安価とコンマで、昨今のアイドルブームに乗りたい【其の五】 (1000)



 安価とコンマで、アイドルとかをね、あれこれね、プロデュース?
 極端なエロやグロ、倫理・道徳的にNGなものは、無言でズラしていくスタイルです

 前 安価とコンマで、昨今のアイドルブームに乗りたい【其の四】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1469720576/)


 安価連取はなし
 コンマはいくらでも建前上はオーケーよ
 (あんまりコンマ連取しすぎて悪い結果ばっかだと、ね? ってことで…さ?)

 1番最後の安価を取っていたら、それからどれだけコンマ判定が続こうが、次に安価が出て別の人が取得するまでNGよ
 あんまり気づかないこともあるから、連取になってたら「なってるよー」てやんわり教えてね




SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1470130931


 SSプロ所属アイドル

 ・湯郷シャーディ Sランク
 ・西城タカシ Aランク
 ・菱河香 Aランク
 ・御剣誠 Bランク
 ・仲寺衣依 Bランク
 ・垣根ゆず子 Cランク
 ・五味葉子 Cランク
 ・安住佑香 Dランク
 ・北川聖羅 Eランク


 SSプロ職員

 社長 うぉっほん、で呼びかけてくるひと
 間野巌 見た目は恐いし身内には威圧的だけど外部にはとっても頭と腰が低いプロデューサー
 河村スバル 元アイドルらしいけど今はもっさりヘアとオタッキーな眼鏡がトレードマークの苦労人事務員
 貴方 絶壁なお胸以外に目をつむればけっこうすごいかも知れない敏腕プロデューサー


 SOKUHOプロ所属アイドル

 トレジャーシップ
 ・春日野愛 女優志望
 ・榊漣 寡黙なお茶目さん
 ・金目純 小生意気だけど純粋少年
 ・澄谷奏 気弱で臆病な女の子


 SOKUHOプロ職員

 女社長 出奔中
 貴方 出向中




愛「あれ、あんたどこ行くのよ?」

貴方「マグロ漁船に」

愛「は?」

貴方「いやあ、向こうの方が大変そうですし、同行しようかなと」


純「マジで?」

蓮「…」

奏「…キツそうなのに…」


貴方「陸の方は、お願いしますね、愛、奏ちゃん」

貴方「ちゃーんとできたら、マグロスペシャルにふさわしいマグロ料理を数日後に堪能できるはずですから」


貴方「では、行きましょう!」

蓮「…ん」

純「マジで来るんだ…」


スタッフA「すごいな…」

スタッフB「俺達もできるなら行きたくないのに…」



 ↓1 船はいくよ、大海原を

 偶数 何というか、トレジャーシップの男子はええ子やのう
 奇数 船酔いでバタバタ倒れる撮影チームと純くん… けろっとしている蓮くんと絶壁P



 ザッバァァァンッ


<おろろろろろっ…

純「だ、大丈夫ですか…?」サスサス


<ちょっと人手が…

蓮「っす」


貴方(何か…)

貴方(いい子たちだなあ…)


貴方(船酔いした撮影クルーを右へ左へ介抱して回る純くんといい…)

貴方(そのせいで色々とバタバタしてる中で、蓮くんが気を利かせてせかせかお手伝いしていたり…)

貴方(うんうん、さすがは沈没船クルー。ちょっとやそっとじゃ動じないということか)

貴方(………………て言うか)


番組D「おろろろ…」

貴方「あのー…もうすぐ、マグロ漁船と合流ですけど…できます…?」

番組D「カヒュ-…カヒュ-…」

貴方「…」



 ↓1 はえ縄漁だよ!!

 1~3 撮影が始まるころにはスタッフ全滅状態… お邪魔させてもらってる漁船に迷惑がががが
 4~6 ダウンしちゃった番組Dにかわり、絶壁Pが撮影の指揮を…
 7~9 撮影スタッフがでろっでろの状態の中、逞しさを見せつけてマグロ漁に打ち込む男の子たち… すごい画だなあ

該当スレの主がターキー君の指摘を過敏に反応し擁護したのから始まる

そしてターキー君は基地害理論するし荒らし回ると

そしたら該当スレの主は原因の一旦は自分にもあるはずが自分は関係ないからって感じで知らぬ存ぜぬだった

>>70はそんな主にムカついたら関連あるSSを荒らしてると

そうしてたらターキー君がこのスレを荒らされるのをわかってて建てた

その後ターキー君は該当スレにて自分に嫉妬した人に荒らされて困ってると発言

IDもこのスレの主と一致したため間違いはない
こんな感じ?



船長「邪魔だよ、あんたらっ!」

番組D「す、みませ…うっぷ…」


貴方(わたしがカメラを回すことになるとは…)

貴方(しかもけっこういいカメラで、持つのもちょっとためらわれるやつ…)


純(これが地獄絵図…ってやつ…?)

蓮(壮絶だな…このロケ…)


船長「ったく、こんな程度の波で船酔いなんて情けない…」

貴方「すみません…」

船長「だから嫌だったんだ、撮影に協力なんて…。それを漁協が…」ブツブツ


貴方(うーむむむ…)

貴方(とにかく、こんな状況でも撮影はしなければ)


船長「あとはマグロが獲れるかどうか…」

船長「やれやれ…」



 ↓1 せめて大漁なら…

 1~3 さっぱりやんけ!!
 4~6 あんまり…
 7~9 本職カメラマン顔負けの仕事をこなして、ばっちり大漁の画を撮れる絶壁Pなのだった。いいよいいよ~、いい画だよ~

荒らしその1「ターキーは鶏肉の丸焼きじゃなくて七面鳥の肉なんだが・・・・」 
↓ 
信者(荒らしその2)「じゃあターキーは鳥じゃ無いのか? 
ターキーは鳥なんだから鶏肉でいいんだよ 
いちいちターキー肉って言うのか? 
鳥なんだから鶏肉だろ?自分が世界共通のルールだとかでも勘違いしてんのかよ」 
↓ 
鶏肉(とりにく、けいにく)とは、キジ科のニワトリの食肉のこと。 
Wikipedia「鶏肉」より一部抜粋 
↓ 
信者「 慌ててウィキペディア先生に頼る知的障害者ちゃんマジワンパターンw 
んな明確な区別はねえよご苦労様。 
とりあえず鏡見てから自分の書き込み声に出して読んでみな、それでも自分の言動の異常性と矛盾が分からないならママに聞いて来いよw」 
↓ 
>>1「 ターキー話についてはただ一言 
どーーでもいいよ」 
※このスレは料理上手なキャラが料理の解説をしながら作った料理を美味しくみんなで食べるssです 
こんなバ可愛い信者と>>1が見れるのはこのスレだけ! 
ハート「チェイス、そこの鰹節をとってくれ」
ハート「チェイス、そこの鰹節をとってくれ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1469662754/)


余談
7 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします sage 2016/07/28(木) 09:06:48.44 ID:10oBco2yO
ターキー肉チーッスwwwwww
まーたs速に迷惑かけに来たかwwwwwwwww

9 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします sage 2016/07/28(木) 09:12:33.84 ID:LxY8QrPAO
>>7
はいNG設定


この速さである
相変わらずターキー肉くん=>>1という事を隠す気も無い模様

31 ◆xmciGR96ca4q sage saga 2016/07/28(木) 12:50:19.79 ID:g6WSU+sH0
昨夜寝ぼけてスレ立てミスったんで憂さ晴らしも兼ねて久々のロイミュ飯でした。書き溜め半分残り即興なんで色々アレかもしれませんがアレがアレなんでアレしてください何でもシマリス(熱中症

建てたら荒れると判ってるスレを憂さ晴らしに建てる
つまり>>1は自分の憂さ晴らしにs速を荒らして楽しんでる

うーん、いつも通りのクズ>>1で安心するわー

荒らしのコンマってカウントにいれるの?


 >>15 コンマがよかった時だけ、採用にしとこうか? 悪かったらズラす感じで




純「あ、影見えた!!」

船長「もたもたしない!」

蓮「っす」

純「はいっ!」


貴方「…」ジィッ ←カメラマン

純「でっけ、すげ――うわぁっ」ヨロッ

 ガシッ

蓮「大丈夫か?」

純「う、うん…すげえ今揺れたね…」

貴方(あ、何かこういう画いいなあ…)


船長「今日は大漁だぞぉっ!」

純「やりぃっ!」

蓮「すごいな…」

船長「さあ、ちゃきちゃき動け!」

純「はーい!」

蓮「っす」


貴方(おおー…すごいすごい…)

貴方(うんうん、撮れ高もいい具合かな?)



 ↓1 一方、陸では…

 1~3 愛こらぁっ!! ちゃんと仕事せえよ!!
 4~6 奏ちゃんのおっかなびっくり具合に、ほっこりしているのでした
 7~9 一応ちゃんとはやってるのね、愛も。奏の面倒もちらほら見つつ


 0 につき、再判定

 偶数 だるそうにマグロ雑学をべらべらべらべら喋りまくってたら、一目置かれちゃっておだてられていい気になってる刹那主義の超インテリ
 奇数 3Kそろったお仕事に打ちのめされてる25歳と12歳…




番組D「ちょっと、困るよ、それじゃあ」

番組D「キミら遊びでやってるんじゃないでしょ?」

番組D「できませんじゃ通用しないって分かってる?」


奏「ひぅ…ぅ…」

愛「…だからってね、やれることとやれないことくらいあんでしょ?」


番組D「できなくはないでしょうが」

番組D「これからまだあるのに、こんなことでいちいちつまづかれちゃっても困るんだよ」

愛「いちいちって何よ、じゃああんたがやってみなさいよ。ほら、できるんでしょ? ねえ?」

番組D「っ…そ、それはキミらの仕事であって」

愛「はああっ? 自分にできないことをやらせる? 女子どもにぃ? 何その根性、頭わいてんじゃない?」

番組D「何ぃ?」


奏「あ、ぅ……ぅぅ…」



 ↓1 もちろん、絶壁Pは不在

 偶数 ほんと、ロリコンの多い業界だこと…
 奇数 ちょっと愛こらてめえ、おい



奏「グスッ……ぅ……ご、ごめん…なさ…」

番組D「あのねえ、謝ったところで――」


スタッフA「ディレクター、かわいそうじゃないですか!」

スタッフB「そうですよ、こんなちっちゃい子泣かせるとか、あんたそれでも大人の男ですか!」

スタッフC「奏ちゃん、大丈夫だからあっちでおじちゃんが飴あげるよ」


ロケ先の人A「ちょっともたつくくらいしょうがないでしょうが!」

ロケ先の人B「女の子相手にそこまで怒る必要があるんですか」


番組D「え、あ…」

奏「うっ…グスッ…ヒグッ…」

愛「あーあー、かわいそ…」


番組D「だ、だからって…」

スタッフA「これくらい、我々で挽回すればいいでしょうが!」

スタッフB「その通りですよ、ディレクター!!」

スタッフC「おじちゃんには、ぺろぺろするとミルクが出てくる不思議な飴ちゃんがあってね…」


愛(何このヘンタイども…?)



 ↓1 スタッフCはつまみだされました

 1~3 遅々としつつもロケは進んだそうで… 遅れは出てるけど
 4~6 スタッフにフォローされて勇気を出せた奏ちゃん
 7~9 番組Dから奏ちゃんを守るためにスタッフが力を合わせて、ロケがばっちり進んでいく…とな…?




スタッフA「奏ちゃん、怖がらないでいいよ!」

スタッフB「ゆっくりでいいからね、俺たちが帳尻合わせるから」

愛(何よ、この過保護っぷりは…?)


番組D「ぐぬぬ…」

愛(むしろディレクターが不憫に…)


奏「あ…ぅ……」

スタッフA「それじゃあもう1回、やってみよ?」

ロケ先の人A「ゆっくりおじさん達がやってることを見て、マネするだけでいいからね」

スタッフB「はい、あったかい飲み物。これ飲んで落ち着いてね」

ロケ先の人B「今日がんばれたら、おいしい漁師メシを食べさせてあげるからがんばれよ」

奏「あ…ありがとう……ございます……?」


愛(てか、あたしには一切フォローとかないわけ?)

愛(あんなおこちゃまの何がいいんだか…)



 ↓1 そんなこんなで、絶壁Pたちも漁から帰ってきた

 偶数 何か現場の雰囲気が若干名除いて最高なんですけど…
 奇数 あれれー? 奏ちゃんも、けっこう調子に乗っちゃうタイプですか…?




純「ふぅぅ……陸だ…」

純「……揺れない…陸ってすごい…」

蓮「…逆にふらつきそうになるな…」

貴方「さてさて…愛と奏ちゃんはどうなってるのやら…」

貴方「急いで移動ですよー」


スタッフ陣『…うぇ、うぇぇい……』

貴方「………ロケ車、わたしが運転しましょうか…?」

番組D「…おなしゃす……」


貴方(ええと…確か今は、マグロを仕入れた料亭に2人がお邪魔しているところのはず…)

貴方(とりあえず合流をしてから、4人になったら、マグロ解体ショーをしているスーパーにお邪魔して、解体ショーのお手伝いと販売手伝い…)

貴方(忙しいなあ…)



貴方「じゃあ、お2人はお車の中で休憩しててくださいね」

純「ふぁ、ぁぁ……い」

蓮「…ん」


貴方「さてさて…どうしてるかなーっと…」


仲居「お客様が遠慮してしまうようになるほどのサービスを提供しなければなりません」

仲居「どんなご要望にも、笑顔で対応しましょう」

奏「は…はい…」

愛(仲居…ね…。まあ、そういう役だと思えば別にどうにでも…)


貴方(お、やってるやってる…)


スタッフA「奏ちゃん、着物似合ってるから、自信持ってね」

スタッフB「いつでも準備はオーケーです!」

番組D「……はいはい、スタート…」

スタッフA「では参りまーす!!」


貴方(何か…すごく活き活きしてる現場になってるなあ…)

貴方(グロッキーすぎた漁船とは大違いだ…)



 ↓1 ちょっと声をかけようかな

 1 愛に:問題なくやれてますかね?
 2 奏に:マグロについてはよく分かるようになりましたか?
 3 その他 誰に(愛or奏):何て? ざっくりと




愛「ふぅぅ…」

貴方「お疲れさまです」

愛「……あら、戻ってきたの?」

貴方「どうです? 問題なくやれてますかね?」

愛「あー……どうかしらねえ…」

貴方「おや…現場は、何かすごくいい感じに見えますが…」


愛「あのディレクターの要求がめちゃくちゃなのよ…」

貴方「まあ…そういう主旨ですし」

愛「でもって、できないって突っぱねたら揉めて…」

貴方「え…」

愛「そしたらあの子が泣いて、それから急にディレクター以外が結束して、めちゃくちゃにフォローしまくって……この状況」

貴方「そ、そうでしたか…」


貴方「…」

愛「ま、そっからは特別何も起きてないけど」


貴方「ふむ…」


 ↓1 台詞選択

 1 で、愛はどんな具合なんです?
 2 3日間、奏ちゃんを見守ってくれてありがとうございます
 3 その他、台詞




貴方「3日間、奏ちゃんを見守ってくれてありがとうございます」

愛「は? 別に見守ってなんかないわよ」

貴方「いえ、それでも、ありがとうございます」

愛「ま…まあ感謝するってんならしてもらっていいけど」

貴方「あとは楽になるはずなんで、ご安心を」


愛「そういや、この後は何あんのよ?」

貴方「マグロ解体ショーをしますね。あと、その販売のお手伝い」

愛「…それ、あたしらがやんの?」

貴方「お手伝い程度ですから」


貴方「その後、一泊してからマグロ料理尽くしですよ」

愛「マグロ料理、尽くし…?」

貴方「ええ。古今東西のありとあらゆるマグロ料理を作ったり食べたりしながらご紹介をしまくる、という感じで」

貴方「絶品マグロ料理の数々を味わえます」

愛「ふうん…」



 ↓1 刹那主義

 偶数 目先の餌には釣られやすいようだ
 奇数 おうおう、素直になれって、おうおう






愛「………それ、どんなマグロ料理出るの?」

貴方「わたしが聞いている限りでは…」


貴方「マグロの色々な部位のにぎり寿司ですとか、まあ、焼きもの揚げものも出るそうで」

貴方「あとは創作料理も多数と聞いていますね。マグロとアボカドのサラダとか、マグロステーキ、マグロラーメン、マグロ納豆、マグロパフェ、マグロ冷菜、マグロ串天ぷら、マグロ竜田揚げ、マグロのハンバーグ、マグロコンフィ、マグロ南蛮、マグロカルパッチョ、マグロピザにマグロ生春巻きなどなど…」


愛「酒は?」

貴方「は?」

愛「酒は?」

貴方「………まあ、ちょびっとなら出してもいいですけど」

愛「そう…」


<春日野さん、おなしゃーす!


愛「はぁい、ただいまー♪」

貴方(何だ、今の変わり身…!?)



貴方(さて…次はスーパーで、解体ショーだ)

貴方(解体のお手伝いと、売り子と…どう分担しようかな?)



 ↓1 刹那主義が発動中だぞ!!

 A 解体ショー補佐(2人まで)
 B 売り子手伝い(何人でも)

 AとBに 愛・蓮・純・奏 をそれぞれ割り振ってね
 同数じゃなくてもおk ただし、どっちも最低ひとりは入れなきゃめっ、ですよ




貴方「さて、解体ショーですよ!」

貴方「解体のお手伝いをするのは…愛と蓮くんで」

愛「ふうん…ま、言うこと聞いてりゃいいだけよね?」

貴方「ええ、基本的には」

蓮「ん…」


貴方「で、解体して切り出された部位を、純くんと奏ちゃんが売り子さんになってお客様にお渡ししてくださいね」

貴方「えーと、カマが欲しい方ー、みたいな感じで声をかけて、はいはーいってなったところで、まあ、あれこれ…」

純「適当…」

奏「ひぅ…」

純「いや、何も不安になることないじゃん…」

貴方「お店の人からちゃんと説明あるでしょうから」


貴方「というわけで、はりきっていきましょう!」

貴方「これを乗り越えれば、明日はマグロ料理尽くしですよ!」



 ↓1 解体ショー!!

 1~3 割とむずそうね…
 4~6 刹那主義ブーストすげえな、おい
 7~9 刹那主義ブーストもさることながら、蓮くんふっつーにイケメンやからなあ


 ↓2 売り子は?

 1~5 まあ、うん、スタッフフォローがなかなかちょっと、効いてる
 6~9 ほほえましいです




鮮魚担当者「あい、まずは頭を落としていきますんでねえ!」

鮮魚担当者「じゃあこれで、やってみて」

愛「え、いきなり?」

鮮魚担当者「はぁい、マグロを1匹丸ごと解体していますからねえ! 寄ってってくださいねえ!」

蓮「…こう、か?」

愛「いやそうじゃないでしょ…」

鮮魚担当者「ああ、違う違う、これはこうして…」


蓮「…」

愛「やるのはむずいわね…」


貴方(うーん…)

貴方(まあでも…うん…難しいよね、初めては)


鮮魚担当者「はい、まずはマグロの頭! 頭を丸ごと欲しい人はいますか!?」

純「マグロの頭ー! マグロの頭はどうですかー!?」

奏「あ…ま、あの…マグロの…」

カンペ『お客さんの目を見て言ってみて!!』

奏「! あの…マグロの頭……いりませんか?」ウルッ

パパ客「うぐっ…………か、買ってみないかい、ママ?」

ママ客「えっ、こんなのまるごと買ってどうすんのよ?」

カンペ『見つめて!!」

奏「! ………い、いりませんか?」

パパ客「……買おう!」

子ども客「買うの?」

ママ客「ちょ、ちょっとあなた…!」

純「ありがとうございまーす!!」


貴方(スタッフさんに、あとで飲み物でもおごらせてもらおう…)



 ↓1 結果は…!?

 1~3 まあ、うん。こんなもん?
 4~6 なかなか良かったんじゃないすか?
 7~9 飛ぶように売れた




鮮魚担当者「はい、これでおしまい!」


愛「どうもありがとうございました~♪」

蓮「っす」

純「ありがとうございましたー!」

奏「あ…あ…ぅ…」

カンペ『気持ちが大事だよ!!』

奏「……ありがとう、ございました…」ペコリ


貴方(いやー、なかなか活気に溢れる解体ショーだった)

貴方(ちょっと解体にてこずった感はあったけど、なかなか良かったんじゃないだろうか…?)


貴方(これで今日の撮影は終わり…)

貴方(ビジネスホテルに一泊して、明日に備えよう…)


貴方(えーと…部屋割りは…)



 ↓1 ホテルの部屋割り(絶壁Pはひとり部屋)

 1 まあ、男女で分けりゃあええわな
 2 え、4人いける部屋があって、その方が安い? ……よし、それだ
 3 その他、2人ずつで分けてええんやで




 ―― 男部屋


純「はぁ~……ベッドだ…」ボフッ

蓮「…揺れない寝床は、いいな…」

純「うん…」


蓮「明日は7時起きか…」

純「起きれるかな…?」

蓮「目覚ましかければ大丈夫だろう」

純「そっか…。あー、ベッド最高…」ゴロゴロ


蓮「…」

純「…」ウトウト


蓮「…」チラッ

純「……Zzz」


蓮「…」パサッ ←毛布かけてあげた

蓮「…」



 ―― 女部屋


愛「っふぅー、さっぱりした…」プシッ

 グビッ グビッ グビッ …

愛「ぷはぁっ…はぁー、このために生きてる」

奏「…」

愛「何見てんのよ?」

奏「ひぅっ…」

愛「まいいわよ、ちょっとつきあいなさいよ。ろくにテレビやってないし、黙って酒飲んでてもつまんないから」

愛「あんた、けっこうモテてんじゃないの? 何かないの、そういう浮いた話」

奏「あ、ぅ…あの…」

愛「まさかないわけ? ふぅーん? へぇー?」

奏「……この、前……1組の鈴木くんに…」

愛「あら、あんじゃない。どしたのよ? 何、手でも繋いで帰るとか? かーっ、甘酸っぱいことしてるわねえ…」

奏「で、でも…断って…」

愛「何で?」

奏「ぅ……だ、だって…鈴木くん………バカだから…」

愛「ぶわはははははっ!wwwww バカだからwwwwww とかwwwwww」

愛「あんた意外というじゃない、バカな男なんかつきあうだけ損だから正しいわよ、それ」



 ↓1 さあ、マグロ料理尽くしのお時間です…!!

 1~3 え、全部作るところから?
 4~6 いやいや、ちょいと多すぎやしないかい、一品ずつが…
 7~9 簡単なのだけ自分らで作って、ちょっとしたむずいのは出てくる仕様なのだ




貴方「えっ?」

番組D「あれ?」

貴方「………全部、作るんですか…?」

番組D「あれ、説明してませんでしたっけ?」

番組D「ところであの子たち、料理できるんですか?」


貴方「…どうなんでしょう…?」

貴方(少なくとも、蓮くんが事務所で料理してるところは見てるけど…大したものは作っていないのは分かってる…)

貴方(でももう、見守るしか…。うーん、どうにかなるといいなぁ…)



<では本番始めまーす!! 5、4、3……


奏「こ、これまで…マグロを追いかけてきました…ので…」

奏「最後に…マグロ料理を、作って、味わってみたいと、思います…」

愛「このためだけにやってたって言っても過言じゃないわね」

蓮「確かに」

純「ていうか……作るの? 俺たちで?」


カンペ『いえす』


愛「でも食えるならいいわよ。蓮」

蓮「ん」

純「あ、蓮できるの?」

奏「やった…♪」



 ↓1 調理スタート!!

 1~3 あのう、蓮くん…レシピをどんどん簡略化しすぎじゃあ…?
 4~6 そこまで料理上手でもなかった蓮くんを見兼ねて、春日野さんが袖まくりをしました
 7~9 何せレシピの数が多すぎるもんで、みんなでわいわい作ることに。何かこう…わきあいあい?




愛「最初は?」

純「刺身!!」

蓮「いや、刺身は包丁入れるだけだから最後でいいだろう…」

奏「わくわく…」


愛「んじゃ、このマグロラーメンっての作ってよ」

純「ラーメン!!」

蓮「…レシピは……ふむ…」

蓮「…湯」

純「あそこにあるよ!」

蓮「ダシをとる…」

愛「具は?」

蓮「切る」

愛「ほら、切りなさい」つ食材

純「自分でやれよ!」

愛「はあ? 男でも料理くらいできた方がいいのよ、知んないの?」

純「………それモテる?」

愛「まあ、ポイントは高いんじゃない?」


純「よしっ、奏、これ切ろ」

奏「う、うん…」


貴方(うんうん、なかなか…)



貴方「………あれ?」

蓮「…具のマグロには…切れ目を入れる…? まあいいか」


貴方「う、うーん…?」

蓮「白髪ネギをトッピング…」

蓮「輪切りでいいか…」


貴方「…」



 ↓1 蓮くーん!!

 偶数 気がついた愛さんがここでようやくいいところを…!?
 奇数 まあ、素材が良ければうまい



愛「ねえ、これ、切れ目いれるんじゃないの?」

蓮「面倒臭い…」

愛「は?」

貴方(おや…?)


愛「ったく…いい、料理ってのは化学よ」

愛「手順通りにちゃんとやってこそ完成するってもんなの」

愛「それを面倒臭いなんて言ってすっとばしたりしたら、できあがりに差が出るでしょ」

愛「ったく…ちょっとそこどきなさい」ズイッ

蓮「ん」

貴方(おやおやおや…?)


愛「手際悪いわねえ…」

愛「まずは下拵えをちゃちゃっと全部やっちゃうのよ。時間がかかるのから逆算して、順番に仕上げていけば…」テキパキ

蓮「…」

純「…」ゴシゴシ ←目をこすった

奏「…幻じゃないよ…?」

純「マジで? あのオバサンも料理できんの?」

愛「あんま余計なこと言うと包丁持ってる手ぇすべるから口つぐんどきなさい」

純「うっ…あ、目に染みてきた…!!」

蓮「…タマネギ切ってた手で目をこすればな…」



 ↓1 刹那主義!!

 偶数 すげえじゃんか、やればできるやんけ!!
 奇数 あのー、どうしてひとり分しか作ってないんですかねえ?

判定了解
ちょいと、20分か30分かすまんの待っててや




愛「よし、できた」

蓮「…………ひとり分?」

愛「何よ、あんたらはあんたらで作んなさい?」

愛「そのレシピ無視のまずそうなの」

蓮「…」


純「うわ、サイテー…」

奏「…」コクッ


愛「さーて、じゃあまずはこれからいただきまーす♪」

 ズズズッ

愛「んんっ…いけるじゃない、これ」

愛「次は何を作ろうかしら…?」


貴方(そういう主旨じゃない…!!)

貴方(ひとりで作ってひとりで食べて、みんなで作ったあんまりデキが良くないのを見下す感じじゃない…!!)



 ↓1 この刹那主義に残りのメンバーは…

 偶数 結束を深めて仲良くお料理続行。愛は自適に食いつつ作りつつ
 奇数 料理勝負を仕掛けた…!? そういう主旨じゃない!! けど、も…まあこれはこれで…?



純「……あっちのが、うまそう…」

奏「…これ、麺ぐでぐで…」ズズ

蓮「…こうなったら」

じゅんかな「「?」」

蓮「…うまいのを、作るぞ」

じゅんかな「「!」」


愛「んー……あ、これ良さげね、マグロの中華漬け」

愛「紹興酒とかってあるのかしら?」

カンペ『ないです』

愛「んじゃワインでいいわよ」


<おい、ワイン買ってこい

<コンビニでいいすかね?

貴方「すみません…」


 ダダダダダッ

貴方「おやっ…?」


純「おお、すげー、何か、早い!」

奏「蓮くんすごい…」

蓮「…」ダダダダッ

貴方(おお、すごい早さの千切りだ…!)

純「あれ? でも何か……太くね?」

蓮「…」ピタッ

蓮「…………そういうこともある」

奏「…がっくり…」


愛「ちょっと、そこどいて。あたしも作るんだから」

純「もうラーメン食ったの?」

愛「あら、何その千切り? いい、千切りってのはこうやって…」スッ

愛「こうやんのよ…!」ダダダダダッ


純「!? 細いし、太さそろってる…!!」

奏「…」スッ ←こっそり愛の刻んだ千切りと蓮の刻んだ千切りを交換してる

蓮「…」スッ ←奏のすり替えた千切りを使い始めた


愛「おーっほほほほ、年季が違うのよ、年季が!」

純「でもカレシとかいないんでしょ? 意味ないじゃん」

愛「ああんっ?」


貴方(………あれかな、視聴者的には不仲を売ってるように見えちゃうのかな…?)


 ↓1 ともかく収録は終わった…

 マグロ漁:3 + 陸のお仕事:2 + 解体ショー:2 + マグロ料理:1 + コンマ
 =~9  あんまり…
  10~ まあ、こんなもん?
  15~ 何だかんだでええデキやった



 マグロ漁:3 + 陸のお仕事:2 + 解体ショー:2 + マグロ料理:1 + コンマ:5 = 13


<はい、オーケーです!!


貴方「よーやく、終わった…」


愛「ふぅ…お腹いっぱい、お酒も飲めたし…満足した」


純「…ねえ、この、余ってるのどうすんの?」

貴方「持ち帰ってもいいそうですよ?」

蓮「…2日は保つ」

奏「残飯…」

貴方「ごほんっ、とにかく、お疲れさまでした」


貴方「何かと過酷だったとは思いますが、まあ、無事に終われて良かったですね、めでたし、めでたし!」

蓮(強引だな)

純(これで良かったの…?)


愛「ねえ、煙草」

貴方「なしです」

愛「なんでよ、終わったんだからいいじゃない。収録中は我慢したんだし」

貴方「なしです」


奏「………ざまあ」ボソッ

純「っ!? ? ??」


 ↓1~4 好感度

 1愛 2蓮 3純 4奏 で コンマ一桁分上昇でやんす




貴方(いやー……ハードだったなぁ…)

貴方(でもって2日後には、ヤバいアクティビティー…)

貴方(………まあ、前回ほどじゃないだろうとは思いたい…)

貴方(しっかし…生活費に補填していくだけで、黒字が消えていく…)

貴方(マグロスペシャルはちょっとした額だけど…それでもなあ…)



 春日野愛 女 25歳 誕生日:6月
 体力:3 頭脳:6 精神:1
 歌:1.26 踊:1.00 容:3.00 表:5.00 演:5.00
 熱:1 道:2

 刹那主義者:後先もプライドもかなぐり捨てて、今さえ良ければどんな立場にも立つ。ある意味でとっても愉快な人
 超インテリ:まるでウィキペディアから引用するかのように色んな知識が豊富

 好感度:【69/まないた】

 メモ:超巨大複合コンツェルン春日野グループ総帥の娘だった
 路線:ー
 動機:うっかり間違ってアイドル事務所に
 持ち歌:ー


 榊漣 男 21歳
 体力:5 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:5 容:4 表:3 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【157/笑える】

 金目純 男 13歳
 体力:4 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:4 容:3 表:2 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【92/船はちょっといいや】

 澄谷奏 女 12歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:2 踊:2 容:5 表:4 演:4 熱:? 道:?
 好感度:【95/マグロ1ヶ月いらない】

 ユニット:トレジャーシップ
 歌:2.75 踊:3.00 容:3.75 表:3.50 演:3.75
 状態:寒さに震えながらあら汁を分け合った仲



貴方(さてと…)

貴方(来週はどうしようかなぁ…?)


 ↓1 来週の予定

 1 営業
 2 レッスン
 3 SSプロが恋しい…



 ―― 2月 4週目


貴方「営業なくして、仕事なし」

貴方「地道にがんばるぞー」

貴方「アイドルのみんなを、飢えさせないために…!!」


貴方(……………本当はもうちょっと意味合いになるんだろうなあ…)



 ↓1 営業先は

 1 テレビ局
 2 広告代理店
 3 業界バー




貴方「おーいしいはーなしは、どーこにあっるー♪」

貴方「ここから、どこから、なっいのかなー♪」


貴方「…」

貴方「…最近、おかしいテンションになるなあ…」

貴方「疲れているんだろうか…?」



 ↓1 営業成果は!!

 1~3 特になかったけど、せーらちゃんと会えたおっ
 4~6 ほほう、アイドル発掘番組、とな?
 7~9 マグロスペシャルもちょっとした話題に…?




貴方「どもどもー、お疲れさまですぅー」

*「あ、どうも」


*「マグロ、何か色々とあったそうじゃないですか」

貴方「はは…もう届いていますか…?」

*「何でも漁船の撮影でスタッフ総倒れの中で決行したとか」

*「しかもあなたがカメラ回してなかなかいい画が撮れたんでしたか?」

貴方「そんなそんな、プロには及びませんよ」


貴方「ですが、そんな我が担当アイドルユニット、トレジャーシップに何かいいお話とかありませんかね?」

*「あー、うーん…どうだろうねえ…」

貴方「またまた~、ジラし上手なんですから~」

*「んん~? いやいやいや…」

貴方「そうそう、喉乾いてません?」

*「ああ、ちょっと…」

貴方「どうぞ」つ缶コーヒー」

*「おっ、相変わらず準備がいいですねえ」

貴方「ははは」


 ↓1 絶壁Pさすが!

 1~3 と思っていた時期もありましたが…よくよく考えるとロクな仕事取らないよね
 4~6 ほほう、アイドル料理対決?
 7~9 家族感がほしい…そうな?




*「あ、そうそう、あれ知ってる?」

貴方「あれ、とは?」

*「春からの新番組があるんだけど、それが色んなご家庭の悩みを解決するって企画らしいのよ」

貴方「ほうほう」

*「でもって、ご家族の悩みに乗るわけだから、同じく家族感がある出演者を揃えたらってことになってるみたいで」

貴方「なるほど、なるほど…」

*「紹介しましょうか?」

貴方「…今夜とか、一杯いきます?」

*「そうこなくっちゃ、ソクプロさーん」

貴方「はっはっは」



貴方(明日はヤバいロケだけど…まあ大丈夫だよね)

貴方(さてさて…家族感、か。なるほどなるほど…)

貴方(表面上は不仲っぽくも、実は仲がいいんじゃないか疑惑も………ちょっとはあるはずだし…)

貴方(あえて、その不仲っぽさを家族だからこそ、ずけずけ言い合えるのだというような感じに持っていったりとかで…)


貴方(いければいいなあ)



 ↓1 なしつけてもろうたで!!

 1~3 え、もうキャストはほぼほぼ決定済み?
 4~6 候補の中には忍ばせてもらって…
 7~9 営業の時はわりと運が良かったり? 後で沈むのは別として…



 0 SPECIAL!!


貴方「こんにちはー」

貴方「あのう、さきほど、お話があったと思うんですが…」


番組P「ああっ、待ってました、待ってました!!」

貴方(おやっ…好意的…?)

番組P「実は丁度、おたくに声とかかけさせていただいてもいいかなーとか考えていたんですよ」

貴方「!! 本当ですか? 是非、是非…!」

番組P「ほら、あのー……密着取材の? 見てたんですよ!」

貴方「そうですか」

番組P「このご時世に、あえての不仲推しだなんて、やるじゃないですか、このこの」

貴方「は、ははは…」

番組P「あのえーと……男の子が、尻出されて叩かれてるところなんて、視聴率どかんだったみたいじゃないですか」

貴方(そこまでは聞いてない…)


番組P「ちょっとアウトロー入ってる姐御系に?」

貴方(いや、まんまなんですが…)

番組P「寡黙でイケメンで頼れそうな兄貴系に?」

貴方(中身はふざけてる人ですが…)

番組P「今時って感じではありつつもいい子なのが滲み出てる男の子に?」

貴方(実際いい子なんだよなあ…)

番組P「放っておけなくなりそうな末っ子女の子?」

貴方(まあ、うん、うん…)


番組P「いやー、こんな異色すぎる子をまとめて、あんな風な見せ方をするとは…激震でしたよ、個人的には!」

番組P「そういうわけで、是非是非と思っていたところで」

貴方「任せてください!」

番組P「それじゃ、お願いしますね? ねっ?」

貴方「はい」


貴方(………まあ、いいんだよね…?)

貴方(素直に喜ぼう、また新たなレギュラーだ…)


番組P「そうそう、もうね、えーと……トレジャーシップ、だったっけ?」

貴方「はい」

番組P「もう、その、冠番組みたいな感じで、思ってもらっちゃっていいんで!」

貴方「本当ですかっ?」

番組P「あたぼうよ、べらぼうよ、ってね! あらようっとお願いしますよぉ~!?」

貴方「はい!」


 ↓1 冠かよ、まさかの… 番組名は…

 1 ファミリーシップ
 2 家族の荒波越えてみ隊
 3 その他、センスない>>1に変わって何か考えてクレメンス



愛「家族の…」

蓮「荒波…」

純「越えて…」

奏「み隊?」


貴方「冠番組ですよ、キー局の!!」

貴方「………まあ、深夜ですが、人気が出ればゴールデン進出なんてこともありえます」


愛「その内容でゴールデンじゃないってどうなのよ?」

貴方「しーっ」


愛「にしても…家族感、ねえ?」

純「オバサンじゃん……美人な姉ちゃんだったら欲しかったけど…」

愛「ああん?」

蓮「家事もしないしな」

愛「あああーんっ?」

奏「……でも…純くんと蓮くんは……お兄ちゃんみたいで、好き…」

純「……………ま、まあな?」

蓮「…そうか」


貴方(ともかく、春からのレギュラーが決まった…!!)

貴方(しかも冠番組だなんて、幸先がいいぞ…!!)



 ↓1 イベ発生?

 偶数 マグロスペシャルが意外といい数字だったとか…
 奇数 それはヤバいロケ中に起きた…?




純「すっげ、高っけー!!」

蓮「……高いな」

愛「よくもまあ、こんなのを日曜大工感覚で…。地上50メートルって…」

奏「た、高い…」ブルブル


純「だいじょぶか?」

奏「うん…」ギュッ

純「……………ちょっと、カメラさん?」

カメラマン「はい?」

純「……何で、その、手…寄ってるの?」

カメラマン「…」


純「ねえってば!?」

貴方(何かほほえましくていいなーって感じですよ。純くんのその反応を含めて…)



 ↓1 事件って?

 1~3 複数人乗るのが初めての、高所アスレチックだったもんで…みしみし…みしみし…
 4~6 蓮くんが落ちたー!!
 7~9 ロケ弁のからあげ喪失事件…




純「誰だよぉっ、俺の…俺のからあげ勝手に食べたのぉっ!!」


愛「…は?」

蓮「…からあげ?」

奏「…」


純「ちょっと俺がトイレ行ってた間に、からあげ1個なくなってたんだってば!」

純「オバサン食ったの?」

愛「知らないわよ…。大体、あたしだって煙草吸いに離れてたし」


純「蓮っ!?」

蓮「俺は手を洗いに行ってた」


純「奏っ?」

奏「ひぅっ…」

純「………ご、ごめん…」


貴方(うーむ…)

貴方「これは重大事件ですね。一体、誰が純くんのからあげを食べたのか…」


純「誰が食ったんだよ、俺のからあげ…。4個もあったのに…3個も…!!」

貴方「ふむ…」



 ↓1 一体、誰がからあげを食べたのだろう…? 貴方の推理は…

 1 日頃からなめられていたことが動機だと考えられる愛か
 2 いつものお茶目なノリで手を出して、想定以上にショック受けてる純くんを今にも噴き出しそうにしつつ見守っている蓮くんか
 3 まさかの食い意地がはって、ぱくっとしちゃった奏ちゃんか




純「犯人分かるまで食うなよっ!? 絶対食うなよ!?」


愛「あら、うまいふりじゃない」パクッ

蓮「うまし…」モグモグ

奏「いただきます…」モグッ

純「ふりじゃないってのっ!!!!」


貴方(しかし、一体誰が、からあげを3個もぺろりと…?)

貴方(純くんに結託して悪戯をしかけられるほど仲が良いはずもないし…)

貴方(と、なると犯行は恐らくひとりで行われたはず…)


純「なあ、食うなってば!」

愛「るさいわねえ…からあげの3個や4個くらい…」

純「からあげだぞっ!?」

蓮「からあげは、大事だな…」モグモグ

純「だろっ!? って、だから食べてるなよっ!?」

奏「……けぷっ…」

純「おい、オバサン!」

 ギュムッ

純「いっででででで…!」

愛「メシ食ってんだから静かになさいっての」


貴方「…」

奏「…………」モグモグ


貴方(まさか…奏ちゃん?)

貴方(っぽいなあ…)

貴方(どうしたものかなあ…?)


 ↓1 行動選択

 1 気づかないふりをして、自分のからあげを純くんに分けてうやむやにしておく
 2 こっそり誰にも聞かれないように尋ねてみてから、後でごめんなさいをするようにうながしておく
 3 その他、どうしよう?




<そろそろ準備お願いしまーす!


純「からあげ…からあげぇ…」

貴方「まあまあ、わたしの分けたんですから…」

純「自分のからあげじゃないとやだったのにぃ…」

貴方(子どもかっ! 中学生だろうに…やれやれ…)


貴方「さっ、皆さん、食べたら準備に行ってくださーい」


貴方(……と、人払いができたところで)

奏「…」モグ

奏「……けふっ…」モグ


貴方「…奏ちゃん」

奏「ひぅ…」

貴方「怒りませんから、正直に言ってくださいね?」

貴方「………純くんのからあげ、食べちゃいました?」

 ギクッ

奏「っ…ち、違います…」フイッ


貴方「……それにしては、お弁当食べるの、遅れていますねえ? もう、お腹いっぱいになってるとか…?」

奏「そ、そんなこと…」

貴方「いつもならお腹いっぱいになったら、残しちゃうのに、今日はがんばって食べてるのは…疑われないためですか?」

 ギクギクッ

奏「…」


貴方「魔が差しちゃうことはあると思いますが、後でちゃんと、純くんにごめんなさいってするんですよ?」

貴方「素直に謝れば純くんも怒らないでしょうから。ねっ?」

奏「…」


 ↓1 奏ちゃん…

 1~3 この期に及んで言い逃れとな…!?
 4~6 まだ若干怖がられてた絶壁P
 7~9 素直でよろしい




貴方「ねっ?」

奏「ひぅっ……」

貴方「…一緒に謝ってあげますから」

奏「……は、い…」スッ

貴方(あれ、目を逸らされた…!?)


貴方「………からあげ、好きなんですか?」

奏「………はい、好きです…」

貴方(そんな英語の例文を和訳したような…)


貴方「…おいしいですもんね」

貴方「でも、人のを勝手にとって食べちゃうのはダメですよ」

貴方「約束してくださいね」

奏「………はい…」



 ↓1 こうして解決したのだった…

 偶数 尚、大人組はばっちり気づいていた模様
 奇数 尚、涙目でロケバスを降りた奏ちゃんを見て、純くんに言い寄られてしまった絶壁Pでした




奏「…」グシグシ

純「!」


貴方(やれやれ…ちょっと奏ちゃんは食い意地はってたんだなぁ…)

貴方「さて、ロケ再開――」

 ズイッ

純「…」ジトッ

貴方「……どうしました?」


純「奏のこと泣かした?」

貴方「えっ?」

純「あっ、分かった!」

貴方「え」

純「ちゃんとお弁当全部食べろとか言って無理やり食べさせたとか?」

純「そういうのしなくていいじゃん、大人って、何でも食べさせようとするけど大人でも好き嫌いあるのに、そうやってさあ…」

貴方「いやいや…」

純「じゃあ何で泣いてるの?」

貴方「ええ…? あー…後で分かりますから」

純「そうやってごまかそうとしてるんだろ!!」


貴方「違いますって…」

純「じゃあ何でだよ!?」



貴方(結局、見兼ねていた奏ちゃんが純くんにからあげの件を謝って場が収まった…)

貴方(純くんって正義感強いんだなー)



 ↓1 奏好感度

 偶数だったら、その一桁分上昇
 奇数だったら、その一桁分減少



 ―― 3月 1週目


貴方「………3月だ」

貴方「でもまだ寒いなあ…」

貴方(今月の後半に家族の荒波越えてみ隊のロケと収録だ…)



 春日野愛 女 25歳 誕生日:6月
 体力:3 頭脳:6 精神:1
 歌:1.26 踊:1.00 容:3.00 表:5.00 演:5.00
 熱:1 道:2

 刹那主義者:後先もプライドもかなぐり捨てて、今さえ良ければどんな立場にも立つ。ある意味でとっても愉快な人
 超インテリ:まるでウィキペディアから引用するかのように色んな知識が豊富

 好感度:【69/まないた】

 メモ:超巨大複合コンツェルン春日野グループ総帥の娘だった
    その気になったらお料理上手らしい
 路線:ー
 動機:うっかり間違ってアイドル事務所に
 持ち歌:ー


 榊漣 男 21歳
 体力:5 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:5 容:4 表:3 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【157/笑える】

 金目純 男 13歳
 体力:4 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:4 容:3 表:2 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【92/船はちょっといいや】

 澄谷奏 女 12歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:2 踊:2 容:5 表:4 演:4 熱:? 道:?
 好感度:【90/ちょっぴりこわい】

 ユニット:トレジャーシップ
 歌:2.75 踊:3.00 容:3.75 表:3.50 演:3.75
 状態:寒さに震えながらあら汁を分け合った仲



貴方(さて…と)

貴方(今は春からの冠番組1本と、バラエティーの1コーナーで、2本のレギュラーがある…ものの)

貴方(まだまだギャラは安っすいから、営業なりしてお金を稼いでいきたいなあ…。でもレッスンもしたいなあ…せめて、愛の歌唱力…)


 ↓1 今週は

 1 レッスン!
 2 営業
 3 SSプロが恋しい…




貴方「レッスンしますよー」


愛「意味ないんだからやめればいいのに…」

貴方「あなたが意味を決めるわけじゃありません」


純「そーだよ、音痴のくせして」

愛「あん?」

蓮「…逆にすごいけどな」

愛「どういう意味よ?」

奏「…」


貴方「まあまあ、がんばりましょう」

貴方「愛も、見返してやりましょうよ。ね?」


 ↓1 レッスン!!

 1 歌唱力
 2 ダンス
 3 容姿
 4 表現
 5 演技



 愛 歌唱力:2.19
 奏 歌唱力:3


貴方「おおっ…」

貴方「愛…!!」

愛「何よ?」

貴方「一応、聞くに堪えないレベルは脱せたんじゃないですか!?」

貴方「まったくもう、やればできるじゃないですか。よっ、よっ、天然ヒール!」

愛「何かムカつくわね、その馴れ馴れしさ…。つか天然ヒールって…」


純「奏、上手になったじゃん」

蓮「偉いぞ」

奏「う、うん…えへへ…」



 ↓1 好感度

 全員一律一桁分上昇



貴方(このくらいの歌唱力なら……まあ、かろうじてステージにも出せる…かな?)

貴方(まだもうちょっとお仕事してお金を貯めて、曲を作る必要はあるけど…)

貴方(早く稼いで、曲を出したいなあ…)



 春日野愛 女 25歳 誕生日:6月
 体力:3 頭脳:6 精神:1
 歌:2.19 踊:1.00 容:3.00 表:5.00 演:5.00
 熱:1 道:2

 刹那主義者:後先もプライドもかなぐり捨てて、今さえ良ければどんな立場にも立つ。ある意味でとっても愉快な人
 超インテリ:まるでウィキペディアから引用するかのように色んな知識が豊富

 好感度:【76/まないた】

 メモ:超巨大複合コンツェルン春日野グループ総帥の娘だった
    その気になったらお料理上手らしい
 路線:ー
 動機:うっかり間違ってアイドル事務所に
 持ち歌:ー


 榊漣 男 21歳
 体力:5 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:5 容:4 表:3 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【164/笑える】

 金目純 男 13歳
 体力:4 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:4 容:3 表:2 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【99/船はちょっといいや】

 澄谷奏 女 12歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:3 踊:2 容:5 表:4 演:4 熱:? 道:?
 好感度:【97/ちょっぴりこわい】

 ユニット:トレジャーシップ
 歌:3.25 踊:3.00 容:3.75 表:3.50 演:3.75
 状態:寒さに震えながらあら汁を分け合った仲



貴方(さてさて…)

貴方(来週はどうしようかな…っと)



 ↓1 来週は…

 1 レッスン
 2 営業
 3 そう言えばホワイトデーか




貴方「そう言えば…来週はホワイトデー、か」

貴方「…ホワイトデーかあ…」


貴方(一応、蓮くんと純くんには1個30円のチョコを箱買いして、2人でどうぞってあげたんだよなあ…)

貴方(あと先輩と社長と、まこちゃんとタカシくんと香さんにも事務所宛てで郵送しておいたけど…)

貴方(それにお世話になってる代理店の方にも、郵送したっけ…)

貴方(……まあ、期待はしないでおこう)



 ↓1 言うまでもなく、絶壁Pがあげておいたのは全て義理チョコです

 1~3 あれれー、トレジャーシップの女性陣は…3倍返しが基本なようだぞー? どうする、蓮くんと純くん
 4~6 あらいい子たち…
 7~9 ホワイトデーのお返しに、仕事をくれた代理店さん。そろそろ名前つけとく? この人? 準レギュラーだもんね?




 prrrrrr…


貴方「おっと?」

貴方「はい、もしもし?」


*『ああ、もしもし、お世話になってます』

貴方(代理店さん…!)

貴方「こちらこそ、いつもお世話になっています」

*『先月は、チョコレートをありがとうございました。なかなかおいしかったですよ』

貴方「いえいえ」


*『まあ、お返しというほどではありませんが、ホワイトデーのお仕事があるんですが、回しましょうか?』

貴方「! 本当ですか? ありがたいです」

*『ではメールをお送りしますので。不明なことがあればこちらに問い合わせてください』

貴方「ありがとうございます」



 ↓1 うん、名前つけとこう

 代理店さん(30歳・男性)のお名前


 ↓2 採用安価でコンマ判定

 偶数 ホワイトデーがなかなか定着しづらいのは、男性の照れにある…! というような企画のイベントらしいどすえ
 奇数 ホワイトデーの新提案、白い動物デートスポットのイベント?


 連取っぽいんで、ズレまする 吉喜良人さんです



貴方「みなさーん、お仕事ですよー」

貴方「ホワイトデーに関連したイベントですね」


純「これあげる。俺と蓮から」

貴方「っとと……おやおや、まさかもらえるとは……って、これは…」

蓮「1袋98円のマシュマロ」

貴方「………ありがとうございます…。焼きマシュマロにしていただきます」

奏「焼き、マシュマロ…」

貴方「一緒に後で食べます?」

愛「んなもんライターであぶりながら食ったら?」


貴方「ともかく、ホワイトデーイベントです」

貴方「ホワイトデーがなかなか定着しないのは男性側に照れがあるからだ…ということらしく」

蓮「いや、何やっても文句つけられそうな想像が浮かぶからだろ」

純「そもそももらえないし…」ボソ

愛「んなもん、もらったのと同等のランクでいいのよ」

蓮「そんなの分からん」

純「確かに」

愛「これだから野郎ってのは…」

奏「……基本は3倍返し?」


貴方「はいはい、そこまでー」

貴方「ともかく、この照れを克服するところから男性諸君は始めなさい、という感じらしいです」

蓮「大きなお世話だな」


貴方「さあ、張り切って参りましょう!」



 ↓1 イベント内容は…

 1 大声で愛を叫ぼうぜ大会…。恋人がいる人はその人に、いない人でも愛に関連してればおk
 2 ドキッ☆真冬の水着徒競走大会~雑踏トラック編~ 照れって、そういう…?
 3 もらってない人にでもお返しをしまくろう大作戦




貴方「さあ!」

貴方「内容は単純明快です。スポンサーの製菓会社が、様々なホワイトデー返礼用菓子を用意しましたので」

貴方「こいつをわんさか、わんさか、お返ししまくりましょうというものです」


蓮「もらってないのにか?」

貴方「はい!」

純「え…ちょっと恥ずかしい…」

貴方「その照れを克服させるためのものです」


愛「何であたしまで?」

貴方「お菓子メーカーとしては、女性同士でもホワイトデーのお返しを推奨したいようで」

貴方「奏ちゃんも、がんばってくださいね」

奏「ひゃ……は、い…」


蓮「こうやって誰かに都合良く世界は変わってくんだぞ」

純「そうなんだ…」

蓮「悔しければお前が変える側に立て」

純「…………言ってることかっこいいけど、意味不明だよ」



 ↓1 ホワイトデー大返礼会、開催!!

 1~3 蓮くんはイケメンじゃけんねえ
 4~6 沈没船でもアイドルよ、一応
 7~9 マグロやら、ヤバいアクティビティーとやらで意外と知られてた



 0 SPECIAL!!


貴方「さ、準備もできたことだし…スタートですよ!」

愛「はぁ…ったく…まあギャラ出るからやるけど…」

蓮「こうして男の肩身が狭くなっていくのか…」

純「これ、普通に自分で食べたい…」

奏「……味見は?」

純「それかっ」


貴方「ほらほら、散った、散った」

貴方(よし、ようやく配り始めた…。愛と蓮くんはひとりで…純くんと奏ちゃんは一緒に…)

貴方(まあ、いい具合になれば――)


 ザワザワザワ…

貴方「ん…?」


<ねえ、あれってあの…マグロの?

<生で見ると榊さんかっこいい…

<俺さ、ちょっとあの…年増の人に踏まれたいなあ…なんて、へへ…

<はあ? そこは奏ちゃんだろ

<いや純くんだな

<えっ?


 ザワザワザワ…


貴方(あれれ…? 何か、思ったよりも、出ていっただけで早速、人混みが形成されて…)


 ザワザワザワ
 ワイワイワイ


 ↓1 意外とテレビ盛況なのね!

 偶数 あわや怪我人出るかというほどのパニック…!! トレジャーシップ、浮かんできとる!?
 奇数 ヘンタイが多いなぁ、ほんとにこの世の中は!? まあ大盛況はいいんだけど…



貴方(あっという間に、すごい数の人が…!!)

貴方(意外ときてるのか、今…!? トレジャーシップに波が来ているのか!?)



<きゃー、榊くーん!!

<愛さーんっ!!

<奏ちゃん…ふひっ…ぐへへへへ…純きゅんまで…ぐっふふふふ…

<純くん、マシュマロちょーだーい!!

<奏ちゃんこっち来てぇー!!

<おうシャーディ、何しとんじゃ、次の仕事じゃけえ、行くぞ

<やーん、純きゅんのぷりっとしたお尻撫で回したい、奏ちゃんから辛辣な一言引き出したい、愛ちゃんにラリアットされたい、蓮くんに見つめられたいー!!

<蓮様ー!!

<奏ちゃぁーん!!


貴方「ちょっ、こ、これは…!?」

スタッフ「こ、こんなに人がくるなんて予想外で…!」

貴方「このままじゃ大変なことになるんじゃ…」

スタッフ「れ、列を作って、手渡しみたいな感じに変更で…!!」


愛「はい、どーぞ」

*「あ、あの…顔に投げつけてもらっても…!?」

愛「嫌よ、はい次~」


蓮「虫歯になるなよ」

*「はぅぅぅんっ…!?」バタッ


純「はい、どう――うひゃっ!? な、何っ…? 今、誰か、俺の尻、撫で…?」

*「純くんかわいい…」

純「!? 俺はかわいいより、かっこいいがいいの!」

<純くんかっこいー!

純「え? そ、そう? えへへへ…」

<純くんかわいー!

純「だからぁっ!!」


奏「ど…どうぞ…」

*「ありがとうございます」

奏「…は、はい…」

*「メルシー、マドモアゼル」



 ↓1 大盛況やでぇ!!

 偶数 急遽、当初の倍の菓子が追加で届けられたものの、それさえも即座に消えていった…
 奇数 様子を見にきた吉喜さんが想像以上の光景にあんぐりしてぽろっと絶壁Pに告白してきた




スタッフ「お、終わった…」

貴方「すごかったですね…」

スタッフ「ですね…」


愛「何なのよ…これ…?」

蓮「……確変きたか?」

純「疲れた…」

奏「……お菓子…残らなかった…」


貴方「皆さん、お疲れさまです」

貴方「大盛況でしたね! これはトレジャーシップに、大波がきてるかも知れませんね!」

貴方「この調子で、どんどん売れていきましょう!」



 ↓1 知らぬ間に人気者となっていたトレジャーシップ…

 偶数 あれれ、春日野さーん?
 奇数 何だかスター感に……あのう、皆さん?




貴方「ではでは、いつの間にか大人気を祝しまして…かんぱーい」

 『かんぱーい!』


愛「グビグビグビッ……ぷはあっ、かぁーっ、ビールがうまい」ドンッ

蓮「…やっぱ苦い」ゴトッ

純「すっげー、ごちそう…。からあげもたんまりあるし…」

奏「…からあげ…」パクッ


奏「!? あ、あふっ…あふ…い…」

純「あ、ほら、ジュース、ジュース。ちゃんと冷まさないと、さっきプロデューサー揚げたばっかなんだから…」

奏「ンク…ンク…ンク……ぷは…ジュースおいしい…」


貴方(うんうん、みんな、今日の大盛況っぷりに浮かれちゃってますねえ)

貴方(この感じでスター街道をまっしぐら! なんてことになれたらいいなあ…)



愛「ねえ、ちょっと」

貴方「はい?」

愛「またこういうの、やんの?」

貴方「んー……まあ、どうでしょうねえ? 似たようなお仕事が入ることは考えられますが…」

愛「ま、握手会でも何でもいいけど、今日みたいのは悪い気分じゃないわね、また取ってきなさいよ、こういうの」

貴方「おや?」

愛「…何よ?」

貴方「おやおやおやぁ~?」ニタァッ

愛「な、何なのよ、にたにた笑って…」

貴方「……ちょっと、アイドルもいいなーなんて思ってたり?」


 ↓1 どうなんよ、その辺?

 偶数 刹那主義の切り返しすごい 熱意:+1
 奇数 素直になろうぜぇ、おおーい




愛「は、はあ? んなわけないでしょ」

愛「でもこうやって顔が売れてりゃ、契約期間が切れてから…」

貴方「まんざらでもないくせに」

愛「何言ってんのよ」

貴方「いいんですよ、素直になっちゃって。あーいちゃん」

愛「今、何かすごくムカついたんだけど、あんた人を苛立たせる天才?」

貴方「まさかまさか、わたしほど人が好い人間、そうそういませんよ? 割合で言えば70億分の60億くらいの善人ぶりですよ?」

愛「大したことないじゃない」

貴方「はっはっは」



 ↓1~4 好感度

 愛 蓮 純 奏 の順番で、二桁ずつ上昇



 ―― 3月 3週目


貴方「さあ、家族の荒波越えてみ隊の、初ロケですよー!」

愛「面倒臭そうな番組よね…」

蓮「深夜だからな…」

純「冠番組…くぅぅぅっ…」

奏「…」



 春日野愛 女 25歳 誕生日:6月
 体力:3 頭脳:6 精神:1
 歌:2.19 踊:1.00 容:3.00 表:5.00 演:5.00
 熱:1 道:2

 刹那主義者:後先もプライドもかなぐり捨てて、今さえ良ければどんな立場にも立つ。ある意味でとっても愉快な人
 超インテリ:まるでウィキペディアから引用するかのように色んな知識が豊富

 好感度:【164/まないた】

 メモ:超巨大複合コンツェルン春日野グループ総帥の娘だった
    その気になったらお料理上手らしい
 路線:ー
 動機:うっかり間違ってアイドル事務所に
 持ち歌:ー


 榊漣 男 21歳
 体力:5 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:5 容:4 表:3 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【197/笑える】

 金目純 男 13歳
 体力:4 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:4 容:3 表:2 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【183/船はちょっといいや】

 澄谷奏 女 12歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:3 踊:2 容:5 表:4 演:4 熱:? 道:?
 好感度:【137/ちょっぴりこわい】

 ユニット:トレジャーシップ
 歌:3.25 踊:3.00 容:3.75 表:3.50 演:3.75
 状態:一躍人気者



貴方「以前も説明した通り、この番組は色々なご家庭の悩みを解決しよう、というものです」

貴方「親身になって解決に導いてあげましょうね!」



 ↓1 最初のお悩みは…

 偶数 家族旅行に行きたいけど、ペットがたくさんいて誰かに預けるわけにもいかなくて困ってるご家族
 奇数 両親がどうしても一泊二日、家を離れなくてはならない間、小学校低学年の兄弟の面倒をみましょう



<はい、本番いきまーす! 5、4、3……


奏「か…家族の荒波越えてみ隊…です」

純「いえーい!」

蓮「…いえーい」

純「テンション低い…」

愛「んで、最初は?」

奏「こ…こちらの、ご家族の、お悩みです…」


貴方(さあ、上手にやれるかな…?)

貴方(地味に素人さんと関わる番組っていうのが怖いけど…まあ、こっちもほとんど素人みたいなもんだし、大丈夫だよね?)



純「――ってことは…家族旅行終わるまで、ペットの面倒見てあげればいい…ってこと?」

依頼人「お願いします」

奏「は…はい…がんばります…」

愛(そんくらいなら楽勝よね、餌あげてりゃいいだけだろうし…)

蓮「任された」


カンペ『ペット紹介』ペラッ



 ↓1 いっぱいペットがいるんだってさー

 偶数 うわ、ほんとにめちゃんこ多いぞ…?
 奇数 って、普通のペットおらへんやんけ!?




奏「い、行ってらっしゃい…」

純「楽しんできてください!」

蓮「留守は、任せろ」

愛「事故らないようにね」


純「よーし…じゃあ、ペットと遊ぼ!」

蓮「いや、世話するだけだろ」

純「遊ばなきゃ損じゃん」

愛「ガキねえ…」

純「は?」

奏「でも…」

純「ん? どしたの?」

奏「………怖い…」

 『えっ?』


貴方(あーるぇぇー……? 奏ちゃん、わんちゃんとか、猫ちゃんとか…怖いの?)

貴方(大型犬とかはべらせてそうな勝手なイメージあったけど…そうか、ダメなのか…)



 ↓1 さてさて、この状況…

 1 もちろん、犬猫恐怖症克服企画にもってかないとね!!
 2 怯えてる奏ちゃんがかわいい、という画がいっぱい撮れるね(にっこり
 3 その他、どうしてやろうか? ざっくり



貴方「失礼」

AD「えっ」

貴方「さらさらーっと…」カキカキ

貴方「よし…」


カンペ『奏ちゃんの怖さをなくしてあげよう』


純「!」

奏「!!?」

愛「ふぅーん…」

蓮「…ほう」


純「よし、じゃあ奏、怖くないから触ってみよ」

奏「ひぅっ…」

純「大丈夫だって、ほら、このジュリアンヌってトイプードル、大人しいし」ダキッ

純「はい」

ジュリアンヌ「はっはっはっ…」

奏「ひぃっ…ぅ……」


愛「ほら」つ猫

猫「にゃあ」

奏「きゃぅっ…!?」


蓮「…わん」

奏「ひっ……あ…」

純「あはははっ、それただの蓮の似てないマネだって!」



 ↓1 動物と接するトレジャーシップ

 1~3 純くん、めちゃくちゃ動物大好きっ子みたいね
 4~6 愛も何だかてなれてるし、飼ってた経験とかあるんだろうか
 7~9 ……あれれ、蓮くん? 何か、ペットのわんちゃんとか猫ちゃんに、さっぱり触れてないし、ビミョーに距離続けてるね?




純「何で怖いかなあ? めちゃくちゃかわいいのに…」

 ワチャワチャ
 モフモフ

愛「あんた、はべらせすぎじゃない?」


奏「うぅ…」←カーテンに包まって身を守ってる

蓮「…」

愛「……そろそろ、餌の時間じゃないの? 蓮、ドッグフード」

蓮「…ん」


貴方(………あれ?)

貴方(そう言えば蓮くん…ずっと、ペットと距離空けてない?)


貴方「すみません、カンペに…」ヒソヒソ

AD「了解っす」カキカキ


カンペ『レン 餌を手からあげて』

蓮「!?」

貴方(さて…?)


蓮「………………」

純「蓮、早く餌」

愛「何固まってんのよ?」

奏「ひぅぅ…」


蓮「…いや、別に…」

 ゴソゴソ

蓮「…」ヒョイッ

カトリーヌ「わんっ」

蓮「………………………」つ餌

カトリーヌ「わんっ!」ペロパクッ


 ↓1 その瞬間、蓮に電流奔る…!?

 偶数 こ、こいつ…立ったまま気を失っているぞ…!? そんなに動物苦手だったのか、お前…!?
 奇数 あのクールな蓮くんが腰を抜かせて、しかもそこに餌をぶちまけちゃって犬猫が群がっていって恐怖に悶えている…




蓮「」カチン

純「あれ? どしたの?」

カトリーヌ「わふっ!」パタパタパタ

愛「ちょっと?」

奏「ひぅぅ…こないでぇ…」ブルブル


純「ねえ、蓮?」ツンツン

 ヨロッ
 バタッ

純「えっ!?」

愛「な、何よ…こいつ、気絶…?」

純「な、何で? 何でいきなり?」


貴方(そんなに怖かったんだ、蓮くん…?)



 ↓1 そんなわけで、恐怖症克服ターゲットが2名になっちゃったけど…

 1~3 むしろトラウマ並みにこの経験が刻みつけられたんじゃ…?
 4~6 どんな作戦もうまくいかず…
 7~9 最終的に、ちょっと撫でるのはできるように…




純「ゆーっくりでいいから。そのロシアンブルーのターニャは大人しいし」

愛「あんた、ペットの名前、もう全部覚えたの?」


奏「ひぅ、ぅぅ…」ソ-ッ

ターニャ「…」

 ナデ…
 ヒョイッ…

奏「さ、触れた…」ブルブル

純「やったじゃん、じゃあ今度は、ゆっくり、毛並みにあわせて撫でて…」

奏「ひぅぅぅ…」


蓮「…」ムクッ

 モフモフ…

蓮「」バタッ

愛(あっ、目え覚ました瞬間に自分の体で犬猫がくつろぎすててまた卒倒した…)


 ・
 ・
 ・


貴方(長かったロケもようやく終わって、そろそろご家族が帰ってくる時間だ…)

奏「…」ナデ

奏「ひぅ…ぅ…」ナデ

純「できてるじゃん、何もしないし、かわいいっしょ?」


愛「ほら、さっさと撫でてやんなさいよ」

蓮「…」ソ-ッ

 ガシッ

蓮「!?」

愛「そ、の、ま、ま…こうっ!」グイッ ←掴んだ蓮の手を無理やりジュリアンヌに触らせた

ジュリアンヌ「わふ」


貴方(まあ…動物克服は………今後何回か、いいネタにできそうかな)ニヤッ



 ↓1 そんなこんなでロケ終了

 偶数 動物を怖がってるというかわらしい画もたくさん撮れたし、動物と一緒に写ることで何かいい人に見えてしまう効果も生まれたし、ばっちりやな
 奇数 撮影後、動物ものはNGにしてほしい、って蓮と奏ちゃんから迫られた



<はい、オーケーでーす!!

<お疲れさまでしたー!!


貴方「皆さん、お疲れさまです」

純「お疲れさま! はぁーっ……こういう仕事、最高…」

愛「ま、たまにはいいわよね…動物も」

蓮「…もういい…」

奏「グスッ…ヒクッ……お、終わっ…た…」


貴方(泣くほど怖かった…?)

純「奏、今度、うち来いよ。すっげーかわいい猫いるから」

奏「ひぅっ…!?」

純「超かわいいから大丈夫だって。たまにひっかくけど、それもすっごく何か…うぇへへへ…」

貴方(あ、純くんけっこう重度の愛猫家だ)


 ↓1 好感度

 愛 一桁分

 ↓2 好感度

 蓮、奏 一桁分×0.5 端数切り上げ

 ↓3 好感度

 純 二桁分




純「~♪」

貴方「ご機嫌ですね」

純「うん」

貴方「良かったですね」

純「うんっ」



 春日野愛 女 25歳 誕生日:6月
 体力:3 頭脳:6 精神:1
 歌:2.19 踊:1.00 容:3.00 表:5.00 演:5.00
 熱:1 道:2

 刹那主義者:後先もプライドもかなぐり捨てて、今さえ良ければどんな立場にも立つ。ある意味でとっても愉快な人
 超インテリ:まるでウィキペディアから引用するかのように色んな知識が豊富

 好感度:【169/まないた】

 メモ:超巨大複合コンツェルン春日野グループ総帥の娘だった
    その気になったらお料理上手らしい
 路線:ー
 動機:うっかり間違ってアイドル事務所に
 持ち歌:ー


 榊漣 男 21歳
 体力:5 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:5 容:4 表:3 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【202/笑える】

 金目純 男 13歳
 体力:4 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:4 容:3 表:2 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【282/船はちょっといいや】

 澄谷奏 女 12歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:3 踊:2 容:5 表:4 演:4 熱:? 道:?
 好感度:【142/ちょっぴりこわい】

 ユニット:トレジャーシップ
 歌:3.25 踊:3.00 容:3.75 表:3.50 演:3.75
 状態:一躍人気者



貴方(もう、気がついたら春めいてきたなあ…)

貴方(来週で3月が終わって、新年度…)

貴方(………しっかし、ここの社長もいないのに決算書だの報告書だのをちまちま作ってる自分って、どんだけ社畜根性しみついてるんだろう)

貴方(いつ戻られてもいいように準備はしておくけど…)


 ↓1 来週の予定…

 1 レッスン!
 2 営業!
 3 年度が変わるもんで、ちょっとSSプロへ用事が…



貴方「どうもー、おはようございまーす」

スバル「!! お、おはようございます…お久しぶりですね」

貴方「か、河村くん…」

スバル「どうしました…?」

貴方「いえ…あなた(事務員)という存在のありがたみが、ものすごく…ものすごく、身に染みて…!!」

スバル「え、ええっ…?」


葉子「あ、プロデューサーさん…」

貴方「おやおや、葉子ちゃん。高校、ご卒業おめでとうございます。大学も、無事に第一志望に合格したんでしたね?」

葉子「うん…。でも…ちょっと、理工系の学部だから、あんまりアイドルの仕事が難しくなっちゃいそうだけど…」

貴方「いえいえ、大学は勉強する場所ですし、勉強する機会を奪うなんてあってはならないことです。思う存分、学んでください」

葉子「…はい」


貴方(元気そうで良かった…)


 ↓1 会いたい人は、他におるのん?

 1 別にええよ?
 2 あとひとりだけよ?




貴方「よし…っと、これで用事は終わった…」

スバル「何だか、ちらほら間野さんから大変そうだってお話はうかがっていますけど…」

貴方「いえいえ、先輩の方が大変じゃないんですかね? 9人ものアイドルを一手に引き受けて…なんて」

スバル「とはいえ、シャーディ、香、タカシはもう、ほぼほぼ自分で営業したり、色々な打合せに出かけてやれてますし…」

スバル「今年の卒業組も葉子ちゃんは大学の都合で活動は控えめになって、様子を見ながら誠や聖羅やゆず子も自分で…って感じになるでしょうし」

スバル「どうにかなっていますよ」

貴方「頼もしい限りですね」

スバル「必要の母、とでも言うんでしょうかね…?」

貴方「社員増やさないんでしょうかね、社長…?」

スバル「あんまり…そのつもりはなさそうですね」


 ↓1 イベ発生

 偶数 おやおや、お客様がいらっしゃってた?
 奇数 シ ャ ー デ ィ の あ り が た 迷 惑 な 申 し 出




 ガチャッ

作曲家「それじゃあ、これで」

タカシ「はーい、ありがとうございまーす」


貴方「おや、お客さんがいらっしゃってたんですか?」

スバル「ええ、タカシくんが出すアルバムの件で、打合せを事務所で…って」

貴方「ほうほう…」

貴方(トレジャーシップもCD出したいなあ…。でも、プロモーションするだけの費用が…さすがにこれを自腹切ると、回収できなかった時がヤバすぎる…)


作曲家「おや…?」

貴方「ん…?」


作曲家「……………あなたは、確か」

貴方「……ええと…はじめまして?」

タカシ「知り合いなの、先生?」

作曲家「確か、ソクプロさんにいらっしゃるという…」

貴方「一応、出向ですが…」

作曲家「見ましたよ、あのアイドルたちを…。トレジャーシップ」

貴方「それはそれは、ありがとうございます」


作曲家「毎週、見ているんですよ……ヤバティビティー」

タカシ「ヤバティビティー…?」

貴方「それはそれは…ありがとうございます」

作曲家「あの子たちを見ていると、むくむくと…むんっむんと、インスピレーションが沸き上がってくるんです」

作曲家「どうですか、自分と一緒に?」

貴方「何と…!」


 ↓1 でも、お金が…

 1 と、正直に言う
 2 是非!
 3 またの、機会にお願いできたら…



貴方「是非…!」

タカシ「早いね」

貴方「と、言いたいんですが…申し訳ありません、現在、ジリ貧どころか、色々とカツカツなものでして…」


作曲家「エクセレン!!」

作曲家「んん~…やはり、思っていた通りの方だ…」

作曲家「ではまた後日、打合せと参りましょう。ああ…これは、わたしの主義なのですが」

貴方「はい? あの…お金が…」

作曲家「ノン! それは、些細なこと…そう、道端に落ちている小石ほど、些細なもの…」

作曲家「そんな心配なさらないでけっこう…。全ては立て替えましょう。そして売上が出たら、そこから少し差し引いてもらえればいい」

貴方「そんな…よろしいんですか?」

作曲「オフコース」

作曲家「そして、楽曲を提供する方が、いつも過ごしているような環境で…打合せを」

作曲家「そうすることで、イメージが湧き上がるんです…。よろしいですか?」

貴方「では、是非とも事務所へおこしください」

作曲家「エクセレン!!」

スバル(また言った…)


作曲家「では、これにてわたしは…また、いずれ、近い内に…アデュー」

 バタムッ


貴方「…………何か、独特な方ですね」

タカシ「でも、すごい人なんだよ?」

貴方「そうなんですか? よく知らずにお願いしちゃいましたけど…」

タカシ「だって僕、4年くらいオファーし続けて、ようやくだったもん」

貴方「…そんなにですか?」

タカシ「うん、超売れっ子だよ」

貴方「……波がきてるなぁ…」



貴方「――というわけで、今度、作曲家の先生がいらっしゃいますので」

貴方「はい、お掃除してくださーい」

蓮「…ん」

純「散らかしてんの、オバサンのくせに…」

愛「ああん? 年功序列よ」

貴方「じゃ、わたしが最年長なので、愛はトイレ掃除で」

愛「は?」

純「ねんこーじょれつだろ!?」

奏「うそつき…」

蓮「…身から出た錆」

愛「っ…!」


 ↓1 来週は…

 1 レッスン
 2 営業
 3 エイプリルフールかぁ…



 ―― 3月 末日


貴方(おっ…明日は、エイプリルフールだ…)

貴方(エイプリルフール…エイプリルフール…)

貴方(何かやってみたいなあ…)


貴方(けど…うーん…)

貴方(一体、何をすればいいのやら…)



 ↓1 四月バカ!!

 1 おや、吉喜さんからお電話…?
 2 まあ別に何もしなくていいかなあ…?
 3 実は男でしたー、みたいなしょーもない嘘でもついてみようかなあ…?



 prrrrrr…


貴方「! はい、もしもしー?」

吉喜『ああ、どうも、わたしですが』

貴方「いつもお世話になっています!」

吉喜『突然なんですが、実は明日のイベントが、急なキャストの体調不良で欠員が4人も出てしまいまして…』

貴方「委細察しました」

吉喜『では、詳細をメールします』

貴方「はい」pi


貴方「さてさて…どんな、お仕事かなぁ…っと?」

 カチッ

貴方「……こ、これは…」

貴方「うーん…二つ返事をしてしまったが、大丈夫だろうか…?」


貴方「…アイドル界大人狼ゲーム大会…か……」

貴方(エイプリルフールだからこそ、公然と嘘をついてもいいゲームを…ってことなのか)

貴方(しかもこれ、SSプロからも出てきてるし…他のアイドル事務所からも…ここにトレジャーシップが殴り込み、か…)


貴方「………まあ、やるだけやるしかないか」



 ↓1 トレジャーシップに人狼ゲームが出来る人が、いるんだろうか…?

 偶数 女性陣たしなんでた…
 奇数 え、いない? 全員?


 今夜はここまでです
 人狼ゲームの模様は……小ネタで?


 ~人狼ゲーム前夜:トレジャーシップ~

愛「ふぅーん……まあ、ルールは何となく把握したわよ」

貴方「人数的に、人狼1名、村4名…でしかやれませんが、一応、練習でやっておきましょうか」

蓮「…」

純「でも面白そう」

奏「…嘘つきの、ゲーム…?」



純(げっ…人狼になっちゃった…!!)

貴方「さてさて…話し合いをしながら、ひとりずつ処刑をしていって、人狼を処刑できれば村人の勝利。人狼と村人が同数になったら人狼勝利です」

貴方「今日は誰を処刑しましょうかね?」

愛「チビガキ」

純「チビじゃねーし!」

蓮「いや、チビだろう」

奏「あんまり…背、変わんない…」

純「これから伸びるんだよ!」


愛「あら、ムキになってるじゃない、人狼?」

純「は、はあっ? そ、そそそそ、そん、そんなことないしっ…!」

蓮「怪しいな」

奏「…人狼?」

純「違うってば! そんなこと言うオバサンじゃねえの?」

愛「あたしは違うわよ」

蓮「村人なら…とりあえずまだ、残りがいるから死んでも問題ないだろう」

愛「んじゃ、今日はこいつね」

純「はあっ!? はあああっ!? そんなのなしだってば!!」

奏「…」

貴方「おっ、時間ですね、投票タイムでーす。スマホ回していきますよー」


 P → 純
 愛 → 純
 蓮 → 純
 純 → 愛
 奏 → 愛


純「はああああっ!? 何これっ!?」

愛「つか、地味にあたし、2票…」


 リーンゴーン、リーンゴーン♪


貴方「おや、このBGMは」

貴方「……平和な朝が訪れたそうです。村人陣営の勝利」

純「ムリだってば、こんなん!!」

愛「やっぱあんたなんじゃん。顔に出過ぎなのよ」

蓮「ちょろかったな」

奏「…ちぇっ」

純「もっかい、もっかいやろ!! 何かこれ、すっげえ悔しいっ!!」


 ~人狼ゲーム前夜:SSプロオールスター~

タカシ「ふっふふーん、僕これ好き~。やりこんでるもんねー♪」

誠「俺、やったことない…」

香「まあ、僕と同じ陣営になれば勝利は確実だろうな」

ゆず子「どーだか…」

衣依「友達とやったことあるし…できるかも」

聖羅「な、何だか…難しそうですね…」

葉子「うん…」

佑香「がおー?」

シャーディ「やーん、佑香ちゃんなら食べられちゃいたい♪」

タカシ「あ、初日に噛まれたのシャーディだよ。退場ー」


誠「お、俺は市民だって…! 信じてくれよ!」

葉子「でも…占いの結果は、まこちゃんが…」

香「占い師の葉子がこう言ってるんだぞ?」

佑香「……占い師は、佑香」

ゆず子「2人目っ!?」

衣依「ええ…? 誰が本物なの…?」

聖羅「難しいわねえ…」


 まこちゃんが処刑されました


香「ローラーは完遂するべきだ、どちらの真贋をつけるまでもなくそうすれば確実に人狼を1名処刑できる」

ゆず子「いや…もしもチビッコが偽物だったとしたら、それってもう佑香っていう本物を消して人数減らそうとしてる人狼の考えじゃねえ?」

衣依「霊能だった聖羅ちゃん噛まれちゃって、もう分からないし…」

佑香「本物」

ゆず子「香あやしくね?」

香「何っ…? 僕は村人陣営だぞ?」

衣依「じゃ、じゃあ…グレーから?」

香「いや、ここは確実にローラーだ」

ゆず子「ローラー、ローラーって、人に見せる目的で人狼すんのに、そんなん面白いかよ、香様ぁ?」

香「何っ…?」

衣依「でも、もう4人だし…あとひとりの人狼のはずなんだよね? だったら、間違えられないよ…」

佑香「佑香は本物」

ゆず子「人狼どこだよ…ほんと…」

香「っ…だから、占い師を――」

衣依「香くん……何か、必死だよね…。人狼さん…?」

香「違うっ!」


 香が処刑されました

 リーンゴーン、リーンゴーン♪


衣依「朝…? 平和な朝だって! やっぱり香くんだった! やったやった、やったね、ゆずちゃん、佑香ちゃんっ!!」

ゆず子「っしゃ、オラァアアアッ! 香ぅっ、なーにが、僕の陣営が勝つだっつーの、この初心者がぁっ!! はーっはっはっはっ!!」

香「こんなはずじゃ、なかった…」


 ~人狼ゲームから見えたこと~

葉子「香さんって……ムキになって、自滅するんだね…」

香「」グサッ

ゆず子「負けず嫌いだからな」

香「」グサグサッ

タカシ「頭いいはずなのに、がっかりだよねー」

香「」グサグサグサッ

衣依「空回りっていうか…?」

香「」バタッ

聖羅「あ、あら…で、でもほら…嘘が上手じゃない方が、人としてはいいんじゃないですか…? 嘘がへたっぴよりは、きっと」

香「ぐはっ…」ピクピク

佑香「トドメになった…」


シャーディ「っていうか…どうして毎回、初日にわたし噛まれるの…? ひどくない? 初日回避したら人狼だって決めつけ、酷くない?」

誠「でも人狼だったよな」

シャーディ「」


タカシ「あーあ、僕も脅威噛みされちゃって本領発揮できてないしなぁ~」

葉子「脅威…噛み?」

タカシ「この人手強そうだから噛んで排除しちゃおうって、元も子もない人狼の噛み方だよ」

ゆず子「仕方ないんじゃね?」

誠「誰かしらはいなくなってかないとダメなゲームだしなぁ」

聖羅「でも皆さん…何となく、目の動き方とかで分かりますよね。隠しごとしているなぁ~、とか」

 『えっ?』


聖羅「…あら?」

衣依「本当に…分かるの?」

聖羅「まあ…何となくですけれど…でもそれで口にしたら、疑われちゃうかなあって思って、ちょっと黙っちゃうんですけど…」

香「いや、試しにちょっと、臆することなく発言数を増やしてやってみろ。それで本当に当たるのであれば、強いかも知れないぞ」

タカシ「そういう見抜き方って、邪道な気がする…。どこかのメンタリストさんみたいのとか…」



聖羅「ええと……何か、役職があるのか、人狼さんかなあっていうのは…」

タカシ(まさか、当たらないよねー)

佑香(…どきどき)

誠(まだ隠れてた方がいい気がするんだけどなあ…)

葉子(誰なんだろう…?)

聖羅「……………タカシくんと、佑香ちゃん、まこちゃんさん…役職とか、ありますか?」

まこたかゆう『!!?』


香「……あ、当たった…のか…?」

ゆず子「チートどころじゃねえんじゃん…? 的中率が高かったら…」

葉子「ゲームブレーカー…?」

聖羅「あ、あら…? 当たっちゃいましたか…? じゃあ、今日は、この3人の中から、かわいそうですけれど…選びましょうか?」

衣依「……聖羅ちゃん、すごい…」


 ~アイドル界大人狼ゲーム大会:1~

司会『エイプリルフール特別企画、アイドル界大人狼ゲーム大会をこれより開催いたします。早速、出場者のご紹介をさせていただきます』


司会『際立つ個性と溢れ出る仲の良さで大ブレイク、アイドル界の魔窟――こと、SSプロより6名が参戦いたしました』

司会『自称・SSプロナンバーワンの鬼才、その笑みの裏に見え隠れする邪気でプレーヤーを惑わせる――西城タカシ』

司会『アイドル界きっての肉体派にして、逞しすぎるサバイバル能力において最後まで生き残ることができるのか――御剣誠』

司会『この春からは華の女子大生、知性の宿る眼差しは勝利を見据えて光り続けられるか――五味葉子』

司会『アイドル界のゲーマーにして、自由な毒舌で敵を追い詰める――垣根ゆず子』

司会『普段はやさしいお姉ちゃん、しかし今日は仲間の手しか引きません――仲寺衣依』

司会『生粋のモンスターが人狼ゲームで大暴れ、小さな怪獣は人狼なのか、市民なのか――安住佑香』


司会『続きまして無茶ばかりさせられる、別名無茶ぶり芸人アイドルユニット――こと、トレジャーシップより4名が参戦いたしました』

司会『庇護欲誘う憂いの表情、助け舟は吉と出るか凶と出るか――澄谷奏』

司会『演技力と知性において勝る者はなし、眼鏡の奥でくすぶる闘志は勝利への原動力か――春日野愛』

司会『寡黙吊りはご勘弁、ポーカーフェイスと鋭い眼差しは一体どこまで見据えるのか――榊蓮』

司会『闘志めらめら、やる気まんまん、人狼の餌に成り下がるか、市民の希望の光となれるか――金目純』


司会『さらに各界より、アイドル扱いをされている方々もまとめて紹介です』

司会『元女子ラクロス日本代表の、アスリート界のアイドル、キャプテン。男子フィギュアスケートのアイドル、ニックネームは氷の王子様。かわいすぎるアイドル市議会議員。そしてイケメンすぎる局アナです』


司会『すでにここへ集った14名にはそれぞれの役職が伝えられています』

司会『今回の人狼ゲームの配役は、村人7名、人狼2名、占い師1名、霊能者1名、狂人1名、狩人1名、妖狐1名となっております』

司会『占い師は最初にランダムで1名の村人を知っています。人狼の襲撃は初日の夜からです。それでは、協議を開始してください――』


タカシ「はじめましての人もそうじゃない人も、お願いしまーす♪」

佑香「キャプテン…」

キャプテン「佑香ちゃん、久しぶり」

愛(んー、まああたしよか頭のキレそうなのはいないわよね…)

誠(昨日何回かやったけど、自信ねえなあ…)

蓮(寡黙吊りはしてほしくない…)

葉子(ちゃんとできるかな…?)

ゆず子(まあこういうのは適当にやってりゃあいいだろう、吊られず噛まれず…)

奏(嘘つきには処刑…)

衣依(ちらほら、確実にアイドルじゃない人も混じってると思うんだけど…)

純(ゆずちゃんだ、ゆずちゃんがいる!! すげー、おっぱいでけー!!)


タカシ「えーと、それじゃあ人狼を探したいんですけどー」

タカシ「とりあえず、右端の人と左端の人でじゃんけんしてもらって、そこから半分の7人を疑うってどうかな?」

タカシ「半分に割っちゃえば、きっとその中に人狼なり狂人なりが紛れ込んでると思うから、ファーストアクションとしてはいいかなーなんて思うんだけど」


葉子(慣れてる…!?)

愛(そういうセオリーもあんのね…。偏ってる可能性もあるけど、いきなり手探りで探し出すよりはって感じかしら)

タカシ「楽しい楽しい、人狼狩りの時間だよー♪」ニヤァァァッ


衣依(タカシくん、悪い顔してる…)

純(え、何かちょっと怖い…)


 ~アイドル界大人狼ゲーム大会:2~

愛(なんか気がついたら、ラクロス選手だのフィギュスケート選手だの市議会議員だのアナウンサーだのが脱落したわね…)

タカシ「残り10人かぁ…。まあ、まだ余裕はあるけど…」


愛「んで、今日の占い結果はどうなってんのよ? どっちが本物かはまだ分かんないけど」

誠「見つけたぞ」

奏「ひぅ…お、狼さん、いました…」

葉子「え、2人とも…?」

ゆず子「てゆか、いい? 実は、あたしも占い師で、よーやく見つかったんだけど」

蓮「ここにきての、3人目…?」

衣依「ええ…? 何でゆずちゃん、今まで黙ってたの?」

タカシ「でも、わざわざ3人目に出てきちゃうってのも、本物っぽくはあるよね」

純「あ、昨日死んじゃったキャプテン、市民だったよ」

佑香「当然。キャプテンは市民」

ゆず子「何でお前が無根拠にそれを言えるんだよ…」

佑香「がおー」


葉子「とりあえず…人狼が3人とも見つかったって言ってるし、同時に、聞いてみる…?」

愛「そうね…」

タカシ「じゃあ、せーので3人とも言ってね? はい、せーの!」


誠「タカシ」
奏「蓮くん」
ゆず子「葉子」


タカシ「ええっ!?」

蓮「ふむ…」

葉子「ゆず子、偽物だったんだ…」


純「頭こんがらがってくる…」

誠「タカシってやっぱ主導権握ってる感じだろ? だからここが人狼だったらやだなーって思ったんだけど…まさかだったな」

奏「蓮くん、あやしかったから…」

ゆず子「敵に回ってたらやだなーと思ってたんだよなあ…。ちなみにシロ確認してんのは最初のランダムでえーと…そっちのチビ」

純「!!」

ゆず子「あと、タカシと美人議員」

純(議員さんは確かに俺が霊能で見たら市民だったし、てことはゆずちゃんは――本物!?)


葉子「わたし、市民なんだけど…」

タカシ「占いの内訳がどうなってるんだろうなあ…? 本物人狼狂人、人狼2狂人1、本物キツネ狂人、本物人狼キツネ…」

衣依「でも何か、ゆずちゃんって出方が怪しいような気がするなあ…」


司会『投票の時間です』


 投票の結果、安住佑香が処刑されることになりました

 昨夜の犠牲者は、仲寺衣依です


純「佑香、市民だった…」

蓮「まああんまりこれと言った発言はなかったからな…」


 ~アイドル界大人狼ゲーム大会:3~


 御剣誠さんが死体で発見されました
 金目純さんが死体で発見されました


タカシ「急展開きたっ…!」

ゆず子「まこちゃんキツネだっ! これであたしはもう役割を果たした!」

奏「え、あ…まこちゃん…占ったの、わたし…」


愛「つーか、対抗占って呪殺って…」

蓮「占いはローラーでいいんじゃないか?」

ゆず子「あたしは別にそれでいーかなあ…」

奏「人狼…見つけないと…」

タカシ「うーん、でも…うーん…」


タカシ「ゆずは葉子が人狼だって言って、昨日処刑したハコちゃんが…どうだったのか分からないんだよね」

ゆず子「それは人狼があたしの信用落とすために噛んだんだろ? 分かんなくするために」

奏「嘘つきは…処刑だから…ゆずちゃん処刑…」

蓮「そもそも、昨日までの時点で純は死亡者に人狼はいなかった、と言ってた。五味が市民か、人狼だったかが問題だが…」

愛「んなもん議論のしようがないのよ」


愛「もう決め打って勝負でいいんじゃない?」

タカシ「危ないよ、それは。まだ人狼が2人残ってるかもなんだし…」

ゆず子「いや、葉子はあたしがクロ出してんだから、それを処刑したってことは、あとひとりだ」

ゆず子「このままローラーしちゃってもいいだろ」

タカシ「う、うーん…」

蓮「ローラーに賛成」

奏「ひぅ…じゃあ…ゆずちゃんから」


タカシ「えー? ローラーなんかしても面白くないし…」

愛「勝ちゃあいいのよ、勝ちゃあ」


司会『投票の時間です』


 タカシ→愛
 ゆず子→奏
 愛→奏
 蓮→奏
 奏→ゆず子


 澄谷奏が処刑されることになりました


 ~♪


タカシ「あれ、この不穏なBGM…」

愛「あら…」

蓮「これは…」

ゆず子「おっ…?」


 人狼陣営の勝利となりました


 ~アイドル界大人狼ゲーム大会:4~

司会『それでは役職の発表と参ります。順番にお願いいたします』


タカシ「……負けました、村人でした…」

誠「キツネは俺にはムリだって…。妖狐でした…」

葉子「ゆずにハメられて死んじゃいました…村人です」

ゆず子「占い師のふりをして、勝利に導いちゃった――狂人でした♪」

衣依「活躍できなかった…次はがんばります、村人でした」

佑香「…狩人」

愛「あたしにかかりゃあこんなもんね、人狼よ」

蓮「同じく、人狼」

純「…霊能者でした…」

奏「本物の占い師だったのに…」

キャプテン「素村でした」

フィギュアスケーター「素村」

市議会議員「素村」

アナウンサー「素村」


タカシ「ていうかもう、最終日の時点で終わってたじゃん…! 人狼2人と狂人って、完璧勝利だったんじゃん!」

タカシ「続ける必要なかったよね、それっ!?」

ゆず子「まあいいんじゃねえの? 茶番って意味で?」

愛「ちょろかったわね」

蓮「あっさりだったな」

奏「ひぅぅ…」

純(信じてたのに、ゆずちゃん敵陣営だった…)


誠「ていうか、キツネって俺ムリだって…。もうちょっとだったけど…」

衣依「悔しい…でも、あともう1戦あるんだよね」

佑香「マモレナカッタ…」

ゆず子「お前は変なネタ知ってんな?」


司会『それではしばしの休憩を挟みまして、2回戦を開始したいと思います。プレーヤーの皆さんは一旦、ご退場ください』



純「2人揃って人狼だったのかよ! ちょっと信じてたのに!」

蓮「仕方ない」

愛「騙されんのが悪いのよ」

奏「大人は信じちゃダメ…」


タカシ「むぅ…ゆずにしてやられた」

ゆず子「気楽でいいよな、狂人って。てきとーなこと言ってりゃいいんだし」

葉子「ある意味、ゆずにぴったりだったのかも…」

佑香「狼したい」

誠「俺は素村でいいなあ…」

衣依「占い師とかやりたいなあ。市民勝利のために必要って感じだし…」


キャプテン「あ、あの…固有名詞ないモブですけど…いいんですか…? こんな、ところで…?」

キャプテン「もうしばらくしたら、再開…らしいです。ご準備お願いしますね」



 ―― 4月 1週目

貴方(昨日の人狼ゲームは、まあ…うん……だんだんと、回を重ねるごとに殺伐としていったのが面白かったなあ…)

貴方(まさか葉子ちゃんが、あんなに感情を剥き出しにするなんて……と思ったら演技だったわけだし…)

貴方(安定して愛は強かったし、純くんは負け続けたし…)


貴方「色んな一面が見えたな」

貴方「さて、お仕事、お仕事…」


 春日野愛 女 25歳 誕生日:6月
 体力:3 頭脳:6 精神:1
 歌:2.19 踊:1.00 容:3.00 表:5.00 演:5.00
 熱:1 道:2

 刹那主義者:後先もプライドもかなぐり捨てて、今さえ良ければどんな立場にも立つ。ある意味でとっても愉快な人
 超インテリ:まるでウィキペディアから引用するかのように色んな知識が豊富

 好感度:【169/まないた】

 メモ:超巨大複合コンツェルン春日野グループ総帥の娘だった
    その気になったらお料理上手らしい
 路線:ー
 動機:うっかり間違ってアイドル事務所に
 持ち歌:ー


 榊漣 男 21歳
 体力:5 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:5 容:4 表:3 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【202/笑える】

 金目純 男 13歳
 体力:4 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:4 容:3 表:2 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【282/船はちょっといいや】

 澄谷奏 女 12歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:3 踊:2 容:5 表:4 演:4 熱:? 道:?
 好感度:【142/ちょっぴりこわい】

 ユニット:トレジャーシップ
 歌:3.25 踊:3.00 容:3.75 表:3.50 演:3.75
 状態:一躍人気者



貴方「さて…と」

貴方「今週は、どうしたものか…」


 ↓1 今週の予定

 1 レッスン
 2 営業




貴方「さあ、レッスンしますよー」

貴方「作曲家の先生が皆さんにインスピレーションを受けた、とか言って作ってくれることになってますから」


純「ほんとっ!?」

貴方「ええ。ですから、張り切って参りましょう」

奏「歌…」

蓮「……ろくなインスピレーション受けなさそうだが…」

愛「ほんと、変人っていんのね」


貴方(自覚あったんですね)



 ↓1 レッスン!!

 1 歌唱力
 2 ダンス
 3 容姿
 4 表現
 5 演技



 歌:2.32


貴方「……あの」

愛「何よ?」

貴方「ほんとにどうしてでしょう?」

愛「…みなまで言わずに意見求めないでくれる?」


貴方「ははは…」



 ↓1 イベべ?

 偶数 作曲家先生がアポなし訪問しおった
 奇数 奏ちゃんは中学生になりました



貴方「いやー、春めいてきましたね」

貴方「駐車場に車入れてきちゃうんで、お先に戻っててください」

純「はーい」

奏「はい…」


愛「あーっ…疲れた…。蓮、ちょっとマッサージしなさい、後で」

蓮「…ん」

純「蓮って何で逆らわないんだろ…?」

奏「……ドM…?」ボソッ

純「えっ?」

奏「ひぅっ…何も…」


蓮「ん…?」

愛「何よ、いきなり立ち止まって」


作曲家「…………留守か、居留守か…」


純(何か変な人がうちの前にいる…)

奏(不審者…?)

蓮(若作りのオッサン…みたいに見えるな)

愛「ちょっとあんた、人んチの前で何してんのよ?」

純(躊躇ねえっ!! あと家っていうか、事務所なのに…あ、でも家なのかな…? あれ…?)



 ↓1 作曲家先生!

 偶数 ビビビっときたそうです
 奇数 不審者扱いされたせんせー…




作曲家「キミたちは……トレジャーシップ」

純「知ってる人?」

愛「それなりに知られてんだから、知ってるやつくらい――まさか」

奏「…不審者…」

蓮「…」ズイッ


作曲家「何かな?」

蓮「帰れ」

作曲家「ふっ…ふふふ…なるほど、なるほど…!」

蓮「帰らないと警察呼ぶぞ」


愛「しっしっ、居場所突き止めてんじゃないわよ、これだからアイドルファンってのは…」

純「奏、下がってろよ…」

奏「う、うん…」

作曲家「何か勘違いを――」

蓮「帰れ」


作曲家「ふっ…それもまた面白い…!」

作曲家「ではまた会う日まで…アデュー!!」


愛「うわぁ…痛ったいのがいるもんね…。誰目当てなのよ、あいつ…?」

蓮「…塩まくか」

純「もったいなくね?」

奏「いわしの、頭…?」

愛「んなもん効き目ないわよ」



貴方「さてさて、帰って、いつ作曲家さんがいらっしゃってもいいようにお掃除を…」

作曲家「ん?」

貴方「おや?」


貴方「……ええと?」

作曲家「ふっ…帰れと言われてしまってね」

貴方「はいっ?」


 ↓1 え、ちょっと?

 偶数 そして翌日はご無礼をお詫びして、ちゃんと迎えました。ちゃんとアポとってよ…
 奇数 超売れっ子先生だったもんで…? え? 折角のチャンスだったのに…?




貴方「皆さんっ、ちょっと!! 何、作曲家さんを追い返しちゃったんですかっ…!?」

愛「作曲家?」

純「何それ?」

奏「………あ」

蓮「さっきのやつか?」

貴方「あの、何か…ちょっと年いってそうだけど若作りしてて、謎のフランス語らしきものを使う人ですよ」

愛「不審者だと思って蓮に追い返させたわよ」

貴方「いやいや、だからって…」


 prrrrrr…


貴方「っとと…はい、もしもし?」

作曲家『先ほどは失礼』

貴方「! いえいえ、こちらこそ…ただ、急なことだったものでして…」

作曲家『スケジュールが、なかなか空かなくてね。次に行けそうなのは…1ヶ月ほど後になりそうだ」

貴方「へっ?」

作曲家『ではこれで』



貴方「………………」

純「どしたの?」

貴方「………1ヶ月後まで今度は来れないそうなんで、もう追い返さないでください…」

貴方(さっさと1枚くらいCD出したいのに…!!)



 ↓1 好感度

 一律一桁上昇



貴方「何てこったい、パンナコッタ…」

純「誰?」

貴方「誰でもないですよ」



 春日野愛 女 25歳 誕生日:6月
 体力:3 頭脳:6 精神:1
 歌:2.32 踊:1.00 容:3.00 表:5.00 演:5.00
 熱:1 道:2

 刹那主義者:後先もプライドもかなぐり捨てて、今さえ良ければどんな立場にも立つ。ある意味でとっても愉快な人
 超インテリ:まるでウィキペディアから引用するかのように色んな知識が豊富

 好感度:【175/まないた】

 メモ:超巨大複合コンツェルン春日野グループ総帥の娘だった
    その気になったらお料理上手らしい
 路線:ー
 動機:うっかり間違ってアイドル事務所に
 持ち歌:ー


 榊漣 男 21歳
 体力:5 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:5 容:4 表:3 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【208/笑える】

 金目純 男 13歳
 体力:4 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:4 容:3 表:2 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【288/船はちょっといいや】

 澄谷奏 女 12歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:3 踊:2 容:5 表:4 演:4 熱:? 道:?
 好感度:【148/ちょっぴりこわい】

 ユニット:トレジャーシップ
 歌:3.25 踊:3.00 容:3.75 表:3.50 演:3.75
 状態:一躍人気者



貴方「はあ…」

貴方「やらかしたものは仕方ない、切り替えていこう」


貴方(そう言えば…お家賃は…12月の時点から、半年分ってことだったから…5月までは心配しなくてもいいのか…)

貴方(ここの賃料は1ヶ月に15万…。あかん、もっと仕事せな)


 ↓1 来週の予定

 1 レッスン
 2 営業



 ―― 4月 2週目


貴方「おや、奏ちゃん。今日は中学校の制服でいらっしゃったんですね」

奏「ひぅ…」

貴方「よく似合ってて、何だかちょっとお姉さんになった感じですね」

奏「……う、うん…」


純「おいババア、俺のアイス食っただろ!?」

愛「はあ? あんたのアイスぅ? 知らないわよ、名前でも書いたの?」

純「書くかよ、いちいち!」

愛「んじゃ知んないわよ」


蓮「ふわぁ…」



 ↓1 レッスン!

 1 歌唱力
 2 ダンス
 3 容姿
 4 表現
 5 演技



 歌:3.12


貴方「……!!」

愛「何よ、その顔?」

貴方「ひ、人並みに…聞こえた気が…!」

貴方「も、もう一度…!」

愛「……まあいいわよ、特別に」

貴方「よっ――」

純「場末のママ」

愛「こら、クソガキャァッ!!」

純「うわ、こっち来た…!」


貴方「あ、えーと…あの、もういっぺん…」



 ↓1 イベ?

 偶数 トレジャーシップに、今さらになって初めての…?
 奇数 そろそろ、誰かのイベント入りますかのう



貴方「えーと…これが蓮くんで…こっちが、愛…」ゴソゴソ


純「あれっ…? 何してんの?」

貴方「ああ、今、いいことをしてる最中で」

純「いいこと?」

貴方「ええ、今まで…どうやら、ソクプロの前のビルに届けられていたそうで…」

貴方「これからはこっちに転送してもらえるようになりましてね」

純「?」

貴方「まあ、もうちょっと待っててください」


 ・
 ・
 ・

純「肉!」

愛「魚」

蓮「野菜炒め」

奏「……からあげ…」


貴方「みなさーん、お夕飯のおかずを何にするかで揉めてないで、ちょっといいですか?」

純「何っ? 今、大事な――」

貴方「みなさんに、ファンレターが届いてますよー」


純「…ファンレター?」

蓮「…俺たちに?」

愛「嘘でしょ?」

奏「………嬉しいかも…」


貴方「一応、中身はこっちでチェックしましたので封は空いちゃっていますが、お気になさらずどうぞ」

貴方「はい、これが愛の分。蓮くん、純くん、奏ちゃん…。どうぞ」


純「うわ、すげー! こんなん初めてもらった!」

蓮「…多く、ないか…?」

奏「蓮くん…1番多い…」

愛「一緒に万札の1枚や2枚忍ばせてくれたっていいと思うのに…」



 ↓1 ファンレターですよ、ファンレター!!

 偶数 おやおやー、春日野さーん?
 奇数 何か、ユニット内で格差が…?



愛「…」

ファンレター『はじめてファンレターを芸能人の方に送らせてもらいました!』

ファンレター『この前あった人狼ゲームのイベントで愛さんの活躍を見て、頭が良くて格好いいところが痺れました!』

ファンレター『これから応援していきますので、がんばってください!!』

愛「…」


貴方「…ほほう?」ズイッ

愛「!? な、何よっ…?」ガサッ

貴方「隠しても意味ないですよ? 変な内容のものがないかチェックする時、中身に目は通してますので」

愛「っ…」

貴方「女優としてだろうが、アイドルとしてだろうが…あなたの望むものは手に入ると、やっぱり思うんですけどね」

貴方「案外悪いもんじゃないと思うんですけど…どうでしょう?」


 ↓1 愛ぃっ!

 偶数 素直になれないお年頃? 年がいきすぎて?
 奇数 何やねん、お前は




愛「……はんっ、別に?」

貴方「おや…」


愛「ただの腰掛けよ、腰掛け」

愛「…アイドルなんて好きじゃないのよ、あたしは」

貴方「またどうしてです?」

愛「…言う必要ある?」

貴方「あなたのプロデューサーですから」

愛「お生憎さまね、それはあたしにとって言う必要のない立場よ」


貴方(……うーん…軌道には乗ってきているんだし、ちょっと意固地すぎるような…)

貴方(…何かあったんだろうか…?)



貴方(さてと…)

貴方(ちゃっかり夕飯が蓮くん希望の野菜炒めになったところで、来週の予定でも考えようかな…)


蓮「辛いのがいいやつはいるか?」

愛「どーでも」

純「辛いのやだ」

奏「…どっちでも…」


貴方(来週はーっと…)


 ↓1 来週の予定

 1 レッスン!
 2 営業!



 ―― 4月 3週目


貴方「あったかいなあ…」

貴方「……あ、花見し忘れた」

貴方「まいっか…」



 春日野愛 女 25歳 誕生日:6月
 体力:3 頭脳:6 精神:1
 歌:3.12 踊:1.00 容:3.00 表:5.00 演:5.00
 熱:1 道:2

 刹那主義者:後先もプライドもかなぐり捨てて、今さえ良ければどんな立場にも立つ。ある意味でとっても愉快な人
 超インテリ:まるでウィキペディアから引用するかのように色んな知識が豊富

 好感度:【175/まないた】

 メモ:超巨大複合コンツェルン春日野グループ総帥の娘だった
    その気になったらお料理上手らしい
 路線:ー
 動機:うっかり間違ってアイドル事務所に
 持ち歌:ー


 榊漣 男 21歳
 体力:5 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:5 容:4 表:3 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【208/笑える】

 金目純 男 13歳
 体力:4 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:4 容:3 表:2 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【288/船はちょっといいや】

 澄谷奏 女 12歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:3 踊:2 容:5 表:4 演:4 熱:? 道:?
 好感度:【148/ちょっぴりこわい】

 ユニット:トレジャーシップ
 歌:3.25 踊:3.00 容:3.75 表:3.50 演:3.75
 状態:一躍人気者



貴方「さてさて、営業、営業」

貴方「がんばるぞー」


 ↓1 営業先は

 1 テレビ局
 2 広告代理店
 3 業界バー




貴方「最近、けっこういい仕事をちょくちょくもらえるんだよなあ…」

貴方「今回もいい仕事がゲットできたりして…」

貴方「ふっふっふ…」


貴方「目指せ、沈没船脱出…!」



 ↓1 営業成果は…

 1~3 あれれ…ダメだったかぁ…
 4~6 おや? あの人は…?
 7~9 ほほう、スペシャルドラマ?




貴方「…」

貴方「おかしいなあ…?」

貴方「何の手応えも得られなかったぞ…?」


貴方「もしかして、またどっかに大穴でも空いて再沈没…?」

貴方「…まさかな」


貴方「こんな日もあるか」

貴方「気を取り直して、明日からもがんばろうっと」



 ↓1 ま、そうそう簡単に再沈没なんてね?

 偶数 ない、ない
 奇数 ファッ!?



 ―― 4月 4週目


貴方「うーん、ゴールデンウィークが近いな…」

貴方「…何か、イベントとかのお仕事とか転がり込んできたりしないかな…?」

貴方「そう都合よくは、ないだろうなあ…」


貴方「いやでも、吉喜さんのとこ行けばワンチャン…?」

貴方「んー…でもどうだろうなあ…?」



 ↓1 今週の予定は…

 1 レッスン
 2 営業
 3 ゴールデンウィークをまったり過ごそう




貴方「とにかくお金を稼ごう」

貴方「あの子たちを養う方法は、生活費を自腹切って出すものじゃないはずだ」

貴方「営業あるのみ!!」


貴方「がんばるぞー」


 ↓1 営業先

 1 テレビ局
 2 広告代理店
 3 業界バー




貴方「今日こそはいい仕事をゲットするぞ」

貴方「前回はきっと慢心が招いてしまった結果だ」

貴方「今日は慢心せずに、全身全霊で、馴れ馴れしくも腰を低く攻めるのみ…!!」



 ↓1 営業成果

 1~3 空振りした
 4~6 あ、リルモンといよりんだー
 7~9 オーディションですか




貴方(ダメだったかぁ…)

貴方(もうちょっとぶらついてから帰ろうっと…)


衣依「佑香ちゃんってば…ねえ、やめよ?」

佑香「そこにターゲットがいる限り、悪戯はやめられない、止まらな――」

衣依「佑香ちゃん、怒るよ?」グイッ

佑香「…」


貴方「おや? 佑香ちゃんに衣依ちゃんじゃないですか」

佑香「!」スチャッ

 ガシッ

衣依「佑香ちゃん、テレビ局の廊下で水鉄砲なんかやって水浸しにしたら、雑巾がけさせるよ?」

佑香「…」シュン ←諦めた


貴方(いつの間にか佑香ちゃんの手綱を衣依ちゃんが取れている…!!)

貴方(しかも何か、理由は分からないけど逆らっちゃいけない相手ですオーラまで自在に出せるようになっているとは…成長期恐るべし)

貴方(…………中学3年生になっても、背とかはあんまり成長できなかったみたいだけど…)


貴方「奇遇ですね。お仕事ですか?」

佑香「新番組」

貴方「ほう?」

衣依「佑香ちゃんとやることになっちゃって…。その打合せにきたの」

貴方「先輩は?」

衣依「今日は聖羅ちゃんと一緒」


貴方(佑香ちゃんを連れて衣依ちゃんだけで打合せにこられるとは…時の流れすごい)

貴方(負けないようにがんばろう…!!)



 ↓1 負けないように、もっかい営業行こう!

 1 再びテレビ局で
 2 今度は代理店へ
 3 業界バーへ



貴方(ええい、こうなったらしつこく行こう)

貴方(きっと、きっと何かしらは…! きっとある…!)

貴方(何だってその気になればできるさ、世界征服だろうが、仕事を1つ取ってくるだろうが、同じさ!)


貴方「よし、何でもできる気になってきた」

貴方「がんばるぞー!」


衣依(大変そう…)

佑香(ふっ…隙あ――)

 ガシッ

衣依「佑香ちゃん?」

佑香「……………………ごめんなさい」

衣依「いい子だね」



 ↓1 再びの営業!

 1~3 気合いじゃどーにもならへんかったわ
 4~6 ドラマ制作のPに会ったら…むむっ、となった
 7~9 夏からの学園ドラマの生徒役オーディションか…



 0 SPECIAL!!


*「あー……今はちょっとないかなあ」

貴方「そうですか…」


貴方(ドラマ系なら押し込めればどうにかなるかと思ったけど…)

貴方(今日はちょっと、やっぱり厳しいかなあ…?)


*「あ、でもねえ」

貴方「はい?」

*「……まだ制作発表してないんだけど」

貴方「ほほう…?」

*「ちょっと大きなプロジェクトがあるんですよ」

貴方「ほうほうほう…」


*「最近、色々と家族ものっていうのかなあ…そういう番組の数字がどの局でもいいみたいだっていうんでね」

*「うちの局で、大物監督使って映画を作ろうってことになってて」

貴方「ふむ?」

*「紹介しましょうか?」

貴方「……どうもありがとうございます」


*「その代わり…」

貴方「!」


 ↓1 見返りだとぅっ…!?

 偶数 いい数字出してよ、って…プレッシャーかけられた
 奇数 ヘンタイが多いよぉー




貴方「何でしょう…?」

貴方「自分にできることなら…」ゴクリ


*「………純くんのパンツって、トランクス? ボクサー? それとも…白ブリーフ…?」ゴクリ

貴方「………………………………トランクスですが」

*「おっほほほふ…」


貴方(ごめんね、純くん…)

貴方(でもきっと顔知らない人の妄想に使われる程度だから、実害ないだろうし許して…)

貴方(実害できたらどんな手段をもってでも排除するから…)


*「あ、うん、映画の方のプロデューサーにはこっちから連絡しておくから」

貴方「よろしくお願いします」



 ↓1 けっこう大きく扱う映画の出演が内定だ!

 偶数 とんでもファミリーの、とんでも活躍を描いた映画っぽいです
 奇数 ある家族の一年を描いた長編小説の実写化らしいです。けっこう静かな、淡々とした雰囲気の?




貴方「――映画出演に、内定しましたー!!」


愛「映画?」

蓮「映画か…」

純「マジでっ!?」

奏「ひぅぅ…緊張する…」


貴方「ええとですね、ざっくりした概要になりますが、とんでもファミリーの、とんでも活躍を描いた映画…だとかで」

貴方「殺し屋稼業を営む一家というのがいて…」

貴方「この一家がまあ、とっても…何というか、アバンギャルドな家族で…」

貴方「高速道路でタンクローリーが横転しての大爆発だとか…」

貴方「愉快犯的に悪いことをいっぱいやっているとか、かと思えばたまに慈善活動的なことをしているだとか、まあ…うん…」


愛「ジャンルは何なの?」

貴方「ヒューマンアクションギャグ…らしいです」

蓮「…」

奏「どれ…?」

純「何かよく分かんないけど面白そう!」


貴方「ま…追々、分かるでしょう」



 ↓1 映画出演内定に…

 偶数 どったのよ、愛は?
 奇数 けっこうみんな、浮かれ気味?




<殺し屋ってどんな? 黒いスーツとか?

<お前は学ランでいいだろ

<やだよっ!

<ふふっ…



貴方(うんうん、映画に喜んでるみたいだ)

 プシッ

貴方「んっ…?」

愛「…」ゴクゴクゴクッ

愛「ぷはっ…」


貴方「おやおや、もうビールをあけちゃって…どうかしました?」

愛「何か、ズルいわよねえ、やっぱ…」

貴方「ズルいとは?」

愛「こうやってデッカい仕事を、アイドルだからってだけで手に入れられちゃうわけでしょ?」

愛「こーゆーのに、今まで何度も何度も煮え湯を飲まされてきたってのに…」



 ↓1 台詞選択

 1 出るのが嫌なら、構いませんよ?
 2 それは大きな勘違いだと思いますが
 3 その他、台詞 ざっくりね




貴方「それは大きな勘違いだと思いますが」

愛「ああん?」

貴方「曲がりなりにも、トレジャーシップとして…まあ、過酷なロケなんかをして知名度が上がったじゃないですか」

貴方「そういう活動でようやく日の目を浴びることができた結果、こんな話も舞い込んできたわけですよ」


愛「何よ、それ?」

愛「んじゃあ、日陰者はそのままでいろって?」

愛「日の当たる場所を奪い合って、負けりゃあそれではいおしまいってわけ?」


貴方「そんなことは言ってません」

貴方「ただ、どんな手段を用いてでも一握りの日が射す場所へ這い上がること」

貴方「それができないのに、高いところを見上げて愚痴をこぼしているような人はどうにもならないんじゃないか、ということです」


愛「…あっそ」

貴方「色々な…タイミングだとか、運だとか、そういうものはありますが」

貴方「それ以前の素地はどうしたって苦労がいるようなものです」

貴方「あなたは見事に、そういった努力の末、大役を掴み取ることができた。それじゃいけません?」

愛「だったらあたしがこれまでしてきたことは何だったのよ?」

貴方「それは、撮影の時に発揮されるものでしょう?」

愛「っ…」

貴方「期待してますからね」



 ↓1 刹那主義者

 偶数 切り替え早いな、おい
 奇数 ひねてんなあ…これだから精神値:1は…



愛「はぁ…」

貴方「いやー、きっと愛の演技が光って、素晴らしい映画になって、何かこう、映画の賞を総なめですかね?」

貴方「見たいなぁー、受賞してる愛を」


愛「…ま、まあ、そんくらい楽勝よ」

貴方「本当ですかぁ?」

愛「ふんっ、当然でしょ? あたしを何だと思ってんのよ」

愛「どんなことしたって、どうにもしてやるわよ、遠いとこまで行ったって指くわえる準備をしておくことね!」


貴方(あ、何かやる気になった…っぽい?)

貴方(いいことだけど)



 情熱/モチベーション:1 → 2


 春日野愛 女 25歳 誕生日:6月
 体力:3 頭脳:6 精神:1
 歌:3.12 踊:1.00 容:3.00 表:5.00 演:5.00
 熱:2 道:2

 刹那主義者:後先もプライドもかなぐり捨てて、今さえ良ければどんな立場にも立つ。ある意味でとっても愉快な人
 超インテリ:まるでウィキペディアから引用するかのように色んな知識が豊富

 好感度:【175/まないた】

 メモ:超巨大複合コンツェルン春日野グループ総帥の娘だった
    その気になったらお料理上手らしい
 路線:ー
 動機:うっかり間違ってアイドル事務所に
 持ち歌:ー


 榊漣 男 21歳
 体力:5 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:5 容:4 表:3 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【208/笑える】

 金目純 男 13歳
 体力:4 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:4 容:3 表:2 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【288/船はちょっといいや】

 澄谷奏 女 12歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:3 踊:2 容:5 表:4 演:4 熱:? 道:?
 好感度:【148/ちょっぴりこわい】

 ユニット:トレジャーシップ
 歌:3.25 踊:3.00 容:3.75 表:3.50 演:3.75
 状態:一躍人気者



貴方(さてと…)

貴方(来週は、どうしようかな…?)


 ↓1 来週の予定は

 1 レッスン
 2 営業



 ―― 5月 1週目


貴方「世間はゴールデンウィークですが、レッスンですよー」


純「潮干狩り行く予定だったのに、レッスンとか…」

蓮「潮干狩りか…やったことないな」

純「ないの?」

奏「貝きらい…」

愛「あんなん、何が楽しいんだか…」


貴方「はいはい、潮干狩りじゃなくて、山狩りがヤバティビティーでありますから」

純「山狩りっ?」

蓮「何させる気だ、今度は…?」


 ↓1 レッスン

 1 歌
 2 ダンス
 3 容姿
 4 表現
 5 演技



 演:5.77


愛「何その演技? 猿のマネかしら?」

純「この…」

愛「おーっほほほほ!」


蓮「ここぞとばかりに…」

奏「大人気ない…」


貴方(得意なんだなあ、ほんとにこういうのは…」



 ↓1 好感度

 一律一桁分上昇



純「目玉焼きはソースだろ!」

愛「はいはい、ガキんちょはソースかけてなさい」

奏「…塩コショウ…」

貴方(何でもかんでも割れるんだなあ…)


蓮「…砂糖は、邪道か?」

純「え?」

愛「………いや…邪道通り越してきもいわよ、それ」

奏「味覚バカ…」



 春日野愛 女 25歳 誕生日:6月
 体力:3 頭脳:6 精神:1
 歌:3.12 踊:1.00 容:3.00 表:5.00 演:5.77
 熱:2 道:2

 刹那主義者:後先もプライドもかなぐり捨てて、今さえ良ければどんな立場にも立つ。ある意味でとっても愉快な人
 超インテリ:まるでウィキペディアから引用するかのように色んな知識が豊富

 好感度:【185/営業は上手いじゃない】

 メモ:超巨大複合コンツェルン春日野グループ総帥の娘だった
    その気になったらお料理上手らしい
 路線:ー
 動機:うっかり間違ってアイドル事務所に
 持ち歌:ー


 榊漣 男 21歳
 体力:5 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:5 容:4 表:3 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【218/笑える】

 金目純 男 13歳
 体力:4 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:4 容:3 表:2 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【298/船はちょっといいや】

 澄谷奏 女 12歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:3 踊:2 容:5 表:4 演:4 熱:? 道:?
 好感度:【158/ちょっぴりこわい】

 ユニット:トレジャーシップ
 歌:3.50 踊:3.00 容:3.75 表:3.50 演:3.75
 状態:一躍人気者



 ↓1 5月になったよ

 偶数 またあの作曲家がアポなしできた…!!
 奇数 ゴールデンウィーク最終日…




貴方「ふぃぃ…」

貴方(今回のヤバティビティーも、ヤバかったなぁ…)

貴方(まさか山狩りと称してあんなことをさせられるだなんて…)


純「つーかーれーたぁー……」

奏「ぐったり…」

蓮「…あ、洗濯機回すの忘れた…」

愛「ちゃんと毎日やんなさいよ」


<ぴーんぽーん…


貴方「おや…?」

愛「また取立…?」

貴方「うーん…なりを潜めていたと思いましたが…」


貴方「はーい、どなた――」

 ガチャッ

作曲家「やあ」

貴方「あなたは…!!」

作曲家「約束通り、お邪魔させてもらいにきたよ」

貴方「どうぞどうぞ」

貴方「ちょっとロケから帰ってきたばかりで、疲れてはいますが…」

作曲家「エクセレン!! それでこそ、素が見えるというものだ。実に、実に…グーッド」

貴方「そ、そうですか…?」



 ↓1 一体、トレジャーシップのどんなとこにインスピレーションを…?

 偶数 もうね、こう、アイドルらしからぬところだそうで…?
 奇数 主にユニットメンバー間の不協和音がエクセレンらしいです



純「ぶっ…ババア、何で、そんなかっこでうろついてんだよ…!?」

愛「はあ? ちょっと着替えてるだけでしょ?」

純「だ、だだだ、だからって…そ、そんな…薄着でっ…!」

蓮「別に見慣れればどうにも思わないけどな…」

奏(……お、大人の、関係…?)ゴクリ


貴方「って、何をしとるんですか、あなたたちは」

作曲家「!! エクセレン!!」

貴方「はいっ…?」

作曲家「まさか、いきなり、下着とTシャツだけというラフな格好の女性が平気でうろついている空間に出くわすとは…」

作曲家「それに対する反応もバラバラ…この絶妙に、全てを不和へ導く、不協和音…!!」

作曲家「いいぞ…実に、実にぃぃぃ…アメージング」

貴方(あ、ここはエクセレントとかグッドじゃないんだ…?)


作曲家「みなぎってきた…!」


純「うわぁ…」

蓮「…これは…」

奏「へんたい…さん…」

愛「…変なの多いわよねえ…」



 ↓1 インスピレーションがどんどんだそうで

 1~3 1曲できるのはやい…
 4~6 あっという間に色んなことが決まっていく…
 7~9 え、シングルなんかに収まらないからアルバムに?




作曲家「できた…できてきたぞぉっ…!」

 ドンッ
 ゴソゴソ

純「うわ、何…いきなり…パソコン出した…?」

作曲家「ふふふ…ふはははははっ…!」


 カチカチカチ
 ガタガタガタッ
 ッタ-----ン


作曲家「できた…」

貴方「もう…!?」


作曲家「ブラッシュアップは、必要ない」

作曲家「ここにキミ達のソウルを叩き込んで、フィーネ…!」


純「…フィーネって、誰?」

蓮「…音楽の用語の、終わりとかってやつじゃないのか?」

愛「これで電波ソングでもできてたらぶっ飛ばしていいのかしら?」

奏「…」


貴方「と、とりあえず…聴かせていただくことは?」

作曲家「オフコース」

 カチッ

 ~♪



 ↓1 その曲は…!!

 偶数 ブラスとアップテンポのリズムが心地よい、大海原へ出向した船のように壮大な曲
 奇数 あっ、ここが沈没船って分かっちゃってるのか、この人?




 ~♪……


貴方「…」

愛「…」

蓮「…」

純「…」

奏「…」


作曲家「どうだっただろうか?」

貴方「……す、素晴らしい…」パチパチ

愛「変態性と才能を引き換えたのね…」

蓮「嫌いじゃない…」

純「てゆか、超かっけー」

奏「…」パチパチ


作曲家「ふっ…」

作曲家「しかし、まだまだ、こんなものは氷山の一角だろう…」


 ↓1 そう言って作曲家は…

 偶数 え、住み着くのん?
 奇数 去っていった… あれ、もう1曲くらい提供してもらわないと…




作曲家「では…さらばだ」

貴方「あ、ありがとうございます」


作曲家「また来よう、新たなキミたちの魅力を見に…」

作曲家「アディオース!」


貴方「…」

愛「…何かもう、どうでも良くなってくるわね…」

蓮「どういう意味でだ?」

愛「………良くも悪くも?」


純「これ歌いたい」

奏「わくわく」

貴方「では、作曲家さんに作っていただくために、どんな歌詞をつけるかのイメージを……」


貴方「って、あれ?」

貴方「もう1曲くらい作ってもらわないと、シングルには…!」



 春日野愛 女 25歳 誕生日:6月
 体力:3 頭脳:6 精神:1
 歌:3.12 踊:1.00 容:3.00 表:5.00 演:5.77
 熱:2 道:2

 刹那主義者:後先もプライドもかなぐり捨てて、今さえ良ければどんな立場にも立つ。ある意味でとっても愉快な人
 超インテリ:まるでウィキペディアから引用するかのように色んな知識が豊富

 好感度:【185/営業は上手いじゃない】

 メモ:超巨大複合コンツェルン春日野グループ総帥の娘だった
    その気になったらお料理上手らしい
 動機:うっかり間違ってアイドル事務所に

 榊漣 男 21歳
 体力:5 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:5 容:4 表:3 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【218/笑える】

 金目純 男 13歳
 体力:4 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:4 容:3 表:2 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【298/船はちょっといいや】

 澄谷奏 女 12歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:3 踊:2 容:5 表:4 演:4 熱:? 道:?
 好感度:【158/ちょっぴりこわい】

 ユニット:トレジャーシップ
 歌:3.50 踊:3.00 容:3.75 表:3.50 演:3.75
 状態:一躍人気者
 持ち歌:ディパーチャー



貴方(また来た時まで、お預けか…。忙しい人なんだなあ…)

貴方(それまでは、いつも通りにがんばろう…)


 ↓1 来週の予定は

 1 レッスン
 2 営業
 3 新曲レッスン



 ―― 5月 2週目


貴方「よし」

貴方「営業するぞー」


貴方(CDリリースの時に、ちょっとでも豪華にするために…!)

貴方(今週の方針は、資金大事に!!)


 ↓1 営業先は

 1 テレビ局
 2 代理店
 3 業界バー




貴方(あんまり最近、テレビ局の営業は…打率良くはないけど)

貴方(でも、仕事を取れさえすれば、それなりに大きいし…)

貴方(ハングリーにいこう)


貴方「…」グゥゥ

貴方(………実際ちょっとハングリーだけど)



 ↓1 営業成果

 1~3 空振り
 4~6 あ、せーらちゃん
 7~9 グルメ番組のゲスト? 2人までか




貴方「…」グゥゥゥゥ

貴方「…お昼食べよう…」ゴソゴソ

貴方「…」モグモグ ←自宅で手作りしてきた塩むすび

貴方「…」モグモグ


貴方(最近、事務所以外でおかずのある食事をしてない…)

貴方(来月からは家賃もだもんなあ…)


貴方(空振りするくらいなら、吉喜さんのとこに行った方がやっぱいいのかなあ…?)



 ↓1 いーべんとぅ?

 偶数 家族の荒波越えてみ隊で、まさかまさかのとんでも展開が…!?
 奇数 さて、トレジャーシップメンバーの、誰から取りかかろうか?




貴方(はぁ…お腹が減った…)

貴方(我が家――じゃあなかった、事務所の玄関までの通路が長く感じる…)


 ガチャッ

貴方「ただいま帰りましたー」

 フワァッ…

貴方「あ、いい香り…」

貴方「カレーの匂いは、すきっぱらにこたえるぜ…」


 ↓1 誰イベ希望?

 1 蓮くん
 2 純くん
 3 奏ちゃん




純「このカレー…辛いよ…」モグモグ

奏「…」モグモグ

愛「子ども舌だからでしょ、奏見なさいよ」

純「…」

蓮「これくらいだろう…」

貴方「いやー、おいしい…。カレーっておいしいですね…。おかわりもらいまーす」


<ぴーんぽーん

貴方「おや…?」

貴方「団欒の最中に一体どなたが…?」


貴方「はいはーい…」

貴方「どなた様ですかーっと…」

 ガチャッ


 ↓1 そこにいたのは…

 偶数 蓮くんの、パパン?
 奇数 宅配か、おつかれっす




宅配便「お届けものです、印鑑かサイン、お願いします」

貴方「ああ、どうもです。えーと…蓮くん宛て?」

貴方「ご苦労さまですー」

宅配便「着払いなので、料金お願いします」

貴方「えっ? あ、はい…」


貴方「はて…一体、これは…?」

貴方「蓮くーん、お荷物が届きましたよー」

蓮「荷物…?」モグ

純「何それ?」

愛「あんた、ここの住所使ってんの?」

蓮「いや…せいぜい、レンタルビデオくらいでしか…」

奏「中身は…?」


蓮「さあな…」ゴソゴソ

貴方「差出人は確認しないんですか?」

蓮「ああ…そういえばそうだっ――」ピシッ

貴方「蓮くん?」


蓮「………送り返したい」

貴方「いやもう、帰っちゃいましたし」

蓮「…ちっ」

 ゴソゴソ
 ガバッ

純「うわ、乱暴に開けた…」


愛「何これ…? 服に、本に…」

貴方「どなたからの、何なんです? これ? ファンからのプレゼント…にしては色気なさすぎるものですし」

蓮「これは…」

純「これは?」


 ↓1 何なんや!?

 偶数 実家にあった私物?
 奇数 元カノの家に置いてきた私物?




蓮「……元カノの家に置いてきた、荷物」

純「もっ…も、元、カノ…!?」

愛「ふうん…何、同棲でもしてたっての?」

奏「どーせい…」

蓮「5年くらい…だったな」

貴方「5年? 5年って…蓮くん、今…」

蓮「中学でグレて…家に帰らないようになって、5歳年上の女と出会って、同棲してた」

純「!!?」

奏「大人…」


貴方「そんな過去が…」

愛「んで別れたの?」

蓮「いや…命の危険を感じて…」

貴方「命の危険? 何やら不穏ですね…?」

蓮「………まあ、言っちゃえばメンヘラだった」

純「メンヘラ?」


蓮「…束縛もキツいし、水商売してたから喉はガラガラで、だんだんぶくぶくしてきて…」

愛「で、振った?」

蓮「いや、かなり依存されてな…。殺されそうになったから逃げてきた」

貴方「ひええ…」


奏「……何か、ある」

純「あ、ほんとだ。封筒?」

蓮「……………嫌な予感しか…しないな…」ゴソ



 ↓1 荷物と一緒に入っていた手紙には…!?

 偶数 不穏なものなんてなかった
 奇数 メンヘラこわいです



貴方「おや、写真が入ってま――純くん、奏ちゃん、18禁です」バッ

純「うわ、見えないっ…!」

奏「ひぅ…」


愛「うわあ…引くわね…」

蓮「引くだろ…?」

写真『こんなにいっぱい血が出ちゃってるの』

蓮「…この手紙も…見たくない…」ペラ

愛「それでも見るらへん、あんた色々とあれね」

蓮「…」つ手紙

貴方「わたしに?」

蓮「ファンレターのチェックは仕事なんだろ…?」

貴方「これはファンレターじゃないものだと思うんですが…」ピラッ


貴方(うわあ…)

貴方(これは…ちょっと、うん…)

貴方(執拗すぎる謝罪から始まったかと思えば、本当かどうか分からない思い出話に飛んでテレビで見たとか何とかに繋がって、どうして近くにいないのかとか続いて、挙句に…)


愛「…何よ、これ?」

愛「何であたしがこれ、標的にされてるわけ?」

蓮「メンヘラだからな」

貴方「……というか、1番怖いのは…住所知られてる点でしょうか…?」

蓮「引っ越すか」

貴方「それはちょっと…」


愛「しかもよくみりゃ、このあんたの私物ってやつ…全部、変な染みだの、齧ったような痕だの…」

蓮「正直怖い」

貴方「警察は、被害に遭ってからじゃないと動いてくれないと言いますし…」


純「ねえ、何も見えないんだけど…俺18禁くらい見れるし」

貴方「はいはい、純くんは少年誌のちょっとエッチな漫画で我慢してくださいねー」

純「何だよそれっ!?」


貴方「一応、戸締まりなどの確認は怠らないようにお願いしますね」



貴方(さて…食卓が変な空気になってしまったけど、食べながら来週のことを考えよう…)

貴方(んー…と、来週は…)


 ↓1 来週の予定は

 1 レッスン
 2 営業
 3 新曲レッスン



 ―― 5月 3週目


貴方「さてと」

貴方「レッスン、やりますよー!!」



 春日野愛 女 25歳 誕生日:6月
 体力:3 頭脳:6 精神:1
 歌:3.12 踊:1.00 容:3.00 表:5.00 演:5.77
 熱:2 道:2

 刹那主義者:後先もプライドもかなぐり捨てて、今さえ良ければどんな立場にも立つ。ある意味でとっても愉快な人
 超インテリ:まるでウィキペディアから引用するかのように色んな知識が豊富

 好感度:【185/営業は上手いじゃない】

 メモ:超巨大複合コンツェルン春日野グループ総帥の娘だった
    その気になったらお料理上手らしい
 動機:うっかり間違ってアイドル事務所に

 榊漣 男 21歳
 体力:5 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:5 容:4 表:3 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【218/笑える】

 金目純 男 13歳
 体力:4 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:4 容:3 表:2 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【298/船はちょっといいや】

 澄谷奏 女 12歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:3 踊:2 容:5 表:4 演:4 熱:? 道:?
 好感度:【158/ちょっぴりこわい】

 ユニット:トレジャーシップ
 歌:3.50 踊:3.00 容:3.75 表:3.50 演:3.75
 状態:一躍人気者
 持ち歌:ディパーチャー



貴方(愛の歌唱力はとりあえず普通…くらいにはなったけど)

貴方(…このまま新曲のレッスンなんかを始めたら、ダンスで手こずることになりそうだな…)

貴方(それとも、他を磨こうか…?)


 ↓1 レッスン!!

 1 歌
 2 ダンス
 3 容姿
 4 表現
 5 演技



 ダンス:1.01


貴方「…あのう?」

愛「何よ?」


貴方「もうちょっと、どうにかなりません?」

愛「うるさいわね…」


純「年なんだからかわいそうだって」

愛「ああんっ!?」

純「何だよ、フォローしてやったのに!」

愛「あからさまにバカにしてんでしょうが!!」


貴方「………いや、これは良くない」

貴方「居残りしましょう」


奏「えっ…」

蓮「まあ、事務所にいるよりは…」



 ↓1 追加じゃ!!

 コンマ二桁分×0.5上昇



 ダンス:1.09


貴方「どう…し、て……?」

愛「知らないっての」

蓮「才能か。天才だな」

愛「あんたまでバカにしてんでしょ?」

純「だから、年なんだって!」

奏「おばさんだから…」


愛「っ…! るっさいわね!!」


貴方(スタジオレンタル代が…)

貴方(くっそう、くっそう…こっちゃ、事務所で食べる夕飯以外、白米と具なしのおみそ汁生活なのに…)



 ↓1 絶壁Pはお腹が減って混乱している!?

 1 こうなったら、もう事務所でレッスンできるようにしちゃおうか? ふひひひ…
 2 ちょっと愛は毎日、レッスンしてもらおうか? 日課にしてもらおうか? ふふふふ…
 3 ダンスっていうのは、こう、やって、やるん、だ、YOOOOOOO!!




貴方「…いいですか、愛」

愛「何よ?」

貴方「ダンスというのはですね…」

愛「?」


貴方「ミュージック、スタート」カチッ

 ~♪


貴方「こうやって…!」キュッキュッ

貴方「

まちがった、ごめん




貴方「…いいですか、愛」

愛「何よ?」

貴方「ダンスというのはですね…」

愛「?」


貴方「ミュージック、スタート」カチッ

 ~♪


貴方「こうやって…!」キュッキュッ

貴方「こんな、風に…!」シュバババッ

貴方「踊るん…!」シュピィィィンッ

貴方「です…!!」ピタァッ


純「……す、すげえ…」

蓮「…」パチパチ

奏「か、っこ…いい…」

愛「あんた、何なの?」


貴方「プロデューサーです」キリッ


 ↓1 貴方のプロ顔負けすぎる超絶ダンスによって、好感度がいつもより上がったぞ

 コンマ二桁分×0.5上昇



貴方「何かもう…何か…うん」

貴方「疲れた…」


純「肩揉んであげよっか?」

貴方「純くんはやさしいですね…」

純「えっ? そ、そんな別に…」



 春日野愛 女 25歳 誕生日:6月
 体力:3 頭脳:6 精神:1
 歌:3.12 踊:1.09 容:3.00 表:5.00 演:5.77
 熱:2 道:2

 刹那主義者:後先もプライドもかなぐり捨てて、今さえ良ければどんな立場にも立つ。ある意味でとっても愉快な人
 超インテリ:まるでウィキペディアから引用するかのように色んな知識が豊富

 好感度:【231/営業は上手いじゃない】

 メモ:超巨大複合コンツェルン春日野グループ総帥の娘だった
    その気になったらお料理上手らしい
 動機:うっかり間違ってアイドル事務所に

 榊漣 男 21歳
 体力:5 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:5 容:4 表:3 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【264/笑える】

 金目純 男 13歳
 体力:4 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:4 容:3 表:2 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【344/すげー】

 澄谷奏 女 12歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:3 踊:2 容:5 表:4 演:4 熱:? 道:?
 好感度:【204/ちょっぴり…かっこいい】

 ユニット:トレジャーシップ
 歌:3.50 踊:3.00 容:3.75 表:3.50 演:3.75
 状態:一躍人気者
 持ち歌:ディパーチャー



貴方「…しかし、愛はどうしてこう…」

貴方「何だか、なあ…」



 QK
 また後で

 純くん好感度が300越えてもうけっこう絶壁Pに懐いたよ


佑香「ふっ…」
意訳(とうとうこの時が来てしまったのか、この佑香が再開をするぞと言う時が)

佑香「…がおー」
意訳(…瞠目せよ、佑香が出てくるかこないかは分からない本編を)

佑香「何してるの?」

タカシ「え? アテレコごっこ」つ意訳

佑香「そんなの思ってない」



 ―― 5月 4週目


貴方(うーん、レギュラー2本はやってるとは言え…)

貴方(駆け出しも同然で大したギャラじゃないから、ピンハネしてる事務所収入としても雀の涙…)

貴方(やっぱり、コンサートなりをしてのチケット収入とかが欲しいな…)

貴方(………ファンクラブも作りたいものの、わたしだけじゃそこまでできないし…)


貴方「はあ…」


 ↓1 今週の予定

 1 営業
 2 レッスン




貴方(テレビ局よかあ、安定求めて吉喜さんのところの方がいいんだろうか…)

貴方(今は時期的に、そこまでおいしい話が転がってなさそうな感じなんだよなあ…)

貴方(あるいは、業界バー…? いや、ジリ貧になりつつある今の経済状況じゃ…空振りした時が痛すぎる…)

貴方(でも、ワンチャン…)


貴方「いやいやいや…」

貴方「んー…」



 ↓1 営業先

 1 テレビ局
 2 広告代理店
 3 業界バー




貴方「ま、それでも来ちゃうんだけど…」

貴方「何かいい、お話がありますように…」


貴方「さあ、営業だ…!」



 ↓1 営業成果は!!

 1~3 渾身の空振り…
 4~6 ひもじかった貴方に差し伸べられた手は…!?
 7~9 オーディション?




貴方「お願いします…毎朝おにぎり、毎昼おにぎりの、この哀れな女を助けると思って…!!」

*「ひ、必死ね、随分…」

貴方「何か良いお話をぉぉ~…」バタッ

*「えっ、ちょっと?」

貴方「…とまあ、それくらい、必死なんでう」ムクッ

*「ああ…そう…?」


*「んー…そうね…」

*「あ、そう言えばオーディションがあるとかないとか…」

貴方「!!」


 ↓1 オーディションだって!!

 1~3 って、歌える曲がないんじゃーい!!
 4~6 アイドル界歌うまい人選手権…? あ、カラオケ大会やんの? その、オーディション?
 7~9 夏のスペシャルドラマだそうで




貴方「オーディションの話を聞けたのはいいけど…」

貴方「明日か…!!」


貴方「ちょっと急すぎる…」

貴方「でも、夏に放送するスペシャルドラマか…」

貴方「これにいい役で出演できれば、もっといい感じに売れるかも…」

貴方(そうすればギャラをちょっと引き上げさせてもらっても、けっこう意外と…)

貴方(うーん…うん)

貴方「とにかく、オーディションには出なければ」


 ↓1 ところで、どんなドラマなんや?

 1 離島の民宿を舞台に繰り広げられる、夏の爽やかラブロマンス
 2 夏休みの高校生の恋愛模様を甘酸っぱく描いた青春ラブロマンス
 3 夏の思い出を巡る、今と10年前が交錯する爽やかラブミステリー




貴方「皆さーん、ご飯を食べながら聞いてくださいね」


純「あっ、おいババア、それ俺の肉団子…!」

愛「はあ? 名前書いてあったの?」

純「食べものに直接名前なんか書けないだろ!」

蓮「…うまいか?」

奏「……味うすい…」

蓮「だよな…」


貴方(ながらでもいいから聞いてほしい、というのは無茶な注文じゃないはずなんだけど…)


貴方「明日、夏に放送するスペシャルドラマのオーディションを受けてもらいますね」

愛「オーディション?」

貴方「はい」

蓮「どんなのなんだ?」

貴方「ええと…物語はある男女がいまして、幼馴染だったんですけど10年前に離ればなれになってしまったようで」

貴方「で、10年後の現在という時間軸で再会して、夏の間だけ一緒に過ごすものの…」

貴方「何やら重大な秘密が張り巡らされているようで、その謎を過去と今と、時間軸を行き来しながら解き明かしていくという…」


貴方「ラブミステリーです」

純「ラブ、ミステリー…」ゴクリ


貴方「で、まあ…一応、全員分、いい役のオーディションを受けられます」

貴方「愛は主演の、ヒロインですね」

貴方「蓮くんは、その相手役」

貴方「純くんは、その蓮くんの役の10年前」

貴方「奏ちゃんは、ヒロインの10年前」


貴方「がんばって、ここ全員埋められたらいいですねえ」


 ↓1 そしてオーディションへ…! 重視されるのは…

 偶数 演技力一点のみ!!
 奇数 ビジュアル、とな?




貴方(どうやら、このオーディションはビジュアルを重視するようだなあ…)


貴方(うーん…ビジュアル、か)

貴方(愛は演技力も表現力もいいんだけど、容姿となると…まあ、うん…)

貴方(蓮くんと奏ちゃんも、容姿についてはあまり心配いらないけど…純くんは容姿と演技は、並だし、表現力がいまいちちょっと…)

貴方(さて、どうなるかな…?)



 オーディション!!

 求められる能力値
 容姿:4 表現:3 演技:4

 愛能力値
 容姿:3 表現:5 演技:5

 容姿が1不足

 超過ボーナス!
 表:2 + 演技:1 = 超過ボーナス:3


 ↓1 愛のオーディション結果

 容姿:-1 + 超過ボーナス:3 + コンマ
 =~9  残念ながら
  10~ オーディション合格



 蓮能力値
 容姿:4 表現:3 演技:3

 演技が1不足

 純能力値
 容姿:3 表現:2 演技:3

 奏能力値
 容姿:5 表現:4 演技:4


 ↓2 他のメンバーのオーディション結果

 1~6 奏さん、さすがっす
 7~9 純くんドンマイ…


 ごめん、他メンバーのとこ、途中でやっちゃった…
 まあでも、うん、判定表に誤りはないから…うん

 まあでも、0出たし…?


 ↓1 0につき、もういっちょコンマ

 偶数 いっそのこと、主要キャストをトレジャーシップで固めたら、って意見が出たらしい…! 愛救済!!
 奇数 何か、あれよな… 1番演技の仕事に向いてそうな愛だけが落ちるって、あれよな…




貴方「21時までに決まって、連絡がくると言っていましたが…」

愛「あたしはそんな心配しなくても余裕で通過よ」

蓮「…」


貴方「もうすぐ、21時ですね…」

愛「前祝いで飲みましょ、ほら、やるから」つビール

貴方「いえいえ、これは皆さんが合格してから」

愛「誰かひとりでも?」

貴方「そうですね…まあ、誰かひとりでも合格したら飲みましょうかね?」

蓮「俺はあまり…出なくていい…」


 prrrrr…


貴方「! きたっ!」

貴方「はい、もしもし! はいっ…!」


愛「ほれ、蓮、かんぱーい」

蓮「気が早いな…」


貴方「えっ? 蓮くんと」

愛「あら、良かったじゃない」

蓮「決まったのか…」

貴方「奏ちゃんと…」

愛「あら、あの子も?」

貴方「純くん…」

愛「こりゃ、完勝ってやつね」


貴方「あの…愛――春日野は?」

愛「えっ?」

貴方「あ……はい…そう、ですか………」

貴方「はい、では、失礼いたします…」pi



貴方「…………愛だけ、落選でした」

 ボキョッ
 ビタビタ…

愛「…」←缶ビール握りつぶしてる

蓮「…」スッ ←雑巾とりにいった

貴方「………ど、ドンマイ」



 ↓1 いんがおーほー?

 偶数 珍しく純くんが気遣ってた…
 奇数 ここぞとばかりに、年少組にいじられる愛でした…




純「マジっ!? 受かったの!?」

貴方「はい」

奏「……うれしい…」

貴方「おめでとうございます」


純「じゃあ、4人みんなでドラマ?」

貴方「あ、いえ…」

純「?」

貴方「愛だけ落選しまして…」


愛「…」ゴッキュゴッキュ ←焼酎ラッパ飲み

蓮「もう…勘弁…」←落選通告からずっとつきあわされてる


純「…」

奏「…」


愛「あぁ~ん…? なぁによ、その目ぇ…?」ジトッ

純「普段からそうやってダメダメだからそうなんだよ、ババア。べーろべーろべ~~」

愛「」カチンッ

奏「…ださい…」ボソ

愛「」ブチッ


愛「じょーろーやないのぉ! あんらたち…!」

純「うわ、酒臭ババアがきた!」

奏「社会のゴミ…」ボソ


愛「あーんれすっれぇ…!?」バタッ

貴方「あららら…そんな千鳥足で追いかけようなんて無茶ですよ…」

愛「まちらさい…分身なんか…して…」

貴方「いやいや、分身とかしてませんからね? ちゃんと、ひとりずつですって」


 ↓1 ほんとにこの人は…

 1~3 しばらく拗ねてました…
 4~6 でもオーディション落選なんて慣れまくりだそうで、寝て起きたらけろっとしてました
 7~9 相当悔しいようで




貴方「あんまりからかっちゃダメですよ?」

純「いいじゃん、悪いのあっちだし」

奏「…正義は何してもオーケー…」

貴方「奏ちゃん、それはないですので」


貴方「ともかく、そろそろ起きるでしょうし、そっとしてあげてくださいね?」

純「ちぇー…」


 ガチャッ

愛「……水…」ボサッ

貴方「勝手に飲んでください? ここはレストランじゃないんですから」


 ゴクッゴクッ

愛「ぷは…」

純「…働かないで飲む水うまい?」ボソ

貴方「純くん…!」

愛「は? ちょっとオーディションに受かったくらいで調子こいんてじゃないわよ」

愛「むしろ落ちて良かったわよ、あんたらみたいのが脇固めてるようなのじゃ、タカが知れるってもんよ」

愛「ま、せいぜいがんばって、視聴率の数字だけ気にしてなさいな…」


貴方「あれ、クールだ…」

愛「別に落選くらい、慣れっこよ。いちいち、こんなんで――」

純「めちゃくちゃやけ酒してたのに」

愛「るっさい!」


貴方「はは…ははは…」



 ↓1 来週の予定は?

 1 営業
 2 レッスン
 3 新曲レッスン



 ―― 6月 1週目


貴方「…来週から、愛以外は忙しくなりますねえ?」

愛「は?」


貴方「だってドラマ撮影ありますし、加えて映画の撮影も来月後半からですし…」

貴方「いやー、愛はゆっくりできて良かったですね」

愛「…嫌味?」

貴方「いえいえ」


純「今日は何のレッスンやんの?」


 ↓1 レッスン!

 1 歌
 2 ダンス
 3 容姿
 4 表現
 5 演技



 ダンス:1.91


貴方「もうちょっと、がんばりましょうね」

愛「はいはい…」

貴方「良くはなってきていますから」

貴方「めげずにやりましょうね」



 春日野愛 女 25歳 誕生日:6月
 体力:3 頭脳:6 精神:1
 歌:3.12 踊:1.91 容:3.00 表:5.00 演:5.77
 熱:2 道:2

 刹那主義者:後先もプライドもかなぐり捨てて、今さえ良ければどんな立場にも立つ。ある意味でとっても愉快な人
 超インテリ:まるでウィキペディアから引用するかのように色んな知識が豊富

 好感度:【231/営業は上手いじゃない】

 メモ:超巨大複合コンツェルン春日野グループ総帥の娘だった
    その気になったらお料理上手らしい
 動機:うっかり間違ってアイドル事務所に

 榊漣 男 21歳
 体力:5 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:5 容:4 表:3 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【264/笑える】

 金目純 男 13歳
 体力:4 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:4 容:3 表:2 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【344/すげー】

 澄谷奏 女 12歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:3 踊:2 容:5 表:4 演:4 熱:? 道:?
 好感度:【204/ちょっぴり…かっこいい】

 ユニット:トレジャーシップ
 歌:3.50 踊:3.00 容:3.75 表:3.50 演:3.75
 状態:一躍人気者
 持ち歌:ディパーチャー



貴方「今日はこれくらいですね…」

純「ねえねえプロデューサー、前見せてくれたの教えて?」

貴方「…いや、あれは気の迷いだったのでもうやりませんよ」


蓮(気の迷いであれだけできるのか…)

奏「くたくた…」



 ↓1 イベ?

 偶数 月初め恒例なのか?
 奇数 おや、ポストに…ひえっ




貴方「おっ…? ポストに何か、いっぱい入ってますねえ」

 カパッ
 ドサドサドサァッ

貴方「……あら?」

蓮「っ…」


純「うわ、いっぱい手紙届いてる…」

愛「これ、もしかして…?」

奏「?」


蓮「……一斗缶用意してくる…」

貴方「いえいえ、都内でそうやって燃すのはマズいですから…」


貴方(これって、蓮くんの、元カノさん…からのもの…だなあ…)ゴソッ

貴方(何だか怖いなあ…)



 ↓1 まあ、まだ手紙だけなら…

 偶数 処分すりゃ終わるし…ね?
 奇数 と、思っていましたがががが




貴方「まあ、とりあえず…シュレッダーにかけて捨てておきましょうかね」

蓮「やっといてくれ…」

貴方「ええ。一応、普通のお手紙も混じってないか、チェックしておきますから」


純「ストーカー?」

蓮「みたいなもんだ…」

奏「こわい…」

愛「これって被害になんないの?」

貴方「どうでしょうねえ…?」


貴方「ま、とりあえず――あれ?」

蓮「…」

純「何、どしたの――あっ、何か事務所のドアノブに何か下がってる」

奏「…誰の?」

愛「この大量の手紙…切手貼ってないってことは、来た…ってことよね?」

蓮「…」

貴方「元カノさんからの、差し入れ…でしょうかね…?」

蓮「見ないで捨てていい」

貴方「いえいえ、金品だったりしたらトラブルの元にもなりかねませんし、一応、中身の確認くらいは…」



 ↓1 絶壁Pが確認したところ…

 偶数 蓮くんの好きな食べものばかり詰まった豪華な重箱でした…
 奇数 カミソリの刃(剥き出し)が落ちてきました




貴方「…危険物じゃ、ないようですが……これは」パカッ


純「うわ、すげー…」

愛「手え込みすぎじゃない…?」

奏「でも…おかず、同じのばかり…」

純「確かに、一段目が卵焼きばっかで、二段目が…焼きそばで…三段目が…魚の、煮物?」

愛「四段目にこれは…何、豚の生姜焼き? でもって五段目に……麻婆豆腐?」


蓮「……俺の好きなの、ベスト5…」

貴方「うわぁ…」

愛「引くわね…」

純「好きなのならいいんじゃないの?」

奏「……気持ち悪い…」


蓮「…見たくないものベスト5にこの瞬間、ランキングしたけどな…」

愛「好きなのランキングどうなんのよ?」

蓮「上位5位がごっそり抜けて空白地帯だ」

貴方「…も、もったいないですが、こういうものは衛生上、ちょっと怖いですし…処分ですね」

蓮「…参るな、これは…」

愛「やめろって言ってきたら?」

蓮「顔見せた瞬間に殺されかけるのがオチだろうな」

純「…こわっ」


蓮「はぁぁ…」

貴方(うーん…またこんなことがあると嫌だなあ…)



 本日はここまで
 おつでやんす



 ~まこちゃんの嬉しいこと~

衣依「まこちゃーん…」

誠「こ、これは…これはなっ、あのー…山菜摘みに行って…」ボロッ ←泥だらけ

衣依「…」

誠「たらの芽とか、ギョウジャニンニクとか…ツクシとか、ヨモギとか…色々…とれて…」

衣依「だからって、そんな格好になっちゃうのはどうなの、まこちゃん」

誠「……ごめん…」

衣依「もうっ、ちゃんとした格好を心がけないとみっともないでしょ? ダメだよ?」プクッ

誠「ごめっ…グスッ…ん…」


衣依「ま、まこちゃん…?」

誠「衣依が…衣依が叱ってくれ…っ…いよりぃぃ~っ!!」ガバッ

衣依「ま、まこちゃん…ど、どうしたのっ…?」

誠「衣依はかわいいなあ…」

衣依「ま、まこちゃんってばぁ…」


葉子(ずっとまこちゃん、衣依ちゃんのこと気にしてたもんね…。難しい時期終わったみたいで良かったね、まこちゃん)



 ~世話焼きいよりん~

衣依「はぁ~…」

スバル「どうかしたの?」

衣依「どうして、この事務所って…ちゃんとできない人が多いんだろう…?」

スバル「…」

衣依「まこちゃんも、タカシくんも、ゆずちゃんも、佑香ちゃんも…」

衣依「半分近く、誰かがお世話してあげなきゃいけない人だし…」

スバル「まあ…衣依がしっかりしてるから、ついつい…って感じじゃない?」

衣依「嬉しくない…」

スバル「あはは…」

衣依「でも…」

スバル「…?」

衣依「仕方ないから、やってあげようっと」

スバル「…そうだね、それがいいよ」


衣依「あとスバルくんも、シャツの裾が汚れてるから洗った方がいいよ」

スバル「え? あっ…」


誠「タカシ…俺、衣依が前の衣依に戻ったみたいで、すげえ嬉しい…」

タカシ「そうだねー。やっぱり、衣依は省エネモードより、ああやってお世話する側に回ってくれた方がいいよね」

誠「だな」


葉子(お世話される気満々なところは、どうなの…?)


 ~愛のアルバイト~

蓮「…………何だ、その格好?」

愛「結婚式にちょっと行くのよ、だから正装…」

蓮「……………………友達なんて……いた、のか……?」

愛「アホ言ってんじゃないわよ。バイトよ、バイト。結婚式の司会のバイト。んじゃ行って――あ、夕飯作んないでいいわよ」

蓮(友達がいる、いないについては何も言わないのか…)



*「ありがとうございました、これがお給料です」

愛「はい、どーも…」ガサッ

愛(…ま、こんなもんね…)

*「三カ国語で司会ができるなんて助かっちゃいまし――」

愛「はい、どうも、それじゃ、次あるから」スタスタ



愛「ぷはぁーっ…やーっぱ、どんと稼いだら、ガッと飲まなきゃやってらんないわね。あんたも奢ってやるから好きに飲み食いなさい」

蓮「焼き鳥屋が似合うな…」

愛「あん?」

蓮「結婚式の司会なんて、やってたのか…」

愛「たまによ、たまに。ちょっとした知り合いのツテで、日本語分かんない客ばっか来る時とかに呼ばれたりすんの」

蓮「…は?」

愛「今日なんて日本語、英語、ドイツ語で司会させられたわよ…。その分弾んでもらったけど」

蓮(インテリ恐るべし…。て言うか、その気になったらこいつ、どんな仕事もできるんじゃ…?)

愛「最近はけっこうブライダルの予算も減少傾向にあるってんで、ギャラもけっこう低くなってるけど、案件が案件だけに吹っかけりゃそこそこ出してくれんのよねぇ、ちょろい、ちょろい」ゴクッ

蓮「モツ煮」

愛「あら、いいじゃない。どうせちょっとしか入ってないから、3つくらい注文しなさいよ」



 ~蓮の金銭事情~

純「…蓮って、お金どうしてたの?」

蓮「…基本文無し」

純「それで、大丈夫なの…?」

蓮「何だかんだで、どうにかなってきたからな」

純「ふうん…」

蓮「ここのマンションに来てからは、楽になったが…」

純「楽? どういうこと?」


<ねえ、蓮、ちょっと! 昨日の焼き鳥のタレで染みになった服、洗ったー?

蓮「見てろ…」

純「?」


愛「あら、意外と手先器用じゃない。綺麗さっぱり…」

蓮「…金」

愛「はあ? 取るの? ……仕方ないわね…ほらっ、200円でいい?」

蓮「ああ」

純(かっこよく、見てろとか言ってたくせに全然かっこよくない…)

ぼちぼちごーすtじゃなくて、トレジャーシップ出航ですよ
クルーの皆さんは待機してくださーい



 ―― 6月 2週目


貴方「…さて」

貴方「今週は何をしようか…」



 春日野愛 女 25歳 誕生日:6月
 体力:3 頭脳:6 精神:1
 歌:3.12 踊:1.91 容:3.00 表:5.00 演:5.77
 熱:2 道:2

 刹那主義者:後先もプライドもかなぐり捨てて、今さえ良ければどんな立場にも立つ。ある意味でとっても愉快な人
 超インテリ:まるでウィキペディアから引用するかのように色んな知識が豊富

 好感度:【231/営業は上手いじゃない】

 メモ:超巨大複合コンツェルン春日野グループ総帥の娘だった
    その気になったらお料理上手らしい
 動機:うっかり間違ってアイドル事務所に

 榊漣 男 21歳
 体力:5 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:5 容:4 表:3 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【264/笑える】

 金目純 男 13歳
 体力:4 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:4 容:3 表:2 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【344/すげー】

 澄谷奏 女 12歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:3 踊:2 容:5 表:4 演:4 熱:? 道:?
 好感度:【204/ちょっぴり…かっこいい】

 ユニット:トレジャーシップ
 歌:3.50 踊:3.00 容:3.75 表:3.50 演:3.75
 状態:一躍人気者
 持ち歌:ディパーチャー



貴方「営業か、レッスンか…」

貴方「…」

貴方「ふむ…」


 ↓1 予定選択

 1 営業
 2 レッスン




貴方「まあ、レッスンだな」

貴方(特にダンスレッスンをしておきたい…)

貴方(新曲のレッスンをする時になってからだと、面倒臭いし…。地力大事)


貴方「さ、レッスンしますよー」

愛「はいはい…」

蓮「…」

純「何やんの?」

奏「…」



 ↓1 レッスン!

 1 歌
 2 ダンス
 3 容姿
 4 表現
 5 演技



 愛歌唱力:4.04


貴方「……おや? おやおやおや?」

愛「な、何よ?」

貴方「…上手になりましたね」

愛「…あたしを何だと思ってたのよ」




 春日野愛 女 25歳 誕生日:6月
 体力:3 頭脳:6 精神:1
 歌:4.04 踊:1.91 容:3.00 表:5.00 演:5.77
 熱:2 道:2

 刹那主義者:後先もプライドもかなぐり捨てて、今さえ良ければどんな立場にも立つ。ある意味でとっても愉快な人
 超インテリ:まるでウィキペディアから引用するかのように色んな知識が豊富

 好感度:【231/営業は上手いじゃない】

 メモ:超巨大複合コンツェルン春日野グループ総帥の娘だった
    その気になったらお料理上手らしい
 動機:うっかり間違ってアイドル事務所に

 榊漣 男 21歳
 体力:5 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:5 容:4 表:3 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【264/笑える】

 金目純 男 13歳
 体力:4 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:4 容:3 表:2 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【344/すげー】

 澄谷奏 女 12歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:3 踊:2 容:5 表:4 演:4 熱:? 道:?
 好感度:【204/ちょっぴり…かっこいい】

 ユニット:トレジャーシップ
 歌:3.75 踊:3.00 容:3.75 表:3.50 演:3.75
 状態:一躍人気者
 持ち歌:ディパーチャー



貴方(いやー、いいぞいいぞ)

貴方(アイドルとして、歌唱力はあればあるほどいい)

貴方(うん、素晴らしい!)



 ↓1 イベ?

 偶数 6月は、愛がまたオバサンに近づく日が…
 奇数 またあの変な人がきた




貴方「ただいまーっと――」

作曲家「やあ」

貴方「…またナチュラルに、いらっしゃいませ」

作曲家「邪魔をしているよ…」


純「これうまい…」モグモグ

蓮「だが、食いにくいな…」

愛「まあこんなもんでしょ」

奏「おいしい…」

貴方(そして、餌付けされている人たちが…。にしても、おいしそうなフルーツタルト…)

作曲家「キミも食べてくれたまえ」

貴方「…ありがたくいただきます」


貴方「しかし…」

貴方「また、機材を持ち込みましたねえ…。いつもこうして、作曲されているんですか?」

作曲家「そう、それがポリシーだ」

作曲家「そして食事の最中というのは、その人間のことがよく見える…」

作曲家「ふっ…ふふふ…きている…じんじんと、びんびんと、きているぞ…!! エクッ……セレン!!」



 ↓1 きたのか…!?

 偶数 何故ラテン調の歌ができるんだ…?
 奇数 フルーツタルトにぱくついている4人から着想を得たのが、どうしてハードロック調のものに…




作曲家「これを…こうして、こう…!」

作曲家「そして、唸る…ギタァアアア――――ー!!」

 ジャララランッ
 ギュワワワワォォォォォンッ


貴方「何か、やたら、ハードロック調な気が…」

愛「食ってる最中にそんなん弾いてんじゃないわよ…」

蓮「何がどうなって、そんなのが浮かんでくるんだ…?」

純「っはぁー…うまかったぁ…」

奏「口…食べカスついてる…」

純「え? あ、うん…」


作曲家「これはそう…言うのであれば、あえて、語るのであれば――」

作曲家「飽くなき人間の飽食を求めてしまう欲望だ。しかし欲がなければ、人は希望への意欲さえもなくしてしまう」

作曲家「これは現代社会における――」ペラペラ


貴方「しっかし、これ、おいしいですね」

愛「たっかそうなやつよねえ…」

蓮「高い安いはともかく、うまいな…」



 ↓1 とにかく2曲できたし…

 偶数 え、まだまだインスピレーションが?
 奇数 シングル制作に取りかかれそう…ようやく…




貴方「とにかく、これを歌えるようにレッスンしたら、ようやく制作に取りかかれる…」

貴方「そうしたら、プロモーションイベントを考えて、ジャケ写もして、PVなんかも作ろうかなぁ…?」

貴方「お金は……」

貴方(まあ、あまり…今回は心配しなくてもいいっぽいし…)チラッ


作曲家「いい…いいぞ…もっとだ、もっと、口を開けて…」

純「うぇぇ…? もの食って飲み込んでない状態で口ん中なんて見せなきゃ…」

作曲家「さあ、もっと食べて…そう、ショートケーキも食べるといい」

純「…」モグモグ


貴方(あざーっす!!)

貴方(とは言え、新曲レッスンにはいつ取りかかれるやら…)

貴方(しばらく撮影続きになるからなあ…)



 ↓1 好感度

 コンマ一桁分上昇



 ―― 6月 3週目


貴方「さて、夏のスペシャルドラマの撮影も始まって…」

貴方「蓮くんたち、ちゃんとやれてるといいですが…」

愛「…」

貴方「愛は愛で、ちゃんとやってもらいますんで」

愛「向こう行かなくていいわけ?」

貴方「何を仰るんです、わたしの1番の不安のタネはあなたじゃないですか」

愛「それぶん殴っていいってことかしら?」



 春日野愛 女 25歳 誕生日:6月
 体力:3 頭脳:6 精神:1
 歌:4.04 踊:1.91 容:3.00 表:5.00 演:5.77
 熱:2 道:2

 刹那主義者:後先もプライドもかなぐり捨てて、今さえ良ければどんな立場にも立つ。ある意味でとっても愉快な人
 超インテリ:まるでウィキペディアから引用するかのように色んな知識が豊富

 好感度:【237/営業は上手いじゃない】

 メモ:超巨大複合コンツェルン春日野グループ総帥の娘だった
    その気になったらお料理上手らしい
 動機:うっかり間違ってアイドル事務所に

 榊漣 男 21歳
 体力:5 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:5 容:4 表:3 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【270/笑える】

 金目純 男 13歳
 体力:4 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:4 容:3 表:2 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【350/すげー】

 澄谷奏 女 12歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:3 踊:2 容:5 表:4 演:4 熱:? 道:?
 好感度:【210/ちょっぴり…かっこいい】

 ユニット:トレジャーシップ
 歌:3.75 踊:3.00 容:3.75 表:3.50 演:3.75
 状態:一躍人気者
 持ち歌:ディパーチャー



貴方(今日は愛だけだし…)

貴方(みっちりレッスンしてもいいし、挨拶回りに連れて行っちゃっても…案外悪くないかも…?)


 ↓1 今週は

 1 レッスン
 2 営業
 3 挨拶回り




貴方「ま、今日はのんびり2人で挨拶回りしましょう」

愛「のんびりって…」

貴方「だって、愛だけ暇というのも嫌でしょう? オーディション通らなかったばかりに」

愛「…」

貴方「さ、行きましょう、行きましょう」



 ↓1 挨拶回り!!

 1~3 成果ないのう…
 4~6 出版社に行った時のこと
 7~9 成果がなくって業界バーで飲むか、ってなったら…




愛「…」

貴方「…」


愛「煙草」

貴方「…堂々とは吸わないで、こそっと吸ってください」


 カチッ
 シュボッ

 スパ-

愛「…何っもなかったわね…」

貴方「ま、平常運転ですね」

愛「…」


 ↓1 こんな日もあるさ

 偶数 え、愛、今日が誕生日?
 奇数 スペシャルドラマの撮影で3人がいないので…ヤバティビティーが愛単身になった




貴方「なんていうことはない、こういういつも通りの日が続いていくんですね」

貴方「明日があるさという有名な歌もありますし」


愛「あたしは今日で26になったけどね」

貴方「おや?」

愛「ったく、なかなか上位にくる酷いバースデーよ」

貴方「ほうほう」


愛「何よ?」


 ↓1 台詞選択

 1 お誕生日を気にするなんて、かわいいところがあったんだなあ、と
 2 何かお祝いしましょうか?
 3 26歳となると、えーと、平均年齢がこれで…?




貴方「お誕生日を気にするなんて、かわいいところがあったんだなあ、と」

愛「…ふんっ」

貴方「あれ、誉めてるんですよ?」

愛「けなし半分なんて分かってんのよ」

貴方「ははは」

愛「笑ってごまかすんじゃないわよ、こら」


愛「つか、かわいいとこがある、なんて言葉自体がけなしてるようなもんでしょ?」

貴方「そこまでわたしは酷な人間じゃないつもりなんですがね」

愛「どうせかわいさとは無縁よ、悪かったわね」

貴方「まーたまた~、実はかわいいところとかあるでしょう? ないんですかぁ?」

愛「知らないっての」

愛「プロデューサーだってんなら、あんたが自分で見っけなさいよ」

貴方「ほうほう、そうきますか…」



 ↓1 刹那主義者vs絶壁P!?

 偶数 誉め殺してやろうじゃないか! 照れたら負けだぞ!!
 奇数 愛のかわいいとこなんて、パッと思いつくのさ、はっはっは




貴方「わたしは、あなたのプロデューサーですよ?」

貴方「愛のかわいいところなんて、パッと思いつくに決まっているじゃあありませんか、はっはっは」

愛「んじゃ、10個あげなさいよ、はいスタート」


貴方「ひねくれ者なところがかわいい」

愛「は?」

貴方「眼鏡を大事に扱ってるところがかわいい」

愛「は?」

貴方「声が意外と目をつむっていればかわいく聞こえる」

愛「は?」

貴方「純くんにすぐムキになってるところがかわいい」

愛「…」

貴方「やればできるのに自分でやらないで蓮くんに甘えてやらせてるところがかわいい」

愛「…」

貴方「意外と身につける小物のピアスだとか指輪だとかがかわいい」

愛「…」

貴方「喧嘩腰なところがかわいい」

愛「…」

貴方「生まれたころはきっとかわいい」

愛「…」

貴方「存在がかわいい」

愛「これで9個だけど、半分近くバカにしてるでしょ?」


貴方「そんなことないですよ」

貴方「じゃあ、最後のはとっておきですよ?」


 ↓1 愛のかわいいところは…?

 一体、どこ!? 書いて!!




貴方「ちょっとほめるだけですぐやる気になっちゃうところがかわいい」

愛「やっぱバカにしてんでしょ?」


貴方「そんなことないですって」

愛「ったく、この腹黒…」

貴方「全然黒くないですよ? 見ます?」

愛「見ないっての」


貴方「ははは」

愛「もういいから、さっさと帰りましょ、ほら」

貴方「はいはい…」



 ↓1 そうして帰ることに…

 偶数 あからさまあなお世辞でも、多少は嬉しくなってた刹那主義者 好感度:+15
 奇数 見えすきすぎて響かなかった模様 好感度:±0



蓮「…ただいま」バタムッ

愛「あら、遅かったじゃない」

蓮「まあ…」

貴方「おっ、撮影どうでした?」


蓮「……まあ、問題ない」

貴方「そうですか。今度、顔出しに行きますんで」

蓮「ん…」

蓮「あ、これやる」つ包装された小箱


愛「あたしに?」

蓮「ああ」

貴方「おやおや? 何が入ってるんでしょうねえ?」

愛「……ま、どーせくだらないもん…」ガサガサ

 パカッ
 ビヨヨヨ---ン

愛「ひゃあっ…!? び、びっくり箱――って蓮、何撮影してんのよ!?」

蓮「純と奏に言われて」ジィッ ←デジカメで動画撮ってた



 春日野愛 女 25歳 誕生日:6月
 体力:3 頭脳:6 精神:1
 歌:4.04 踊:1.91 容:3.00 表:5.00 演:5.77
 熱:2 道:2

 刹那主義者:後先もプライドもかなぐり捨てて、今さえ良ければどんな立場にも立つ。ある意味でとっても愉快な人
 超インテリ:まるでウィキペディアから引用するかのように色んな知識が豊富

 好感度:【252/営業は上手いじゃない】

 メモ:超巨大複合コンツェルン春日野グループ総帥の娘だった
    その気になったらお料理上手らしい
 動機:うっかり間違ってアイドル事務所に

 榊漣 男 21歳
 体力:5 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:5 容:4 表:3 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【270/笑える】

 金目純 男 13歳
 体力:4 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:4 容:3 表:2 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【350/すげー】

 澄谷奏 女 12歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:3 踊:2 容:5 表:4 演:4 熱:? 道:?
 好感度:【210/ちょっぴり…かっこいい】

 ユニット:トレジャーシップ
 歌:3.75 踊:3.00 容:3.75 表:3.50 演:3.75
 状態:愛の誕生日にびっくり箱を贈って反応を楽しむ間柄
 持ち歌:ディパーチャー グリードシード



貴方(さーて…と…)

貴方(お、来週はみんな集まれる日があるな…)


 ↓1 来週の予定は

 1 レッスン
 2 営業
 3 新曲レッスン(0/2)




貴方「さあ、新曲レッスン、がっしりやっていきますよ」

貴方「撮影なんかも忙しくて大変でしょうけど、アイドルとしてはこっちが本業ですからね」

貴方「レッスンが終われれば、レコーディングにも入っていけますから、ばっちりがんばってください」

貴方「レコーディングが済めば、今度はCDデビューですよ!」



 ↓1 どっちの曲から?

 1 ディパーチャー
   歌:3 踊:3 表:3

 2 グリードシード
   歌:4 踊:2 表:3




貴方「じゃあ、このディパーチャーからやっていきましょう」

貴方「壮大な海へ臨む船出の歌ですね。ソクプロという沈没船からトレジャーシップはいかにして大海を進めるのか…」

貴方「まさに、この1曲が将来を暗示するかのように――」


トレーナー「はい、わんつー、わんつー、春日野さんと澄谷さん、もっと動きを意識してー」


貴方「…聞いちゃない…」



 ディパーチャー
 歌:3 踊:3 表:3

 トレジャーシップ
 歌:3 踊:3 表:3


 全能力値クリア
 習得完了



貴方「――お疲れさまでした」

貴方「まあ…形には、なったかと、思います」


純「バラバラだけど…」

蓮「だったな」

愛「いいってんならいいのよ…」

奏「…」コクッ


貴方(覚えることはできても個人でバラつきがあるなあ…)

貴方(こういうのは、通常のレッスンで補っていくべき…か)



 ↓1 好感度

 コンマ一桁分上昇



 ―― 7月 1週目


貴方「…7月か」

愛「暑っつくなってきたわね…」

貴方「ですねえ…」

蓮「…今日、そうめんでいいな?」

愛「手抜きなんか覚えて…」



 春日野愛 女 26歳 誕生日:6月
 体力:3 頭脳:6 精神:1
 歌:4.04 踊:1.91 容:3.00 表:5.00 演:5.77
 熱:2 道:2

 刹那主義者:後先もプライドもかなぐり捨てて、今さえ良ければどんな立場にも立つ。ある意味でとっても愉快な人
 超インテリ:まるでウィキペディアから引用するかのように色んな知識が豊富

 好感度:【253/営業は上手いじゃない】

 メモ:超巨大複合コンツェルン春日野グループ総帥の娘だった
    その気になったらお料理上手らしい
 動機:うっかり間違ってアイドル事務所に

 榊漣 男 21歳
 体力:5 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:5 容:4 表:3 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【271/笑える】

 金目純 男 13歳
 体力:4 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:4 容:3 表:2 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【351/すげー】

 澄谷奏 女 12歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:3 踊:2 容:5 表:4 演:4 熱:? 道:?
 好感度:【211/ちょっぴり…かっこいい】

 ユニット:トレジャーシップ
 歌:3.75 踊:3.00 容:3.75 表:3.50 演:3.75
 状態:愛の誕生日にびっくり箱を贈って反応を楽しむ間柄
 持ち歌:ディパーチャー グリードシード(未習得)



貴方(さてさてさて、と…)

貴方(もう7月かぁ…あっという間だなあ…)


 ↓1 今週は

 偶数 例の映画の制作発表があるのです
 奇数 またもや愛のみお暇




貴方「さあ、みなさんがメインとなっちゃうくらいの映画の、制作発表でございます」

貴方「がんばってきてくださいね! 特に奏ちゃん、リーダーとして、ビシッと!」

奏「ひぅ…」

貴方「気負わずに、ガガッとお願いしますね」

蓮「ガガッとな」

純「そういう変な言葉で困らせんなよ、かわいそうだろ」

愛「ふわぁーぁ…」


貴方「さあ、がんばってきてくださーい!」



 ↓1 映画

また間違ってしもうてすまんご
シフトとエンター、便利だけど間違ってやっちゃうんだよね




貴方「さあ、みなさんがメインとなっちゃうくらいの映画の、制作発表でございます」

貴方「がんばってきてくださいね! 特に奏ちゃん、リーダーとして、ビシッと!」

奏「ひぅ…」

貴方「気負わずに、ガガッとお願いしますね」

蓮「ガガッとな」

純「そういう変な言葉で困らせんなよ、かわいそうだろ」

愛「ふわぁーぁ…」


貴方「さあ、がんばってきてくださーい!」



 ↓1 映画の配役って、ちなみに?

 偶数 愛さん主演でござますよ
 奇数 蓮くんか、蓮くんなのか!




司会『映画・ロマン家族の主演を務めますのは、トレジャーシップの春日野愛さんです』

愛「よろしくお願いします」

司会『さらに、トレジャーシップの皆さんは一家役として出演をされるんですね』

奏「は、はい…」

蓮「…っす」

純「がんばります!」


司会『映画・ロマン家族では殺し屋一家の4人兄妹を演じられるということですが、トレジャーシップの皆さんは、家族役にあたってどのような心境なのでしょう?』

貴方(奏ちゃん、リーダーとしてばっちりコメントを…!!)

奏「ひ…あ、はい…。ええと…」

貴方(がんばれ…! がんばって!)


奏「…………………反面教師…みたいな…です…」

司会『は、反面教師…ですか…?』


貴方(遠慮ねえええええ!!)



 ↓1 大丈夫か、この制作発表

 偶数 まあ、うん、ほら、主演は愛やし、うん。そこはきっと…きっちりやってくれるよね…?
 奇数 表面上仲が悪そうなのは、実は仲が良いからなのだという勘違いはいつまで続くのだろうか…?




愛「あんた、何こんなとこで言ってんのよ」

純「でもほんとのことじゃん…」

愛「はあ?」

奏「ひぅ…」

純「おいっ、こんなところでそうやってやるなよ!」

司会『あ、あのー…?』


愛「あのねえ、あんた達、大人を舐め腐ってるわけぇ?」

純「大人だから偉いんじゃなくて、偉い大人は偉いんですぅ~」

奏「偉くない大人の…代表…」

愛「は?」

奏「ひっ…」

蓮「俺に隠れないでほしいんだが…」

愛「どきなさいよ、ちょっと」

蓮「…」スッ

奏「…」スッ


司会『と、とっても仲がいいからこそ、遠慮をしなくていい関係が築けているんですね~』


貴方(……まあ、いいやもう、それで…)

貴方(大丈夫、だよ…ね?)



 ↓1 制作発表の反響は…

 偶数 上々だとぅっ!? むしろ、喧嘩芸みたいな感じで浸透しつつある…
 奇数 うん、まあ、普通に




貴方「…」カチカチ

PC『トレジャーシップ、映画進出!』


貴方「…」カチカチ

PC『製作発表でケンカという通常営業ww』

PC『奏ちゃん辛辣で草wwww 偉くない大人の代表wwwww 明日からがんばる』

PC『アイドル今まで敬遠してたけど何故かここだけは交換持てる』

PC『↑アイドルらしくないから』


貴方「…」

貴方「ほんと、一体何なのやら…」



 ↓1 7月になりまして

 偶数 トレジャーシップがいよいよ忙しく…!
 奇数 また先生来たのん? なして?


 QKします
 てけとーに戻るやで





作曲家「このそうめんは、実に…実に、ボーノ!!」

作曲家「薬味のネギと脂を切ったツナ缶…素晴らしい。めんつゆだけでいただくだけではない、この一手間が…エクセレン!」ズズズッ


純「ツナ缶うまい」ズズズッ

奏「おいしい…」チュルンッ

愛「でもおかずくらい出しなさいよ、そうめんだけって…」

蓮「その代わりのツナ缶とネギだ」

貴方「あれれー? 事務所に来たら先生がいらっしゃってるぞー?」


作曲家「お邪魔しているよ…」

貴方「いらっしゃいませ、どうも…」



 ↓1 なんできたのん?

 偶数 まだまだインスピレーションを受けたいから、ちょいちょい来てはちょいちょい曲作ってあげるって
 奇数 楽曲を作ったから、そのリリースまではここに居座るって…




作曲家「まだまだ…可能性を感じている」

作曲家「1曲や2曲を作った程度で、それは収まらないと…そう、思っているのだ」

貴方「はあ…」

作曲家「だから時間があれば、ここへは通わせてもらおうと思っている…。これは、バッドかい?」

貴方「…構いませんが…」

作曲家「グーッド!」


作曲家「それでは、トレジャーシップの、デビューシングルについて、どんな進捗かを聞かせてもらおう」

貴方「えっ」



 ↓1 この作曲家先生は音楽プロデューサーとしても活躍しているそうです

 偶数 夏に出さなきゃダメだろう、と怒られてしまった絶壁P ただでさえドラマや映画で忙しいのに…
 奇数 あ、ものすっげえ寛大っていうか、何でもこの人喜ぶタイプなのね




貴方「――とまあ、もろもろ、この1週間のスケジュールもこういった具合なので、まだ動けてはいないんですよ」

作曲家「………ほう」

貴方(す、鋭い目つきに…!)


純「おいしかったけど…飽きたし、何か脂っこい」

奏「もういらない…」

愛「何か作んなさいよ、蓮」

蓮「……ゴマ油を、ただのめんつゆに垂らしてみろ」

純「ゴマ油?」ピチョン

奏「…」チュルンッ

奏「! おいしぃ…」モグモグ

純「マジっ?」ズズズッ

純「あ、ほんとだ…!」

愛「……あんた、そういう手抜きうまいわね…?」

蓮「…」ズズズ


作曲家「…季節的に夏に合う楽曲だったと、思っている…。だというのに、まだ、リリースできていない?」

貴方「は、はい…」

作曲家「………だがそれがいいっ!!」ズズッ

作曲家「ゴマ油も、実に、実に、ボーノォッ!!」


作曲家「はっ…思いついたぞ、浮かび上がってきた…!!」

愛「何でもいいのね、この人…」

蓮「らしいな…」

貴方「…みたいですねえ…」



 ↓1 またもや1曲できた…

 偶数 この食卓での会話から、どうしてバラードができるんだろうか…?
 奇数 何で反社会的なのん? え、ゴマ油→ごますり→パンク?




作曲家「聞いてくれたまえ…!」カチッ


 ~♪


純「おー…」

奏「…」

蓮「…」ジュ- ←結局おかず作らされてる

愛「…バラード?」

貴方「これ、今思いついたっていうか…そういうやつなんですよね…?」

作曲家「オフコース」


貴方(どうして、そうめんを巡った話題から、こんな曲が…?)

作曲家「これは、ラブソングだ…」

作曲家「一度芽生えた、本物の愛は…どれだけの時が流れようとも褪せることはない」

作曲家「想いに形などはないものの、だからこそ不滅であれるのだと…そういう、永遠のラブソングなのだよ…」


純「かっこいい…」

奏「………流れが意味不明…」



 春日野愛 女 26歳 誕生日:6月
 体力:3 頭脳:6 精神:1
 歌:4.04 踊:1.91 容:3.00 表:5.00 演:5.77
 熱:2 道:2

 刹那主義者:後先もプライドもかなぐり捨てて、今さえ良ければどんな立場にも立つ。ある意味でとっても愉快な人
 超インテリ:まるでウィキペディアから引用するかのように色んな知識が豊富

 好感度:【253/営業は上手いじゃない】

 メモ:超巨大複合コンツェルン春日野グループ総帥の娘だった
    その気になったらお料理上手らしい
 動機:うっかり間違ってアイドル事務所に

 榊漣 男 21歳
 体力:5 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:5 容:4 表:3 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【271/笑える】

 金目純 男 13歳
 体力:4 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:4 容:3 表:2 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【351/すげー】

 澄谷奏 女 12歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:3 踊:2 容:5 表:4 演:4 熱:? 道:?
 好感度:【211/ちょっぴり…かっこいい】

 ユニット:トレジャーシップ
 歌:3.75 踊:3.00 容:3.75 表:3.50 演:3.75
 状態:愛の誕生日にびっくり箱を贈って反応を楽しむ間柄
 持ち歌:ディパーチャー グリードシード(未習得) アンダイング・ラブ(未習得)



貴方(すごい人なんだなあ…)

貴方(色々な意味で…)



 ↓1 来週は?

 偶数 映画撮影中のこと…
 奇数 愛ハブのスペシャルドラマがクランクアップ近いということで




貴方(夏のスペシャルドラマは、あとは蓮くんがちょっとだけで、純くんと奏ちゃんはクランクアップ済み…)

貴方(映画の撮影に本腰を入れたいけれど、ヤバティビティーやら、家族の荒波越えてみ隊やら…けっこう忙しいな)

貴方(でも、この夏が終わればトレジャーシップは一回り大きく成長できるような気がする)


愛「はあ? それ本気?」

監督「もう、バシっと」

純「うげえ…」

貴方「どうかしました?」

監督「ああ、ソクプロさんの…。次の、ビル爆発からのジャンプして脱出のシーンでちょっと」


愛「スタントなしとか言ってんのよ、この監督…」

純「合成なしだし…」

監督「ここはもう、リアリティーの一発勝負!」

貴方「ほんとに、爆発するんですよね…? 確か…」

監督「大丈夫、大丈夫、下に落ちていいようにマットとか敷いてありますから」


蓮「…」

奏「…無茶なこと言ってる…?」

蓮「こだわりなんだろ…」

奏「…」


貴方「でも、ちょっとケガとかがあっても怖いですし…」

監督「いい映画にしたいじゃないか!」

貴方「う、うーん…」


 ↓1 どうしよう

 1 でも安全第一です!!
 2 分かった、じゃあいい映画にしてください
 3 2人がいい、って言うなら…じゃあ事務所オーケーは出すけど…





貴方「…分かりました。じゃあ、いい映画のためならば」

純「」

愛「……しゃあないわね…」

純「えっ?」

監督「よーし、じゃあ一発勝負だ! 用意、用意ー!」


純「え、ちょ…えっ?」

純「本気でやんの…?」


蓮「割を食うのは、いつも純だな…」

奏「かわいそうだけど……そういう、星の下生まれ?」

蓮「なのかも知れないな…」



 ↓1 いきなり本番、ちょっぴり危険でド迫力な爆発シーン入りまぁーす!!

 偶数 素晴らしいじゃあないか
 奇数 演技か素なのかは置いといて、純の反応がいいぞってことに… アイドルとしてその姿がどうかは置いておく




 カッ
 ドッカァァァァアアアアンッ


蓮「すごいな…」

奏「ひぅっ…すごく、きた…」ブルッ

貴方「おやおやおや…」


<はい、カットー!!

<オーケーでーす!! 消火お願いしまぁーす!!



純「」パクパクパク

愛「さっすがに、あんな爆発…大丈夫って分かっててもヤバいわね…」

監督「んんんー!! いいよぉ、いいよぉ、ジュンカネちゃんもカスアイちゃんも、さいっこうに良かったよぉ~!!」

純「」バクバクバク

愛「…そりゃどうも、こちとらプロですから」

監督「よぉーし、じゃあ、これより10倍はすごいシーンあるから、その時も、この具合でよろしくぅっ!!」

愛「はぁっ!?」

純「」ブクブク


貴方「……でも、いいカットになりましたねえ…」


監督「あ、そっちの2人もその時は一緒だから!」

蓮「何…だと…?」

奏「……え…やだ…」


貴方(しかし、すごいスケールだなあ…)

<あれ、か、金目くんっ、金目くんっ!?

貴方「おや…?」

純「」ブクブクブク

<監督、監督ぅー!! 金目くんが爆破シーンのショックか何かでぶっ倒れました!!

貴方「純くんっ…!?」


監督「じゃあ、ジュンカネちゃんの撮影は後回しで次だ、次!」

愛「あの監督…ぶっ飛んでるわね…」


貴方「純くん、純くーん、おーい!?」

奏「……死んじゃった…?」

蓮「いや、脈はあるだろう、さすがに…」



 ↓1 イベ?

 偶数 映画撮影で機嫌の良い愛さん
 奇数 そんな映画撮影現場から、撮影終わりかけのスペシャルドラマへ蓮くんが移動している時のこと…




愛「ねえ、ちょっと」

貴方「はい?」

愛「…今日、暑いからちょっとこれ買ってきてくれる?」つメモ

貴方「えーと…氷?」

愛「あと、車に業務用のかき氷器積んであるから、それもスタッフに言って用意してもらってよ」

貴方「あの、これって…?」

愛「差し入れに決まってんでしょ」

貴方「…………実は、ご機嫌だったりするんですか?」

愛「そんなのどうでもいいから、氷よ、氷!」


貴方(わざわざ、業務用かき氷器に使う、でっかい氷を販売してるところまでリサーチしてあるとは…)

貴方(やるな、愛…)



 ↓1 このかき氷…

 偶数 キャストにもスタッフにも大好評だそうで、現場の雰囲気はグーですよ。さすがは主演! よっ!
 奇数 奏に思わぬ事態が発覚してしまった…!?




純「オバサン、気が利くじゃん、かき氷とか…」

純「冷たくてうまいし…」シャリシャリ

奏「おいし――ひゃっ…!?」

純「…どったの?」


奏「…な、何でも…ない…」

純「…?」

奏「あげる…」つ食べかけかき氷

純「あげるって、俺まだ…自分のあるし…」

奏「いらない…」トトトッ

<金目くん、お願いしまーす!

純「えっ、もう? 待って、かき氷今食べ始めたばっか――痛っつ……冷たいのの、頭痛…」


貴方「あれ、純くん、奏ちゃんは?」

純「何か、いらないって言って…どっか行った」

貴方「はて…?」

貴方(どこへ行っちゃったんだろう…?)




 スタスタ…

奏「…」フルフル

貴方(お、いたいた…)


貴方「奏ちゃん」

奏「ひっ…」クルッ

貴方「どうかしたんですか?」

奏「…」フルフル

貴方「どうもしない…?」

奏「…」コクコク


貴方「あ、かき氷、食べました?」

奏「いらない…」

貴方「おや? 純くんと一緒に、一番乗りで食べてたような…」

奏「…」


貴方「…ははーん?」



 ↓1 台詞選択

 1 もしかして、虫歯ですかぁ?
 2 お腹痛くなっちゃったら、大変ですもんね。いいプロ意識ですね
 3 まあまあ、そう言わずに。ちょっと多めに氷を買いすぎちゃったんで、食べてくださいよ




貴方「もしかして、虫歯ですかぁ?」

奏「」ギクッ

貴方「まあ、かき氷とかだとくるのかも知れませんねえ…」

貴方「でも虫歯って、放置すると…大変なことになっちゃいますから、早め早めに、もしなってしまったら治療した方がいいですよ」

貴方「――まあ、そんなことないとは思いますけど」


奏「…」コクコク

貴方「じゃ、あっち戻りましょう」

奏「…」

貴方「奏ちゃん…?」


 ↓1 ま、まさか…!?

 偶数 素直に虫歯を告白してきた…
 奇数 虫歯を隠すようですが…この後、虫歯には辛いシーンが…




監督「はい、それじゃあね、喫茶店で4人揃って、甘いものをむしゃむしゃと頬張るシーンね」

監督「本番いくから、もう遠慮せずに、むっしゃむっしゃといっぱい食べちゃっていいから」


純「やりぃっ♪」

愛「しっかし…いっぱいあるわねえ…」

蓮「パフェにケーキにかき氷、ぜんざい、パンケーキ、その他もろもろ…よくもまあ…」

奏「…」


<それじゃあ、本番参りまーす!

<よーい、スタっ!!


 ムシャムシャ
 バクバク
 モグモグ

奏「…」パクッ

奏「ひぅぅっ…!?」ズキッ

<カットー!!


監督「どったの、どったの、スミカナちゃーん?」

奏「ひぅ、ぅぅ…」

貴方「か、奏ちゃんっ? どうしました?」

愛「……そのチーズケーキ食べた瞬間だったわね?」

蓮「甘いのが染みたりしたか?」

純「虫歯じゃないんだから…」


奏「……む…虫歯…」

 『えっ?』


貴方「ほ、ほんとに虫歯だったんですか…」



 ↓1 歯磨きは大事ですよ~

 偶数 撮影のために、虫歯を押し殺して甘いものをむしゃむしゃ食べなきゃいけないなんていうことになるから… 半泣きでした
 奇数 きゅぃぃぃぃん、って音のするドリルがあるお医者さんのところに連れて行かれた奏ちゃんでした




<澄谷さーん

貴方「はーい。じゃあ、奏ちゃん、行ってらっしゃい…」

奏「ひぅぅ…」

貴方「もう、なっちゃったものはしょうがありませんから。早めの治療です」

奏「…歯医者さん…怖い…」

貴方「将来、歯が全部なくなっちゃって…好きなものを何も食べられなくなってしまうかも知れませんよ?」

奏「うぅぅ…」


貴方「…一緒に行きましょうか?」

奏「…」コクッ

貴方「分かりました」



 ↓1 奏好感度

 二桁分上昇



 ―― 7月 3週目


純「もうすぐ夏休み~♪」

貴方「宿題はちゃんとやるんですよ」

純「えー…?」

貴方「定期的に宿題の進捗、チェックさせていただきますね」ニコッ


純「鬼…」

奏「悪魔…」

蓮「プロデューサー…」


貴方「蓮くん、どうしてそこに連ねたんですか?」



 春日野愛 女 26歳 誕生日:6月
 体力:3 頭脳:6 精神:1
 歌:4.04 踊:1.91 容:3.00 表:5.00 演:5.77
 熱:2 道:2

 刹那主義者:後先もプライドもかなぐり捨てて、今さえ良ければどんな立場にも立つ。ある意味でとっても愉快な人
 超インテリ:まるでウィキペディアから引用するかのように色んな知識が豊富

 好感度:【253/営業は上手いじゃない】

 メモ:超巨大複合コンツェルン春日野グループ総帥の娘だった
    その気になったらお料理上手らしい
 動機:うっかり間違ってアイドル事務所に

 榊漣 男 21歳
 体力:5 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:5 容:4 表:3 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【271/笑える】

 金目純 男 13歳
 体力:4 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:4 容:3 表:2 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【351/すげー】

 澄谷奏 女 12歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:3 踊:2 容:5 表:4 演:4 熱:? 道:?
 好感度:【247/ちょっぴり…かっこいい】

 ユニット:トレジャーシップ
 歌:3.75 踊:3.00 容:3.75 表:3.50 演:3.75
 状態:愛の誕生日にびっくり箱を贈って反応を楽しむ間柄
 持ち歌:ディパーチャー グリードシード(未習得) アンダイング・ラブ(未習得)



貴方(ようやく、ちょこっと時間が空いた…)

貴方(スペシャルドラマの撮影も無事に終わったことだし…あとは映画をやりつつ、ヤバティビティーやら、家族の荒波越えてみ隊やらやりつつ…)


貴方(他にも色々とやらなければ)



 ↓1 今週の予定は

 1 レッスン
 2 営業
 3 新曲レッスン




貴方「さあー!!」

貴方「新曲が、2曲もありますからね!!」

貴方「空いた時間でレッスンしていきましょうね!!」


貴方「とりあえず、2曲分のレッスンが終了すればレコーディングもできるようになりますし」

貴方「そうしたらCDデビューが近づきますよ」


 ↓1 やるのは…

 1 グリードシード
   歌:4 踊:2 表:3

 2 アンダイング・ラブ
   歌:4 踊:3 表:4




貴方「ゴリゴリロックの、グリードシードをしましょう」

純「俺これかっこいいから好き」

蓮「俺も」

愛「あたしはあんま…」

奏「…かわいくない…」


貴方「さあ、始めますよー」


 グリードシード
 歌:4 踊:2 表:3

 トレジャーシップ
 歌:3 踊:3 表:3


 歌唱力能力値不足

 必要能力:4.00
 トレジャーシップ歌唱力3.75

 不足分:0.25


 ↓1 グリードシードレッスン!

 コンマが25以上で習得



 グリードシード 習得


貴方「お、できましたねえ」

愛「あー…疲れた…」

純「歌うのちょっと大変だけど、歌ってると楽しいかも」

蓮「そうだな」

奏「…喉、痛い…」


貴方「これで、2曲できた…」

貴方(デビューシングルをディパーチャーとグリードシードでいくのであれば、もうその作業には取りかかれるなあ…)



 ↓1 好感度

 一桁分上昇



貴方「っふぅー…」

貴方「とりあえず、レコーディングできる時にしてしまいたいなぁ…」

貴方「時間を見つけて、スケジュールに組み込もうっと」



 春日野愛 女 26歳 誕生日:6月
 体力:3 頭脳:6 精神:1
 歌:4.04 踊:1.91 容:3.00 表:5.00 演:5.77
 熱:2 道:2

 刹那主義者:後先もプライドもかなぐり捨てて、今さえ良ければどんな立場にも立つ。ある意味でとっても愉快な人
 超インテリ:まるでウィキペディアから引用するかのように色んな知識が豊富

 好感度:【255/営業は上手いじゃない】

 メモ:超巨大複合コンツェルン春日野グループ総帥の娘だった
    その気になったらお料理上手らしい
 動機:うっかり間違ってアイドル事務所に

 榊漣 男 21歳
 体力:5 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:5 容:4 表:3 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【272/笑える】

 金目純 男 13歳
 体力:4 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:4 容:3 表:2 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【352/すげー】

 澄谷奏 女 12歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:3 踊:2 容:5 表:4 演:4 熱:? 道:?
 好感度:【249/ちょっぴり…かっこいい】

 ユニット:トレジャーシップ
 歌:3.75 踊:3.00 容:3.75 表:3.50 演:3.75
 状態:愛の誕生日にびっくり箱を贈って反応を楽しむ間柄
 持ち歌:ディパーチャー グリードシード アンダイング・ラブ(未習得)



貴方(明日は…映画撮影だな…)

貴方(早めに帰って、明日に備えて眠ろうっと)


貴方「それじゃ、わたしはこれで帰りますね」

愛「はいはい…」

貴方「あれ、蓮くんは?」

愛「買物」

貴方「そうですか…」



 ↓1 メンヘラ!?

 偶数 夜道でばったり蓮くんと会って、立ち話をしてたら…?
 奇数 貴方が事務所を出たところで、包丁を握り締めた女がががが




貴方(明日のロケも日差しがキツそうだから、日焼け止めを…確か、この前、なくなりそうだったから補充しといて…)

貴方(あと奏ちゃんの歯医者のつきそいも行かなくちゃで…その時間が…)

蓮「おい」

貴方「おっと…蓮くん、ビックリしました」

蓮「…ぼーっとして歩きすぎじゃないか?」

貴方「いやー、明日のことを色々と考えていたもので」

蓮「夏は変なのもいるから気をつけた方がいいぞ」

貴方「ですね。ありがとうございます」


 キラッ…

貴方「おや…?」

蓮「どうした?」

貴方「……いえ、何か、そこの角に、反射して光ったような、何かがあったような…?」


 ダダダッ

蓮「!?」

貴方「おや、いきなり誰かが走ってこちらへ…?」

蓮「あ、あの女…」

貴方「えっ?」

蓮「例の、あの…」

貴方「………ええっ?」



 ↓1 行動選択

 1 身を挺して蓮をかばう
 2 逃げよう
 3 あの手にしてる何かこう、街灯を反射してる凶器的なサムスィングを取り上げよう



貴方「逃げましょう!」

蓮「合点承知の助」

 ダッ

メンヘラ「どぉぉぉしてそんな酷いことばかりするのぉぉぉぉぉぉっ!!」


貴方「めちゃくちゃ、何か、ホラーですね」

蓮「生きてる人間が1番怖い的なオチだな」

貴方「さすがに、今オチるわけにはいきませんって」

蓮「同意」

 ダダダダッ


貴方(しかし、追うの早いな…!?)

蓮(正直怖い)

メンヘラ「あああああああああっ!」



 ↓1 逃げ切れるか…!?

 1~3 ど、どうしてこんなところにバナナの皮がぁーっ!!?
 4~6 撒けた…? 撒いた…?
 7~9 おまわりさーん!




貴方「とりあえず、そこの角を曲がって500メートルで交番があります!」

蓮「了解!」


 ダダダッ
 ズルッ

貴方「えっ?」

蓮「んっ――?」

 ステ------ン
 ドサァッ


貴方「痛っ…ててて…」

蓮「おい、来てるぞ!」

貴方「ええっ?」


メンヘラ「キィィィィエエエエエエエエエエエエエエ―――――――――――――――――――!!」



 ↓1 絶壁P、絶体絶命!?

 1~3 絶壁Pは強い。負傷してても強い
 4~6 危うく死んでたぜぃ…蓮くんがいなかったら
 7~9 絶壁Pが強すぎた




貴方「やれやれっ…!」

 ヒュバッ
 パシィィッ

メンヘラ「!!?」

蓮(包丁らしき刃物を、真剣白刃取り…!?)

貴方「正当防衛ということで、失礼!」

 ゲシィィッ
 メリメリィッ

メンヘラ「かっ――」

 ドサァッ


貴方「ふぃ~…」

蓮(真剣白刃取りからの前蹴り…だと?)


貴方「はーい、ちょっと失礼しますねー」

 ゴソゴソ
 ベリベリ
 グググッ


蓮「…何を…?」

貴方「いえ、暴れられてもいいように、ガムテで手だけでも縛っておこうかと」

蓮「…何でガムテを?」

貴方「いやー、何かあった時に備えての防犯といいますか、何といいますか…」

蓮「…」

蓮(それは、とりあえず素手でダウンさせられる前提ということなのか?)


蓮「…あんた、ほんとに何者なんだ?」

貴方「ただのしがないプロデューサーですが?」

貴方「あと、ちょっと叫ばれてもうるさいんで、お口も失礼しますねー」ベリベリッ


 ・
 ・
 ・


貴方「まあ…これで数年は檻の中か、檻つき病院なんでしょうね…」

蓮「だろうな…」


貴方「じゃあ、夜道にお気をつけて帰ってくださいね」

蓮「……ああ」


貴方「ではでは――」

蓮「なあ」

貴方「はい?」

蓮「………何も、言わないんだな…。俺の、昔のこととか」



 ↓1 台詞選択

 1 尋ねてほしいんですか?
 2 過去は過去です、大事なのは現在と未来ですよ
 3 蓮くんが昔グレてたって話ですか? まあ興味がなくはありませんが…



貴方「過去は過去です、大事なのは現在と未来ですよ」

蓮「…」

貴方「今、蓮くんにケガがなくて」

貴方「未来で、蓮くんがあの女性に傷つけられるようなこともなくて」

貴方「それだけで、わたしは満足です」


蓮「…そうか」

貴方「ええ」



 ↓1 ちなみに絶壁Pの前職は永遠に内緒

 偶数 じゃあこれからのために、ちょっとだけ吐き出したいことがあるから黙って聞いてろ、って
 奇数 絶壁Pはクールに去ったぜ。蓮くんイベは終了なんやで




貴方「では、今夜はこれで」

貴方「明日の撮影に響かないよう、早めに眠ってくださいね」ザッ

蓮「…ああ」

貴方「ではこれで」

 スタスタ…


蓮(…変人の類だとは思っていたし、そうだろうというのは確信になってるが…)

蓮(あんな女ともう数年早く出会えてたら、何か変わってたんだろうか…)

蓮「…おやすみ、プロデューサー」



 ↓1 好感度

 二桁分上昇



 ガチャッ

貴方「ふわぁ…」

貴方「おふぁよう、ございま……ふわぁぁ~…」

蓮「おはよう」

貴方「おや蓮くん、今日は珍しく朝からシャキッとしてますね…。昨日遅かったのに」

蓮「これ」つ封筒

貴方「何です?」

蓮「……生活費分」

貴方「!!?」

蓮「…ギャラもらえてるからな」



 春日野愛 女 26歳 誕生日:6月
 体力:3 頭脳:6 精神:1
 歌:4.04 踊:1.91 容:3.00 表:5.00 演:5.77
 熱:2 道:2

 刹那主義者:後先もプライドもかなぐり捨てて、今さえ良ければどんな立場にも立つ。ある意味でとっても愉快な人
 超インテリ:まるでウィキペディアから引用するかのように色んな知識が豊富

 好感度:【255/営業は上手いじゃない】

 メモ:超巨大複合コンツェルン春日野グループ総帥の娘だった
    その気になったらお料理上手らしい
 動機:うっかり間違ってアイドル事務所に

 榊漣 男 21歳
 体力:5 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:5 容:4 表:3 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【318/笑える】

 金目純 男 13歳
 体力:4 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:4 容:3 表:2 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【352/すげー】

 澄谷奏 女 12歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:3 踊:2 容:5 表:4 演:4 熱:? 道:?
 好感度:【249/ちょっぴり…かっこいい】

 ユニット:トレジャーシップ
 歌:3.75 踊:3.00 容:3.75 表:3.50 演:3.75
 状態:愛の誕生日にびっくり箱を贈って反応を楽しむ間柄
 持ち歌:ディパーチャー グリードシード アンダイング・ラブ(未習得)



貴方(蓮くんええ子すぎやわぁ…)

貴方(色々とピンハネしてて、大したギャラが出てるわけでもないのに、律儀にこれまでの分を返してくれるだなんて…)



 ↓1 来週の予定は

 1 レッスン
 2 営業
 3 新曲レッスン
 4 レコーディング



 ―― 7月 4週目


作曲家「そう…そう、キミの魂を注ぎ込むんだ……エクセレン!!」

純「…先生って、あのエクセレンって言葉好きなのかな?」

奏「多分…?」

蓮「そうじゃないか?」

純「…じゃあさ、じゃあさ、エクセレンって書いた付箋貼りまくってみない?」

蓮「意味ないことを思いつくな、お前は…」


貴方(レコーディングは順調っと…)

貴方(この間に、もろもろ、他のことを考えよう…)



 ↓1 もろもろって?

 1 PV撮影したいよね
 2 握手権商法とか、特典商法とか…
 3 リリースイベント的なことはやっぱしたいよね




貴方(やはり…)

貴方(どうあっても、今は1円でも多くお金がほしい)

貴方(1枚でも多くのCDを売りまくりたい)


貴方(SSプロでは若年層のファンを大切にしたいから、という理由で禁じ手になってはいるものの…)

貴方(ソクプロにはそんな決まりはない。よって、ここで選び取るのは…)


貴方「握手会や、特典による、商法…」

貴方「トレジャーシップは体当たりロケで人気が出ている状態だし、これからドラマも放映されて、さらに火が点くはず…」

貴方「となれば、きっと…きっと、たくさん売れるはず…!!」



 ↓1 どうしてやろうか

 1 握手会やのうて、ハグ会にでもするかのう? 何十枚と買うてくれるかも知れへんわ、いーっひひひ…
 2 メンバーは4人だから…通常版に加えて、メンバーそれぞれをピックアップした4バージョンに別々の特典をつけて売り出すか
 3 その他、悪魔な商法アイデアを ※あれもこれも、系はNGよ




貴方「よし…」

貴方「ここは、あくどい気もするけれど特典商法をやろう」

貴方「まずは通常版…これにも、ちょっとしたオマケを封入の上…」

貴方「メンバーそれぞれの4バージョンに、それぞれ別の特典を封入」

貴方「ここに、5つのバージョンのCDを購入することで歓声するようなものも追加…」


貴方「5枚集めなければならないというファン心を、利用させてもらうっ…!!」

貴方「アイドルを売るためならば、死後に地獄へ堕ちようが構うまい…。それが覚悟だ、ふっふっふ…」


純「何か、プロデューサーがあくどい笑い方してる…」

蓮「悪魔だな」

奏「…鬼」


作曲家「エクセレン!! 魂のために魂を売りつけるようなことをしてまで目的を達せようとする…」

作曲家「またインスピレーションが…!!」

愛「いやそれ、あたしらじゃなくて、あいつにインスピレーション受けてんじゃないの」



 ↓1 特典商法についてのプランニングをした絶壁P

 1~3 もし失敗したら、赤字がやべえことに気がついた…ものの、もう引き返せない
 4~6 絶壁Pの良心が特典にお金をかけすぎて、クオリティーの高いものにしようとして、利益がちょっと少なめになりそうな試算に…
 7~9 絶壁Pだもの、ばっちりよ




貴方「……あれっ?」

貴方「………これ、もしも在庫抱えるようなことになったら…」


貴方「…」

貴方「……いや、もうこれでいくしかない」

貴方「きっと売るんだ、そう、売りつくしてしまえばどうということはない…!!」


貴方「う、うん…」

貴方「そう、先行投資…先行投資であって、後でリターンを…うん…」

貴方「…………がんばろ…」



 ↓1 来週は…

 偶数 映画撮影も、いよいよ大詰め
 奇数 ヤバティビティー、家族の荒波越えてみ隊、映画撮影と忙しすぎて…?





監督「んんー、いいよ、いいよいいよ、いーいーよぉぉー!!」


愛「…」ボロッ

純「ぜぇ…ぜぇ…」ボロッ

蓮「…」ヨレッ

奏「…」グッタリ


貴方(この撮影、過酷だなあ…)

貴方(みんなの服装は衣装だけど、表情は本当にもう…役とシーンに合わせて作ってるわけじゃなくて、素っぽい感じだし…)



監督「それじゃあ、最後のド派手シーン!」

監督「ここのセットには、あちこちもう爆薬が仕掛けてあって、どんどん爆発していくから!!」

監督「正しい順路で、必死で逃げて!! 逃げて、逃げて、でもって、最後に飛び出す!! 逃げながら、互いに足を引っ張り合うのも忘れないで!!」


愛「それ、もし逃げるの遅れたらどうなるの?」

監督「んー、考えたくないことだから、ちゃんと逃げよう!!」

貴方「ちょっ…」

監督「そういうわけだから、がんばって!!」



 ↓1 行動選択

 1 さすがにもう、4人とも疲れが見えているし、ここはもうちょっと安全な撮影方法…
 2 みんな、いける? がんばって、いける? いけそうなら、がんばって?
 3 いや、信じよう… 撮影中の事故なんてないことを祈って、見守ろう




貴方「…皆さん、いけそうですか?」


愛「やれってんならやるわよ…」

蓮「まあ…命がかかってればやれるだろう…」


純「ええー? ムリだって…さすがにもう…」

奏「…くたくた…です…」


貴方「うーむむ…」

貴方「万が一とかがあると怖いですし…」


貴方「監督、やっぱりちょっと…」

監督「ええ? 困るよ、ソクプロさーん」

貴方「とは言われましても…」


 ↓1 交渉!!

 1~3 失敗… 年少組の好感度が下がった…
 4~6 成功はしたけど、やや迫力が…?
 7~9 折衷案、休憩時間をもうけてから、ということに…




貴方「ケガとかは困るんです、本当に」

貴方「それに、まだ純くんと奏ちゃんは未成年ですし…あんな子たちに怖い思いまでさせるのは…」

監督「ええー? そりゃ困りますよ、ソクプロさーん」

貴方「そこをどうにか、お願いします…!」

監督「………仕方ないなぁ…折角のド迫力シーンだったのに…」

貴方「すみません、ありがとうございます!!」



 ↓1 クランクアーップ!!

 偶数 えっ? 映画本編以外の撮影もたっぷりある?
 奇数 あとは試写会までは映画関係の仕事は一旦休みやな…




愛「もぉぉ…一軒、行くわよぉぉ…!!」

蓮「ろくに歩けないのに言うな…」←愛をおんぶ中

純「はぁー……打ち上げの料理おいしかった…」

奏「…ねむい…」


貴方(クランクアップの打ち上げも終わって、これで映画関係は一段落…)

貴方(編集なんかが終わって試写会をやったら、そこから宣伝だとかで忙しくなりそうだな…)

貴方(けど、これでようやく…忙しかった日々が終わる…)

貴方(まあ…忙しい方がいいんだろうけど、みんなの体調もあるし…ほどほどじゃないとなあ)


貴方「ふわぁ…」

貴方「さあて、じゃあ奏ちゃんのお家、純くんのお家、それから事務所という順番で帰りますからねー」

純「ふぁぁい…」

奏「…」ウトウト

純「奏、ちゃんと歩け。ほらっ」ギュッ ←奏の手を握った

奏「うん…」ウトウト



 ↓1 好感度

 二桁×0.5上昇



貴方「ふぅー…」

貴方「あとは…そうだなぁ…。そろそろ、CDデビューに本腰を入れていこうか…」

貴方「特典商法で売りつつ、コンサートなんかもちゃんとやりたいな…」

貴方「っと、あれ? そう言えば、明日、スペシャルドラマが放送される…なあ」

貴方「どれくらい視聴率が稼げるだろうか…?」



 春日野愛 女 26歳 誕生日:6月
 体力:3 頭脳:6 精神:1
 歌:4.04 踊:1.91 容:3.00 表:5.00 演:5.77
 熱:2 道:2

 刹那主義者:後先もプライドもかなぐり捨てて、今さえ良ければどんな立場にも立つ。ある意味でとっても愉快な人
 超インテリ:まるでウィキペディアから引用するかのように色んな知識が豊富

 好感度:【302/営業は上手いじゃない】

 メモ:超巨大複合コンツェルン春日野グループ総帥の娘だった
    その気になったらお料理上手らしい
 動機:うっかり間違ってアイドル事務所に

 榊漣 男 21歳
 体力:5 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:5 容:4 表:3 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【365/笑える】

 金目純 男 13歳
 体力:4 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:4 容:3 表:2 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【399/すげー】

 澄谷奏 女 12歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:3 踊:2 容:5 表:4 演:4 熱:? 道:?
 好感度:【296/ちょっぴり…かっこいい】

 ユニット:トレジャーシップ
 歌:3.75 踊:3.00 容:3.75 表:3.50 演:3.75
 状態:愛の誕生日にびっくり箱を贈って反応を楽しむ間柄
 持ち歌:ディパーチャー グリードシード アンダイング・ラブ(未習得)



貴方「よーし、録画予約、完了」

貴方「みんなで後で見ようっと」


 ↓1 夏のスペシャルドラマ…!!

 偶数 蓮くんファン続出…? これはトレジャーシップの顔役になるか?
 奇数 作中の10年前の幼馴染男女役の、奏ちゃんと純くんが甘酸っぱくてステキな演技が大変好評でした




TV『何年かかろうが、お前のことを愛し続けてやる』

TV『~♪』


貴方「おおお…これで、終わり…!? これは、なかなか…いいじゃないですか、いいじゃあないですか」

蓮「…恥ずかしいな…」

純「……蓮、かっこいい…」

奏「…うん…」

愛「演技ヘタじゃない?」←自分が出てないから厳しい人


貴方「いや…いい、ドラマでしたね…」

蓮「…そうか…?」

純「俺、10年したら蓮みたいになれんのかな…?」

奏「………背が、足りない…?」

純「これから伸びるの!!」

愛「伸びないパターンじゃないの?」


蓮「…むずがゆくてたまらないな…」

貴方「いやいや、良かったですよ? これはもう、女の子なら蓮くんに打ちのめされちゃうこと間違いなしですよ」

蓮「…そうか?」

愛「ま、あたしはそんなことないけど」

貴方「愛は自分だけオーディション落ちたからって、あんまり斜に構えないでくださいね」


 prrrrr…

貴方「っと? こんな時間に…ハイ、もしもしー?」

貴方「はい、はいー、そうですが………えっ、はい…はあ、はい~…では、はい、後日改めまして…」


愛「何だったのよ?」

貴方「…いえ、出版社の方からのお電話で、蓮くんに今度、表紙をかざってほしいとか」

蓮「…」

純「ドラマ効果?」

貴方「かも知れませんね、女性でしたが、けっこう興奮した口調でしたので」

奏「蓮くんは、かっこいいから…」


蓮「…………恥ずかしいな」

貴方「スター街道に乗りましたかね、こりゃあ。蓮くん、がんばってくださいね」

蓮「まあ…やれと言うなら、やる」



 今夜はここまで
 お疲れでした


 ~ゆず香るラジオ~

香「メールだ」

香「ペンネーム、匿名希望さん」

香「最近、トレジャーシップというアイドルがテレビで大活躍をしていますが、香様とゆず子はどう思いますか」

香「だ、そうだ」

ゆず子「香には様つけといて、わたしにないの?」

香「お前はいらないな」

ゆず子「たまには持ち上げてくれたっていいのに…」


香「トレジャーシップ、か。ソクプロだったな」

ゆず子「あ、わたしはほら、何だっけ…エイプリルフールに、人狼ゲームで一緒に仕事したことあったっけなあ」

香「どうだったんだ?」

ゆず子「バラッバラ」

香「バラバラ?」

ゆず子「普通、こう…何、まとまりみたいの、あんじゃん? でもそれが、ねえの! いや、マジマジ!」

香「そんなにか?」

ゆず子「だって、リーダーってのがちっちゃい女の子だよ。えーと……うちのチビよりは、1つ上くらいだったと思うけど」

ゆず子「でもって顔が濃い目のイケメンに、目がこわい姉ちゃんに、まだ中学生くらいの男子。何これ、バラバラじゃんって思わねえ?」

香「…確かにそこまでいくと」

ゆず子「身長差すげえもん。まこちゃんとタカシ並みにあったから。それがいつも一緒ってことだろ? はあ…はぁぁ~」

香「何なんだ、お前は…ふふっ…」


ゆず子「でも、何かすげえ、今きてるっぽいよなぁ…」

香「らしいな。僕はまだ会ったこともないし、リサーチ不足でよく知らないんだが…何がいいんだ?」

ゆず子「んー、ちらっと聞いた話だと、喧嘩芸ってのがあるらしくてさー」

香「喧嘩芸?」

ゆず子「チビの男子と、年長の女が仲悪くて堂々と喧嘩するんだと。テレビ収録中も、イベント出演中も」

香「それは…何か、需要があるのか?」

ゆず子「いや、ちゃんとは見てないから分かんないんだけど、それがほほえましいって人気らしい」

香「なるほど」


ゆず子「まあー、でも、あんま関係ないよなあ」

香「ライバルの動向には注目しておいた方がいいぞ?」

ゆず子「そーゆーのは事務所の仕事だって、だいじょび、だいじょび」

香「能天気な…」


ゆず子「大体、そのトレジャーシップって、年齢的に被ってないから問題ないし」

香「…そうか、上と下の間が空いてたのか」

ゆず子「そっ、だから別に競合することになんてならないだろうし、平気、平気。ファン層の違いってやつだって」

香「意外と分析してるじゃないか」

ゆず子「まーな♪」

香「思いつきなんだろうが」

ゆず子「台無しにすること言うなって!! 当たってるけど」

香「やれやれ…」


 ~トレジャーシップの食事事情~

蓮「……なあ、今夜の晩め――」

純「おそば!!」

愛「レバニラ炒め」

奏「からあげ…」

蓮「……じゃんけん」

<さーいしょは、グー! じゃーんけん、ぽんっ!!

<あーいこでしょっ! しょっ!

愛「レバニラ炒めよ」

純「うげぇ…レバー嫌い…」

奏「レバー苦い…」

蓮「…レバニラだな」



蓮「…今日の晩飯――」

純「ナポリタン!!」

愛「刺身」

奏「からあげ…」

蓮「…あみだ」

<よーし、縦線引いた!! 上に行ったりするのなしな!!

<きょ、う、のー、晩ご飯はー…

奏「からあげっ…!」

愛「脂っこいのなんてよくクソ暑いのに食えるわね…」

純「まあいっか、からあげなら…」

蓮「タコのからあげ…と」

奏「!?」



蓮「今日のば――」

純「カレー!!」

愛「茄子の煮浸しと揚げ出し豆腐」

奏「鶏のからあげ…」

蓮「好きに決めてくれ」

<将棋崩しな!! 最後まで残ったやつの勝ち!!

<じゃあ俺から…ああっ、ええ、いきなり…?

愛「茄子の煮浸しと揚げ出し豆腐よ。あ、それと天ぷらもあったらいいわね」

蓮「………分かった」



蓮「今日――」

純「トンカツ!!」

蓮「――こそは、俺が食べたいのを作るから文句は言うなよ…」


純「こそは?」

愛「もしかして、毎度のようにメニュー聞いてたんじゃなくて、確認取ろうとしてたのかしら…?」

奏「ちゃんと言わなきゃ…意味なし…」


 ~歯医者通いの奏~

メモ『今日は打合せがあるので、他の誰かと歯医者さん行ってください。ごめんなさい。 byあなたのP』

奏「…」チラッ

時計『そろそろ行かんと診察に間に合わへんでー』


奏「…」チラッ

愛「あっちぃ…クーラーつけなさいよ…」パタパタ

蓮「料理の度に暑い思いをしてる俺の苦労を少しは知れ…」パタパタ

純「…あー……溶けそう…」グッタリ


奏「……純くん」

純「…何ぃ…?」

奏「歯医者さん、行こ…?」

純「……何で?」

奏「ひぅ…」

純「わ、分かったって、行く、行くって」



<澄谷さーん、診察室へどうぞー

奏「ひぅ…」

純「はぁー…冷房最高…。行ってらっしゃい…。漫画もあるし…意外とここいいかも…」

奏「…」クイクイ

純「何…?」

奏「来て…」

純「………えっ、俺も、中行くの?」

奏「…」コクッ

純「………えー…? ドリルの音、嫌いなのに…」


 キュィィィィィィイイイイイインッ

奏(歯…歯、がんがん…がんがん…ごりごり…)

純(あああああ、この音嫌い、この音嫌い、この音嫌い、あと俺、ここにいる意味絶対にないぃぃぃぃ…!)←治療受けてない人

歯科医「はい、じゃあ今日はこれで終わりにしますね」

奏「…」グッタリ

純「…やっと、終わった…」←治療受けてない人



<お大事にどうぞー

純「…あと何回、歯医者くんの?」

奏「…知らない…」

純「そう…」

奏「うん…」

 スタスタ…

奏「純くん…」

奏「ん?」

奏「………来てくれて、ありがと…」

純「……………べ、別にこれくらい、どうってことないし、お礼言われるほどじゃないし」


 ~まこちゃんのお勉強~

誠「ん、んんん…? x=3y-7、x+5y=9…?」

誠「え、エックスが…ええと…3yから7を引いたやつ…だから…? え、ええ…? うん…? んんん~…?」

葉子「まこちゃん、何してるの?」

誠「うおおおおっ…ああ、葉子か…」

葉子「何それ……数学?」

誠「いや…ちょっと、俺、この間出た番組でほんっとにバカなんだなって思い知って…勉強ちょっとはした方がいいかとか思ってさあ…」

誠「だけど、全然、何も分かんなくて…はぁぁ…」

葉子(これって、中学2年生くらいでやるところ…だよね?)


誠「何なんだよ、これ…? 意味が分からないんだよ…。葉子分かるか?」

葉子「分かるけど…」

誠「ほんとかっ? 教えてくれないか?」

葉子「えっと…これは代入法って言って、片方の式をxかyについて解いてから、残りの式に代入…」

誠「」プシュゥゥ-

葉子「……まこちゃん?」

誠「ハッ…お、おう、ええと、だ、だいにゅー…な? うん、だいにゅー…」


葉子「この問題だと…xが、3yー7なんだって」

誠「お、おう」

葉子「だから、後ろの式の、xのところに、そのまま3y-7っていうのを入れてあげればいいの。そうしたら、どうなる?」

誠「3y-7+5y=9……?」

葉子「そうっ、あとは、-7を移行してあげて…」

誠「い、いこー…?」

葉子「……xとかyとかは、同じやつ同士じゃないと足し算や引き算をしてあげられないの。だから、この場合は-7が邪魔でしょ?」

誠「う、うん…? うん…」

葉子「3y+5yにしてあげるために、-7をイコールの向こう側に持っていってあげてもいいって決まりがあるから、移動してあげるの」

葉子「でもその時は、プラスだったらマイナスになって、マイナスだったらプラスにしてあげなきゃいけないのね。だから、この場合だと…」

誠「3y+5y=9+7…か?」

葉子「うん。そうすると…?」

誠「8y=16…?」

葉子「そうしたら、yの数字を求めたいから、今度は邪魔な8を移行したいの。8yっていうのは8×yってことだから、移行すると、y=16÷8になるんだよ」

誠「わ、割り算になるのか…えーと、16÷8だから…3か!!」

葉子「……もう1回、冷静に考えてみて…?」

誠「えっ…あ、2だ」


葉子「これで、y=2っていうことになったでしょ?」

誠「おおおっ、ほんとだ、すげえな!?」

葉子「あとは、yを2に置き換えて計算してあげればいいの」

誠「えーと…x=3y-7だから…yを2にすると…x=3+2ー7?」

葉子「あのね、まこちゃん、数字と記号が、2yとか、3yとか、くっついてる時は、間にカケルの記号があるのを省略してるのだから、これはx=3×2-7なんだよ」

誠「そうか…! じゃあ、えーと…3×2は6で、6-7は……-1、でいいのか? x=-1?」

葉子「よくできました、まこちゃん」パチパチ

誠「おおー…なんか、できると嬉しいな! 葉子、学校の先生とか向いてるんじゃないか? よーし、次の問題やろっと」



 榊漣の詳細情報が開示されました


 榊漣 男 22歳 誕生日:?
 体力:5 頭脳:2 精神:3
 歌:4 踊:5 容:4 表:3 演技:3
 熱:2 道:3

 能力タイプ:ダンス特化
 路線:ミステリアス系イケメン
 動機:スカウトされて居場所もなかったため

 お茶目な男:愉快なことが好きで、隙があればボケようとする
 元不良:すっかり更正はしているが、血が騒がないこともない

 身長:182cm 体重:71kg 血液型:B 足のサイズ:26.5 利き手:右
 趣味:DVD観賞 特技:裁縫
 好きな食べもの:スパイシーな料理
 嫌いな食べもの:セロリ
 癖:行動は基本的に受動的
 弱点:押しに弱い

 外見特徴
 ・目鼻立ちのくっきりした男前
 ・髪の毛はセットせずに無造作ならぬ放置ヘア
 ・顔は良いが表情は力が抜けていて気だるそうに見える
 ・長袖を暑くてまくるくらいなら、半袖で多少の寒さに耐える派

 家族構成:父 母 姉

 学生時代の悪行:自主休講 不純異性交遊 喧嘩 恐喝 喫煙
 グレた理由:優等生すぎた姉と何かにつけ比較されてきたから
 ヒモ中に身につけたこと:家事全般
 状況した理由:とにかくメンヘラ女と距離を置いて逃げ回るため

 座右の銘:命あっての物種
 苦手なもの:メンヘラ女
 学歴:中卒
 コンプレックス:車の免許も持てていないこと
 トラウマ:手足を拘束されて首を絞められながら[ピ----------]※1
 将来の夢:特になし
 ※1 事務所規制

 トレジャーシップメンバーの印象
 愛:頭の良いバカ
 純:単純なバカ
 奏:腹黒

 トレジャーシップメンバーからの一言
 愛:便利だけど地味にふざけてるのよね、あいつ
 純:蓮のご飯ってすごくおいしいわけじゃないけど落ち着く
 奏:意外とてごわい…

 貴方評
 お茶目だけど実直で、やや無口なりにとてもいい子です。



 ※現時点です

ぼちぼち、やりまっせ



 ―― 8月 2週目


<ただいまー!

<ただいま…


貴方「おかえりなさい」カタカタ

貴方「プール、どうでした?」

純「めっちゃくちゃ、人がいた…」

奏「気持ちよかった…」

貴方「それはそれは…」



 春日野愛 女 26歳 誕生日:6月
 体力:3 頭脳:6 精神:1
 歌:4.04 踊:1.91 容:3.00 表:5.00 演:5.77
 熱:2 道:2

 刹那主義者:後先もプライドもかなぐり捨てて、今さえ良ければどんな立場にも立つ。ある意味でとっても愉快な人
 超インテリ:まるでウィキペディアから引用するかのように色んな知識が豊富

 好感度:【302/営業は上手いじゃない】

 メモ:超巨大複合コンツェルン春日野グループ総帥の娘だった
    その気になったらお料理上手らしい
 動機:うっかり間違ってアイドル事務所に

 榊漣 男 22歳
 体力:5 頭脳:23 精神:?
 歌:4 踊:5 容:4 表:3 演:3 熱:2 道:3
 好感度:【365/笑える】

 金目純 男 14歳
 体力:4 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:4 容:3 表:2 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【399/すげー】

 澄谷奏 女 13歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:3 踊:2 容:5 表:4 演:4 熱:? 道:?
 好感度:【296/ちょっぴり…かっこいい】

 ユニット:トレジャーシップ
 歌:3.75 踊:3.00 容:3.75 表:3.50 演:3.75
 状態:愛の誕生日にびっくり箱を贈って反応を楽しむ間柄
 持ち歌:ディパーチャー グリードシード アンダイング・ラブ(未習得)



蓮「……暑い…」

愛「ほんっと…」

純「ねえ蓮、水着洗って」

蓮「洗濯機入れとけ」

純「奏も洗ってもらえば?」

奏「え…い、いい…」

純「いいの?」


貴方(ていうか、すっかり…もう、事務所がお家状態に…。まあいいけど…)


 ↓1 今週の予定は

 1 レッスン
 2 営業
 3 CDリリースについて
 4 新曲レッスン

頭脳23とかもはや未来が見えてるんじゃないか
1


 >>633 ミスでごわす、蓮くんの頭脳は、「バカ寄りの2」でごわす



貴方「さあ、レッスンしますよー」

蓮「ああ…」

純「ダンス? 歌?」

愛「あっついのに、レッスンとか…」

奏「冷房、最強…」pi

貴方「夏の暑さに負けないよう、元気にレッスンしましょー!」



 ↓1 レッスン

 1 歌
 2 ダンス
 3 容姿
 4 表現
 5 演技




 容:3.14


貴方「…………あれですか、スロースターター」

愛「何が言いたいのよ?」

貴方「人生スロースターター」

愛「ぶっ飛ばすわよ?」


貴方「はっはっは」



 ↓1 イベ?

 偶数 花火大会があるみたいだねえ
 奇数 お盆だねえ




貴方「さて、じゃあ帰りますよ」

純「あ、ねえねえプロデューサー」

貴方「はい?」

純「花火大会、今日あるの知ってる?」

貴方「ああ…そう言えば、あるみたいですねえ?」

純「…行きたい」

貴方「…この足で、ですか?」

純「ダメ?」


貴方「まあ、別に構いませんが…」チラッ

愛「パス」

蓮「人混みはうざい」

奏「…」


貴方「…ふむ」


 ↓1 行動選択

 1 じゃあ、みんなで行こうか
 2 折角なら、夏っぽく着替えてみんなで行ってらっしゃい
 3 じゃあ純くんだけ降ろしていく、という方針で…




貴方「じゃあ、みんなで行きましょうか」

純「っし!」

奏「…」

愛「あたしはパス」

貴方「みんなで、行きますからね」

蓮「ん…」

愛「めんどくさ…」


貴方「さてさて、じゃあ花火大会へしゅっぱーつ!」

純「おー!」


 ↓1 花火大会やで

 1~3 人多すぎィッ!! はぐれたー!!
 4~6 あ、顔バレした。ただでさえ人口密度があれなのに…!
 7~9 有能すぎる絶壁Pは穴場スポットを知っていた




 ドォォォォン…
 パラパラ…


純「花火、全然見えない…」

貴方「いやあ、しかし、ほんとにすごい人混みで…」

蓮「…だな」

奏「ひゃ…ぅ…」

純「奏、はぐれるなよ」ギュッ

愛「蒸し暑いわねえ…」

貴方「もう少しで、花火が見られるところまで辿り着けるとは思うんですが……」


 ヒソヒソ…

貴方「ん…?」


<ねえ、あれって…

<トレジャーシップじゃない?

<生蓮くんかっこいい…

<純くんと奏ちゃん、手ぇつないでる、かわいい


貴方(あれ…?)

貴方(何か…地味にバレてる…ような…?)


<あの、握手してもらえませんか?

 ザワッ…

蓮「え…ああ」



 ↓1 人気者トレジャーシップ

 偶数 ドラマ効果なのか、蓮くんばぁーっかり、囲まれまくっていた
 奇数 逃げた。花火は諦めませう




<写真撮っていいですか?

<握手してください

<奏たん、ハァハァ…奏たっ…うっ…

<純くーん、こっち向いてー


貴方「お、おっととと…?」

愛「ねえちょっとこれ…」

奏「ひぅぅ…」ギュッ

純「ちょっ、待って、待っ――」

蓮「」←圧迫されまくってる


貴方「逃げましょう」

愛「賛成」

純「え、花火っ…」

奏「テレビで見れるから…」

蓮「待…助け……」


貴方「ダッシュ!」

愛「ったく、この暑いのに…!」

純「奏、ほらっ、転ぶなよ?」

奏「ひぅ、ぅっ…」


蓮「待てっ…ちょっ…」

 ダダダッ


 ・
 ・
 ・



貴方「ふぅー…ここまで来れば、大丈夫でしょう」

純「花火見たかったのに…」

愛「あんなん毎年見れんだからいいでしょ…」

奏「テレビだけでも…別に…」

蓮「…お前ら…躊躇なく…置いていったな…」


貴方「花火大会は、残念ながら諦めましょう」



 ↓1 行動選択

 1 事務所でテレビでみんなで見ればいいじゃない
 2 花火を買って遊べばいいじゃない
 3 たこやきでも作って食べればいいんでないの?



純「えー…花火見たかったのに…」

貴方「まあまあ、帰りがけに花火でも買って遊びましょう」

貴方「それじゃダメですか?」

純「……ロケット花火買う?」

貴方「いいですよ」

純「じゃあいいよ」


愛「ガキ…」

蓮「花火か…」

奏「線香花火好き…」


 ・
 ・
 ・


 シュボォッ
 ボボボボボボッ

純「うりゃうりゃ!」ブンブン

愛「ちょっと、火ぃ点けた花火振り回してんじゃないわよ」

純「これが楽しいんじゃん!」

蓮「…」シュボッ

 ジジジ…
 クルクルクルッ
 パンッ

純「うあっ…!?」ドテッ

奏「ふふっ…」

純「い、いきなりネズミ花火足元に投げるなよ、蓮!」

蓮「偶然だ」


貴方(写真撮っておこうっと…)ゴソゴソ

貴方「みなさーん、こっち向いてくださーい」


愛「ん?」

純「何?」

奏「?」

蓮「…」

 パシャッ


 ↓1 花火で遊んだよ

 偶数 で、何で先生が混じっとるん?
 奇数 ありふれた夏の思い出が、いつか懐かしい思い出になるんだろうね




純「今日…ここ泊まっていい…?」

貴方「ちゃんと親御さんに連絡してください?」

純「はーい…」

貴方「奏ちゃんも帰るの面倒臭くなって泊まるのであれば、連絡してあげてくださいね?」

奏「うん…」

貴方「でもって、ついでにわたしにも替わってくださいね」


蓮「とうもろこし、茹でたぞ」

愛「歯に挟まるから、好きじゃないのよね…。たまに食べるとおいしいけど…」


貴方(よし…デスクトップに、さっきの写真を設定完了)

貴方(ふふっ…みんな、いい笑顔してますね)



 ↓1 好感度

 コンマ一桁分上昇



 ―― 8月 3週目


貴方「昨日のヤバティビティーはヤバかったなあ…」

貴方「まさか、渓流下りというだけであんなにスリリングになるとは…」

貴方「救命胴衣って素晴らしい…」



 春日野愛 女 26歳 誕生日:6月
 体力:3 頭脳:6 精神:1
 歌:4.04 踊:1.91 容:3.14 表:5.00 演:5.77
 熱:2 道:2

 刹那主義者:後先もプライドもかなぐり捨てて、今さえ良ければどんな立場にも立つ。ある意味でとっても愉快な人
 超インテリ:まるでウィキペディアから引用するかのように色んな知識が豊富

 好感度:【308/営業は上手いじゃない】

 メモ:超巨大複合コンツェルン春日野グループ総帥の娘だった
    その気になったらお料理上手らしい
 動機:うっかり間違ってアイドル事務所に

 榊漣 男 22歳
 体力:5 頭脳:2 精神:?
 歌:4 踊:5 容:4 表:3 演:3 熱:2 道:3
 好感度:【371/笑える】

 金目純 男 14歳
 体力:4 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:4 容:3 表:2 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【405/すげー】

 澄谷奏 女 13歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:3 踊:2 容:5 表:4 演:4 熱:? 道:?
 好感度:【302/ちょっぴり…かっこいい】

 ユニット:トレジャーシップ
 歌:3.75 踊:3.00 容:3.75 表:3.50 演:3.75
 状態:愛の誕生日にびっくり箱を贈って反応を楽しむ間柄
 持ち歌:ディパーチャー グリードシード アンダイング・ラブ(未習得)



貴方「さて…」

貴方「今週の予定は…っと」


 ↓1 今週は

 1 レッスン
 2 営業
 3 新曲レッスン
 4 CDリリースについて




貴方「CDリリースについて、今日はお話しましょう」

純「はーい」

愛「レコーディングしたきりだったわね、そういや…」

蓮「CDか…」

奏「…」


貴方「とりあえず…5パターンのCDを出します」

貴方「通常版、愛版、蓮くん版、純くん版、奏ちゃん版…の5種類です」

貴方「で、それぞれ違った特典をつけます」

愛「あくどい商売するわね…」

貴方「お金ないんで…」


貴方「ともかく、このCDをリリースするにあたり、特典の中身なんかはすでに考えておきました」

貴方「あとは、撮影、撮影、撮影&撮影です」

貴方「ジャケ写、ポスター、特典小冊子などなど…とにかく、あれこれ撮りまくる必要があります」

貴方「バババーッとやっちゃうんで、へこたれないでお願いしますね」



 ↓1 さて、リリースにあたりイベントもやらんとね

 1 ミニコンサートみたいの、やりたいよね
 2 トークショー的なことしちゃう?
 3 握手会なのだー!!




 パシャッ
 パシャパシャッ

<もっと顔を寄せてくださーい

純「オバサン、顔近い…」

愛「るっさい」

蓮「近すぎないか…?」

奏「近い…」


貴方(えーと…)

貴方(この撮影が終わったら、次にあれをやって…)

貴方(うん、時間も大丈夫かな…)


貴方「あと考えるべきは…」

貴方「これをいつ、出すかだなあ…」

貴方「それからじゃないと、ミニコンサートをするにも会場を押さえられないし…」


貴方(イメージ、ちょっと夏っぽい感じがあるけど…)

貴方(まあ、そこまでがっつりではないものの、10月くらいまでには出したいなあ…)

貴方(今から超特急でもろもろやるとして、最速で…9月頭にリリースかな…)


 ↓1 発売は…

 1 超特急で!
 2 9月2週目くらい
 3 9月3週目くらい
 4 9月末くらい



貴方「はい、はい~」

貴方「お願いしまーす」


貴方「ふぅぅ…」

貴方「ようやく…準備でけた…」

蓮「…まだいたのか?」ポタポタ

貴方「蓮くん、ちゃんとお風呂の後は拭いてください? 床濡れちゃいますよ?」

蓮「……ああ」


貴方「あ、来月頭にCDの発売が決まりましたので」

蓮「来月頭?」

貴方「はい」

蓮「………早くないか?」

貴方「超特急で、急ぎました」



貴方(よし、来週の準備に取りかかろう…)

貴方(レッスンをしてコンサートのための地力底上げもいいけど…)

貴方(営業かけて、歌番組とかも出てみたいなあ…。どっかに特集組んでもらうとか…)

貴方(さてさて、どうしようかな…)


 ↓1 来週は…

 1 レッスン
 2 新曲レッスン
 3 営業




 ―― 8月 4週目


貴方「さあ、来週はCDリリース&ミニコンサート!!」

貴方「気合いを入れてレッスンをしましょうね!!」

純「おー!」

蓮「来週か…」

奏「早い…」

愛「ほんっと…急ぎすぎじゃない?」

貴方「いえ、出遅れてますよ、かなり」


 ↓1 レッスン

 1 歌
 2 ダンス
 3 容姿
 4 表現
 5 演技




 愛 容姿:3.98
 純 容姿:4


貴方「よっ、人生スロースターター」

愛「蓮、今夜はメシひとりぶん少なめでいいわよ」

貴方「そんな殺生なことを仰らずに…」


純「どう、かっこよく見える?」キリッ

奏「……言動が…あんまり…?」

純「え? げんどー?」

蓮(辛辣なことを…)



 ↓1 好感度

 コンマ一桁分




貴方「よし…」

貴方「来週は忙しいぞー…」

貴方「目指せ、ミリオンヒット!!」



 体力:3 頭脳:6 精神:1
 歌:4.04 踊:1.91 容:3.98 表:5.00 演:5.77
 熱:2 道:2

 刹那主義者:後先もプライドもかなぐり捨てて、今さえ良ければどんな立場にも立つ。ある意味でとっても愉快な人
 超インテリ:まるでウィキペディアから引用するかのように色んな知識が豊富

 好感度:【315/営業は上手いじゃない】

 メモ:超巨大複合コンツェルン春日野グループ総帥の娘だった
    その気になったらお料理上手らしい
 動機:うっかり間違ってアイドル事務所に

 榊漣 男 22歳
 体力:5 頭脳:2 精神:?
 歌:4 踊:5 容:4 表:3 演:3 熱:2 道:3
 好感度:【378/笑える】

 金目純 男 14歳
 体力:4 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:4 容:4 表:2 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【412/すげー】

 澄谷奏 女 13歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:3 踊:2 容:5 表:4 演:4 熱:? 道:?
 好感度:【309/ちょっぴり…かっこいい】

 ユニット:トレジャーシップ
 歌:3.75 踊:3.00 容:4.00 表:3.50 演:3.75
 状態:愛の誕生日にびっくり箱を贈って反応を楽しむ間柄
 持ち歌:ディパーチャー グリードシード アンダイング・ラブ(未習得)



 ↓1 そして、勝負の9月! ミニコンサート!!

 偶数 キャパは少ないけど、チケットは完売! 今さらの、初の音楽活動ですね!!
 奇数 台風直撃やんけ…いけるのん…これ?



 ―― 9月 1週目


 ビュォォォォォッ
 ザァァアアアアアアアアアッ


貴方「…」

蓮「…」

愛「…」


貴方「すごい雨…」

愛「…延期すんの?」

貴方「できませんね…延期は」

蓮「やむといいがな…」

貴方「ですねえ…」


 prrrrr…

貴方「はい、もしもし?」

貴方「ああ、純くん……えっ? 電車が止まった? 奏ちゃんも一緒?」

貴方「……次の駅につけたら、改札から出ちゃってください。お迎えいきますので」


貴方「早めに、行きましょう…」

愛「天気予報どうなってんの?」

蓮「ビミョーなラインだな…」


 ↓1 沈没するのか、トレジャーシップ!?

 1~3 あかんでぇ、なかなかに規模のデカい台風やでぇ
 4~6 どうにか会場には着いたものの、こっちもてんやわんややでぇ
 7~9 あらやだ、人気者ってすごいわね。お客さんばっちりですやん




 ザァァァ--------


貴方「さささっ、傘なんかいいですから、さくっと会場へ!」

純「雨痛い…!」

奏「ひぅぅぅ…」

蓮「とんでもないな…」

愛「客くんの、これ?」


 バタバタ…

貴方「とりあえず、最後の確認しましょう」

貴方「皆さん、会場へ行ってください」


貴方(うーん…)

貴方(交通機関が麻痺し始めているし…これはちょっと厳しいかもなあ…)


貴方「ここまできて、これとは…」

貴方「何か良くないものでも憑いてたりするんだろうか…?」



 ↓1 行動選択

 1 最終確認に付き添おう
 2 お客さんの様子をチェックしよう
 3 てるてる坊主を手慰みに量産しまくる…




貴方(今日の会場は、大型ショッピングモール…)

貴方(日曜日だし、人はいる…よね…?)

貴方(それに公式ブログやツイッターやインスタグラムで告知はたくさんしてきたし…)

貴方(きっと、多少は人もいるはず…)


貴方(さくっと散策を…)

貴方(怖いけどしておこう…)

貴方(人がいますように…!!)



 ↓1 どうやっ!?

 1~3 閑古鳥
 4~6 少ない…
 7~9 いけるかっ?




貴方「…」

貴方「少ない…」

貴方「日曜日なら、もっといるはずなのに…少ない…」


貴方「…」スッ

貴方(ツイッターでチェックしてみよう…)

貴方(えーと…トレジャーシップ、で検索しよっと…)

貴方(どれどれ…?)


 『トレジャーシップのミニコンサート向かってるのに台風で止まってる』

 『最近トレジャーシップっていうのが人気らしいけど、何がいいのあれ?』

 『ショッピングモールがめちゃくちゃ人少なくて草ww なんかとレジャーシップとかいうののコンサートあるっぽい』


貴方「…」

貴方「………天気が回復すれば、きっと…」



 ↓1 行動選択

 1 開演時間を遅らせよう。台風さえ去れば、きっと
 2 祈りよ、届け…!!
 3 メンバーのフォローに回っておこう…




貴方「雨よ、上がれぇー!!」

貴方「客よ、来いぃー!!」

貴方「神様仏様聖羅様、どうか、どうか、我が願いを聞き届けたまへー!!」


純「何してんの…あれ…?」コソッ

愛「頭わいたんじゃない? 湿気で」

奏「こわい…」

蓮「…必死すぎて引くな…」



 ↓1 祈りは届くのか…!?

 1~9 そう簡単に天気は変わらない
  0  ありがとう、神様仏様聖羅様!!!




貴方「……よしっ、これだけ祈れば――」チラッ

お外『うわはははwwwww もっと雨風強くしたるわwwwwwwwww』


貴方「…」

貴方「…」

貴方「…」


貴方「ですよねー」

貴方「はぁ…」



 ↓1 そして、開演時間に…

 1~3 ちら、ほら…
 4~6 ちょびっと…
 7~9 1クラス分くらい…?




貴方「…」

貴方「あー…んー…」

貴方(30人か…40人か…いるかな…?)


純「本番、緊張してきた…」

奏「…」フルフル

蓮「…」

愛「てか、人いんの?」

貴方「えっ」ギクッ


愛「…いなさそうね…」

貴方「…でも、ひとりだろうがふたりだろうが、お客さんがいさえすればやることは変わらないはずです」

<そろそろ時間でーす

貴方「はーい!」


貴方「…じゃあ、記念すべき、初コンサート。がんばってください」


 ↓1 そして始まった…

 1~3 盛り上がらないし、愛もダンスもミスるし、奏も緊張でダメダメだし、純も空回るし、蓮はいつも通りだけど…
 4~6 人が少ないせいなのか、しらーっと…
 7~9 まさかの刹那主義?




 ~♪

愛(あ、あれっ…? ここ、間違っ…?)

奏(早く終わりたい早く終わりたい早く終わりたい…)

純(何これ何これ何これ?)

蓮(ダメダメだな…)


 シラ-…

貴方(っ…)

貴方(これは、酷い…)


貴方(愛のダンスもダメだけど、奏ちゃんもレッスン通りにできていないし…)

貴方(純くんの顔もひきつりすぎだし、蓮くんはまあ…いつも通りだけどそれって大人しいってことだし…)


貴方「…」


 ・
 ・
 ・


 ドヨ----ン…

愛「…」スパ-

蓮「…」

純「…」ガックリ

奏「…」


貴方(終わった…ものの…)

貴方(まるでお通夜…いや、お通夜の方が明るい…)

貴方(これじゃあまさに、海の底へ沈んで久しい幽霊船…)



 ↓1 行動選択

 1 明るく振る舞う
 2 喝を入れる
 3 励ます




貴方「はぁ…」

貴方「皆さん、何を海の藻屑みたいな面してるんですか?」

貴方「それがステージを終えた後のアイドルですか? そんなのが?」


愛「るっさいわね…。見てたんでしょ、あんたも?」

純「俺もう自信ないし…」

奏「…ムリ…」

蓮「…」


貴方「やれやれ、何を弱気なことを…」

貴方「いいですか、皆さん? そもそも、そもそもですよ?」

貴方「あなた達はかろうじて、名前だけ残って有名無実のプロダクションから脱出が遅れた可哀想なアイドルだったんです!」

貴方「それが今や、レギュラー番組が2本あって、ドラマに出て、映画も今度公開されて、花火大会へ行けば顔がバレてパニックになるほどになったんです!!」


貴方「そんなあなた達が、こんな1度くらいの運に恵まれなかっただけの失敗でめげて良いと?」

貴方「もっともっと絶望的な状況にあったじゃありませんか」

貴方「こんな程度でめげていられるんですか!?」


 ↓1 喝!!

 1~3 しかし効果はないようだ…メンタル弱いなあ、こいつら!?
 4~6 あげておとされた感に参ってるらしい
 7~9 大人組が、初めて年少組にいいところを示せた…!?




純「だからこうなるんじゃん…」

貴方「だから?」

純「だって…やっと、コンサートだっていうのにさ、あんなに人もいなくて…」

純「人少ないけどがんばろうって思ったけど…」チラッ

愛「…」スパ-

奏「ひぅ…」

純「……全然、ダメだったし…」

貴方「純くん…」


純「うまくいくかもって思ってたのに…裏切られたっていうかさ…」

純「何か、やってて意味不明になっちゃったし…」

純「…」


貴方「何を言うんですか、まだまだ始まったばかりじゃないですか」

貴方「初めてのコンサートへの挑戦で、たまたま失敗しただけです。失敗の知らない人なんていません」

貴方「たまたま、初めての挑戦で初めての失敗にぶち当たっただけ。今日のことは反省して次に活かせばいいじゃないですか」



 ↓1 どんよりしやがって幽霊船クルーはこれだから…

 1~3 しばらくちょっと、引きずりそうだなあ…
 4~6 いつものじゃれ合いじゃない喧嘩勃発?
 7~9 と、ここで絶壁Pにお電話?



貴方「…」

貴方(ダメだ、のれんに腕押し状態…)


 prrrrr

貴方「…ちょっと失礼」

貴方(どうにかしないとなあ、この空気…)


 pi

貴方「はい、もしもし?」

女社長『元気にやれてるかしら?』

貴方「あなたはっ…!? い、今どちらに?」

女社長『場所はちょっと言えないけど…連絡があるのよ』

貴方「連絡…?」

女社長『いい知らせと、いい知らせ、どっちからがいい?』

貴方「……いや、どっちもこっちも…」

女社長『ふふ、そうよね…。おめでとう、トレジャーシップ。オリコンの、デイリーランキング、1位みたいじゃない』

貴方「はいっ!?」

女社長『それでちょっと急なんだけど…知人から直接、連絡が入ったのよ』

女社長『去年、天候不順でさんざんだったんでって時期が変更されてた、アイドルフェス…あれに、トレジャーシップ出演のオファーよ』

貴方「何と…」

女社長『それ次第で…まあ、色々とお金の問題も猶予がもらえそうなの。だから、それを絶対に成功させてちょうだい』

女社長『アイドルフェスは11月の最終日よ。頼んだわね、名プロデューサーちゃん』

 プツッ
 ツ-ツ-ツ-


貴方「…」

 ガチャッ

貴方「みなさん…」


 ↓1 台詞選択

 1 いい知らせと、いい知らせがあります
 2 運はまだ我々をまだ見放していません。本当の復活のための航路は整いました。いざ、船出ですよ!!
 3 その他、台詞 簡潔に



貴方「運はまだ我々を見放していません。本当の復活のための航路は整いました。いざ、船出ですよ!!」

純「…何言ってんの?」

奏「…本当の…航路?」

愛「何よ、いきなり?」

蓮「…」


貴方「11月末日に開催されるアイドルフェスへの出演が決まりました」

貴方「その結果次第では、社長も戻ってこられるそうです。お金の猶予がもらえるとかで」

貴方「つまり、ソクプロという事務所の将来が、今度のアイドルフェスにかかっているんです」

貴方「救えるのは、あなた達、トレジャーシップのみ」

貴方「こんなところでうじうじしている暇はありません。今度こそ、本当の復活を果たそうじゃありませんか」

貴方「アイドルフェスで、トレジャーシップここにありと、ただのお笑いアイドル集団じゃないと見せつけてやりましょう」


奏「……で、でも…」

蓮「分かった」

純「…蓮?」

愛「………ま、そう何度も恥かくのはごめんだし…」

奏「…」

純「だけど…また、失敗したら…」

貴方「失敗するはずがないでしょう」

純「何でっ?」

貴方「だって、わたしがついているんですよ?」


愛「じゃあ今日のはどうなのって話よ…」

貴方「それはお天気のせいです! 現に、わたしは結果を出していますからね」

蓮「結果?」

貴方「トレジャーシップのデビューシングル、オリコンデイリーランキング、初登場1位を記録しましたー!!」


純「嘘っ、マジでっ!?」

奏「1位…?」

愛「あの商法が効いたのかしら…?」

蓮「確かに立派な結果だな…」


貴方「そういうわけです!」

貴方「さあ、まだうだうだ言うんなら、色々と叩き直していきますよ? 古いテレビのように!!」



 ↓1 行動選択

 1 事務所に帰って反省会!!
 2 今日ミスったところを集中的にレッスンやで!!
 3 弾みをつけるべく、営業行ってきまーす!!




貴方「はい、そこ、動きが合ってないやり直し!!」


愛「はあ? どこがよ…」

貴方「ちゃーんと鏡見てください?」


奏「ひぅ…」

貴方「奏ちゃんも、もっとシャキッと!」

奏「ひゃい…」

貴方「返事はきっちり、ハイ!!」

奏「はい…」

貴方「まだまだぁ!!」

奏「は…はいっ」


貴方「純くん!」

純「う、うん…?」

貴方「その調子で」

純「あ、うん…」


貴方「蓮くん!」

蓮「何だ?」

貴方「もっと笑顔で」

蓮「…ん」


貴方「さあさあ、同じところからやりますよー!」

貴方「はい、ワンツースリーフォー、ワンツー――ダメダメダメっ!」

愛「スパルタ…」

奏「ひぅぅ…」


 ↓1 絶壁Pの鬼レッスン!!

 偶数 歌唱力、ダンス が+30
 奇数 歌唱力、ダンス、容姿、表現力、演技力が+15



 歌唱力:3.34
 ダンス:2.21


貴方「ふぅー…スッキリした」

愛「」

奏「」

純「…だいじょぶ…?」

蓮「……ん? おい、外…」

純「外? あっ…!」


愛「何よ…?」

奏「ひぅ…」


貴方「おやっ…いつの間にか台風も去って、綺麗な月が出ていますね」



 体力:3 頭脳:6 精神:1
 歌:4.34 踊:2.21 容:3.98 表:5.00 演:5.77
 熱:2 道:2

 刹那主義者:後先もプライドもかなぐり捨てて、今さえ良ければどんな立場にも立つ。ある意味でとっても愉快な人
 超インテリ:まるでウィキペディアから引用するかのように色んな知識が豊富

 好感度:【315/営業は上手いじゃない】

 メモ:超巨大複合コンツェルン春日野グループ総帥の娘だった
    その気になったらお料理上手らしい
 動機:うっかり間違ってアイドル事務所に

 榊漣 男 22歳
 体力:5 頭脳:2 精神:?
 歌:4 踊:5 容:4 表:3 演:3 熱:2 道:3
 好感度:【378/笑える】

 金目純 男 14歳
 体力:4 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:4 容:4 表:2 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【412/すげー】

 澄谷奏 女 13歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:3 踊:2 容:5 表:4 演:4 熱:? 道:?
 好感度:【309/ちょっぴり…かっこいい】

 ユニット:トレジャーシップ
 歌:3.75 踊:3.00 容:4.00 表:3.50 演:3.75
 状態:愛の誕生日にびっくり箱を贈って反応を楽しむ間柄
 持ち歌:ディパーチャー グリードシード アンダイング・ラブ(未習得)


 ↓1 追い風よ、吹くか

 偶数 っしゃー、音楽番組からのオファーやでー!!
 奇数 絶壁P曰くッ!! 追い風は、巻き起こすもの!!

しかし風は壁に塞がれるのではなかろうか? あっ、ちょっと来客の気配が…




貴方「もしもし、ソクプロの、トレジャーシップの担当プロデューサーですが…!」

貴方「そこを何とか…! はい、お話だけでも!!」

貴方「ありがとうございまぁーす!!」


蓮「…元気だな…」

純「もうこっち、へとへとなのに…」

愛「帰ってくるなり、鬼電とか…」

奏「…」グゥゥゥ


貴方「はいっ!」

貴方「…ダメですかっ!? そうですか、失礼します…」ガチャッ


貴方「さあ、次だ」ガチャ

貴方「もしもし、ソクプロの、トレジャーシップの担当プロデューサーですが…!!」


蓮「……晩飯、どうする?」

愛「何でも…あ、米は必須で」

純「俺も今日は何でも…」

奏「鶏のからあげ…」

蓮「揚げものは……面倒だけどいいか…」

奏「!!」



 ↓1 絶壁P「>>719さん、こんばんはー。歯をぎゅぅっと噛み締めてくださいね」

 1 音楽番組出演を勝ち取った貴方
 2 雑誌の特集を掴み取った貴方
 3 CDリリースのための番組出演をもぎ取った貴方



 ―― 9月 2週目


貴方「さて、今日は雑誌に特集記事を書いてもらうととになりまして、その撮影とインタビューがありますよ」

愛「んなもん、よくとれたわね…?」

貴方「なぁーに、大事なのは袖の下と気合いと根気ですよ」

蓮「最初のが1番ろくでもないな」

奏「お金…」

純「インタビュー…何かわくわくするかも」


貴方「自然体でやってくださいね」

貴方「けっこう、色々と突っ込んだ質問などもあるかも知れませんが、がっつりいきましょう!!」



 ↓1 愛への質問…

 1 どうしてアイドルをやろうと思ったのですか
 2 ユニット最年長として、トレジャーシップのメンバーをどう見ているんですか
 3 その他、雑誌編集者になった気分で質問をぶつけてみよう




*「それでは、次に…」

*「喧嘩芸と言われるほど、純くんとは何かと人目をはばからずに喧嘩をしているように見えるんですが」

*「純くんへの思いを一言で表すなら、何でしょうか?」

愛「チビへの、思い…?」

純「チビって言うなし…」


愛「……そうねえ」


 ↓1 どう答えるんや?

 偶数 雑誌向けな回答
 奇数 ぶっちゃけおって…




愛「一言なら、うざい」

*「…うざい、ですか…」

純「このババア――もごっ」

貴方「ま、まあまあ、純くん…」


愛「口を開けば、ババア、オバサン…。大人への敬意ってのが足りないのよ」

愛「すぐに突っかかってくるし、くだらないちょっかい出してきて…うざい以外の言葉なんて見当たらないわね」

*「け、けれどそれは…気を許せる仲だからという――」

愛「んなもん誤解よ、ご・か・い」

愛「この際だからはっきり言うわよ、書いときなさい?」

愛「未だにオバサン、ババア以外にこのチビガキから呼ばれたことはないし、永劫に、ただただうざいっていうだけのチビガキよ」


貴方(ぶっちゃけすぎぃー!!)


*「そ、そうですか…」

*「で、では続きまして、榊さんに…」

蓮「…っす」


 ↓1 蓮への質問は…

 1 大注目の人気アイドルとなって、生活や意識などで変わったことはありますか
 2 年長の春日野さん、年少の純くんや奏ちゃんに挟まれていますが、何か人間関係で気をつけていることはありますか
 3 その他、質問をぶつけてみよう



*「大注目の人気アイドルとなって、生活や意識などで変わったことはありますか」

蓮「特には…」

*「え?」

*「あー…街中で気がつかれたりしたりとかは?」

蓮「そこまで気にはならない…」

*「…な、何かしら…こう…」

蓮「あっ」

*「何かっ!?」


 ↓1 蓮くん!!

 偶数 スーパーでほほえましい目で見られるようになった、って…
 奇数 このお茶目さんめ、このお茶目さんめっ!!




蓮「これまで…」

*「はい」

蓮「基本的に文無し生活だったが」

*「えっ?」

蓮「ギャラが入るようになったから、次の正月はお年玉をせびられても無職ダメ大人扱いされないと思うと、気が楽になる」

*「え、ええと…?」


純「マジっ?」

奏「お年玉…未払い…」

蓮「………今年の分…」つ1000円札×2

純「やった、臨時収入!」

奏「…これだけ…」

*「…」


貴方(お茶目さんめっ!! そんな、そんな意味もないことを、さも何かあります風に…)

貴方(相手も閉口しちゃったよ…大丈夫だろうか、この特集記事…?)


*「じゃ、じゃあ…次は、純くん…」

純「! 何っ!? 何ですか?」

貴方(大丈夫、純くんなら…きっと…!)



 ↓1 純のターン!!

 1 好きな女の子のタイプは?
 2 一部から、純くんと奏ちゃんがつきあってる説が浮上していますが、どうなんですか?
 3 その他、質問やで




*「一部から、純くんと奏ちゃんがつきあってる説が浮上していますが、どうなんですか?」

純「ええっ!?」

奏「へっ…?」


*「とても仲が良くて、プライベートも一緒に過ごしているとか…」

*「夏にあったドラマで急接近した、だなんて噂もありますが」


純「な、ないない、ないです」

純「ない…よね?」

奏「…」コクコクコク

純「そんな頷かなくてもいいじゃん…」シュン

奏「あ…」


*「じゃあ純くんにとって、奏ちゃんはどういう娘ですか?」

純「えっ? あー…えーっと……その、妹みたいな…?」

純「だって奏って、とろいし、何か弱そう…弱そうっていうのも変だけど、ちょっとこう…守ってあげなきゃなーって思ったりする感じで…」

純「それにババアも蓮も、何か頼りない感じあるし…そこは俺がしっかりして、ちゃんと年下の奏は守ってあげなきゃみたいな――」

*「まるで何か、彼氏さんみたいですね」

純「ち、違うってば! そういうんじゃなくてっ…!!」


貴方(この記者さん、純くんの扱い方を心得てる…?)



 ↓1 最後は奏ちゃん

 1 リーダーとしてがんばっていることはありますか
 2 一部で辛辣な発言がピックアップされることもあるようで、腹黒だという疑惑がありますが…違いますよね?
 3 その他、質問


 QK
 参るぞよ




*「で、では次に、奏ちゃん…」

奏「はい…」

*「リーダーとしてがんばっていることはありますか?」

奏「リーダー、として…」


貴方(あ、この質問は…)

貴方(番組出演時なんかでは奏ちゃんが喋ったりする…ことにしてはいるものの)

貴方(特に他に、これといったことはお任せしてもいないし、あんまり答えづらい質問かもなあ…)

貴方(奏ちゃん、上手に答えてあげて…!!)



 ↓1 奏ちゃんは…

 偶数 素直な子やで
 奇数 見栄っ張りだったー!




奏「あの…」

*「はい」

奏「………あんまり…リーダーっていうことは…ないです…」

*「えっ?」

貴方(あ、正直にいった…!)


奏「だ、だけど…」

貴方(おや…?)

奏「………わ、わたしが…いるからこそ…みんな、ちゃんとしなきゃいけないっていう意味で…必要不可欠だと…思います……な、なんて」

貴方(な、なんて正直なー!?)

貴方(むしろそれって、姫様宣言みたいなものじゃあ…?)


*「な、なるほど…」

*「どうもありがとうございました」


貴方(……こんな内容で、ちゃんと記事になるだろうか…?)

貴方(不安だけど、信じよう…)



 ↓1 数日後、ゲラがあがった…

 偶数 凄腕だなあ、あの編集者さんっ!?
 奇数 赤裸裸すぎて…まあ、これはこれでありなのかなあ…と?




貴方「おっ…?」

貴方「これは、先日の特集記事のゲラかな…?」

貴方「どれどれ…?」


 ジィィィッ

貴方「…」ペラッ

貴方「…」ペラッ

貴方「…」ペラッ


貴方「凄腕だなっ…!?」

貴方「よくもまあ、あのまとまりのない内容を、これほどまとまったものに…!」


貴方「…」

貴方「業界歴長いんだろうなあ…」

貴方(アイドル界って、くせ者が多すぎるし、その中で揉まれて培われてきたのかも知れない…)



 ↓1 デビューシングルの、売行きは…

 偶数 絶・好・調!!! 番組出演オファーまできちゃったよ~
 奇数 あ、タカシくんの新曲と被って1位を奪われてる…

コンマとはいえ連取りは気が引ける…


 >>742 ええんやで



貴方「えーっと…シングルの売上は…」カチカチ

貴方「おおっ…」

貴方「ウィークリー1位!!」

貴方「これは…大ヒットしちゃうか?」


 prrrrr…

貴方「はい、もしもし?」

貴方「ああ、どうも、お世話になってますぅ~」

貴方「えっ? はい…本当ですかっ? はい、是非! 大丈夫です!!」

貴方「はい。お願いします!」

 pi


貴方「歌番組、出演、けってーい!!」

<ドンッ

<るっさい! こっちは寝てんのよ!!

                  そっちの方がうるさいぞ>


貴方「おやおや…」

貴方「どうもすみませんっ」


貴方「じゃ、わたしはこれで帰りまーす」



 体力:3 頭脳:6 精神:1
 歌:4.34 踊:2.21 容:3.98 表:5.00 演:5.77
 熱:2 道:2

 刹那主義者:後先もプライドもかなぐり捨てて、今さえ良ければどんな立場にも立つ。ある意味でとっても愉快な人
 超インテリ:まるでウィキペディアから引用するかのように色んな知識が豊富

 好感度:【315/営業は上手いじゃない】

 メモ:超巨大複合コンツェルン春日野グループ総帥の娘だった
    その気になったらお料理上手らしい
 動機:うっかり間違ってアイドル事務所に

 榊漣 男 22歳
 体力:5 頭脳:2 精神:?
 歌:4 踊:5 容:4 表:3 演:3 熱:2 道:3
 好感度:【378/笑える】

 金目純 男 14歳
 体力:4 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:4 容:4 表:2 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【412/すげー】

 澄谷奏 女 13歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:3 踊:2 容:5 表:4 演:4 熱:? 道:?
 好感度:【309/ちょっぴり…かっこいい】

 ユニット:トレジャーシップ
 歌:3.75 踊:3.00 容:4.00 表:3.50 演:3.75
 状態:愛の誕生日にびっくり箱を贈って反応を楽しむ間柄
 持ち歌:ディパーチャー グリードシード アンダイング・ラブ(未習得)


 ↓1 イベ?

 偶数 純くんのイベ?
 奇数 特になーし




貴方「いやー…こりゃまた、ヤバい場所ですね…」

愛「だんだんヤバいの意味が広がってるわよね、この番組…」

蓮「確かに…」

奏「ヤバい………ほど、綺麗?」

貴方「ですねえ…」


純「…」

貴方(おや…?)

貴方(いつもならはしゃいでいるのに、純くんが今日は大人しいな…)


貴方「純くん、どうかしました?」

純「えっ? 別に何も…」

貴方「にしては、何だかぼうっとしてる印象ですけど…」

純「この…コスモスってさ?」

貴方「ええ」

純「ちょっと…」

貴方「ちょっと?」

純「……特別な花っていうか」

貴方「ほうほう、それはまたどうして?」


純「お母さんが好きな花だったんだって」

貴方「純くんの、お母様?」

貴方(そう言えば…いつもお家に連絡したりしても、お父様しか出たことがなかったんだよなあ…)



 ↓1 台詞選択

 1 純くんのお母様はどんな方なんです?
 2 過去形に聞こえたんですが…何かあったんですか?
 3 純くんは好きじゃないんですか?




貴方「過去形に聞こえたんですが…何かあったんですか?」

純「お母さん、死んじゃってるから」

貴方「それは……無神経なことを、すみません」

純「ううん、だいじょぶ」

純「俺が生まれてすぐだったし、思い出とかもないし、同情されるけどあんまり…どうも思わないし」


貴方「そうですか…」

純「それにお父さんと仲いいし」

貴方「電話でお話してると、やさしそうな方ですよね」

純「うん」


純「お母さんの命日になると、コスモスの花持ってお父さんとお墓参り行くんだ」

純「でも、あんまりそういう時にしか見なかったから、こんなにいっぱいコスモス畑になってると…何かすごいなーって思った」

貴方「そうだったんですか…」


貴方(今さらになって父子家庭だったことを知るなんて…)

貴方(あんまり暗いものは感じないから良かったけど、これはちょっと迂闊だったなあ)



 ↓1 そしてロケが始まった…

 偶数 ロケ中に、一面に咲くコスモスを見にきていた母子に気を取られてぼんやりしてた純くん… 何だかんだで寂しかったりするんだろうか
 奇数 タイミングの悪い話をすな、愛ぃっ!!





奏「今日は…コスモス畑に、きています」

純「ヤバいくらい一面にコスモスです」

愛「何か調子狂わされたわよねえ……いいの、この番組、日和ってて」

蓮「いいんじゃないか? 身に危険がない分」

愛「ま、それもそうね」

奏「ここの散策を、したいと思います」


<はーい、オーケー!

<じゃあ移動して、次を撮りまーす!


愛「でも、コスモスねえ…」

蓮「どうかしたのか?」

愛「どこもかしこも、日本中、コスモスを植えまくり…。川原とかにも、景観良くしようみたいに植えてるじゃない?」

純「それが何?」

愛「それはそれで、一種の環境破壊と同じじゃないのって思うのよ」

愛「さんざん、エコだ何だ、地球にやさしくとか言いながら、注意を向けないとこじゃあ平気で色々やってて、身勝手よね」

蓮「コスモスからそんな話に発展するのか…」

愛「…それに、なーんかあんまり好きじゃないって言うか…」

純「むっ…」


愛「コスモスの花言葉知ってる?」

奏「花言葉?」

愛「少女の純真、とか。コスモス綺麗だから植えちゃいましょうとかおばはんが言ってたりしたのかなーとか想像すると…はっ、笑えちゃうわよね」


純「っ…! おい、オバサン!」

愛「ああん? 誰がオバサンよ、あんた!?」

純「……いいっ!」プイッ

愛「はあっ?」

愛「……何これ?」

蓮「…さあ?」


純「ふんっ…」スタスタ

奏「…?」


 ↓1 空気を読んだと言うか、読めていないと言うかでしたの…

 偶数 純くんが不機嫌になったまま平和にロケが終わって…?
 奇数 さらにさらに、愛さんは無自覚に純くんにカチンとくることばかり…




純「…」ムスッ

奏「……純くん、どうしたの…?」

純「別にぃ…?」ムスッ

蓮(へそ曲げてるのは明らかだな…)


愛「あら…」

蓮「どうした?」

愛「…ほら、あそこ」

蓮「ん?」

愛「……うちのチビガキと同じくらいの子かしらね?」

蓮「…それくらいに見えるな」

愛「いくら休日だからって、母親と2人きりでこういうとこに来るってえらい仲いいわね…ありゃ」

蓮「確かに反抗期くらいだろうが…」


純「…」

愛「親と仲がいいとか、ちょっと胡散臭いわよね…」

蓮「…気持ちは分からんでもない」

純「…」イライラ

愛「ま、他人だしどうでもいいけど…マザコンっているもんねえ」

蓮「男はマザコンだぞ、基本」

愛「嘘、あんたも?」

蓮「………まあ、例外はいくらでもいるだろうが」

愛「ふーん…母親なんて、あたしからすりゃ、やかましいだけの女だったけど」


純「っ…」イライライラ

奏「…?」


愛「あ、でもけっこうちょろいっちゃあ、ちょろかったわね」

愛「もう何年も会ってないし、ヘタすりゃ人生であと10回も会わないだろうけど…いつになったら親のありがたみなんてのが分かるんだか」

愛「…つか、チビガキ?」

純「あ?」

愛「何不機嫌そうにしてんのよ、こっちまでムカついてくるんだけど」

 プチッ



 ↓1 キレる若者、純くん

 偶数 純くんが現場放棄だとぅっ!?
 奇数 キレたぁー、キレたけど暴力的手段に出ないあたりええ子だけど、キレたー




純「~っ、うるさいっ!!!!!」

 ザワッ…


愛「な、何よ、いきなり大声…」

純「うるっさいんだよ、ババア! 死ねっ!!」


貴方「ど、どうしました? いきなりそんな…」

愛「知らないわよ、こいつが急に――」

純「無神経女! 死ねっ!! ふんっ!」ダッ

貴方「……あれ、かなり怒ってますね…?」

愛「反抗期?」

蓮「いや…何かしら、癪に障ったんだろう」

貴方「どんな話してたんです?」

愛「どんなもこんなも、大したこと喋ってないわよ」


 ・
 ・
 ・


愛「――って感じだったかしらね? で、いきなりキレて」

貴方「おーまいがっ…」

蓮「どうした?」

貴方「………純くん、父子家庭で自分の母親のこともあまり知らないようなんですよ」

貴方「だけどコスモスの花が好きだったというのは知ってたみたいで、思い入れがあるそうです…」


蓮「……で、ずけずけとコスモスを環境破壊だとか言って」ジトッ

愛「な、何よ…?」

奏「純くん、お母さん知らないのに…酷いこと言って…」ジトッ

愛「…」

貴方「挙句に、不機嫌な顔をするな…でしたっけ? 誰のせいだか…」

愛「あたしが悪いっての? そんなの知らなかったんだからしょうがないでしょ? いちいち気遣ってたら、何も言葉なんか喋れないわよ?」


貴方「そういう問題じゃないでしょうに…」



 ↓1 行動選択

 1 愛を引き連れて純くんに詫びいれに
 2 純くんをなだめにいく
 3 ちょっともう、純くんに謝りに行ってなだめてこい、って




貴方「とにかく、謝罪に行きますよ、愛」

愛「はあ? あたしが?」

貴方「あなた以外にどなたがいるんですかね?」ゴゴゴゴゴゴ

愛「わ、分かったわよ…」


貴方「奏ちゃん、純くん、どこ行っちゃったか分かります?」

奏「…あっちの方」

貴方「ありがとうございます。さ、愛、誠心誠意、誤ってくださいよ」

愛「引っ張らないでいいでしょ」

貴方「いいから、ほら」

愛「ったく…」


 ・
 ・
 ・


純「…」イジイジ ←しゃがんで地面いじってる


貴方(あ、いたいた…。って、露骨に、何か…いじけてるなあ…)

愛(うわあ…めんどくさそう…)
貴方「うわあ…めんどくさそう…」

愛「!?」

貴方「とか、思ってないですよね?」

愛「……はいはい、あたしの撒いた種よ…」


愛「ちょっと、チビガキ」

貴方「ごほんっ」

愛「……………じゅ、純」

純「あ?」ジロッ


愛「わ、悪かったわよ…。機嫌直しなさい」

貴方「それだけですか?」

愛「………無神経だったし、ヤなこと言ってすみませんでした…」

貴方「…はぁ…」


貴方「純くん…愛も悪気があったわけではありませんから、寛大に許してあげてもらえませんかね?」

純「…」



 ↓1 純くん、ええ子やもんな? なっ?

 偶数 純くんがええ子すぎて涙がちょちょぎれトンボやでぇ…
 奇数 あからさまに怒ってるのに、怒ってないって言い張ってる純くん… めんどいよぅ…




貴方「ね? 怒ってばかりも体に良くないですし…」

純「……怒ってないし…」ムスッ

貴方「え…?」

愛「キレてたでしょ?」

純「怒ってない…」フイッ


貴方(へそ曲げてるぅー!!)

愛(っとにめんどくさ…)


純「…怒る、理由ないし…」

貴方「…?」

純「だって、知らないもん…何も…」

愛「…」


純「お母さんいなくて悲しいねとか言われても、知らないから分かんないし…」

純「友達が母親うざいとか言ってても…いたことないから分かんないし…」

純「だから別に…誰が何言ってたって…気になんないし…」


貴方(…ふむむ?)

貴方(これは…ええと…?)


純「……コスモスだって、しょせん、ただの花だし…」

純「声も知らない人のお墓参りなんて行ってたって、何も思わないし…」


純「だから……怒る理由なんか…ないし…怒ってない…」


貴方(何かちょっとこう…引っかかるな…。純くんって、もしかして…)


愛「…あんた、何? 母親知らないってのがかわいそうだとか言われんのが嫌なタイプ?」

純「…」ムスッ

貴方「愛…」

愛「だったらそれでいいじゃない。それとも、母親いないことを何とも思ってない自分が非情だとか思ったりして、それがムカついちゃったりしてるわけ?」

純「…」

愛「あーあー、謝って損した。はいはい、そういう悲劇のヒーローごっこは自分だけで完結しなさいな、こっそりひとりでやんなさい」

貴方「愛…!」

愛「いじけてんじゃないわよ、男なら。みっともない…」

愛「いないもんはいないし、もう仕方ないことなのに、それをうじうじうじうじうじうじうじうじうじ…」

愛「んなことしてたって、あんたの母親はあの世から帰ってきたりしないの、めそめそしてんじゃないわよ」

純「っ…」

愛「母親知らないとか抜かしておいて、とんだマザコンじゃないの、そこまで気にしてんなら。立派、立派」

愛「ほんっとに蓮が言ってた通り、男ってのは揃いもそろってマザコンなのね…。んじゃ」スタスタ

貴方「っとに、愛は……」


 ↓1 結局謝ってへんやんけ、これじゃ

 偶数 でも愛の言うことは的を射てた?
 奇数 純くんが愛に泣かされてるぅー!!?




貴方「純くん…あれは…まあ、愛ですし、真に受けなくてもいいですからね?」

純「…」

純「ムカついた…」

貴方「……ま、まあ…はは…」

純「けど…何にムカついてるか…分かんなくて…」

貴方「純くん…?」


純「俺…自分の、お母さんのこと、知らないし…悲しいとか、思ったことなかったし…」

純「だから…何か悪いこと、してるみたいな気がしてて…」

貴方「…」


貴方「そんなことありませんよ」

貴方「何があったか聞きましたけど、純くんが怒っちゃったのは…きっと、お母様が好きなお花にケチをつけられたからでしょう?」

貴方「たくさんのことは知らなくても知ってることがあるならいいじゃないですか」

貴方「純くんはお母様がいなくってもちゃんと大事に育ててもらえて、だから寂しい思いをしたりもなかったんでしょう?」

貴方「とってもステキなことですよ、それは」


貴方「だから、自分のことを薄情だなんて思うこともありませんし、愛に怒ったのが、その証拠なんです」

貴方「ちょっとイメージは良くない言葉かも知れませんが…ちゃんと、純くんはお母様のことを大切に想ってるマザコンさんですよ」

純「…グスッ…」



 ↓ ちょっと目の周りが腫れぼったくなっちゃった純くんでした

 偶数 チビガキ、ババア、と呼び合う関係は変わらないようですが、何だかんだで仲の悪くない2人かも知れません
 奇数 あとで、愛に詫びの証拠としてアイスを買わせる純くんでした




純「えっ、これ、配達できるの?」

店員「できますよ」

純「……じゃあ、えーと……20個、配達して」

店員「はい、毎度。じゃあソフトクリーム4個と、配達分の20個で、合計6000円になります」

純「オバサン、払えよ」

愛「っ…何で、あたしがっ…!」

純「あ? 謝意ってやつでしょ? 払ってよ」

愛「んの…クソガキっ…!」


奏「…ソフトクリーム…おいしい…」ペロペロ

蓮「たまにだと、うまいな…」ペロッ

貴方(わたしまでいただいちゃって、良かったんだろうか…?)

純「事務所の住所書いて、プロデューサー」

貴方「ああ、はいはい…」


愛「っ…あたしにも一口くらい寄越しなさいよ!」ガシッ

純「あっ、何すんだよっ!? 自分で追加で買えよっ!」グイッ

愛「るっさい、あたしの金!」

純「俺のソフトクリーム!!」

 ベチャッ…

純「あ」

愛「あ」


貴方「おやおや…」

純「っ…このババア! 俺のソフトクリーム取ろうとするから落っこちちゃったんだぞっ!?」

愛「あんたがさっさと寄越せばそれで済んだんでしょうが!!」


貴方「はぁ…」

貴方「すみません、2つください」

店員「500円です」



純「クソババア!!」

愛「クソガキ!!」

貴方「はいはい、ほら…新しいのあげますから、喧嘩はよしてくださいね」


蓮「…コーンが、うまいな」モグモグ

奏「おいしい…」モグモグ



 ↓1 これにて純くんイベ終了!

 好感度 一桁分全員上昇



 ―― 9月 3週目


貴方(アイドルフェスでは、5曲やらなきゃいけない…のか)

貴方(…さくっと、先生にお願いできないかな…? またふらっとやってきそうだし、その時にお願いしてみよう)

貴方(そうしたら、新曲のレッスンを順次やっていって…)

貴方(あとは通常レッスンもやって、全員のレベルを高めたいなあ…)



 体力:3 頭脳:6 精神:1
 歌:4.34 踊:2.21 容:3.98 表:5.00 演:5.77
 熱:2 道:2

 刹那主義者:後先もプライドもかなぐり捨てて、今さえ良ければどんな立場にも立つ。ある意味でとっても愉快な人
 超インテリ:まるでウィキペディアから引用するかのように色んな知識が豊富

 好感度:【325/営業は上手いじゃない】

 メモ:超巨大複合コンツェルン春日野グループ総帥の娘だった
    その気になったらお料理上手らしい
 動機:うっかり間違ってアイドル事務所に

 榊漣 男 22歳
 体力:5 頭脳:2 精神:3
 歌:4 踊:5 容:4 表:3 演:3 熱:2 道:3
 好感度:【388/笑える】

 金目純 男 14歳
 体力:4 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:4 容:4 表:2 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【422/すげー】

 澄谷奏 女 13歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:3 踊:2 容:5 表:4 演:4 熱:? 道:?
 好感度:【319/ちょっぴり…かっこいい】

 ユニット:トレジャーシップ
 歌:3.75 踊:3.00 容:4.00 表:3.50 演:3.75
 状態:仲が悪かろうがいつも一緒の4人組
 持ち歌:ディパーチャー グリードシード アンダイング・ラブ(未習得)



貴方「こりゃ…マンスリーランキング1位も、いけるかも知れない…」

貴方「でもやっぱり、歌番組も出ておきたいなあ…旬の内に。営業してみようか…?」



 ↓1 今週は…

 1 レッスン
 2 営業
 3 新曲レッスン




貴方「よしっ」

貴方「何だか久しぶりの営業…な気がする」

貴方「がんばるぞー!!」



 ↓1 営業先

 1 テレビ局
 2 広告代理店
 3 業界バー




吉喜「お久しぶりですね」

貴方「ごぶさたです」

吉喜「なかなか、人気が出ているそうで」

貴方「お陰様で」


吉喜「それで、本日は?」

貴方「お仕事をください!」


 ↓1 トレジャーシップは人気だから…?

 偶数 ええ案件が多いやでぇっ!?
 奇数 グレートな案件があるらしい




吉喜「丁度、良かったです」

貴方「はて? それはどのような?」

吉喜「実は今…ある企業のコマーシャルに使うタレントを考えていたんですよ」

貴方「もしや…!?」

吉喜「ええ、トレジャーシップがいいのではないか…と」

吉喜「なんなら、今月に出したというシングルの曲も、使っていただけます」


貴方「…吉喜さん、グレートです」

吉喜「グレートでしょう?」



 ↓1 で、でっ? どんなCM?

 偶数 グレート…じゃなくて、グレープ、なCM? 清涼飲料水か!!
 奇数 携帯電話の新機種のCMやでぇ!!




吉喜「こちらが、その新製品ですね」パサッ

貴方「おお、携帯電話の…」

吉喜「秋のニューモデルです。色々なデザインがあるでしょう?」

貴方「ええ、そうですねえ…。意外とかわいいのから、スタイリッシュなものまで…」

吉喜「この別々のものを、どうにか同じような構成で作りたいということでしたが、構成は同じでイメージを変えたいということでした」

吉喜「そこで、トレジャーシップがいいんじゃないかと何となく考えていたら、あなたがいらっしゃったもので」

貴方「なるほど、なるほど…」

貴方「このかわいいのは、奏ちゃんに合いそうですね」

貴方「こっちは…蓮くんでしょうかね」

貴方「この赤いのが愛で…ちょっとゴツくて少年心をくすぐりそうなのが純くん」

吉喜「1つの機種につき、30秒版と60秒版。それから、携帯会社としてのニューモデルリリースというものを30秒版と60秒版」

吉喜「さらにウェブ配信する寸劇のようなコマーシャル映像も作りたい、ということです」

貴方「グレートです」

吉喜「ただ…企業の方にも許可をいただかなければなりませんから、確実ではありません」


貴方「あなたなら余裕でしょう?」

吉喜「…ふふ、期待をされてくださる」

貴方「そりゃもう、信頼の吉喜さんですから」

吉喜「ええ、まあ…わたしが、取ってきますよ。ですから、スケジュールを押さえておいてください」


吉喜「ちなみに、ギャランティーですが、見積もりでは…」パチパチ

吉喜「このような具合です」つ電卓


電卓『トレジャーシップには破格やろっ!?』


貴方「!!?」

貴方「こ、こんなに…いけますか?」

吉喜「やや多めに見積もりましたがね」


貴方「吉喜さん、ありがとうございます!!」

吉喜「いえいえ」



 ↓1 いやー、景気のいい話をしてしまった…

 偶数 CDも売れてるし、何だかお金に困らなくなってきたぞ…?
 奇数 祝CM進出記念やでぇ!!




貴方「えーと…」

貴方「これが…こうでっと…」カタカタ

純「何してんの?」

貴方「いえ、ちょっと…お金の管理を…」カタカタ

純「お金?」

貴方「ええ…事務所の利益、とでも言いましょうか…。これを計算しないことには、自分のお給料も…」カタカタ

貴方「長らく無給状態で過ごしてきましたが…ようやく、そろそろ、未払いにしていたお給料がいただけそうな…」カタカタ

貴方「でもって生活費その他もろもろも、きっちり回収をさせていただければ、万々歳なんですが…」カタカタ

純「ふうん…」


貴方「…」カタッ

貴方「…これ、は…?」

純「何?」

貴方「………………これまでの分を全て、回収したとしても、黒字…?」

貴方「と、いうことは…えーっと、えっと…」カタカタカタ

純(うわ、またキーボード打つの早くなった…)

貴方「こ…今月…わたしが、もらえてしまう、金額は…!!?」ガタガタガタ

純(音おっきくなった…!?)


 ッタ-------ン


貴方「一、十、百、千、万、十万、百万…」

純「そんなにもらえんの…?」

貴方「……531万5800円!!」

純「嘘ぉっ!?」

貴方「……いえいえ、これ、去年の12月から、9月いっぱい分までのお給料と、ここでの生活費だとか、自腹だった経費代まとめてですから」

純「…金持ちだ…」

貴方「……いやー……諦めなくて良かったぁー……。純くん、これが諦めなかったからこそ、報われた瞬間ってやつですよ」

純「…すげー…」


貴方(とは言え、ここから本来もらっていたはずだった給料分差し引くと…うん…まあ、うん…)




 今夜はここまで
 おつでした

佑香あっ…あっあっあっ…


佑香「ちゃんをつけろよ、>>798野郎」

佑香「…って言えって、せーらが言ってた…。もうすぐ始まるのだ」



 ―― 9月 4週目


貴方「蓮くん、ちゃんと家計簿つけてくれないと経費で落としませんからね」

蓮「…ん」

貴方「あと、一ヶ月最大8万円です。これを飛び出した場合、あと家計簿が月初めに提出されなかった場合は、愛と蓮くんのお給料から天引きしますんで」

蓮「…」

蓮「あと2万…」

貴方「これでも譲歩しての8万です。食費と消耗品程度なんですから、やりくりしてください」


 体力:3 頭脳:6 精神:1
 歌:4.34 踊:2.21 容:3.98 表:5.00 演:5.77
 熱:2 道:2

 刹那主義者:後先もプライドもかなぐり捨てて、今さえ良ければどんな立場にも立つ。ある意味でとっても愉快な人
 超インテリ:まるでウィキペディアから引用するかのように色んな知識が豊富

 好感度:【325/営業は上手いじゃない】

 メモ:超巨大複合コンツェルン春日野グループ総帥の娘だった
    その気になったらお料理上手らしい
 動機:うっかり間違ってアイドル事務所に

 榊漣 男 22歳
 体力:5 頭脳:2 精神:3
 歌:4 踊:5 容:4 表:3 演:3 熱:2 道:3
 好感度:【388/笑える】

 金目純 男 14歳
 体力:4 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:4 容:4 表:2 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【422/すげー】

 澄谷奏 女 13歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:3 踊:2 容:5 表:4 演:4 熱:? 道:?
 好感度:【319/ちょっぴり…かっこいい】

 ユニット:トレジャーシップ
 歌:3.75 踊:3.00 容:4.00 表:3.50 演:3.75
 状態:仲が悪かろうがいつも一緒の4人組
 持ち歌:ディパーチャー グリードシード アンダイング・ラブ(未習得)



貴方「えーっと…」

貴方「来週はCM撮影が入って、あと他のロケで丸ごと潰れちゃいそうだな…」

貴方「…11月4週目までにあと3曲か…」


 ↓1 今週の予定は

 1 レッスン
 2 営業
 3 新曲レッスン




貴方「さあ、今日はアンダイング・ラブをやりますよ」

純「オッケー!」

蓮「分かった」

愛「バラードか…」

奏「…」



 アンダイング・ラブ
 歌:4 踊:3 表:4

 トレジャーシップ
 歌:3 踊:3 表:3


 歌唱力能力値不足
 4.00 ー 3.75 = 0.25

 表現力能力値不足
 4.00 ー 3.50 = 0.50


 合計不足ポイント:0.75


 ↓1 アンダイング・ラブ

 コンマ二桁が75以上で習得完了



 アンダイング・ラブ 69/75


貴方「んー…もうちょっと、ですね」

純「オバサン、足引っ張るなよ」

愛「はぁぁ~? あんたがちゃんと歌えてないんでしょ?」

純「あ?」

愛「何よ?」


蓮「…」

奏「蓮くん…」

蓮「ん?」

奏「あのね…コショコショ…」

蓮「……分かった、今夜は竜田揚げだな」



 ↓ イベ?

 偶数 先生っ、待ってたよ!
 奇数 何も?




 ―― 10月 1週目


貴方「さあ、今日はCM撮影です。ひとり1本ずつと、4人で撮影するものを、それぞれロング版ショート版で撮ります」

貴方「皆さん、ビシっとバシっと決めちゃってください」


蓮「…携帯のCMって、すごいな…」

愛「にしては、思ったよりギャラ多くなかったわよね?」

貴方「そりゃあ、ギャラは4人で折半ですし」

純「セットすげえ…あそこの、壁とか床とか、黒いピッカピカのいいな!」

奏「あれは…蓮くん向け?」

純「……否定できない…」


 ・
 ・
 ・


貴方(うんうん、撮影は順調…)

貴方(ちょっと誰かにアドバイスしたり、アイデアを出してみたりしようかな…?)


 ↓1 誰の撮影に口挟む?

 愛 蓮 純 奏 から1人だけ選択してね




貴方「愛、撮影はどうです?」

愛「どうもこうも、あんたの見たままでしょ」

貴方「やれやれ、かわいげのない…」

愛「あんたに愛想振りまいてどうすんのよ」

貴方「言いますねえ…」


貴方(愛の担当する新機種はスタイリッシュで、本体サイズはやや小さめ)

貴方(若い女性向けのデザインだけれど…)


愛「なーんか、この段階になってあそこの監督さんが唸りだしちゃって…」

監督「うーむむむ…」

貴方「ふむ…。何に悩んでる感じでした?」

愛「イメージが云々とか言ってたけど?」

貴方「ほうほう…」



 ↓1 監督、提案があります!!

 1 愛の服装を、パンツスーツにして女の憧れるかっこいいビジネスウーマン風にしてはどうでしょう!?
 2 愛の服装を、ラフなものにして女性がめいっぱい楽しめるというような雰囲気を出してはどうでしょう!?
 3 愛の眼鏡を、あえて外して新たなイメージを作ってみてはどうでしょう!?




貴方「監督」

監督「ん? ああ、ソクプロさんの…」

貴方「ご提案があるんですが、愛の服装を変えてみてはどうでしょう?」

監督「服装?」

貴方「ええ。もっとラフなものにして、ケータイでもっと女性が楽しめる、というような雰囲気を出したらどうかと」

監督「なるほど…。いいかも知れない!」

監督「おいっ、スタイリストに連絡」

AD「了解っす!」


愛「着替えんの?」

貴方「はいはい、お気替えしてきてください、どうぞ」

愛「別にいいけど…」

貴方「あと、楽しそうな感じを出してくださいよ」

愛「あたし、そういうの合わな――」

貴方「プロならやってください」



 ↓1 どやっ、ラフ愛!?

 偶数 プロ根性はあるのう
 奇数 普段しないような服装にトレジャーシップ爆笑




愛「…」←花柄ワンピ+白カーディガン

蓮「っぷ…」プルプル

奏「…ふっ…ふ、ふっ…」プルプル

純「あははははっ! な、何その、何その格好!?wwww あっはっはっは!」ゲラゲラ


愛「るっさい!」ガシッ

純「いっだだだだだ!? やめ、頭割れるっ、割れるぅぅっ!!」バタバタ

蓮(アイアンクローとはまた…)


監督「いいっ、いい、いいっ!」

監督「うん、イメージに合ってるぞ!!」

監督「よしっ、じゃあ早速撮ろう!!」


愛「ったく、こんな格好…」

貴方「似合ってますよ」

愛「あんたも同じくらい似合いそうね」

貴方「最後にスカートなんてはいたの、いつだったやら…」



 ↓1 CM撮影が終わった…

 偶数 す、スポンサーが近寄ってきたぞ…!?
 奇数 しかしっ、まだまだ撮影は続くのだよ




<はーい、これで本日の撮影は終わりになりまーす!

<ありがとうございましたー! お疲れさまでしたー!!


<お疲れさまでしたー


貴方「ふぅ…」

愛「っはぁー…着替えてくる…」

純「…」パシャッ

愛「こら、クソガキ、何撮ってんのよ!?」

純「プロデューサー、これ後でインスタあげといて!」ダッ

愛「待てこらっ…送信させるか!」ダッ


貴方「やれやれ…」

<ごほんっ

貴方「っ…?」クルッ

*「どうも」


貴方「!! どうも、この度はうちのトレジャーシップを使っていただいて、ありがとうございます!!」

貴方「すみません、バタバタしたところをお見せしてしまって…」

*「うん? いや、いいのだよ、いいのだ」

貴方「ありがとうございます」

*「いや、まあ…吉喜くんがプッシュしたから、試しにと思って許可を出したが…」

貴方「…」ゴクリ

*「なかなか、いい感じのものになりそうじゃないか」

貴方「! ありがとうございます」

*「あとは放映が始まってからの反響次第だが…次も、考えていいとも思っている」

貴方「それはそれは…」


*「それとだね…」

貴方「はい?」


 ↓1 それと、何や?

 偶数 おいオッサン
 奇数 変態が多いこの業界…





*「こほんっ…」チョイチョイ ←手招きした

貴方「…?」スッ

*「あの…澄谷奏という子は…」ヒソ

貴方「はい…」

*「……………な、何色の、パンティーが多いかね?」ヒソ


貴方「……………」

*「……………」

貴方「すみません、よく存じないもので」

*「…………………こ、このことは」

貴方「誰にも」

*「そうか、うむ…」


*「それでは、わたしはこれで」


貴方(怖いなあ、この業界…)



 ↓1 ホーム(事務所)へ帰った

 偶数 先生!!
 奇数 蓮くんが長らく携帯を持ってなかったけど、CMを機に契約したそうです




貴方「ただいま――」


<エクセレン!!

貴方「…」


 スタスタ…

貴方「いらっしゃいませ、先生」

作曲家→先生「やあ。お邪魔をしているよ」


純「先生、トランプタワー作るのがすげえ速いしうまいんだよ」

奏「すごい…」

蓮「…晩飯、サンマなんだが――」

先生「グーッド!! いただこう、旬のものは…実に、グーッド」


愛「ていうか、玄関前でピアニカ吹きながら待ってるの見た時は、110番しかけたわよ…」

貴方「…アポしてくださればいいのに…」

先生「ノン!! 突然だから…いいのだよ」

貴方「はあ…」



 ↓1 せんせーに、フェスで5曲ほど必要だってお願いしてみたら…

 偶数 5曲できるまで居座ろうとか言い出した
 奇数 その場で2曲も作ってしまった…だとう…!?




貴方「――というわけで、フェスで5曲必要になるんです」

先生「なるほど」モグモグ

蓮(魚食べるのうますぎるな、この人…)


先生「ならば…そうだな…」

先生「よし、こうしようじゃあないか…」

貴方「やっていただけますか?」

先生「ではあと5曲! できるまでは…わたしは、ここにいようじゃないか」


貴方「んっ…?」

愛「は?」

蓮「…」

純「え?」

奏「……まだタダ飯食らい…」


先生「その方が…新鮮な発見ができて…はかどるだろう」

先生「このアイデアは、実にメルシーだろう?」


貴方「あの、いえ…5曲いるということなので、あと2曲――」

先生「しかし仕事もある、出かける必要もある…合カギを所望する」

貴方「…」

蓮「…ん」つ合カギ

愛「何簡単に渡してんのよ」ゲシッ



先生「エクセレン!! いい、いいぞ、そこにインスピレーションを感じた!!」

貴方(一体どこに!?)



 ↓1 先生も上位ですね。いや、何がとは言わないけど、Hで始まる、枠組みの人たちの…

 偶数 マーチに乗せて歌う、かわいらしい系の曲が生まれた
 奇数 裏打ちが心地よい、アップテンポのパワフルソングが生まれた




先生「これだ…!!」カチッ


 ~♪


貴方「おっ…」

純「何か、盛り上がりそう…」

奏「うん…」

蓮「…」

愛「どこから、こんなん生まれたの、ほんとに…」


先生「んん~……実に、実に、グルーヴを感じる」

純「グルーブ?」

先生「ふっふっふ…いいぞ、ここにはインスピレーションが、溢れているっ!!」


貴方「…まあ、それはいいんですが…」

蓮(ヘタしたらこれ、一晩で消えるんじゃないのか…?)



 ↓1 先生がホーム(事務所)に滞在…

 偶数 するのかと思ったら、蓮くんの思った通りで朝方に消えていた… 一晩で5曲とか変態すぎぃっ!!
 奇数 とっても邪魔にならない先生です




 ガチャッ

貴方「おはようございまーす」

貴方「先生ー、昨夜は眠れまし……あれ?」

貴方「……先生の靴がない」

貴方「そして玄関に無造作に、蓮くんが昨日先生に渡していた合カギが…」


貴方「…」

 ガチャッ

蓮「…おはよう」

貴方「おはようございます。先生は?」

蓮「起きたら消えていた。これ」ピラッ

貴方「メモ…?」


メモ『ここはインスピレーションに溢れすぎた』

メモ『長居しては才能を全てここで吐き出しかねないから、約束通りに5曲を提供したことだし帰らせてもらおう』

メモ『曲はディスクに焼いておいた。確認してくれたまえ』


貴方「………一晩で…」

蓮「変態だな…」

貴方「ですねえ…」


貴方「で…これが、そのディスクですか」

貴方「どれどれ…?」

 カシャッ
 pi

 

またミスったの巻き




 ガチャッ

貴方「おはようございまーす」

貴方「先生ー、昨夜は眠れまし……あれ?」

貴方「……先生の靴がない」

貴方「そして玄関に無造作に、蓮くんが昨日先生に渡していた合カギが…」


貴方「…」

 ガチャッ

蓮「…おはよう」

貴方「おはようございます。先生は?」

蓮「起きたら消えていた。これ」ピラッ

貴方「メモ…?」


メモ『ここはインスピレーションに溢れすぎた』

メモ『長居しては才能を全てここで吐き出しかねないから、約束通りに5曲を提供したことだし帰らせてもらおう』

メモ『曲はディスクに焼いておいた。確認してくれたまえ』


貴方「………一晩で…」

蓮「変態だな…」

貴方「ですねえ…」


貴方「で…これが、そのディスクですか」

貴方「どれどれ…?」

 カシャッ
 pi


 ~♪


貴方「…」

蓮「…」

貴方「天才って、いるもんですね…」

蓮「だな…」



貴方(先生のお陰で、合計7曲になった…)

貴方(さて…来週はどうしようか…)



 ↓1 来週は

 1 レッスン
 2 営業
 3 新曲レッスン(69/75)



 ―― 10月 1週目


貴方「さあ、10月!! フェスまで、2ヶ月ですよー!」

貴方「取り急ぎ、アンダイング・ラブからやりましょう!」


愛「はいはい…」

純「いっぱい曲できた…」

奏「2ヶ月…」

蓮「…」



 体力:3 頭脳:6 精神:1
 歌:4.34 踊:2.21 容:3.98 表:5.00 演:5.77
 熱:2 道:2

 刹那主義者:後先もプライドもかなぐり捨てて、今さえ良ければどんな立場にも立つ。ある意味でとっても愉快な人
 超インテリ:まるでウィキペディアから引用するかのように色んな知識が豊富

 好感度:【325/営業は上手いじゃない】

 メモ:超巨大複合コンツェルン春日野グループ総帥の娘だった
    その気になったらお料理上手らしい
 動機:うっかり間違ってアイドル事務所に

 榊漣 男 22歳
 体力:5 頭脳:2 精神:3
 歌:4 踊:5 容:4 表:3 演:3 熱:2 道:3
 好感度:【388/笑える】

 金目純 男 14歳
 体力:4 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:4 容:4 表:2 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【422/すげー】

 澄谷奏 女 13歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:3 踊:2 容:5 表:4 演:4 熱:? 道:?
 好感度:【319/ちょっぴり…かっこいい】

 ユニット:トレジャーシップ
 歌:3.75 踊:3.00 容:4.00 表:3.50 演:3.75
 状態:仲が悪かろうがいつも一緒の4人組
 持ち歌:ディパーチャー グリードシード アンダイング・ラブ(69/75) ルーメン(未習得) メーデー(未習得) よーそろ(未収録) 影人形(未習得) キングスシップ(未習得)



 ↓1 アンダイング・ラブ

 コンマ二桁判定で、7以上が出れば習得




貴方「うんうん…これで、アンダイング・ラブは習得ですね」

愛「っはぁー…」

純「よっし!」

奏「…つかれた…」

蓮「余裕だな…」



 体力:3 頭脳:6 精神:1
 歌:4.34 踊:2.21 容:3.98 表:5.00 演:5.77
 熱:2 道:2

 刹那主義者:後先もプライドもかなぐり捨てて、今さえ良ければどんな立場にも立つ。ある意味でとっても愉快な人
 超インテリ:まるでウィキペディアから引用するかのように色んな知識が豊富

 好感度:【325/営業は上手いじゃない】

 メモ:超巨大複合コンツェルン春日野グループ総帥の娘だった
    その気になったらお料理上手らしい
 動機:うっかり間違ってアイドル事務所に

 榊漣 男 22歳
 体力:5 頭脳:2 精神:3
 歌:4 踊:5 容:4 表:3 演:3 熱:2 道:3
 好感度:【388/笑える】

 金目純 男 14歳
 体力:4 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:4 容:4 表:2 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【422/すげー】

 澄谷奏 女 13歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:3 踊:2 容:5 表:4 演:4 熱:? 道:?
 好感度:【319/ちょっぴり…かっこいい】

 ユニット:トレジャーシップ
 歌:3.75 踊:3.00 容:4.00 表:3.50 演:3.75
 状態:仲が悪かろうがいつも一緒の4人組
 持ち歌:ディパーチャー グリードシード アンダイング・ラブ ルーメン(未習得) メーデー(未習得) よーそろ(未収録) 影人形(未習得) キングスシップ(未習得)



貴方「うーん…」

貴方「時間まだあるし…続けて、もう1曲練習始めちゃいましょうか?」


 ↓1 何をやる?

 1 ルーメン:夢がある限り、人はきっと輝ける。そんなメッセージのポップソング
   歌:3 踊:3 表:3

 2 メーデー:逃げ遅れたら立ち向かえ、人生は困難の連続だ。そんなメッセージのダンスナンバー
   歌:2 踊:4 表:3

 3 よーそろ:よーそろ!!
   歌:3 踊:3 表:3

 4 影人形:浮かび上がるものは影ですか、いつか忘れてきた夢ですか
   歌:4 踊:4 表:4

 5 キングスシップ:ひれ伏せ、あがめよ、ここのトレジャーシップあり
   歌:3 踊:4 表:4




貴方「よーそろ、行きましょうか」

蓮「よーそろー!」

純「よーそろ?」

愛「よーそろ!」

純「えっ?」

奏「…よ、よーそろー」

純「え、分かってないの俺だけっ? 何? よーそろって、何?」



 よーそろ
 歌:3 踊:3 表:3

 トレジャーシップ
 歌:3 踊:3 表:3


 全能力値クリア
 よーそろを習得しました



 ↓1 よーそろ!!

 偶数 よーそろ!!
 奇数 よーそろって何さ、ってさ

よーそろはよーそろだろ!
あ、愛さん説明お願いします


 >>839

愛「しゃあないわね…。よーそろっていうのは…」

愛「ようそろとは航海用語で、船を直進させることを意味する操舵号令である。転舵(または転舵命令)のあと、今向いている方向でよしというときに発することが多い。幕末海軍からの名残であり、旧日本海軍および海上自衛隊では、転じて『了解』『問題なし』の意味で復唱される。漢字では「宜候」と書き、「よーそろー」と発声する。これは「宜しく候(よろしくそうろう)」が変化したものである。船を左右に進める号令は瀬戸内水軍の航海術の伝承を受け継いでいる。進行方向から子丑寅卯の順で右回りに12等分に方位を区分し、右に舵をとる場合は「面舵」。これは「卯舵」(うかじ)→うむかじ→おもかじ、と訛ったものが由来[1]。左も同様に申酉戌の酉の方向に見立てて、号令は「取舵」である。元々は、船首に立ち水路を見極める船頭が、後部に居る舵手に対して、直進か左右への転舵かを指示する際にそれぞれ「宜候」「取舵」「面舵」と呼んだ[1]。なお、バックに相当する特別な号令はなく、そのまま「後進」である(“後退”は敗北につながるので後進)」

愛「ってことよ」






純「よーそろー!!」


貴方「よしっ、よーそろはバッチリですね」

純(結局何…?)


蓮「よーそろ?」

愛「……よーそろ、よーそろ」

純「!?」

蓮「よーそろ?」

奏「えっ…よ、よーそろ…」

蓮「よーそろ」グッ

純「何っ…何で、よーそろって言葉だけで、通じてるの…?」


貴方(蓮くん、またお茶目なことを…)



 ↓1 好感度

 コンマ一桁分上昇




貴方「ふぅ…よーそろ、よーそろ…」

蓮「よーそろ?」

貴方「よーそろで」

蓮「よーそろー!」

純「もういいよ、それっ!!」



 体力:3 頭脳:6 精神:1
 歌:4.34 踊:2.21 容:3.98 表:5.00 演:5.77
 熱:2 道:2

 刹那主義者:後先もプライドもかなぐり捨てて、今さえ良ければどんな立場にも立つ。ある意味でとっても愉快な人
 超インテリ:まるでウィキペディアから引用するかのように色んな知識が豊富

 好感度:【330/営業は上手いじゃない】

 メモ:超巨大複合コンツェルン春日野グループ総帥の娘だった
    その気になったらお料理上手らしい
 動機:うっかり間違ってアイドル事務所に

 榊漣 男 22歳
 体力:5 頭脳:2 精神:3
 歌:4 踊:5 容:4 表:3 演:3 熱:2 道:3
 好感度:【393/笑える】

 金目純 男 14歳
 体力:4 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:4 容:4 表:2 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【427/すげー】

 澄谷奏 女 13歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:3 踊:2 容:5 表:4 演:4 熱:? 道:?
 好感度:【324/ちょっぴり…かっこいい】

 ユニット:トレジャーシップ
 歌:3.75 踊:3.00 容:4.00 表:3.50 演:3.75
 状態:仲が悪かろうがいつも一緒の4人組
 持ち歌:ディパーチャー グリードシード アンダイング・ラブ ルーメン(未習得) メーデー(未習得) よーそろ 影人形(未習得) キングスシップ(未習得)



貴方「最低、あと1曲、新曲を覚えられればフェスはオーケーだなあ…」

貴方「ほんっとに、先生さまさま…」



 ↓1 来週のよーそろは?

 1 レッスン
 2 営業
 3 新曲レッスン




貴方「さて…」

貴方「レッスンやりますよー」


純「はーい」

蓮「よーそろー」

愛「さすがにもう飽きたわよ…」

奏「流行遅れ…」

蓮「…ん」


 ↓1 レッスン!

 1 歌
 2 ダンス
 3 容姿
 4 表現
 5 演技




 踊:2.75


愛「…」

純「オバサン、そんなじゃまた失敗するんだけどー? 失敗しちゃうんだーけーどー?」

愛「るっさい! 自分が得意だからって勝ち誇るとか…」

純「自分だってそうだったろ!!」


貴方「まあまあ…」

蓮(上手けりゃ調子に乗っていいってことになれば、プロデューサーが絶対的なんだろうな…)



 ↓1 イベ?

 偶数 食欲の秋、ということで特番があるそうでお呼ばれしました
 奇数 あの恐怖の番組が、また特番で復活した…?



 prrrrr…


貴方「はい、もしもし?」

巌『おう、元気でやっとるか?』

貴方「先輩? はいっ、もちろん、元気ですが…どうしました?」

巌『実はのう…ある番組がまたやることになってしもうて、そのオファーじゃ』

貴方「トレジャーシップに、ですか?」

巌『トリック×トリックじゃ』


貴方「ああー…」



 体力:3 頭脳:6 精神:1
 歌:4.34 踊:2.75 容:3.98 表:5.00 演:5.77
 熱:2 道:2

 刹那主義者:後先もプライドもかなぐり捨てて、今さえ良ければどんな立場にも立つ。ある意味でとっても愉快な人
 超インテリ:まるでウィキペディアから引用するかのように色んな知識が豊富

 好感度:【330/営業は上手いじゃない】

 メモ:超巨大複合コンツェルン春日野グループ総帥の娘だった
    その気になったらお料理上手らしい
 動機:うっかり間違ってアイドル事務所に

 榊漣 男 22歳
 体力:5 頭脳:2 精神:3
 歌:4 踊:5 容:4 表:3 演:3 熱:2 道:3
 好感度:【393/笑える】

 金目純 男 14歳
 体力:4 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:4 容:4 表:2 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【427/すげー】

 澄谷奏 女 13歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:3 踊:2 容:5 表:4 演:4 熱:? 道:?
 好感度:【324/ちょっぴり…かっこいい】

 ユニット:トレジャーシップ
 歌:3.75 踊:3.00 容:4.00 表:3.50 演:3.75
 状態:仲が悪かろうがいつも一緒の4人組
 持ち歌:ディパーチャー グリードシード アンダイング・ラブ ルーメン(未習得) メーデー(未習得) よーそろ 影人形(未習得) キングスシップ(未習得)



貴方(佑香ちゃんとタカシくんが、芸能人に次から次へと悪戯をしかけまくるというだけの2時間番組トリック×トリックがまさかの2回目とは…)

貴方(どんな悪戯をしかけてくるかの案をいくつかもらったものの…どれにオーケーを出せばいいのやら…)



 ↓1 ドッキリ番組で仕掛けられるっていうのは、人気者の通過儀礼だよね!

 1 私物にすぐ剥がれるシールがいつの間にか貼られまくるというだけの地味な悪戯。1日で100枚のシールを貼るのが目標とか…
 2 おいしそうなパフェかと思ったら、実は激辛です
 3 いきなり強盗が現れたら…
 4 その他、どんなドッキリしかけたい? ざっくり、簡潔に

ごめん途中送信した
↑+カメラに気付いたらいきなり強盗が・・・で




貴方「うーん…」

貴方「………………これに、してみようかな?」

貴方(楽屋の待機時間をこっそり隠し撮り…。そこに佑香ちゃんとタカシくんの考えた悪戯が続々と…)

貴方(しっかし、大丈夫かなあ…?)


貴方(純くんはいい反応をしてくれそうなんだけど…)

貴方(んー……まあ、いっか)


貴方(しっかし…この偽番組の企画書だとか、よくできてるなあ…)

貴方(スタッフさんからは、これ、タカシくんが作ったとか聞いたけど…悪戯のためなら、労力を惜しまないんだろうなあ)



 ↓1 悪戯スタート!!

 偶数 何も仕掛けてないのに喧嘩を始める愛と純くん…
 奇数 まずは赤裸裸なトレジャーシップの楽屋事情から公開されます…

>>851は見落としてたスマソ
入れれたら入れるから、入れらんなかったらメンゴやで



*「では、本番までもうしばらくお待ちくださーい」

 バタムッ…

貴方(さて、悪戯開始だな…。退室しよっと)

貴方「皆さん、わたしもちょっとお偉いさんに挨拶がありますので、これで」

純「はーい」

 バタムッ

貴方(さて、どうなるやら…)



タカシ「トリック×トリック、復活スペシャール!!」

佑香「がおー」

タカシ「最初のターゲットは、人気沸騰中のアイドルユニット、トレジャーシップでーす!!」

タカシ「これから、僕と佑香が寝ながら考えた悪戯を次々と仕掛けていきま――」

佑香「喧嘩してる…」

タカシ「えっ? 何、まだ何もしてないのに?」



純「誰だよ、今、おならしたのっ?」

愛「あんたでしょ」

奏「…」フルフル

蓮(実は俺の悪戯…)

純「くっさいなあ…」

蓮(臭ってないはずだぞ?)


純「オバサンだろ?」

愛「は?」

純「もう年だから、便秘か…」

愛「ああんっ? 知らないっつってんでしょ? 何言っちゃってんのよ?」



タカシ「あれ、これ…本人たちに内緒だよね? 内緒にしてるよね? 仕込みじゃないよね? ほんとに仲悪いの?」

佑香「あばけた…」

タカシ「まあいっか、最初の悪戯行こー!!」



 ↓1 悪戯そのいち!!

 偶数 スタッフからの差し入れと言って、ひとつだけ明らかに小さい4種類のケーキが。醜い争いを起こすのか!?
 奇数 楽屋に入ってきたスタッフさんがオネエで、蓮くんと純くんに明らかに色目を使う



タカシ「さあ、スタッフさん、この、僕が手作りした自作お菓子を持って突撃だ!!」

スタッフ「イエスボス!」

佑香「おいしそう…」

タカシ「最近ちょっとハマってるんだよね~」

タカシ「でもご覧の通り、このケーキ、ひとつだけめちゃくちゃ小さいです」

佑香「ドングリみたい…」

タカシ「しかも、砂糖控えめでおいしくないオマケつき!! どうなるかなぁ~?」



<コンコン

純「はーい?」

 ガチャッ

スタッフ「共演者からの差し入れで、ケーキをどうぞと」

純「ケーキ!?」

奏「ケーキ…」

愛「あら…そんなんあるのね」

蓮「ケーキか…」

スタッフ「こちらに置いておきますんで」

 バタムッ


純「ケーキ、ケーキ~♪」

 カパッ

奏「あ…」

蓮「ん?」

愛「ひとつ、小さいわね…」



タカシ「さあ、醜い争いが始まっちゃうのか!? 用意したのはショートケーキ、チョコケーキ、フルーツケーキ、そしてミニミニモンブラン!」

佑香「あらそえ…あらそうのだ…」



純「…俺、これ――」スッ

 ガシッ

蓮「待て…ひとつ、小さい」

愛「そういうサイズってだけじゃないの?」

奏「チョコケーキがいい…」

純「俺、そのモンブランっぽい小さいのじゃなきゃいいよ」

愛「あたしもよ」

蓮「俺も」

奏「チョコケーキがいい…」


タカシ「争っております…!! 抜けがけは許さないとばかりに!!」

佑香「もっとあらそうのだ…」


 ↓1 どうなる、トレジャーシップ!?

 偶数 早い者勝ちになって、ほんとに醜い勝負が…
 奇数 じゃんけんになって大人組が早抜けしたら、奏ちゃんがせこい手段を純くんに…



タカシ「あっ、じゃんけん始めた…」

佑香「やっぱり仲良し…?」

タカシ「えーと…奏ちゃんと、純くんが負けちゃったのかな? 一騎打ちだね」



愛「これもーらい」スッ ←フルーツケーキ

蓮「俺はこれ…」スッ ←ショートケーキ


タカシ「でもって、大人が譲ってあげる気ゼロだ!!」

佑香「タカシはくれるのに」

タカシ「ふっふふーん、後で佑香をスイパラへ連れてってあげよう」


純「残りは、チョコケーキだけ…。でも、真剣勝負だからな」

奏「…」

純「奏?」

奏「……純くんは…モンブラン、似合うと思う…」


タカシ「あはははっ! 似合うだってさ!」

佑香「せーしんこーげきは基本」


純「に、似合わないってば! 俺はちゃんと普通サイズ食べたいの!」

奏「太る…よ?」

純「太んない!」

奏「ひぅっ…」

純「うぇぇっ!? あ、いや、その…」


タカシ「ふっふふ…あはははっ! 泣き落としにかかったwwww」

佑香「ずるいwwww」


奏「チョコケーキ…食べなきゃ…死んじゃう…」

純「死んじゃわないだろっ!? いいからほら、じゃんけん! じゃんけんで勝てばいいだろっ!?」

純「ほらっ! 出ーさなきゃ負けだよ、じゃんけんぽんっ!! ――勝ったぁあああっ!!」

奏「っ…3本、勝負…!」

純「ええっ!?」


タカシ「あっはははは! 3本勝負に変更してきた…!」

佑香「これは見もの…」


純「だ、ダメだって、俺が…勝ったんだから――」

奏「ひぅ…ぅ…グスッ…」

純「え、ちょっ…わ、分かったって、3本勝負でいいから…」



 ↓1 結果…!

 偶数 純くんやさC
 奇数 泣き落としが続きまくって、根負けした純くん




純「じゃーんけん、ぽんっ!」←パー

奏「!?」←グー

純「よっし、これで、3本勝負で勝ったんだから――」

奏「…………あっち向いて、ほい…」

純「あっち向いてホイ!?」


タカシ「あひゃははははっ! あっはははは!」ゲラゲラ

佑香「この期に及んで…」プルプル


愛(律儀につき合うのね…)

蓮(もうこれ、勝つまで続くぞ…?)


純「あっち向いてホイ! しゃぁっ!!」

奏「っ…3本勝負だから…あと、2回…」

純「これも3本っ!?」


タカシ「あはははははっ! あっはははっ、げほっ…げほげほっ…あはははっ!」

佑香「チョコケーキへのしゅーねんおそるべし…」


純「じゃんけんぽん! あっち向いてホイ! っしゃあああああっ!」

奏「っ……い、今のは、虫が飛んでて、思ってたのと違う方向いちゃっただけ…」


タカシ「ひぃっ…ひっ…ひっ……も、もう…お腹が…」プルプル

佑香「これいつまで…?」


純「――も、もういいって…チョコケーキ、あげるから…」

奏「!!!」

愛「根負けしたわね…」

蓮(やっぱ黒いな、奏…)


奏「いただきます…」パクッ

 モグモグ

奏「おいしい…」

純「いただきまーす…」パクッ

純「…………何か、甘くないし、絶妙に…おいしくないんだけど…」


タカシ「ふぅぅ…いやー、やさしいんだね、純くん!!」

佑香「奏がせこい」



 ↓1 続きましては…?

 偶数 何故かトレジャーシップの楽屋にテレビ局強盗のたてこもりが
 奇数 給水タンクを使ったら故障して、水が止まらなくなるハプニング




愛「あら…これ、ポットの中身、ないじゃない」


タカシ「おっ、次の仕掛けに参りますよー」

佑香「佑香のアイデア」

タカシ「地味だけどいいよねえー、どうなるかなー?」


愛「蓮、水」

蓮「ん」


タカシ「顎で使ってるwww 女帝だ、女帝wwww」

佑香「じょてーwww」


蓮「…」スッ

 ジョ-

蓮「…」スッ

 ジョ-

蓮「!?」


タカシ「ひとりでパニくってるwwww みんなに背中向けてるから、気づかれないwww」

佑香「でもコップもすぐいっぱいになるのだ」


蓮「っ…」スッ

 カポッ
 ジョ-


タカシ「空の紙コップ取ってさらに注ぎ足したwwww」

佑香「早業」


蓮「おい、ちょっと何か、袋みたいな、バケツみたいの」

純「何で?」

蓮「いいからっ」

奏「…………壊した?」

愛「何壊してんの?」

蓮「ち、違う!」


タカシ「壊したことになったwwww」

佑香「いひひひひっwwww」


タカシ「じゃあ、次行こっか」

タカシ「最後だよっ!!」



 ↓1 最後の悪戯

 1 いきなり壁がぶち破られてブルドーザーが入ってくる
 2 ロッカーから死体がいきなり倒れて出てきて、入ってきたスタッフが人殺しだと騒ぎ立てる
 3 強盗が入ってくる



タカシ「今日、トレジャーシップに仕掛ける悪戯で、1番お金のかかったのが、これだよ」

佑香「ブルドーザー」

タカシ「そう、ブルドーザー!! そして、ブルドーザーを運転してくれるのは、自称完璧と称してやまない、SSプロの菱河香だー!!」

香「どうして僕がこんなことを…」

タカシ「ドラマの宣伝していいから」

香「…」

佑香「ガンッといって、ギリギリまでドーザーで接近」

タカシ「ドーザーで、ガンッといっちゃってね!!」

香「ドーザーと略すな…」



蓮「…よしっ」←空だったポットに水を飲ませることに成功した

蓮「これでいい…」

愛「後で弁償しなさいよ」

蓮「壊してない」

純「でも蓮って機械音痴なとこない?」

奏「ある…」

蓮「…別にそれは関係な――」


 ドゴォォォォンッ

純「うわぁおおおおおっ!?」

愛「なぁぁっ…!?」

蓮「うお――おおっ?」

奏「ひぃぃぃっ!?」ギュムッ ←蓮を盾にした


ドーザー『近づいちゃるでえええええええっ!』ドドドドドドッ


純「うわあああ、ああああっ、ぎゃああああっ!!!」



タカシ「うわっはははははっ! あーっはっはっは!」

佑香「ひぃぃっ…ひひひっ、ふっ…げほっ…あはははっ!」



ドーザー『でやああああっ!!』ドドドドドッ

愛「死ぬ、死ぬぅぅぅっ!!」

純「来んなよぉぉぉぉぉっ!!!」

 ピタッ

ドーザー『停まったやで!!』

 シュタッ

香「ドラマ、重機の架ける橋、絶賛放送中」キリッ


タカシ「あーっははははははっ!」

佑香「ふひひひっ…ふははははっ!」


 ↓1 ネタばらし

 偶数 やっぱり仲良しでしたね、って
 奇数 醜態さらしまくりでしたね、って


純「な、何…?」

香「重機の架ける橋、絶賛放送中だ」キリッ

奏「本物…」

愛「はあっ?」

蓮「…」

 バンッ

タカシ「おっはようございまーす!!!!」

佑香「がおー!」


純「ぎゃあああああっ!? あっ…えっ?」

タカシ「あはははっ、も、もう…何でもビビるように…なってる…」プルプル

佑香「ふひっ…ひひひっ…」プルプル


タカシ「ふぅー…ふぅ…よし、トリック×トリックでした! この楽屋の様子は全て、まるっと筒抜けでした!!」

愛「はあっ?」

佑香「…」ポンッ

奏「っ…?」

佑香「せこいよ」

奏「!!?」

佑香「…」ポンッ

蓮「何、だ…?」

佑香「弁償代、10万円」

蓮「嘘つけ」

佑香「…」ポンッ

愛「何よ?」

佑香「大人気ない」

愛「るっさいわね…」

佑香「…」

純「っ…」

佑香「…」スタスタ

純「無視しないでよっ!?」


タカシ「いやーでも、面白かったです。人気があるからって調子に乗っちゃダメだぞっ!」

タカシ「またこそっとやるかも知れないから、品行方正いてください!! 以上、さあ、皆さんご一緒に!! ドッキリぃー!?」

 『だいせいこーう…』

タカシ「テンション低いなー! でも許します!! 面白かったから!!」

タカシ「じゃ、撤収ー!」

隠れてたスタッフたち『ういーっす』ゾロゾロ

純「うわあ、いっぱいいたっ…!?」

佑香「あと、番組はないから」

愛「やりたい放題にもほどがあるんじゃないのこれ…?」

タカシ「バーイバーイ、またどっかでお仕事しよーねー!!」

 バタムッ…

奏「……せこくないもん…」




貴方「はい、皆さん、お疲れさまで――」


純「プロデューサー!!」

愛「何なのよ、あれぇっ!?」

奏「せこくないもん…!」

蓮「壊してもないからな?」

貴方「ははは…ま、まあまあ、別に大きなイメージダウンには繋がらなかった、ということで…」


純「ほんとに怖かったんだからな、ブルドーザー!!」

愛「あのケーキとかも全部そうだったわけっ!?」

蓮「別に機械音痴でもない…」

奏「せこくないです…」


貴方「あははは…」


 ↓1 好感度

 一桁分、下がりまーす



貴方(けっこう怒られちゃったけど、まあ悪くはなかったかなーと思う我あり)

貴方(笑い話、笑い話…)

貴方(まあ、イメージダウンと言えば……奏ちゃんの食い意地くらいのもの、かな…?)



 体力:3 頭脳:6 精神:1
 歌:4.34 踊:2.75 容:3.98 表:5.00 演:5.77
 熱:2 道:2

 刹那主義者:後先もプライドもかなぐり捨てて、今さえ良ければどんな立場にも立つ。ある意味でとっても愉快な人
 超インテリ:まるでウィキペディアから引用するかのように色んな知識が豊富

 好感度:【326/営業は上手いじゃない】

 メモ:超巨大複合コンツェルン春日野グループ総帥の娘だった
    その気になったらお料理上手らしい
 動機:うっかり間違ってアイドル事務所に

 榊漣 男 22歳
 体力:5 頭脳:2 精神:3
 歌:4 踊:5 容:4 表:3 演:3 熱:2 道:3
 好感度:【389/笑える】

 金目純 男 14歳
 体力:4 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:4 容:4 表:2 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【423/すげー】

 澄谷奏 女 13歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:3 踊:2 容:5 表:4 演:4 熱:? 道:?
 好感度:【320/ちょっぴり…かっこいい】

 ユニット:トレジャーシップ
 歌:3.75 踊:3.00 容:4.00 表:3.50 演:3.75
 状態:仲が悪かろうがいつも一緒の4人組
 持ち歌:ディパーチャー グリードシード アンダイング・ラブ ルーメン(未習得) メーデー(未習得) よーそろ 影人形(未習得) キングスシップ(未習得)



貴方「さてっと…」

貴方「来週は、どうしーよーうーかーなー…っと」


 ↓1 来週は

 1 レッスン
 2 営業
 3 新曲レッスン



 ―― 10月 3週目


貴方「よしっ…」

貴方「営業するぞー」

貴方「おいしい話にありつきたいな」


貴方「ひとつずつの仕事を大事にしよう」


 ↓1 営業先は

 1 テレビ局
 2 広告代理店
 3 業界バー




貴方「こんにちは」

吉喜「こんにちは。先日のコマーシャルの件で、先方から良かったとお話が聞けました」

貴方「お陰様で」

吉喜「いえいえ、こちらこそ。あなたを信頼して良かった、というだけです」


吉喜「それで、本日もお仕事ですか?」

貴方「ええ。何かあれば、お願いします」


 ↓1 どうかな?

 偶数 秋っぽいのがちらほら
 奇数 ちょっと今は大したものはないらしい




吉喜「そうですね…」

吉喜「今、抱えている中ですと…」


吉喜「このあたりでしょうか」

貴方「ほうほう…」

貴方「なかなか、秋っぽいのがありますね…」


吉喜「秋ですから」

貴方(しかし…どれもテレビの仕事だなあ…)


 ↓1 どれがええ

 1 アイドル界大食い大会
 2 アイドル界芸術大会
 3 アイドル界大運動会




貴方「…では、この、アイドル界大運動会というものを」

吉喜「また、ハードなものを選びましたね」

貴方「いやあ、どうもあの子たちは、四苦八苦している時が輝くんじゃないかなあーと」

吉喜「ふふっ…そうかも知れません」

貴方「優勝してしまっても、問題はありませんよね?」

吉喜「ええ、もちろんですとも」



 ↓1 運動会だよー!!

 偶数 トレジャーシップの男子は運動神経は良い…はず!
 奇数 そうそうたる顔ぶれが揃っておりまする…



 パァンッ
 パンッ…


貴方「さてさて、アイドル界大運動会ですよ」

愛「運動会って…」←ブルマ

蓮「何年ぶりだ…?」←短パン

純「燃えてきたぁー!!」←短パン

奏「運動は…苦手…」←ブルマ


貴方「しかし…そうそうたる顔ぶれが揃っていますからね」

貴方「本気の本気でいかないと、優勝は難しいでしょう」


貴方「各チーム4人で、全競技に出るということになっています」

貴方「本来、運動会なら赤組、白組に別れる印象ですが…事務所対抗ですからね。4人ずつ出場してきています」

貴方「その中で、ちょっとひいき目込みに見ても優勝候補はSSプロでしょう」


愛「SSプロ?」

貴方「ええ。体力バカこと、まこちゃん。リトルモンスターこと、佑香ちゃん。文武両道、香さん。アイドル界のバケモノ、シャーディ…と最強チームでしょう」

純「へえー…」

蓮「そんなにすごい連中なのか…?」

奏(また香様に会えるかも…)


貴方「とにかくっ!」

貴方「スポーツマンシップに則って、正々堂々と、死力を尽くしてくださいね!!」


 ↓1 最初の競技はお決まりの徒競走

 偶数 同じ組で走ってたら危うかったな…
 奇数 魔 窟 S S プ ロ



係員「よーい…」

 パァンッ

純「うおおおおおおおおっ!!」


蓮「意外と速いな」

愛「やるじゃない、ちょっとは」

奏「純くん、がんばれ…」フリフリ ←ポンポン持ってる


 パァンッ

純「よっしゃ、1位!!」


貴方(うんうん、純くんは快調ですね…)

貴方(蓮くんも運動はいける方だし、愛と奏ちゃんをカバーして余りある成績を残せれば…)


貴方(おや? 次の組にまこちゃんが…)


係員「よーい…」

 パァンッ

誠「優勝賞金ッ、100万円ンンンンン――――――――――ッ!!!」ダダダッ


貴方「!!?」

純「げえっ!?」

蓮「何だ、あの速さ…?」

愛「うわぁ…」

奏「…」ポカン


 パァンッ

誠「獲るぞぉおおおお―――――――――っ!!」←2位に大差をつけての1位


貴方「……同じ組で走ることにならなくて、良かった…」



 ↓1 その後も競技は続く…!!

 1~3 しかし、トレジャーシップの女子陣が好成績を残せず、徐々に放されていく
 4~6 上位チームに食らいつけてはいる
 7~9 SSプロで何かトラブルかな? 当初予想されていたほどの圧倒的点差にはなっていないぞ…?




貴方「ふむ…」

貴方(なかなか、いい成績を残せてはいるな…)

貴方(上位の5チーム内に入れているし…普通ならば、優勝も狙えるところ――だが)


貴方「…」チラッ



 1位 SSプロ 144pt
 2位 ほにゃららプロ 114pt
 3位 なんとかプロ 112pt
 4位 SOKUHOプロ 111pt
 5位 某プロ 108pt



貴方「SSプロが、圧倒的強者すぎる…」

貴方「空気何それ状態の面子だからなあ…」


貴方(しかし、このままじゃあ盛り上がりにも欠くし…)

貴方(何か手を打った方がいいんだろうか…? それとも、正々堂々…?)



 ↓1 絶壁Pは考える

 1 正々堂々やらずして、何がスポーツかッ!!
 2 一度だけ…一度だけ、SSプロを押さえる方法を指示するだけ…あとはきっと愛らへんが…悪知恵じゃなく番組を盛り上げるために…
 3 ちょびぃーっと、SSプロに陣中見舞いに行って、まこちゃんに差し入れをするだけですよー




貴方「……皆さん、このままではSSプロが独走状態になってしまいます」

愛「だから何よ?」

貴方「…一度だけ、わたしから、卑怯かも知れませんが…彼らを押さえる方法を伝授しましょう」

純「押さえる方法?」

貴方「はい」

蓮「そんなのがあるのか?」

貴方「あります」

奏「……ひきょうな、手?」

貴方「いえ、番組を盛り上げるため、です」


貴方「まずは、まこちゃんですが――」



 ↓1 まこちゃんを、絶壁Pの知恵が押さえられるか?

 偶数 絶壁Pを何だと思ってやがるのさ
 奇数 くそぅっ、まこちゃんは超人すぎた…!




純(小銭をわざと落とせば…その音を聞きつけて確実に意識が逸れるとか言ってたけど…)

純(そんなの本当にできんのかな…?)

誠「よーし、パン食い競走、がんばるぞ…!」


係員「よーい…」スッ

純(今だっ…)ポトッ

 チャリィィ-----ン
 パァァンッ


誠「!!?」バッ

純(ほ、ほんとに振り返って、落とした1円玉を目で探し出した…!?)

純(よっしゃ、これなら、今の内に…!!)ダダダッ


誠「見っけた…!!」ガバッ

香「何をしてるんだ、あのバカは…!?」


誠「しまった、競争中――」


純「うおおおおおおっ!」ダダダッ

 ダンッ

純(よーしっ、パンをこれで――)

 パクッ
 パクッ

純「!!?」

誠「よひっ…!」スタッ


純(う、嘘でしょ? だって、1円玉を拾った、タイムロスが――!)


誠「ゴクンッ…うめえええええええっ!!」ダダダダッ


 パァンッ



貴方「……う、嘘ぉ…?」

愛「何あれ…?」

蓮「確実に5秒はロスタイムがあったはずなのに…」

奏「ズルい…」


純「2位になっちゃった…」ガックリ


貴方「で、ですが、まだ次はありますから…」



 ↓1 シャーディなら、シャーディなら確実に…!

 偶数 引っかかるし、タイムも上がるし、いいことずくめだぜ!!
 奇数 Sクラスアイドルなめてました




愛(ほんっとに、こんな方法で押さえられるっていうの…?)

愛(まあ…やるだけやるけど…)


愛「……コホンッ」

愛「ねえ、ちょっと」

シャーディ「何かっ?」←ON状態

愛「……ここの、組、みんな、いいお尻してると思わない?」ヒソッ

シャーディ「!!?」

愛「…しかも、パン食い競走って、飛び跳ねるし…カメラマンも、やらしいとこ狙いそうよねえ」

シャーディ「!!!」

愛(ほんとに、こんなんでいいのかしら…?)


シャーディ「…」ゾクゾクッ


係員「よーい…」

 パァンッ


愛(とにかく、あとは走るだけ…!)ダッ

シャーディ「ふひひひ…!」

愛(んっ…? ずっと競争なら先頭に出てたはずなのに、1位にシャーディがいない…?)

シャーディ「ふひひひひひっ…!」

愛「!?」ゾクゾクゥッ


シャーディ「尻は堪能した…! さあ、次は揺れる、ボインちゅわぁああああんっ!!!」ダダダッ

愛(きゅ、急に後ろから、追い上げが…!?)

 ダダダダッ

愛(ごぼう抜き…!?)

 ダンッ
 パクッ

シャーディ「むぅっふふふふ…!!」ギラギラ

愛(し、しかも、パンを口でキャッチしておきながら、仁王立ちで、後続を待ち受け…!?)

シャーディ(うぅぅぅっひょほほほおおおおおおおおお――――――――――――――――――っ!!!)

シャーディ(こ、これほど間近に、揺れちゃうボインを…ボインを拝めるとはああああああっ!!!!)


香「ラン!!」

シャーディ「!!?」

シャーディ(しまっ――そうだ、個人競技全部1位通過すれば香様に0.5秒だけお姫様抱っこをしてもらえるんだった!!)

シャーディ(負けられぬ…!!)ダダダダッ


愛「何なのよ、あのバケモノはああああっ!!」

貴方「………つ、次こそ…は…」


 ↓1 魔窟の前に再び幽霊船となってしまうのか!?

 偶数 良かった、リルモンと香様は押さえられた…
 奇数 これがSSプロが魔窟と呼ばれる由縁なのだよ…




蓮(この男には、完璧という言葉で惑わせればいいと、聞いていたが…)

蓮「…なあ」

香「…何だ?」

蓮「……最高に格好いいゴールの仕方について、教えてほしい」

香「何? ふむ…そうだな、最高のゴールというのは…」

蓮(かかった…のか?)


係員「よーい…」

 パァンッ

蓮(よしっ…いいスタートだ…!)ダッ

香「最高の、ゴールとは……逆境からの、1位抜けだ!!」ダッ

蓮(何っ…あそこから…!?)



貴方「………有言実行力を侮っていた…」

純「何あの事務所こわい」

愛「全部あんななわけ? そりゃ、あんたみたいなプロデューサーもいそうね…」

貴方(あれ、何か風評被害…?)



奏(ええっと…もので釣ればいいから…って、言われたけど…)

奏「ね、ねえ…」

佑香「がおー?」

奏「……これあげるから…その…」

佑香「勝負に手加減はなし」キリッ

奏「」


係員「よーい…」

 パァンッ

奏(話が違うよぉぉ…!)タタタッ


貴方(そういえば、佑香ちゃんは勝負事では一切の手加減をしない子だった…)

貴方(にしても、最年少なのに、大人の…同じ女性とは言え、あれだけ圧倒的な1位を取るとは…)


愛「全部失敗じゃない…」

貴方「いやー…さすがでした…」

純「勝てる気がしない…」

蓮「こわいな、あの事務所…」

奏「ビリになっちゃった…」シュン



 ↓1 巻き返せるのかっ!?

 1~7 いやいや、SSプロの独壇場でしたよ…
 8~9 超インテリに賭けるんだ!!



司会『優勝はっ!!』

司会『圧倒的すぎる大差をつけて優勝した、SSプロォォッ!!』


シャーディ「応援ありがとー!!」

香「完璧な勝利だったな」

佑香「がおー」

誠「優勝賞金…ほんとに、丸ごとくれるんだな!? なっ!?」

シャーディ「あげるって~」

佑香「勝ちに意味がある」

香「金には困っていないからな」

誠「お、お前らっ……あ、ありがどぉぉぉぉっ!」ガバッ

香「暑苦しい、放せっ…!」

シャーディ「おっひょほほほほうっ、まこちゃんのハグが――き、軋む、軋むぅぅぅっ! 骨が、軋むぅぅぅぅぅっ!」

シャーディ「でもこの痛みはまこちゃんからの、ぐぅっへへへへへ…!」

佑香「…」←シャーディに引いてる



愛「ムリ」

蓮「ああ」

純「勝てるはずがなかった」

奏「…うん」

貴方(我ながら、とんでもない事務所にいたんだなあ…)


巌「ちいとは空気を読めちゅうに、あんのアホどもは…」


貴方(まあ…仕方がなかった、かな)

貴方(ていうか、まこちゃんひとりだけでも余裕で負けたかも…)




 QK
 てけとーに、再会しまする


社長「うぉっほん、我がSSプロの凄さを思い知ってくれたかね?」

社長「日付は変わってしまったが、もう少し続くから、良ければ参加していきなさい、わっはっは」



 ―― 10月 4週目


貴方「あっ…気がついたら、もう3週間しか猶予がない」

貴方「フェスのためのレッスンもしていかなきゃなあ…。あと2曲は覚えなきゃいけないから…えーと…」


貴方「…うん、がんばろう」



 体力:3 頭脳:6 精神:1
 歌:4.34 踊:2.75 容:3.98 表:5.00 演:5.77
 熱:2 道:2

 刹那主義者:後先もプライドもかなぐり捨てて、今さえ良ければどんな立場にも立つ。ある意味でとっても愉快な人
 超インテリ:まるでウィキペディアから引用するかのように色んな知識が豊富

 好感度:【326/営業は上手いじゃない】

 メモ:超巨大複合コンツェルン春日野グループ総帥の娘だった
    その気になったらお料理上手らしい
 動機:うっかり間違ってアイドル事務所に

 榊漣 男 22歳
 体力:5 頭脳:2 精神:3
 歌:4 踊:5 容:4 表:3 演:3 熱:2 道:3
 好感度:【389/笑える】

 金目純 男 14歳
 体力:4 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:4 容:4 表:2 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【423/すげー】

 澄谷奏 女 13歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:3 踊:2 容:5 表:4 演:4 熱:? 道:?
 好感度:【320/ちょっぴり…かっこいい】

 ユニット:トレジャーシップ
 歌:3.75 踊:3.00 容:4.00 表:3.50 演:3.75
 状態:仲が悪かろうがいつも一緒の4人組
 持ち歌:ディパーチャー グリードシード アンダイング・ラブ ルーメン(未習得) メーデー(未習得) よーそろ 影人形(未習得) キングスシップ(未習得)



貴方「よしっ…今週の、予定は…っと」


 ↓1 今週は?

 1 レッスン
 2 営業
 3 新曲レッスン




貴方「よーし、営業行こう」

貴方「最近、どんどん仕事が入ってきてて…いいことがありそう!!」

貴方「るーんるるーんるーん♪」


蓮「嬉しがってる様子がステレオタイプだな」

愛「いっそ新鮮なくらいね…」


貴方「行ってきまーす!」


 ↓1 営業先は

 1 テレビ局
 2 広告代理店
 3 業界バー




貴方「…来てしまった、久しぶりの業界バー」

貴方「時間をムダにする、の代名詞…。営業に行く、と言ってサボる口実…そんな場所」

貴方(………に、しないためにがんばろうっと)


貴方(まあ、がんばるも何も、良い出会いに期待するのみなんだけど…)



 ↓1 成果は!?

 1~3 なーんもありゃあしませんでした…
 4~6 顔見知りのディレクターとばったり合った
 7~9 意外や意外な出会いがあった




マスター「……今日はお仕事は?」

貴方「…仕事ちゅうです…」カランッ

マスター「それはそれは…。どうぞ、心ゆくまでごくつろぎください」

貴方「はい…。カミカゼください」ゴクッ

マスター「かしこまりました」


貴方「…」

貴方(マスターは渋いし…雰囲気もいいし…かかっているBGMもいい…)

貴方(いいお店だなあ…)


貴方「…」

貴方「…」

貴方「…」


マスター「どうぞ」

貴方「ありがとうございます」

貴方「…」ゴクッ


貴方「…」

貴方(こんなにまったりしてる場合じゃない…!!)



 ↓1 絶壁Pは最近まで金欠だったのさ…

 1~4 でも、たまにはこういう贅沢もいいのかなー…なんて日和ってる絶壁Pでした
 5~9 ええいっ、レッスンするぞ、レッスン!!




マスター「最近…慌ただしかったのですか?」

貴方「ええ…まあ、ちらほら…。嬉しい悲鳴というやつでしたが」

マスター「そうですか…」

貴方「…」


貴方(この、何気ない落ち着いた会話に安らぎを覚える今日このごろ…)

貴方(たまには…いいよね…)

貴方(うん…だって、何だかんだで、500万も先月、ゲットしたし…)


貴方「マスター」

マスター「はい?」

貴方「ウイスキーを飲みたいんですが…何かこう、ひたれるようなものはありませんか?」

マスター「それではわたしが選ばせていただいても?」

貴方「お願いします。ロックで」

マスター「かしこまりました」


貴方「…」

貴方「……いい…」



 体力:3 頭脳:6 精神:1
 歌:4.34 踊:2.75 容:3.98 表:5.00 演:5.77
 熱:2 道:2

 刹那主義者:後先もプライドもかなぐり捨てて、今さえ良ければどんな立場にも立つ。ある意味でとっても愉快な人
 超インテリ:まるでウィキペディアから引用するかのように色んな知識が豊富

 好感度:【326/営業は上手いじゃない】

 メモ:超巨大複合コンツェルン春日野グループ総帥の娘だった
    その気になったらお料理上手らしい
 動機:うっかり間違ってアイドル事務所に

 榊漣 男 22歳
 体力:5 頭脳:2 精神:3
 歌:4 踊:5 容:4 表:3 演:3 熱:2 道:3
 好感度:【389/笑える】

 金目純 男 14歳
 体力:4 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:4 容:4 表:2 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【423/すげー】

 澄谷奏 女 13歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:3 踊:2 容:5 表:4 演:4 熱:? 道:?
 好感度:【320/ちょっぴり…かっこいい】

 ユニット:トレジャーシップ
 歌:3.75 踊:3.00 容:4.00 表:3.50 演:3.75
 状態:仲が悪かろうがいつも一緒の4人組
 持ち歌:ディパーチャー グリードシード アンダイング・ラブ ルーメン(未習得) メーデー(未習得) よーそろ 影人形(未習得) キングスシップ(未習得)



 prrrrrr…
 pi

貴方「はい…もしもし?」



 ↓1 ちなみに絶壁Pはウワバミ

 偶数 現実に引き戻された絶壁P
 奇数 いい時間になっても帰ってこないから、って蓮くんからのお電話でした




蓮『…まだ、仕事中なのか?』

貴方「おやおや…また、どうして?」

蓮『この時間なら、事務所に帰ってるだろ、いつもは』

貴方「あ、すみません…ついつい、うっかり、長居を…」

蓮『まあ、無事ならいいが』

貴方「何か、お土産買って帰りますよ」

蓮『そうか。あまり、遅くならないようにな』

貴方「ええ。どうも」

 pi


貴方「…ふぃぃ~…」

貴方「……マスター、同じのを」カランッ

マスター「かしこまりました…」


貴方(えーと……どれくらい飲んだっけなあ…?)

貴方(いくらになってるものやら…まあ、5万はいかないよね…)

貴方「…あと2杯飲んだら帰ろうっと」


 ・
 ・
 ・


貴方「ただいま帰りましたーっと…」

貴方(まあ、もう寝静まってますよねー…。結局、昼前から、閉店間際まで飲み続けちゃったな…)

貴方(のんびりしすぎてしまった…。来週の予定を…っと…)


貴方「~♪」カタカタ

貴方「…」カタカタ

貴方「…」カタ


貴方「………あれ? レッスン、間に合う…のか………?」



 ↓1 今さら気づいた絶壁P

 偶数 そこは豪腕の絶壁Pでやんすよ
 奇数 スケジュールは厳しくなる…けども?



貴方「…」サ-ッ ←酔いが覚めた

貴方「…これはっ…」

貴方「これは、マズい…」


貴方(えーと、とにかく、今からスケジュールを組み直して…)カタカタ

貴方(ロケが多いから、日程がなかなかズラせないなぁ…って、うわ、北海道の奥地でロケがある…)

貴方(この時間をどうにかできないものか…。レッスン時間を確保しなければ、どうにかして…)


貴方(えーと、えーと…)

貴方(あれをこうして…ここをこうして…いや、これはできないか)

貴方(となると、ここがこうなって…)


 カタカタ
 カタカタカタ

 ・
 ・
 ・

 チュンチュン

 ガチャッ

蓮「ふわぁ……ぁ――?」

貴方「…」カタカタ

蓮「……早いな?」

貴方「おはようございます…」

蓮「…いつもの、朝のテンションじゃないな?」

貴方「徹夜になっちゃいました…」


貴方「えー、スケジュールの、合間合間で、どんどん、レッスンをしていくことにします」

貴方「場所を選ばずに」

蓮「…場所を、選ばず?」

貴方「はい」


蓮「…何でだ?」

貴方「いやー、そうでもしないと、ちょっと辛いかなーっと…」

貴方「はは…はははは…」


 ↓1 選曲は…

 ディパーチャー + グリードシード + アンダイング・ラブ + よーそろ + あと1曲

 1 ルーメン:夢がある限り、人はきっと輝ける。そんなメッセージのポップソング
   歌:3 踊:3 表:3

 2 メーデー:逃げ遅れたら立ち向かえ、人生は困難の連続だ。そんなメッセージのダンスナンバー
   歌:2 踊:4 表:3

 3 影人形:浮かび上がるものは影ですか、いつか忘れてきた夢ですか
   歌:4 踊:4 表:4

 4 キングスシップ:ひれ伏せ、あがめよ、ここのトレジャーシップあり
   歌:3 踊:4 表:4

前から思ってたけどここのトレジャーシップありじゃなくてここにトレジャーシップありじゃないの?


 >>951 今さら気がついたんだお



 ―― 11月 1週目


貴方「はーい、皆さーん」

貴方「ロケバスの出発まで、レッスンしますよー」


純「ここで…?」

愛「このかっこで?」

蓮「ヤバティビティーをやった、この体でか…?」

奏「…鬼…」


貴方「はい、ここでやります」ニコッ

貴方「さあ、柔軟してくださーい」



スタッフA「あれ、何してるんすか?」

スタッフB「忙しすぎて、レッスンの時間が取れないんだろ」

スタッフA「へえー…」



 ↓1 お忙しいトレジャーシップです

 偶数 なんと、映画の公開が近づいているのですよ。試写会出席しますよ
 奇数 映画の公開も近づいてね、その宣伝の番組に出なきゃいけないわけですよ




司会『映画、ロマン家族にご出演していただいた皆さんに登場していただきましょう』

司会『こちらの方々です』


 パチパチパチ…


愛「どうも~」

蓮「…」

純「こんにちはー」

奏「お、お願い…しますぅ…」


司会『トレジャーシップの皆さんです』

司会『これから、映画の制作秘話についてお話をしていただきたいと思います』


貴方(いよいよ、映画が公開か…。早い方だなあ…)

貴方(いやー、夏に撮ったのがもう形になっちゃうとは…一部のスタッフが過労死しかけたとか聞いたけど)



 ↓1 試写会の模様は…

 偶数 良くも悪くも、いつものトレジャーシップです
 奇数 壇上で今日も喧嘩芸を披露です…もう何も言うまい…




純「そんでオバサンがさあ、氷余るのもったいないから食え、食えって俺に食わしてさあ?」

愛「だーから、それは――」

純「そしたら俺、お腹痛くなっちゃってトイレ行ってさあ、撮影が遅れて…それで、撮影止めるなとかって怒るんだよ? おかしくない!?」

愛「るっさいわねえ、氷がもったいなかったでしょっての!」

純「何がうるさいだよっ!!」

司会『あ、あははは…』


蓮「…」

奏「…」

蓮「…いつも通りだな、奏」

奏「うん」


愛「撮影止めたって言えば、ちょっと、そこの腹黒娘!!」

奏「!!?」

愛「あんたが撮影中に虫歯が痛いとか言って止めたこともあったわよねえ?」

奏「え、え…あぅ…」

純「おいババア、そんな言い方したらかわいそうだろ!!」

愛「あああんっ!?」


蓮「…」

蓮(俺に飛び火は、しなさそうだな…よし)



貴方(最早、何も言うまい…)



 ↓1 で、映画のデキは?

 偶数 あんなにふざけた内容だったのに素晴らしい…
 奇数 トレジャーシップにとっては、撮影が過酷だった、という点で感慨深いものになったみたいですね…




純「………すごかった…」

奏「……映画だった…」

蓮「…映画になってたな…」

愛「…」


貴方「いやー、ほんと…素晴らしいデキになってましたね」

貴方「というわけで、帰ったらレッスンの続きしますからねー」

純「余韻台無し!」

奏「ひぅぅ…」



 ↓1 忙しい1日が終わると…

 偶数 おや? 愛がベランダに出て月見酒をしている…
 奇数 自分の部屋で、布団の上でダンスのふりを確認している愛の姿があった…



貴方「ふぅ…」

貴方(今日も忙しかったけど、無事に終わった…)

貴方(この調子だと、アイドルフェスまでけっこう忙しそうだなあ…)


貴方「…」

貴方「今日はこれくらにして、帰るかなっと…」ギシッ

貴方「んん~っ…」ノビッ


貴方「よし、帰ろ――ん?」

貴方(……愛がベランダに出て、欄干にもたれて酒を飲んでいる…)

 ガララッ

貴方「愛…どうかしたんですか?」

愛「ん? 別に、どーもしないわよ…」


貴方「にしては…いつもはガバガバ飲むのに、今日はちょっとおしとやかにやってるじゃないですか」

愛「んー…まあ…思うとこはあったのよ」

貴方「ほう」

愛「……ほら、今日、試写会やったでしょ?」

貴方「ええ」


愛「………この世界入ってきて…あ、アイドルじゃないわよ? 芸能界…とか言えばいいのかしらね」

愛「女優目指してやってきて…5年、何もなくって…。端役、端役、端役ばかりで…なーんにもなりゃあしなかった」

愛「だってのに、あんたがいきなりやってきて、あれよこれよで…気がついたら映画の主演女優なんてやってたんだなって」

貴方「ああ…」

愛「あたしがやってきたのが、何だったのやら…」ゴクッ

貴方「…アイドルとしては、嫌でしたか?」


愛「そりゃ、ちょっとはそう思ってたわよ。けど……別に、主演には変わらないし、初めてあたしが主演として出た映画が…あんないいのになるなんてって」

愛「……そこまで夢見てたってはずじゃなかったんだけどねえ…」

貴方「…」

愛「…………嬉しかった」

貴方「…そうですか」

愛「ええ…」

貴方「…わたしも一杯、よろしいですか?」

愛「そこに出してあるから、好きに飲みなさいよ」

貴方「用意がいいですね…」プシッ


愛「ん」つ缶ビール

貴方「では…愛の初主演映画の大ヒットを祈願して、乾杯」

愛「乾杯」

 カコンッ

愛「……案外、悪くないわね…。アイドルってのも…」



 今夜はここまで
 お疲れでした


 ~ゆず香るラジオ~

香「ラジオネーム、電車にGOさんだ」

香「同じ事務所のアイドルの、こんな一面は知りたくなかった……ということはありますか?」

ゆず子「こんな一面、かぁー…」

香「なくはないが…ゆず子、アイツについては、触れるなよ」

ゆず子「そこは分かってるって」


香「どうせなら、意外で面白いものを紹介したいな」

ゆず子「あっ、タカシなんだけどさあ」

香「ん? ああ」

ゆず子「イメージと違うとこ、見たことあるんだけど…言っちゃっていいのかな、これ?」

香「気になるな」


ゆず子「事務所でこの前、ギター弾いてたんだけどさ…あのー、タイトル忘れたけど、てーのひらをー、たいようにー…ってあるじゃん?」

香「ああ」

ゆず子「あれをワンコーラス歌ってから、間を置いて…ぼそっとこう言ったんだよ」


タカシ(ゆず子声真似)『虫螻しか友達いないなんて…』


香「低いな、トーンがっ!?」

ゆず子「いやー、ありゃタカシの闇だろ、闇…。しかも何か、ギターも、じゃらーん、じゃらーんって感じでじゃかじゃかしないでさあ」

ゆず子「なーんか元気なく歌ってて…ぼーくらーはみーんなー、いーきているぅー……はぁ……いきーているからー…みたいな!?」

香「確かにそれは知りたくない一面だな…」


ゆず子「香様は何かないの? まあ、ファンからすりゃあプライベートの香様が見たくないとこかもしんないけど」

香「おいこら、変なことを言うな。僕は完全完璧だ、仕事中だろうがプライベートだろうが」

ゆず子「そんな香様の、SSプロメンバーの知られざる、知らなかった方が良かった一面、どうぞ」


香「………誠が、何でも食うのは知ってるだろう?」

ゆず子「まあ、春は山菜、夏は雑草、秋は木の実…何でも食ってるよな。ボロいチャリ漕いですっげえ遠くの山まで行って食料確保が休日っしょ?」

香「この前の夏にな、都内にセミがいたと言って捕まえていたんだ。まあ、セミ捕りくらいはどうでもいいが…それを…」

ゆず子「うげっ…ま、まさか…」

香「エビのような味がするらしいぞ…」

ゆず子「見たくねええええ……」


香「本当に、あいつには…早く金に困らない文化的な生活をしてもらいたいな」

ゆず子「文化的な、ってとこがミソだよなあ…」

香「ある意味、文化なのかも分からんが…」

ゆず子「現代の文化に対応してほしいよな…」

香「ああ」



 ~100万円の使い道~

スバル「おめでとう、誠。それにみんなも、運動会の優勝、テレビで応援してたよ」

シャーディ「ありがと、すっばるーん!」

香「ふっ、僕がいればこのくらいはどうってことないさ」

佑香「強い者が勝つ」

誠「100万円…現金でもらってきちゃった…」ガクガク

香「だから後で振り込みにしてもらえと…」

誠「で、でででも、ほら、振り込みだと手数料かかるだろっ!?」

シャーディ「わたしに養わせてくれれば、手数料も無料なのに~」

スバル「まあ…確かに、お給料も現金手渡し派だもんね…」


香「で、それは何に使うんだ? 全部、返済に充てるのか?」

誠「うんにゃ、父ちゃんに買ってやりたいもんがあって…」

佑香「何?」

誠「新品のスーツ一式」

シャーディ「まっ…まこちゃんが…」

香「古着以外を…」

スバル「買う…?」

佑香「……そこまでなの?」


誠「やっぱ身なりは大事だし…いいスーツ買ってあげれば、ちゃんと就職もしてくれるかもって思ってさ」

誠「いつまでも日雇いじゃあ体も大変だろうし、こういうまとまった金がある時に買ってやらないと…って」

香「そうしてやれ、誠。スーツ選びが分からなければ教えてやる」ポン

シャーディ「なんなら、紳士服店の商品全部大人買いしたげる…!」ギュッ

誠「いや、それはいい…」

佑香「古いの…悪戯用にちょーだい」

誠「古いのは俺が何か必要になった時に着るからごめんな」

スバル(ほんっとに誠って、よくできてるなあ…)


 ~お昼寝ゆず子~

ゆず子「Zzz」

聖羅「あら…もう冷えるころになってきたのに、こんなところで…。毛布かけますね?」ファサッ


ゆず子「Zzz」

タカシ「んー…お菓子がちょっと失敗しちゃったなあ…。誰に押しつけて処分――あっ、ゆず発見。……寝ぼけてたら、味分からないよね?」スッ ←自作お菓子置いた


ゆず子「Zzz」

香「…こんなとこで寝て…。そんな姿勢じゃ、首が痛くなるぞ…。まったく…」ギュムッ ←ゆず子の首の下にクッション突っ込んだ


ゆず子「Zzz」

衣依「あ、ゆずちゃん、すごい寝てる…。んもー、靴もはいたままじゃ、ソファーが汚れちゃうかも…。脱がせてあげなきゃ…」図ポッ


ゆず子「ふわぁぁ~………あー………よく寝た……。ん?」

ゆず子「何だ、この毛布にクッションに…それに、あれ? 靴脱いだ記憶が…綺麗に揃えられてるし…。何だ、これ、お菓子? あ、タカシの…」

ゆず子「いっただきー」モグモグ

ゆず子「味わかんね…。まあ、うまいのか…? んん~っ………帰って寝よっと…」


 ~愛の生態~

 ―― 10時:起床&朝食

愛「ふわぁぁ~……蓮、メシはぁ…?」ボリボリ

蓮「ちゃんと服を着てから来い」

愛「んなめんどくさいこと言わないでいいでしょ…。まして休日なんだし…あ、魚? ふーん…」

蓮「はぁ…。色気の欠片もないな…」

愛「あんたなんかに色気を出してやる必要ないでしょっての…」


 ―― 12時:飲酒

TV『お笑い番組やで~おもろいやろ~?』

愛「あっははははっ! ねえ、蓮ー、つまみ追加ー!」

<自分でやれ

愛「んじゃ、ビール持ってきてー」

<断るっ


 ―― 16時:退屈

愛「…暇ねえ…」パラッ ←読書中

 ガチャッ

<おっはよー

<おはようございます…

愛「あん…? ああ、チビどもの帰ってくる時間か…」

純「うわ…また昼間っから酒飲んでたのかよ、オバサン…」

奏「クズ人間…」

愛「ああっ?」


 ―― 19時:夕食

蓮「…」モグモグ

奏「…」モグモグ

純「…」モグモグ

愛「…」グビグビ


愛「ぷはっ…酢豚、ビールに合うわね…。蓮、ビールおかわり」

蓮「…」ガチャッ ←冷蔵庫開けた

蓮「………もうないな。買物行かないと、もう飲み物1本もないぞ」

愛「はあっ?」


 ―― 20時:買物

愛「酒よし、煙草よし、本よし…。もう買うものは…」チラッ

愛「………………買っとくか」


 ―― 21時:風呂上がり

愛「ふぅー…さっぱりし――ん?」

愛(あのまないた…まーだ仕事してんの…?)ガチャッ ←冷蔵庫開けた

愛「…ほら、これあげる」つ栄養ドリンク

愛「それ飲んでとっとともう帰んなさいよ、夜中までカタカタされちゃうっさいんだから…」


 ~ゆず香るラジオ~

ゆず子「えーっと? ラジオネームがー…Magicリンさん」

ゆず子「SSプロのプロデューサーは敏腕でとても慕われてると芸能筋の友人から聞いたのですが、何かすごいエピソードや、誰にどう慕われてるのかなどお聞きしたいです」

ゆず子「P.S、自分は葉子ちゃんあたりかなと予想しております」


香「あまり裏方のことは喋りたくないが…」

ゆず子「色々となー…」

香「だが、まあ…うちの事務所の、名物みたいな感じで言われているような人はいるな」

ゆず子「いる、いる」

香「武勇伝もなかなかあるし、慕われてもいるんだろうが…」チラッ


巌(ブースの外)「…」手でバッテン作って見せてる


ゆず子「ま、ちょっとくらいいいんじゃね?」

香「ちょっとにしておこう」

巌(ブースの外)「!?」


香「まずリスナーに知ってもらいたいのは、現在、その名物人間だけで事務所のアイドルを管理しているという点だな。9人全員だ」

ゆず子「しかもうちってマネージャーとかもいないから、現場にもついてきてくれたりするんだけど、それしながら、あれこれやってんだよなぁ」

香「9人分の先を見据えたプロデュースの方針管理と、スケジュールの管理、加えて9人分の仕事の打合せ、現場への同行、それにのみならず」

ゆず子「この間、一人暮らししよーって引っ越したけど、そん時にも色々やってくれたりしたんだよなあ。いやー、楽ちんだった、楽ちんだった」

香「多岐に渡りすぎている業務を9人分まとめて、しかもそれぞれ別の仕事もであるのをやりのけている」

香「あまり態度や言葉にする者はいないだろうが、僕らは彼にはかなり感謝をしているつもりだ」

ゆず子「うんうん」


香「特別に慕う――というのはいないだろうな。誰もが、彼のことはいてくれなくてはならない存在だと認識しているはずだ」

ゆず子「数日いない程度ならまだしも、事務所からいなくなられちゃったら最悪倒産もあり得るくらいに捌いてくれてるしねえ…」


香「武勇伝のようなエピソードを紹介するのであれば…あまり治安の良くない国にロケへ行ったことがあるんだ」

ゆず子「え、それ間野っちと?」

香「ああ。で、車上強盗…とでも言うのか? 走行してる車に2人乗りしているバイクが近づいてきて、武器を使って強盗してきたんだが」

ゆず子「何それ、こわっ!?」

香「彼は相手の持ってた銃を臆することなく掴んでもぎ取って、逆にそれで追い返してことなきをえた…ということがあるな」

ゆず子「しかも強いぞ!?」


香「たまに思うんだが…うちの事務所の社員というのは、よほど何か特別な人材でないと務まらないのか? だから、人手不足なのかも知れない」

ゆず子「あー、確かに…。何かこう、普通に有能で、普通に3徹いけるくらいの体力で、普通に暴漢5人までなら無傷でやっつけられるような?」

香「そんなのが2人もいるとは恐ろしいな…」

ゆず子「たまに思うけど、世界征服に本腰入れたらできるんじゃねとか思わない?」

香「そこまではムリだろう…。せいぜい、日本占領くらいだ」




 ―― 11月 2週目


貴方「忙しいなう」

貴方「……アイドルフェスまで、あと2週だっていうのに…」

貴方「来週にならないともろもろの時間が取れないとは…」


貴方「やれやれだぜ…」


 体力:3 頭脳:6 精神:1
 歌:4.34 踊:2.75 容:3.98 表:5.00 演:5.77
 熱:2 道:2

 刹那主義者:後先もプライドもかなぐり捨てて、今さえ良ければどんな立場にも立つ。ある意味でとっても愉快な人
 超インテリ:まるでウィキペディアから引用するかのように色んな知識が豊富

 好感度:【326/案外悪くない】

 メモ:超巨大複合コンツェルン春日野グループ総帥の娘だった
    その気になったらお料理上手らしい
 動機:うっかり間違ってアイドル事務所に

 榊漣 男 22歳
 体力:5 頭脳:2 精神:3
 歌:4 踊:5 容:4 表:3 演:3 熱:2 道:3
 好感度:【389/笑える】

 金目純 男 14歳
 体力:4 頭脳:? 精神:?
 歌:4 踊:4 容:4 表:2 演:3 熱:? 道:?
 好感度:【423/すげー】

 澄谷奏 女 13歳
 体力:? 頭脳:? 精神:?
 歌:3 踊:2 容:5 表:4 演:4 熱:? 道:?
 好感度:【320/ちょっぴり…かっこいい】

 ユニット:トレジャーシップ
 歌:3.75 踊:3.00 容:4.00 表:3.50 演:3.75
 状態:仲が悪かろうがいつも一緒の4人組
 持ち歌:ディパーチャー グリードシード アンダイング・ラブ ルーメン(レッスン中) メーデー(未習得) よーそろ 影人形(未習得) キングスシップ(未習得)



貴方「愚痴ってても仕方がないし…」

貴方「がんばってやるしかないな、こりゃ」



 ↓1 お仕事は…

 偶数 映画の宣伝のためにクイズ番組です
 奇数 家族の荒波越えてみ隊に、とんでもな人がやってきた


 00 SUPER SPECIAL EVEN NUMBER!!
                                  ※開幕で出てきた今回だけの特別よ


貴方「さて…この番組は、1問につき、0.5秒の番宣タイムがいただけるというものです」

貴方「面白回答は一切求められていませんし、早押し問題ばかりなので、ガンガンいっちゃってください」

愛「ふうん…」

純「早押しかぁ…」

蓮「見たことあるが…ガチなやつだろ?」

奏「ひぅ…」


貴方「まあ、気楽に――」

愛「いいわよ、とりあえず適当に押しなさい、あたしが全部答えてあげるから」


貴方「おや?」

純「えっ?」

蓮「…できるのか?」

奏(………これで答えられなかったら…大恥…?)



司会者「それでは早速参りましょう!」

司会者「大好物を見ると脳内――」

 ピンポンッ

純(奏が押したぁーっ!?)

蓮(まさか、愛にこれだけで答えさせるために…?)

奏「…」

愛「オレキシン」

司会者「せ、正解! 大好物――」

愛「大好物を見ると脳内に発生する物質、でしょ?」

蓮純奏「「「!!?」」」


司会者「で、では続きまして…」

司会者「正露丸は元々――」

 ピンポンッ

奏「っ…!」

愛「戦争のために作られた」

司会者「正解…」


司会者「電車で倒れないのは――」

 ピンポンッ

愛「三半規管があるから」


司会者「トラウマの語げ――」

 ピンポンッ

愛「トラウマの語源はギリシャ語」


 ↓1 超インテリがスーパースペシャル偶数で無双しおったで

 偶数 番組史上初の、全問連続正解を成し遂げてしまった
 奇数 その後、クイズ番組出演のオファーが愛に殺到しまくった…

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