P「卯月、君に受け取って欲しい」卯月「はいっ!」ちひろ「……。」 (36)


初めての書き込み。
上手くできてなかったら、脳内で萌えキャラに変換して見守ってくれ。

あっという間に始まって、あっという間に終わらすよ。





SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1466098711


P「おめでとう卯月、トップアイドルマイスターになった君にこれを送ろう」スッ

卯月「そんな、プレゼントなんて……」テレテレ

ちひろ「……トランザムは使わないで下さいね?」


P「初めて会ったオーディションでの君は、この卵パックの一つのようだった」タマゴ10コパック

P「でも僕には分かった、一つだけ違う卯月の輝きに」アカイ タマゴユビサシ

卯月「そ、そんな……っ!////」

ちひろ「たまに混じってますよね、色違い」アカタマ ビタミン ホウフ!


P「書類を見て分かったよ、卯月の努力を。長い時間をかけてレッスンに打ち込む姿を想像したら……まるで人参みたいだって」フッ

卯月「にんじん、ですか?」クビ カシゲ

ちひろ「……どうしましょう。口を挟みたくて仕方がない」ウズウズウズリン!


P「そう、にんじん――キャロットさんだ!」ニンジン トリダシ

P「下積み時代という土の中で、一生懸命に成長する卯月を見て、僕は――」ニンジン クチヅケ



P「――収穫したいと思ったのさっ 日差しというスポットライトの元にね!」ニンジン カリッ



卯月「ぷ、Pさん……!」ズキューン

ちひろ「なら逆にPさんを土に還しましょう」ニッコリ



P「それから、はじめての営業で着た着ぐるみ卯月。ぴにゃこらってたね、すごく愛らしかった。キュートだけに、ね?」ウインク


卯月「あ、愛らしいなんて、そんなっ////」アタマ カラ ユゲ


P「あの時の君は…さながらこの白菜!」ハクサイドーン!


ちひろ「おい今一瞬こっち見たな? 誰がキャベツだって? 千切りしたろか? お?」






P「卯月は、どんどん綺麗になったよね。運動会の時なんてみんなの心を鷲づかみにしていた」


P「あのヒップライン……弾けような艶めきはソフト豆腐を上回る魅力に溢れていた」プッチン トウフ


卯月「な、何だか恥ずかしいです////」


ちひろ「早苗さーん! ここ! セクハラの現行犯ですよー!」





P「そしてNGになって、更に眩しい笑顔の君に、どんな花を送ろうか迷ったんだ」


P「それで、ずっと探して、やっと君にピッタリの花言葉のこれを見つけたんだ」


P「さぁ、手を出して。花言葉は『笑顔』『微笑み』――ネギさ」スッ


卯月「すごく、立派です……(意味深)」


P「仙台曲がりネギだよ」キリッ


ちひろ「満天☆青空レ○トラン!!」ンウマァァイ!





P「覚えてるかい? 一緒に行った貸し切りキノコ狩り」ムネポッケ カラ シイタケ


P「そして、二人で見たあの滝しらたき」ウチポケット カラ シラタキ


卯月「えへへ。すごく楽しかったですね」


ちひろ「マジシャンですか……」





P「あの時、卯月のあの行動。こう、腕をぎゅっと……」


P「こう腕をギュっと……」


P「こ腕ギュ……」


P「ソーレッ☆」 ダダダダダダダダ


ビシッ
P「これ!神戸牛!!」


卯月「プロ☆デュー↑サー!」パァァ


ちひろ「イントネーションがなんか違ってませんか!?」





P「でも、卯月がトップアイドルマイスターに近付くにつれ、僕は不安だった。それは卯月も、いや卯月のほうが僕の何十倍も不安だっただろう……」


卯月「Pさん……」


P「でも誓ったんだ。卯月の全てを受け止められるような、この30cmの鉄板鍋のような広い心を持つって!」


P「そして、その心を温められる卓上コンロになるって、決めたんだ!!」カチチチチチ…ボッ


ちひろ「あの、セリフ絶対間違えてますよね? わざと……後半は素ですか? 顔赤いですよ」プププ





P「そうして、僕はやっと気が付いたんだ……君の大切さに。あの日、あのクリスマス日さ。二人で見た夜景、降りしきる雪も相まって、僕等は夜空に漂う星の漂流者だった」シロイ コナ バッサー


卯月「甘――――――い!!」


ちひろ「ちょ、砂糖ばら撒かないで貰えますか!?」







P「でも、僕は肝心なことをまだ言えていない……分かるかい?」


卯月「それは……気持ちを伝える、ですか?」


P「しょゆこと♪」エヘ顔ダブル キッコーマソ


ちひろ「お前かよ」





P「さぁ、舞台は整った」


ちひろ「正直、もう分かりきってるんですが……。卵、ニンジン、白菜、ネギ、豆腐、椎茸、しらたき、牛肉、砂糖、醤油。鉄板鍋に卓上コンロ……」


卯月「――はっ! もしかして」


P「ふふ、今夜の晩御飯は『すき』やきだよ」


卯月「ぷ、Pさん……!」ムネキュン!


ちひろ「ロマンチックではない、断言!」





P「卯月、答えを聞かせてくれるかい?」


卯月「はいっ! ご一緒させて頂きます!……それとPさん。Pさんはオムライスは好きですか?」


P「ん? 好きだけど……どうしてだい?」


卯月「私、夢だったんです。ケチャップで『愛してます』書くのが……えへへ」


P「卯月……!」ドキガムネムネ


ちひろ「さっきの砂糖のせいかな? 胸焼けが酷い」




P「じゃあ、行こうか」


卯月「はいっ! あ、調理は私がしますので」


P「何だか悪いなー。でも、新婚みたいで、いいな」


卯月「////////////」


ウフフ アハハ ――ガチャン。


ちひろ「……。」


ちひろ「…………。」


ちひろ「………………最後まで無視か!!!」



おわる。



おぉ、人知れずやって人知れず終わらすつもりだったけど、見つかるの早いなww
お目汚しすまん! まぁ、勢いでやったからレベル低いのは許してくれると助かるww
明日は仕事だから、今日はもう寝る! 依頼?とか? 良く分からんが、これは放置するのでさらばじゃ!

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom