池袋晶葉「メイプル超合金」 (15)


ウィーン

ズガガガガガガ

ピーンポーン

ズガガガガガガガガガ

ピーンポーン

ズガガガガガガガガガ

ピーンポーン



晶葉「……む。来客か」ピタ

楓「晶葉ちゃん」ガチャ

晶葉「待っててもらえると助かったんだがな」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1469633765

楓「良かった。居たのね晶葉ちゃん」

晶葉「随分珍しいな。何の用だ?」

楓「アルコールちょうだい」

晶葉「何をする気だ」

楓「ジュースで薄めればお酒に」

晶葉「自殺する気か」

晶葉「そんなことしなくたって常備しているだろう」

楓「実は、志乃さんが禁酒に入っているからそれで……」

晶葉「事務所から一切消えたと。しかしあの人が禁酒……?」

楓「そうなの。でも三日目で仮死状態に入っちゃって……」

晶葉「どういう体をしているんだ」

楓「少しだけでも、飲ませてあげたら蘇るかなって……」

晶葉「……というのは?」

楓「うっそぴょん。ふふっ」

晶葉「それで、本当は何の用事で――」

楓「ちょっと話戻すけど、あれはまだ私が駆けだしのプリキュアだった頃」

晶葉「そうか暇つぶしか。というか現役のプリキュア……やめようこの話は」

楓「晶葉ちゃん晶葉ちゃん」

晶葉「聞いているとも。作業に戻っていいか?」

楓「プリキュアになりたい」

晶葉「今その話はやめようと言ったばかりじゃないか!」

楓「フラワーエコーワンド作って」

晶葉「何故頑なに続ける!? おもちゃ屋に行ってきなさい」

楓「大人が一人で?」

晶葉「誰か連れて行けばいいだろう。ちょうど良い相手がいくらかいるじゃないか」

晶葉「何しに来たんだ一体……」

楓「まあまあ、相手はシラフじゃないんだから」

晶葉「やっぱりか。ラボは障害物がいっぱいあって危ないぞ」

楓「これは何?」ツンツン

晶葉「だから危ないって」

プスッ

楓「痛い……」

晶葉「何故よりにもよってそんな尖ったものに触れた」

楓「このトゲは何なの? おつまみを刺して炙るマシーン?」

晶葉「なんだそのピンポイントな装置。避雷針だよそれは」

楓「ひらいけん?」

晶葉「別にあの人尖ってないだろう!?」

晶葉「違う、雷を動力にする実験だよ」

楓「ていっ」ブスッ

晶葉「イカを刺すんじゃない、どこから出したんだ」

楓「いつも隠し持ってるのよ?」

晶葉「そんな人気アイドルは世間も嫌だろう」

楓「だからずっとイカ臭いの。ふふふっ」

晶葉「大問題じゃないか」

楓「あ、良い下ネタ思いつきそう」

晶葉「やめろトップアイドル!! あと私はまだ14だからな!?」

晶葉「まったく……」

楓「アルコールー」ブラーンブラーン

晶葉「やめろやめろ、ケーブルを振り回すな」

楓「アルコールくれる?」

晶葉「何故工業用アルコールにこだわる。そういうのは志希のところにいけ」

楓「いよいよ会話にならなくなるけどそれでもいいの?」

晶葉「ああそうかい……」

楓「遊びましょう? こんなに晴れたお休みなんだからお外でおそとを……」

晶葉「だから私は14だ」

楓「まあまあとにかく遊びに行きましょう」グイグイ

晶葉「わっちょっと待った、今すぐか……!?」ズルズル



眠れないので思いつくだけ書いた。要はただ楓とロボでメイプル超合金って言いたいだけだった
おやすみなさい

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