こち亀と仮面ライダー555のクロスオーバーです
草加が両津だったらという話です
内容の矛盾とシナリオ崩壊をお許しください
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1466030904
追記:キャラは原作寄りではなくアニメよりの両津です
ツクシオルフェノク「ぎゃああああ助けてぇぇ!」
カイザ(両津)「この野郎!競馬の時間、お前のせいで逃したじゃねーか!」
ドガ ボコ ゲシ
555(巧)「なんだ…あいつ」
真理「どこかで聞いたことがあるような声…」
カイザ「つくしみてーな頭しやがって…!くらえっ!」
レディ(カイザブレイガンブレードモード)
カイザ「くらえ!両津奥義、ブレード乱れうちー」
ザシュザシュザシュ
ツクシ「あんぎゃあああ」
シュウウウ(灰化)
両津「まったく、いっつもわしの邪魔をしやがって、バカオルフェノク!万馬券返せ!」
巧「おい、あんた…」
両津「あん?何だ?ってお前も変身するのかそれに」
真理「ひょっとして両津君?」
両津「ん?お前ひょっとして真理か?塾以来じゃねーか」
真理「久しぶり!っていうか両津君が何で変身してるの?」
両津「たまたまスマートブレイン社のイベントで警備があってよ、そこの研究室にあったもんをわしが頂いたんだ」
真理「ひょっとして…盗んだの?」
両津「何をいってるんだね園田君。これは正当な報酬なのだよ」
両津「(こんな便利なスーツ…オルフェノク退治に使うより金儲けに使った方が絶対有効的だしな…)」にや
巧「じゃああんたも俺達と一緒に戦ってくれるのか?」
両津「ま、まあな!市民を守るのが我々警察官の仕事でもある!」
遡る事数日前
スマートブレイン社にて
両津「ふああ、警備って言われてもすることが無くて暇だ…」
中川「そうですね…それとこの会社、色々と怪しいって噂をよく耳にしますよ」
両津「怪しい噂?なんだそれは?」
中川「何でも変な変身ベルトを作ってるとか」
両津「変身ベルト?子供向けの玩具メーカーでもやってるのか?」
中川「いえ、そうではなく、軍事兵器としてのプロテクターがどうだのって」
両津「何ぃ!?それ本当か!変身は男のロマンだ!中川!見張り頼んだぞ!」
中川「あ!先輩待ってください!…余計な事言わなければよかったなぁ」
研究室
両津「入るぞ!」
研究員「困ります、ここは関係者以外立ち入り禁止です」
両津「何をいってる!わしは警察官だ!怪しい事をしてないか見回りをしてるだけだ!」
研究員「警察でもダメです、今大事な検査を行っていますので…」
両津「検査?ん、そのベルト…まさか!?」
『カイザギア』
研究員「おっと触れないでください、このベルトは生身の人間が触れて変身なんぞしたら」
両津「何々…カイザ…913でいいのか」
『Standing By…』
研究員「え」
カイザ両津「おお!本当に変身してしまったぞ!」
研究員「」
研究員「大変だ!すぐに変身解除を!」
両津「なんでだ?わしは今ヒーローになった気分だ!もうしばらくこのままで居たいぞ」
研究員「ダメです!そのベルトは変身する固体が不適合だと死んでしまうベルトなんです!」
両津「何ぃ!?それを早く言えーーー!」
変身解除
両津「ん?別に何とも無いぞ?」
研究員「へ…そんなバカな…体は…どこも異常なし…ってそっか、あなたはゴリラオルフェノクですね?」
両津「だれがゴリラだ!」
ゴツン!
研究員「うぎゃ!す、すみません…だってベルトに適合して副作用すらないから…」
両津「わしは普通の人間だ!怪人じゃない!それより説明しろ…どういう意味なんだ?」
研究員「え…いやその…」
両津「そうか…そんな非科学的な生命体が存在していたのか…そしてこのベルトはオルフェノクの王様の護衛用と…」
研究員「絶対誰にも言わないでくださいよ、言えば私の命が!」
両津「ああ勿論黙ってるぞ、しかしこのベルトは私が没収する!」
研究員「えええそんなぁ!」
両津「さもないと回りに言いふらすぞ?それにわしはこのベルトの効果を聞かされず装着された…言わば殺人未遂だな…」にやり
両津「そんな事になれば摘発されてこの会社は即座に倒産…わしは別に良いんだぞ?関係ないから」
研究員「わ、わかりました…その代わり絶対内緒ですよ?」
両津「当たり前だ!わしは口が固い!(機能を聞いて驚いた…これさえあれば一儲けできそうだぞ…)」
村上「おやおや、そのベルトを持ってどこへ行くつもりですかお巡りさん」
両津「あんたはこの会社の社長じゃねーか。貰ったんだよここの研究員に」
村上「適合者だったと…?」
両津「よくわからんがなんか変身出来た。便利そうだから貰ってくぞ」
村上「それは無理です。ましてや部外者であり一般市民の貴方にそのベルトを渡す事は出来ません」
両津「あー良いんだぞ?このベルトでわしは殺されそうになったんだ。それを世間に言いふらしたらどうなるか…」
村上「大丈夫ですよ、今ここで…私があなたを始末しますから」
ローズオルフェノクに変身
両津「なんだ!?こいつ怪物だったのか!」
ローズ「この姿を見たからには死んでもらう!」
両津「自分から見せたのによく言うぜ…」
ローズ「やかましい!そのベルトをよこせ!」
両津「嫌だ!これでわしは人稼ぎするんだ!金儲けの邪魔はさせん!」
ローズ「頭おかしいんじゃないのか!?」
両津「やかましい!お前を倒してでもわしはこのベルトを持って帰る!」
BGM
https://www.youtube.com/watch?v=nxgo4jSlkGg&list=PLhcgf9TdWjDb5SWU3a3a_9BFxh5tjW6cH&index=2
ローズ「ええい言葉が通じないのならば…力ずくで!」
両津「ええい負けるかぁ!」
研究員「あのゴリラ人間…ベルトで変身もオルフェノク化もしてないのに社長と力で渡り歩いてる…」
中川「はぁ…やはりやらかしてましたか」
研究員「あのお巡りさん止めてください!あなた同じ部署なんでしょ!」
中川「無理です、あーなった先輩はたとえ神様でも止めることは出来ません」
ローズ「ぐええ!こいつ本当に人間か!?生身でラッキークローバーを軽々上回る腕力だぞ!?」
両津「訳のわからん事を言いやがって!くらえ!ライダーラリアーット!」
ドゴォ
ローズ「うぎゃあああ!」
両津「ライダーバックドローップ!」
ズガァン!
ローズ「ひぃぃぃぃ!!!!」
研究員「あ…社長が負けた」
両津「ま、約束どおりベルトは貰っていくぞ」
村上「はい、両津さん。わが社の粗品ですが存分にお使いください」
両津「いやあ、悪いな社長!口止めりょ…じゃなくて謝罪金まで貰っちゃって!」
中川「完全にゆすりだこれ」
村上「またのご来店をお待ちしています!」
研究員「あの社長…?」
村上「なんか…色々と自信無くしたよ…王の復活とかどうでもよくなってきた…」
研究員「そりゃ生身の人間に手足も出ずですからね…」
村上「言わないで…しばらく引きこもる…」
研究員「は…はぁ…」
両津「と、言うわけだ!このベルトは会社から貰ったものなんだ!」
巧「盗むよりひでぇ…」
真理「相変わらずやることがひどいね両津君は…」
両津「それよりだ、久々に再開したわけだしわしを匿ってくれないか?」
巧「は?」
真理「なんでよ!?」
両津「スマートブレインでの行為が部長にばれたんだ。散々絞られたがまだ機嫌が悪い、お前ん所で1日でもいいから匿ってくれ!」
真理「本当に昔っからクズなんだから両津君は…」
両津「いいだろぉ?何でも手伝うからぞ!家事とか!」
真理「両津君にやらせたら散らかるだけでしょ!」
巧「まぁ、良いんじゃないか。俺は別にかまわないぜ」
両津「おお!ロン毛君!!!君は話のわかる男だ!気に入ったぞ!」ぎゅううすりすり
巧「気色悪い!離せ!!!!」
少し席を離します…終始ギャグ路線で行くつもりです…それではまた
追記:ファイズのストーリーと噛み合ってませんがご了承ください
西洋洗濯舗 菊池 にて
真理「流星塾でたまたま私達が怪物に襲われていたところを両津君が助けてくれたの」
啓太郎「へえ、両津さんって凄いんですねぇ…」
両津「へへっまあな!」
巧「そう言えばどこかで一度あったような…」
両津「ん?お前とは初対面じゃなかったか?」
巧「そうだったっけか…」
両津「たしか…」
遡る事数年前
両津「あー勝った勝った!今日は玉が滝のように出て大儲けだったぞ!」
両津「これで給料日までしのげる!」
両津「今日は家ですき焼きパーティだ!ん…?」
ドラゴンオルフェノク(北崎)「君達を殺しちゃえって頼まれてるんだよね」
真理「きゃああああ!」
両津「なんだ?気ぐるみ着て…特撮ショーか何かか?」
ドラゴンオルフェノク「だからさ、死んじゃおうよ。ね?」
両津「おい、何やってるんだこんな真夜なk…あああああ!」
ドン!
振り上げたドラゴンオルフェノクの腕が両津の自転車にあたり、その際に散らばる食材
ドラゴンオルフェノク「あれ~?ひょっとして見てたの?」
両津「わしの…わしの今日のご馳走が…」
ドラゴンオルフェノク「もうしょうがないなぁ…君にも死んでもらう事になるけど…別にいいよね?」
両津「返せ…」
ドラゴンオルフェノク「はぁ?」
両津「返せ私晩飯を!!!」
ガシ!
ドラゴンオルフェノク「ふぅ、僕と戦うんだ?人間の癖n…いだだだだだ!」
BGM
http://www.nicovideo.jp/watch/sm17611035
クロコダイルオルフェノク「ぐおおおお!」
両津「邪魔だあっちに言ってろ!」下駄投げ
ゴン!
クロコダイル「」バタン
ドラゴンオルフェノク「僕と力で渡り合えるなんて…」ひりひり
両津「貴様ー!この食料全部弁償しろー!!!」
ドラゴンオルフェノク「面白い人間だねぇ…僕に勝てたら考えてあげてもいいよ」
両津「言われんでもそうするつもりだーーー!」
スリッパを用いて高速でドラゴンオルフェノクの顔面をぶったたく両津
ドラゴンオルフェノク「痛ったぁぁ!」
両津「くらいやがれ!ライダージャイアントスイングー!!!!」
ドラゴンオルフェノク「あばばばばぁ!」
両津にブン投げられたドラゴンオルフェノクは塾にぶち当たり建物が崩壊した
真理「」
両津「さあ、弁償してもらうぞ怪物」にや
ドラゴンオルフェノク「ひ…ひぃ!?」
恐れをなしたドラゴンオルフェノクは龍人態へと変化し高速でその場を逃げ出す
両津「あの野郎!絶対にがさねーぞ!!!!!」
両津は自転車に乗り込み物凄いスピードでドラゴンオルフェノクを追いかけて行った
ドラゴンオルフェノク「いくらあのゴリラでもこのスピードには付いて来れないよね…」
両津「待ちやがれ!!!!」キコキコキコ
ドラゴンオルフェノク「バカな!?!?」
ドラゴンオルフェノク「あいつ本当に人間なのか!?」
両津「貴様に言われたくなーーい!!!」キコキコキコ!
ドラゴンオルフェノク「追いつかれる!?!?!!?」
両津「下町で鍛えたわしの脚力をなめるなああああ!」ぶおおおおん!
数分後、ドラゴンオルフェノクは高速で逃げるも下町で脚力を鍛え上げてきた両津に手も足も出ずあっけなく捕まった
北崎「すみませんでした」正座
センチピード「なんで僕まで…」正座
両津「お前ら、これに懲りて二度とこんな事はするなよ」
北崎「はい、この弁償は全て隣の琢磨が行います」
センチピード「そんな!?なんで僕が!!!」
北崎「だって僕お金持ってないし」
両津「ほう、じゃあお前が責任を持って今日の食材を弁償してくれるんだな?」
両津「どうなんだ!?えええ!?!?」
センチピード「ひぃ!?!?払います!払いますからご勘弁を!」
両津「それとわしにこんなにも汗をかかせた罰だ、ちゃんと手数料もいただくぞ」
センチピード「そ、そんなぁ」
北崎「なんなりとお受け取りください」
センチピード「えっと…本当に負けたんですか?」
北崎「うん手足も出なかった」
センチピード「」
両津「ひぃふぅみぃ…だいぶ持ってるじゃねーか。まあ今回はこれで許してやろう」
センチピード「しくしく」
北崎「もう二度と悪さはしません…」
そして数年後
工事現場にて
北崎「僕達はラッキークローバーを辞めました。人間の底の見えない力と未来に希望というものを見出したからです」
北崎「だから僕もオルフェノクでなく人間として静かに人生を過ごすことにしました」
親方「おい兄ちゃん!次はこっちもたのむわ!」
琢磨「は、はいいい!」
両津「というわけなんだ」
巧「へぇ…(良かったずっとあの時茂みに隠れてて)」
真理「両津君は塾のメンバーではなかったけど恩人なんだ」
啓太郎「そんな過去があったんだね」
真理「仕方が無いなぁ…1日だけだよ?」
両津「本当助かる!すまん!」
啓太郎「っていうかここ僕の家!」
巧「なああんた…」
両津「あん?どうした?乾」
巧「あんたは何のために戦うんだ?」
両津「別にわしは戦っていないが」
巧「だってそのベルトはオルフェノクと戦うためのもんだろ?」
両津「それだけに使うのももったいないだろう?」
巧「何?」
両津「逆に聞くがお前はなんでファイズになったんだ?」
巧「俺には夢が無い、夢が無いが皆の夢を守る事はできる」
両津「へぇ、格好良い事いうじゃねーか」
巧「そんなんでも無いさ…俺はたとえ相手がオルフェノクでも助けられるのなら助けたい」
両津「まあ、話が通じるやつならそれも良いだろうよ、警官も似たようなもんだからな」
巧「あんた、割といい奴なんだな」
両津「当たり前よ!わしは誰が見ても善人だ!」
巧「ははっ、よく言うぜ」
両津「待てよ…仮面ライダー…人助け…オルフェノク…これは金になる予感…」
巧「なんか言ったか両さん?」
両津「いや何でも無い、それよりお前、オルフェノクの知り合いは居るか?」
巧「何でだ…?まさか倒すつもりか?」
両津「いや、わしも無益な殺生は好かん!わしの仕事を手伝ってもらおうと思ってな…」
巧「仕事?なんだそりゃ」
両津「ヒーローも食って行くには金が掛かる。世の中綺麗ごとじゃ生きていけんのだ!」
巧「金が絡むとやけにシビアになるなあんた…まあ知り合いが三人居るが…たぶん一人しか来ないと思うぞ…他二人は真面目すぎる」
両津「なんでもいい、そいつだけでも良いから連れてきてくれ!わしも知り合いが2名ほど居る!」
巧「何だかオルフェノクより危ない雰囲気がするよあんた…まあいいや、危害加える気も無いようだし呼んでやるよ」
公園にて
北崎「久しぶりです両津さん」
琢磨「あれから構成して僕たちは真面目に働いています」
海堂「で、なんの用?」
両津「良くぞ集まってくれたオルフェノクの諸君。実は君達に頼みたい事があってだな」
北崎「両津さんの頼みなら喜んで受けますよ!」
琢磨「あの…乱暴な事でなければ」
海堂「帰っていいか?」
修正 琢磨「あれから更生して僕たちは真面目に働いています」
両津「勿論お前達に給料は払う!」
海堂「何!?」
北崎「一体どんな事をするんですか?」
琢磨「なんか不安だなぁ」
両津「お前らはオルフェノクに変身して人様に危害を加えない程度の迷惑行為を働く振りをしてもらいたい!」
琢磨「なんですそれ…」
北崎「両津さん…僕たちはあなたに敗れてから人を襲うのを辞めると決心しました…それは…」
海堂「給料くれるならなんだってやるぜ俺は」
両津「まあ聞け!お前らが悪さをする振りをしてわしがカイザでそれを阻止する振りをするんだ」
海堂「それでそれで?」
両津「お前らが倒れた振りをしてわしが観客から観戦料を頂くという魂胆だ」
北崎「せこすぎる…」
琢磨「でもお金をどうやって頂くんです?」
両津「簡単だ!カイザのエネルギーの源はフォトンブラッドではなくお金という設定にすれば良いんだよ!」
琢磨「回りくどい…」
北崎「それに最近なんだけど、オルフェノクの力を使うと人間体の時に体に負担を感じるんです」
琢磨「そう、だからなるべく変身したくない…」
海堂「そういやそうだな…たぶんだけどオルフェノクの力に人間の体が耐え切れないのかも」
両津「それならわしにいい考えがある」
絵崎研究所
絵崎「なにぃ?オルフェノクの人体的負担を無くす薬をつくれって!?」
両津「たのむよ教授~な?な?こいつで実験していいからさ」
琢磨「はぁ?!」
絵崎「ほほう、それは楽しそ…いややりがいがありそうだ!いい考えだぞゴリラ君!」
琢磨「そんな!何で僕がそんな危ない薬の実験台に!」
両津「成功すればこの世の全員のオルフェノクが救われるんだ!我慢しろ!」
琢磨「そんなあああ!!!」
そして数時間後
絵崎「出来たぞゴリラ君!これがオルフェノクを救う薬、名づけて「オルフェノックス2003」だ!」
両津「でかしたぞ教授!」
絵崎「先ほど琢磨君にも処方したがおかげ様で負担は全てなくなったそうだ!」
琢磨「凄いですよ両津さん!オルフェノクにいくら変身しても体に負担を感じません!」
絵崎「さっそく薬のデータをスマートブレインに送り量産させるよう言っておこう!」
両津「(更に良い事を思いついたぞ…ヒーローで金儲け…さらにオルフェノク共にこの薬を売ればわしは世界一の大金持ちだ…)」
こうして両津の作戦は開始された
ラーメン屋にて
客「わあああオルフェノクだ!」
ドラゴンオルフェノク「君達のラーメンに乗っかってるチャーシューは全て僕のものだ!むしゃむしゃ」
店員「オルフェノクが客のチャーシューを全て奪って食ってる!?」
客2「私のチャーシューがー!」
???「待て待てーい!」
ドラゴンオルフェノク「む!?誰だ!!!」
カイザ(両津)「わしは悪を駆逐する正義の使者、その名も仮面ライダーカイザだ!」
ドラゴンオルフェノク「おのれカイザ…またしても僕たちの邪魔をするか!」
カイザ「ラーメンのチャーシューだけを奪うとはふてぇ野郎だ!覚悟しろー!食らえカイザパンチ!」
ドラゴンオルフェノク「ぐう!何をこしゃくな!ドラゴンパンチ!」
カイザ「ぐわー!ダメだ…力が出ない!」
客1「負けるなカイザ!」
店員1「頑張れー!」
客2「諦めないで!」
カイザ「すまんみんな…このカイザのプロテクターの原料は金なんだ…!わしの勝利を本当に望むのならわしに金を投げてくれ!」
客「お安い御用だ!」
チャリン!
客2「平和にラーメンが食べれるならお金は惜しまないわ!」
チャリンチャリン!
店員「店を守ってくれる正義の味方のためだ!受け取ってくれ俺達の思い!」
チャリンチャリンチャリン!
野次馬「俺達も加勢するぞ!おーーーーーー!」
チャリンチャリンチャリンチャリン!!!!!
カイザ「うおおお!わしに力がみなぎってきたぞーーーー!」
琢磨&海堂「えっさほいさ」←金を回収
カイザ「よおおし!受けてみろ!必殺の…カイザキーーーック!!!」
ドラゴンオルフェノク「バカなああああああああ!覚えていろカイザ!!!!」
ドカーン←演出用花火
野次馬「すげぇ…あんなヒーローが居たなんて…」
野次馬2「カイザ…かっこいいわ…」
この噂はたちまち世間に広まった
スネークオルフェノク「はーはっはっは!この牛丼屋は俺様が占拠した!全て俺様の食料となるのだ!」
カイザ「待て待て待てぇぇぇい!」
観客「あ!カイザよ!カイザが来てくれたわ!」
観客2「お金を投げてパワーを与えるのよ!」
観客3「負けるなカイザーーーーーーー!!!」
チャリンチャリンチャリン!
カイザ「うおお!パワーがみなぎるぞーーーーーー!」
ドラゴンオルフェノク「えっさほいさ!」←龍人態による高速資金回収
………
……
…
センチピード「はぁはぁ…お嬢さん…よかったら僕と一緒に楽しい事しませんか?」
女性「きゃあああああ!」
カイザ「待て待て待てーーー!変態オルフェノクめ!!!!か弱い女性を襲うとはなんたる卑劣!!!」
センチピード「お、お前はカイザ!」
カイザ「今すぐその女性を放せ!」
センチピード「何で僕だけこんな役…ぐすん」
通行人「カイザだ!カイザが来てくれたぞ!」
通行人2「金を投げてカイザを応援するんだ!」
女性「負けないで私達のカイザ!」
一同「カイザ!!カイザ!!!カイザ!!!!」
チャリンチャリンチャリン
ファイズ海堂「えっさほいさ!」←巧から借りたファイズギアとファイズアクセルで高速資金回収
………
……
…
こうして正義の味方、カイザの評判は全国でも有名となりいまや国民のヒーローとなった
両津「カイザグッズも予約で満杯だ、玩具も飛ぶように売れているし評判は上々だな」
北崎「でも最近怪しまれてますね僕たち…」
琢磨「だって毎度悪さをするオルフェノクが僕たち三人の誰かですもん…」
海堂「俺の仲間にも頼んだが物凄く嫌そうな顔で断られたよ」
両津「大丈夫だ、もう少し荒稼ぎしたらとんずらすれば問題は無い、変身したわしらの人間の姿なんぞ誰もわからんしな」
北崎「それもそうですね!それにこの仕事のおかげで僕は生活が楽になりましたよ!やっぱり人生金だなぁ」
琢磨「何かラッキークローバーにいた時より色々とダメになってる気がしますよあなたは」
海堂「まあ俺は収入があればなんでもいいさ」
両津「この調子でどんどん稼ぐぞ!」
一同「おう!」
亀有派出所
中川「大人気ですねカイザ…」
麗子「でも最近黒い噂も耐えないわ」
中川「ええ、何でもカイザがオルフェノクとグルになって民衆から金を巻き上げてるんじゃないかと…」
麗子「お金が原動力なんてどこかの誰かさんそっくりね」
中川「そういえば最近先輩見ませんね…」
麗子「そういえば…」
中川&麗子「まさか…」
北崎「今日が最後の仕事ですね」
琢磨「本当大変でしたがだいぶ儲けましたよ」
海堂「この仕事が終わったら俺一生遊んで暮らすわ」
両津「ああ、今日で仕事納めだ!お前ら気ぃ抜くんじゃねーぞ!」
北崎「今まで世話になった両津さんのために今度は僕たちが率先して悪さを行いますよ!」
海堂「両津の旦那は最後くらい楽してくれよ!」
両津「お、お前ら…うぐ、泣かせるじゃねーか!」
そして…
おもちゃ屋にて
部長「やめろ!それは孫に買ってあげる限定品の玩具なんだ!」
ドラゴンオルフェノク「へぇ、限定なら高く売れそうだ…これは僕が貰った!」
センチピードオルフェノク「それ何気に本音でしょう…なんか最近両津さんに似てきてますよ…」
スネークオルフェノク「大人しくしてたほうが身のためだぜおっさん…」
部長「ええい怪物め…!!!!!」
カイザ「待て待て待てーーーー!」
部長「おお!カイザ!来てくれたのか!!孫に買ってやろうとしたおもちゃがあいつらに奪われた!取り返してくれ!」
カイザ「げ…ぶ…部長!!!(馬鹿たれ!よりにもよってなんで部長を襲うんだ!!!!)」
部長「ん?どこかで聞いたような声だが?」
カイザ「い、いえ気のせいですよ、それより避難してください!ここはわしが何とかしますんで!」
部長「頼む!あの玩具はアレで最後なんだ!孫を喜ばすために何としてでも取り返してくれ!」
カイザ「わかりました!!!」
カイザ「貴様ら!子供の夢を壊すとは失敬なやつらだ!このわしがやっつけてやるぞ!」
ドラゴンオルフェノク「おのれカイザ!二度ならず三度も!」
スネークオルフェノク「今度は三人でコテンパンにしてやる!」
センチピードオルフェノク「覚悟しなさいカイザ!」
カイザ「三人が相手だと!?お金パワーがもっと必要だ!皆!力を貸してくれーーー!」
客「カイザがピンチだ!皆お金を投げろー!」
客2「頑張れカイザー!」
客3「負けるなーーー!」
チャリンチャリンチャリン
カイザ「うおお!力がみなぎってきたぞ!ありがとう少年達!」
カイザ「てりゃー!」
ドガバキ
ドラゴンオルフェノク「ぎゃあああ!」
スネークオルフェノク「ぐええええ!」
センチピードオルフェノク「ぐわあああ!」
スネークオルフェノク「あ…5000円札だ…回収しよ」
子供「あれ、なんでカイザのお金を悪者のオルフェノクが取るの?」
スネークオルフェノク「え、いやそのこれは…」
カイザ「あのバカ…!」
スネークオルフェノク「あ、いやその…これは…」
子供「ひょっとしてオルフェノクとカイザは仲良しなの?」
ドラゴンオルフェノク「やばい…」
大人「どういう事?」
大人2「まさか…これってひょっとして…全部金を巻き上げるための演出だったのか?」
カイザ「(やばいぞ…このままじゃ今までの行動が全てばれてしまう)」
部長「ありがとうカイザ!おかげで玩具を買って帰れそうだ!ありがとう!」
カイザ「いいえとんでも在りませんよ部長!この両津勘吉職務を全うしただけあります!」
部長「何を言っているんだね?君が両津?」
カイザ「しまった!ついいつもの乗りで! いや!いつも両津さんっていう警察官の良い評判を聞くので!」
部長「そうなのか…?ヒーローから褒められるなんてあいつも幸せ者だ…それより玩具は?」
カイザ「ああ、後ろにちゃんとおちてまs」グシャ
謝って玩具を踏みつけてしまう両津カイザ
部長「あ…あ…苦労してやっとみつけたおもちゃが…」
カイザ「申し訳ありません!わしとしたことが!」
部長「…いやいい…命を救ってもらえたことだけでも感謝せねばならんしな…」
カイザ「そ、そうですか…すみません」
『エラー』
ガシャン
突如変身が解除されベルトが外れる
両津「あ、あれ…」
ドラゴン「あ」
スネーク「あ」
センチピード「あ」
部長「…」
両津「おっかしいなぁ~!ベルトが故障したのかな!」
ベルトは突如灰となって消えてしまった
部長「どういう事だ両津…説明しろ」
北崎「あ!僕本職の方戻らなきゃ!両津さんまたあとで!」←高速形態で即座に逃げる北崎
琢磨「あ!まってくださいよーーーー!」
海堂「なんかやばそうだしそろそろずらかるわ」
両津「な!?お前ら!!!!待てーーー!」
部長「前から怪しいと思っていたんだ…お金を原動力とするヒーロー…やはり正体はお前だったか両津…」
両津「こ、これは違うんです部長ーーーーーー!」
部長「しかも孫が楽しみにしていた玩具をこんなにしおって…」
部長「ぶぁっかもーーーーーーーーん!!!!!」
そしてスマートブレイン社にて
両津「どういう事だ!なんでベルトが灰になってなくなったんだ!!!!」ガシィ!
研究員「前代未聞の出来事です…両津さん貴方の力にカイザのベルトが耐えられなくなって崩壊したんですよ…」
両津「ふざけるなー!おかげで民衆にこれまでの行為が全てばれて稼いだ金を全額返す羽目になったんだぞ!全部お前のせいだ!」ユサユサユサ
研究員「そんな滅茶苦茶な!!!!」
両津「でも待てよ…そういえば教授に頼んだ『オルフェノクッス2003』があったな…あれでまた再起すれば…」
ズドン!スマートブレイン社突如揺れる
両津「なんだぁ!?」
スマートレディ「大変です!『オルフェノックス2003』を求めてオルフェノックスたちがビルに押し寄せてます!」
スマートレディ「しかも大変人気で薬の生産が間に合って無い模様で…」
両津「社長の村上はどうした!」
研究員「それが以前のあの件から自室に篭ってパソコンしたりゲームしたりで部屋から出てこないんです」
両津「まったく社長の癖してどれだけメンタル弱いんだ!」
オルフェノク1「薬を売ってくれー!!!」
オルフェノク2「こっちは家族のぶんもまとめて買うぞ!」
オルフェノク一同「売ってくれーーーーーーー!」
両津「バカ!お前らちゃんと並べ!お前らの力でビルが崩れる!!!!」
その後ビルは押し寄せたオルフェノクのおかげで倒壊した
BGM
https://www.youtube.com/watch?v=s-_NCyjFJMQ
派出所
両津「 広がる… 宇宙の中… Can you feel?…」
両津「小さな地球の話をしよう…」
中川「先輩昨日からずっと項垂れてますね…」
麗子「まあ自業自得ね…」
中川「なんか新聞でこう書いてありますよ」
正義の味方カイザ、詐欺ではなかった!
怪人を撃退した後、お金は市民全てに返されたそうだ
今まで疑っていた人達も信頼が戻り、今後に期待が持たれてる様だ
中川「それと教授が作ったオルフェノクの特効薬…あの資金はボランティア団体に寄付されるよう教授が契約してたらしいです…」
麗子「ちょっと可哀想だけど仕方が無いわね」
部長「まったく、ほれ両津!今日は別のオルフェノクが公園を占拠してるそうだ!新しいカイザギアが届いたからこれでやっつけてこい!」
両津「も、もう仮面ライダーなんてこりごりだあああああ!」
完
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません