男「ゾンビ?」 (7)
いつもと変わらない蒸し暑い夏の8月......
いや、変わらなかった筈の夏...
「奴ら」が現れるまで。
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男「夏祭り?」
幼なじみ「そ、8月に毎年あるでしょ?それにいこうよ、二人で。」
人懐っこく話しかけてきた幼なじみ、彼女の笑顔が眩しく光る
男「まあ、良いんじゃないか?でもなんで二人で...」
幼なじみ「...はぁほんっと昔から空気読めないわね!!!もういいわ!!」
...なにをしたって言うんだ、理不尽だ...
バンッっと大きな音で閉められた教室の扉が悲鳴を挙げる
男「ほんと、何したってんだ...」
男(はぁ、帰るか...)
-大通り-
男「ほんと、蒸し暑いったらありゃしねえよ、喉乾いた...今日はほんとついてねえ...」
ウーウーとパトカーのサイレンが耳障りな音を鳴らしながら走って行く
(なんだ?事件か?まあ、関係ないだろ)
そんなことを思いつつ飲み物をかいに近くのコンビニに入ろうとする
いつもと同じ日常 いつもと同じ背景と同じではない物がそこにあった...
ガラスが割れ、商品棚は倒れ、駐車場にはパトカーが数台、赤いランプを照らしていて、中にいたであろう人は、動くなくなっていた...
そして、警官の叫び声、警官が怪我をした人に噛みつかれ、出血していた...
男「...なんだよあれ...何なんだよ!?クソッ」ダッ
いつもと違う風景、地獄絵図とも言われれば殆どの人が信じるような風景、逃げ出すのも無理はない
男「ハァ...ハァ...」ダッ
逃げる男と違い、反対にはパトカーが何台も何台も通りすぎていく...
男「ここまで来れば」ハァハァ
一体、「あれ」は何だったのか、暴徒?テロ?それとも...ゾンビ?
非現実的考えだが、何故かそう思えてしまう、そして、その考えは当たっていた...
オチを考えることなく書き始めてしまったため続きをかけないのでこれで終了します
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