男「何か知らない所にとばされた」 (9)
ーそこには、真っ白な世界が広がっていた。-
ー白い絵の具をそこら中に塗っても、表現できないような…。ー
ーそんな、世界が広がって いた。-
男「何意味深な事言ってるんだい?」
ー……?ー
男「…ま、いっか。
僕は男。…あ、男、っていう名前だよ?
そのまんまの名前だよね。はははっ。」
ーその男は、勝手に自己紹介を始めると、こちらに握手を求めてきた。-
男「あ、握手なんて出来るわけないか。あははっ」
ーさっきから笑ってばかりだ。…テレビで、笑うと健康になると聞いたことがある。きっとこの人は
健康なんだろう…。ー
男「………じゃ、話を始めようか。」
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男「まず、ここがどこか分かるかな?」
ーそんなの、分かるわけないじゃないか。ー
男「………それなら、教えてあげようじゃないか。
ここは…「世界が繋がる場所」だ。」
ー……意味が分からない。もしかして、若干アレな人なのだろうか。-
男「………酷いね君は。僕の初恋の人を思い出すよ。あははははっ。」
ーまた笑い始めた。……僕も、あいつの事を思い出す。
男「……………………。」
男「……下を見てごらん。」
ー下?………も、文字がびっしりと並んでいる。…ー
男「あれが…「世界」…だよ。」
ー……?ー
男「人生は、無数に広がる。…
しかし…その「終着点」は…いつも…必ず1つ。」
ー…どこかで…同じ言葉を…聞いたことがあるような。…ー
男「…………。」
男「もっとよく下を見て。…赤い文字と、黒い文字が見えるだろう?」
ー…本当だ。…だから何だと言うのだろう。-
男「…ちょっと、ジャンプしてみてよ。ほら、早く。」
ー…?ど、どういうことだ?…ー
男「とにかく、してみてよ。」
ー……仕方ない。…よっと。…って…え?ー
ーか、体が…引き込まれてゆく…!ー
男「じゃ、…バイバーイ。頑張ってねー。」
ーそ、そんな、何を頑張れと…?ー
男「………行けば分かるよ。」
ーへ?…って、うわっ、どんどん吸い込まれて…!ー
男「………。」
男「………………。」
君は、何が怖いの?
君は、何がやりたいの?
君が得意なことって…何?
君が嫌いな事って…何?
君は、何故生きているの?
君って、何?
寝ますわぁ。……⌒^^⌒
明日仕事なんで、明日中々書けないかもしれん。
まぁ誰もこんな糞SS読んでなさそうだけどね。
バイビー。
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