男「進路どうしようかなぁ…」 (16)
初投稿です。誤字などが見られると思います。
放課後 廊下
友「おーい!男」タッタッタッタ
男「何だよ友」
友「今さ、DQNとチャラ男でトランプやってるんだけど一緒にやらないか!?」
男「あーそうだな…(家でもどうせゲームしかしねぇし…)」
男「おうやるわ」
友「じゃ3-Cで待ってるからさ!」
男「おう…トイレ行ってから行くわ」
友「ちゃんと手洗ってこいよ!」
男「わかってるわ!」
友「おう!じゃまた後で」
男「ああ」
タッタッタッタ…
男「はぁ…まるで嵐の様だな…」
男「ん?あれは幼馴染?」
幼馴染「…」キョロキョロ
男「誰か待ってるみたいだな…」
???「ごめーん!待った?」
男「あれは…」
幼馴染「いえ、全然待ってませんよ!先輩!」
先輩「ごめんね幼馴染ちゃんさあ行こうか」
スッ
幼馴染「///…もう先輩!尻を触らないでください///」
先輩「別に良いだろ」
幼馴染「誰か見てるかもしれないですよ?///」
男「…(俺の初恋が終わった…18年もの恋が…)」
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男「(先輩…サッカー部のキャプテンで女子からもモテる奴だよな…俺なんか帰宅部だし友曰く「全てが並」だしなぁ…)」
男「やっぱり叶わない恋だったのかもな…」
男「トイレ行こう…」
男「ふぅ…」
男「2-Cまで行くか…」
2-C
ガラガラ…
男「わりぃ…少し遅くなった」
DQN「おー来たか」
チャラ男「男どうした?人生が絶望したような顔してるぞ…」
男「いや…何にも…」
友「ほら!ババ抜きするぞ」
DQN「男も座ってやろうぜ!」
ストッ
男「相変わらずババ抜きかよ」
友「だってチャラ男がババ抜きしか知らねえからな」
チャラ男「ちょ!ちげーし!他もできるわ!」
DQN「なら何が出来るんだよ?」
チャラ男「あ?ジジ抜きだわ」
DQN「ジジ抜きってwwww」
友「ババ抜きとあんまり変わらないじゃないかww」
男「…」
チャラ男「おーい男!」
男「…ん?」
チャラ男「何ボケっとしてるんだお前が引く番だぞ」
男「あーすまん」
チャラ男「ったく…」
友の口調が安定しない…
( ゚д゚)ハッ! スレ見て気付いたけど、主人公達3年だった…
2年にします…まあ2年でも進路希望調査出すから…
訂正ありがとうございました…
2-Cは今出てきた先輩を除く登場人物のクラスです。
ピッ
男「おっラッキー!後1枚だわ」
男「ほらチャラ男引けよw」
チャラ男「くそそそ!」
男「あがり~!!」
男「なあDQN」
DQN「何だよ」
男「これドベだったやつ全員分の飲み物奢るってどうか?まあ俺はあがったけどw」
DQN「いいな、やろうぜ」
友「まじかよ」
チャラ男「ぐぬぬぬぬ…」
数分後
友「あがり~!チャラ男飲み物買ってこいよ」
チャラ男「くそっ!」
男「俺ミルクティーで」
友「女子か!」
DQN「じゃ俺いちごオレで」
友「だから女子か!って」
友「じゃ…俺は…」
男 DQN ニヤニヤ
友「ぐぬぬ…なら俺はコーラで」
男「合わせろよそこw」
チャラ男「じゃ行ってくるわ」
ガラガラ
DQN「進路希望調査出したか?」
男「いや、まだだな」
友「俺どうしようかなあ…」
DQN「ずっとこのままで良いと思ったが、俺は工場で働きたいから高卒で雇ってくれそうなところ探すわ」
男「何でだよ?お前の成績だったら中流くらいの大学なら行けるだろ」
DQN「俺の家金ねえんだよ…父ちゃんは俺が子供の頃に出てって、母ちゃんは働きすぎて入院中なんだ」
友「…」
DQN「母ちゃんの入院費も有るし、妹と弟も居るから何とか家計を助けなくちゃいけないんだよ」
友「…っだったら奨学金貰えるところにしたら?」
DQN「もういいんだ…」
DQN「男はどうなんだよ?」
男「………っあそうだなあ」
男「大学行こうかな」
友「そういや奥さんとはどうなった?」
男「奥さんって?」
DQN「幼馴染に決まってるだろwあんな良い女は居ねえぜ」
男「幼馴染か…はぁ…」
友「どうしたんだよ男?」
男「いや…俺帰るわ…すまん」
DQN「おい!男」
ガラガラ
男「はぁ…帰ろう」
帰宅路 裏路地
男「ぼっーとしてたら変な所来ちゃったな」
男「にしても、幼馴染が先輩と付き合っていたなんて…」
男「ん?あれは幼馴染?」
幼馴染「先輩!美味しかったですね!」
先輩「そろそろホテル行こうよ」
幼馴染「何言ってるんですか?」ニタァ
ザクッ
先輩「ウッ…」バタッ
男「えっ…」
俺の目の前に映った光景…それは18年間恋をしていた子が人をナイフで殺しているところだった。俺は恐怖に駆られてしまった。通報した方が良いのだろうか?それとも逃げた方が良いのか?と自問自答している間にザクザクと先輩の四肢が分解されていく…
幼馴染「?」チラッ
男「(やばいこっちに来る!)」
男「(仕方がない…逃げるしか…)」
バタッ
男「(やばい!ゴミ箱を蹴ってしまった!くそ!走ろう)」
タッタッタッタ
幼馴染「?」
男「はぁ…はぁ…」
男「少し公園で休もうかな…」
公園
男「はぁ…疲れた…ジュース買うか…」
男「何にするかな…コーラで良いか…」
ピッ ガタンッ
男「ふぅ…」
カチッ ゴクゴクッ
男「っはぁ…うめえなあ…」
男「にしても、幼馴染が…」
男「はぁ…」
キーキーキー
男「ブランコ?少し見に行ってみるか」
男「あれは…うちの高校の制服か…」
???「…」
キッー トスッ
男「こっちに来るぞ?」
???「何見てるんですか?変態なんですか?」
男「いやいや!ただブランコの音が聞こえた来ただけだよ!」
???「はぁ…」
男「八神高校の子だよな?」
???「そうですけど…」
男「俺2-Cの男っていうんだ。よろしく」
???「何ですか?新手のナンパですか?」
男「いや違うよ!」
???「というか先輩だったんですね…」
男「え?」
後輩「私1-Aの後輩です」
少し忙しくて投稿できませんでした。すいません
男「あー1-Aね…」
後輩「?何か問題でもありますか?」
男「いやwあそこの担任加藤先生だろ?」
後輩「はい。それが何か?」
男「いや加藤先生俺らが1年の時外国語の先生だったんだけど、発音が面白くてww」
後輩「ふふ…確かに発音面白いですよねw」
男「じゃあ俺帰るわ…そういや家ってどこの方なの?」
後輩「ここからそう遠くありませんよ。大体…本屋の辺りですね」
男「あーあのマンションね」
男「じゃあ家の方だし、通るから送るわ」
後輩「あ…はい」
帰宅路
後輩「そういや男先輩は兄弟って居るんですか?」
男「妹と姉だけだな」
後輩「へぇ…そうなんですか」
男「後輩には兄弟は?」
後輩「私は弟ですね…」
男「へぇ…何歳なんだ?」
後輩「11歳です…今年で小5ですね」
男「へぇ…もうお別れだな」
後輩「送ってくれてありがとうございました。」
男「いや通り道だからね」
後輩「では、失礼します」
少し外します
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