悟空「オラちょっと大洗女学院に行ってくっぞ!」 (36)

悟飯「大洗女学院?ああ…学園艦ですね、戦車道で有名な」

悟空「さすが悟飯だ!教師っちゅーだけのことはあっぞ!」

悟飯「いやいや、でもなんで大洗なんかに?」

悟空「いやぁ、大洗の隊長が可愛いからよ、ナンパしに行こうと思ったんだ!」

悟飯「父さん何を言ってるんですか?」

悟空「いや、だからナンパをだな」

悟飯「そんなの駄目ですよ!母さんと言うものがありながら!」

悟空「いやぁチチはもう若くねぇし…それにオラも戦車道をやってみてぇんだ」

悟飯「お父さん…戦車道は女性がやるものです…男性向けではありません…」

悟空「それくらいオラだって知ってっぞ!でもよ、戦車で戦うってわくわくしねーか?」

悟飯「ただ戦車道を見学するくらいなら良いですが…くれぐれも女子に手を出したりしないでくださいね?」

悟空「なんでだ?」

悟飯「絶対駄目です!なんせ昔教師の見習いで大洗女学院に教育実習で行った事があるからです!お父さんが何かやらかしたら僕の仕事に支障がでます!」

悟空「なんだよ…ちょっとくらい良いじゃねぇか…」

悟飯「もし本当にやらかしたら…僕は父さんを軽蔑します」

悟空「既にしてるじゃねーか…」

悟飯「な、何を!」

悟空「フリーザが再び蘇った時、誰のおかげで事を解決できたと思ってんだ?」

悟飯「ウイスさんです」

悟空「…」

悟空「やっぱりそうだ、おめぇ結局オラが活躍した事なんてなんとも思ってねぇ」

悟空「オラだってこれでも修行しながら色々考えてんだぞ?」

悟空「とんでもねぇ敵がまた現れたら今後どう対処すればいいとか…」

悟飯「と、父さん…」

悟空「結局おめぇはオラをただの戦いが好きな猿としか思ってねぇ」

悟飯「と、父さんそんな!僕はそこまで!」

悟空「おめぇだけじゃねえ…ブルマやピッコロだってそうだ、結局皆オラに感謝するどころか平和になるたびにやっかいな腫れ物扱い反吐がでっぞ」

悟空「ピンチになれば泣いてすがり事が済めばまた腫れ物扱い…この繰り返しだ…反吐がでっぞ」

悟飯「僕はいつだって父さんに感謝してますよ…だから落ち着いてください」

悟空「まだ言いたい事はあんだ…オラさ、今神と同じ力を得てるの知ってるよな?」

悟飯「はい…そりゃもう」

悟空「スーパーサイヤ人ブルーになればオラだって神の領域だ」

悟空「それなのに誰も崇拝すらしてくれねぇ…神は神でも扱いは疫病神だ。反吐がでっぞ」

悟空「どうせ平和な世界でのオラの立場なんて使い道の無い核兵器みたいなもんなんだ…少しくらい好きにさせてくれよ」


ナレーション「悟空は突如空を飛び悟飯の元を去った!」


悟飯「すみません父さん…その通りで何も言葉を返せませんでした」

悟空「ったくよぉ、いちいち悟飯は説教臭くてかなわねーぞ!まあいいや、さっさと大洗女学院に行って女の子達とよろしくやっか!」

悟空「お?あれって学園艦じゃねーか?」

黒森峰

まほ「各機、分散して後方から回り込め!第2中隊はそのまま前進せよ!!」

悟空「お!ありゃ黒森峰じゃねーか!西住みほの姉貴のとこだぞ!」

シュタ

悟空「おーい!」

まほ「!?一般人が…各機!直ちに戦車のエンジンを止めろ!一般人が迷い込んだようだ!」

エリカ「何やってるんですか!ここは戦車の練習場ですよ!!危ないでしょう!」

悟空「悪ぃ悪ぃ!でもまあそう固ぇこと言うなよ!それよりさ、大洗女学院ってどこだ?」

エリカ「え…?大洗女学院?」

まほ「大洗は今北東の地点ですが」

悟空「えー…っと指で指してくれねーか?大体で良いからよ」

まほ「そうですね、大体ここらへんです」

悟空「おー!サンキューな!」

エリカ「大変失礼ですが…大洗に何か用でも?」

悟空「ああ!オラ大洗の女子をこれからナンパしに行くんだ!」

まほ「は?」

エリカ「隊長…なんかこの人怪しいです…場所教えないほうが良かったのでは…?」

まほ「ナンパ…ナンパしてどうするつもりなんですか?」

悟空「そりゃ男として後半の方は決まってっぞ!いっしっし…」

まほ「貴様…」

エリカ「失せなさい…そして大洗に近づくのもやめなさい…さもないと通報するわよ?それでも言う事を聞かないなら」

悟空「お?何だ?その戦車でオラを倒そうってのか?でも無理だ、おめぇら全員の戦車が相手でもオラには勝てねぇ」

エリカ「こいつ、言わせておけば!」

悟空「おめぇちょっとうっせーぞ」

悟空は軽くエリカの乗るシュトゥルムティーガーに蹴りを入れた

岩盤に叩きつけられたティーガーは一瞬でペッシャンコになった

エリカ「ぎゃあ!」

悟空「な?オラには勝てねぇだろ?」

悟空「特殊なカーボンなんてオラの前じゃ何の役にもたたねぇんだ!ほら!」

更に凹んだティーガーに向かってエネルギー弾を発射する悟空

ティーガーは木っ端微塵となった。乗員以外は。

エリカ「ピクピク」

他乗員「ピクピク」

悟空「戦車ばかりに頼らねぇでおめぇらも修行しなきゃ駄目だぞ、ほれ仙豆だ」

エリカ「んごご」

悟空「首の骨が折れてっぞ…強引に押し込め」

グイグイ

エリカ「あれ…痛くなくなった…傷が治ってる!?」

まほ「…」

悟空「ナンパしてぇからオラそろそろ行くぞ」

エリカ「待ちなさい!ナンパって…本気なの?」

悟空「あたりめーだ。ナンパすればあんこう鍋っちゅーの食えるんだろ?」

まほ「…」

エリカ「は?何それ」

悟空「だからよ、可愛いとか言われてる評判の隊長をナンパすりゃあんこう鍋がただで食えるって聞いたからよ!」

エリカ「みほが目的なの?」

悟空「いや、実際はナンパした後の事が目的だぞ!で、ナンパってどうすりゃ良いんだ?」

まほ「…」

エリカ「あなた、ナンパの意味知ってるの?」

悟空「お、そういやヤムチャから聞いただけで内容までは知らなかったぞ!」

悟空「ナンパっていうのは戦車道のひとつで修行の一環か何かなんだろ?」

エリカ「とんだ脳筋ね…あきれたわ」

まほ「…」

エリカ「誰にそそのかされたかは知らないけど、あんこう鍋なんてお金を払えば誰だって食べれるわよ」

悟空「いぃ!?そうなんか!!じゃあ悟飯にあんな態度取った意味なかったぞ…ヤムチャがあー言う風に言えっていうから…」

悟空「オラ本当は別に大洗の女子に興味なんてねーんだ!あんこう鍋っちゅーのが食べられればそれで良いぞ!」

エリカ「そう…それは良かったわねって…あんたシュトルムティーガーを粉々にして…!弁償しなさいよ!」

悟空「お?そういやまたサタンから天下一武道会の口止め料貰ったんだった…ほれ、1000万ゼニーやっぞ。これでまた戦車を買うといい」

エリカ「1000万ゼニー!?そんなに要らないわよ!」

まほ「…」

エリカ「隊長…どうしましょうこのお金」

エリカ「全部受け取れば良いんですか?」

まほ「…」

エリカ「受け取れって事ですね?解りました…」

悟空「いやぁ、色々教えてくれてありがとな!なんでもヤムチャって知り合いがさ、黒森峰は悪いやつらが多いとか言うからついオラも警戒しちまって!」

エリカ「誰よそのヤムチャって…失礼な男ね」

悟空「まあとにかく、オラは大洗へ向かうぞ!それじゃあな!」

バシューン!!!

エリカ「人が飛んだ!?そんなバカな!!!!」

まほ「…」

エリカ「隊長…今見ましたよね?」

エリカ「あれ…目を開けたまま気絶してる」

まほ「…」

悟空「ここが大洗の学園艦か…黒森峰よりちいせーんだな」

悟空「さてと、金もあるしあんこう鍋をたらふく食うか!もう学校に行く必要もねーしな」


役人「ご協力感謝しますヤムチャさん」

ヤムチャ「いえいえ、悟空のやつを騙せばきっと大洗の戦車道部はほぼ壊滅100%待ったなしでしょう」

役人「もし失敗したとしても今度はしっかりと部隊編成をしたプロチームたちと試合をさせて大洗を叩き潰します」

ヤムチャ「今頃戦車道をやってるやつらは悟空に滅茶苦茶にされてる筈です、あんこう鍋を食べさせてくれないと逆上した悟空にね」

役人「ふふ、ヤムチャさん…あなたも悪ですね…」

ヤムチャ「あなたこそ…」

悟空「あれ、おっかしーなぁ…あんこう鍋の店ってどこだ…んでもって結局学校に来ちまったぞ」

ソド子「あの、学校に何か用でしょうか?」

悟空「いやぁ、申し訳ねーんだけどあんこう鍋の店って知らねーか?」

ソド子「あぁ、観光客の方ですね!それでしたら…」

悟空「お!割と近くなんだな!サンキュー!」

スタスタスタ

ソド子「胴着?格闘技の選手さんかしら?」

あんこう鍋専門店

悟空「ひゃー!良い匂いだぁ!なんかオラわくわくしてきたぞ!」


??「また役人の方が無茶な要求をしてきましたね」

??「今回の試合で負けたら再び廃校が決定するみたい…」

??「しかも今度は他校の一時編入が禁止…相手はプロリーグ選抜チーム40機で殲滅戦か…」

??「どうしてそんなに大洗高校を潰したがるんでしょうか…」

??「逆恨みにしか見えない…」


悟空「ひゃーうめぇ!こりゃ飯が進むなぁ…おかわりおねげーすっぞ!」

店員「はい、かしこまりました!」

店員2「よく食べる人だなぁ」


みほ「どうしよう本当に…」

悟空「あれ、おめぇたしか大洗の隊長だよな」

みほ「え?あ、は、はい!隊長の西住みほです!」

沙織「みぽりん知り合い?」

みほ「ううん、初めて会うかな?」

悟空「いや、TV前みたことあっからよ、声掛けてみたんだ!」

優花里「西住殿は今も昔も有名人ですからね!」

麻子「人気者は辛いな」

華「前も別の人に声かけられましたもんね」

悟空「なんか盗み聞きしたみてぇで悪りぃんだけど、今度戦車の試合するんか?」

みほ「はい…」

麻子「また大洗を潰そうと役人が数の暴力で来て大変なんです…」

華「食事がてらどうしようか悩んでて…」

沙織「このまま行けばもう完全に私達の高校は廃校で…」

優花里「策を考えては要るのですが…」

悟空「まあオラみてーなのならともかく、おめぇら全員普通の女の子だもんなぁ…さすがに40機相手はきっちぃなぁ」

優花里「あれ?お兄さん戦車やるんですか?」

悟空「いや、オラ武術専門だ、戦車道はあまりわかんねぇ!テレビでちょっと見る程度だぞ」

みほ「人間の力だけじゃさすがに戦車は倒せないかな」

悟空「お?さっき黒森峰に居たんだけどエリカっちゅーやつのティーガーだっけか?簡単に粉々になったぞ?」

沙織「え…?」

テレビ「えー今日の戦車道関連のニュースですが」

テレビ「黒森峰に突如、素手で戦車を倒した男現る!」

一同「!?」

記者「実際に当事者にインタビューしてみましょう」

エリカ「本当なんです!簡単に蹴られただけで戦車がぺっちゃんこに!」

エリカ「でもちゃんと怪我の手当てもしてくれたし戦車も弁償してくれました」

エリカ「一体何者だったんでしょうか」

テレビ「聞くところによると、素手で戦車に挑んだ男性は山吹色の胴着を着ていたとの事で…」

テレビ「戦車の代金を弁償したあと爽やかにその場を去っていったそうです…」

みほ「まさかそれって…」

悟空「いや悪りぃ悪りぃ!黒森峰は悪いやつが多いって聞いたからオラも警戒しちまってよ」

悟空「でもエリカっちゅーやつもおめぇの姉貴もいい奴だったぞ!」

沙織「それ以前に素手で戦車を粉々にするって…」

優花里「ロボットじゃあるまいしそんな」

麻子「アニメや特撮だけの話じゃないのか」

悟空「ちょっくら修行するだけでおめぇらだってなれっぞ?」

華「絶対無理かと…」

悟空「気を操って戦車を操縦すればきっとおめぇらだけで40機くらい楽に倒せるんだけどよぉ」

みほ「もう物理的法則が無視されちゃってるような…」

悟空「信用できねーならいっちょオラと戦ってみっか?おめぇらの戦車とさ!」

麻子「辞めた方が良い、怪我しますよ?」

優花里「そうです!いくらお兄さんでも無理がありすぎます!まあニュースの出来事が本当なら話は別ですが」

華「生身で戦車の砲弾に当たったら怪我だけではすみません!」

沙織「そうですよ、考え直してください!」

悟空「だからでぇじょーぶだって!」

みほ「はぁ…まあニュースでもああ言ってますし…少しやってみますか」

悟空「さあ準備運動OKだぞ!どっからでも来い!」

4号戦車内

みほ「本当に大丈夫かな…」

優花里「あの人すごい乗り気ですよ」

麻子「自殺願望でもあるんじゃないのか」

華「とりあえずあの人に当てないようにしなくてはですね」

沙織「どうするみぽりん?」

みほ「そうだね、華さんの言うとおり、威嚇して悟空さんのギリギリの位置で迎撃しましょう、近くで爆発すれば怖くなって戦う意欲もなくなると思うので」

華「わかりました…!とは言え生身の人間に砲身を向けるのは気が引けます…」

みほ「早めに終らせて今度の試合の作戦を練らないと…じゃあ行きます…パンツァーフォ…」

華「みほさん…悟空さんが照準から一瞬で消えました!」

みほ「え、そんなはz」

ガタン!!

麻子「なんだ…戦車が前に進まないぞ!?」

みほ「違う…戦車が動かないんじゃない…戦車が浮いてる!」

悟空「へっへー!あくびがでっぞ!!」

みほ「せ、戦車を片手で持ち上げてる」

悟空「どーだ?これでわかったか?」

ひょい! ひょい! ひょい!

ガタン!ガタン!

みほ「ひぃぃぃぃ!?!?!」

沙織「なにこれ夢でも見てる訳!?」

麻子「夢じゃない!痛い!」

優花里「戦車がまるでゴム風船のように上げ下げされてます!」

華「」

悟空「そらっ、いっちょあがりっ」

ポイッ

ズドン パシャ<白旗

みほ「嘘…」

悟空「どうだ?オラの言ったとおりだろ?」

みほ「本当に生身の人間に負けちゃった…」

沙織「本当に夢じゃないんだよねこれ」

麻子「だから痛かったと言ってるだろうが」

優花里「戦術と言うより物理的法則が無視されてますね」

華「悟空さん、あなたは何者なんですか?」

悟空「だから武術を少々やってっぞ!その気になりゃ学園艦ももちあげられっぞ?」

華「そんなバカな!」

悟空「じゃあちょっとだけオラの力をみせっかな」

悟空「まずこれがスーパーサイヤ人」

ボゥ!

みほ「え、金髪になった!?」

悟空「当然この姿になるまでも無くオラならたとえ戦車が100両でも朝飯前だ…」

沙織「その姿イケてますね」

麻子「突っ込む所はそこじゃないだろ」

華「まあ、非行に走られたのでしょうか?」

優花里「いやそれもまた突っ込み所が違うかと

悟空「そしてこれがスーパーサイヤ人2」

バチバチバチ

みほ「わっ!?今度はバチバチ言って更に髪の毛が逆立った!!」

悟空「そうだな…この姿でおめぇらと戦ったら…船が沈むだろうな」

沙織「ワックスとか必要なくて良い感じですね!」

麻子「だから髪型じゃないだろ突っ込む所は」

優花里「じ、地震でしょうか…学園艦が震えてるような…」

華「悟空さんがどんどん不良に…」

悟空「今回見せる力はこれが最後だ…これが…スーパーサイヤ人3!」

バチバチバチバチ!

みほ「眉毛がなくなって髪の毛が伸びたぁ!?」

沙織「私は2のほうがルックス的にイケてると思うよ!」

麻子「もう勝手に言ってろ…というかどれ程の力があるんですか?」

優花里「たしかに、変身で姿が変わった事には驚いてますが…」

華「私が散髪してさしあげましょうか?」

悟空「へへっ、そうだな…ちょっと待ってろ!」

SS3に変身した悟空は突如空を飛んだ

みほ「と、飛んだ」

沙織「スーパーマンみたい」

ゴゴゴゴ

麻子「おい…学園艦が浮いてるぞ…」

華「そ、そんなことが」

優花里「あはは、世も末なんでしょうかね」

みほ「本当夢でも見てるみたいだ…」

悟空「どうだー?これでわかったかー?」

みほ「…」

優花里「西住殿?」

みほ「あの人と特訓すればもしかして…」


悟空「と、言うわけだ、これでちょっとはオラの事信用できたか?」

みほ「は、はい!凄すぎてもう何がなんだかですが」

悟空「まあオラみてぇになるのはちょっと難しいけっど、気を操れればおめぇらでもかなり強くなれっぞ」

みほ「悟空さん…」

悟空「お?どうした?」

みほ「お願いがあります…」

悟空「おねげぇ?金ならさっきエリカにほとんどやっちまったのとあんこう鍋に使っちまって少ししかねぇぞ?」

みほ「いえ、そうでなくて…私達でも修行すれば…プロの選抜チームに勝てるでしょうか?」

悟空「そうだなぁ…試合はいつなんだ?」

みほ「まだ正確な日時は決まってませんが…来週にはもう…」

悟空「まあおめぇらの部員全員の修行はちっと難しいけんど、おめぇらだけなら余裕だぞ!」

みほ「本当ですか!?」

悟空「ああ!気を上手く利用して戦車を早くしたり飛ばしたりもできっし、気で相手の銃弾を防げたりもすっから楽勝だ!」

悟空「更にエネルギー弾を使えば弾切れを起こすしんぺぇもねぇ」



優花里「孫殿のようになれるでありますか!?」

悟空「いやー、さすがにオラまでにはいかねーけど、たぶん一人で戦車50両くれぇ倒せるようにはなっぞ」

華「そうですね、戦車だけが強くても私達が弱ければ意味が無いですし」

麻子「私も修行するのか…でも空は飛んでみたいな」

沙織「空を飛べるなんて女子力MAXだもんね…きっとモテるようになるかも!」

悟空「じゃあさっそく修行いくから全員オラの肩に捕まれ!」

みほ「え?こうですか」

ピト

沙織「今度は何をするんだろう」

ピト

優花里「そろそろ何が起こっても驚きませんよ」

ピト

華「何かの儀式でしょうか?」

ピト

麻子「まさかもう修行が始まってるのか?」

ピト

悟空「ようし、じゃあ神様の宮殿へ移動だ!」


瞬間移動

神様の宮殿


あんこうチーム一同『ここどこ!?』




ピッコロ「おい孫、ずっと見ていたが不用意に下界の人間を宮殿につれてくるな」

悟空「そう固ぇこというなよピッコロ!おめぇも戦車道好きなんだし良いじゃねーか」

ピッコロ「それとこれとは話が別だ!」

悟空「あ、なんならさ、おめぇの好きなチームの娘からサインとか貰っとくからよ!」

ピッコロ「…ったく…アヒルさんチームで頼む」

悟空「ああ、修行が終ってこいつらを大洗に帰す際に貰っとくぞ!」


みほ「あの…ここは?」

悟空「説明してもわからねーと思うけど神様の宮殿だ。今日からここで修行をすっぞ!」

沙織「修行ってまず何をするの?」

悟空「まずは気の使い方からだ、気の使い方を一通り覚えたら今度は精神と時の部屋でとことん強化だ」

優花里「精神と…」

麻子「時の部屋…?」

華「なんですかそれは?」

悟空「1日で1年分の修行ができるっていう便利な部屋なんだ、とりあえず重力がきついからしばらくはここで修行すっぞ!」


みほ「はい、おねがいします先生!」

優花里「なんか私、わくわくしてきましたよ!」

沙織「私も今度の試合なんとかなるような気がしてきた」

麻子「そりゃあんな強さ見せ付けられればな」

華「気を生かせば戦いだけではなく花道にも取り込めそうですね…」

悟空「というわけでピッコロ、おめぇも一緒に頼むぞ!」

ピッコロ「俺もかよ!」

ナレーション

こうして悟空とみほ達の修行が幕を開けた。成長に個人差はあったが彼女達はどんどん成長して行き
ついには舞空術やエネルギー波をも我が物にしていった。

こうして時間はあっという間に過ぎて行き、ついに役人の仕掛けた戦車道の試合が幕を明ける。

相手の戦車の数は40両

それに対するは

あんこうチームの4号戦車D型改1機のみだった。

言うまでもなく、あっけなく一瞬で終った試合であった

プロ選抜チーム40両が

惨敗を喫したチームの隊長はこう語る

隊長「信じられません…相手の4号戦車がこっちの弾をよけるんです…真横に水平に…」

隊長「それに向こう側の銃弾が変でした…何と言うか明るく光る球のようなものを乱射してきて…しかも四方八方から…」

隊長「まさに弾幕で取り付く余裕もありません…しかもあの4号戦車…とてつもなく早いんです…」

隊長「まるでレーシングカーのような…Uの字にドリフトしても破損ひとつせずどんどん砲撃してきて」

隊長「気づけば40車両全てが白旗でした」

役人「ば、バカな!どういう事ですかこれは!!!話が違いますよヤムチャさん!」

ヤムチャ「はぁ…仕方が無いじゃありませんか?負けは負けですよ。潔く現実を直視するべきだぜ?」

役人「な!?さ、最初からこうなる事をしっててあなたは!」

ヤムチャ「当然さ、いくら俺でも仲間を売るようなマネはしない。作戦だったのさ、俺と悟空のな」

役人「ぐぬぬ…!」

ヤムチャ「俺が考えた台本通りに事が進んでよかったぜ。しいて予想外を上げるのなら彼女達あんこうチームが強くなりすぎちまったことか」

ヤムチャ「悟空のやつ、彼女達をだいぶ鍛え上げたようだな」

悟飯の自宅


悟飯「お父さん…そこまで思いつめて」

悟空「よっ悟飯!!」

悟飯「父さん!良かった…帰ってきてくれて!」

悟空「へへ、さっきは悪かったな!オラじゃねぇみてぇな台詞言っちまって!」

悟飯「良いんです!父さんが元気に帰ってきてくれただけで!」

悟空「話すと長くなっけどさ、ヤムチャと二人で大洗高校を救うための作戦だったんだ!」

悟飯「やっぱり…テレビで試合を見てたけど、彼女達に気の使い方を教えたのはお父さんだったんですね」

悟空「へへっまあな!それとさ、試合が終ってこいつら腹が減ってるみてーで、良かったらなんか作ってやってくれねーか?」

ビーデル「悟空さん、誰か連れてきたんですか?」


みほ「お邪魔します!悟空先生の弟子の西住みほです!」<ボロボロ

優花里「同じく弟子の秋山優花里です!」<ボロボロ

麻子「お邪魔します…って悟飯先生、お久しぶりです…」<ボロボロ

沙織「本当だ!以前教育実習に来た先生だ!本当に悟空さんの子供だったんですね!」<ボロボロ

華「サイヤ人は歳を取るのが遅いと言うのは本当だったのですね…羨ましい」<ボロボロ

悟飯「だいぶ特訓したみたいですね…わかりました…これから何か出前を頼みますので皆さん好きなもの注文してください」

悟空「いやぁオラも腹へっちまって!!!!」

丁度その頃黒森峰にて

まほ「来年の試合、大洗女学院にこのままでは100%勝てない。なのでこちら側も武術の講師を読んだ」

エリカ「誰でしょう…?」

まほ「ヤムチャ先生、おねがいします」

ヤムチャ「よろしく頼むよ」

エリカ「ヤムチャ…ってことはあんたが悟空さんを騙した!」

ヤムチャ「悪かったよ、あれは全て台本だったんだ」

エリカ「え…」

まほ「ヤムチャ先生と悟空さんは大洗の廃校を救うためにわざと演技していたらしい」

エリカ「それとシュトゥルムティーガー粉砕事件は関係ないでしょう!」

まほ「だがあの試合を見ただろう…1両の4号戦車が仮にもプロリーグの選抜チーム全機をほぼ無傷で倒したことを」

エリカ「たしかに…見てて震えが止まりませんでした…」

まほ「我々もその力が必要だ、だからヤムチャ先生を読んだんだ」

ヤムチャ「すまないな逸見さん、俺はどうしても以前役人が試合で大学選抜チームこと島田愛里寿ちゃんを利用したことがどうしても許せなかったんだ」

エリカ「そのための復讐と?」

ヤムチャ「ああそうだ…君達にも散々迷惑をかけた…だから責任をもってちゃんと稽古をつけよう」

エリカ「おねがいしますよ、これで強くなれなかったら割に合いません」

まほ「おいエリカ、仮にもコーチだ、失礼だぞ?」

エリカ「すみません…」

まほ「コーチ、では早速手解きを」

ヤムチャ「ああ、任せてくれ。まずは君達の実力が知りたい、戦車全機で俺に掛かって来い!」

まほ「悟空さんという前例がある!まずは勝てないと思って挑め!いいな!」

エリカ「はい!わかりました!」




――数分後――



エリカ「砲撃やめ!やったか!!!!」


          トv'Z -‐z__ノ!_

        . ,.'ニ.V _,-─ ,==、、く`
      ,. /ァ'┴' ゞ !,.-`ニヽ、トl、:. ,
    rュ. .:{_ '' ヾ 、_カ-‐'¨ ̄フヽ`'|:::  ,.、
    、  ,ェr<`iァ'^´ 〃 lヽ   ミ ∧!::: .´
      ゞ'-''ス. ゛=、、、、 " _/ノf::::  ~
    r_;.   ::Y ''/_, ゝァナ=ニ、 メノ::: ` ;.
       _  ::\,!ィ'TV =ー-、_メ::::  r、
       ゙ ::,ィl l. レト,ミ _/L `ヽ:::  ._´
       ;.   :ゞLレ':: \ `ー’,ィァト.::  ,.
       ~ ,.  ,:ュ. `ヽニj/l |/::
          _  .. ,、 :l !レ'::: ,. "

エリカ「あれ…気絶してますが」

まほ「ああ、コーチを変えないといけないな」

エリカ「あれじゃこの先不安ですね」

まほ「救護班は速やかにヤムチャを回収せよ!」

エリカ「ちゃんとしたコーチ…やはりここは悟空さんに頼むしか!」

まほ「無理だな、悟空さんは大洗専属のコーチになった…だが当てが無いわけではない」

エリカ「え?」


数日後


べジータ「俺が今日から黒森峰女学園のコーチに任命されたべジータだ!俺はカカロットほど甘くは無いぞ!覚悟しやがれ!!!!!」

エリカ「おお…なんて凛々しい!」

まほ「私の目に狂いはない」



          トv'Z -‐z__ノ!_

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      ,. /ァ'┴' ゞ !,.-`ニヽ、トl、:. ,
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          _  .. ,、 :l !レ'::: ,. "


学園名の大洗女学院を全て大洗女子学園に訂正します。
それでは。

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