提督「いやえっ？レ級ってあのレ級？」

レ級「ドノデショウカ？」

提督「南方の方で大暴れしてるあのレ級？」

レ級「アッソレハ同型ノ別ノレ級デス、私ハ出撃シタコトナイデス」

提督「あっそうなの？えっ？何でウチに来たの？ウチ出来たばかりで、今新規募集の面接とかやってる所だけど」

レ級「ハイ！デスノデコレハちゃんすト思イマシテ」

提督「チャンス！？（攻め込むタイミング的な！？）」

レ級「今マデノハ何カガ違ウト思イ」

提督「何かが違う！？（もっと攻勢に出よう的な！？）」

レ級「思イキッテちゃれんじシヨウト」

提督「思い切ってチャレンジ！？（殲滅作戦的な！？）」

大淀「せっせせせ戦艦の艦娘にれれれ連絡をってまだいませんでした！」

五月雨「きゅぅ」ﾊﾞﾀﾘ

長月「……ふむ、それで？」

レ級「ハイ！粉骨砕身頑張リマスノデドウゾヨロシクオ願イシマス！」

提督「粉骨砕身！？（徹底的に骨すら残さない的な！？）」

長月「司令官少し黙っててくれ」

長月「それで？一つ聞くがこの募集をどこで？」

レ級「ハイ！募集ノちらしヲ見マシテ」

提督「ぼしゅっ……う？ん？」

大淀「……あれ？」

長月「落ち着いたか？よく見ろこの書類を、コイツは新規募集に応募しにきたんだ」

提督「……あーそっかそっかあーなるほどね……えー！？」

大淀「ほっ本当です！必要書類とかですこれ！」

五月雨「……うぅん」

長月「起きろ五月雨」ﾕｻﾕｻ

五月雨「はっレ級に襲われる夢を」

レ級「大丈夫デスカ？」

五月雨「きゅぅ」ﾊﾞﾀﾘ

長月「起きろ！寝るな！」ﾕｻﾕｻ

提督「えっじゃあ君はウチに所属したくて来た……と？」

レ級「？モチロンソウデスケド？」

大淀「でもどうやってチラシを？」

レ級「これデス、一週間程前ニ海ヲ散歩シテタンデスケド」

提督「レ級が散歩してたりするんだ……」

レ級「ソノ時ニコノちらしガ風ニノッテ」

長月「風に？」

大淀「あっそう言えば」

提督「どうした？心当たりがあるのか？」

大淀「あの時余所の鎮守府に送る前に、確か五月雨ちゃんが何枚か風に飛ばされたって言ってたような」

提督「あー言ってたなそういや、てことはその内の一枚がレ級の所に？」

長月「だろうな」

レ級「アッスミマセンヨク考エタラ新規艦娘募集デスヨネ？艦娘ジャナイ私ガ来タラ迷惑デシタヨネ？スミマセン」

長月「いやそこは問題ない、確かに驚きはしたが本人にその意志があるのなら深海棲艦と言うだけで落としたりはしない」

提督「えっそうなの？」

レ級「アリガトウゴザイマス！」

大淀「五月雨ちゃん起きて、ほらちゃんとしないと」

五月雨「あっすみません何か変なきゅぅ」

大淀「……ダメですね五月雨ちゃんは」

提督「寝かしとけとりあえず」

大淀「はい」