ヴァルブレイブのSSです
~モジュール77のどこか~
キューマ「突然どうしたんだハルト?」
ハルト「スパロボですよスパロボ!スパロボに出たいんです!」
ライゾウ「いや…それは解るけどよ…俺たちの出番はまだだろ?」
ハルト「でもボクたちだってそろそろスパロボに参戦してもいい頃だと思うんですよ」
サキ「まぁ…私達のアニメも終了してから3年経つものね」
キューマ「もうそんなに経つのか…」
アキラ「……アニメ終了から8年近く出れなかった作品もあるけど?」
ライゾウ「…サンライズのセンパイに失礼だぞアキラ」
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キューマ「それよりハルト。どうしてスパロボに出たいんだ?」
ハルト「いや…だって色々な作品と絡んでみたいじゃないですか」
ライゾウ「まぁ、気持ちは解るけどよ。確かに色んな作品とは絡んでみてぇよな」
アキラ「……乙女座とか何処かの室長とか歌舞伎の女形とか?」
ライゾウ「そうそう!ってちげぇよ!?」
サキ「…何処かで見た事ある繋がりね…」
キューマ「…そうだな…」
ハルト「…まぁ、アキラちゃんの言うクロスオーバーも見てみたいけどね」
アキラ「……出られたらの話…」
ライゾウ「…つーかアキラ。お前、辛口過ぎねぇか?」
アキラ「……いつも通り」
キューマ「とにかく、ハルトがスパロボに出たい気持ちは解った…しかし、スパロボに拘らなくても良いんじゃないか?」
ハルト「拘らないとダメなんです!!」
ライゾウ「うぉ!?いきなりデカイ声出すんじゃねぇよ!?」
サキ「そもそも何でスパロボに拘るのよハルト?」
ハルト「…アニメが終了してから早三年…ボクたちも人気のアニメになれて人々の記憶の中に残っているはずだった…」
サキ「はずだった?」
ハルト「だけど!人気もほとんどなくてSSの数だって少ない!コレが現実ですよ!」
サキ「………」
キューマ「………」
ライゾウ「…確かにな…」
アキラ「……プラモの売り上げは上々」
ライゾウ「そこは別にいいだろ!?つーか空気読め!」
ハルト「だからボクたちが名を残すためにはスパロボしかないと思うんです!」
サキ「まぁ、スパロボに出てる作品は一度出たら何作品と出てる物も多いからね」
アキラ「……出れても一作止まりの作品もある」
ハルト「」
ライゾウ「…アキラ。いい加減に空気読め」
アキラ「……そう言えば」
ハルト「どうしたのアキラちゃん?」
アキラ「……来年発売予定のスパロボの新作が発表されてた」
ハルト「ホント!?アキラちゃん!?」
ライゾウ「あぁ?それってスパロボOGだろ?オレ達関係ねぇだろ」
サキ「OGは今年発売予定でしょバカ」
キューマ「…アキラそれってスパロボVだろ」
アキラ「……うん」
ハルト「それなら早速確認しないと!アキラちゃん。パソコン貸して!」
アキラ「嫌だ」
ハルト「後でショーコを呼んであげるから…ね?」
アキラ「……分かった」
キューマ「ハルト!ちょっと待って……検索しちまったか…」
ライゾウ「犬塚センパイ。どうして止めようとしたんすか?」
キューマ「まぁ、すぐに解るさ」
ハルト「…何で…何で…」
サキ「どうしたのハルト?」
ハルト「何でボクたちの作品の名前がないんだよぉぉぉぉぉぉ!!」
ライゾウ「だから!いきなりデカイ声出すんじゃねぇよ!?」
ハルト「何で!ボクたちの作品の名前がないんだ!」
キューマ「仕方ないだろ。スパロボVのテーマはvoyage…航海何だから」
ライゾウ「つーか…犬塚センパイ知ってたんすね」
ハルト「だからってクロスアンジュに負けてるんですよ!?先に出るとしたらボクたちでしょ!?」
サキ「私達が三年前…クロスアンジュが二年前…確かにね」
ハルト「それになんで宇宙戦艦ヤマト!?ロボット出てないじゃないですか!?しかもこれも二年前だし!」
アキラ「……Vのテーマにピッタリだと思うけど?」
キューマ「むしろ、ヤマトはメインになりそうだな」
ライゾウ「いや、宇宙はいいけど…地上はどうすんだよ」
サキ「それを言うならクロスアンジュもよ。宇宙どうするのよ?」
ハルト「そんな事はどうでもいいんです!」
ライゾウ「いや、重要だろうが!」
ハルト「何で二年前の作品が先に出るんですか!出るならボクたちが先でしょ!ガルガンティアにも負けるし!」
アキラ「……だからそれが人気の差だと思うけど?」
ハルト「」
ライゾウ「…もうオレは何も言わねぇぞアキラ…」
エルエルフ「…さっきから何を騒いでいる時縞ハルト。騒がしいぞ」
ハルト「エルエルフ…」
エルエルフ「…コレは一体何の騒ぎだ?」
キューマ「ハルトがスパロボに出たいだとさ」
エルエルフ「スパロボだと?そんなもの待っていればいずれ参戦するだろう…騒ぐほどの事でもない」
サキ(正論ね…)
エルエルフ「スパロボに出たければとにかく待つ事だ。それは俺達が決める事ではない…制作側が決める事だ」
ハルト「………」
ライゾウ(確かにな…)
ハルト「それは解ってる…だけどいつになるか解らないじゃないか!」
アキラ「……それは参戦出来てない他の作品に失礼」
キューマ「…ハルトの代わりにマイトガイン達に土下座しなくちゃいけないな…」
エルエルフ「…犬塚キューマ。何故、お前がする必要がある…それは時縞ハルトの役目だ」
エルエルフ「それよりも時縞ハルト。何故スパロボに拘る」
キューマ「それ、俺達も聞いたんだが…」
ハルト「…エルエルフ以外の皆には言ったと思いますけど…人気もなくてSSも少ない…コレ以外にも理由があるんです」
ライゾウ「何だよその理由は?」
ハルト「…ボク達と同期の作品を覚えてますか?」
サキ「同期?」
エルエルフ「MJPとガルガンティアだろう」
ハルト「そう…その2つです。ガルガンティアは続編のOVAもある上に売り上げは上々、マンガも本編にスピンオフ、更にスパロボに早々に出る程の人気振り!」
ハルト「MJPはいつスパロボに参戦してもおかしくない仕上がりに人気もあり、マンガだって現在連載中何ですよ」
アキラ「……映画化も決まってる」
ハルト「それに比べてボク達は…!だからスパロボに参戦して人気を得たいじゃないですか!!」
キューマ「わ、解った!解ったから落ち着けハルト。深呼吸だ…深呼吸をするんだ!」
ハルト「…ガルガンティアでスパロボに出た事ある人に慰めて欲しくないです」
キューマ「」
ライゾウ「それは関係ねぇだろ!?」
サキ「…コレは重症ね…」
エルエルフ「…時縞ハルトが此処までスパロボに拘っていたとはな…」
アキラ「………」
コードギアス「いや別に作品の内容とか糞の関係もなくね?」
ゾイド「うんうん」
SDガンダム「俺等出しといてそんな言い訳されたら困るよね。」
リューナイト「いざとなりゃ異世界とか幾らでもあるしな。」
ケロロ軍曹「内容が云々やらスパロボ向けじゃないとかなんて何の言い訳にもならないであります。」
クレヨンしんちゃん「いざとなったら夢オチにすればいいゾ」
エルエルフ「落ち着け時縞ハルト。お前がスパロボに拘る理由は解った…しかし、解決しなければいけない事があるだろう」
ハルト「解決する事?」
エルエルフ「あぁ…ヴァルブレイブのシナリオと機体の活動限界時間だ」
サキ「確かにね」
ライゾウ「ネットじゃアニメの内容は賛否両論だったよな」
アキラ「うん…だけどシナリオはスパロボマジックで何とかなると思うけど」
キューマ「確かにな」
エルエルフ「連坊小路アキラの言う通り、シナリオはどうとでもなる…」
キューマ「機体の活動限界時間か…」
サキ「的確に再現するならかなり扱いにくい事この上ないわよ」
ハルト「マップの途中で行動できなくなるって流石に嫌だよ」
ライゾウ「始めっからインパクトブースター付けりゃいいんじゃねぇか?」
キューマ「流石にそれはダメだろ!」
アキラ「最後までインパクトブースター付かなかった機体あるけど?」
ライゾウ「それは言ってやるな…」
サキ「」
エルエルフ「…深く考えずとも一定条件で動けなくなる…それでいいだろう…」
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