提督「そろそろ建造が終わる時間か…」 (159)

提督「何が出るかな」ウキウキ

大淀「新しい艦娘だといいですね」

チーン

提督「おっ!出来たぞ!!」

エイリアン「フシュルルルル」ポタポタ

提督「」

大淀「」



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提督「…」

大淀「あ、新しい艦娘ですね」

提督「なにこれ」

エイリアン「フシュルルル」

大淀「ほら提督、ご挨拶ですよ!」

提督「いやだから」

提督「なにこれ」

大淀「艦これですけど…」

提督「それはわかってるよ!コイツどこからどうみても向こう(深海棲艦)側だろ!!」

エイリアン「」ヒソヒソヒソ

大淀「へ?ふむふむ…」

大淀「どうやら艦娘で間違いないみたいですよ?」

エイリアン「…」ヒソヒソヒソ

大淀「本日からお世話になります。エイリアンと申します。だそうです」

提督「礼儀正しい」

提督「俺何か変な資材入れたっけ?」

大淀「いえ、いつも通りのはずですが」

エイリアン「…」ジ-

提督「ひっ!」ビクッ

エイリアン「!!」ビクッ

エイリアン「…」プルプルプル

提督「え、何でうずくまってんの?」

エイリアン「」ヒソヒソ

大淀「どうやら彼女、提督のことが苦手なようですね」

提督「ショック…初対面の相手に苦手って言われるなんて」

提督「…いや、そりゃそーだろ!いきなり出てきたのがわけわからん生物なんだぞ!?」

エイリアン「」ピ-

大淀「あぁもう大きな声出すから怖がってるじゃないですか」ナデナデ

提督「普通の反応だろ!?大淀の方がおかしいよ!!」

提督「取り敢えずよろしく頼むと言いたいところだけど、その前に聞きたいことがあるんだ」

エイリアン「?」キョトン

エイリアン「」ヒソヒソ

大淀「何ですか?と言ってます」

提督「君は何の船なんだ?」

エイリアン「」ヒソヒソヒソ

大淀「駆逐艦、だそうですね」

提督「駆逐艦かよ…てか駆逐艦以上に火力ありそうなんだが」

大淀「確かに、強そうな見た目ではありますけど」

エイリアン「」オロオロ

大淀「どうかしました?」

エイリアン「」ヒソヒソヒソ

提督「なぁ、さっきから大淀にしか話さないのはなんでだ」

エイリアン「」スッ

エイリアン「」ヒソヒソヒソ

大淀「怒られそうで怖い。とのことです」

提督「あぁうん、わかった。大きな声出してごめんね」

提督「早速でなんだけど、まずは君の実力を見ておきたい。大淀、演習所へ連れていってあげてくれ」

大淀「了解しました」

大淀「エイリアンさん、こちらへ」

エイリアン「?」オロオロ

大淀「安心して、演習所へ連れていくだけだから」

エイリアン「」コクコク

提督「(あんなナリで駆逐艦だろ…大丈夫かな)」

エイリアン「」チラ

提督「!」

エイリアン「」ペコリ

提督「(ま、悪い子じゃなさそうだしいいか)」

~演習所~

ドーンドーン!!

長門「吹雪!もっと腰を落とせ!」

吹雪「はいっ!」

長門「白雪!そんなところを当ててもダメージは皆無だぞ!!頭を狙え!!」

白雪「は、はいっ!」

提督「おー、やってるねぇ」

長門「提督…撃ち方やめー!」

提督「どう?」

長門「まずまずと言ったところだ…ただ実戦には程遠いがな」

提督「そうか…しっかり頼むぞ」

吹雪「司令官!」

提督「頑張ってるか?2人とも」

吹雪「はいっ!」

白雪「でもまだ…少し怖いです」

提督「まぁ、そのへんは慣れだから」

大淀「ほら、あの人達がこれから貴女と一緒に戦う仲間ですよ」

エイリアン「」ビクビク

長門「!!」

長門「大淀!何だそいつは!!敵か!?」

エイリアン「!!」

エイリアン「」ピ-

大淀「大きい声を出さないで!この子は新しい艦娘なんです!!」

吹雪「か、艦娘!?」

白雪「どうみても地球の生き物じゃない…」

提督「どういうわけかわからんがいつもの様に建造したらこの子が出てきたんだ。まぁ、これから仲良くしてやってくれ」

吹雪「仲良くと言われましても…」

白雪「深海棲艦ですよね…深海棲艦と言ってください」

長門「こやつが駆逐艦…いけるか?いや、無理か」

大淀「礼儀の正しい子ですが、少し恥ずかしがり屋なところがあるので」

長門「わ、わかった。善処しよう」

大淀「ところでエイリアン、貴女艤装は?」

エイリアン「?」キョトン

大淀「そんな可愛く首をかしげないでください。艤装です。艦娘なら必ず備わっているはずです」
エイリアン「…」

エイリアン「」ヒソヒソヒソ

大淀「ええっ!?」

提督「何て言ってるんだ?」

長門「何故大淀にあれほど懐いているんだ…?」

大淀「どうやらこの子、艤装は持っていないみたいです」

提督「は?」

吹雪「えっ、それってどういうことですか!?」

白雪「やっぱり艦娘とかそういう類のものじゃないんじゃ…」

提督「艤装が無いと演習にならんだろ…」

大淀「そうですね…工廠に行って早急にお願いするしか」

エイリアン「!!」

エイリアン「」ヒソヒソヒソ

大淀「はい?私は艤装が無くても戦える?」

エイリアン「」パカ

第二の口「コンニチワー」

吹雪「口の中から口が出てきた!」

白雪「あぁもうこれ絶対に艦これ関係ないよ…」

バシュ

ドカーン!

パラパラパラ…

長門「しゅごい…」

提督「第二の口が伸びて直接的に…」

エイリアン「!!」

エイリアン「////」カァァ

大淀「ど、どうやらあまり第二の口を見せる事は恥ずかしいみたいですね」

吹雪「すごいすごい!エイリアンさん凄いです!!」

白雪「吹雪ちゃん!?」

吹雪「司令官!これで戦局も大きく傾きますよ!!」

提督「う、うん…そうかもな」

~ドック~

大淀「ここで傷ついた身体を癒します。戦いにおいてダメージは付き物ですから。万全な状態で次に備えてもらいたいですからね」

エイリアン「」コクコク

熊野「さっぱりしましたわ~」

鈴谷「ジュースジュース!」

熊野「冷えてるかしら」

鈴谷「ばっちり冷えてるって!」

熊野「あら、大淀さん」

鈴谷「ちーっす…ってうわぁ!なんじゃこりゃあ!!」

エイリアン「!」ビクッ

大淀「今日着任した、駆逐艦のエイリアンです」

熊野「エイリアン!?」

鈴谷「見た感じ海外の駆逐艦っぽいね」

熊野「ま、まさか地球を侵略に…!?」

大淀「そんなわけありません。これからこの鎮守府で戦う艦娘なんですから」

鈴谷「そーだよ。よろしくねーエイリアン」

エイリアン「」ペコリ

熊野「あ、有り得ませんわ…異星人が艦娘だなんて」カタカタ

鈴谷「ふーん」ジロジロ

鈴谷「結構いい身体してるじゃん。鈴谷には負けるけどさ」

エイリアン「////」

熊野「何言ってますの!?早く逃げますわよ!!お腹に卵を産み付けられますわ!!」グイ

鈴谷「ちょっ…熊野痛いって」

熊野「ごきげんよーう」タタタッ

大淀「…」

エイリアン「」ヒソヒソ

大淀「映画の見すぎですね」

大淀「はい、こちらが貴女の部屋ですよ」

エイリアン「…」

大淀「へ?他には誰かいないのかって?そうですね…最近は1人一部屋ですし」

エイリアン「…」

大淀「なんですか?」

エイリアン「」ヒソヒソヒソ

大淀「…」

大淀「仕方ないですね」

~執務室~

長門「提督、あれは深海棲艦のスパイではないのか?」

提督「俺だってそう思ったけどさ、ちゃんとこの目で建造されたところを見たからなぁ」

長門「だがあまりにも異形すぎる。あんな艦娘見たことないぞ」

長門「強さは本物かもしれないが。あまり他の艦娘とは触れ合いを持たせない方がいい」

提督「うーん…」

コンコンコン

『大淀です』

提督「どうぞー」

ガチャリ

提督「案内役ごくろうさん。大分雰囲気味わってくれたかな?」

大淀「まだ初日ですから緊張が解けなさそうですね。ずっと私のスカートを握ってましたし」

長門「多分アイツが触ってたと思わしき所、溶けてないか?」

大淀「へ?や、やだ!!提督!見ないでください!!」

提督「見てません見てません」

長門「手から溶解する液を出すのか…」

提督「少し接する時には注意が必要かもな」

~お部屋~

エイリアン「…」

エイリアン「…」ク-

エイリアン「」スック

テクテクガチャテクテク

~廊下~

エイリアン「…」テクテク

吹雪「あっ!エイリアンさん!!」

エイリアン「!」ビクッ

エイリアン「」タッタッ

吹雪「ああ待ってくださいエイリアンさーん!!」タッタッ

エイリアン「」ピ-

ドテッ

エイリアン「…」

吹雪「だ、大丈夫ですか…?」

エイリアン「」ピ-

吹雪「困ったなぁ…大淀さんがいないから何言ってるかわかんないよぉ」

吹雪「あー、えーと…い、痛いの痛いのとんでけー!」サスサス

エイリアン「…」

吹雪「ど、どうですか?」

エイリアン「…」

吹雪「よかった…おさまった」

吹雪「…」

エイリアン「…」

吹雪「(気まずい!)」

吹雪「(言葉がわからないから会話ができないよぉ!でも向こうは一応理解してくれてるみたいなんだけどね…)」

エイリアン「」ク-

吹雪「も、もしかしてお腹空いてますか?」

エイリアン「」コクコク

吹雪「それなら食堂に行きましょう!こっちです!!」トテテ

エイリアン「!」トテトテ

~食堂~

赤城「はぁ~…五臓六腑に染み渡る~」

加賀「本当です」モグモグモグ

吹雪「あっ、赤城さん加賀さん」

赤城「あら、吹雪さん…そちらの方は?」

加賀「初めて見る顔ね」

吹雪「今日着任したばかりのエイリアンさんです」

エイリアン「」ペコリ

赤城「エイリアンですって。海外の方かしら」

加賀「ユニークな顔ね」

吹雪「え、えぇと…メニューはここから選んでください。私が注文しますから」

エイリアン「」コクコク

赤城「ふふ、吹雪さんも立派なお姉さんですね」

吹雪「そんなぁ!たまたま会っただけですよぉ!まだ施設の場所がわからないだろうから一緒にいるだけです!お姉さんだなんてそんな大層な」

赤城「そういう気遣いのできるところが、お姉さんなんですよ?」

吹雪「え、えへへ」

エイリアン「」ポンポン

吹雪「はい?」

エイリアン「」パカ

第二の口「」スッ

赤城「まぁ!」

加賀「口の中に口があるだなんて…」

赤城「ごはんが2倍食べられるわね!」

エイリアン「~♪」モグモグ

吹雪「美味しい?」

エイリアン「」コクコク

吹雪「ここの料理はどれも美味しいからついつい食べちゃうんだよね~」

赤城「ほんへほんへ」モグモグ

加賀「口の中のもの無くなってから話してください」

赤城「おかわり!」

加賀「ほら赤城さん、口にご飯つぶが」フキフキ

赤城「あひゅがひょーかがひゃん」

吹雪「(美味しそうにご飯を食べる赤城さんいいなぁ)」

エイリアン「」モグモグ

提督「おっ、ここにいたか」

吹雪「あ、司令官!」

提督「おーい、大淀が呼んでたぞ」

エイリアン「」コクン

提督「何だか言葉が通じないって不便だな」

吹雪「どうして大淀さんはわかるんでしょうね」

赤城「きっと頭がいいから色んな言葉を知ってるんですよ」

提督「それは俺がアホってことか?」

赤城「あ!いや…そういうわけじゃなくて」

提督「冗談だよ。まー通訳は大淀に任せるか。となるとアイツが付きっきりでいてもらわないと困るな…」

エイリアン「オイシイ」モグモグ

提督「おーい大淀、戻ったぞー」

ガチャ

大淀「お帰りなさい」

エイリアン「」ヒソヒソヒソ

大淀「ふんふん、そうですか」

提督「何て言ってるんだ?」

大淀「吹雪さんと仲良くなれたそうです」

提督「ほー、そうかそうか」

大淀「それと、私のスカートが溶けた理由がわかったんですよ」

提督「え、マジで」

エイリアン「」ヒソヒソヒソ

大淀「どうやら彼女の体液が強酸らしくて、緊張したせいで手に汗がたまっていたそうです」

提督「なるほどな~…いや、ならんわ!何だよ強酸って!危ないわ!!」

エイリアン「!!」ビクッ

エイリアン「」ピ-ピ-

大淀「あぁほら大きな声出なさいでと言ったじゃないですか!!」ナデナデ

提督「す、すまない」

エイリアン「」ヒソヒソ

大淀「なるべく液をこぼさないようにするとのことです」

提督「あ、あぁ…大切な施設がとけちゃ敵わんからな」

大淀「残念でしたね。夜戦ができなくて」クス

提督「ばっ…あのなぁむぐぐ」

大淀「さっき言いましたよね…?大声出さないでと」

提督「ぷはっ、お前が変なこと言うからだろ」

大淀「提督は誰かれ構わず手を出しますから…何度私も汚されたことか」ヨヨヨ

提督「嘘をつくな嘘を」

エイリアン「」ヒソヒソヒソ

大淀「えぇそうよ」

エイリアン「…」ジ-

提督「やめろぉ!そんな目で見ないでくれぇ!てか目どこ?」

提督「そんことより大淀!この子に誤解を招くことは言うな!」

大淀「普段こき使ってる仕返しです」

エイリアン「」ヒソヒソヒソ

大淀「夜戦?あぁ夜戦というのは…」

エイリアン「…」

エイリアン「~!!」ボンッ

エイリアン「////」プシュ-

大淀「ふふ、照れてる」

エイリアン「////」アタフタアタフタ

エイリアン「」ヒソヒソヒソ

大淀「提督、不束者ですがよろしくお願いしますだそうですよ」

提督「」

大淀「提督?」

提督「」

エイリアン「ハズカシイ////」プシュ-

大淀「まさか…エイリアンの体温で汗が気化した!?」

大淀「提督!しっかりしてください!提督!!」ユサユサ

提督「…んん」パチリ

大淀「あぁよかった。気がついたんですね」

エイリアン「…」オドオド

提督「あれ、どしたの?」

大淀「それが…かくかくしかじかで」

提督「マジか…」

エイリアン「!!」ペコペコ

大淀「エイリアンもてとも反省しているそうです」

エイリアン「」ヒソヒソ

大淀「着任したばかりだけど解体してくれても構わない。とのことです」

提督「いやいいよ、そんなことしなくても。意図してやったわけじゃないんだろ?」ナデナデ

エイリアン「////」

提督「元はといえばお前のせいだからな。大淀」

大淀「さ、さぁ…なんのことやら」

バァン!

長門「執務室から煙が立っていたが大丈夫か!?」

提督「あぁうん、大丈夫だよ。ちょい逝きかけたけど」

長門「逝きかけた…?貴様!提督に何をした!!」

エイリアン「!!」ビクッ

大淀「な、長門さん…悪いのは彼女ではなく私で」

長門「…上官を傷つけるなど軍艦として最低の行為だからな。気をつけろ」スタスタ

エイリアン「…」

バタン

提督「こえー」

エイリアン「…」ポロ

エイリアン「ヒック…グス」ポロポロ

ジュウウウウウ

提督「あぁ泣くな泣くな。後で長門にはキツく言っておくから」

大淀「よーしよし、いい子いい子ですよー」

ギャ-!ナカチャンノカミノケガ-!!

カッパナノネ-!

エイリアン「…」トボトボ

エイリアン「ハァ…」

吹雪「あ、エイリアンさん」

白雪「でも…何だか元気が」

エイリアン「…」ペコリ

白雪「どうしたんだろう…」

吹雪「あのっ、どうかしたんですか?」

白雪「ふ、吹雪ちゃん!」

エイリアン「…」

エイリアン「…」

白雪「あぅぅ…何言ってるかわかんない」

吹雪「…」

吹雪「そうだったんだ。大変だね」

白雪「吹雪ちゃん!?」

エイリアン「…」

吹雪「大丈夫だよ。長門さんは厳しいけどちゃんと私達のことを大切にしてくれる人だから」

エイリアン「…」

吹雪「うん!だから頑張ろう!」

白雪「(向こう何も言ってないよね…テレパシーの類?まさか、吹雪ちゃんは地球の人じゃない!?)」

~次の日~

提督「おー、絶好の演習日和だなぁ」

大淀「そうですね」

エイリアン「」ヒソヒソヒソ

大淀「はい。頑張ってください」

提督「1つ気になったんだけどさ」

大淀「はい?」

提督「艤装無しでどうやって海行くの?」

大淀「あ」

エイリアン「…」

ザッパーン!

エイリアン「!!」バシャバシャ

提督「まぁそうなるわな」

大淀「泳げなかったんですね…こっちに捕まって下さい」スッ

エイリアン「ヒ-ヒ-!」バシャバシャ

エイリアン「…」ズ-ン

提督「参ったなぁ…これじゃあ宝の持ち腐れじゃないか」

大淀「早急に何とかしなくては」

コンコンコン

『明石です』

提督「おー、はいって」

ガチャ

明石「提督、お呼びですか」

提督「あぁうん、昨日入った子なんだけど艤装が無くてさ」

明石「艤装を持たない艦娘なんているんですか…?」

提督「建造で出たんだしいるんでしょ…多分」

明石「で、当の本人はどちらに」

提督「吹雪がドックに連れていったのを見たよ」

明石「そうなんですか…」

ギャーッ!!

大淀「今の声は…!」

提督「cv.上坂すみれの誰かだな」

~ドック~

吹雪「い、いやぁぁぁ…」

エイリアン「」ピ-

黒光りするアレ「」カササササ

吹雪「いやっ!こないでぇ!!」サッサッ

エイリアン「」ピ-ピ-

長門「どうした!!」

吹雪「な、ながとさぁん!アレ!アレが出たんですぅ!!」

エイリアン「」ピ-ピ-

黒光りするアレ「」カサササ

長門「脱衣場に現れるとは不埒な奴め…この長門が成敗してくれる!!」

長門「」スリッパ

長門「てぇぇぇい!!」ブンッ

黒光りするアレ「」ブ-ン

ピトッ

長門「…」

吹雪「!!」

エイリアン「ヒエッ」

長門「」ビタ-ン

吹雪「長門さぁぁん!!」

吹雪「そんな…長門さんがやられるなんて」ガク

エイリアン「…」オロオロ

黒光りするアレ「」カササササ

吹雪「ひいっ!こっち来ないでぇ!!」

ブーン

吹雪「き、来た!」

吹雪「(動かなきゃ…動かなきゃ…なのに)」

吹雪「(身体が…)」

ブーン

吹雪「(やだ…やだよぉ!)」

エイリアン「…」

エイリアン「」バッ

吹雪「ふぇ?」

バキバキパキゴリムシャ

エイリアン「…」

吹雪「エイリアンさん…私を守って」

エイリアン「…」

吹雪「は、はい…大丈夫です」

大淀「叫び声がしましたけど、どうかしたんですか?」

エイリアン「…」

大淀「そうだったんですか」

長門「」

大淀「ふふ、そこで倒れた戦艦よりも貴女の方が勇敢ですよ。エイリアンさん」

エイリアン「…」

提督「ほう、黒光りするアレから吹雪を守ったと。偉いぞエイリアン」ナデナデ

エイリアン「~♪」

バァン!

明石「提督ー!!」

提督「入る時はノックしろ」

明石「あ、すみません」

明石「エイリアンの艤装が完成しました!」

提督「はえーよホセ」

明石「工廠に来てもらっていいですか?あ、エイリアンも一緒にね」

エイリアン「」コクコク

~工廠~

明石「艤装を1から作るなんて初めてでしたからね。腕によりをかけました」

提督「すげー」

エイリアン「」ヒソヒソヒソ

大淀「私なんかのために申し訳ないです。感謝します。と言っています」

明石「いいのいいの、こういうのが私の役目だから」

提督「で、どんな性能なんだ?」

明石「まずはこの肩を部分ですね。プラズマキャノン砲が出るんです」

明石「次に右腕には砲塔を…と思ったんですけどエイリアンの特長を活かして鉤爪にしました」

提督「ヘルメットまであるんだな」

明石「はい。熱探知機と肩のキャノンを照準させる機能がついています」

明石「そして左腕にはそれをコントロールするコンピュータと光学迷彩装置をつけてみました」

提督「光学迷彩…?」

大淀「ステルス機能のことです」

提督「ほー、また大層なものを」

明石「まだまだ武器はありますよ!こっちのレザーディスクだったりスピアガンだったりあとは…」

提督「もういいわかった。取り敢えず作れるだけ作ったんだな」

明石「はいっ!」

エイリアン「…」

エイリアン「」ヒソヒソヒソ

大淀「ここまでしていただけるなんて…本当にありがとうございます。とのことです」

明石「提督の期待に応えられるようしっかり頑張ってくださいね」ポン

エイリアン「」コクコク

提督「早速演習へ出てみるか」

エイリアン「!?」

エイリアン「…」カタカタカタ

大淀「どうやらさっき溺れたのが怖いみたいですね


提督「今度は艤装アリだから大丈夫だよ。そばに俺も大淀もついてるし」

明石「動作テストも兼ねて、見てみたいわ」

エイリアン「…」

~演習所~

エイリアン「…」ガション

提督「どうだー着け心地は」

エイリアン「オモイ…」ズッシリ

大淀「重いみたいですね」

提督「少し装備を詰め込みすぎたか?これだと敵の的に」

明石「まぁ見ていてください」

明石「エイリアン、左のボタンを押してみて」

エイリアン「…」ポチ

フッ

提督「消えた!」

大淀「いえ…違いますね」

エイリアン「タスケテ」バシャバシャ

明石「えー!何で艤装着けてるのに溺れてるの!?」

エイリアン「!!」バシャバシャ

大淀「こっちです!!」

提督「…こりゃ艤装云々の問題だったか」

エイリアン「スン…スン…」プルプル

大淀「折角作っていただいたのに申し訳ないです…と言ってますね」フキフキ

明石「艤装が重すぎたのかしら」

提督「いや、この子が泳げないんだろう」

大淀「ですが、艦娘にも泳げない子はいるんですよ?」

提督「うーん…わからん」

提督「泳ぎの練習から始めるか。伊19呼んできて」

大淀「了解です」

伊19「呼ばれたのね」

提督「すまんないきなり。いや泳ぎを教えてあげて欲しい子がいるんだ。昨日着任したばかりの子なんだけどな」

伊19「潜水艦?」

提督「いや、駆逐艦だよ」

伊19「それじゃあ泳ぎは必要ないと思うのね。何かあるの?」

提督「どうも水に浮かばんくてな…演習でも溺れっぱなしなんだ」

伊19「要はいつ溺れても大丈夫なように泳げるようになっていて欲しいということなのね…」

提督「頼んだ」

伊19「で、問題の子は?」

大淀「この子です」

エイリアン「…」

伊19「!!??」

伊19「な、なんなの…異形の生物なのね」

大淀「駆逐艦のエイリアンです」

伊19「エイリアン!?」

伊19「地球が大変なのね!侵略されちゃうのね!!」

伊19「ごめんなさい。伊19、パスさせて欲しいの」

提督「えっ」

伊19「フェイスをハガーはされたくないのねー!!」ダダ

エイリアン「…」

提督「(まぁ普通の反応か)」

大淀「提督」

提督「ん?」

大淀「私が教えます」

眠いので寝ます。大淀さんの競泳水着姿はよさそうですね

ちなみにこのエイリアンはちゃんとセーラー服を来ているので安心してください

提督「私が教えるって…お前泳げるの?」

大淀「人並みには」

エイリアン「」ヒソヒソヒソ

大淀「エイリアンも是非お願いしたいと言ってます」

エイリアン「」コクコク

提督「んー、わかった。お願いするよ」

エイリアン「!!」パァァ

大淀「ありがとうございます。必ずエイリアンを泳げるようにしてみせます」

提督「頼んだぞー」

~プール~

金剛「プハー!暑い日にはpoolで泳ぐのが一番デース!」

比叡「はい!身も心もサッパリしますからね!」

霧島「お姉様、後2往復です」

金剛「ラジャー」スイ-

エイリアン「…」

大淀「お待たせしました。さぁ、始めましょうか」

榛名「大淀さん、こんにちは」

大淀「あら、榛名さん」

榛名「あの…隣の方は?」

大淀「新しい駆逐艦の艦娘です」

エイリアン「…」ペコリ

榛名「金剛型3番艦の榛名と申します」

榛名「…どうかされたのですか?」

大淀「はい。この子に泳ぎを教えに来たんです」

榛名「大淀さんがですか?」

大淀「潜水艦の子達は少し予定があるみたいで…それに、この子は私に懐いていますから」

榛名「そ、そうなんですか…」

榛名「(どうしよう…とてもじゃないけど艦娘には見えません)」

金剛「ヘーイOh淀!どうしマシター?」

大淀「大淀です。今日は泳ぎを教えに来たんです」

金剛「swimming?誰をデース?」

エイリアン「…」スッ

金剛「What's!?」

霧島「これは…新しい深海棲艦!?」

比叡「ヒエェ」

榛名「(あっよかった。お姉様達も霧島も同じ反応)」

大淀「違います。新しい駆逐艦です」

金剛「destroyer?なワケないデショー」

比叡「大淀さん、少しお休みになった方がいいですよ?」

霧島「同じメガネ属性としてそのギャグはキツイです…プクク」

榛名「あ、あの…お腹に卵とか産み付けられてませんよね?」

エイリアン「…」シュン

大淀「」カチン

大淀「違います。この子はちゃんとした駆逐艦なんです」

金剛「じゃあその大きなheadとtailは何デース!」

比叡「艦娘にそんな鋭利なものは無いはずです」

榛名「鋭利やん…」

霧島「ブフォ!」

大淀「…」

金剛「HEEELP!!!!助けてくだサーイ!!!!」ジタバタ

霧島「お姉様ー!!」

榛名「ごめんなさい!榛名達が間違っていました!!」

比叡「ヒエー!」


大淀「次この子を異星人扱いするならこれで済みませんよ?」

金剛「イエース!イエース!!」

大淀「エイリアン、離してあげなさい」

エイリアン「…」スッ

金剛「そ、sorry…youは立派な艦娘ネ」

榛名「(謎の液体でお姉様を固めて尻尾で巻き付ける艦娘がどこにいるんですか…)」

金剛「大淀、お詫びといっては何デスケド、この子に泳ぎをlectureするのを手伝いマース」

霧島「お姉様!?」

金剛「もうあんな思いはしたくないデース」ボソッ

金剛「それで、alienはどこまで泳げないデース?」

比叡「泳げないとなるとここの深さは少し危険な気がします」

大淀「そうですね。では子供用のプールに移動しましょう」

(<>..<>) 〇×#%△

エイリアン「…」

金剛「さ、入ってくだサーイ」

エイリアン「」チャプ

大淀「水が苦手、というわけではないんですね」

金剛「うーん…では少し泳いでみてくだサーイ」

榛名「…」

榛名「(どうして異形の生物がスクール水着を着て泳いでるんでしょうか…榛名、もう何がなんだかわかりません)」

エイリアン「」スイ-

比叡「あれ?泳いでる…」

大淀「なるほど、足が付かないと途端に怖くなるという訳ですね」

金剛「こればかりは徐々に慣れていくしかないデース」

エイリアン「…」ピタ

霧島「あら?どうしたのかしら」

エイリアン「」ブルルッ

エイリアン「~^」

エイリアン「…」スイ-

大淀「浅いところなら完璧に泳げるようにはなりましたね…」

金剛「元々泳げない訳ではなかったんデスネ」

比叡「となると深いプールでの練習」

霧島「ですがそれは余りにも危険だと思います」

榛名「(あの子は艦娘あの子は艦娘あの子は艦娘あの子は艦娘あの子は艦娘…)」ブツブツ

金剛「ハルナー、どうしマシター?」

榛名「ふぇっ?な、何でもないですよ!榛名は大丈夫ですっ!」グッ

比叡「何が大丈夫なの?」

エイリアン「」ザバ

大淀「エイリアン、1度深いプールで泳いでみませんか?」

エイリアン「!?」

エイリアン「!!」ブンブンブン

金剛「Oh…さっぱり何言ってるかわかんないデース」

大淀「そうですか…でも逃げてばかりいては何も始まりませんよ。提督や明石の期待に応えたいのなら、頑張りましょう」

エイリアン「…」

エイリアン「」ヒソヒソヒソ

大淀「がんばるぞい!だそうです」

比叡「向上心あるなぁ」

霧島「私達もとことん付き合いますよ!」

金剛「Hmm…rivalが増えマシター」

榛名「(提督は異種姦もいけるのですね…)」

~その頃~

愛宕「久しぶりのプールねぇ」

高雄「水泳は負荷のかからないトレーニングだから、きっといい運動になりますよ」プニ

愛宕「もー!お腹触るの禁止ぃ!」プンスカ

チャプン

ジュッ

愛宕「熱っ!いや…痛っ痛い!!」

高雄「!?」

愛宕「大変!愛宕の足が!!」

第一中足骨くん「よろしくニキー」

愛宕「いやあああああ!!!!!!!」

>愛宕「大変!愛宕の足が!!」

愛宕「」→高雄「」で

エイリアン「…」ドキドキドキ

大淀「いざとなったら私達のついていますから」

金剛「fightデース!」

エイリアン「」ソ-

チャプ

エイリアン「!!」ジタバタ

エイリアン「!!」ピ-

比叡「私に捕まって!」

ガッシ

エイリアン「」ハァハァ

霧島「やはりまだ早かったようですね…」

大淀「何度も溺れているため、恐怖が勝っているんですね」

榛名「あの…向こうで愛宕さんが大変なことになってるんですけど…」

金剛「榛名、何か言いマシター?」

榛名「い、いえ…何でもないです」

~執務室~

提督「なるほどな…泳ぐことは出来るけど足がつかないと怖いのか」

大淀「はい。ですから出撃させるには少し時間がかかりそうですね」

エイリアン「…」シュン

大淀「落ち込まないで、貴女が悪いわけじゃないんだから」ナデナデ

提督「その分装備に慣れておこう。射撃なら陸からでも撃てるし」

エイリアン「」コクコク

~演習所~

チュドォォォン!!

提督「すっげー…的が木っ端微塵だよ」

大淀「後は海上でこの実力を発揮できるかどうかですね…」

提督「だな」

エイリアン「」ヒソヒソ

大淀「はい?」

提督「なぁ、エイリアンよ。ずっと気になってたんだが何で大淀に耳打ちなんだ?もっとこう…テレパシー的なのはないのか?」

エイリアン「…」

エイリアン「」ヒソヒソヒソ

大淀「使えるのは使えるらしいのですが、体力を奪われるから使いたくないとのことです」

提督「なるほど、集中しないと出来ないわけか」

エイリアン「」ヒソヒソヒソ

大淀「それに、大淀さんは言葉がわかってくれるからテレパシーを使う必要はないとのことです」

提督「そうか…ま、基本近くにいてくれるしな」

白雪「司令官!」タッタッ

提督「どうした白雪…そんなに慌てて」

白雪「ハァ…ハァ…鎮守府沖に深海棲艦が現れたとの伝達です!!」

提督「何だって!?」

提督「クソ…かなりの数だな」

提督「白雪は全体に知らせてくれ。出撃できる艦娘がいればすぐに出撃してもらう!」

白雪「了解です!」

エイリアン「…」オロオロ

大淀「大丈夫、よくあることだから」ギュ

提督「今日結構休暇届け出してた子多かっただろ…何とかやり過ごせるか」

大淀「わかりません。ただ、金剛姉妹4隻とも休暇を出しているのは厳しい状況です」

提督「だよな。長門に任せるしかないか」

ウーウー!

『鎮守府沖に深海棲艦が出現!出撃可能な艦娘は今すぐ出撃してください!!繰り返します!鎮守府沖に深海棲艦出現!』

提督「くそっ、よりにもよって何で今日なんだ!」

『ザ-…司令官…司令官きこえますか』

提督「白雪か!」

『はい。たった今私と吹雪ちゃんと長門さんと赤城さんで出撃しました』

提督「4隻か…わかった、武運を祈る。何かあったらまた連絡してくれ」

『ザ-…了解!』

ブツッ

提督「戦艦1空母1駆逐2か…重巡軽巡はどこへ行ったんだ」

大淀「全員休暇中です」

提督「はぁ…大丈夫かなこの鎮守府」

エイリアン「…」

~鎮守府沖~

長門「クソッ!数が多すぎる!!」ドォォン

吹雪「周りは私達に任せてください!長門さんは敵の大将を!」

長門「あぁ!」

赤城「折角限定のパフェ食べたかったのに!!」バシュ

ドォォン!

白雪「きゃっ!」小破

吹雪「白雪ちゃん!」

白雪「大丈夫…まだやれます!」

赤城「このままでは埒が開かないわ…」

赤城「(加賀さん…早く帰ってきてください)」バシュ

提督「流石にあの数を4隻はマズイだろ…鎮守府で休んでる奴らに声をかけてくる」

大淀「提督!そんなことをしたら貴方の士気に関わりますよ!」

提督「今はそんなこと言ってる場合じゃない」

提督「まずは金剛4姉妹だな…プールにいたはずだ」タタッ

ガッシ

提督「うお!」

エイリアン「…」

提督「え、エイリアン…?」

エイリアン「…」フルフル

提督「いや、ダメだ。このままだと吹雪や長門達がやられてしまう」

エイリアン「…」フルフル

エイリアン「」スッ

大淀「私が出ると言ってます…」

提督「今のお前が行っても溺れてやられるだけだぞ。それなら経験のある奴らに頼んだ方がいい」

エイリアン「!!」

大淀「お願いします。とのことです」

提督「ダメだ!!」

エイリアン「!」ビクッ

提督「折角出会えたばかりなのに…お前を失いたくない!」

エイリアン「!!!!」

提督「エイリアン、だからこの手を離してくれ」

エイリアン「…」

エイリアン「…オ」

エイリアン「オネガイ…シマ…ス」

提督「エイリアン…お前」

エイリアン「オネガイシマス…ワタシニ…ワタシニイカセテクダサイ」

大淀「エイリアン…貴女」

大淀「話せるなら最初から話してください!全く!私がどれだけ貴女の言葉を理解するのに苦労したと思ってるんですか!!」

エイリアン「フェェ…ゴメンナサイ!」

提督「大淀…TPOって知ってる?」

大淀「今言わないといつ言うかわからなくなりますから」

提督「あっそう」

提督「いやしかしだな…」

エイリアン「ヤレマス!ワタシナラデキマス!!」

エイリアン「」パカ

第二の口「ホンマ、タノンマスワ。セヤナイトオモンナイデッシャロ?」

第二の口「コノコナラアンジョウヤリマスカラ。ナ?」

提督「…」

提督「わかった。お前に託す」

エイリアン「リョウカイデスッ!」ビシ

~鎮守府沖~

吹雪「赤城さん!赤城さんしっかりしてください!!」

赤城「」

吹雪「そんな…赤城さぁん!」

ドォォォォン!!!!

吹雪「!!」

長門「まだだ…まだ終わらんぞ!」フラフラ

白雪『司令官!応答してください!援軍お願いします!!司令官!!』

ブゥゥゥン

吹雪「白雪ちゃん!危ない!」ドンッ

バァァン!

吹雪「大丈夫?」

白雪「ありがとう吹雪ちゃん」

吹雪「まだまだ敵はいる…」

白雪「司令官…応答してよぉ!!」

ル級「…」スッ

2人「!!」

ル級「…」ニイ

ボトリ

級「」

吹雪「…え?」

フッ

エイリアン「クチクカンエイリアン!タダイマサンジョウデスッ!」ビシッ

大淀「お、重い…」

吹雪「エイリアンさん!!」

白雪「なるほど…移動を大淀さんに任せて」

エイリアン「オツカレサマデシタ。アトハワタシタチニマカセテクダサイ」

吹雪「私…」

白雪「達?」

鈴谷「お ま た せ」

熊野「たった4隻しかいないのにこの数…もう許せますわよ!」

那珂「生まれ変わった新しい那珂ちゃんもよろしくねー!!」ピカ-

吹雪「皆さん…!」

白雪「眩しい…」

大淀「敵の数は20ですか…私達は奥にいる深海棲艦を狙います。周りはお願いしますね」

「了解!」

フッ

深海棲艦共「!?」

鈴谷「見ててよ見ててよ~」ドォォン

熊野「超スピード!ですわ!」バシュバシュ

那珂「那珂ちゃんフラーッシュ!」ピカ-

那珂「からの魚雷大放出!」

深海棲艦共「ギャアアアアアアア!!!!!!」

吹雪「す、凄い…」

白雪「敵がみるみる…と言うよりエイリアンさんは」

グチャッザシュッボトッボキッムシャリ

吹雪「あわわわわわ…こっちはこっちで大変なことになってるよぉ」ガクガク

赤城「…ハッ!」

赤城「敵は!?」

長門「もう大丈夫みたいだ」

ゾロゾロゾロ

吹雪「敵が帰っていく」

白雪「まぁ、リーダーがあんな風にやられたらね…」

エイリアン「ナガトサン…」

大淀「返り血で前が見えません…」ベチョ

長門「やったのか…?お前が」

エイリアン「」コクリ

長門「そうか…」

長門「よくやったぞ。エイリアン」

エイリアン「////」

提督「大丈夫かな…」

金剛「いやー泳ぎマシタネー」

比叡「久々に、いい運動になりました」

霧島「お姉様達のいいデータも取れましたよ。今後に役立てそうです」

榛名「(4回くらい白骨化して修復剤使った事は内緒にしなくちゃ)」

提督「お前ら…いい休暇になったのか?」

金剛「勿論デース!テートクのお嫁さんになるため、毎日trainingネ!」

提督「…」

オ-イ!

提督「おおっ!帰ってきたか!!」

金剛「大淀の上にalienが乗ってるネ」

榛名「(これはもうダメみたいですね…)」

~執務室~

提督「よくやった。お前達」

提督「それと、休暇組には申し訳なかったな」

鈴谷「いいっていいって」

熊野「海を守るのがわたくしたちの使命ですから」

那珂「ファンサービスは大事だよ!」ペカ-

提督「うおっ眩し」

那珂「」

エイリアン「…テートク、カッテナコトイッテゴメンナサイ。ソレト、オオヨドサンアリガトウ」ペコリ

大淀「もうないですからね。次は1人で出撃してください」

エイリアン「」パカ

第二の口「メッチャカオニヤケトッタデ」

大淀「それは…!」

エイリアン「オオヨドサン…!」ギュ

大淀「もぅ」

アハハハハ

提督「これからもよろしく頼むぞ、エイリアン!」

エイリアン「はいっ!」

おしまい

駆逐艦エイリアンちゃん実装はよ

~特別編~

エイリアン「テートク////」

エイリアン「本当に私なんかでいいんですか…?」

提督「当たり前だろ。お前のことが好きなんだから」スッ

エイリアン「んん…////」

提督「緊張してるのか…?」

エイリアン「////」コクリ

提督「リラックスして、力抜いて」クチュ

エイリアン「はうっ…テ、テートク////そこは」

提督「これだけ濡れてれば大丈夫かな…」

エイリアン「ハァ…ハァ…テートクゥ////」

提督「入れるぞ?」

エイリアン「は、はい…きてください////」

ズププ

エイリアン「~!!!!」ビクビクン

提督「き、キツ…」

エイリアン「ハァ…ハァ…嬉しい…テートクと1つになってます////」

提督「まだ痛むか?」

エイリアン「も、もう…大丈夫です…テートク、ください…私のお腹の…中に…赤ちゃん」

提督「はぁっ!はあっ!エイリアン!エイリアン!!」パンパン

エイリアン「はうっ!て、テートクの…すごいですぅ!!////」ビクン

提督「気持ちいいよ…エイリアンの腟内…」パンパンッ

エイリアン「アッ…わらひもっ!おくでっ!アアン…かんじちゃって…ますぅ!!」ビクビクン

提督「ぐっ…そろそろだ…出すぞっ」

エイリアン「はいっ!出してくださぃぃ!」

提督「ハァハァ……うっ!」ドピュル

エイリアン「はぁぁ…いっぱい注がれてますぅ////」

ーーー
ーー


第二の口「マァジッサイハテイトクノナニガトケテモウタンヤケドナ」

提督「ヒイッ!ヒィィ!」

エイリアン「テートクゥゥ!!」

特別編おわり

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年06月26日 (日) 22:30:30   ID: r7Yj4vaA

プレデター編もやってほしいw

2 :  SS好きの774さん   2016年06月29日 (水) 20:14:05   ID: Zmdss1SS

おかしいなぁ…。エイリアンってこんなに可愛かったっけ?

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