りゅうおう「……」ｶﾘｶﾘｶﾘ

鈴谷「ねーねー提督ー」

りゅうおう「…見てわからんか鈴谷、私は今書類を書いているのだが」ｶﾘｶﾘ

鈴谷「分かるけど鈴谷ヒマなんだよねー」

りゅうおう「熊野がいるだろう…何故私の所にくる！」ﾄﾞﾝ

鈴谷「きゃーりゅっちゃんこわーい！」

りゅうおう「りゅっちゃん言うな！秘書艦でもないのに執務室に普通に入ってくるな！」

鈴谷「いや今日最上型みーんな遠征に行ってるんだけど…」

りゅうおう「あっ…」

鈴谷「…提督…まさか忘れてた？歳？」

りゅうおう「そういうな！気にしてるんだぞ！」

リカント「りゅうお…提督様、遠征部隊が戻ってきました」ｶﾞﾁｬ

りゅうおう「分かった、分かったんだが何故提督に呼びなおした」

リカント「今りゅうおう様魔王じゃなくて提督じゃないですか」

りゅうおう「そうだけどさ、そうだけど勇者と戦う前に急に妖精さんたちに誘われて艦これワールドに来た気持ちが分かるか？」

リカント「誰か一緒に来てくれーって言われて来させられたこっちの身にもなって下さいよ」

りゅうおう「すみません」

鈴谷「暇ー」ｽﾘｽﾘ

りゅうおう「あー分かった分かった、利根達誘って将棋でもしよ、うん」

鈴谷「やったー！」

リカント「私はこれで、良い戦いを」

りゅうおう「おい報告書おいてけよ」

お昼　食堂

漣「あ、ご主人様」

大魔道「りゅうおう様」

りゅうおう様「え、なにお前ら一緒に食べてるの？」

朧「いやー大魔道さん面白い人でさー」

りゅうおう「お前が面白い話してるの知らないんだけど」

曙「まぁ一応提督は前魔王だったしね…魔王に世間話する？普通」

りゅうおう「普通しないよな…」

大魔道「りゅうおう様もお昼で？」

りゅうおう「一応ノルマは終わったからな、間宮で食べようと」

潮「魔王なのに威厳がない…」

りゅうおう「職業提督だからな」

りゅうおう「間宮ーいるかー？」

間宮「あら提督、今日は何にしますか？」

りゅうおう「唐揚げ定食１つ」

多摩「多摩もそれでいいにゃ」

りゅうおう「うぉっ！ビックリしたぁ！」

多摩「気配を消すのは自信があるにゃ」

りゅうおう「お前は猫か」

多摩「猫ではないにゃ、だが多摩だにゃ」

間宮「はーい、唐揚げ定食２つです」ｺﾄｯ

りゅうおう「美味そうだな」

多摩「美味そうにゃ…」

休み時間

皐月「りゅうおう！変身してみてよ！」

りゅうおう「こらこら、提督だろう」

皐月「だけどりゅうおうだよ！魔王だよ！」ｷﾗｷﾗ

りゅうおう「眩しい！」

ガーゴイル「りゅうおう様皐月ちゃんに真の姿を見せやればいいじゃないですか」

りゅうおう「おかしい、お前そんなに皐月と仲がいいのか」

ガーゴイル「一緒に遊んでますよ？」

りゅうおう「oh…」

皐月「へーんしーん！へーんしーん！」

嵐「へーんしん！へーんしん！」

りゅうおう「おい待て嵐、何故お前まで混ざっている」

嵐「変身には興味あるんだ俺！」

りゅうおう「何故だ…」

りゅうおう「ビビるなよ？間違えて攻撃するなよ？」

皐月「任せてよ！」

嵐「任せろ！」

りゅうおう「うごおおおぉ……ぐおお…！」ﾒｷﾒｷ

竜王「ぐおおおおおおお！」

皐月「すげー！」

嵐「かっこいい！」

ガーゴイル「流石はりゅうおう様！」

竜王「ぐははは、もっと我を崇めよ！」

明石「あ、丁度良い所に提督、実は少し重たい物があるので運んでくれませんか？」

竜王「今行く」ｽﾞｼｰﾝ

明石「助かります！」

アレフガルドにガーゴイル居たっけ

りゅうおう「…赤城、お前がここに座っている理由は分かるな？」

赤城「はい…」

りゅうおう「私はボーキサイトを食べても良いと言った」

りゅうおう「だが一日に６００個も減っているとはどういう事だ！」ﾊﾞﾝ!

赤城「ﾋｯ」

加賀「すみません赤城さん、これだけは助けようがありません」

りゅうおう「だろうな」

赤城「ついつい手が…ハハハ…」

りゅうおう「戦っているのならまだしもお前は昨日今日明日と非番だろう…」

赤城「はい…」

りゅうおう「それでこの量はちょーっとおかしくない？ね？」

赤城「すみませんでした！次の海域は頑張らせてもらいますっ！」

りゅうおう「今日はそれでいいぞ」

加賀「良かったわね赤城さん…」