モバP「巷じゃロリアイドルがキテるらしくてな。うちの事務所もそれにあやかろうってわけだ」
梨沙「......アンタ、やっぱりロリコンじゃないッ!」
P「違うわッ!世間のニーズに合わせてるだけッ!」
桃華「ですがPちゃま?この間わたくしにスクール水着のお仕事を持ってきましたではありませんの?」
P「あれは志乃さんにも着てもらったからセーフ」
ありす「もっとアウトじゃないですかそれ......」
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P「まあ俺がロリコンかどうかなんてどうでもいいだろ?それより仕事の話しようぜ?な?」
梨沙「話の流れ変えんの下手くそすぎでしょ...」
梨沙「でもまあ、アンタにしてはいい仕事持ってきたんじゃない?」
P「だろ?ちなみにこのユニットでのライブ出演とCD発売まで決まってるぞ」
桃華「もうそんなところまで決まってるんですのね...」
ありす「......ところでPさん?どうしてこの3人でのユニットなんですか?」
P「うん?」
ありす「だってこの事務所には私たち以外にも低年齢のアイドルはいるじゃないですか」
桃華「そういえばそうですわね。なぜわたくしたち3人を選んだんですの?」
P「あー...いや、別に何の意味もなしにおまえたちを選んだわけじゃないぞ?」
梨沙「じゃあなんでなのよ?」
P「えーっとだな...あれだ、おまえたちには共通点があるんだよ」
桃華「共通点...ですの?」
ありす「全員12歳、ということですか?」
P「まあ...それもあるんだけどさ」
P「それ以外にも...あるんだよなぁ」
梨沙「もぉー!焦れったいわね!さっさと言いなさいよ!」
P「いやでもそれ言ったら絶対おまえら怒るもん。いい年したおっさんが12歳の子どもに怒られたくないもん」
梨沙「そんなの怒られるような選び方したアンタがいけないんでしょッ!」
P「返す言葉もありません...」
桃華「Pちゃま?どうしてわたくしたちを選んだんですの?正直に白状してくださいまし」
P「マセガキなんだよ...」ボソ
ありす「へ?」
P「おまえら3人マセガキなんだよぉ!」
3人「.........」
梨沙「マセガキって言うなー!」
桃華「そうですわPちゃま!わたくしのどこがマ、マセガキですの!?」
ありす「梨沙さんや桃華さんならまだわかりますけど、私はマセガキじゃありません!」
梨沙「何言ってんのよありす!?アンタが1番ませてるわよ!」
ありす「なっ、何を言うんですか!私はただみなさんより大人なだけです!論破です!」
P「まあまあ落ち着けって。俺からしたらおまえら等しくマセガキだから」
桃華「Pちゃま!?火に油を注ぐのはやめてくださいまし!」
~~~3分後~~~
P「まあいろいろあったけど、明日からはこの3人でレッスンだから」
桃華「...そうですわPちゃま!」
P「ん?どうした桃華?」
桃華「ユニットでしたらユニット名が必要ではありませんこと?」
梨沙「そういえばそうね!アタシたち3人にふさわしいユニット名が必要ね!」
P「あー、それならもう用意できてるぞ」
ありす「Pさんにしては珍しく手際が良いですね。えらいです」
P「30過ぎのおっさんが受ける扱いじゃないでしょう、これは」
梨沙「それで?そのユニット名はなんなのよ?」
P「ああ、その名も『Fruity Girls』だ」
桃華「あら、なかなかかわいらしくて素敵なユニット名ですわね」
梨沙「アンタにしてはいい名前付けるじゃない」
P「いや、これ俺が付けた名前じゃないんだ」
ありす「へ?どういうことですかそれは?」
P「Twitterでこのユニットに名前つけてくれ~って載せたらある親切なプロデューサーが付けてくれたんだよ」
P「ちなみに名前の由来はそれぞれの名前に果物に関係する漢字が入っているから、だそうだ」
梨沙「......アンタそれでもアタシたちのプロデューサーなのッ!?」
P「な、なんだよ急に!?」
梨沙「ユニット名くらい自分で考えなさいよッ!」
P「仕方ないだろッ!俺のネーミングセンスは壊滅的なんだよッ!」
P「いいのか?俺がユニット名付けたら『マセガキッズ』とかになるぞ?それでもいいのか?」
ありす「Fruity Girlsと付けてくださった方ありがとうございました!」
P「まあ、これからは3人で力を合わせて頑張ってくれよ?」
梨沙「そうね!せっかく貰ったお仕事だもの。全力でやらなきゃダサいわ!」
ありす「私も、任された仕事はきっちりこなします!」
桃華「全国のファンがわたくしたちの活躍を望んでいるのですから、それにこたえてあげるのがアイドルの役目ですわ!」
P「よし!お前らなら史上最高のアイドルユニットになれるぞ!」
3人「オォー!!」
おしまい
終わりです
Twitterでこの3人のユニット名を募集したら本当に名付けてもらえた記念みたいな作品です
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