フリャ「それにテメェもこっち側のポケモンだろうが！」

ヌメ「ぼくは腐っても600族ですし？」

フリャ「調子に乗るなよこのエロナメクジ野郎……ッ！！」ぐにっ

ヌメ「ほっふぇひっひゃふほはへへふははひ」

ボーマンダ「いや何言ってるか解んないから」

フリャ「呼ばれてもねぇのにどっから湧いて出たこのスキンピザ！」

マンダ「多分マルスケデブに対抗したんだろうけど絶望的に流行らないからなそれ」

ヌメ「ほっぺたのびたまま戻らないんですが」

フリャ「自業自得だ」

マンダ「うっわホントに伸びてら」

マンダ「お前のほっぺたは求肥かなんかかよ、てか大丈夫かよコレ」

ヌメ「求肥ですか……一発芸『ぼくの顔をおたべ』とかできますかね」

マンダ「なんだ余裕じゃねえか」

ガブリアス「ホントにお前らはいつも騒がしいな……」

フリャ「おいクソ鮫まででてきたぞ」

ガブ（俺にはオリジナルの愛称なしか……）

ヌメ「残念そうな顔してますが多分悩み所が若干ズレてますよねコレ」

マンダ「ちなみにお前、エロナメクジ呼ばわりされたことはいいのか？」

ヌメ「そういえばそんなこといってましたね」

ヌメ「……まさかせんぱい、ぼくのことをそういう目で！」

フリャ「ざっけんなテメェはオスだろうがッ！！」

ヌメ「それならそうとはやくいってくださいよもー、ほーらほーら」

フリャ「やめろ！抱きつくな！ぬめぬめするなッ！このッ！！」

ガブ「…………」

マンダ「うらやましいなら入れば？」

ガブ「流石にこれはちょっと……」

フリャ「眺めてねぇで助けろボケどもッ！！！」

マンダ「よーし俺もまぜろー」

フリャ「何で状況悪化させてんだテメェッ！？」

マンダ「うっわマジでぬめぬめだ」

ヌメ「これでもぼく草食系ですよ？」

マンダ「じゃあ本家ぬめぬめヌメルゴンとかどんだけぬめぬめなんだよ」

ヌメ「一瞬の接触で素早さ下がるぐらいの量の粘液が絡みつくんですよ？」

マンダ「真面目に考えるとヤバくねそれ？」

フリャ「お・ま・え・ら、いい加減に」

ガブ「…………やっぱり俺もまぜろ！」

フリャ「ぎゃああああああああ！！？」

マンダ「あ、鮫肌……」

ガブ「悪かったって……」

フリャ「ざけんな死ねッ！！！」

ヌメ「ガブさんが暴走するのは珍しいですね」

マンダ「最近のフリャがつれない態度とるから……」

ヌメ「寂しかったんですねぇ」

フリャ「このDQNが寂しいとか抜かす面か！？」

マンダ「うちのガブはDQNキャラどころか優等生キャラだろ」

ヌメ「むしろせんぱいがDQNです」

フリャ「あんだとゴルァッ！！」

ガブ「あまり言ってやるなよ、DQNというよりキレ芸なんだし」

ヌメ「聞きましたかせんぱい、必死の虚勢も芸人扱いですよ？」

マンダ「煽るな煽るな」

フリャ「ガアアアアアアアアァッ！！！」

フリャ「死ね！種族値600以上のドラゴンはメガシンカ含めてみんな死ねッ！！」

マンダ「ほらぁ、ヌメが調子に乗るから……」

ヌメ「ぼくはワガママボディだからワガママが通るんですよ」

ガブ「その方向性でいいのかお前は……」

ヌメ「キレ芸するよりは建設的でしょ？」

マンダ「まあお前のキレ芸とか想像できないけど」

ヌメ「キレたら今すぐここでヘドロ爆弾します」

マンダ「わかったお前だけは絶対キレさせない」

フリャ「お前ら無視すんじゃねぇぞゴルァアアアアッ！！」

ガブ「その、なんだ…………がんばれ！」

フリャ「叫び疲れた」

ヌメ「ですよねぇ」

ガブ「おつかれ、ほれ」

フリャ「ここはサイコソーダだろ、ミックスオレとかホント使えねえなお前」

マンダ「いらないなら俺にくれよ」

フリャ「ハァ？いらないとか飲みたくないとか一言も言ってないんですけどー？」

ヌメ「キレ芸の次はウザキャラですか、ホント素直じゃないですね」

ガブ「ヌメ、そろそろそういう無粋なツッコミは……」

マンダ「でもお前みたいに生暖かい眼差しで微笑むのも結構ダメージでかいからな」

ガブ「……どうしろと」

マンダ「ツッコミ待ちにはツッコミでコミュニケーションとるのが正解だと俺は思う訳よ」

ヌメ「つまり正義はぼくにあり！」

フリャ「それだけはねぇよ」

ヌメ「せんぱい知らないんですか？カワイイは正義なんですよ！」

マンダ「それ自分でいっちゃう？」

ガブ「そういえばカイリューとサザンは？」

フリャ「また二人で謎空間つくってるんだろ」

ヌメ「さっき縁側でお団子食べてお茶啜りながら『にぱー』とか『すぷー』とかやってましたね」

フリャ「相変わらず不思議生物してんなアイツら」

マンダ「いつも思うがアレで会話になってんのかよ」

ヌメ「お二人が幸せならそれでいいんじゃないですかね？」

フリャ「さっさとムーミン谷に移住しろよアイツら」

ガブ「サザンにムーミン成分あるのか……？」

マンダ「ニョロニョロ枠で」

ヌメ「扱い酷いような、逆にハマリ役でもあるような」

マンダ「腹へってきたなあ」

フリャ「はぁ……これだからピザは」

ヌメ「ポフレとポロックなら大量にありますけど」

フリャ「一気に溜まる割りにはそこまで消費しねぇもんなあ」

ガブ「そういえば賞味期限とか大丈夫なのかこれ……？」

ヌメ「そこ深く考えちゃダメです」

マンダ「全然食える食える、大丈夫だって」

ガブ「この流れでよくがっつけるな……」

フリャ「こいつゴクリンが何かの間違いでボーマンダに産まれてきたんじゃねえのか？」

ヌメ「まあ最悪あたっても毒消しや回復の薬がありますし」

フリャ「もったいねぇだろ、ポケモンセンターいけば5秒で治るぞ」

ガブ「なんかこの話題はダメな気がするから止めないか……？」

ヌメ「折角だからせんぱいもたくさん食べてくださいよ」

フリャ「ええー……どうせ食うならポフィンがいい」

ガブ「また懐かしいものを」

ヌメ「そういえばぼくポフィンは食べたことないんですよね」

マンダ「世代違うもんなあ」

フリャ「ポフィンも食ったことないとか、これだから第六世代は」

ガブ「ゆとり世代みたいなニュアンスで言ってやるなよ」

フリャ「あーあ、ポフィンは最高なのになあ」

フリャ「量産品のポフレと違ってトレーナー手ずからの完全ハンドメイドだし」

フリャ「ポロックみたいな駄菓子と違って立派なスイーツしてるのになあ」

ヌメ「え、これ何のステマですか？」

マンダ「アレだ、ポフィン食べられないヌメのこと煽りにきてるんだ」

ガブ「また地味な嫌がらせを……」

ヌメ「そうですか、じゃあDPtリメイク気長に期待しておきます」

フリャ「ちぃッ！！」

ヌメ「いきなりヒマになりましたねえ」

マンダ「なんか遊ぶか？」

フリャ「ってもなぁ、ポケモンGOは集まって顔付き合わせながらやるもんでもねぇし」

ヌメ「それなら折角ですし発売したばかりのゲームやりましょうよ」

マンダ「おっ、なんだなんだ？」

ヌメ「そりゃもう妖怪ウォt

フリャガブマンダ「「「アウトオオオオオオオオッ！！！」」」

ヌメ「……カルドセプトリボルトですよ」

マンダ「よし、任天堂だな」

フリャ「生意気とはいえ、俺も流石に後輩に手をかけたくはないからな」

ガブ「そうだな、今後はポケモンとしての自覚を育てるように指導しないといけないな」

ヌメ「ふえぇ……」

マンダ「でもまだ言うほどカード集まってないんだよなあ」

フリャ「なんだまだフルコンプしてねえのかよ」

ガブ「既にフルコンプしている方が明らかにおかしいと思うが……」

ヌメ「せんぱいはスタートダッシュ版カンスト勢でしたから」

フリャ「言ってるお前もスタダ勢だろ」

マンダ「なんだその全体除去に反応して特殊召喚されそうな略し方」

ヌメ「ぼくはカンストするほど暇人じゃないですから、せいぜいが40万Gp貯蓄した程度ですよ」

ガブ「充分暇人じゃないか……」

ヌメ「そういえば今回はトレード機能オミットされてるんですよね」

フリャ「雑魚のガブマンダどもに強カード投げて引き上げるのは無理か」

ヌメ「じゃあぼくとせんぱいが別れて同盟戦ですね」

フリャ「よし、マンダこっちこい」

ガブ「…………」

ヌメ「そんなにせんぱいと一緒がよかったんですか？」

ガブ「いや、そのな」

ガブ「避けられている……わけではないよな？」

ヌメ「変なライバル意識はあるかもですが、今回は付き合い長い同期に無意識に寄っただけかと」

ガブ「そうか……ありがとうな」

ヌメ「きっと大丈夫ですよ、ぼくは応援してますからね」

ガブ「その言い方だと不穏な意味が含まれているような」

ヌメ「え、違うんですか！？」

ガブ「いやいやいや、いつも俺どんな風にみられているんだよ」

ヌメ「せんぱいに熱視線」

ガブ「空気の読み方とか距離感の詰め方とか解らないだけだから！」

ヌメ「あれ、ガブさんコミュ障だったんですか？」

ガブ「お前たちのノリが独特過ぎるんだよ……」

マンダ「よし、それじゃ……」

ヌメ「フィロソフィー、パイロクルスにリンカネーション合成ヘルパイロン」

フリャ「フォーサイトでワイルドセンスサーチ、クラウドギズモ」

ヌメ「デッドウォーロードにランドアーチン合成パンプ」

フリャ「ワイルドセンス、フォーサイトで確定テュポーン、シルフ」

ヌメ「リンカネーション、カクタスウォール」

フリャ「スレイプニル」

ヌメ「フィロソフィー、ワーベアにキャプテンコック合成パンプ」

フリャ「ホームグラウンド、クー・シー」

ヌメ「テュポーン踏んでジェネラル＝カン、トンファ」

フリャ「くっ……ストームアーマーでも数値足りねえとかマジかよ」

フリャ「しゃあねぇシルフ領地ガルーダに変身、ヘルパイロン踏んで手札からガルーダ、ムラサメ」

ヌメ「くっ……こういうときにマグマシールドしかないとか」

ガブ「そろそろ突っ込んでもいいよな……？」

マンダ「日本語でおk」

ガブ「もっとこう……知らない人に配慮したやり方とかあっただろう」

マンダ「なんで最初からフルスロットルで駆け抜けるんだ？」

フリャ「俺は風ばら蒔いてガルーダで踏むだけだし」

ヌメ「ぼくはひたすらブック圧縮して、合成持ちの低コストハイスペック並べるだけですし」

ガブ「いや、だからそう言う過程をだな……」

マンダ「このままじゃファルシのルシがコクーンでパージじゃねぇか」

ガブ「ただでさえカルドセプトは敷居が高いイメージで新規が参入しづらいというのに……」

マンダ「せめて『俺のターン！手札からキメラを召喚するぜ！』みたいなさ」

ヌメ「そういうのは高橋和希先生だけでいいです」

フリャ「せめて松本しげのぶ先生にしとけや、コロコロ的に考えて」

ヌメ「それなら田村光久先生でも可ですね」

マンダ「ゼクロムに……！！」

ガブ「そろそろ許してやれよ……」

フリャ「じゃあノベライズは冲方丁先生な」

ヌメ「脱ラノベ宣言されてるからもう無理ですよぉ……」

フリャ「だべるのもいいけど、お前らもうちょい動けよ」

マンダ「無理言うなよ」

ガブ「コンセプトブックとして完璧に仕上げてきてるお前らとは違うんだぞ」

ヌメ「チーム分けも失敗感ありますよね」

フリャ「なんで風単の俺の同盟のマンダが火地ノーマルで」

ヌメ「火地合成カンのぼくと同盟組んだガブさんは風水感応……」

フリャ「連鎖噛み合わねえ」

マンダ「いやだって、フリャがカンの火力抑えるのに展開控えろっていうから」

フリャ「まあ俺の風展開の邪魔だし、必要なのはグレートタスカーの領地コストぐらいじゃん？」

ガブ「俺は展開が速すぎて追い付いていない……」

ヌメ「ガブさん、バードメイデンとマカラは？」

ガブ「一枚ずつしか持ってないが」

ヌメ「深刻なばら蒔き要員不足ですね……数足りないならドロースペルで圧縮しましょうよ」

ガブマンダ（（俺達何のためにゲームしてるんだろ……））

～30分後～

ヌメ「なんでここでレベル5ランドアーチン踏めるんですか！？」

フリャ「はいはいテュポーンテュポーン、デッドウォーロードの支援ごちそうさん」

ヌメ「ニュートラルクロークさえあればぁ……ッ！」

フリャ「やっぱりクラウドギズモって神だわ」

マンダ「あ、これ俺が砦踏んで終わる感じ？」

ガブ「結局クインテッセンスで連鎖切るしかできなかった……」

マンダ「役に立ってるだけマシだろ、俺なんてプラックソード全部無効化されたぞ」

フリャ「大丈夫だ、風配置増やすための交換要員の配置は充分な活躍だからな」

ヌメ「自分本意過ぎてヤバイですねその発言」

マンダ「まあそれはいつものことだし……」

ガブ「フライゴンの言うことだから……」

フリャ「同盟戦じゃ獲得Gpしょっぺえな」

ヌメ「負けたこっちはもっとやるせない数字ですよ」

ガブ「俺の盛り下がりは更に酷い」

マンダ「安心しろよ俺もだから……あぁ寂寥感ってこういうやつね、初めて実感したわ」

ヌメ「こんなことなら全員おまかせブック使えばよかったですね……」

フリャ「なんでカード資産足りない方に合わしてやらなきゃならねぇんだよ」

フリャ「資産不足で喘いでる奴の目の前でレアカードぶん回すのもTCGの醍醐味だろ？」

マンダ「うわぁ……」

ガブ「それは流石に引くぞ」

ヌメ「ほんとせんぱいもイイ性格してますよね」

フリャ「レアを投げろ！」

ヌメ「そのネタが通じる人まだいますか……？」

マンダ「あぁ……腹へった」

フリャ「二回目かよ、このピザまじでピザだな」

マンダ「別にピザでもいいけど俺のこれは標準ドラゴン体系ですー」

フリャ「ポケモンGOで歩き回って痩せてこいよ」

マンダ「痩せる意義を感じない」

ヌメ「堂々とそれ言えるってすごいですね」

フリャ「なに他人事みたいにいってんだよお前もだよデブ3号」

ガブ「……もしかしてカイリューが1号か？」

フリャ「そうだな、肉の1号、脂の2号、水分の3号だ」

ヌメ「特撮ヒーローみたいに言わないでくださいよ」

フリャ「で、結局ポケモンGOダイエットはしないの？」

マンダ「ええー、まだそのネタで引っ張るのかよー」

ガブ「運動不足解消にはなるだろうが、ダイエット効果まで期待するのはな」

ヌメ「いいこと思い付きました！」

フリャ「ほう、期待しないから言ってみろ」

ヌメ「意識して歩くようにポケモンGOに万歩計機能搭載しましょう」

マンダ「えっ？」

ヌメ「むしろスマホを持っていない子どもも楽しめるように万歩計にポケモンGOを搭載しましょう」

ガブ「ああ、懐かしいな」

ヌメ「そして更に！本家ポケモンソフトと連動してゲットしたポケモンやアイテムを入手できるように！」

フリャ「HGSS買ってこいよこの第六世代」

ヌメ「でもこう考えると昔とやってること変わらないのに、なんでブームきてるんでしょうかね？」

ガブ「スマホアプリであることと、擬似ARであることは大きいと思うが」

マンダ「世代直撃ってのもあるだろうな」

フリャ「あーあ、この成功に乗っかったパクりゲーがこの後量産されるんだろうなあ」

ヌメ「すでにでてませんでしたっけ？ニュースで見たような……」

ガブ「中国だな」

マンダ「また中国か」

フリャ「まじで懲りねえなあの国は」

ヌメ「もうアイデンティティーと化してますよねぇ」