モバP「俺はみくにゃんのプロデューサー」 (62)

モバP「俺はみくにゃんのプロデューサー」


モバP(以下P)(俺の名前はP。とある弱小アイドル事務所でプロューサーをやっている)

P(俺の担当アイドルの名前は『前川みく』。大阪出身の15歳。キュートでセクシーな猫耳アイドルだ)

P(みくは人懐っこい性格ですぐに仲良くなれた。もう何年も一緒にやってきたかのような関係だ)

P(みくをトップアイドルに導くこと。これこそが俺の使命。何があっても俺の手でみくをトップアイドルにする)

P(みくがトップアイドルになった暁には……


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P「前川さん、ライブの仕事が入りました」

みく「ほんとかにゃ!?やったにゃ!!」

P「ライブと言っても前座なのですが…やりますか?」

みく「やるやる!絶対やるにゃ!ところで誰の前座なのかにゃ?」

P(みくは偉いな。前座の仕事でも前向きな姿勢を崩さないんだな)

P「346プロダクションのニュージェネレーションというユニットです。ご存知ですか?」

みく「ご存知も何もみくの世代では一番のエースにゃ!…NGのライブってことは会場も大きい…?」

P「そうですね。1万人クラスの箱ですので…」

みく「…」

P「今からでも断りますか?」

みく「いや!やるにゃ!絶対やるにゃ楽勝にゃ!」ガタガタ

P「震えているようですが…」

みく「これは武者震いにゃ!」

P(それでこそみくだ!)

【レッスン室】

みく「歌もダンスも激しめで結構難しいにゃ…」

P「やや高いハードルが設定してあるようですね。振り付けだけでも簡略化してもらいますか?」

みく「いいやこのままにゃ!難しいほどやりがいがあるにゃ!Pチャン!もっと練習に付き合って!」

P(ええ子や…)

P「はい!」

みく「…んに゛ゃあああ早口の部分は歌もダンスも難しいにゃ…とりあえずまずはダンスからマスターにゃ!Pチャンできているか見ててね!」キラキラ

P「…」カメラパシャー

みく「…どう?」アセキラー

P「…いい笑顔です」

みく「笑顔じゃなくて!ダンス!」

P(みくは出るとこ出てるから…汗でシャツが張り付いて、目に毒だ)

【数日後】

P「ダンスはもう大丈夫のようですね。そろそろ歌と組み合わせてみてはどうでしょう」

みく「それもそうだね。それじゃあスタート!」

P「…」カメラパシャー

みく「…どうかにゃ?」

P「まだまだバラツキが目立ちますね…」

みく「やっぱりにゃ…」

P「しかし…」

みく「!!」

P「歌っている時の前川さんの笑顔は、とても素敵です」

みく「また笑顔!もー!もっと練習にゃ!」キラキラー

P「お供します」カメラパシャー

P(笑顔だけでなく乳も素敵だよ…)

【ライブ一週間前】

P(みく、頑張ってるな。感心感心!)

みく「…Pチャンどうだった!?そろそろ完成に近づいてきたでしょ!」

P「サビが終わった瞬間に少しもたつくようですね。まだ改善の余地はあります」

みく「んにゃあ~奥が深い…」

P「パッと見では分からないレベルです。これからは細部の調整をする段階ですね」

みく「泣いても笑ってもあと1週間!気合入れていくにゃ!Pチャンふぉろーみーにゃ!」キラキラー

P「…いい、笑顔です」カメラパシャー

P(いいおっぱいです)

【ライブ前日】

P「本番は明日です。今日はそろそろ上がりましょう」

みく「ふぅ…もうちょっとレッスンしたいにゃあ…」

P「…それではあと30分だけ」

みく「ありがとにゃ」イージードゥダンスポウ

みく「…Pチャン、明日大丈夫だと思う?」ポウポウ

P「あなたは素敵です。何があっても大丈夫です」

みく「…そっか」イージードゥダンス!!

P(なんでTRF?)

【本番直前・舞台袖】

P「前川さん、気分はどうですか」

みく「あれだけ練習したんだもん!全然平気!もちのロンにゃ!」

P(俺もあれだけ協力したしな。みんなで作るのがライブってもんだ)

P「…」

みく「やっぱりPチャンにはお見通しなんだね…。実はすっごい緊張してるにゃ…」

P(おっと)

みく「こんなに大勢のお客さんの前でライブするの初めてだし…それもみんなみくのファンじゃなくてNGのファンだし…怖い…震えが止まらない…」ガタガタ

みく「もしここで失敗したら、こんな大勢の前で失敗しちゃったら…どうしよう…怖いよ…」

P「…」

P「大丈夫です」

みく「え?」

P「失敗しても大丈夫です。とにかく最後まであきらめずにお客さんのほうを向いて歌い続ければ大丈夫です」

みく「でも…」

P「前川さん、これを見て下さい」

みく「これは…レッスン中のみくの写真?」

P「写真の中の前川さん、とてもいい笑顔です」

みく「確かに…、自分で言うのはアレだけど、憎たらしいほどの笑顔だにゃ」

P「失敗しようが、完成度がどうであろうが、歌って踊っている時の前川さん、高みを目指して懸命に練習している前川さんの笑顔はいつでも素敵です」

P「あなたは誰よりも魅力的なアイドルです。あなたが本気でステージに挑めば何が起きても大丈夫、どんなアクシデントがおころうがあなたは素敵です」

P「たとえ結果的に転倒しようが歌詞が飛ぼうが、前川さんが本気で挑めばなんでも輝きを持ちます。あなたにはそういう力がある」

みく「何があっても、お客さんに向かって、本気で歌う。それで大丈夫…」

P「そうです。その意気です」

みく「…うん。それならできそうだにゃ!なんか元気出てきた!」

P「いい、笑顔です」

みく「そろそろ出番だね。Pチャン!みくがちゃんと手抜きしないで本気出してるかどうかそこで見ていて!ずっとにゃ!」

P「…分かりました。ここで見ています」

みく「じゃあ行ってくるにゃ!」タッタッタ


みく「じゃじゃじゃじゃーん!前川みくにゃー!にゃにゃにゃにゃーん!!」

ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!

みく「早速曲行くよ!『ニャンと☆スペクタクル』!!!」

ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!


みく「みんなありがとにゃあア!!!」

ウオオオオオオミクニャンウオオオオオオオオオ!!!!!!!

みく「絶賛売りだし中の猫チャンアイドル!みくの名前は前川みくにゃ!名前覚えて帰ってね!!」

ミクニャンウオオオオオ!!!!

みく「でも帰る前に今日の主役の登場にゃ!ニュージェネレーション!どうぞ!!」

ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!


【ライブ終了後 NGの楽屋】

みくNG「「「「お疲れさまでしたー!」」」」

みく「今日はありがとうございましたにゃ。こんなに大勢のお客さんの前で歌うの初めてで、本当に楽しかった!本当に本当にありがとにゃ!!」

未央「いやいやこちらこそありがとう!今日の成功はみくちゃんが温めてくれたお陰だよ!」

凛「私たちもこんな大きな会場でやるのは初めてで…」

卯月「みくちゃんのライブすごかったです!また一緒にお仕事しましょうね!」

みく「やっぱりNGはすごいにゃ。みくと同年代なのにこんなに売れっ子で…。よーしみくも負けないよ!次会った時はライバルにゃ!」ビシィ

未央「みくにゃん言ったなあー?こしょこしょこしょ」コショコショ

みく「に゛ゃあああなにくそにゃー」コショコショ

凛「でも本当に、同じ世代のライバルと一緒にライブができて、すごい刺激になったよ」

みく「今度はみくのライブに招待するにゃ!」

卯月「次は一緒に歌ったりできたらいいですね!」

ワイワイキャッキャッキャワイワイキャッキャッキャ


P(俺たち2人、二人三脚の成果だ…噛みしめよう)

P(そろそろみくが俺にチューとかしてくれたりして。グヘヘ)

【数日後】

P「前川さんに移籍の話ですか?」

P(みくが移籍?冗談じゃない)

ちひろ「ええ。この前共演したニュージェネレーションの346プロから正式にオファーがきまして…」

P「…詳細を見せていただいてもよろしいでしょうか」

ちひろ「こちらです、どうぞ。正直言ってかなりの好待遇です。みくちゃんにとっては間違いなくプラスになるでしょうね。それに私たちに入る移籍金もかなりのものです」

P「…そのようですね」ペラペラ

P(いくら好待遇だろうがヨソに出すわけねーだろがNTR趣味はねえんだ)

ちひろ「どうしますか?」

P「どう、とは?」

ちひろ「みくちゃんを放出するのかどうかということです」

P「それは私の一存では決めかねますが…」

ちひろ「何か気がかりなことでも?」

P「この条件は、あまりにも私たちに都合が良すぎるような気がします」

P(せやせや!絶対罠や!いいゾ~俺)

ちひろ「何か裏があると?」

P「そう決めつけることはできませんが、これは前川さんの未来を左右しかねない話です。慎重を期す必要がありますね…」ガサゴソ

ちひろ「お出かけですか?」

P「ええ…。346プロへ行ってきます」



みく「…」チラッ

みく「みくが…移籍?」

みく「ちひろチャンどういうことにゃ!」

ちひろ「みくちゃん…。聞いていたの」

みく「みくが移籍ってどういうことにゃ!」

ちひろ「さっき言った通りですよ。この前の346プロからみくちゃんにオファーがきたんです。今プロデューサーさんがその件についての確認に行っています」

みく「移籍って…そんなの…」

ちひろ「はっきり言ってこれはいい話ですよ。私たちにとってはみくちゃんがいなくなるわけですから寂しくなりますけどね」

みく「…Pチャンは」

ちひろ「?」

みく「Pチャンはどう思っているのかな…」

ちひろ「さあ…。でもプロデューサーさんはみくちゃんのことを一番に考えている人ですよ。サラリーマンとしてはちょっと困る部分でもあるんですけどね」

みく「分かってるにゃ。Pチャンもちひろチャンもいつもみくのことを第一に考えてくれてるにゃ…。
だからいくらいい話と言ってもみくがこの事務所を辞めるわけにはいかないにゃ!この話はなかったことにしておいて!」

みく「Pチャンにはみくから断っておくにゃ!それじゃ!」タッタッタ


ちひろ「…そう言ってくれると会社としてはありがたいんですがね」

ちひろ「みくちゃんは本当にそれでいいんですか…」

【346プロ】

P「これは一体どういうつもりですか」

P(なんだこの妖怪ババアぶち殺すぞコラ)

美城常務(以下常務)「どうしたもこうしたもない。以前君のところの前川みくとうちのNGの共演を観た。そして前川みくに可能性を感じた。
だからオファーを出した。それだけのことだ」

常務「それともなんだね?早くも契約交渉か?それならば担当の者を呼ぶが」

P(もうみくを獲った気でいやがる。墓穴堀りだと教えてやる!)

P「逆です。この条件は破格すぎます。これは前川の未来に関わる話です。会社間の政治に巻き込みたくない。おっしゃりたいことをおっしゃって下さい」

P(社長間の確執?的なアレで嫌がらせするつもりでしょ!961社長みたいに!!)

常務「…君は何を言っている?」

P「…」

常務「我々はただ単にインディーズでくすぶっている才能を引き抜きたいだけだ。他意はない。
君は我々の提示を破格の条件と言うが、すばらしい才能に相応の機会と対価を与えるのは当然ではないのかね?」

常務「君の事務所の規模では前川みくの才能を生かし切れない。だから資金的に体力がある我々が引き受ける。何かおかしいかね?」

P「…本当に」

常務「…ん?」

P「本当に前川の才能を評価しているだけなのですか…」

P(ん?俺は何を言っているんだ?)

常務「くどい。血判でも押せばよいのか?」

P「紙の上に血を置いたものが何の証明になりましょう。私が聞きたいのはあなたから見た前川の魅力だ!」クワッ

P(おいおい俺は何を口走っているんだ流れおかしいぞしっかりしろ)

常務「…」

常務「…いいだろう。前川みくの魅力を端的に言えば普遍性とマニアックさの両方を持ち合わせている点だ。
ルックス、体格、歌声など基礎的な魅力は誰もが認めるところなのだが、
そこで止まらずに猫キャラというマニアックな要素も併せ持っているのは実に評価できる。
猫キャラ自体は好き嫌いが分かれる部分なのだろうが、
そのペルソナをたゆまぬ努力で維持し続けようとする姿勢そのものがエンターテイメイトであり普遍性に繋がっていて、その重層性は実に興味深い」

常務「先日のライブを見る限り度胸もあり、頭の回転も早いようだ。これはアイドルとしては重要な武器だ。体力もある。
とにかく観客を楽しませようとするサービス精神も旺盛だ。これだけの逸材をいつまでも腐らせておくのはアイドル業界全体の損失だ。そうは思わないかね?」

P「…」

P(なにこいつホンマモンのドルオタかよ気持ち悪りいな)

P「…お見事です。すばらしい前川みく論、おみそれしました」

P(ってちげえだろ!え?何これ俺は何を言っているんだ?なんなんだよこれ)

P「この件は最終的には前川本人が決めることですので一度持ち帰らせていただきますが…あなたになら前川さんの未来を託すことができます。そして…」

P(マズイマズイマズイマズイ…)

P「貴社の品性を疑うような無礼な発言の数々、真に申し訳ありませんでした」ドゲザー

P(って俺は本当に何をやっているんだあああああ!!!!なんでこんなやつに!!!)

常務「頭を上げてくれたまえ。こちらこそ君の事務所を軽んずるような暴言の数々、すまなかった」

常務「きみのテストをパスできたようで嬉しいよ。まるで恋人の父親との面接に臨む若者の気分だった。良い返事を期待している。ところで…」

常務「参考までに聞くが君が思う前川みくの魅力はなんだね?」

P「…笑顔です」

P(こんなの絶対おかしいよ…)

【翌日】

P「前川さん、大事なお話しがあります」

みく「…!」

みく「それアレでしょ?移籍の話でしょ?ちひろチャンから聞いたにゃ。申し訳ないけどみくそれ断ることにするにゃ。はいこの話は終了!!」

P(みくもこう言っていることだしこの話終了!はいさい!やめやめ!)

P「…」

P「前川さん。私はこの話を受けてもよい、いえ、受けるべきだと考えています」

P(ってなんでやああああああああ!!!!!何言ってんの俺?????!!!!?!)

みく「なんでにゃ!?Pチャンはもうみくのこといらないの…?」

P「落ち着いて聞いてください。先日私は先方に問い合わせてきました。346プロはあなたのことを高く買っています。今回の話はあなたにとって大きなチャンスです。この話を受ければ仕事の規模も大きく変わるでしょう。
あなたの能力をより大きなステージで活かすため、この話は受けるべきです」

みく「そんなの納得できないにゃ!みくはPチャンと一緒がいいの!
確かにみくだって大きなステージで歌いたいよ?でもそのためにPチャンを裏切るなんてできないよ!」

P(せやせや!)

P「前川さんに1つ言っておきたいことがあります」

みく「…」

P(この流れはマズイ)


P「前川さん、あなたはアイドルです。それも素晴らしい才能があり無限の未来と可能性を持った特別なアイドルです」

みく「でも…」

P「大いなる力には大いなる責任が伴う。これだけはよく覚えておいてください」

P(は?何言ってだ俺は。っていうか本当にこの俺誰だよ!むしろ俺は誰なんだ!?)

みく「…」

P「そして私も…」

P(俺がお前で?お前が俺で??!?!???)

みく「Pチャン…?」

P「私もプロデューサーの端くれ。プロデューサーはアイドルを輝かせるために存在している」

P「アイドルであるあなたがより多くの成果を獲得することで、私は存在意義を達成する。私という個人への気遣いなど不要です」

みく「でも、そんなの寂しいよ…」

P「こうは考えられませんか?」

みく「…?」

P「前川さんには無限の輝かしい未来が待っています。346プロに移籍してからは今よりもっと大きなステージで歌えるでしょう。私はそれが今から楽しみです」

P「私もこれからもプロデューサーを続けます。いえ、例えプロデューサーでなくなったとしてもアイドル業界にしがみついていてみせます。
いずれ私がプロデュースするアイドルが前川さんと共演することがあるかもしれない。私の仕事が巡り巡って前川さんを元気づけることがあるかもしれない。
たとえ直接顔を突き合わせることがなくても、たとえ別の会社に所属して競合することがあっても、
あなたと私は同じアイドル業界で一緒に戦う仲間です。何も寂しいことなどない」

P「そうは、考えられませんか?」

P(考えられません!マジで!何このポエム!!!!くっさ!くっっっさ!!!!!!)

みく「Pチャン…」

P「…」

みく「…しょうがないにゃあ」グシッグシッ

P「!」

P(!)

みく「みく、346プロに行くにゃ!346プロ行って、そこでエースになって、武道館でもドームツアーでもグラミー賞でもなんでもやってやるにゃ!
みくを手放したこと、後悔しても遅いんだからね!」

P「その意気です」

P(アアアアアアアアアア!!!!クソビッチがあああああああああああああああ!!!!!!)

みく「“大いなる力には大いなる責任が伴う”んだからね!みくの猫ちゃんパワーで日本の未来は三毛猫色にゃ!」

P「楽しみにしています」

みく「ただーし!!!」

P「!」

P(あーもう滅茶苦茶だよ)

みく「Pチャンも絶対にプロデューサーを続けること!Pチャンのところの後輩を世界ツアーの前座で呼んであげる!
だから絶対に約束だからね!みくより先にへばったら承知しないにゃ!」

P「…」フッ

P「分かりました。約束です」

みく「指きりげんまんにゃ!」ユビキリー

P(あああああああああああああああ俺の馬鹿あああああああ何言っとるんじゃああああああアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!)

P(でもみくにゃんの指やわらけえ…)

【みくの在籍最終日】

みく「Pチャン、今までありがとう…。ううん、ありがとうございました!」

P「前川さん、こちらこそありがとうございました。あなたというアイドルと一緒に仕事ができたことが私の一番の誇りです」

P(やめろ…やめてくれ、俺はこんなこと望んでいない…)

みく「何があってもPチャンのこと忘れないよ。10年後も、お婆ちゃんになってもPチャンと一緒にやってきたことをずっと覚えてる。
だからPチャンもこれからもアイドル前川みくをずっと見ていて!」

P「もちろんです。あなたの活躍をずっと見ています」

P(何が10年後だ!俺がどれだけお前に尽くしてきたと思ってんだ!この恩知らず女が!糞ッ!糞ッ!クソがあああああああ!!)

みく「Pチャン今までずっとありがとう!でも今度会った時はライバルにゃ!えい、猫ぱんち!にゃはは!」キラキラ

P「いい、笑顔です」ニッコリ

P(やめろ!やめろおおおおおおおおおおおオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!)


P(なんだよこれ…なんなんだよこれ!!!!!!!)

P(俺はプロデューサーだぞ!プロデューサーとアイドルは2人3脚じゃないのか?!?!!アイドルがプロデューサーを裏切るなんて俺は認めない!!)

P(何がライバルだ、何が10年後だ、そんなもの自己満足のための方便じゃねえか!こんのクソビッチがァアアアアアああああああ!!!!)

P(みくは俺のものだァ…俺が育てたんだ。ずっと俺と一緒にいないとダメなんだ。成長なんてしないでくれ、俺を1人にしないで…)

P(こんなに辛い思いをするくらいなら、俺は…未来なんていらない!)



P(時間よ止まれえええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!)




・・・

P「」


P「」


P「…っ!」

P「なんだ夢か…」リモコンポチー

アーユレディアイムレイディ ワタシナンバワーン

P「やっぱこっちだよな」シコシコ

P「うっ」ドピュ





Thank you for reading
デレマスの武内Pはナイスガイ。これだけははっきりと真実を伝えたかった

こんなんを読んでいただき、さらには感想なども書いていただきありがとうございました
このSSのテーマは「アイマスPの人達ってさあ、プロデューサー名乗ってるけど実際はただのオタクじゃね?」という素朴な疑問です

それでは削除依頼だしてきます

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