ハドラー「はっ、>>5でございます」
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2クール目以降のはナシでお願いします
サザエ
がんばるぞいしか知らん
>>9
NEW GAMEね、了解
ザボエラ「ひょっひょっ…まずはワシから進言させていただきますぞ」
ハドラー「ザボエラか…よかろう」
ザボエラ「今期はまず何をおいても「NEW GAME!」これは外せますまい」
バーン「ふむ…」
ザボエラ「ゲーム会社を舞台とした、若者たちの萌えあり笑いありの作品でございます。1話では、しっかりとした作画力とテンポのよいやりとりが実に小気味よかったですな…」
ハドラー(きららキャラット、動画工房という露骨な安牌だな、ザボエラめ……)
ザボエラ「ある1コマだけがやたらと知られておりますが、原作は女子が実に可愛らしく、笑わせるというより萌えを強調させるようなギャグも良い癒やしとなっております」
バーン「確かに…余も原作を読んでおるが、どのキャラクターもコテコテで分かりやすいデザイン、そして愛すべき前向きさがあるな…」
ザボエラ「原作者の得能正太郎氏は3年間ゲーム会社に勤務した経歴があるとか…。その経験を活かしたゲーム業界のリアルな描写と、豊富なあるあるネタも見どころですな」
ハドラー「ふーむ、やはり今期の注目株は…」
ヒュンケル「ちょっと待ってもらおう」
ザボエラ「げえっ! ヒュンケル、なぜおヌシが!」
バーン「不死騎団長ヒュンケルよ…。この作品に、何か疑問でもあるのか?」
ヒュンケル「これ…本当にリアルなのでしょうか?」
ザボエラ「なっ!?」
バーン「……」
ヒュンケル「確かに長時間勤務だとか納期前の追い込みもあるが、全然辛そうに見えないし、SHIROBAKOであったような業界の理不尽さもあまり感じない…」
ヒュンケル「この女同士でイチャイチャしてる感じが、何か、すさまじくお花畑の空間に思えて空恐ろしいのだが」
ハドラー「そ、そんなことを言ってしまっては…」
ザボエラ「……フン、やはり若造じゃな、ワシの息子の10分の1も生きておらんだけのことはある。何もわかっておらぬ!」
ヒュンケル「なに…」
ザボエラ「確かにSHIROBAKOには業界の理不尽さや辛さがあった、それが作品に深みを与えておったのは事実!」
ザボエラ「しかし、ある点ではギリギリの線でウソを混ぜ、ギャグに昇華させておったではないか!」
ヒュンケル「むっ……」
ザボエラ「それに、辛さを描けば見てる方も辛くなる、「少女たちは荒野を目指す」のドロドロとしたやりとりを、万人が楽しめたとは思えぬ!」
ヒュンケル「……」
ザボエラ「なにより、業界の暗部やら恥部やら患部やらを馬鹿正直に描写してみい」
ザボエラ「そんなもの! 胸クソ悪くて誰も見やせんわ!!」
ヒュンケル「うっ……た、確かに…」
ザボエラ「アニメの中でぐらいウソを楽しんで何が悪い!」
ザボエラ「美少女たちがキャッキャウフフしてゲームを作る、そんな明らかなウソでも、現実に比べればマシというものじゃっ!」
バーン「ザボエラよ…もうよい」
ザボエラ「ははーっ」
バーン「いずれにせよ、「NEW GAME!」は注目に値する作品に間違いはない。余の視聴リストに加えるとしよう…」
ザボエラ「ははっ、ありがたき幸せ…」
バーン「では…次は>>20について意見を聞こう…」
斉木楠雄
>>20
斉木楠雄のΨ難、了解
クロコダイン「ハドラーどの、次はオレが行かせてもらおう」
ハドラー「獣王クロコダインか…。お前がオススメするとなれば、ベルセルクやタブー・タトゥーあたり…」
クロコダイン「フフ…、今期は「斉木楠雄のΨ難」こちらを推薦いたします」
ザボエラ「なにっ…ギャグアニメじゃと…!?」
バーン「ほう…」
クロコ「原作者の麻生周一氏といえば、デビュー作の読み切りからはや10年。ここへ来て念願のアニメ化となりました」
クロコ「主人公の斉木楠雄といえば、ジャンプではヒメコや新八に次ぐと思われる名ツッコミ。今回の声を務める神谷浩史氏の演技にも注目ですな」
ハドラー「しかし意外だな…お前がギャグ漫画を読んでいたとは」
クロコ「オレのような武人には貴重なのだ…。麻生周一氏のような分かりやすいギャグはな」
ハドラー「というと…?」
クロコ「どことなく実直さを感じさせる真っ直ぐなボケ、作者の真面目さを反映させたような丁寧なツッコミ。そしてそれとうまく同居する青くさい友情や親愛、オレのような武人にも実に馴染みやすいギャグなのだ」
ハドラー(…それは褒めてるのか?)
クロコ「正直なところ…磯部磯兵衛のギャグはセンスがありすぎてよく分からぬし、左門くんは単純に左門を殴りたい一心で笑うどころではない」
クロコ「このオレですら楽しめるギャグアニメ…きっとバーン様でもお楽しみいただけましょう…」
バーン「なるほどな…。よく分かった」
バーン「武人の誉れ高きお前が、あえて推薦する笑い…楽しみにさせてもらおう」
クロコ「ははっ、汗顔の至りにございます」
バーン「斉木楠雄のΨ難、余の視聴リストに加えよう、録画を頼むぞ…」
クロコ「ははーーっ!」
バーン「ところで…どちらかというと「ぼくのわたしの勇者学」のほうが好きなのだが、それはアニメ化されないのか…」
クロコ「こ、この斉木楠雄の人気が出ましたならば、その暁にはきっと」
バーン「うむ…「まじもじるるも」のパターンだな…」
バーン「では…次は>>32について意見を聞こう…」
あまんちゅ
>>32
あまんちゅ了解
ハドラー「はっ…では私が…」
バラン「待ってもらおう」
ハドラー「む、竜騎将バランか…さいきん姿が見えなかったが、どこへ行っていたのだ?」
バラン「なに、リンガイアに同人誌の店が出来たと聞いて行ってみたが、18禁を大通りで堂々と売っていたのでドル…まあともかく潰してきた」
ハドラー「うむ…ゾーニングは大切だな」
バラン「それはともかく、次は私が進言させてもらおう」
バーン「竜騎将バランよ…お前のお勧めとは何だ」
バラン「はっ…今期は「あまんちゅ」これを抜きには語れますまい」
バーン「ふむ…知っておるぞ、ARIAで魔界にも名高い天野こずえの原作だな…」
バラン「長らくアニメ化が待たれておりましたが、ようやく念願が叶いました」
バラン「伊豆伊東を舞台としたダイビングの物語…。ARIAは主人公があまりに超然としていて、悩みや挫折をあえて排除していた印象ですが、今作ではより人間らしい表情が描かれております」
バラン「何よりも重要なのはビジュアルと詩的な雰囲気づくりですが、PVやイメージ画を見る限り申し分なし。制作も「ARIA」のスタッフが務めるとのことで、不安は一切無いと言えるでしょう」
ミストバーン「それはどうかな…?」
バラン「むっ…」
バラン「魔影参謀ミストバーン…。よもや、この作品に疑わしいことでも」
ミスト「無い…と言えば嘘になる」
バラン「それは?」
ミスト「やはり…1にも2にも、ARIAという存在だろう、な…」
バラン「むっ…」
ミスト「癒やしアニメの究極とすら言われるARIA…。もちろん作品としての方向性が違うことは明らかだが、やはり、比べられてしまうことは避けられまい…」
バラン「……」
フレイザード「ククッ、頭が硬いねェ、魔影参謀さまはよ…!」
ハドラー「む、フレイザードか…」
フレイ「そうARIAを上げまくることも無ェだろう。同じ監督の「たまゆら」だって十分に面白かっただろうが…」
ミスト「それはそう、だが……」
フレイ「それに、あまんちゅを見ておくのは、色々を考えて悪くねえと思うがねえ」
バーン「ほう…? フレイザードよ、それは何故だ?」
フレイ「それはもちろん、舞台が「静岡県」、しかもこれから夏になるからよ…!」
ハドラー「なるほど…行く気だな、サンシャインの聖地巡礼も」
バラン「うむ…聖地巡礼と同時に、堂々と伊東の自然を散策できる、という楽しみがあるわけだな…」
ザボエラ「なるほど…っ、アニメ好きでも合法的に海を眺められるチャンス、聖地巡礼…! その機会を逃す手は無いのう…」
フレイ「しかもあまんちゅの追体験という名目で、ダイビング体験まで堂々と申し込める…! 貴重な経験になるゼ…!」
ヒュンケル「海ぐらい普通に行けばいいのでは」
バーン「うむ、皆の意見よくわかった」
全員「ははーーっ」
ヒュンケル「…………」
バーン「やはりあまんちゅは注目すべき作品のようだ…。録画を頼むぞ、バランよ」
バラン「ははっ」
バーン「では…次は>>42について意見を聞こう…」
クレヨンしんちゃん
魔装学園H×H
>>46
魔装学園H×H 了解
フレイザード「クックッ…バーン様、今度はオレが行かせてもらおうか」
バーン「氷炎将軍フレイザードか…。六大魔王軍にその名も高き紳士でありながら、一本筋の通った批評眼を持つお前のことだ、期待して良いのだな…」
フレイ「今期は魔装学園H×H(ハイブリットハート)! これをオススメさせてもらおうか…!」
ハドラー「なっ…!」
バーン「……うーむ」
フレイ「ざっくり説明すると、ISをもっとエロくして新妹魔王やらハイスクールD×Dを混ぜまくった感じだゼ。つまりはテンプレ展開にエロてんこ盛りってことだなァ!」
フレイ「女性陣にエロスな行為をするとパワーアップする、究極に分かりやすい設定だゼ! 意外と変身や戦闘シーンもよく動いてて見どころがあったなァ!」
ハドラー「……いや、フレイザード。確かに紳士アニメとして需要があるのは分かるが」
ハドラー「これはあまりにもエロ以外の内容が無さすぎないか」
バラン「うむ…あまりにも下品すぎる。質を語るのもはばかられる」
バラン「しかも聞くところによればスニーカー大賞受賞作を改定して生まれた作品だとか…。ラグナロクとかされ竜とか、硬派なファンタジーを生み出してたレーベルはどこに行ってしまったんだ」
フレイ「ケッ、そんな偽善なセリフは虫唾が走るゼ…!」
バラン「な、なんだと…?」
フレイ「ラグナロクは第3回スニーカー大賞、され竜は第7回…!」
フレイ「じゃあアンタは、第8回のハルヒ以降の受賞作を言えるのかい…?」
バラン「むっ……」
バラン「そ、それは…ええと、シュガーダークとか…」
フレイ「一気に14回まで飛んだゼ…、まあつまり、崖っぷちだったスニーカー文庫が、新妹魔王とかの露骨なエロ路線に走ったってことだなァ…」
バラン「そ、それが何だというのだ」
フレイ「安易なエロは見てられねェ…」
フレイ「だが、命をかけてるなら見る価値はある」
バラン「むっ…!」
ハドラー「なんだと…」
フレイ「自分にはエロしかねえ!」
フレイ「エロを抜いてしまったらテンプレしか残らねえ! そう自覚した奴は強いんだぜ、超竜軍団長さまよ…!」
フレイ「中途半端にエロを意識したアニメのほうが、よほどセセコマしく見えるってもんだぜ…! メガミマガジンでしか脱がない女とかなァ!」
バラン「むむ…こ、こだわりがあるのだな」
フレイ「さらに、はっきり言ってラノベのエロ路線もそろそろ限界が来てる…!」
フレイ「規制との戦い、テンプレとマンネリのせめぎ合い、18禁レーベルのラノベ化」
フレイ「来年は、いや来期は、もう紳士向けアニメが作られねぇかも知れねえ。だからこそ見届けるんだよお! 極北の紳士アニメってやつをなあ!!」
クロコ「なっ、なんという気迫だ…」
バーン「なるほどな…」
バーン「フレイザードの意見も分かる。余も、この手のアニメがどこへ向かうのか、見届けるのも一興というものだろう」
ハドラー「さすがはバーン様…懐がふかい」
バーン「ヴェルザーも一人で見るのは恥ずかしいから付き合えと言っておったしな…」
ハドラー「そ、そうでしたか…」
バーン「この魔装学園H×H、視聴リストに加えよう…」
フレイ「ククッ、光栄の至り…!」
バーン「では次が最後だ」
バーン「ハドラーよ、お前のオススメする>>58のアニメについて聞こうか…」
モブサイコ100
>>58
モブサイコ100了解
ハドラー「はっ…今期は「モブサイコ100」こちらをオススメいたします」
バーン「ふむ…」
ハドラー「原作はかのワンパンマンで知られるONE氏」
ハドラー「裏サンデーにてweb連載されておりましたが、優れたネーム力や画面構成のセンスなどは流石の一語です」
ハドラー「相変わらず絵はアレですが、ダイナミックなアクションの多い漫画なだけに、アニメならば長所を限界まで伸ばせることでしょう」
バーン「なるほどな…」
ハドラー「また、モブサイコ100は人物描写に優れております。話し方や態度で、その人物がどのような考え方や立ち位置にいるかがよく分かるのです。メインCVの新人を支えるベテランのキャスト陣が、それをよく表現してくれることでしょう」
バーン「うむ……」
ハドラー「それに、奇異太郎の妖怪絵日記などもアニメ化が発表されたことですし、web連載作品は今後のアニメ界を語る上でも外せませんな…」
バーン「…………」
バーン「そういえば…余はネットに疎いが…。お前は余が安倍吉俊の大ファンと知っていながら、「リューシカ・リューシカ」が連載終了するまでガンガンONLINEのことを教えなかったな…?」
ハドラー「う、そ、それは…」
バーン「……よいか、ハドラーよ、余は寛大な男だ、失敗も二度までは許そう…」
ハドラー「はっ…」
バーン「まずお前は…余のスマホにweb雑誌を入れてくれと言ったら30個ぐらい一気に入れおった……。あとで整理するのがとても面倒だったぞ……」
ハドラー「ど、どれを入れたものか迷ったもので」
バーン「そしてお前は…ニコニコ漫画なんか連載終了してから読めばよろしいのです、と言っていた…。九十九の満月がある日いきなり有料化された時は目の前が真っ暗になったものだ……」
ハドラー「ま、まことに意外なことで…」
バーン「そしてリューシカ・リューシカの一件…」
ハドラー「ううっ…」
バーン「だが…(ピッ)」
バーン「うっ」
バーン「月刊少女野崎くん、にweb連載時代から目をつけていた功績を余は忘れておらぬ…」
バーン「よいか…これが最後だハドラーよ…。このモブサイコ100が駄作だった時、余はこの三本目の指を折る…」
ハドラー「は…、ははーーっ、間違いありませぬ! モブサイコ100は名作間違いなし、そしてweb連載作品が続々とアニメ化でございます!」
バーン「そうか、間違いあるまいな。ではオナニーマスター黒沢も…」
ハドラー「間違いなくアニメ化です! ついでに魔道と壱億返済日記もアニメ化でございます!」
ヒュンケル「このネタ、わからない人には1ミリも分からんだろうな…」
(おしまい)
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