで
 3 サイン会でござますよ
 4 その他、どんな?
   ※あれとこれと、っていう欲張りパティーンはNGでやんす




貴方「この、店内特設ステージにてインストアライブというものをします」

聖羅「思ってたよりも広いんですね」

貴方(そこまででもないんだけど…)


聖羅「お客さんは、どこまでいらっしゃるんですか?」

貴方「そこに養生テープが貼ってあるでしょう? そこに柵…というほどじゃないですが、設けられる予定ですので、そこが最前列ですね」

聖羅「2メートルくらいしかないんですね」

貴方「ええ、折角ですから、近くで…と思いまして」


貴方「さて、じゃあ準備に取りかかりましょう」

聖羅「はいっ」



 ↓1 インストアラーイブ!!

 偶数 お忍びで応援にきてくれたのは…誰だ!?(シャなんとかさん以外だよ)
 奇数 忍び寄る闇のシャ…闇の者!?




貴方「もうすぐ出番ですね」

聖羅「はいっ」


 prrrr…

貴方「おや?」

貴方「ちょっと失礼…」


 pi

貴方「はい、もしもし?」

スバル『あ、お疲れさまです』

貴方「ええ、どうも」

スバル『そっちに、誰か行ってます?』

貴方「誰かとは?」

スバル『あ、いえ…何もないなら、いいんです、がんばってください』


貴方「…?」


<コンコン

貴方「はい?」


 ↓1 誰がきたかな?

 1~3 何だ寂しがり屋のタカシくんか
 4~6 葉子ちゃんやで
 7~9 おうおう、ドラマ撮影で忙しいのにわざわざゆず子がきたのか。ほほう、ほうほうほうほう?



ゆず子「うーっす」

聖羅「あら、ゆず子さん」

貴方「おや、どうしました?」


ゆず子「いや…ちょっと通りかかって、やってるらしい…みたいな感じで聞いたもんだから」

ゆず子「……はい、差し入れ」


聖羅「あら…おいしそうなチーズケーキ」

貴方「衣装が汚れたら困るんで、終わってからにしましょうね」

聖羅「はあーい。わざわざありがとうございます」

ゆず子「ん…」


貴方「しっかし…ちょっと通りかかった、ですか?」ニヤッ

ゆず子「な、何だよ?」

貴方「いえいえ…」


 ↓1 台詞選択

 1 ドラマ撮影もあるのに、ちょっとこの辺を通りかかることなんてあるのかなー、と思っただけでなーんにも?
 2 で、何時までに撮影所へ戻るんですか?
 3 あ、そうだ。ついでにちょっとステージ上がります?
 4 その他、台詞




貴方「ドラマ撮影もあるのに、ちょっとこの辺を通りかかることなんてあるのかなー、と思っただけでなーんにも?」

ゆず子「…」

貴方「ゆず子の自宅は足立区で、撮影所まで行く途中にあるわけでもありませんし…」

貴方「かと言って、事務所から撮影所、あるいは事務所から自宅の途中にあるわけでもありませんし…」

貴方「あ、でもこのチーズケーキ、あれじゃないですか? 今お世話になってる撮影所の近くの…」

ゆず子「う、うるっせえなあ!? 何だよ、それがっ!?」

貴方「声を裏返して、いきなり何を動揺しちゃってるんですか?」

ゆず子「うるせー!」


聖羅「ありがとうございます、ゆず子さん」ニコッ

ゆず子「チーズケーキでも食べてぶくぶくに太りやがれってだけだっての!」

貴方(素直じゃないなあ…)



 ↓1 そしてステージの時間です

 1~6 せーらさんの歌声が響くやでぇー
 7~9 ドラマ効果か、登場しただけでちょっとざわついて人がけっこう集まって、いい具合に…
  0  うん? あれ? 何だか、どっかから、完璧なコールの声が…? あれはっ!?




聖羅「ふぅ…」

貴方「行ってらっしゃい」

聖羅「はい」


 スタスタ…


聖羅「…北川聖羅です。よろしくお願いしますね」ペコ


 ザワッ…

<どっかで見たことある

<あのドラマじゃない? ほら、今やってる…

<先週、テレビで歌ってたよ


 ~♪


貴方(おお…けっこう、登場しただけで人が集まりだしたぞ?)

貴方(がんばれ、聖羅ちゃん!)



 ↓1 インストアライブの結果は…

 偶数 その日、店頭にあった分が完売だと…?
 奇数 ばっちりだったぜ! お客さんの反応もすごく良かった




聖羅「野良猫のうた、昔の夜空、という2曲を歌わせていただきました」

聖羅「ここで歌ったのは、CDになって、お店にありますので、良かったら買ってくださいね」ニコッ


<はうあっ…

<ひ、人が倒れたぞっ?


聖羅「あ、あら…大丈夫ですか…?」

聖羅「水分補給は忘れちゃダメですよ?」

貴方(いやいや、熱中症じゃないんだから…)


聖羅「どうもありがとうございました」ペコリ


貴方(ともあれ、無事に終わった…)

貴方「お疲れさまです」

聖羅「はい、ありがとうございます」


聖羅「ちゃんとやれたでしょうか…?」

貴方「ええ、ばっちりでしたよ。あ、ほら…ちょっとそこから覗いてくださいよ」

貴方「聴いていてくれたお客さんが売り場の方へ殺到してますよ」

聖羅「まあ…嬉しいですね、こういうの…」


 ↓1 好感度

 コンマ一桁分上昇




 聖羅好感度:【270/とっても運がいい方なんですね】
       →【271/とっても運がいい方なんですね】


聖羅「あら…ゆず子さんは?」

貴方「ドラマの撮影に戻りましたよ」

聖羅「戻った…?」

貴方「休憩時間か何かで駆けつけてくれたんですよ、きっと」


聖羅「そうだったんですか…。それなら、もっとちゃんとお礼を言ったのに…」

貴方「ふふっ、今度会った時にでも言ってあげてください」



 北川聖羅 女 17歳 誕生日:2月2週
 体力:1 頭脳:4 精神:3
 歌:6.31 踊:3.00 容:3.00 表:4.04 演:3.00
 熱:3 道:3

 愛嬌のひと:人から憎まれることがほぼない
 リハビリ済:大怪我をした経験から、体力がガタ落ちになってしまっている

 特技:ー
 趣味:ー

 好感度:【271/とっても運がいい方なんですね】

 メモ:かなり天然な上に、お人好しっぽい
    じゃっかん、空気は読めていない感じもある
    実は高所恐怖症のようだ
    強運?
 路線:癒し系のんびりガール
 動機:シャーディに憧れて?
 持ち歌:野良猫のうた 昔の夜空



貴方「……河村さん」

スバル「はい?」

貴方「今日のリリースイベント…店頭にあった分が全て売れた、って電話が今入りまして…」

スバル「ほ、本当ですか?」

貴方「持ってますよねえ…聖羅ちゃん…」

スバル「ですね…」


貴方(いまだに素のシャーディに気がついていないらへんも込みで…)



 ↓1 シャーディイベ

 偶数 翌日、シャーディダディが襲来するそうで、社長が胃を痛めてた
 奇数 今日あったらしいけど、平行線のままで終わったらしい…長引きそう…



 ガチャッ…

貴方「お疲れさまです、社長」

スバル「お疲れさまです」


社長「うむ…」

社長「……とても、疲れたよ…」


貴方「何かあったんですか?」ヒソ

スバル「今日、シャーディの父親がいらっしゃって…お話したんですよ」ヒソ

貴方「ああ…なるほど…」


貴方「社長…シャーディの件は、どうなったんです?」

社長「ん? うむ…」

社長「わたしと間野くんとシャーディと、シャーディのお父さんと、4人で話し合ったのだよ」

社長「だが…事務所としても、シャーディとしてもアイドルを辞めるつもりも辞めさせるつもりもないと主張したのだがね…」

社長「向こうはダメだ、辞めろ…の一点張りだった」


貴方「一体、どうして今さら辞めさせるなんてことになっているんですか?」

社長「ううむ…そもそも、シャーディはアイドルになることを親御さんには反対されていたのだよ」

社長「そこで条件が提示されて…定められた期間内に、どれだけ売れるとか、そういうものだった」

社長「シャーディと間野くんはそれを次々とクリアしていって、そうして今の地位にまで一気に駆け上がったのだよ」


貴方「そうだったんですか…」

スバル「あれは目紛しかったですね…」


社長「だが…葉子くんがうちに入ったころだったかな? アメリカへ行っていただろう?」

貴方「ええ」

社長「その時に、シャーディがまた別の条件を…新たに突きつけられていたそうでね…」

スバル「別の条件?」

社長「……日本一になれなかったら辞めろ、とね」

貴方「…でも、シャーディはトップクラスですし、日本一と言っても問題ないくらいには…」

社長「うむ、それはうちの事務所としても同じ見解だ。しかしね、シャーディのお父さんはこう言い返してきたんだ」

社長「『日本一ならどうしてアメリカでは何も話題に上らないのだ』とね」


貴方「えっ…」

スバル「そんな、むちゃくちゃな…」

社長「言いがかりにも近いものだったが、じゃあどうすれば日本一と認められるのかという具体的な話もできずにね…」


社長「結局、今日は平行線で終わってしまったよ…」

社長「また日を改めて事務所に来るそうだ…。ああ…河村くん、胃薬はあるかね…?」

スバル「…ど、どうぞ」


 ↓1 どうなるヘンタ…シャーディ!?

 偶数 日本芸能史上最大の、アイドルフェスイベントが開催される…? これでシャーディが1位になれなかったら、引退…!?
 奇数 シャーディダディが、めちゃくちゃ陰湿な手段で根負けさせにくるよう…



貴方「おはようございます」

スバル「おはようございます」


 prrrr…

スバル「あ、電話っ…すみません、出てもらっても…手が…」

貴方「ええ」


 ガチャッ

貴方「もしもし、SSプロです」

シャーダディ『湯郷です。娘を辞めさせてください』

貴方「そう仰られましても――」

 プツッ
 ツ-ツ-

貴方「…切られた…」


 prrrrr

スバル「はい、SSプロ――」

シャーダディ『湯郷です。娘を辞めさせてください』

 プツッ
 ツ-ツ-


スバル「これは…」

貴方「もしかして…シャーディの、お父様から…?」

スバル「…はい」

貴方「…威力業務妨害とか、適用できないんですかね…?」

スバル「マスコミ沙汰は、向こうの思うつぼじゃないんですかね…?」

貴方「…ですね」


 prrrr

スバル「かと言って…出ないわけにも…」

貴方「…何て陰湿な…」


スバル「もしもし…SSプロです」

シャーダディ『湯郷です。娘の先日のコンサートの衣装、破廉恥ですね。安心できません。辞めさせてください』

 プツッ
 ツ-ツ-

スバル「…」

貴方「河村さん…ファイトです」

スバル「はい…」


貴方(来週の聖羅ちゃんの予定を組まないと…)


 ↓1 来週は…

 1 レッスン!
 2 営業
 3 お仕事見学




 ―― 5月 1週目


貴方「5月か…」

貴方「世間様はゴールデンウィークだなあ…」


貴方「あまり連休には左右されないお仕事だけど…」

貴方「…」


 prrrr

スバル「は、はい…SSプロ…はい…」

 ガチャッ

貴方(河村さんが弱ってきてる…)



 ↓1 レッスン!!

 1 歌:6.31
 2 踊:3.00
 3 容:3.00
 4 表:4.04
 5 演:3.00

 ※採用安価のコンマ二桁分上昇します…が
  6.00を超えた能力は×0.5の上昇率です
  7.00を超えると×0.03になっていきます
  端数は切り捨てられます


 切り捨てじゃなくて、切り上げの間違いでした


 歌唱力:6.67


トレーナー「はい、今日はここまでです」

聖羅「ありがとうございました」


貴方(順調かな…)

貴方(強みを磨いていくのは良いことだけれど…)

貴方(アイドルとして色々な活動をしていくのなら、全体的に能力を磨いた方がいい…こともあるからな)

貴方(現に何でもできる衣依ちゃんはとってもオーディションなんかにも強かったりするし…)


貴方(まあ、これだ、という最大の強みがあるのも良いんだけど…)

貴方(いい塩梅にしていきたいな)



 ↓1 イベント発生

 偶数 高3組は進路相談があったようで…
 奇数 連ドラに使われてる聖羅の主題歌にちなんで、ドラマ撮影で子猫が登場してるらしいんだけど…




聖羅「あのう…プロデューサーさん」

貴方「はい? どうかしました?」


聖羅「ドラマの撮影現場で、猫ちゃんが出てるのはご存知ですよね?」

貴方「ええ、もちろん」

聖羅「その猫ちゃんが、明日…クランクアップするんです」

貴方「ほう」


聖羅「それで…」

聖羅「その…その猫ちゃん、とっても人懐っこくてですね?」

貴方「はい」

聖羅「特に…わたし、懐かれているんですけれども」

貴方「ええ」


聖羅「…事務所で飼ったりすることって、できませんか…?」

貴方「…はい?」

聖羅「あの…子猫なので、大きくなっちゃうと、別のよく似た猫ちゃんとチェンジなんです」

貴方「ええ…」

聖羅「それで、大きくなった猫ちゃんとはお別れしなきゃいけないんですけど、とっても懐かれてて…」

聖羅「その猫ちゃんの飼い主というか…そういう、動物のキャスティング会社の方って言うんですか?」

聖羅「その方は、こんなに懐いているんだから…もしも、ペットとして飼育したいなら、いいですよって言ってくださったんです」

貴方「ふむ…」


聖羅「けれど…うちはちょっと、ペットが飼えないので…」

聖羅「事務所でお世話を見れたらなあって…思うんですけれど…」


貴方(事務所で、かあ…)

貴方(ムリではないにしろ…お世話なんかもあるしなあ…)

貴方(というか…先輩が動物苦手だから、猛反対しそうなんだよな…)

貴方(河村くんは猫派だし…社長はアイドルからのお願いなら…許可しそうなものの…)


貴方「うーん…」

貴方(それなりに忙しいし、ちゃんと面倒が見られるかどうか…)


聖羅「どうでしょうか…?」

貴方「…」


 ↓1 どうしたもんか…

 1 一応の交渉はしてみよう。ダメならごめんね
 2 全身全霊をもって、交渉をしてみよう
 3 ちょっとムリかな、ごめんね



貴方「まあ…では、一応は交渉してみましょう」

聖羅「!」

聖羅「ありがとうございます、プロデューサーさん」


貴方「でも…ダメだったら、許してください」

聖羅「そ、そこをどうにか…」

貴方「いやいや…」


貴方(どうなるかなあ…?)


 ・
 ・
 ・


貴方「――というわけでして」

巌「猫じゃとぉぉ~? んな小動物の世話まで見る余裕があるんか? ええ?」

貴方「けれど、あんな風にお願いされてしまうと弱くてですね…」


巌「連中は悪魔じゃぞ?」

貴方「悪魔って…」

巌「どんな狭いスペースにも潜り込みよる上、こっちが作業しとるっちゅうのにパソコンのキーボードの上へ乗ったり、新聞に乗ったり…」

巌「そうして邪魔をさせてくる悪魔じゃ。どう言い聞かしても治りゃあせん上、それがかわいいだのと許されることを知っとる悪魔じゃ」


スバル「一体どんな恨みが…?」

貴方「先輩、社長は先輩がオーケーならばと仰ってくれているんです。どうにか…!」

巌「ダメじゃあああっ!!」



 ↓1 交渉…

 1~3 失敗… 聖羅好感度、下に参りまーす
 4~6 失敗… 聖羅好感度、かわりませーん
 7~9 成功! 聖羅好感度、いつもより上に参りまーす
  0  成功! 聖羅好感度、大幅上昇で参りまーす




貴方「……申し訳ありません、力及ばず…」

聖羅「…そう、ですか…」シュン

貴方「…聖羅ちゃん、猫好きなんですか?」

聖羅「はい…」


貴方(うーん…落ち込んでしまった…)

貴方(強硬に行けば、どうにかなっていたんだろうか…?)



 北川聖羅 女 17歳 誕生日:2月2週
 体力:1 頭脳:4 精神:3
 歌:6.6リ済:大怪我をした経験から、体力がガタ落ちになってしまっている

 特技:ー
 趣味:ー

 好感度:【271/とっても運がいい方なんですね】

 メモ:かなり天然な上に、お人好しっぽい
    じゃっかん、空気は読めていない感じもある
    実は高所恐怖症のようだ
    強運?
 路線:癒し系のんびりガール
 動機:シャーディに憧れて?
 持ち歌:野良猫のうた 昔の夜空



貴方「惜しかったなあ…」

 prrrr…

貴方「はい、SSプロ」

シャーダディ『オーマイエンジェルスという番組、何ですか、あれは? シャーディがまるでバカにされて笑われているようで下品でした』

シャーダディ『娘をやめさせください』

 プツッ
 ツ-ツ-

貴方「ちゃんとチェックしてるんだな…」


 ↓1 来週は…

 1 レッスン!
 2 お仕事見学
 3 営業




貴方「さあ、レッスンがんばりましょう」

聖羅「はい…」


貴方「…どうか、しました?」

聖羅「いえ…その、あの猫ちゃんが夢に出てきまして…」

聖羅「ごめんなさい…気持ちを入れ換えますね…」


貴方(…やりにくい…)



 1 歌:6.67
 2 踊:3.00
 3 容:3.00
 4 表:4.04
 5 演:3.00

 ※採用安価のコンマ二桁分上昇します…が
  6.00を超えた能力は×0.5の上昇率です
  7.00を超えると×0.03になっていきます
  端数は切り上げられます




 容姿:3.68


トレーナー「はい、ここまでにしましょう」

貴方「ありがとうございます」

聖羅「ありがとうございました」


トレーナー「この調子でがんばっていきましょうね」

聖羅「はい」


貴方(ビジュアルは何をするにも、あった方がいいからな…)

貴方(このままグングン、ビジュアルを伸ばしてもありかもなあ…)


 ↓1 シャーディ!

 偶数 レッスン場にとうとう乱入を…!!?
 奇数 シャーダディとの最後の勝負…?




貴方「ただいま帰りました」

聖羅「ただいまです~」


 バンッ

貴方「!?」

聖羅「あら…?」

貴方(いきなり社長室のドアが…)


シャーディ「帰って、パパ」

シャーダディ「…忘れるなよ、シャーディ」

シャーディ「分かったよ…。分かったから、もう帰って。事務所にくだらない電話するのもなしだよ」

シャーダディ「…それでは失礼します」


貴方「…」

聖羅「…」


シャーダディ「…」ツカツカ

 バタムッ…


聖羅「…一体、何があったんでしょう…?」

貴方「さあ…?」


シャーディ「…」

貴方(いつになく、シャーディも真剣な表情――)


シャーディ「!」

貴方(――が、一瞬でこっちに気づいて崩れた)



 ↓1 シャーさん…

 偶数 これがプロ根性
 奇数 は? アイドルやってんのは、アイドルとお近づきになってあわよくば精神が強いし




シャーディ「せーいーらーちゃんっ!」

貴方(しまった――シャーディの素を見てしまったら、聖羅ちゃんが…!)


シャーディ「お疲れさまっ♪ 変なとこ見せちゃってごめんね」ニコッ

聖羅「いえ…その…ちょっとだけ聞いていますけれど、大丈夫なんですか…?」

シャーディ「うん、問題ないよ。だから、安心してね」


貴方(あれ…?)

貴方(シャーディが、普通だ…!?)


貴方(……まさか、前に聖羅ちゃんがシャーディのファンだと教えたから、そのイメージを崩さないために…?)

貴方(シャーディがこんなに自分の欲望を押し殺せるタイプだったなんて…)


社長「ううむ…困ってしまったことになったね…」

シャーディ「困ったことなんてないですよ、社長!」

聖羅「…どう、なったんですか?」


貴方(ダテに誰よりもアイドルに情熱を燃やしている人じゃないな…)



 ↓1 で、最後の勝負って?

 偶数 超規模のアイドルフェスで、ステージ集客数1位を記録すること
 奇数 夏の音楽フェスで、プロの日本内外のアーティストに混じって、ステージ集客数1位を記録すること




社長「7月最後に開催される、アイドルフェスがあるのだがね」

社長「そのフェスのシャーディのステージで、動員数1位を記録することができれば、今後二度とアイドル活動を辞めろとは言わない、と約束をしたのだ」


貴方「え…アレに、ですか?」

社長「そうだ。4年に1度だけ開催され、日本中のアイドルが集結する超大規模アイドルイベントの、アレだ」

シャーディ「いけますって!」


貴方「とは言え…」

スバル「難しいですよ…」


社長「うむ…だが、日本一のアイドルであるならば、それくらいはできるだろう…とね」

聖羅「あのイベントのDVD、実はシャーディさんの出番を見るためだけに買っちゃったことあるんです」

シャーディ「本当っ? ありがとーっ!」ギュゥッ

聖羅「はぅぅぅ…」←恍惚


貴方「シャーディでも、あれはいいところまでは狙える…というレベルではなかったでしょうかね…?」

スバル「強豪ばかりがひしめき合っていますからね」

社長「とにかく、これはSSプロとして全力でバックアップをすることにした」

社長「シャーディ、よろしくやってくれるね?」

シャーディ「もちろんです、社長! パパの好きになんかさせませんから!!」


聖羅(やっぱりシャーディさんってステキ…)

シャーディ「あ、あと、さん、なんてつけなくてもいいんだよっ」

聖羅「あ、はい~」

聖羅「でも何だか…うふふ…憧れなものでして…」

シャーディ「えー? 照れちゃうなぁ~…ちょっと、今夜とかさあ…」

貴方「シャーディ、この後、お仕事は?」

シャーディ「っ…そうだった…!! 行ってきまーす!」



 ↓1 好感度

 コンマ一桁分上昇



 聖羅好感度:【271/とっても運がいい方なんですね】
       →【280/とっても運がいい方なんですね】


貴方「しっかし…」

貴方「あのフェスで集客1位…ですか」

巌「厳しいのう…」

巌「全部で4つのステージがあって…シャーディと同格のアイドルが、同じ時間帯に別ステージでやることになってしもうたら、客も分散されてしまうけえ」

スバル「いつも、あのシャーディのお父さんって無理難題をつけてきましたよね…」

巌「どうにか、する必要があるのう…。シャーディの実力は、もう頭打ちもええとこじゃけえ…」



 北川聖羅 女 17歳 誕生日:2月2週
 体力:1 頭脳:4 精神:3
 歌:6.67 踊:3.00 容:3.68 表:4.04 演:3.00
 熱:3 道:3

 愛嬌のひと:人から憎まれることがほぼない
 リハビリ済:大怪我をした経験から、体力がガタ落ちになってしまっている

 特技:ー
 趣味:ー

 好感度:【280/とっても運がいい方なんですね】

 メモ:かなり天然な上に、お人好しっぽい
    じゃっかん、空気は読めていない感じもある
    実は高所恐怖症のようだ
    強運?
 路線:癒し系のんびりガール
 動機:シャーディに憧れて?
 持ち歌:野良猫のうた 昔の夜空



巌「…ほうじゃ!」ガタッ

貴方「うおっ…ど、どうしました?」

巌「アイドルフェスで、集客1位にする方法を思いついたんじゃ!」

貴方「おおっ、それは一体…?」


 ↓1 敏腕Pまのっち!!

 偶数 SSプロの1番の強みを活かす、とな?
 奇数 あ、迷走してる…




巌「シャーディのプロポーションを活かして、超ミニ&極薄衣装じゃ!」

巌「そうすりゃ――」

貴方「アイドルフェスは未成年も多いんで、それはちょっと…」

巌「ぬぅぅっ…!?」


貴方「先輩…お疲れなら、そろそろ帰られたら…?」

巌「……ほうじゃのう…」

巌「帰る」


貴方(迷走してたんだろうなあ…)


貴方(さて…来週の予定を考えないと)

貴方(ドラマが終わるまでノルマは気にしなくていいとは言え…)

貴方(ドラマで知名度が上がっている今の内に営業をして、もっと知名度を上げるためのお仕事とかをもらえたらいいかも知れない…)

貴方(けれどレッスンも大切にしたいしなあ…)

貴方(あるいは、お仕事見学なんかをして勉強をしてもらうのも…)


 ↓1 来週の予定

 1 レッスン
 2 営業
 3 お仕事見学




 ―― 5月 3週目


貴方「今日はSSプロの他のアイドルの皆さんのお仕事を見学してもらいます」

聖羅「はい」


貴方「とは言え、ドラマの撮影現場はよく見てると思うんですが…」

聖羅「何だか楽しいですよね。色々な方がいるんだなあって」

貴方「まあ…その具合で、色々と吸収してみてください」

聖羅「分かりました~」



 ↓1 見学するのは…

 1 タカシくんのソロコンサート
 2 MFC:幻の巨大魚との激闘スペシャル
 3 香様主演の舞台見学




聖羅「何だか…随分と、山奥まできましたね…」

貴方「ええ。今日のまこちゃんファイトクラブは幻の巨大魚との激闘スペシャル…だそうで」

聖羅「幻の、巨大魚…と、激闘…?」

聖羅「幻のお魚だから、手足が生えててボクシングとかできちゃう…っていうことですか? 楽しそうですねっ」

貴方「いえいえ…幻の巨大魚というものを探して捕獲できれば成功、というものだそうですよ」


貴方「到着しました」

貴方「ここからちょっと登っていったところで、ロケの準備をしているそうなので」

聖羅「ええと…道がないように見えるんですが」

貴方「コンパスあるんで、大丈夫ですよ」

聖羅「それなら安心ですね」

貴方「ええ」



 ワイワイ

監督「それで…こういう具合で…」

誠「はい、はい…了解っす」

監督「じゃあ、もうちょっと待ってて」

誠「うっす!」


貴方「まこちゃん、お疲れさまです」

誠「おっ…そっか、来るって言ってたっけ? お疲れ。聖羅、好きに見てけよ」

聖羅「はい、ありがとうございます」

誠「聖羅は何か、ほんわかしてていいな」

聖羅「そうですか?」

誠「何かそういう…こう、空気感? が、いいな」


<誠さん、そろそろお願いします!

誠「ういっす!!」

誠「んじゃ、俺の活躍を見てろよ!」

聖羅「はい~」


貴方(この番組に関しては、本当にまこちゃんの活躍ばかりだからなあ…)


 ↓1 ロケスタート!

 1~3 いっこうに巨大魚がみつからない…
 4~6 巨大魚がいるっていうポイントに行くまでがすでに冒険な件
 7~9 持ってるのはまこちゃんか? それともせーらさん…?




誠「ぬかるんできたな…」

誠「あ、カメラさん、そこ滑りやすいから気をつけて」

カメラマン「は、はい…」


誠「んっ…? この糞…何かいそうだな…」

誠「クマ避けの鈴、一応、準備で出しましょうか?」


聖羅「まこちゃんさんが、こんなに仕切る番組だったんですね~」

貴方「ええまあ…この番組に関しては…」

聖羅「何だか逞しくってステキです」

貴方「まこちゃんは逞しさが売りでもありますからね」


誠「あー…こりゃ、崖登りだなあ…」

誠「登攀の準備してますよね?」


聖羅「とうはん…?」

貴方「険しい崖などを登るって意味ですよ」


誠「げっ…し、静かに…」

誠「クマがいる…まだ小さいけど、腹すかせてそうだな、あれは…」


貴方「えっ…」

聖羅「これが森のクマさん、ですね」


<き、来たぁっ…!?


貴方「なっ…!?」

誠「うおおおっ…!? いや、大丈夫、ヒグマじゃなければ…!」

監督「ちょっ…誠くん、まこちゃあああ――――――――んっ!?」


誠「うおりゃああああああっ!!」

 ブゥゥゥゥンッ
 ドサァァッ

 ダダダッ


誠「ふぅっ…撃退できた。よーし、行こう」

聖羅「まあ…」

貴方「ええええ…?」

監督「く、クマを…ジャイアントスイングで投げ飛ばした…。い、今の、撮れたか…?」

カメラマン「いや、使えないんじゃないですか…? 撮れましたけど…」



 ↓1 このロケでせーらは学べるものがあったんだろうか…?

 偶数 テレビ番組の過酷さについて学んだ…らしいけどもこれは極端な…ううむ…
 奇数 さすがにちょっと、ね…?




貴方「…」←帰りの運転中

聖羅「…」


貴方「何か…参考になりました?」

聖羅「ええと…」


貴方「…」

聖羅「…」


聖羅「あんまり、ちょっと…」

貴方「…ですよねー」


聖羅「あ、でもっ、まこちゃんさん、本当にテレビで見てるのと同じことをやらせなしでやってるんだなあ、って」

聖羅「すごいなあって思いました。あんなアイドルに……なるんでしょうか…?」

貴方「いえ、それはありませんのでご安心を」


 ↓1 好感度

 コンマ一桁分上昇


 いったんきゅーけーの巻き




 聖羅好感度:【280/とっても運がいい方なんですね】
       →【281/とっても運がいい方なんですね】


聖羅「…あのう、プロデューサーさん…」

貴方「はい?」

聖羅「山道歩いたせいか…足が痛くて…」

貴方「…お家に帰ったら、よくマッサージでもしてください」

聖羅「はいぃ~…」



 北川聖羅 女 17歳 誕生日:2月2週
 体力:1 頭脳:4 精神:3
 歌:6.67 踊:3.00 容:3.68 表:4.04 演:3.00
 熱:3 道:3

 愛嬌のひと:人から憎まれることがほぼない
 リハビリ済:大怪我をした経験から、体力がガタ落ちになってしまっている

 特技:ー
 趣味:ー

 好感度:【281/とっても運がいい方なんですね】

 メモ:かなり天然な上に、お人好しっぽい
    じゃっかん、空気は読めていない感じもある
    実は高所恐怖症のようだ
    強運?
 路線:癒し系のんびりガール
 動機:シャーディに憧れて?
 持ち歌:野良猫のうた 昔の夜空



貴方「5月ももうすぐ終わってしまう…」

貴方「時間が経つのは毎度のことながらあっという間だ…」


巌「ぬぅぅ…」

貴方(まだ先輩悩んでる…)



 ↓1 まのっち…

 偶数 いいアイデアが浮かんだって?
 奇数 まだ迷走してるよ…




巌「…のう」

貴方「何です?」

巌「ワシはようやく、分かったんじゃ」

貴方「何か、いいアイデアが?」


巌「宇宙にシャーディを飛ばして、そっからの中継をしたら世界中が注目すること間違いなしじゃないかのう?」

巌「それをフェス会場でしか見られないように調整を…」


貴方「いやいやいや…」

貴方「そう簡単に宇宙へ行ける時代じゃありませんから」

貴方「ていうか、どうやって宇宙に飛ばすんですか…」


巌「種子島の何とかとコラボじゃ!」

貴方「いやいやいやいや…」


貴方「先輩、疲れてるんですよ…帰ってください」

巌「ぬぅぅ…」



貴方(さて…来週は…)


 ↓1 どうかな?

 偶数 お仕事あります
 奇数 どんな予定にしませうか




 ―― 5月 4週目


貴方「聖羅ちゃん、今日はお仕事ですよ」

聖羅「はい、がんばります」

聖羅「クマさんは…出ないんですよね?」

貴方「出ないので、ご安心を…」


聖羅「安心できました…」

貴方「…」


 ↓1 ドラマ絡みのお仕事でやんす

 1 リルモンとナチュモンの念願叶った、特番…
 2 葉子と一緒にトーク番組に出演ですよ
 3 タカシくんの地方局の音楽番組にお呼ばれです


 こんやも おなか きてる トイレ ゴーする




聖羅「それで…どんな番組なんですか?」

貴方「特番です」

聖羅「特番…」

貴方「つまり、毎週何曜日から、というものじゃなくて…」

貴方「たまにほら、あるでしょう? 大きな枠を取って、アニメなんかがなくなってちぇってなる時が」

聖羅「あまり…アニメは…」


貴方「おっと…年齢がバレる…」

聖羅「?」


貴方「まあ、とにかく…わたしはちょっと、他の用事があって、ずっとそばにはいれないのでがんばってください」

聖羅「はい」

聖羅(何だかちょっと…いつもと違う感じが…?)


貴方(佑香ちゃんとタカシくんの念願が叶っちゃった、ドッキリ番組なんだよなあ…)

貴方(一体、何を仕掛けてくるのやら…)


貴方(聖羅ちゃんならイメージダウンに繋がるようなリアクションは取らないはず…)

貴方(………と、信じたい)


貴方(さんざん引っかかった後は番宣できるから、がんばって…!)



 ↓1 ドッキリやでぇぇっ!!

 1 ひとりっきりの控室に、いきなり幽霊らしいものが見える…
 2 架空のロケに出たらマフィア(?)とギャング(?)の抗争にいきなり巻き込まれる…
 3 仕掛人まこちゃんがめちゃくちゃ傷だらけの血塗れでやってきて、その怪我を隠して、聖羅にも口止めして本番を迎え、死ぬ(ふりをする)
 4 その他、どんな?

まこちゃんは果たして騙し通せるのだろうか…



スタッフ「――と、いう感じでやりますので、お願いします」

聖羅「はい、分かりました。よろしくお願いします」

スタッフ「お願いします! それじゃあ、本番まで待っててください」

貴方「よろしくお願いします」


 バタムッ…


貴方(さて…わたしも退出しよう…)

貴方(そこにまこちゃんが特殊メイクを施した、ボロボロの格好で現れて、聖羅ちゃんに怪我のことを口止め…)

貴方(そして本番を迎えて、本番中にまこちゃんが死に至る…)


貴方(………タカシくんが悪ノリ全開でこの脚本を書いた図が浮かぶようだ…)

貴方(前に聖羅ちゃんは、まこちゃんの壮絶すぎる仕事ぶりを目の当たりにしてるし…そうじゃなくても人が好いからすぐに信じそう…)


貴方「ちょっと、偉い人に挨拶をしてくるので、ここで待っててくださいね」

聖羅「はい」

貴方「あと、まこちゃんも来ます。先にまこちゃんは打合せも済んでて、衣装にお着替えしたらすぐ本番…ということになるはずなので」

聖羅「分かりました~」

貴方「では…」

 バタムッ



タカシ「さあ、始まりました。SSプロの新人アイドル、北川聖羅が次のドッキリターゲットです。解説のリトルモンスター、どう思いますか」

佑香「絶対騙せる」

タカシ「では、まこちゃんを投入の前に、今回のまこちゃんの怪我っぷりについて解説です」

誠「よっ」

佑香「うわあ…」

タカシ「頭からは流血して右目にかかっている状態、服はボロッボロに破られて、深々とお胸に爪痕が見えています」

タカシ「そしてそして、左腕にも何か噛まれたような痛々しい傷痕つきです」

タカシ「さらにはメイクを施して顔色は最悪に悪い状態にまでなっています。本当に倒れちゃいそうに見えます」

タカシ「ちなみにまこちゃんがはいてるジーパンは、まこちゃんの私物で、純粋にダメージが入っているだけです」

誠「じゃあ行ってくるな」

タカシ「せえの…」

ゆうたか「「トリック&トリック!」」



 ガチャッ…

誠「うぅっ…ふぅぅ…」

聖羅「あ、まこちゃんさ――」ピシッ


タカシ「固まった! まこちゃんのあの姿を見て、絶句してる…!」

佑香「ぷっ…くく…」



 ↓1 ちなみに番組名は「トリック&トリック」 コンマ判定

 偶数 せーらのやさしさよ…
 奇数 ちょっと鵜呑みにしすぎじゃないですかね、せーらさん?


聖羅「だ…大丈夫ですか…?」

誠「大丈夫、大丈夫…」ヨロヨロ


聖羅「一体どうしちゃったんですか?」

誠「ちょっと…前の番組で…」


タカシ「ちなみに、設定についてはまこちゃんに任せています」

佑香「わくわく」


誠「闘牛、やってきた…」


タカシ「ぷっ…あっははははっ! と、闘牛…闘牛って…! いくら何でもムリあるって!」

佑香「ふっくく…」プルプル


聖羅「と、闘牛…ですか…?」

誠「その後に…」


タカシ「盛るのっ!? まこちゃん、やりすぎじゃない? バレちゃうよぉ~?」ニヤニヤ

佑香「っ…ふっ……」プルプル ←笑い悶えてて声が出ない


誠「闘犬と遊ぶ企画で……噛まれた…」

聖羅「そ、そんな…」


タカシ「あははははっ!! と、闘犬…闘犬って…!」

佑香「ふ、ふぅー…ふぅーっ…ふっくく…」←笑い苦しんでる


誠「だけど…仕事は休めないから…大丈夫だ…。心配されちゃう、から…誰にも内緒だぞ…?」

聖羅「そんな…ダメですよ、誰か…プロデューサーさんに相談とかした方がいいですよ…?」

誠「いや…今月ピンチで、入ってる仕事は全部やらなきゃ…明日食う米がなくなる…。でも止められたら…頼む、聖羅…」

聖羅「じゃ、じゃあ…あの…わたし、毎日お弁当作って持っていきますから…。そうすれば…ね?」

誠「えっ…ぅ…」


タカシ「まこちゃんがんばって、その設定で押し通すんでしょ!」

佑香「ふ、ふぅぅ、ふぅぅぅー…」←落ち着いてきた


誠「…お、俺、めちゃくちゃ食って…1食5合は食べるから、弁当じゃ足りないんだ…!」

聖羅「そう、なんですかっ…?」


タカシ「あっははははははっ! あーっはははっ! だ、だまされ…げほっ…あはははっ…だ、騙されてるぅ…苦しい…」

佑香「ぷっ…ふ、ふっくくく…」


聖羅「じゃ、じゃあ、あの…」

誠「とにかく…誰にも言っちゃダメだ…」

聖羅「そう、なんですか…? あの、じゃあ…つらかったら、言ってください。わたし、がんばって…フォローしますから…。あ、お水飲んでください」

誠「ありがとうな…」

聖羅「あと、あと…そうだ、絆創膏とかありますから、これ貼ってください。あとできること…」


 ↓1 そして、ニセ番組の本番がスタートして、まこちゃん死亡へ…

 偶数 ものすごくがんばってまこちゃんの負担にならないようにしてるせーらさん
 奇数 めちゃくちゃ驚いて泣き出しちゃった…

女の涙は武器だからね


女子アナ「始まりました、イタシラズタイ!!」

聖羅(イタシラズタイって…打合せの時に聞きそびれれちゃったけど…どんな意味なんだろう…? 番組名だし、何か意味が…?)

聖羅(じゃなくて…まこちゃんさんを、できるだけ負担がないようにがんばってフォローをしなくちゃ…)


タカシ「絶対に気づいてないwwww 番組タイトル、逆さに読んでぇ~!」

佑香「わくわく」


女子アナ「それでは、番組ゲストの皆さんをご紹介しましょう」

女子アナ「まずはSSプロから、御剣誠さんと」

誠「よろしくな!」

女子アナ「北川聖羅さんです」

聖羅「よろしく…お願いします」


タカシ「まこちゃんのこと気になってる…ww」

佑香「まだ死なない?」

タカシ「ふっふっふ、佑香、そこのボタンを押してごらん。秘密のサインがまこちゃんに伝わって、その瞬間に、死にます」

佑香「!!」スッ

タカシ「タイミングは任せるよ!!」

佑香「ぽちっとな」ポチッ

タカシ「あ、押した!? 早速すぎない!?」


女子アナ「それでは――」

誠「うぐぅぅぅっ!?」」

聖羅「!!? ま、まこちゃんさん…!? だ、大丈夫ですか…?」

誠「ぐはっ…!」バタッ

女子アナ「み、御剣…さん…? し……死んでる…?」

聖羅「へっ…? そ、そん…うぅっ…うっ……」ポロポロ

聖羅「5合のお弁当…用意して……あげるって…言えばぁぁ…」


タカシ「ええっ!? な、泣いちゃった? 泣いちゃった、ダメダメ、明るくハッピーなドッキリにしなきゃ…! 佑香、行こ!」

佑香「5合のwww お弁当…wwww」プルプル


聖羅「まこ…ちゃんっ…さぁぁ~ん……」

 バンッ

タカシ「まこちゃーん!!」

聖羅「!?」

佑香「ここにハムがあります、まこちゃん、蘇れ!」ポイッ


誠「ハムぅっ!!」ガバッ

聖羅「!!!?」

 パクッ

誠「うまっ…生ハムうまっ!?」

タカシ「ドッキリでした」

聖羅「………………えっと…じゃあ………し、死んで…なかったんですね…? うぅぅ……良かったですぅ…」

誠「おおおっ!? な、泣くなって、ほら…あの、ごめんな? ほら、ちゃんと生きてるからっ、あ、ありがとうな? なっ? これメイクだから」

聖羅「まこちゃんさぁぁ~ん……」



タカシ「と、いうわけで!」

佑香「北川聖羅のけんしょー結果は?」

タカシ「あんまり心配させちゃう悪戯は控えましょう」

佑香「はい」


聖羅「もう…もう、こんなのダメですよ、もう」ポカポカ

誠「ごめんごめん…でもあいつら考えたんだから…」

聖羅「まこちゃんさんはリアルなんです、ダメです」ポカポカ

誠「ご、ごめんって…」


貴方(いやー…)

貴方(けっこう面白いし、聖羅ちゃんの心優しさがばっちり現れてて良かった…)

貴方(それに、ああやってぽかぽか叩きながらまこちゃんに怒ってるのも、またほほえましくて…)


タカシ「じゃあ、次は同じドッキリをいよりんにしかけまーす」

佑香「楽しみ…」ニタァッ


誠「…聖羅以上に叱られそう…」

聖羅「またやるんですか…? ダメですよぅ、もうあんなの…」

誠「いやでも仕事…」

聖羅「衣依ちゃんがかわいそうですよ」

誠「うぅぅ…参っちゃうなあ…」



貴方(……ごめんね、こんな仕事持ってきちゃって…)


 ↓1 好感度

 偶数 でも終わってみると楽しかったってさ。+10
 奇数 ああいう悪戯はダメです、って貴方まで叱られた。-10



 聖羅好感度:【281/とっても運がいい方なんですね】
       →【271/とっても運がいい方なんですね】


聖羅「…ぷん」

貴方「すみません…ドッキリなので、言えなかったものですから…」

聖羅「あんな悪戯はとっても信憑性があって怖いから、もうやりたくありません」

貴方「ははは…すみません…」


貴方(いやむしろ、ツッコミどころの多い設定だったと思うんだけど…)

貴方(次から、聖羅ちゃんにドッキリしなくちゃいけない時は、内容をよく考えてもらおう…)



 北川聖羅 女 17歳 誕生日:2月2週
 体力:1 頭脳:4 精神:3
 歌:6.67 踊:3.00 容:3.68 表:4.04 演:3.00
 熱:3 道:3

 愛嬌のひと:人から憎まれることがほぼない
 リハビリ済:大怪我をした経験から、体力がガタ落ちになってしまっている

 特技:ー
 趣味:ー

 好感度:【271/とっても運がいい方なんですね】

 メモ:かなり天然な上に、お人好しっぽい
    じゃっかん、空気は読めていない感じもある
    実は高所恐怖症のようだ
    強運?
    誰かのために涙を流せるやさしい心の持ち主
 路線:癒し系のんびりガール
 動機:シャーディに憧れて?
 持ち歌:野良猫のうた 昔の夜空



巌「ぬーぅぅぅ…」

貴方(まだ悩んでた…)

貴方(でも迷走ばかり続けてるようだからなあ…)



 ↓1 間野っちぃ~

 偶数 迷走抜けた
 奇数 迷走に次ぐ迷走




巌「……のう」

貴方「……はい?」


巌「ワシゃあ、思うたんじゃがのう…」

貴方「ええ」

巌「…シャーディの出るステージで、動員1位にすりゃあええわけじゃ」

貴方「そうですね」


巌「別にシャーディがソロでやるっちゅう限定的なもんじゃあないのう?」

貴方「へっ…?」

巌「今のSSプロがあるんはシャーディの活躍のお陰と言うてええじゃろう」

巌「ちゅうことは、じゃ。今、SSプロにおるアイドルが仮に全員出てきたとしても、シャーディの手柄じゃけえのう」

巌「決めたぞ…」


貴方「な、何をです…?」

巌「次のアイドルフェス…シャーディのステージは、オールスターでやる」


貴方「えっ…」

巌「そうとなりゃあ、ジャキジャキレッスンしていかんとのう!?」


貴方「ええええ…?」

巌「聖羅にもよう全体曲のレッスンをしとくんじゃぞ。ええな?」


貴方「…………は、ハイ…」

貴方(ドラマ撮影中なのに、ここに全体曲のレッスンか…)

貴方(いやでも…シャーディを失うわけにはいかないしなあ…)


貴方(やるっきゃない…か)



 ↓1 来週の予定

 1 レッスン
 2 全体曲レッスン(0/5)
 3 営業
 4 お仕事見学




 ―― 6月 1週目


スバル「む、むむむ、ムリですってばぁー!!」

スバル「じょ、冗談の脅しだったんじゃないんですかっ!?」

貴方「本気だったみたいですね…」


聖羅「あのう…どうして、レッスンスタジオに、スバルさんが…?」

貴方「ちょっと、色々と鍛え直す必要が出まして」

スバル「僕もう、年ですから! 年ですからぁー! アラサーがアイドルなんて!!」

貴方「何を仰ります、余裕ですよ。…男性なら」

スバル「いやいやいやいやいやっ!」

貴方「ほらほら、特別に現役アイドルの聖羅ちゃんとレッスンできるんですよ?」

スバル「ムリなんですぅー!!」



 ↓1 レッスン!!

 1 歌:6.67
 2 踊:3.00
 3 容:3.68
 4 表:4.04
 5 演:3.00




 聖羅容姿:4.53

 スバル容姿:5.02


聖羅「まあ…」

トレーナー「わあ…」

貴方「おお…」


スバル「…うぅぅ…」

スバル「この10年でおさらばした、苦い思い出がふつふつと…」


貴方(河村さんって…ちゃんとすると、レベル高かったんだ…)

貴方(眼鏡外して髪をセットして姿勢を直しただけでこうなるとは…さすがは元アイドル)


貴方「…聖羅ちゃんが地味に霞んだ…」

貴方「これだから河村さんは…」


スバル「えっ?」


 ↓1 ついでに?

 偶数 全体曲もいっておこー
 奇数 何もないよ




スバル「あああああ…落ち着かない…」

スバル「目に前髪がかかってないと世界が明るくて落ち着かない…」


聖羅「スバルさんって…とっても、顔立ちが整ってらっしゃったんですね…」

貴方「ですねえ…。でも…」


スバル「暗いとこにいたい…サングラスほしい…節電…そう、節電という名目で事務所の電灯を数本抜いてしまおう…」

スバル「脚立を用意して…と」ガチャッ

佑香「とうっ」

 ガシャ---ン

スバル「ゆ、佑香っ…!?」


貴方「………中身、あんなですからね」

聖羅「え、ええと…し、親しみやすくって、いいんじゃないでしょうか…?」


スバル「ええい、こうなったら、机の上に立って…」

佑香「…」ニタァッ

スバル「あれっ?」

佑香「…」ユサユサユサ

すばるんの立ってる机『揺れるやでー』グラグラ

スバル「う、うわちょっ…ちょっと、この机古くて、足、揺れるから…あわわわっ!?」

 ガシャ----ン


貴方「うーん…」

貴方「致命的にどこかでアイドルに向いていなさそう…」

聖羅「あ、あははは…」



 ↓1 好感度

 コンマ一桁分上昇



 聖羅好感度:【271/とっても運がいい方なんですね】
       →【276/とっても運がいい方なんですね】


スバル「…ああ…夜落ち着く…」

スバル「暗いと、落ち着く…」


貴方「河村さん、よく…アイドルやれてましたね? ステージの上なんて明るすぎるでしょう?」

スバル「若かったころは平気でしたけど…20すぎてから、何だか眩しすぎて、色々と…」

貴方「そ、そうですか…」



 北川聖羅 女 17歳 誕生日:2月2週
 体力:1 頭脳:4 精神:3
 歌:6.67 踊:3.00 容:4.53 表:4.04 演:3.00
 熱:3 道:3

 愛嬌のひと:人から憎まれることがほぼない
 リハビリ済:大怪我をした経験から、体力がガタ落ちになってしまっている

 特技:ー
 趣味:ー

 好感度:【276/とっても運がいい方なんですね】

 メモ:かなり天然な上に、お人好しっぽい
    じゃっかん、空気は読めていない感じもある
    実は高所恐怖症のようだ
    強運?
    誰かのために涙を流せるやさしい心の持ち主
 路線:癒し系のんびりガール
 動機:シャーディに憧れて?
 持ち歌:野良猫のうた 昔の夜空



 ↓1 ところでドラマの視聴率…

 偶数 けっこういい感じで、今期ドラマのベスト3には入れてる
 奇数 あんまりちょっと、そこまで…




貴方「あ、そう言えば例のドラマ、けっこういいみたいですね」

スバル「ドラマ? ああ…何だか、順調に数字は残せているみたいで」

スバル「春ドラマの中では上位に入ってる具合ですね」

貴方「……河村さん、ここ、室内なのに…どうして帽子とグラサンを?」

スバル「落ち着くんです…。前髪、切っちゃったので…」


貴方「…そうですか」

スバル「はい…」


貴方「っと、来週の予定を考えないと…」

貴方「ええと…」


貴方(シャーディの引退がかかったフェスで5曲やらなくちゃいけなくて…)

貴方(来週が6月の2週目だから…逆算すると…あと7週)

貴方(それで5曲か…。週に1曲覚えられるとして、あまり余裕はないなあ…)

貴方(どこで急遽、仕事が舞い込むかもちょっと分からないところがあるし…)



 ↓1 来週は…

 1 レッスン!
 2 ASレッスン(0/5)
 3 営業
 4 お仕事見学



 ―― 6月 2週目


貴方「さあ、オールスターのレッスンをしますよ」

聖羅「はい~」


聖羅「でも…まだ、誰も来ていませんね…?」

貴方「まあ…ドラマの撮影があったりで忙しい人もいるんで」

貴方「あと、他のみんなはすでに覚えているんで、聖羅ちゃんが覚えるだけなんですよね」


聖羅「そうなんですか…」

貴方「だから全員は集まりませんけど、ちゃんと教えてに来てくれる人がいますから」

聖羅「安心ですね」



 ↓ 誰がくるかな、誰がくるかな

 1~3 リルモーン!!
 4~6 モンスターコンビ!!
 7~9 安定すぎるMAICの2人




聖羅「それで、どなたが?」

貴方「………佑香ちゃんです」

聖羅「…佑香ちゃんと…?」

貴方「佑香ちゃん、オンリーです」

聖羅「そうなんですか」


貴方「…ま、まああの…誰かとダンスを合わせたり、っていう意味合いで呼んでいる感じなんで…」

貴方「はい…はい」

聖羅(どうして、2回も…はいって…?)


 ガチャッ

佑香「ふっ」スチャッ

佑香「すきあり…」

貴方「ところがどっこい――」スッ

佑香「!?」

 ヒュバッ
 ガシィッ

貴方「引き金を引けば、自分にかかりますよ?」←佑香の向けた水鉄砲を一瞬でひねって佑香に向けさせた

佑香「むむ…」


聖羅「仲がいいんですね」


 ↓1 聖女×モンスター?

 偶数 ふつーに仲良しな模様
 奇数 せーらさん、人が好すぎぃっ! いちいちつき合わなくてええねん!




貴方「ちょっと、外しますんで…レッスン、2人でお願いしますね」

貴方「佑香ちゃん、ダンスを教えてあげてください」

佑香「んー」

聖羅「行ってらっしゃーい」


 バタム…


聖羅「じゃあ佑香ちゃん、教えてくださいね?」

佑香「……腰に手を当てる」

聖羅「腰に手…」

佑香「お尻をふる…」フリフリ

聖羅「お尻を、ふる…?」フリフリ


佑香「りぴーとあふたーみー!」

佑香「うっふ~ん」

聖羅「う、うっふ~ん」


佑香「ぷっ…」プルプル

聖羅「……あら…?」



 ガチャッ

貴方「思いの外長引いちゃいまして…レッスンはどう――」ピシッ


佑香「グリーンイグアナのポーズ」ビシッ

聖羅「む…むずかしい…」プルプル

佑香「っふ…」プルプル


貴方「佑香ちゃん、何をしてるんですか?」

佑香「!!?」


 ↓1 リトルモンスター!!

 偶数 その後はしっかりレッスンしました
 奇数 ああもう、ただでさえ間野っちが迷走しまくってたせいで時間ないのに…レッスンがムダになってしもうた…




佑香「逃げる…」

貴方「あ、ちょっ…佑香ちゃん…!」


聖羅「え、窓からっ…!?」

貴方「えええっ!? ちょっと…なっ、通気ダクトにしがみついて、地面までっ…!?」

佑香「ふっ…」シュタッ


貴方「やれやれ…」

貴方「でも、まだ時間が…あ、もうこんな…」

聖羅「え、ええと…?」

貴方「で、でも、少しくらいはやれましたよね?」

聖羅「ええと…何していたのか、さっぱり…」


貴方「」


貴方(佑香ちゃん…)

貴方(聖羅ちゃんが人が好すぎて、レッスン時間ほぼまるまる潰して遊ばれた…!!)


 ↓1 好感度

 コンマ一桁分上昇



 聖羅好感度:【276/とっても運がいい方なんですね】
       →【285/とっても運がいい方なんですね】


貴方「もう佑香ちゃんとは2人きりにしない…」

貴方「時間がない…」

スバル「がんばってください」

貴方「あ、いえ、河村さんも、業務後にレッスンスタジオ行ってもらうことになってるそうですから」

スバル「ファッ!? 僕のプライベートは…!?」

貴方「シャーディがいなくなったら、最悪、職場が消えちゃうんですよ…?」

スバル「リストラ対象、僕ですかっ!?」



 北川聖羅 女 17歳 誕生日:2月2週
 体力:1 頭脳:4 精神:3
 歌:6.67 踊:3.00 容:4.53 表:4.04 演:3.00
 熱:3 道:3

 愛嬌のひと:人から憎まれることがほぼない
 リハビリ済:大怪我をした経験から、体力がガタ落ちになってしまっている

 特技:ー
 趣味:ー

 好感度:【285/とっても運がいい方なんですね】

 メモ:かなり天然な上に、お人好しっぽい
    じゃっかん、空気は読めていない感じもある
    実は高所恐怖症のようだ
    強運?
    誰かのために涙を流せるやさしい心の持ち主
 路線:癒し系のんびりガール
 動機:シャーディに憧れて?
 持ち歌:野良猫のうた 昔の夜空



貴方(遅れを取り戻さなければ…!!)

貴方(夏休みに入ればワンチャン、合宿で集中的にやることは可能かも知れないけれど…)

貴方(それでも確実性がないし、フェスの直前に覚えても本番が不安になるだけだし…)


 ↓1 来週は…

 1 レッスン
 2 ASレッスン(0/5)
 3 営業
 4 お仕事見学



 ―― 6月 3週目


貴方「今日こそはっ!」

貴方「今日こそは、何が起きても、きっちりちゃっかり、今日の分を覚えましょうね!!」

聖羅「は、はい~」


貴方「それで今日も人を呼んでるわけですが…」

貴方「ちょっとまた、わたしは外さなきゃいけないんで、お願いします」

聖羅「はい…今日は、どなたがいらっしゃるんですか?」



 ↓1 今日は…?

 1~3 リルモン&ナチュモン…だと…?
 4~6 葉子ちゃんやでー
 7~9 まこたか!!
  0  香 様 降 臨




貴方「今日は安心できます」

貴方「何たって、わたしが初めてプロデューサーとして担当したアイドル、葉子ちゃんですから」


 ガチャッ

葉子「おはようございます…」

貴方「葉子ちゃん! 待ってました、待ってました。さささ、こちらへどうぞ」

葉子「あ、はい…」


聖羅「葉子さん、お願いしますね」

葉子「こ、こちらこそ…」

貴方「では…ちょっとわたしは、外さなきゃいけないので、これで」

貴方「後のことは…ばっちりお願いしますね? このこの~」

葉子「は、はい…」

葉子(何だろう、このノリ…?)



 ↓1 葉子ちゃんなら安心だね!

 1~3 と、思っていたころがありました
 4~9 安心さ




葉子「それじゃあ…簡単なのから」

聖羅「はい、お願いしますね」


葉子「あ、あんまりそんな…普通に、お友達感覚で接してもらえたら…」

聖羅「でも…やっぱり、先輩ですし…」

葉子「そ、そう…ですよね…。わたしなんて…そう、簡単に打ち解けられるような人間じゃ…」

聖羅「あ、あらぁ…?」


葉子「い、いいの…。知ってるから…」

聖羅「そ、そんなことないから…ね? 葉子ちゃん…」


 ・
 ・
 ・


貴方「ふぅ…」

貴方「さて、レッスンはどうなってるかな――っと」

 ガチャッ


葉子「あ、上手…」

聖羅「本当? 嬉しい」

葉子「でも…もうちょっとね、こうやってやると上手に見えるから…。今、聖羅ちゃんはこうなってて…これを、こう…」

聖羅「あら、本当…。さすがね」

葉子「うん…」


貴方(何だか、仲良くなってる気がする…)

貴方(うんうん、さすが葉子ちゃん。さすが、よっ、よぉっ、葉子ちゃん!)



 ↓1 さすがですね!!

 偶数 2曲もやっちゃったって! ほげえっ!? さすがやでええ!!
 奇数 ばっちり1曲習得でござんすよ




葉子「あ、プロデューサーさん」

貴方「どうですか? けっこう、いい具合に見えますけれど」

葉子「こ、細かいところはもうちょっとかも知れませんけど…2曲、通しで…」

貴方「おおっ、2曲も!?」

葉子「う、うん」

 ガシッ

貴方「さすがっ…! さすが葉子ちゃん!!」

葉子「えへへ…」

葉子(誉めてもらえちゃった…嬉しい…)


聖羅「葉子ちゃん、教え方がとっても上手で分かりやすかったんです」

葉子「そんな…あの…わたし、ダンスとか、ヘタだったからつまづくところが分かるっていうか…」

聖羅「でも…ちゃあんとそういうところを覚えてて、教えるのが上手ってすごいと思うな」

葉子「う、うん…」


貴方(やっぱり仲良くなってる…)


 ↓1 好感度

 コンマ一桁分上昇




 聖羅好感度:【285/とっても運がいい方なんですね】
       →【294/とっても運がいい方なんですね】


貴方「葉子ちゃんは天使やでぇ…」

スバル「どうかしたんですか、その…やでぇ、って…」

貴方「おっと、うっかり…」



 北川聖羅 女 17歳 誕生日:2月2週
 体力:1 頭脳:4 精神:3
 歌:6.67 踊:3.00 容:4.53 表:4.04 演:3.00
 熱:3 道:3

 愛嬌のひと:人から憎まれることがほぼない
 リハビリ済:大怪我をした経験から、体力がガタ落ちになってしまっている

 特技:ー
 趣味:ー

 好感度:【294/とっても運がいい方なんですね】

 メモ:かなり天然な上に、お人好しっぽい
    じゃっかん、空気は読めていない感じもある
    実は高所恐怖症のようだ
    強運?
    誰かのために涙を流せるやさしい心の持ち主
 路線:癒し系のんびりガール
 動機:シャーディに憧れて?
 持ち歌:野良猫のうた 昔の夜空
 AS:2/5


貴方(この調子で、どんどんレッスンできたらいいな…!)

貴方(うん、佑香ちゃんでまさかの出鼻を挫かれる結果になっちゃったけど、意外といけそうだぞ)


 ↓1 来週は…の、前に?

 偶数 せーらさんは、シャーディファンだった。つまり?
 奇数 お仕事っすか…?




貴方「さてさて、来週も――」

 prrrrr

貴方「はい、SSプロ!」

貴方「ああ、お世話になっています~」

貴方「ええ、ええ…えっ?」


貴方「はあ…」

貴方「……わ、分かりました~」

貴方「はい、失礼しまーす…」

 ガチャッ


スバル「どうかしました?」

貴方「いえ…馴染みの代理店の方からのお電話で」

スバル「何かお仕事ですか?」

貴方「ええ…来週、潰れちゃいました…」

スバル「ああー……ドンマイです」

貴方「つきあいですからねえ…これは…」

貴方(いよいよ、後がなくなりつつある…)


 ↓1 で、どんな仕事回されたん?

 偶数 夏を目前に、大型遊泳プール施設のイベントです。お水着です
 奇数 傘の在庫処ぶ…げふんげふん、大セールを兼ねたイベントがあって、それに出演してほしいそうです



 ―― 6月 4週目


貴方「時間はあまりないんですが、おつきあいのある方からのお願いですので」

聖羅「それじゃあ仕方がありませんね」

貴方「傘の大セールですので、いっぱいアピールして、どんどん売りましょうね」

聖羅「はい」


貴方「それで…どういう風な作戦でいきましょうかね?」

聖羅「あのー…いいですか?」

貴方「はい?」

聖羅「思いつき、なんですけれど…」

聖羅「傘をいっぱい広げて、くるくる回したりしたら、綺麗なんじゃないかなあって思って」

貴方「……は、はい」

聖羅「どうでしょう…?」


貴方(いや、どうでしょうって言われても…!!)


 ↓1 どうしよう

 1 う、うん、いいね、って
 2 いいけどね、聖羅ちゃん、それは置いといて…だよ。傘を売らなきゃいけないわけだから




貴方「え、ええ…うん、はい…いいですね」

聖羅「本当ですかっ?」

貴方「え、ええ…」


聖羅「それで、お客さんにも買っていただいて…」

聖羅「前にインストアライブ…でしたっけ? やらせていただいた時みたいに、コンサートをやって…」

聖羅「お客さんに、タイミングを合わせて傘をくるくるって回してもらえたりしたら、とってもいいんじゃないかなあって…」


貴方「…ほ、ほほうっ?」

貴方「な、なるほど…なるほどなるほど…」

貴方(傘を雨具としてではなく、グッズとして売ってしまおうという発想だったのか…!!)

貴方(ちょっと意味不明だったけれど同意しておいて良かったかも知れない…!!)


貴方(それにこういう参加型コンサートというのも試みとしては面白い…)

貴方(佑香ちゃんのコンサートで双方向型というのはしこたま考えてきたから、それを応用すれば、短い時間でもいい具合に組み立てられるはず…)


貴方「じゃあ、それでやってみましょうか?」

聖羅「はい~」


貴方(すごくお人好しで騙されやすいところばかり目の当たりにしてきたけど…)

貴方(そう言えば聖羅ちゃんってけっこう頭のいい子だったんだった…失念していた…!)


貴方「ついでですから、聖羅ちゃんもかわいい傘とかを選んで、それをコンサート中に回すとかどうです?」

聖羅「あ、いいですね」

貴方「で…できれば…ですね? いっぱい、同じガラがあるものを…」

聖羅「同じガラ…ですか?」

貴方「ちょっとセコい話をしますが、傘を売りたいんで…聖羅ちゃんが持ってる傘がほしい、と思わせられたらなと思うんです」

聖羅「あ、そういうことなんですね…」

聖羅「じゃあ…いっぱい余ってしまってる傘から、できるだけ選んでみますね」

貴方「ええ、やっちゃいましょう」


 ↓1 この試みは…

 1~3 ちょっと告知期間が足りなかったなあ…!
 4~6 あれま、何だかじわじわ聖羅人気がきてませんかね、これ…?
 7~9 大変でやんす! 爆売れでやんす! 雨傘のみならず、日傘まで売り切れたでやんすー!




聖羅「皆さん、一緒にくるくるーって傘を回して、楽しんでみてくださいね」

聖羅「大セールで安くなっていますし、ビニール傘もいいですけれど…しっかり、ちゃんとした傘もいいものですから」


貴方(さて…売れるといいな、売れるといいな)

貴方(頼む…! 神様仏様聖羅様…!!)


聖羅「~♪」


 ザワザワ…

<あれ、聖羅ちゃんじゃないか…?

<えっ、本物?

<傘を持ってるぞ…

<どうしてこんなところにいるの?


貴方(おおっ…知名度がじわじわきてる…?)

貴方(けど…傘を買いには行ってない…?)

貴方(うーん…ここに聖羅ちゃんがくるっていうのをそもそも知らなくて、突然エンカウントして戸惑いつつ見てる…っていう感じかな…?)


貴方「でも、いいお歌…」


 ↓1 お仕事の結果は…

 1~5 あんまり…
 6~7 そう売れなかったのを聖羅が気にして、余計に傘を買おうとしていたけど止めた。でもその気持ちは販売員には伝わったみたい
 8~9 まあ…そこそこ?




責任者「いやあ……えー…」

貴方「…あー…ははは…」

聖羅「…」


責任者「いやっ…でも、来ていただけて、そこそこ、捌けましたんでね」

責任者「ありがとうございます、どうも」

貴方「いえ…こちらこそ、呼んでいただきまして」

責任者「いえいえ…」

貴方「いえいえいえ…」


聖羅「すみません、力不足で…」

責任者「いやいやっ、そんなそんな…」


貴方(まあ…本当に、そこそこ…っていう感じだったなあ…)

貴方(惜しむらくは…告知が弱かったこと…かな)


 ↓ 好感度

 コンマ一桁分上昇




 聖羅好感度:【294/とっても運がいい方なんですね】
       →【303/とっても運がいい方なんですね】


貴方「…よし」

貴方「オールスターのレッスンをやるしかない」

スバル「がんばってください」

貴方「あ、今夜もあるんで」

スバル「こ、今夜ですかっ…? 今夜は、見たいアニメが…」

貴方「円盤を買ってください。アニメが好きなら」



 北川聖羅 女 17歳 誕生日:2月2週
 体力:1 頭脳:4 精神:3
 歌:6.67 踊:3.00 容:4.53 表:4.04 演:3.00
 熱:3 道:3

 愛嬌のひと:人から憎まれることがほぼない
 リハビリ済:大怪我をした経験から、体力がガタ落ちになってしまっている

 特技:ー
 趣味:ー

 好感度:【303/とっても運がいい方なんですね】

 メモ:かなり天然な上に、お人好しっぽい
    じゃっかん、空気は読めていない感じもある
    実は高所恐怖症のようだ
    強運?
    誰かのために涙を流せるやさしい心の持ち主
 路線:癒し系のんびりガール
 動機:シャーディに憧れて?
 持ち歌:野良猫のうた 昔の夜空
 AS:2/5



 今夜はここまでです
 あざっした



今夜のラジオのゲストは誰かな

>>236 リクエストも、受けつけてるんやで? メールとかも


 ~ゆず香るラジオ、お姉ちゃん風味~

香「今日はゲストがきているぞ」

ゆず子「あー…そーな…」

香「紹介しよう。SSプロ所属アイドル、仲寺衣依だ」

衣依「よろしくお願いします! 仲寺衣依です。このラジオ、出てみたかったんだ。えへへ…念願叶っちゃった」

香「衣依なら安心だな」


香「メールを――」

衣依「読みたい!」

香「よし、じゃあ衣依、読んでくれ」

衣依「ラジオネーム、人間脱落さん」

香「ん…? 前にもメールをくれた人じゃないか…? 何となく、聞き覚えのある…」

衣依「ゆずさんが帰ってきて良かった。おかえりー」

ゆず子「ういーっす、ただいまー」

衣依「ゆずさんが香様の生活を取り入れたらゆず様になれるのではないかと思う今日この頃。香様とゆず様はお互いの過ごし方を入れ替えた場合どうなると思いますか? また、SSプロの中で一度、入れ替わってみたい相手とその理由を教えて下さい」

衣依「…だって」


香「ゆず子が、僕の生活を取り入れたら…ゆず様?」

ゆず子「香の生活をぉ~? ムリムリ、ジムに通って、高尚な芸術観賞して、朝は何とかスムージー? ムリムリ、ムリに決まってるって」

衣依「そうやってすぐにムリって言うの、ゆずちゃんの悪い癖だと思うなー?」

ゆず子「そうやってすーぐに、人の粗探ししちゃういよりんも、悪い癖だと思いますけどねー?」

香「何をお前らは張り合ってるんだ?」


ゆず子「だぁーいたい、さ? 香様って有言実行タイプじゃん? むしろ、有言実行が信条で、やるために口に出してくじゃん?」

ゆず子「そういう…何、ストイック感? そんなのあたしが出したら、キモいっしょ?」

衣依「うん、気持ち悪い」

ゆず子「おいこら衣依ぃっ!?」


香「互いの生活を入れ換えたら…とあるが、僕はゆず子の生活になったら落ち着かなくなりそうだな。1日中、ごろごろしてゲームだろう?」

香「どこかへ出かけたくなってストレスで死ぬ」

ゆず子「あたしもムリ…。絶対に、ムリ。てゆーか、香様は香様だからいいんじゃん? よく分かんないけど」

衣依「香くんとゆずちゃんだから、このラジオもいい感じなのかも知れないしね」


ゆず子「あとはー…入れ替わってみたい相手? 入れ替わってみたい相手か……んー……いないな」

衣依「ゆずちゃん…」

ゆず子「だって、羨ましいと思うのがそもそも…あ、でも香様になったら金使い放題? あ、香様になりたい!!」

香「やめろ。僕は、そうだな…。誠になってみたいな」

衣依「まこちゃん? どうして?」

香「あの逞しさは見習うことがある。誠になったら、その秘訣が分かるかも知れないからな。衣依はどうだ?」

衣依「うーん……わたしは…ちょびっとだけ、ゆずちゃん…かなあ…? ……どれくらい、肩、凝るのかなあ…とか…」

香「…大丈夫だ、衣依。すぐにきっと成長す――」

衣依「香くんの変態…」

ゆず子「あっはっはっは!!」ゲラゲラ

香「ゆず子、笑うな!」バンッ

ゆず子「ご利益あるかも知れないから、触っとくかあ? 衣依ぃ? んん~? ほれほれ、ラジオだから見えないしいいぞ?」


 ~ゆず香るラジオ、お姉ちゃん風味~

ゆず子「あい、次のメール~」

衣依「……うわあ…」タプタプ

香(僕の目のやり場を考えろ…!)←見ないようにしてる


ゆず子「ペンネーム、タルタルソース公爵~」

ゆず子「毎週楽しく聴いています。先日の事なのですが、小さい頃から好きだった相手から告白され、付き合うことになりました」

ゆず子「ゆずちゃんと香様といよりんはこういう風に告白したい、またはされたいといったシチュエーションはありますか?」


香「衣依、もうやめろ。次のメールの時間だ」

衣依「はーい…」スッ

衣依「…」チマッ

ゆず子「ぷっwwww」

衣依「…」ムカッ


香「まずはおつきあいができたことを祝福しよう。おめでとう、タルタルソース公爵さん」

香「さて…告白の、理想のシチュエーションについてだな…。2人はどうだ?」


ゆず子「理想のシチュエーションねえ…あ、ある」

香・衣依「「!?」」

ゆず子「おいこら、何でそんな驚いた顔すんだよ…。あるっつーの、あたしにだって」

衣依「ど、どんな…?」

ゆず子「ちょっと書くから、香様…これ演じて」カキカキ

香「いいが…」


ゆず子「じゃ、スタート!」

香「…ゆず子……キミに聞いてほしい言葉がある。………僕の金銭の全てを好きにしてくれていい、結婚をしてほしい」

ゆず子「はい、喜んで」←超作ったかわいい声


香「こんな男がいるかっ!」

衣依「期待したのがバカだった!!」

ゆず子「あっはははははは!wwwwww 香様、貯金いくらぁ~? 結婚して~、ATMになって~」


香「衣依はどうなんだ?」

衣依「え? うーん………花火大会とかにまだおつきあいしてない時に行って、人混みではぐれちゃうの。それで、はぐれないようにしようって手を繋いで…花火がどーんって上がった時に…とか…」

ゆず子「少女漫画の読みすぎ。周りうっさくて聞こえねえから」

衣依「っ…理想のお話なんだからいいでしょ! ゆずちゃんだってありえない感じだったのに…」


ゆず子「んで、香様は?」

香「僕か? 僕は…そうだな…」

衣依「香くんなら、きっとかっこいい感じだよね」

香「……ドライブデートの帰りだな。彼女を自宅の前まで車で送って、助手席の彼女と目を見つめ合う」

香「そして、僕から告白をする。助手席はキミ専用だから、一緒にたくさんの楽しい思い出を作っていかないか――とね」


ゆず子「くっさwwwwww」

香「ゆず子ぉぉぉっ!!」バンッ

衣依(ちょっとカッコ良かった…)


 ~ゆず香ラジオ、お姉ちゃん風味~

ゆず子「んじゃー、次のメールを香様、へいパース」

香「ラジオネーム、蚊取り閃光弾さん」

香「ゆず香るラジオのみなさん、こんばんは。仕事場に何かと完璧にこなしてしまう優秀な後輩がいるのですが、虫が苦手という意外な弱点がありました。香様には意外な弱点、ありますか?」

衣依「虫は…ダメだよ」

ゆず子「キモいもんな」

香「そうだな」

衣依「でも何でもできる人っているんだね…」

ゆず子「ぷっ…wwww」

香「何で笑った、ゆず子?」

ゆず子「自称完璧の香様がいて、衣依が、何でも出来る人がいるんだとか言うから…www」


香「お前は…」

衣依「でも、香くんの意外な弱点…? 何かあるっけ?」

ゆず子「香様、高いとこダメだったよなwww」

香「っ…!」

ゆず子「選手権の時、葉子と組んで最後の種目のバンジージャンプでビビって飛べなかったもんなwwwww」

香「ゆ、ゆず子だってそうだっただろう。高いところは――」

ゆず子「別に隠してないしぃー。だってバンジーなんか普通ムリだろ、ゴム切れたり、長さがアレで激突したらどうすんだって話だよ」

衣依「そうならないようにできてるんでしょ?」

ゆず子「そういう恐怖感があるからムリって話だよ! つか、あたしはいいんだよ、香様だろ~?」


香「ちぃっ…うまく逸れたと思ったら…」

衣依「他にはないの?」

ゆず子「あ、あれじゃね? センスが古いwwww」

香「古くない!」

ゆず子「好きな映画は?」

香「ショーシャンクの空に」

ゆず子「好きなミュージシャンは?」

香「エリック・クラプトンとビートルズ」

ゆず子「好きな女優」

香「ナタリー・ポートマン」

ゆず子「もうことごとく古いじゃんかよ!!wwwww あっははははは!wwwwwww」


香「古いとは何だ、古いとは! そこまで古くもないだろう!」

ゆず子「古い証拠を教えてやるよ。衣依ぃ、今、香様が言った中でちゃんと知ってんの、あったか?」

衣依「え? ないけど…」

香「なっ…クラプトンも、ショーシャンクも、ナタリー・ポートマンもかっ?」

衣依「名前くらい…?」

ゆず子「もう、そこら辺は片足古典に突っ込んでるから、若者は知らないんですぅ~」

香「何、だと…!?」

ゆず子「つーことで、センスが古いも弱点に追加! あとは何があるかな~?」

香「もういいだろう、このメールは! 次だ、次へいくぞ!!」

ゆず子「あっははははは!wwwww 負けを認めたwwwwwwwww」


 ~ゆず香るラジオ、お姉ちゃん風味~

衣依「ラジオネーム、不思議うさぎちゃん」

衣依「皆さんこんにちは。不思議な夢をみたので、質問から読み取ってみてください。もしも、朝起きて性別が変わっていたらどうしますか?」

香「そういう夢を見たのか」

ゆず子「推理するまでもないってか…これで、そういう夢じゃなかったら推理のしようがないよなぁ…」


衣依「男の子になってたら…ってこと?」

香「僕の場合は女だがな」

ゆず子「男になったら、かあ…」


衣依「……ちょっと、やだかも…。ひきこもる…?」

ゆず子「ひきこもるのかよwww」

衣依「だって何か…ちょっと、ヤダ…。生理的に」

ゆず子「生理的にwwwwwww」

香「ま、まあ…感性の問題だからな。ゆず子はどうするんだ?」


ゆず子「えー? んー…うーん…」

ゆず子「朝起きたらっしょ? 朝起きたら、男に……? えーと、えっと…………メリットが全然思い浮かばない」

香「少しはあるだろう、少しは」

ゆず子「あっ、分かった!」

衣依「あるの?」

ゆず子「しちめんどくさい髪の毛のセットとかしないで済む!!」

ゆず子「だって男なんて寝癖そのままでくるか、気ぃ使って寝癖直すだけか、ワックスとかでかっこつけの三択っしょ? だったら何もしない!」

ゆず子「つまりぃっ!? 朝寝てられる時間が増える!! これはすげえ…朝起きて3分で家を出るとかできんのか?」

香「何というか…お前がそういう準備をちゃんとしていたことが、まず驚きだな」

ゆず子「ちょっと待てこら」


衣依「香くんだったら? 朝起きて女の子になってたら、どうする?」

香「………現実逃避で二度寝するだろうな」

ゆず子「ちゃんと考えろよ!!」


香「僕はこれまで男らしく、かつスマートな人間であり続けてきたんだぞ!?」

香「それが朝起きて女になっていたら、全ての努力が木っ端みじんじゃないか! 寝込むに決まってる!!!!」

衣依「すごく言い切った…」

ゆず子「つーか、普段からちょいちょい努力は隠してます風なのに、こういう時に言っちゃうのが詰め甘いよなあ…」

香「……し、親身に質問に答えているだけだ」


衣依「香くん」

香「どうした?」

衣依「あんまり強がらなくっても、リスナーもファンも知ってるから、大丈夫だと思うよ?」


香「そのやさしさが刺さるんだが…」

ゆず子「あははははは!」

香「お前はゲラゲラと笑うな!!」

ごめんね、あんまりちょっと盛られちゃうと拾えないんだ
適当に数字とかを置き換えてもいいよ、ってことなら拾えないこともないんだけども…


 ~ゆず香るラジオ、貧乏人添え~

香「ゲストは誠だ」

誠「よろしくな!」

ゆず子「あんまりリスナーをどん引きさせることは言わないでよ、まこちゃん? リスナー減った分だけ、これ給料引かれるから」

誠「そうなのかっ!?」

香「嘘に決まってるだろ…」


ゆず子「ラジオネーム、ゆずちゃん星の住人さん。正直めんどくさいなぁって人、いると思うんですよ。いますか?」

誠「ざっくりした質問だな…。SSプロで、ってことか?」

香「だろうな。正直めんどくさい…と言えば、二大巨頭がいるな」

ゆず子「あー…はいはい」

誠「二大巨頭…?」

香「せーのでいくか、ゆず子?」

ゆず子「オーライ。じゃあ、せーの」


香・ゆず子「「タカシと佑香」」

誠「ああ…」

香「別に無視をしてもいいんだが、あまり無視をしすぎるとタカシは拗ねるからな。それでぶつぶつ呟いてきてうざ絡みに発展することもある」

ゆず子「チビッコもさあ、悪戯に引っかからないと何度も仕掛けてくるんだよなあ…。でもってあいつ、たまにミスして自爆すんだよ」

ゆず子「で、その自爆分も込みでどんどん悪戯の…何、悪辣さ? が上がってって…もう、だりい時はほんっとにだるくてたまんなくなる」

誠「あんまりそういうこと言ってやるなよ。かわいそうだろ?」


ゆず子「でもさー、ほんとのとこ、まこちゃんだっているだろ? しょーじき、めんどいやつ」

誠「んー…めんどい、か」

香「リスナーからの質問だ、答えてやるのが礼儀だろう」

誠「そうだなあ…」


誠「あっ、いたいた」

香「誰だ?」

誠「香!」

ゆず子「あっはははははは!!」

香「何故、僕なんだ…?」

誠「だってほら、香って負けず嫌いだろ? だから何かプライベートとかで、ほんとはもっとうまくやれるけど、香がいるしちょっとできない風にやるかなって手え抜いたりしててさ」

誠「でも手を抜くっていうのも、けっこう大変だよなー、と思って。そういう意味で、たまにだけどめんどくさかったりするよな、香は」

ゆず子「あひゃっははははは!wwwww」

ゆず子「手加減されてwwwww めんどくさがられてwwwwww 香様www 今、どんな気分?wwwwww」


香「次のメールにいこう」

誠「おう」

ゆず子「あっははははは!」


 ~ゆず香るラジオ、貧乏人添え、其の二~

香「ペンネーム、うたうたいさん。最近SSプロの聖羅さんの歌を聞いたけど、あれでまだ駆け出しなら伸びしろ凄すぎると思うんですけど」

香「…だ、そうだ」

ゆず子「あー…何か、そうらしいな」

誠「歌なあー…。そういえば葉子も最初っからうまかったよな」

香「そうだな。だが、えてして最初から上手いということは、伸びしろそのものはそう多くはないということだ」

誠「何かこう…俺はダンスしてて思ったけど、一定までいくと、何かどんどん上達しなくなってくるよな」

香「ああ。だから、そういう意味でその一定ラインまでの到達が早くて、最初からうまい、という印象だけで終わることもある」

香「だが逆に、最初はヘタくそだったのにレッスンの成果もあって、デビュー時とは比べ物にならないほどうまくなった…というケースも発生する」

ゆず子「それまこちゃんじゃん」

誠「そんなにヘタだったか?」

香「もはや伝説だろう、お前のデビューシングルは」

誠「今は?」

香「並みといったところだが…あのデビューシングルを考えると、感慨深くなるレベルだ」

ゆず子「うん、いやマジで」

誠「マジかあ…」


香「だが、聖羅は確かにめきめきと実力を伸ばしているタイプのようだな」

ゆず子「ほんっと、やんなるくらい…」

誠「何が嫌なんだ?」

香「また新人に抜かされていくのが、だろう」

ゆず子「抜かされてねーよ!?」


香「ここで…メールじゃないが、番組宛てにファックスが届いたので紹介する。これだ」

ゆず子「いやいや、ラジオなんだから見れないって」

香「番組ホームページに掲載をしておくから、後で見てほしいんだが…どうだ?」

誠「絵…だな? けっこう上手じゃん」

ゆず子「いやいや、ぐっちゃぐちゃじゃん。これいい年したのが書いてたら闇抱えてるって」

香「最後まで見ろ、ちゃんと平仮名で名前も書いてある。これを描いたのはまだ小さい子だろう」

誠「お、ほんとだ。へえー、これ、SSプロのみんなを描いてる…んだよな?」

香「だろうな」

ゆず子「いや待て…!!」

誠「どした?」

ゆず子「…ひとり、足りない!!」

香「何っ…?」

誠「聖羅じゃねえか? まだ新入りだし…あ、でも、聖羅っぽい黒髪ロングがいるな…?」


香「…誰が描かれていないかを探すより前に、協議しよう」

ゆず子「協議?」

香「誰がいないかは、探さない。それがもっとも平和的だと思うが、どう思う?」

ゆず子「賛成」

誠「……あっ、これいないの香だな」

ゆず子「あはははははっ!!wwwwww」

香「誠ぉぉぉぉっ!!」


 ~ゆず香るラジオ、貧乏人添え、其の三~

誠「ラジオネーム、邪気眼の星を見定めし者! かっこいいな、何か」

誠「SSプロのメンバーってみんな個性があって輝いていますけど、それと平行して起こっていそうな香さまやゆず子ちゃんとかみんなの黒歴史的なハプニングのエピソードとかはありますか?」


香「ハプニングのエピソード…か」

ゆず子「発表していいのか、これ?」

誠「じゃあ俺が、パーソナリティーのお前らの分を発表してや――」


香「誠はそういうのに事欠かさないからな! 誠からでいこう」

ゆず子「超賛成!! 香様冴えてるぅ~!! フゥゥゥー!!」

誠「お前ら仲いいな?」


香「誠はな、空気が読めない」

ゆず子「あ、確かに」

誠「そうか? そんなつもりはないんだけど…」

香「もうこのラジオを聴いているだけでも分かるとは思うが、脇で話していることに耳を傾けずに自分の世界へ入って、余計なことを口にする」

ゆず子「そうそうそうwww 話聞いてるようで聞いてないww」

誠「聞いてるつもりだけどなぁ?」

香「いや、聞いていない。以前…まだ誠が事務所に入りたてだったな。収入もほとんどなく、見ていられないほどの極貧生活をしていたが、連絡を取り合うために事務所が携帯を持たせたんだ」

誠「持たせられたな」

香「電気代が心配なら、事務所でいくらでも充電しろ、とまで言われていた」

ゆず子「そこまで言われんのかよwww」

香「が、あろうことか、当時の誠は持たせられた携帯を万が一壊してもいけない、などと考えて事務所に置きっぱなしにしていた」

ゆず子「あっははははは!!wwwwww 携帯じゃねえじゃん!wwwww」

誠「そんな時もあったな…。あ、香の恥ずかしいエピソードだけど、僕は完璧だとか言いながらできないこと多いよな!」

香「だから空気を読めと言ってるだろうが、誠ぉっ!?」

ゆず子「あっははははは!」

誠「自動車の免許取りに行ってる時、マニュアル車がなかなかできなくて教官とケンカして、別の教習所に移ったんだっけ?」

香「誠ぉぉぉぉっ!!」

ゆず子「うひひひ、ははははは!!wwwwww」

誠「でもってゆず子って超初期の路線で、ふりふりふわふわのかわいい系アイドル路線でいこうとかなってて、ゆず子の希望だったんだろ?」

ゆず子「まこちゃんちょっとブース出て」

誠「あとはー…」


香・ゆず子「「もういい!!」」

誠「そうか?」



 イベント、『ゆず子、アイドル辞めるってよ』クリアにより詳細情報開示


 垣根ゆず子 女 18歳 誕生日:? アイドル歴:5年
 体力:4 頭脳:3 精神:2
 歌:3 踊:4 容:5 表:3 演:3
 熱:2 道:2

 能力タイプ:ビジュアル特化
 イメージカラー:黄蘗(きはだ)色

 ものぐさガール:怠惰だけどなまけるための情熱は燃やす
 照れ隠し:根はいい子だけど素直になれずに、口や態度が悪かったりする。ツンデレとは似て非なる。これが重要

 路線:怠惰系お気楽ガール
 動機:アイドルになってみたくて

 身長:167cm 体重:53kg 血液型:B 足のサイズ:24cm 利き手:右
 趣味:ゲーム 昼寝 特技:声帯模写
 好きな食べもの:激辛料理 肉じゃが
 嫌いな食べもの:ねばねば系 骨のある魚 ちまちました豆類
 癖:すぐ怠ける
 弱点:高いところ

 外見特徴
 ・露出多めのややパンクなファッションを好む
 ・夏はショート、冬の間は髪の毛を伸ばしまくるという散髪不精ヘアスタイル
 ・首からゴツめのヘッドフォンをかけていることも
 ・ちなみにスタイル抜群で、バストはシャーディを抜いて事務所で1位

 家族構成:父 母 姉

 家族に例えると:面倒臭がってるのを叱られつつ、下の面倒をたまに見る二女
 動物に例えると:動物園の檻の隅っこにいて客にサービスすることを忘れているパンダ

 B:88 W:62 H:74
 ゲーム遍歴:PS→PS2→Wii→PS3→WiiU→ネトゲ
 得意なゲームのジャンル:格ゲー FPS RPG
 スタイル維持の秘訣:自由気ままにストレスフリーでいること

 座右の銘:理想の男性像はATM
 苦手なもの:努力
 学歴:高校(在学中)
 コンプレックス:容姿以外の取り立てたアイドルとしての魅力がないこと
 トラウマ:オーマイエンジェルスで見た、バンジージャンプ失敗の瞬間
 将来の夢:超金持ちの旦那を捕まえるか、不労所得をゲットしての悠々自適生活

 SSプロアイドルに言いたいこと
 シャーディ:(ノーコメント)
 香:色々いつもご苦労さん
 タカシ:そろそろそのキャラどうよ?
 誠:まこちゃんはまこちゃんでいりゃいいんじゃない?
 衣依:省エネモードは楽しいですかぁ~?
 葉子:まだ抜かされてないからな、まだ抜かれてなんかないんだからな
 佑香:ほんともうくだらない悪戯やめろ
 聖羅:まあ、がんばれよ

 SSプロアイドルからの一言
 シャーディ:なんならゆずちゃんのこと一生養ってあげるから、同性婚認めてる国に移住しよ?
 香:世の誰からも必要とされない人間は、世の誰もに必要とされないだけの理由がある。自分を鑑みろ
 タカシ:ゆずはね、もっと元気出していった方がいいと思うよ
 誠:俺けっこうゆず子が笑ってるとこ好きなんだよな。元気が出るっつうか?
 衣依:ゆずちゃんは努力が全然足りないと思います
 葉子:ほぼほぼ素の、あの性格でアイドルやれてるってよく考えたらすごいよね…。
 佑香:今、何段腹?
 聖羅:ゆず子さんは色々な考えも持ってて、とってもステキだと思います

 社長評
 ここ数年伸び悩んでしまっているが、潜在的な能力はあると思っているのだよ。
 特にプロポーションは素晴らしいの一言に尽きる。大人の魅力が似合うんじゃないだろうか。
 しかし、あまり何でもかんでも怠けていては折角の良いものが錆ついてしまう。
 大器晩成型だとわたしは信じているよ。

 担当プロデューサー評
 お色気路線にいくにはがさつすぎる。


社長「うぉっほん」

社長「今日の業務はもうすぐ始まるだろう。準備はよろしいかね?」



 ―― 7月 1週目


貴方「夏が始まった…」

スバル「早くも猛暑の兆しですね…」

貴方「ですねえ…」


貴方(全体曲を、あと3曲…)

貴方(そして、シャーディの引退がかかったアイドルフェスまで、あと3週間)

貴方「…ギリギリだなあ」



 北川聖羅 女 17歳 誕生日:2月2週
 体力:1 頭脳:4 精神:3
 歌:6.67 踊:3.00 容:4.53 表:4.04 演:3.00
 熱:3 道:3

 愛嬌のひと:人から憎まれることがほぼない
 リハビリ済:大怪我をした経験から、体力がガタ落ちになってしまっている

 特技:ー
 趣味:ー

 好感度:【303/とっても運がいい方なんですね】

 メモ:かなり天然な上に、お人好しっぽい
    じゃっかん、空気は読めていない感じもある
    実は高所恐怖症のようだ
    強運?
    誰かのために涙を流せるやさしい心の持ち主
 路線:癒し系のんびりガール
 動機:シャーディに憧れて?
 持ち歌:野良猫のうた 昔の夜空
 AS:2/5



貴方「さて、と」

貴方「今週も張り切ってやろう」



 ↓1 今週のご予定は

 1 レッスン
 2 ASレッスン
 3 営業
 4 お仕事見学




貴方「レッスンしますよ」

聖羅「全体曲は…いいんですか?」

貴方「…」

貴方「レッスン、しましょう」

聖羅「はい」



 ↓1 レッスン!!

 1 歌:6.67
 2 踊:3.00
 3 容:4.53
 4 表:4.04
 5 演:3.00




 容姿:5.44


貴方「……なかなか…これは…」

聖羅「何だか、ちょっと調子に乗ってもいいかな~なんて…思えちゃいますね」

貴方「ちょっとなら、乗っていいですね」

貴方「乗り過ぎ注意ですが」

聖羅「じゃ、じゃあ…ちょっとだけ…」

聖羅「ええと…うーん…」

貴方「いやいや、ムリして乗らなくてけっこうですよ」


貴方(しかし…)

貴方(伸びるなあ…)



 ↓1 イベ発生?

 偶数 さて、じゃあこのままASレッスンでござるよ
 奇数 高校3年生の夏と言えば! そう、進路だね(にっこり




貴方「さて、じゃあこのままオールスターのレッスンをしましょうか」

聖羅「このまま、ですか?」

貴方「ええ、もう少ししたら、今日のレッスンのパートナーがいらっしゃると思うんで」

聖羅「まあ…今日はどなたとなんでしょう…?」


貴方「それは来てからのお楽しみ、ということで」


 ↓1 誰がくるかな、誰がくるかな

 1~3 まこちゃん!!
 4~6 タカシくん!!
 7~9 かおるさま!!
  0  えっ? リルモンとタカシくんのはずだったのに、タカシくんが急なお仕事で…?




貴方「それでは、ちょくっと外しますので」

聖羅「はい~」

 バタムッ


聖羅「どなたがくるんだろう…?」

 ガチャッ

誠「よっ」

聖羅「あら、まこちゃんさん」

誠「前から思ったけど…ちゃんさん、ってどっちかの方がいいんじゃないか?」

聖羅「…でも、やっぱり先輩ですし…」


誠「…まあいいけど…」

聖羅「よろしくお願いしますね」

誠「おう、任しとけ!」


 ・
 ・
 ・


 ガチャッ

貴方「お疲れさまです」

誠「おっ、お疲れ」

聖羅「お…お疲れさま、ですぅ~…」


貴方「おやおや、けっこうしごかれた感じですか?」

聖羅「ええ…ちょっぴり…?」

誠「ほんとはもっといっぱいやるつもりだったけど…ごめんな、聖羅の体力まで考えてなかった」

聖羅「い、いいえ~」


貴方(ああ、そういう…)



 ↓1 7月に入り、ようやく連ドラが最終回を迎えまして…

 偶数 なかなかの良ドラマで、SSプロのファン層が確実に増えたね
 奇数 聖羅の演技力も上がった感じかな +0.50




貴方「そう言えば、昨日放送のドラマの最終回!」

貴方「最終回の視聴率が17.9パーセントで、なかなか良い数字が残せましたね」


聖羅「いいえ~、わたしなんて脇役でしたし…」

貴方「そんなことないですよ。脇がしっかり固めてこそ、ですから」

誠「衣依の成長を実感できたしなぁ…」

貴方「その点については、ちょっとビミョーなあれがありましたけどね」

聖羅「?」

誠「?」


貴方「とにかくっ」

貴方「SSプロの、全体のファンクラブがけっこう増えたんですよ」

誠「へえー」

聖羅「そうなんですか?」

貴方「ええ。ドラマ効果ですね、これは」


貴方「すでにアイドルフェスにオールスターで出演という告知もしてありますし、いけるんじゃないでしょうかね」

誠「楽しみだな!」

聖羅「そうですね」


 ↓1 好感度

 コンマ一桁分上昇




 聖羅好感度:【303/とっても運がいい方なんですね】
       →【305/とっても運がいい方なんですね】


貴方(歌唱力はもちろんのこと、容姿まで高レベルに…)

貴方(これは…なかなかすごいことになれそうだぞ…?)

貴方(アイドルフェス本番までのあと2週間で、全体曲を2曲やらなきゃいけないけど…)


貴方「この調子なら、きっと…」


 北川聖羅 女 17歳 誕生日:2月2週
 体力:1 頭脳:4 精神:3
 歌:6.67 踊:3.00 容:5.44 表:4.04 演:3.00
 熱:3 道:3

 愛嬌のひと:人から憎まれることがほぼない
 リハビリ済:大怪我をした経験から、体力がガタ落ちになってしまっている

 特技:ー
 趣味:ー

 好感度:【305/とっても運がいい方なんですね】

 メモ:かなり天然な上に、お人好しっぽい
    じゃっかん、空気は読めていない感じもある
    実は高所恐怖症のようだ
    強運?
    誰かのために涙を流せるやさしい心の持ち主
 路線:癒し系のんびりガール
 動機:シャーディに憧れて?
 持ち歌:野良猫のうた 昔の夜空
 AS:3/5



 ↓1 ドラマ最終回効果?

 偶数 聖羅の主題歌:野良猫のうた がまた売れた
 奇数 雑誌の取材のお仕事が入った…




 ―― 7月 2週目


貴方「今日は、雑誌の取材のお仕事ですよ」

聖羅「取材だなんて、何だか…緊張しちゃいますね」

貴方「注目アイドル特集、ということだそうで」

貴方「波がきちゃってますよ、これは」

聖羅「あんまり泳ぎは得意じゃないんで、流されちゃいそうですけれど…」

貴方「がんばって、乗りこなしましょう」

聖羅「はいっ」



 ↓1 取材内容は…

 1 まあ聖羅の紹介に徹したような感じの
 2 え、対談? SSプロの人と? ※相手はコンマ
 3 なんかちょっとマニアックな…?




貴方「それで、取材なんですが、対談という形式でやるそうで」

聖羅「対談…ですか」

貴方「とは言え、同じSSプロのアイドルとの対談なので、緊張せずにやってください」

聖羅「はい、分かりました」


聖羅「どなたと対談をするんでしょう?」


 ↓1 だれかな、だれかな

 1 シャーディ
 2 タカシ
 3 香様
 4 誠
 5 衣依
 6 ゆず子
 7 葉子
 8 佑香
 9 すばるんっ!?

あ、>>296はコンマです
これは判定しないよ





記者「それでは対談を始めさせてもらいます。進行はわたしがやりますので」


聖羅「はい、よろしくお願いします」

香「よろしくお願いしますね」キラリンッ

記者「はうっ…!?」キュンッ

記者(記者やってて良かった…香様と、香様とこんな近距離で…!!)


記者「今回の対談は、SSプロのこれまでとこれから、というテーマです」

記者「香さま…香さんはSSプロでアイドルとして活動を始めて8年目」

記者「聖羅さんはまだ7ヶ月ということで、古株と新人、それぞれの目線や立場からお話してください」


貴方(香さんなら任せきりにしちゃっても問題はないだろうな)


聖羅「実はまだ、アイドルになったんだなあって実感がわいていなくって…」

香「まだなのか? もう色々な仕事もしているし、自覚くらいはあるんじゃないのか?」

聖羅「何ででしょう…? のんびり屋さんってよく言われるからなのかも知れませんねえ」

香「ああ、確かに…キミはそういう子だった」

聖羅「ですから、まだそんなに、これまでとこれから…なんて語れるほどのことはないんですけれど…」

聖羅「でも…本当にSSプロの皆さんって、どなたもステキで…わたしもこの一員になれるなんて夢みたいだなって思っているんです」


 ↓1 取材スタート!

 偶数 香様にかかればばっちりよ
 奇数 あのー、記者さん、ちょいと…生香様に興奮しすぎじゃ…?




香「SSプロはオールスターで以外はユニットというものもなく、ソロでの活動がメインとなっている」

香「だが、それが逆に有機的な繋がりを生み、全員でオールスターというステージを作り上げる時の大きなエネルギーになっている」

聖羅「はい、分かります――って言っても、まだわたしは皆さんと一緒のステージには立ったことがないですけれど…」

香「いや、それでいいんだ。むしろ、僕らは普段は別々に仕事をしているからこそ良いんだろう」

香「新しくアイドルが入って、オールスターをやるという度に新鮮な発見や、驚きや、興奮が発生をするんだ」


記者「なるほど」

記者「けれどそこまでドライな関係性というわけでもありませんよね? 何か、心理的な繋がりを生む要因などはあるんでしょうか?」


聖羅「あ、あのう…思ったんですけれど、わたしも、ここに入るまではもっと裏では淡白な関係性なのかなって思ったんですけれど、その逆で」

聖羅「別々になっているのが普通でも、同じ空間を共有している時は遠慮がなくって、本当に皆さんが仲良しなんです」

聖羅「だから、メリハリのようなところにあるんじゃないでしょうか? 仲良しの時はとっても仲良し、でもお仕事はひとりでもがんばるぞ、って」

香「そうだな…。むしろ、うちの事務所は誰かがいてやらないとダメなやつも多いから、みんなでいる時を支えにしてがんばるようなタイプも多い」


記者「なるほどなるほど…。では何か、それとは別に日々のお仕事や生活で支えにしていることなどはあるんでしょうか?」

香「そうだな…プライベートの時間を大切にすることだろうか」

記者「どのようなプライベートをっ?」

香「ジムに通って――」

記者「どこから、鍛えられるんですか? 何か、ルーティンのように、このマシンをして、次はどれをやるなど」

香「柔軟の後にランニングマシンをやってから、下半身の筋肉、そして体幹を養うために――」

記者「何か、トレーニング中に口にするドリンクなどはっ?」

香「……水を」

記者「それはミネラルウォーターですか、それとも別のっ?」

香「ジムに設置されているものだが…」

記者「ちなみにジムでトレーニングされる時はどのような服装をされているのでしょう?」


貴方(あれ、何かちょっと記者さんが…?)

貴方(香さんに食いつきすぎっていうか、かなり主旨と外れているような…?)



 ↓1 そんなこんなで取材は終わった

 1~3 天然せーらさんまで記者に流されちゃって、もうめちゃくちゃやでぇ…
 4~6 フェミニストの香様は記者相手でも尊重して、後半がちょっと…
 7~9 いや、そこは香様だぜ?



香「いや…対談のテーマは――」

聖羅「そう言えば香さん、髪の毛が少し長いですけれど…運動の時は邪魔にならないんですか?」

記者「! も、もしかして、縛ったりするんでしょうか?」

香「…縛るが…」

記者「も、もし失礼でなければ…ちょっと今、どんな髪型でトレーニングをされているのか、見せていただくことってできませんか?」

香「…………」


貴方(あかん…)


 ・
 ・
 ・


記者「た、大変、申し訳ありませんでした…つ、つい…取り乱して…」

香「いや…」

聖羅「とっても楽しい時間をありがとうございます~」


貴方(……途中までは良かったけど…どんな記事になるのやら…)

貴方(けっこう、不安だ…)



 ↓1 フェスまで時間がないよー!!

 偶数 もちろん、取材後は香様がレッスンをしてくださるけどね!!
 奇数 ほほう、海の日? ほうほうほう…3連休になる…ね? ほほう、合宿するしかあるまい?





貴方「時間がない…」ワシャッ

スバル「ほんとに…時間が…」カタカタ


貴方「…どうしたものか…」

スバル「ステージなんて嫌だ…」カタカタ


貴方「…」

スバル「ああでも…海の日で、3連休が僕を待っている…」

スバル「録り溜めたアニメを消化するんだ…へへっ…へへへっ…」

貴方「……3連休?」

スバル「海の日が土日の後にあるじゃないですか」

貴方「ほほう?」


貴方「合宿、しましょう」

スバル「がんばってくださーい…」

貴方「ついでですから、河村さんもご一緒に」

スバル「ファッ!?」


 ↓1 急遽組んだ3日間の合宿 参加メンバーを紹介するぜぇ!!

 偶数 すばるん! ハコちゃん! リルモン! いよりん! そして、香様だぁー!! この5名+せーらだぜ!!
 奇数 すばるん! リルモン! いよりん! この3名+せーらだぜ!!


 ↓1 ついでに好感度

 参加メンバーのと同じコンマで、一桁分上昇するよ




 聖羅好感度:【305/とっても運がいい方なんですね】
       →【312/とっても運がいい方なんですね】


貴方「さあ、合宿ですよー!!」

聖羅「合宿…何だか、楽しそうですね」

佑香「…」スチャッ

 ピュゥゥゥッ

スバル「ちべたっ…!?」

衣依「合宿かぁ…」



 北川聖羅 女 17歳 誕生日:2月2週
 体力:1 頭脳:4 精神:3
 歌:6.67 踊:3.00 容:5.44 表:4.04 演:3.00
 熱:3 道:3

 愛嬌のひと:人から憎まれることがほぼない
 リハビリ済:大怪我をした経験から、体力がガタ落ちになってしまっている

 特技:ー
 趣味:ー

 好感度:【307/とっても運がいい方なんですね】

 メモ:かなり天然な上に、お人好しっぽい
    じゃっかん、空気は読めていない感じもある
    実は高所恐怖症のようだ
    強運?
    誰かのために涙を流せるやさしい心の持ち主
 路線:癒し系のんびりガール
 動機:シャーディに憧れて?
 持ち歌:野良猫のうた 昔の夜空
 AS:3/5



貴方「さあ、全体曲を、がっつんがっつん、レッスンしていきますよ!」

スバル「僕の3連休が…」

聖羅「がんばりますね」

佑香「…とう」スッ ←すばるんのシャツの襟の後ろから氷を入れた

スバル「ひやああっ!?」

衣依(早めに宿題全部終わらせたかったのになあ…)


 ↓1 合宿開始!!

 偶数 まあやる時はやる人らでござんすよ、うん。朝から晩までぶっ通しで監督する鬼貴方もいるしね
 奇数 リルモンは悪戯三昧だし、すばるんはそこまでやる気ねーし、なかなか思うように進まないよう…




貴方「はい、ワンツースリーフォー、ワンツースリー、フィニッシュ!!」

 バッ
 ヨロッ
 バッ
 ビシィッ


貴方「…河村さん、合ってませんよ?」

スバル「すみませ…」


聖羅「ふぅ…ふぅ…でも、さすがにちょっと、疲れてきちゃいましたねえ…」

衣依「1日やって1曲なら、明日には全部終わって、3日目に総確認ができるんじゃない?」

スバル「いや…明後日には今日の筋肉痛がやってきて…」

佑香「とう」スッ

スバル「冷たっ――何、はまってるの、不意打ちで冷たいのを背中に忍ばせるのっ!?」


貴方(まあ、この感じならできそうかな…)

貴方(どうにか間に合いそうで良かった…)



 ↓1 合宿終了!!

 偶数 夜に聖羅とおしゃべりタイムが
 奇数 別になーんもありゃしませんわ




 ―― 7月 3週目


スバル「あのう…これで僕…13連勤しなくちゃいけなくなってるんですけど…土日祝祭日はお休みだったはずじゃ…?」

貴方「それは事務員としての、雇用条件でしょう?」

スバル「僕は事務員です…」

貴方「またまた~、今は兼業事務員でしょう?」

スバル「ええええ…」


貴方(とにかく…全体曲は全て習得してもらえた…)

貴方(あー……でも、ギリギリだったなあ…)



 ↓ 合宿分の好感度

 コンマ一桁分上昇



 聖羅好感度:【307/とっても運がいい方なんですね】
       →【317/とっても運がいい方なんですね】


貴方「来週はオールスター…」

貴方「今週やっておくべきことは何だろうか…?」

貴方「うーん…」



 北川聖羅 女 17歳 誕生日:2月2週
 体力:1 頭脳:4 精神:3
 歌:6.67 踊:3.00 容:5.44 表:4.04 演:3.00
 熱:3 道:3

 愛嬌のひと:人から憎まれることがほぼない
 リハビリ済:大怪我をした経験から、体力がガタ落ちになってしまっている

 特技:ー
 趣味:ー

 好感度:【317/とっても運がいい方なんですね】

 メモ:かなり天然な上に、お人好しっぽい
    じゃっかん、空気は読めていない感じもある
    実は高所恐怖症のようだ
    強運?
    誰かのために涙を流せるやさしい心の持ち主
 路線:癒し系のんびりガール
 動機:シャーディに憧れて?
 持ち歌:野良猫のうた 昔の夜空
 AS:5/5



貴方「…営業?」

貴方「いや、今はいいかな…」


貴方「フェスだし、これまでとは比べ物にならないお客さんの前で歌うことになるな…」

貴方「誰かのステージのお仕事でも見学してもらうとか…?」

貴方「それとも、最終確認のレッスンをするか…」

貴方「通常通りのレッスンもあり…」


貴方「どうしたものかなあ…」


 ↓1 今週は

 1 レッスン
 2 AS確認レッスン
 3 お仕事見学




貴方「よし…」

貴方「では気合いを入れて!」


聖羅「はいっ」

貴方「最終確認のレッスンをしますよ!」

聖羅「はい、がんばります」


貴方「その意気です」


 ↓1 最終確認!!

 偶数 オールスターでのレッスンにあいなりましたよ
 奇数 せーらさんはシャーディファンやったからな




貴方「今日は、可能な限り全員でのレッスンということで、豪華メンバーですよ」

聖羅「まあっ」


貴方「葉子ちゃん、佑香ちゃん、衣依ちゃん、ゆず子、まこちゃん、タカシくんが来ます」

聖羅「あ…やっぱりシャーディさんは、忙しいんですね」

貴方「まあ、でも本番にはちゃんと会えますから」

聖羅「実は…そのう…」

貴方「何です?」

聖羅「レッスンで、いいところを見せたいなあって…お家で今回やるのを練習してきていたんで」

貴方「ふふっ、じゃあ、本番前のリハで見せつけて驚かせちゃいましょう?」

聖羅「そうですね…。がんばりますっ」


貴方「ええ、その意気でやりましょう」



 ↓1 SSプロの人たちが語る、アイドル・シャーディ

 偶数 何だかんだで、シャーディはみんなの目標的な存在ではあるのです
 奇数 正直な話、シャーディを超えられるアイドルにはなれるのかどうか、という真剣なおしゃべり


葉子「はぁっ…はぁっ……」

誠「葉子、大丈夫か?」

衣依「休憩にする?」

タカシ「しよっか」

聖羅「ふぅぅ…」

佑香「…」ゴソゴソ

ゆず子「休憩中にそういうの出すな!」モギッ ←佑香の悪戯道具を丸ごと取り上げた


誠「にしても…今度のフェスで、シャーディの引退がかかってるなんて、責任重大だよなあ」

ゆず子「そーいやそうだったっけ」

聖羅「何だか、緊張しちゃいますね…」

衣依「ダメでも言うこと聞かなきゃいけないの…?」

タカシ「どーなんだろうね…。でもシャーディって、あれでちょっと義理堅いっていうかさあ」

葉子「そう…なの?」

誠「んー、まあ…ちょびっと?」

タカシ「めちゃくちゃ、ってわけじゃないけどね」


衣依「けど…シャーディ辞めちゃうのは、嫌かも」

ゆず子「冗談では言っても…実際にそうなんのは、ちょっとなあ…」

タカシ「衣依とゆずと聖羅は、シャーディに憧れたくちだもんねー?」

ゆず子「べっつにー?」

衣依「もう昔のことだよ」

誠「昔って言っても、そんなに経ってないだろ?」

衣依「昔なの」


葉子「シャーディくらいになるのって、どれくらい難しいんだろう…?」

聖羅「とっても難しそうですよね…」

誠「俺もタカシも、まだまだシャーディクラスにはなれてないしなあ」

タカシ「何か、シャーディってものすごい早さで駆け上がった感じだったからね…」

ゆず子「ほんっと、それな」

聖羅「シャーディさんみたいになれたら、いいですけど…」


貴方(シャーディの奇行を知ってても知らなくても、アイドルとしてのシャーディはみんな知っていて、いつも背中を見せ続けられていて…)

貴方(知らず知らずの内に、みんながシャーディの背中を追いかける立場になって、目標みたいな存在になっているんだろうな)


誠「……まっ、シャーディが引退なんてことになんないようにがんばろうぜ」

タカシ「だね」

葉子「うん」

聖羅「はいっ」

ゆず子「こればっかはなあ…」

衣依「シャーディの引退なんて見たくないし…」

佑香「…続きやる?」


 ↓1 好感度

 コンマ一桁分上昇



 聖羅好感度:【317/とっても運がいい方なんですね】
       →【327/とっても運がいい方なんですね】


貴方「いよいよ、来週ですね」

スバル「気が重いです…」

貴方「でもレッスンしてきたんですから、自信出してください」

スバル「……わざわざフェスに出て復活って…もっとホーム感あるところならいいのに…」

スバル「いきなり出て行っても誰あれ、って状態になっちゃいますよ…」

貴方「すでに河村さんがフェスで復活することは告知済みなんですから、がんばってください。昔のファンが駆けつけてくれるかも知れませんよ」

スバル「昔のファンって言っても…僕が中学生だったころまでしか知りませんよ…」

貴方「だからこそ期待してくるんじゃないですか? 大人になった河村さんを見に」

スバル「失望されるのがオチだと思うんですけどね…」



 北川聖羅 女 17歳 誕生日:2月2週
 体力:1 頭脳:4 精神:3
 歌:6.67 踊:3.00 容:5.44 表:4.04 演:3.00
 熱:3 道:3

 愛嬌のひと:人から憎まれることがほぼない
 リハビリ済:大怪我をした経験から、体力がガタ落ちになってしまっている

 特技:ー
 趣味:ー

 好感度:【327/とっても運がいい方なんですね】

 メモ:かなり天然な上に、お人好しっぽい
    じゃっかん、空気は読めていない感じもある
    実は高所恐怖症のようだ
    強運?
    誰かのために涙を流せるやさしい心の持ち主
 路線:癒し系のんびりガール
 動機:シャーディに憧れて?
 持ち歌:野良猫のうた 昔の夜空
 AS:5/5


貴方「ともかく、やることはやったんです」

貴方「あとは野となれ山となれ…」

スバル「いやいや、ダメでしょう…それは…」


貴方「心意気の問題ってやつですよ」



 ↓1 そして、アイドルフェスへ…!!

 偶数 オールスター+すばるん復活+連ドラ効果で、期待値がかなり高い模様。いけるんちゃうかっ?
 奇数 何だかちょっと天気が良くないぞぉ…? フェスは山の中で開催。山の天気は変わりやすい…けども…




 ―― 7月 4週目


貴方「……雲が多い…」

ラジオ『………の本日の天気は、夕方ごろから強い雨が降るおそれがあります。……』

貴方「天気予報も、何だか良くなさそう…」

巌「雨と出番が被らんとええがのう…」

貴方「ですね…」



聖羅(とうとう、この日がきちゃった…)

聖羅(リハーサルも、何だか…慌ただしく終わっちゃって…シャーディさんと一緒のステージだと思うと、緊張しちゃうなあ…)

聖羅(今日、まだちゃんとシャーディさんの目も見れてないし…)

聖羅(でもしっかりしなくちゃ…。今日のフェスで、動員数1位にならないと、シャーディさんが引退しちゃうんだから…)


貴方「聖羅ちゃん」

聖羅「あっ…プロデューサーさん」

貴方「天気予報だと雨が降るそうですが、気温の変化は体調を崩しやすくなりますから、気をつけてくださいね。水分補給を忘れずに」

聖羅「はい…」


貴方「…」

聖羅「…」


 ↓1 台詞選択

 1 緊張します?
 2 今の気分はどうですか?
 3 引退うんぬんはありますが、1番はお客様に笑顔になっていただくことです
 4 その他、台詞、簡潔に



貴方「引退うんぬんはありますが、1番はお客様に笑顔になっていただくことです」

聖羅「…プロデューサーさん…」

貴方「どうしてシャーディが、シャーディのお父様から課せられる理不尽な要求を毎度のようにこなせてきたか、考えたことがありますか?」

聖羅「……いえ…そこまでは…」

貴方「これはわたしの推測なんですが…シャーディは、本当に、心の底から、あらゆる側面から、アイドルという存在に恋しているんですよ」

聖羅「恋…ですか?」

貴方「あるいは、愛かもしれません」


貴方「けれどとにかく、彼女はアイドルという存在に魅せられて、自らアイドルになることを選びました」

貴方「自分がアイドルのコンサートに行くことはもちろん大好きで、その上、自分がアイドルとしてファンやお客さんに喜んでいただくのも大好きです」

貴方「そんな彼女だからこそ、アイドルとしての今があるんだと…わたしは思っています」


聖羅「そうなんですか…」

貴方「そんなシャーディが、いつも大事にしているものがあるんです」

貴方「それは、お客さんの笑顔です。コンサートもテレビも、雑誌の取材や、イベントの出演でも」

貴方「彼女はいつも不特定多数の誰かを笑顔にすることを念頭に置いています」


貴方「だから…聖羅ちゃんも、色々と不安な問題はありますけれど、ステージの上ではそんなもの忘れて、目の前のお客さんをよく見てください」

聖羅「…はい」

聖羅「そうですよね…。わたしも、知っています」

聖羅「アイドルって大変だろうなあって思うのに、シャーディさんはそんな陰りを少しも感じさせなかったです」


貴方「ええ」

貴方「小難しいことは、裏方のわたしたちにお任せください。あなたは笑顔で、みんなを笑顔にさせてあげてくださいね」


聖羅「はいっ」



 ↓1 フェスの模様は…

 偶数 同じ時間帯に、強豪アイドルが別ステージでやってるようだ
 奇数 超強豪アイドルがいためちゃくちゃな動員数を記録したとスタッフがざわついている…だとう…?




貴方「もうすぐですね…」

巌「んむ…」


巌「じゃが…やはり、同じ時間帯にシャーディと同じ格のアイドルが別ステージでやっとるからのう…」

貴方「オーディエンスも迷うでしょうねえ…」

巌「こりゃあ、分散をしてしまうぞ…」

貴方「でも、こちらはオールスターですし…」

巌「んむ、ワシの作戦でいければええのう」

貴方「迷走が長かったんで、ちょっと不安ですけれどね」

巌「……余計なことを言うな」


スタッフ「SSプロさん、そろそろお願いします!」


貴方「はーい!」

巌「…よぉし、気合いを入れてやるかのう」

貴方「あまりガチガチにさせないでくださいね?」



 ↓1 さあ、出番だ…!!

 偶数 出だしは順調…
 奇数 いきなり雨かいな…おいおい…




シャーディ「それじゃあ、円陣を組もう!」

タカシ「おー!!」


<すみませんっ、ちょっと待ってください!


シャーディ「えっ?」

聖羅「…何か、あったんでしょうか…?」

佑香「雨…?」クンクン

誠「そんな臭いがするな…」クンクン


貴方「…みなさん、強い雨が急に降ってきたんで、待機でお願いします」

香「出鼻をくじくか…天気め」

ゆず子「いやいや、天気めって…」



 ザァァァァ--------


貴方「…先輩、どうです?」

巌「ここはけっこう開けてる場所じゃけえ、雨ももろ被りじゃ…」

巌「じゃが、別ステージでは周りの木が多いからどうにかなっとるようじゃのう」

貴方「…そちらに流れていったら…」

巌「…厳しいかも知れん」



 ↓1 雨風が強くなってくるよぅ…

 偶数 いけそう? けっこう早いじゃん、別ステージから人がくるかも! ここでガツンとやれれば…
 奇数 だんだんアイドルたちにも不安が広がるし、お客さんも雨宿りでステージから離れていっちゃうし…




<お待たせしました、いけます!

貴方「おおっ!」

巌「よぉし、早いのう! さすがじゃ!」


貴方「みなさん、改めてステージですよ!」

シャーディ「ぃよっし!!」

聖羅「良かったぁ…」

葉子「あとはステージで、ちゃんとやるだけ…」

衣依「雨で滑るかも知れないから、気をつけるんだよ?」

佑香「がおー」

香「分かったそうだ」

佑香「言ってない…」

ゆず子「お前はがおーを都合よく使うなっての」

誠「とりあえず、全力でやりゃいいだけだな!」

衣依「だから、滑っちゃうのを気をつけてね、まこちゃん」

誠「いーよりぃ~」

衣依「な、なあに、まこちゃんっ?」


シャーディ「じゃあみんな、ステージに行こう!!」


貴方(がんばれ…!!)

巌「いてこましたれぇっ!!」



 ↓1 ようやく始まった…!!

 1~3 むむっ、雨が思ったよりも客を減らしてたか…?
 4~6 雨の中でも待ちわびてるファンがいっぱいいたよ!
 7~9 しめた、まだ他のステージは中断したままっぽいぞ!!




シャーディ「みんなーっ、雨の中、お待たせぇー!!」

香「楽しいライブの時間だ、盛り上がってくれ」

タカシ「SSプロオールスターのステージ、ここでしか見られないレアキャラも登場するからね!」

聖羅「よろしくお願いしますね」


シャーディ「レッツ・シンギング!!」

 ~♪


貴方(雨で思っていたよりも客が減ってるなあ…)

貴方(けど、大丈夫…! まだ挽回はできるはず!!)


スバル「ああ…あと2曲でステージ…」

スバル「き、ききききっ、きん、緊張してきた…」

巌「しゃっきりせぇっ!」バシッ

スバル「あ痛ぁっ…!?」ドテッ

貴方「ちょっ…転ばないでください、衣装が…」

スバル「衣装の心配ですか…」



 ↓1 1曲目!!

 1~3 あれ、ちょっとまた雨脚が…?
 4~6 少しずつ客が戻ってきてるぞ!!
 7~9 いやでもシャーディはすげーよ?




貴方(また、雨が…)

貴方(けどステージを中断するほどでも…このままいけるか…?)

巌「ぬぅぅ…てるてる坊主を用意しとけば良かったのう…」

スバル「あ、あと…あと1曲したら…す、すすすす、すて、ステージに…うぐっ…お、お腹が痛く…」



シャーディ「雨なんて吹っ飛ばしていこう!!」

タカシ「だいじょぶ、だいじょぶ、むしろ盛り上がるよね!!」

香「見ろ、雨が照明を受けて光が注いでるみたいだ。こんな演出、なかなかできないぞ」


巌「ぬっ…」

貴方「どうしました?」

巌「よそのステージが再開したようじゃ」

貴方「…そうですか…」

貴方(シャーディもタカシくんも香さんも、雨を好意的に捉えた発言で客とアイドルたちを盛り上げようとはしているが…)



シャーディ「さあ、2曲目だ!!」

シャーディ「みんなも一緒に歌おうね!!」



 ↓1 2曲目…

 1~3 雨ぇぇ~!!!
 4~6 客足伸びへん…
 7~9 シャーディの機転で、歌メインにして歌唱力勝負に切り替えていったよ。ダンスは滑りそうでおっかなくて大変だからね




 ザァァァァァ-------------


 ~♪――バタンッ


貴方「!!?」

巌「音がっ…!?」


 ザワッ…
 ザワザワ…


シャーディ「え、嘘ぉ…?」

タカシ「機材が――」

香「死んだかっ?」


 ザワザワ…
 ザワザワザワ…


聖羅「マイクも、声を拾ってくれませんし…」

葉子「こんなのじゃ、ステージ…」

佑香「…終わり?」

衣依「そんな…終われないよ…」

ゆず子「どうにかなんねえの、これ…?」


スタッフ「すみません、機材の再確認をします…!」



 ↓1 開始が遅れた上に中断とか…

 偶数 いやっ、SSプロの底力を魅せる時やで!!
 奇数 他のステージに、人が…




貴方「これは…」

巌「ぬぅぅ…」

スバル「お腹が…お腹がぁ……」


シャーディ「すみませんっ、あの…!」

スタッフ「は、はいっ?」

シャーディ「マイクだけでも、速攻で、超優先で、お願いします!!」


巌「シャーディ?」

聖羅「あの…シャーディさん…?」

シャーディ「大丈夫、任して! タッカシくぅーん!!」

タカシ「何っ、どったの、シャーディ?」


シャーディ「ギター、弾ける?」

タカシ「えっ?」

香「…まさか、シャーディ」


シャーディ「マイクだけで、アコースティックでいこ」

香「ぶっつけ本番になるぞ? タカシ、いけるのか?」

タカシ「弾く分には…?」


シャーディ「エレアコじゃないけどあるから、それでサウンドホールからマイクで音拾って、歌おう」

シャーディ「間野っち、いいでしょっ!?」

巌「ぬぅぅ…」

貴方(確かに、中断をこれ以上長引かせたらもう…けど、それだって繋ぎ止めるのが精一杯…)


巌「……ええじゃろう、それでいく」

巌「タカシぃっ、責任重大じゃ。いけるのう?」

タカシ「いけるけど…みんなはだいじょぶなの? それこそ…歌唱力勝負っていうか…」

タカシ「そもそも、セトリ通りにやるとしたら、ギターだけじゃちょっと…映えないし…」


巌「それは、そうじゃが…」

貴方「先輩」

巌「何じゃ?」


 ↓1 どうしたもんか

 1 こういう時は、歌が得意組で繋ごう
 2 SSプロの強みは、こういう時にこそ。みんなでやればいけるさ
 3 ここですばるんを投入して、すばるん目当てを呼び寄せるんや!!




貴方「こういう時こそ、SSプロの結束力で勝負しましょう」

巌「じゃがのう…」

貴方「先輩」

シャーディ「間野っち…!」

巌「………分かった、ええじゃろう。最終決定じゃ。マイクが直り次第、すぐにタカシのギターで全員じゃ!」

巌「パート分けなんぞ、もうアイコンタクトでやりゃあええ!」


葉子「ぶっつけなんだ…結局…」

誠「ま、どうにかなるだろ」

衣依「うん」

佑香「タカシギター?」

タカシ「そうだよ~」ポロロン ←チューニング中

ゆず子「何かこうさ…ギターになっちゃうと、間とかさ…」

タカシ「分かりやすくするって」


聖羅「…」

貴方「聖羅ちゃん」

聖羅「あ、プロデューサーさん…」

貴方「大事なことは?」

聖羅「…! はい、お客さんの笑顔、ですね」

貴方「ええ」


<マイク、準備できました!

貴方「皆さん、行ってらっしゃい!」

 『いってきます!!』


巌「……ん? スバルはどうした?」

貴方「あれっ…?」

スタッフ「あの…先ほど、お手洗いに…」

巌「あいつ…」



 ↓1 アコースティックな、3曲目

 1~5 どこかへ流れつつあったお客さんを繋ぎ止められた
 6~9 なにっ? 他のステージでもまた中断? 今やってるのは、このステージのみ?



 0 SPECIAL!!


シャーディ「みぃんなぁ―――――――――っ!!」

 ザワッ…
 ザワザワ…

<シャーディー!!


シャーディ「SSプロは、雨や嵐や台風なんかには負けません!!」

シャーディ「でも機材がね、ちょーっと根性足りなかったみたいなんだ。だから、復旧までは何と!」

タカシ「僕だよー!」

<タカシー!!

シャーディ「タカシくんのギターで、みんなで歌おうと思います!!」


<わぁぁぁぁっ!!


シャーディ「みんなで大合唱して、もうこの山中に、声を響かせちゃおう!」

聖羅「ステキですね、そうなったら」

ゆず子「ステキですね、じゃなくて…マイっペースだな…」


<あははは


タカシ「じゃあ、始めちゃいますか?」

香「ああ、始めよう」

佑香「やるっ」

誠「俺、あんま歌うまくないから…みんな、ちゃんと歌ってカバーしてくれよ?」

衣依「まこちゃん、お客さんにそんなお願いしないの」

<あはははは


シャーディ「それじゃあ、みんなで歌おう!」

タカシ「いっくよー!」


 ジャララ----ン♪



 ↓1 0につき…

 偶数 他のステージも軒並み機材をやられちゃって、SSプロアイドルとこのステージのお客さんの大合唱が他にも届いてどんどん人が…
 奇数 何とサビにさしかかったところで雨が弱くなり始めて、最後のサビには虹がかかっちゃって、他機材も復活して超なんかすごいことに




 ~♪


 『らーららーらー』

 『らーららーらー』


貴方「っ…あれ…?」

巌「何じゃ?」

貴方「お客さんが…何だか、増えていませんか…? どんどん…」

巌「ぬっ…? 何じゃ、どうしてこうなっとるんじゃ?」


スバル「はぁー……戻りましたぁー…」

巌「何しとった!?」

スバル「お手洗いに…いやでも、遠くて遠くて…」

貴方「この非常時にあなたは…」

スバル「あ、でも聞いてください! 周りが機材やられちゃったのか、静かだったのに、ここのステージの合唱が聞こえてきたんですよ」

巌「ぬっ?」

スバル「けっこう遠くまで聞こえてるんじゃないですか、この合唱?」


貴方「だから、こんなに人が…」

巌「……こんなことがあるんじゃのう…」



 ↓1 フェスは続く…!

 偶数 アコースティックでお送りしていたところで、音源が復活して、盛り上がるタイミングでどどーんといったら、一気にはじけたよ
 奇数 すばるん、お前けっこう人気あったんじゃねえか!!




シャーディ「まだまだ、アコースティックでお送りするよー!」

タカシ「僕ってギター、上手でしょ?」

香「ここで…あらかじめ告知していた、SSプロの特別ゲストを紹介しよう」


巌「河村ぁっ、出番じゃ!」

スバル「うあああああ…」

貴方「ビシっとお願いしますね?」


シャーディ「知ってる人は、大きな声で呼んであげてくださいねー!」

誠「そいじゃ、せーので呼ぶか!」

SSプロアイドルs『せーのっ!!』


<すーばる――――――んっ!!


スバル「は、はあーい…」オドオド


<きゃあああああっ!

<すばるーん!!

<すばるんが大人になってるー!!


スバル「ど、どうもぉー…」


<緊張してるすばるんかわいいー!!

<ずっと待ってたよ、すばるーん!!


葉子「すごい…人気…?」

ゆず子「えええ…こんなにだったの?」

聖羅「まあ…」


スバル「あ、あはは…お腹痛くなってきた…」

香「今日の日のためだけに、スバルはずっとレッスンをしてきた」

シャーディ「知らない人に教えちゃうと、わたしたちがオールスターで歌ってる曲のほとんどは、すばるんの持ち歌だったんだよ」


 ザワザワ…

スバル「お恥ずかしい限りで…」

タカシ「じゃあ、本家本元のすばるんと、一緒にまた歌おうね!」


スバル「良ければ皆さん、見ていってください…」


<卑屈なところも相変わらずかわいいー!!


スバル「ははっ…ははは…」

葉子(意外…こんなに人気ある人だったんだ…)


 ↓1 すばるんやるじゃん

 1~5 とはいえ、すばるんは歌やダンスは現役じゃないもんでね…ご愛嬌
 6~9 すばるんいけるやん! 盛り上がっとるで!




スバル「~♪」


スバル(――って、何でみんな、僕に遠慮するみたいにソロにばっかさせるのー!?)

スバル(こんな、僕なんかが歌うより、現役のみんなの方がいいでしょ…?)


貴方「……河村さんって…普通に…」

巌「あいつは才能あるやつじゃ」

貴方「どうしてやめちゃったんですか…?」

巌「あんまり緊張ばっかしよるやつでのう…本来のパフォーマンスをなかなか発揮できんやつじゃった」

巌「それを気にして縮こまって、どんどんどんどん酷うなっていったんじゃ」

貴方「今日だって緊張するでしょうに…」

巌「…んなもん説明するまでもないじゃろう」

貴方「……そうでしたね」

貴方(事務所で誰よりもアイドルのみんなの面倒を見てきた人だし…そんな子たちに囲まれていれば和らぐのも当然か)



 ↓1 最後の1曲となりました

 1~3 最後まで機材は復活しなかったけど、アコースティックでいけた
 4~6 おお、最後の最後でばっちり機材が復活したよ!
 7~9 虹までかかりよったからにほんま…



 じゃららーん…


タカシ「以上!!」

シャーディ「SSプロ、オールスターステージでした!!」

香「雨の中で最後まで聴いてくれてありがとう」


誠「寒くなったら、他のステージでいっぱい動いて盛り上げて、体温温めろよ!」

ゆず子「いや無茶言うなって」

衣依「体調悪くなったら、近くのスタッフさんに声をかけてくださいね」


葉子「本当にありがとうございました」

佑香「がおー」

聖羅「ええと…これも思い出ですよね」


スバル「あと、僕はもう一般人ですので――」

シャーディ「ちなみにこの夏の終わりに、またSSプロオールスターやって、すばるんがソロステージやるから、期待してみてね!!」

スバル「えっ、嘘っ!? 聞いてないんだけど…!?」


タカシ「それじゃあ、みんなで最後のご挨拶!」

SSプロアイドルs『ありがとうございましたー!!』



 ↓1 終わった…

 偶数 と、思うたやん?
 奇数 さて…動員数はどうなっただろうか…?




貴方「皆さん、お疲れさまです、本当に」

スバル「………終わった……」

巌「しゃっきりせえっ!!」バシッ

スバル「痛いっ…!?」ドテッ

巌「いちいち転ぶな!」

スバル「そんな横暴な…」


シャーディ「いやー、どうなるかと思ったけど楽しかったぁー」

タカシ「ふっふふーん、僕がギター弾けたお陰だね、全ては。ねえねえ、誉めて誉めてー。ゆず、誉めてー」

ゆず子「何であたしなんだよ…はいはい、良かった良かった」

タカシ「ふふふ…」


聖羅「でも本当…良かったです…」

葉子「あとは…動員数、だよね…?」

衣依「シャーディ…引退しないよね…?」

誠「どうだろうなあ…?」


シャーディ「………まあ、もし引退ってことになっても…また、復帰すればいいんじゃない? すばるんみたいに」

巌「…おい」

貴方「…盲点でしたね」


葉子「それ…いいの…?」



 ↓1 動員数は…

 響き渡った大合唱:5 + すばるん人気:2 + コンマ
 =~9  えっ、ギリいけん…かった…?
  10~ セェーッフ!! セーフ、セーフ!! シャーディ、引退回避!!
  15~ むしろ伝説になってしまった



 大合唱:5 + すばるん:2 + コンマ:4 = 11


スタッフ「SSプロさん、動員数出ました」

巌「!!」

貴方「…それで、どうだったでしょう…?」


スタッフ「…最終的に、2万5000人です」

シャーディ「……2万5000人」

香「このフェスは…確か、例年4万人近くがくるんだったな…」

タカシ「その中で、2万5000人って、いうことは…」


聖羅「半分以上のお客さんが来てくださった…ってことですか…?」

衣依「半分以上って、すごいんじゃない…?」

佑香「すごいの?」

誠「さあ…?」


貴方(まあ、数字を言われてもピンとはこないけれど…)

巌「それで順位にした時はどのくらいになるでしょうか…?」

貴方(あ、先輩がよその人との接するモードに入った)


スタッフ「…現在、1位です」


貴方「おおっ…!」

シャーディ「やったっ!!」

聖羅「まああっ…!」


シャーディ「これでっ…もう、パパの思い通りにはならない……!!」グッ



 ↓1 そしてシャーディは…

 偶数 引退回避をして見せたのでした
 奇数 あまりの嬉しさに、素を出して聖羅に襲いかかった。誰もが歓喜に打ちひしがれ、それを止められる者は――いなかった…



タカシ「やったね、まこちゃん!」

誠「おう、やったな!」

 パシッ


ゆず子「っしゃあ!!」

衣依「やった、やった!」

佑香「へいタッチ」

衣依「いえーい!」

 パシッ


香「やれやれ…どうなるかと思ったぞ。人騒がせな…」

葉子「でも香さん、すごくいつもよりそわそわしていませんでした…?」

香「そ、そんなことはないぞ…?」


スバル「ほんと、良かったですね…。僕もリストラ回避できて…はは…」

巌「冗談に決まっとるじゃろう」

貴方「ええ」

スバル「え、ええええ~…?」


聖羅「シャーディさん、その…おめでとうございます」

シャーディ「ふひっ…」

聖羅「…?」

シャーディ「これで…これで、もうパパにあれこれ言われないで済む…!!」

シャーディ「これはお祝いがいるよね、ねっ、ねぇっ!?」

聖羅「そ、そう…ですね…?」


シャーディ「ぐふっ…ぐふふふひひひひひひひぃっ…ひーっひひひひ!!」

聖羅「あ、あら…?」


貴方「!!」

香「まさかっ――!」

タカシ「あっ、シャーディが…!」

誠「え? あっ、距離が――間に合わなっ…!?」


貴方「聖羅ちゃん! 逃げて…!!」


シャーディ「聖羅ちゃんの揉み心地は、どーんなもんじゃらほぉぉぉぉ――――――――――――――――――――いっ!!!」

 ガバァァァッ



 ↓1 せーらさん…

 偶数 あんた、菩薩か?
 奇数 せーらさんのシャーディファン歴が終わった瞬間でした…




 モミィィッ

貴方(いったぁぁぁ――――――――――っ!?)


シャーディ「おっひょほほほほうっ、はぁぁ~んっ、いい匂いがするよぉぉ~…せーらちゃん、せーらちゃん、ぺろぺろぺろ…くんかくんか…汗の香りもエキゾチィック…」

聖羅「しゃ、シャーディさ…んっ…そ、そんなっ…」


香「やめんかっ!」ゲシィッ

シャーディ「ひでぶぅっ!?」

誠「もっと見損なうぞ、シャーディっ!?」ガシィッ

シャーディ「やーん、放してぇーっ!! まこちゃんの逞しい腕に羽交い締めも嬉しいけどせーらちゃんが、せーらちゃんがぁぁぁっ…!!」バタバタ


衣依「だ、大丈夫?」

葉子「怖かったよね…? で、でも油断しなければある程度は…回避できるから…」

ゆず子「むしろグーパンでいけ、グーパンで」

佑香「ブートジョロキアいる?」

聖羅「え、ええと…あのぅ…?」


タカシ「シャーディ、余韻台無しにしないでよぅ!」

シャーディ「あああんっ、ぷんぷんなタカシもいいけど…やっぱり今はせーらちゅわぁぁぁんっ!!」バタバタ

香「山中に埋めるぞっ!?」

誠「うわ、ちょっ…俺だけじゃ、押さえきれなっ…!?」


聖羅「……あのう…」

聖羅「えっと…シャーディさんって………そういう意味で、アイドルが大好きだったんですね」ニッコリ


葉子「えっ?」

貴方「あれっ?」

ゆず子「…何、引かないの…?」


聖羅「びっくりはしちゃいましたけれど…」

聖羅「でも嬉しさが爆発しちゃうことも、あると思いますし…」


 『…』

 ヒソヒソ…

 「聖羅すごい」「引いてない…よね?」「わたし、初めてあのシャーディに出会った時は3週間くらいショックだったのに」「ああ、それ分かる、すげえ分かる」「普通怒るところじゃないのか?」「それか嘆くよね?」「何かもう菩薩の領域じゃないのか?」「これシャーディに塗っていい?」「濃いめに塗っていいよ」「いてこましたれ」「あんなセクハラ受けといてきょとんとしてるってすげえよな」「危機意識に欠如しすぎじゃないのか?」「護身術とか覚えた方がいいのかも…」「いや覚えても使う相手に使えないんじゃないか」

 ヒソヒソヒソ…


聖羅「あ、あらぁ~…?」

佑香「ぬりぬり…」

シャーディ「ふぎゃああああああ――――――――――――――っ!!? 粘膜周辺は、染みるからやめっ――口の中もらめええええええ――――――――――――――っ!!」

佑香「ふっ…」


貴方「……今まで必死にあれを回避してきた意味は一体…?」


 ↓1 好感度

 コンマ二桁分上昇やで



 聖羅好感度:【327/とっても運がいい方なんですね】
       →【417/プロデューサーさんのお陰で、とってもアイドルが楽しいです♪】


貴方「ふぅぅ…」

貴方「一大イベントが、どうにか終わった…」

社長「シャーディの親御さんも、この結果には閉口をしたようだよ」

貴方「それは本当に良かったですね…」

社長「むしろ、わざわざステージを見ていたそうだ」

貴方「そうだったんですか?」

社長「アイドルという仕事へ偏見を持って、させたくはなかったそうだが、10年シャーディが活動をし続けて、生でステージを見たのは初めてだったようだ」

社長「そして、彼女の持つパワーをしかと全身で感じ取って、認めてくれた」

貴方「…これで、もうシャーディ引退なんて危機は消え去ったわけですね」

社長「うむっ、一件落着だな」



 北川聖羅 女 17歳 誕生日:2月2週
 体力:1 頭脳:4 精神:3
 歌:6.67 踊:3.00 容:5.44 表:4.04 演:3.00
 熱:3 道:3

 愛嬌のひと:人から憎まれることがほぼない
 リハビリ済:大怪我をした経験から、体力がガタ落ちになってしまっている

 特技:ー
 趣味:ー

 好感度:【417/プロデューサーさんのお陰で、とってもアイドルが楽しいです♪】

 メモ:かなり天然な上に、お人好しっぽい
    じゃっかん、空気は読めていない感じもある
    実は高所恐怖症のようだ
    強運?
    誰かのために涙を流せるやさしい心の持ち主
 路線:癒し系のんびりガール
 動機:シャーディに憧れて?
 持ち歌:野良猫のうた 昔の夜空
 AS:5/5



 ↓1 盛りだくさんだったせーらさん編ですが…

 偶数 もう、ちょびっとだけ続くんじゃよ
 奇数 これにて終わるのだ!




 ―― 8月 1週目


貴方「さああっ!!」

貴方「フェスは終わりましたが、今月末にもオールスターがありますからね!!」

聖羅「はいっ」


貴方「びしびし、今度は特別ユニットのレッスンをしていきますよ!」

聖羅「誰とユニットをやれるんでしょう?」

貴方「時間がないので、今回は一組だけです。あとは全体曲と、ソロとで出てもらいますので」

聖羅「はいっ」


貴方「では――」

聖羅「あの…それで、どなたと…?」

貴方「………本人の、強い希望により――」


 バァァンッ

シャーディ「待ったぁっ!? 仕事、そっこーで終わらせてきたよぉー!!」

シャーディ「手取り足取り、教えてあげるから、一緒にがんばろうね!!」

貴方「手取り足取りはいりません」

シャーディ「ええー?」

シャーディ(まあでも、目を盗んでこっそり…)


貴方「あと、このレッスン、わたしはずっと目を光らせますので…」ギラリ

シャーディ「何、だってえ…!?」

貴方「傷物になんてさせませんよ?」

シャーディ「くっ…こんな壁が立ちはだかるだなんて…!!」

貴方「誰が壁ですって?」

シャーディ「えっ?」


シャーディ「ま、待って…? え? 何?」

シャーディ「ちょっ…ちょちょ――ひぃっ、ぎゃあああああああああああ――――――――――――――――――っ!!!?」


聖羅「あら…」

聖羅「ふふっ…プロデューサーさんも、シャーディさんと仲良しなんですね♪」



                                               ―――― TO BE CONTINUE?


 サタデーナイトは、まだ終わらんのだよ!!
 40分後にまた会える人は会いましょうね

 そろそろ、SOKUHOプロだとか…
 男性アイドルのプロデュースだとか…  いいんじゃないかなー、なんて… いよりんが言ってるよ!!!(嘘です

ただいまりあんぬ!!


 SOKUHOプロでは、ソロではなく、ユニットとしてのプロデュースになるものと、思われます!
 つまり、複数人の面倒を見ていくわけですね! 仲が悪いなら、仲直りできるようにはからったりとか

 あと、もしも望むのであれば、セルフプロデュースみたいのもありじゃないかなあ、なんて考えたり
 営業を自分でして、レッスンすることも自分で決めて…みたいな?

 ナイスミドルは…ちょっと、めんご! リーダーとか、好きだけどね、めんご!
 理由としてはやっぱり若い方がね、こう、人間が未熟な部分とかがあってドラマ的な展開を作りやすいかなあっていうのがありまして
 許してくだされ


 安価次第で同じアイドルを…
 っていうのは、ハコちゃんとかリルモンとかせーらとかのこと?

 んー…まあ、いずれ…?
 今のとこはまだ考えてないんで、もうちょいお待ちくだされ…的な、感じで、考えて、おりまする


 いよりんの思春期その後については、まあ小ネタが浮かびさえすればね、引き続き本編の合間合間で見られるかなと思うんで見守ってやってください?
 あと、貴方は裏方に徹するのでアイドルは絶対にしないそうです。あと壁とかまな板とか言うと貴方は背後にあらわれますよ!!

 ほら振り返って!! そこに壁が!! あ、こんな時間にぴんぽんが、誰だろう?


 うん、そんなわけで


 またSSプロなのか
 SOKUHOプロいっちゃうか


 を、まずは多数決やるんでね、お考えになってくだされ




 いいかな?
 いいよね?

 多数決参るぞよ?


 ↓1 最速3票獲得を採用

 次の舞台は…

 1 SOKUHOプロ
 2 またもやSSプロ



 はい、SOKUHOプロダクションへ、ごあんなーい!


 じゃあ、この調子で、サクサク参りませう


 今度はー…あー、プロデュースする、人について
 まあ、安価とコンマに従う皆さんの分身的な感じでもありつつ…みたいな?


 ↓2 どんな感じでやりましょか

 1 SOKUHOプロダクションのPさんがおるねんやで
 2 え、SSプロからの出向だって?
 3 案外セルフプロデュースも、ありなんじゃないか、という試み




 絶壁Pが、また…!!
 人気なのね、貴方(絶壁P)


 まあ、うん
 じゃあどういう理由でSOKUHOプロに出向することになったのかは、うん、あとのお楽しみで

 絶壁Pと、名づけてしまった
 まあいっか、いいよね
 ぜっちゃんのこと、みなさんよろしくね 表記は貴方でいくけど


 それではー…続きまして!!
 アイドルの設定にいくわけでございますが…


 SOKUHOプロでは、ユニットで売っておりまする
 ソロで活動することももちろんたまにゃああるけども、基本は、ユニットでござる


 が、その人数分を設定するのは大変すぎるので
 その中でもスポットを当てていく、アイドルを設定していきますと思います。オーライ?

 で、他のメンバーについては、こっちから何か選択肢を出すんで、その中からちょちょいと決めよう?



 そんなわけで

 これまではね、お名前と性別を一緒にやってたけど…先にね、性別決めよ?

 そうしよ?
 そろそろ男性がいいかなー、とかいよりんが言ってたような気がするよ!


 ↓1 性別

 1 男性
 2 女性




 女性!!!
 そろそろ、そろそろおにゃのこは、いいかなーとか、ならんかったかぁー…


 まあしゃーなし
 安価には従いませう


 ほいじゃあ、お名前いくでござーる

 女性の、お名前ですよ


 ↓1 お名前は?

 女の子さんやでー


李 祭凰




 えーっと…中国人?
 李さん、ってことだもんね? り・さい…ほう? いや、日本語読みになってまうよね…?

 …最初期から、見かけてはいたんだけど…


 ……リアル中国人は、ぼくできないし、アルとかなんとかヨ~とかも、でけへんねんけど…



 ↓2 李さん…

 1 で、いこうか…?
 2 春日野愛さん…にする…? >>424の人、ほんとごめんなさい!!




 ほんとにごめんなさいね!!
 ほんと、何かもう、ごめんなさいね?


 あらかじめ注意しとかなかったぼくが全面的に悪いので、ほんと…



 春日野愛 さんでいきます
 女性 です


 ↓2 お次は…

 年齢でござる
 ※13~25にしとこう





 うおおお…アラサーやでぇ…

 大丈夫かいな?
 けっこう年いってんねー、とか言われちゃうやで?

 でも、大人な魅力でいけたら、いけるかも?


 春日野愛 女 25歳


 ↓1 お誕生日

 何月生まれか、でおなしゃす!!




 春日野愛 女 25歳 誕生日:6月



 ほいじゃあ、基礎能力値(体力/頭脳/精神)の振り分けへ参るでござるよー!!

 ワンポイント、アドヴァーイス!!


 体力が高いと、お仕事とかガンガン詰めたり、レッスンをしまくってもけっこう平気
 頭脳が高いと、何かいい具合の発想とかをたまにして有利になったりすることもある
 精神が高いと、気分によるテンションの変動が仕事の時に限ってはフラットになる    みたいな感じだよ


 3・3・4 とかでも充分いけるもんだから、あんまり極端にしないことをオススメします



 10ポイントがあります
 これを、各種能力値に割り振れます
 1項目につき、最大5ポイント割り振れます


 ↓3 体力!! 残り:10ポイント

 何ポイント割り振りますか?




 体力値は3!!
 何も問題のない数値でござる!!


 続いては、ちょっとスカして精神値いこう!
 精神よ、メンタルよ!!


 ↓2 精神 残り:7ポイント

 最大5ポイントやで!
 何ポイントいく?




 おおおおう…

 精神値が1か…


 ん? ということは…ふむ…?


 お次は、頭脳値だよ!!


 ↓2 頭脳値 残り:6ポイント

 最大5ポイントふれるよ!!



 ひょえええ、こらまた極端な…


 春日野愛 女 25歳 誕生日:6月
 体力:3 頭脳:5 精神:1


 まあ、面白いと思います
 いいんじゃないかな、これはこれで!!


 どどどんと、各種能力いきまっせ?


 ↓1 歌唱力

 ↓2 ダンス

 ↓3 容姿

 ↓4 表現

 ↓5 演技

 コンマ一桁×0.5 端数切り上げ
 能力値による補正は一切なし!!

 ゴーゴゴー!!




 歌:1
 踊:1
 容:3
 表:5
 演:5


 ……言っていいかい?


 偏りすぎぃぃぃっ!!
 これアイドルじゃなくて女優狙えまっせ!?

 いやむしろ、あれかな?
 役者をしてたけどステージに憧れちゃって、アイドルに転向しました的な? だから年もいってる的な?
 バックグラウンド設定でそういうのもありっちゃあ、あり、なんやで?


 とゆーわけで

 モチベ&モラル、いくやで?


 ↓1 モチベーション/情熱

 ↓2 モラル/道徳

 コンマ一桁×0.5 端数切り上げ




 モチベーション…1
 モラル…2


 こ、こいつぁ…廃れた女感が出てきよってからにほんま…


 春日野愛 女 25歳 誕生日:6月
 体力:3 頭脳:5 精神:1
 歌:1 踊:1 容:3 表:5 演:5
 熱:1 道:2


 さて、ここで…
 基礎能力値が、1ポイント余っていますので、どの項目にも1ポイント、割り振れるでござるよ


 ↓2 割り振る?

 1 もちやで
 2 あえてのなしで




 じゃあ、割り振っていただきませう!!


 春日野愛 女 25歳 誕生日:6月
 体力:3 頭脳:5 精神:1
 歌:1 踊:1 容:3 表:5 演:5
 熱:1 道:2



 もうね、1付け足すだけだけど、どこに割り振っても、オーケーでございますからね!!

 春日野の日に1を足して、春田野愛ちゃんにしてもええよ!
 26歳にしても、7月生まれにしても、ええよ!!


 もちろん、弱点である 精神 歌 踊 熱 のどれに振ってもいいし
 長所である、表現力や演技力に振って限界突破をはかってもええんやで


 ↓1 1ポイントです!!

 一体どこにふるっ!?





 頭脳値に入りましたぁー!!!
 こっちとしても想定していなかったとこに入っちゃいましたぁー!!

 惜しむらくは書いてる人の頭が良くないから、どんな天才設定が入ってもそれを描写しきれないという点でございます




 春日野愛 女 25歳 誕生日:6月
 体力:3 頭脳:6 精神:1
 歌:1 踊:1 容:3 表:5 演:5
 熱:1 道:2


 はい、更新されました
 果たして、頭脳:6だとどんないいことがあるんでしょうかね…?


 さてさて、そういうわけで


 性格と、背景と、どっちからせってーしまする?


 ↓2

 1 性格からやで
 2 背景からやで




 ほいじゃあ、設定から参りましょうね
 ただ注意してもらいたいのは、書いてる人が熊本語とかできない点ですよ!!
 何かそういう、ちとばかしあれなのは、オススメしませんからね、ほんと!!!


 モラル/道徳が低いからね、あれよ
 極端な話、ちょいと不道徳な性格でもおkなんだよ

 でも>>1に書いてある通り、極端なことはできないからオブラートに包める範囲でございますよ


 では、えー…まあ、じゃあ、安価でやりますので


 ↓3 性格でやんす

 1 プライドが強く勝ち気でいつも孤立気味
 2 打算的で刹那的 つまり:今が良ければいい主義
 3 その他、どんな感じでしょうか? ざっくり簡潔に




 打算的で、刹那的
 今が良ければいい女… それが春日野愛!!


 じゃあ、彼女が25年の歩みをどうしてきたのか、背景です


 にしても、設定から参りましょうって何やったんやろなあ…?(すっとぼけ


 えーと…

 どうしましょうね?

 こっちでてけとーに複数、考える?
 考える時間とって、みんなから募集した中から、決める?


 ↓2 どっちがええ?

 1 てけとーに考えてけろ
 2 募集しましょ、募集




 あら、ええのん?
 じゃあ、ちょいとぼくに考える時間をおくれやす。オーライ?

 3つくらい、考えますからね


 それまでは何かこう…雑談でも何でもどうぞ



 春日野愛 女 25歳 誕生日:6月
 体力:3 頭脳:6 精神:1
 歌:1 踊:1 容:3 表:5 演:5
 熱:1 道:2





 こんな具合!


 1 元・子役として15年くらい前までは知名度があった
   しかし、二次成長を境に仕事が激減、一時は芸能界を引退したが、再びアイドルとして今度は戻ってきた

 2 何でもかんでも自慢の頭脳でそつなくこなしてきた彼女
   しかし、何かが足りない。金か、名誉か、男か、別の何かか。そうだ、芸能人になれば全部手に入るんじゃない?

 3 ど・う・し・て!! 役者で大成できないんじゃボケカスがゴラァァッ!! 性格? 知るかっ!!
   所属してた芸能事務所から契約を切られ、それでも女優として大成功をするために次の事務所を探し――うっかりミスってアイドル事務所へ


 どうでしょう?
 この中から選ぶ感じで


 オーライ?
 考えるタイム、オーライ?

 考えてみてくーださい!




 考えるタイムはもうよござんすでしょうか?

 てけとーに考えたけど…いいよね? ねっ?


 ではでは多数決に参りますでござるよー?



 ↓1~ 多数決 最速4票獲得を採用


 1 元・子役として15年くらい前までは知名度があった
   しかし、二次成長を境に仕事が激減、一時は芸能界を引退したが、再びアイドルとして今度は戻ってきた

 2 何でもかんでも自慢の頭脳でそつなくこなしてきた彼女
   しかし、何かが足りない。金か、名誉か、男か、別の何かか。そうだ、芸能人になれば全部手に入るんじゃない?

 3 ど・う・し・て!! 役者で大成できないんじゃボケカスがゴラァァッ!! 性格? 知るかっ!!
   所属してた芸能事務所から契約を切られ、それでも女優として大成功をするために次の事務所を探し――うっかりミスってアイドル事務所へ


 スタート!!




 早っやい
 ビビった

 早い


 3 ど・う・し・て!! 役者で大成できないんじゃボケカスがゴラァァッ!! 性格? 知るかっ!!
   所属してた芸能事務所から契約を切られ、それでも女優として大成功をするために次の事務所を探し――うっかりミスってアイドル事務所へ


 が採用されました


 春日野愛 女 25歳 誕生日:6月
 体力:3 頭脳:6 精神:1
 歌:1 踊:1 容:3 表:5 演:5
 熱:1 道:2

 動機:うっかり間違ってアイドル事務所に


 うん、まあ…モチベーション低いのも頷けるね
 女優志望で芸能事務所を移籍したと思ったら、アイドルの事務所だったなんてね


 さて…じゃあ、特殊能力(?)ですよ


 まずは、バッドなやつから



 ↓ コンマ判定で決定

 偶数 刹那主義者:後先もプライドもかなぐり捨てて、今さえ良ければどんな立場にも立つ。ある意味でとっても愉快な人
 奇数 現実逃避者:嫌なことがあると、すぐに現実逃避に走ってへそを曲げるめんどくさい人




 はい、刹那主義者が入りましたー
 決して俺がガンダムな人じゃありませんよ 手元の辞書には刹那主義って言葉で載ってますんでね、はい


 続きましては、グーッドな能力でござるよー
 こっちは安価でいいです


 ↓2 グーッドな能力

 1 超インテリ:まるでウィキペディアから引用するかのように色んな知識が豊富 (使い道は不明)
 2 超演技力:卓越した表現力と演技力で色々ところっと騙せたりしてしまう。 (嘘泣き涙は3秒で流せるレベル)
 3 その他、どんな? ざっくり、名称とかはこっちで考えたりもしますよ



 あらま
 2の方が便利だと思ってたんだけど… どこで使えるのやら…

 まあでも、便利っちゃあ、便利なのかな?



 春日野愛 女 25歳 誕生日:6月
 体力:3 頭脳:6 精神:1
 歌:1.00 踊:1.00 容:3.00 表:5.00 演:5.00
 熱:1 道:2

 刹那主義者:後先もプライドもかなぐり捨てて、今さえ良ければどんな立場にも立つ。ある意味でとっても愉快な人
 超インテリ:まるでウィキペディアから引用するかのように色んな知識が豊富

 特技:ー
 趣味:ー

 好感度:ー

 メモ:ー
 路線:ー
 動機:うっかり間違ってアイドル事務所に
 持ち歌:ー



 さて、じゃあ、スタートする時期を選びましょう

 貴方が、出向をしてきたのは…


 ↓2 何月?

 1 10月
 2 11月
 3 12月
 4 1月
 5 2月




 ふむ、せーらがアイドルになって丸1年でやんすね


 じゃあ、設定最後(だと思われる)判定です


 ↓1 そもそもどーして、出向したんや、貴方は?

 偶数 実は、SOKUHOプロがちょっとガッタガタになってしまいまして…いや、ちょっとじゃないかな
 奇数 貴方の敏腕ぶりを聞きつけたソクプロ社長が興味を持って。社長同士で仲良しだそうです!




 オーライ!!

 じゃあ、もう、設定し忘れてることとかはないね!?
 ないよね!?

 ないなら、とりあえず好きなSSプロアイドルのお名前でも呼んでください!!
 (毎回これで、誰が人気あるのかなーとかリサーチしてるのは公然のひ・み・つ♡)


 絶壁Pこと貴方が出向を命じられるところから始まるからね!!

まこちゃーーーん!!!俺と結婚してくれーーー!!

タカシはいつまで半ズボンなんだろうと思ってた時期が私にもありました
雑念だと気づきました。フォーエバー半ズボンタカシ



 ―― 11月 末日


スバル「…カトルセゾン、電撃解散…ですって」バサッ

貴方「SOKUHOプロの看板ユニットだったのに、何があったんでしょうね?」

スバル「このスポーツ紙によると、SOKUHOプロの内部で、色々と派閥分裂だとかがあって、その結果…みたいですね」

貴方「事務所が大きくなっていますからねえ、ソクプロさん…」ズズズ

貴方「ふぅ…お茶がおいしい…」

スバル「カトルセゾンの電撃解散と同時に、続々と所属アイドルが身の振り方を考え始めてるそうで…」

貴方「まあ…対岸の火事ですね、我々にしてみれば」

スバル「ですね…」


スバル「あっ…そうそう」

スバル「社長が、今月分の仕事が終わったら…っていうの覚えてます?」

貴方「ああ、そう言えば呼ばれてましたね。きっちりちゃっきり、今月分の業務を全て終わらせてから社長室に来い…だなんて何なんでしょう?」

貴方「行ってきますね」


 コンコン

貴方「失礼します」

社長「おお、来たかね。すまないね、忙しいところを」

貴方「一体何でしょう? ……まさか、また新しいアイドルをスカウトしたとか…?」

社長「うん? いや、そういうわけでは、ないのだがね…」

貴方「それでは…何なんです?」


社長「…SOKUHOプロの社長とは旧知の仲なのだよ」

貴方「そうなんですか。何だか、とても大変なことになってるそうですね」

社長「うむ。看板であったカトルセゾンの解散、そのショックが広がってアイドルが移籍を考え、社員も続々と逃げ出し、タイタニック状態だ」

貴方「うわあ…」


社長「そこで、だね?」

貴方「はい?」

社長「先日、ソクプロの社長と飲んでね、キミの自慢話をしていたのだが…」

貴方「どうもありがとうございます」

社長「……SOKUHOプロから、キミをレンタルさせてほしいと懇願をされてしまってね」

貴方「え…?」


社長「明日から、SOKUHOプロダクションが、キミの職場だ」

貴方「え、き、聞いていませんよ、そんな突然っ…!?」

社長「なあに、業務はしっかり終わらせたのだろう? 案ずることはない、間野くんもいるし、アイドルのみなもしっかりしている」

社長「期間は未定だが、最後には戻ってきてくれよ? わたしはキミに大いに期待をしているのだ」

貴方「え、ええええ……?」


社長「では、そういうわけだから、がんばってきてくれたまえ!」



 ↓1 こうして貴方はSOKUHOプロへ出向することになりました…

 偶数 一応ソクプロ社長には歓迎されました。ソクプロ社長からのみ、歓迎を受けました
 奇数 てゆーか、もう、沈没寸前だよ! こんなん立て直せるのかよっ!?



 ―― 12月 1週目


貴方「…あれ?」

 ガラ-----ン…


貴方(ここが…あの、ソクプロ…?)

貴方(というかこれ…もぬけの殻、じゃあ…?)


 カツカツ…

貴方「すみませーん」

貴方「SSプロから派遣されてきた者なんですがー…」


貴方「…………………」

貴方「…………………」


貴方「人がいない…?」

貴方「うーん、どうしたものやら…お? 何だ、張紙が…?」


貴方「………移転、しました?」

貴方「…えええええ~…? そんなに…? これもう、沈没寸前っていうか、9割9分9厘沈んでる状態じゃ…?」

貴方「とんでもないところに出向することになってしまった…」


貴方「お給料、どうなるんだろう…?」



 ↓1 そして春日野さんとのファーストコンタクト…

 偶数 超・猛抗議をしているところでした
 奇数 貴方の初見印象:スナックの若いママかな?



貴方「ここが、事務所…か。うちの事務所よりもボロくて狭い…のを想像していたけど…」

貴方「むしろここって、ただのマンションじゃん」

貴方「ここの一室を事務所にして利用中ってこと…? とんでもないなあ…」


貴方「けど、こう決まってしまった以上はやるしかない。社長の信頼を裏切るわけにもいかないし…」

貴方「とにかくがんばるぞ!」

 ポチッ
 ピンポ---ン…

<どなたです?

貴方「SSプロから派遣されてきまし――」

<すぐに入ってください。背後に人がいないのを確認して

貴方「えっ? あ、はい、失礼します…」


 ガチャッ
 バタムッ…


貴方(……普通に、マンションだな…。まあ、さすがに単身者向けワンルームじゃあないけど…)

貴方「失礼しまーす…」


<こっちにどうぞ


貴方(さてさて…どんな人がいるのやら)

 ガチャッ


女社長「はじめまして。あなたの評判は聞いているわ。ソクプロの社長よ」

貴方「はじめまして。SSプロのプロデューサーをしておりました」つ名刺

女社長「新しい名刺は、自費で用意してくださいね」

貴方「えっ…」

女社長「恥ずかしい話、社員のほとんどと、アイドルのほとんどが逃げ出してしまったの。どうにか繋ぎ止められたのは数人だけよ」

貴方「…はあ」

女社長「ここが仮の事務所だから、ここで色々とやってちょうだい。とりあえず、今いる子を紹介するわね」

女社長「ええと…春日野は…そっちの部屋にいるわ。よろしくやってちょうだい」

貴方「は、はい…」


 スタスタ…
 ガチャッ

貴方「おはようございま――」

愛「んぁぁ…? 眩しいから、閉めてちょうだい…」

貴方(うわあ、酒臭っ…煙草臭っ。えええ…? 何この雰囲気は…アイドルっていうか……場末のスナックの、若いママ…?)

愛「聞いてるのぉ…? ねぇぇ~……笑いにきたわけぇ? 笑いなさいよ…ははっ…もう…最悪よ……」

貴方(しかも何だか、ものすごく落ち込んでる…!!?)


 ↓1 どうしよう

 1 自己紹介をして、相手のことも聞いてみる
 2 ちょっと社長さん、あの人はほんとにアイドルなんですか?
 3 とりあえず、カーテンオープン。お日様攻撃からだよ



貴方(とりあえず…)

 スタスタ
 シャアアッ

愛「っ…まぶし――ちょっと、閉めて…」

貴方「午前10時に何を酔い潰れてるんですか」

貴方「アイドルなら、シャキッと元気におはようございます、が基本ですよ」

愛「はいはい…そうですか…。悪いけどアイドルじゃないの、あたし」

貴方「はいっ?」

愛「間違って入っちゃっただけでこれでも女優なのよ…だから、そんなの求めないでちょうだい…。てゆか、誰?」

貴方「…プロデューサーです」

愛「はあ?」

貴方「まあ…何かあるようですが、とりあえず、そんなにめそめそしててもいいことありませんから」

貴方「シャキッとしてください、女優さんにしたって業界人なら挨拶は常識でしょう?」

愛「契約期間切れるまでなーんにもするつもりはないわよ…」

貴方「契約期間が切れるまでは所属アイドルとして、わたしの言うことには従ってもらう必要がありますので、却下です」ニコッ

愛「……嫌よ…」グビグビ


貴方(これはもう、何というか…やる気の欠片も感じられないな…)

貴方(どうしたものやら…)


 ↓1 行動選択

 1 自己紹介からしとこうか?
 2 他のアイドルはおらへんのん?
 3 とりあえず、酒と煙草を取り上げよう。アイドルのイメージにそぐわない




貴方(にしても、散らかった部屋…。缶ビールが5本…煙草の吸殻で山になった灰皿に…おつまみのゴミ…)

貴方(大変なことになりそうだな…)


貴方「自己紹介をさせていただきますね」

貴方「わたくし、こういうものです」つ名刺

愛「…」ジロッ

愛「SSプロ、ねえ…」

貴方「この度、出向という形で、こちらのSOKUHOプロダクションで働かせていただくことになりました」

貴方「これまでに担当したアイドルは、五味葉子、安住佑香、北川聖羅の3名です」

貴方「五味はCランク、安住はDランク、北川は今はEランクですが、更新されればCランクは確実でしょう」

貴方「そういう手腕を買われたようで、こちらにやって参りました。当面、あなたを担当させていただくことになります」

貴方「どうぞよろしくお願いしますね」


愛「…あっそ」

貴方「あなたのことも教えてください」

愛「ふわ、ぁぁ…もう眠いから、おやすみ…」

貴方「ちょっ…」



 ↓1 やる気がねえなあっ!?

 1~3 ガチ寝入りしやがったよ…
 4~6 酒盛りつきあうからちょいと話そうぜおい、って作戦
 7~9 たるんだ根性に、鬼貴方。



貴方「寝ないでくださいよ」

愛「やーよ、めんどくさい…」

愛「お酒もなくなったし…」


貴方「じゃあ、えーと…ほらっ、飲みいきましょう。そしたらあなたのことも教えてくださいよ」

愛「…おごり?」

貴方「……ええ、まあ」

愛「…分かったわ、じゃあ行きましょ」

愛「その代わり、5時間は居座って飲み食いするから」

貴方「ええええ…?」


貴方(まあ…休みがなさすぎてお金は貯まってるものの…)

貴方(…まいっか、たまには)


愛「あ。そーだ」

愛「ちょっと、起きなさいよ」

 ユサユサ

貴方(んっ…? 誰か、毛布に包まって、寝てたのか…?)



 ↓1 そこで寝てたのは…

 1 精悍な顔つきの男前
 2 まだ若い、(年齢じゃなく)ちっちゃめの女の子
 3 その他、何かこう…同じユニットになる子やで、ざっくり、容姿的な部分?

 ※男女混合ユニットでもおkなのだ



 ユサユサ

愛「ちょっと、ほらっ!」

男性「……何、だ…?」モゾ

愛「メシよ、メシ」

男性「……ああ…分かった…」モゾモゾ

愛「分かったんなら起きなさいっての!」ゲシッ

男性「痛っ……」ムクッ


男性「…」ボォ-ッ

貴方(おや…今はすごい寝ぼけ眼だけど、男前…)


男性「………胸が、しぼんだのか?」

愛「はあ? それ別人よ、プロデューサーだって」

貴方「」


男性「…そうか…」ゴロン

愛「だぁから、メシだっての!」ゲシッ


 ↓1 男前な彼の、お名前は…?

 何てお名前でござんすか?


 ↓1 採用安価で判定

 1~3 23歳…新人としては、ちょいいってるなあ…
 4~6 21歳…か
 7~9 え、まだ未成年の19歳?




愛「生大ジョッキ」

貴方「黒霧島、お湯割り」

蓮「アップルジュース…」

愛「生大で、こいつも。アップルジュースなし」

店員「は、はい…かしこまりました…」


貴方(まさか、昼間っから飲むことになるとは…)


貴方「ええと…では、お2人とも、自己紹介をしていただいていいですか?」

蓮「…榊漣だ」

貴方「蓮…くん?」

蓮「21歳」

貴方「おや、若い」


貴方「で、あなたのお名前は?」

愛「春日野愛…」

貴方「失礼ですが、ご年齢は?」

愛「失礼って何よ、25よ」

貴方「なるほど…」


貴方「では、よろしくお願いしますね。えーと…」


 ↓1 呼び方、どうしよう

 1 ちゃん、くん、でいこう
 2 どっちもさんづけでいこう
 3 愛は呼び捨てで、蓮はくんつけておこう
 4 その他、渾名とかはなしよ




貴方「蓮くんと、愛」

蓮「ん…」

愛「何であたしだけ呼び捨てなのよ?」

貴方「いえ、まあ…年かな、と」

愛「はあ? 年ぃ~?」

貴方「考えてもみてください、アラサーですよ?」

愛「ぶつわよ?」


店員「お待たせしましたー。生ビール大ジョッキと黒霧島のお湯割りです」


貴方「では、この出会いに乾杯」

蓮「ん…」

愛「まあいいわ、タダ酒だし。乾杯」


貴方(しっかし…)

貴方(愛はまあ…うん、として…蓮くんはぼけーっとしているなあ…。地味にアップルジュースとか言ってたのが見た目とのギャップあったな)



 ↓1 2人とおしゃべりしてみよう

 1 どうしてアイドルに?
 2 何で逃げなかったの?
 3 趣味とか特技とかあるの?
 4 その他、質問を



 グビッ グビッ グビッ …

貴方「ぷはっ…」

愛「っふぅぅー…」

蓮「…ふわぁ、ぁぁ…」


貴方「しかし…2人とも、SOKUHOプロがあんなことになってて、どうして逃げなかったんですか?」

愛「タイミングが最悪だったのよ…。例の、何だっけ? 何とかかんとか? の電撃解散とかがあった、前日に契約しちゃって…」

愛「でもって昨日、それで入っちゃったのが芸能事務所は芸能事務所でも、アイドル専門とか知って…!!」

愛「最悪よっ! ほんっとに、最悪!!」

貴方「そう…でしたか…」


貴方「蓮くんは?」

蓮「………いや…食い扶持がないし…今さら就職も、だるかった」

貴方「えええ…?」

蓮「事務所で寝泊まりオーケーだったから、住所もないし…」

愛「こいつ、ド田舎から遊びにきた時にスカウトされて、よく分かんないで入ったんだって。ばっかみたいよね」

蓮「まあ…頭は良くないからな」ゴクッ


貴方(何だか…何だろうか、この感じは…?)

貴方(今まで担当してきた子たちが若かったからか、こうして担当するアイドルとお酒を飲んでるのもかなり新鮮だし…)

貴方(いやいや、そうじゃなくてこう…どんよりしてるっていうか、アイドルって、もうちょっと溌剌としたものじゃあ…?)


愛「おかわり。あんたは?」

蓮「まだ飲んでない…」

愛「さっさと飲みなさいよ」

蓮「アルハラ反対…」

愛「いいから飲め」

蓮「……」グビグビ


貴方「ちなみに…2人はどうして、あの部屋に?」

愛「やってらんないから飲んだだけ。でもって居場所なかったこいつも、酒飲める年だっていうからつきあわせたのよ。昨日初めて会ったけど」

蓮「…酒は、マズいな…。苦い…」

愛「昨日初めて酒飲んだとか信じらんないわよね…」

貴方「まあ…それぞれじゃないですかね…?」


貴方(これから…大丈夫なんだろうか…?)



 ↓1 愛好感度

 コンマ一桁分上昇


 ↓2 連好感度

 コンマ二桁分上昇



 愛好感度:【4/まないた】

 蓮好感度:【11/名前忘れた…】


貴方「…あれ?」

貴方(ソクプロの社長が…帰ってきたらいなくなっている…?)

貴方「…お、書き置きが」


書き置き『半年分の家賃は払ってあります。あとひとり、残ってるアイドルがいて近々いくはずだからよろしく』

書き置き『ちょっと色々と走り回る必要があって消息を絶つのでよろしく』


貴方「……逃げた?」


<ちょっと、あんた邪魔だから向こう行ってなさいよ。寝るんだから

<襲うつもりはないから大丈夫だ

<そういうんじゃないの、出てけ



 春日野愛 女 25歳 誕生日:6月
 体力:3 頭脳:6 精神:1
 歌:1.00 踊:1.00 容:3.00 表:5.00 演:5.00
 熱:1 道:2

 刹那主義者:後先もプライドもかなぐり捨てて、今さえ良ければどんな立場にも立つ。ある意味でとっても愉快な人
 超インテリ:まるでウィキペディアから引用するかのように色んな知識が豊富

 特技:ー
 趣味:ー

 好感度:【4/まないた】

 メモ:ー
 路線:ー
 動機:うっかり間違ってアイドル事務所に
 持ち歌:ー


 榊漣 男 21歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:? 踊:? 容:4 表:? 演:?
 熱:? 道:?

 好感度:【11/名前忘れた…】



貴方「……そこはかとなく、今後が不安だ…」

 ガチャッ…

貴方「…おや、蓮くん。どうしました?」

蓮「…あっちの部屋を、追い出された」

貴方「…愛の言うこと、素直に聞いてるんですね?」

蓮「別に、よほどじゃなきゃ、誰の言うことでも聞いてる…と思う」

貴方(蓮くんは、手綱握りやすそう…)



 今夜の本編はここまで
 おつかれでやんした


 ~怪獣と聖女~

佑香「…何してるの?」

聖羅「学校のお勉強をしてるの」

佑香「…」カキカキ

聖羅「あ、あら…そんな、ノートに落書きなんて……あら、何の絵?」

佑香「オカピ」

聖羅「おかぴ?」

佑香「オカピ」

聖羅「そんな動物がいるのね…。佑香ちゃん、絵が上手ね」

佑香「……フンボルトペンギン」カキカキ

聖羅「あら…こっちも上手…。かわいいペンギンさんね」


葉子(勉強しなくていいの…?)



 ~怪獣と聖女、其の二~

佑香「…ごろん」

聖羅「あら…どうしたの? いきなり膝に…」

佑香「寝たい気分…」ゴロゴロ

聖羅「ふふ…じゃあ、このまま寝る?」ナデ

佑香「ふゎ、ぁ……考える…むにゃ…」


葉子(佑香ちゃん…そう言えば聖羅にはそこまでの悪戯はしないし…甘えてる感じがあるかも…?)



 ~怪獣と聖女、其の三~

聖羅「あら…? 何かしら、この感じ…?」サワッ

聖羅「…」つゴキブリ(玩具)

聖羅「ひゃっ…!?」ポイッ

聖羅「あ、ゆ、佑香ちゃん、あ、あっちにゴキブリがいるから行かない方がいいわよ?」

佑香「…これのこと?」つゴキブリ(玩具)

聖羅「ひゃっ…!?」ヨロッ

 ガタッ
 グラァァッ

佑香「!?」

聖羅「いけない…ものにぶつかっちゃっ――あら?」

 ドサドサァァッ


佑香「…………」ススス

 ガシッ

誠「逃げるな。ゆーうーか、聖羅にごめんなさいは?」

 ゴソゴソ…

聖羅「ふぅ…驚いた…。でも空っぽの段ボールで良かった…」

佑香「……ごめんなさい…」

聖羅「ええと…何が…?」

誠「そこまでなのか、聖羅…」


 ~絶壁Pが大好きなハコちゃん~

葉子「あ、もしもし…プロデューサーさん? いきなり、出向で、いなくなっちゃったって…それで…」

葉子「…SOKUHOプロ? それって、今、色んなところで騒がれてる…?」

葉子「うん…」

葉子「え?」

葉子「……そ、そうなんだ…」


葉子「プロデューサーさん、あの…わたしもがんばるから、プロデューサーさんもがんばってください…ね?」

葉子「……はい…それだけ……。う、ううん、大丈夫…」


誠「葉子って、懐いてるよなー」

タカシ「だねー。僕もあんな風に心配されたいなぁ…」

誠「間野さんがいるじゃんか」

タカシ「んー…間野っちに、あんな風に心配されても…ねえ?」

誠「…………怖いだけか」

タカシ「うん」


葉子「はい…がんばります…!」


誠「葉子って、いい子だな」

タカシ「ねー」



 ~いよりんの悩み~

衣依「…うぅぅ…」

香「ん……? 衣依、どうした、そんなところで?」

衣依「っ…な、何でもないよ…」スタスタ

香「何だ…? 何を見てい……これは、事務所の壁に書かれた、身長の記録…」

香「……衣依の1番新しいのが、小学校卒業時で…ん? そこまで伸びているようには…?」


香「……なるほど、これを気にしていたのか」

香「…やれやれ」


衣依(どうして、身長…伸びなくなっちゃったの…?)

衣依(これって、遺伝なのかな…? どうしよう…もうちょっと背がないと、舞台のお仕事とかがもしも来たらちょっと…)

衣依「はぁ…。………何か飲もう」

 スタスタ…

冷蔵庫『いよりん、何飲むー?』ガチャッ

衣依「あれ…?」

ビニール袋『衣依へ』

衣依「…香くんの、字…?」ガサガサ


ビニール袋『お高くておいしい牛乳と、シークレットスニーカーやでー』

衣依「…」

衣依「………うわぁ…。ていうか、牛乳はともかく、靴まで冷蔵庫とか…新品でもちょっと…」←引いた


香(今ごろ、衣依は驚いて、そして喜んでるだろうな…。ふっ、まあ素直にはなりにくい年齢なんだろうが…)


 ~愛と蓮、ふたりの出会い~

愛「最悪じゃない…何よ…何なのよ、ったく…!」

愛「ただの芸能事務所じゃなくてアイドルの事務所だなんて聞いてないし、その上、こんなん泥船どころかおんぼろ沈没船じゃない…!」

愛「ここにはいていいとか言うけど、こんな狭苦しい部屋でっ…! 飲んでなきゃやってらんないわよ!」

 プシッ
 ブクブク… グビッ

 ゴクッ ゴクッ ゴクッ …

愛「っぷはぁ~…」


 ガチャッ…

愛「ん?」

蓮「…ん?」


蓮「…」バタムッ

愛「ちょっと、何よ、あんた?」ガチャッ

蓮「……いや…ここに、いていいと」

愛「何、あんたもアイドルぅ? あんたが、アイドル?」

蓮「……一応?」

愛「ふーん……いくつ?」

蓮「21」

愛「じゃあ飲めるわね? ちょっとつきあいなさいよ」

蓮「悪いが年増は――」

愛「誰が年増だって? 25よ、まだ」

蓮「アラサ――」

愛「あああん?」ギロッ

蓮「…お酒は飲んだことがない」スッ ←目を逸らした


愛「はあ? その年で? あんた何、優等生? うわぁ~、出た、出た。品行方正のいい子ちゃんなの? その見た目で?」

蓮「…いや、そういうことは…」

愛「んじゃつきあいなさいよ、朝まで飲むわよ」

蓮「…金はない」

愛「いいからつべこべ言うんじゃないわよ。ほらっ」プシッ

蓮「……ん」スッ

愛「あら、分かってんじゃない。このクソったれ事務所に乾杯」

 カツンッ
 ゴクッ…

蓮「……………苦い…」

愛「子ども舌なの、あんた? 酒くらい飲めるようになんなさいよ。味わってないで、ビールはのどごしよ、のどごし」

蓮「……」ゴク

愛「うだうだ文句言わないのはいいわね。ちょっと聞きなさいよ。あたし、ここがアイドル事務所なんて知らなかったのよ」

愛「それまでは別の芸能事務所にいたんだけどぉ…………」

蓮「…」ゴクッ

蓮(酒よか、甘いジュースがいいな…)

愛「ちょっと、ちゃんと聞きなさいよ。潰すわよ?」

蓮(あとこの女、横暴だな…)


 ~>>548

誠「………うーん」

タカシ「どしたのー、まこちゃん?」ノシッ

誠「いや、ファンレターが届いたんだけど…」

タカシ「ファンレター? いっつも届いてるじゃん」

誠「結婚してくれって」

タカシ「あるある」

誠「男の人っぽいんだよなあ…」

タカシ「ええっ!?」

誠「こういうの、どう受け入れればいいのかと思って…」

タカシ「まこちゃんは僕のだから渡さないもん!!」

誠「いや、そういう問題じゃ…」



 ~>>557

タカシ「あ、そう言えばー、僕もこういうファンレター来ててさあ」

誠「ん? いつまで半ズボンだったんだろうと、思っていた時期がありました…?」

タカシ「これはもう、永遠だよね! よく分かってるよね、僕のこと!」

誠「冬でも七分丈とかだもんなあ、タカシ…」

タカシ「スパッツは甘え」キリッ

誠「寒くないのか?」

タカシ「アイドルに暑さ寒さなんて関係ないんだよ」

誠「なるほど」

タカシ「うんっ」


葉子(誰かツッコミに回ってくれないともやもやする…)



 ~すばるん、その後~

スバル(ええと…事務所のコーヒーが切れかけだから、補充を…。たまにはインスタントじゃないやつとかも…? どれにしよう?)

スバル(て言うか、コーヒーメーカーがもう古いんだよなあ…。いっそのこと、焙煎豆から買って、ゴリゴリ挽いちゃうところから…)

スバル(けど、そこまではちょっとやりすぎ、か。コーヒー1杯淹れるのに時間をかけすぎるっていうのも…)

*「あ、あのっ…!」

スバル「…はい…?」

*「……す、すばるん…ですよね?」


スバル「あっ…」

*「あ、握手してもらってもいいですか…?」

スバル「い、いやあの…僕はもう…一般人で…」

*「え…」

スバル「あ、あんまりっ…あの、内緒でっ、お願いしますね? ねっ? い、一般人なんで…ね?」

*「あ、ありがとうございます…!!」

 ギュッ


スバル(あああああ…フェスと、夏の終わりのオールスターとで、じわじわと知られてしまった…僕はただの事務員なのに…)

スバル(…………まあでも……事務所のみんなの活躍の追い風に少しでもなれれば…これはこれでいいのかなぁ…?)


貴方「3時のおやつをいただいたんで、そろそろやりましょうかね?」

貴方「ユニットは、3人か4人で、考えてます。そんな具合で、よろしくです」



 ―― 12月 2週目


 ガチャッ

貴方「おはようございまーす」

蓮「……おはよう」

貴方「おはようございます、蓮くん。愛は?」

蓮「寝てる」

貴方「ったく…あの人は…」


 ガチャッ
 バンッ

貴方「また夜中まで深酒ですか? 起きてください?」

愛「っ……るさい…わねえ……」

貴方「寝るのは夜、朝は起きる! 人としての常識くらい備えてください、ほらほら!」

愛「ああああもう…ったく…寝かせなさいよ…」

貴方「鶏でもこの部屋で飼いましょうかね…? 明け方には起こしてくれるように…」



 ↓1 さあ、今週は!

 1 レッスンというか、実力を確かめるやで!!
 2 沈没船から降りられなかった哀れなアイドルと出会うやで!
 3 営業でテレビ局行くからついてこいやで!!




愛「どうして起きなきゃいけないのよ…」

貴方「あなたや蓮くんと同じく、哀れなアイドルがここへ来ますから。シャキッとしてくださいよ」

蓮(哀れに括られた…)

愛「哀れむんなら演技の仕事か金寄越しなさいっつうの…」カチッ

貴方「はい、煙草も没収でーす」

愛「ちょっ…!」

貴方「イメージを損ないたくないので、吸ってもいい時のみ、吸わせてあげます」

愛「返しなさいっての!」ガシッ

貴方「返しません」グググッ


蓮(…………年増のキャットファイトは…目に毒だな…)フイッ



<ぴんぽーん


貴方「おやっ…? もう来たんでしょうかね…?」スカッ

愛「っ…!?」ドテッ

貴方「はいはいはーい」


蓮(どうでもいいけど腹減った…)



 ↓1 どんなアイドルかな?

 1 何かちょいと小生意気そうな、中学生くらいの男子?
 2 ここがほんとに事務所なの、って感じで不安そうにしてる高校生くらいのおにゃのこ
 3 その他、どんな感じの、男の子なん、女の子なん?




 ガチャッ


貴方「いらっしゃいませ、沈没船へ!」

男子「は…?」

貴方「さ、沈みゆく沈没船に1名様ごあんなーい。どうぞ~」


男子「え、何…? ここ…が、SOKUHOプロなの…?」

貴方「まあまあまあ」

男子「おっきいビルとかじゃないの?」

貴方「まあまあまあまあ」

男子「何なんだよ、まあまあって!?」


貴方「さ、どうぞ、このダイニングテーブルに」

男子「え? うん…」

貴方(大人しく座るんだ…?)


男子「………マンション? 事務所じゃないの? ここ…?」

貴方「ちょっと、待っててくださいね。あ、蓮くん、飲み物出してあげてくださいよ」

蓮「…酒しかない」

貴方「……この際、割ものでも…」

蓮「ソーダだな…」

貴方「愛、起きなさい? ほらっ…ちょっと、もう…あなたは…」


男子「………え? 何ここ…?」



 ↓1 沈没船の新たな乗員

 名前 + 中学何年生か、おなしゃす




貴方「こちら、春日野愛。こちら、榊漣くん」

愛「……ガキじゃん」

純「は?」

蓮「…」


貴方「あなたは?」

純「…金目純」

貴方「ちなみに、今…何年生ですか?」

純「中1だけど…」


愛「うわ、うわ、うっわ…ちょっとあんた、聞いた? 中1ですって?」

蓮「聞いたが…何だ?」

愛「こりゃもう、人生棒に振ったも同然よね、まだ若いのに…」

純「は? おばさんに言われたくないんだけど」

愛「は?」

純「何?」


貴方「はいはいはい…ストップ、ストップ…」

貴方「純くん、おばさん、は可哀想ですよ。たとえ、40歳、50歳になっても女性は、女子と呼ばれたがる生きものなんですから」

貴方「お姉さん、に言い換えておきましょう? ね?」


純「ええー…?」

愛「何この、小生意気そうな…」

蓮「…」


貴方(この3人…大丈夫なんだろうか…?)



 ↓1 ちなみに沈没船から降りれなかったのは…

 1 この3名のアイドルのみ
 2 あとおひとりさまだけ?




貴方(いやでも、あとひとりだけ、哀れな子羊がいるとかだし…うん、そっちに期待を持とう)


純「うげええ…何これ、甘くないじゃん…」

愛「おほほほっ、これだからお子様ねえ? あまーい炭酸ジュースなんてここにはないの、嫌なら青い尻振って帰りなさい?」

純「大人って味覚バカになるんだろ? 俺知ってるし。だから苦いのとか食べれんだろ? ババア」

愛「あんですってえっ!?」バンッ

純「やーい、バーバーア! バーバーア!」

愛「っ――待てや、クソガキャァッ!」

純「ババアなんかに捕まらねえよ!!」


 ドタバタ
 ドタバタ

蓮「…」ゴク

蓮「……ただの炭酸は、うまくはないな…」


貴方(大丈夫だろうか…!?)


<ぴーんぽーん…


貴方「おっ…」

貴方(この最後のひとりに、賭ける…!!)



 ↓1 現れた最後のおひとり…

 1 わざわざ菓子折りまで持参してやって来た、育ちの良さそうなお嬢さんきたー!
 2 あのう…何で野球のユニフォームを着ていらっしゃるのでしょう? え? 草野球の帰り? あー…うん、高校生なら野球部じゃねえの?
 3 その他、どんな感じの子?

3 小6くらいの女の子


 >>641ー642を合体させちゃいますね



貴方「はいはい、いらっしゃいませ!」

女の子「…あ、あの…はじめまして…」

貴方「おや、かわいらしい…」

女の子「…SOKUHOプロ……の、事務所って……ここ、でしょうか…?」

貴方「ええ、そうですよ。残念ながら」

女の子「残念ながら…?」


<待ちなさい、クソガキ!!

<へっへーん、とろいんだよ、ババア!

<くぉらぁあああーっ!!


女の子「…あの…」

貴方「中へどうぞ」

女の子「ひぅ…は、はい…」ブルブル

貴方「いやいや、怖い人なんていませ………いても、わたしが守ってあげますから、安心してください」

女の子「えっ…?」


<ちょっと、トイレにこもるなんて卑怯じゃない! 鍵開けなさい!

<うわ、ヘンタイだ、ヘンタイ。トイレ開けようとするとか、信じらんない

<んの、クソガキャアアアッ!!

<ガチャガチャガチャガチャ

<ドンドンドンドンドンドン


女の子「…」ブルブル

貴方「ええと…こちら、榊漣くんです」

蓮「…」


貴方「あなたのお名前は?」



 ↓1 何かもう肉食獣の群れの中に放り込まれた子羊みたいになってる女の子のお名前

 変換しやすいのが、いいなー…


 すみや…でいいんだよね?



奏「す…澄谷奏です…」

貴方「奏ちゃんですね。今、何年生です?」

奏「6年生…」

貴方「おやおや、じゃあもうすぐ中学生なんですねえ」

蓮「若いな…」

貴方「若いですよね」


<うわ、ちょっ…どうやって開け、く、来るなよぉっ!?

<んの、クソガキャアアアアアアッ!

<ぎゃあああああああっ!!


奏「ひうっ…!?」

貴方「ああ、大丈夫ですから、安心してください」

蓮(安心材料ないのに、よく平然と言えるな…)


愛「ったく…あのガキ…」パンパン

蓮「……どうしたんだ?」

愛「軽くチョークスリーパーで落としといたわよ」

貴方「…やれやれ…」


貴方「純くーん、大丈夫ですかー?」

純「」←トイレで倒れてた

貴方「…おやおや…」



 ↓1 沈没船の乗員がこれにて全員集合

 1 とりあえずレッスンスタジオに行って、全員の実力を把握しておこう
 2 ちょっと、あれだね。仲良くなって打ち解けるために、何かこう…あ、手の込んだお昼ご飯でも作ろうか?
 3 ちょっとみんなでお話でもしましょうか。雑談から



貴方「さあ、とりあえず…皆さんの実力を把握しますんで」

貴方「色々とやっていきましょうね」


奏「は、い…」チラッ

愛「何であたしが…」

蓮「…」

純「あれ…? 今、川の向こうにお母さんがいたような…あれ?」

貴方「はーい、純くんはちゃんと現実に帰ってきてくださいね」


貴方「ボーカル、ダンス、ビジュアルチェック、表現力、演技力と見ていきますから」

貴方「張り切っていきましょう」



 ↓1 蓮のステータス

 偶数 あれ? 蓮くん、逸材やないか…?
 奇数 物静かな割に、めちゃくちゃ体力タイプやんけ! 表現・演技、ともにアレだけど…


 ↓2 純のステータス

 偶数 歌とダンスには自信あるようですね
 奇数 割とそつなくはこなせるタイプか


 ↓3 奏のステータス

 偶数 歌とダンスはちょっとだけど、容姿があって、表現演技はまあ、並…くらい?
 奇数 あら、お歌が上手。容姿もいけてる




貴方(……おやおや?)

貴方(蓮くんって…もの静かだし、自分から何かするよりも誰かに言われて動き出すタイプかと思ったら…なかなかの逸材じゃ…?)

貴方(ていうか…どれもこれも、並以上にいける…?)


貴方(純くんは歌とダンスが得意みたいで…)

貴方(けっこうアクロバットなこともできてるなあ…)

貴方(男子陣のパフォーマンスはけっこういけそうかも知れない…)


貴方(でもって奏ちゃんは、歌とダンスは………良く言ってほほえましいレベルだけど…)

貴方(なんというか、あの思わず守ってあげたくなるような彼女の雰囲気がいいなあ)

貴方(容姿がまずいいんだろうなぁ…)


貴方「でもって…」

愛「何よ?」

貴方「いえ…」

貴方(愛は、歌とダンスが壊滅的すぎる…。でも女優志望というだけあって、表現力と演技力は飛び抜けてる…)


貴方(これはなかなか…うん…何か、なかなか…何だろうなあ…?)



 春日野愛 女 25歳 誕生日:6月
 体力:3 頭脳:6 精神:1
 歌:1.00 踊:1.00 容:3.00 表:5.00 演:5.00
 熱:1 道:2

 刹那主義者:後先もプライドもかなぐり捨てて、今さえ良ければどんな立場にも立つ。ある意味でとっても愉快な人
 超インテリ:まるでウィキペディアから引用するかのように色んな知識が豊富

 特技:ー
 趣味:ー

 好感度:【4/まないた】

 メモ:ー
 路線:ー
 動機:うっかり間違ってアイドル事務所に
 持ち歌:ー


 榊漣 男 21歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:5 容:4 表:3 演:3
 熱:? 道:?

 好感度:【11/名前忘れた…】


 金目純 男 13歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:4 容:3 表:2 演:3
 熱:? 道:?

 好感度:ー


 澄谷奏 女 12歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:2 踊:2 容:5 表:4 演:4
 熱:? 道:?

 好感度:ー



 ↓1 ステ判明したところで…

 1 リーダーを決めよう
 2 この4人のユニット名を決めよう



貴方「皆さんの実力は、よく分かりました」

愛「…ねえ、ちょっと蓮、煙草買ってきなさいよ。あとライターも」

蓮「煙草?」

貴方「パシらないでください。あと蓮くんもメモ書けとばかりにメモ帳を出そうとしないでいいですから」


純「んで、何?」

貴方「ああ…ええと、リーダーを決めようかなと」

奏「…リーダー…さん…?」

貴方「まあ、一応のまとめ役と言いますか…」

貴方「何かと露出する際に代表して喋る役どころ…くらいの認識でもいいですけれど」


純「はいはいっ! 俺やる! 俺やりたい!」

貴方「他に立候補はいます?」

貴方「…」


貴方(いないかぁー…)

貴方「…ちなみに純くんは、どうしてリーダーに?」

純「だってかっこいいじゃん、何か」

貴方「………な、なるほど」



 ↓1 リーダーどうすっぺな…

 1 じゃあ、立候補したし……純くん…にしとくかな…?
 2 いや、こういうのはクジで
 3 指定!! ※誰をリーダーにするか、併記忘れずに




貴方(どうしようかな…?)

貴方(年功序列なら愛…だけど本人がさっぱりやる気ないし…)

貴方(繰り下がって蓮くん…はどうも人を引っ張っていくタイプではない…)


貴方(かと言って立候補してくれた純くんはまだ幼いところがあるし…)

貴方(さらに下がって奏ちゃんだと…うん? いや、うん?)


貴方(あえて、リーダーという立場に奏ちゃんを置くことで、ユニット内においても、何かの際でも、手助けを受けることで結束が生じたり…?)

貴方(ただでさえ、まとまりがないどころか、今のところは不協和音しか生まれない人間関係…)

貴方(弱者を中心に据えることで一緒に守ろうという共同意識が生まれるなんていうことも…?)


純「ねえ、ねえってば」

純「俺やりたいって」


貴方「うーむむむ…」


貴方「よし、じゃあここは、奏ちゃんで」

奏「ひゃっ…!?」

純「何でそうなんだよっ!?」

蓮「…」

愛「どーでもいいから…ニコチン摂取さしてくんない…?」


貴方「これでいきます」


 ↓1 この貴方の決定は…

 1~3 さらに不協和音?
 4~6 純くんなっとくせず
 7~9 意外とすんなり?




奏「え…えぅ…あ、の…わ、わたし…」

純「どうしてこんな女の子なんだよっ!? ババアと蓮はやる気ないんだし、俺がいいじゃん!」

愛「は? ババア?」

純「ババアじゃん」

愛「ちょっと表出なさい」

純「大人のくせに、歌もダンスもぜーんぜんできないのとか、超だっせーし」

愛「ああん?」

奏「あ、あう…あの、あ…」

蓮「…」


純「俺絶対やだし!」

愛「大体、リーダーにこんな小学生とか、頭わいたの? ありえないでしょ…やーよ、ぺこぺこへーこらしたりとか」

貴方「別に媚びる必要はどこにもありませんが」

奏「で…できませんよぅ…そんなのぉ…」

蓮「…」


純「もっかい考えろよ!」

愛「……ねえ、リーダーとかって手当て特別に出たりすんの?」

貴方「ありません」

愛「あっそ…」

純「ねえってば!」

貴方「いやいや、そうは言われましても…」

奏「わ…わたしも…自信ない…ですぅ…」


<わーわー

<ぎゃーぎゃー


貴方(ううむ…予想以上に反発が…)



 ↓1 まさか、リーダー決めるだけでこうも荒れるとは。さすが沈没船

 偶数 と、その時?
 奇数 とにかく、決めたんだからこれで決定で覆りません!!




純「俺やだから!」

愛「ああもう、うっさいからがなんじゃないわよ…」

奏「うぅぅ…ヒクッ…」


貴方(あかん…これはどうにか――)


 バンッ

 『!?』ビクッ


蓮「…プロデューサーが決定したなら、それに従えばいいだけだろう」

蓮「ごたごた抜かすな、うるさい」


純「…」パクパク

愛「…」

奏「…」ビクビク


貴方(おや…意外と、蓮くんって…)

蓮「…」

貴方(……しっかり者?)


蓮「…」ポン

奏「ひぅっ…?」

蓮「…」ナデナデ


貴方(まあ、いっか)

貴方「とにかく、これでいきますので」


純「………ちぇっ…」

愛「あー、だるかった…」



 ↓1 好感度

 全員分まとめて、コンマ一桁分上昇やで



貴方(うーん…アクが濃いというか…)

貴方(絶妙にバラバラすぎているというか…)

貴方(この人間関係は、ちょっと手こずりそうだな…)

貴方(何かこう…………不良生徒ばかり集めたクラスの担任をさせられた高校教師みたいな気分?)

貴方(ソクプロの社長は逃げてるし…)



 春日野愛 女 25歳 誕生日:6月
 体力:3 頭脳:6 精神:1
 歌:1.00 踊:1.00 容:3.00 表:5.00 演:5.00
 熱:1 道:2

 刹那主義者:後先もプライドもかなぐり捨てて、今さえ良ければどんな立場にも立つ。ある意味でとっても愉快な人
 超インテリ:まるでウィキペディアから引用するかのように色んな知識が豊富

 特技:ー
 趣味:ー

 好感度:【8/まないた】

 メモ:ー
 路線:ー
 動機:うっかり間違ってアイドル事務所に
 持ち歌:ー


 榊漣 男 21歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:5 容:4 表:3 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【15/名前忘れた…】

 金目純 男 13歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:4 容:3 表:2 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【4/俺リーダーしたかったのに】

 澄谷奏 女 12歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:2 踊:2 容:5 表:4 演:4 熱:? 道:?
 好感度:【4/リーダーなんてムリ】



貴方(まあでも…やるっきゃないんだよなあ…)

貴方(がんばろう。いや、がんばるしかない。むしろがんばれ、自分)


貴方(さて…来週の予定はどうしたものか…)

貴方(えーと…とりあえず、宣材はすでにあるのか。営業をかけるか、レッスンするか…それ以前のところをどうにかする、か…)

貴方(………SSプロって、仲が良かったんだなあ…)


 ↓1 来週は

 1 営業
 2 レッスン
 3 親睦



 ―― 12月 3週目


貴方「世間はそろそろクリスマスでございますが」

貴方「今日はこんな催しをしてみたいと思います」


愛「何よ、この…部屋の飾りつけ?」

貴方「蓮くんに色々と手伝ってもらいまして。何だか殺風景だったものですから」

純「…何かこの、折り紙で作る輪っかのやつ、懐かしい」

愛「あんた懐かしいってほど遠ざかってないでしょ?」

純「は?」

愛「あん?」

奏「ひぅ…」

蓮「…」


貴方(あれだな…まず問題は、愛と純くんがケンカするというところだな)

貴方(それさえなければ、とりあえずは穏やかになる……はず?)


貴方「はいはい、見つめ合ってないでやりますよ」

純「み、見つめ合ってなんかないし…!」

愛「何照れてんのよ?」

純「気持ち悪いだけだろ! オバサンと見つめ合うとか…おええええっ」

愛「ちょっとそこどきなさい、蓮」

蓮「…」スッ

貴方「どかないでいいですよ」


 ↓1 催しは…

 1 鍋パ
 2 トランプゲーム大会
 3 その他、室内でできる何か




貴方「さあ、さあ、楽しい楽しい、鍋パしますよー」

愛「酒は?」

貴方「未成年がいるんでなしです」

愛「はあぁぁ~……ちょっと、買ってきて」

蓮「寒いから嫌だ」

愛「は?」

蓮「…」フイッ


貴方「お野菜もお肉もたっぷりありますから、お腹いっぱい食べてくださいね」

純「肉あんのっ?」

貴方「ええ、豚と鶏と。ああ、つみれも用意してありますよ」

純「おお…」

貴方「奏ちゃんも、遠慮しないで食べてくださいね?」

奏「は、はい…」


貴方(みんなでひとつのお鍋を囲んで食べる)

貴方(寄り集まって弾む会話、ひとつのおこたに入ることで心理的にも物理的にも距離は縮む…)

貴方(完璧すぎる作戦としか言いようがないな)


貴方(席順も…これで大丈夫かな?)

貴方(わたしの正面に蓮くんを配置して、右手側に愛。左手側に体のサイズの問題で純くんと奏ちゃん…)

貴方(愛と純くんは隣り合わせなければ大丈夫だろうという考えだが…まあ、うん、きっと…)

貴方(とりあえず楽しんでもらおう)


貴方「さあ、始めましょう」

純「なーべ、なーべ」

蓮「…」ゴクリ

奏(熱そう…)

愛「ビールほしい…」


 ↓1 鍋パスタート!!

 1~3 鍋、それは戦場なのさ…
 4~6 尚もいがみ合う愛と純
 7~9 あら意外と平和?




貴方「さあ…そろそろ――」

貴方「そうですね、わたしの完璧な見立てによればあと10秒で、豚肉が食べごろを迎えるでしょう」


愛「…」スッ

蓮「…」スッ


純「豚肉~」

奏「…おいしそう…」


貴方(3…2…1――)


純「あ、もう10秒――」


 シュバババッ
 パシパシパシィッ

 ヒュバッ


貴方「んっ…おいしいですねえ」モグモグ

愛「あら、けっこういけんじゃない」モグモグ

蓮「…うまい」モグモグ


純「……えっ?」

奏「あ…」

純「…肉…が、消えた…!?」

奏「……ネギ…」モグ

奏「…おいひい…」


純「ねえちょっと、肉なんで全部一瞬で持ってくんだよ!?」

愛「は? とろいのが悪いだけでしょ?」

蓮「鍋は戦場だ」

貴方「おいしいものは、おいしいタイミングでいただくのがいいんですよ」


純(大人どもめ…!!)

奏「…ふぅ、ふぅ…おとうふ、あふい…」


 ↓1 鍋は戦場

 偶数 大人気のなさすぎる大人組が猛威を振るいまくる!!
 奇数 純くんは不憫?




純「ぐぬぬ…」

純(何なんだよ、大人のくせに…肉から取ってって…!)

純(普通こういうとこは譲るところじゃん)


貴方「鳥肉は…もう少しですね」

貴方「ぷりっとしていて、脂の甘さがとってもおいしい鳥肉ですよ」

純「!」

純(鳥肉…今度は鳥肉か)

純(よーし、絶対に食べてやる…!)


蓮「…」モグモグ

蓮「……ネギが、煮えててうまいな」モグモグ

愛「あら、ほんと」モグモグ

貴方「ですねえ」

純「え、ほんと? ――って、もうないっ!?」


貴方「鳥肉がもう、できたはず――!」

蓮「…」スッ

愛「火は通ってるわね」スッ


純「あっ、ちょっ…!?」

純(ネギに気を取られてて、肉取りに出遅れた…!!)


鍋『鳥肉、まだ1個あるやで』


純(やった、まだ残って――!)

 スッ

純「えっ」

奏「ぁ…」


純「…」

奏「ぅ…ど…どう、ぞ………」

純(食べずらいぃぃぃぃっ!!)


純「……い、いいから、食べろよ…」

奏「いい…の…?」

純「ああもうっ、いいから、ほらっ」スッ

 スッ ←奏の取り皿にとってあげた


純「もう…次の肉は絶対に逃さないからな…」

貴方(いいとこあるじゃないですか、純くん)


 ↓1 鍋パ終了

 1~3 純くんは肉にありつけなかったよ
 4~6 よっしゃ、取ったー、って純くんが勝利のおたけびを上げられたのは、大人組がもう肉いいやってころでした
 7~9 鍋も後半になってくると作業と化して、もくもくと喧嘩も起きずに食べたいものを食べていく感じに




 グツグツグツ…


愛「っはぁー…あたしもういい…」ゴロンッ

蓮「…」モグモグ

純「にーく、にーく、にーく~♪」モグモグ

奏「しいたけ…あふい…はふっ…」

純「はい、水」

奏「はふ…あ、あふぃ…がほ…」

純「いいから飲めよ…」


貴方(うんうん、もう落ち着いてきましたね)

貴方(何だかこうして鍋を囲んでいると、仲良しに見えてくるから不思議だなあ…)


貴方「しめは、おうどんがいいですか? おじやにします?」

蓮「うどん」

純「おじや!」

奏「う…うどん…」

貴方「……愛は?」

愛「もういんないわよ…」


純「…」

奏「あ…」

純「いいよ…うどんで…」


蓮「ほら、肉やる」

純「え? うん、ありが――って多い、もうこんなにたくさん…」

蓮「ほら」

純「肉ばっかいらないのに!」

蓮「食え」

純「だからぁっ!」


貴方(……あれかな、彼はいじられポジションがおいしいのかな?)

貴方(何かこう…安心して不憫なところを見ていられる雰囲気というか…?)



 ↓1 鍋パが終わり…

 1~3 すぐにまた喧嘩をするな、愛と純!!
 4~6 なんとなーく打ち解けたような雰囲気?
 7~9 困ったお姉さん以外は、仲良さげになったよね、うん





貴方「さ…洗い物までが鍋パですからねー」

純「何その遠足みたいな…」ゴシゴシ

蓮「…」ゴシゴシ

奏「…」フキフキ


貴方「愛もいつまでもおこたでだらけてないで、手伝ってくださいよ」

愛「あたしがやる意味ないでしょ…そんだけ人手があれば充分だろうし…」

貴方「やれやれ…」

貴方(何だかんだで、純くんも素直にお手伝いしてるというのに…)


貴方(でも…何となくは打ち解けられたかな?)

貴方(あとは…ちょっとずつ、色々と活動していく仲で距離が縮まっていったらいいな…)



 ↓1 好感度

 全員分二桁×0.5 上昇



貴方「さ、じゃあ純くんと奏ちゃんは急いで帰りましょうね。ちょっと遅くなっちゃいましたし」

貴方「送りましょうか?」

純「だいじょぶ」

奏「へ、平気…です…」


貴方「そうですか…。では、お気をつけて帰ってくださいね」

 バタム…


貴方「…ふぅ…」


 春日野愛 女 25歳 誕生日:6月
 体力:3 頭脳:6 精神:1
 歌:1.00 踊:1.00 容:3.00 表:5.00 演:5.00
 熱:1 道:2

 刹那主義者:後先もプライドもかなぐり捨てて、今さえ良ければどんな立場にも立つ。ある意味でとっても愉快な人
 超インテリ:まるでウィキペディアから引用するかのように色んな知識が豊富

 特技:ー
 趣味:ー

 好感度:【38/まないた】

 メモ:ー
 路線:ー
 動機:うっかり間違ってアイドル事務所に
 持ち歌:ー


 榊漣 男 21歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:5 容:4 表:3 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【45/名前忘れた…】

 金目純 男 13歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:4 容:3 表:2 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【34/俺リーダーしたかったのに】

 澄谷奏 女 12歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:2 踊:2 容:5 表:4 演:4 熱:? 道:?
 好感度:【34/リーダーなんてムリ】


愛「ちょっと、あんた、もうちょっと景気良く飲めないの?」

蓮「苦い…」

愛「苦いじゃないわよ、いいから飲みなさい」


貴方「アルハラはほどほどにしてください?」

蓮「止めてはくれないのか…」


 ↓1 12月といえば…

 偶数 クリスマスですね、もうすぐ
 奇数 そんなイベントに縁があるはずねーだろ、沈没船に!!



 ちょいQK
 18時前後狙って、さいかい?



貴方(うーん…)

貴方(事務員さえいないこの状況、とてもわたしの負担が大きい…)

貴方(とは言え、まだ何にも仕事らしい仕事はしてないけど…先日のスタジオのレンタル代、自腹で立て替えたからなあ…)

貴方(とにかく、何かしなければ…)


貴方「…」スッ

貴方(おや…雪が…)


<れーんー、ちょっと酒買ってきてー

蓮「…」スッ

蓮「…」フイッ ←聞こえなかったことにした


 ガチャッ

純「はよーっす…」

奏「…おはよう…ございます…」

貴方「ああ、おはようございます。雪、降ってきましたね?」

純「明日も雪になったら、ホワイトクリスマスだ…」

奏「積もるかなぁ…?」

蓮「…積もらないな」


貴方(まあ、天気予報ではさほど積もらないと言ってたけど、ばっさり言うなあ、蓮くん…)



 ↓1 くーりすますは毎年やぁってくる♪

 偶数 おっと、馴染みの代理店の方から、緊急のクリスマスお仕事が…!! え、顔は出ない? どういう…?
 奇数 天気予報と裏腹に、めちゃくちゃ降りまくった。純くんと奏ちゃんがお家に帰れないことに…




 ビュォォォォォォォッ

貴方「……ふぶいた」

蓮「…」

純「うっわ、すっげー雪…これ積もる? ねえ、積もるっ?」

奏「うわぁぁ…」


貴方「いや…そんな、楽しそうなお顔をしてるところで申し訳ないですが」

貴方「これ、今日は外出られませんよ」

純「えっ?」

奏「帰れ…ない…?」

貴方「ええ、帰れませんね」


蓮「東京は雪に弱いからな…」

貴方「まったくもって。ほら、ニュースでも、あちこちで交通機関が運行を見合わせている、と」

貴方「わたしの車、ちょっと雪の装備していませんし…」


純「じゃあ、どうすればいいの?」

蓮「泊まるか?」

奏「え…」

純「でもババアもいんじゃん」

蓮「……まあ」

貴方「…親御さんには、わたしから連絡をしておきますね」

貴方「蓮くん、寝具の予備がないか、確認してもらえます?」

蓮「…ん」


純「マジで? 泊まり?」

奏「うぅぅ…」

純「…」

奏「…」

純「そ…そんな不安そうにしなくていいじゃん。何かほら…修学旅行みたいっていうか」



 ↓1 そんなこんなで、お泊まり会に…

 偶数 しまった、食料その他がなくなっていた…!
 奇数 こんな日にぴんぽん?



<ぴーんぽーん…


貴方「おや…?」

貴方「こんな日に…?」


蓮「…いや」

貴方「何です?」

蓮「………借金取りかも知れない」

貴方「はっ?」

純「しゃ、借金取りって…ヤクザ?」

奏「ひぅ…?」


<ぴーんぽーん…

<ぴーんぽーん…


貴方「……も、もし借金取りだとして、一体、どうして…?」

愛「はあ? そりゃ、あの社長が逃げてるせいでしょ?」

貴方「おや、いきなりですね」

愛「ここにいないとか言っても聞かないから、無視した方がいいわよ」


<ぴーんぽーん…

<ぴーんぽーん…


奏「ひぅぅ…」

純「ええ…何か、怖いんだけど…」



 ↓1 謎のぴんぽん…

 1 もう社長はいないし、ここはただの一般家庭ですが!? すでに前の方は引っ越したよ、って!!
 2 居留守しましょ
 3 年少組がぴんぽんに怯えてるし…寒いだろうし、引き取ってもらいましょう、早々に。あったかい缶コーヒーでも渡して



<ぴーんぽーん…


貴方「…でも、居留守して意固地になって居座られても嫌ですし…早々にお引き取り願いましょうか」

愛「あたし止めたから、しーらない…」


貴方「やれやれ…」

貴方「とりあえず、あったかい缶コーヒーでもあげれば帰ってくれるかな…?」


<ぴーんぽーん…


貴方「はーいはい、今出まーす」

純「出るのっ…?」

貴方「取り立ての方だとしても、寒いでしょうしね」


 ガチャッ

貴方「はいはい、一体、どなた様――」

取立人「社長さんいますか?」ギロッ

貴方(あ、カタギじゃない目だ)


貴方「申し訳ありません、もうこの数週間、行方を暗ませていまして」

貴方「今日はお引き取りいただけますか?」

取立人「そうもいきませんなあ…。こっちはお金を払ってもらわないとならないんですよ」ガシッ ←ドア掴んだ

貴方「そうは言われましても…」


取立人「ああああっ!?」

取立人「払うもん払うのは社会の常識と違いますかぁっ!!?」


 ↓1 うわ、聞く耳も持ちやしねえ…

 偶数 踏み込んだきたぁー!!?
 奇数 貴方ならきっとやれる




取立人「とりあえずほんとにいないか、中ぁ改めさせてもらえますかねえ?」

貴方「いえいえ、申し訳ありませんが…取り込み中なのでご遠慮をいただけますか?」


取立人「ああん?」

貴方「申し訳ありません」ニコッ


貴方「…」

取立人「邪魔ぁしないでもらえますかぁ?」

貴方「申し訳ありません」

取立人「申し訳ないって思うんでしたら、ご協力を」

貴方「いえいえ、ご冗談を」

取立人「冗談でやってないんですがねえ」

貴方「おや、では本格的にお引き取りを願わなくては」


 バチバチ…


 コソッ…

純「うわ、怖っ…」

奏「…」ブルブル

蓮「…」


取立人「まあ…この天候ですからねえ、警察さんもすぐには来れないと思いますが…」

取立人「それでも、邪魔されるということでいいんですかねえ?」

貴方「いえいえ、邪魔者はそちらでしょう?」

取立人「……おいっ」

貴方(んっ…? げっ、後ろに、いわゆる若い衆的な人がいたのか…)

貴方(あんなのに突撃されてきたら、ちょっとなあ…)


取立人「ここに何か壁ぇあるから、ちょっとどかせ」

若い衆「っす」

貴方「……今、何と?」

取立人「ん?」

貴方「誰が、壁だと仰りました?」

取立人「お前さんですが――ぶへばぁっ!?」ドサァッ

若い衆「兄貴っ!?」


貴方「ほほう…わたしを、壁と?」

貴方「壁には手なんかないんで、殴られるなんていうことも、もちろんないですよね?」


 ↓1 絶壁Pは強かった?

 偶数 そらもう、絶壁なこと以外は何でもな人やし
 奇数 ついでに蓮くんもいつの間にか加わっていた




若い衆「この貧乳が――ひでぶぼらべぇっ!?」ドサァッ

取立人(な、何や…何が起きたんや!? 今、この女、拳を振るったんか、蹴りぃ入れたんかっ!?)

取立人(何も見えへんかった…!?)


貴方「お引き取りを、願えますね?」パキパキ

若い衆「あ、兄貴ぃ…」

取立人「び、ビビるなっ! しょせん、ただの貧相な壁女や!」

取立人「ワシらのやり方ちゅうもんを――」

 ドゴォンッ


取立人「」

若い衆「」

貴方「…」パラパラ


貴方「…寒いでしょう?」

貴方「どうぞ、この缶コーヒー、あったかいんで、お持ちになって帰ってください」つへこんでる缶コーヒー



 ↓1 鉄壁Pは腕っ節も豪腕

 偶数 純くんが何故か慕うようになった
 奇数 アイドルたちにややビビられた(特に純くんと奏ちゃん



 バタムッ

貴方「よしっ」

貴方「これでうるさいピンポンには悩まされることもなくな――」クルッ


純「…」コソッ

奏「…」ビクッ

純「おいっ」グイッ

奏「あうっ…」ヒョコッ


貴方「あれ…?」

貴方(な、何か…ちょっと怖がられてしまったような…?)


蓮「…」

貴方「あ、蓮くん…」

蓮「……御控えなすって」スッ

貴方「わたしはその道の人じゃありませんよ」


愛「うわぁ…あんなん追い返すとか、頭おかしいんじゃない…?」

愛「くわばら、くわばら…」グビッ


貴方(ちょっと怖がられてしまった…)

貴方(………ちょっとだよね?)



 ↓1 いや、ちょっとじゃなかったな

 1 怖くないアピールのために、ちょっとこう、トランプとかして遊ぼうか? ね、ねっ?
 2 怖くないアピールのために、クリスマスプレゼントとかあげるって物で心を釣る作戦
 3 いっそのこと、これを機に間野っちのように威厳あるプロデューサーとして…?



貴方(うーん…)


奏「…」チラッ

純「目ぇ合わせるなよ…」ヒソ


貴方(この…何か、街中にクマが出没していますよ、みたいな…時の、クマの気分)

貴方(いやいや、何もしませんから…わたしはクマじゃないんだから)


貴方「…」

貴方(いや…あえて、これを利用して先輩のように威厳あるプロデューサーにステップアップをする時…?)

貴方(ちょっとやってみようかな?)


蓮「…姐御、上納金代わりです」つ熱燗

貴方(……蓮くん、意外とボケたがり?)

貴方(これでちょっとやってみようかな…? えーと…?)


 ↓1 台詞選択

 1 蓮坊、若い衆(純くん&奏ちゃん)はええ子にしとるかのう?
 2 杯を交わしましょうか。9:1で
 3 その他、自由台詞



貴方「蓮坊」

蓮「! ……へ、へい」

貴方「若い衆はええ子にしとるかのう?」

蓮「…」チラッ


純「!?」

奏「っ…」ブルッ


貴方「な、なーんて――」


純「そうだ、冬休みの宿題やろっと!! ほら、奏も何か、あ、ぽ、ポーズでいいからっ…」ヒソッ

奏「う、うう、うん…」


貴方「え、ちょっ…」

蓮「ええ子に…しとります…」

貴方「え、あ、はい」

蓮「ええ子でなくなったら…詰めますかい?」

貴方「えっ?」

貴方(蓮くんが、乗ってる…!?)


純「つ、詰めるって…?」

奏「……指、ちょきん…?」

純「えええっ…? え、えっ? えっ…?」


貴方「…」

蓮「…」


貴方(何だろう、ちょっと面白い…!!)

蓮(あいつら、バカなのか、素直なのか…。後者にしとくか…)


 ↓1 仁義ごっこを地味に楽しんでる貴方と蓮くん

 偶数 そこへ現れたのは、春日野さんじゃないですか
 奇数 若い衆はとっても根はいい子たちみたいですね



 バンッ

貴方「んっ…?」

愛「こないなところで密会たあ…なめてくれとるようで」

貴方(えっ? あれっ? 愛まで何故か混ざってきてる?)

蓮「…!」


愛「蓮、何でこいつとこないなところ会うとるんや?」

蓮「…」

愛「都合が悪くなればすぐ黙る…。伯父貴に目ぇかけてもろうて、お前はとんだこうもりやなぁ?」

貴方「これはこれは…ええところに。茶ぁでも一緒に飲みますか?」

愛「阿呆かいな。…人の舎弟を手の平の上でころころころころ…それがやり方ちゅうわけですか?」

貴方「仰られてる意味が、分かりませんのう?」


純「……何これ?」

奏「………任侠…映画…?」

純「に、にんきょー…?」


蓮(…ていうか)

貴方(これって…)

愛(混ざってはみたものの…)


大人組(((どう収集つければいいんだ…?)))


純「何これ、どうなるの…? どういう状況…?」

奏「……れ、蓮くんを…取り合ってる…構図…?」

純「そうなの?」


 ↓1 そうして夜は更けていった

 偶数 尚、寸劇はやめるタイミングが分からずにどんどん意味不明な方向へ向かって、最終的にスペースオペラを展開したそうな
 奇数 あれ、威厳どこいった?




蓮「こ、このままでは…我が軍は全滅です…!」

貴方「主砲、発射準備!!」

蓮「ですが…それでは友軍が…!」

貴方「この戦いに勝たねば誇り高い戦士たちが無駄死にをすることになります!」


愛「おーっほほほほ! そうくるのはお見通しよ!」

愛「主砲が撃たれる前に敵艦を落とすのよ!!」

奏「は…はい…」


貴方「…」

愛「…」

奏「…」

純「…」


蓮「…」チョイチョイ

純「…何?」

蓮「…」ヒョイッ

純「ちょ、何っ…!?」

蓮「どーんっ」ポイッ

純「痛っ」ドサッ ←お布団の上に投げられた


蓮「金目隊員が巻き込まれました」

貴方「くっ…! あなたの死はムダにしません…!」

純「俺死んだの、今ので!?」


愛(いつまで続けるの…これ?)

貴方(そろそろ寝たい…)


奏「……わくわく」

蓮(そろそろ面倒になってきた…)


純「俺まだ何も活躍してないじゃん! ねえっ!」



 ↓1 好感度

 全員まとめて、一桁分上昇



貴方「…こんなクリスマスの朝が存在するなんて、思ってもいなかった…」

愛「…」スパ-

蓮「…腹減った」

貴方「…雪、やみましたから、朝ご飯、コンビニで買ってきましょうか…」


純「Zzz」

奏「Zzz」



 春日野愛 女 25歳 誕生日:6月
 体力:3 頭脳:6 精神:1
 歌:1.00 踊:1.00 容:3.00 表:5.00 演:5.00
 熱:1 道:2

 刹那主義者:後先もプライドもかなぐり捨てて、今さえ良ければどんな立場にも立つ。ある意味でとっても愉快な人
 超インテリ:まるでウィキペディアから引用するかのように色んな知識が豊富

 特技:ー
 趣味:ー

 好感度:【40/まないた】

 メモ:ー
 路線:ー
 動機:うっかり間違ってアイドル事務所に
 持ち歌:ー


 榊漣 男 21歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:5 容:4 表:3 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【47/名前忘れた…】

 金目純 男 13歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:4 容:3 表:2 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【36/俺リーダーしたかったのに】

 澄谷奏 女 12歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:2 踊:2 容:5 表:4 演:4 熱:? 道:?
 好感度:【36/リーダーなんてムリ】



貴方(あ、来週はもう年末だ…)

貴方(………この1ヶ月、何をしていたんだろうか…?)

貴方(いや…別に、ムダなことは…うん…きっと…?)


貴方(レッスンをするか…営業をするか…。とりあえず営業して、活動資金を稼ぎたいな)

貴方(でなきゃ、曲を用意することもできないし…)


 ↓1 予定

 1 営業
 2 レッスン
 3 ユニット名考えようか…




 ―― 12月 4週目


貴方「…」

貴方「営業しなくちゃ」


貴方(4人ででも…誰かひとりにでも…)

貴方(とりあえず、何かしらの仕事をして活動資金をどうにかしないと)

貴方(自腹を切り続けて回収できなくなるなんてごめんだし…)


貴方(確実に何かしらの仕事を取るのであれば…やっぱり、代理店…)

貴方(局は確実性に欠くけど、いい仕事がたまにあるんだよなあ…)

貴方(業界バーは…あんまりいい仕事をゲットできてないし…)



 ↓1 営業先

 1 テレビ局
 2 広告代理店
 3 業界バー




貴方「――という感じでして」

*「まさかのソクプロさんでしたか」

*「あなたはいつも大変そうなことをしてらっしゃる…」

貴方「ははは…お仕事ください」ペコッ


*「分かりました」

*「とは言え…あまり、大したものはありませんが…」



 ↓1 持つべきものは知人の広告マン!!

 1 ちっちゃいイベントの司会のおねえさん
   容姿:3
 2 遊園地の新アトラクションの映像広告
   容姿:3 表現:3
 3 奇妙な味が売りのガムメーカーの新作ガムのプロモイベント
   容姿:3 表現:3 演技:4



*「遊園地の新しいアトラクションのお披露目があるんですけれど…」

貴方「ほほうっ?」

貴方「その仕切りとかですか? まっかせてくださ――」

*「ああいえ、遊園地のホームページに載せて、あとはお披露目の時も少し流す程度の映像広告です」

貴方「あ…はい」

貴方「それでけっこうです、お願いします」

*「分かりました。撮影は年明け…1月の、2週目というところですね」

*「遊園地ですし、ファミリー感とか、友人同士とか、恋人同士とか…何か、そういう雰囲気、どれかでもできればと」

貴方「はい」


*「にしても…バラバラな4人ですね」

貴方「はは…まあ…」

*「上は25歳、下は12歳…。一回りもあるとは」

貴方「…」

*「しかも、その間も、21歳と、13歳…。丁度いい、手頃なところが抜け落ちてる具合ですね」

貴方「ま、まあ…はい」

*「…なんなら、あなたは優秀ですし、うちに転職しますか?」

貴方「いえいえ…わたしはしがない、アイドルのプロデューサーですから」



貴方「――と、いうわけで」

貴方「1月2週目にお仕事ですよ!」

愛「ふーん…」

蓮「…」モグモグ

純「あ、奏、醤油とって」

奏「うん…」

貴方「いや、ちょっとくらい食いつきましょうよ…」



 ↓1 ところでみんな、年末年始は?

 1~3 年少組はご家族と
 4~6 春日野さん以外はご自宅で…って蓮くん、お家あったのん?
 7~9 超お暇らしい




貴方「ところで、年末年始はみなさん、どうされるんです?」

純「ばあちゃんチ」

奏「おじいちゃんのお家…です」


貴方「蓮くんと愛は?」

蓮「ここ」

愛「あたしも」


貴方「そうですか…」

貴方(まあ、純くんと奏ちゃんはそうだろうとして…この2人、バイトもしている様子がないし…)

貴方(この事務所という名ばかりのマンションの一室でぐうたら三昧だなあ…)


貴方「…」



 ↓1 ふと思いついた貴方

 1 大人組からは生活費を徴収しまーす、アイドルのお仕事ない時はちゃんと稼いできてくださーい
 2 年末年始、この2人はレッスン漬けにしてやろう
 3 じゃあ年末年始は、たっぷり飲み食いして大人組で語り合おうか




貴方「じゃ、年末年始はじっくりゆっくり、お酒でも飲みながら語り合いましょうか」

愛「気前いいわね」

蓮「…酒はあまり…」

貴方「何かここ、事務所というか…ホームになりつつありますしね」

蓮「レンタルビデオ、ここの住所でいいか?」

貴方「いいんじゃないですか?」

愛「あら、何観るのよ?」

蓮「…ホラー?」

貴方「冬に、ですか…」


純「何か…大人ってダメダメだな…」ボソ

奏「…」コクッ



 ↓1 そして年末を迎えた…

 1 だらだらトーク!!
 2 お酒を入れてじっくり身の上話的な?
 3 テレビを見つつ、だらだらぐだぐだ…



貴方「では、かんぱーい」

愛「はいはい、乾杯」

蓮「…ん」

 カチンカチンッ


貴方「ふぃ~…お燗が身に染みる…」

愛「このぬくい感じが冬って感じよねぇ…」

蓮「……喉が熱くなるな…日本酒は…」


貴方「どうでした、この1年」

愛「最悪よ…こんな事務所紛いに入っちゃうし」

貴方(紛いとまで言われるようになってしまった…)

愛「年明けにオーディション受けにいったら、若い娘だけとか言われて門前払い…。でっかい映画だったのに」

貴方「……それって、何かこう、エキセントリックでハードでワイルドで…みたいな?」

愛「知ってんの?」

貴方「いえ、わたしもSSプロのアイドルの子たちを連れて行ったものですから」

愛「ふうん…」


貴方「蓮くんはどうです?」

蓮「…まあ、別に。前のビルより、ここの方が居心地はいい」

貴方「そう…ですか? 狭いじゃないですか」

蓮「あそこは飲み物はいくらでもあったが…食べものはな…」

貴方「どういう生活してたんですか…」

貴方(ていうか、ここでの飲み食いしてる食べものを誰が払ってると…)


 ↓1 どっちの身の上話が気になるんだい?

 1 あいさん
 2 れんくん



愛「はぁーぁ…」ゴクッ

貴方「どうかしました?」

愛「早く売れたい…1年も棒に振るなんて…」

貴方「まだ棒に振ると決まったわけじゃないですよ?」

愛「アイドルなんてやるつもりはないの。契約期間が切れるまでの、あと11ヶ月は生殺しじゃない」

愛「ま…レッスン料とかいって金取られないだけマシだけど」

貴方「はは…」

蓮「…」ゴクッ


愛「どうしてこんなことになってんだか…」

貴方「どうしてなんです?」

蓮「性格か」

愛「こら」ゲシッ ←おこたの中で蹴った

蓮「…」


愛「あたしはね、自慢だけどあんたらみたいのとは頭の作りが違って超優秀なのよ」

貴方「自慢だけど、って言っちゃうところに滲み出てますねえ…」

愛「あたしにかかれば出る作品は全部大ヒットに違いないのに、端役、端役、端役、端役の連続…」

愛「下積みぃ? バカ言ってんじゃないわよ、実力はあんだからさっさといい役寄越せってのに、あんのクソ事務所は…」

貴方「どこの事務所にいたんです?」

愛「ドロップライフエージェンシー」

貴方(それって超絶ブラックな環境で有名な、一握りのタレントだけを売って、それ以外の所属タレントからはレッスン料とか在籍料とか契約料とかって金を搾取しまくる超ブラックで、別名人生ドロップアウト事務所じゃ…)


蓮「…そもそも何で、女優なんだ?」

愛「女優の理由?」

貴方「ああ、気になりますね。どなたか、憧れる女優さんがいるとかですか?」


 ↓1 刹那主義者

 偶数 富と権力と名声が手に入るから…ってさ
 奇数 手っ取り早く金持ちになるためって…


 いくら0が連なろうが、偶数か奇数かだと、偶数なのですよ



愛「んなもん決まってるでしょ」

愛「富も権力も名声も、有り余るほど手に入るからよ」

貴方「うわあ…」

蓮「…」


愛「CM1本2000万クラスで、年に5、6本も出てればそれだけで年収は1億くらい超えるでしょ?」

愛「そんだけになれば影響力も持って、うざいのは消せるでしょうし?」

愛「多少態度が悪かろうが、あたしがブレーンに回って口出しできりゃあ、何だって売ってやるって話よ」

 カチッ
 シュボォッ

愛「だってのに…」スパ-

愛「どいつもこいつも、軽視しやがって…」


蓮「…」

貴方「…」


愛「こちとらてめえらよりも学歴も教養も圧倒的に上だっつーの」

貴方「おや、何やらすごい自信ですね? 大学はどちらを?」

愛「MIT」

貴方「マサチューセッツ工科大学!?」

蓮「…性格が全てダメにしてるな…」

愛「あああんっ!?」

愛「んなもんより実績よ、実績! こちとら、あんたの年にはMIT卒業してんのよ!」

蓮「!?」

貴方「しかも…飛び級卒…?」


愛「何でこう…ったく、最悪よ、ほんと」

貴方「……ひとつ思ったんですが」

愛「あん?」


 ↓1 台詞選択

 1 性格って、大事なんですねぇ
 2 別にアイドルでも、がんばれば年収1億なんて狙えますよ?
 3 その他、自由台詞




貴方「別にアイドルでも、がんばれば年収1億なんて狙えますよ?」

愛「嫌よ、アイドルなんか」

貴方「またどうして?」

愛「あんなんアホの代名詞でしょ?」

貴方「そこまで言い切りますか…」


愛「媚びてりゃ、どんなバカなこと言ってもかわいいとか言われるんでしょ?」

愛「バカはバカに違いないのに、何がばかわいいだか…。アホとしか言いようがないわね」

愛「そのくせ、どんなとこにも出しゃばってきて役者の仕事とかを奪いまくったりして」

愛「ヘタくそはヘタくそだけの世界に閉じこもってろって話よ」


貴方「本人たちも真剣に取り組んでいるんですよ?」

愛「あら、じゃあ真剣にやってりゃどんなにさんざんな結果でもいいってこと?」

貴方「そこまでは言いませんが、あんまり決めつけてダメだダメだと言うのも…何と言うか…立派な学歴に反して、狭量だなあと」

愛「はんっ、好きに言いなさいよ。蓮、つまみ」

蓮「…」スッ


 ↓1 意固地だなあ

 1 アイドルの方が楽しいと思うけどなー、って
 2 ちなみにどうして、蓮くんはそんなに素直に言うことを聞いてるのん?
 3 でも富と名声と権力なら、芸能界以外にもあるんじゃない?



貴方「でも、富と名声と権力なら、芸能界以外にもあるんじゃないですか?」

愛「分かってないわね…」

貴方「はい?」

愛「テレビに出なきゃ知られないでしょ。狭い世界でだけの名声なんかいらないのよ」

貴方「…そこまで言い切られると清々しいものさえ感じてしまいますね」

愛「当然よ」

蓮「…つまみ」つ炙ったイカ


愛「もっと手の込んだもん作んなさいよ」

貴方「肴は炙ったぁ~、イカでいい~♪」

愛「どうしていきなり歌いだすわけ?」

蓮「女は無口な~、人がいい♪」

愛「あんたよく知ってるわね?」


貴方「カラオケでも行きます?」

愛「奢り?」

貴方「ええ」

愛「まあ行かないけど…」

蓮「ヘタだからか」

愛「上等よっ、いいわよ、行きましょ」

愛「歌なんてしょせん、音程の上げ下げでしょ? んなもん、あたしの頭脳にかかりゃあ余裕なのよ!」



 ↓1 って言うけど春日野さん…

 偶数 頭でっかちも、大変なんだなあ…
 奇数 あんた、めっちゃんこ酷いから笑いもんにしかならへんで? しかも躍起になるし…




愛「しみじみドリンキン、しみじみリィィィ~♪」

蓮「っふ…くくく…」プルプル

貴方「英語で…ごまかしに、かかっ…www」プルプル


 ※参考https://www.youtube.com/watch?v=R3ixhRz4YXQ


愛「ちょっと! 笑ってんじゃないわよ!!?」

 ドゥルルルルルルルルルルル…

貴方「す、すみませ…いや…もう……お腹が、痛くて…」

蓮「ふぅ、ふぅーっ…」

愛「ったく、点数見てなさい? これなら…」

貴方(まあ…採点ゲームも、何だかんだで、60点台からしか表示はしないし…)

採点『42点! 歌を好きになることから始めましょう』

貴方「はっはっは!」

蓮「はははははっ!!」

愛「ぶっ壊れてんじゃないでしょうね、この機械っ!?」


愛「こうなったら、100点出すまで帰らないわよ!?」

貴方「それって永遠じゃ…」

愛「あああんっ!?」


 ↓1 歌唱力が…

 コンマ一桁分だけ、上昇です



 歌唱力:1.07


貴方「お腹が…痛い…」

蓮「」←笑いすぎてソファーに倒れてる


愛「…こえ…もぅ……でな……」


貴方「ふっ…くく…」プルプル

愛「っ…!」


蓮「……あ…」

貴方「ふぅ…ど、どうしました…?」

蓮「……あけおめ」

貴方「おや…もう、日付が変わっていましたか。あけましておめでとうございます」

愛「……」


貴方「どうしました?」

愛「…っ…!」

蓮「…ああ…喉枯らして何も言えないのか…」

貴方「枯らすほど上手でもないのに…www」

愛「!!」


 ↓1 愛好感度

 コンマ一桁分

 ↓2 蓮好感度

 コンマ二桁分



 ―― 1月 1週目


貴方「あけましておめでとうございます」

純「おめでと」

奏「あけまして…おめでとうございます」


純「ねえ」

貴方「はい?」

純「お年玉ちょーだい」

貴方(最近の子って、現金…!!)



 春日野愛 女 25歳 誕生日:6月
 体力:3 頭脳:6 精神:1
 歌:1.07 踊:1.00 容:3.00 表:5.00 演:5.00
 熱:1 道:2

 刹那主義者:後先もプライドもかなぐり捨てて、今さえ良ければどんな立場にも立つ。ある意味でとっても愉快な人
 超インテリ:まるでウィキペディアから引用するかのように色んな知識が豊富

 特技:ー
 趣味:ー

 好感度:【42/まないた】

 メモ:ー
 路線:ー
 動機:うっかり間違ってアイドル事務所に
 持ち歌:ー


 榊漣 男 21歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:5 容:4 表:3 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【125/愉快】

 金目純 男 13歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:4 容:3 表:2 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【36/俺リーダーしたかったのに】

 澄谷奏 女 12歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:2 踊:2 容:5 表:4 演:4 熱:? 道:?
 好感度:【36/リーダーなんてムリ】



貴方「さて…年も明けたことですし」

貴方「ビシバシ、お仕事をしていきましょう」


 ↓1 今週は

 1 レッスンじゃあい!
 2 営業行くわ!
 3 仕事運が上がるとか評判のところへみんなで初詣いこか?




貴方「レッスンですよ!!」

貴方「もう、本格的に、ビシバシとやっていきますからね!!」


愛「あっそ…」

純「オバサン、お年玉ちょーだい」

愛「は? 礼儀もないガキんちょにやるお年玉なんかないわよ」

純「無職だもんな」

愛「ああんっ?」


奏「………」クイクイ

蓮「…ん?」

奏「……お、お年玉…」

蓮「…」

蓮「……」

蓮「………」


蓮「…ポチ袋ないから…また、今度…」

純「奏、やっぱダメだよ、ここの大人。かいしょーなしだから」

蓮「」


貴方(ある意味では、間違っていないのかも…?)

貴方「って、レッスンしますよ。お年玉ねだるのは後にしてくださいね」

純「プロデューサーはケチでもくれたのに」

貴方(中学生は3000円でもケチ扱いなのか…)


 ↓1 レッスン!!

 1 歌唱力
 2 ダンス
 3 容姿
 4 表現
 5 演技

 ※細かい数値を表示するのは愛だけですが、レッスン回数や得手不得手に応じて、他のユニットメンバーも上昇していきます



 歌唱力:1.11


貴方(絶望的に伸びない…)

貴方(いや…でもまだ、ちゃんとした歌唱レッスンが初めてだから…という可能性も…)


純「奏、ちゃんと音聞いてる?」

奏「ひぅ…」

純「お、怒ってないって…だからさあ…」

蓮「…堂々としとけ」


愛「…」

貴方「…ドンマイ」

愛「何よ、そのフォロー?」

貴方(愛の方があれなのに、蓮くんも純くんも奏ちゃんのフォローをしているところについてです」


愛「途中から口に出てるわよ!」

貴方「おっと、失敬…」


 春日野愛 女 25歳 誕生日:6月
 体力:3 頭脳:6 精神:1
 歌:1.11 踊:1.00 容:3.00 表:5.00 演:5.00
 熱:1 道:2

 刹那主義者:後先もプライドもかなぐり捨てて、今さえ良ければどんな立場にも立つ。ある意味でとっても愉快な人
 超インテリ:まるでウィキペディアから引用するかのように色んな知識が豊富

 特技:ー
 趣味:ー

 好感度:【42/まないた】

 メモ:ー
 路線:ー
 動機:うっかり間違ってアイドル事務所に
 持ち歌:ー


 榊漣 男 21歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:5 容:4 表:3 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【125/愉快】

 金目純 男 13歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:4 容:3 表:2 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【36/俺リーダーしたかったのに】

 澄谷奏 女 12歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:2 踊:2 容:5 表:4 演:4 熱:? 道:?
 好感度:【36/リーダーなんてムリ】



貴方「さて、来週は遊園地の新アトラクションの広告映像を撮影するわけですが」

純「それ乗れるってこと? 他のは乗れないの? 撮影の後とか!」

貴方「あー…まあ、時間があれば…?」

純「やった♪」

貴方「それでですね…その新アトラクションなんですが」


 ↓1 どんな?

 1~3 え、オバケ屋敷?
 4~6 フリーフォール系
 7~9 コースター系



貴方「まあ、いわゆる、フリーフォール…というやつでしょうか?」

純「フリー、フォール…?」

貴方「ほら、あの…椅子みたいなのに座って、高いところまで上がっていって、一気に落ちるっていう」

純「あ、あれね! 分かる、分かる。楽しそう!」

奏「…怖そう…」

蓮「寒そう…」

貴方「……確かに、ちょっと寒そうですね…」


愛「んで、きゃー、とか、わーとか騒ぐってわけ?」

愛「ありがちねえ…」

貴方「まあまあ、そう仰らずに」


貴方「で…まあ、3人以上寄越してくれ、ということなんで」


 ↓1 お仕事の中身的には…

 1 みんなで行きましょう
 2 誰か、お休み?
   ※誰をお休みで連れてかないか併記やで




貴方「…まあ、みなさんで行きましょうね」

純「え、オバサンも…?」

愛「何よ?」

純「だって…やる気ないんでしょ?」

愛「それでもギャラは大事なのよ、乾涸びるっての」

貴方(いやいや、わたしの自腹であなたは毎日3食きっちり食べて、お酒までたしなんでるじゃないですか)


貴方「喧嘩しないでくださいね?」

貴方「遊園地でのお仕事なんですから、楽しい感じを満載でやりましょう」



 ↓1 そして、お仕事へ

 1~3 喧嘩せんといてーな…
 4~6 奏ちゃん、高いとこ怖いの? 乗れないの? そっかぁ…でも乗ってもらわないと…
 7~9 蓮くーん、楽しそうな顔してー、奏ちゃーん、怖がらんといてー



 00 SUPER SPECIAL


貴方「さあ、つきましたよ」

純「うおー…遊園地だ」

奏「……でも、人いない…」

蓮「早朝だからな…」

愛「ふわぁぁ…」


貴方「朝の内にさくっと撮ってしまいましょう、ということなんですよ」

貴方「ちょっと冷え込みが厳しいですが…ちゃちゃっとやりましょう」

貴方「ええと…担当者さんとの待ち合わせが、ここなんですが…」


担当者「あ、どうも、おはようございます」

貴方「ああ、どうも。はじめまして」

担当者「それでは早速ですね、撮影の準備が――えっ?」

貴方「?」

貴方「どうかしました…?」


担当者「あ、あなたは…!?」

貴方「えっ?」


 ↓1 何も考えず、誰かひとりをお選びになって

 1 愛
 2 蓮
 3 純
 4 奏





担当者「お…お嬢様では…?」

愛「あん?」

貴方「…え?」

純「…お、おじょうさ…?」

蓮「…この女にもっとも似つかわしくない言葉だな…?」

奏「…?」


担当者「や…やはり…総帥の…!」

愛「ああ…何、ここ、うちの遊園地?」

貴方「え?」

愛「…実家、複合コンツェルンなのよ…」

貴方「………えっ?」


愛「ふーん、こんな遊園地までしてたなんて知らなかったけど…」

担当者「も、もしかして、今日いらっしゃるアイドルの…」

貴方「ええ、うちのアイドルですが…」


担当者「!!?」

担当者「でっ、でしたら、ぜ、ぜぜぜ、是非とも! 是非とも、全国放映のコマーシャルにさせていただいてもよろしいでしょうかっ!?」


貴方「はいぃぃっ!?」

愛「いいわよ、別に…」

貴方「え、あの…えっ?」


純「…どーゆーこと?」ヒソ

蓮「……この遊園地の経営者の、関係者で…媚びへつらわれたところ…か?」

奏「お金持ち…?」


愛「てか、そんなじゃ意味ないでしょ。ふつーにやんなさい」

担当者「は、はいぃぃっ!?」ビクッ

貴方「………もしかして、愛って……あの、春日野グループの…?」

愛「まあ…総帥ってのの、娘にあたるわね」


貴方「」

蓮「」

純「そーすい…」

奏「お金持ち…」


 ↓1 スーパースペシャルな事実でした

 1 何で黙ってたんや?
 2 つか、そんなとこに生まれてんなら欲しいの全部揃うとるやん?
 3 春日野グループとは…




貴方「…どうして、今まで黙ってたんです?」

愛「いちいち言うほどのもんじゃないでしょ?」

貴方「いや、それにしても…」

蓮「…お嬢様、緑茶でございます」

愛「からかってんじゃないわよ」


愛「つか、関係ないのよ、こことは」

貴方「関係ないとは?」

愛「あたしは、あたしが優秀なの。生まれとか家柄なんかは関係ない」

愛「だから実家とは関係なしに全部を手に入れなきゃいけないのよ」

愛「援助も受けるつもりはないし、スポンサーにもしなくていいから、そのつもりでやんなさい」

貴方「えええ…?」


純「超金持ちだったんだ…すげー…」

奏「これ全部…あの人の…?」

純「ってことじゃん…? 遊び放題じゃん…やっべー…」


貴方「衝撃だな…」


 ↓1 お嬢様効果?

 偶数 何か、めっちゃくちゃ、超VIPな待遇なんだけど…
 奇数 撮影が終わったら、もう全部好きに乗っていいよって、超特別待遇フリーパスをもらっちゃった



<以上で終了です!!


担当者「本日は本当に素晴らしい撮影になりました」

貴方「い、いえいえ…」

担当者「こちらはほんの、心ばかりの気持ちでございますので、ゆっくりとこの遊園地で楽しんでいってください」

貴方「え…?」

担当者「どうぞ」つ超特別待遇フリーパス×5


貴方「ええと…?」

純「何それ?」

貴方「どんな乗り物も、並ばずに最前列へお越しになり、これをお見せください…」

貴方「どの園内の全てのお食事を無料でご提供させていただきます…」

貴方「グッズなど全ての販売物をいくらでも無償にてご提供させていただきます…

貴方「有効期限はございません、春日野グループ全ての遊園地でお使いいただけます…」


貴方「………………………………何この超特別待遇?」


純「すっげー! 遊び放題じゃん!」

純「奏、行こっ!」パシッ

貴方「あ、ちょっと、純くん…!? 迷子になりますよ!?」

純「へーき、へーき!」タタタッ


蓮「…俺にも」

貴方「ええ…?」

蓮「腹減った」

貴方「…」


貴方「愛はいります?」

愛「いらないわよ…。それよか煙草どこで吸えばいいの?」

担当者「はっ、是非、どちらでも!!」

貴方「ちょっと待った、それはなしで!!」



 ↓1 みんな、バラバラになってしもうた…

 1 愛のそばでみんなを待ってよ
 2 蓮くんは何食べとるん?
 3 保護者として年少組の監督はしておこう




貴方「はぁぁ…」

貴方「やれやれ…何だか、すさまじいことになってしまった…」


貴方「えーと…蓮くんは、お腹すいたとか言ってこっちに来ていたような…」スタスタ

貴方「あ、こんなとこのレストランにいた」

貴方「蓮くーん」


蓮「…ん」モグモグ

貴方「まためちゃくちゃ食ってますね…ていうか、カレーライスばっかり…」

蓮「…こういうところは、高いだろ?」

貴方「まあ、そうですねえ…。遊園地価格、とでも言いますか…」

蓮「そんなとこの料理を…皿を重ねて食べまくるという…ちょっとした夢を叶えられた」

貴方「………そ、そうですか」


 ↓1 何か喋ろうか?

 1 ……………ていうか、食べすぎじゃない?
 2 蓮くんって…意外とお茶目さんだよね?
 3 その他、自由話題




貴方「…蓮くんって」

蓮「…ん」

貴方「意外と…お茶目さんですよね?」

蓮「……意外?」

貴方「え?」

蓮「…………元来、ふざけて生きてきて、マジメだったことが1度もなかったような気が…」

貴方「いやいやいやいや、それはさすがに」

蓮「冗談だ」


貴方「やっぱりお茶目ですね」

蓮「……たまに、怖がられるからな」

貴方「ああ…」

蓮「だから、ふざける」

貴方「なるほど」

蓮「でもそれでも…逆にさらに怖がられたりする…」


貴方「…そう、ですか」

蓮「正直スカウトされたからアイドル………と名乗ることにしてるが」

貴方「はい?」

蓮「…怖がられるより、ファンみたいのに出会って驚かれて泣かれたりする方が、いいとは思ってる」


貴方(………もしかして、中身が1番まともなのって蓮くん?)


 ↓1 好感度

 蓮くんの好感度がコンマ一桁分


 そして、40分後をめどにまた会おう!




蓮「……げぇっふ」ポンポン

貴方「…よくもまあ、食べましたね…。10人前…?」

蓮「とりあえず…半殺しには遭ってもいいくらいに満足した…」

貴方「あ、さすがにそう簡単に死んでもいいほどの満足にはならないんですね」



 春日野愛 女 25歳 誕生日:6月
 体力:3 頭脳:6 精神:1
 歌:1.11 踊:1.00 容:3.00 表:5.00 演:5.00
 熱:1 道:2

 刹那主義者:後先もプライドもかなぐり捨てて、今さえ良ければどんな立場にも立つ。ある意味でとっても愉快な人
 超インテリ:まるでウィキペディアから引用するかのように色んな知識が豊富

 特技:ー
 趣味:ー

 好感度:【42/まないた】

 メモ:ー
 路線:ー
 動機:うっかり間違ってアイドル事務所に
 持ち歌:ー


 榊漣 男 21歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:5 容:4 表:3 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【131/愉快】

 金目純 男 13歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:4 容:3 表:2 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【36/俺リーダーしたかったのに】

 澄谷奏 女 12歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:2 踊:2 容:5 表:4 演:4 熱:? 道:?
 好感度:【36/リーダーなんてムリ】



貴方「さて…」

貴方「そろそろ、あの子たちも戻りますかねえ…?」

蓮「…」

貴方「蓮くん、いつまでも席を占領してないで行きましょう」

蓮「ん…」



 ↓1 待つこと

 1~3 6時間………
 4~6 3時間……
 7~9 2時間…



 ――30分

貴方「…まあ、まだまだ楽しんでるのかな…?」

愛「蓮、適当にスナック買ってきなさいよ」

蓮「…動けない…」


 ――60分

貴方「…あれか…? 片っ端から乗るってやつか…?」

愛「ふわぁぁ…」

蓮「Zzz」


 ――90分

貴方「遊園地のキャラクターが凝ってますね」

愛「…」スパ-

蓮「……シュールな設定だな…。趣味が、シュールストレミング缶を飛行機に持ち込もうとすることとか…」


 ――120分

貴方「…」

愛「…」

蓮「…」


 タタタッ

純「っはぁー、楽しかった、ただいま」

奏「た…ただいま…」


貴方「はい、お帰りなさい。それじゃあそろそろ、帰りま――」

純「ねえ、観覧車乗ろ?」

貴方「…」

蓮「観覧車…」

純「だってさー、さすがに観覧車はさ、2人で乗るって…さ?」

純「でも全部乗りたいし…だからみんなで乗ろ?」

貴方「いや、2人で乗っても何もないと思うんですが…」

純「は? それどーゆー意味?」

貴方(ほほえましくしか見れないって意味かな)



 ↓1 観覧車乗りたいってさ

 1 4人で乗っといでー
 2 蓮くんいってらっさい
 3 じゃあみんなで乗りますか…




貴方「……高いですねえ」

純「うおおお…遠くまで見れる…」

蓮「観覧車がてっぺんに来た時に、鏡を見ちゃいけないのは知ってるか?」

純「えっ?」

奏「うぇ…?」

蓮「観覧車は高いところにいくだろう? 鏡はあの世とこの世を隔てている…」

蓮「丁度、観覧車が頂上に到達した時に鏡を覗くと、魂だけが登り続けて死人の国へと連れていかれるらしい」


純「う、うう、う、嘘…嘘だぁー…?」

奏「か、鏡なんて…ないし…」


貴方「…」


貴方「おっと、前歯に何か挟まってる感じがするなあー? 鏡はどこかなー?」ゴソゴソ

純「うわああっ、バカバカバカ!!」

奏「ひぅぅぅ…」

貴方「はっはっは」

蓮「嘘だ」


純「へっ!? あ……い、いや別に信じてもないし、怖がってもないしっ!?」

愛「どこが…」

純「どこもだよ!」

愛「どんな切り返しなのよ、それ…?」


貴方(いやー、面白いぐらい何でも引っかかるんだなー、純くん)



 ↓1 もちろん、観覧車の頂上で鏡なんて話は実在しません

 偶数 たっぷり遊んでから帰りましたよ。年少組は大満足だったようです
 奇数 ちなみに超特別待遇パスは帰る時、丁重に全員分お返ししました




担当者「いや…し、しかしですね…」

貴方「いえいえいえいえ、本当に…。本日だけでも、もう本当に満足させていただきまして」

貴方「お仕事をさせていただいた身で、ここまでしていただくのは心苦しいものですから…」

貴方「どうもありがとうございました」


純「ちぇー…返しちゃうのかよ…」

奏「……ちょっと…残念…」

蓮「あれさえあれば、一生、遊園地暮らしができたな…」

純「い、一生…遊園地暮らし…?」ゴクリ

愛「半日で飽きるわよ…」


貴方「それでは、これで。ありがとうございました」


貴方(とんでもないパスを借りちゃったばかりに、とんでもなくお礼を言うハメになってしまった…)

貴方(ていうか、気前が良すぎるというか、媚びすぎというか…うーむ…)


貴方「ま、いっか」

貴方「さあ、皆さん帰りますよー」



 ↓1 愛・蓮好感度

 コンマ一桁


 ↓2 純・奏好感度

 コンマ二桁



貴方「はい、ホーム(事務所)に到着…っと」

貴方「皆さん、降りてくださーい」

蓮「ん…」

愛「ふわぁ…」

純「Zzz」

奏「Zzz」


貴方「…2人は寝ちゃってましたか。このままご自宅まで送っちゃいますので、今日はこれで」

蓮「ん」

愛「ふわぁーぁ…寝よ寝よ…朝早かったし…」


 春日野愛 女 25歳 誕生日:6月
 体力:3 頭脳:6 精神:1
 歌:1.11 踊:1.00 容:3.00 表:5.00 演:5.00
 熱:1 道:2

 刹那主義者:後先もプライドもかなぐり捨てて、今さえ良ければどんな立場にも立つ。ある意味でとっても愉快な人
 超インテリ:まるでウィキペディアから引用するかのように色んな知識が豊富

 特技:ー
 趣味:ー

 好感度:【50/まないた】

 メモ:超巨大複合コンツェルン春日野グループ総帥の娘だった
 路線:ー
 動機:うっかり間違ってアイドル事務所に
 持ち歌:ー


 榊漣 男 21歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:5 容:4 表:3 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【139/愉快】

 金目純 男 13歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:4 容:3 表:2 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【79/遊園地の仕事またしたい】

 澄谷奏 女 12歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:2 踊:2 容:5 表:4 演:4 熱:? 道:?
 好感度:【79/楽しかったです】



貴方(初仕事が完了…っと)

貴方(でも…ギャラが安いから、ピンハネしても交通費のガス代でとんとん…黒じゃあないなあ…)

貴方(しっかし…このままでいくと、半年後にはコツコツ貯めてきた蓄えが………)


貴方(仕事しよ…)


 ↓1 来週は

 1 営業
 2 レッスン
 3 ユニット名くらい考えるか



 ―― 1月 3週目


貴方「はーい、今日はユニット名を考えましょー」

蓮「愉快な純と不愉快な仲間たち」

純「それ何か、俺だけ変な人みたいじゃん…」


貴方「まあまあ、とりあえず…えーと…愉快な純と…」

純「メモらなくていいし!」

愛「ま、好き勝手どーぞ…」


奏「…」

純「ん…? どしたの?」

奏「…」ヒソヒソ

純「何…? うん………」


貴方「何です?」

純「………ぷ、ぷり…プリティー…なんとか…って」

奏「プリティー…ショコラティエ…」

貴方「おや、かわいいですね」

純「俺絶対ムリ」

奏「う…ひぅ…グスッ…」

純「!? な、泣くことないだろっ…?」



 ↓1~3 ユニット名

 何かいい具合に候補をあげちょくれ

 ※10分くらい経って3つ埋まんなかったら次いくやで
  10分くらい経っても1つも出なかったら、まあ、勝手にやるやで




貴方「――とまあ、議論を尽くした結果…」

純「あれっ? いつ?」

蓮「…それはタブーだ、純」

愛「ふわぁ…」

奏「…どきどき」


貴方「案は、この3つに、あいなりました」


 プリティー・ショコラティエ
 クルージング・ラバーズ
 トレジャーシップ


貴方「……何となく、船っぽい雰囲気…があるんですね」

蓮「沈没船の」

純「ダメじゃん…」

愛「沈みゃあいいわよ」

奏「…どきどき」


貴方「では、投票に参りますよ!」

貴方「いっせーの、でいきましょう」


貴方「いっせーの――」



 「クルージングラバーズ」
 「トレジャーシップ」
 「トレジャーシップ」
 「プリティー…ショコラティエ…」
 「クル…なんとか」


貴方「……おっと…割れましたね」

奏「うぅぅ…」グスッ


純「どうするの?」

蓮「…」

愛「別にどっちでもいいけど…」

貴方「じゃ、クジでいきましょう…」

貴方「えーと…じゃあ、この箱の中に、5枚の紙を入れて…1枚が奏ちゃんの案で、あと2枚ずつが、それぞれですからね」


貴方「さて…何が出るやら」



 ↓1 ユニット名、決定

 1~4 クルラバ!
 5~6 プリショコ…だと…?
 7~0 トレジャーシップ



 バッ…


貴方「さて、この紙には…何と書いてあるのか…」


 ガサッ

奏「…どきどき」

 ペラッ…



貴方「トレジャーシップ、です」

蓮「…まあ」

純「…うん」

愛「どうでも…」

貴方「無難」


奏「ひぅぅ…」


貴方「トレジャーシップ、ということでいきましょう」

貴方「トレジャーシップ…宝船、みたいなイメージですかね?」


貴方「うんうん、お客さんに笑顔という宝物を運んで回る船…みたいな。いいじゃないですか」

純「あ、何かいいかも」

蓮(単純だな…)

愛「沈没船でしょ…?」


 ↓1 ユニット名が決まったことで…

 1 じゃあ、これからがんばろうということで何か食べよう
 2 何かこう…どうせなら設定的なところとか考えてしまおう
 3 奏ちゃん、元気出して。ちょっとほら、かわいすぎた、ってだけだから




貴方「……えーっと、奏ちゃん」

貴方「ほら、採用されなかったからって、あんまり落ち込まないでください」

貴方「ちょっと、かわいすぎて…ほら、男の子もいますし、ちょびっとだけ、ミスマッチだったというだけですから。ね?」


奏「うぅ…グスッ…」

貴方「さ、ほら。かわいいお顔が涙で台無しになっちゃっていますから」

貴方「ね?」


 ↓1 泣きやめる?

 偶数 男子やさしい
 奇数 なく子も黙る(ほど奏ちゃんにとっては怖い)貴方(?)




奏「グスッ…」チラッ

貴方「さ、涙を拭いて」つハンカチ


貴方『若い衆はええ子にしとるかのう?』


奏「…………グスッ…」ゴシゴシ

貴方「お、偉いですね――って」


 ツツツ…

貴方(露骨に距離を取られた!?)


純「どしたんだよ?」

奏「………いい子です…ヒック…」

純「?」


貴方「…」

貴方(あれれ…? 何かこれ、怖がられてる…?)

貴方(何故だろう…?)

貴方(まあ…誤解はちょっとずつでも解けばいいか)



 ↓1 好感度

 全員分まとめてコンマ一桁分上昇



貴方「よし…」

貴方「ユニット名も無事に決まったことだし、心置きなく、ガンガン、お仕事に打ち込めるな」

貴方「…しっかし、お金の減りが早い…。気づいたら、純くんと奏ちゃんまで、お夕飯を食べていってるからなあ…」

貴方「うーん…節約しなくては」



 春日野愛 女 25歳 誕生日:6月
 体力:3 頭脳:6 精神:1
 歌:1.11 踊:1.00 容:3.00 表:5.00 演:5.00
 熱:1 道:2

 刹那主義者:後先もプライドもかなぐり捨てて、今さえ良ければどんな立場にも立つ。ある意味でとっても愉快な人
 超インテリ:まるでウィキペディアから引用するかのように色んな知識が豊富

 特技:ー
 趣味:ー

 好感度:【55/まないた】

 メモ:超巨大複合コンツェルン春日野グループ総帥の娘だった
 路線:ー
 動機:うっかり間違ってアイドル事務所に
 持ち歌:ー


 榊漣 男 21歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:5 容:4 表:3 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【144/愉快】

 金目純 男 13歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:4 容:3 表:2 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【84/遊園地の仕事またしたい】

 澄谷奏 女 12歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:2 踊:2 容:5 表:4 演:4 熱:? 道:?
 好感度:【84/楽しかったです】

 ユニット:トレジャーシップ
 歌:2.75 踊:3.00 容:3.75 表:3.50 演:3.75
 状態:約1名浮いてる



貴方(来週の予定はーっと…)


 ↓1 来週は

 1 営業
 2 レッスン
 3 挨拶回り
  (テレビ局にアイドルを引き連れていって顔見せ)



 ―― 1月 4週目


貴方「さあー、レッスンをしますよー」

貴方「ビシバシ、やりますよー」


純「何のレッスン? 歌? ダンス? どっちでもいいよ!」

貴方「純くんはやる気に溢れてていいですね」

純「えっ? べ、別にそこまで…でもないけど…?」

貴方「ふふ…」


貴方「それに引き換え…」

愛「…」

貴方「だるっだるのジャージですよね、それ…」

愛「いいでしょ、何だって」

貴方「まるでやる気のなさが視覚化されているようで…」



 ↓1 レッスン!

 1 歌
 2 ダンス
 3 容姿
 4 表現
 5 演技



 歌唱力:1.26


貴方「いっそ…何故ですか?」

愛「………知らないわよ」

貴方「役者さんとしても、ミュージカル的な舞台もありますし…ちょっとはやりません?」

愛「知らないわよ」

貴方「あなたの頭脳を持ってしても?」

愛「いっそあたし以外の全てがおかしいのよ」


貴方「うーむ…」


貴方(トレジャーシップは、どうも男の子の方がステージパフォーマンスは向いていて、女の子はそれ以外が長けてるって印象だな)

貴方(補い合えればいいものの…このままぶつけたら、もう悪目立ちしすぎるだろうな…)



 春日野愛 女 25歳 誕生日:6月
 体力:3 頭脳:6 精神:1
 歌:1.26 踊:1.00 容:3.00 表:5.00 演:5.00
 熱:1 道:2

 刹那主義者:後先もプライドもかなぐり捨てて、今さえ良ければどんな立場にも立つ。ある意味でとっても愉快な人
 超インテリ:まるでウィキペディアから引用するかのように色んな知識が豊富

 特技:ー
 趣味:ー

 好感度:【55/まないた】

 メモ:超巨大複合コンツェルン春日野グループ総帥の娘だった
 路線:ー
 動機:うっかり間違ってアイドル事務所に
 持ち歌:ー


 榊漣 男 21歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:5 容:4 表:3 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【144/愉快】

 金目純 男 13歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:4 容:3 表:2 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【84/遊園地の仕事またしたい】

 澄谷奏 女 12歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:2 踊:2 容:5 表:4 演:4 熱:? 道:?
 好感度:【84/楽しかったです】

 ユニット:トレジャーシップ
 歌:2.75 踊:3.00 容:3.75 表:3.50 演:3.75
 状態:約1名浮いてる



 今夜の更新はここまでっす
 おつでござんした


 ~お年玉事情~

純「あーあ…3000円しかもらえなかった…」

純「ケチだなー…大人なのに。…奏、いくらもらった?」

奏「え? あ……ぜ、全部で?」

純「全部で。今年」

奏「……2万4000円…?」

純「!?」

純(俺…合計で9000円なのに…小学生の奏の方が、もらってる…)


TV『僕ねー、このお正月にね、事務所の年下の未成年の子たちにお年玉、たーんまりあげちゃったんだー』

純「ん…?」

TV『そしたらさあ、佑香がね、お年玉のお礼とか言ってその後に僕んとこに来てね? 何したと思う?』

TV『お金かけた悪戯見せてくれて、新年大笑いしちゃったよ。どんな悪戯かって言うとね、うちの事務員さんのデスクを鏡餅置きまくるってだけなんだけど、壮観でさあー』


純「…」

純「……他のアイドルの事務所って…景気いいんだ…」



 ~お年玉事情、其の二~

貴方「…」

貴方「貯金が、ヤバい…」

貴方(純くんにせびられて3000円…。同額を奏ちゃんにもあげて、合計6000円…)

貴方(正月にタカシくん主催の新年会へお呼ばれしたら、佑香ちゃんにせびられて…1000円…)

貴方(ひとりにだけあげるわけにもいかずに衣依ちゃんに3000円、高校生組に5000円ずつ…)

貴方(普段なら、別にそこまで悩むことではないものの…)


貴方「………生活費、やっぱり出してもらおうかな…?」

貴方「ギャラから生活費分を天引きとか…?」



 ~お年玉事情、其の三~

 シィィィン…
 ゴクリ…

スバル(新年明けて、みんながそろってしまったこの場で、まさかいきなり、こんな緊張を迎えるとは…。けれどこれはタイミングが悪かっただけのこと…)

スバル(佑香が僕にお年玉をねだってきて、ついついうっかり、そのドアが開いたのを確認せずに、はっきり“彼”から見えるようにあげてしまったせい…)


誠「お……おと…おとし、だ…ま…」ゴクリ

佑香「……!!」

スバル(ごめんまこちゃん…! まこちゃんがこんな場面を目撃したらあげざるをえない男気を持ってるのは知ってたのに、うっかりと…!!)

スバル(事務所の誰もが、まこちゃんの挙動を見守ってしまっている…。あげるのか、いや、あげられるのか…! まこちゃんは現金を持っているのか、と!!)


誠「…………ゆ、佑香…お年玉……い、いる……いるよ……な……? 欲しい………よ……な…………?」

佑香「……………」

スバル(さすがの佑香でも何も言えないし動けていない!? そしてまこちゃんの、ものすごく動揺して葛藤しつつも、捻出しようとしている苦悶の表情がまた涙を誘う…)


誠「…………ご、ごめんな、佑香……。今……ちょっと、お年玉なんて…忘れてたから、持ち合わせなくって…。これで…勘弁な」

スバル(あげたああああっ!?)

佑香「………………………29円…」


 ~葉子と聖羅の進学事情~

葉子「…」カリカリ

聖羅「…」カリカリ


佑香「…」ニタァッ

 ムンズッ

佑香「!?」バタバタ

誠「2人とも大学受験前で勉強大変な時期だから、悪戯しちゃダメだぞー」

佑香「むっ…」

誠「悪戯したきゃほら…あっちにいるから。高校卒業次第、仕事の時以外は寝てゲームして過ごすって豪語してるのが」


ゆず子「Zzz」

佑香「…」ニタァッ


<てんめえええええっ、こら、チビッコおぉぉぉぉぉっ!?

葉子(うるさい…)

聖羅「あら…? やっぱりちょっと賑やかな方が集中できますねえ…」

葉子「………お家でやろうかな…?」



 ~ええ子にしとる若い衆~

純「……………意味不明…ああもう…英語なんてしなくていいじゃん…。これはペンです、とかどこで使うんだよ…」

奏「…」カリカリ

純「数学とかも意味不明だし…足し算引き算割り算かけ算以外、どこでどう使うんだよ…」

奏「…」カリカリ

純「………大体、国語とかだって漢字さえ読めればもういいじゃん…。心情とか言われても分かんないし…」

奏「…」カリカリ

純「もういいかな…終わりで…。いいや…いい」


<うぃぃ~……ねーえー、蓮~……お酒足んないわよぉぉ~…?

<金がない…

<はぁあああ~…? あのまないたはどこ行ったのよ?

<営業だそうだ


純「……でも勉強しないとああいうのに…なる…?」

純「あれ? でもあのオバサン、勉強はできるんだっけ…? あれ…?」


 ガチャッ

蓮「………勉強中か」

純「…うん」

蓮「……偉いな」ポン

 ポンポン

純「いや、頭ぽんぽんしないでいいし…」ペシッ

蓮「そうか」

奏「終わった…」

純「………うーん…やっぱした方がいいのかなぁ…? でもなぁ…意味不明だしなあ…うーん……」


 ~SSプロ・オールスタームービー・『エネミー・オブ・アイドル』試写会挨拶、葉子編~

葉子「ほ、本日は試写会にお越しいただいてありがとうございます…」

葉子「SSプロの全アイドルが総出演の映画…というのは、初めてのことで、撮影現場でみんなと会うのはちょっと新鮮な気持ちでした」

葉子「ええと…これから、ご覧になっていただく、『エネミー・オブ・アイドル』は…高度に文明が発達した未来において、人々から必要とされなくなったアイドルたちのディストピアを描いた作品になっていて、SSプロのみんなが出演をしていて…それぞれ違う立場から、舞台となっている未来でも、そして今でも…変わらない、アイドルとは何なのか…アイドルを殺しうるものは何であって、どうしていくべきなのか…というような問いかけに、それぞれが向き合っているオムニバス形式になっています」

葉子「で、でも…難しいテーマをエンターテインメント性をふんだんに織り込みながら、楽しく、ご家族で見ていただけるような作品でもありますので、期待してもらえたら嬉しい…です」

葉子「見所は…本当にたくさんあるんですけれど、ここの舞台挨拶はわたしが任されたので、わたしのシーンのところから語らせてもらいます…ね?」

葉子「ええと……でも、あんまり、わたしは…」

<ハコちゃんがんばってー!

葉子「あっ…あ、ハイ…ありがとうございます…。ええと…えと…あ、そうだ。わたし…この映画で、すごく虐められているアイドルっていう役になっているんですけれど、すごくリアリティーのある虐められ方で、そこから…どんな結末を迎えるのかを注目してもらえるといい……かも知れません」

葉子「がんばったシーンでは……この映画では悪役の、佑香ちゃんに、あんかけ炒飯を無理やり食べさせられるシーンがあって…それが大変でした…」

葉子「と…とにかく、よろしくお願いします…」


 ~SSプロ・オールスタームービー・『エネミー・オブ・アイドル』試写会挨拶、佑香&聖羅編~

佑香「がおー」

聖羅「よ、よろしくお願いしますね…。本日は、全国13箇所をSSプロアイドルで回って、試写会挨拶をさせてもらっています」

聖羅「ここではわたしと、佑香ちゃんでやらせていただきますので…最後まで楽しんでいってください」

佑香「最後まで見なきゃ悪戯する」

<悪戯してー!!

佑香「…」

聖羅「あら…? 劇場マナーを守ってくれないと…佑香ちゃんがおしゃべりしない悪戯をしちゃうみたいなので…ご協力をお願いしますね?」

聖羅「ええと…それで、やっぱりこういうところへ出てきたら、映画についての見所を話さなくちゃダメですよって言われたんですけれど、佑香ちゃんはどこが見てほしい?」

佑香「…………マシンガン」

聖羅「ああ…あそこの…。あっ、マシンガンが出てくるんですけれど、佑香ちゃんがそれをいっぱい撃ちまくっちゃうんです。その時にいっぱい、撮影現場で悪戯をしてて、その悪戯シーンまで撮られて使われちゃったんですよね?」

佑香「楽しい」

聖羅「ガンアクションの巨匠さんが全面協力をしてくださって、とっても格好良くて、でもかわいらしくもある、悪役の佑香ちゃんが大活躍するんです」

佑香「がおー」

聖羅「そうそう…この、がおーって言葉が、映画でもとっても大事な――あっ、これは、言っちゃいけませんね、ごめんなさい~」


 ~SSプロ・オールスタームービー・『エネミー・オブ・アイドル』試写会挨拶、まこたか編~

誠「いやー、撮影がすっごく楽しかったんだよな。笑いあり、涙あり、感動あり、アクションあり、歌あり、お色気ありの…すごいよな!」

タカシ「うんうん、すっごくすっごく、すんっ…………ごい、映画になっちゃってるんだよ! でねでね、見所はやっぱり、僕のヒールかな?」

誠「タカシが悪役であんなに怖くなるんだなーって思っちゃった、俺。怖いんだよなあ、タカシ」

タカシ「でもでも、まこちゃんもすっごくカッコ良かったよ! ほら、特にあのラストシーン!」

誠「あそこな!! オムニバス形式なんだけど最終章だけ、全員登場で、どんどんどんどん、人間関係とかが絡み合っていくんだけど…あのラストはなあ」

タカシ「泣けちゃうよね! しかも大感動! まさか、まさかの伏線がどんどん回収されて……あっ、言わない方がいいね」

誠「とにかくもう、衝撃必至のラストがな、早く見てほしいよな! アイドルがアイドルとして、どうやって生きて死んでいくのか、みたいな」

タカシ「でもって、アイドルっていう存在そのものの終着点を予測っていうか、すごく考察してるんだよね! 主にシャーディが」

誠「企画会議の時からがっつりシャーディが関わってて、すっごく内容が深くなってるんだよな。俺、1回台本読んだだけじゃ分かんなかったし」

タカシ「うんうん、1回見てエンタメ性に酔いしれて、2回目見て別の発見をして、3回見たらようやく深いところまで考えつけるっていうか」

誠「何かもう、ただのアイドルがカッコつけたり、かわいいとこだけ見せてるような映画じゃないんだよな」

タカシ「そうっ! 何ならカンヌとか狙えちゃうレベルだよ! レッドカーペット歩きたいねえー」

誠「っと、もう時間だな。それじゃあ、楽しんでくれよな! 絶対に損はしないから!」

タカシ「『エネミー・オブ・アイドル』、上演でーす!!」


 ~SSプロ・オールスタームービー・『エネミー・オブ・アイドル』、予告編~

 バラララララッ バラララララララッ

佑香「…ちっ」ジャキィッ

タカシ「逃げたか…。しぶといなぁ…」ペッ

聖羅「うふふふふ…いいじゃありませんか…。ちょっとくらい、楽しませていただかないと。アイドルに未来は、ないんですから――」


 SSプロオールスター!
 アイドル文化が滅びかけた近未来、旧世代アイドルと、新世代アイドルは互いを喰らい合う生存競争に身を投じていた!


 追い詰められるアイドルたち…

ゆず子「もう辞めたらああああああっ!」

衣依「好きにしたらいいじゃない、しょせんその程度だったんでしょ!?」


 ほつれていく仲間たちの絆…

香「アイドルとは、何なのだろうな」

シャーディ「在り方だよ。アイドルとは、心の中に定めた在り方のひとつ」

香「では聞こう、――その在り方を捨てて、我々、新世代アイドルに加わるつもりはないか?」

シャーディ「あなたたちが言うアイドルは、使い捨てにされ、記録に残っても記憶には残れない…まやかしのアイドル。答えはノーだよ」


 しかし、アイドルは立ち上がる。

葉子「…もう…直接、人前に出て歌って踊るなんて…できないのかな…? 旧世代なんて言われるわたしじゃ…」

誠「いや、そんなことはないはずだ。諦めるな。アイドルはどんな状況でも笑うもんだろ?」

 その未来が闇に鎖されようとも、そこにステージがある限り――!!



誠「タカシぃっ、お前はそれでいいのかっ!? そのままじゃ、未来がないって分かってるんだろう!?」

タカシ「今すぐ終わる未来と、どんな状況でも生き長らえられる未来なら、僕は1秒でも長く生きたいんだよぉっ!」


ゆず子「分かってる…このままじゃいけないって…! でも、どうすりゃいいかなんて、分かるかよ!?」

衣依「それは…でも…」

 バラララララッ

ゆず子「!?」

佑香「……がおー」ザッザッ

衣依「こんな時に…旧世代狩りが…!?」


葉子「わたしは…未来を信じたいの」

聖羅「でも…そんなものを信じても、何も報われることはありませんよ? だから一緒に、我々の未来へと、行きま――」ブシュゥッ

香「茶番はそこまでだ。準備は整った…。そうだろう、シャーディ?」

シャーディ「ふふっ…ふふふふふふっ…。今こそ、アイドルを永遠のものにしなければ!」

聖羅「そ、そんな…どうして……あなたが、生きて…? お願い…葉子ちゃん…あの方法だけは……止め、て…」バタッ

香「この時を持ち、新旧全てのアイドルを消し去り、同時に伝説的存在とする。そうすれば、アイドルが存在せずとも、永遠にアイドルの概念は守られる!」

葉子「そんなことはさせない…。誰よりもアイドルであろうとした2人に、そんな悲しいことはさせない…!」


 譲れぬアイドルへの想いがぶつかり合う――エネミー・オブ・アイドル、全国公開中!


タカシ「いいぞいいぞ、やっちゃえ、佑香ー!」

佑香「りょーかい」バラララララッ

タカシ「撃ちながらこっち向かないでぇえええええ―――――――――――っ!!」


 ~プライドはない~

蓮「ふわ、ぁぁ…」モゾ

蓮「……………11時半…まあいいか」

蓮「メシ………何もない…」

蓮「……」スッ ←財布見た

蓮「…」スッスッ ←逆さにして振った

蓮「…」グゥゥゥ


蓮「…プロデューサー、来ないかな…?」

蓮「………ん?」ピラッ

メモ書き『今日は野暮用があって行かないのでよろしく』

蓮「………………………」グゥゥゥ


愛「ふわぁぁ~……ああー、寝た、寝た……。蓮、メシは?」

蓮「ない…」

愛「ないって? ないならまないたに金もらって買物くらい…」

 ピラッ

愛「何これ、メモ…? 今日は、行かない……?」

蓮「ない」

愛「…あんた、一文無しなわけ?」

蓮「ない」


愛「……あっそ」

 pipipi

蓮「?」

愛「あー、もしもし、ピザの注文…。Lサイズで何かあのー…クォーターみたいのと、あとコーラとチキンバスケット…あいあい」pi

蓮「………金、あるのか?」

愛「ちょっとくらいあるに決まってんでしょ」

蓮「……何のピザ?」

愛「は? あんたにやる分はないから関係ないでしょ?」

蓮「」



 ガチャッ

純「おーっす」

奏「お…おはよう、ございま――」

 グゥゥギュルルゥゥゥゥ…

純「何今の、腹? 蓮から? 何で?」

蓮「……何も食ってない…」

純「……………あ、うちの猫用にさっき買ったパンならあるけど…一応、人も食べれるやつ…」

蓮「!!」

純「…………猫みたいに、にゃーんって言ったら、食べても――」

蓮「にゃん」バクッ

純「早いってば!!」

奏(ちょっとにゃんがかわいかった…)


 遅れましたが、やるでござる
 アーユーレディ? アイムノットレディ!!



 ―― 1月 4週目


貴方「…仕事をしよう」

貴方「仕事をしてもらおう」

貴方「でなければ、自分が餓死する未来が訪れそう」



 春日野愛 女 25歳 誕生日:6月
 体力:3 頭脳:6 精神:1
 歌:1.26 踊:1.00 容:3.00 表:5.00 演:5.00
 熱:1 道:2

 刹那主義者:後先もプライドもかなぐり捨てて、今さえ良ければどんな立場にも立つ。ある意味でとっても愉快な人
 超インテリ:まるでウィキペディアから引用するかのように色んな知識が豊富

 特技:ー
 趣味:ー

 好感度:【55/まないた】

 メモ:超巨大複合コンツェルン春日野グループ総帥の娘だった
 路線:ー
 動機:うっかり間違ってアイドル事務所に
 持ち歌:ー


 榊漣 男 21歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:5 容:4 表:3 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【144/愉快】

 金目純 男 13歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:4 容:3 表:2 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【84/遊園地の仕事またしたい】

 澄谷奏 女 12歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:2 踊:2 容:5 表:4 演:4 熱:? 道:?
 好感度:【84/楽しかったです】

 ユニット:トレジャーシップ
 歌:2.75 踊:3.00 容:3.75 表:3.50 演:3.75
 状態:約1名浮いてる



貴方(とは言え…)

貴方(レッスンもしたいし、けどレッスンにもお金はかかるし…)

貴方(やっぱり営業しまくりの、お仕事させまくりで生活を安定させつつ、ちょっとずつ業界内の知名度を上げていった方が…?)



 ↓1 今週は

 1 レッスン
 2 営業
 3 挨拶回り




貴方「はーい、みなさーん、はぐれないようにしてくださいねー」

貴方「あとこのパスをちゃんと首から下げてくださーい」


純「テレビ局だ…」

奏「…有名人…いる…?」

蓮「…」

愛「まあ…顔売っとくのは、ありかもね…」


貴方「さあ、挨拶しまくりますよー!!」



 ↓1 挨拶回り!

 1~3 年齢もバラバラすぎちゃって使いどころがさー、って…
 4~6 売込みはするものの、手応えがないなあ…
 7~9 絶壁Pも業界でちょっとは知られてるように?




貴方「どうもどうも~」

*「あれー? SSプロさんとこの?」

貴方「いやー、実はちょっと出向して別事務所でアイドルユニットを担当していまして、その挨拶に」

貴方「こちら、トレジャーシップというユニットでやっているんです。えー、右から、春日野愛、榊漣、澄谷奏、金目純です」

*「何かバラバラじゃないの」

貴方「いえいえ、バラバラだからこそ映えるものって、あると思うんですよね」

貴方(本当は沈没船から逃げ遅れてしまった面子だけど)


*「ふぅーん、まああなたならうまいことなるんでしょうねえ」

貴方「いえいえいえいえ、そんな、そんな…。わたしなんて、皆様の有り難いご協力があってこそでございますから」

*「とか何とか言っちゃって~、ふぅぅ」

貴方「ふぅぅっ」


純(何このノリ?)

奏(大人って、変な人多い…)

蓮(テレビ局って、何か入り組んでて複雑だな…)

愛(このまないたが喋ってる相手って…どっかで見たことあるけど、何かの番組の、プロデューサーとか…よね? 面識あるの?)



貴方「それで、何かおいしい話とか、知りません?」

*「あー、そうねえ…」

貴方「できれば、この子たちができるような…」

*「ええ? んー、でもなあ…」



 ↓1 絶壁Pって敏腕ね

 1~3 皆さん薄々ご存知でしょうが、この業界は何故かロリコンが多い
 4~6 あるバラエティー番組で新コーナーが始まるらしく?
 7~9 ありつけたらおいしいお話をゲット!!




貴方「何か、あるんじゃないですか?」ススス ←背後に回った

貴方「おや最近、疲れが溜まっていらっしゃる? こっていますねえ?」グイッグイッ ←肩を揉み始めた

*「おっ…おふ……おおっふ…ふふぉ…」

貴方「さ…疲れと一緒に、出しちゃいましょう…?」←ウィスパーボイス


純(何かエロい…)ゴクリ

奏(うわぁ…気持ち悪いお顔…)

蓮(しかし色気が感じられないのは何故だ?)

愛(いつもこんなことして営業してんのかしら、まないたのくせに)


貴方「さ…言いたくなってきましたよね?」グイッグイッ

*「言う…言う…あっあっあっ…そこ…そこぉぉ…」



貴方「――というわけで、いいお話が聞けましたね」

貴方「バラエティー番組の新コーナーで、色々なトラベル情報をご紹介するとか何とか…」

貴方「丁度年齢層もバラけていて、トレジャーシップにはうってつけかも知れません」


純「それ、また遊園地みたいなとこ行けるかもってこと?」

貴方「うーん……遊園地みたいな直接的なところはどうか分かりませんが…」

貴方「ま、似たようなもんでしょう」


貴方「で、その番組のプロデューサーさんも知り合いだったんで、ちょっとお話して売り込んできますね」

純「絶対やってよ!」

貴方「もちろん、そのつもりでがんばりますとも」


貴方「でも…まあ、直接会った方があちらとしても考える材料になるんで、ひとりかふたりか、連れて行こうかなと思うんですが…」

貴方(やっぱリーダーとして、奏ちゃん? 接待的なことになるんなら…愛でもワンチャン…?)

貴方(それとも何だかんだで愛みたいな困ったさんともつき合えてしまう蓮くんか…やる気いっぱいの純くん…も…?)


貴方(誰を連れていこうかな…?)



 ↓1 誰を連れてこう?

 愛 蓮 奏 純 の中から、ひとり以上、ふたりまで、選んでね




貴方「……じゃあ、愛と、純くんで」

純「えっ、オバサンと?」

 ギュィィィッ

純「いっだだだだだ!? ほっへ、ほっへ、ふぃっふぁふふぁー!!」

愛「クソガキ、口の利き方に気をつけなさいっての」


貴方(大丈夫かな…?)

貴方「純くん、あんまり人が嫌がることは言わないようにしてくださいね?」

純「だって、ほんとのこと…」ヒリヒリ

貴方「愛も水を差すようなことばっかり言わないでくださいね」

愛「あっそ…」


愛「で、これギャラ出んの?」

貴方「出ません」



番組P「あれ、へえー、聞いたの? あ、そう?」

貴方「ええ、それでですね、もしよろしければわたしが担当している、このトレジャーシップを使っていただきたいなあ、と」

純「よろしくお願いしますっ!」

愛「…よろしくお願いします」

番組P「ふぅーん…なになに、上が、25歳?」チラッ

愛「…」

番組P「で、下が…12歳? へえー…すごい年齢差…」


貴方「あ、おビールとか…飲みますか?」

番組P「あー…じゃあもらおうかな…」

愛「チビッコ、ビール3つと、適当に何か飲みもん自分のを注文しときなさい」

純「何で命令すんだよ」

愛「いいからそうしなさいっての」


番組P「あ、いたわさ…」

貴方「いたわさも注文しましょうか? あとここのお店、天ぷらがとってもおいしいんですよ」

番組P「そう? じゃあ、天ぷらと…」



 ↓1 ちなみにおそば屋さんです

 偶数 表面を取り繕えば愛もイケるやん、さすが女優志望。あと純くんの純真すぎちゃうところが気に入られた模様
 奇数 純愛コンビが仲悪いもんで、それが目に留まってお断り入れられた… ちくせう、ちくせう…




番組P「そうそう、それで参っちゃってさぁ~」

愛「あら、そうなんですか。大変でしたねえ~」

番組P「あっはっは」


貴方(………これもう、あれだな、ちゃんねーのいるお店のあれと、愛のしてることが変わらないな)

純「この天ぷらうまい…」モグモグ

貴方「…まあ、うん…味わってください」


番組P「あ、えーと……キミ…」

純「純です」

番組P「ああそうそう、純くん? そのエビの天ぷらおいしい?」

純「おいしいです」

番組P「エビの尻尾のところ、ゴキブリと同じって知ってた?」

純「えっ…うぇええっ!? え、えええっ?」

番組P「あっはははは…」

貴方「はっはっは」


貴方(何も食べてるとこでそんなこと言わなくても…)


番組P「いやあ、面白い、愉快愉快」

番組P「それじゃあ…そうね、おたくら、使ってみようか? まあ、どれだけ続くコーナーかは決まってないんだけど」

貴方「! 本当ですか、ありがとうございます!」


番組P「うん、まあ…まだ企画もちゃんと固まってるわけじゃなくて、色々と変更あると思うけど…それでいいなら」

貴方「是非!」

純「え、使ってもらえるの…?」

愛「話聞いてなかったわけ?」

純「確認だろ、確認」


番組P「ふぅ…じゃあ、この辺で。ええと、お会計――」

貴方「いえいえ、わたしが支払いますから」

番組P「そう? それじゃまた、連絡させますから」

貴方「はいっ、どうもありがとうございます」

純「ありがとうございます!」

愛「…どうもありがとうございます」



貴方「…………よし、お仕事ゲットですよ」

純「やたっ!」

愛「んで、これ、ギャラいくらになんの?」

貴方「さて…どうなんでしょうね? まあ安いと思いますけど…」


 ↓1 純愛好感度

 コンマ一桁分上昇



貴方(えーと…今日取った仕事の打合せが来週に…。まあ1日だけだし、どうにもなるかな…)

貴方(っと、もう来週は2月になってしまうじゃないか…。早いなあ、去年は聖羅ちゃんにコートとかプレゼントしたっけ)

貴方(いやいや、今はそれはいいんだ…。それよりも、今はトレジャーシップのことを…)



 春日野愛 女 25歳 誕生日:6月
 体力:3 頭脳:6 精神:1
 歌:1.26 踊:1.00 容:3.00 表:5.00 演:5.00
 熱:1 道:2

 刹那主義者:後先もプライドもかなぐり捨てて、今さえ良ければどんな立場にも立つ。ある意味でとっても愉快な人
 超インテリ:まるでウィキペディアから引用するかのように色んな知識が豊富

 好感度:【56/まないた】

 メモ:超巨大複合コンツェルン春日野グループ総帥の娘だった
 路線:ー
 動機:うっかり間違ってアイドル事務所に
 持ち歌:ー


 榊漣 男 21歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:5 容:4 表:3 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【144/愉快】

 金目純 男 13歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:4 容:3 表:2 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【85/遊園地の仕事またしたい】

 澄谷奏 女 12歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:2 踊:2 容:5 表:4 演:4 熱:? 道:?
 好感度:【84/楽しかったです】

 ユニット:トレジャーシップ
 歌:2.75 踊:3.00 容:3.75 表:3.50 演:3.75
 状態:約1名浮いてる



貴方(…来週も営業しようか?)

貴方(うん、今は少しでも多くの仕事を取りたいし…)

貴方(けど本格的に忙しくなると、レッスンの時間を取るのも難しくなるからなあ…)


貴方(どうしたもんだか…)


 ↓1 来週は

 1 営業
 2 レッスン
 3 挨拶回り



 ―― 2月 1週目


貴方「よし、営業がんばろう」

貴方(でもってその帰りに打合せ行こうっと)


愛「ねえ、そろそろトイレットペーパーなくなるから買ってきてくんない?」

蓮「キッチン用洗剤がなくなりかけてる」

貴方「……ギャラから生活費天引き、いいですか?」

愛「嫌よ」

蓮「…困る」

貴方「えええ…?」


貴方(何だかプロデューサーってより、付き人っぽくなりつつあるような…?)

貴方(ううーん…)


 ↓1 営業先

 1 テレビ局
 2 広告代理店
 3 業界バー




貴方「さてさて…」

貴方「なーにかいい具合に口を突っ込めるような儲け話はないかなー…」

貴方(ガンガン仕事をさせて、ガンガンギャラをピンハネして利益を出して…給料未払い状態の自分にさっ引ける分だけの黒を出さねば!!)


貴方「~♪」


 ↓1 営業成果は…!!

 1~3 なかったけど葉子ちゃんに会えたよぅ、癒しだぁー!!
 4~6 ばったり間野っちに出会って、SSプロとしては断っちゃったお仕事のことを聞かせてもらえた
 7~9 ほほう、ほほほう、オーディションですか? 演技の? ほーう?




貴方「アカン、成果なしや…」

貴方「…」

貴方(普段なら缶コーヒーでも買って一休みだけど…そういうわけにも…)

貴方(うーむむ…)


巌「ん、おおう、何しとるんじゃい、こんなとこで」

貴方「! 先輩!」

巌「営業か? つきそいか? どうじゃ、ソクプロは?」

貴方「それがもう、聞いてくださいよ…。あと缶コーヒーおごってください…先輩…」

巌「……ええが、ちいと痩せたか? 元々細っこかったのに、さらに薄く…」

貴方「先輩、どこ見てます? セクハラですか?」

巌「見るだけのもんがないじゃろうに」



貴方「――という感じでして」

巌「そりゃあとんだ沈没船じゃのう…」

貴方「何かいい話ないですかね?」

巌「おお、ほうじゃ…。ワシに声かかったんじゃが、スケジュール的にちいと断らざるをなかった仕事があってのう」

巌「ワシからなしつけて紹介するか?」

貴方「いいんですか?」

巌「ええじゃろう、お前は出向しとるだけであってSSプロのもんじゃ」

貴方「先輩…!」


 ↓1 で、どんなお仕事なのん?

 偶数 雑誌の写真撮影や! なになに、ノーブル&フォーマルなレディー&ジェントルマン…?
 奇数 え、それまこちゃん案件やん? そんなん振られても…う、ううーん…




巌「まあ、ワシも世話になっとる相手じゃけえ、断るんも気ぃ引けとったがお前に任せられるんならそれがええ」

巌「待っとれ、今、電話してやるけえのう…」

貴方「ありがとうございます、ありがとうございます…!」

貴方「ち、ちなみに、どんなお仕事なんです?」

 pipipi

巌「ん? ああ…マグロスペシャル言う企画での…」

貴方「ま…マグロ、スペシャル…?」

巌「日本人に馴染みが深いマグロをあらゆる角度から――あっ、もしもし、大変お世話になっております、SSプロの間野でございますが…はい、はいぃぃ…」


貴方(え、何? 何かちょっと不穏な気配なんだけど…)

巌「はい…ええ、そうです、マグロスペシャルをですね…よろしくお願いしますぅ…はい、失礼いたしますぅぅ~………………」pi

巌「おう、なしつけとったけえのう、今からちいと会うてこい」

貴方「今からですかっ?」

巌「何じゃ、予定あるんか?」

貴方「………ま、まあ、大丈夫ですが…」

巌「おう、しっかりやるんじゃぞ」



貴方「…ありがとうございます、それではこれで。次の打合せが入っていまして、はい…すみません、失礼しますー………」

 バタムッ

貴方「あかんやっちゃでえ…」

貴方(何がマグロスペシャル…。マグロ漁船に乗り込むところから始まって、その流通を追っていくドキュメントとか…)

貴方(しかもマグロの一本釣りに挑戦して? マグロ解体ショーに挑戦して? マグロ料理を習得して振る舞って?)

貴方(2時間の特番だっていうのはいいけど…ちょっとこれ、まこちゃん案件すぎて…トレジャーシップにできるんだろうか…?)

貴方(まあでも、うまい具合にメンバー同士で交替とかしていきながらとかすれば…?)


貴方(………まあ、ポジティブに捉えよう)

貴方「まだまだ仕事を選べる立場になんてないんだし…」


貴方「よし、次の打合せだ」

貴方「えーと…トラベル情報を紹介するとかだっけ…。変更はあるかもとか言ってたけど、大した変更はないはず…だよね」


 ↓1 大きな変更なんてね、そんなね?

 偶数 ないさ、だいじょびだいじょび
 奇数 何か変わってるぅぅー!!




*「あ、どうも」

貴方「本日はよろしくお願いします」

*「はい、プロデューサーから聞いていますんで!」

*「ただちょっと変更点がありまして」

貴方「ええ、大丈夫です。そうなる可能性はあると。まあ、大した変更点ではありませんよね?」


*「そうですね…大きな変更点と言えば」

*「色々な意味でヤバいアクティビティー紹介…ということになったくらいでしょうか」


貴方「は?」

*「え?」


貴方「あ、いえ…そ、そう…ですか…」

貴方(あっるぇぇぇ? 何かこう…ファミリー感っていうか? そういう感じの新コーナーな雰囲気だと思ったけど…)

貴方(色んな意味でヤバいアクティビティー紹介って、何ぞっ!?)


*「とりあえず初回は、導入ということでですね」

貴方「あ、はい」

*「荒れに荒れている日本海での、ウインドサーフィンを――」

貴方「はっ?」

*「え?」


貴方「…」

*「…あの」



 ↓1 台詞選択

 1 ちょっと、この話はなかったことに…
 2 続けてください
 3 ヤバいって、どういう意味でのヤバいかだけ…ちょこっと教えていただくこと…




貴方「ヤバいって、どういう意味でのヤバいかだけ…ちょこっと教えていただくこと…」

*「あ、ああっ…そうでしたよね、すみません」

貴方「いえいえ…」


*「ヤバいアクティビティー…というのはですね?」

貴方「ええ」


*「視聴者が、ロケ中に一歩でも間違えばタレントが本当にとても大変なことになるんじゃないかと、ドキドキハラハラしてしまうようなヤバさです」

貴方「…それは……あー………そういう、風?」

*「いえ」

貴方「……演出とか…」

*「なしで」

貴方「あー…」

*「はい」


貴方(アカンやつやでぇっ!!)


*「最近のテレビはひよっている、と新社長が豪語していまして」

*「多少のクレームは覚悟してギリギリのラインを攻めて面白さを追及していこう、と」

*「まあ、僕みたいな下っ端はそれで大変にはなるんですが、変に萎縮しない分、のびのびやれるかなぁ、なんて」


貴方「はは、ははは…そうですか…」


*「あ、もちろん、タレントさんには最低限の装備や備えをした上でやりますから」

貴方(むしろ最低限だけっ!?)


*「ちなみに2回目は素人さんが趣味で作った、地上50メートルのアスレチックでやろうと思っています」

貴方「」


*「撮影は来週からなんで、お願いしますね」

貴方「………あ、ハイ…」



 ↓1 そしてホーム(事務所)へ戻った貴方

 1 ウインドサーフィンやりたいひとー、って募集
 2 ふっ、何を今さら怖れる必要があるのか…ここはソクプロ、沈没(同然)船じゃあないか。みんなでやろう、えいえいおー!
 3 とりあえず…接待した愛と純くんは強制参加でござるよー




貴方「皆さん、集合~」


純「どったの?」

奏「…何、ですか…?」

蓮「…」

愛「トイレットペーパー買ってきた?」

貴方「あっ。――ってそれよりも、お仕事のお話です」


貴方「えー…先日、接待して手に入れたお仕事ですが」

純「!」

貴方「初回は、大荒れに荒れる日本海で、ウインドサーフィンをするそうです」

愛「は?」

蓮「荒れた…日本海で…?」

純「ウインド、サーフィン……? 分かんないけど面白そうっ」

奏「……溺れ死ぬやつ…?」

純「えっ?」


貴方「ごほんっ」

貴方「とりあえずですね、接待しちゃった手前、愛と純くんは参加で」

愛「はあっ?」

貴方「ご安心を、ウェットスーツなので水着になる必要はありません」

愛「そんな心配してないわよ!!」


貴方「で、ですね…」

貴方「蓮くんと奏ちゃん……どう、します?」



 ↓1 そんな、どうするとか尋ねたってさ

 1~3 やりたくはないですよねー
 4~6 蓮くんチャレンジャーだな!?
 7~9 うん、年少組は恐ろしさをよく分かってないとしても…蓮くん物好きだね




奏「……し、死にたく…ない…」

貴方「いやあの、東京湾に沈めるぞ的なものじゃないんですから――」

奏「ひぅっ…ぅ…」

貴方「…」


蓮「やる」

貴方「ああ、そうですか、まあ、そうですよ――えっ?」

愛「あんた、正気?」

蓮「ちょっとウインドサーフィンしてみたかった」

貴方「いや……大荒れですよ? しかも、真冬なうですよ?」

蓮「…まあ、冬でも素潜り漁する人はいるだろ…」

貴方「…チャレンジャーですね…」


貴方「……まあ、奏ちゃんは、応援…っていう形で、一応、ロケにはついてきてくださいね?」

貴方「トレジャーシップとして、4人でのお仕事なので」

奏「……し…沈めない…ですか……?」

貴方「沈めませんから…」


純「ところでウインドサーフィンって何?」

貴方「あーっと……参考映像が…ええと…あ、これですね」つタブレット


 参考映像:https://www.youtube.com/watch?v=BuYu_pOqVGM


純「…えっ? これ、やるの…?」

貴方「すごいですよねえ…よくもまあ、この荒波の中…」

蓮「…目が回りそうだな…」

愛「それ以前よ…。何これ…何、うわぁ…何これ…?」

奏「………死んじゃうやつだ…」

純「こ、怖いこと言うなよっ!?」

奏「ひぅっ…」

純「え、いや、あの…」



 ↓1 そして、ロケ当日…!!

 偶数 クッソ荒れとるやんけ!!! あと何で蓮くんは楽しそうにしてるのかな?
 奇数 何かもうお通夜モード



 ―― 2月 1週目


 ザッバァァァァアアアアアアンッ
 ビュォォォォォォォォォォォォッ

貴方「……うわあ」

愛「とんでもなく、大荒れ…」

純「…寒い…」

奏「…死んじゃう…」

蓮「……わくわくしてきた」

 『!!?』


 春日野愛 女 25歳 誕生日:6月
 体力:3 頭脳:6 精神:1
 歌:1.26 踊:1.00 容:3.00 表:5.00 演:5.00
 熱:1 道:2

 刹那主義者:後先もプライドもかなぐり捨てて、今さえ良ければどんな立場にも立つ。ある意味でとっても愉快な人
 超インテリ:まるでウィキペディアから引用するかのように色んな知識が豊富

 好感度:【56/まないた】

 メモ:超巨大複合コンツェルン春日野グループ総帥の娘だった
 路線:ー
 動機:うっかり間違ってアイドル事務所に
 持ち歌:ー


 榊漣 男 21歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:5 容:4 表:3 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【144/愉快】

 金目純 男 13歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:4 容:3 表:2 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【85/遊園地の仕事またしたい】

 澄谷奏 女 12歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:2 踊:2 容:5 表:4 演:4 熱:? 道:?
 好感度:【84/楽しかったです】

 ユニット:トレジャーシップ
 歌:2.75 踊:3.00 容:3.75 表:3.50 演:3.75
 状態:約1名浮いてる



<ではまず、ウインドサーフィンのやり方からレクチャーしていただきまーす!

貴方(ああ…大丈夫だろうか…?)

貴方(もしも何かがあって、船が転覆とか、要救助者が出ちゃったりしたら…アイドル殺しのプロデューサーみたいな悪評とかが…)

貴方(っていやいやいやいや、そこまで心配するなら、みんなの心配をしなければ)

貴方(大丈夫、きっと大丈夫…!! みんなを信じるんだ!!)



 ↓1 ウインドサーフィンレクチャー

 1~3 冬の日本海冷たすぎぃぃっ!!
 4~6 蓮くんも純くんも運動神経ええやん、いけるやん、唇紫だけど
 7~9 何や、愛もそこそこはいけるんや? あとは本番次第やな、めっちゃ寒そうだけど




蓮「ふっ…!」ザバァッ

純「うぅぅーっ、さっぶいいいいっ!」ザッバァッ

愛「ムリムリムリムリ…これムリ…」ブルブルブルブル

貴方「白湯です、どうぞ。ふーふーして飲んでください」


蓮「……けっこう楽しいな」

純「楽しいっ! 楽しいけど、楽しいけーどーもー、さっむい! ストーブ、ストーブぅぅぅ~………さぶっ」ブルブルッ

奏「はい…苦いコーヒー」

純「ふぅーっ…ふぅーっ…ありが――熱っち、苦いっ!? ミルクと砂糖入れてよぉ…ていうか、ココアがいい…」


番組D「それじゃあ練習はこれくらいで、本番いきましょうか?」

貴方「あの、すみません、ちょっと体を温めさせてあげてもらっても…?」

番組D「あ…はい」


貴方(蓮くんは何となく…だったけど、純くんも運動神経は普通にいいみたいだな…)

貴方(あっという間に2人ともウインドサーフィンのコツみたいのを掴んじゃったし…)

貴方(ただ……愛はもう、それ以前の寒さで叩きのめされてる感じだなあ…)

貴方(ま、体張ってもらおう)


貴方「……きっと…死なない…よね…?」ボソ

奏「!!?」

奏(……………確実に…殺しに…きてる…?)

奏「ふぇ……」

貴方「…おや、どうしました…?」

奏「……っ」ブンブンブン

貴方(必死に首を左右に振って否定している…。い、一体何が…?)



 ↓1 そして、本番を迎えた…

 偶数 蓮くんすげぇぇーっ!!? 純くんもがんばった! 愛は……笑い取れた?
 奇数 無謀すぎて笑いものにしかならない結果に。これはこれで成功…?




奏「さ、最初に…愛………さん、お願いします」

愛「ムリよ…こんなんムリ…」

純「早く行けよ」

蓮「…」スッ ←お姫様抱っこ

愛「え、ちょっ…何、蓮――!?」

 ブォンッ
 ヒュォォンッ

 ザッバァァンッ


愛「ひぎゃああああああああ―――――――――――――――っ!!」


貴方「うまいこと、ナレーションでお願いします」

番組D「もちろん」



純「じゃあ次俺!」

奏「純くん……し、死なないでね……」

純「え、いや…そんな、そこまで…」


純「ムリだよこれぇえええええええ――――――――――――――――――っ!!」

 ザッバァァァッ


番組D「はっはっはっはっ!」


<浮き輪出せ、浮き輪! 早く!!

<溺れるぞ!!


貴方「‥」



奏「……蓮くんも…死なないで…」

蓮「……大丈夫だろう」


 ザッバァァァァァンッ

愛「うぅぅぅぅっ…ガチガチガチ…あ、あああああい、あいつ…あいつ、ちょちょ、ちょこ…ちょっとは…も、ももももちももちこたえ…」ガタガタガタ

純「れれれれれれんんれんってて、すすすすご――あ、こけた」ブルブル

 ザッバァァァァァァンッ


<おい、浮かんでこないぞっ!?

<ライフセーバー、ライフセーバー!! メディーック!!


番組D「あっはっはっは!!」

貴方「…」


奏「そ…そういうわけで…荒波で、ウインドサーフィンは……マネしないで…ください…」

<はい、オーケーでーす!!


 ↓1 ロケは死人も怪我人も出ずに無事終わった…

 偶数 極寒の海に文字通り揉まれたことで、トレジャーシップの絆がやや深まった…?
 奇数 しかし、こんな過酷なロケをちゃんとやってくれた、ということで次に繋がってしまうのだった…



貴方「…地元漁師さんが、とんでもないロケをしているもんだと感心して、あら煮のおみそ汁を作ってくださいました」


 ズズズ…

愛「……染みるわね…」

蓮「…うまい」

奏「あったまります…」

純「うん…うまい…」

 ズズ…
 ズズズ…


愛「…あんたら…運動神経いいわね…」

蓮「…ん」

純「まあ…でもオバサンも…やるじゃん…」

愛「オバサンとか言うんじゃないわよ…」

奏「…ふぅ、ふぅ」


貴方(これは疲れによるものからなんだろうか…? それとも、同じ恐怖体験をしたことによって…?)

貴方(……………原因はともあれ、ちょっと仲が深まったようには見えるな…うん、原因はともあれ……)



 ↓1 好感度

 全員一律一桁分上昇



貴方「ちなみに、来週は…素人さんが作った地上50メートルのアスレチックだそうです」

貴方「これには全員出ていただきますね」


純「アスレチック…!」

蓮「…高そうだな」

愛「んなので遊ぶ年じゃないわよ…」

奏「ひぅぅ…た、高いところ…」



 春日野愛 女 25歳 誕生日:6月
 体力:3 頭脳:6 精神:1
 歌:1.26 踊:1.00 容:3.00 表:5.00 演:5.00
 熱:1 道:2

 刹那主義者:後先もプライドもかなぐり捨てて、今さえ良ければどんな立場にも立つ。ある意味でとっても愉快な人
 超インテリ:まるでウィキペディアから引用するかのように色んな知識が豊富

 好感度:【61/まないた】

 メモ:超巨大複合コンツェルン春日野グループ総帥の娘だった
 路線:ー
 動機:うっかり間違ってアイドル事務所に
 持ち歌:ー


 榊漣 男 21歳
 体力:5 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:5 容:4 表:3 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【149/愉快】

 金目純 男 13歳
 体力:4 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:4 容:3 表:2 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【90/遊園地の仕事またしたい】

 澄谷奏 女 12歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:2 踊:2 容:5 表:4 演:4 熱:? 道:?
 好感度:【90/楽しかったです】

 ユニット:トレジャーシップ
 歌:2.75 踊:3.00 容:3.75 表:3.50 演:3.75
 状態:寒さに震えながらあら汁を分け合った仲



貴方(ふぅー…)

貴方(どうにかこうにか今日が終わって良かった…)

貴方(来週はどうしたものか…)


 ↓1 来週の予定

 1 営業
 2 レッスン
 3 挨拶回り




貴方(今ある仕事は…ご飯を食べるためにも、切ることなんて考えられない)

貴方(となると、新たな仕事をどうにか開拓していくしかないな…)

貴方(こうなったら顔を売込みまくって…うん、それでお仕事をゲットだぜ)


貴方(とは言え…)

貴方(全員引き連れていくべきか…)

貴方(絞っていくべきか…。まあ絞ってもトレジャーシップとしての仕事を取れないことはないだろうけど…ソロからってパターンも…)

貴方(いやでも最初だし…最初はソロ活動よか、トレジャーシップとして仕事を取っていきたいなあ…)



 ↓1 連れていくのは…

 1 全員
 2 その他、誰を連れていきたいのか、複数人可





貴方「みなさーん、粗相はないようにお願いしますね」


純「そそー…?」

蓮「堂々としていろ、ということだ」

純「そっか」

愛(アホね…)

奏(堂々と…)


貴方「えーと…まずは……ん?」

純「…」ドシドシ

奏「…」スッスッ


貴方「何を吹き込んだんですか、蓮くん?」

蓮「…」



 ↓1 挨拶回り!!

 1~3 今日は成果なかったな
 4~6 芸能界にヘンタイや特殊性癖倒錯者は多い
 7~9 過酷なロケしたんでしょ、って局内で話題に…!?



 0 につき…

 再判定

 偶数 ウインドサーフィンがやたら反響あったらしく、ちょっと波がきてるんじゃ…?
 奇数 おおおおう…どぎついヘンタイさんも、おったもんやでぇ… 仕事は嬉しいけども…




*「あっ、ソクプロさぁーん」

貴方(一応、自分だけはSSプロだけど…)


*「オンエアー、見ましたよ? あれで番組の瞬間最高視聴率叩き出したみたいで」

貴方「おや、本当ですか?」

*「なかなかいい反響だって、評判ですよぉ、このこの」

貴方「それはそれは…」


愛「あんなで視聴率叩き出しても…」

純「でもがんばったと思う、俺…」

奏「うん…」

蓮「死にかけたからな…」


*「あ、そうだ」

*「ちょっと面白そうなんで、うちの番組で取材とかどうっすか?」

貴方「取材ですか?」

*「何かこう…突如として現れたアイドルに、密着取材! みたいな!」

*「けっこう視聴者さんの興味も惹いたみたいですし…ここで顔が売れれば、色々とくるんじゃないですか?」

*「そうしたら…ね?」

貴方「なるほど…」


貴方(とはいえ…ありのままを取材で見せるわけにもなあ…)



 ↓1 どうしたもんか

 1 引き受けた、ホームへカメラを入れましょう
 2 取材は受けよう(ただし、ありのままなんて見せません
 3 ちょっと、それはまた今度とかにできたらいいなー




貴方(いやでも…)

貴方(SSプロでもそうだったものの…)


貴方(今のアイドルというのはどこもかしこも、やや仲良しこよしがすぎているんじゃないだろうか?)

貴方(そんな仲で下僕のように蓮くんを使う愛、彼女にオバサンと堂々言える純くん、何かと怯えては手を引かれて守られる奏ちゃんなど…)

貴方(そういう関係性って、かなり珍しいし、逆に面白いのかも…?)


貴方「……分かりました、是非」

*「おっ、じゃあよろしくお願いしますよ~」

*「で、その密着取材なんだけど場所とか…」


貴方「うちの仮事務所で良ければ」

*「仮事務所?」




貴方「そういうわけで、密着取材決定でーす」

愛「あんた度胸あるわね…」

貴方「ダメな自覚あるなら直してくださいよ…」


純「すっげ、何か密着取材って、スターみたい」

奏「は…恥ずかしい…かも…」

蓮「…」


貴方「まあ、枠は20分くらい…ってことなので、そこまで濃いものじゃないでしょうけど」

貴方「……あんまりギスギスしなければ、ふっつーにしていただいてオーケーですので」


貴方「で、今週末にはやるそうなので」



 ↓1 そして週末!!

 偶数 ほんっとにもう、ありのまますぎひんか?
 奇数 こ、こいつら…! 自分を良く見せようとしている…!! 蓮以外



 ―― 2月 2週目(後半)


貴方(今日は取材カメラが来ているぞ…)

貴方(リビングに3箇所のカメラを設置して、それでありのままを撮るというもはや取材なのか何なのかよく分からないことになっているものの…)


貴方(っと、そろそろ、年少組が学校から帰ってきて、ここにくる時間だな…)


 ガチャッ

純「おはよーっす」

奏「おはようございます…」


蓮「…ん」

純「あ、カメラ置いてある、取材のやつ?」

蓮「らしい」

奏「ひぅ……は、恥ずかしい…」

純「いえーい、映ってるぅー?」


貴方(ありのまますぎやしないかなぁ…?)


<ねえー、ちょっとパソコンの調子悪いんだけど見てくんなーい? 蓮ー?

純「カメラここにしかないんだからそっちが来いよ!」

 バンッ

愛「ああん? 上等じゃない、あんた、そろそろ口の利き方覚えないって言ってんでしょ」

純「はあ? じゃあそーゆー口の利き方されるくらい大人っぽいことしろよ。いっつも、あれやれこれやれって蓮に言いつけてるくせに」


奏「あ…ぅ…あの…カメラ…」

蓮「…」


愛「上等じゃない」

純「うわっ、更年期ババアがキレた!!」

愛「んですって、こんのクソガキゃぁっ!!」


貴方(大丈夫…なんだろうか…?)



 ↓1 取材は続くよ

 偶数 その後も、あけすけすぎるホーム(事務所)の様子が撮られまくった…
 奇数 これ流して大丈夫なんだろうかってことが続々と…



<どらぁああああっ! 捕まえたぁあああああ!

<ぎゃあああああああっ!!!


貴方(こんな悲鳴…いいんだろうか…?)


 ズルズル…

純「何すんだよぉっ、放せよぉっ、はーなーせーっ!!」ジタバタ

愛「あんたにはちょっと、躾がいるわよねえ…?」

純「うるせー、ババア!」

愛「躾と言ったらやっぱ……お尻ぺんぺん、かしら?」

純「は?」

愛「覚 悟 し な さ い」

 ズルッ
 プリンッ

純「やめっ、カメラ、カメラあるのにっ、カメラカメラ、何すんだよ、変態っ、やめ――」

愛「知るかぁああああっ!!」


貴方(…………大丈夫なんだろうか…?)



愛「これに懲りたら媚びへつらいなさい」ペッ

純「うぅぅ…グスッ…ヒクッ…」

貴方(泣いたぁー!!)

奏「……大丈夫?」ナデナデ

蓮「男は泣いて強くなるもんだ…」

愛「蓮、酒」

蓮「…ん」つ缶ビール


貴方(大丈夫…なんだろうか…?)



 ↓1 止めるなら、今…

 1 ごめんなさい、お蔵入りお願いします…
 2 ……………あえて、止めまい…




番組D「………ほんとに、いいんすか?」

貴方「はい」

番組D「いや…まあ…事務所オーケーなら、まあ…ですけど……これは…」

貴方「どうぞ」

貴方「その代わり、いい具合に編集してください」

番組D「……はい」



貴方(…………もう、どうにでもなれ)



純「最悪だよぉ…何であんなことぉ…」←まだ泣いてる

奏「…」ナデナデ ←慰めてる

純「うわぁぁぁん…」

奏「…」ナデナデ


蓮(普通にかわいそうすぎる…)

蓮(中1で…しかももうすぐ中2で、お尻ぺんぺんが地上波で全国に流れるかも知れない恐怖は………想像したくもないな…)


愛「はんっ、身から出た錆よ」


貴方(…いやぁー、あなたのイメージダウンもすごいことになりそうなもんですが…)



 ↓1 尚、反響は…

 偶数 やらせでしょ、って風に受け取られつつも、こんなやらせができるくらい仲がいいんじゃないかと謎の…何か、好意的な反応が
 奇数 純くんかわいそう、奏ちゃんかわいい、蓮くんイケメン、愛サイテー みたいな感じ… 一部:愛様僕のお尻を叩いてくださいみたいな




貴方「な、何と何と…先日放送されてしまった、例のやつですが…」

純「」ビクッ


貴方「……やらせ疑惑が浮上してるそうです」

愛「あっははははっ! ばっかじゃないの、視聴層っ?」

貴方「そう大笑いせずに…」

貴方「でもって、やらせにしても自然すぎた、ということで実は超仲良しじゃないのかとか…」

貴方「そういう疑惑も一緒に持ち上がってて、けっこう好意的に見た人が多いみたいですねえ…」


蓮「…純の泣き顔がうけたんだな」

純「泣いてないしっ!!」

奏「…」ナデナデ

純「もういいってば!」

奏「ひぅ…」

純「あ、いや…」


貴方「いやー…世の中、謎だらけですね」

貴方「とにかく、明日からはマグロ尽くしですよ…」

貴方「ロケ期間、6日だそうで…けっこうハードなことになるみたいなんで覚悟しといてください」



 春日野愛 女 25歳 誕生日:6月
 体力:3 頭脳:6 精神:1
 歌:1.26 踊:1.00 容:3.00 表:5.00 演:5.00
 熱:1 道:2

 刹那主義者:後先もプライドもかなぐり捨てて、今さえ良ければどんな立場にも立つ。ある意味でとっても愉快な人
 超インテリ:まるでウィキペディアから引用するかのように色んな知識が豊富

 好感度:【61/まないた】

 メモ:超巨大複合コンツェルン春日野グループ総帥の娘だった
 路線:ー
 動機:うっかり間違ってアイドル事務所に
 持ち歌:ー


 榊漣 男 21歳
 体力:5 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:5 容:4 表:3 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【149/愉快】

 金目純 男 13歳
 体力:4 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:4 容:3 表:2 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【90/遊園地の仕事またしたい】

 澄谷奏 女 12歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:2 踊:2 容:5 表:4 演:4 熱:? 道:?
 好感度:【90/楽しかったです】

 ユニット:トレジャーシップ
 歌:2.75 踊:3.00 容:3.75 表:3.50 演:3.75
 状態:寒さに震えながらあら汁を分け合った仲



 今夜はここまででござる
 おつでやんす


 ~騙される人、騙されない人~

TV『これに懲りたら媚びへつらいなさい』

TV『うぅぅ…グスッ…ヒクッ…』

誠「こ、こんな同業者がいたのか…」ゴクリ

葉子「お尻丸出しだったけど…いいのかな…あれって…?」

誠「いっそ軽くモザイクかかってたな…」

タカシ「さすがにやらせじゃないの?」

誠「え、そうなのか?」

タカシ「だってさー、赤の他人同士で、ここまでする? まあ、実際にやれてはいるけど…でもふつーできないって。ほんとは仲良しなんじゃない?」

誠「ああ…言われると、それもそうか…そうだな」


葉子(……でもこの人たち、プロデューサーさんが担当してるらしいし…それ考えたら、そんなやらせみたいなことって…?)

葉子(ていうことは…………本当にケンカして…本当にカメラが回ってる前でお尻ぺんぺんして…?)

葉子(そんな気がしてきた…)


 ~ふたりは仲良し~

奏「…」トコトコ

奏「…あっ」

純「…」ポチポチ ←ガードレールに腰掛けてケータイいじってる

 トトトッ

奏「お…おはよう…」

純「ん? おはよ、ちょっといつもより早いな。んじゃ行こ、事務所」

奏「うん…」


 プップゥゥ----

純「うおっ…何だよ、あのトラック? こんな狭いとこ通るとか…奏、だいじょぶ?」

奏「う、うん…」ギュッ

純「……………ほ、ほら、歩道側歩けよ。あと…リュック掴むくらいなら……ほら、手、繋いでいいから…」

奏「…ありがとう…」

純「まあ………で、でも、スキャンダルとかになったらあれだから、カメラマンとかいないの気をつけろよ」キョロキョロ


蓮「…勘違いは、誰もしないだろうけどな」←買いもの帰り



 ~男同士のつきあい~

 カポ----ン…

蓮「………ふぅ…」

純「はぁぁ…」

蓮「…………たまの銭湯は、いいな…」

純「うん…何か、いい…」


純「………………蓮って、意外とマッチョ…? どうやったらそうやって筋肉つくの?」

蓮「………筋肉より先に、背を伸ばせ。牛乳からだな」

純「……毎日、牛乳1本は飲むようにしてるし…」

蓮「…じゃあ、諦めた方がいいな」

純「諦めないからっ! 背とかこれからグングン伸びるの! 成長期だから!」


 ~通達~

葉子「え…」

ゆず子「高校卒業したら…節度ある清く正しい交際に限って…」

聖羅「認めないこともない…ですか?」


巌「ただし、ファンも少なからずおるけえのう、堂々とはしちゃいけんぞ? それと仕事に支障を来さないのも約束せんとダメじゃ。約束はしっかりできるのう?」

葉子「………そもそも…そんな心配いらない気はするけど……どうせわたしなんて…」

ゆず子「はいはい、どこまでが節度ある清く正しい交際なんすかー? お金目当てはどうなんすかー?」

巌「んなもん認めるかちゅうに」

聖羅「あ、あらあら…でも…いつ恋に落ちちゃうかなんて、分からないものですものねぇ」

巌「別にせんでもええがのう、一応っちゅうことじゃ。特に相手も芸能人じゃと、事務所同士で何かとあるかも知れんからのう」

巌「困ったことがあればすぐに言うんじゃぞ、ええな」


 ~ガールズトーク:18歳組~

葉子「でも……実際、そんな風に思ったような相手とか…今までお仕事してきて、いた?」

ゆず子「いないっしょ。まあ、ネタ程度なら香にはちらほら迫ったけど、どーせその場限りの遊びだし…」

聖羅「あ…遊びで、香さんに…。ゆず子さん、すごいのね…」

ゆず子「そーゆー意味じゃないっての」


聖羅「葉子ちゃんは…何もなかったの?」

葉子「うーん…だって、変な人、多いし…この業界…」

ゆず子「あははははwwwww ほんとそれなwwwwwww」

聖羅「あ、あらあら…」

葉子「聖羅は?」

聖羅「わたしは……うーん、お仕事にいっぱいいっぱいで、あんまりそこまでは」

葉子「…だよねぇ…」


ゆず子「でも葉子って、何かたまにまこちゃんといい感じじゃね?」

葉子「ぶっ…! な、ゆ、ゆず子…?」

聖羅「あらぁっ、そうなの? 葉子ちゃん、そうなの?」

葉子「そ、そんなこと…ない…………と思うけど…人の目からどう映るかは分からないし…」

ゆず子「いや、何かいい具合じゃん。何だっけ…えーと、オールスターライブのいつかで、こう、手を繋ぎ合って上に掲げるみたいな…ポーズ?」

ゆず子「何か照れてたじゃん」


葉子「て、照れてなんかないよ…? ただあの…お客さんの前だったし、ステージの上で、眩しいとか…」

聖羅「あらあらあらぁ~…」

葉子「だ、大体、そういうの…わたしはともかく…まこちゃんに失礼になるからよした方が…」

ゆず子「ははーん? まあそういうことにしといてやるよ、でも…これからは、自由に恋愛していいんだって、さ」ポン

葉子「ゆ…ゆず子っ!」

ゆず子「うははははwwwww」

聖羅「でも…まこちゃんさんって、よく考えたら……すごく、ステキな方ですよね。逞しくて、頼もしくて、誠実で、やさしくて、包容力もあるタイプで…」

ゆず子「ま、借金とんでもないらしいけどな」

葉子「…………うーん…」

ゆず子「マジに考えてるwwwwwwww」

葉子「!? ち、違くって、これは…!」アセアセ


 北川聖羅の詳細情報を開示しました


 北川聖羅 女 18歳 誕生日:2月 アイドル歴:1年
 体力:1 頭脳:4 精神:3
 歌:6 踊:3 容:5 表:4 演:3
 熱:3 道:3

 能力タイプ:歌唱力特化
 イメージカラー:白

 愛嬌のひと:人から憎まれることがほぼない
 リハビリ済:大怪我をした経験から、体力がガタ落ちになってしまっている

 路線:癒し系のんびりガール
 動機:シャーディに憧れて?

 身長:159cm 体重:50kg 血液型:A 足のサイズ:24cm 利き手:左
 趣味:利きアロマ 特技:人を信じること
 好きな食べもの:やきそばパン
 嫌いな食べもの:硬いもの
 癖:すぐに人の言うことを鵜呑みにする
 弱点:高いところ 騙されやすい

 外見特徴
 ・黒髪ロング
 ・いつもほほえみを絶やさないやさしそうな雰囲気に溢れる
 ・ロングスカートの着用が多い
 ・落ち着いた色合いの服装を好み、やや地味め

 家族構成:父 母

 家族に例えると:のほほんとしすぎて逆に頼りないけど包容力なら負けないママ
 動物に例えると:フットワークが軽くて警戒心が薄すぎる鹿

 シャーディファンクラブ会員番号:315,398番
 SSプロファンクラブ会員番号:583,173番
 リハビリ中の支え:シャーディ5周年コンサートツアーBlu―ray
 シャーディ以外の好きなSSプロアイドル:香様

 座右の銘:一期一会
 苦手なもの:慌ただしい状況 朝の満員通勤電車 高いところ
 学歴:高校(在学中)
 コンプレックス:色白なところ
 トラウマ:急ぎすぎるとロクな目に遭わない
 将来の夢:楽しくすごせていれば

 SSプロアイドルの尊敬するところ
 シャーディ:全てです。色々な意味で
 香:とっても努力家さんなところです
 タカシ:とっても明るいところです
 誠:とっても逞しいところです
 衣依:とってもしっかり者なところです
 ゆず子:とっても格好いいところです
 葉子:とってもやさしいところです
 佑香:とってもチャーミングなところです

 SSプロアイドルからの一言
 シャーディ:一晩だけでいいから我が家へおいでよぅ、ぐへへへへ…
 香:騙されて損をしないように少しは物事を疑うことを覚えろ
 タカシ:何だかたまにすごく甘えてみようかなーって気にさせられちゃうんだよね
 誠:あんまり騙されると、借金とか背負わされることもあるから気をつけろよ?
 衣依:何だかおっとりしすぎてて、不安になってくるところあると思う…
 ゆず子:まあ、がんばれば?
 葉子:聖羅ちゃんって…いつもマイペースでいられるのがすごいよね
 佑香:嫌いじゃない

 社長評
 いやあ、聖羅くんはなかなかの逸材のようだねえ。
 個性の強いアイドルが多い我が事務所の中で、受動的なタイプは損をしやすいが彼女なら大丈夫だろう。
 ややのんびりしすぎてしまうところもあるとは思うが、それだけ己を保てていられるということだからね。
 これからもその柔和なほほえみを持ち続けてもらいたいものだ。

 貴方評
 聖羅ちゃんの魅力は、ちょろすぎるところです。



 現時点です



 シャーディイベクリアにより、詳細情報を開示します




 湯郷シャーディ 女 24歳 誕生日:? アイドル歴:10年
 体力:5 頭脳:3 精神:3
 歌:6 踊:6 容:7 表:6 演:3
 熱:4 道:4

 能力タイプ:王道アイドル
 イメージカラー:雄黄色

 ドルオタ:所属事務所も、他事務所も等しく、アイドルにハマっちゃうドルオタ
 Sランクアイドル:存在感、経済効果、プロ意識はまさしくSクラス

 路線:王道系ビューティガール
 動機:アイドル好きが高じすぎて

 身長:167cm 体重:55kg 血液型:B 足のサイズ:25cm 利き手:左
 趣味:ドルオタ活動 アイドルグッズを用いたアイドルコンサートの二次会(というごっこ遊び) 特技:ヲタ芸
 好きな食べもの:Tボーンステーキ
 嫌いな食べもの:わさび
 癖:興奮するととても気色悪い存在になる
 弱点:アイドルのためならば全てを差し出せてしまえる

 外見特徴
 ・外国人めいたすっきりした綺麗な目鼻立ち
 ・癖のある髪の毛を肩の下まで伸ばして金髪に染めている
 ・どんな服装も着こなすプロポーションだが、私服はドルオタ活動のために地味め
 ・変装はサングラスのみだがオーラでバレバレになっている

 家族構成※1:父 母 兄
 ※1 家族はアメリカのカリフォルニアで暮らしている

 好きなアイドル:アイドル的であれば全てに良いところを見出して好きになれる
 嫌いなアイドル:存在しない。アイドルである限り嫌いになるはずがないので矛盾した存在となりうる
 アイドルにやらかしたいこと:[ピ----------------]※2
 アイドルにされたいこと:[ピ----------------]※2
 ※2 事務所規制

 座右の銘:人生は一度きり
 苦手なもの:わさび
 学歴:高卒
 コンプレックス:ハーフのために周囲の子と違っていたこと
 トラウマ:ハリケーン
 将来の夢:アイドル界を牛耳ってアイドルハーレムを築き上げること

 SSプロアイドルの魅力を感じるポイント
 香:口では厳しいことを言いながらやさしいのに、わたしにだけは辛辣なところ
 タカシ:もう何もかもがかわいいのにちらほら闇を滲ませるところが母性本能をくすぐるぅぅ!
 誠:逞しすぎて頼もしすぎて、ちょっと天然入ってるギャップでもう萌え死にそう
 衣依:いよりんは女神
 ゆず子:口と態度はやる気ないのに実は熱いハートを秘めちゃってるところがもうたまらん
 葉子:とっても常識人でやさしくて押しに弱そうなところが庇護欲を掻き立ててぐちゃぐちゃにしてほしい
 佑香:本能のままに動いて、本能のままに人生を謳歌しちゃってるところが最高。もっと悪戯して
 聖羅:何かもう唯一辛辣じゃないところが特別に超超超かわいい。ぎゅってしてなでなでしてほしい

 SSプロアイドルからの一言
 香:近づいてくるな
 タカシ:お喋り料は1分60円だよ
 誠:いつも忙しそうだけど、いつも元気だからシャーディはすごいよな
 衣依:せめて同じ事務所じゃなかったらなあ…
 ゆず子:テレビで見てんのが1番だな
 葉子:すごい人なんだけど………色んな意味で、すごすぎてちょっと…
 佑香:ブートジョロキア以外の苦しめる悪戯を早く思いつきたい
 聖羅:とってもステキな、尊敬に足る人です。仲良くしてくださいね

 社長評
 シャーディは我が事務所の看板アイドルであり、事務所立て直しの立役者でもある。
 彼女がいなければ我が事務所は細々とし続けていただろうな。
 何でもそつなく高いレベルでこなし、成功以上の結果を出し続ける姿はアイドル諸君の手本にもなっているはずだ。
 ただ、ややアイドル諸君との接し方に問題はあるようだが…少しは自重をしたまえ。

 担当P評
 あとはアイドルの辞め方が最大の問題か。あと何年続くか不明だが。





 ~初めての課金~

葉子「えーと……あっ、購入できた…。それで…あ、これでガシャできるんだ…」ポチポチ

聖羅「あら、何をしてるの?」

葉子「ひゃっ…あ、あの、その……ちょっと…」

聖羅「?」


葉子「あの……ちょ、ちょっと、ソシャゲの課金、初めてやってるところで…」

聖羅「あら…。葉子ちゃん、意外とそういうの好きなの?」

葉子「ちょっとだけ…お仕事して、お金できたから、使ってみようかなぁ…ってだけで、そんなハマってるとかじゃ…。経験として…?」

葉子「とりあえず3000円分だけなんだけど…これからやるところで、レアなのがちゃんと出てくるかなって」

聖羅「あら…わたしもちょっと気になっちゃうかも…。一緒に見させて?」

葉子「うん、いいよ…。今、ポイントを買ったところだから、これであとは…」ポチポチ

葉子「………………えっ、これだけで終わり…?」

聖羅「……で、でもこういうのは、気持ちって言うか…ね?」

葉子「3000円が…こんなちょっとで、終わり…?」


 ~課金地獄~

タカシ「ああああああっ、もうもうもうっ!!」

香「一体どうした?」

タカシ「課金しまくってるのに、お目当てのカードが出ないんだよ…」

香「カード? 課金…?」

タカシ「ソシャゲー。してないの、香くん?」

香「しない」

タカシ「あっそ…。もうさあ、500回ぶん回したのに出なくってさあ…」

香「ぶん回す?」

タカシ「あーもう、もうもうもうっ。あと20万くらい注ぎ込んだら出てきてくれるかなぁ…?」

香「…………いい商売だな…」

タカシ「そう言えば今度、このゲームってアニメ化するんだよね…。間野っちにお願いして、声優でねじ込んでもらえたり…」

香「無茶を言うな」



 ~課金地獄をかく語る~

TV『ホスト特集! ただし今回はお客様目線』

蓮「…」

愛「ホストねえ…。あんなん、泥沼よねえ…」

蓮「………行ったことあるのか?」

愛「まあちらっと?」

蓮「…」

愛「ちょっと指名するようになると、途端に、今日いくらいけるとか訊いてきて、自分の売上ばっか」

愛「たっかい酒を入れたって、飲むのは大体ホスト連中だし、あたしなんて1杯くらいしか飲まないわよ」

愛「ほんっと、高い高い勉強料よねえ…。いい商売してるわよ、あれは」


蓮「……そんな金どこから…」

愛「ないのを捻出させてくるからタチ悪いのよ、ああいうのは…」

蓮「…そんなもんか」

ぼちぼち、更新準備しまーす
このスレは、あと5スレくらい埋まったらにしとこうか?
始めたばかりならそうそう埋まらないでしょうし?



 ―― 2月 3週目


 ザザ------ン…


貴方「さあ、マグロスペシャルですよ」

愛「食べるのはいいけど…」

蓮「…」

純「スペシャル…」

奏「…マグロ…」


 春日野愛 女 25歳 誕生日:6月
 体力:3 頭脳:6 精神:1
 歌:1.26 踊:1.00 容:3.00 表:5.00 演:5.00
 熱:1 道:2

 刹那主義者:後先もプライドもかなぐり捨てて、今さえ良ければどんな立場にも立つ。ある意味でとっても愉快な人
 超インテリ:まるでウィキペディアから引用するかのように色んな知識が豊富

 好感度:【61/まないた】

 メモ:超巨大複合コンツェルン春日野グループ総帥の娘だった
 路線:ー
 動機:うっかり間違ってアイドル事務所に
 持ち歌:ー


 榊漣 男 21歳
 体力:5 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:5 容:4 表:3 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【149/愉快】

 金目純 男 13歳
 体力:4 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:4 容:3 表:2 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【90/遊園地の仕事またしたい】

 澄谷奏 女 12歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:2 踊:2 容:5 表:4 演:4 熱:? 道:?
 好感度:【90/楽しかったです】

 ユニット:トレジャーシップ
 歌:2.75 踊:3.00 容:3.75 表:3.50 演:3.75
 状態:寒さに震えながらあら汁を分け合った仲


貴方「マグロ漁ってかなり、長丁場なんですよね。短くても30日も漁に出てるとか。まあでも、今回はテレビですし、そんなに密着はできないということなんで……3日ほど」

純「3日?」

貴方「お船に乗って、マグロ漁を体験してきてもらうことになります」

貴方「全員で行く必要はありませんので、水揚げを港でさせていただいたり、流通らへんに付き添ったり…まあ、バラけてお仕事になりますね」

愛「3日も船とか…」

貴方「とは言え、実質的には移動ばかりになるはずですから」

蓮「ほんの少しの体験のために、それだけの移動時間をかける…ということか?」

貴方「ええ。そーれーでー……とりあえず、マグロ漁体験はどなたがやりましょうか?」

 『…』


貴方(まあ、立候補はいないですよねー…。こっちで決めちゃおうっと)

貴方(最低ひとり…ではあるものの、ひとりだけより、ふたりくらいの方が絡みという観点からいいかもな。けど、誰と誰にしたものか…。まあひとりだけでもいいけど…うーん…)



 ↓1 だーれーにーしーよーうーかーなー?

 愛 蓮 純 奏 の4人から、2人まで選べます
 ※1人でも可



貴方「……じゃあ立候補もいないようなので」

貴方「蓮くんと純くんで」


純「俺っ?」

蓮「分かった」

愛「ま、妥当よね…」

奏「…ふぅ…」


貴方「愛と奏ちゃんは、その間は水揚げだとかをやってもらいますんで」

愛「そんなんまでさせんの…?」

貴方「何せマグロスペシャルですからね」

奏「…」


貴方「さ、そういうわけでそろそろロケが始まりますよー」

純「何か…海に関わるの多くない…?」

蓮「シップだからな」

愛「幽霊船の間違いでしょ?」

奏「ひぅ……オバケ…?」

貴方「まあ、似たようなもんかも知れませんね、我々の置かれてる立場を鑑みるに」


純「死んでないし…」



 ↓1 でもって、貴方は…

 1 マグロ漁につきそうよ
 2 まっさかー、いくら絶壁Pでもそんなところまでは行きませんよ。陸のお仕事に同行ですよ



 把握

 次スレに移動だぞー
 安価とコンマで、昨今のアイドルブームに乗りたい【其の五】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1470130931/)


 残りは埋めちゃってもいいし、
 小ネタのリクエストを書いてくれてもいいし、
 推しアイドルの見てみたいお仕事内容とか書いてくれたりしてもいいし、
 推しアイドルに当てたファンレターめいたものとか書いたり、ただひたすら推しアイドルの名前を連呼してくれてもいいし、

 >>1000を獲得するべく張りついててもおkでやんすよ


 >>1000近づいてきたら、わっちもこそっと参加するかもだけど、
 それにしようとしてくれなくても全然おkなんで、自由に>>1000狙っちゃってね


>>1000ならソクプロに一人だけ先輩アイドルが(頼りになるかは置いておいて)戻ってきてくれる。

無理なら奏ちゃんイベント発生

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