吸血鬼「そこのお兄さん、献血していきませんか?」
男「え?俺?」
吸血鬼「はい。血を求めている人のお役に立ちませんか!」
男「うーん・・・悪いけど俺先端恐怖症だからあんまり注射とか・・・」
吸血鬼「大丈夫ですよ。最近の献血は普通の注射なんかと違いますから」
男「うーん・・・そうはいってもなぁ・・・」
吸血鬼「一応謝礼も出ますから。ね?ね?」
男「うーん・・・そこまでいうのなら」
男(まぁ・・・たまには違ったことをしてみるのもいいか)
男「ちなみにだいたいどのくらい血を抜くの?」
吸血鬼「えーと、お腹が・・・いや、大体2Lくらい?」
男「え?2L?」
吸血鬼「血気盛んな男の子ならそのくらい大丈夫ですよ」
男「いや・・・血気盛んてのは血が多いってことじゃ・・・ないかと・・・」
吸血鬼「え?」
男「というかそんなに抜いたら死んじゃう気が・・・」
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